CareerTheory編集部

【産業保健師の転職】志望動機の書き方・答え方のポイントを例文付きで解説

産業保健師 志望動機

産業保健師として転職活動をするとき「志望動機ってどう書けばいいの?」「正直に給料が良いからとは書けないし…」などと困っていませんか?

志望動機は「あなたがなぜ応募先の施設で働きたいのか」あるいは「なぜ産業保健師として働きたいのか」を伝えるための重要な項目です。

書くべきことが分からないという方は、以下の手順に沿って考えてみましょう。

志望動機を書く3つの手順

  • ステップ1. 企業についての情報収集を行う
  • ステップ2. 企業のどこに魅力を感じたのかを言語化する
  • ステップ3. 経験(具体的なエピソード)を踏まえて、どのように活躍できるかを考える

この記事では、転職のプロとして数多くの選考書類を添削してきた私が、履歴書の志望動機の書き方を例文付きで解説します。

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保健師の仕事とは?勤務先や年収、求人動向、メリットデメリットまで徹底解説

  • 「保健師とはどんな仕事?」
  • 「仕事内容や年収が知りたい」

と考えていませんか。

保健師とは、地域活動や生活改善の保健指導などを行い、市民の健康をサポートする専門家です。

業務内容の一つに感染症予防があり、近年新型コロナウイルスの流行に伴い、社会的に大きく注目を集めています。

看護師と保健師の両方の国家試験に合格した人のみがなることができ、その約70%は公務員として、保健所や保健センターなど行政機関に勤務しています。

そこでこの記事では、人材コンサルタントとして、多くの保健師転職を成功に導いてきた私が、仕事内容や看護師との違い、労働環境など、保健師として働くために知っておくべきことを徹底解説します。

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病棟看護師の仕事内容とは?1日のスケジュールとキツさの実態を解説

「病棟看護師の仕事内容が知りたい」「きついのだろうか」と気になりますよね。

率直に申し上げると、病棟看護師の仕事はかなりきついです。この記事では病棟看護師のメリットもお伝えしますが、それを魅力と思えないくらい大変な職場もあり、四六時中辞めることばかり考えてしまうほどです。

しかし、この先もずっと看護師資格を使って仕事をするなら、病棟経験はとても重要です。病棟経験を積んでおくと、どの職場でも活かせるスキルが身に付き、今後の転職でも有利になります。

身体を壊してまで働く必要はありませんが、自分に合いそうな職場があれば、経験しておいて損はありません。

このページでは、元看護師で人材コンサルタントの私が、病棟看護師の仕事内容についてご紹介します。

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【産業保健師】未経験者の転職攻略法とおすすめの求人サイト

【産業保健師】未経験者の転職攻略法とおすすめの求人サイトのアイキャッチ画像

未経験から産業保健師の転職は難しいって聞いたけど、実際どうなの?
産業保健師に転職するにはどうすればよいのだろう

未経験から産業保健師への採用は難しいと言われています。理由は産業保健師の求人が少なく、経験者が優遇されるからです。

しかし、必ずしも未経験で産業保健師になれないわけではありません。入念に対策をすれば、未経験から産業保健師に転職することは十分に可能です。

この記事では保健師の転職をサポートしてきた私が、未経験から産業保健師に転職する方法を解説します。

未経験から産業保健師に転職するコツがわかるので、ぜひ最後まで読んでみましょう。

1.未経験で産業保健師として採用されるのは厳しい

未経験から産業保健師の採用が難しい理由

未経験から産業保健師になるのが難しいのは、以下の3つの理由があるからです。

それぞれ見ていきましょう。

1-1.未経験歓迎の求人はわずか

産業保健師で未経験歓迎の求人は多くありません。

実際にマイナビ看護師の求人を集計すると、産業保健師の求人32件のうち、未経験歓迎は2件だけでした。

産業保健師の求人での実務経験有無に関するグラフ

※求人数:2023年10月更新

出典:マイナビ看護師

したがって求人が少ないなか、ほとんどの企業が経験者を求めているのがわかります。

1-2.パートや派遣がほとんどで正規雇用は難しい

未経験から正規雇用の産業保健師になるのは難しいです。

実際にグラフをみると、正規雇用で未経験を募集している求人が皆無なのがわかります。

産業保健師の求人での実務経験有無に関するグラフ

※求人数:2023年10月更新

出典:マイナビ看護師

未経験で産業保健師になるには、パートや派遣などの非正規雇用から始めるのが現実です。

1-3.募集は1~2名が多く倍率が高い

産業保健師の求人の多くが1〜2名の募集であるため、倍率が高いです。また知人の紹介で採用する場合もあることから、人脈を作ったほう方がいいでしょう。

なかには前任の産業保健師が休職・離職したため、人員の補充で募集することもあります。

日ごろから求人をチェックし、対策を立てることが必要です。

ここまでのまとめ

未経験から産業保健師に転職するのは、以下の理由で厳しいです。

  • 未経験歓迎の求人はわずか
  • パートや派遣がほとんどで正規雇用は難しい
  • 募集は1~2名が多く倍率が高い

未経験でも転職するには産業保健の勉強をして、スキルや資格を身に付けるのが重要です。

2.未経験から産業保健師への転職でおすすめの資格4選

未経験から産業保健師の転職でおすすめの資格

未経験から産業保健師への転職では、以下の4つの資格がおすすめです。

未経験者は武器になる資格があると、履歴書が通りやすくなります。

産業保健の知識を深めるためにも、取得を検討しましょう。

2-1.第一種衛生管理者(国家資格)

第一種衛生管理者は、労働環境の衛生面の改善や疾病の予防処置など、事業場の衛生管理をします。

産業保健師と業務内容が似ていて第一種衛生管理者を取得するのは、転職活動で評価されるでしょう。

保健師の資格がある場合、申請するだけで資格を取得できるためおすすめです。

詳しくはこちら≫労働管理教育センター

2-2.産業カウンセラー

産業カウンセラーは、自力でメンタルヘルスの問題を解決できるように援助する職業です。

産業保健師はメンタルヘルスケアに関する業務もおこなうため、産業カウンセラーの資格があると転職活動で評価されるでしょう。

なお、資格の取得や年会費は、以下のとおりです。

  • 養成講座:297,000円(税込)
  • 受験料:32,400円
  • 登録料(入会金):7,000円
  • 年会費:10,000円

取得して5年が経つと、更新が必要になるため注意しましょう。

詳しくはこちら≫一般社団法人 日本産業カウンセラー協会

2-3.公衆衛生士

公衆衛生士は感染症や疫病の予防、蔓延防止のアドバイスで公衆衛生の普及をする職業です。

コロナ禍では、産業保健師が企業での蔓延防止を講じるなど大きな役割を果たしました。

したがって公衆衛生士の資格は、感染症に関する知識が身につくので転職で評価されるでしょう。

公衆衛生士も、資格を取得して5年後に更新する必要があります。

  • 受験料:9,350円(税込)
  • 登録手数料(任意、更新5年):16,500 円(税込)

詳しくはこちら≫NPO 先端医療福祉開発研究会

2-4.MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

MOSはWordやExcelなど、officeのスキルを証明する民間資格です。

産業保健師は事務作業も多いので、MOSを取得すれば効率的に作業できます。パソコンに苦手意識がある方でも、取得できるためおすすめです。

科目数 受験料
1科目 10,780円
2科目 21,560円
3科目 32,340円

詳しくはこちら≫マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

3.未経験から産業保健師になるのに必要な経験・スキル

未経験から産業保健師になるのに必要な経験とスキル

未経験から産業保健師になるには、下記の経験やスキルがあると評価されます。

それぞれ説明していきます。

3-1.行政保健師として特定保健指導を行った経験

特定保健指導とは、生活習慣病予防の検診で、発症リスクが高い方へ保健師がサポートすることです。

産業保健師は従業員の生活習慣病の予防をサポートするため、行政保健師で行った特定保健指導の経験が評価されます。

したがって産業保健師は未経験でも、特定保健指導の経験をアピールしましょう。

3-2.看護師になって3年以上の臨床経験

求人票には、3年以上の看護師の経験を記載している場合もあります。

理由は、工場に勤める産業保健師だと応急処置もするからです。

他にも配属された診療科の経験は、以下の項目で産業保健師の業務に活かせます。

診療科 業務に活かせる項目
内科・糖尿病内科 高血圧・糖尿病の方への健康指導
外科 怪我の応急処置(パソコン作業による腱鞘炎、工場の事故対応など)
精神科 社員のメンタルヘルスケア

転職活動ではどの場面で臨床経験を活かせるか、具体的にアピールしましょう。

3-3.コミュニケーション能力

産業保健師もコミュニケーション能力が重視されます。

理由は従業員だけでなく、同僚の産業医や人事・労務担当者と関わることが多いからです。

多様な役職の人にも関わるため、分かりやすく伝える力が求められます。

3-4.パソコンを使ったデータ分析能力

産業保健師には、パソコンを使ってデータを分析する能力が求められます。

なぜなら健康診断やストレスチェック評価、健康施策アンケートのデータを扱うからです。社員のデータを分析することや、健康施策の効果を調べるなど統計の知識が役に立ちます。

したがって、Excelを用いたデータ分析のスキルや統計学の知識があるといいでしょう。

3-5.マネジメント能力

産業保健師にも、マネジメント能力が求められます。

なぜなら、業務上の課題解決と進捗管理が重要だからです。また管理職に職場環境の改善を提案する時は、管理職の立場を理解しておくと提案が承認されやすくなるでしょう。

様々な役職の社員に関わるため、相手の事情を考慮できると働きやすいです。

3-6.情報収集能力

産業保健師は自ら情報収集をして、知識を増やすのが重要です。

なぜなら産業保健師は職場に1〜2人しかいなく、情報が入りにくい環境だからです。情報を入手しなくなると、最新情報がわからなく視野が狭くなります。

新型コロナウイルスが蔓延したときは、感染状況や治療ガイドラインの改正や法令など、状況を把握することが求められました。

したがって学会やセミナーで産業保健師の知り合いを作るなど、自発的に情報を入手していきましょう。

4.未経験から産業保健師になるための求人の探し方【4選】

未経験から産業保健師になるための求人の探し方

未経験から産業保健師になるために、以下のポイントをおさえて求人を探しましょう。

それぞれ説明します。

4-1.保健師が多く、規模の大きい企業の求人を探す

保健師が多く、規模の大きい企業の求人を探しましょう。

同僚の保健師がいるため、教育体制が整っているからです。他の保健師がいると、安心して初めての業務をこなせます。

したがって転職活動のとき時は、教育体制がどうなっているのか担当者に質問しましょう。

4-2.正社員職種、仕事にこだわりすぎない

正社員や仕事内容など、こだわりすぎないのもポイントです。

期間が決まった非正規の産業保健師を経験すれば、正規雇用の採用で有利になります

実績を評価されて業界でつながりができると、正規雇用への可能性も広がるでしょう。

企業勤務する看護師と接点を持つことが大切

口コミ・評判

Y・O さん(32歳)
私は現在企業の産業保健師として働いていますが、最初は契約社員でした。
そこから、産業保健師との接点をいくつか作り、そのおかげで誘いを受け、正社員として働けています。
今もたまに看護師を紹介してほしいという話を受けることがあり、いかに企業で働く看護師と接点を持つかがすごく大切だなと感じています。

