看護師の転職

スーパーナースは利用すべき?723人の口コミ評判からわかる特徴と全注意点

スーパーナースの利用を検討していても、

「どんなサービスなんだろう?」
「悪い評判はあるんだろうか?」

と気になりますよね。

結論、スーパーナースは多忙な看護師さんでも「サポートが手厚かった」「期待以上の職場に転職できた」と評判の高いサービスですが、

一方で「満足できなかった」というネガティブな口コミも多数寄せられているので、全ての方におすすめできる転職サービスではありません。

不安な方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング|口コミ評判&求人数を徹底比較』で紹介しているような『看護roo!』や『看護のお仕事』と併用した方が無難でしょう。

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看護師さん723人のリアルな口コミでわかった転職サイトの全知識

「看護師向けの転職サイトっていいのかな..?使った人の声が聞きたい!」「どの転職サイトの口コミがいいんだろう」など看護師さんが転職を考えた時に転職サイトの口コミが気になりますよね。

723人の口コミを読んでわかったのが、看護師向けの転職サイトを使えば、転職の成功率がグッと高まるので上手に選んでうまく使っていくべきということです。

しかし、転職サイトを使って、うんざりしている方がいるのも事実なので、サイト選びは慎重にしなければいけません。

このページでは元看護師で、今は人材会社で働く私が「看護師向けの転職サイト」について看護師さん723人の口コミを参考にしながら以下の流れで解説していきます。

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医療ワーカーの評判は悪い?723人の口コミを徹底検証して分かった登録前の注意点

「医療ワーカーに悪い評判はない?」と気になりますよね。

医療ワーカーは年間転職成功者数10,000人を超える(2020/4-2021/3 公式より)大手転職サイトで利用者が多いこともあって、悪い口コミが一切ないわけではありません。

実際に、当サイトで医療ワーカーに関する口コミ・評判を集計したところ、「連絡がしつこい」「対応が雑だった」などのネガティブな口コミがチラホラと見られました。

ただ、医療ワーカーは転職支援実績が豊富で、他の転職サイトにはない強みもあるので、良い面・悪い面を正しく理解した上で利用すれば、転職活動の心強い存在となるでしょう。

そこでこの記事では、転職経験を持つ看護師を対象に行ったアンケート結果やネット上の口コミをもとに、医療ワーカーの評判を徹底検証しました。

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助産師におすすめの転職サイト7選!85社を求人数&口コミで比較

「助産師の求人が多い転職サイトを知りたい」とお考えですね。

助産師求人の数は、転職サイトによって異なるので、登録したものの求人が見つからないという事態も起こり得ます。とはいっても、どのサイトであれば求人がたくさんあるか分からないという方がほとんどでしょう。

そこでこの記事では、転職のプロとして多くの方の転職支援をしてきた私が、85社以上ある看護系転職サイトの中から、助産師の転職におすすめのものを厳選して紹介します。
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看護師の転職サイト目的別おすすめ8選|17社を口コミ比較

看護師転職を考えている方の中には、

  • 評判の良い看護師向け転職サイトを知りたい
  • 看護師向け転職サイトは数が多すぎて、どれを選べば良いか分からない

と悩んでいる方も多いでしょう。

そこでこの記事では、数多くの看護師転職をサポートしてきた私が、転職経験のある看護師723人からの口コミ調査をもとに、本当におすすめの転職サイトを徹底比較しました。

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看護師が『使わない方がいい』転職サイト・エージェント|200人の口コミから徹底検証

看護師転職を考えている方の中には、

  • 「転職サイトは使うべきなのだろうか?」
  • 「どの転職サイトに登録すれば良いのか分からない」

という方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと看護師転職では、転職サイトは使うべきです。

ただし「使うべき転職サイト」と「使わない方が良い転職サイト」があるため、正しく見極めないと、非効率な転職活動を行うことになってしまうでしょう。

そこでこの記事では、「看護師が使わない方が良い転職サイト」、反対に「看護師が使うべき転職サイト」について詳しく解説します。

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看護ルー(看護roo!)の評判は?723人の口コミを徹底分析

「看護roo!って評判悪いの?」「使った人の口コミが見てみたい」と、お考えではありませんか?

看護roo!は満足度96%と、多くの看護師さんから人気の転職サイトで、実際に利用者の口コミを集計してみても、高評価の意見が大多数でした。

ただ、良い評判だけではなく、ネガティブな本音も多く寄せられています。

そこでこのページでは、CareerTheoryが看護師723人を対象に調査した「実際の利用者へのアンケート」を元に、看護roo!の口コミを詳しくまとめました。

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産業保健師の求人が見つかる!おすすめの転職サイト・エージェントランキング|口コミ評判&求人数を比較

産業保健師の転職で求人探しをしていても、

  • 「どの転職サイトを使えばよいのだろう」
  • 「似たようなサイトたくさんあり、どれが1番良いか分からない」

と悩まれる方も多いかと思います。

産業保健師は、求人数が非常に少なく、かつ人気の職種です。

そのため、保健師の転職に強みのあるサイトを活用し、「いかに選択肢を広げるか」が、転職の成功・失敗を決定づける鍵となります。

そこでこの記事では、転職のプロとして数多くの保健師の転職をサポートしてきた私が、看護系転職サイトを徹底調査し、産業保健師の求人探しに本当におすすめできるものをランキング形式でまとめました。

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「ナースではたらこ」は使うべき?723人の口コミを徹底比較!

「ナースではたらこってどんなサービスなんだろう」「評判はどうなっているのかな」など、ナースではたらこはどんなサービスなのか気になりますよね。

ナースではたらこは抜群のサポートに加え、行きたい病院を「逆指名」できるなど、間違いなくおすすめできる転職サイトですが、注意点もあります。

このページでは元看護師で、現在は看護師向けの転職サイトでカウンセラーとして働く私が以下の観点でナースではたらこについて詳しく解説をしていきます。

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看護師の産休・育休事情。気になるお金関係の知識から産休まで安全に働くポイントも解説!

「産休・育休中の給料はどうなる?」
「看護師は切迫早産が多いというけど産休まで無事に働けるか不安」

現在妊娠中または将来妊娠を希望していて、産休・育休にまつわる疑問や妊娠中の働き方に不安がある看護師も多いのではないでしょうか。

産休・育休中は給料は出ませんが、必要な手続きをおこなうことでさまざまな手当を受け取れます。

また、看護師は切迫早産になる人が多いというデータは事実なので、妊娠中は身体を最優先に考え業務を調整しながら働く必要があるでしょう。

この記事では、産休・育休に関する基礎知識や気になる手当のこと、看護師が産休まで安全に働くためのポイントを現役看護師で2児の母である筆者が解説します。

  1. 産休・育休ってどんな制度?
  2. 産休・育休中は給与が出ない!税金の支払いやかわりにもらえる手当を解説
  3. 産休取得までの流れ
  4. 看護師が産休まで安全に働くためのポイントは?
  5. 【人間関係編】スムーズに産休に入るために心がけること
  6. 【手続き・事務系】スムーズに産休に入るためにやっておくこと
  7. 産休・育休からの復帰後の働き方

この記事を読めば、産休・育休や妊娠中の働き方に関する様々な不安や疑問が解消されるでしょう。

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看護師の辛い・キツイ夜勤の乗り越え方|どうしても限界な時の夜勤のない働き方

「夜勤がつらい」「夜勤のない働き方ってどうなの?」

とお考えですね。

24時間体制で患者さんの病状管理を行うためには、看護師の夜勤は欠かせません。しかし、生活リズムの乱れを感じたり、少ない人数で業務分担したりすることもあり、負担が大きいと感じてしまいますよね。

とくに人手不足の職場では夜勤の回数が多くなりがちで、夜勤でも残業をしないと仕事が終わらずに疲れを感じている方もいるでしょう。

夜勤により収入アップやスキルアップといったメリットは得やすいですが、心や身体の不調を感じているのであれば、夜勤を続けることはお勧めしません。

上司に相談して夜勤のない働き方に変えてもらうか、夜勤のない職場に転職したほうが、あなたのためになるでしょう。

そこで、この記事では元看護師で夜勤専従で働いた経験もある私が、夜勤の辛さや乗り越え方、夜勤をしない働き方などをご紹介します。

  1. ここが辛い!夜勤をする看護師が抱える5つの悩み
  2. 明日から使える!夜勤の乗り越え方5選
  3. もう夜勤はしたくない!おすすめの対処法3選
  4. 夜勤の無い働き方とは?おすすめしたい7つの職場

