
- 「転職回数が多くても転職できるかな?」
- 「周りと比べて転職回数が多くないか心配!」
と考えていませんか?
結論からいうと、転職回数が2回までであれば選考にそれほど影響しませんが、3回を超えると不利になるケースがあります。
看護師1,200人を対象にした調査によると、転職回数2回以下という看護師が全体の85%以上となっており、3回を超えると「周囲の看護師より転職回数が多い」と判断されやすいからです。
ただし、転職回数が多くても不利にならない方もいれば、それほど多くなくても転職活動が難航する方がいるのも事実です。
そこで、本記事では、看護師の年代別の転職回数や、転職回数が多くても転職で不利にならないためのポイントについて解説します。
- 看護師の転職回数が多いと不利になる理由
- 【20代看護師】転職回数2回でも多いと判断される
- 【30代看護師】転職回数3回から多いとされる
- 【40代看護師】転職回数はそれほど懸念点にならない
- 転職回数が多い看護師が転職成功するために意識すべきこと
- 看護師が転職に失敗しないための4ポイント
- 転職回数の多い看護師でも利用できるおすすめの転職サイト3選
- 【FAQ】看護師の転職回数に関してよくある質問
全て読めば、転職回数の多さに関係なく、転職成功確率をグッと高めることができるでしょう。
1.看護師の転職回数が多いと不利になる理由
看護師1,200人を対象にした研究調査で明らかになった看護師の転職回数を以下にまとめました。
端的にいうと、
- 看護師の半数は転職未経験
- 転職回数2回以下と回答した看護師がほとんど
- 転職回数が3回を超えると、かなり少数派となる
であることがわかります。
転職回数 | 割合 |
0回 | 49.9% |
1回 | 24.6% |
2回 | 11.4% |
3回 | 3.6% |
4回 | 2.6% |
5回以上 | 0.2% |
このことから、転職回数が3回を超えると、「他の採用候補者よりも転職回数が多い」「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」といった懸念点になる可能性があります。
転職回数が多いとすぐ辞めそう
出典:Twitter
3年働いて初めて1人前
転職の際には、前の職場を辞めた理由も聞かれると思います。4-5年目以降になると引く手あまたでしょう。
出典:Twitter
次章から、年代別に転職回数が多いとされる基準と、不利にならないためのポイントについて解説していきます。
2.【20代看護師】転職回数2回でも多いと判断される
20代看護師で転職を経験している人は少なく、転職回数が2回でも多いと判断される可能性が高いです。
実際に、ナースセンターで仕事を探している看護師のうち、20代の看護師はわずか10%しかいません。(参考:ナースセンター)
また、1施設あたりの平均勤務年数は10.3年であることから、20代で転職経験のある看護師は「すぐ辞めるのではないか」という懸念を持たれやすいです。
20代看護師は転職回数の多さを自覚した上で、明確なキャリアビジョンを持つ
20代看護師は、転職回数が多くとも、これから長く働けることやポテンシャルがあることが強みといえます。
そのため、自身の転職回数の多さを謙虚に自覚した上で、明確なキャリアビジョンをを伝えられるようにしましょう。
あなたのキャリアビジョンと応募先の施設が合致していれば、「これから熱心に働いてもらえそう」という好印象を持ってもらえます。
採用担当者に納得してもらえる退職理由を説明できる
採用担当者に納得してもらえる退職理由を冷静に説明できる20代看護師は、たとえ転職回数が多くとも採用される確率がグッと高まります。
なお、退職理由を説明する際は、「◯◯のせいで辞めた」という言い方は避けて、ポジティブに伝えることを心がけてください。
どうしてもポジティブな伝え方ができない場合でも、「週◯◯時間の残業で、△日間連勤だった。」というように、職場環境の過酷さが客観的に伝わるようにしましょう。
「5.転職回数が多い看護師が転職成功するために意識すべきこと」へスキップする▶︎
3.【30代看護師】転職回数3回から多いとされる
30代の看護師の場合、転職回数が3回を超えると、選考通過の懸念点となりやすいです。
ただし、30代特有のパートナーの転勤による退職や、出産や育児による退職などは面接の際に説明することで、ネガティブな印象を払拭することができます。
30代看護師は後輩指導に積極的な姿勢が評価される
転職回数が多い30代看護師が、選考を有利に進める上で重要になるのが、後輩指導に積極的であることです。
