【図解】転職エージェントとは|1から理解し使いこなすための全知識

転職エージェント とは

転職エージェントって何をしてくれるの?」「なぜ無料で使えるの?」と気になりますよね。

転職エージェントとは、登録すると転職相談に乗ってくれて、求人探しから面接対策まで、幅広いサポートをしてくれる『人材紹介サービス』のことです。

転職エージェントがやってくれること

  1. 面倒な手続きをすべて代行してくれる
  2. あなたに合った非公開求人を探してきてくれる
  3. 過去データから万全な面接対策をしてくれる
  4. 年収交渉を引き受けてくれる
  5. 退職トラブルの相談相手になってくれる

そして、ここまでのサービスが全て無料で受けられることが大きな強みであるため、転職活動をするにあたって利用は必須と言えるでしょう。

当ページでは、元転職エージェントのコンサルタントである私が、転職エージェントの仕組みから注意点まで、余すことなくお伝えしていきます。

  1. 転職エージェントとは
  2. 転職エージェントと転職サイトの違い
  3. 転職エージェント利用の7つのメリット
  4. 転職エージェント利用の5つのデメリット
  5. 転職エージェント利用の流れ
  6. あなたに合った転職エージェントの選び方
  7. 転職のプロがおすすめする転職エージェント一覧
  8. 転職エージェント利用のポイント
  9. 【FAQ】転職エージェントに関する疑問と回答

すべて読めば、転職エージェントとは何か、裏事情を含めて必要なすべてを知ることができ、誰よりも有利に転職活動を進めることができるでしょう。

1.転職エージェントとは

転職エージェントとは、登録すると転職相談に乗ってくれて、求人探しから面接対策まで、幅広いサポートをしてくれる『人材紹介サービス』のことです。

登録すると、担当者(キャリアアドバイザー)がつき、あなたの転職理由や希望条件、キャリア感をしっかりとヒアリングした上で、エージェントが保有する求人から適切な職場を選び、「この会社はどうですか?」と提案してくれます。

キャリアアドバイザーとは
キャリアアドバイザーとは、業界・職種の転職事情を熟知した転職支援のプロのこと。

転職エージェントを使う最大のメリットは、キャリアアドバイザーからの転職サポートを受けながら仕事探しができることです。

転職エージェントとは分かりやすく例えるなら、賃貸探しで「こんな物件はどうですか?」と提案してくれて、入居までの手続きをアシストしてくれる”不動産会社”、あるいは婚活で「この人はどうですか?」と紹介してくれて、お見合い調整までサポートしてくれる”結婚相談所”のような存在です。(これらとの違いは、利用者がお金を払う必要が一切なく、完全無料で使える点です)

転職エージェント利用が完全無料な理由

転職エージェントが無料なのは、企業からの仲介手数料で収益を上げる仕組みのビジネスモデルだからです。

転職エージェントとは

求職者が入社するごとに、転職エージェントは企業から仲介料(年収の30%前後)を受けとっています。

そのため、利用者側に料金は一切発生しません。

要するに転職エージェントとは、「お金を払ってでもいい人材を採用したい」という企業と、「希望条件にぴったりの会社に転職したい」という人材をマッチングさせる存在なのです。

エージェントの利用が転職に不利になることはない

「企業側は紹介料を払わなければならないせいで、内定率は落ちたりしないの?」と考える方も多いですが、結論から言うと、有利不利は関係ありません。

採用担当者は「雇った人がすぐに辞めた」「活躍しない」といったリスクを避けたいと考えるため、むしろ個人応募の素性のわからない方を採用するより、転職エージェントのお墨付きがある方を採用したいと考えることもあります。

2.転職エージェントと転職サイトの違い

転職エージェント・サイト

「転職エージェント」と似たサービスに「転職サイト」がありますが、それぞれの違いは転職活動の進め方です。

転職エージェントは、専任のキャリアアドバイザー(担当者)と一緒に転職活動を進めていきます。これに対して、転職サイトを使う場合、転職活動は全て自分一人で行っていきます。

転職エージェント転職サイト
気軽さ
登録・相談のハードルが高いと感じる人も

自分で求人を検索するだけなので気楽
得られる情報
企業の内部情報なども教えてくれる

求人票の情報だけ
求人の選択肢
豊富(非公開求人・独占求人あり)

豊富(サイトによっては少ないので注意)
転職アドバイス
転職のプロからのアドバイスが得られる
×
なし
選考対策
履歴書・職務経歴書の書き方や面接の答え方
×
なし
転職成功率
企業に推薦状を出してくれるので更なる後押しに

上手く活用できればスムーズに決まる
年収アップ率
年収交渉をしてくれるので良い待遇で転職しやすい

自分で交渉できれば問題ない

転職サイトではサポートはがないので、「良い求人がない」「履歴書の書き方が分からない」と悩んでも、自分でなんとかしなければなりません。

自力で解決できれば問題ないのですが、自分一人だと客観的なアドバイスを受けられず、次第に視野が狭くなっていきやすいので、間違った方向に進んでしまう可能性もあります。

