看護師の転職理由を本音で突破!好印象を与える回答法と例文3選

転職活動の転職理由を聞かれるときに、本音で答えるべきか、建前を使うべきか悩んでいませんか?

「人間関係がつらい」「待遇に不満がある」というような理由で転職を考える看護師さんは珍しくありませんが、ネガティブな転職理由をそのまま面接等で伝えるのはおすすめできません。

ここでは、面接を突破するための転職理由をつくるノウハウやコツを、転職エージェントである私が、下記の流れで解説していきます。

  1. 看護師が転職する理由とは?
  2. 嘘の転職理由はNG!な3つの理由
  3. 転職理由を正直・ポジティブに話す3ステップ
  4. 看護師の転職理由:例文3選
  5. 面接での質問例3選
  6. 面接対策におすすめの転職サイト3選

たった3ステップでネガティブな転職理由もポジティブなものに変えられる方法があり、その方法を使うことで、転職の成功確率をグッと上げることができます。

1.看護師が転職する理由とは?

看護師が転職する理由にはどういったものがあるのでしょうか。

マイナビ転職が看護師100人にとったアンケートでは、以下のような理由があげられています。

 

出典:マイナビ転職

代表的なもの3つについて、詳しく説明していきます。

1-1.人間関係での悩み

看護師は女性が多い社会であり、それゆえ人間関係のいざこざが多い業界です。

したがって、看護師の業界では、人間関係の悩みによって転職を考える人が非常に多いです。

私が過去に転職相談を受けた方で、次のように話す人がいました。

ミスを押し付けてくる先輩がいる

口コミ・評判

大手病院勤務Aさん( 3年目 )

看護師3年目です。都内の〇〇大学付属病院で働いています。

先輩看護師との人間関係がうまくいかなくてつらいです。

自分のミスを人に押し付けて来る人で、何度も被害に合いました。

それでも先輩の言うことは絶対なので、私はいつも謝ってばかりいる、そんな状況です。

毎日朝起きて仕事に行くのが辛くて、ストレスで押し潰されそうです。

もともと朝は強くて、忙しい時に5時に起きることももそんなに苦ではなかったのですが、最近は6時に起きるのも辛くて、ギリギリに出勤している毎日です。

いまの状況がつらくて、まずは環境を変えたいと思って相談に来ました。

1-2.体力的なつらさ

看護師の仕事は、残業や夜勤も多く、休暇がとりにくいなど、体力的にハードであることに大きな負担を感じる方が多くいるようです。

また、給料が割に合わないなど、待遇面で不満を持ち、転職される方も多いです。

私に相談にいらした方で、次のように話す方もいました。

夜勤や残業が多いわりに給料も少ない

口コミ・評判

都内病院勤務Bさん(1年目)
看護師1年目です。
夜勤や残業が多くてしんどいです。
残業代は出ず、先月の給料は20万に満たなくて、同期も同じような感じでした。
せめて残業代が出れば、お給料が良ければ、頑張れると思うのですが…
今の生活を続けていたら、いつか体を壊しそうで怖いです。
転職したら今よりいい条件で働けるのか、ご相談したいと思って今回伺いました。

1-3.結婚などの家庭の事情

結婚による居住地の変更や、育児との両立などを機に転職する方も多いです。

結婚を機に退職される看護師も多いですが、子育てが落ち着いた段階で、育児と両立できる職場への転職を望む方もいらっしゃいます。

私に相談しにいらした方にも、結婚をきっかけに転職を決断した方がいました。

結婚を機に京都の病院へ転職

口コミ・評判

大学病院勤務Cさん(6年目)
看護師6年目です。
私は東京の大学病院に勤務しているのですが、結婚のため京都の病院への転職を考えています。
重症患者をみることやリーダーを務めることなど、プレッシャーを感じていたので、小さな病院で働きたいと思っています。
京都の病院についてほとんど何も知らないので、自分の希望条件に合った病院があるかどうか、ご相談したいと思い伺いました。