この記事を読めば、夜勤とうまく付き合う方法を知ることができ、夜勤のない働き方について網羅的に学ぶことができるでしょう。

1. ここが辛い!夜勤をする看護師が抱える5つの悩み

夜勤をしながら働く看護師のなかには、様々な負担を感じながら働いてる人も多いです。この章では、夜勤をしながら働く看護師が抱えやすい5つの悩みを紹介します。

1-1. 生活リズムが不規則になる

夜勤をしていると生活リズムが不規則になりやすく、辛いと感じてしまいますよね。

実際に夜勤をしていると、以下のような悩みを感じている方もいるようです。

口コミ・評判

匿名 さん(22歳)
夜勤が辛いです。人手が足りず、若いからという理由だけで、今月も10回以上夜勤に入らなくちゃいけません。夜勤が続くと曜日感覚無くなるし、時間間隔もおかしいのか、目が覚めるといつも「遅刻した!!」と焦ってしまいます。何も気にせず眠りたいです。

人間はサーカディアンリズムと呼ばれる周期で体内環境を調整していますが、夜勤によりサーカディアンリズムが崩れると、以下のような症状を引き起こすと言われています。

  • 昼間に頭がぼーっとする
  • 食欲がない
  • 寝ようとしても眠れない

看護師の仕事の特性上、夜勤は避けられません。病院によっては、夜勤の翌日は必ず休日にしたり、3交代制の夜勤を正循環(サーカディアンリズムに合わせた勤務の組み方。一例として日勤→準夜→休み→深夜といった順番で勤務する)を導入したりしていますが、生活リズムが整わず体調不良を感じる方も多いです。

1-2. 体力的な負担が大きい

夜勤では体力的な負担を感じる場面も多くありますよね。「日勤で働いてる時よりも、夜勤で働いている時のほうが神経を使う」と話す方も少なくありません。

口コミ・評判

匿名 さん(36歳)
患者さんのケアには日勤も夜勤も関係ありません。効率よく業務が終わるようラウンドしていても、頻回のナースコール対応に追われることもあれば、急変や急患などの予想外の出来事だって起きます。ずっと気を張っているので、夜勤が終わる頃にはドッと疲れてしまいます。

口コミ・評判

匿名 さん(39歳)
年々、夜勤がきつく感じます。家に帰ってもこどもがいるので十分休めず、疲れたまま次の勤務なんてこともザラです。一日でいいから、何も考えず熟睡したいです…。

入院している患者さんの容態によっては、日勤と変わらない業務量が求められるため、体力の消耗が激しいと感じる方も多いです。また、家庭と両立しながら働いていると、帰宅後もまとまって休息するのが難しくなります。

看護師は体力勝負の仕事なので、夜勤後はとくにリラックスやリフレッシュする時間が大切です。しかし、仕事との切り替えがうまくできなかったり、休息できる時間が十分でなかったりすると、疲労が蓄積する一方でしょう。

1-3. 夜勤手当に不満がある

夜勤手当に不満を感じてしまうこともありますよね。夜勤の業務量に見合った手当がもらえず、モチベーションが下がると感じる方もいます。

口コミ・評判

匿名 さん(21歳)
初めて夜勤に入った翌月、思ったほど給料が上がらずへこみました。「回数多く入れるようにならないと、そこまで給料上がらないよ」と先輩に言われていましたが、まさかここまでとは…。夜勤は人も少ないし大変なんだから、もう少し1回あたりの手当を増やしてほしいです。

上記の方のように、夜勤手当と実際の業務量が見合ってないと不満を感じずにいられませんよね。

一方、夜勤手当が高額な職場に勤めていても悩んでいる方もいます。

口コミ・評判

匿名 さん(22歳)
夜勤手当が高額な分、夜勤回数が多い月と少ない月の給料の差が激しい。日勤でも夜勤でも大変なのは一緒なのに、給料明細を見て落ち込む月もある。本当は夜勤が辛いから回数を減らしたいけど、給料が低くなるから減らせない。

夜勤手当が高い職場では、夜勤回数によって給料の額が大きく変動するので、(特に家賃などの固定費が高い人ほど)夜勤に入らざるを得ないようです。

夜勤による負担と夜勤手当のバランスがとれないと、働き続けるのが苦しくなってしまうでしょう。

1-4. 求められる責任が重い

夜勤で求められる責任は重く、押しつぶされそうになった経験のある方もいますよね。

夜勤はスタッフの数も少なく気軽に相談しづらいので、一人で気負ってしまうこともあるでしょう。また、夜間せん妄などによるルート類の自己抜去やベッドからの転落などのトラブルも起こりやすいので、気が張ってしまうと話す方もいます。

口コミ・評判

匿名 さん(23歳)
日勤と違ってスタッフが少ないから、先輩もピリピリしている気がします。自分もしっかりしなきゃって思うけど、まだ出来ないことも多く迷惑になってないか不安です。なにかあったら自分の責任なので、いつもトラブルなく仕事が終わってほしいと願うばかりです。

口コミ・評判

匿名 さん(24歳)
夜勤中はずっと気が張っていて、仮眠もうまくできません。いつも一睡もできないので、仕事が終わる頃には疲れすぎて何もできません。頭では仮眠をとったほうがいいのはわかってるんですが、ナースコールが鳴ったら…と考えると熟睡は難しいです。

夜勤では看護師の数も少ないので、どうしても周囲には頼りにくい状況になってしまいます。こうした責任の重さから、緊張して休憩時間になってもうまく切り替えできない方もいるようです。

責任感の強い人ほどプレッシャーを感じやすく、結果的に夜勤が辛くなってしまうのでしょう。

1-5. 苦手な人と一緒に勤務しなくてはならない

苦手な人と一緒の夜勤だと、苦痛を感じてしまいますよね。スタッフの人数が少ない中で人間関係に気を遣いながら夜勤をこなすとなると、ストレスを感じてしまう方もいます。

口コミ・評判

匿名 さん(25歳)
キツイ性格の先輩と夜勤する時は本当に辛いです。夜勤だといつも以上にテンションも低く、話しかけるなオーラを出してるので近寄れません。夜勤は、一緒に働く人によって仕事のやりやすさが全く違うので、勤務表が出た時は夜勤のメンバー確認は欠かさずしていますね。

口コミ・評判

匿名 さん(32歳)
ある先輩にいつも無視されています。私が仕事できないせいかもしれませんが、なぜ無視されるのかわからず苦しいです。
1カ月に1回くらいはその先輩と一緒の夜勤に当たるので、毎回胃を痛めながら仕事しています。

夜勤に限らず、働くうえでスタッフ同士の協力は欠かせません。しかし、キツイ性格の人と一緒の夜勤だと仕事以外のところで気を遣わなくてはならず、苦痛を感じている方もいます。

シフトの関係上、同じ夜勤になることは避けられないので、どう対処すべきか頭を抱えてしまうでしょう。

関連記事:
看護師が性格キツい人ばかりなのはなぜ?よくある特徴とうまく付き合うための5つの秘訣

2. 明日から使える!夜勤の乗り越え方5選

1章でもご説明しましたが、夜勤は本来の人間の生体リズムに逆らう働き方なので、心身にかかる負担は大きいです。

しかし、看護師には24時間体制で患者さんのケアを行う役目があるので、夜勤を避けることは難しいですよね。

そこで、本章では今よりも夜勤を楽に乗り越えられる方法を5つご紹介します。

詳しく見ていきましょう。

2-1. 夜勤前でも日勤に合わせた生活リズムを意識する

夜勤前であっても、長時間の睡眠はせず、日勤と同じような生活リズムを意識して過ごすことをおすすめします。

意外かもしれませんが、昼間に長時間睡眠をとると、かえって心身に悪影響を及ぼします。

日本看護協会によると、昼間は体温が上昇するので活動に適しており、睡眠をとっても疲労回復効果が低いと言われているのです。

夜間の睡眠ではこれらが交互に出現し疲労回復に寄与しますが、昼間の睡眠では情動ストレスを解消するレム睡眠が上手にとれないことがわかっています。夜勤をすれば昼間に睡眠をとらざるを得ませんが、昼間の睡眠は疲労回復効果が低いため、疲労感や眠気を感じた状態で勤務をすることになり「つらい」と感じるのです。

