看護師の転職

【徹底解説】看護師の給料が上がらない4つの原因&年収を上げる方法

看護師 給料上がらないアイキャッチ
  • 看護師として働いているけど、給料が低いままで将来が不安
  • 看護師の給料ってどうやったら上がるの?

と悩んでいませんか。

看護師の給料が上がらない現状には、さまざまな原因が考えられます。

2020年以降は、外来や各種検診が減少したことなどの理由から、賞与をカットした病院も増えているようです。

本記事では、看護師の給料が上がらない原因を解説し、給料アップの具体的な方法を解説します。

すべて読めば、なぜ看護師の給料が上がらないのか・どうすれば上がるのかが分かります。

ぜひ最後までご覧ください。

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看護師の給料が上がらない4つの原因

看護師の給料が上がらない原因

看護師の給料が上がらない原因として考えられるのは以下4つです。

それぞれを詳しくみていきましょう。

診療科によって給料が大きく異なる

給料が上がらないのは、給料の低い診療科に勤めている可能性があります。

診療科によって看護師の平均年収は大きく異なり、各診療科の平均年収は以下のようになります。

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トップ5 ワースト5
病理診断科:470万円 人間ドッグ・検診:392万円
総合診療科:461万円 アレルギー科:397万円
救命救急科:460万円 老年内科:405万円
心臓血管外科:457万円 胃腸科:412万円
呼吸器外科:453万円 心療内科:412万円

参考:医療ワーカー(2021年9月時点)

診療科によって平均年収が異なる背景としては、以下のような要因が考えられます。

  • 健康を害するリスクのある科には危険手当がつくから(放射線科、精神科、オペ室など)
  • 科によって残業の多さが異なるから
  • 科によって夜勤の多さが異なるから(患者数が多い科は、夜勤に配置される看護師数も多くなる)

給料の低い診療科に勤めている方は、他の診療科へ異動するのが現実的な解決策といえます。

病院の経営母体によって給与額や昇給率に差がある

看護師としての給料が上がらないのは、病院を経営する母体の違いが関係しています。

看護師の基本給は、以下のような要因によって決まります。

病院の給与額や昇給率に差が出る要因

  • 規模:個人の病院か、総合病院なのか
  • 立地:地方か、都市部の病院なのか
  • 経営母体:国の病院か、公立の病院なのか

実際、規模が小さい病院より大きいほう、地方よりも都心部の病院のほうが給与水準は高いようです。(参考:日本看護協会,e-stat

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経営母体 勤続10年看護師の給与額
(月)
社会保険関係団体
(国民健康保険組合)
27万6,093円
公立
(都道府県)
26万7,539円
公的医療機関
(日本赤十字社)
26万4,676円

(厚生労働省)
25万7,664円
その他法人
(私立学校法人)
25万1,361円
公益法人
(公益社団法人)
24万5,060円
医療法人・個人
(医療法人)
23万2,020円

参考:日本看護協会

もっとも給与平均の高い「社会保険関係団体」と低い「医療法人・個人」を比べると、月当たり4万円、年収にすると50万円ほどの差になります。

給料平均の低い地方や経営母体に勤めている方は、平均の高い地域や病院への転職で、給料が上がるかもしれません。

看護師が多く役職に就きづらい

看護師として給料が上がらないのは、勤め先に看護師が多く、役職に就きづらいのも原因の一つです。

看護師の役職には主任副主任師長などがあり、役職に就ければ給与アップが期待できます。

ただ看護師の数は、年々増加傾向にあるため、役職に就ける人数も限られています。

出典:厚生労働省

規模が大きい病院で管理職になると、高い給与アップが見込めますが、競争率が激しいのが懸念点です。

コロナの影響で病院の経営状態が良くない

2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大によって病院の経営状態に悪影響が出ており、看護師の給料にもしわ寄せが生じています。

看護師を対象にした調査によると、(2020年2月以前と比べ)給与が減額した看護師は看護師全体の約半数を占めると報告されていました。(参考:レバレジーズメディカルケア「看護師の労働環境に関する実態調査」

コロナ患者と関わる業務に従事しているかを問わず、全ての看護師で給与の減額が確認されているようです。

ここまでのまとめ

看護師の給料が上がらない原因まとめ

看護師の給料が上がらない原因は以下です。

ここまでのまとめ

  • 診療科によって給料が大きく異なる
  • 病院の経営母体によって給与額や昇給率に差がある
  • 看護師が多く役職に就きづらい
  • コロナの影響で病院の経営状態が良くない

勤め先の病院の規模経営状態診療科などによって、給与水準は大きく異なります。

平均給与額や昇給率の低い職場で働いている場合、何年経っても給料は一向に上がりません

もし給料を上げたいなら、次の章で紹介する看護師の給料を上げる方法を確認しておきましょう。

なお看護師の平均年収については、以下の記事でも詳しく解説しています。

内部リンク

看護師の給料を上げる4つの方法

看護師の給料を上げる方法

看護師の給料を上げる現実的かつ具体的な方法は、以下の4つのとおりです。

それぞれ詳しく説明します。

単発・スポットの仕事をする

看護師が給料をアップするなら、単発・スポットでの仕事を探しましょう。

単発・スポットは、主に介護施設などの医療行為をおこなわない施設に、1日~数日だけ派遣され、看護師として施設スタッフのサポートをします。

「1日だけ介護施設の夜勤をする」「3日間だけ訪問入浴の介助の仕事をする」といった柔軟な働き方が可能です。

給料も高めに設定されており、日給2〜3万円の求人も見られます。

さらに2021年4月以降は、新型コロナウイルスワクチン接種に限り、医療施設での単発の仕事も可能になりました。

単発・スポットの求人は、転職サイト・派遣サイトなどを使って探せます。

例えば、看護師転職・派遣支援サービス『MCナースネット』では、スケジュールが空いている日を選択して求人一覧を確認できます。

mcナースネットMCナースネット検索画面

「夜勤を増やしたいけど、今の病院ではなかなかできない」という方は、単発の仕事をしてみるのもおすすめです。

なお単発・スポットの仕事は副業にあたるため、必ず本業の就業規則を確認してください。

上司と良好な関係を築き評価を得る

現職の給料アップを目指しているなら、普段から上司と良好な関係を築いておくことも重要です。

看護師の給料は、在籍年数の長さが評価基準となりますが、それ以外にも「師長の評価」も関係します。分かりやすく言うと、師長が認めている看護師ほど給料が上がりやすいということです。

看護師の仕事の成果は、売上などで客観的に測れるわけではないので、どうしても「上司の主観的な印象」が大きく影響してきます。

実際に、スタッフのうち何人かをプラス評価(収入アップなど)するという時には、良い印象のある部下を推薦する場合もあるようです。

そのため、普段から良好な関係を築いておき、高評価を受けやすくする姿勢も、給料アップには必要といえるでしょう。

管理職のポジションを目指す

看護師の給料を上げる方法として、主任・師長などの管理職に就くのも現実的な方法です。

実際にフルタイム勤務の看護師の平均年収が519万2,417 円であったのに対して、中間管理職は648万3,444円と、100万円以上の給与アップを期待できます。(参考:日本看護協会の調査)

看護師の管理職として、具体的には以下の役職があります。

看護師の管理職

  • 看護部長:看護部の責任者として、病棟の看護師長・スタッフナースをまとめ、病院全体の経営にも関わる仕事。
  • 看護師長:スタッフナースを統括する役割があり、主任看護師と一緒に業務の円滑化と質向上を目指す仕事。
  • 看護主任:スタッフナースの上位にあたる役職で、業務が円滑に進むように看護師長を補佐する仕事。

看護師の管理職とは、看護の現場のまとめ役に該当します。

複数人のスタッフをまとめ上げるマネジメント力や忍耐力が必要な立ち位置です。

看護師長が管理職の資質がある看護師を推薦し、看護主任を目指す流れになります。

大病院などの規模が大きく看護師の多い病院だと、競争が激しく管理職に就くのには最低でも10年以上かかります。

ただ中・小規模の病院なら、看護師経験10年未満で管理職に就けるケースもあるようです。

時間はかかりますが、着実にステップアップしながら給料を上げる方法といえます。

基本給の高い病院・施設に転職する

看護師が給料を上げるなら、基本給が高い職場に転職するのも一つの方法です。

上記のように、看護師の昇給率は病院の経営母体や規模によって異なるため、業務内容が同じでも年収が上がるケースは少なくありません。

「このまま働き続けても大幅な給与アップが見込めない」場合、給与水準が高い他の職場への転職がおすすめです。

補足:給料アップに資格取得はおすすめしない

給料アップに資格取得はおすすめしない

看護師の給料を上げる方法として、認定看護師や認定看護師の資格取得を検討するのはおすすめできません。

なぜなら、資格取得は費用対効果が全く釣り合わないからです。

例えば認定看護師の資格取得には、授業料・実習費などを合わせると100万円以上のコストがかかります。

加えて専門の教育機関で6ヶ月以上、計615時間の教育課程をクリアしなければなりません。

仮に資格を取得したとしても、昇給・手当がつくとは断言できません。

看護協会の資料によると「病院の約6割は、認定看護師・専門看護師の資格手当や昇給がないとも報告されています。

専門看護師・認定看護師の処遇

専門看護師・認定看護師の資格は、半分以上の病院で給料に加算されない

出典:日本看護協会

給与に反映されたとしても、月5,000円アップが相場です。

給料アップの目的だけで資格取得を検討するのは現実的ではないといえるでしょう。

【看護師の給料を上げる】おすすめ転職サイト3選

看護師給料アップにおすすめの転職サイト

続いて、看護師の転職に最適なサイト3つを紹介します。

各サイトの特徴を一つずつ確認していきましょう。

看護roo!

看護rooの紹介

看護roo!(カンゴルー)は、看護師業界特化型の転職サイトです。

公開求人が多いのはもちろん、登録者のみが応募できる非公開求人も数多く揃っています。

また手厚いサポートに定評があり、面接時にスタッフが同行してくれるサービスも魅力の1つです。

面接対策条件交渉にも対応しているため、安心して転職活動を進められるでしょう。

看護roo!の詳しい情報については、以下の記事もご覧ください。

 

相談
無料
看護roo!公式サイト

マイナビ看護師

マイナビ看護師の紹介

マイナビ看護師は、マイナビが運営する大手転職サイトです。

「スピード転職」や「じっくり転職」など、独自のサポートを提供しており、求職者の希望に合わせて転職期間を設定してくれます。

幅広い職種の求人を保有しているため、看護師以外の転職を検討している方にも最適です。

企業とのミスマッチを減らし、ご自身のペースで転職活動を進めたい方は、ぜひ利用してみてください。

マイナビ看護師の詳しい情報については、以下の記事もご覧ください。

 

レバウェル看護(旧:看護のお仕事)

レバウェル看護

レバウェル看護は、2023年10月時点で10万件以上の公開求人を保有する転職サイトです。

また、病院や施設を訪問し直接取材した結果から、職場のリアルな情報を提供しています。

職場での人間関係や働き方に不安がある方には嬉しいポイントといえるでしょう。

さらにLINEメッセージでのやり取りにも対応しており、電話やメールよりも手軽に情報収集できるのも魅力です。

なお、レバウェル看護の詳しい情報については、以下の記事もご覧ください。

 

看護師の給料を上げるうえでよくある質問

看護師の給料についてよくある質問

最後に「看護師の給料を上げるうえでよくある質問を紹介します。

安心して転職活動を進めるためにも、上記の疑問について事前におさえておきましょう。

看護師の給料を安いと感じてしまう原因は何ですか?