このため、「転職活動に不安がある(履歴書・職務経歴書の書き方が分からないetc)」「次の転職は絶対失敗したくない(良い企業に入りたい)」という方は、転職エージェントの利用をおすすめします。

次章からは転職エージェントのメリットをより詳しく解説するので、少しでも利用を検討している方はぜひ読み進めてみてください。

3.転職エージェント利用の7つのメリット

本章では、転職エージェントのメリットをより具体的に解説していきます。

それぞれ詳しく見てみましょう。

メリット1.求人の選択肢が転職サイトより圧倒的に多い

転職エージェントを利用するメリットの一つに、求人の選択肢が転職サイトより圧倒的に多いことがあります。

実際に、人材業界大手のリクルート社が運営する『リクルートエージェント(転職エージェント)』と『リクナビNEXT(転職サイト)』を比べると、転職エージェントの方が2.5倍以上の求人を保有していることがわかります

タイプ別に求人数を比較

なぜこれほど違いがあるかというと、転職エージェントには「非公開求人」「独占求人」というものがあるからです。

  • 非公開求人
    …一般的な転職サイトやハローワークでは公開されていない求人(事業戦略上などの理由から)。公開募集してしまうと応募が殺到してしまうような好条件な求人(給与・ポジション)であるケースが多い。
  • 独占求人
    …特定の転職エージェントでしか扱っていない求人。こちらも応募が殺到してしまうような好条件な求人がほとんど。

このため、転職エージェントを使えば、職場の選択肢をグッと広げられます。転職サイトしか使わない場合、これらの好条件求人を閲覧すらできないので、かなり機会損失と言えるでしょう。

メリット2.転職先の視野が広がる

転職エージェントは、キャリアアドバイザーと面談(主にWEB・電話)をして希望条件を伝えることで、その条件に合った求人を紹介してもらいます。

転職のプロの視点で求人を提案してもらえるので、自分一人では思いつかなかったような企業・業界・職種を選択肢に入れられます。

具体例

自分は人付き合いが苦手なので営業職は向いていない(と思っている)

→キャリアアドバイザーに相談すると「顧客先を訪問しないインサイドセールス(内勤型営業)という職種があり、給与・勤務地の条件もぴったりの企業が募集をしている」と提案してくれた

このようなケースは、自分一人で転職活動をしていては思いつかないような転職先です。転職エージェントに相談したからこそ、「思いもよらぬキャリアが広がる」こともあるでしょう。

メリット3.応募書類の作成が楽になる

転職エージェントを利用すれば、応募書類(履歴書・職務経歴書)の添削を受けられます。

キャリアアドバイザーがヒアリングを通してあなたの人柄や経歴を把握し、伝え方のコツも教えてくれるので、誰でも魅力的な応募書類を作り上げられます

自分一人で応募書類を作るのは難しいもので、過不足無く経歴を書けたつもりでも、プロの視点からみると内容が不十分であったり、見せ方が適切でなかったりするケースはよくあります。

実際、求職者の作成した職務経歴書には「レイアウトや分量、内容」について修正すべき箇所があることが多いようです。

転職のプロであるエージェントに直接教わることで、企業の採用担当者に伝わる履歴書・職務経歴書が楽に作成できます。

メリット4.面接対策ができ、選考通過率がアップする

転職エージェントでは面接対策ができるので、選考通過率がグッと高まります。

面接対策で選考通過率が上がる3つの理由

  1. 企業が重視するポイントが分かる
    …エージェントは、企業の採用担当者と頻繁にやり取りをしており、「その企業がどんな人材を求めているか」を正確に把握している
  2. 面接に関する情報が蓄積されている
    …多くの転職支援実績があるエージェントであれば、企業ごとに「どのような質問がされるか」といった具体的な情報が、社内に蓄積されている
  3. 模擬面接で客観的なフィードバックがもらえる
    …印象を良くするポイントなど、一人では分からない面接のコツを、模擬面接(練習)を通して教えてもらえる

