後悔しない仕事の選び方 | 重視すべきポイントを転職のプロが解説

仕事 選び方 アイキャッチ

「転職したいけど何を優先すべきか分からない」

「仕事選びに後悔しそうで不安」

このような不安を抱えて就活している人もいるのではないでしょうか。

企業選びは基準を設けて条件に優先順位をつけなければ、ミスマッチが起こります。

後悔しない仕事の選び方
  • 転職の目的を明確にする
  • 自分の経験やキャリアを整理する
  • 将来をイメージする

転職の目的を明確にせずに仕事を選ぶと、軸が定まらずまた同じような不満を抱えて退職するリスクもあります。

この記事では、転職のプロとして多くの転職希望者をサポートしてきた筆者が、仕事選びの5つのコツを解説します。最後まで読むことで優先順位のつけ方がわかり、転職の軸が定まるのでぜひ参考にしてください。

この記事を読むとわかること

  • 転職軸の見つけ方
  • 優先順位の決め方
  • 将来のイメージのしかた
  • 幸福度の上がる仕事の選び方
  • 向いている仕事がわからない時の基準

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働くことに悩み「自分の価値ってなんなんだろう」「もう、自分でも自分のことがわからなくなってしまった」とすら思ってしまっている人もいるのではないでしょうか。

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1. 仕事選びは「自分がどうありたいか」が大事

仕事選びで、「どの条件を優先させるべきか分からない」と悩む方は、転職の目的が曖昧になっていると考えられます。

年収アップや休日数を増やしたいなど、希望条件はたくさんあるものの、「何を優先させると転職満足度が上がる」のかを把握できていないのです。

そういった方におすすめなのが、「自分がどうありたいか」を軸に仕事を選ぶことです。

「自分はどうありたいか」の例

  • 仕事ばかりではなく、家族と過ごす時間も大切にしたい
  • 上司の指示ばかりを聞くのではなく、自分の意見も伝えたい
  • 仕事を嫌々やるのではなく、熱意を持って取り組む人になりたい

分かりやすく言うと、仕事に関わらず「どのような毎日(人生)を送りたいか」という視点で、これからのキャリアを選ぶということです。

転職は、自分がなりたい状態に近づくための手段です。「自分がどうありたいか」を深掘りすることで、転職の目的を明確にすることができるので、優先すべき基準が分かり、後悔のない選択が出来るようになります。

この章では、仕事選びの第一歩となる「どうありたいか」の見つけ方を解説していきます。

このステップに沿って自己分析を行えば、自分がどのような生活を送りたいかが分かり、仕事選びでどの基準を優先させれば良いのかが明確になります。

仕事選びの基準を書き出す

仕事の選び方に迷っているということは、「仕事選びの基準はいくつかあるけれども絞り込めていない」のではないでしょうか。

まずは、自分の仕事選びの基準を全て書き出し、基準に選んだ理由を深掘りしていきましょう。

(例)

  • 年収600万円以上→子供が生まれるので家族を養うために年収アップしたい
  • 雑用だけではない、やりがいのある仕事→自分の頑張りが評価されず、誰でも出来る仕事ばかり任せられる
  • 残業が少ない→家族との時間を増やしたい

自分の仕事選びの基準を深掘りすると、現職への不満や理想の生活など、転職の目的が見えてきます。

不満や解決したい問題が分かると、自分がどれを最も優先したいか考えれば、仕事選びの優先基準が決まります。

例えば、「家族との時間を増やしたい」というのが最も重要な転職の目的だと分かれば、職種はそのままで、「残業ナシ・有給取得率が高い・子育て中の社員が多い(=子育てしながらでも働きやすい環境)」の会社を探すのが良いでしょう。

