CareerTheory編集部

面接官が使える質問集56選|応募者を見極めて人材採用力を高める

面接官 質問
  • 「なんだか表面的な質問ばかりしている気がする」
  • 「いつも同じ質問だから、バリエーションがほしい」

面接は採用活動において重要な役割を持っていますが、このような悩みを抱えている担当者も多いのではないでしょうか?

面接は、履歴書ではわからない応募者の人柄や価値観を知る絶好の機会です。

面接官の質問次第で応募者を見極めることができるからこそ、限られた面接の時間では質問に意味を持たせることが大切です。

そこでこのページでは、キャリアコンサルタントとして多くの求職者を導いてきた私が、面接官が使いたい「応募者を見極める質問集」をご紹介します。

この記事を読むとわかること

  • 面接官の役割と注意点
  • 基本的な面接の流れ
  • 初めての面接官でも今すぐ使える質問
  • おすすめの転職エージェント

急遽、面接官を任された人や、あるいはなんとなく面接をしてきた担当者にも役立つ内容です。

面接官として聞いてはいけないタブーな質問もご紹介していますので、面接官の心得や面接の流れも含めて、いま一度「面接マニュアル」として確認してみてください。

1. 面接前に確認しておきたい面接官の役割と注意点

面接官の役割と注意点

面接を行う際には、面接官の役割と注意点を把握しておくことが大切です。

面接官の役割や注意点を把握しておかないと、自社にとって必要な人材を獲得できないどころか、自社の悪評が流れる恐れがあるからです。

ですので、面接前に次のことを確認しておいてください。

面接官の2つの役割

面接で大切なことは、自社にとって必要な人材を見極めることと、ミスマッチを防ぐこと、さらに応募者の志望度を上げることです。

そのためには、面接官には次の2つの役割があります。

    1. 選ぶ役割
    2. 選ばれる役割

1. 選ぶ役割

面接官の1つ目の役割は、応募者を「選ぶ」ことです。

応募者と直接会わないと得られない情報を引き出し、自社にとって必要な人材かどうかを見極める役割です。

履歴書・職務経歴書といったデータだけでは応募者を知ることはできません。

ですので、データには記されていない業務の知識、コミュニケーション能力、ストレス耐性、価値観など、会話でしか得られない情報に注力しましょう。

2. 選ばれる役割

面接官の2つ目の役割は、応募者から「選ばれる」ことです。

面接官は「応募者を面接している」のと同時に、「応募者から面接されている」という意識を持つことが大切です。

なぜなら、面接では面接官が企業の顔となるため、面接官次第で会社のイメージが左右されやすいからです。

もしも応募者に悪い印象を与えてしまった場合は、 SNSなどで拡散されて会社が大きなダメージを受ける恐れがあります。

また一次面接の場合などは、いくつか受ける面接の一つである可能性もあるため、自社の魅力を伝えて志望度を高めてもらう必要もあります。

ですので面接官は、応募者から「この会社で働いてみたい」と思ってもらう役割があることを意識しましょう。

面接時の5つの注意点

次に、面接時の注意点です。

面接官の2つの役割である「選ぶ・選ばれる」に関する注意点です。

  1. 減点方式ではなく加点方式で評価する
  2. 身なりを整える
  3. 言葉遣いや態度に気をつける
  4. 質問はわかりやすくする
  5. 仕事と関係ない話は基本的にNG

1. 減点方式ではなく加点方式で評価する

面接で応募者を「選ぶ」ためには、減点方式ではなく加点方式で評価するように心がけましょう。

面接の目的は欠員補充や組織強化といった問題解決であるため、ネガティブな要素ではなくポジティブな要素に目を向けた方が良いからです。

「ふるいにかけよう」という意識で面接をすると、応募者のネガティブな要素ばかりが目につきやすくなります。

ですので、「この人はどんな良い面があるのかな?」という意識で面接することが大切です。

2. 身なりを整える

面接で自社が「選ばれる」ためには、面接官は「応募者から面接されている」ことを今一度思い出して、「髪型・服装・口臭・つめ」などを事前に再確認しておきましょう。

転職 面接 服装

面接官は企業のイメージを左右する顔となるため、清潔感がない見た目だと企業のイメージも悪くなってしまいます。

具体的な面接時の服装マナーについては、関連記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

3. 言葉遣いや態度に気をつける

面接官が身なり以上に同時に気をつけたいのが、言葉遣いや態度です。

『人事のミカタ』の調査によると、約85%の求職者が面接を受けて「この会社には入社したくない」と思った経験をしています。

Q.面接を受けて、「この会社には入社したくない」と思ったことはありますか?

出典:『人事のミカタ』

また、面接で「この会社には入社したくない」と思った理由の約75%が「面接官の不快な態度や言動」となっています。

Q.面接で、「この会社には入社したくないと思った」理由を教えてください。(複数回答可)

出典:『人事のミカタ』

応募者から「選んでもらう」ことを意識すれば、不快な態度や言動を防ぐことができるでしょう。

さらには、もしも採用に至らなかった場合でも丁寧な態度を心がけていれば、やがて噂となって企業のイメージアップにつながる可能性もあります。

ですので、もしも応募者が自社とは合わないと感じても、応募者をぞんざいに扱うような態度は取らないことが大切です。

4. 質問はわかりやすくする

面接では、応募者がわかりやすい言葉を使って、答えやすい質問を心がけましょう。

一般的に使わないような専門用語や、「アサイン・ペンディング・エンゲージ・コアコンピタンス・オムニチャネル」のような横文字のビジネス用語を多用すると、応募者に伝わらない可能性があるからです。

キャリア採用のような経験者を面接する際にはある程度大丈夫ですが、もしも新卒採用やポテンシャル採用で「こんな言葉も知らないの?」という印象を与えてしまったら、悪影響でしかありません。

また、「学生生活はどうしたか?」「前職ではどんな感じでしたか?」のように、どのように答えれば良いかわかりにくい質問も避けた方が良いでしょう。

「わかりにくい質問」は受け止め方によっては、「意地悪な質問」と取られかねません。

5. 仕事と関係ない話は基本的にNG

面接では、仕事と関係のない話題は基本的には避けるようにしましょう。

応募者と打ち解けるために良かれと思ってプライベートな話題を振ったとしても、仕事と無関係な話題はハラスメントや就職差別を疑われる可能性があるからです。

例えば、恋愛観・結婚観・宗教観・政治思想などはセンシティブな話題であり、応募者の適性を図る理由として不適切なため、このような話題は避けるべきです。

詳しい内容は、後ほど解説する「面接官が知っておきたいタブーな質問」をチェックしてみてください。

2. 面接官が心得ておきたい基本的な面接の流れ

面接官が心得たい面接の流れ

面接官の役割と注意点をふまえたうえで、心得ておきたいのが「面接の基本的な流れ」です。

流れが曖昧だと、貴重な時間を無駄にしてしまう恐れがあるからです。

また、面接という特殊な空間では、多くの応募者は緊張状態にあります。

緊張状態のままだといつものコミュニケーションができずに、応募者の適性を見抜けない可能性があります。

ですので、面接では次のような流れを意識しましょう。

時間配分は、面接時間を1時間と想定した場合の分数です。

  1. アイスブレイク(5分)
  2. 会社説明(10〜15分)
  3. 履歴書・職務経歴書での質問(20分)
  4. 応募者からの質問(10〜15分)
  5. 事務確認(5分)

1. アイスブレイク

応募者を面接室へ招き入れたら、まずは応募者の緊張をほぐすためにアイスブレイクを行います。

人は最初と最後の印象を強く記憶に残す傾向があります。

ですので、最初の挨拶とアイスブレイクで緊張状態をほぐすことは、良い印象を与える重要な要素になります。

アイスブレイクでは次のような、受け答えがしやすく、当たり障りがなく、面接とはあまり関係ない質問を心がけます。

アイスブレイクの例

  • 今日は良い天気ですね
  • 昨日はよく眠れましたか?

また、「はい・いいえ」で簡単に答えられるクローズド・クエスチョンをする場合は、できるだけ「はい」の回答をしてもらえるような質問を続けると、応募者の積極性を引き出すことができます。

2. 会社説明(自己紹介)

次に、面接官の自己紹介と会社説明を行います。

面接官の「名前・役職・担当業務」を自己紹介して、「会社の沿革・おもな事業内容・どんな経緯で求人募集に至ったか・どんな業務を任せたいか」といった説明をしましょう。

「会社のことは調べてるだろうし、会社説明は不要じゃないの?」と考えがちですが、ホームページを読んだところで企業の事業内容を正しく理解することは難しく、また、応募者にとっては同時に進んでいる就職活動のひとつに過ぎない可能性があります。

ですので、入社後のミスマッチを防ぐためにも会社の説明をして理解を促し、魅力を伝えて入社意欲を高めてもらう必要があります。

また会社説明をすることで、「気遣ってくれる丁寧な会社」という好印象を与える期待も持てます。

3. 履歴書・職務経歴書での質問

会社説明を終えたら、履歴書・職務経歴書を見ながらの質問に移ります。

応募者を見極める際に最も重要な部分になりますので、自社に必要な人材かどうかを見極めるための質問を用意して、聞き忘れがないようにしましょう。

ただし、質問に意識するのではなく、応募者との会話の深掘りを意識することが大切です。

「用意した質問&回答」だけでは予定調和な雰囲気が漂い、緊張状態が芽生えやすくなったり、応募者が用意してきた回答を聞くだけになったりする可能性があるからです。

データだけではわからない業務の知識や関連する知識、回答の論理性や整合性、業務への適性といったことを会話の中から確認しましょう。

4. 応募者からの質問

面接官からの質問が一通り終わったら、応募者から確認したいことや疑問点はないかを尋ねます。

応募者からの質問は、自社に対する意欲や大切にしている価値観が表れる部分です。

何に対して疑問を抱いているのか、不安を感じているのかを聞くことで、応募者の本心を知ることができます。

また、入社に対する不安を事前に取り除く回答ができれば、入社意欲を高めてくれる期待が持てます。

5. 事務確認

最後に、事務的な確認を行います。

合否連絡の予定日数連絡方法、あるいは伝えておきたい緒連絡があれば伝えるようにします。

事務連絡が終われば面接は終了となりますが、応募者を見送る際は笑顔を心がけましょう。

先ほどもお伝えしたとおり、人は最初と最後の印象を強く記憶に残す傾向がありますので、最後の見送りまで手を抜かないことが大切です。

3. 初めての面接官でも今すぐ使える質問集56選

初めての面接官も使える質問集

ではここから、面接で今すぐ使える質問例をご紹介していきます。

急遽、面接官をすることになった方や、なんとなく面接をしてきた担当者もお使いいただける内容です。

目的別に質問例を設けていますので、必要なところから確認してみてください。

応募者をリラックスさせて距離を縮める質問

面接冒頭でのアイスブレイクや、面接の流れを切り替える時などに使う、応募者をリラックスさせるための質問例です。

質問例:

  1. 今日の朝は暑く(寒く)なかったですか?
  2. こちらの部屋は暑く(寒く)ないですか?
  3. 今日は弊社まで何を使って来られましたか?
  4. 弊社までは迷わずに来れましたか?
  5. 弊社まではどれくらいの時間がかかりましたか?
  6. 弊社の近くにあるショッピングモールに行かれことはありますか?
  7. 私は花粉症なんですが、◯◯さんは大丈夫ですか?