1-4.面接では正直に話しづらい

ここまで、看護師さんの転職理由の代表的なものを紹介しましたが、人間関係の悪さや残業の多さなどを、そのまま転職理由として面接で話すのには抵抗がありますよね。

かと言って、悪い印象を与えたくがないために、嘘の転職理由を話すことはおすすめできません。

その理由は次章で説明しますが、転職理由を正直に、かつポジティブに話すことは、誠実な姿勢をアピールすることができ、面接官に好印象を与えることができます。

2.嘘の転職理由はNG!な3つの理由

前章で触れたように、転職理由がネガティブなものであればあるほど、正直に話すと面接官に悪い印象を与えるのではないか、と不安に感じると思います。

しかし、転職理由で嘘をついてはいけない理由として、以下の3点があげられます。

  • 面接での嘘はバレる
  • 面接での嘘がトラブルのもとになる場合もある
  • 仮に嘘の転職理由で通っても、罪悪感は残る

では、それぞれの点について、私が親しい採用担当者の意見とともに、順に説明します。

2-1.面接での嘘はバレる

口コミ・評判

採用担当者
応募者が本音でない事を話そうとする時、本人が思っている以上に「不自然な話し方」になるものです。

面接で、聞かれたくない質問をされた時、本音でないことを話そうとする人の多くは「言いよどんでしまう」か「不自然に強く力説してしまう」傾向にあります。

相手は経験豊富なプロの面接官なので、嘘はすぐにバレてしまいます。できる限り正直に答えることをおすすめします。

2-2.面接での嘘がトラブルのもとに

口コミ・評判

採用担当者
あまりに酷いウソが、内定後にトラブルになったケースもあります。もちろん、即内定取り消しですね。

多くはありませんが、面接での嘘のせいで内定取り消しになるケースもあります。

解雇された事実を隠していたり、長期間の休職期間があったことなどを言わなかったりすると、内定取り消しになったり、場合によっては経歴詐称として懲戒解雇の処分を受けることもあります。