看護師が対価に見合った報酬を受け取れていないと考える要因として、以下の内容が考えられます。

看護師の報酬が少なく感じる要因

  • 危険手当がついていない
  • 残業代を受け取りにくい
  • そもそも看護師としての責任が重い
  • 勤務外や休日に実施する勉強会がつらい
  • 夜勤での拘束時間が長く、ハードである

上記の内容から、給与明細を見た時に「頑張っているのに報われない」と考えてしまうのかもしれません。

看護師の給料が良い病院を見分けるポイントはありますか?

適切な昇給をしてくれる病院を見分けるポイントは以下のとおりです。

看護師の給料が良い病院の特徴

  • 労働組合の有無
  • 経営努力をしている
  • 年間の昇給率・平均昇給額
  • 職員に利益を還元するシステムがある

ご自身が看護師として働いている、あるいは今後転職を考える職場が、職員の評価を適切におこなっているか確認してみましょう。

給料アップのためにフリーランス看護師になるのはありですか?

フリーランスとして活躍する看護師の働き方でも問題ありません。

働き方としては、以下のような業務形態が挙げられます。

フリーランス看護師の働き方

  • 施設と業務委託契約を締結し、紹介予定の派遣を利用する
  • ツアーナースや看護学生の実習指導者として短期間働く
  • 看護師の経験をもとにライターとして働く

ただフリーランス看護師は、ご自身が備えているスキル実績を問われるケースが多いです。

経験が浅い方は、容易にフリーランス看護師を視野に入れるのは避けましょう

さいごに

看護師の給料が上がらないまとめ

看護師の給料が上がらない原因として考えられるのは以下です。

看護師の給料が上がらない原因

  • 診療科によって給料が大きく異なる
  • 病院の経営母体によって給与額や昇給率に差がある
  • 看護師が多く役職に就きづらい
  • コロナの影響で病院の経営状態が良くない

給料を増やしたいと考えている方は、手当の付く資格を取得したり、給与水準が高い職場に転職したりすることがおすすめです。

もしも転職を検討しているのであれば『看護roo!』などの転職サイトにまずは相談してみるとよいでしょう。

あなたの暮らしが、より良いものになるよう願っています。

看護師723名が選んだ人気の転職サイト

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2位:マイナビ看護師

4.2点

約4.6万件

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ICU看護師を辞めたい!8つの理由と辞めたいと思ったときの対処法

ICU看護師 辞めたい

「ICU看護師の仕事が辛くて、仕事に行きたくない」
「ストレスで、もう辞めたい…」

と悩んでいる方は多いでしょう。

ICU看護師は緊急性が高い仕事がほとんどであり、緊張感に耐えられない、責任が重すぎるなど、大変な側面が多いです。

しかし、辞めたいからといってすぐに辞めてしまうことは、あとあと後悔することに繋がる場合もありますし、辞めなくても解決できる場合もあります。

そこでこの記事では、転職コンサルタントとして多くの看護師さんの悩みを聞いてきた私が、ICU看護師を辞めたいと考える理由や解決策について、口コミを元に紹介していきます。

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保健師の仕事とは?勤務先や年収、求人動向、メリットデメリットまで徹底解説

  • 「保健師とはどんな仕事?」
  • 「仕事内容や年収が知りたい」

と考えていませんか。

保健師とは、地域活動や生活改善の保健指導などを行い、市民の健康をサポートする専門家です。

業務内容の一つに感染症予防があり、近年新型コロナウイルスの流行に伴い、社会的に大きく注目を集めています。

看護師と保健師の両方の国家試験に合格した人のみがなることができ、その約70%は公務員として、保健所や保健センターなど行政機関に勤務しています。

そこでこの記事では、人材コンサルタントとして、多くの保健師転職を成功に導いてきた私が、仕事内容や看護師との違い、労働環境など、保健師として働くために知っておくべきことを徹底解説します。

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看護師の給料が高い6つの職場|年収アップを目指す看護師必見

派遣 退職金

「看護師の給料が高い職場ってどこ?」とお考えですね。

まず結論から言うと、以下の職場は相場よりも給与が高い傾向にあります。

  • 300床以上の病院
  • 病棟の介護老人保健施設
  • 有料老人ホーム
  • 訪問看護ステーション
  • 有料老人ホーム
  • 美容クリニック

この記事では、それぞれの職場の給与相場や仕事内容を詳しく紹介していきます。今よりもっと稼げる職場に転職したいと考えている方は、参考にしてください。

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看護師が休職するまでの具体的な流れ&休職中のお金の話

看護師 休職

「疲れたので仕事を休職したい…」
「本当に休職して大丈夫なのかな?」

と考えていませんか。

看護師はストレスが多くかかりやすい仕事であり、心も体も疲弊してしまうことによって、休職する方は多くいらっしゃいます。

毎日職場に行くことが辛い、仕事のことを考えるだけで憂鬱という状態が続くと、本当に働けなくなってしまう可能性もあるため、限界が来る前に休職することも大切です。

この記事では、元看護師で転職コンサルタントの私が、看護師の休職について全解説します。

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保健師を辞めたいと感じる5つの理由と後悔しないための全知識

保健師 辞めたい

「保健師の仕事が大変で、精神的・身体的に辛い」
「保健師を辞めて転職しようかな」

このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

特に2021年現在、新型コロナウイルス対応で長時間労働を強いられている保健師さんも多いはずです。

新型コロナウイルスは、新型インフルエンザ等感染症に分類されている以上、全て保健所管轄になります。保健所を通しての入院勧告や隔離が必須なので、新規陽性者が増えるほど保健師の負担は増加します。

これはいわば災害レベルの対応を1年以上にわたって行っていることと同義であり、指定感染症分類が変更しない限り継続するでしょう。終わりの見えない日々の業務に疲弊している保健師さんも多いはずです。

かなりイレギュラーな事態であり、過労死ラインを超える保健師さんも少なくありません。もし体力的・精神的に限界が来そうなのであれば、退職も検討に値します。

当記事では、辞める前に考えるべきことなどを詳しく解説しているので参考にしてください。

続きを読む

看護師の仕事・職場の種類一覧!仕事内容や働き方をどこよりも分かりやすく解説

「看護師の資格でできる仕事ってなんだろう?」「どんな働き方があるの?」と、気になっていませんか。

看護師は、病院やクリニックで働くイメージが強いですが、実はそれ以外にも様々な職場でニーズがあります。

この記事では、元看護師で転職経験もある私が、看護師資格があれば働ける24の職場の特徴、仕事内容、向いている人などについて徹底的に解説します。

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保健師とは?勤務先別の仕事内容や魅力についてわかりやすく解説

保健師

コロナウイルスの影響により、「保健師」という職業をニュースで目にすることが増えました。

特に日本自治体労働組合総連合が発表した調査によると、コロナウイルス第5波の影響により、6割以上で保健師が時間外労働をしていたことが発表され、多くのメディアで取り上げられました日本自治体労働組合総連合:「過労死ライン」を超える働き方の実態調査の結果公表について 自治労連が記者会見,2023年10月10日付.)。

また、過労死ラインとされる月100時間を大幅に超え、298時間の時間外労働をした保健師もいたといいます。

このようなニュースにより保健師の人材不足問題が浮き彫りとなりました。

このような状況の中で、保健師について深く理解している方は少ないのではないでしょうか?

今回は、私たちの健康を支える職業である「保健師」について詳しくご紹介します。

また、看護師から保健師へキャリアチェンジをご検討されている方へ向けて、保健師のやりがいや職場環境についてもご紹介します。

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看護師はもう疲れた!限界寸前な毎日を今すぐ抜け出す科学的な対処法

看護師 疲れた

「毎日の仕事に疲れた」「体力もメンタルも限界かも」とお悩みの看護師さんも多いのではないでしょうか。

看護師の仕事はとにかく体力的にハードで、一日中動きっぱなしです。仕事が終わる頃にはぐったり疲れ果てることもありますよね。体の不調を感じる方も多いと思います。

それに加えて、同僚・上司との人間関係や患者さんとのコミュニケーションの問題など、精神的にしんどい場面も多いでしょう。女性同士のいざこざや派閥など、余計なことにも頭を悩ませないといけない時もあるのではないでしょうか。

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ただし、慢性的な仕事の疲れは体からのSOSの可能性があります。本記事で紹介する解消法を試しても気分が晴れないなら、今の働き方を見直してみることをおすすめします。

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【山口県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

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看護ルー(看護roo!)の口コミ・評判は?看護師723人の本音を徹底分析

看護ルー 口コミ

「看護ルー(看護roo!)って評判悪いの?」
「看護ルー(看護roo!)を使った人の口コミが見てみたい」

看護師向け転職サイトを探しているとよく耳にする『看護roo!』。
仕事仲間やインターネットの紹介記事でもよく登場するこの転職サイトについて、実際の利用感はどのようなものなのか気になりますよね。

Career Theory編集部が転職サイト利用経験のある看護師723名にアンケート調査を行った結果、看護roo!』を使って転職した人はサービスに対してきわめて高い満足度を持っていることがわかりました。

当調査における看護roo!』の利用者満足度の平均点は主要な看護師転職サイトのなかでも第1位
求人の量・質実績・サポート力なども相まって、現在Career Theory編集部が看護師の方へ最も強くおすすめ転職サイトです。

実際に『看護roo!』を利用した看護師の口コミをまとめると、主な良い評判・悪い評判はそれぞれ次のようなものでした。

看護ルー(看護roo!)の良い口コミ
  • 求人数が多いので希望の求人を見つけやすい
  • 面接の同席をしてくれるなど、面接対策が心強い
  • 担当キャリアアドバイザーの対応が早い
  • 病院・求人施設の内部事情まで教えてくれる
看護ルー(看護roo!)の悪い口コミ
  • 希望条件と異なる求人を紹介された
  • 担当者の対応が悪いことがある
  • 連絡がしつこい

高評価が悪い体験談を上回っており、悪い口コミについても対処可能なものが多いので、看護roo!』は看護師にとって有用・おすすめできる転職サイトであると言えます。

この記事では、上記のような看護roo!』の評判・口コミについて、実際に利用した看護師の体験談をもとに分析・解説していきます。

口コミからわかった看護roo!』のメリット・注意点やどんな人におすすめかといった点や、他に選択肢となる看護師転職サイトの紹介も行っています

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看護師の転職回数が多い理由とは?平均数や再就職の面接通過方法も紹介

看護師の転職回数が多い理由とは?選考通過方法も解説

看護師として転職を検討するうえで

  • 「転職回数が多くて不利にならないか不安」
  • 「転職回数の多い少ないの基準が知りたい!」

と悩みますよね。

看護師は、退職理由や年齢によっては、転職回数が多くても不利にならないケースもあります。

一方、転職回数が少なくても、転職活動が難航してしまう方がいるようです。ご自身がどちらの状況に当てはまるのか、一緒に確認していきましょう。

本記事では、看護師の年代別転職回数や、転職で不利にならないポイントについて解説しています。

すべて読めば、看護師の転職回数に対する考え方がわかり、転職成功確率を高められるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。

続きを読む

看護師の転職を5年目にすると有利な理由3選!キャリアを活かした転職方法を紹介

看護師5年のキャリアを積んで「そろそろ転職しようかな」と考えていませんか?