事前にどのようなやり取りが行われるかを練習しておけば、本番で緊張しすぎることもなく、リラックスして面接に臨めるでしょう。

メリット5.働きながらの転職活動がスムーズになる

転職エージェントは、企業とのやり取りを代行してくれるので、働きながらの転職活動がスムーズになります。

エージェントが代行してくれるやり取り

  • 各企業への応募
  • 面接の日程調整
  • 採用担当者への連絡
  • 入社日の調整

在職中に転職活動を行うとなると、細かいスケジュール管理が困難になります。

特に複数社に応募している場合、それぞれの企業と並行してやり取りを行わなければならなりません。

油断するとダブルブッキングなどのトラブルにつながる恐れもあります。

転職活動に関する煩雑なやり取りを、代わりに行ってくれるのは大きなメリットです。

メリット6.あなたのことを企業の採用担当者にアピールしてくれる

転職エージェントは、あなたのことを企業の採用担当者にアピールする役割を担っています。

具体的に言うと、キャリアアドバイザーは企業に対して推薦状を書いて、あなたのことを人事担当者にプッシュしてくれます。

面接では伝えきれなかったあなたの魅力や人柄を、直接伝えてくれるので、内定への後押しとなるでしょう。

メリット7.内定後もサポートしてくれる

転職エージェントのサポートは、内定が決まったらで終わりではなく、内定後の年収交渉や入社日の調整なども、代行してくれます。

得に転職時には、現職の引き継ぎや退職関連の手続きなどで、忙しくなりやすいですが、その都度調整を代行してくれるので安心です。

ここまでのまとめ

エージェント利用には、以下のメリットがあることが分かりました。

  1. 求人の選択肢が転職サイトより圧倒的に多い
  2. 転職先の視野が広がる
  3. 応募書類の作成が楽になる
  4. 面接対策ができ、選考通過率がアップする
  5. 働きながらの転職活動がスムーズになる
  6. あなたのことを企業の採用担当者にアピールしてくれる
  7. 内定後もサポートしてくれる

ただ、エージェントの利用はメリットばかりではありません。場合によっては、デメリットにもなり得ます。

そこで次の章では中立的な立場から、転職エージェントのデメリットも紹介します。登録前に悪い面もしっかりと把握しておきましょう。

4. 転職エージェント利用の5つのデメリット

転職エージェント利用のデメリットは、以下の通りです。

それぞれ詳しく見てみましょう。

デメリット1.自分のペースで転職活動を進めづらい

転職エージェントは、自分のペースで転職活動を進めづらい側面があります。

なぜなら転職エージェントはビジネスモデル上、「なるべく多くの求職者を転職させたい」と考えるからです。

そのため、例えば目先の売上やノルマのために、転職者の意向をあまり考えてない提案をしてきたり、逐一連絡を取ってきたりと、やや強引に転職させようとしてくるキャリアアドバイザーも少なからず存在します。

エージェントは「なるべく早く内定を決めて欲しい」というのが本音なので、ゆっくり時間をかけてマイペースに転職活動をしたいという方にとっては、「応募を急かされている」と感じられるかもしれません。

デメリット2.希望求人に応募できないケースもある

転職エージェントでは、必ずしも希望求人に応募できるわけではありません。

というのも、エージェントは企業応募の前段階で「社内選考(転職エージェント側で求職者を精査)」を行うのが一般的だからです。

エージェントが社内選考を行う3つの理由

  1. 企業からの信頼を得る必要があるから
    エージェントにとってのお客様(お金を払う人)は、求職者ではなく企業。エージェントは「良い人材を紹介できる」という信頼を企業から得るためにも、できるだけレベルの高い求職者を紹介したいと考える
  2. 採用代行の役割があるから
    …転職エージェントは、求職者の転職を支援する役割と同時に、企業の採用を代行する(良い人材を探して紹介する)という役割を担う。そのため、採用基準に満たない求職者は、あらかじめ選別しておく必要がある
  3. より高い報酬を得るため
    …同一の求人に複数の応募がある場合、より高年収で内定が見込める求職者を積極的に斡旋することもある

このため、「この企業に応募したい」と伝えても、スキルや経歴が企業の求める基準に満たない場合、断られることもあります。

※「社内選考後に企業への連絡を行う」と説明するケースもあれば、応募をしたふりをして「他社から紹介の人材に内定が決まった」といった報告がされることもあります。

デメリット3.担当者との相性次第でサービスの質が変わる

エージェントサービスの質に満足できるかどうかは、担当者のスキル次第です。

人材業界は離職率が高いので、入社間もない経験不足の新人が担当になってしまうことも十分考えられます。

また、いくらスキルがあったとしても、性格的に相性の悪いアドバイザーもいるでしょう。(「態度が高圧的に感じる」「イマイチ信用できない」など)

