看護師5年目は転職のチャンス?失敗しないコツと注意点を徹底解説

看護師5年のキャリアを積んで、「そろそろ転職しようかな」と考えていませんか?

結論から言うと、看護師5年のキャリアは転職市場でかなり評価されるため、引く手あまたです。

ただし方向性が曖昧なまま転職活動を始めてしまうと、転職に失敗する恐れがあります。

そのため、事前に転職理由をしっかり考え、キャリアプランをある程度明確にしたうえで、あなたの希望に合った選択をしましょう

本記事では、数多くの看護師の転職サポートしている私が「看護師5年目からの転職で失敗しないための全知識」を解説します。

  1. 「即戦力」と評価されるため看護師5年目の転職はしやすい
  2. 看護師5年目で改めて考えるこれからのキャリアプラン
  3. 看護師5年目からの転職を成功させる3つの手順
  4. 利用者からの評価が高い看護師向け転職サイト
  5. 看護師5年目転職の注意点
  6. 【Q&A】5年目の看護師によくある質問

すべてを読めば、今転職すべきかどうか、今後のあなたのキャリアが明確になるでしょう。

1.「即戦力」と評価されるため看護師5年目の転職はしやすい

結論からいうと、看護師5年目は転職に適したタイミングです。

5年間という臨床経験を経た看護師は、いわば「中堅看護師」であり、採用ニーズは1~4年目の新人看護師よりも非常に高くなります。

看護師業界の転職では、「即戦力であるか。十分な看護技術は身につけているか」が一番の評価対象となります。

当記事を作成するにあたり、実際に採用現場も経験した看護師さんに話を伺ったところ、実際に以下のような回答が得られました。

口コミ・評判

匿名

病院の裏側をお話しすると、5年目の転職というと、まさに引く手あまたです。それまでの経験を積んできた診療科によりますが、転職成功率はかなり高くなります。そもそも5年目になると、辞める時は相当引き留めにあうはずです。技術レベルとしては若手よりも一段階上くらいで、ほぼ何でもできる状態になっており、ベテラン看護師からすると相当頼りやすい存在だからです(2021/8/4)

5年目の看護師が身につけている看護技術や知識、マネジメント経験は、即戦力採用がメインの看護業界において高く評価されるでしょう。

豆知識:看護師を対象にした複数の研究調査をみると、21の研究のうち20の文献で、中堅の定義に5年目が含まれていることから、5年目=中堅と考えて差し支えありません。(参考:中堅看護師の職業継続に関する文献検討

キャリアアップや職場を変えたいと考えている方は、転職を検討してみることをおすすめします。

2. 看護師5年目で改めて考えるこれからのキャリアプラン

前章では、5年目の転職はそれ以前と比べてかなり容易であることをお伝えしましたが、これからのキャリアについてあまり深く考えないまま行動してしまうと、失敗につながります。

そこで当記事では、看護師5年目からどのようなキャリアを築いていくのか、代表的なキャリアプランをまとめました。

それぞれ具体的に解説します。

2-1.経歴を活かして「より働きやすい病院」に転職する

5年目のキャリアがあれば、より働きやすい病院に転職できます。

特に労働環境(残業・夜勤・給与)や人間関係に悩んでいて「辞めようかな」と考えている方は、行動に移してみることをおすすめします。

給与が高い病院の特徴

給与アップを目指す転職先選びの指標として、病院規模と運営母体に注目すると良いでしょう。

規模が大きい

病院の規模(病床数)が大きいほど、看護師の年収は高い傾向にあります。

2020年 病院看護実態調査もとに作成

「公立病院」「社会保険関係法人運営の病院」が運営

平均年収を比較すると「公立病院」「社会保険関係法人運営の病院」が高い傾向にあります。

運営主体年収(万円)
公立5,568,713
社会保険関係法人5,482,647
国立5,294,090
公的5,115,095
医療法人5,073,100

出典:医療経済実態調査

補足

  • 公立病院
    都道府県や市町村などの自治体が運営
  • 社会保険関係法人
    健康保険組合、共済組合が運営(健保連○○病院)