出典:アンケート

4-3.eナースセンター・大学・人脈などネットワークを駆使して求人を集める

以下のネットワークを駆使して、求人情報を得るようにしましょう。

  • 企業で働いている保健師とつながり、情報を得る
  • 企業で働く保健師の知人・卒業生がいるか、母校の教員に相談する
  • eナースセンターや産業保健総合支援センターの支援を受ける
  • ハローワークに登録して情報を得る
  • 転職サイトのサポートを活用する

eナースセンターや産業保健総合支援センターでは、産業保健に関する情報を入手したり研修を受けたりできます。

未経験で産業保健の勉強をしたい方は、ぜひ利用してみましょう。

eナースセンター

各都道府県の公益社団法人看護協会が運営しており、看護職をサポートするための様々な事業を行う。無料で職業紹介や研修を受けることができ、地元の情報を集めたい方におすすめ。
詳しくはこちら≫eナースセンター

産業保健総合支援センター(さんぽセンター)

産業医や産業保健師などの支援や、事業者への健康管理の啓発を行うことを目的とし、全国47都道府県に設置されているサポートセンター。産業保健に関する相談や研修、情報の提供などを行う。
詳しくはこちら≫労働者健康安全機構(JOHAS)

4-4.転職サイトのサポートを活用する

求人情報を得るために、転職サイトの活用をおすすめします。

理由は、非公開の求人を保有しているからです。また選考の手続きや面接対策などのサポートも充実しているため、転職活動が不安な方に心強い味方となるでしょう。

多くの求人に触れるために、複数の転職サイトの併用をおすすめします。

5.【求人が見つかる!】未経験者向けおすすめ転職サイト3選

未経からら産業保健師の転職でおすすめの資格

求人の質や量、提案力・サポート力から、未経験におすすめのサイトは以下の3つです。

それぞれ説明します。

5-1.MCナースネット

MCナースネットのサイト画像

MCナースネット』は看護師・保健師向けの転職サイトです。

未経験歓迎の求人を多く保有しており、産業保健師の求人に関する特集も行っています。また単発・派遣の求人も多く、転職活動をしながら単発の仕事をすることも可能です。

産業保健師の転職は長期化しやすいため、おすすめの転職サイトです。

運営会社 株式会社 メディカル・コンシェルジュ
対象地域 全国
オフィス 全国25箇所
公開求人数 約1万5,000件
公式ページ https://mc-nurse.net/

5-2.APOPLUS

APOLUSのサイト画像
APOPLUS』は保健師・看護師の転職に特化した転職サイトです。

医療機関だけでなく企業の求人情報も多く、高い転職の成功率を誇っています。

産業保健師の転職に関する専門チームがあり、ヒアリングから応募、面接、就業までバックアップしてくれます。

個別相談会や産業保健師セミナーも開催されているため、心強い味方となるでしょう。

運営会社 クオールホールディングス株式会社
対象地域 全国
オフィス 全国10箇所
公開求人数 約630件
公式ページ https://www.kan54.jp/

5-3.M.STAGE

M.STAGEのサイト画像

M.STAGE』は産業保健のサポートを行っているサービスです。

扱う求人が企業から委託されたもので、多くの産業医と保健師の求人が紹介されています。また未経験歓迎の求人もあり、現役の保健師が転職をサポートします。

就職して間もない方や、産業保健活動をしたい方への研修会もあるため利用してみましょう。

運営会社 株式会社エムステージ
対象地域 全国
オフィス 東京
公開求人数 非公開
公式ページ https://sangyohokensupport.jp/medical

6.経験やスキルをアピールして、未経験から産業保健師になろう

未経験から産業保健師への転職のまとめ

この記事では、未経験から産業保健師に転職する方法を紹介しました。

未経験から産業保健師への転職は狭き門なため、求められている経験・スキルをアピールすることが大切です。

転職サイトは求人や転職ノウハウなどを持っているため、ぜひ活用しましょう。

あなたの転職が上手くいくことを願っています。

病棟看護師を辞めたい!7つの理由と辞めたいと思ったときの対処法

「病棟の看護師を辞めたい」と悩んでいませんか。

病棟の仕事はかなりきつく、四六時中辞めることばかり考えてしまうという声をよく聞きます。「頑張ろうとは思っているけど、もう限界寸前」と疲弊してしまう方が非常に多いです。

まず前提として、限界な状態で無理をし続けるのはやめておくべきです。精神的にまいってしまい、いざ次の仕事探しをしようとしても、体調を崩して上手くいかなくなることもあります。

ただ辞めたい理由によっては、勢いのままに転職しない方が良いこともあります。きちんと辞めたいと思う理由を見極めて、それに合わせて最善の選択をしましょう。

そこでこの記事では、転職コンサルタントとして多くの看護師さんの悩みを聞いてきた私が、病棟看護師を辞めたいと考える理由や解決策について、口コミを元に紹介していきます。

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手術室看護師の役割って?知識ゼロからでも分かるオペ室看護師の仕事内容

「手術室看護師の役割ってなんだろう?」とお考えですね。

手術看護師は、

  • (1).器械出し看護師
  • (2).外回り看護師

に分類され、それぞれ異なる役割を担います。

それぞれ業務内容は異なりますが、「手術を円滑に進めるサポートを行う」のは共通の役割です。また、手術前後で患者とコミュニケーションを取るのも大切な仕事です。

このページでは、元看護師で人材コンサルタントの私が、手術室看護師の役割について詳しく解説します。

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みらいキャリアってどんなサービス?特徴や利用のメリット・デメリットをプロ視点で解説

「みらいキャリアってどんなサービス?」「登録しようか迷う」とお考えですね。

みらいキャリアは、愛知・東海エリアの製造業に特化した転職エージェントです。

メーカー・製造業の求人が約7割を占めるほどなので、モノづくり系の会社に転職したい方は、登録必須のサービスと言えます。

またみらいキャリアは、東海エリア出身のアドバイザーが多数在籍しており、地域に根付いた細やかなサポートを受けることができます。Uターン・Iターン転職のサポートも充実しているため「地元に帰って働きたい」という方にもおすすめです。

この記事では、数多くの転職支援をしてきた私が、みらいキャリアのサービス特徴をご紹介します。

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手術室看護師(オペ室看護師)の給料は?平均年収や給与をアップさせる方法

手術室看護師 給料

「手術室看護師の給料はどのくらい?」と考えていませんか。

結論、手術室看護師の給料は約30~34万円で、平均年収は約482万円と、看護師の平均年収である約483万円とほとんど変わりません。

手術室看護師は、精神的体力的にも非常にハードな仕事ですが、病院によって夜勤の有無や、各種手当などが大きく異なります。

このため、給料に大きな幅が出やすく、場合によっては病棟勤務を下回ることもあるのです。

この記事では、転職コンサルタントとして数多くの看護師のキャリアアップをサポートしてきた私が、手術室看護師の給料について解説します。

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献血看護師の給料・手取りは?献血ルームの仕事や適性を解説

献血 看護師 給料

「献血看護師はどのくらい給料をもらえる?」

「病棟勤務の看護師と比べて年収は低いの?」

献血看護師は、日本赤十字社の雇用でドナーの献血をメインにおこなう看護師のことです。

献血看護師として働きたい方のなかには、どのくらいの給料・年収なのか気になる方も多いのではないでしょうか。

結論、献血看護師の給料は22〜25万円が相場で、年収340〜370万円となります。

献血看護師で働くメリット

病院勤務の看護師よりも平均給料は低いですが、残業が少なさや日勤のみのシフトに働きやすさを感じる方もいるでしょう。

ただし、採血看護師はキャリアアップが難しい点や働く場所を選べないというデメリットもあります。献血看護師に転職する前に、自分の希望する条件にマッチする職業かを正しく判断する必要があるでしょう。

そこで本記事では、数多くの看護師の転職をサポートしてきた私が、献血看護師の給料・勤務内容を徹底調査してわかりやすく解説します。また、献血看護師の仕事内容を踏まえて、向いてる人と向いてない人の特徴も詳しく紹介します。

この記事を読むとわかること

  • 献血看護師の給料
  • 給料が低くても楽じゃない?献血看護師の仕事の実態
  • 献血看護師に向いてる人・向いてない人

本記事を読むことで、献血看護師の給料や勤務内容を知ったうえで、自分にあった職業かを判断できるようになるでしょう。

注:看護師の給与や平均年収を知りたい方は、「看護師の平均年収は?給与相場やボーナス額は本当に割に合うのか徹底調査」もご覧ください。
看護師723名が選んだ人気の転職サイト

編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。

左右にスクロールできます。

おすすめ転職サイト 口コミ満足度 公開求人数 おすすめポイント

1位:看護roo!
(看護ルー)

4.3点

約5.9万件

  • 利用者満足度No. 1(編集部調べ)
  • 面接対策・サポートも手厚い定番の転職サイト


2位:マイナビ看護師

4.2点

約4.6万件

  • 全国に拠点があり地方にも強い
  • 初めての転職から企業転職まで抜群の支援

レバウェル看護(旧・看護のお仕事) ロゴ3位:レバウェル看護
(旧・看護のお仕事)

4.0点

約14.1万件

  • 圧倒的公開求人数を誇る大手サイト
  • 取材に基づくリアルな施設情報を教えてくれる

〔求人数〕2023年1月5日時点

1. 【結論】献血看護師の給料は平均月給22〜25万円が相場で手当が充実

当記事を執筆するにあたり、日本赤十字社の関東甲信越ブロック10ヶ所の職場の職員採用情報を調査しました。

結論から言うと、献血看護師の給料は22~25万円が相場です。

賞与は年2回支給の職場がほとんどで、正職員の場合、3~4ヶ月分が相場のようです。年収換算すると、340~370万円になります。

もちろんこれは入職時の給与なので、勤続年数によって昇給は見込めますが、それでも看護師の平均給与(33.4万円)よりはグッと下がります。

【理由】

  • 勤務は日勤のみで夜勤が一切ないから
  • 残業もほとんどない環境だから(受付終了時間が決まっており、定時に終わりやすい)

ただ、献血看護師は常勤・非常勤ともに日本赤十字社での採用ということもあって、福利厚生は手厚く、地域手当・住居手当・退職金などが充実しています。

なお、非常勤看護師の場合、時給は1,600~1,700円が相場です。

献血看護師の手取り額

手取り額は月収の約75~80%ほどと言われているので、献血看護師の手取り額は、17~20万になります。

関連記事
≫看護師の平均年収は?給与相場やボーナス額は本当に割に合うのか徹底調査

2. 給料の水準が低いぶん楽?献血看護師の業務内容や実態を詳しく解説!