というのも、30代の看護師にはリーダーやプリセプターといった教育的役割が求められるケースが多いからです。
そのため、転職回数が多くても、プリセプター経験があったり、後輩指導に積極的に関わりたいという姿勢があったりすると、採用担当者から好印象になります。
子供がいる場合は、子育ての体制が整っていることをアピールすると良い
30代の看護師を採用する時に、採用担当者が気にするのは、子供の体調不良による休みや、夜勤や休日出勤はできないといったシフトの制限です。
もし「夫も子育てに協力的である」「実家が近くいざという時は助けてもらえる」「保育園がすでに決まっている」といった子育てのサポート体制が整っている場合は、あらかじめ伝えておきましょう。
そうすることで、採用担当者の不安を払拭でき、選考通過率を高めることができます。
しかし、体制が整っていないのに、選考通過のためにその場限りの回答をするのは、後悔することになるので避けましょう。
「5.転職回数が多い看護師が転職成功するために意識すべきこと」へスキップする▶︎
4.【40代看護師】転職回数はそれほど懸念点にならない
40代の看護師の場合、転職回数はそれほど懸念点にはなりません。
1施設あたりの平均勤務年数は10.3年ということもあり、40代で複数の病院・施設を経験していることは、自然と考えられるからです。
40代以降だと転職回数ではなく、これまでの経験や人柄が重視されるケースが多いのも事実です。
そのため、応募先の施設を希望する理由に納得感があれば、転職回数に関係なく成功しやすいといえます。
40代看護師は前職にとらわれない柔軟さが求められる
40代の看護師を採用する際に、採用担当者が気にすることは、これまでの仕事のやり方にこだわらず、柔軟に対応してもらえるかどうかです。
特に未経験の施設に転職する場合は、後輩からの指導を素直に受け入れてくれるかどうかを気にされます。
そのため、「前職では◯◯だった」といった発言はせずに、新しい施設のやり方に臨機応変に対応できることをアピールしましょう。
転職先選びの条件を柔軟に変える
40代看護師は転職回数ではなく、体力の衰えを理由に不採用となるケースが増えていきます。
そのため、「大きな病院でスキルを磨きたい」「急性期病棟で働き続けたい」といった条件を柔軟に変えることも視野に入れてみてください。
そうすることで、転職成功確率が上がるだけでなく、あなたの看護師としてのキャリアの幅を広げることができます。
次章では、転職回数が多い全ての看護師が、転職活動の成功確率を高めるために意識すべきことを紹介します。
5.転職回数が多い看護師が転職成功するために意識すべきこと
本章では、転職回数が多い全ての看護師が、転職活動を成功させるために意識すべきことを紹介します。
転職活動を始める前に内容を確認することで、選考通過率をグッと高めることができるでしょう。
順に解説します。
5-1.転職回数の多さがポジティブに伝わるように話す
看護師に限らず必ず意識すべきことは、転職回数の多さがポジティブに伝わるように話すことです。
例えば、転職回数が多いことは、多くの職場や診療科を経験してきていると前向きに考えることができます。
そのため、「様々な視点から患者のサポートに貢献していきたい」「応募先企業で、より幅広い知識と経験を身に付けていきたい」と自分のこれまでの経験と志望動機を関連させて伝えることで、好印象を与えられます。
5-2.転職理由を振り返り、語れるようにする
転職回数が多いと、転職理由に関して必ずといっていいほど聞かれます。
そのため、これまでの退職理由に向き合い、紙に書き出すなどして、自分の言葉でしっかりと伝えられる状態にして面接に臨みましょう。
転職理由が曖昧だと、「考えなしに転職している」「採用してもすぐに辞めてしまいそう…」といったネガティブな印象を持たれ、選考通過率を大きく下げてしまう恐れがあります。
転職理由はポジティブに話す
転職理由をポジティブに話すことが、選考通過率を高めるためのポイントです。
【良い例】
- 育児と両立するため
- 〇〇の分野を学ぶため
- スキルアップのために転職した
- 自身のライフスタイルの変化に合わせるため
【悪い例】
- 待遇が不満だった
- 仕事が大変で辞めた
- 残業に耐えられなかった
- 人間関係に問題があって辞めた
本当はネガティブな理由で退職していたとしても、そのまま話してしまうと、「また同じ理由で辞めてしまうかも」と採用側は心配します。
そのため、仕事の辛さや人間関係の問題などはそのまま伝えずに、言い換えて話しましょう。