なお大学病院に限ってみると、国立大学より私立大学の方が高給になります。(参考:2020年 病院看護実態調査

2-2.病院以外の職場で看護師として働く

一通り身につけた看護技術を、病院以外の場所で活かすという道もあります。

よくある転職先が「クリニック・診療所」です。「夜勤がなく、病院より落ち着いて働ける」「自宅から通いやすい」といった理由から、看護師の転職先として非常に人気があります。

クリニックは平日1日 + 日曜日を休診日と定めていることが多く、休みが取りやすいのも魅力の一つです。

クリニック転職については『クリニックに転職したい看護師が事前に知っておくべき全知識』の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

またクリニックの他にも以下のような職場が挙げられます。

病院以外の転職先

  • 健診センター(労働衛生機関)
  • 保育園
  • 児童養護施設
  • 大学の保健室
  • 治験医療機関
  • 企業(産業看護師)
  • 訪問看護ステーション
  • 介護施設

病院以外の就業先については『意外な場所も!病院以外に転職したい看護師に人気の職場一覧【夜勤なし&高収入も可】』で解説しています。

2-3.キャリアアップを重視して高度な医療を提供する病院に転職する

キャリアアップを重視している方は、高度な医療を提供する病院に絞って転職先を探すと良いでしょう。

高度な医療を提供する病院の最たる例は、「大学病院」です。大学病院では新しい技術やまだメジャー方法として確立されていない手法を研究・実践していることがあり、最先端の医療・看護に触れられます。

入職の時点で学術的な知識や学習意欲が求められますが、看護のプロフェッショナルとして腕を磨くビジョンがある方には良い環境です。

他には、特定機能病院や第三次救急病院なども、ハイレベルな医療が行われる現場です。

2-4.管理者・監督者を目指す

キャリアアップには必ずしも転職が必要なわけではなく、今の職場で管理者・監督者を目指すという道もあります。

看護師の管理職

  • 看護部長(上級管理者)
    …看護部の責任者として、病棟の看護師長・スタッフナースをまとめ、病院全体の経営にも関わる仕事。
  • 看護師長(中間管理者)
    …スタッフナースを統括する役割があり、主任看護師と一緒に業務の円滑化と質向上を目指す仕事。
  • 副看護師長(第一線監督者・主任)
    …スタッフナースの上位にあたる役職で、業務が円滑に進むように看護師長を補佐する仕事。

端的にいうと、看護師の管理職は「看護の現場のまとめ役」です。複数人のスタッフをまとめ上げるマネジメント力や忍耐力が求められます。

一般的に、管理職の資質があると認めた看護師を看護師長が推薦し、まずは看護主任を目指します。

大病院などの規模が大きく看護師の多い病院だと、競争が激しく管理職に就くには10年以上かかりますが、中・小規模の病院であれば、看護師経験10年未満で管理職に就けるケースも珍しくありません。

「看護師が多く、管理職を目指すのが難しい」「看護師長にあまり評価されていない」場合は、体制の整った中小規模の病院への転職がおすすめです。

2-5.認定看護師などの看護のスペシャリストになる

キャリアアップには、認定看護師などの看護のスペシャリストを目指すという方法もあります。

具体的には、「認定看護師」「専門看護師」「認定管理者」の3つの資格です。

資格特徴
認定看護師特定の看護分野における熟練した看護技術及び知識を持った看護師。(2026年までに全21分野)
専門看護師特定の専門分野における熟練した看護技術及び知識を持った看護師。(2021年現在、全13分野)
認定管理者個人、家族及び地域住民に対して、質の高い看護サービスを提供できると認められた看護師。

参考:日本看護協会

それぞれ役割や専門分野が異なるため、5年目までの経験を加味した上で、あなたに合った資格取得を目指しましょう。

ただ注意点として、仮に認定看護師の資格を取得したとしても、給与や待遇はほとんど変わりません。更に取得には、200万円ほどの費用がかかり、費用対効果はかなり悪いです。

そのため、あくまで特定の専門看護分野のプロフェッショナルを目指すという方のみ、この方法がおすすめできます。

2-6.他の職種へ転職する

看護師の仕事自体が辛いと悩む方は、これを機に他の職種へ転職するのもキャリアプランの1つです。

「5年目からの他職種への転職は難しい」と考える方は多いと思いますが、看護師の経験や知識を生かせる職種は多くあります。

看護師の経験を生かせる職種

  • 医療事務
  • 治験コーディネーター
  • 介護職
  • 美容関連職種
  • 看護専任教員
  • 販売・サービススタッフ
  • 一般企業事務スタッフ