献血看護師の給料はやや低めの水準とお伝えしました。では、その分楽な仕事かというと、実はそうではありません。

以下のような、献血看護師ならではの大変な点も多く、「割に合わない」「辞めたい」と感じる方も多いようです。

順番に見ていきましょう。

2-1.採血だけでなく多種類の業務をこなす必要がある

献血ルームでの仕事は、以下のように業務内容が様々です。

献血ルームでの仕事内容

  • ドナーが献血可能かどうかをチェック
    • 問診
    • 採血(少量の血液で検査)
  • 献血、抜針
  • ドナーの記録
  • 物品管理
  • 機材(状態チェック。本館に送って良いのか)

献血看護師は、これらのどれかではなく、全ての業務に対応できなければなりません。

その上、献血看護師の仕事はかなりテキパキとした進行が求められます。もたもたしているとドナーを不安にさせたり、迷走神経反射などを引き起こさせてしまったりするからです。

そのため、献血看護師になるためには、ある程度ベーシックなスキルを身に付けた状態でなければなりません。

また、メインの献血で使用する針は18ゲージとやや太めの針で、未熟な看護師が扱うと強い痛みを感じさせることもあります。

多種類の業務を全てテキパキとこなせる必要があるため、経験の浅い看護師はほとんどおらず、第二のキャリアとして献血看護師の道を選択する方がほとんどです。

2-2.日本赤十字社の献血センターやバスでの勤務となり働く場所を選べない

献血看護師は、働く場所を自由に選べません。

献血看護師の勤務先は、(1)血液センター(各都道府県の日本赤十字社の本館)と(2)献血ルームの二種類ありますが、どこに所属になるかは、採用後の人事で決定されます。

(1).血液センター(本館)所属の看護師は、献血バスでの業務を行います。献血バスは、その日ごとに行き先が変わるため、どこで働くかも日々変わります。

(2)献血ルームは各地に設置された献血専門の施設です。こちらに配属の場合も、個人の事情を考慮した上で、人事判断で「どの献血ルームで働くか」が決まります。

このため、看護師が働く場所を指定することはできません。

補足:業務内容の違い

  • 献血バス
    全血(一般的な献血)を行う
  • 献血ルーム
    全血の他に、成分献血(※)が可能

※遠心分離機にかけて一部の成分だけを抽出する

2-3.閉鎖的で少人数でおこなう業務なので人間関係が意外と大変

実は献血看護師は、人間関係が意外と大変で、同僚・上司とのいざこざは病棟の頃と変わらないと話す看護師さんもいます。

というのも、人間関係が少人数の献血ルーム内で完結してしまうからです。合わない人がいたとしても避ける術はありません。

また献血看護師の仕事は、基本的に二人一組で行います。血液の確認などでダブルチェックを行うためです。シフトによって、苦手な人と二人一組で仕事をしなければならないこともあります。

また前述の通り、献血看護師はある程度キャリアを重ねた方が多いので、入職後はどの程度仕事ができるのか見極められるプレッシャーもあるようです。

閉鎖的かつ少人数の職場なので、人間関係の悩みを抱えやすいのが特徴です。

2-4.慣れれば楽だがキャリアアップが難しい

献血ルームの仕事は多岐にわたるとお伝えしましたが、その仕事内容はルーティンワークが多く、慣れれば楽になる反面、キャリアアップが難しいという側面もあります。

採血・献血の手順もかなり細かく決められており、一通りの技術を覚えたあとは、「いかに手際よくドナー対応ができるか」「ドナーに安心してもらうためのコミュニケーション」が重要となります。

このため、看護師として技術を身に付けていきたいという方にとっては、給料も低めな上に、技術も身につかない環境と言えます。

2-5.土日祝の勤務となり休みの希望が出しにくい

献血ルーム・バスは土日祝も開いているので、献血看護師はシフト制勤務となります。

そのため、プライベートと両立しづらいのはややデメリットです。土日休みかつルーティンワークが希望なら、クリニックなどの職場の方が適しているでしょう。

なお、土日祝の出勤時に手当が付くケースもあります。

3. 献血看護師に向いてる人・向いてない人の特徴

献血看護師は給料が低めなため、誰にでも推奨できるわけではありませんが、以下に該当するなら適した仕事と言えます。

向いてる人

  • 給料よりも仕事の負担の少なさ(労働時間・業務内容)を重視
  • キャリアアップは特に考えていない
  • 会話好き(ドナーとのコミュニケーションの機会が多いため)
  • テキパキとした性格

一方、以下に該当する方は避けた方が良いでしょう。すぐ辞めることにもなり兼ねません。

向いてない人

  • 負担の少ない仕事がしたいけど、それと同時に給料も稼ぎたい
  • 人と会話があまり好きではない
  • 人間関係に悩んで辞めた経験がある
  • 細かいところにあまり気が回らない

このような方は、負担が少なく、かつ職場次第では給料も高いクリニック(美容系など)が適していると言えるでしょう。クリニックの転職事情については、『クリニックに転職したい看護師が事前に知っておくべき全知識』を参考にしてください。

転職を検討中の方は転職サイトへの登録がおすすめ

 

転職を視野に入れて検討している方は、転職サイトに登録し、キャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです。

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献血看護師の給料は平均より低い!仕事の負担の少なさを優先したい人におすすめ

献血看護師の給料は22~25万円が相場でした。

病院の看護師と比べて低めな水準ですが、その分ルーティンワークが多いので、「キャリアアップはあまり視野に入れておらず、負担の少ない職場で仕事がしたい」方にとっては、働きやすい職場と言えます。

献血看護師の給料は、職場(特に賞与額)によって年収換算で差が生じます。もし転職を検討しているのであれば、『看護roo!』や『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』などの看護師転職サイトにしてみてください。

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看護師から養護教諭に転職 | 給料はどうなるのか徹底解説!

看護師から養護教諭へ転職する際のお金事情を解説

看護師から養護教諭への転職を検討するとき

  • 「養護教諭の給料っていくら?」
  • 「看護師から転職して損しないか心配」

と不安になりますよね。

結論、養護教諭は、病院勤務よりも手取りが下がる傾向があるようです

しかし、昇給制度が明確な点や、休暇を取得しやすい点などのメリットもあります。ご自身が活き活きと働ける職場か、一緒に確認していきましょう。

本記事では、公的機関の調査をもとに、養護教諭の看護師の給料について詳しく解説します。

養護教諭の看護師の給料について理解が深まり、今後の転職活動を成功に導けるように、ぜひご覧ください。

看護師723名が選んだ人気の転職サイト

編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。

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レバウェル看護(旧・看護のお仕事) ロゴ3位:レバウェル看護
(旧・看護のお仕事)

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養護教諭と看護師の給料・年収の違い

看護師と養護教諭の給料の違い

養護教諭と看護師の平均給料・年収は、職種別職員の平均給与額で養護教諭の方が高いと報告されています。

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看護師 養護教諭
平均月収 33.8万円 40.9万円
平均年収 492万円 669.1万円

※令和二年地方公務員給与の実態「職種別職員の平均給与額」小中学校教育職を参考
※養護教諭の年収は平均給与×12+勤勉手当75.5万円、期末手当102.8万円で計算

しかし、看護師から養護教諭に転職すると、手取り収入は少なくなってしまう場合がほとんどです。

なぜなら上記の金額は、全ての教職員を対象にしたデータであり、ベテラン職員や校長なども含んだ金額だからです。

基本的に教職員の給与は、勤務年数や年齢によって上がっていくため、未経験からのキャリアチェンジでは上記の給料は適用されません。10年、20年と長く勤めて、少しずつ昇給していく必要があります。

実際に、東京都公立学校の養護教諭の採用要項を見ると、モデル給与として40万円以上の月収が提示されていました。

東京都養護教諭の募集要項

令和3年度 東京都公立学校臨時的任用教職員採用候補者選考実施要項より引用

しかし「大学卒業後、17年以上の正規教員歴がある場合」という条件もあるようです。

また養護教諭は、臨時職員として働きながら採用試験を目指すケースもありますが、倍率が高いため、給与水準が低くなるのが懸念点です。

なお、職種別職員の平均給与額では、新卒教員(大卒)の初任給平均額が19.7〜21.6万円の幅に収まっていると発表されています。

養護教諭の給料に差が出る条件と金額

養護教諭へ転職|給料に差が出る条件

次に、養護教諭の給料に差が出る条件と金額について以下の流れで紹介します。

養護教諭の給料に差が出る条件

1つずつ解説していきます。

雇用条件

養護教諭は、雇用条件によって給料に差が出てくる職種の一つです。

総務省の令和2年 年地方公務員給与実態調査結果等の概要では、各雇用条件の平均年収が以下のように報告されています。
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正規採用 臨時教員
平均月収 30~40万円 20~25万円
平均年収 600万円以上 300万円前後

養護教諭の臨時教員は、常勤教諭の代役であり、給与は時給換算です。働く期間も定まっていないため、大幅な収入アップは見込めない可能性があります。

また、手当の加算もないため、収入アップを検討している方は正規採用の養護教諭に転職しましょう。

学校の種類

養護教諭の給料は、勤務先の学校の種類によって異なります。

総務省の令和2年 年地方公務員給与実態調査結果等の概要によると、小学校・中学校勤務年収にほとんど差がありません。

しかし、高等学校勤務の場合は、小・中学校勤務よりも48万円ほど高くなるようです。

高校の教師の収入がもっとも高くなるため、養護教諭として収入を上げたい場合は、高校勤務の働き方を検討しましょう。

都道府県・エリア

養護教諭の給料は、各都府道府県やお住まいのエリアでも変動してきます。

養護教諭などの教員は、地方公務員に分類される職種であり、地域ごとに収入を考慮して給与額が決定されているからです。

求人ボックス給与ナビによると、2023年10月12日時点で養護教諭の平均年収は、下記のように発表されています。
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関東 近畿 その他
1位 埼玉県:377万円
(時給:1,099円)
大阪府:354万円
(時給:1,071円)
福岡県:345万円
(時給:941円)
2位 千葉県:371万円
(時給:1,100円)
兵庫県:311万円
(時給:1,093円)
岡山県:339万円
(時給:–円)
3位 東京都:353万円
(時給:1,091円)
広島県:336万円
(時給:–円)
4位 神奈川県:350万円
(時給:1,100円)
北海道:305万円
(時給:961円)
5位 茨城県:296万円
(時給:1,101円)
福井県:–円
(時給:1,126円)