今日の天気や気温、会社までの移動方法や移動時間、会社の周辺情報、住んでいる地域や出身地など、仕事とはちょっと違う話題は、応募者が気構えることなく答えやすい質問になります。

また、「私は花粉症なのですが〜」のように面接官の情報を少し開示すると、応募者も自分のことを話しやすい雰囲気を作れます。

さらに「◯◯さんは〜」と応募者の名前を呼ぶことで、親近感を抱いてくれやすくなります。

「私は少し寒がりなんですが、◯◯さんはこの部屋寒くないですか?」のように、応募者への気遣いを織り交ぜた会話をすると面接官への印象が良くなる効果があります。

応募者の緊張状態を見て、積極的に気遣ってあげましょう。

経歴から応募者の実力を知るための質問(おもに中途採用)

おもに中途採用の面接で、職務経歴書を見ながら応募者を知るための質問例です。

質問例:

  1. 前職では、どのような業務を担当されていましたか?
  2. 前職では、どのような役割と人数構成で仕事をしていましたか?
  3. 前職では、どのような目標や目的を持っていましたか?
  4. これまでもっとも成果をあげた出来事は何ですか?
  5. 今までの仕事でもっとも努力をしたことは何ですか?
  6. (ブランクがある場合)ブランク期間はどのような時間の使い方をされていましたか?
  7. (転職が多い場合)いろんな職種を経験されている1番の理由は何ですか?

前職での業務内容を具体的に尋ねれば、自社の業務にどの程度マッチできるかを想定することができます。

応募者が主体となって成果を上げた部分に注目すれば、自社で活躍してくれる人材かどうかを見極める手助けになるでしょう。

「どのような状況で・どのような課題に取り組み・どのように行動して・どのような成果を得られたのか」を客観的な数字とともに確認できれば、応募者の判断や行動を見極めやすくなります。

職務経歴の深掘りをすれば仕事に取り組む姿勢や価値観を知ることができますので、経歴で気になるところがあれば、しっかりと確認しておくことが大切です。

退職理由から本音を知るための質問(おもに中途採用)

こちらも中途採用の面接で、前職を辞めた理由から応募者を知るための質問例です。

質問例:

  1. 退職を考えるようになったきっかけは何ですか?
  2. 退職を考えた際に心配ごとはありましたか?
  3. 前職で叶わなかった業務はありますか?
  4. 前職の業界での不満点はありますか?
  5. このタイミングで転職を考えた理由は何ですか?
  6. 今後また転職するとしたら、どんな理由が想定されますか?
  7. (転職が多い場合)転職することでプラス(マイナス)になったことはありますか?

定着率やストレス耐性を見極めるためにも、退職理由は重要な質問です。

前職を辞めるに至った理由には応募者が重視している価値観が表れますので、応募者にとって何が「大切か・大切でないか」を確認しましょう。

ただし、転職者であれば「退職理由を教えてください」という質問の答えを用意していることが予想されますので、応募者の本音を引き出す工夫が必要になります。

「そうでしたか、それは大変でしたね」のような共感を示せば、応募者が用意してきた言葉の奥にある本心を話してくれやすくなります。

志望動機から本音を知るための質問(おもに新卒採用)

おもに新卒採用の面接で、応募者の熱量や仕事観を知るための質問例です。

質問例:

  1. 今回、応募いただいた最大の理由は何ですか?
  2. 企業選びで重視していることは何ですか?
  3. 弊社では、どんな業務に携わってみたいですか?
  4. 弊社では、どのようなスキルや経験を身につけたいですか?
  5. 弊社で働くことで、どのような目標を達成したいとお考えですか?
  6. 弊社では達成できない目標があるとしたら、何が想定されますか?
  7. この業界の今後については、どのようなお考えをお持ちですか?

志望動機は、入社後のミスマッチを防ぐうえでも重要な質問です。

ただし、聞くタイミングが重要になる質問でもあります。

なぜなら、一次面接などの場合に熱量がそれほど高くない応募者に対して「なぜ弊社を選んだのですか?」のような質問をすると、高圧的な印象を与えて志望度を低くする可能性があるからです。

ですので、応募者の温度感を測りながら、質問を変える工夫をしましょう。

また新卒採用の場合、志望動機は応募者がもっとも準備する回答です。

そのため、直接的な志望動機だけではなく業界や職種についても質問してみると、応募者の熱量を知ることができます。

コミュニケーション能力を知るための質問

現職員や関係者とうまく仕事ができるのかを知るための質問例です。

質問例:

  1. 1分間で自己紹介をお願いできますか?
  2. あなたの特徴を3つだけに絞るとしたら何ですか?
  3. あなたの長所(短所)は何ですか?
  4. 前の上司や同僚は、あなたをどんな人だと評価していましたか?
  5. 仕事に取り組む時、1人とチームではどちらがやりやすいですか?
  6. もしも仕事上でぶつかった場合、どのように対処しますか?
  7. もしも上司の能力が低かった場合、どのように感じますか?

仕事のスキルを活かすために重要なのが、周りの人と円滑なコミュニケーションができる能力です。

応募者に自己紹介をしてもらうことや長所・短所を尋ねることで、社風や現職員とマッチングするかどうかの判断材料にすることができます。

端的に伝えられたかに注目すれば、プレゼンスキルを確認することもできます。

また、面接官との会話ではコミュニケーションに問題はないと感じても、上司や部下、取引先の相手との付き合い方は異なる可能性があります。

幅広いコミュニケーション能力を知るためには、「もしも」の質問をしてみると良いでしょう。

仕事への姿勢を知るための質問

応募者の仕事への取り組み方や、考え方を知るための質問例です。

質問例:

  1. 仕事をするうえでのやりがいは何ですか?
  2. 仕事をとおして「こうなりたい」という目標はありますか?
  3. うちの仕事にはこんなノルマがありますが、どう思われますか?
  4. ◯年後、あなたはどんな仕事をしていたいですか?
  5. 今後、もっと学びたいスキルは何ですか?
  6. この仕事でもっとも必要な資質は、何だとお考えですか?
  7. 転職をとおして、弊社に期待することは何ですか?

仕事でのやりがいや期待することを尋ねれば、応募者の仕事に対する価値観を知ることができます。

何かのために頑張れるタイプなのか、なんとなく働くタイプなのかです。

また、応募者の目標や学びたいスキルは、入社後のミスマッチを防ぐ判断材料にできます。

自分の能力を客観視したうえで、どのような成長を考えているのかにも注目しましょう。

学びたいスキルはなぜ必要なのかを尋ねれば、将来のビジョンを知ることもできます。

長期目標は応募者の性格や価値観、仕事に取り組む姿勢を深掘りできますので、志望動機や退職理由などで認識した内容とズレや違和感がないかも確認しておきたいところです。

ストレス耐性を知るための質問

社会人の必須スキルとも言える、ストレス耐性やストレスとの向き合い方を知るための質問例です。

質問例:

  1. 一緒に仕事をする際に、苦手なタイプはどんな人ですか?
  2. 苦手な仕事はありますか?
  3. これまで挫折した経験はありますか?
  4. 前職で耐えられなかったことはありますか?
  5. あなたが弊社に貢献するまでに、どれくらいの期間が必要だとお考えですか?
  6. 働くうえで、あなたがやる気をなくすものはどういったものですか?
  7. ストレスを感じたら、どのように対処していますか?

早期退職のリスクを回避するためにも、応募者のストレス耐性を知ることは大切です。

ただしもっとも重要なのは、ストレスに耐える力よりもコントロールできる能力です。

小さなストレスでも耐え続ければ、蓄積されたストレスは最後には爆発するからです。

爆発を起こさないための「小さなストレスを散らす方法」を経験則などで知っていて、実践できているかどうかに注目しましょう。

また、何にストレスを感じるかで価値観を知ることができますので、自社の社風とマッチングするかどうかの判断材料にすることもできます。

問題解決能力を知るための質問

仕事の能力を発揮するための、問題解決能力を知るための質問例です。

質問例:

  1. 過去の経験の中で、目標に向かって努力したことは何ですか?
  2. 失敗を乗り越えて、成功した体験はありますか?
  3. 今のあなたに足りないスキルはありますか?
  4. 問題を解決するための、独自の必勝パターンはありますか?
  5. 仕事をするうえで、モチベーションが上がる時はどんな時ですか?
  6. 日々取り組んでいることや、学んでいることはありますか?
  7. これまでの経験を、弊社でどのように活かせますか?

ストレス耐性と同じくらい仕事で重要なのが、問題解決能力です。

どんなに実績や能力のある人でも、トラブルや問題は必ず起こり得ます。

成功体験を記憶している人は、経験を学びに変えられる可能性があります。

ですので、これまでの経験でどのように問題を解決してきたのかを確認して、入社後に活躍してくれる人材なのかを見極めましょう。

また、入社後に起こりそうな状況を仮定して、解決方法を聞いてみるのも良いでしょう。

論理的な思考で導かれた解決方法であれば、現場レベルで対応しやすいはずです。

4. 面接官が知っておきたいタブーな質問

面接官が知っておくタブーな質問

応募者の適性や本心を見極めるために質問をつみ重ねて会話するわけですが、面接では避けるべきタブーな質問が存在します。

仕事内容に無関係であり、選考理由として不適切となる質問です。

厚生労働省の『公正な採用選考の基本』によると、応募者の適性・能力とは無関係の事柄で採否を決定することは不正にあたるとしています。

そのため、次の事項は就職差別につながる恐れがあるとして注意喚起がされています。

本人に責任が生じない事項
  • 本籍・出生地に関すること
  • 家族に関すること(職業・続柄・健康・病歴・地位・学歴・収入・資産など)
  • 住宅状況に関すること(間取り・部屋数・住宅の種類・近郊の施設など)
  • 生活環境・家庭環境などに関すること
自由であるべき事項
  • 宗教に関すること
  • 支持政党に関すること
  • 人生観・生活信条に関すること
  • 尊敬する人物に関すること
  • 思想に関すること
  • 労働組合に関する情報(加入状況・活動歴など)
  • 学生運動など社会運動に関すること
  • 購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること

参考:厚生労働省『公正な採用選考の基本』

ですので、次のような質問は極力避けるように注意しましょう。

NGな質問例

  • 交際している相手はいますか?
  • 結婚・出産の予定はありますか?
  • 本籍・出生地はどこですか?
  • どんな住宅にお住まいですか?
  • ご両親の健康状態はどうですか?
  • 所属している宗教はありますか?
  • 支持している政党はありますか?
  • 社会運動に参加したことはありますか?
  • 尊敬する人物はどんな人ですか?
  • どんな新聞・雑誌を読んでいますか?