仕事選びの基準を選んだ根本的な原因を探っていくことで、転職の目的が明確になり、自分に合う仕事を見つけやすくなります。

理想の将来を具体的にイメージする

自分が今「どういう生活を送りたいと考えているか」が分かったら、次は目線を未来に向けましょう。

10年後・20年後、どのような暮らし・働き方をしていたいでしょうか。漠然としていても問題ありませんし、「さすがに無理かも」と思うようなものでも構いません。

というのも、実は自分の「どうありたいか」を正確にとらえるには、理想と現在の会社との差分が大事なのです。

具体例

口コミ・評判

Aさん(26歳)
■10年後の理想
・SV(管理者)の役職に就いていること
・年収は700万円を達成していること
・今いる地元に住み続けていること

10年後の理想がイメージできれば、「今いる職場との差分(なぜ現職でその理想が達成できないのか)」を考えていきます。実際に、自分の年齢+10歳の上司で、自分の理想の状態である人がどれくらい居るかを調べてみても良いでしょう。

  • SV(管理者)の役職に就いていること
    →年功序列の風習が残っており、若手が躍進するチャンスは少ない
  • 年収は700万円を達成していること
    →不可能ではないが、役職に就くと残業手当がなくなり、かつ現職の上司はかなり激務な働き方をしている
  • 今いる地元に住み続けていること
    →頻繁ではないが、転勤になった上司がいる

このように「理想と今いる職場との差分(なぜ現職でその理想が達成できないのか)」が具体的になれば、転職先としてどんな仕事・会社を選べばいいかが明確になっていきます。

上記の方の場合だと、

  • 人事評価に明確な評価制度が取り入れられている
    (コンピテンシー評価、360度評価など)
  • 30代後半のモデル年収が700万円に達している
  • 転勤がない

といった軸で転職先を探すのが現実的です。

仕事選びの基準に優先順位をつける

どのような毎日を送りたいか、理想の将来がイメージできたら、仕事選びの基準に優先順位をつけていきましょう。

条件に優先順位をつけることで、絶対に外せない条件や妥協しても良い点が分かり、仕事を絞り込みやすくなります。

まずは、ここまでに分かった仕事選びの基準や転職の目的を書き出してみます。希望条件だけでなく、やりたくないこと・嫌なことも挙げてみましょう。

(例)

  • 家族との時間を大事にしたいので定時で帰りたい
  • 家の近くで働きたい、なるべく電車には乗りたくない
  • 住宅手当や育児支援などの福利厚生が充実していて欲しい
  • 事務作業だけは嫌だ

次に、書き出した条件に理想と妥協点を考えます。

  • 労働時間→(理想)残業なし(妥協)月残業時間20時間
  • 勤務地→(理想)通勤30分以内(妥協)通勤1時間半以内
  • 福利厚生→(理想)企業内に保育所がある(妥協)住宅手当が出る
  • 仕事内容→(理想)雑用なし(妥協)経験を積めば、希望プロジェクトに携われる

希望条件と妥協点が分かったら、妥協できない条件から選んで並べてみましょう。

  • 1位. 労働時間→月残業時間20時間
  • 2位. 仕事内容→経験を積めば、希望プロジェクトに携われる
  • 3位. 勤務地→通勤1時間半以内
  • 4位. 福利厚生→住宅手当が出る

優先順位、妥協条件を決めておくことで、転職先を絞り込みやすくなります。

ここまでで、転職の大まかな方向性は見えてくるはずです。

次章からは、これまでと全く違う職種を検討している方向けに、仕事探しのヒントとなる考え方を紹介していきます。

2. 幸福度が上がる仕事の選び方7選

仕事が生活の全てではありませんが、長い時間を費やす仕事において幸福感が得られると、生活全体の幸福度が上がります。

実は、人材会社パーソルと慶應義塾大学の共同研究により、仕事において幸福感を感じるためには以下の7つの因子が影響していることが分かっています。

仕事で幸せを感じる要因となる7因子

  1. 新たな学びや能力アップを実感できる(自己成長因子)
  2. プライベートの時間も取れて私生活が安定している(リフレッシュ因子)
  3. 目標に向かって助け合える仲間とのつながりが感じられる(チームワーク因子)
  4. 同僚や上司など周りから評価されていると感じられる(他者承認因子)
  5. 他者や社会に貢献できていると思えている(他者貢献因子)
  6. 自分の考えや意見を述べて自分のペースで仕事が出来ている(自己裁量因子)
  7. 仕事において自分なりの役割を見出している(役割認識因子)