上記のように、養護教諭は都道府県によって給与の違いが生じているようです。埼玉県と茨城県の差額は82万円、福岡県と北海道の差額は40万円となっています。

看護師から養護教諭に転職する5つのメリット

看護師から養護教諭になるメリット

次に、看護師から養護教諭に転職するメリットを5つ紹介します。

ここから順番に確認していきましょう。

休日や休暇を取りやすい

養護教諭は看護師と比べて、休日や休暇が多く設けられている傾向があります。

特に規模が小さい病院に勤めている看護師の方なら、業務内容に対する人員の不足に悩まされる場面もあるでしょう。

休暇の取得によって、他の社員に対する仕事の負担が大きくなりやすいのも、看護師のデメリットといえます。

しかし、養護教諭は土日・祝日を休みと固定している職場が多く、長期休暇も設けられています。産休や育休なども取りやすく、安心して勤務できるのが魅力です。

休日のリフレッシュを優先して転職先を探している看護師は、ぜひ養護教諭への転職を視野に入れてみてください。

一定の生活リズムを保てる

養護教諭は、病院勤務の看護師と比べて生活リズムを保ちやすいのもメリットの一つです。

看護師の働き方は、夜勤や休日出勤など、シフト制のスケジュールによって生活リズムが定まらない傾向があります。

しかし養護教諭は、基本的に朝出勤して夕方退勤するため、一定の生活リズムを保ちながら働けます。

スケジュール管理に悩む看護師にとっては、魅力的な職場といえるでしょう。

昇給が明確に定められている

養護教諭の給与は地方公務員法で明確に定められています。

「号級」という形でポジションと給与が決まっており、毎年4月に基本給がアップする仕組みです。

一方、病院看護師は、職場によって昇給の基準が不明確な場合があります。何年働いても一向に給料が上がらず、不満を感じている方も多いようです。

なお、看護師として給料を上げたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

命に携わる緊張感がほとんどない

養護教諭の仕事内容では、看護する方の命に携わる場面がほとんどありません。

病院勤めの看護師は、患者の命に直接関わる業務が多く、プレッシャーがかかる仕事内容といえます。

実際に、病院勤めだった看護師が、転職先として養護教諭を選ぶ傾向もあるようです。命と向き合う緊張感を解消したい方は、養護教諭への転職をおすすめます。

看護師免許が選考で有利になる

看護師から養護教諭に転職する場合、採用ニーズが高く、転職に有利になる傾向があります。

例えば、大阪府では養護教諭の採用試験において、看護師免許保有者は一次選考で10点加点されるようです。

大阪府教員採用試験

令和4年度大阪府公立学校教員採用選考テスト受験案内より引用

児童・生徒のケガや、病気の手当など専門性が必要な養護教諭は、看護師免許保有者の採用ニーズが高い仕事です。

看護師免許を持っている人材は評価が高く、採用で優遇されるといえます。

しかし、看護師免許手当は存在しないため、収入アップは見込めない点に注意しましょう。

看護師から養護教諭に転職する手順

看護師から養護教諭に転職する手順

ここからは、看護師から養護教諭に転職する手順を紹介します。

それでは、1つずつ詳しく紹介していきます。

看護師資格を保有している場合

すでに看護師免許を保有している方は、教員養成機関を利用して養護教諭免許を取得しましょう。

教員養成機関は、文部科学大臣に指定された機関であり、卒業すると免許を取得できます。

なお、看護師として一定の就業経験がある場合は、必要な取得単位が軽減されるケースもあるようです。

免許取得後は、入職を希望する学校の教員採用試験に合格する必要があります。

特に、公立学校の養護教諭は人気が高く、少子化の影響で採用人数も年々減少しているようです。万全の対策で試験に挑みましょう。

養護教諭2種免許状を保有している場合

養護教諭2種免許状を取得している方は、養護教諭1種免許状も目指すのが望ましいです。

結論、養護教諭1種免許状も養護教諭2種免許状も、内容としては大きな差はありません。

しかし、養護教諭として働くために控えている教員採用試験の突破を考慮すると、養護教諭2種免許状のみでは知識面で不利な状況です。

つまり、免許取得に加えて、採用試験に合格できる水準まで学習しておく必要があります。

長期休暇や有給を利用して、養護教諭1種免許状に切り替えるのも一つの方法です。時間に余裕がある方は、教員採用試験突破を目標にして、長期的に学習に取り組んでみましょう。

ただし「少しでも早く養護教諭になりたい」「年収アップしたい」と感じる方は、試験よりも転職サイトを使った就活を優先することをおすすめします。

看護師資格のみでの転職も可能

養護教諭への転職は、看護師資格のみでもできる場合があります。養護教諭は仕事内容においても、医療の知識が必要とされるからです。

特に、救急処置への対応は、一定の経験を踏んだ状態で取り組むのが理想とされています。病院勤務をしていた看護師なら、日常的に経験できている点で、選考時に評価される可能性があるのです。

特に、私立学校のなかには、スキルや経験を重視して人材を採用している学校もあります。「教員採用試験を突破できるか不安」「時間がなくて、養護教諭の免許取得が厳しい」という方は、私立学校への転職を検討しましょう。

看護師から養護教諭への転職におすすめのサイト3つ

看護師から養護教諭|転職におすすめのサイト

続いて、看護師から養護教諭への転職に利用したいサイトを3つ紹介します。どのサイトも無料で利用できるため、気軽に転職活動を始めてみましょう。

数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

転職サイト選定基準

  1. 求人数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
  2. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。

転職サイト 求人数|総合満足度
1位
看護roo!
55,907件|◎4.3
利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。
2位
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
135,763件|○3.8
総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる
3位
マイナビ看護師
60,875件|◎4.1
求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい

※求人数2022年8月更新

この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

1位.看護roo! | 看護師さん利用者満足度No.1

看護roo

看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。

登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。

看護roo!の特徴

  • 利用者満足度96.3%
  • 公開求人55,907件+非公開求人も多数
  • 面接同行や選考対策など手厚いサポート

さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。

看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。

信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます

こんな看護師さんにおすすめ

  • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
  • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
  • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい

看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。

2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人多数で選択肢の幅が広い!

レバウェル看護

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており現場のリアルな情報を提供しています。

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴

  • 累計利用者数40万人以上
  • 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
  • 総求人数は135,763件と転職サイトトップレベル

「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。

また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます

こんな看護師さんにおすすめ

  • できるだけたくさん求人が見たい
  • 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
  • 気軽に求人探しがしたい

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。

関連記事

3位.マイナビ看護師|ペースに合わせて転職できる

マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

マイナビ看護師の特徴

  • 看護師認知度5年連続No1の定番転職サイト
  • 求人数は6万件以上
  • 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み

加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。

こんな看護師さんにおすすめ

  • なるべく早く次の仕事を見つけたい
  • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい

なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

看護師から養護教諭への転職についてよくある質問

看護師から養護教諭へ転職するための質問

最後に、看護師から養護教諭に転職するうえでよくある質問に回答します。

看護師としてゆるく働ける職種は何ですか?

看護師のスキルや実績を活かしてゆるく働くなら、以下の職種がおすすめです。

看護師としてゆるく働ける職種

  • 保育園
  • 訪問看看護
  • 検診センター
  • コールセンター
  • 介護・福祉施設

病院以外の施設なら、夜勤や休日出勤を控えて、ゆるく働けるでしょう。

しかし、看護師ではない職員と連携したり、医療器具を使用しなかったりと、仕事内容に慣れるまで時間がかかる可能性があります。

ご自身の適性性格強みなどを考慮して、慎重に転職先を選びましょう。

養護教諭として大学で働くのも可能ですか?

養護教諭の設置が絶対でない専門学校や、公立ではない大学の保健室で働いているのは、学校保健師です。養護教諭の免許がない方でも、保健師免許があれば就業できます。

また、学校保健師の代わりに「学校看護師」を設置している学校もあるようです。学校看護師は、看護師免許のみで就業できます。

養護教諭と保健師ではどちらがおすすめですか?

給料面では、養護教諭よりも保健師のほうが高い傾向があります。

養護教諭は看護師と比べて全体の人数が少なく、学校以外の施設での採用がありません。看護師のように施設による収入の格差が少ないのも、平均年収が高水準となる理由です。

また保健師は看護師資格に加えて、保健師の資格が必要であり、養護教諭より働く場所が多岐にわたります。

しかし、保健師は看護師と同じく夜勤が発生する可能性があります。職場によっては夜勤手当が支給されるので、年収が高くなるでしょう。

スキルアップや収入アップを目指すなら保健師、生活リズムや確実な昇給を優先するなら養護教諭に転職するのがおすすめです。

さいごに

養護教諭に転職しよう

本記事では、養護教諭の給料事情や転職方法、おすすめの転職サイトについて紹介しました。

養護教諭の平均給与は、病院勤務の看護師よりも手取りが下がってしまいます。

しかし、医療の現場で働くのに疲れた方や、プライベートを重視して働きたい方確実なステップアップを目指す方にはおすすめの職種です。

転職を視野に入れている場合は、本記事を参考にして、養護教諭を検討してみてはいかがでしょうか。

もし、ご自身で決断できない場合は、転職サイトの無料相談を活用してみてください。あなたの暮らしが、より良いものになるよう願っています。

大卒看護師の年収は低い?気になる給与事情と看護師のメリットデメリット

大卒看護師のメリットとは?給料アップの転職について解説

 

大卒で看護師を目指すとき

  • 「大卒看護師の年収ってどのくらいなんだろう?」
  • 「大卒で看護師を目指して後悔しないか不安」

と悩みますよね。

看護師の給料事情を詳しく知らない状態であると、のちに転職を視野に入れ始めるのではないかと考えると、就職に踏み込めないでしょう

本記事では、大卒看護師が増加している背景に触れつつ、年収や給料事情について詳しく解説していきます。

最後まで読めば、大卒看護師のお金事情について理解し、給料アップに向けて最適な選択をできるようになります。ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読むとわかること

  • 大卒看護師の給与事情
  • 大卒で看護師になるメリット・デメリット
  • 大卒看護師が働くうえで大事なこと
  • 大卒看護師が給与アップする方法
  • 大卒看護師におすすめの転職サイト

続きを読む

保健師におすすめの副業を紹介!探し方のコツを押さえて収入アップを目指そう

「保健師にできる副業って何だろう」
「職場の人にバレずに副業したい」

と考えていませんか。

保健師の約70%は行政保健師(公務員)として働いていますが、公務員の副業は原則禁止です。

しかし、営利目的でない活動であるなど、所定の条件を満たすことで取り組める一部の副業も存在します。

また、その他の保健師の方は、保有している看護師資格などを活かすことで、短時間で効率よく稼ぐこともできるでしょう。

この記事では、転職コンサルタントとして数多くの保健師を支援してきた私が、「保健師におすすめの副業」「副業を始める前に知っておくべき知識」について解説します。

続きを読む

保健師派遣におすすめの派遣会社5選|時給や求人探しのコツを紹介

保健師派遣におすすめの派遣会社5選 時給や探し方のコツを紹介!