スキルの低いキャリアアドバイザーに担当されてしまうと、転職活動が上手く進められず、かえって足手まといになることもあるので注意が必要です。

担当者の変更は可能

担当者との相性が悪いと感じたら、変更してもらうことができます。

多くのエージェントでは、問い合わせ窓口を設けており、担当変更の旨を伝えることで柔軟に対応してくれます。

ただ、必ずしも良い担当者がつくとは限らないので、効率的に転職活動を進めるなら、複数のエージェントを使ってみて一番相性の良いサービスを選ぶのが賢明です。

デメリット4.担当者との調整が手間なこともある

エージェントを利用すると、面談を行って希望条件のすり合わせを行ったり、随時くる連絡に対応したりする必要があります。

自分一人で転職活動を進めるわけではないので、これらの工程が少々手間に感じられる人もいるでしょう。

エージェントによっては、なるべく早く転職を決めてもらおうと頻繁に連絡してくることもあり、煩わしさを感じるかもしれません。

デメリット5.サポート期間が決まっているエージェントもある

たいていのエージェントは、無期限でサポートしてくれますが、中には3ヶ月や6ヶ月などのサポート期間が定められているサービスも存在します。

また、無期限のサポートではあるものの、3ヶ月を過ぎたあたりから対応を後回しにされるケースもあります。

特に利用者が多いサービスの場合、長期的なサポートは期待できないので、状況に合わせて転職サイトなどのサービスを使うのも良いでしょう。

ただ、転職活動は漫然と進めていくよりも、3ヶ月ほどの期間を目安として設けて効率的に行っていく方が、モチベーションも低下せず、求職者に好ましいです。

そのため、見方を変えれば「転職活動を効率的に行いたい」「早く転職を決めたい」という方にはむしろメリットとなるでしょう。

ここまでのまとめ

転職エージェントのデメリットを解説しました。

  1. 自分のペースで転職活動を進めづらい
  2. 希望求人に応募できないケースもある
  3. 担当者との相性次第でサービスの質が変わる
  4. 担当者との調整が手間なこともある
  5. サポート期間が決まっているエージェントもある

ここまでの内容を踏まえると、以下に該当する人はエージェントを利用しても、思ったほどメリットを得られないでしょう。

エージェント利用が向いていない人

  • ゆっくりと時間をかけて転職したい
  • 自分のやり方で転職活動したい
  • スキルや経験が一切ないにも関わらず、転職先の理想が高すぎる

時間をかけて転職したい人は、『doda(サイト版)』や『リクナビNEXT』などの転職サイトの利用がおすすめです。

一方、以下に該当する人は、積極的なエージェントの利用をおすすめします。

エージェント利用をおすすめできる人

  • なるべく早く転職先を決めたい
  • まずは転職相談をしてみたい
  • できるだけ多くの求人情報を得たい
  • 履歴書や職務経歴書を書いたことがない
  • 緊張しやすく面接が苦手

転職エージェントの利用は全て無料なので、まずは2~3社登録してみて、複数の担当者と実際に話してみることを推奨します。

そうすれば、自分と相性の合う担当者を選ぶことができ、手厚いサポートを受けながら安心して転職活動を進められるでしょう。

では次章から、実際に転職エージェント登録後の利用の流れを、具体的にイメージできるよう詳しく解説していきます。

5.転職エージェント利用の流れ

転職エージェント利用の流れ

(1)公式サイトから登録

まずは、転職エージェントの公式サイトから利用登録をします。

登録時は主に以下の情報を入力するだけで、3分程度で終了します。

入力項目

  • 名前・生年月日・現住所
  • 転職希望時期
  • 希望勤務地
  • 現在の仕事
  • 現在の年収
  • 連絡先(メールアドレス・電話番号)

登録後は転職エージェントの受付担当者から折り返し連絡があり、次ステップ「面談(キャリアヒアリング)」の予約を行います。

(2)電話・WEB面談(キャリアヒアリング)

担当のキャリアアドバイザーと面談(キャリアヒアリング)を行います。

もともと対面での実施が主流でしたが、近年は電話・オンライン面談を取り入れているサービスがほとんどのようです。面談の手段は、予約時に指定しておきます。

面談では、以下のようなやり取りを通して、あなたの希望条件や理想のキャリア像をキャリアアドバイザーに伝えます。

面談で話すこと

  • 希望条件(年収、勤務地など)
  • 希望職種、業界
  • これまでの経歴
  • どのような働き方をしたいか
  • 転職を決めた理由
  • そもそも今転職すべきかどうか
  • 今回の転職で何を一番実現したいか
  • 気になっている企業はあるか
  • 現在の転職市場の動向

面談時間は30分~1時間ほどかかります。「意外と時間がかかって面倒」と思われがちですが、転職エージェントを活用する上で、この面談が一番重要なポイントです。

キャリアアドバイザーは、二人三脚で転職活動を進めるパートナーのような存在です。そのため、両者が同じゴールを見据えていることが何より重要となります。

「転職に対する想い」「将来的なキャリアビジョン」がしっかり伝わっていれば、担当者は希望条件の背景まで先読みして、本当に知りたかった情報を教えてくれたり、キャリアの可能性を広げるような提案をしてくれたりします。

一方で、双方の認識がズレていると、自分の求める病院と提案される病院の方向性が一致せず、時間と手間だけがかかってしまいます。

希望の働き方や条件を具体的に伝えるのはもちろん、「転職に対する想い」「将来的なキャリアビジョン(5年後、10年後はこうありたい)」などもしっかりと伝えておいてください。