引用:日本看護協会 | コラム:夜勤のための上手な睡眠のとり方

夜勤を乗り切るために睡眠をとったはずが、かえって生活リズムを乱すことに繋がってしまい、逆効果になってしまうのです。

<昼寝をするなら20分前後にする>

夜勤前の睡眠が良くないとわかっていても、眠らないで夜勤に行くのは抵抗を感じるという方もいるかもしれません。そんな方におすすめなのは、短時間の昼寝です。
NASAが行った実証研究によると、20分前後の昼寝には疲労回復を促すだけでなく、集中力ややる気をアップさせる効果があると言われています。ただし、30分以上昼寝してしまうと、目覚めが悪く起きてからもぼーっとした状態になるので、20分前後に留めてください。

夜勤専従でない限りは、20分前後の昼寝を上手く活用し、日勤に合わせた生活リズムを意識して過ごすように心がけましょう。

2-2. 夜勤中は短時間でも仮眠する

夜勤中は短時間でも仮眠することが重要です。

「夜勤中に寝たら動けなくなる」とお考えの方もいるかもしれませんが、夜勤中の仮眠はサーカディアンリズムに沿った休息ができ、疲労の軽減に繋がります。

日本看護協会によれば、夜勤中の仮眠はいつもの夜間睡眠と同じ「睡眠時間帯」に眠るため、疲労回復に必要な深い睡眠がしやすく効率的に疲労回復効果が得られるそうです。また、仮眠によって勤務終了までの夜間の覚醒時間が短くなり、ヒヤリ・ハットの発生防止にもつながるとしています。(引用:コラム | 夜勤中の仮眠を取ろう

このように、夜勤中の仮眠は疲れをとるだけでなく、医療ミス防止にも役立っているのです。

仮眠が苦手な方におすすめの対処法

夜勤中の仮眠にはメリットがあるとわかっていても、「夜勤中に仮眠をとると動けなくなる」「仮眠が取れる時間がない」とお悩みの方もいるでしょう。

そんな方におすすめの仮眠の取り方、仮眠に対する考え方をご紹介します。

(1). 仮眠できる場所を確保する

仮眠室や休憩室を利用し、仮眠しやすい環境を整えましょう。

当たり前ですが、誰でも出入りができるような場所ではうまく仮眠ができません。しっかり仮眠できる環境を整え、照明を暗くして仮眠をすることで、効果的な仮眠を取ることが大切です。

(2). 周囲にナースコール対応をお願いする

可能であれば、仮眠中のナースコール対応は他のスタッフにお願いしましょう。

職場の慣例で休憩時間でもナースコール対応が必要な方もいるかもしれませんが、一緒に働くスタッフとコミュニケーションをとり、お互いに休憩時間はゆっくり休めるように調整しましょう。

これは筆者の体験談になりますが、筆者は夜勤の休憩時間でも「先輩にナースコールお願いするのは申し訳ない」と考え、仮眠中でも院内PHSを肌身離さず持っていました。しかし、当時の副師長さんと同じ夜勤になった時に「あなたがそうやって休憩中でもナースコール取ってると、他の人は休みにくいのよ。病棟が落ち着いている時は、しっかり休むこともプロとして大切」と言われ、良かれと思ってやっていたことが裏目に出てしまった経験があります。

一緒に働くスタッフにナースコールをお願いするのは、決して悪いことではありません。

どうしても気が引けるなら「もしかしたら〇〇さんからコールが鳴るかもしれないので、対応お願いできますか?」「もし対応難しそうなら、呼んでください」と一声をかけておくだけで相手の受け取り方も変わってくるはずです。

(3). 短時間でも良いと割り切る

患者さんの病状や業務量によっては、長時間の仮眠が難しい場合もあるでしょう。

そんな時は短時間でも良いと割り切ることも必要です。

航空整備士を対象としたある研究では、10分程度の仮眠でも、パフォーマンスが向上するという結果が示されています。(参考:日本看護協会|夜勤中の仮眠を取りましょう

忙しい時は休憩することを忘れてしまいがちですが、短時間でも良いので仮眠をとり、安全に夜勤が行えるように整えましょう。

<どうしても眠れないなら目を閉じるだけでもOK>

短時間の仮眠が難しい時は、目を閉じるだけでも問題ありません。人間は視覚から多くの情報を受け取るので、目を閉じるだけで情報を遮断することができ、脳の疲労回復が期待できます。
「がんばって仮眠しなきゃ」「眠れない、どうしよう」と焦るくらいなら、短時間で構いませんので目を閉じてゆっくり過ごしてみてください。

(4)すぐ眠れる方法を試す

「仮眠が苦手で職場だと眠れない」とお悩みなら、すぐ眠れる方法を試してみるのがおすすめです。

たとえば、アイマスクや市販の快眠グッズを職場に持ち込んで利用したり、眠れる音楽を聴きながら目を閉じたりするだけでも休息ができるでしょう。

また、米軍が使っているたった2分で眠れるテクニックというユニークな方法もあります。

この新しいテクニックを使うと、どんな状況下や環境でも、昼夜問わず、軍隊は2分以内に眠りにつけるようになった。6週間のトライアル期間で成功率は96%。背景にノイズがある環境の場合もあった。ではその方法を見てみよう。

<2分で眠りに落ちる方法>

①ゆっくりと深呼吸し、顔の筋肉をリラックスさせる。額や顎、目の周りの緊張を解く。

②体をリラックスさせる。まず始めに、肩をできるだけ低い位置まで下ろす。それから、片方の上腕と前腕を緩め、次にもう片方もそうする。

③深呼吸して、ゆっくり息を吐き出しながら上半身をリラックスさせ、次に大腿から膝下まで脚の緊張を解く。

④全身を10秒間リラックスさせたら、心をクリアにする。そのために、次のうちのひとつを使って、やってみよう。
上空に青空が広がり、静かな湖に浮かべたカヌーに寝そべる自分をイメージする。
真っ暗な部屋に吊った黒いベルベットのハンモックに乗っている、心地よく温かな自分をイメージする。
「考えるな、考えるな、考えるな」と、10秒間何度も繰り返して言う。

最低10秒間、身体的にリラックスして心が空っぽになれば、眠りにつける。

引用:Medium.com|米軍直伝の2分で眠れるコツ

様々な方法を試している内に自分に合った方法が見つかるはずなので、まずはやってみることをおすすめします。

2-3. 眠気が強い時は眠気覚ましのグッズに頼る

夜勤を乗り切るために色々試しても、体調が悪かったり連勤が続いていたりすると、どうしても夜勤中疲れて眠くなってしまいますよね。

眠気が強い時は仮眠をとることが一番効果的ですが、仮眠を取る時間がない方や仮眠をとっても眠い方は、眠気覚ましグッズに頼るのも一つの手です。

<眠気覚ましにおすすめのグッズ>

  • 疲れ目用の目薬
  • クール系の歯磨き粉
  • 軽い夜食やお菓子(酸味の強いものや、噛みごたえのあるものがおすすめ)
  • コーヒー(効果が出るまで20~30分程度の時間が必要)
  • 冷却シート(首筋や鼠径部等に貼る)

また、グッズだけでなく下記のような工夫をすることで、より眠気を感じにくくなるでしょう。

  • 照明の明るい場所で過ごす
  • ほかのスタッフと談笑する
  • 溜まっている事務仕事などに取り組む
  • ストレッチを行う
  • 外の空気を吸いに行く
  • 朝方、日光にあたる

長時間の夜勤を乗り切るためには、一つだけでなく複数の方法を試してみるのがおすすめです。

2-4. 夜勤明けはリラックスして過ごし、なるべく日光を浴びる

夜勤明けは、リラックスして過ごすことが大切です。

生活リズムを整えるためにも、可能であれば、睡眠は短時間に留めて日光を浴びるように心がけましょう。

<夜勤明けにおすすめの過ごし方>

  • 睡眠:短時間がおすすめ(ただし、翌日も夜勤の場合や体調がすぐれない場合は無理せず眠る)
  • 運転:事故を引き起こす可能性があり、おすすめしない。
  • 運動:ストレッチやヨガなどリラックス効果の高い運動がおすすめ。激しい運動をするなら、仮眠をとってからにする。
  • 活動:日光を浴びて、生活リズムを整える。
  • 飲酒:疲れにより酔いやすい状態なので、飲む量はほどほどにする。

