看護師が転職活動に踏み切るベストな時期とタイミング

看護師 転職 時期

「自分は看護師として、自立して働いていけるんだろうか」「転職活動を始めるにしても今の仕事もあっていつ始めれば良いのかわからない」といった不安を持たれるかと思います。

転職活動は近年ポピュラーになりましたが、今の職場から去ることには、悩みや不安がつきものです。

実際に私達転職エージェントに相談にいらっしゃる看護師の方の多くも、「いつごろ転職を完了すれば良いのかわからない」という質問や、「そもそもエージェントに相談しようかどうかすらとても迷った」という声が非常に多いです。

この記事では、年次別での看護師転職活動の実態と、転職活動を始めたとしてベストなタイミングはいつなのか、更に職場を探すコツも含めてご説明します。

  1. 年次別での看護師転職の実態
  2. 看護師が転職するのにベストなタイミング
  3. 自分に合った転職先の探し方

一度でも転職を検討をされた方がこの記事を読まれましたら、具体的にいつ転職活動を始めれば良いのかということがすぐに分かるようになります。


<2019年10月:看護師転職の最新情報>

10月は、転職活動を開始するには最高のタイミングです。

なぜなら、下期の経営計画を支えるために、中途採用の求人数が増えるからです。

ただ、その分ライバルも増えるので、以下の簡単なステップで早めに転職を開始しましょう。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『看護roo!』『看護のお仕事』など)に登録する
  2. それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

※登録後、転職エージェントからの連絡に細目に対応することがポイントです。そうすることで、優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が劇的に上がり、転職活動を円滑に進められるでしょう。

1. 年次別での看護師転職の実態

看護師が転職を始める適齢期は、一般的に5~10年目と言われています。

その理由として、一定の経験と知見が備わっており、戦力としてすぐに活かすことが出来るからです。

さらに、飽くまでも若手としての吸収力と謙虚さがあると求人先も考えており、このくらいの年次の方の転職実績が非常に多いです。

そこで、ここでは年次別の看護師の方々の転職活動の実態を、事例を通じて御紹介したいと思います。

1-1. 新人看護師が入職半年で転職した場合

新人看護師Aさんの事例

私のところに転職相談にいらした看護師Aさんは、新人の方で入職してちょうど半年たったところでした。

Aさんの悩みは次の通りでした。

口コミ・評判

新人看護師 A さん( 1年目 )
 

1年目の新人看護師です。毎日、患者さんの命に関わる様な責任の重い仕事を、一人ではないにしてもやらせてもらっています。

誇らしいというよりも、ミスをしてしまった場合を考えてしまい、とても怖くなってしまいます。

先輩と一緒にやってはいるものの、「自分の重大なミスで先輩に迷惑をかけてしまったらどうしよう」「もし万が一自分のせいで患者さんが亡くなられてしまったらどうしよう」と考えると耐えられません。

そういった不安からか、小さなミスをいくつも犯してしまい、先輩には怒られる毎日です。

するとどんどん自信を失ってしまい、今の仕事に向いていないのではないかとさえ思ってしまいます。

今すぐできるかどうかはわかりませんが、もう一度ゼロから自分自身を見つめなおすためにご相談させていただきました。

看護師の方の悩みの多くが人間関係が起因していますが、Aさんも同じ悩みを抱えていました。

筆者の答え

私は、Aさんにはもう少し今の職場に残ることを提案しました。

しかし、Aさんはどうしても今の職場から離れたい、今の人間関係の悩みから開放されたいと答えられましたので、小規模なクリニックをご紹介しました。

ですが、残念ながらAさんは私のところに「またしても失敗してしまった」と、以前と同じ悩みを持って相談にいらっしゃいました。

しかも今回では更に些細なミスで自信をなくしてしまったらしく今の職場では辛くて働けないらしく、さすがに私もこの時は転職よりも今の職場で問題を解決する方法をすすめました。

1-2. 入職5年目で転職した場合

中堅看護師Bさんの事例

次に看護師として4年勤めてらしたBさんの場合をご紹介します。

口コミ・評判

中堅看護師 B さん( 5年目 )
 

看護師5年目です。

私は新人の時からとにかく毎日忙殺されていました。

医者の先生たちも毎朝早く朝7時に集合と言いながら、最も早い先生で5時から出勤する方もいらっしゃいます。

これは医師不足の影響もあるかと思いますが、確実に医師も看護師も少なかったように感じます。

それでも先生たちや、先輩看護師達には全くかまってもらえず、疲れてミスをするたび怒られる、そんな毎日を送るようになり、自己嫌悪に陥りました。

(中略)