結論から言うと、キャリア5年の看護師は転職市場で重宝される存在です。

ただし、方向性が曖昧なまま転職活動を始めてしまうと転職に失敗してしまうかもしれません。そのため、事前に転職理由をしっかり考え、キャリアプランをある程度明確にしたうえで、あなたの希望に合った選択をしましょう。

本記事では、数多くの看護師の転職サポートしている私が「看護師5年目からの転職で失敗しないための全知識」を解説します。

すべてを読めば、今転職すべきかどうか、今後のあなたのキャリアが明確になるでしょう。

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看護師の転職で5年目が有利と言われる理由3選

看護師の転職で5年目が有利と言われる理由
ここでは、看護師の転職で5年目が有利と言われる理由について解説します。

それでは一つずつ紹介していきます。

即戦力が評価される

看護師5年目であれば、臨床業務で必要なスキル・知識をもっていたり、緊急事態や急変時への対応力が身についていたりと即戦力になる力が備わっているはずです。

医療・福祉の現場では、豊富な経験・知識をもつ人材や、緊急時に適切な対応ができる人材が重宝されます。特に、スタッフが不足している職場では、現場ですぐに動ける看護師を欲しているでしょう。

短期間で業務を開始できる看護師5年目は、研修や教育に時間をかける必要がなく、病院側にとっては貴重な存在です。積極的に採用したいと考えている病院も多いので、転職を有利に進められるでしょう。

適応力が評価される

豊富な経験をつんだ看護師5年目の場合、仕事をするうえでの基礎ができているため、これまでとは違う業務内容を素早く取り入れられる力が備わっているはずです。また、新しいチームに抵抗なく溶け込める社会性も身についているでしょう。

各職場には、それぞれ異なる職場独自のルールや業務が存在します。

転職先でスムーズに働き始めたり、質の高い看護を提供したりするためには、それらの異なる環境への素早い順応が必要不可欠です。加えて、新しいメンバーとの良好な関係構築も欠かせません。

適応力が高い看護師はそれだけで採用担当者に高評価を与えられるため、転職を有利に進められるでしょう。

忍耐力が評価される

看護師5年目には、過酷な勤務に耐えてきた実績があり、体力的にも精神的にも安定した状態で業務に取り組める強みがあります。さまざまな状況に直面した経験から、困難な場面であっても、忍耐強く冷静に対応できる力も備わっているでしょう。

医療・福祉の現場は、長時間勤務や不規則なシフトが一般的。ストレスやプレッシャーが多い環境でもあり、それらが原因による慢性的な人手不足が問題になっています。

採用担当者にとっては、安定した人員確保のために、長期間勤務ができる看護師の確保が欠かせません。

採用した看護師がすぐにやめてしまうと、それまでにかけた教育のコストと労力が無駄になってしまいます。

そういった意味でも、5年という期間を乗り越えた忍耐力のある看護師は、採用担当者にとっては魅力的な存在。好印象をあたえられるため、転職を有利に進められるでしょう。

看護師が転職を5年目で考える理由3選

看護師が転職を5年目で考える理由3選
ここでは、看護師が転職を5年目で考える理由について解説します。

それぞれ順番に見ていきましょう。

責任が増えたのに給料があがらない

5年目になると多くの看護師が、高いスキルと豊富な知識を身につけ、さまざまな業務をハイレベルでおこなえるようになるでしょう。リーダー業務や後輩指導など、責任のある業務も増えていきます。

その一方で「それらに対して見合った給料がもらえていない…」と不満を感じる看護師も少なくありません。

今いる病院での長期的なキャリアを考えるうえで、給与アップは大切な要素です。

頑張ってスキルと知識を身につけ、責任のある仕事をしても、それらの評価が給与に反映されないと感じる場合、モチベーションを維持するのは難しいでしょう。

今の職場での働きがいがなくなり、他の職場への転職を考えてしまうのは当然かもしれません。

夜勤を続けるのがつらい

夜勤を続けていると、睡眠不足や体調不良を引き起こす場合があります。心の健康状態に悪影響をおよぼすケースも珍しくありません。

不規則な勤務により、家族や友人と過ごす時間を確保できないケースもあるでしょう。このように、夜勤は健康面だけでなく、家庭や交友関係にも影響をおよぼします。

そういった背景もあり、5年目の看護師のなかには、夜勤を続けることに限界を感じている人も少なくありません。

辞めていく同期を見て不安を感じる

経験年数に対する給与の不満や、キャリアプランの模索などの理由から、5年目になると同期の退職が増える傾向にあります。

一緒にがんばってきた同期が次々に転職していく状況を目のあたりにし、自身のキャリアに対する不安を感じてしまう看護師も少なくありません。

「このまま今の職場で働き続けてもいいのか?」「もっと条件のいい職場に転職したほうがいいのでは?」など、同期の転職を機に自身の将来のビジョンをみなおす看護師もいるでしょう。

同期の転職理由を聞くことで、職場環境の悪さを再認識し「このままではいけない!」と転職を決意する人もいるかもしれません。

このように同期の転職は、看護師としての働き方を考える際の一つの要因となりえます。

看護師5年目の転職で考えるこれからのキャリアプラン

看護師5年目の転職で考えるこれからのキャリアプラン

看護師5年目の転職は有利に進められる傾向にありますが、これからのキャリアについてあまり深く考えないまま行動してしまうと、失敗につながります。

そこで当記事では、看護師5年目からどのようなキャリアを築いていくのか、代表的なキャリアプランをまとめました。

それぞれ具体的に解説します。

経歴を活かして「より働きやすい病院」に転職する

5年目のキャリアがあれば、より働きやすい病院に転職できます。

特に労働環境(残業・夜勤・給与)や人間関係に悩んでいて「辞めようかな」と考えている方は、行動に移してみることをおすすめします。

給与が高い病院の特徴

給与アップを目指す転職先選びの指標として、病院規模と運営母体に注目すると良いでしょう。

規模が大きい

病院の規模(病床数)が大きいほど、看護師の年収は高い傾向にあります。

2020年 病院看護実態調査もとに作成

「公立病院」「社会保険関係法人運営の病院」が運営

平均年収を比較すると「公立病院」「社会保険関係法人運営の病院」が高い傾向にあります。

運営主体 年収(万円)
公立 5,568,713
社会保険関係法人 5,482,647
国立 5,294,090
公的 5,115,095
医療法人 5,073,100

出典:医療経済実態調査

補足

  • 公立病院
    都道府県や市町村などの自治体が運営
  • 社会保険関係法人
    健康保険組合、共済組合が運営(健保連○○病院)

なお大学病院に限ってみると、国立大学より私立大学の方が高給になります。(参考:2020年 病院看護実態調査

病院以外の職場で看護師として働く

一通り身につけた看護技術を、病院以外の場所で活かすという道もあります。

よくある転職先が「クリニック・診療所」です。「夜勤がなく、病院より落ち着いて働ける」「自宅から通いやすい」といった理由から、看護師の転職先として非常に人気があります。

クリニックは平日1日 + 日曜日を休診日と定めていることが多く、休みが取りやすいのも魅力の一つです。

クリニック転職については『クリニックに転職したい看護師が事前に知っておくべき全知識』の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

またクリニックの他にも以下のような職場が挙げられます。

病院以外の転職先

  • 健診センター(労働衛生機関)
  • 保育園
  • 児童養護施設
  • 大学の保健室
  • 治験医療機関
  • 企業(産業看護師)
  • 訪問看護ステーション
  • 介護施設

病院以外の就業先については『意外な場所も!病院以外に転職したい看護師に人気の職場一覧【夜勤なし&高収入も可】』で解説しています。

キャリアアップを重視して高度な医療を提供する病院に転職する

キャリアアップを重視している方は、高度な医療を提供する病院に絞って転職先を探すと良いでしょう。

高度な医療を提供する病院の最たる例は、「大学病院」です。大学病院では新しい技術やまだメジャー方法として確立されていない手法を研究・実践していることがあり、最先端の医療・看護に触れられます。

入職の時点で学術的な知識や学習意欲が求められますが、看護のプロフェッショナルとして腕を磨くビジョンがある方には良い環境です。

他には、特定機能病院や第三次救急病院なども、ハイレベルな医療が行われる現場です。

管理者・監督者を目指す

キャリアアップには必ずしも転職が必要なわけではなく、今の職場で管理者・監督者を目指すという道もあります。

看護師の管理職

  • 看護部長(上級管理者)
    …看護部の責任者として、病棟の看護師長・スタッフナースをまとめ、病院全体の経営にも関わる仕事。
  • 看護師長(中間管理者)
    …スタッフナースを統括する役割があり、主任看護師と一緒に業務の円滑化と質向上を目指す仕事。
  • 副看護師長(第一線監督者・主任)
    …スタッフナースの上位にあたる役職で、業務が円滑に進むように看護師長を補佐する仕事。

端的にいうと、看護師の管理職は「看護の現場のまとめ役」です。複数人のスタッフをまとめ上げるマネジメント力や忍耐力が求められます。

一般的に、管理職の資質があると認めた看護師を看護師長が推薦し、まずは看護主任を目指します。

大病院などの規模が大きく看護師の多い病院だと、競争が激しく管理職に就くには10年以上かかりますが、中・小規模の病院であれば、看護師経験10年未満で管理職に就けるケースも珍しくありません。

「看護師が多く、管理職を目指すのが難しい」「看護師長にあまり評価されていない」場合は、体制の整った中小規模の病院への転職がおすすめです。

認定看護師などの看護のスペシャリストになる

キャリアアップには、認定看護師などの看護のスペシャリストを目指すという方法もあります。

具体的には、「認定看護師」「専門看護師」「認定管理者」の3つの資格です。
←左右にスクロールできます→

資格 特徴
認定看護師 特定の看護分野における熟練した看護技術及び知識を持った看護師。(2026年までに全21分野)
専門看護師 特定の専門分野における熟練した看護技術及び知識を持った看護師。(2021年現在、全13分野)
認定管理者 個人、家族及び地域住民に対して、質の高い看護サービスを提供できると認められた看護師。