ネガティブな理由を話すときのポイント
それでもネガティブな理由を話す場合にはできるだけ詳しく、客観的に伝えるようにしましょう。
例えば、残業の多さで転職するときは採用担当からすると「次も残業があったら退職してしまうのでは..」と不安に感じます。
そこで、例えば下記の方のように具体的な数字を出し客観的に伝えると、いかにそれが大変だったかが伝わるため、マイナスの評価を与えにくくなります。
休日自体も本来、月に8日のはずなのに、週に1回程度でしか休めず、このまま働いていたら体を壊すかと思いました。
なるべく数字を出して具体的・客観的に、いかに大変な職場だったかを伝えられると効果的です。
やむをえない転職理由は正直に話しても良い
やむをえない転職理由の場合は、無理やりポジティブにせずに正直に話して問題ありません。
具体的には、以下のような転職理由です。
- パートナーの転勤に伴う転職
- 妊娠・出産に伴う転職
- 育児や両親の介護に伴う転職
- 怪我や病気による退職からの転職
これらの転職理由であれば、採用担当者の「すぐに辞めてしまうのではないか?」といった懸念を払拭することができるでしょう。
5-3.すぐに辞めてしまいそうな候補者という印象の払拭に努める
転職回数の多い看護師を採用するときに、採用担当者が最も心配していることはあなたがすぐに辞めてしまうことです。
そのため、あなたが長く働いてくれそうか確認するために「なぜ退職したのか?」「残業や夜勤はできるか?」といった質問をされるでしょう。
そのような質問をされた時は、下記のポイントを伝えることを意識して答えましょう。
- 忍耐力があり、少しの嫌なことでも我慢できる
- 協調性があり、どんな職場でもうまくやっていける
- 前向きで、過去の失敗を生かして前に進める
- 仕事への責任感があり、逃げ出さない
上記のポイントを意識して、受け答えができれば、面接官の不安も払拭できるはずです。
こんな受け答えだとマイナスに
反対に下記のような発言や受け答えをすると非常に印象が悪いので注意しましょう。
- 前の職場の不満ばかり伝える
- 自分は悪くないというスタンスで話す
- 仕事に対する前向きな姿勢が見えない
- 協調性が見えず、他の人とうまくやれなさそう
6.看護師が転職に失敗しないための4ポイント
本章では、全ての看護師が転職に失敗しないために注意すべきポイントを紹介します。
これ以上、転職回数を増やしたくないと考えている方は最後まで読み進めてみてください。
- 6-1.辞めたいと思った原因を正しく分析する
- 6-2.口コミサイトやエージェントを利用して転職先の情報を集める
- 6-3.転職先が決まってから今の職場を辞める
- 6-4.看護師に特化した転職サイトでプロに相談する
順に解説します。
6-1.辞めたいと思った原因を正しく分析する
転職活動において、あまり深く考えずに転職サイトの待遇の良い求人に手当たり次第に応募する方がいます。
しかし、転職活動を始める前に、なぜ今回辞めたくなったか、どういった環境なら辞めずに続けられたかを徹底的に分析すべきです。
理由は以下の2点です。
- 転職活動時に退職理由は必ず聞かれるため
- 正しく分析をしないと、職場選びで同じ失敗をする恐れがあるため
転職先で同じ問題が起こらないように徹底的に原因を分析しておきましょう。
特に転職回数が多い方は、再び職場選びで失敗すると、今後のキャリア形成で不利になる可能性が高いです。
転職先選びで失敗するリスク
- また辛くなって辞めてしまうとやめ癖がついてしまう
- 仮に辞めたとしたら、すぐに辞める人と認識され、社会的信用が落ちる
- 新しい職場でも仕事がうまくいかないと、同世代と比べて、スキルや経験に差が出てしまう
以上のことから、転職回数の多い看護師の方は職場選びに細心の注意を払うべきです。
自己分析をする際は、『プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】』をぜひ参考にしてみてください。
6-2.口コミサイトやエージェントを利用して転職先の情報を集める
退職理由を分析して、自分がどのような施設なら長く働くことができるのか理解できたら、転職先の情報を集めます。
情報を集めて自分の希望にあった職場を見つけたら応募するといいでしょう。
以下に情報収集の方法をまとめたのでご確認ください。
転職サイト | 求人の紹介から、施設情報の提供、選考のサポートまで全て行ってくれる。 |
院内の知人 | 実体験に基づいた最も正確な情報を得られるが、知り合いがいないと難しい。 |
