看護師転職サイトは使わない方がいい?利用者の口コミや使うべき人の特徴

看護師 転職サイト 使わないほうがいい

転職を考えている看護師の中には、「転職サイトって使わない方がいいの?」「変なサイトのせいで合わない職場に転職するのは絶対に嫌だ」と考えている方も多いでしょう。

結論からいうと、以下に該当する方は、転職サイトを使わない方がいいです。

転職サイトを使わない方がいい人

  • 転職したい病院がある程度既に決まっている
  • 半年以上かけてゆっくり転職したい

転職サイトは「希望条件に合う職場を探したい」という方向けのサービスなので、既に「この病院に転職したい」と決まっている人にとって、利用するメリットは特にありません。

また、仲介手数料で収益を上げるビジネスモデルである転職サイトは、求職者の転職がなるべく早く決まるようにと積極的にサポートしてきます。

そのため、ゆっくり時間をかけてマイペースに転職活動をしたいという方にとっては不向きです。

ですが、言い換えると以下に該当する方であれば、転職サイトはメリットが大きいです。

  • どの病院が自分に合うか分からない
  • 初めての転職で不安を感じている
  • 仕事が忙しくて、なかなか求人を探す時間がない
  • 条件の良い職場をいくつか比較して検討したい
  • なるべく早く転職したい(直近~半年以内)

ただ、転職サイトの中には悪質なサービスも少なくないため、利用の際は信用できるサイトかしっかりと見極めなければなりません。

そこでこの記事では、転職サイト利用経験のある看護師を対象にアンケート調査を行い、口コミやデータをもとに、「転職サイトを使わない方がいいと言われる原因」や「サイト利用のメリット・デメリット」を分析・解説していきます。

  1. 「看護師転職サイトは使わない方がいい」と言われる4つの原因【口コミから分析】
  2. 注意!転職サイトを使わないと転職先の選択肢が狭くなる
  3. 看護師転職サイトを利用する7つのメリット
  4. 転職サイトを使わない方がいい人・使うべき人の特徴
  5. 利用者から高評価のおすすめ看護師転職サイト
  6. 看護師の求人探し全手段

すべて読めば、転職サイトを使うべきかどうか判断できるでしょう。

1.「看護師転職サイトは使わない方がいい」と言われる4つの原因【口コミから分析】

看護師転職サイトに、「使わない方がいい」という声があるのは事実です。

実際、当サイトが転職経験のある看護師を対象に行った調査では、全体の15%ほどが利用したサイトに不満を感じている(悪い点の方が多かった・他人に勧められないほど最悪)という結果になりました。

集計した口コミの内容を精査すると、「看護師転職サイトは使わない方がいい」という意見は、以下のパターンに分類されることが分かりました。

それぞれ、利用者の口コミをもとに詳しく解説します。

1-1.希望に合う求人を紹介してもらえない

転職サイトは、キャリアアドバイザー(転職をサポートしてくれる担当者)が求人を提案してくれますが、中には求職者の意向を無視して、まったく見当違いの求人を押し付けてくる転職サイトもあるようです。

希望と異なる求人を紹介される

口コミ・評判

30代前半・女性・常勤
評価:★☆☆☆☆1
結婚後家庭と両立させたいと話していても夜勤専従の仕事を紹介されたりと担当者にやや不満は残りました。最終的になかなか希望の求人はない、高望みしすぎといわれ利用をやめました。担当者によると思いますがあまりお勧め出来ません。

異なる条件の病院を紹介されるようになった

口コミ・評判

30代前半・女性・常勤
評価:★★☆☆☆2
条件に合う病院がないと言われ、次第に条件とは異なる病院の紹介をされるようになった。また、直接病院の求人に応募した方が採用してもらえることもあったため、病院の募集内容や人数によっては利用しない方が良いと感じた。