参考:日本看護協会

それぞれ役割や専門分野が異なるため、5年目までの経験を加味した上で、あなたに合った資格取得を目指しましょう。

ただ注意点として、仮に認定看護師の資格を取得したとしても、給与や待遇はほとんど変わりません。更に取得には、200万円ほどの費用がかかり、費用対効果はかなり悪いです。

そのため、あくまで特定の専門看護分野のプロフェッショナルを目指すという方のみ、この方法がおすすめできます。

他の職種へ転職する

看護師の仕事自体が辛いと悩む方は、これを機に他の職種へ転職するのもキャリアプランの1つです。

「5年目からの他職種への転職は難しい」と考える方は多いと思いますが、看護師の経験や知識を生かせる職種は多くあります。

看護師の経験を生かせる職種

  • 医療事務
  • 治験コーディネーター
  • 介護職
  • 美容関連職種
  • 看護専任教員
  • 販売・サービススタッフ
  • 一般企業事務スタッフ

たとえば、以下は看護師の資格・経験を生かせる健康相談のコールセンターの求人です。

出典:マイナビ看護師

「規則的な生活を送れる職種に就きたい方」「看護師の業務から解放されたい方」は、看護師経験が生かせる他職種への転職を検討してみましょう。

なお、『看護師から転職できる他職種って?おすすめの転職先や転職サイトを紹介』の記事でおすすめの転職先や他職種への転職で失敗しないコツを紹介しているので、合わせて参考にしてください。

看護師5年目転職の4つの注意点

看護師5年目転職の4つの注意点

コロナ禍で転職難易度が上がっている今、勢いのまま転職活動を始めてしまうと、後悔のもとになるため、事前に注意点を押さえておきましょう。

それぞれを詳しく紹介していきます。

職場の人には相談しない

職場の人には、内緒で転職活動しましょう。

「転職活動している」と噂になると、転職活動を進めるのが気まずくなります。また、転職をやめて今の職場で続けると判断した際に、職場に居づらくなるのもデメリットです。

仲のいい同僚でも、うっかり話してしまうと取り返しのつかない場合があるため、言わないようにしましょう。

転職を決意し、内定を承諾してから、まずは直属の上司から順に伝えましょう。

転職先が決まってから今の職場を辞める

すぐに退職せずに、下記のように転職先が決まったタイミングで退職しましょう。

もし、退職したあとに転職活動が長引いてしまうと、徐々に生活費がなくなっていき、転職活動が続けられなくなる可能性があります。

また、金銭的な余裕がなくなると精神的にも追い詰められて「どこでもいいから早く転職先を見つけないと…」と焦りが生じ、ミスマッチのリスクが高まってしまうでしょう。

「お金に余裕がある」「心身ともに働き続けるのがきつい」場合でない限り、できるだけ転職先を見つけてから、退職することをおすすめします。

給料が今よりも下がる可能性がある

新しい職場に転職をしたからと言って給料があがるとは限りません。

例えば、以下は給料が下がりやすい転職パターンです。

  • 基本給の低い地方への転職
  • 経営が悪化している職場への転職
  • ボーナスが少額で年収が低い職場への転職

    公式ホームページや求人サイトに掲載されている求人情報を確認したり、転職サイトを活用したりすると、ある程度の給料を把握できます。

    「給料が下がってしまった…」という後悔を防ぐためにも、しっかりと情報収集をおこない転職活動にのぞみましょう。

    積み上げたキャリアが活かせない場合もある

    看護師5年目のキャリアを次の職場に引き継げない場合もあります。

    いつまでも新人として扱われたり、自分より年下の看護師が先輩の役割を担っていたりするケースも少なくありません。

    「これまでのキャリアを活かした転職をしたい」と考えている場合、過去の実績や経験を振り返り、自分がもっているスキル・知識を明確にするのが大切です。

    そのうえで、転職先の情報収集をおこない、どのような看護師が求められているかを把握し、積み上げたキャリアを活かせるかどうかを確認しましょう。

    看護師5年目からの転職を成功させる8つの手順

    看護師5年目からの転職を成功させる手順

    事前に看護師転職の手順を理解したうえで転職活動を始めれば、転職成功率も満足度も大幅に上がるでしょう。

    一方で、手順を理解せずに勢いのまま転職活動を始めてしまうと「思うような転職ができなかった…」と後悔につながりかねません。そのため、ここで解説する看護師5年目からの転職を成功させる手順を事前に確認しておきましょう。

    それぞれを詳しく解説します。

    事前に退職理由を用意する

    転職活動前に、しっかりと退職理由を用意しておきましょう。

    もし面接で、退職理由で「仕事がきつかったから」などと答えてしまうと「仕事がきつかったらすぐに辞めてしまうのではないか」と採用担当者に思われかねません。

    そのため、事前に採用担当者からも印象の良い、前向きな退職理由を用意しておくことは大切です。

    口コミ・評判

    サチ さん(一般病院勤務)

    退職理由は、患者さん一人ひとりに寄り添った看護をしたいと思っていましたが、それが難しいと感じたからです。

    前の病院では、人手不足のため残業時間が毎日3時間以上は当たり前、時には5時間以上になるときもありました。疲労がたまっていき、日々の業務に十分に取り組めない状態が続いてしまっていました。

    患者さん一人ひとりにじっくり向き合い、丁寧な看護をしたいと思い、貴院で働きたいと考えました。

    もし、一人で考えるのが難しい方は、転職サイトの担当者が前向きな退職理由を一緒に考えてくれるので、気軽に相談しましょう。

    転職の目的となりたい姿を明確にする

    まず、転職の目的となりたい姿を明確にしましょう。

    「将来どうありたいか、これから何がしたいか」と「その職場でできること」のバランスが釣り合っていないとモチベーションの面でも続きませんし、転職後に活躍することは難しいです。

    看護師の転職の目的

    • キャリアアップしたい
    • プライベートと両立したい
    • 今の職場から抜け出したい

    5年後、10年後になりたい姿

    • 認定看護師として活躍したい
    • 管理職として活躍したい

    内定獲得のためだけでなく、転職後の伸び代にも直結しますので、明確に言語化しておきましょう。

    転職条件に優先順位をつける

    転職条件に優先順位をつけると、自分が仕事で大切にしたい条件が明確になるため、自分にあった転職先を見つけやすくなります。そこをはっきりさせておくと、感情的な判断やなんとなくで転職先を選んでしまうケースも防げるでしょう。

    以下に、転職条件に優先順位をつける方法をまとめました。

    • 希望条件の洗い出しをおこなう
    • 各条件の重要度を評価する
    • 条件に優先順位をつける

      優先順位をつけずに職場を選ぶと、転職後に不満や後悔を感じる可能性があります。そういった事態を防ぐためにも、自分にとって大事な条件を洗い出しておきましょう。

      転職先に求められる能力を理解する

      あなたの転職の明確な軸が定まった後は、転職先に求められる能力を理解しましょう。

      求められる能力の例

      • コミュニケーション能力
      • マネジメント能力
      • 指導力
      • 3年以上の臨床経験
      • 専門分野の知識

      いくら現在の状況を客観的に整理できたからといって、転職先に求められる能力を理解していなければ、面接官にあなたの活躍イメージを伝えられません。

      ここがおろそかになると、採用側から「活躍するイメージがわかない」と判断されて、採用が見送りになる可能性があるでしょう。

      転職活動は「相互理解」が肝となるため、採用側の視点に立って分析をしましょう。

      入念な情報収集をおこなう

      「こんなはずじゃなかった…」という転職後の後悔を減らすためには、念入りな情報収集が欠かせません。職場のリアルな情報をできるだけ多くあつめれば、転職後のミスマッチを減らせます。

      また転職先のことも深く知れるため、企業の情報を含み好印象を与えるような応募書類を作成できたり、面接の受け答えができたりするでしょう。そうすれば採用率も必然的に高まるはずです。

      転職先の情報をあつめる方法には、以下のような手段があります。

      • 職場見学をおこなう
      • 口コミサイトを確認する
      • ホームページをチェックする
      • 看護師転職のプロに相談する

        念入りな情報収集は転職活動の基本であり、転職を成功させるための欠かせない作業です。後悔しない転職活動をするためにも、転職先の情報をしっかりと集めましょう。

        5年目までの経験を考えて職場を選ぶ

        5年目になると、4年目までの転職と比べ仕事の選択肢が広がり、多様な職場から内定を得られるようになります。

        とくに希望の職場がない方は「今までの経験を生かせるか」という観点で転職先を選んでみましょう。

        看護師5年目の経験例

        • 臨床経験
        • チームマネジメント
        • 教育指導

        経験のある業務はもちろん、少し異なった職場でも、あなたのやってきたことが評価・優遇されるケースがあります。

        口コミ・評判

        サチさん(一般病院勤務)

        前職は脳外科病棟で働いていました。命に関わる方の対応がすごく重圧で、また人間関係の悩みもあり、転職を考えていました。

        しかし、5年目ということで、少し転職するのが怖かったです。とりあえず話だけでもと、転職サイトに相談し、紹介してもらったのが回復リハビリテーション病棟。

        脳外科の患者さんがいることからその経験を生かしてほしいと言っていただけました。実際、転職して悩みを解決できたのと、あと2年目までの経験が生きてるなと毎日実感しています。

        出典:アンケート

        面接対策をする

        自分の魅力や採用するメリットをうまく伝えるためには、しっかりと対策をしてから面接にのぞむ必要があります。なんの対策もせずに面接を受けると、内定の合格率を下げる原因になってしまいます。

        面接官に「採用したい!」と思ってもらうためには、以下のような対策が効果的。

        • 転職先の求める人材を把握する
        • 自分の価値が伝わる事例を洗い出す
        • 予想される質問への回答を準備しておく
        • 短く要点を絞ってアピールできるように練習する

          より実践的な対策をおこないたいならば、看護師転職サイトの活用をおすすめします。

          看護師転職サイトを活用すれば、エージェントとの模擬面接を通して、自分の魅力や採用するメリットなどを的確かつ具体的に伝える練習に付き合ってもらえる場合もあります。

          キャリアアドバイザーは何人もの転職を成功に導いてきたプロです。通過率アップのノウハウも教えてもらえるので、自信をもって面接にのぞめるようになるでしょう!