病院見学 | 病院内の雰囲気や看護師の人柄を見られるため、正確に内情がわかる。 |
看護師口コミサイト | リアルな声を聞けるが、十分に口コミがない病院も多く、情報の信憑性も高いとはいえない。 |
ナースセンター | 各都道府県に施設があり、職業紹介だけでなく、相談窓口や研修サポートなどのサービスも提供している。 |
ハローワーク | 「求人票と条件が違う」という声もあるため、利用自体おすすめできない方法。 |
全て無料で利用できるため、自分に合った方法をとると良いでしょう。
ただし、選考のサポートまで行ってもらえるのは転職サイトのみのため、選考通過率を高めたいと考えている方は、転職サイトの登録がおすすめです。
6-3.転職先が決まってから今の職場を辞める
すぐに退職せずに、下記画像のように転職先が決まったタイミングで退職しましょう。
なぜならば、先に退職してしまうと、平均的に2~4ヶ月かかる転職活動中に収入がなくなってしまうからです。
さらに、金銭的な余裕がなくなると精神的にも追い詰められて「どこでもいいから早く転職先を見つけないと…」と焦りが生じて、ミスマッチのリスクが高まります。
転職を成功させるためにも、できるだけ転職先を見つけてから、退職することをおすすめします。
ただし、「激務で退職しないと転職活動の時間が取れない」「今すぐに辞めないと、健康障害やうつ病を発症しそう」といったケースであれば、例外的に先に退職してもいいでしょう。
6-4.看護師に特化した転職サイトでプロに相談する
転職活動は、求人検索から書類の準備、面接対策などやることが多く、現職を続けながら進めることが非常に難しいです。
そのため、転職サイトに登録して、エージェントのサポートを受けながら転職活動を進めることがおすすめです。
転職サイトを利用するメリットの一例を紹介します。
- 転職先の施設の情報を提供してもらえる
- 面倒な手続きを代行してくれる
- 無料でキャリアカウンセリングをしてもらえる
- 面接対策や書類添削をしてもらえる
- 待遇の良い非公開求人も紹介してもらえる
このように、転職サイトを活用するメリットは多数あります。
選考通過率をグッと高め、転職先とのミスマッチも減らせるためぜひ利用してみてください。
次章では、転職回数が多い方でも安心して利用いただける大手転職サイトをご紹介します。
7.転職回数の多い看護師でも利用できるおすすめの転職サイト3選
この章では、転職回数の多い看護師の方でも安心して利用いただけるにおすすめの大手転職サイトをご紹介します。
転職経験のある看護師723人に、転職サイト85社についてアンケートを取り、利用者満足度が高かった3サイトを厳選しました。
転職サイトを評価する3つの基準
- 総合評価:求人×サポートの総合得点
- 求人数&質:求人量やその内容の良し悪し
- サポート力:必要な時に必要なサポートを受けられたか、親切だったか
転職サイト | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位. 看護roo! | 5.5万件 | ★★★★☆4.1 看護師満足度No.1!非公開求人が豊富で面接対策◎とバランスが良く、必ず登録したい転職サイト |
2位. 看護のお仕事 | 11.5万件 | ★★★★☆4.0 求人数No.1!より良い条件の求人を見つけるためにも、登録必須 |
3位. マイナビ看護師 | 5.0万件 | ★★★★☆4.0 看護師認知度No.1!看護師向けコンテンツが充実! |
※求人数は2021年4月現在の値です。
それでは、順に紹介していきます。
総合1位:看護roo!|看護師さん利用者満足度No.1
総合評価
【1位】看護師転職サイトの中で堂々のトップ。
求人の量・質
【2位】公開求人・非公開求人共にトップクラスの量。非公開求人が5万件以上あると言われ、求人に困ることはない。
サポート
【2位】同行してくれるなど面接対策が手厚い。
『看護roo!』は東証一部上場企業の株式会社クイックによって運営される看護師向けの転職サイトで、特に求人の質が良く、サポートも充実していると高評価です。
特にホームページには出ていない、5万件を超える優良求人を紹介してくれる点が好評です。
また、面接に同席までしてくれるサポートの手厚さも特徴で、面接が不安な方にもおすすめです。
運営会社 | 株式会社クイック |
対象地域 | 主要都市圏 |
オフィス | 全国4箇所(東京・大阪・名古屋・横浜) |
公開求人数 | 約5.5万 |
公式ページ | https://kango-roo.com/ |
総合2位:看護のお仕事|求人多数で選択肢の幅が広い!