看護師の世界では4~5年目で異動の時期が来ると言われています。

私は運良く自分の希望が通り、もう少し穏やかな、内科を担当することになりました。

私は、不思議な事に前の科以上に忙しかったように思いますが、全く嫌だと思いませんでした。

一つには、前の科よりも人は多く、みんな穏やかでした。

私が尊敬するこの病院の先生に相談したところ、「若いのだからもっといろんな可能性もあるかもしれない、色々見に行きなさい」と言っていただけました。

この方は院内で異動して成功したパターンだと言えます。

外科で経験した苦労も身に付いた知識も内科では非常に重宝され、またなにより謙虚な方でした。

筆者の答え

正直に申し上げて、この方の転職のタイミングはベストなものだったと思います。

この方の場合もそうですが、5年目というのは適度に経験や知見を既に積み上げており、なおかつおごりすぎない年次だと言えるでしょう。

従って、どの職場においても即戦力としてほぼ使えるうえに、まだ謙虚さも残って新しいことにおいても吸収が速いものと一般的にも思われていますので、新たなことに挑戦するには5年目での転職をおすすめします。

1-3. 入職10年目で転職した場合

ベテラン看護師Cさんの事例

次に看護師10年目をむかえたベテランのCさんの事例をご紹介します。

口コミ・評判

ベテラン看護師 Cさん(10年目)
 

看護師を今年で10年目をむかえますが、今さら職につけるのか不安です。

私は内科の看護師としてこれまで長く過ごしてきましたが、4年前に結婚をし、間子供が生まれましたので途中に産休を挟み2年前に復帰しました。

正直に言って、今の仕事に不満があるわけでは無いのですが、何かやはり刺激がないと感じてしまっております。

新たな何かに挑戦したいという想いはあっても、今の仕事は常にルーティーンワークをこなす毎日です。

私にはこれまで自分が行ってきた内科での措置には十分に自信があります。

どこか職を探してもらえないでしょうか?

入職も10年目にもなると、さすがにご自身のこともよくわかっており、特段こちらから何かアドバイスをするのもおこがましいと感じたのが正直なところでした。

筆者答え

こちらの方には、看護師もさることながら別の異業種のお仕事も紹介いたしました。

MR、産業保健師、医療機器企業の事務のお仕事などです。

結果、医療機器メーカーの事務職として転職をされました。

実は10年目での転職は思われているほど難しくはなく、非常に経験も知見もあるために、転職先も新たに教育を施す必要もなく即戦略として利用できるという点で非常に重宝されます。

更に、看護師としての非常に細やか気遣いと言うのは一般企業の事務としても重宝される要素になりえます。

従って、10年目の転職も視野に入れることは全然不自然なことではないと言えるでしょう。

結局転職適齢期は?

  • 1年目:転職には向かない年次。とにかくまずは経験を積む、若しくは経験が問われない全く違うフィールドへ挑戦しよう!
  • 5年目:転職には最良の時期!!経験・知識、そして柔軟性が備わっていて、それぞれの病院が欲しがる人材
  • 10年目:転職は自分の意思次第。長くキャリアを積むと、少なくとも看護師の職からは見放されない。だけど刺激も欲する時期かも??

2. 看護師が転職するのにベストなタイミング

次に、年次として5-10年目が向いていることはわかりましたが、具体的にいつから転職活動を始めれば良いのでしょうか。

下記は当社のデータベースを基に、月ごとの転職適齢度をまとめてみました。

転職適齢期 

  • ◎:転職活動を始めるのに最適な時期
  • ◯:転職活動を始めるのにいい時期
  • △:転職エージェントに登録し始めよう
  • ☓:この時は求人が全くないので、適齢期まで待ちましょう

2-1. 転職活動を始めるなら冬か夏

まず、転職活動を始めるなら夏か冬が絶対的におすすめです。

なぜなら、両季節ともにボーナスが支給される時期であり、病院等の職場から離職者が急激に増えるシーズンだからです。

離職者が増えると、その分だけ各病院等にて求人数が増加し、転職者にとって売り手市場になります。

中でも冬の場合は1月、夏の場合は6月と考えておいてください。

冬の1月は4月入職に向けた求人も多くなるため、1年を通じて最も転職に向いている月といえるでしょう。

2-2. 転職活動を始めてはいけないタイミング

逆に転職活動を始めるとまずい時期も有りますので、注意しましょう。

それは、4月や秋ごろなど、ボーナス支給月での転職を目指した時期です。

理由して、ボーナスをもらう時期に転職を打ち明けると「この人はどうしようもない」と思われて、ボーナスを削減されるというケースがあるからです。

「そんな理不尽なことがあるのか」と思われるかも知れませんが、万が一のことを期しておすすめはできません。

もちろん皆さんの周りの方がそういった方々であるとは思いたくはありませんが、もしそうであった場合の搾取を避ける意味で、4月、秋ごろに転職活動を開始することは避けましょう。