          以下の記事では面接時によくある質問をまとめています。面接の際の受け答えを練習しておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

          看護師転職のプロに相談する

          転職活動は、求人検索から書類の準備、面接対策までやることが多く、すべて一人でこなすのには時間も労力もかかります。

          そのため転職活動を始めるときは、看護師向けの転職サイトを活用しましょう。

          転職サイトを利用するメリットは以下の通りです。

          転職サイトのメリット

          • 無料のキャリアカウンセリング
          • 退職トラブルの相談相手
          • 面倒な手続きを代行
          • 面接対策や書類添削
          • 非公開求人の紹介
          • 職場への推薦文
          • 年収交渉

          担当者があなたの要望や悩みをヒアリングし、的確なアドバイスや提案してくれることから多くの看護師が転職するときに利用しています。

          選考通過率をグッと高められるため、転職の際は必ず活用しましょう。

          これを踏まえて次章では、利用者からの評価が高い看護師向け転職サイトを紹介していきます。

          看護師5年目の転職におすすめの利用者評価の高い転職サイト3選

          看護師5年目の転職におすすめの利用者評価の高い転職サイト

          数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

          転職サイト選定基準

          1. 求人数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
          2. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

          利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。

          転職サイト 求人数|総合満足度
          1位
          看護roo!
          55,907件|◎4.3
          利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。
          2位
          レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
          135,763件|○3.8
          総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる
          3位
          マイナビ看護師
          60,875件|◎4.1
          求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい

          ※求人数2022年8月更新

          この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

          1位.看護roo! | 看護師さん利用者満足度No.1

          看護roo

          看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。

          登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。

          看護roo!の特徴

          • 利用者満足度96.3%
          • 公開求人55,907件+非公開求人も多数
          • 面接同行や選考対策など手厚いサポート

          さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。

          看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。

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          こんな看護師さんにおすすめ

          • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
          • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
          • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい

          看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。

          2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人多数で選択肢の幅が広い!

          レバウェル看護

          レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており現場のリアルな情報を提供しています。

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          • 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
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          レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。

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          3位.マイナビ看護師|ペースに合わせて転職できる

          マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
          数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

          マイナビ看護師の特徴

          • 看護師認知度5年連続No1の定番転職サイト
          • 求人数は6万件以上
          • 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み

          加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。

          こんな看護師さんにおすすめ

          • なるべく早く次の仕事を見つけたい
          • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい

          なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

          看護師5年目が転職で円満退職する3つのコツ

          看護師5年目が転職で円満退職するコツ
          ここでは円満退職するための3つのコツを、以下にまとめました。

          では、順に紹介していきます。

          退職の意思表示は早めにおこなう

          退職の意思表示を早めにおこなうと、職場に対して責任感や誠実さを示せます。

          一方で「言い出しづらい……」「辞めると言った後に気まずくなるのが嫌だからギリギリになってから言おう!」といった理由で、退職報告が遅れれば社会人として無責任な印象を与え、会社との関係性を悪化させる可能性があるでしょう。

          退職の話を切り出すのは緊張するかもしれませんが、円満退職を目指すならその勇気は必要です。社会人としての責任を果たすためにも、退職の意思表示は早めにおこないましょう。

          仕事の引き継ぎをする

          仕事の引き継ぎは仕事を辞める者の使命とも言えます。引き継ぎが不十分だと、組織内の業務運営や患者のケアに影響がでる可能性があるでしょう。

          引き継ぎを行う際は、しっかりと相手が理解できるような工夫や配慮が必要です。

          • 作業内容を資料にまとめる
          • PCに情報をフォルダ分けする
          • 理解できているかその都度相手に確認する

            会社側から快く送り出してもらうためにも、丁寧な引き継ぎを心がけましょう。

            感謝の気持ちを伝える

            退職の意思を上司に伝える際や、退職が決まったことをスタッフに報告するときは、必ず感謝の気持ちを伝えましょう!

            感謝の気持ちは人の心を温かくさせるので、相手との関係性を崩さない方法の一つでもあります。

            相手からもらった優しさや、仕事で教えてもらったことなど具体的なエピソードを添えて気持ちを伝えると相手に喜ばれやすいでしょう。口頭のほかに、手書きのメッセージで感謝を伝える方法もおすすめです。

            円満退職を実現し、前向きな気持ちで新しいステージに進むためにも、上司やスタッフに感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。

            退職の話をうまく切り出す方法を知りたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。

            【Q&A】5年目の看護師によくある質問6選

            5年目の看護師によくある質問

            5年目の看護師によくある質問は以下6点です。

            それぞれを詳しく紹介していきます。

            5年目の看護師の平均年収はいくらですか?

            結論から言うと、約427万円です。(e-stat「賃金構造基本統計調査 (2020年公開)」5~9年の給与と賞与額より概算)

            ただ病院の運営母体や診療科によって異なります。

            5年目の転職ではキャリアを活かして年収アップも目指せるでしょう。

             

            5年目の看護師の退職金はどれくらいですか?

            5年目の看護師の退職金の相場は、30〜50万円ほどといわれています。

            退職金制度を会社の就業規則に取り入れている場合は、退職金を労働者に支払う義務が発生します。

            ただし、退職金制度を必ず会社に導入しなければならない義務がないため、勤務する職場に退職金制度がなければ退職金を受け取れない可能性があります。

            5年目の転職でおすすめの転職先はどこですか?

            おすすめの転職先は、あなたのキャリアプランによって異なります。

            そのため、ここでは看護師の転職先の一部とその特徴を以下にまとめました。

            転職先 特徴
            民間病院 幅広い業務が体験できるため、豊富な臨床経験を積める
            大学病院 民間病院よりも治療の難易度高く、スキルアップできる
            クリニック 夜勤がほとんどなく、育児しながら働ける
            美容クリニック 日常的に最先端の美容技術に触れられる
            老健 高齢者の方の自立をサポートし、やりがいがある
            保育園 園児の健康管理がメインで、子供と触れ合える
            訪問看護 高齢者や家族に寄り添った仕事で、臨床応変な対応が求められる

            それぞれの職場に、メリット・デメリットがあるため、あなたのキャリアプランに照らし合わせて、転職先をみつけましょう。

            ハローワークはつかうべきですか?

            看護師の転職にハローワークの利用はおすすめできません。

            ハローワークをおすすめできない理由は以下です。

            • 求人の質が低く、ブラックな職場に転職するリスクがある
            • 求人情報に虚偽の記載があるケースも報告されている
            • 看護師転職に特化した手厚いサポートを受けられない

            とくにハローワークの求人の質が低いという声は多く、ブラックな職場に転職してしまうリスクがあります。

            「好条件の求人を見つけたい」「十分なサポートを受けたい」場合は、『看護roo!』『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』などの評価が高い看護師転職サイトの利用がおすすめです。

            退職の切り出しがうまくできるか心配です

            退職の切り出しがうまくできるか心配な方は、下記のポイントを押さえましょう。

            • 転職を決める時まで職場には一切言わない
            • 最初は上司にあたる人と2人になったタイミングで伝える
            • 引き留めにあっても絶対に意思を曲げない

            引き留めに合った場合も、自分の意志を強く持ち丁寧に伝えましょう。

            転職サイト経由で転職していた場合、退職の切り出し方から交渉まであなたに合ったアドバイスをくれるので安心です。

            自分がやめて病院に迷惑がかかるのが嫌です

            自分が辞めることで、周囲に迷惑がかかってしまうのではないかと感じている方もいるかと思います。

            確かに、あなたが退職することで、周囲に負担がかかってしまうことはあるかもしれませんが、それはあくまで一時的なものです。

            看護師の退職によって業務に問題が発生しそうならば、病院はただちに採用活動を行ったり、人員配置を工夫したりするなどの行動に移るでしょう。

            職場はいつの間にか、滞りなく回るようになるものです。

            職場への負担をかけたくないと思うのであれば、「なるべく早めに退職の意向を伝える」「引継ぎ資料を入念に作成する」など、退職の影響をなるべく抑える方向性で考えてみると良いでしょう。

            看護師5年目の転職はしやすいのまとめ

            看護師5年目の転職はしやすいのまとめ

            看護師5年目は、4年目までの経験と実績が評価されるため転職しやすいです。

            これからのキャリアをどうしていくか考えるタイミングとしてもちょうど良いでしょう。

            • 経歴を活かして「より働きやすい病院」に転職する
            • 病院以外の職場で看護師として働く
            • キャリアアップを重視して高度な医療を提供する病院に転職する
            • 管理者・監督者を目指す
            • 認定看護師などの看護のスペシャリストになる
            • 他の職種へ転職する

            キャリアプランによっては、転職しないという選択肢もあります。

            もし、一人では答えが出せないという方は、転職サイトのコンサルタントにあなたのキャリアプランを相談してみるのもおすすめです。

            サービスはすべて無料なので、気になるサイトがあればぜひ登録してみてください。

            利用者からの評価が高い看護師転職サイト

             

            助産師になるには?最短で資格取得できる方法や主婦・社会人の方向けのやり方を解説

            助産師になるには

            「助産師になりたい!」
            「どうすればなれるの?」

            と考えていませんか?

            助産師になるには、「看護師資格」と「助産師資格」の両方を取得する必要があります。

            なお、受験資格を得るには看護師・助産師養成課程を卒業しなければならないため、資格を一切保有していない方の場合、助産師になるまでに最短でも4年かかります。

            本記事ではこれまで転職のプロとして医療分野の転職支援をしてきた私が、助産師になるための方法や助産師の仕事内容について解説します。

            続きを読む

            パート助産師の時給は?おすすめ求人はある?気になる疑問をプロが解決

            パート助産師の紹介記事のサムネイル

            「パート助産師ってどうなんだろう」
            「パート助産師で働いてみたい」

            パート助産師の求人は少ないですが時給が高く、ワークライフバランスを重視した働き方ができます。正規雇用の助産師が人手不足なため、求人が見つかって採用されれば即戦力で勤務できるでしょう。

            5分でパート助産師の給料事情や仕事の探し方などが分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

            1.パート助産師の給料を徹底解説!