仕事の能力や知識を知るために必要であれば、読んでいる専門誌について尋ねるのは良いでしょう。

ですが、プライベートで読んでいる新聞や雑誌は聞かない方が賢明です。

また、恋人や結婚についての質問はセクハラの可能性がありますし、出産についての質問は女性差別と捉えられる可能性があります。

ですので、たとえアイスブレイクなどで応募者をリラックスさせる目的であったとしても、家族や生活環境、思想など、プライベートな話題は避けた方が良いということになります。

5. 人事転職におすすめの転職エージェントTOP10

面接官におすすめの転職エージェント

もし、人事の方で転職を考えている人におすすめの転職エージェントを以下の3点を基準に、人事職の転職に強いエージェントを比較・厳選しました。

選定基準

  1. 求人数・質
    …人事職の求人の量や質は十分かどうか
  2. 提案力
    …求職者のニーズにぴったりの提案をしてくれるかどうか
  3. サポート力
    …手厚いサポートを受けられるかどうか

※当サイトでは「提案力」と「サポート力」をもとに利用者満足度を算出し、ランキング選定基準としています。

結果をランキング形式でまとめると、人事の転職に強いエージェントは以下の通りとなりました。

転職エージェント 人事の求人数 利用満足度
1位
リクルートエージェント
約2,100件
非公開:約3,500件

4.4

人事職の総求人数No1!選択肢を増やすなら登録必須
公式サイト
2位
dodaエージェント
約2,900件

4.2

手厚いサポートが好評!求人の質も高い
公式サイト
3位
MSAgent
(旧:MS-Japan)
約1,200件

4.0

管理部門・士業の特化型転職エージェント!専門性の高いアドバイザーからのサポートが受けられる
公式サイト
4位
JACリクルートメント
(人事転職.com)
約430件

3.8

高年収を目指すなら登録必須!人事のキャリアチェンジに特化した「人事転職.com」も運営
公式サイト
5位
パソナキャリア
(士業・管理部門特化版)
約1,500件

4.0

キャリアコンサルタントの親身な対応に高評価の声
公式サイト
6位
マイナビAGENT
約750件
非公開:約910件

4.0

20代の転職支援実績が豊富!はじめての転職におすすめ
公式サイト
7位
Spring転職エージェント
約650件

3.7

外資系企業が運営する転職エージェント。ハイクラスの転職に強い
公式サイト
8位
type転職エージェント
約160件
非公開:約530件

3.5

転職者の7割が年収アップ!さらなるステップアップの転職におすすめ
公式サイト
9位
人事の転職
約180件

3.4

人事・労務の転職に特化したエージェント!サポートは充実しているものの求人数の少なさがネック
公式サイト
10位
エルキャリ
非公開

3.4

ベンチャー企業への転職に強い、新興の転職エージェント
公式サイト

※求人数:2023年10月更新

それぞれ詳しく紹介します。

1位. リクルートエージェント

リクルートエージェント-トップ画面

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ただ、サポート力では『dodaエージェント』に引けを取る部分があるため、同時登録しておくことをおすすめします。

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2位. dodaエージェント

dodaエージェント

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キャリア相談から選考サポートまで、親身に相談に乗ってくれるので、サポート重視の方には非常に頼りになること間違いありません。

また、業界最大手の『リクルートエージェント』に匹敵するほど、多くの人事職求人を保有しています。

業界経験者・未経験者問わず、おすすめできる転職エージェントです。

doda公式サイト:
https://doda.jp/

3位. MSAgent(旧:MS-Japan)

MS Career』は管理部門・士業特化型の転職エージェントです。

人事をはじめ経理や財務、法務などの管理部門の転職に特化しており、高い専門性を持つキャリアアドバイザーが担当してくれます。

他にも、公認会計士・税理士などの会計業界、企業法務・弁護士・弁理士などの領域でも、豊富な転職支援実績があります。

管理部門・士業特化型エージェント転職決定率に関する実績が業界トップクラスに豊富なため、安心して活用できる転職エージェントと言えます。

MS Agent公式サイト:
https://www.jmsc.co.jp/

4位. JACリクルートメント(人事転職.com)

JACリクルートメント

JACリクルートメント』は、ハイキャリア案件に強い転職エージェントです。

高年収・ハイキャリア向けの求人が多く、さらなるレベルアップを目指そうという人に最適です。

JACリクルートメントは、人事職に特化した転職サイト『人事転職.com』も運営しており、職種ならではのサポートも受けられます。

人事職で高年収を目指したいという方におすすめです。

JACリクルートメント公式サイト:
https://www.jac-recruitment.jp/

5位. パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリア【士業・管理部門特化版】』は、年収700万以上の士業・管理部門の方に特化したサービスです。

元人事・元計理士など実務経験豊富なアドバイザーが多数在籍しているのが、魅力と言えます。

パソナキャリアは、オリコン顧客満足度1位を獲得しており、サポートが親切丁寧と好評のサービスですので、年収700万以上の士業・管理部門の方は是非以下から登録してみましょう。

6位. マイナビAGENT

丁寧なサポートが強みの20代向け転職エージェントです。

親身な対応・サポートに定評がありますので、「はじめての転職で不安」という方に特におすすめです。

ただ求人数はそれほど多いわけではないので、求人数が豊富な大手、リクルートエージェントdodaエージェントと併用することをおすすめします。

公式サイト:
https://mynavi-agent.jp/

7位. Spring転職エージェント

Spring転職エージェント

Spring転職エージェント』は、スイスに本社を置くグローバル企業です。

派遣事業などを含めて人材事業では世界1位の規模を持っています。

Spring転職エージェントのコンサルタントは職種別の担当制となっており、人事職領域の見識を備えた仙人のコンサルタントから提案・サポートを受けることが可能です。

ただ求人数は『リクルートエージェント』ほど多くはないので、併せて利用することをおすすめします。

Spring転職エージェント公式サイト:
https://springjapan.com/

8位. type転職エージェント

type転職エージェント

type』は幅広い年齢・職種のサポート実績がある総合転職エージェントです。

type転職エージェントを利用したおよそ7割が年収アップを実現できたほど、質の高い求人が多い点が特徴です。

また、未経験OKの案件を多く保有しているため、職歴に自信がない方におすすめです。

他にも、女性の転職に特化した『type女性の転職エージェント』もサポートが手厚いと好評です。

公式サイトを見る:
https://type.career-agent.jp

9位. 人事の転職

人事の転職

人事の転職』は、国内最大のHR情報サイト「日本の人事部」を運営する企業による転職エージェントです。

人事のリアルな声を聞いた上で、課題やキャリアパターンを蓄積しているため、人事職ならではの提案をしてもらうことができます。

サポートの手厚さは申し分ありませんが、公開求人が100件ほどと、やや心もとないので、『リクルートエージェント』などの大手サイトとの併用がベストです。

公式サイト:
https://hr-tenshoku.jp/

10位. エルキャリ

エルキャリ

エルキャリ』は、管理部門や金融、コンサル転職の特化型エージェントです。

特にベンチャー企業への転職に強く、新規事業展開を積極的に行うチャレンジングな企業に転職したいという方におすすめです。

ただ2019年にスタートしたばかりのサービスということで、サポート面に不安があるため、dodaエージェントなどの大手サービスと併用することをおすすめします。

公式サイト:
https://el-career.com/

6. 最後に

面接官の質問を知って採用を成功させよう

面接官の態度や質問は、人材採用を成功につなげる重要な要素です。

事前に用意した質問から、さらに「それはなぜですか?」と深掘りすることで応募者の本心を引き出すことができます。

また、「◯◯ということですね」と応募者の言葉を要約したり、「私にも同じような経験があるのでわかります」と共感することで、話しやすい雰囲気を作ることができます。

人材不足で採用難が続く昨今では、偉そうな態度で一方的に質問する面接は終わりました。

応募者に敬意を払い、面接官も「選ばれる」存在であることを意識すれば、面接はうまく進行できるでしょう。

この記事が「面接マニュアル」としてお役に立てれば幸いです。

 

年収500万の生活水準ってどれくらい?稼ぐのは難しい?統計調査をもとに徹底解説

  • 「年収500万円の生活は余裕がある?」
  • 「実際に稼いでる人ってどのくらいいるの?」

と疑問に思っていませんか。

年収500万円の場合、平均的な賞与額91.7万円です国税庁:民間給与実態統計調査,2021.

年収から賞与額を引き、月々の手取り額を計算すると27.2万円程になります(手取り額は年収の80%で計算)

従って、年収500万円の場合、一人暮らしであれば貯金も十分可能であり、都内在住でも比較的余裕のある暮らしができます

しかし、配偶者や子どもがいる場合はその限りではありません。

また年収500万円以上の割合は労働人口の31%国税庁:民間給与実態統計調査,2021.と少なく、特に20〜30代で実現するには戦略的なキャリア形成が必要です。

この記事では、公的機関(厚生労働省・国税庁)の調査をもとに、年収500万円の生活の実態を解説します。
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ハンデックスの評判は悪い?500人の口コミを徹底検証して分かった登録前の注意点

ハンデックス 評判
  • 「ハンデックスって評判悪いの?」
  • 「評判悪いなら使うのやめようかな」

と悩みますよね。

希望の仕事や働き方ができるかどうか、その結果は利用する派遣会社次第で変わることもあるため、登録前には慎重に評判の内容を見極め、利用すべきかどうか判断しなければなりません。

そこで、当サイトでハンデックスに関する口コミ・評判を集計したところ、「時給が安い」「電話がしつこい」などのネガティブな口コミが多数見られました。

このことから、質の低いサービスだと感じる人がいるのは事実だと言えます。

ただハンデックスは、軽作業等の派遣実績が豊富であり、短期、日払い、軽作業が多い、急募の求人も多いため、そのような仕事を探している方は仕事が見つかりやすいというメリットあるでしょう。

この記事では、ハンデックスに関する口コミ・評判の調査結果をもとに、ハンデックスの評判はどうなのか、中立な立場で徹底検証しました。

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面接官が心得を知らないのはNG?理想の進め方やタブーな質問を徹底解説!

面接官を任されることになって

「良い面接官とは?」
「どんな心得が必要なのだろう」

と考えていませんか?

面接官は会社の顔であり、言動や態度は応募者の志望度に大きく影響します。

そのため、人材を見抜くと共に、応募者が話しやすい雰囲気をつくり、良い印象を与えるよう努めることが大切です。

そこでこの記事では、人事コンサルタントとして多くの面接をサポートしてきた私が、面接官の心得から面接を進める上でのポイントまで詳しく紹介していきます。

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採用基準の設定方法|最適な人材を採用するポイントを解説!

採用活動において、

「優秀な人材を採用したい」
「どんな採用基準を設ければ良いのだろう」

と考えていませんか?

採用基準は企業が求めている人材によって変化するため、状況に応じて柔軟に設定する必要があります。

また応募者を公正に評価し、スピーディーに選考を進めるためにも、適切な採用基準を設定することが重要です。

そこでこの記事では、優秀な人材を獲得するために重要な採用基準について詳しくお話していきます。

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カンゴワークスの評判は悪い?利用者のアンケート調査を実施して分かった登録前の注意点

「カンゴワークスって評判悪いの?」
「評判悪いなら使うのやめようかな」

と悩みますよね。

当サイトではカンゴワークスの評判を調査するために、転職経験者を対象にした独自アンケートを実施し、さらにTwitterなどネット上でカンゴワークスについて言及しているコメントの収集を試みました。

しかし、結果から先にお伝えすると、カンゴワークスに関する口コミは、アンケート・ネット上ともに一切見当たりませんでした。(調査実施期間:2021/3/1~2021/3/14)

公式サイトに12年以上の紹介実績があると記載されてはいますが、利用者のリアルな意見が存在しない以上、カンゴワークスだけを活用するのは心もとないので、結論としては「可能な限り大手転職サイトと併用するのが賢明」です。

この記事では、転職のプロとして数多くの看護師転職をサポートしてきた私が、カンゴワークスのサービス内容を調査し、他サイトとの比較のうえで、登録に値するサービスなのか徹底検証していきます。

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人材紹介会社とは?利用する上でのポイント・注意点を人事のプロが解説!