自身の考えを整理できる良い機会なので、じっくり時間をかけて行いましょう。

その後は、転職支援のプロから客観的な意見をもらいながら、転職活動の方向性を定めていきます。

(3)求人紹介

面談の内容に合わせて、キャリアアドバイザーが職場を厳選して紹介してくれます。

紹介求人はエージェントによって異なりますが、5~20件ほどが多いようです。

自分で探す手間が省けるので、転職活動を効率的に進められます。

非公開求人・独占求人の中からニーズに合ったものを提案してもらえるのも、転職エージェントならではの利点です。

(4)応募書類の添削

応募先の企業が決まれば、書類(履歴書と職務経歴書)の作成を行いますが、この際キャリアアドバイザーに内容の添削をしてもらえます。

はじめて転職する方で書き方が分からない場合は、積極的に添削してもらうようにしましょう。

(5)企業にエントリー

選考書類が完成したら、キャリアアドバイザーが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

推薦文では、自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を代わりに企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は有利です。

書類選考に通過したら、次は面接へと進みます。書類選考期間は企業次第ですが、目安として1~2週間程度と想定しておきましょう。

(6)面接対策

面接日が決まれば、それに合わせて面接対策を受けます。

特に、転職エージェントと企業がもともと深い関係を築いている場合は、「面接官はどんな人なのか」「どのような質問をされるのか」などを事前に把握できます。これも、転職エージェントを利用するメリットの一つです。

なお、面接日の調整なども転職サイトが代行してくれます。

(7)内定から入社までのサポート

無事面接が終わり、採用が決まった後も転職エージェントは入社までのサポートをしてくれます。

内定後のサポート

  • 入社日の調整
  • 年収(条件)の最終交渉

また、退職手続きについて不安な場合は、「上司にどのように報告するか」などの相談もできます。

6.あなたに合った転職エージェントの選び方

本章では、転職エージェント選びの手順を3ステップで紹介します。この流れで絞り込んでいくと、自分にぴったりのサービスがどれか分かります。

ステップ1. 大手総合転職エージェントに2~3社登録する

前提として、転職エージェントは(1)大手総合型と(2)特化型の2種類に分けられますが、基本的にまずは(1).大手総合型エージェントを2~3社選びましょう。

(1)大手総合型
(まずはこちら!!)
(2)特化型
概要業種を横断して、様々な種類の求人を大量に保有特定業種の転職支援専門
求人
5~30万件

100~1万件
選考対策
支援実績が豊富で、有用なアドバイスが得られる

業界ならではの選考事情を詳しく教えてくれる
業種知識
業種特有の知識には弱いこともある

業界出身のキャリアアドバイザーが多く知識が豊富

大手総合型は、様々な種類の求人を数多く扱っている全国規模のエージェントです。業種・職種問わず、幅広い選択肢の中から求人を提案してくれます。分かりやすく言うと「営業、事務職、技術職…なんでもアリ」の転職エージェントです。

まずは大手総合型を選ぶべき理由

  • 保有求人数が多く、登録するだけで選択肢を増やせる
  • 業種を横断して紹介できるので、志望業種が漠然としている方でも利用可能
  • 支援実績が豊富で、選考通過に関する実用的なノウハウが蓄積されている
  • 大手ほどサポート体制が整っている傾向にある

補足:年代によって使うべきエージェントは異なる

ただ、大手でもその数は無数にあり、エージェントごとに主な利用ターゲット層が違うので、適当に選ぶと利用を断られるケースもあります。

利用を断られる事例:
登録者の年代・年収がエージェントの利用者層とズレているケース。例えば、ハイクラス層(年収800万円以上目安)を対象としたエージェントに若年層の方が登録すると「紹介できる求人はありません」と利用を断られる。

このようなミスマッチは、「自分の年代・現状の年収」と「エージェントの利用者層」が合っていれば避けられます。

ステップ2. 特化型転職エージェントに1~2社登録する

志望業種が決まっている方は、特化型のエージェントにも登録しておきましょう。

特化型は、ある特定の業界・職種の転職支援専門のエージェントです。分かりやすく言うと、「IT技術職だけ」「外資系だけ」に絞った転職エージェントです。

業種の経験者が在籍するケースが多く、情報収集や面接対策にかなり役立ちます。

ステップ3. 相性の良いキャリアアドバイザー(担当者)がいるエージェントを選ぶ

上記の流れでエージェントに登録すると、連絡担当者からキャリア面談の日程調整の連絡が入ります。そのキャリア面談を経て、どのエージェントをメインで利用するか最終的に判断します。