「保健師派遣って、正直どうなんだろう?」
「時給はどうして高いのだろう?」

保健師派遣は時給の高い求人も多いですが、業務内容は求人ごとで異なります。したがってメリット・デメリットも理解したうえで、求人に応募するか決める必要があるでしょう。

本記事では転職コンサルタントで多くの保健師転職をアドバイスしてきた私が、知見と経験から保健師派遣に関して解説します。

この記事を読めば、保健師派遣の働き方やおすすめの派遣会社がわかります。5分で読めるので、最後まで目をとおしてみましょう。

1. 保健師派遣とは?正社員との違いも紹介

保健師派遣の概要と正社員との違い

保健師派遣とは、派遣会社に登録した保健師が派遣先の職場で業務をおこなうことです。

健康診断などの繁忙期や長期休暇を取得した保健師がいる場合、人員補充が目的で派遣されます。

派遣の保健師が担当する業務は以下のとおりです。

  • 健康診断や予防接種
  • 訪問指導
  • 従業員の健康や衛生の管理
  • 怪我や急病の対応

派遣先は企業や公的機関のほか、下記条件を満たせば医療機関にも派遣されます。

  • 紹介予定派遣である
  • 派遣先の業務が産休や育休、介護休暇を取得した従業員と同じである

また、派遣と正社員の保健師の違いも確認しておきましょう。

正社員 保健師派遣
  • ボーナスや退職金がある
  • 職場が変わらない
  • 安定性がある
  • ボーナスや退職金がない
  • 同じ職場で働けるのは、最長で3年まで
  • 職場の都合で、急きょ契約が更新されないことがある

    2. 【狙い目!】保健師派遣の実態とは?

    保健師派遣の実態とは?

    医療系派遣の求人サイトをみても保健師派遣の求人が多く見られます。保健師派遣の特徴は以下の2つです。

    順番にご説明します。

    2-1.保健師派遣は平均時給1,700円と高時給

    株式会社カカクコムが運営する求人ボックス給料ナビを見ると、保健師派遣の平均時給はパート・アルバイトに比べて高いのがわかります。理由は、即戦力を期待されているからです。

    保健師派遣の求人は、以下の時期になると多くなります。

    ・ワクチン接種
    ・健康診断
    ・正規雇用の保健師の退職や長期急務

    2-2.産業保健師の求人が多い

    産業保健師とは、企業で働く人の健康を管理する職業です。従業員の健康診断、ストレスチェックなど業務内容が多岐にわたります。

    産業保健師の求人の特徴は、以下の3つです。

    • 事務系の仕事が多いため、未経験OKの募集が多い
    • 派遣先が大手企業のため、時給が高い
    • 紹介予定派遣の求人が多い

    パソコンの作業が多いものの、時給が高く日勤だけ働けばいいことが魅力です。産業保健師に興味がある方は、下記記事を参考にしてみましょう。

    3. 保健師派遣として働く4つのメリット

    保健師派遣のメリット

    保健師派遣で働く場合、メリットは以下の4つです。

    それぞれ、見ていきましょう。

    3-1. 契約にもとづいた働き方ができ、残業代がきちんと支給される

    保健師派遣は労働者派遣契約にもとづいて働きます。残業なしの契約であれば、定時での退社が可能です。

    残業がある派遣先の場合、派遣会社が残業代を支払うためサービス残業がありません。

    確実に残業代が支給されるのは、保健師派遣のメリットです。

    3-2. 仕事の領域が決まっており、プライベートを優先しやすい

    派遣の保健師は仕事の領域が決まっていて、プライベートを優先しやすいです。子育てや家族を優先するために、あえて派遣の保健師になった方もいます。

    残業が多い職場や正規雇用の保健師では、定時で退社できず子育てとの両立が難しい場合もあるでしょう。

    ライフスタイルに合った働き方を実現できるのが、保健師派遣のメリットです。

    3-3. さまざまな職場を体験できる

    さまざまな職場を体験できるのを魅力に感じて、保健師派遣を選択する方もいます。正規雇用の保健師は求人が少なく、離職すると正規雇用の再就職が難しいです。

    したがって保健師の経験を積むために、派遣の保健師で働きたい人もいます。

    正規雇用でなくとも、さまざまな職場を経験したい方におすすめです。

    3-4. 人間関係が煩わしければ転職できる

    人間関係で悩んでも転職しやすいのも、保健師派遣のメリットといえます。理由は、労働者派遣契約書に記載された期間だけ働けばいいからです。

    契約期間の終了が近づくと、派遣会社から契約更新に関する連絡がきます。連絡が来たときに、同じ職場で働くか、別の職場で働くか選択が可能です。

    人間関係で悩んで転職したい場合、契約期間を更新しないことを伝えれば問題ありません。別の派遣先で働きたいことを伝えると、新たな職場を紹介してくれます。

    契約期間の更新は1ヵ月や3ヵ月、6ヵ月ごとが多いです。働くうえで人間関係を大事だと考える方は、保健師派遣をおすすめします。

    4. 保健師派遣として働く4つのデメリット

    保健師派遣のデメリット

    一方、保健師派遣の働き方にはデメリットがあります。具体的には、以下の4つです。

    順番にご紹介します。

    4-1. 即戦力を求められる

    派遣の保健師は、即戦力を求められる傾向があります。なぜなら実務経験を要する求人が多く、パートやアルバイトよりも人件費が多くかかるからです。

    人手不足を補充するのが目的だった場合、イチから教えてもらえない場合もあるでしょう。そのため派遣の保健師は、自ら動くことが重要です。

    仕事を覚えられない期間が続くと、現場の職員から不満が出ることもあります。不安な方は実務経験を積んでから、派遣の保健師で働くのをおすすめします。

    4-2.雇用契約外の仕事を求められるケースがある

    保健師派遣は状況次第で、雇用契約外の業務を任せられる場合もあります。例えば人手が足りない場合や、時間外に緊急で依頼される場合です。

    派遣の保健師とはいえ、現場で働く一員には変わりありません。したがって契約外の業務を緊急で担当して、現場をサポートするのは大切です。

    ただし日常的に契約外の仕事を依頼されるのは、好ましくないでしょう。契約外の仕事を任されてきたら、派遣会社の担当者に相談してみるのをおすすめします。

    4-3.スキルアップ・キャリアアップができない

    保健師派遣は、スキルアップやキャリアアップにつながらない場合もあります。

    理由は、以下の3つです。

    • 仕事の成果を評価しにくい職業である
    • キャリアアップにつながる業務を任せてもらえない
    • 短期離職が可能な働き方である

    責任がある仕事をしたい場合、派遣の保健師からのキャリアアップが大切です。キャリアに関しては、下記記事で紹介している転職エージェントに相談してみましょう。

    4-4. 定期的な更新制度と同一就業先で働く年数に上限がある

    前述したとおり、派遣の保健師は定期的な契約更新があり、同じ職場で3年しか働けません。なかには、3ヵ月〜6ヵ月で契約が満了する職場もあります。

    契約期間が短いのは、いつでも正規雇用の保健師を採用できるようにするためです。雇用期間が短い派遣の保健師より、10年後も働きそうな正規雇用の保健師のほうが企業側にとってメリットです。

    したがって契約更新の時期が近づくと、「更新されるだろうか」と不安な派遣の保健師もいるでしょう。

    契約終了の告知に関しては、30日前までにおこなうと法律で定められています。保健師派遣の求人は多くないため、次の職場が見つかるように準備しておきましょう。

    将来的に正規雇用を目指したいと考えている方は、紹介予定派遣がおすすめ

    正規雇用の保健師を目指す方は、紹介予定派遣の求人を検討しましょう。

    紹介予定派遣とは、最長で6ヵ月の契約期間が終了したあとに企業が合意すれば正規雇用される制度です。

    契約更新がある派遣から正規雇用で就職したいと申し出ても、採用されるわけではありません。

    派遣で入社してみて、働きやすい職場に感じて長く勤めたい方は、直接雇用に切り替わる紹介予定派遣がおすすめです。

    5. 保健師派遣が向いている人

    保健師派遣に向いている人

    保健師派遣に向いているのは、以下のいずれかに当てはまる方です。

    • 結婚、出産、育児などライフスタイルに変化があった女性保健師
    • キャリアアップよりも家族やプライベートを優先したい方
    • 実際に働いてみて直接雇用で入職したい方
    • 職場との関係を割り切れるタイプの方
    • 短期間(2〜3ヵ月)で一気に稼ぎたい方

    興味がある方は、これから紹介する派遣会社の利用を検討してみましょう。

    6. 保健師におすすめの派遣会社の選び方

    おすすめの派遣会社の選び方のポイントを紹介

    保健師の派遣会社を選ぶとき、以下の5つを意識しましょう。

    • 大手の派遣会社
    • 保健師に特化している
    • 求人数や派遣実績が多く、口コミ・評判が良い
    • 希望する条件に近い求人がある
    • 居住エリアに対応している