  • 「人材紹介会社ってなにをやってくれるの?」
  • 「人材紹介会社のメリットとデメリットはなに?」

このような悩みを抱える採用担当者は多いと思います。

人材紹介会社とは、求人企業と転職希望者のマッチングをサポートする企業のことです。

特徴:

  • 採用フロー全体をサポートしてくれる
  • 自社にはない母集団に求人を出せる
  • 紹介者が入社した時点でコストが発生する

採用活動に人材紹介会社を導入している企業は多く、こうしたサービスにコスト以上のメリットがあると考えられていることが分かります。

しかし、そうはいっても人材紹介会社の利用は企業としての取引ですから、しっかりと理解した上で検討する必要があります。

当記事では、多くの企業の採用に携わってきた私が、人材紹介会社とはなにか、メリット・デメリット、および利用のポイントについて解説していきます。

また、お勧めの人材紹介会社についても、各社の特徴と共に紹介していますので、ぜひ検討に役立てて下さい。

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ナースジョブの評判は悪い?利用者のアンケート調査を実施して分かった登録前の注意点

ナースジョブの利用を検討していて、

  • 「ナースジョブって評判悪いの?」
  • 「評判悪いなら使うのやめようかな…」

と悩みますよね。

当サイトでは、ナースジョブの評判を調査するために、転職経験者を対象にした独自アンケートを実施し、さらにTwitterなどネット上でナースジョブについて言及しているコメントの収集を試みました。

しかし、結果から先にお伝えすると、ナースジョブに関する口コミは、公式サイトにいくつかあったものの、アンケート・ネット上ともにほとんど見当たりませんでした。

公式サイトに地域求人数の最大級を誇る看護師専門の転職サイトと記載されてはいますが、利用者のリアルな意見が存在しない以上、ナースジョブだけを活用するのは心もとないのが本音です。

ただし、サービスの特徴を調査したところ、総じて利用するメリットが高いため、ナースジョブに加え、大手転職サイトも併用することでよりスムーズな転職活動を行えるでしょう。

この記事では、転職のプロとして数多くの看護師転職をサポートしてきた私が、ナースジョブのサービス内容を調査し、他サイトとの比較のうえで、登録に値するサービスなのか徹底検証していきます。

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キャリアの決断を後押しする――ワークポートの転職コンシェルジュが語る「失敗しない転職の極意」とは

IT・Web業界の転職に強い『ワークポート』は、蓄積したノウハウや採用担当への深いパイプなどから、質の高いサービスを提供する転職エージェントです。

今回は、同社の転職コンシェルジュとして数多くの転職をサポートしてきた神立賢一さんに、ワークポートのサービス概要や強み、コロナ禍における転職事情など、詳しくお話を伺いました。

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careena(旧CREEDO)ってどんなサービス?利用者の口コミ評判&使い方を徹底調査

「careena(旧CREEDO)ってどんなサービス?」「評判良いの?」と気になっていませんか。

careena(キャリーナ)は、興味のある企業で働く社員や気になる職業の人から、リアルな経験談を直接聞くことができるサービスです。

2020年3月のサービス開始以降、Twitterを利用しているビジネスパーソンを中心に広まっており、経験談の数はリリース1年で1,200件を突破しています。

利用者の投稿では、「キャリアの参考になった」「貴重な情報が聞けた」と非常に好評のようです。

この記事では、careena(旧CREEDO)のサービス内容や利用者の声をもとに、転職のプロとして数多くのキャリアチェンジを支援している立場で、本当に使えるサービスなのか検証します。

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【履歴書】免許・資格欄の正しい書き方を元人事の視点で分かりやすく解説

薬剤師 転職 履歴書 志望動機

「履歴書の資格欄ってどう書いたらいいの?」と考えていませんか。

結論からいうと、履歴書の資格欄以下の5つのルールに沿えば、正しく書くことができます。

免許・資格欄の書き方5つのルール

  • ルール1. 免許・資格名は正式名称で記載する
  • ルール2. 免許・資格は取得順に記載する
  • ルール3.「取得」「合格」などは資格の種類によって使い分ける
  • ルール4. 応募業務に関連する資格を厳選する
  • ルール5. 取得見込みのある資格も積極的に記載する

上記に沿って資格を記載した見本例です。

【見本例】

この記事では、元人事担当の経験を踏まえ、履歴書の免許・資格欄の書き方を見本付きで詳しく解説します。

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履歴書の学歴はどこから書くべき?転職・新卒・バイト・高校生など状況別に解説

履歴書の学歴はどこから書くべき?状況別に解説

履歴書を作成するにあたって

  • 「履歴書の学歴ってどこから書けばいいの?」
  • 「書き方を間違えて転職に失敗したらどうしよう」

と悩みますよね。

特に3月・4月頃から就職活動は本格的に忙しくなります。就職活動にともなって必要なのが履歴書の作成です。
学歴の記載方法に明確な決まりはありませんが、マナーとして押さえておくべきルールはいくつか存在します。

本記事では、履歴書における学歴をどこから書いたらいいのかについて、詳しく解説します。

すべて読めば、履歴書の正しい書き方が分かり、自信を持って選考に臨めるようになります。ぜひ最後までご覧ください。

転職や退職の方法に迷うすべての方へ

転職や退職の方法に関する悩みは、それぞれの分野のプロフェッショナルに頼るのも有用です。

以下にアドバイス・ノウハウ提供に長けた転職エージェント口コミ評判の良い退職代行サービスをまとめました。

次の職場探しや転職ノウハウに悩む方は、担当者のアドバイス力(企業選びのアドバイス・提案)や選考対策サポート力(履歴書・職務経歴書の添削や面接対策・模擬面接など)の評判が良い転職エージェントがおすすめです。

実際に利用した人の口コミ・評判でアドバイス・サポート力への満足度が高い2つの転職エージェントを厳選しました。

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おすすめ転職サイト 口コミ満足度 公開求人数 おすすめポイント

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退職代行サービスを選ぶ上では、弁護士事務所運営など適法・適正に代行してくれるサービスを選ぶことが大切です。

口コミ評判の良い退職代行サービスのなかから、特に安心して退職手続きを任せられるサービスを2つ厳選しました。

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おすすめ退職代行 口コミ満足度 料金 おすすめポイント

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〔料金・情報〕2023年1月20日時点

履歴書の学歴はどこから?書き方のポイント3つ

履歴書の学歴はどこから?ポイント

履歴書における学歴の書き方のポイント3つは以下のとおりです。

それぞれ詳しく紹介していきます。

転職活動の履歴書では「高校入学」から記載する

転職活動の履歴書では「高校入学」から記載するのが一般的であり、高校以前の学歴を詳細に書き込む必要はありません。なぜなら転職活動時は、学歴よりも職歴のほうが重視されるからです。

学歴欄の記載方法に明確な決まりはありませんが、「どのような進路を自らの意思で選択したのか」を示す必要があります。

履歴書の学歴は、義務教育課程が終了したタイミングから書き始めましょう。

新卒の履歴書は「中学卒業から」記載する

新卒の就活では、中学卒業から書き始めましょう。選考過程で重視される学歴は、高校や大学の情報が重視されるのが一般的です。

しかし、企業によっては出身中学まで見極めるケースもあります。応募する企業にあわせて、履歴書の学歴まとめ、中学卒業から書く場合があることを把握しておきましょう。

バイト・パートの履歴書も「中学卒業から」でOK

バイトに応募する履歴書でも、「中学卒業から」記載しておくと無難です。(職歴のない高校生、大学生の方は特に)

ただし、社会人経験があり記載すべき職歴がたくさんある方は、「高校卒業から」など柔軟に調整しても構いません。

学歴と職歴は同じ欄に記載するので、スペースが足りなくなることもあるからです。

採用の選考では、学歴よりも職歴の方が重視されるので、職歴を優先して書くことを意識しましょう。

おすすめの自動計算サイト

学歴は間違えて記載しないように、細心の注意を払いましょう。

卒業年などは間違えやすいので、入学・卒業年度自動計算表(マイナビ)などの自動計算サイトなどを利用するのがおすすめです。

履歴書の学歴欄を記載するときのルール【6つ】

履歴書の学歴欄を記載するルール

履歴書の学歴欄を書く際は、以下のルールを守るようにしてください。

それぞれ詳しく解説します。

西暦・和暦は他の項目と統一

入学・卒業年の表記は、他の項目と統一しましょう。

なお、表記自体は、西暦・和暦どちらでも構いません。

一行目に「学歴」と書く

学歴は、「学歴・職歴」の欄に書くので、分かりやすいように、一行目に「学歴」と明記したうえで書き始めましょう。

学校名は略さず「正式名称」で、学部や学科名まで書く

学校名は省略せずに、正式名称で記載してください。

【OK例】
○○高校 卒業

【NG例】
□□県立○○高等学校 卒業

また、学校名だけでなく学部や学科名まで詳しく書くのも必須です。

大学院まで進学した方は「修士課程・博士課程」までしっかりと記入しましょう。

特に気を付けるべきポイント

  • 「高校」ではなく「高等学校」と表記
  • 「私立」や「○○県立」なども忘れずに

新卒の就職活動の場合は「卒業見込み」と記載する

新卒で就職活動中の方は、必ず「卒業見込み」も記載します。

「卒業見込み」の記載がない場合「卒業が危ういのではないか」と採用担当者にマイナスな印象を持たせてしまうため、注意しましょう。

「同上」のような省略はしない

学校名を記載する際、「同上」のような省略表現はしないようにしましょう。

OK
□□県立○○高等学校 入学
□□県立○○高等学校 卒業

NG
□□県立○○高等学校 入学
同上 卒業

虚偽の記載は絶対にNG

学歴に関して、虚偽の記載は絶対にNGです。

高校入学以降の学歴は、すべて不足なく書きましょう。

もし、退学や留年のような、選考で内容がある場合も、記入しておく必要があります。面接時に嘘がバレれば確実に不採用となり、採用が決まったとしても、卒業証明書などの提出を求められるからです。

虚偽の履歴書は経歴詐称になり、懲戒免職のリスクもともなうため絶対にやめましょう。

【状況別】学歴欄の正しい書き方

履歴書の学歴欄の正しい書き方

あらゆる状況別に、履歴書における学歴の書き方を網羅的にまとめました。

上記に該当する方は、よく確認しておきましょう。

学校の名称が変更した

統廃合に伴い、学校の名称が変更した場合は、旧名称と新名称どちらも書きます。

在学時の学校名を書き、補足として新名称を付け加えます。

転校した・学部や学科を変えた

転校した際は、転校先の学校名を書き、「転入学」と添えます。

大学などで学部や学科を変えた場合は、「編入学」と書きましょう。

浪人、留年した

浪人や留年に関して、入学年と卒業年を見れば判断できるので、学歴の欄で特に明記する必要はありません。

もしもやむを得ない事情(家庭の事情など)で浪人、留年した場合は、備考欄に理由を書いておくとよいでしょう。

休学した

休学した場合は、入学と卒業の間にその旨を記載します。

事情がある場合は、簡潔に付け加えておきましょう。

中退した

学校中退は厳密にいうと最終学歴にはなりませんが、「中途退学」という言葉を使って必ず記載しておきましょう。

その際は「中途退学」という言葉を使うようにしてください。

中退は企業によっては選考にマイナス要素となることもありますが、やむを得ない事情で中退した場合、理由を軽く添えておくと、ネガティブな印象を払拭できます。

長期の海外留学をした

長期の海外留学は、選考に有利に働くこともあるため、積極的に記載しましょう。

留学した期間、国、学校名、選考内容を簡潔に記します。目安としては1年以上です。

短期留学やホームステイの場合は学歴としては扱われないので、アピール要素とする場合は、備考欄などに書いておくのが良いでしょう。

一度就職したのち再度大学に入りなおした

一度就職したのち再度大学に入りなおした場合は、学歴の欄にそのまま書きましょう。

特に明記しなくても、時期を見れば面接官は判断できるので問題ありません。

面接時に質問された際に、理由や背景をうまく説明できれば、自己PRとしても活用できます。

さいごに

自信を持って企業に応募してみよう

本記事では、履歴書の学歴欄の正しい書き方を解説しました。

学歴は、高校入学の段階から書き始めるのが一般的ですが、応募先によって変動することもあります。

粗雑な書き方をしてしまうと、選考時の印象が悪くなるため、正確に書くように心がけましょう。

本記事の内容を参考にして履歴書を作成し、自信を持って企業に応募してみてください

ナースエージェントの評判は悪い?アンケートで分かった登録前の注意点

  • 「ナースエージェントって評判悪いの?」
  • 「評判悪いなら使うのやめようかな」

と悩みますよね。

当サイトではナースエージェントの評判を調査するために、転職経験者を対象にした独自アンケートを実施し、さらにTwitterなどネット上でナースエージェントについて言及しているコメントの収集を試みました。