2-3.仮に嘘の転職理由で通っても、後々苦しくなる

口コミ・評判

採用担当者
事実を隠したまま転職し、嘘がバレて問題になってしまったケースもあります。

嘘をついた面接で採用され、転職先が決まったとしても、働き始めてから、「バレたらどうしよう」という不安や、嘘をついて採用されたという罪悪感に苦しむことになります。

その場ではうまくいっても、採用後に苦しい思いをしながら働くことになってしまうので、嘘はつかないほうが賢明でしょう。

3.転職理由を正直・ポジティブに話す3ステップ

嘘をつくことはよくないとわかっていても、やはりネガティブな転職理由を正直に話すのは抵抗がありますよね。

そこでここでは、転職理由を「正直かつポジティブに」話すための3ステップをご紹介します。

  1. 入職動機を思い出す
  2. 不満を入職動機に合わせてポジティブに変換する
  3. 転職理由を応募企業の志望動機に繋げる

では、順に説明していきます。

Step1.入職動機を思い出す

転職理由を考える最初のステップは、意外かもしれませんが、「入職動機」を考えることから始めましょう。

転職理由を考えるとネガティブな要素が思い浮かびますが、入職動機はポジティブなものだと思います。

つまり、転職理由を考える際には、前職の入職動機が果たせなくなったから、と説明することが第一ステップです。

Step2.不満を入職動機に合わせてポジティブに変換する

次のステップは、現在の不満を入職動機に合わせてポジティブに変換することです。

現在の不満はネガティブなものだと思いますが、「入職動機を阻害するもの」として話すことで、採用担当者に対して前向きに伝えることができます。

つまり、現在の不満をそのまま転職理由として伝えるのではなく、「入職動機を阻害するものが出てきたから」転職すると説明してください。

Step3.転職理由を、転職希望の病院への志望動機につなげる

最後のステップでは、転職理由を説明するに留まることなく、応募企業への志望動機につなげてください。

あなたの志望理由が、新卒入職時から一貫して続いていることを説明することで、前向きな転職活動であることをアピールすることができます。

転職理由を正直かつポジティブに伝えることによって、採用担当者にプラスの印象を与えることができます。

4,看護師の転職理由:例文3選

ここでは、経歴別に転職理由の例文を紹介します。

前の章でお伝えした以下の3ステップに沿って作成していきます。

≪転職理由を正直かつ、ポジティブに話す3つのステップ≫

  1. 入職動機を思い出す
  2. 不満を入職動機に合わせてポジティブに変換する
  3. 転職理由を、転職希望の病院への志望動機につなげる

4-1.人間関係がうまくいかなかった場合

看護師の転職理由に多い理由の一つが、「人間関係がうまくいかなかった」です。

そのまま伝えてしまっても、「人間関係がうまくいかなくなったら、また会社を辞めるのでは?」とマイナス評価になるので、3ステップに沿ってアピールしましょう。

口コミ・評判

Step1:入職動機を思い出す
チームで力を合わせて患者さんのケアに取り組みたいと思っていましたが、それができなくなったからです。

Step2:不満を入職動機に合わせてポジティブに変換する
前の病院では看護師同士の連携がうまくとれておらず、業務に支障をきたしていると考えました。

Step3:転職理由を、転職希望の病院への志望動機につなげる
周囲と協力しながら、チームで一丸となって患者さんに向き合いたいと思い、貴院で働きたいと考えました。

4-2.残業など、体力的に厳しい場合

「労働条件」を転職理由にあげる看護師は多いですが、それをそのまま伝えてしまうと「残業をやりたくないのは、仕事への熱意が足りないのでは?」と勘違いされかねません。

誤解を生まないように転職理由を話すようにしましょう。

口コミ・評判
Step1:入職動機を思い出す
患者さんの気持ちに寄り添ったケアをしていきたいと思っていましたが、それが難しいと感じるからです。
Step2:不満を入職動機に合わせてポジティブに変換する
前の病院では、人手不足のため残業時間が毎日3時間以上は当たり前、時には5時間以上になるときもありました。疲労が溜まっていき、日々の業務に十分に取り組めない状態が続いてしまっていました。
Step3:転職理由を、転職希望の病院への志望動機につなげる
患者さん一人ひとりにじっくり向き合い、丁寧な看護をしたいと思い、貴院で働きたいと考えました。。

4-3.待遇に不満がある場合

給与面の不満から転職する人も多いです。

ただ、ストレートに伝えてしまうと「お金のためだけに働いているの?」とマイナス評価になるので、3ステップに沿ってポジティブに伝えましょう。

口コミ・評判

Step1:入職動機を思い出す
看護師としてのスキルや知識を身につけ、理想の看護師になるべく邁進していきたいと思っていましたが、それが難しいからです。
Step2:不満を入職動機に合わせてポジティブに変換する
前の病院では年功序列の風土が強く、個人の能力に見合った評価を得ることができませんでした。
Step3:転職理由を、転職希望の病院への志望動機につなげる
自分の能力を正当に評価してもらえ、モチベーション高く業務に取り組める場所だと思い、貴院で働きたいと考えました。

5.面接での質問例3選

面接では、転職理由以外にも、様々な質問をされます。

ここでは、看護師さんの面接でよく聞かれる3つの質問例を紹介します。

Q1.なぜこの病院を選んだのか?

面接官は、この質問であなたの熱意や志望度を図ろうとしています。

転職を希望する病院の理念や方針、特徴などを踏まえた上で、自分のやりたいことと絡めてこの病院でなければならない理由を伝えましょう。

口コミ・評判
以前から、患者様やそのご家族の気持ちに寄り添うことを目指した看護に取り組んできました。貴院を見学させていただいた際、患者様一人ひとりに、丁寧で温かいサポートをチームワーク良く行っている看護師のみなさんの姿に深く感動いたしました。ぜひ私もその一員として貢献したいと考え、志望いたしました。

Q2.前の病院ではどんな経験をしてきたのか?

即戦力として働くことが求められる看護師の面接では、よく聞かれる質問です。

具体的な経験を簡潔に話したうえで、「そこから学んだこと」「その経験をどう生かすか」「将来的に身につけたいこと」を盛り込めると良いでしょう。

口コミ・評判
総合病院の一般病棟に5年間勤務し、様々な症例の看護を経験することができました。そこで、一人ひとりの患者様とその家族の気持ちを考えて看護を行うことの大切さを学びました。今後も患者様やご家族の気持ちに寄り添って看護を行うとともに、貴院の看護方法や手法を学び、さらにスキルを向上させていきたいと考えております。