    保健師に特化した派遣会社を複数登録すれば問題はありません。次章で紹介するおすすめの派遣会社を登録してみましょう。

    7.【保健師の派遣に強い】おすすめの派遣会社5選

    保健師派遣のおすすめの派遣会社

    求人の質や量とエージェントの提案力やサポート力から、おすすめの派遣会社は以下の5つです。

    それぞれ説明していきます。

    7-1.MCナースネット

    MCナースネットの見出し画像

    MCナースネット』は看護師向けの転職・派遣支援サービスです。

    求人数は多くありませんが、高時給の求人が多く掲載されています。週2回や時短の仕事もあるため、家庭と両立を考えている方は利用しやすいでしょう。

    健診・ツアーナースなどの単発求人も多く、短期間で稼ぎたい方におすすめです。

    おすすめな人

    • 常勤以外(単発、短期、パート派遣、時短勤務)で働きたい
    • 高時給の案件が見たい
    • 地方で求人を探している

    7-2.テンプスタッフ

    テンプスタッフの見出し画像

    テンプスタッフ』は、パーソルテンプスタッフ株式会社が運営する人材派遣会社です。

    業界トップクラスの求人数と細かいサポートで、人材ビジネス業績ランキングでNo.1を獲得しました。

    スキルアップできる体制があるため、ポジティブな評判が多いです。

    おすすめな人

    • 実績豊富で人気の派遣会社を利用したい
    • 担当者の評判がいい派遣会社を使いたい
    • 高時給で働きたい

    7-3.パソナ

    パソナの見出し画像

    パソナ(PASONA)』は、株式会社パソナが運営する人材派遣会社です。

    月間人材ビジネスの「派遣スタッフ満足度調査」でNo.1を獲得したことから、満足度の高い派遣会社として知られています。

    高時給の求人も多く、女性の再就職支援に力を入れているのも特徴です。

    おすすめな人

    • 優良案件を紹介してほしい
    • 担当コーディネーターの手厚いフォローがほしい
    • 女性に優しい派遣会社を使いたい

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    7-4.スタッフサービス・メディカル

    スタッフサービス・メディカルの見出し画像

    スタッフサービス・メディカル』は、株式会社スタッフサービスが運営する医療分野専門の派遣会社です。

    正社員になりたい方のサポートがあるため、キャリアプランを広げやすいのが特徴です。

    国内の拠点が多いため、地方在住の方も使いやすいでしょう。

    おすすめな人

    • 地方在住である
    • 常勤以外(週2~3回など)で仕事がしたい
    • ゆくゆくは正社員を目指したい

    7-5.ナースパワー

    ナースパワーの見出し画像

    ナースパワー』は、看護師転職・派遣に特化した転職支援サービスです。

    全国の派遣求人だけでなく、「応援ナース」と呼ばれる単発や短期の案件もあります。

    オリコン満足度調査で第1位を獲得したこともあり、満足度とサポート力で支持を得ています。

    派遣会社のサポートを利用して、期間限定で働きたい方におすすめです。

    おすすめな人

    • 単発や短期で働きたい
    • 高給の案件を探している
    • 満足度が高い派遣会社を選びたい

    8. 【FAQ】保健師派遣に関するよくある質問

    保健師派遣に関するよくある質問

    最後に、保健師派遣に関するよくある質問を紹介します。

    それでは、順番にご紹介します。

    Q1. 保健師の派遣でも扶養の範囲内で働くことは可能ですか?

    保健師派遣でも、収入によっては扶養の範囲内で働けます。

    扶養に入った場合と入らなかった場合の年収は、ニフティライフスタイル株式会社の「一目で分かる扶養控除額の早見表」を参考にしてみましょう。

    週の働く日数・1日に働きたい時間・時給から扶養の範囲内になるかどうかを判断できます。

    扶養控除額の早見表

    【引用】:ニフティライフスタイル株式会社「一目で分かる扶養控除額の早見表

    Q2. 保健師の派遣にも福利厚生はありますか?

    派遣の保健師は派遣元で雇用されているため、福利厚生があります。

    気になる方は、派遣会社を選択したときに確認してみましょう。

    Q3. 保健師の派遣でも産休育休・有給休暇を取得できますか?

    派遣の保健師も、有給休暇や産休・育休を取得可能です。

    有給休暇は、就業してから6ヵ月以上勤務すると10日間付与されます。また2019年4月からすべての派遣元で、年5日間の有給休暇を取得が義務付けられました。

    一方で産休や育休の取得は全員に認められていますが、派遣社員の場合は以下を満たす必要があります。

    • 子どもが1歳6ヵ月になる日までに労働契約の満了が明らかでないこと
    • 週に3日以上働いていること

    有給休暇や産休・育休に関しても、ぜひ派遣会社に相談してみてください。

    Q4. 保健師の派遣は各種保険に入れますか?

    加入可能な保険は、以下の5つです。

    • 健康保険
    • 厚生年金保険
    • 雇用保険
    • 労災保険
    • 保健師賠償保険

    気になる方は、派遣会社を選ぶ時に確認してみましょう。

    9.さいごに

    理想の人生を目指すために保健師派遣を利用しよう

    保健師派遣のメリット・デメリットや、おすすめの派遣会社などを紹介してきました。

    保健師派遣の求人には未経験OKの募集もあり、キャリアアップのために選択する方がいます。

    なかには家族の時間を優先するため、あえて派遣の保健師で働いている方もいるでしょう。正規雇用の保健師は求人が少なく、競争率が激しい職業です。

    しかし保健師派遣を経験すれば、経験者として面接でアピールもできます。

    この記事で紹介した内容を参考に、理想とする保健師のキャリアを築いていきましょう。

    保健師としてアルバイト・パートはできる?時給や求人探しのポイントなど全解説

    「保健師としてアルバイトがしたい」
    「仕事内容や時給は…?」

    と考えていませんか。

    保健師がアルバイトとして働く場合、健診センターや企業での産業保健師のアルバイトがおすすめです。

    ただ、そもそも保健師人口が少ないことから、そのアルバイト求人も必然的に少なく、ポイントを押さえた求人探しが必須となります。

    本記事では、転職コンサルタントとして数多くの保健師転職をアドバイスしてきた知見と経験をもとに、保健師アルバイトについてご紹介します。

    続きを読む

    保健師と看護師の違いとは?給料や仕事内容を徹底比較

    「保健師と看護師って何が違うの…?」
    「自分に向いているのはどっち?」

    と考えていませんか。

    保健師と看護師の大きな違いは、「予防」と「治療」のどちらを対象としているかという点です。

    つまり、保健師は病気やけがを未然に防ぐ役割、看護師は病気やけがを治療する役割という大きな違いがあります。

    また、保健師の約70%は公務員として、保健所や保健センターなどの行政機関に勤務している点は、半数以上が病院に勤務している看護師との大きな違いであると言えます。

    この記事では、保健師・看護師の人材コンサルタントとして、多くの方を転職を成功に導いてきた私が、保健師と看護師の違いの詳細や、仕事の選び方などを徹底解説します。

    続きを読む

    名古屋の就活エージェントおすすめTOP5|名古屋開催の就活イベントから逆求人型アプリまで紹介

    就活エージェント 名古屋

    名古屋に住んでいる就活生の中には、

    • 名古屋で評判の良い就活エージェントはどれだろう
    • 名古屋で優良企業を探すためにはどうしたらいいだろう

    と迷っている方も多いでしょう。
    名古屋で転職活動するなら、『名古屋に拠点』があるエージェントを必ず選ぶようにしましょう。

    拠点がないと、名古屋の就活事情に対する知識が浅い可能性があり、欲しい情報が手に入らない可能性があるためです。

    そこでこのページでは、元就活エージェントの私が『名古屋で評判の良いおすすめの就活エージェント』を紹介します。

    続きを読む

    看護師転職のベストは何年目?避けるべき時期はある?転職成功のポイントも解説

    看護師 転職 何年目

    「看護師の転職は何年目がよいのだろう」
    「今すぐ転職して大丈夫…?」
    と考えていませんか。

    結論から言うと、看護師が転職をするなら、5年目以降がベストです。

    看護師は転職しやすい職種ですが、転職する時期を誤ると、転職先が上手く決まらないことや、その後のキャリアプランに影響が出るなど、多くのデメリットあります。

    この記事では、元看護師で転職コンサルタントの私が、看護師転職のベストな時期とその理由について解説します。

    続きを読む

    看護師転職におすすめの相談先6選!気軽に仕事の悩みを話せる場所を紹介

    「看護師の転職を相談できるサービスはある?」

    「転職の不安や悩みを気軽に相談したい!」

    今の職場の人間関係や仕事内容にストレスを感じていて、他の職場や異業種に転職したいと考えている方もいるでしょう。

    しかし転職に慣れていないと、何から始めたらいいのか、どうすれば失敗しないのかがわからず不安になりますよね。

    そんなときは、転職のプロに気軽に相談できる相談窓口の利用がおすすめです。転職希望者を長年サポートしている相談窓口であれば、看護師の転職に関する不安や悩みを解消し、自分に合った求人を紹介してくれます。

    看護師におすすめ!転職の相談先 特徴・メリット
    転職サイトの担当者
    (一番おすすめ!!)
    転職支援歴のあるプロに相談でき、必要であればすぐにでも転職活動を始められる
    転職サイトが開催する相談会 転職のプロから直接話を聞ける
    公的機関の相談窓口 公的機関なので信頼できるうえ、強く転職を勧められにくい
    有料相談サービスのカウンセリング 相談員から適切なアドバイスがもらえる
    身近な相談相手をつくる まずは話を聞いてもらうだけで解決することもある

    ただし、看護師におすすめの転職の相談窓口には、それぞれのサービス内容や特徴が異なるので、自分の状況や目的に合ったものを正しく選択する必要があるでしょう。

    そこで本記事では、看護師におすすめしたい相談窓口を厳選し、それぞれのサービス内容や利用するメリットなどを詳しく紹介します。転職の相談窓口には、無料で気軽に参加できるものから、転職のプロに直接相談しながら転職活動をおこなえるものまでさまざまなので、一つひとつ詳しく解説します。

    この記事を読むとわかること

    • 看護師におすすめの転職サイト・相談窓口
    • 看護師転職サイトに相談する3つのメリット
    • 看護師の転職に関するよくある悩み・相談

    看護師の悩みや不安を熟知した転職のプロに相談することで、自分の希望に合った求人やお仕事をスムーズに見つけられるでしょう。

    注:看護師におすすめの転職サイトについてより詳しく知りたい方は、「看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング」でご紹介しています。
    看護師723名が選んだ人気の転職サイト

    編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

    キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。

    左右にスクロールできます。

    おすすめ転職サイト 口コミ満足度 公開求人数 おすすめポイント

    1位:看護roo!
    (看護ルー)

    4.3点

    約5.9万件

    • 利用者満足度No. 1(編集部調べ)
    • 面接対策・サポートも手厚い定番の転職サイト


    2位:マイナビ看護師

    4.2点

    約4.6万件

    • 全国に拠点があり地方にも強い
    • 初めての転職から企業転職まで抜群の支援

    レバウェル看護(旧・看護のお仕事) ロゴ3位:レバウェル看護
    (旧・看護のお仕事)

    4.0点

    約14.1万件

    • 圧倒的公開求人数を誇る大手サイト
    • 取材に基づくリアルな施設情報を教えてくれる

    〔求人数〕2023年1月5日時点

    相談先1.看護師転職サイト|完全無料でキャリアアドバイザーに相談しながら転職できる

    相談先1.看護師転職サイト

    看護師の転職を考えている方は、まずは看護師転職サイトのキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。

    完全無料で使えるサービスで、登録するとキャリアアドバイザーと呼ばれる転職のプロが担当者になり、相談しながら転職活動を進められます。

    「転職サイト=転職すると決めた人が使うもの」と認識している方も多いですが、実はそうではありません。

    「まだ転職するか迷っている」「とりあえず話を聞いてもらって、転職すべきかアドバイスしてもらいたい」という方でも利用可能です。

    実際に大手看護師転職サイト『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』の公式サイトでは、以下のような表記がありました。

    Q.転職する予定はまだないのですが、情報収集のために申し込んでも大丈夫ですか?