仕事で幸福を感じられている原因の約7割は、上記のいずれか(あるいは複数)で説明できることが確認されています。

仕事と幸せ

仕事で幸福感を感じる人には7つの因子が影響している

(引用:パーソル総合研究所×慶應義塾大学 前野隆司研究室 「はたらく人の幸せに関する調査」

この章では、上記の7つの因子をもとに幸福度の上がる仕事の選び方を説明します。

人によって幸福度に影響する因子は異なります。どの条件が自分には重要か考え、仕事選びの基準に選びましょう。

2-1. 常に新たな学びがある

仕事を通じて、新たな知識を得たり、スキルアップができていると感じられる環境は、幸福感を得やすいです。

特に20代は、成長できる環境を求める傾向にあります。実際に、20代の転職理由として多いのは、「成長できる環境ではなかった」ことです。

この因子が強い人は、誰でもできる業務ではなく、重要プロジェクトも任せてくれる会社や、研修体制が整えられている会社がおすすめです。

2-2. 安定した私生活を送れる

休日がしっかり取れる、仕事が終わると家族との時間が取れる、などリフレッシュできる環境も重要です。

仕事のことを忘れられる時間が取れ、身体的・精神的に休まるような私生活を過ごせると、ストレスも溜まりにくいです。

プライベートを重視している人は、この因子が強く影響しています。定時で上がれる会社や完全週給2日制の会社がおすすめです。

2-3. チームのつながりを感じられる

目標を共有して励まし合える、仲間とのつながりを感じられる状態は仕事の満足度が上がります。

プロジェクト成功を目指してチームで協力する、同僚が自分の仕事を助けてくれるなどチームワークのある環境は、つながりを感じやすいです。

チームワークのある環境は、苦手分野のカバーができ、チーム全体のモチベーションの向上につながるので仕事も成功しやすくなります。

2-4. 周りから評価されていると感じられる

同僚や上司から褒められる、昇給するなど、周りから良い評価を受けていると感じられると幸福感を得ることができます。

周りから評価されると、自分の存在価値を感じることが出来るので、幸福感も高まるのです。

ただ評価されるだけでなく、自分の頑張りを誰かが見てくれていると感じることで、仕事へのモチベーションも高まります。

2-5. 誰かの役に立てていると感じられる

仕事を通じて、他者や社会に良い影響を与えている、役に立てていると感じられることも幸福度に影響します。

これはアドラー心理学でも実証されており、人間は他者に貢献して自分の存在価値を感じることで幸せを得ることが出来るのです。

人の役に立つと実感できる仕事は、ある程度辛くても幸福感を得ることが出来るので、やりがいを感じやすい仕事と言えます。

2-6. 自分の意見を言える

自分の考えや意見が言える職場や、自分の意思やペースで進められる職場など「自己決定」が出来る仕事は、幸福度が上がります。

同志社大学と経済産業研究所の2万人のデータを基に行った共同研究により、所得や学歴よりも自己決定が幸福度を上げることが分かっています。また、自己決定度が高くなるほど前向き思考の人の割合が増え、不安感を持つ人の割合は減ることも分かっています。

自己決定と幸福度

(引用:幸福感と自己決定―日本における実証研究

若手でも裁量権がある会社や、意見を言いやすい環境では、幸福感を得やすいと言えます。

2-7. 仕事に自分なりの役割を感じられる

仕事にポジティブな印象を持っており、自分なりの役割を担えている実感があると、幸福感が得られます。

自分の強みや得意分野を知っている人は、積極的に自分の特性を活かした業務を担当することができます。

自分がどのように仕事に貢献していけばいいか分かっていると、仕事にやりがいを感じやすいので満足度も高くなるのです。

3. 向いている仕事がわからない人は3つの基準を参考にするとよい

「自分にはどんな仕事が向いているのかよく分からない」という方は、自分が努力をしなくても結果を出せることを仕事に選びましょう。

転職において、好きなことよりも得意なことや周りから褒められることを仕事にすると満足度が高くなります。

「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように、好きなことだから一生懸命になれると思う人は多いです。しかし、得意なことは一生懸命努力をしなくても結果がついてくるので、モチベーションを維持しやすく、仕事を続けやすいのです。