希望条件が多い人は、なかなか求人が見つからない傾向にあります。特に病院の数が少ない地方ほど顕著で、条件を満たす求人が数件しかないことも少なくありません。

この場合転職サイトの担当者は、ある程度妥協できるであろうという範囲で、当初の条件とは異なる求人を紹介してくることもあります。

「条件が異なるので結構です」と毅然と断れる方であれば問題ありませんが、中には担当者の意見に押されて、妥協して応募してしまう方もいます。

結果として、「年収が下がる」「合わない職場で働く」といった失敗につながってしまうこともあるようです。

ポイント

「周囲の意見に流されやすい」「断るのが苦手で押しに弱い」という方は要注意

1-2.連絡がしつこいので、自分のペースで転職活動できない

利用者の口コミを調査して最も目立ったのは、「連絡の頻度が多くしつこい」という内容のものでした。

頻繁に電話がかかってくる

口コミ・評判

20代後半・女性・正社員
評価:★☆☆☆☆1
正直にいうと、連絡の頻度がかなり多いと感じました。私も日頃看護師の仕事をしていますので、連絡が取れないことは多々ありましたが、鬼電のように頻回にかかってくるときもありました。また、あまり時間がない時に「少しの時間ですので」と言われて応じましたが、その後20~30分間一方的に話を続けられました。

遅い時間にも電話をかけてくる

口コミ・評判

30代前半・女性・非常勤
評価:★☆☆☆☆1
ゆっくり時間をかけて探したかったが、電話がしつこく、子供がせっかく寝た時に電話が来た。もう電話しないで欲しいと言うと、今度はメッセージがしつこくきて、とても嫌な気持ちになった。必要な時にはこちらから声をかけるので、そっとしておいて欲しい。何度も連絡がくると、必死すぎて逆にここのサイトは大丈夫だろうかと心配になった。

転職サイトは、キャリアアドバイザーから求人提案や選考サポートを受けながら、二人三脚で転職活動を進めていきます。

ですが上記の口コミのように、希望の転職活動のペースと、担当者からの連絡(対応)の頻度が合わないことで、不満だったという方は少なくありません。

これは転職サイトのビジネスモデルが、「求職者を病院に紹介することで収益を上げる仕組みであること」が原因と考えられます。

担当者にしてみれば「なるべく早く内定を決めて欲しい」というのが本音なので、ゆっくり時間をかけてマイペースに転職活動をしたいという方にとっては、対応が少々煩わしいと感じられるかもしれません。

ポイント

転職サイトは、早く内定を決めてもらおうという姿勢で対応してくる。そのため、長期的(半年以上)なスパンで転職活動をしたい人にはやや不向き

1-3.事前に聞いていた情報が事実と異なる

「働き始めてみると、事前に聞いていた情報と違っていた」というネガティブな意見もありました。

騙されたと感じています

口コミ・評判

30代前半・女性・非常勤
評価:★★☆☆☆2
非常勤としての入職で残業はないと聞いていましたが入ってみるとサービス残業が当たり前でだまされました。療養型病院とのことで入職しましたが、入って半年後に介護医療施設へ転換となりこれも騙されたと感じました。

伝えられた情報と違ったので後悔している

口コミ・評判

30代後半・男性・常勤
評価:★☆☆☆☆5
はじめは「離職率も低く残業も比較的少ないです。給料も高くなかなか出ない求人ですと」と、言われて就職したが、実際は「簡単に辞めさせてもらえない、残業はほとんど毎日。給料は高いが、残業が多いから」と、伝達された情報と違いました。細かい説明もなく少し雑な印象。知人のツテで情報を収集した方が、リアルで良かったと思います。

求人情報を正しく伝えてもらえなければ、転職活動に大きな支障が生じます。

職場の雰囲気や人間関係、労働条件などの情報が誤った認識のまま転職してしまうと、「こんなはずではなかった」と後悔につながる恐れもあるので、細心の注意が必要です。

本来、このような情報は担当者が正確かつ詳細に伝えるべきなのですが、情報を正しく把握していない担当者のサポートを受けてしまったために、職場の実態を知らないまま転職してしまった人もいるようでした。