    A.もちろん大丈夫です。転職時期が決まっていない、転職するかどうかもまだ迷っているという方でもお気軽にご登録ください。

    キャリアアドバイザーは親身に相談に乗ってくれ、必要に応じてあなたにぴったりの求人を紹介してくれます。

    看護師転職サイトを実際に利用した人の評判・口コミ

    実際、当サイトが行った調査でも、相談して良かったという声が散見されました。

    口コミ・評判

    匿名 さん(20代・正社員)
    評価:★★★★★5(マイナビ看護師に相談)
    最初から最後まで1人の担当者がついてくれます。遠くへ行かなくても担当者が近くのオフィスやカフェまで来て面談してくれる親切さも嬉しかったです。初めての転職で何も分からなかった私に、細かい所まで要望を取り入れて病院を紹介してくださいました。決して押し付ける感じではなく、相談に乗って導いてくれている感じが良かったです。

    口コミ・評判

    匿名 さん(30代・正社員)
    評価:★★★★★5(看護roo!に相談)
    私の想いに寄り添って下さり、すごく悩んでいたのですが、たくさん相談にも乗って下さって、お友だち程フランクではないけど、よそよそしい感じもなく、気軽になんでも相談できる環境を作って下さったのでよかったです。コロナウイルスの関係で出ている求人情報が限られている中で、私の性格や雰囲気を見て、適切なアドバイスと求人を探して下さいました。

    口コミ・評判

    匿名 さん(30代・正社員)
    評価:★★★★☆4(看護roo!に相談)
    仕事のことだけではなくライフスタイルの面からも仕事探しをサポートしてくれて、悩み相談にも親身に乗ってくれてありがたかった。特にお金のことや仕事のことは周りの人には相談しにくく、職場の人に相談すると引き止められやすかったので第三者の視点から見てもらえるのがとても嬉しかった。
    必ずしも転職を推奨するのではないスタイルもありがたく、なんとなく良いところが見つかったら良いなと思う程度の自分でもこころよく求人を探してくれて嬉しかった。

    このように転職サイトはノウハウを熟知しており、転職のプロとして今の悩みにフィットしたアドバイスをしてくれるため、悩んでいる今のあなたにぴったりの相談先です。

    転職相談したい看護師におすすめの転職サイト3選

    当サイトが看護師723人に行った調査から、特に相談先として好評だったサービスを厳選しました。ぜひ相談先選びの参考にしてください。

    看護roo!|利用者数No.1で看護師から最も選ばれている転職サイト

    看護roo

    看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。

    登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。

    看護roo!の特徴

    • 利用者満足度96.3%
    • 公開求人55,907件+非公開求人も多数
    • 面接同行や選考対策など手厚いサポート

    さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。

    看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。

    信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます

    こんな看護師さんにおすすめ

    • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
    • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
    • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)|求人数13万件以上で選択肢の幅が広い!

    レバウェル看護

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており現場のリアルな情報を提供しています。

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴

    • 累計利用者数40万人以上
    • 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
    • 総求人数は135,763件と転職サイトトップレベル

    「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。

    また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます

    こんな看護師さんにおすすめ

    • できるだけたくさん求人が見たい
    • 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
    • 気軽に求人探しがしたい

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    マイナビ看護師|大手企業が運営しており自分のペースで転職できる

    マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
    数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

    マイナビ看護師の特徴

    • 看護師認知度5年連続No1の定番転職サイト
    • 求人数は6万件以上
    • 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み

    加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。

    こんな看護師さんにおすすめ

    • なるべく早く次の仕事を見つけたい
    • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい

    看護師におすすめの転職サイトについてより詳しく知りたい方は『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』の記事をご覧ください。

    相談先2.転職相談会|転職するか決まってない人でもキャリアに関する情報収集ができる

    相談先2.転職相談会

    転職サイトの中には、無料相談会を随時開催しているサイトもあります。転職するとまだ決まっていない方でも気軽に相談できます。

    転職相談会に参加して、キャリアに関する情報収集を行うのもおすすめです。大手サイトでは以下の3社が定期的に相談会を開催しているようです。

    それぞれ詳しく紹介していくので、興味のある方は参加してみてください。

    マイナビ看護師(相談会)|参加無料で自分の状況に合った相談会を選べる

    マイナビ看護師相談会

    出典:マイナビ看護師

    マイナビ看護師』 では転職を考える看護師のための相談会を多く行っています。

    以下のように様々な相談会が開かれているため、自分の目的に合うものに参加してみましょう。

    • 看護師さんのためのWEB相談会
    • 看護師のための休日転職相談会
    • 年収アップ転職相談会
    • はじめて転職相談会
    • 情報収集から始める個別相談会
    • 男性看護師のための転職相談会
    • Uターン・Iターン転職相談会

    キャリアに関する相談もでき、参加は全て無料なので、転職すべきか迷っている方にもおすすめです。

    ナースパワー|地域別に全国各地で開催!個別相談できる

    ナースパワー相談会

    出典:ナースパワー

    ナースパワー』では、看護師のための出張登録相談会を開催しています。

    専門のコーディネーターが一人ひとりに合った仕事探しのサポートをしてくれます。

    地域別に全国各地で開催されており、個別対応をしてもらうことができるため、直接会ってゆっくり話したい方におすすめです。

    無料で相談できるため、気軽に参加してみてください。

    APOPLUS|転職だけでなく現職での困りごとも気軽に相談できる

     

    APOLPLUS』では、保健師・看護師の方を対象に専門のキャリアコーディネーターが様々な疑問・質問に答える個別相談会を実施しています。

    転職の相談はもちろん、今後のキャリアについての相談や現職場での困りごとなど、様々な悩みを相談できます。

    「保健師・看護師専門コンサルタントによる個別相談会」や「産業保健師について学べるセミナー」などが開催されているので、ぜひ参加してみてください。

    相談先3.公的機関の相談窓口|履歴書や面接などの就職に関する悩みを相談できる

    相談先3.公的機関の相談窓口

    転職について相談したい場合は、「eナースセンター」「ハローワーク」など公的機関に相談することもできます。

    それぞれ紹介します。

    eナースセンター|47都道府県にあり、地方在住でも利用しやすい

    看護系職種の職業紹介サイト『eナースセンター』では、転職の相談をすることができます。

    47都道府県にあるため、地方に住んでいて転職サイトを利用しづらいという方には大きな助けとなるでしょう。

    公益社団法人である日本看護協会が運営しているサイトのため、信頼の高さも魅力的です。

    転職サイトのような専任の担当者がつくことはありませんが、「営業の連絡がこないので、マイペースに転職活動を進められる」という点はメリットとなり得るでしょう。

    eナースセンター公式サイト:
    https://www.nurse-center.net/nccs/

    補足:日本看護協会が運営するその他のサービス

    eナースセンターで転職の相談をしつつ、以下のサイトを利用して情報収集をしてみましょう。

    ハローワーク|転職にコストをかけたくない人や地方の求人を探している人におすすめ

    ハローワークの相談窓口では、キャリアカウンセリングを受けることができます。

    自分に向いている仕事が分からない場合や、履歴書や面接に不安がある場合など、就職に関する相談ができます。

    ハローワークは地方の求人を多く扱っているため、地方の求人がなかなか見つからない時に活用してみるとよいでしょう。

    ハローワークの悪質な求人に注意

    ハローワークでは企業が無料で求人を掲載することができます。そのため採用にあまりコストをかけられない、もしくはかけたくない事業所の求人も混在しています。したがって、ハローワークはあくまで補助的な役割として活用することをおすすめします。

    相談先4.有料相談サービス|優良だからこそのサポートの手厚さが魅力

    相談先4.有料相談サービス

    有料相談サービスというのも一つの手です。

    お金がかかるため気軽に相談できないかもしれませんが、無理に転職先を紹介されることがなく、勤務時の悩みなども聞いてもらうことができるでしょう。

    看護職キャリアサポート|キャリアカウンセラーが悩み・不安に寄り添い解決策を提供

    看護職キャリアサポート』は、看護師が長く働き続けるための支援サービスを提供しています。

    看護師としての臨床と基礎教育経験があり、キャリアカウンセリングの技術をもつカウンセラーが看護師一人ひとりの悩みに寄り添い解決策を一緒に考えてくれます。

    カウンセリングサービスの利用料金は以下の通りです。

    • 対面(1時間):10,000円
    • 電話(1時間):10,000円
    • メール(3往復):5,000円

    看護職キャリアサポート公式サイト:
    https://www.nurse-cs.com/

    相談先5.看護学校の同級生や転職経験のある知人|自分の性格を理解しているため的確なアドバイスがもらえる

    相談先5.看護学校の同級生や転職経験のある知人

    看護学校の同級生や転職経験のある知人に相談してみることもおすすめです。

    身近な人に相談することには以下のようなメリットがあります。

    • 自分の性格やライフスタイルをよく理解してくれている
    • 企業側の事情がないためアドバイスを信頼できる
    • おすすめの転職サイトを教えてもらえる
    • 口コミで転職先を紹介してもらえる可能性がある

    転職サイトや相談窓口などを利用する場合も、自分に入ってくる情報が偏らないように信頼のおける人の意見を聞いてみましょう。

    相談先6.職場の同僚や先輩|話を聞いてもらうだけで考えがクリアに

    相談先6.職場の同僚や先輩

    職場の同僚や先輩に相談してみるのも良いでしょう。話を聞いてもらうだけで考えがクリアになることもあります。

    ただし、職場の人に転職をしようか悩んでいることを知られてしまうと、引き止められたり、いなくなることが前提の付き合いとなって人間関係がぎくしゃくしたりする可能性があります。