上記で紹介した以外に「友人と遊ぶ」「好きな映画や動画を見る」など、思いっきり好きなことを楽しむことが大切です。夜勤を頑張った自分をしっかり労い、リフレッシュできる時間を過ごしましょう。

疲れがたまっている方は『看護師はもう疲れた!限界寸前な毎日を今すぐ抜け出す科学的な対処法』で心と体の疲れをとる科学的な方法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

2-5. 夜勤明けの食事は消化の良いものをとる

夜勤明けは消化の良いものを食べるように心がけましょう。

グラタンや煮物など、温かくて消化しやすいものを食べると◎

引用:東京労災病院治療就労両立支援センター|深夜勤務者のための 食生活ブック

夜勤を乗り切るために、つい甘いものや脂分の多いものに手が伸びてしまう方もいるかもしれません。しかし、高カロリーの食べ物や脂肪分の多いものは消化に時間がかかるので、睡眠の質の低下を招きます。その結果、疲労回復が妨げられてしまうので、なるべく避けましょう。

2-6.私生活でやらないことを決める

「夜勤がつらい。そのせいで私生活に問題が出ている」方は、逆転の発想で解決することもあります。

どういうことかというと「私生活の方に問題(改善ポイント)があり、それがプライベートの時間を圧迫している。そのせいで、仕事(夜勤)がつらいと感じている」という可能性もあるのです。因果関係が逆、というわけですね。

例えば、「掃除、洗濯、料理、運動、人付き合い」。これらは必ずしもやらなければいけないことではありません。にもかかわらず、真面目で実直な人ほど、「全部しっかりとやらなければいけない」と思い込んでいることが多いです。

そうした思い込みが強いほど一つひとつが負担になり、プライベートを圧迫して自由な時間が削られていきます。当然、休日にしっかりとリフレッシュできないので疲れが取れず、結果として日々の業務(特に体力を使う夜勤)がきついと感じるようになります。

疲れている時こそ『やりたくない』という自分の気持ちに素直になりましょう。「やりたくなくても、やらなきゃいけないことがある」という方は、下記の対処法を参考にしてみてください。

<やりたくないことの一例と対処法>

  • 洗濯や掃除がしたくない
    →家事代行サービスを依頼する、家族にお願いする、時短家電の購入を検討する
  • 料理がやりたくない
    →外食やコンビニなどを活用する、宅配サービスを利用する
  • 運動が面倒くさい
    →オンラインのジムやパーソナルトレーナーを利用する、SNSで一緒に運動できる仲間を作る、友人と一緒に運動する、仕事で体力を使っているのでいっそ運動しないと割り切る
  • 人付き合いが億劫
    →気乗りしない飲み会等は断る、断っても問題ないと自分に言い聞かせる

全てを完璧にこなす必要はありません。時には手を抜くことも大事です。普段の生活でストレスをためない工夫をしてみると、体力的な負担が減ることもありますよ。

3. もう夜勤はしたくない!おすすめの対処法3選

夜勤で体調を崩している方や夜勤が辛いと感じている方は、夜勤のない働き方がおすすめです。

夜勤のない働き方を行うために、3つの対処法をご紹介します。

3-1. 上司に相談して日勤のみの勤務に変えてもらう

今の職場を辞めたくない方は、日勤のみの働き方が可能か上司に相談してみましょう。

ある程度規模の大きい病院であれば、柔軟な対応をしてくるかもしれません。職場を変えることなく日勤のみで働ければ、環境を変えずに生活リズムを整えることができるでしょう。

しかし、職場によっては対応が難しかったり、リーダー業務や委員会活動など通常業務以外の仕事が振られる可能性もあります。
働き方だけでなく、仕事内容の変化なども併せて上司とよく相談しましょう。

3-2. 夜勤のない部署に異動する

キャリアを積みたいけど夜勤が辛いという方は、夜勤のない部署に異動するのがおすすめです。

たとえば、外来勤務・透析室・内視鏡室・採血室などは夜勤がないことがほとんどなので、異動できるか相談してみましょう。
今の職場から離れることにはなりますが、病院を変えることなく夜勤のない働き方が実現できます。

ただし、異動の希望が通っても、看護師の配置人数によっては異動先を選べないかもしれないことは理解しておきましょう。

3-3. 転職する

現職のままだと夜勤は避けられないという方には、夜勤のない職場に転職を検討するのをおすすめします。

転職は、夜勤のない働き方が実現できるだけでなく、人間関係や労働環境などをリセットすることにもなります。夜勤以外にも悩みを抱えているのであれば、転職を検討してみると良いでしょう。

転職を検討中の方は転職サイトへの登録がおすすめ

 

転職を視野に入れて検討している方は、転職サイトに登録し、キャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです。

キャリアアドバイザーは看護師転職支援のプロで、あなたの希望条件をヒアリングしたうえで最適な職場・求人を紹介してくれます。

人気が高い良質な求人ほど、非公開求人として転職サイト利用者だけに限定公開されているので、登録しておくだけで選択肢をグッと増やせますよ。

大手サイトだと『看護roo!』や『看護のお仕事』などが有名です。評判の良いサイトを詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

夜勤のない働き方にデメリットは無いの?

夜勤のない働き方に興味があっても、デメリットがないか不安な方もいますよね。

一般的には、夜勤のあり・なしによる主なメリット・デメリットは以下の通りだといわれています。

メリットデメリット
夜勤あり
  • 夜勤手当がつくので給料が上がる
  • 平日の日中に休みがとりやすい
  • 上司や患者さんとコミュニケーションが弾みやすい
  • 夜間対応でスキルアップに繋がる
  • 生活リズムが不規則になる
  • 体力的な負担が大きい
  • 苦手な人と一緒に勤務しなくてはならない
夜勤なし
  • 生活リズムが規則的である
  • 暦通りの休みがとりやすい
  • 家庭との両立がしやすい
  • 夜間対応などのスキルが習得できない
  • 夜勤手当がないので、給料が下がる

夜間対応によって得られるスキルには、夜間せん妄など夜間特有の症状への対応力、急変や急患に少人数で対処する時に必要な判断力・臨機応変さ・柔軟性などがあります。

夜勤のない働き方に興味のある方は、上記のメリット・デメリットやご自身のキャリアプランを踏まえたうえで検討してみると良いでしょう。

夜勤の辛さは、個人ではどうにもならいこともある

夜勤を辛く感じるのは個人の努力不足ではなく、組織の夜勤体制が問題なケースもあります。

日本看護協会が提唱する夜勤・交代制勤務ガイドラインでは、1カ月当たりの夜勤回数は3交替で8回以内、勤務インターバルは11時間以上空けたほうが望ましいとしています。

しかし、2021年度夜勤実態調査では1カ月の夜勤回数が9回以上の職場や、勤務インターバルが8時間未満の職場など夜勤のルールが守られていない職場が多いという結果が出ています。

つまり、夜勤が辛いと思うのは個人の甘えや努力不足だと悲観する必要はないのです。

体質上夜勤が合わない人もおり、合わない働き方を続けることで取り返しのつかない健康被害が起こるリスクが起こることもゼロではありません。

すでに心や体に不調を感じているようであれば、働き方を変えたほうが賢明です。

4. 夜勤のない働き方とは?おすすめしたい7つの職場

この章では、夜勤のない職場への転職をお考えの方におすすめの職場をご紹介します。
それは、以下の7つになります。

どの職場も、病院とは異なる多様な働き方ができます。さっそく見ていきましょう。

4-1.一般のクリニック

病院以外の転職先として、最も代表的なのが一般のクリニックです。

クリニックの看護師の主な仕事内容は、医師の診療補助です。問診やバイタル測定、採血や点滴など病院で行うような看護行為全般を担当します。

眼科や整形外科などの専門クリニックでは、その職場ならではの業務も発生します。

病院勤務との大きな違いは、働きやすさです。クリニックの9割以上は入院機能がないため、夜勤もなく、勤務時間も一定です。業務内容も診療のサポートと実にルーティンワーク的で、患者の命が左右されるような切迫した場面もほとんどありません。

ただし働きやすさの一方で、小規模な職場ゆえの悩みも発生します。無床のクリニックは看護師の最低配置数が決まっていません。それゆえ、「看護師の数が少なく、休みが取りづらい」「性格が合わない人と毎日顔を合わせなくてはならない」などは、クリニックでよくある悩みです。