一社のエージェントにはじめから絞るのではなく、2~3社に登録してみて、キャリアアドバイザーの対応や相性を比較検討することをおすすめします。

7.転職のプロがおすすめする転職エージェント一覧

転職エージェントは種類が膨大で、それぞれ特性も違うので、「使ってみたいな」と思ってもどれを選べば良いか分からないという方も多いはず。

そこで当サイトで転職エージェント利用経験者を対象に行った調査から、特に評価の高かったものを一覧にしてまとめました。

気になるものがあれば公式サイトを見てみてください。

総合型転職エージェント一覧

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リクルートエージェントdodaエージェントマイナビAGENT
女性の転職
JACリクルートメントマイナビジョブ20sワークポートエンワールドジャパンエンワールド・ジャパンパソナキャリアマイナビAGENTハタラクティブハタラクティブ
利用者層
(目安年収)
20代後半~50代
(300~700万円)
20代後半~50代
(300~700万円 )
20代~40代の女性
(250~500万円)
40代以降
(800~1,000万円)
20代
(200~350万円)
20代前半~30代
(300~400万円)
40代以降
(700~900万円)
30代前半~50代
(500~800万円)
20代後半~30代
(300~500万円)
20代
(200万円代)
公開求人数約169,000
(業界最多!!)
約126,000約35,000約13,000約2,700約51,000約900約40,000約35,000非公開
満足度
4.2

4.0

4.0

4.3

4.3

4.0

3.9

3.9

4.2

3.7
特徴・求人数No1!
・業界最大手で実績豊富
・職種問わず求人が豊富
・地方の転職に強い
・女性の転職支援に特化・ハイクラス転職に特化
・外資系求人も多数
・20代特化の転職支援
・はじめての転職におすすめ
・IT&営業求人が豊富
・未経験、第二新卒向け
・年収800万円以上目指す方向け
・外資系、エグゼクティブ求人多数
・年収アップを目指す方に最適・若年層向けサポートが好評・フリーター、既卒向け
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※求人数:2023年10月更新

この中で特に「転職エージェントと言えばコレ」をあげるなら、人材業界最大手のリクルート社が提供する『リクルートエージェント』でしょう。

どれに登録するべきか迷うという方は、まず総合型で求人数が一番多いリクルートエージェントに登録しておけば安心です。

※他のエージェントについては、『転職エージェントおすすめランキング』で詳細をまとめて紹介しています。

リクルートエージェントについてもっと詳しく

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、求人数No.1の総合転職エージェントです。

公開求人は16万件以上、リクルートエージェントからしか応募できない非公開求人を合わせると39万以上の求人を扱っています。

業界最大の転職成功実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、コロナ禍で転職が難しくなっている今、必ず登録すべき1社と言えます。

公式サイト:
https://r-agent.com/

特化型転職エージェント一覧

←左右にスクロールできます→

レバテックキャリア薬キャリエージェント
薬キャリエージェント
レバウェル介護レバウェル介護(旧:きらケア)看護roog-jobG-JOBエージェントアクシスコンサルティングアクシスコンサルティングマイナビAGENT金融マイナビAGENT営業パソナキャリア
【士業・管理部門特化版】
マイナビメーカーAGENT不動産キャリアエージェント不動産キャリアエージェント
特化IT業界薬剤師・製薬企業介護職看護職ゲーム業界コンサル職金融業界営業職管理職製造業不動産業界
利用者層
(目安年収)
30代~50代
(400~700万円)
全ての薬剤師全ての介護職全ての看護師業界経験者
(300~600万円)
30代以降
(500~800万円)
20代後半~50代
(300~700万円 )
20代後半~50代
(300~700万円 )
30~40代
東京/千葉/神奈川/埼玉在住
(年収700万~)
全てのメーカー系エンジニア20代後半~50代
(300~800万円)
公開求人数約13,000約60,000約25,000約61,000約850非公開1,8006,6007,2009,300非公開
満足度
3.9

4.0

3.9

4.2

3.9

4.1

4.1

4.1

4.2

3.8

3.9
特徴・IT業界のハイクラス求人・薬剤師の利用満足度No1・介護職スタッフ満足度No1・利用者満足度96.3%
・看護師人気No1
・業界経験者のアドバイザーが在籍・シニアコンサルタントの入社数1位の実績・大手マイナビの金融特化版・大手マイナビの営業職特化版・ハイクラスの管理職特化エージェント製品開発/機械設計etc
モノづくり系職種の求人に特化
・不動産業界に特化した提案
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※求人数:2023年10月更新

8.転職エージェント利用のポイント

転職エージェントは、以下のポイントを押さえておくことで、より効果的に利用できます。

転職エージェント利用ポイント

どのサービスを選ぶかと同じくらい、どうやって活用するかも重要です。利用前にそれぞれのポイントを押さえておきましょう。

point-1.登録前に「担当者との連絡方法」を確認する

転職エージェントに登録する前に、担当者(キャリアコンサルタント)との連絡方法を確認しておきましょう。

連絡方法は主にメール・電話・LINE・ビデオ通話などのツールが用いられます。どのツールをメインで使うかはサイトによって異なります。「自分が連絡を取りやすい形でやり取りできるか」という視点は、スムーズに転職活動を進める上で大切です。

転職経験者の話では、「メールやLINEなどテキストでのやり取りが楽で良い」という意見が多数派でした。「電話で話をするのが苦手」「休みの日に連絡してほしくない」という方は、メールやLINEでのやり取りが可能なサイトを選びましょう。

point-2.希望条件をしっかりと伝える

担当者との面談の際は、時間をかけて、希望条件をしっかりと伝えましょう。

前述しましたが、面談でキャリアアドバイザーとの認識を合わせていないと、その後の転職活動の方向性がぶれてしまい、「相談しなければよかった」と後悔してしまう可能性もあります。