            パート助産師の給料を紹介

            厚生労働省の『令和4年賃金構造基本統計調査』を見ると、パート助産師のような短時間労働者の平均時給は2,400円となっています。

            パート助産師の平均時給のデータ

            参考:厚生労働省『令和4年賃金構造基本統計調査

            また日給で募集する求人もあり、就業先が病院かクリニックで時給の差はありません。収入は、夜勤の日数や分娩手当の有無で変化します。

            1-1.夜勤の場合は時給ではなく「1勤務あたりの日給」も多い

            パート助産師の給与で夜勤の場合は、「1勤務あたりの日給」も多いです。

            就業時間は17:00~翌10:00が多く、時給に換算すると2,000円以上です。給与相場は20,000~30,000円が多く、なかには40,000円を超える求人もあります。

            パート助産師求人票

            1-2.分娩手当を支給する職場も多い

            パート助産師には、分娩手当が支給される職場も多いです。

            相場は1回5,000円程度で、分娩手当の有無で収入が変わります。その他、オンコール手当や日祝手当があります。

            補足:地方の方が時給は低い

            実際にパート助産師の時給を見てみると、地方に行くほど時給が低くなります。(参考:医療ワーカー

            【日勤帯】

            クリニック 病院 講師
            北海道 時給1,412円 時給1,400円 時給1,390円
            仙台 時給1,400円 時給1,492円 該当求人無し
            東京 時給2,342円 時給2.625円 時給1,700円
            神奈川 時給2,226円 時給1,900円 時給2,100円
            名古屋 時給2,089円 時給2,133円 時給2,167円
            大阪 時給2,000円 時給1,940円 時給2,200円
            神戸 時給1,850円 時給2,050円 時給2,000円
            広島 時給1,945円 時給1,920円 時給2,750円
            福岡 時給1,511円 時給1,380円 該当求人無し

            【夜勤帯】

            クリニック 病院
            北海道 時給1,741円 時給2,258円
            仙台 時給1,806円 時給1,839円
            東京 時給2,677円 時給2,284円
            神奈川 時給2,630円 時給2,355円
            名古屋 時給2,452円 時給1,935円
            大阪 時給2,188円 時給2,326円
            神戸 時給2,648円 時給2,355円
            広島 時給2,277円 時給2,140円
            福岡 時給2,452円 時給2,032円

            2.パート助産師の2つのメリット

            パート助産師になるメリット

            パート助産師で働くメリットは、以下の2つです。

            それぞれ説明します。

            メリット1.家庭やプライベートと両立しやすい

            家庭やプライベートと両立しやすいのは、パート助産師のメリットです。

            正規雇用は1日8時間で週5回働きますが、パートの場合は週3日や日勤で働けます。なかには、夜勤だけで週1日から可能の求人もありました。

            継続して夜勤なのは体力的に厳しいですが、1ヶ月に数回なら大丈夫な方もいるでしょう。

            このように働き方に合わせてシフトを入れられるのは、パート助産師の大きなメリットです。

            メリット2.同じ病院の看護師よりも時給が高い

            パート助産師は以下の2つの理由から、同じ病院の看護師よりも時給が高いです。

            • 助産師は看護師の資格に加えて、助産師の資格も必要
            • 医療従事者のなかで少ない

            実際に厚生労働省の「令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況 」によると、全体で見ても助産師の数が看護師よりも少ないことがわかります。

            助産師の人数のデータ

            参考:厚生労働省「令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況

            3.パート助産師の2つのデメリット

            パート助産師になるデメリット

            一方で、パート助産師で働くデメリットは以下の2つです。

            それぞれ説明します。

            デメリット1.正規雇用より収入が低くなる

            正規雇用の助産師より低収入になるのが、パート助産師のデメリットです。

            常勤の助産師の平均年収は450~500万円と公表されています。

            一方でパート助産師が時給1,800円で週5日フルタイムで働いた場合で、約340万円ほどです。

            したがってパート助産師は、収入を得ながらプライベートや家庭も大事にしたい方に適しています。

            デメリット2.求人を見つけるのに時間がかかる

            パート助産師は募集が少ないので、求人を見つけるのに時間がかかります。

            したがって仕事を探すときは、効率的に多くの求人に触れるのがポイントです。

            次章で紹介する転職サイトを利用しましょう。

            4.パート助産師の求人を探すのにおすすめサイト3選

            パート助産師の求人を探すのにおすすめのサイト

            求人数や質、サポートの良さを基準に、パート助産師のおすすめ求人サイトは以下の3つです。

            転職サイト パート助産師求人数|満足度
            マイナビ看護師 190件|★★★★☆4.3
            大手人材企業が運営する転職サイト
            ナースパワー 160件|★★★★☆3.9
            パートや派遣など非正規雇用に強い転職サイト
            看護roo! 160件|★★★★☆4.2
            医療系職種(主に看護師さん)からの評価No1のサイト

            先述したとおり、パート助産師の求人は多くありません。

            多くの求人を見られるように、紹介したサイトを登録して併用しましょう。

            5.パート助産師の募集でチェックするポイント3つ

            募集時のチェックポイントの紹介

            パート助産師の募集でチェックするポイントは、以下の3つです。

            それぞれ説明します。

            5-1. 給与やボーナス・手当の有無

            求人を見つけたら給与やボーナス、手当の金額を確認しましょう。実際、以下のように助産師は手当が多いです。

            主な手当の相場

            • 住宅手当:5,000~30,000円
            • 通勤手当:定期券(上限あり)
            • 資格手当:30,000~50,000円
            • 夜勤手当/回:8,000~15,000円
            • 分娩手当/回:2,000~10,000円

            また法律の改正により、パートの助産師にもボーナスが支給されるようになりました。ボーナスの金額は正規雇用より少ないですが、支給の記載が求人票にあるかチェックしましょう。

            5-2. 社会保険加入や休暇などの雇用条件

            パート助産師でも一定の条件を満たせば、社会保険や雇用保険の加入対象になります。

            社会保険は501人以上の職場で働く場合、以下のどちらかを満たせば加入の対象となります。

            一方で、従業員が501人未満の職場で働く助産師も、平成29年4月から以下の条件のいずれかに当てはまれば社会保険加入対象者となりました。

            なお、年収106万円以下で働く場合は社会保険には加入しません。また有給休暇は、以下の条件で付与されて取得できます。

            ■【条件】半年間の継続勤務と80%以上の出勤

            労働日数/継続勤務日数 0.5年 1.5年 2.5年 3.5年
            週5日 10日 11日 12日 14日
            週4日 7日 8日 9日 10日
            週3日 5日 6日 6日 8日
            週2日 3日 4日 4日 5日
            週1日 1日 2日 2日 2日

            5-3. 扶養範囲内で業務する場合の年収の調整可否

            配偶者の扶養内で働きたい場合、年収の調整ができるかがポイントです。

            病院によっては人手が足りないため、多くの出勤を要望されることもあるでしょう。以下、年収における扶養範囲の一覧です。

            [扶養範囲]

            年収 税制上の扶養 社会保険上の扶養
            103万円以上 所得税が発生する
            106万円以上 社会保険の加入が必要(条件あり)
            130万円以上 配偶者の扶養から外れる(条件あり)
            150万円以上 配偶者特別控除(満額:38万円)の低下

            面接ではどれくらい働きたいのか、病院側の意向も確認して勤務日を調整しましょう。

            6.求人に応募してパート助産師になろう

            【記事のまとめ】パート助産師の求人に応募しよう

            本記事では、パート助産師に関して以下の紹介をしてきました。

            • パート助産師の給料事情
            • パート助産師を利用するメリット
            • パート助産師のデメリット
            • パート助産師の求人探しにおすすめのサイト
            • 募集時にチェックするポイント

            パート助産師は募集が少なく、求人を見つけることに苦労するでしょう。そのため、この記事で紹介した以下の転職サイトの併用をおすすめします。

            勤務日を選択して、ワークライフバランスを重視して働けるのがパート助産師になるメリットです。

            本記事を参考に、ぜひパート助産師への転職を成功させましょう。

            カンゴワークスの評判は悪い?利用者のアンケート調査を実施して分かった登録前の注意点

            「カンゴワークスって評判悪いの?」
            「評判悪いなら使うのやめようかな」

            と悩みますよね。

            当サイトではカンゴワークスの評判を調査するために、転職経験者を対象にした独自アンケートを実施し、さらにTwitterなどネット上でカンゴワークスについて言及しているコメントの収集を試みました。

            しかし、結果から先にお伝えすると、カンゴワークスに関する口コミは、アンケート・ネット上ともに一切見当たりませんでした。(調査実施期間:2021/3/1~2021/3/14)

            公式サイトに12年以上の紹介実績があると記載されてはいますが、利用者のリアルな意見が存在しない以上、カンゴワークスだけを活用するのは心もとないので、結論としては「可能な限り大手転職サイトと併用するのが賢明」です。

            この記事では、転職のプロとして数多くの看護師転職をサポートしてきた私が、カンゴワークスのサービス内容を調査し、他サイトとの比較のうえで、登録に値するサービスなのか徹底検証していきます。

            続きを読む

            ICU看護師の給料・平均年収はいくら?転職前に知っておきたいお金の知識

            icu 看護師 給料

            「ICU看護師の給料はどのくらいだろう?」と考えていませんか。

            結論から言うと、ICU看護師の給与相場は34.4万円、年収換算するとおよそ490万円ほどです。これは看護師全体の平均年収とほとんど同じなので、ICUだからといって給与に大きな差が出ることはないと言えます。

            この記事では、ICU看護師の給料について詳しく解説します。

            続きを読む

            病棟看護師の仕事内容とは?1日のスケジュールとキツさの実態を解説

            「病棟看護師の仕事内容が知りたい」「きついのだろうか」と気になりますよね。

            率直に申し上げると、病棟看護師の仕事はかなりきついです。この記事では病棟看護師のメリットもお伝えしますが、それを魅力と思えないくらい大変な職場もあり、四六時中辞めることばかり考えてしまうほどです。

            しかし、この先もずっと看護師資格を使って仕事をするなら、病棟経験はとても重要です。病棟経験を積んでおくと、どの職場でも活かせるスキルが身に付き、今後の転職でも有利になります。

            身体を壊してまで働く必要はありませんが、自分に合いそうな職場があれば、経験しておいて損はありません。

            このページでは、元看護師で人材コンサルタントの私が、病棟看護師の仕事内容についてご紹介します。

            続きを読む

            看護師が転職後すぐに辞めるリスクを紹介!早期退職したいときの対処法も解説

            「転職したばかりだけどもう辞めたい…」「転職して1か月で辞めるのはアリ?」と悩んでいませんか。

            結論から言うと、転職後にすぐ辞めることは十分できます。むしろ、明らかに合わない職場なら、見切りをつけるのは早い方が良いこともあります。

            1年後・3年後もその職場に居続けられるかを想像してみて、「絶対に無理そう」と思うのであれば、すぐ辞めるというのも悪い選択ではありません。

            しかし、入職直後というのは、まだその職場の表面的な部分しか見えていないことも多いはずです。そのため、最低でも3か月は働いてみた上での判断を推奨します。

            この記事では、転職のプロとして数多くのキャリアチェンジを支援してきた私が、早期離職のリスクを紹介しながら、すぐ辞めるべきかの判断軸を解説していきます。

            すべて読めば、転職後の早期離職のリスクと、いま取るべき行動が分かります。

            この記事を読むとわかること

            • 看護師が転職後にすぐ辞めたいと思う理由
            • 看護師が転職後すぐに辞めるリスク
            • 看護師が転職後すぐに辞めたいと思ったときの対処法
            • 看護師が転職後すぐに辞めてもいいケース
            • 看護師が転職後すぐに辞めたいときにおすすめの転職サイト

            看護師が転職後にすぐ辞めたいと思う3つの理由

            看護師が転職後にすぐ辞めたいと思う理由

            転職後すぐ辞めた看護師さんが、どのような理由・原因で退職したのか、実際の体験談を紹介します。

            看護師さんの実際の意見をまじえながら、詳しく解説します。

            人間関係や雰囲気が悪い職場だった

            人間関係の悪さは、転職直後に辞めたいと思うに至る理由の一つです。

            人間関係を事前に把握することは容易ではありません。面接時に職場を見た限りでは働きやすそうだったが、実際に入職してみると全然違ったというのはよくあるパターンです。

            口コミ・評判

            匿名
            転職したばかりでしたが、すぐに辞めました。一番しんどかったのは人間関係です。新人ということもあり、同じ失敗を何度かしてしまい先輩に「何度同じことを言わせるんだ」と怒られる日々でした。他のスタッフも私が失敗するのを「またこんな失敗したらしい」と裏で笑い話にしていたようです。失敗が続き、味方もおらず疲弊していたこともあり、すべての人間関係が嫌になり退職してしまいました。