ポイント

担当者の中には、情報を正確に把握していない人もいる

1-4.病院側(採用担当者)も転職サイトのことを好意的に思っていない

転職サイトに対するネガティブな意見は、実は看護師だけでなく、病院の採用担当者からも上がっています。

実際に、採用担当者の約7割は、転職サイト(人材紹介会社)のサービスに不満を持っていることが分かっています。(参考:公益社団法人『「病院の人材紹介手数料」に関するアンケート調査』

参考:病院における人材紹介手数料調査

病院の採用担当者は転職サイトに対し、「手数料が高すぎる」「フォロー体制がない」といった不満を感じており、中には非常にネガティブな印象を持つ採用担当者もいるようでした。

紹介業者を通じて職を求めようとするナースに対しても良い印象を持ちにくい

「民間中小病院における看護職員紹介業者の利用に関する研究」より抜粋

「ハローワークで人が集まらないので仕方なく使っている」と考えている採用担当者が多いようです。

ポイント

看護師の採用コストは高く、厚生労働省の調査によると一人当たり91.8万円かかると言われています。こういった背景もあり、転職サイトの利用に良い印象を持っていない採用担当者も多いです。

ここまでのまとめ

「看護師転職サイトは使わない方がいい」と言われる原因は、以下のパターンに分類されることが分かりました。

  • 希望に合う求人を紹介してもらえない
  • 連絡がしつこいので、自分のペースで転職活動できない
  • 事前に聞いていた情報が事実と異なる
  • 病院側(採用担当者)も転職サイトのことを好意的に思っていない

これらを踏まえると、まず「長期的に時間をかけて、ゆっくりとマイペースに転職活動したい」という方に、転職サイトはおすすめでないと言えます。

また、「この病院で働きたい」など、すでに転職活動の方向性が決まっている人も特に利用するメリットはないでしょう。

ただし、悪い評判が多いから転職サイトは使わないと決めてしまうのは、早まった判断です。

なぜなら、転職先の選択肢を大幅に狭めてしまうことになるからです。

次章では、転職サイトを使わない場合のデメリットを、公的なデータを用いて解説します。

2.注意!転職サイトを使わないと転職先の選択肢が狭くなる

転職サイトのネガティブな側面だけを見て、「転職サイトを使わない」と判断するのはおすすめできません。転職先の選択肢が大幅に狭くなるからです。

それぞれ詳しく解説します。

2-1.転職先の選択肢がグッと狭くなる

もし仮に転職サイトを利用しないなら、得られる求人情報の数も、必然的に限られてきてしまいます。

転職サイトは看護師転職において最もスタンダードな手段だからです。

事実、前述の調査では、医療機関の77%が転職サイトを利用して看護師を採用していると回答しています。(参考:公益社団法人『「病院の人材紹介手数料」に関するアンケート調査』

転職先の選択肢がグッと狭くなるのは、「条件の良い職場を見つける」上ではかなりのデメリットです。

2-2.得られる求人情報の量は公的サービスよりも転職サイトの方が多い

「得られる求人情報の量」は、ハローワークやナースセンターなどの公的サービスよりも、転職サイトの方が多いです。

実際に、東京都の看護師求人を比較してみると、4.5倍ほどの差が生じることが分かりました。

看護師の求人数(東京都)

※転職サイトは求人数上位3社(レバウェル看護(旧 看護のお仕事)・医療ワーカー・マイナビ看護師)の総計
※公的サービスはハローワークとeナースセンターの総計
いずれも2022年1月時点