病院よりも閉院する時間が遅く、混み具合や雑務によって残業が発生することも多々あります。

※近年は仕事終わりの人が通えるように遅くまで開院しているクリニックも増えています。

年収相場350~400万
勤務形態休診日に合わせた固定休/夜勤なし
※休日当番があり、日曜出勤などが必要な職場もある
おすすめな人・家庭と両立したい
・家の近くで働きたい
・精神的に余裕を持って働きたい

高収入を目指すなら美容クリニックがおすすめ

高収入を目指すなら美容クリニックがおすすめです。美容クリニックは保険外診療であることが多く、病院の収益性が高くなるため、その分看護師の基本給も高めに設定されています。(保険診療と混合のクリニックもあります)

「看護師資格を活かして、高収入の仕事に就きたい」と考えている方にとっては、うってつけの職場と言えるでしょう。

ただし収益面が重視される美容クリニックでは、上記の業務以外にも、様々なメニューを提案してリピーターを獲得したり、美容コスメを提案したりするケースもあるようです。

美容クリニックについての補足

診療時間が長く、また土日祝は繁盛日のため、不定期休のシフト制が多い

美容看護師の業務は、これまでの看護師経験が反映されないことが多い

SNSや広報を担当することもある。

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≫クリニック転職で失敗しないための全知識

4-2.健診センター(労働衛生機関)

健診センターも看護師の転職先として人気が高いです。

健診センターは健康診断・人間ドック・特定健診などを行う機関で、看護師は主に採血や血圧測定などの業務を担当します。外来業務がメインですが、施設によっては検診車で県内外を巡回することもあるようです。

病院とは対応する相手が異なります。対応するのは基本的に「健康な人」なので、看護業務はありません。深いコミュニケーションを取る場面もなく、基本的に採血や測定を繰り返すことになるので、かなり淡々としたルーティンワークになります。

突発的な対応などもほとんどないため、非常に働きやすいと言えるでしょう。その反面、スキルを身につけたいという方には適していません。

年収相場350~400万
勤務形態土日祝休み
おすすめな人・黙々とした作業が好き
・採血が得意
・事務的な作業が得意

4-3.保育園

保育園も看護師の転職先としてかなり人気があります。

保育園看護師の主な業務は、園児の体調管理やケガの応急処置、感染症対策、保護者への保健指導(保健だよりの作成など)です。それ以外は、保育の手伝いも行います。

病院とは仕事内容が全く異なり、日々の仕事はどちらかというと保育士に近いと言えるでしょう。保護者と接することもありますが、基本的には毎日子供たちを相手にする仕事なので、小児科での経験などは採用時に高く評価されやすいです。

ただしほとんどの場合、看護師は一つの施設に1人しかいないため、とっさの対応もすべて自分だけで行わなければなりません。

突発的な発熱や病気、怪我は特に臨機応変な対応が求められるため、ある程度看護師としての経験を積んでいることが必要です。またそもそも採用人数が少ないので、転職の難易度は高いと言えるでしょう。

年収相場350~400万
勤務形態土日祝休み
おすすめな人・子どもと接するのが好き
・看護業務をしたいというこだわりがない
・保育経験や小児科経験がある
・ライフワークバランスを重視したい

補足:保育園看護師に体験談をヒアリング

口コミ・評判

Kさん

派遣で何度か保育園で勤務したことあります。
働く方の内訳としては、ママさんナースが多い気がします。自分の子どもを預けながら、同じ場所で働けるということもあります。保育園によっては、子どもの保育料半額や、全額免除にしてくれるというところもありましたよ。

ただ保育業界のことを知らないまま保育士さんの世界に飛び込んだことで、いかに保育業界がブラックであるかを目の当たりにしました。モンスターペアレント、パワハラは当たり前。仕事はほぼ持ち帰り、保育士内のいじめなどもありました。
保育士業界について、ある程度知っている方は問題ないかもしれませんが、かなり大変でした

関連記事
保育園看護師ってどんな仕事?保育園での業務内容や役割を徹底解説

4-4.児童養護施設

児童養護施設でも、看護師を採用しているところは増えています。

仕事内容は保育園看護師と似ていて、主に子どもの健康管理や施設の衛生管理、身体介助などです。点滴などの看護行為はほとんどありません。

子どもたちと深く接し、それぞれの成長を目にすることができるという点で、子ども好きの方にとっては非常にやりがいのある仕事と言えるでしょう。

ただ施設によっては病院と同様、宿直や夜勤が必要な場合があるので、事前確認が必要です。

年収相場300~400万
勤務形態施設によっては夜勤・宿直あり
おすすめな人・子どもと接するのが好き
・看護業務をしたいというこだわりがない
・保育経験や小児科経験がある

4-5.大学の保健室

大学の保健室は、看護師資格のみで働けるため、看護師の転職先として非常に人気です。(小中学校の保健室で働く場合は、養護教諭や学校保健師などの資格を別途取得する必要がある)

業務内容は、学生や教職員のケガ・病気の応急処置、定期健康診断の手配、保健指導などです。事務作業が中心ですが、規模の大きな大学などでは頻繁に看護業務が発生することもあります。

病院と違って慌ただしい看護処置などはなく、比較的働きやすいと言えるでしょう。ただその一方で、そもそも人気職場のため求人がほとんどなく、留学生が多い学校では英語スキルが必須なこともあり、転職のハードルは高いです。

年収相場300~350万
勤務形態施設によっては夜勤・宿直あり
おすすめな人・看護業務をしたいというこだわりがない
・事務系の作業が得意
・ライフワークバランスを重視したい

4-6.治験医療機関

看護師資格を活かして、治験医療機関の治験コーディネーター(CRC)として働くこともできます。

治験コーディネーターは、治験がスムーズに進められるように、被験者への説明や資料作成、スケジュール管理などを行います。

看護師ではなく治験コーディネーターという職種なので、看護業務はほとんどなく、そもそも看護師をはじめ医療系資格は必須ではありません。

ただし、治験医療機関スタッフの30%は看護師資格保有者と言われており、看護師経験が採用に有利になるのは間違いないでしょう。

年収相場400万円前後
※経験年数によって給料が上がるので、ベテランの方は病院看護師より年収高くなる可能性がある
勤務形態カレンダー通り
おすすめな人・看護師とは違う職種に転職したい
・事務系の作業が得意

治験コーディネーターについては、以下の記事で詳しく解説しています。

≫治験コーディネーターとは?仕事内容や働き方、年収まで徹底解説

≫治験コーディネーターに転職するには?保有資格別のポイントと合わせて解説

4-7.企業(産業看護師)

看護師資格を活かし、一般企業で「産業看護師」として働くこともできます。

産業看護師は、従業員の健康管理やメンタルヘルス対策、健康指導などを行う仕事です。従業員全員の健康診断のスケジュール立案や準備などを担当することもあります。

一般企業の社員として働くという点が、病院との大きな違いです。

デスクワークがメインであり、看護処置を行う機会はそれほどありません。対応する相手も自社の社員ばかりなので、応対やコミュニケーションに悩むということは少ないでしょう。

ただ産業看護師を募集している企業ほとんどが大企業なので、求人を見つけるのは容易ではありません。

また常駐する産業看護師の数も数人程度なので、業務のほとんどを自分の判断で行わなければならないのもデメリットの一つです。

経験の浅い看護師には、転職のハードルは高いでしょう。

年収相場450~600万円前後
勤務形態カレンダー通り
おすすめな人・一般の企業で働きたい
・事務系の作業が得意

関連記事紹介:
病院以外に転職したい看護師におすすめの職場15選【夜勤なし&高収入も可】

まとめ

夜勤が辛いとお考えの看護師さんに向けて、辛く感じる原因や具体的な乗り越え方をご紹介しました。

夜勤は給料アップやスキルアップといったメリットはありますが、やはり体力的な負担が大きく、体質によって合わない方もいます。

本記事で紹介した乗り越えるための方法を試しても辛いと感じるようであれば、働き方を変えたり、転職を検討したほうが良いでしょう。

転職をお考えの方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング|口コミ評判&求人数を徹底比較』の記事を参考に転職サイトに登録し、求人を探してみてください。

この記事があなたの悩みを少しでも軽減できることを願います。

皮膚科看護師の仕事内容とは|処置が少なくて楽?一般・美容で違う?疑問を元看護師が解説

「皮膚科の看護師って処置が少なくて楽そう。」
「皮膚科の看護師は軟膏処置以外になにをするの?」

と考えていませんか?