たとえば、以下は看護師の資格・経験を生かせる健康相談のコールセンターの求人です。

出典:マイナビ看護師

「規則的な生活を送れる職種に就きたい方」「看護師の業務から解放されたい方」は、看護師経験が生かせる他職種への転職を検討してみましょう。

なお、『看護師から転職できる他職種って?おすすめの転職先や転職サイトを紹介』の記事でおすすめの転職先や他職種への転職で失敗しないコツを紹介しているので、合わせて参考にしてください。

3.看護師5年目からの転職を成功させる3つの手順

事前に看護師転職の手順を理解したうえで転職活動を始めれば、転職成功率も満足度も大幅に上がるでしょう。

一方で、手順を理解せずに勢いのまま転職活動を始めてしまうと「思うような転職ができなかった…」と後悔につながりかねません。

そのため、ここで解説する看護師5年目からの転職を成功させる手順を事前に確認しておきましょう。

それぞれを詳しく解説します。

Step1.転職の目的となりたい姿を明確にする

まず、転職の目的となりたい姿を明確にしましょう。

「将来どうありたいか、これから何がしたいか」と「その職場でできること」のバランスが釣り合っていないとモチベーションの面でも続きませんし、転職後に活躍することは難しいです。

看護師の転職の目的

  • キャリアアップしたい
  • プライベートと両立したい
  • 今の職場から抜け出したい

5年後、10年後になりたい姿

  • 認定看護師として活躍したい
  • 管理職として活躍したい

内定獲得のためだけでなく、転職後の伸び代にも直結しますので、明確に言語化しておきましょう。

Step2. 転職先に求められる能力を理解する

あなたの転職の明確な軸が定まった後は、転職先に求められる能力を理解しましょう。

求められる能力の例

  • コミュニケーション能力
  • マネジメント能力
  • 指導力
  • 3年以上の臨床経験
  • 専門分野の知識

いくら現在の状況を客観的に整理できたからといって、転職先に求められる能力を理解していなければ、面接官にあなたの活躍イメージを伝えられません。

ここがおろそかになると、採用側から「活躍するイメージがわかない」と判断されて、採用が見送りになる可能性があるでしょう。

転職活動は「相互理解」が肝となるため、採用側の視点に立って分析をしましょう。

Step3.看護師転職のプロに相談する

転職活動は、求人検索から書類の準備、面接対策までやることが多く、すべて一人でこなすのには時間も労力もかかります。

そのため転職活動を始めるときは、看護師向けの転職サイトを活用しましょう。

転職サイトを利用するメリットは以下の通りです。

転職サイトのメリット

  • 無料のキャリアカウンセリング
  • 退職トラブルの相談相手
  • 面倒な手続きを代行
  • 面接対策や書類添削
  • 非公開求人の紹介
  • 職場への推薦文
  • 年収交渉

担当者があなたの要望や悩みをヒアリングし、的確なアドバイスや提案してくれることから多くの看護師が転職するときに利用しています。

選考通過率をグッと高められるため、転職の際は必ず活用しましょう。

これを踏まえて次章では、利用者からの評価が高い看護師向け転職サイトを紹介していきます。

4.利用者からの評価が高い看護師向け転職サイト

数ある転職サイトの中から、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。
転職サイト選定基準
  1. 求人数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
  2. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。
転職サイト求人数|総合満足度
1位 看護roo!55,907件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。
2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事)135,763件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる
3位 マイナビ看護師60,875件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい

※求人数2022年8月更新

この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

1位.看護roo! | 看護師さん利用者満足度No.1

看護roo
看護roo!の特徴
  • 利用者満足度96.3%
  • 公開求人55,907件+非公開求人も多数
  • 面接同行や選考対策など手厚いサポート
看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の転職サイトです。

登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しており、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるので、希望にぴったりの求人を見つけることができるでしょう。

30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスであるため、信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートも魅力的です。

こんな看護師さんにおすすめ
  • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
  • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
  • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい

2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人多数で選択肢の幅が広い!