このように、活用する手段によって、選択肢の数に違いがあることが分かります。

2-3.転職サイトは検索のしやすさ(見つけやすさ)が良い

病院は転職サイト以外にハローワークなども併用して求人を掲載していますが、転職サイトの方が検索しやすいです。

特にハローワークなどの公的機関サービスは検索機能がそれほど充実しておらず、看護師転職に特化しているわけでもないので、絞り込み検索がしづらいでしょう。

出典:ハローワーク

一方、転職サイトであれば看護師転職ならではの検索が可能で、以下のように複数の条件で絞って最適な職場を見つけられます。

出典:マイナビ看護師

ここまでのまとめ

冒頭では転職サイトのデメリットを紹介しましたが、転職サイトを求人探しの手段から外してしまうと、選択肢が限られてしまうことが分かりました。

  • 転職先の選択肢がグッと狭くなる
  • 得られる求人情報の量は公的サービスよりも転職サイトの方が多い
  • 転職サイトは検索のしやすさ(見つけやすさ)が良い

そのため、転職サイトの悪い面だけでなく、良い面も把握したうえで、利用すべきか判断するというのが、最も賢明です。

そこで次章では、看護師転職サイトを利用するメリットについて解説します。

3.看護師転職サイトを利用する7つのメリット

転職サイト利用のメリットは、以下の通りです。

それぞれ詳しく見てみましょう。

3-1.求職者に合った転職先を提案してくれる

転職サイトを利用する最大の利点は、非公開求人を含む求人情報の中から、求職者に合った転職先を提案してくれることです。

非公開求人とは

一般的な求人サイトやハローワークでは公開されておらず、転職サイトだけが扱っている求人のこと。ネット上に公開されたら応募者が殺到してしまうような好条件のものが多い

なお、非公開求人は転職サイトに登録することで、閲覧・応募ができるようになります。

条件の良い求人をどんどん紹介してくれた

口コミ・評判

N さん(37歳・『看護roo!』を利用)
総合評価:★★★★★5
もともと希望の条件が高かったのか、ネットで見たりハローワークを使っても希望の転職先が見つかりませんでした。
そんな中で、転職サイトを使うと条件のいい求人をどんどん紹介してくれました
給料を上げたいと思ったのが転職のきっかけでしたが、月収は4万円上がり、通勤時間も短くなりました。

3-2.転職のプロにキャリア相談ができる

キャリアアドバイザーとの面談(対面・WEB)を通して、自身のキャリアについての相談ができるのは、大きなメリットです。

「コロナ禍のいま、転職できるのだろうか」という不安や、「転職すべきか分からない」という悩みに対して、転職サイトはプロの視点で丁寧に回答・アドバイスしてくれます。

客観的な意見をもらうことで、視野が広がったり、取るべき行動が明確になったりすることもあるでしょう。

キャリアの分岐点で「間違った選択はしたくない」という方は、一度キャリア相談をしてみることをおすすめします。

色々とアドバイスをもらえた

口コミ・評判

Y さん(27歳・『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』を利用)
総合評価:★★★★☆4
初めての転職でしたので、履歴書、特に志望動機のところにすごく苦労しました。
最初は別の転職サイトでやっていたんですが、レバウェル看護(旧 看護のお仕事)に登録して、相談したら、私が転職したいと考えるようになった背景をしっかり引き出してくれ、いろいろとアドバイスをもらえました
苦手だった志望動機をスラスラ、本当のことを言えるようになり、受けていたところにはスッと通りました。

3-3.応募書類の添削を受けられる

転職サイトを利用すれば、応募書類の添削を受けられます。

転職サイトがヒアリングを通して求職者の人柄や経歴を把握し、伝え方のコツも教えてくれるので、誰でも魅力的な応募書類を作り上げることが可能です。

自分一人で応募書類を作るのは難しいもので、過不足無く経歴を書けたつもりでも、プロの視点からみると内容が不十分であったり、見せ方が適切でなかったりするケースはよくあります。