しかし、結果から先にお伝えすると、ナースエージェントに関する口コミは、アンケート・ネット上ともにほとんど見当たりませんでした。

利用者のリアルな意見が存在しない以上、ナースエージェントだけを活用するのは心もとないので、結論としては「可能な限り大手転職サイトと併用するのが賢明」です。

また、こちらのサービスは、”エージェント”と銘打っているものの、エージェントではなく、複数の紹介会社が扱っている求人をまとめたサイトであるので、誤認しないようにしましょう。

この記事では、転職のプロとして数多くの看護師転職をサポートしてきた私が、ナースエージェントのサービス内容を調査し、他サイトとの比較のうえで、登録に値するサービスなのか徹底検証していきます。

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履歴書の日付はいつにするべき?正しい日付の書き方を解説

履歴書 自己pr

「履歴書の日付って、いつにすればいいの?」と考えていませんか。

結論からいうと、郵送の場合は「投函日」、面接に持参する場合は「面接日」の日付を書きます。

履歴書を提出する日(手元から離れる日)と理解しておくと良いでしょう。

履歴書の日付を書く際は、これ以外にも注意点がいくつかありますので、この記事では元人事担当者の視点で履歴書の日付の書き方をまとめて解説します。

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ツクイスタッフの評判は悪い?口コミ・アンケートを調査して分かった登録前の注意点

  • 「ツクイスタッフって評判悪いの?」
  • 「評判悪いなら使うのやめようかな」

と悩みますよね。

当サイトではツクイスタッフの評判を調査するために、転職経験者を対象にした独自アンケートを実施し、さらにTwitterなどネット上でツクイスタッフについて言及しているコメントの収集を試みました。

調査した結果、「丁寧に教えてくれた」などのポジティブな意見だけでなく、「担当者から、手続きが面倒だから働けと言われた」といったネガティブな口コミもみられました。

この記事では、転職のプロとして数多くの介護士転職をサポートしてきた私が、ツクイスタッフのサービス内容を調査し、他サイトとの比較のうえで、登録に値するサービスなのか徹底検証していきます。

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スマイルナースの評判は悪い?口コミ・アンケートを調査して分かった登録前の注意点

  • 「スマイルナースって評判悪いの?」
  • 「評判悪いなら使うのやめようかな」

と悩みますよね。

当サイトではスマイルナースの評判を調査するために、転職経験者を対象にした独自アンケートを実施し、さらにTwitterなどネット上でスマイルナースについて言及しているコメントの収集を試みました。

調査した結果、「丁寧に話を聞いてくれた」などのポジティブな意見だけでなく、「担当者から合否の連絡がこなかった」といったネガティブな口コミもみられました。

この記事では、転職のプロとして数多くの看護師転職をサポートしてきた私が、スマイルナースのサービス内容を調査し、他サイトとの比較のうえで、登録に値するサービスなのか徹底検証していきます。

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【履歴書】通勤時間の正しい書き方は?転居・未定などケース別にまとめて解説

転職 履歴書 志望動機

「履歴書の通勤時間の欄ってどう書けばいいの?」と考えていませんか。

通勤時間は、以下のルールに従うと正しく記入できます。

通勤時間の書き方のルール

  • ドアtoドアの片道最短ルートで計算
  • 時間は5分単位で記入
  • 1時間未満は「o時間○○分」と記入
  • 通勤の交通手段も補足するとなお良し

この記事では、通勤時間の詳しい書き方と、「転居予定」「配属先が未定(新卒など)」のケース別に、正しい書き方を解説します。

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ジェイックは「やばい」ってどういうこと?理由・真相を担当者に直撃取材

ジェイック 評判 悪い
  • 「ジェイックって調べたら、悪い口コミが多そうだった」
  • 「本当に登録しても良いのかな」

と不安に思っていませんか。

『就職カレッジ』や『セカンドカレッジ』など既卒フリーターに強いイメージのジェイックさんですが、なぜかやばいと言われてしまっているようです。

当サイトでは、その理由を解明するために、ジェイックさんに直接取材を行いました(2021年3月16日)。

ネット上に悪い評判があることについて、伺ったお話をまとめています。

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日本メディスタッフ の評判は悪い?利用者のアンケート調査で分かった登録前の注意点

日本メディスタッフ 評判
  • 「日本メディスタッフって評判悪いの?」
  • 「評判悪いなら使うのやめようかな」

派遣の仕事を探すとき、口コミや評判を調べるでしょう。

しかし派遣会社日本メディスタッフ』の口コミや評判は少ないです。

したがって、日本メディスタッフだけでなく、大手の派遣会社も併用するといいでしょう。

この記事では、プロとして看護師の派遣をサポートしてきた私が、日本メディスタッフと他の派遣会社を検証していきます。

この記事を読むとわかること

  • 日本メディスタッフの特徴
  • 日本メディスタッフの口コミや評判
  • おすすめの看護師向けの派遣会社
  • 看護師向けの派遣会社を利用するポイント

最後まで読めば、日本メディスタッフと他の派遣会社を把握できるでしょう。

ぜひ読み進めてみてください。

1.日本メディスタッフのサービス概要

日本メディスタッフのサービス概要
日本メディスタッフは、看護師向けの派遣会社です。

全国で約190件以上(2023年10月時点)の求人を取り扱い、看護師の派遣をおこなっています。

健診やコロナウイルスのワクチン接種の求人が多いものの、大手の派遣会社に比べると求人数は少ないです。

それでも、日本メディスタッフから健診やコロナウィルスのワクチン接種に携わった看護師が多く存在しています。
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運営会社 株式会社日本メディスタッフ
対応エリア 全国
公開求人数 約190件
対応業種 健診・ワクチン接種・デイサービス
実績
  • コロナワクチン接種回数が200万回を突破
  • 健診スポット業務による健診受診数30万人突破
  • 医師、看護師の転職で、スポット業務につき全国トップクラス

2.サービスの特徴からわかる日本メディスタッフのメリット

日本メディスタッフのメリット

日本メディスタッフには、以下のメリットがあります。

ぞれぞれ詳しく解説していきます。

2-1.柔軟な給与の支払い制度がある

メリットの1つめは、給与の支払い方法が柔軟な点です。

日本メディスタッフで働いたら、給与の支払い方法を以下から選択します。

  • 翌月末お支払い
  • 先払いお振り込み
  • 即日お支払い

多くの会社では、給与の支払い日が限定されていて融通が利きません。

一方、日本メディスタッフの場合、先払いや即日のお支払いができます。

したがって、すぐに収入を得たい方にとって便利なサービスです。

ただし、先払いや即日のお支払いにはルールがあります。

利用の際は、公式サイトを確認するようにしましょう。

口コミ・評判

日給制です。

看護師等、有資格者と一般で、金額は変わります。

2-2.単発の求人が多い

メリットの2つめは、1日~数日間だけ働く求人が多い点です。

特に子育て中や空いた時間に働きたい看護師にとって、単発の求人は魅力的でしょう。

なぜなら、時間を有効活用して収入を得られるからです。

他にも単発で働く魅力的な点として、以下の3つがあります。

  • 人間関係が楽
  • 簡単な仕事が多い
  • 多様な仕事を経験できる

以上から日本メディスタッフは、ライフスタイルに合わせて働きたい方におすすめのサービスです。

口コミ・評判

派遣なので単発ならその場限りの関係で済みます。いい意味で面倒くさい人間関係はないかなと思います。

今のところ、派遣先の方は皆さん親切です。

3.サービスの特徴から分かる日本メディスタッフのデメリット

日本メディスタッフのデメリット

一方で、日本メディスタッフを利用するデメリットもあります。具体的には、以下の2つです。

詳しく解説していきます。

3-1.大手の派遣会社と比べると求人数が少ない

デメリットの1つめは、大手の派遣会社に比べると求人数が少ない点です。

実際、大手の派遣会社と日本メディスタッフ求人の数を比較してみます。
←左右にスクロールできます→

派遣会社 求人数
レバウェル看護(旧 看護のお仕事) 派遣 12,355件
ナースネット 15,051件
ナースパワー 1,730件
スタッフサービス・メディカル 10,201件
日本メディスタッフ 190件

比較してみると、日本メディスタッフの求人が少ないことがわかります。

派遣の仕事は多くの求人から見つけるほうが、満足な仕事に携わりやすいです。

したがって、大手の派遣会社も利用するのがいいでしょう。

口コミ・評判

希望する日に必ず仕事があるわけではないので、コンスタントに仕事をし、毎月一定収入を得たい人には向いておりません。

3-2.働ける職種が限られる

デメリットの2つめは、働ける職種が限られる点です。

先述したとおり日本メディスタッフの求人は、以下の職種が多いです。

  • 健診
  • デイサービス
  • ワクチン接種

さらに求人が少ないため、上記以外の職種は探しにくいといえます。

したがって、多様な仕事を経験してスキルアップしたい方は、大手の派遣会社も利用するのがおすすめです。

口コミ・評判

今だと新型コロナウイルスのワクチン接種業務がたくさんあります。ワクチン詰めや実際の接種、接種後の見守りが主な分担です。あらかじめ担当が明示されて募集がかかる場合もあれば、当日割り振られることもあるようです。

時期により案件の数に差がありますが、健診も定期的に案内メールが届きます。採血と心電図が取れると受けられる案件がぐっと増えます。デイサービスは受けたことがないのですが、通年で募集がかかっている印象です。

4.看護師の派遣会社を選ぶ3つの基準とは?