どんな仕事が良いか分からない人におすすめなのは、以下の3つの基準です。

順番に説明します。

3-1. 得意なこと

得意分野を仕事にすると、自分に自信が付きやすいので、積極的に行動できるようになります。

これは心理学の「自己効力感」というもので実証されています。「自己効力感」とは、自分が目標を叶えられる能力を持っていると認知していることを指します。ひとことで表すと「自信」です。

自己効力感は、成功体験や人から褒められることで高まります。

得意なことは、成功体験が多く人から褒められる機会も多いので、自己効力感が上がりやすいのです。

自己効力感が高まると、その分野において優越感を抱けるようになり、積極的に行動できるようになるので、より仕事が成功しやすくなります。

自己効力感

失敗してしまったときにも、今までの成功体験を振り返り前向きに解決策を考えることができるので、ストレスを感じにくいのです。

3-2. 周りから褒められること

自分では得意だと思っていなくても、周りからよく褒められることは、得意分野と言えます。

周りからよく褒められることを挙げ、よく褒められることはどのようなスキルが活きているのか考えてみます。

  • クライアントから臨機応変な対応を褒められる→対応力や受容力がある
  • チームのムードメーカーとよく言われる→コミュニケーション能力や高揚性がある
  • 上司から常に冷静でいる姿勢を褒められる→決断力や判断力がある

自分の強みとなるスキルが活かせる仕事を選ぶと、仕事が上手くいきやすいので満足度が高まります。

周りから褒められるものは、周りよりも秀でたスキルなので、転職活動においてのアピールポイントにもなります。

「対応力や受容力がよく褒められるから現職の営業職は向いている仕事だ」と自分の適正に気がつくきっかけにもなるでしょう。転職後の負担を減らすためにも前職と同じ職種で、自分の強みが活かせないかも考えてみましょう。

3-3. ストレスを感じにくいこと

よく褒められるスキルが分からない人は、ストレスを感じにくい業務を考えてみるのもおすすめです。

やりたくなくてもやらなければいけない業務が多い中で、ストレスなくできるものがあるというのは大きな強みとなります。ストレスなく業務ができると、集中して仕事に打ち込めるので、成果も出やすいです。

例えば、好んでやっているわけではなくても、クライアントの希望に応える営業職をストレスなく出来ている場合、その人は営業職に向いている人材と言えます。ノルマやコミュニケーションにストレスを感じる人も多い中、ノンストレスで仕事が出来ているというだけで、その人の強みとなるからです。

他の人が負担に感じるような業務をストレスなくこなせると、周りと差を付けやすく結果も出やすくなります。

4. 「やりたくないこと」を考えるのがポイント

仕事を選ぶ際にやりたいことから考える人は多いですが、まずはやりたくないことを考えてみましょう。

やりたいというポジティブな感情には限度がありませんが、やりたくないというネガティブな感情には、「もう無理、辞めたい」という限界が必ずあるからです。

限界のあるネガティブな感情を意識することで、心身に負担のかかる仕事を避けることが出来ます。

4-1. やりたくないことから転職の軸を見つける

まずは、やりたくない仕事を書き出してみましょう。やりたい仕事を考えるのは難しいですが、仕事をしている上で感じた不満や、ストレスを感じた業務などは挙げやすいです。

やりたくないことを軸に考えていくと、転職で自分が求めている条件(転職の軸)が見つかりやすいです。

例えば、法律的にグレーなサプリメントを見せかけだけのインフルエンサー広告と、マーケティングハックで売りつける仕事をやりたくないと感じていたとします。

やりたくない理由を考えてみると、社会に悪影響を与える仕事をやりたくないと考えていることが分かり、「社会に良い影響を与えたい」というものがその人にとっては転職において重要要素であると分かります。