病院の採用担当者に伝わる職務経歴書を書くには、転職のプロである転職サイトに直接教わるのが効率的です。

3-4.面接対策ができ、選考通過率がアップする

転職サイトを利用する大きなメリットの一つが、面接対策ができることです。

転職サイトの面接対策が効果的な3つの理由

  1. 病院側が重視するポイントが分かる
    …転職サイトは、病院の採用担当者と頻繁にやり取りをしており、「その病院がどんな人材を求めているか」を正確に把握している
  2. 面接に関する情報が蓄積されている
    …多くの転職支援実績がある転職サイトであれば、病院ごとに「どのような質問がされるか」といった具体的な情報が、社内に蓄積されている
  3. 模擬面接で客観的なフィードバックがもらえる
    …印象を良くするポイントなど、一人では分からない面接のコツを、模擬面接(練習)を通して教えてもらえる

転職サイトを利用すれば、応募先病院に合った面接対策を行うことができるので、採用される確率を高めることができます。

3-5.病院とのやり取りを代行してくれる

転職サイトは、病院とのやり取りを代行してくれます。

転職サイトが代行してくれるやり取り

  • 各病院への応募
  • 面接の日程調整
  • 採用担当者への連絡
  • 入社日の調整

在職中に転職活動を行うとなると、細かいスケジューリングが困難になります。

特に複数社に応募している場合、それぞれの病院と並行してやり取りを行わなければならなりません。

油断するとダブルブッキングなどのトラブルにつながる恐れもあります。

転職活動に関する煩雑なやり取りを、代わりに行ってくれるのは大きなメリットです。

仕事や家庭のことを考えつつ転職活動ができた

口コミ・評判

Y さん(35歳・『ナース人材バンク』を利用)
総合評価:★★★★★5
以前は知人の紹介で転職をしましたが、今回の転職ではナース人材バンクを利用。
一番良かったのがとにかく楽ということです。必要に応じて手続きをフォローしてくれるので、仕事・家庭のことをしっかりしながらも転職活動ができました

3-6.求職者のことを病院の採用担当者にアピールしてくれる

転職サイトは、求職者のことを病院の採用担当者にアピールする役割を担っています。

たとえば、

  • 応募の際に推薦状を書いてくれる
  • 面接では伝えきれなかった求職者の魅力や人柄を、直接伝えてくれる

などのように、求職者の採用通過をアシストしてくれるのです。

3-7.内定決定後もサポートしてくれる

転職サイトのサポートは、内定が決まったらで終わりではありません。

たとえば、内定後の年収交渉や入社日の調整なども、代行してくれます。

とくに転職時には、現職の引き継ぎや退職関連の手続きなどで、忙しくなりやすいでしょう。

もし引き継ぎなどの関係で、入社日が延びそうになっても、転職サイトが交渉を行ってくれます。

ここまでのまとめ

転職サイト利用には、以下のメリットがあることが分かりました。

  • 求職者に合った転職先を提案してくれる
  • 転職のプロにキャリア相談ができる
  • 応募書類の添削を受けられる
  • 面接対策ができ、選考通過率がアップする
  • 病院とのやり取りを代行してくれる
  • 求職者のことを病院の採用担当者にアピールしてくれる
  • 内定決定後もサポートしてくれる

これらの内容を踏まえて、転職サイト利用がおすすめな人とそうでない人の特徴を次章で紹介します。

4.転職サイトを使わない方がいい人・使うべき人の特徴

転職サイトの良い側面・悪い側面を踏まえると、以下に該当する方は、転職サイトを使わない方がいいでしょう。

転職サイトに登録すべきでない人

  • 転職したい病院がある程度既に決まっている
  • 半年以上かけてゆっくり転職したい

マイペースに転職活動を進めたい方は、『看護師の求人探し全手段』で紹介する方法で求人を探してみてください。

一方、以下に該当する方は、積極的な利用をおすすめします。

転職サイトの登録がおすすめな人

  • どの病院が自分に合うか分からない
  • 初めての転職で不安を感じている
  • 仕事が忙しくて、なかなか求人を探す時間がない
  • 条件の良い職場をいくつか比較して検討したい
  • なるべく早く転職したい(直近~半年以内)

特に、「条件や環境の良い職場を見つけたい」という方は、登録しておいて損はないでしょう。

「担当者が希望に合う求人を紹介してくれない」といったネガティブな意見もありましたが、担当者は変更してもらうことが可能なので、「合わないな」と思ったら別の人に変えてもらいましょう。