皮膚科の看護師というと怪我や火傷の軟膏処置がメインでそれ以外の仕事内容のイメージがつかない方もいると思います。また、処置が少なく比較的楽な診療科のイメージを持つ方もいるでしょう。

皮膚科の看護師の仕事は、怪我や火傷の処置から自己免疫性疾患の治療、美容点滴やレーザー照射などの施術など、働く施設によって業務に違いはあるので、一概には楽とは言い切れません。

しかし、生命の危機に直結するような患者さんが少なく、処置がある程度固定化され覚えやすいことからブランクがある看護師にもおすすめの領域です。

今回は、皮膚科看護師として勤務経験のある筆者が、一般皮膚科(クリニック・病棟)と美容皮膚科の看護師の仕事内容を詳しく解説します。

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耳鼻科看護師の仕事内容とは|耳と鼻だけでなく首から上の病気を幅広くカバー

「耳鼻科の看護師に転職してみたいけれど、仕事は楽?」「スキルが身につかないのでは」と考えていませんか?

耳鼻科に来る患者さんというと、風邪や中耳炎、花粉症などが思い浮かぶ人が多いかもしれませんが、それだけではありません。

耳鼻咽喉科は首から上の部位の病気を幅広く診療している科で、身近な風邪や中耳炎から周手術期・がん看護まで幅広く対応する領域です。専門的なスキルが多く身につくので、実は1つの領域を極めたい看護師に適しています。

そこで今回は大学病院の耳鼻咽喉科に勤務経験がある筆者が、病棟・クリニックにおける耳鼻科看護師の仕事内容を詳しく解説します。

  1. 中耳炎や風邪だけじゃない!耳鼻科で診療している疾患はどんなもの?
  2. 耳鼻科の看護師の気になる仕事内容!クリニックと病棟に分けて紹介
  3. 耳鼻科看護師に転職するメリット・デメリット
  4. こんな人がおすすめ!耳鼻科の看護師に向いている人の特徴3つ

どのような働き方をするのかもあわせて紹介するので、耳鼻科への転職を検討している方はぜひ参考にしてください。

1. 中耳炎や風邪だけじゃない!耳鼻科で診療している疾患はどんなもの?

まずはじめに、耳鼻咽喉科が対象としている領域や疾患について解説します。

1-1. 耳鼻咽喉科は首から上の部位の病気を幅広く診療している

耳鼻咽喉科の診療範囲は以下のようになっています。

  • 咽頭・喉頭
  • 食道・気管
  • 口腔・舌
  • 頭頚部
  • 顔面神経

耳・鼻・喉の狭い範囲をカバーしている診療科と思われがちですが、首から上の部位を幅広く診療している領域なのです。

もちろん、個人のクリニックではこれらすべてをカバーすることは難しいため、精密検査やより専門的な治療が必要な場合は、大学病院や総合病院が診療します。

1-2. 耳鼻科で診療している主な疾患

ここでは、耳鼻科で診療している主な疾患について解説していきます。

クリニックと病棟では対象となる疾患が異なるため、それぞれ紹介します。

(1). クリニックで診療している主な疾患

耳鼻科クリニックでは以下の疾患を診療しています。

  • 風邪(急性上気道炎)
  • 花粉症・アレルギー
  • 急性中耳炎
  • 滲出性中耳炎
  • 外耳炎
  • 耳管開放症
  • 突発性難聴
  • メニエール病
  • 耳下腺炎(おたふくかぜなど)
  • 扁桃腺炎
  • 口内炎
  • 副鼻腔炎
  • 鼻中隔湾曲症による鼻づまり

風邪や花粉症、中耳炎など誰もが経験したことのある身近な病気が多いのが特徴です。
クリニックによっては、日帰り手術に対応している施設もあります。

(2). 病棟で診療している主な疾患

耳鼻科病棟では以下の疾患を診療しています。

  • 慢性中耳炎
  • 真珠腫性中耳炎
  • 慢性副鼻腔炎
  • 突発性難聴
  • メニエール病
  • 扁桃腺炎
  • 顔面神経麻痺
  • 咽頭がん
  • 喉頭がん
  • 口腔がん
  • 上顎がん
  • 聴神経腫瘍 など

中耳炎や突発性難聴、メニエール病はクリニックでも対応できますが、手術や継続的な点滴が必要な場合は、病棟でしか診療できません。

また、頭頚部のがんや腫瘍など、手術や抗がん剤を使用した化学療法、放射線治療が必要なものも診療しています。

口腔がんや聴神経腫瘍などは、口腔外科や脳神経外科といった他科と 共同で治療にあたることもあります。

2. 耳鼻科の看護師の気になる仕事内容!クリニックと病棟に分けて紹介

ここでは、耳鼻科看護師がおこなう仕事内容について、クリニックと病棟に分けて詳しく解説していきます。

2-1. 耳鼻科クリニックの看護師の仕事内容

耳鼻科クリニックの看護師の仕事は以下になります。

クリニックの看護師の仕事は、診療や検査の補助、物品の管理などが多く、患者さんに直接看護するというよりは、医師の業務の補助的な役割が強いのが特徴です。

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

(1). 医師の診療の補助

1つ目は、医師の診療の補助です。

診察がスムーズにいくように、物品を準備して渡したり、患者さんの誘導をしたりします。

耳鼻科は小さな子どもが風邪や中耳炎のため来院することも多く、子どもが診察中に動かないように頭や身体を支えることもあります。

日帰り手術をおこなっている病院では、手術室看護師のように器械出しや介助をおこなうこともあります。

(2). 聴力検査

2つ目は、聴力検査です。

耳鼻科では、患者さんの耳の聞こえづらさの原因がどこにあるのか、診察の前後で検査をする必要があります。

聴力検査の種類は複数あり、それぞれ使う機器も異なります。

(3). ネブライザーなど医療機器の使い方の指導

3つ目は、患者さんにネブライザー(吸入器)など医療機器の使い方の説明と指導をおこなうことです。

診察後にネブライザーの場所まで案内し、機器のセッティングと使い方の説明をします。また、鼻づまりがある患者さんに対して自宅で使う鼻洗浄の器具の取り扱い方を伝えることもあります。

(4). 注射や採血

4つ目は注射や採血です。

他のクリニックと同様に、耳鼻科クリニックの看護師も採血や注射をおこないます。

注射は、突発性難聴に対して通院でステロイド剤の点滴ができる場合などにおこないます。

(5). 薬や物品の発注

5つ目は、薬や物品の発注です。

クリニックは少人数で回していることが多く薬や物品の発注、在庫管理を看護師がおこなう場合もあります。

また、総合病院などと違い物品が潤沢に揃っている訳ではない施設もあるので、隙間時間を使って綿球を作るなどすることもあります。

(6). 医療機器の洗浄・滅菌作業

6つ目は、医療機器の洗浄・滅菌作業です。

使用後の医療機器の管理も看護師の仕事となります。

滅菌作業は業者委託している場合もありますが、クリニック内でオートクレーブで滅菌していることもあります。

2-2. 耳鼻科病棟の看護師の仕事内容

耳鼻科病棟看護師の仕事内容は以下になります。

クリニックは医師の診療の介助がメインでしたが、耳鼻科病棟の看護師の場合は患者さんの日常生活の援助が主な仕事となります。

それでは、1つずつ詳しくみていきましょう。

(1). 周手術期にある患者さんの看護と日常生活の援助

1つ目は、周手術期にある患者さんの看護です。

耳鼻科病棟には、中耳炎や副鼻腔炎、扁桃腺炎でも手術が必要な患者さんが入院します。

これらの多くはクリニカルパスを使用しての治療となり、 1週間程度で退院していく患者さんが多いのが特徴です。

耳鼻科病棟の看護師は、術前のオリエンテーションや出棟前の点滴から手術後のバイタルサインの管理、患者さんの苦痛の軽減のための与薬などをおこないます。

短時間で終わる手術が多いため、手術患者が多い日はオペ出しと術後の処置に追われることもあります。

病棟ならではの仕事も多いです。

  • 慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎など耳の手術
    …トイレ歩行の介助(術後に吐き気やふらつきが出やすい)をしたり、制吐剤の投与をしたりすることで苦痛の軽減を図る。
  • 慢性副鼻腔炎の術後
    …解熱鎮痛剤を患者さんの希望に合わせて与薬する(頭痛や発熱が起きることもあるため)
  • 扁桃腺摘出など喉の手術
    …食事量や本人の希望に合わせて食形態の調節を行う。(術後に喉の痛みで食事が思うように食べられないこともあるため)
  • 口腔内・咽頭・喉頭がんの摘出など食事・発声に関わる部位の手術
    …気管切開カニューレのケア、経鼻経管栄養の投与