希望の働き方や条件を具体的に伝えるのはもちろん、「転職に対する想い」「将来的なキャリアビジョン」などもしっかりと伝えておいてください。

point-3.転職時期は最短可能な日程を伝える

転職エージェントに登録すると、「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と質問されます。特に決まった時期がなければ、「できるだけすぐに転職したい」と伝えておきましょう。

直近で転職を考えている人ほど、積極的にサポートしてもらえるからです。転職エージェントは、転職希望者を企業に紹介し、その仲介料で収益を上げるビジネスモデルなので、転職意欲が高い人を優先する傾向があります。

ただし、働きながら転職活動をする場合は、現実的に退職が可能な時期(引継ぎが終わるタイミング)も併せて伝えておいてください。

point-4.経歴やスキルは正確に伝える

経歴やスキルは正確に伝えるようにしてください。曖昧にしたままでは、適切な提案を受けられません。具体的な担当業務は誤解のないよう伝えておきましょう。

内容に偽りがあった場合は、担当者からの信用を失うリスクもあります。

point-5.紹介された企業の口コミをチェックする

転職後に後悔しないためにも、紹介された企業の口コミを事前にチェックしておくのも大切です。

もちろん、企業の良い面・悪い面、リアルな内部情報は、転職エージェント経由であらかじめ把握できます。ですが場合によっては、担当者が企業の悪い面を正しく把握していないケースもあるのです。

口コミサイトはいくつかありますが、その中でも特におすすめなのが、『OpenWork』です。

いずれも口コミを投稿することで閲覧ポイントを獲得できるものなので、やや労力はかかるものの、事前にリアルな口コミを知ることで、ブラックな職場を避けられます。

point-6.複数の転職エージェントを併用する

複数の転職エージェントを併用することで、スムーズな転職が可能になります。あまり多すぎると連絡がわずらわしくなるので、利用サイトは2~3つがベストです。

複数併用することで、以下のようなメリットがあります。

複数利用のメリット

  • 各エージェントの非公開・独占求人にアクセスできる
  • 応募先の選択肢が増える
  • 担当者を比較し、最も相性の良い人にサポートしてもらえる
  • 異なる視点のアドバイスをもらえる

特に各エージェントの非公開・独占求人にアクセスできるのは、かなり魅力です。

非公開求人は、一般的な求人情報サービスでは公開されていない求人。独占求人は、その転職エージェントからしか応募できない求人のこと。いずれも、条件が良く好待遇であることが多い。

複数のエージェントを利用すると、条件の良い求人情報を得られ、より理想に近い職場を見つけやすくなります。

9.【FAQ】転職エージェントに関する疑問と回答

ここまでの知識や裏事情を理解すれば十分と言えますが、より万全な知識で転職エージェントに登録したい方向けに、細かいポイントを含めて全て解説していきます。

それぞれ見ていきましょう。

Q1. 転職に向いている時期はいつ頃ですか?

2~4月は、転職活動を開始するには最高のタイミングです。

なぜなら、3月の退職や人事異動に伴って、企業が好条件な求人を募集する時期だからです。

一方で、多くの求職者が動く時期でもあるため、人気の求人は短期間で定員に達してしまう場合があります。

良い求人を確実に手に入れるために、可能な限り早いタイミングで転職活動を開始すべきです。

またこの時期は、転職エージェントの担当者は、より多くの人のサポートを行うことになります。

そのため、優先的に良い求人を紹介してもらうためにも、登録後、転職エージェントからの連絡に可能な限りこまめに対応するようにすることが重要です。

Q2. 面談のときの服装を教えてください

その日に面接を行う訳ではないので、どのエージェントでも服装は自由です。

ただし、あまりに常識ハズレの服装だと、「紹介してから、面接でも常識ハズレな態度をしそう・・・」と思われてしまい、良い求人を紹介してくれなくなる可能性は大いにあります。

カジュアルでも良いですが、小ぎれいな格好をしていきましょう。

Q3. 利用は完全無料なのですか?

ごく一部のエージェントをのぞき、利用は完全無料です。

少なくとも、下記の大手エージェントは求職者側に金銭を要求することはありません。

ただ、大手の中でも唯一例外なのが、『ビズリーチ』です。

ビズリーチは転職エージェントというより、スカウトサービスを受けられる転職サイトで、サービスを完全に利用するためには下記の料金がかかります。

  • 年収600万円未満: 3,278円(税込)/30日間
  • 年収600万円以上: 5,478円(税込)/30日間

詳しくは『ビズリーチを利用するべき人の3つの条件と活用方法の全て』で解説しているので、気になる方はこちらを参考にしてください。

Q4. 面談は何時まで対応してくれるのですか?