転職サイトの利用はすべて無料です。まずは登録してみて、キャリアヒアリングを受けてみることをおすすめします。

補足:悪質なサイトがあるのは事実。転職サイトは選び方が重要

転職サイトはメリットの大きいサービスですが、中には悪質なサイトがあるのも事実です。

実際、厚生労働省から採用側(病院)に対しての注意喚起も行われています。

民間の有料職業紹介事業者(人材紹介会社)を利用し、人材の採用活動を行う際に、医療機関や福祉施設がその対応に苦慮する事例が生じています。

出典:厚生労働省

転職サイト選びの際は、以下の観点でそれぞれのサイトを見極めることが重要です。

転職サイト選びの3つの観点

  • 職業紹介事業の許可を得ているか
    …厚生労働省が提示する基準を満たしたサービスかどうか
  • 大手企業が運営しているサイトかどうか
    …大手企業ほどコンプライアンスが遵守されており、安心して利用できる
  • 求人数は十分か
    …求人数が少ないと選択肢が限られるため、希望に合わない求人を紹介される可能性がある

ただ、転職サイトは大手だけでも85社以上あると言われており、一つひとつ比較検討するのは難しいでしょう。

そこでこの記事では、上記の観点をクリアしており、かつ看護師さんから高評価のおすすめの転職サイトを厳選して紹介します。

5.利用者から高評価のおすすめ看護師転職サイト

数ある転職サイトの中から、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

転職サイト選定基準

  1. 求人数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
  2. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。

転職サイト求人数|総合満足度
1位
看護roo!
55,907件|◎4.3
利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。
2位
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
135,763件|○3.8
総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる
3位
マイナビ看護師
60,875件|◎4.1
求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい

※求人数2022年8月更新

この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

1位.看護roo! | 看護師さん利用者満足度No.1

看護roo
看護roo!の特徴
  • 利用者満足度96.3%
  • 公開求人55,907件+非公開求人も多数
  • 面接同行や選考対策など手厚いサポート
看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の転職サイトです。

登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しており、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるので、希望にぴったりの求人を見つけることができるでしょう。

30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスであるため、信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートも魅力的です。

こんな看護師さんにおすすめ
  • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
  • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
  • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい

 

2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人多数で選択肢の幅が広い!

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
  • 累計利用者数40万人以上
  • 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
  • 総求人数は135,763件と転職サイトトップレベル
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。

キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており現場のリアルな情報を詳細まで把握しているため、「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえます。

また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的です。

こんな看護師さんにおすすめ
  • できるだけたくさん求人が見たい
  • 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
  • 気軽に求人探しがしたい

 

 

3位.マイナビ看護師|ペースに合わせて転職できる


マイナビ看護師の特徴
  • 看護師認知度4年連続No1の定番転職サイト
  • 求人数は6万件以上
  • 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み
マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。

数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

そのため、「ゆっくりと考えたいのに連絡が煩わしい」「早く転職したいのにサポートが遅い」といったミスマッチもなく、自分のペースで転職活動を進められるでしょう(面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれます)。

こんな看護師さんにおすすめ
  • なるべく早く次の仕事を見つけたい
  • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい

 

 

6.看護師の求人探し全手段

看護師の求人探しの手段を、「求人数」「サポートの専門性」「特徴」の軸で比較表にまとめました。

求人探し手段

それぞれ詳しく解説します。

(1).転職サイト(民間の人材紹介会社)

転職サイトは、希望に合った施設の求人を紹介してくれる転職支援サービスです。

転職サイトがおすすめな人

  • 転職するのがはじめてで不安
  • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
  • なるべく早く次の仕事を見つけたい
  • 実績豊富な看護転職のプロにまずは相談したい