看護師の派遣会社を選ぶ3つの基準

前章で多くの派遣会社の利用をおすすめしたことを踏まえて、看護師の派遣会社を選ぶときは以下を基準にしましょう。

それぞれ紹介していきます。

4-1.看護師派遣求人の質・量:保有している求人の量や質は十分か

1つめの基準は、派遣会社が保有している求人の量や質です。

派遣の仕事を探すとき求人が多いほど、希望する業務の求人を見つけられます。

したがって登録する派遣会社を決めるとき、派遣会社の求人の数を基準にする人もいるでしょう。

しかし、重要なのは量だけでなく質もともなっている点です。

求人が多いとはいえ、希望の仕事がなく勤務先が遠かったら、登録済みの派遣会社をいずれ利用しなくなります。

その点、日本メディスタッフ新着の求人情報をトップページで閲覧でき、希望の求人を見つけやすくなっています。

自分が希望する職があれば登録しておきましょう。

4-2.提案力:求職者に合った提案をしてくれるか

2つめの基準は、派遣会社の提案力です。

派遣会社のビジネスモデルは、成果報酬型のビジネスです。

成果報酬型とは、派遣会社が企業に人材を派遣することで、報酬を得られる形態を意味します。

つまり派遣される人材が多いほど、派遣会社の利益が増える仕組みです。

派遣会社には報酬を第一に、求職者に合っていない求人を紹介するケースもあります。

口コミ・評判

転職先を探すために希望を伝えるが、希望を無視した紹介をされる。例えば、夜勤なしが良いと伝えているのに夜勤ありがメインの紹介をされる感じ。無理ですと何度伝えても「いやでも〜」とゴリ押ししてくる。

そこに転職させたらたくさんお金がもらえるのかな?と思ってしまった。

合っていない求人を紹介されたら、理由をつけて断るのが重要です。

働くうえで大切にしている点を明確にして、派遣会社に登録しましょう。

4-3.サポート力:手厚いサポートを受けられるか

3つめの基準は、派遣会社のサポート力です。

派遣会社に登録すると、求職者にキャリアコンサルタントが就きます。

そこで、サポートが手厚いのかを判断しましょう。

手厚いサポートの例は以下のとおりです。

  • 面接対策や書類作成のサポートがある
  • いつでも連絡できる
  • 求人先と連絡している

つまりポイントはコミュニケーションが取りやすく、求職者のために時間を使っているかです。

口コミ・評判

私が担当してもらったアドバイザーさんがとても良かったです。話し方の柔らかい女性の方でした。

最初からどんな分野に進むか迷っていたときに、私の性格を把握したうえでアドバイスをくれたので、自分に合った分野を選ぶことが出来ました。

web面接が初めてだったので練習をお願いしたところ、過去にそのクリニックであった面接の質問内容をふまえた練習を2〜3度行ってくれました。

また、服装やメイクなど初歩的な質問にも快く返事をくれました。なんてことない質問にも都度LINEで返事をくれました。

自信を持って面接をおこなうことができ、希望のクリニックで内定を頂けました。

サポートの仕方は派遣会社やキャリアコンサルタントによって違います。

キャリアコンサルタントが決まったとき、様子を見てみましょう。

5.利用者から人気!おすすめの看護師向け派遣会社5選

おすすめの看護師向け派遣会社5選

前章で看護師の派遣会社を選ぶ基準を紹介してきました。

そこで、日本メディスタッフ以外におすすめの派遣会社は以下の5つです。

それぞれ説明していきます。

5-1.レバウェル看護(旧 看護のお仕事) 派遣

レバウェル派遣看護

レバウェル看護(旧 看護のお仕事) 派遣』は、12,000件以上の求人を保有する人材派遣会社です。

高時給の求人も見つけやすく、派遣求人の量と質の高さに定評があります。

実際、医療業界に詳しいキャリアコンサルタントが親身に相談に乗ってくれると好評でした。

口コミ・評判

担当して頂いたアドバイザーさんがとにかく詳細を親身に聞いて下さったうえに、希望に沿った情報をたくさん紹介して下さった。他の転職サイトも利用していたこともあったけれど、私のなかでは1番好感の持てた転職サイトだった。

アドバイザーさんの人柄が本当に良く、一度、私事で登録解除することがあったのですが、就職活動再開時には同じアドバイザーさん指名で再度就職活動を再開。本当にいろいろとお世話になって感謝の気持ちしか無いです。

レバウェル看護(旧 看護のお仕事) 派遣がおすすめの看護師は、以下のとおりです。

  • 多くの求人を見たい
  • 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
  • 時間があるときに求人を探したい

求人票にない内部情報を教えてくれて入職までサポートするので、派遣転職では心強い存在になるでしょう。

5-2.看護roo!派遣

看護roo!派遣
看護roo!派遣』は、サポート力のある人材派遣サービスです。

大手企業の株式会社クイックが運営し、看護師のキャリアを支援してきました。

実際「サポートのおかげで満足のいく就業先を決められた」と好評です。

口コミ・評判

看護roo!さん個人的におすすめのサイトです。サイトで病院を探す場合でも、いろいろな条件を選ぶことができるし、自分にあった病院を調べることができるんで。

私は前、勤めていた病院の先生の性格がきつく辞めてしまったので、第一に性格のきつくない先生がいる病院を探してほしいとお願いしてみました。すると、探してみますと言われ、数日後とある病院を紹介してもらいました。

それから半信半疑で、紹介してもらった病院の面接へ行ってみたんですけど、たしかに物腰のやわらかそうな人が多くて、前の勤めていた病院と比べると働きやすそうでした。面接を終えたあと、そこの病院から内定をもらい働いていますが、私の希望通り性格のきつい先生はいないのでとても満足しています。

看護roo!派遣がおすすめの看護師は、以下のとおりです。

  • 他の看護師も活用している派遣会社を利用したい
  • 給与や条件、人間関係がいい職場を知りたい
  • 派遣会社の利用が初めて

一方で関東や関西の求人が多いので、地方在住の方は他の派遣会社も利用しましょう。

5-3.MCナースネット

MCナースネット

MCナースネット』は、家庭との両立を考えている看護師が利用しやすい派遣会社です。

週2回や時短の仕事もあり、高時給の求人が掲載されています。

実際、口コミでも高時給で転職できたと好評です。

口コミ・評判

単発バイトや派遣の求人を探していましたが、こちらは様々な勤務形態の求人を扱っているので便利です。最初に無料カウンセリングを通して担当者に自分の希望を伝えていたこともあり、仕事を紹介してもらう際のやり取りも毎回スムーズにいきました。

仕事の内容も病院をはじめ健診や治験関連など充実していて、時給が高い好条件の求人も多いのがとても魅力的でした。仕事があるときに働くという無理のない働き方ができて良かったです!

また『MCナースネット』がおすすめの看護師は、以下のとおりです。

  • 非常勤で働きたい
  • 高時給の案件が見たい
  • 地方で求人を探している

健診やツアーナースなどの求人も多いので、非常勤や短期間だけ働きたい方は登録しましょう。

5-4.ナースパワー

ナースパワー

ナースパワー』は、利用者の満足度に定評がある人材派遣サービスです。

過去にオリコン満足度の調査で、1位を獲得した実績があります。

実際の口コミをみても満足度が高く好評です。

口コミ・評判

短期間の派遣の仕事を探そうと思い、こちらを利用しました。登録後、すぐに連絡がきました。利用前に私の耳に入ってきた情報ではこちらのサイトはあまり良くないというようなものが多かったのですが、私の場合は担当の方に恵まれたのかどうかはわかりませんが熱心に話を聞いてくれ、まるで友達のように接してくれたのですごく安心感がありました。

今は派遣期間も終わりこのサイトは利用していないのですが、また機会があったら利用したいと思います。そのときにはまた同じ担当の方に対応してもらいたいです。

ナースパワー』がおすすめの看護師は以下のとおりです。

  • 単発や短期で働きたい
  • 高時給の案件を探している
  • 満足度が高い派遣会社を選びたい

全国の派遣の求人も保有しているので、地方在住の方はぜひ登録しましょう。

5-5.スタッフサービス・メディカル

スタッフサービス・メディカル

スタッフサービス・メディカル』は、株式会社スタッフサービスが運営する派遣会社です。

全国に拠点があって、未経験と中高年向きの求人が多いです。

口コミを見てみると、中高年向きの求人が充実していたと投稿されています。

口コミ・評判

もう若くはないので転職をあきらめかけていましたが、ダメ元でこちらに登録をしました。実際利用してみると、意外と中高年向けの求人が多く充実しており、担当の人からいろいろ紹介していただけました。

求人の内容も福利厚生がしっかりしたものが多く意外でした。元いたところがよっぽど条件が悪かったのもありますが…(笑)思い切って転職してみて良かったです。

他にも『スタッフサービス・メディカル』がおすすめの看護師は、以下のとおりです。

  • 地方在住
  • 非常勤で仕事がしたい
  • 正社員を目指したい

キャリアアップを目指したい方は、ぜひ登録しましょう。

6.派遣会社を利用するポイント【7つ】

派遣会社を利用するポイント

この章では、派遣会社を利用するポイントを紹介します。ポイントは以下の7つです。

それぞれ説明していきます。

Point-1. スカウトを利用した場合、定期的に連絡する

スカウトを利用したら定期的に連絡しましょう。

理由は、連絡しないとスカウトが来なくなるシステムだからです。

スカウトのシステムは、データベースから条件を絞ってスカウトメールを送信します。

送信される対象は、データベースの更新日が新しい人です。

仮にTOEICの点数が良くても更新日が古ければ、スカウトメールが来なくなります。

したがってスカウトから仕事を探したい場合、定期的に連絡をするようにしましょう。

Point-2. 最短の日程で就業したい日を伝える

キャリアコンサルタントからの対応をより早くしてもらえるように、最短の日程で就業したい日を伝えましょう。

キャリアコンサルタントは、担当の求職者がどれだけ就業したかで評価されます。

したがって、最短で就業したい日を伝えた場合、求職者の要望に応えるために就業できるように対応を早めるでしょう。

キャリアコンサルタントとの面談では「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれます。

そのときに「いい就業先があればすぐにでも」と答えれば対応が早めになります。

Point-3. 担当のキャリアコンサルタントを変えてもいい

担当のキャリアコンサルタントを変えてもいいことです。

理由は、キャリアコンサルタントと相性が悪いと派遣先を決めるのに苦労するからです。

例えばキャリアコンサルタントを変更する基準として、以下が考えられます。

  • 希望とは違う派遣先を紹介
  • 連絡が遅い
  • 上から目線でアドバイス

おそらく、担当を変更するのに抵抗を感じる方もいるでしょう。

しかし、担当を変更するのは問題ではありません。

合わなければ、派遣会社に下記のようなメールを送れば大丈夫です。

■担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見もぜひお伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

嘘の経験やスキルを伝えると就業したときに苦労するため、経験やスキルの嘘は避けましょう。

経験やスキルが乏しいのに熟練の技量を求められたら、仕事ができません。

結果、派遣先でなく派遣会社での評価も落ちます。

派遣会社は企業から求人を継続的にいただくため、活躍する人材を派遣したいと考えています。

たとえ経歴やスキルが浅くても、自分の技術がどれくらいか正直に伝えましょう。

Point-5. 推薦文を自分も確認する

コンサルタントによって推薦文の質が異なるため、コンサルタントが書いた推薦文を自分でも確認しましょう。

推薦文は1000文字以内で作成して、面談する企業へ送られます。

しかし、応募者の経歴を写すだけのコンサルタントもいるので、ダブルチェックする意味でも自分で確認するのが重要です。

「面接時に相違があると困るため、書いた推薦文をお送りいただけませんか?」と声をかけてみましょう。

Point-6. 他の派遣会社で同じ求人に応募したら注意を払う

企業の選考の日程が被らないようにするため、他の派遣会社で同じ求人に応募したら注意を払いましょう。

選考が同時期の場合、企業は1社の派遣会社からの応募しか受け付けられません。

また、複数の派遣会社を利用して選考が同じタイミングなら、企業の担当者に迷惑をかけます。

仮に選考に落ちてしまい、直後に他の派遣会社の選考を受けても受かる可能性は低いでしょう。

別の派遣会社と応募する求人が被らないように、どこの派遣会社で求人を応募したのかの管理も大切です。

Point-7.口コミサイトで企業の口コミを見る

口コミを見ることで、派遣会社にない情報も入手できることもあるため紹介された企業の口コミサイトの確認もしましょう。

例えば、面接の雰囲気や聞かれた質問などの口コミは、就業先を決める面談のときに参考になります。

口コミサイトは『Vokers』や『転職会議』が有名ですが、医療従事者向けの口コミサイトもおすすめです。

ぜひ参考にしてみてください。

7. 派遣会社を利用する手順【9ステップ】

派遣会社を利用する手順
最後に、派遣会社を利用する手順を紹介します。全部で9ステップです。

以下、説明しているので参考にしましょう。

Step 1. 公式ページから会員登録する

興味のある仕事を見つけたら、求人を出した派遣会社の会員登録をします。

会員登録の目的は、条件にあったら他の仕事も紹介するためです。

登録する情報は以下のとおりです。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 住所
  • 経歴
  • スキルや資格
  • 希望の業務
  • 希望の就業場所