担当者次第ですが、一般的に19時または20時からの面談が最終となります。

ただし、募集締め切りが迫っていたりすると、23時などに対応してくれる担当者もいますが、なるべく無理をさせず、良好な関係を築きましょう。

Q5. 電話での面談もできるのですか?

電話での面談も可能です。面談オフィスまで行けない場合も心配ありません。

というより感染症対策の観点から、多くのエージェントで電話面談・WEB面談を推奨しています。以前より気軽に転職相談ができるようになっているのです。

Q6. 土日祝日の対応はしてくれるのですか?

転職エージェント・担当者次第となりますが、基本的には平日のみの対応です。

もし対応してくれた場合は、休日返上してくれている可能性が高いので、感謝の意をしっかりと伝えましょう。

Q7. 転職活動中に何回面談するのですか?

平均して、1回〜2回の対面面談と、都度の電話面談となります。

ただし、「何回まで」といった回数のルールは存在しませんので、必要に応じて対応してくれます。

面接練習や職務経歴書添削に時間が必要な方は、5回以上会うケースも良くあります。

Q8. エージェントとの「面談」のキャンセルはできますか?

もちろん、仕事の都合などで面談に行けなくなった場合には、面談をキャンセルすることが可能です。

ただし、転職エージェントと良好な関係を築くために、事前に連絡は必ずいれましょう。

面談キャンセル文面例

いつも大変お世話になっております。

○月○日○○時より面談のお時間を頂戴しております、○○と申します。

誠に申し訳ございませんが、どうしても仕事の都合が重なってしまい、

以下のいずれかにご調整をお願いできないでしょうか。

×月×日(×曜)×時~
×月○日(○曜)×時~
×月△日(△曜)終日

または、○○様のご都合のいい日をお教えください。

ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

Q9. 企業との「面接」のキャンセルはできますか?

可能ですが、企業との面接は、極力キャンセルしないようにしましょう

せっかく手間をかけてセッティングした場なのに、あなたの勝手な都合でキャンセルされると、次の求人紹介が最悪なくなってしまいます。

どうしてもキャンセルする場合は、誠意を持って対応をしましょう。

キャンセルする場合は、企業に連絡するのではなく、転職エージェントの担当者に必ず連絡してください。

Q10. 担当変更をしたいときは誰に言えばいいのですか?

担当変更をしたい場合、下記のような文面を担当者に直接送りましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。

現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と

一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

どうしても直接は送りにくい・・・という方は、それぞれの総合窓口に電話するか、変更フォームより相談することもできます。

Q11. 内定辞退したらどうなりますか?

内定辞退をすることは良くあることで、問題ありません。

ただし、担当してくれたエージェントや、内定先企業には迷惑がかかるため、誠意をもって対応しましょう。

  • 理由を丁寧に説明する
  • できるだけ早く伝える

ただし、内定の段階での辞退は問題ありませんが、入社前辞退はやってはいけません。

法律の話になりますが、内定をもらい、入社に合意した上で、入社日の2週間前以内に辞退した場合、最悪の場合、損害賠償を受けてしまうこともあります。

断ることが決まった内定については、すぐに辞退してください。

Q12. 転職するか決めていなくても使えますか?

もちろん、転職するか決めていなくても利用可能です。

むしろ、転職をするべきかどうかの相談から入る利用者が多数です。

複数のエージェントに一気に相談してみて、印象の良い方に深い相談をしてみましょう。

Q13. 何も準備できていなくても使えますか?

もちろん、何も準備ができていなくても利用して問題ありません。

転職準備をするためのエージェントですので、職務経歴書や志望業界が全く決まってない状態でも、とりあえず相談してみましょう。

準備の仕方から、丁寧に教えてくれます。

Q14. エントリーしたエージェントから個人情報を削除できますか?

もちろん可能です。

登録したものの「使わないな」と感じたら、担当者に直接伝えるか、問い合わせフォームから申請しましょう。

Q15. 勤務先・取引先にばれてしまいませんか?

ばれることは基本的にありません。

転職エージェントに登録した段階で、あなたの登録した情報は「転職エージェントのキャリアアドバイザーと担当部署」だけが分かる状態となります。勤務先や取引先が仮に転職エージェントで人材を募集している場合でも、あなたの情報にアクセスすることはありません。

唯一バレる可能性としては、「会社のメールアドレスで転職エージェントに登録してしまった場合」です。なので転職エージェントへの登録は必ず個人のアドレスから行うようにしてください。

情報漏洩が気になるという方もいるかもしれませんが、滅多に起きないと考えて大丈夫です。大手転職エージェントでは、各社ともに個人情報を守るために万全の対策を行なっており、厳しい第三者機関の監査が定期的に入っているからです。

さいごに

転職エージェントについて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

「転職エージェント使おうかな…」と迷っているようなら、『転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!』を参考に、まずは気軽に相談してみましょう。

あなたの転職活動が上手くいくよう、心から願っています。

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