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
  • 累計利用者数40万人以上
  • 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
  • 総求人数は135,763件と転職サイトトップレベル
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。

キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており現場のリアルな情報を詳細まで把握しているため、「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえます。

また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的です。

こんな看護師さんにおすすめ
  • できるだけたくさん求人が見たい
  • 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
  • 気軽に求人探しがしたい

3位.マイナビ看護師|ペースに合わせて転職できる


マイナビ看護師の特徴
  • 看護師認知度4年連続No1の定番転職サイト
  • 求人数は6万件以上
  • 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み
マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。

数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

そのため、「ゆっくりと考えたいのに連絡が煩わしい」「早く転職したいのにサポートが遅い」といったミスマッチもなく、自分のペースで転職活動を進められるでしょう(面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれます)。

こんな看護師さんにおすすめ
  • なるべく早く次の仕事を見つけたい
  • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい

5.看護師5年目転職の注意点

コロナ禍で転職難易度が上がっている今、勢いのまま転職活動を始めてしまうと、後悔のもとになるため、事前に注意点を押さえておきましょう。

それぞれを詳しく紹介していきます。

5-1.事前に退職理由を用意する

転職活動前に、しっかりと退職理由を用意しておきましょう。

もし面接で、退職理由で「仕事がきつかったから」などと答えてしまうと、「仕事がきつかったらすぐに辞めてしまうのではないか」と採用担当者に思われかねません。

そのため、事前に採用担当者からも印象の良い、前向きな退職理由を用意しておくことは大切です。

口コミ・評判

サチ さん(一般病院勤務)

退職理由は、患者さん一人ひとりに寄り添った看護をしたいと思っていましたが、それが難しいと感じたからです。

前の病院では、人手不足のため残業時間が毎日3時間以上は当たり前、時には5時間以上になるときもありました。疲労がたまっていき、日々の業務に十分に取り組めない状態が続いてしまっていました。

患者さん一人ひとりにじっくり向き合い、丁寧な看護をしたいと思い、貴院で働きたいと考えました。

もし、一人で考えるのが難しい方は、転職サイトの担当者が前向きな退職理由を一緒に考えてくれるので、気軽に相談しましょう。

5-2.職場の人には相談しない

職場の人には、内緒で転職活動しましょう。

「転職活動している」と噂になると、転職活動を進めるのが気まずくなります。

また、転職をやめて今の職場で続けると判断した際に、職場に居づらくなるのもデメリットです。

中のいい同僚でも、うっかり話してしまうと取り返しのつかない場合があるため、言わないようにしましょう。

転職を決意し、内定を承諾してから、まずは直属の上司から順に伝えましょう。

5-3.5年目までの経験を考えて職場を選ぶ

5年目になると、4年目までの転職と比べ仕事の選択肢が広がり、多様な職場から内定を得られるようになります。

とくに希望の職場がない方は「今までの経験を生かせるか」という観点で転職先を選んでみましょう。

看護師5年目の経験例

  • 臨床経験
  • チームマネジメント
  • 教育指導

経験のある業務はもちろん、少し異なった職場でも、あなたのやってきたことが評価・優遇されるケースがあります。

口コミ・評判

サチさん(一般病院勤務)

前職は脳外科病棟で働いていました。命に関わる方の対応がすごく重圧で、また人間関係の悩みもあり、転職を考えていました。

しかし、5年目ということで、少し転職するのが怖かったです。とりあえず話だけでもと、転職サイトに相談し、紹介してもらったのが回復リハビリテーション病棟。

脳外科の患者さんがいることからその経験を生かしてほしいと言っていただけました。実際、転職して悩みを解決できたのと、あと2年目までの経験が生きてるなと毎日実感しています。

出典:アンケート

5-4.転職先が決まってから今の職場を辞める

すぐに退職せずに、下記のように転職先が決まったタイミングで退職しましょう。

もし、退職したあとに転職活動が長引いてしまうと、徐々に生活費がなくなっていき、転職活動が続けられなくなる可能性があります。

また、金銭的な余裕がなくなると精神的にも追い詰められて「どこでもいいから早く転職先を見つけないと…」と焦りが生じ、ミスマッチのリスクが高まってしまうでしょう。

「お金に余裕がある」「心身ともに働き続けるのがきつい」場合でない限り、できるだけ転職先を見つけてから、退職することをおすすめします。

6.【Q&A】5年目の看護師によくある質問

5年目の看護師によくある質問は以下5点です。

それぞれを詳しく紹介していきます。

Q1.5年目の看護師の平均年収はいくら?