            人間関係の問題は、どのような形態の病院・施設でも起こりやすいものです。

            • 大規模な病院
              …派閥がある、忙しすぎてギスギスしている、ハラスメント
            • 小規模な病院・クリニック
              …苦手な人と毎日顔を合わせる、閉鎖環境ゆえの陰口、陰湿ないじめなど

            こういった職場環境を事前に知るのは、現実的に不可能と言えるでしょう。

            事前に聞いていた労働条件と違った

            事前に聞いていた勤務条件や待遇が、実際と異なっているという理由も珍しくないようです。

            口コミ・評判

            匿名
            めったに退職者がおられず、なかなか募集枠が空かないということでした。また、長年勤続される人が殆どで、それだけとても働きやすい環境であるとのことでしたが、入職してみると、十数人単位で次々とスタッフが辞めていく、入れ替わりの激しい職場で大変でした。ワークライフバランスが取りやすいと聞いていましたが、実態としては毎日残業だらけ、休憩返上とかなりブラックなクリニックでした。

            せっかく転職しても、前職より条件が悪くなってしまったら辞めたいと思うのは当然ですよね。

            「面接時に気になることを聞けなかった」など遠慮してしまったことが原因であることもありますが、中には施設側が虚偽の内容を伝えていた・転職サイトの担当者が情報を勘違いしていたなど、回避するのが難しいケースも少なくありません。

            なお、ハローワーク経由での転職では求人情報と職場の実態が違うという事態に陥りやすいので注意が必要です。実際にハローワークでは求人票の内容と労働条件が異なるという報告が頻繁に寄せられており、更にその報告件数は医療・福祉業界が最多です。

            こういった背景から、ハローワークの利用は極力推奨できません。

            仕事についていけなかった

            転職先の仕事についていけなかったという理由で、退職を考えた方もいるようです。

            口コミ・評判

            匿名
            退職を決めたのは、自分の知識や技術が伴わず、失敗があまりにも続いたからです。いつも先輩の目が気になり、簡単なことでも失敗してしまうようになり、悪循環に陥ってしまいました。精神的にも辛く看護師としての責任に耐えられずに辞めたいという気持ちになってしまいました。

            キャリアが浅い人ほど、「自分のスキル以上のことを求められる」という悩みが多いようです。

            またある程度キャリアを積んでいたとしても、これまでと全く違う環境に移ったら、右も左も分からないのは当然です。

            事前に研修や説明がしっかり行われる仕組みが整っている施設であれば問題ありませんが、中には説明もそこそこに「仕事は現場で慣れるもの」という方針の施設もあります。

            看護師が転職後すぐに辞める3つのリスク

            看護師が転職後すぐに辞めるリスク
            結論として、2週間前に退職の申告をすれば、転職して間もない場合でも会社を辞められます。

            事実、民法627条1項には「雇用は解約申入の後2週間を経過したるに因りて終了する」と明記されています。

            ただし、転職後の早期退職はこれから解説する3つのリスクを伴うため注意してください。

            退職を決断する際は、それらのリスクを理解したうえで慎重におこないましょう。

            短期間で辞めても職歴は履歴書に書く必要がある

            転職後にすぐ辞めたとしても、その期間は職歴となるので、次に転職活動する際はその間もしっかりと履歴書に書く必要があります。

            「書かなければバレないのでは?」と思ってしまいがちですが、極力おすすめできません。

            正規雇用なら社会保険に加入しているはずです。社会保険は加入履歴が残るため、保険や年金に関する書類を提出した際などに、バレる可能性があります。(※パートでも、シフトによっては社会保険加入が必須なこともある)

            社会保険手続き前のかなり早いタイミング(2週間未満)で離職した場合は、記録に残らないこともありますが、それでもやはりおすすめしません。もし仮に隠していたことが発覚すると、採用取り消しになる可能性もあるからです。

            転職の面接では辞めた理由を詳しく聞かれる

            看護師の面接では「前職を辞めた理由」を必ず聞かれます。

            看護師の採用・教育には非常にお金がかかるため、病院の採用担当者は、候補者のスキルだけでなく「この人はすぐに辞めたりしないだろうか」という点もじっくり見極めています。

            もしすぐ辞めた理由が「職の労働条件が事前に聞いていたものとあまりにも違った」など、面接官が「それなら仕方ない」と思うようなものであれば懸念はありません。

            しかし「人間関係が悪い」などどの職場でも起こりうる原因であれば、採用しても同じ理由で辞めてしまうのではないかと思われてしまいます。

            辞め癖がつきやすくなる

            短期間で複数の職場を転々とするのは避けたほうがよいでしょう。早期退職を繰り返すと辞め癖がつきやすくなる可能性があるからです。

            転職後にすぐに辞めてしまう癖がつくと、ちょっと仕事で嫌なことがあると転職の道を選択するようになり、看護師としての成長やキャリア形成に悪影響を及ぼしてしまいます。

            不満を感じたらすぐに転職を検討するのではなく「改善策はないか?」「上司に相談して改善してもらえないか?」など、問題と向き合う努力をしてみましょう。

            看護師が転職後すぐに辞めたいと思ったときの対処法5つ

            看護師が転職後すぐに辞めたいと思ったときの5つの対処法
            この章では、転職後すぐに辞めたいと思ったときの対処法を紹介します。せっかく入職した職場をすぐ辞めないためにも、以下の内容をまず試してみてください。

            それではご紹介します。

            期限を決めて働く

            まずは「3か月だけ続けてみる」と期限を決めて、その日までは働いてみるという心持ちで仕事に行ってみてください。

            そもそも人間は誰であれ、新しい環境に適応することを苦手としています。慣れない業務や人間関係に適応するためには膨大なエネルギーを消費し、時期によって「向いてない」「辞めてしまおうか」といった考えも頭に浮かんでくるものです。

            実際に、これまでと異なる環境への適応過程を示した「異文化適応曲線(リスガードのU字曲線)」では、新しい環境に少し慣れた頃に、適応レベルがグッと下がる(=その環境自体がストレスとなる)ことが分かっています。

            リスガードのU字曲線

            入職後しばらくすると、適応レベルがグッと下がる(=新しい環境の悪い面が見えてきたり、疲れが蓄積したりしてストレス反応が起きる)

            健康ポータルハピルス「新しい職場のストレスの正体をつかむ」より引用

            ■ハネムーン期
            新しい環境への期待・刺激

            ■カルチャーショック
            新しい環境の刺激がストレスに転じる

            ■適応・回復
            時間が経つにつれて、その環境に慣れていく

            このストレス反応(カルチャーショック期)は、入職直後というより、1~2か月経った頃にやってきます。いわゆる「5月病」もこのメカニズムによって生じるものです。

            そのため、目安として最初の3か月目くらいまでに判断してしまうのは早計と言えるでしょう。

            もし「毎朝出勤するのも苦痛」というレベルでない限りは、「3か月とりあえず続ける」と期限を決めて、それから辞めるかどうかを判断してみてください。

            仕事に限らず、辛いと感じることでも終わりがあると思えば頑張れるという人はとても多いです。自分で決めた期間を頑張って乗り越えれば自信につながりますし、その間に多くの収穫があるでしょう。

            決めた期間を頑張ってみても、どうしても辛くてこれ以上続けることが難しいと感じたなら、改めて退職を検討してみてください。もし迷うようであれば、無理して退職を決めるのではなく、再度期間を決めて頑張ってみる、ということも一つの手段です。

            ストレスを溜め込まない癖づけをする

            仕事が辛い中で職場を続けるためには、ストレスを溜め込まない癖づけが大切です。

            新しい仕事を始めた直後は、仕事を覚えることに加え、職場環境や人間関係に慣れることも仕事の一つです。知らず知らずのうちに無理がたたってしまうと、辞めたいと感じやすくなってしまいます。

            ストレスや疲れを溜めないためのコツ

            • 規則正しい生活を心がける
            • 家族や友人とコミュニケーションを取る
            • お風呂にしっかり浸かり、十分な睡眠をとる
            • 自分に合ったストレス解消法を見つける(運動・外出・旅行・映画鑑賞など)

            また、入職直後はできないことが多くて当たり前です。早く仕事を覚えようという姿勢は大切ですが、できていないことに目を向けて自信を失っていては、本末転倒です。

            仕事ができない、慣れないことにストレスを感じる人は「最初はできなくて当たり前」「8割できていれば良い」と捉え、心に余裕を持たせて働くことをおすすめします。

            以下の記事では、ストレスとの付き合い方や対処法についてさらに詳しく解説しています。ストレスを解消したい…という人はぜひ合わせて読んでみてください。

            同僚とコミュニケーションを取ってみる

            せっかく入職した職場ですから、同僚とコミュニケーションを取ってみると良いでしょう。

            一緒に働く人と積極的にコミュニケーションを取ることで、業務が円滑に進みやすくなり、仕事を教えてもらいやすく、孤独感を感じにくくなります。

            何を話したら良いかわからないという方は、まず「今日は忙しいですね」くらいで構いません。話しかけるハードルが高いのであれば、自分から挨拶をするだけでも良いでしょう。

            良好な関係を築きたいという意思を示す意味でも、積極的に自分から声をかけてみてください。

            また、人間関係を円滑に構築するためにはいくつかコツがあります。心理学をもとにしたテクニックを以下にまとめましたので、参考にしてみてください。

            円満な人間関係を築く心理学的テクニック

            1.相手との共通点を見つける

            人は共通点を持つ相手に親近感を覚えます(類似性の法則)。

            相手の話に耳を傾けて、自分と共通する部分があれば、積極的に自己開示してみると良いでしょう。

            2.周囲に自分から話しかける

            人は好意を示してもらった相手に好意を持つと言われています(好意の返報性)。

            良好な関係を築きたいという意思を示す意味でも、積極的に自分から話しかけてみると良いでしょう。

            3.ポジティブな感情を表情に出す

            自分は好意的に接しているつもりでも、表情に出ていなければうまく伝わらず、良好な関係が築けないケースもあります。

            例えば「嬉しい」と言っているのに表情が曇っている場合、受け手は視覚情報=表情を重視して「嬉しくないのでは」と捉えてしまいます(メラビアンの法則)

            4.人間関係はある程度のところで割り切る

            必要以上に周囲と仲良くしようと考えず、「仕事上で必要不可欠なやり取りができればOK」くらい割り切って考えるのも大切です。「自分ではコントロールできないものに一喜一憂しない」という考え方で、アドラー心理学では課題の分離と言われています。