看護師転職サイトとは

転職サイトに登録すると、求職者一人ひとりに担当者(キャリアアドバイザー)がつき、求人探しから選考対策までサポートしてくれます。

転職サイトのサポート

  • キャリア相談
  • 求人紹介・提案
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 面接日の調整
  • 給与交渉
  • 内定後のサポート(入社日の調整、年収の交渉、現職場への退職に関する相談)

希望に合った病院求人をプロ目線で探して提案してくれる点は、非常に魅力的です。

「自宅から20分以内」「給与は今より5万円以上」など条件が複数ある場合、ハローワークや求人広告サイトでは探しづらいことが多々あります。

また、そもそも自分がどのような職場に転職したいか、目的や条件がうまく明確になっていない方も多いでしょう。

ですが転職サイトを利用すれば、キャリアアドバイザーに希望を伝えるだけで、あなたのニーズにマッチした求人を提案してくれます。

連絡手段はメール・電話・LINEがメイン

キャリアアドバイザーとの連絡手段は、メール・電話・LINEがメインです。対面でのやりとりは、2021年現在ほとんど行われていません。

転職サイト利用者に話を伺うと、「メールやLINEなどテキストでのやり取りが楽で良い」という意見が多数派でした。「電話で話をするのが苦手」「休みの日に連絡してほしくない」という方は、メールやLINEでのやり取りが可能なサイトか事前に確認しておきましょう。

なお、看護師さんからの評価の高い大手サイト(看護roo!レバウェル看護(旧 看護のお仕事)マイナビ看護師)は、いずれも電話・メール・LINEから、希望の連絡方法を選べるようです。

転職サイトは、特にはじめて転職活動を行う方や、絶対に失敗したくないという方におすすめです。

メリットデメリット
  • 条件に合う求人を探してくれる
  • 非公開求人(一般的な転職サイトにはない求人)の情報が得られる
  • 選考サポートが受けられる
  • 施設のリアルな情報を教えてもらえる
  • 転職を急かされることもある
  • 担当者との相性次第でサービスの質が変わる

(2).ハローワーク

ハローワークは就職支援を行う行政機関です。

ハローワークがおすすめな人

  • 今の職場を辞めてから転職活動する予定
  • 自分のペースで転職活動をしたい

「仕事を辞めて、失業手当を貰いながらゆっくりと転職活動をしたい」と考えている方は、受給申請のためにハローワークを訪れることになります。その際、ハローワークに設置された機械端末で求人を検索したり、窓口の職員に相談したりできます。

ハローワークは国営の機関のため、どの医療機関とも金銭的な利害関係がなく、中立公正な立場で求人紹介や転職アドバイスをしてくれるのが魅力です。転職サイトでは求人応募を強いてきたりすることも稀にありますが、ハローワークではその心配もありません。

メリットデメリット
  • 中立な立場からのアドバイスがもらえる
  • 失業保険手続きと同時に求人探しができる
  • ブラックな求人が多い
  • 虚偽の内容の求人情報もある

求人の質に注意!ハローワークは補助的に使うのがおすすめ

ハローワークは転職活動に役に立つサービスですが、ハローワークだけしか使わないのはハイリスクです。

なぜなら、ハローワークには質の低い求人が紛れ込んでいることがある上に、掲載されている求人情報には、嘘が書かれているケースが多くあるからです。

事実、求人票の内容と労働条件が異なるという報告が6,811件も寄せられており、更に医療業界は虚偽報告の件数が最多です。(参考:平成30年度厚生労働省公表資料

そのため、他の手段も活用しながら、あくまで補助的な役割として使用することをおすすめします

なお、ハローワークを活用した転職については、『看護師の転職でハローワークは使うべき?利用の流れやメリット・デメリットを徹底解説』の記事で解説しているので、気になる方は参考にしてください。