このようにやりたくないことから、やりたいこと、転職先に求めている基準を導き出すことができます。

4-2. やりたくない理由を深掘りするとやりたいことが分かる

やりたくないことを挙げてみたら、なぜやりたくないのか理由を深掘りしてみると自分が仕事に何を求めているのか分かります。

例えば、「事務職はやりたくない」という理由を具体的に深掘りしてみます。

  • マニュアル通りにやれば誰でも出来る→資格やスキルを活かせる仕事がしたい
  • 単調な作業で飽きそう→多種多様なプロジェクトに携わりたい
  • 一人で黙々とやるのは嫌→人とコミュニケーションを取る仕事が好き
  • 事務職が出来ても評価されにくい→成果が成績としてハッキリと分かる仕事が向いている

理由を深掘りしていくと、事務職をただやりたくないのではなく、自分の理想とする仕事像に反しているため「やりたくない」と考えていたことが分かります。

このように、やりたくない仕事の理由を考えて深掘りすることで自分のやりたいことに気がつくことができます。

5. 身近な人の意見を聞く

あなたの働きぶりや性格をよく知っている身近な人の意見は、どのような情報よりも有益です。

自分一人では思いつかなかった考え方や強みが分かることもあります。

5-1. 転職経験談を参考にする

身近に転職経験がある人がいた場合、どのように転職先を決めたのか聞いてみるとイメージが湧きやすくなります。特に、同業種や同年代の人は、経験やスキルが似ていて参考にしやすいです。

転職経験がない場合、現職の不満の解消ややりたいことを仕事にすることだけを考えてしまい、視野が狭くなりやすいです。

身近な人の仕事選びで重視したポイントや、転職してみて後悔したポイントなどを聞くことで、自分に合う仕事について冷静に考えられるようになるでしょう。

5-2. 世の中にはどのような仕事があるのか情報収集する

仕事選びに悩んでいる人は、今している仕事以外にどのような仕事があるのか分かっていないことが多いです。

周りの人がやっている仕事について、業務内容ややりがいを聞いてみると、自分の知らない様々な仕事についての情報が集まります。

他にも、厚生労働省が運営する「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」を使いながら、自分で情報収集してみるのもおすすめです。

世の中にある仕事を網羅的にまとめられているサイトで、テーマ別検索・イメージ検索・産業別検索など、様々な切り口で世の中の仕事を調べることができます。

例えば、興味関心の診断テストなどもあるので、質問に答えるだけで意外な仕事に向いているとわかることもあります。

5-3. 同僚や上司から意見をもらう

同僚や上司など一緒に仕事をしている人に、自分の仕事ぶりや強みについて意見をもらいましょう。

いつもあなたの仕事する姿を見ている同僚や上司は、あなたよりもあなたの強みや向き不向きを分かっているものです。

転職を考えていることを伝えてしまうと、転職活動中や転職を踏み止まったときに会社に居づらくなってしまうので、それとなく自身の強みや向きを聞いてみましょう。

自覚がないことでも、いつも近くで見ている人からの意見は、非常に信頼できるものです。

他の人の意見も参考にしつつ、自分の考えをまとめてみましょう。

5-4. 転職エージェントを利用してみるのもおすすめ

転職活動で行き詰まったら、転職エージェントを利用してみるのも一つの手です。

転職エージェントは、求人探しから選考対策、退職準備まで転職活動に関する全てのサポートをしてくれるサービスです。

自身のスキルや経験を伝えると、客観的に強みを判断して、あなたに合う求人を紹介してくれます。

無料で利用することが出来るので、転職活動を1人で進めるのが不安な人や客観的な意見が欲しい人は利用を検討してみましょう。

関連記事:【図解】転職エージェントとは|1から理解し使いこなすための全知識

6. まとめ

満足度の高い仕事の選び方について解説しました。

自分がどのように毎日を過ごしたいか「どうありたいか」を考えてみると、幸福度の高まる仕事を見つけやすくなります。

また、自分の得意なこと・出来ることを仕事にすると、自信がつきやすく満足度が上がりやすいです。

一人で行き詰まってしまったら、身近な人の意見も取り入れてみましょう。

あなたの未来が明るくなることを祈っています。