Q3.あなたの看護観を教えてください

面接官はこの質問で、看護師としての人間性を見ようとしています。

「看護観」というと難しく聞こえますが、日頃どんなことを気にかけているか、どんな看護師になりたいかを、素直に話すと良いでしょう。

口コミ・評判

患者様やご家族の気持ちに寄り添うような看護を心がけています。日頃から患者様とのコミュニケーションを大事にし、ささいな変化も敏感に察知するようにしています。

5-4.面接の成功には練習が必要

看護師の面接でよく聞かれる質問を紹介しましたが、面接を突破するには、質問に対する答えを考えるだけではなく、人に向かって答える練習を積む必要があります。

自分だけでの面接対策が不安な人は、練習相手としてコンサルタントに相談すると良いでしょう。

コンサルタントは、次章で紹介するような転職サイトに登録することで、無料で相談することができます。

6.面接対策におすすめの転職サイト3選

ここでは、面接対策におすすめの転職サイトを3つ紹介します。

転職サイトとは、登録すると下図のように担当者がつき、相談に乗ってくれたり、病院の雰囲気などの情報を提供してくれる無料のサービスです。

単に求人や内部情報を教えてくれる存在ではなく、転職を決めた場合は面接対策や書類チェック、内定後の手続きなど、転職活動に関わる全般をサポートしてくれます。

ここで紹介する3つの転職サイトは、「看護師さん723人が選んだ転職サイトおすすめランキング」Top3に選出されたサイトで、丁寧な対応で評判が高いです。

看護roo!:看護師さんの総合評価No.1

看護roo!

看護roo!』は東証一部上場企業の株式会社クイックによって運営される看護師向けの転職サイトで、特に求人の質への評価が高いです。

特にホームページには出ていない、5万件を超える優良求人を紹介してくれる点が好評です。

また、面接に同席までしてくれるサポートの手厚さも特徴で、面接が不安な方にもおすすめです。

運営会社株式会社クイック
対象地域主要都市圏
オフィス全国4箇所(東京・大阪・名古屋・横浜)
公開求人数約3.7万
公式ページhttps://kango-roo.com/

看護のお仕事:非公開求人の量が豊富、面接対策◎

看護のお仕事』は日本最大級の看護師向け転職エージェントです。

求人・サポート共に看護師さんからの評価が非常に高く、訪問介護の求人を探している方にもおすすめです。

医療業界に詳しい担当者が今の職場の悩みや、「辞めていいのか」ということについても親身に相談に乗ってくれると好評でした。

仮に転職をすることになった時も、求人票に書いてない内部情報を教えてくれたり、入職まで手厚くサポートしてくれるなど非常に心強い存在です。

ちなみに派遣の求人に関しても『看護のお仕事(派遣版)』という特設ページがあるくらい力を入れていて、派遣の求人を探す方にもおすすめです。

運営会社レバレジーズ株式会社
対象地域全国
公開求人数約5.3万
公式ページhttps://kango-oshigoto.jp

 

ナースではたらこ:抜群のサポートが好評

ナースではたらこ』はアルバイトの求人媒体「バイトル」なども手掛ける、大手人材会社のディップ株式会社が運営する看護師向け転職サイトです。

24時間の電話対応、ナース・キャリア・ステーションでの対面支援など、サポートが手厚く、サポートへの満足度はNo.1でした。楽天リサーチの調査でも看護師さんの満足度1位を獲得しています。

求人に関しても行きたい病院を指名できる、「逆指名」を行なっていますので、下記のように気になる病院があれば求人を探してくれます。

そのため、行きたい病院がなんとなくでもある方は登録しておくべき1社です。

運営会社ディップ株式会社
対象地域全国
公開求人数約0.8万
公式ページhttps://iryo-de-hatarako.net

7.まとめ

転職理由をつくるノウハウやコツをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

転職理由を考える際には、「入職動機を思い出し」「不満をポジティブに変換し」「転職理由を志望動機に繋げる」ことで、マイナスの印象を減らすばかりか、あなたの前向きさやキャリアの一貫性をアピールすることができます。

また、面接対策のサポートを求める方には、以下の転職サイトに登録することをおすすめします。

あなたの人生がより明るくなることを心から祈っています。