(3).ナースセンター

ナースセンターとは、看護人材確保を目的として設置された行政機関です。

ナースセンターがおすすめな人

  • 看護知識が豊富な人に相談したい
  • 自分のペースで転職活動をしたい

専用サイト「eナースセンター」では、希望勤務地やライフスタイルから、インターネット上で求人検索が可能です。

ナースセンターでは他にも、相談員による就業相談や、再就職に向けた研修の開催なども行っています。

相談員の多くが看護師経験者なので、専門的な話もしやすく、親身に相談に乗ってくれるでしょう。

ただ、病院・施設側からの満足度は低く、採用活動に積極的には活用されていません。

事実、病院を対象にした調査では、最も採用実績があった採用媒体としてナースセンターを挙げた施設はわずか2.3%しかありませんでした。(参考『看護職員等の医療職採用に関する諸問題:アンケート調査の分析と考察』)

そのため、得られる求人情報数が他の手段と比べて少なくなる可能性が高いです。ナースセンターも他の手段も活用しながら、補助的な役割としての利用をおすすめします。

メリットデメリット
  • 看護師に特化した就職支援が受けられる
  • キャリアに関する研修、セミナーなどを受けられる
  • 求人が少なめで見つけづらい
  • サイトが見づらく検索しにくい

(4).求人広告サイト

求人広告サイトは、病院・施設の求人広告を検索できるサービスです。

求人広告サイトがおすすめな人

  • とにかく多くの求人情報を得たい
  • キャリアアドバイザーはつけず、一人で転職活動したい

気軽に求人を検索して、気になったものがあれば応募するという流れで転職活動を進めていきます。

原則キャリアアドバイザーはつかず、自分一人で求人探し・応募を行うので、マイペースに転職活動したい方や、転職意欲はそれほど高くないが、良い求人が見つかれば転職したい方に適しています。

大手検索エンジン『indeed』や、医療・福祉系職種専門サイト『ジョブメドレー』や『グッピー』が有名です。

メリットデメリット
  • 自分のペースで転職活動できる
  • 転職に関するアドバイスやサポートは受けられない

(5).知人の紹介

知人や友人、元同僚からの紹介で転職するという方法もあります。

おすすめな人

  • 看護学校の同級生と未だに交流がある
  • 人間関係などリアルな情報を知っておきたい

紹介のメリットは、求人広告からは分からないリアルな情報も事前に教えてもらうことにより、双方のミスマッチを減らせることです。

また紹介経由の応募は、他の手段経由の応募よりも採用されやすい傾向にあります。病院側にとっても、素性の知らない人を採用するよりは、紹介経由での採用の方が信頼できるからです。

ただし、「面接や見学をしてイメージと違っていたとしても断りづらい」「退職を言い出しづらくなる(早期離職の場合は特に)」などのデメリットも大きいため、注意が必要です。

メリットデメリット
  • 職場のリアルな情報が分かる
  • 採用がすぐ決まることもある
  • 面接や見学後に断りづらい
  • 退職を言い出しづらい

(6).直接応募

働いてみたい病院があるなら、その病院に直接応募してみるという方法もあります。

直接応募がおすすめな人

  • 働いてみたい病院がある
  • 近場で働くと決めている

転職サイトに求人を出していなくても、「人手不足で人材を確保したい」という病院は珍しくありません。そういった場合、病院公式サイトの採用ページなどで、看護師の募集情報を出しているはずです。

直接応募のメリットは、採用される確率が高いことです。転職サイトなどを経由すれば、病院側にコスト(仲介料)がかかりますが、直接応募での人材採用では、ほとんどコストはかかりません。

また求人広告を出していない病院なら、同時期に応募する人も少なく、競争率も低いでしょう。

評判が良くて気になっている病院などあれば、公式ホームページを確認してみましょう。

メリットデメリット
  • 採用確率が高い
  • 病院の詳しい情報が事前に分からない

さいごに

転職サイトの良い側面・悪い側面を踏まえ、看護師転職で使わない方がいいのかどうかについて解説しました。

結論をまとめると、「早く転職したい」「良い条件の職場を効率よく見つけたい」という方は、積極的に利用するべきです。

以下のサイトから、気になるものがあれば登録しておきましょう。

 

最高の転職をできることを陰ながら祈っております。