会員登録が終わると、メールや電話で仕事の紹介が始まります。

この記事で紹介した派遣会社の登録ページを一覧にしたので、ぜひ登録してみてください。

Step 2. 担当のキャリアコンサルタントから連絡を待つ

数日以内に、担当のキャリアコンサルタントから電話が来ます。

目的は、会員登録した内容と現状の確認です。

事前に準備するものはありませんが、キャリアコンサルタントから聞かれる内容は以下のとおりです。

  • 就業の希望時期
  • 希望する仕事
  • 希望の報酬
  • 就業先を決めるうえでの軸
  • 他の派遣会社の利用状況

派遣会社に登録して数日後に、キャリアカウンセリングが始まります。

履歴書と職務経歴書が必要になるので、期日までに準備しましょう。

Step 3. キャリアカウンセリング

キャリアコンサルタントと話した内容と、履歴書・職務経歴書を参考にキャリアカウンセリングが始まります。

キャリアカウンセリングで話す内容は、以下のとおりです。

  • キャリアの棚卸
  • 自己PRポイントの整理
  • 履歴書・職務経歴書の書き方
  • キャリアプラン
  • 仕事の紹介

キャリアカウンセリングを受けたほうが気付く点が多いです。

キャリアコンサルタントとは、就業先が決まるまで関係が続くため、疑問が浮かんだら何でも聞いて、信頼関係を築いていきましょう。

Step 4. 仕事の紹介を受ける

キャリアカウンセリングのあとは、希望の条件に合った仕事の紹介を受けます。

紹介は1人のキャリアコンサルタントにつき3社以内で、別のキャリアコンサルタントから紹介されるケースもあります。

就業先の希望条件が合っていれば、求人の一覧にない仕事を紹介される場合も多いです。

しかし1社の派遣会社のキャリアコンサルタントからは、紹介の数が少なくなります。

複数の派遣会社に登録して、多く紹介してもらいましょう。

Step 5. 履歴書と職務経歴書の添削

希望の条件にあった仕事が見つかったら、履歴書と職務経歴書の添削を受けます。

履歴書と職務経歴書をメールで送り、指摘された箇所を修正する流れです。

場合によっては、面談を設定して添削するケースもあります。

添削後の履歴書と職務経歴書は読みやすくなり、書類選考での評価も上がるでしょう。

添削を受けて、印象のいい履歴書と職務経歴書を作成しましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

履歴書と職務経歴書が完成したら、キャリアコンサルタントが推薦文を添えて企業に応募します。

キャリアコンサルタントが添削しているので、推薦文を通して企業に魅力を伝えられるでしょう。

もし自力で求人サイトから応募した場合、書類の提出や日程調整など自分で管理しなければなりません。

一方で派遣会社を利用すれば、キャリアコンサルタントが応募に必要なものを準備してくれます。

その結果、面談の対策に集中できます。

Step 7. 面談の対策をする

履歴書と職務経歴書から企業が興味を持った場合、面談を実施します。

面談の目的は以下のとおりです。

  • 業務の説明
  • 企業と応募者の疑問点の解消
  • 企業が応募者の受け入れの可否を決める

面談は企業が応募者を選考する場なので、面接と変わりません。

過去の面談で聞かれた質問や聞かれそうな質問をキャリアコンサルタントから聞いて、答えられるようにしましょう。

Step 8. 企業と面談をおこなう

面談はオフィスでおこなわれることが多いですが、コロナ禍以降はリモートでも実施されるようになりました。

Step7で述べたとおり、面接と変わりないので準備して臨みましょう。

面談で聞かれるのは、以下のとおりです。

  • 自己紹介
  • 志望動機
  • 前職の退職理由
  • 今までの経歴
  • スキル

最後に応募者から質問する時間もあります。ミスマッチを防ぐために、下記を質問するのがおすすめです。

  • 仕事の流れ
  • 働くうえで気を付けたほうがいいこと
  • 就業までにやっておくべきこと
  • 就業先の雰囲気
  • 一緒に働く人の特徴

Step 9. 就業の決定と就業サポート

面談で企業とマッチングすれば、就業先が決定します。

決定後に必要な入社の手続きなどは、担当のキャリアコンサルタントがおこないます。

もし現職の退職で不安があった場合も、サポートしてくれるので問題ありません。

就業後もサポートが続くので、いつでも相談できる状態で就業できます。

さいごに

さいごに

この記事では、日本メディスタッフの評判を解説しました。

日本メディスタッフは、求人が少なく働ける職種が限られています。

一方で単発の求人が多く、給与の支払い方法を選ぶことが可能です。

したがって、空いた時間に働きたい方やすぐに報酬を得たい方にとって使いやすいサービスでしょう。

日本メディスタッフで物足りなさを感じたら、この記事で紹介した他の派遣サービスを利用してみてください。

あなたの人生が豊かになるのを祈っております。

メディカルワールドの評判は悪い?口コミ・アンケートを調査して分かった登録前の注意点

「メディカルワールドは評判が悪い?」

「登録者のリアルな口コミを知りたい!」

メディカルワールドは看護師や薬剤師などの医療系に特化した求人サイトですが、どのような評判や口コミがあるのか気になりますよね。

本記事では、メディカルワールドの評判や口コミを、インターネット上やSNSを徹底調査しました。

結論から申し上げると、メディカルワールドを実際に利用した人の評判や口コミは一切見当たらなかったため、転職に役立つサイトかを分析できませんでした。(調査実施期間:2021/3/1~2021/3/21)

ただし、評判や口コミ以外の観点から正しく判断するために、転職のプロとして医療系の転職をサポートしてきた私がメディカルワールドのサービス内容を調査します。

メディカルワールドのメリットはこちら!
  • 単発や派遣などスケジュールに合わせたスポット勤務がある
  • 無料で医療の現場で活用できる研修・講座が受講できる
  • 新規登録で最大1万円分の商品券が貰える

他求人サイトとどのような違いがあるのか、メディカルワールドに登録するメリット・デメリットを詳しく紹介します。利用すべき人や利用すべきでない人の特徴も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

この記事を読むとわかること

メディカルワールドのサービス概要や効果的に利用するポイントを知ることで、登録すべきかを正しく判断できるでしょう。皆様の転職に役立つ内容を徹底調査しましたので、ぜひ最後までお読みください。

注:効果的な転職には複数の求人サイトの併用もおすすめです。メディカルワールド以外のおすすめの求人サイトは、「看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング|口コミ評判&求人数を徹底比較」でご紹介しています。

1.メディカルワールドのサービス概要|15年以上医療業界の転職をサポート

出典:メディカルワールド

総合評価
(他サイトと比較して)
★★★☆☆3.5
無料でマナー研修が受講でき、スポット勤務の求人を取り扱っている。ただし求人数は少ない点は注意
求人数 760
対応エリア 全国
対応職種 医師/歯科医師/薬剤師/助産師/保健師/正看護師/准看護師/臨床検査技師/診療放射線技師/医療事務/健診助手歯科衛生士/歯科助手/管理栄養士/栄養士/作業療法士/理学療法士/言語聴覚士/臨床工学技士看護助手/介護福祉士/社会福祉士/ケアマネジャー/介護職員初任者研修/介護職員実務者研修/介護スタッフ
運営会社 株式会社メディカルワールド

メディカルワールドは、2004年にサービスを開始し、15年以上の実績を持つ医療業界に特化した転職サイトです。

無料で医療の現場で活用できるマナー研修が受講できたり、スケジュールに合わせて働けるスポット勤務の求人を扱っています。

その一方で、公開求人数は760件で、大手サイトと比較しても圧倒的に少ないため、転職先の選択肢は限られてしまうでしょう。

また利用者の口コミが一切なく、登録者数や累計転職支援数なども開示されていないため、実態が不透明であるのはメディカルワールドの懸念点です。

メディカルワールド最大の懸念点

大手サイトと比較して、利用者・転職支援実績が少ない可能性があるため、熟達したアドバイザーからのサポートが受けられないといった懸念もあります。

もちろんこれは推測の域をでませんが、少なくとも「みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい」という方にはおすすめできません。

サービスの特徴を調査し、他のサイトの特徴と比較すると、メディカルワールドには以下のメリット・デメリットがあることがわかりました。

メリット
  • スケジュールに合わせて働けるスポット勤務の求人がある
  • 無料で医療の現場で活用できる研修・講座が受講できる
  • 新規登録で最大1万円分の商品券が貰える
デメリット
  • 求人がほとんどないため、転職先の選択肢が少ない
  • 検索の絞り込み項目が少なく、希望の転職先がみつけづらい

次章から詳しく解説します。

2.【徹底解説】評判・口コミからわかるメディカルワールドのメリット3つ

メディカルワールドの特徴を他の転職サイトと比較してみると、以下の点が強み・メリットであるとわかりました。

それぞれ詳しく解説します。

2-1. スケジュールに合わせて働けるスポット勤務の求人がある

スケジュールに合わせて働けるスポット勤務の求人があります。

スポット勤務とは「短時間で勤務する仕事の形態のこと」です。

数時間から数日のものまで、あなたのスケジュールに合わせて勤務できるのは大きなメリットです。

「勤務先の休みを利用して働きたい方」「子供の予定に合わせて直前にシフトを組みたい方」におすすめの働き方です。

2-2.無料で医療の現場で活用できる研修・講座が受講できる

出典:メディカルワールド

メディカルワールドは、スキルアップ支援の一貫として、以下の無料の研修・講座プログラムを行っています。

スタッフ登録を行えば、無料で誰でも講座に参加できます。

無料の講座プログラム

  • 接遇・マナー講座
    …医療現場だけでなく、様々な場面で活かせる接遇や言葉遣いなどのマナー全般の習得できる
  • コミュニケーション講座
    …コミュニケーション能力を高め、第2印象を良く見せられる

たとえば、「接遇・マナー講座」であれば、2時間で以下の内容を学びます。

接遇・マナー講座の内容

  • 1. 接遇とマナー
    …医療はサービス業という意識のもと、「患者様から選ばれる医療スタッフ」を目指す接遇とマナーをお伝えします。
  • 2. 表情
    …第一印象の重要性を考え、コミュニケーションにおける大切なことを学びます。
  • 3. 挨拶・言葉づかい
    …「人間関係は挨拶に始まり、挨拶に終わる」 思いの伝わる言葉遣いと誰からも好感の持たれる話し方を身につけます。
  • 4. 身だしなみ
    …医療機関のスタッフとして安心感や信頼感を与えられる身だしなみを学びます。
  • 5. 立ち振る舞い
    …思いやりを表現し、好感を与える態度・きびきびとしためりはりのある態度を実習をまじえて身に付けます。
  • 6. 対応力
    …クレーム対応や障害のある方への対応等、状況に合わせた正しい対応力を育てます。

社会人の基本であるマナーやコミュニケーションに関する講座が、無料で受講できるので、登録してぜひ利用してみてください。

ただし、研修を受講するためには「横浜の研修センター」に行かなければならないので、注意しましょう。

2-3.新規登録で最大1万円分の商品券が貰える

出典:メディカルワールド

メディカルワールドへの新規登録で最大1万円分の商品券が貰えるキャンペーンを行っています。

キャンペーン対象者

  • 医師
    …商品券10,000円分プレゼント(期間:2021年7月12日(月)~8月31日(火))
  • 看護師・臨床検査技師
    …商品券5,000円分プレゼント(期間:2021年7月12日(月)~8月31日(火))