            苦手な人が居たとしても、他人の行動は変えられません。無理になんとかしようとせず、自分のペースを乱されないようにある程度距離を取って、最低限のやり取りで仕事に集中してみましょう。

            もっと詳しく知りたい方は『看護師の人間関係の悩みに効果抜群!心理学にもとづく6つの改善策』も参考にしてください。

            悩みがあれば素直に上司に相談する

            仕事を続けるなかで、悩みが生じているなら、上司に伝えてみても良いでしょう。自分が考えていることをきちんと伝えるのは、仕事を続けていくうえでとても重要です。

            悩み相談の例

            • 業務が辛いと感じることについての相談
            • ◯◯の業務についてアドバイスが欲しい

            このように、毎日の仕事の中で気になる点があれば、確認やアドバイスを求めてみることがおすすめです。

            上司が忙しく、新人を気にかける事ができていないというケースもあります。そういう場合は、自分から動いてみることで改善することもありますよ。

            異動をして働く環境を変える

            転職後すぐに辞めたいと思ったときは、いきなり退職するのではなく、まずは異動を検討しましょう。

            同じ職場内でも働く部署が変われば、今の職場での問題が解決される可能性が十分にあります。例えば良好な人間関係を再構築できたり、十分なサポートを受けながら仕事ができたりするなど…。また、異動であれば履歴書に早期退職の傷を残す心配がありません。

            部署の変更を希望する場合、まずは直属の上司に相談するのが好ましいです。そうすれば、上司から人事に話が進んでいくでしょう。

            看護師が転職後すぐに辞めてもいい3つのケース

            看護師が転職後すぐに辞めてもいいケース
            ここでは、看護師が転職後にすぐに辞めてもいいケースを紹介します。

            それぞれ順番に見ていきましょう。

            悪質な労働環境

            悪質な労働環境で働いている場合は、積極的に転職を検討しましょう。過度な疲労やストレスにより心身の健康に悪影響をおよぼすおそれがあります。

            具体的には以下の状況で働いているなら、職場の変更をしたほうがよいかもしれません。

            • 有給休暇がもらえない
            • 忙しすぎて十分な休憩がとれない
            • 人手不足で時間外労働を強いられる
            • 指導なしに高度な仕事を求められる

            職場環境の改善を試みても状況が変わらない場合は、自分の身を守るためにも転職という手段を検討しましょう。

            転職前に聞いた条件・仕事内容と違う

            転職前に聞いていた情報と現状が異なる場合も、正当な転職理由の1つです。

            求人先のなかには、入社させるために、てきとうな情報や嘘の情報を伝える会社も少なくありません。もちろんそれは相手側に非があり、聞いていた話と違うようであれば仕事を辞める理由に該当するでしょう。

            〈看護業界でよくある条件の不一致内容〉

            • 異なる部署に配属させられた
            • 範囲外の医療行為をさせられている
            • 提示された給料と実際の給料が大幅に異なる
            • 固定のシフトと聞いたが不規則勤務をさせられている
            • 研修を受けられると聞いたがその機会がまったくない

            条件の不一致があると、仕事への満足度が下がったり、職場への不信感が募ったりしてモチベーションを維持するのが難しいはずです。

            妥協したまま働く必要はないので、まずは上司に「当初の話と違う点」を伝えてみてください。それでも解決しないときは、転職を視野に入れるとよいでしょう。

            いじめやパワーハラスメントを受けている

            陰口を言われ続けたり、上司から侮辱的な発言を投げられたりするなど、職場でいじめやパワーハラスメントがある場合は、転職後すぐであっても転職を検討しましょう。

            我慢して仕事を続けるとストレスが原因で、うつ病や不安障害、不眠などの精神的な健康問題を引き起こすおそれがあります。心の病気にかかってしまうと回復までに時間がかかってしまうほか、症状によっては働けなくなるケースもあるため注意が必要です。

            上の者に相談をしても改善の見込みがなければ、自分の身を守るための転職を考えましょう。

            看護師が転職後すぐに辞める失敗を防ぐ4つのポイント

            看護師が転職後すぐに辞める失敗を防ぐポイント
            この章では、転職後にすぐに辞める失敗を防ぐ方法を解説していきます。

            それでは一つずつ紹介していきます。

            なぜ転職に失敗したのか、原因を振り返る

            どうしても転職をするという場合には、なぜ転職に失敗したのかを振り返る必要があります。

            • 原因が分かっていないと再び職場選びで失敗してしまうから
            • 転職活動では、必ず退職理由の説明を求められるから

            よって、まずは「なぜ辞めたくなったのか」「どんな環境なら続けられるのか」を明確に言語化する必要があります。

            ただ、入職してすぐだとなかなか客観的に職場を見られないと思いますので、前章でお伝えした通り「まずは3か月」続けてみて、その中で「自分は○○の部分がどうしても合わない」と言葉にしていくことをおすすめします。

            職場見学でイメージをつかむ

            転職活動において、職場見学は必ずおこなったほうがよいです。

            なぜなら職場の雰囲気や仕事のやりやすさ、人間関係、業務量など、求人情報を見ているだけでは分からないことがたくさんあるためです。

            職場見学時のチェックポイント

            • 病院内はきれいな状態か
            • 整理整頓ができている環境か
            • スタッフの年代はバランスが良いか
            • スタッフ同士の適度な雑談はあるか
            • スタッフが明るく挨拶をしてくれるか
            • スタッフの身だしなみはきちんと整っているか

            職場見学を希望する際は電話で確認するのがベターです。働く現場を見たい旨を伝えて、調整してもらえるか確認してみましょう。

            ただ注意点として、近年は感染症対策の一環で、職場見学ができないというケースも増えています。そこで、看護師が病院の評判を投稿している口コミサイトを活用して情報を得ることも欠かせません。

            例えば『ナスコミ』や『ナース専科』、『medico』は、実際にその病院で働いた方が「人間関係」や「労働の実態」などのリアルな評価を投稿しているサイトです。

            匿名サイトなので悪い評価に偏るという側面はありますが、気になる病院があれば検索しておくのもよいでしょう。

            自己評価をおこなう

            次の職場での早期退職のリスクを下げたいと考えているなら、自己評価をおこない、自分の強みやスキルなどを見つめなおしましょう。

            新しい職場で活かせる持ち味を再発見できるため、自分にあった転職先を選べるようになります。

            具体例な評価ポイント

            • 自分の強みはなにか?
            • なにを得意としているか?
            • どのような成果を達成したか?
            • これまでにどのような貢献をしたか?
            • どのようなスキルや経験・知識を得たか?

            自己評価する際は、転職エージェントのキャリアアドバイザーと一緒におこなうのも効果的です。自分では気づけない強みを教えてもらえたり、あなたの経歴やスキルを最大限活かせる転職先を提案してもらえたりするでしょう。

            そのほか「キャリアアドバイザーに頼るメリット」を以下の記事で解説しているので、ぜひあわせて読んでみてください。

            看護師向けの転職サイトを活用する

            次の転職活動にのぞむときは、極力自分ひとりでおこなわないほうがよいでしょう。客観的な視点が欠如したまま仕事を探すと、同じような失敗を繰り返してしまう可能性が高いからです。

            ハローワークやナースセンターなどの公的機関の利用もよいですが、一番おすすめなのはキャリアアドバイザーが在籍している看護師向けの転職サイトの活用です。

            キャリアアドバイザーは看護師転職支援のプロで、あなたの希望条件をヒアリングしたうえで最適な職場・求人を紹介してくれます。

            また、転職サイトに登録すると、非公開求人を紹介してもらえる可能性があるため、より条件のいい職場に転職できる確率が高くなるでしょう。

            非公開求人とは…

              インターネット上では一般公開されていない求人。条件がよく人気になりやすい求人や高収入の求人、管理職のポストが約束された求人など、好条件の求人が多いのが特徴。

            「同じような失敗を繰り返したくない…」「今よりも待遇がよい職場で働きたい…」と考えているなら、看護師転職サイトの利用をおすすめします。

            看護師が転職後すぐに辞めたいときにおすすめの転職サイト

            看護師が転職後すぐに辞めたいときにおすすめの転職サイト
            最後に、看護師が転職後すぐに辞めたいときにおすすめの転職サイトを紹介します。

            それぞれ詳しくみていきましょう。

            看護roo!|豊富な求人数と手厚い転職サポートが評判

            看護roo!

            看護roo!は株式会社クイックが運営する転職サイトです。転職支援の実績は30年以上、安心してサポートを任せられるでしょう。

            保有している求人案件も豊富で、約3万件以上の公開求人があります。※2023年10月時点

            在籍しているキャリアドバイザーの質も高く、各施設の内部情報の提供はもちろん、求人者のニーズに合わせたサポートをおこなってくれます。

            看護roo!は、各施設の詳しい内部情報を知りたい人や、きめ細やかなサポートをしてほしい人などにおすすめの看護師転職サイトです。

            レバウェル看護(旧 看護のお仕事)|求人施設の事情に詳しい定番のサイト

            レバウェル看護

            レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する転職サイトです。

            約13万件の求人を保有していて、他の看護師転職サイトと比較しても圧倒的な案件数を誇っています。※2023年10月時点

            サポート面に対する評価も高く「求人票ではわからない内部情報を教えてもらえた」「前職と同じ水準で働ける職場を紹介してもらえた」などの声がありました。

            圧倒的な求人数と充実したサポート体制があるレバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、できるだけ多くの求人を比較検討したい人や、内部情報をふまえた求人を提案してほしい人におすすめの看護師転職サイトです。

            マイナビ看護師|医療施設・病院以外の珍しい求人にも強い

            マイナビ看護師

            マイナビ看護師は、大手人材企業である株式会社マイナビが運営する転職サイトです。

            保有する求人数は約5万件※2023年10月時点)。保育施設や資格を活かせる一般企業、治験関連企業など病院以外の案件も多数保有しているため、思わぬ求人と出会えるかもしれません。

            手厚いサポートを受けられるのもマイナビ看護師の特徴の一つです。全国17箇所にある相談会場では、対面で転職の相談ができるため、不安点や疑問点をその場で解消できるでしょう。

            マイナビ看護師は、担当者に直接転職の相談をしたい人や、転職先の選択肢を増やしたい人におすすめの転職サイトです。

            看護師が転職後すぐに辞めるリスク・対処法まとめ

            看護師が転職後すぐに辞めるリスク・対処法まとめ

            転職したばかりですぐ辞めたくなってしまい辛い時期かと思います。

            もちろんすぐに辞めることはできますが、この経験を次の転職に活かすためにもまずは3か月だけ続けてみて、それでも無理そうなら転職を検討することをおすすめします。

            ただ、「事前に聞いていた内容と実態全く違った」など、100%職場側に非がある場合は、選考にもそれほど悪影響はないので、潔くすぐ辞めてしまうのも一つの方法です。転職活動については、『【決定版】看護師転職の方法・手順を徹底解説』を参考にしてください。

            この記事があなたのキャリアに役立つことを祈っています。