結論から言うと、約427万円です。(e-stat「賃金構造基本統計調査 (2020年公開)」5~9年の給与と賞与額より概算)

ただ病院の運営母体や診療科によって異なります。

5年目の転職ではキャリアを活かして年収アップも目指せるでしょう。

関連記事:看護師の平均年収は?年齢・地域別の年収&収入を上げる方法を解説

Q2.5年目の転職でおすすめの転職先は?

おすすめの転職先は、あなたのキャリアプランによって異なります。

そのため、ここでは看護師の転職先の一部とその特徴を以下にまとめました。

転職先特徴
民間病院幅広い業務が体験できるため、豊富な臨床経験を積める
大学病院民間病院よりも治療の難易度高く、スキルアップできる
クリニック夜勤がほとんどなく、育児しながら働ける
美容クリニック日常的に最先端の美容技術に触れられる
老健高齢者の方の自立をサポートし、やりがいがある
保育園園児の健康管理がメインで、子供と触れ合える
訪問看護高齢者や家族に寄り添った仕事で、臨床応変な対応が求められる

それぞれの職場に、メリット・デメリットがあるため、あなたのキャリアプランに照らし合わせて、転職先をみつけましょう。

Q3.ハローワークは使うべき?

看護師の転職にハローワークの利用はおすすめできません。

ハローワークをおすすめできない理由は以下です。

  • 求人の質が低く、ブラックな職場に転職するリスクがある
  • 求人情報に虚偽の記載があるケースも報告されている
  • 看護師転職に特化した手厚いサポートを受けられない

とくにハローワークの求人の質が低いという声は多く、ブラックな職場に転職してしまうリスクがあります。

「好条件の求人を見つけたい」「十分なサポートを受けたい」場合は、『看護roo!』『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』などの評価が高い看護師転職サイトの利用がおすすめです。

関連記事:看護師の転職でハローワークは使うべき?利用の流れやメリット・デメリットを徹底解説

Q4.退職の切り出しがうまくできるか心配

退職の切り出しがうまくできるか心配な方は、下記のポイントを押さえましょう。

  • 転職を決める時まで職場には一切言わない
  • 最初は上司にあたる人と2人になったタイミングで伝える
  • 引き留めにあっても絶対に意思を曲げない

引き留めに合った場合も、自分の意志を強く持ち丁寧に伝えましょう。

転職サイト経由で転職していた場合、退職の切り出し方から交渉まであなたに合ったアドバイスをくれるので安心です。

Q5.自分がやめて病院に迷惑がかかるのが嫌だ

自分が辞めることで、周囲に迷惑がかかってしまうのではないかと感じている方もいるかと思います。

確かに、あなたが退職することで、周囲に負担がかかってしまうことはあるかもしれませんが、それはあくまで一時的なものです。

看護師の退職によって業務に問題が発生しそうならば、病院はただちに採用活動を行ったり、人員配置を工夫したりするなどの行動に移るでしょう。

職場はいつの間にか、滞りなく回るようになるものです。

職場への負担をかけたくないと思うのであれば、「なるべく早めに退職の意向を伝える」「引継ぎ資料を入念に作成する」など、退職の影響をなるべく抑える方向性で考えてみると良いでしょう。

さいごに

看護師5年目は、4年目までの経験と実績が評価されるため転職しやすいです。

これからのキャリアをどうしていくか考えるタイミングとしてもちょうど良いでしょう。

  • 経歴を活かして「より働きやすい病院」に転職する
  • 病院以外の職場で看護師として働く
  • キャリアアップを重視して高度な医療を提供する病院に転職する
  • 管理者・監督者を目指す
  • 認定看護師などの看護のスペシャリストになる
  • 他の職種へ転職する

キャリアプランによっては、転職しないという選択肢もあります。

もし、一人では答えが出せないという方は、転職サイトのコンサルタントにあなたのキャリアプランを相談してみるのもおすすめです。

利用者からの評価が高い看護師転職サイト

あなたの人生が豊かになることを願っています。