また、短期間で退院できる手術もあれば、聴神経腫瘍やがんといった入院が長期に及ぶものもあります。

耳鼻科で手術をおこなう部位は、発音・発声・嚥下にかかわる場所で、患者さんのQOLに大きな影響を及ぼします。

疾患によって思うように発声・発音ができなくなったり、食べたいものが食べられなくなったりする患者さんの辛い気持ちに寄り添い、QOLを少しでも高められるように援助していくのも看護師の重要な役割です。

(2). 突発性難聴やメニエール病の患者さんの点滴管理や日常生活の援助

2つ目は、突発性難聴やメニエール病の患者さんの点滴管理や日常生活の援助です。

これらの疾患は外来やクリニックで診療することもありますが、通院での治療が難しい場合は入院して点滴治療を受けることがあります。

耳鼻科病棟の看護師は、これらの疾患を持つ患者さんの点滴管理や日常生活の援助もおこなっています。疾患によってふらつき・めまい・ふらつきが出ることも多く、転倒に注意しながら患者さんが安全・安楽に入院生活がおくれるように支援していきます。

吐き気で食事が思うように取れない患者さんに対しての与薬や食形態の変更や食事介助も看護師の役割です。

(3). 頭頚部がんの化学療法を円滑に進めるための看護、日常生活の援助

3つ目は、頭頚部がんの化学療法を円滑に進めるための看護と日常生活の援助です。

耳鼻科の病棟には、がん患者さんも多く入院します。

中には手術だけでなく、抗がん剤を使った化学療法や放射線療法をおこなう患者さんもおり、看護師は、化学療法の点滴管理や副作用への対処、日常生活の援助をおこないます。

化学療法中の患者さんは、抗がん剤とハイドレーションのための点滴、制吐剤の点滴など1日におこなう点滴の本数が多く、正確な時間管理が求められます。

抗がん剤を使用することによる副作用としての吐き気・嘔吐の出現や腎機能の悪化による浮腫、感染リスクの上昇などもあります。放射線療法を併用している患者さんでは、咽頭・喉頭に照射することによって口内炎・嗄声・味覚障害に苦しむ方もいました。

これらの副作用による苦痛の軽減や、患者さんの身体症状と血液データをアセスメントして医師に報告もしていきます。

また、化学療法や放射線療法をおこなう患者さんは長期の入院となることも多く、副作用の多さもあり身体的・精神的に大きな苦痛を伴います。

患者さんの辛い気持ちに寄り添い、支えるのも病棟看護師の大きな役割です。

筆者の経験

筆者が勤務していた病棟は、化学療法をおこなう患者さんが多く、吐き気や口内炎・嗄声・味覚障害に苦しむ患者さんが多かったことを覚えています。
治療期間も長く、効果が目に見えてわかる治療ではないため「もうやめたい。」と辛い心情を話される方も少なくありませんでした。
副作用に苦しみながら治療を続ける患者さんを支えていくことは、看護師としても心苦しい思いをする時もあります。
しかし、長い治療を終えて退院していく患者さんに「看護師さんたちのおかげで頑張れた」とお礼を言われた時はとてもうれしく看護師としてのやりがいを感じられました。
耳鼻科でおこなう化学療法は、食事や会話などの楽しみに直接影響するため、患者さんも辛い思いをしています。
医療の力で苦痛を直接的に軽減するだけでなく、患者さんの精神的な支えも看護師としての重要な役割なのだと実感させられました。

ここまでのまとめ

  • 耳鼻科は首から上の部位を幅広く診療している
  • クリニックでの仕事は、医師の診療の補助や医療機器の操作がメイン
  • 病棟での仕事は、患者さんの日常生活の援助がメイン

風邪や中耳炎、手術から化学療法まで幅広い症例を経験できる耳鼻科で「働いてみたい!」と思う方もいるのではないでしょうか。

仕事内容は理解できたけれど、実際の働き方のイメージがわかない人もいると思います。

そこで、次章では耳鼻科看護師のメリット・デメリットを説明していきます。

3. 耳鼻科看護師に転職するメリット・デメリット

ここでは、耳鼻科看護師に転職するメリット・デメリットをクリニックと病棟に分けて解説していきます。

3-1. 耳鼻科クリニック看護師のメリット3つ

ここでは耳鼻科クリニック看護師のメリット3つについて解説していきます。

(1). 専門機器の取り扱いに詳しくなる

1つ目は、専門機器の取り扱いに詳しくなることです。

耳鼻科クリニックは医師の診療の介助をする場面や検査も多く、専門的な医療機器を多く扱います。

自分で機器を取り扱い検査や処置の介助をすることで、より患者さんの疾患や症状に詳しくなることができます。

(2). 身近な病気に対する知識や対処法が身につく

2つ目は、身近な病気に対する知識や対処法が身につくことです。

耳鼻科クリニックには、風邪や花粉症、アレルギー、鼻出血、中耳炎など生活に身近な疾患を持った患者さんが多く来院します。

これらの患者さんの処置や介助に入ることで、知識や対処法が身につき日常生活にも役立てることができます。

(3). 夜勤がなく規則正しい生活ができる

3つ目は、夜勤がなく規則正しい生活ができることです。

これは、入院施設のないクリニック全般に言えることですが、クリニックの場合は祝日と日曜日や年末年始が休みの場合も多いので、家族との時間も確保でき、生活リズムを崩すことなく仕事ができます。

3-2. 耳鼻科クリニック看護師のデメリット3つ

ここでは耳鼻科クリニック看護師のデメリットについて解説していきます。

(1). 検査や機械の種類が多く、覚えるのが大変

1つ目は、検査や機械の種類が多く、覚えるのが大変ということです。

耳鼻科に行ったことがある方なら見たことがあると思いますが、診察室には可動式の診察椅子の隣に診療ユニットがついています。

診療ユニット

出典:にしおぎ耳鼻科クリニック

実は、このユニットについている機器だけでも

  • 吸引器
  • スプレー
  • 耳鏡
  • 鼻鏡
  • 麦粒鉗子
  • 耳垢鉗子
  • 舌鉗子
  • 顕微鏡

など多様にあり、すべての機器の取り扱い方を覚える必要があります。

診察をスムーズに進めるためには使い方だけでなく、医師が次に使う機器を予測して準備する必要があり、慣れないうちは苦労するでしょう。

また、聴力検査1つをとっても複数の種類があり、看護師が患者さんに検査方法や目的を説明する場面もあるため、ただ機器を扱えるだけでなく検査結果の目的や見方などきちんとした知識が求められます。

(2). 繁忙期と閑散期の差が激しい。繁忙期は定時に帰れないことも

2つ目は、繁忙期と閑散期の差が激しく、繁忙期は定時に帰れないこともあります。

耳鼻科は数ある診療科の中でも、繁忙期と閑散期の差が激しいのが特徴です。

花粉症や風邪が流行する秋から春にかけてが繁忙期で、春の終わりから夏は閑散期と言われています。

繁忙期は患者さんの数が多く定時で帰れないこともあるので、クリニックに転職する場合は残業の有無や繁忙期の忙しさを確認しておくとよいでしょう。

(3). 子どもの患者さんが多く、対応に苦労することも

3つ目は、子どもの患者さんが多く、対応に苦労することもあるという点です。

子どもは風邪を引きやすく、鼻を上手くかめないことで中耳炎に移行することもよくあります。

自宅ではなかなか上手く取れない鼻水を吸ってもらったり、気管支炎のため吸入に来たりすることも多いのです。耳や鼻、口腔内の診察や処置を嫌がる子どもは多く、泣いてしまったり暴れてしまう子も少なくありません。

クリニックの看護師は、子どもの親とともに医師が診察しやすいように身体を固定したり、子どもをあやしたりすることも多いので、子どもが苦手な方や扱いに慣れていない方は苦労することもあるでしょう。