    本当に自分のことを思ってアドバイスをしてくれる人かどうか、見極めることが欠かせません。

    そのため、転職をしようと考えている方は以下のポイントをおさえて円満に退職できるように注意しましょう。

    • 転職を決める時まで職場には一切言わない
    • 最初は信頼できる上司と2人になったタイミングで伝える

    【必見】看護師転職サイトに相談するメリット3つ

    看護師転職サイトに相談する3つのメリット

    ここまで6つの相談先を紹介してきましたが、そのなかでも1番おすすめなのは看護師転職サイトです。

    それでは一つずつ解説していきます。

    キャリアアドバイザーに自分に合う希望の求人を紹介してもらえる

    看護師転職サイトを利用すれば、キャリアアドバイザーがあなたにあった求人を紹介してくれます。

    実際にサイトを利用した際は、初回のヒアリングで興味のある職場や希望する条件を、すべてキャリアアドバイザーに伝えてみてください。あなたにマッチする求人を厳選して紹介してもらえるはずです。

    転職サイト利用者の声をみてみると、希望通りの求人を紹介してもらえたとの声がありました。

    口コミ・評判

    Nさん・30代後半

    もともと希望の条件が高かったのか、ネットで見たりハローワークを使っても希望の転職先が見つかりませんでした。
    そんな中で、転職サイトを使うと条件のいい求人をどんどん紹介してくれました。
    給料を上げたいと思ったのが転職のきっかけでしたが、月収は4万円上がり、通勤時間も短くなりました。

    膨大にある求人情報のなかから、自分の希望にあう転職先をみつけだすのはたいへんな作業です。効率的に求人を探すためにも、看護師転職サイトを積極的に活用するとよいでしょう。

    求人票だけではわからない職場の内部情報を教えてもらえる

    職場の内部事情が知れるのも、転職サイトの利用者特権といえるでしょう。

    キャリアアドバイザーは病院の人事や採用担当者と接点があったり、直接取材をしたりしているケースが多いため、職場のリアルな情報を握っている方ばかりです。

    そういった方たちのサポートを受ければ、求人票だけでは読み取れない内部情報を詳しく教えてもらえるでしょう。

    〈教えてもらえる職場の内部事情例〉

    • 患者の様子
    • 医師の性格
    • 職場の雰囲気
    • 上層部の人柄
    • 転職先の人間関係

    以下は、転職サイトを利用した方の実際の声です。

    口コミ・評判

    匿名さん・30代前半

    転職サイトには掲載されていないが、個人的にリサーチし気になっている求人を伝えたら、コンタクトをとってくれた。
    また、転職サイト目線で良い求人か、あまりオススメできない求人か教えてくれた。職場のホームページには掲載されていない、情報(職場の雰囲気、評判)を教えてくれた。

    「思っていたのと違った…」という転職後のミスマッチを防ぐためには、しっかりとした情報収集が欠かせません。看護師転職サイトを上手に活用し、職場の内部情報を把握したうえで転職先を選びましょう。

    応募書類の書き方や面接のアドバイスをもらえ、採用率を高められる

    転職サイトのサービスには、応募書類の添削や面接対策も含まれています。

    採用の合否を分けるのは、書類や面接の内容にかかっていると言っても過言ではありません。そのため対策は一人でおこなわず、転職のプロからのサポートを受けたほうがよいでしょう。これまでの支援実績・データをもとに適切なアドバイスをもらえるため、採用確率を高められます。

    以下は、転職サイトの手厚いサポートに満足された利用者の声です。

    口コミ・評判

    匿名さん・40代前半

    担当者のサポートは、細かく、履歴書や職務経歴書の添削、面接で聞かれるであろう質問、回答方法、前職を辞めるに至った経緯など、私の話を聞いてまとめてくれました。おかげですぐに内定をいただけました。

    転職サイトによっては本番さながらの模擬面接をしてくれる会社も多いです。改善すべき点や伝え方のコツを直接フィードバックしてもらえるのは、面接経験の少ない人にとって大きなメリットといえるでしょう。

    なお、キャリアアドバイザーのアドバイスを最大限活かすためには、最低限の知識を身につけるのも大切な作業です。以下の記事では応募書類の書き方や面接対策の基礎知識が学べるので、ぜひ参考にしてみてください。

    看護師の転職に関するよくある悩み相談と回答

    看護師の転職に関するよくある悩み相談

    ここからは看護師の転職に関する悩みに答えていきます。

    それぞれお話していきます。

    転職相談の適切なタイミングはいつですか?

    転職を考えはじめたタイミングで相談するとよいでしょう。

    早い段階で専門機関の方からのアドバイスを受けると、効果的な転職方法やスキル・経験に適した転職先を教えてもらえるため、時間と労力をムダにせずに転職活動を進められます。

    先述しましたが、相談先としてもっともおすすめなのは転職サイトです。転職サイトを利用すれば志願先への推薦や書類選考・面接対策などのサービスが受けられるため、転職の成功率を高められるでしょう。

    転職サイトの具体的なサポート内容は以下の記事にまとめているので、ぜひ合わせて読んでみてください。

    看護師が転職しやすい時期はありますか?

    看護師が転職をするのに最適な時期は、12月~3月です。この期間は年間を通して看護師求人が最も多い時期であり、看護師の採用ニーズも高まるからです。

    反対に4月~6月は求人数が少なく、仕事を探す看護師が多いため避けたほうが良いでしょう。

    最適な転職時期については、『看護師転職の時期は「3か月前から始める」のがベストな理由|転職活動はいつから始めるべきかのタイミングを図解』で紹介しています。

    看護師は何年働いてから転職するのがベストですか?

    看護師の転職にベストなタイミングは、入職後5年目以降です。

    入職して5年以上たつと実務経験が評価されやすくキャリアアップしやすいため、長期的に転職を考えている方は一つの目安にすると良いでしょう。

    詳しくは『看護師5年目は転職のチャンス?失敗しないコツと注意点を徹底解説』の記事を参考にしてください。

    病院以外で看護師資格を活かせる職種はありますか?

    看護師は病院以外でも活躍の場が多くあります。

    • 一般のクリニック
    • 健診センター(労働衛生機関)
    • 保育園
    • 大学の保健室
    • 訪問看護ステーション

    また、企業に転職したい場合は以下のような選択肢があります。

    • 産業看護師
    • 治験コーディネーター(CRC)
    • 臨床開発モニター(CRA)
    • 品質管理者(QC)
    • クリニカルコーディネーター

    上記のような職種については『病院以外に転職したい看護師に人気の職場一覧【夜勤なし&高収入も可】』で詳しく解説しています。

    看護師がつらくてもう辞めたい…どうしたらいいですか?

    看護師は体力面と精神面共に負担が大きい仕事であるため、「頑張ろうとは思っているけど、もう限界寸前」と疲弊してしまうことがあります。

    実際に以下のような理由から、看護師を辞めようと考える方は多いです。

    • 女性同士特有の人間関係の悪さ
    • 労働環境(残業・夜勤)が合っていない
    • ミスや失敗を繰り返してしまう
    • 患者さんから心無い言葉を浴びせられる

    まず前提として、精神面の健康を大切にし、限界の状態で無理をし続けるのはやめましょう。

    特に、以下のようなケースではなるべく早く今の職場を辞めた方が良いかもしれません。

    • 体調やメンタルに異変が生じている
    • 職場環境が客観的に見て著しく悪い
    • パワハラが横行している

    ただ辞めたい理由によっては、勢いのままに転職しない方が良いこともあります。

    きちんと辞めたいと思う理由を整理することで、次のステップを前向きに踏み出すことができるため、一人で悩まずに身近な人に相談してみましょう。

    看護師100人に聞いた「辞めたい」理由ランキング!しんどい・辛い毎日から抜け出すための全知識』では、看護師100人を対象にしたアンケートをもとに、よくあるお悩みやその解決について解説しています。

    転職回数が多いのはマイナス評価につながりますか?

    転職回数が多いと「何か問題があるのでは?」と思われ、採用担当者の目が厳しくなりやすいです。しかし必ずしもマイナス評価につながるわけではありません。

    以下のような実績や理由、想いなどがあれば、良い印象に変えられる可能性があるからです。

    • 共感を得られる転職理由がある
    • 3〜5年の長期勤務の経歴がある
    • 転職先の業務について専門的な知識がある
    • 今後のキャリアビジョンが明確である

    例えば、今後のキャリアビジョンが明確な場合「新たなチャレンジに向かって前向きに取り組める人」という印象を採用担当者に与えられます。

    最新のスキルや知識を常に習得する必要がある医療現場において、積極的に行動できる人は重宝される存在です。転職回数が多くても、それを払拭する印象を与えられるでしょう。

    以下の記事では、転職回数が多いときの面接対策について詳しく解説しています。採用通過率をあげたい人は、ぜひあわせて読んでみてください。

    看護師の転職はプロに相談しよう!自分に合った希望の仕事が見つかる

    看護師転職におすすめの相談先まとめ

    看護師の転職を相談できるサービスについて紹介してきましたが、いかがでしたか?

    「転職をすべきかどうか」「転職先をどのように選べば良いか」など、転職では考えなければならないことが多くあります。

    1人で悩まず、信頼できる人に相談してより良いキャリアを築いていきましょう。

    あなたが充実したキャリアを歩んでいけることを願っています。

    就活エージェントに複数登録すべき理由と4つの注意点

    就活エージェント 複数

    就活エージェントの利用を考えつつも、

    複数登録した方が良いの?
    何社くらい掛け持ちすべき?

    と悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。

    結論から言うと、就活エージェントは2~3社同時に複数利用することをおすすめします。

    ただ、エージェントを複数利用すると「連絡の手間などが増えてしまい、逆に就活に悪影響を及ぼすのでは…?」と不安に感じる人も多いでしょう。

    そこでこの記事では、元就活エージェントである私が、就活エージェントを複数登録するメリットと注意点について下記の流れで説明します。

    続きを読む

    22卒就活生で内定がない私はやばい?|内定を獲得できない人の特徴を徹底解説

    22卒 就活 やばい

    「22卒就活生で、内定がゼロなのはやばい?」

    と焦ってはいませんか?

    事実、4月時点で全体の4割近くの就活生が内定を持っており、現時点で内定を獲得していない就活生は出遅れていると言えます。

    ただ、現時点で内定が獲得できていないからといって、絶望する必要はなく、しかるべき対策を行えば、内定を獲得できる可能性は十分にあります。

    そこで今回は「内定がない自分ってやばいの?」と焦っている22卒就活生向けに、従業員数10万人超の日系大手の新卒採用を担当する私が、22卒就活生の現状と内定がない人の特徴・対策方法まで徹底解説します。

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