JCB商品券、VJA商品券のどちらかをプレゼント

※キャンペーン情報は2021年8月時点

看護師や臨床検査技師、医師で転職を考えている方は、メディカルワールドへの登録をおすすめします。

新規登録キャンペーン情報は、随時更新されるので、気になる方は公式サイトを確認しましょう。

ここまでのまとめ

メディカルワールドには以下のような強み・メリットがあることが分かりました。

  • スケジュールに合わせて働けるスポット勤務の求人がある
  • 無料で医療の現場で活用できる研修・講座が受講できる
  • 新規登録で最大1万円分の商品券が貰える

一方で、他のサイトよりも利用しづらい点がいくつかありますので、次章で解説します。

3.【要注意】メディカルワールドのデメリットや注意点

メディカルワールドのサイト・サービスの特徴を調査すると、以下の点は弱み・デメリットと判断できます。

それぞれ詳しく解説します。

3-1.求人がほとんどなく転職先の選択肢が少ない

他の看護師転職サイトと比較すると、メディカルワールドの看護師(正看護師・准看護師)の公開求人数は152件と非常に少ないです。

転職サイト 公開求人数
メディカルワールド 152件
看護roo 55,076件
レバウェル看護(旧 看護のお仕事) 119,867件
マイナビ看護師 52,138件

大手看護師転職サイトの『看護roo』と比較してみると、メディカルワールドの求人数は約360分の1以下です。

もし看護職への転職を目指している方は、メディカルワールドのみの利用は心もとないため、他の看護師に特化した転職サイトを併用することをおすすめします。

関連記事:
看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング|口コミ評判&求人数を徹底比較

3-2.検索の絞り込み項目が少ないため希望の転職先が見つけにくい

下記画像をみれば分かる通り、検索の絞り込み項目が少なく、希望の転職先がみつけづらいデメリットがあります。

メディカルワールドの絞り込み項目

職種/エリア/雇用形態/施設形態/こだわり条件

参考までに、大手転職サイト『ナース専科 転職』の求人情報をみると、常勤や夜勤などが選択できる勤務形態や配属先、交替制、フリーワードでの絞り込みができるようになっています。

出典:ナース専科 転職

メディカルワールドは、サイトの使いやすさという点では他サイトに劣ると言えます。

ここまでのまとめ

メディカルワールドには以下のデメリットがあることがわかりました。

  • 求人がほとんどないため、転職先の選択肢が少ない
  • 検索の絞り込み項目が少なく、希望の転職先がみつけづらい

ここまでの内容を踏まえて、次章ではメディカルワールドを利用すべきかどうかの判断基準を説明します。

4.メディカルワールドを利用すべき人・利用すべきでない人の特徴

メディカルワールドのメリット・デメリットを踏まえると、以下に該当する方は、メディカルワールドの利用がおすすめです。

メディカルワールドの利用がおすすめな人

  • 休みを利用して働きたい
  • 無料でマナー講座を受講したい

とくに、スケジュールに合わせて働けるスポット勤務求人は魅力的なので、「休みや子供の都合に合わせて働きたい方」におすすめです。

一方で、以下に該当する方には、メディカルワールドはおすすめできません。

メディカルワールドを利用すべきでない人

  • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
  • 看護職への転職を目指したい
  • 使いやすいサイトを利用したい

メディカルワールドは利用者の声が見当たらなかったため、「みんなが使っていて、満足度評価の高いサイトを使いたい」という方は、別の大手サイトを利用するようにしましょう。

メディカルワールドの登録はこちらから

メディカルワールドの公式サイトをみる
https://www.medicalworld.co.jp/

次の章では、当サイトが取得した看護師の口コミをもとに選定した、大手転職サイトランキングを紹介します。

5.メディカルワールドとの併用がおすすめな看護師向け転職サイト5選

数ある看護師転職サイトを以下の観点で比較しました。

転職サイト比較の3つの基準

  • 求人数・質
    …各就業先の求人の量と質
  • 利用者満足度(提案&サポート力)
    …看護師一人ひとりのニーズにぴったりの提案・サポートをしてくれるかどうか

※当サイトでは「提案力」と「サポート力」をもとに利用者満足度を算出しています。

転職サイトランキング
1位.看護roo!

公式サイトを見る
詳細を見る

公開求人数
5万5,000件

満足度
4.3

利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。
細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。

2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事)公式サイトを見る詳細を見る
公開求人数
11万9,000件

満足度
4.1

総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。
LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職できる

3位.マイナビ看護師公式サイトを見る詳細を見る
公開求人数
5万2,000件

満足度
4.0

求職者のペースに合わせたサポートが強み。
全国25カ所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい。

4位.ナースではたらこ公式サイトを見る詳細を見る
公開求人数
9万2,000件

満足度
3.9

気になる病院を指名して求人募集状況を確認してもらえる
「逆指名求人」が魅力の転職サイト。

5位.ナース専科 転職公式サイトを見る詳細を見る
公開求人数
19万件

満足度
3.8

地域専任のコンサルタントによるスピーディな対応が魅力。
求人ページでは「職場の口コミ」などの情報もわかる。

各サイトについて詳しく知りたい方は『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』をご覧ください。

どれを選ぶか迷ったら、利用者からの評価が高かった上位3サイト看護roo!レバウェル看護(旧 看護のお仕事)マイナビ看護師に登録してみることをおすすめします。

1位. 看護roo! | 満足度96%以上、利用者数No1の安心実績


公式サイト:https://www.kango-roo.com/

総合評価

4.3

利用者満足度96.3%!当サイトの調査で全85社の中で堂々トップ

求人数・質

4.0

公開求人5.4万件+非公開求人多数

サポート力

4.3

面接や選考対策など手厚いサポート

看護roo!』は、利用者数No1(※)で転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の転職サイトです。※調査協力:クロス・マーケティング(2018年)

公開求人数は5万5,000件以上、さらに登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。

希望の施設形態や、担当業務など、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるので、希望にぴったりの求人を見つけることができるでしょう。

30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスであるため、信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートも魅力的です。

こんな看護師さんにおすすめ

  • 実績豊富な人気のサイトを利用したい
  • 給与や人間関係などが良い職場情報を知りたい
  • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい
\看護師人気No.1/
無料で転職のプロに相談する(公式サイト)
無料登録後もお金はかかりません

関連記事:看護ルー(看護roo!)の評判は?723人の口コミを徹底分析

2位. レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人11.9万件以上で、相談しやすさ◎

レバウェル看護
公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/

総合評価

4.1

累計利用者数40万人、友人に勧めたい転職サイトNo.1

求人数・質

4.3

求人数は11.9万件。細かい条件で探しやすい

サポート力

4.2

丁寧なヒアリングをもとにした提案が魅力。面接同行サポートも

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、公開求人11.9万件以上と、求人数がトップレベルの転職サイトです。

キャリアコンサルタントは、病院や施設を訪問して直接取材を行っており(年間4,000回以上)、現場のリアルな情報を詳細まで把握しています。

そのため、「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらうことが可能です。

また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアコンサルタントに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的です。

こんな看護師さんにおすすめ

  • できるだけたくさん求人が見たい
  • 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
  • 気軽に求人探しがしたい
\求人の選択肢を増やしたい/
無料で転職のプロに相談する(公式サイト)
無料登録後もお金はかかりません

関連記事:レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の評判は?723人の口コミからわかる全メリットデメリット

関連記事

3位. マイナビ看護師 | 大手企業が運営しており、自分に合った職場探しができる


公式サイト:https://kango.mynavi.jp/

総合評価

4.0

看護師認知度4年連続No1
定番の転職サイト

求人数・質

3.9

求人数は約5.2万件
大手マイナビならではの情報量が強み

サポート力

4.1

求職者に合わせた転職支援が魅力

マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。

数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

そのため、「ゆっくりと考えたいのに連絡が煩わしい」「早く転職したいのにサポートが遅い」といったミスマッチもなく、自分のペースで転職活動を進められるでしょう。(面接の日程調整なども、キャリアコンサルタントが代行してくれます)

全国21箇所に相談会場があり、地方在住の方でも来社相談がしやすいという点も、大手企業が運営するサービスならではの強みです。

こんな看護師さんにおすすめ

  • なるべく早く次の仕事を見つけたい
  • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい
  • 地方在住で、対面のサポートを受けたい
\看護師認知度4年連続No1/
無料で転職のプロに相談する(公式サイト)
無料登録後もお金はかかりません

関連記事:マイナビ看護師の評判は?723人の口コミからわかる特徴と全注意点

4位. ナースではたらこ | 募集してなくても条件や状況を教えてくれる


公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/

総合評価

3.9

行きたい病院を直接指名できると好評。

求人の量・質

3.8

求人は9万2,000件

サポート力

4.0

24時間受付しているなど、時間が不規則な方でも便利

ナースではたらこ』は、医療機関への「逆指名求人」が特徴的な転職サイトです。

逆指名求人とは、求職者が気になる病院を指名すれば、求人募集が行われていない場合でも、その都度キャリアアドバイザーが求人の状況や条件を確認してくれるという仕組みです。

常時扱っている求人数は9万2,000件で、求職者側から病院を指名できるため「以前から気になっている病院で働きたい」という方にとっては、役に立つサイトと言えるでしょう。

また、問い合わせのフリーダイヤルは24時間受付をしているので、夜勤が多く・勤務シフトが不規則という方でも安心です。

こんな看護師さんにおすすめ

  • 「この病院で働きたい」という希望がある
  • 勤務の都合上、転職活動をする時間がない
  • 自分のペースで転職活動をしたい
\逆指名求人なら/
無料で転職のプロに相談する(公式サイト)
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関連記事:「ナースではたらこ」は使うべき?723人の口コミを徹底比較!

5位. ナース専科 転職 | 実績豊富で年間10万人以上の看護師が利用

ナース専科 転職
公式サイト:https://www.nursejinzaibank.com/

総合評価

3.8

年間利用者10万人
看護師に人気の転職サイトの一つ。

求人の量・質

3.7

求人数は19万件と、他サイトと比べ多め

サポート力

4.0

地域専任のコンサルタントのスピーディな対応が魅力

ナース専科 転職』は、年間10万人以上の看護師が利用する転職サイトです。

同社のキャリアコンサルタントは地域専任の担当制となっており、各エリアの医療機関の看護師募集状況などの最新情報を熟知しているため、スピーディかつ詳細な情報収集が期待できます。

また、病院を病床数で絞り込んだり、介護施設を施設形態で検索できたりと、求人の探しやすさにも定評があります。

サイトの求人情報が「職場スタッフの口コミ」や「給与モデル」まで詳細に記載されている点も特徴的で、転職後の働き方を具体的にイメージできるでしょう。

こんな看護師さんにおすすめ

  • スピード感のある対応をしてほしい
  • 応募に詳しい情報を集めておきたい
  • 細かな条件で求人を探したい
\スピード感のある転職をしたい/
無料で転職のプロに相談する(公式サイト)
無料登録後もお金はかかりません

関連記事:ナース専科 転職の評判は?723人の口コミからわかる特徴と全注意点

6メディカルワールドをより効果的に利用する7ポイント

35歳が転職エージェントをうまく使うポイント

この章では、メディカルワールドをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

更新日

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

メディカルワールドも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

openworkの口コミ

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

7【図解】メディカルワールド利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

メディカルワールドに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたがメディカルワールドのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べるとメディカルワールド経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなどメディカルワールドであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

Step 10.退会手続きをする

転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。

万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。

転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。

転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。

メディカルワールドの評判は悪くない!他サイトと併用して転職効率をUPしよう!

メディカルワールドを利用すべきかどうか、メリット・デメリットを踏まえた判断基準をお伝えしました。

スケジュールに合わせて働けるスポット勤務求人は魅力的なので、「休みや子供の都合に合わせて働きたい方」はぜひ利用してみましょう。

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あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。

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