3-3. 耳鼻科病棟看護師のメリット

ここでは、耳鼻科病棟看護師のメリット2つについて解説していきます。

(1). 周手術期看護から化学療法まで幅広い知識・技術が身につく

1つ目は、周手術期看護から化学療法まで幅広い知識・技術が身につくことです。

耳鼻科病棟の場合は、クリニックよりも対応している疾患が幅広く、入院も短期から長期に及ぶものまで多様にあります。

短期間で身体に変化が見られやすく注意が必要な周手術期看護から苦痛の軽減を図りながら患者さんを支える化学療法まで、病棟看護師に必要な知識や技術がしっかり身につきます。

(2). 自立度が高い患者さんが多い

2つ目は、自立度が高い患者さんが多いことです。

耳鼻科病棟は、クリニカルパスの手術も多く術後の患者さんも早期離床できるケースが多いため、自立度が比較的高いのです。

排泄ケアや体位交換が常時必要な介護度の高い患者さんも少ないので、他の科と比較すると身体的な負担が少ないのはメリットといえるでしょう。

3-4. 耳鼻科病棟看護師のデメリット

ここでは、 耳鼻科病棟看護師のデメリット2つについて解説していきます。

(1). 外科や内科と比べると手技や知識を他科に応用することが難しい

1つ目は、外科や内科と比べると手技や知識を他科に応用することが難しいということです。

メリットの項目で、周手術期看護や化学療法など病棟看護師として必要な知識・技術は取得できると挙げましたが、やはり外科や内科と比べると応用できる手技や知識が限られてしまいます。

また、自立している患者さんが多いのもメリットではありますが、排泄ケアや吸引、食事介助など、全介助が必要な患者さんを担当するよりは、習得できる看護技術が少なくなってしまいます。

(2). 短時間で終わる手術も多くスピード感のある対応を求められる

2つ目は、短時間で終わる手術も多くスピード感がある対応を求められることです。

耳鼻科病棟は、短時間で終わる手術も多く、患者さんがオペ出しから2、3時間で病棟に帰ってくることもあります。

手術患者さんが多い日だと、1日何件もオペ出しと術後管理をおこなわなければなりません。患者さんが手術から帰ってくる時間が重なってしまうと慌ただしくなり、対応にスピード感を求められます。

クリニカルパスでの入院が多いため、ルーティンに慣れてしまえば楽に感じる場合もありますが、転職したてや新人のうちはその慌ただしさに疲れてしまうこともあります。

4. こんな人がおすすめ!耳鼻科の看護師に向いている人の特徴3つ

ここでは、耳鼻科の看護師に向いている人の特徴3つを解説していきます。

4-1. コミュニケーション能力が高い人

1つ目は、コミュニケーション能力が高い人です。

コミュニケーション能力どの領域の看護師にも求められますが、耳鼻科では特にその傾向が強くなります。

疾患によって発声・発音が上手くできなかったり、聞こえづらかったりする人も多く、上手くコミュニケーションを取れないことにもどかしさや辛さを感じている患者さんもいるからです。

耳鼻科の看護師は、こうした患者さんの思いを汲み取りながら、時に筆談やツールを使ってコミュニケーションを取っていく能力が求められます。

筆者の経験

新人時代に担当した患者さんで、一時的に気管切開をおこない発声ができなくなった方がいました。
当時は会話以外でコミュニケーションに慣れておらず、患者さんの希望や思いを上手く汲み取れずに、もどかしい思いをさせてしまったり、怒らせてしまったりすることもありました。
先輩看護師に、患者さんのジェスチャーや表情を読み取ることや今の患者さんの病状からどんな苦痛があり何をしてほしいか想像することを教えてもらい、徐々に発声ができない患者さんとコミュニケーションが取れるようになっていきました。
このように、耳鼻科の看護師には会話や筆談だけでなく様々な手法を用いたコミュニケーション能力や患者さんの辛い思いを汲み取る力が求められる場面があるのです。

4-2. 子どもと接することが得意な人

2つ目は、子どもと接することが得意な人です。

これは耳鼻科クリニックの場合に当てはまりますが、処置に不安のある子どもをあやしたり、安心させてあげられるような対応が求められます。

子育て経験のある人や小児科経験のある人など、子どもの扱いになれている人は耳鼻科の看護師に向いているでしょう。

4-3. スピード感をもってテキパキと動ける人

3つ目は、スピード感をもってテキパキと動ける人です。

クリニックの場合は、繁忙期に多くの患者さんをスムーズに診察できるような介助・誘導が必要となります。

病棟の場合は、手術患者さんが多い日でもスムーズにオペ出しと術後管理ができるスピード感が必要です。

5. まとめ

今回は、耳鼻科看護師の仕事内容について解説しました。

耳鼻科は幅広い領域の疾患に対応する診療科で、身近な病気から周手術期看護、がん看護まで学べる領域です。

クリニックか病棟かによっても患者さんや仕事内容が異なりますが、自分の興味ややりたい看護に合っていると感じたのなら、耳鼻科の看護師への転職もキャリアの選択肢に入れてみてください。

大学病院の看護師は大変?仕事内容の特徴や大学病院で働くメリット・デメリットを紹介

大学病院の看護師は忙しく大変なイメージがありますが、一般病院と仕事内容がどう違うのか、なぜ大変なのか具体的なイメージが湧かない人もいると思います。

実のところ、大学病院と一般病院の看護師の仕事内容はほぼ変わりません。

ただ一般病院にはない「教育機関」「研究機関」「地域の中核医療機関」としての役割があり、

  • 学生・新人教育が業務で大きな比重を占めていること
  • 一般病院では対応できない重症患者さんも多いこと

など大学病院ならではの特徴から、ハードワークになりやすい傾向にあります。

この記事では、大学病院勤務経験のある筆者が仕事内容の特徴を詳しく解説していきます。

  1. 大学病院看護師の仕事内容と特徴
  2. 大学病院に就職(転職)するメリット・デメリット
  3. 大学病院の看護師に向いている人
  4. 大学病院看護師の採用状況!若い人が多く中途採用は難しい?転職活動のポイントも

大学病院での働き方や採用の現状についても触れているので、大学病院への就職・転職に興味がある方はぜひ参考にしてください。

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【長崎県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

長崎

長崎県内での看護師転職をお考えですね。

看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。

求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。

そこでこの記事では、長崎県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。

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【秋田県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

薬剤師 転職 秋田

秋田県内での看護師転職をお考えですね。

看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。

求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。

そこでこの記事では、秋田県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。

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【岐阜県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

薬剤師 転職 岐阜

岐阜県内での看護師転職をお考えですね。

看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。

求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。

そこでこの記事では、岐阜県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。

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看護のお仕事の評判は?723人の口コミからわかる全メリットデメリット|他転職サイトと比較して

「看護のお仕事ってどんなサービスなんだろう」「評判の良いサービスなのかな」などと、気になってはいませんか?

看護のお仕事は、豊富な求人と頼れるアドバイザーに支援をしてもらえると利用者から好評のサービスです。

私は長年人材業界で働いておりますが、看護のお仕事は、看護師向け転職サイトとして最もおすすめしたいサービスだと考えています。

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「看護のお仕事(派遣版)」は使うべき?723人の口コミを徹底比較!

「看護のお仕事(派遣版)ってなんだろう」「評判はどうなっているのかな」など、看護のお仕事(派遣版)はどんなサービスなのか気になりますよね。

看護のお仕事(派遣版)は、頼れるアドバイザーに支援をしてもらえる派遣看護師に特化した魅力的なサービスです。

合わせて、派遣で働く看護師のメリット・デメリットも知っておく必要があると思いますので、以下の観点で詳しく解説をしていきます。
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クリニックの看護師を辞めたい!8つの理由と辞めたいと思ったときの対処法

「クリニックの看護師は辛い」「狭いコミュニティの人間関係に疲れた、もう辞めたい」と思うこともありますよね。

病棟の看護師より楽だと思われがちなクリニックの看護師ですが、実は休みが取りづらかったり、残業が多かったりと、大変な側面が多いです。

まず前提として、限界な状態で無理をし続けるのはやめておくべきです。精神的にまいってしまうかもしれません。

ただ辞めたい理由によっては、勢いのままに転職しない方が良いこともあります。きちんと辞めたいと思う理由を見極めて、それに合わせて最善の選択をしましょう。

この記事では、クリニックの看護師を辞めたいと考えている方々が何に悩んでいるか、また解決策にはどのようなものがあるかについて口コミを元に紹介していきます。

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