3. 自分にあった転職先の探し方

転職相談

3-1. 別の病院の医師・看護師等の友達に相談する

新しい職場探しのカギは、人間関係が良好に築ける先を探すことです。

一方で、ある職場の人間関係を見つけることは究極的には中に入るまではわかりません。

実際にそこで働く人と接することで、そこでの人が自分に合うかどうかがわかることになりますので、自分一人で転職活動を行うというのは無謀に近いでしょう。

そこで、「はじめに」でも申し上げたように他人に相談することが重要で、中でもインサイダーとして実際に他の病院で働いている人に相談する事が重要です。

看護師や医師のお友達で他の病院に勤めている方が居た場合にはすぐに相談するほうが良いでしょう。

まずは最も自分が信頼している人の話を聞き、特にその職場での人間関係がどうか、ということを聞いて判断することが重要です。

事前に病院に入って人間関係を体験することが出来ない以上、人の話を聞くことが現実を知る最良の方法といえます。

3-2. 自分の親に相談する

自身のご両親に相談することが重要である理由は、自分自身が信用出来る相手との相談が重要であるからです。

確かにご両親が必ずしも自分自身の職場を見つけてくれることは無いかもしれませんが、自分自身を最もよく知っている人であり、自分自身がどういう人間であったかを振り返ることが出来ます。

就職活動や転職活動に於ける「自己分析」では、「自己」という言葉からか自分一人で行ってしまう方が多く居ます。

ですが、確かに自己分析の素案は自分しか作れなくても、それを評価してもらう必要は大いに有ります。

従って、自己分析をしてもらう最適な人を見つけましょう。

3-3. 転職エージェントに相談する

もし、両親や友人に相談しても解決策が見つからなかった場合には、転職エージェントに相談してみましょう。

転職エージェントの中でも看護師の職を専門に扱うものもあり、下記3つのサイトは、対応も丁寧なことで評判が高いサイトになりますのでおすすめです。

転職エージェントへの相談の利点は、無料での相談が出来ますので転職活動を開始する前にも相談する価値があることです。

以下で詳しくご説明します。

看護roo!:看護師さんの総合評価No.1

看護roo!

看護roo!』は東証一部上場企業の株式会社クイックによって運営される看護師向けの転職サイトで、特に求人の質への評価が高いです。

特にホームページには出ていない、5万件を超える優良求人を紹介してくれる点が好評です。

また、面接に同席までしてくれるサポートの手厚さも特徴で、面接が不安な方にもおすすめです。

運営会社株式会社クイック
対象地域主要都市圏
オフィス全国4箇所(東京・大阪・名古屋・横浜)
公開求人数約3.7万
公式ページhttps://kango-roo.com/

看護のお仕事:非公開求人の量が豊富、面接対策◎

看護のお仕事』は日本最大級の看護師向け転職エージェントで、求人・サポート共に看護師さんからの評価が非常に高いです。

医療業界に詳しい担当者が今の職場の悩みや、「辞めていいのか」ということについても親身に相談に乗ってくれると好評でした。

仮に転職をすることになった時も、求人票に書いてない内部情報を教えてくれたり、入職まで手厚くサポートしてくれるなど非常に心強い存在です。

ちなみに派遣の求人に関しても『看護のお仕事(派遣版)』という特設ページがあるくらい力を入れていて、派遣の求人を探す方にもおすすめです。

運営会社レバレジーズ株式会社
対象地域全国
公開求人数約5.3万
公式ページhttps://kango-oshigoto.jp

ナースではたらこ:抜群のサポートが好評

ナースではたらこ』はアルバイトの求人媒体「バイトル」なども手掛ける、大手人材会社のディップ株式会社が運営する看護師向け転職サイトです。

24時間の電話対応、ナース・キャリア・ステーションでの対面支援など、サポートが手厚く、サポートへの満足度はNo.1でした。楽天リサーチの調査でも看護師さんの満足度1位を獲得しています。

求人に関しても行きたい病院を指名できる、「逆指名」を行なっていますので、下記のように気になる病院があれば求人を探してくれます。

そのため、行きたい病院がなんとなくでもある方は登録しておくべき1社です。

運営会社ディップ株式会社
対象地域全国
公開求人数約0.8万
公式ページhttps://iryo-de-hatarako.net

さいごに

看護師が転職活動に踏み切るベストな時期とタイミングをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

転職先について相談相手がなかなか見つからない、という方は、まずは気軽に下記の看護師のキャリアのプロに相談してみることをおすすめします。

以下が、おすすめの転職エージェントです。

あなたの今後の人生がより明るいものであることを祈っています。