総合評価
【2位】求人数が優れているので、No2の口コミ評価。
求人の質・量
【1位】公開求人・非公開求人共にトップクラスの量。
サポート
【3位】入職まで手厚いサポートを受けられる。
『看護のお仕事』は日本最大級の看護師向け転職サイトで、公開求人だけでも5万件以上、ネットには出せない良質な非公開求人も豊富(12万以上の事業所)です。
そのため、希望の転職先が見つからない..ということはほぼないので、総合評価1位の『看護roo!』と合わせて、ぜひ登録しておきたい転職サイトです。
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
対象地域 | 全国 |
オフィス | 全国12箇所 |
公開求人数 | 約11.5万件 |
公式ページ | https://kango-oshigoto.jp |
総合3位:マイナビ看護師|看護師向けコンテンツが充実!
総合評価
【3位】求人数は少ないが、充実したサポート体制。
求人の量・質
【2位】公開求人が少なめも非公開求人の質は抜群!
サポート
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『マイナビ看護師』は合計4.1万件の求人数を保有し、4年連続認知度No.1を誇る人材大手マイナビグループが運営する看護師専門転職サイトです。
看護師向けコンテンツが充実しているため、はじめて転職をする方も使いやすいでしょう。
また、全国に拠点があるため、地方在住の方も安心して利用できます。
運営会社 | 株式会社 マイナビ |
対象地域 | 全国 |
オフィス | 全国22箇所 |
公開求人数 | 約5.0万 |
公式ページ | https://kango.mynavi.jp/ |
8.【FAQ】看護師の転職回数に関してよくある質問
最後に看護師の転職回数に関してよくある質問についてまとめました。
- Q-1.看護師の退職理由で多いものはなんでしょうか?
- Q-2.転職回数が多すぎて履歴書に書ききれない場合、どうしたらいいでしょうか?
- Q-3.ブランクがあっても再就職は可能ですか?
- Q-4.看護師が転職するなら、タイミングはいつがおすすめですか?
- Q-5.転職理由は正直に言うべきでしょうか?
- Q-6.転職回数が多いとよく聞かれる質問はありますか?
- Q-7.転職回数をごまかすとどうなりますか?
気になる質問があれば確認してみてください。
Q-1.看護師の退職理由で多いものはなんでしょうか?
実際によくある転職理由を紹介します。
- 残業が多いため
- 結婚・出産・育児のため
- 人間関係に問題があるため
- 他の施設に興味がわいたため
- 夜勤や残業の負担が大きいため
- 仕事の責任が大きく耐えられないため
いくつか口コミをご紹介します。
人間関係がうまくいかない
あたしは性格的には明るくよく喋るんですが、仕事場ではそんなことができません。
出典:看護roo!
残業代をつけられない
新人で未熟なのでまだ残業代はつけれません。
出典:看護roo!
Q-2.転職回数が多すぎて履歴書に書ききれない場合、どうしたらいいでしょうか?
転職回数が5回を超えてくると履歴書に全ての職場を入れるのが難しくなることがあります。
その際は、下記の2つのポイントを意識してみてください。
- 1行で1職場を伝えるようにする
- 具体的な経験を伝えるためにも「職務経歴書」を使う
1行で1職場を伝える
一般的に1つの職場に対して2行以上を使うケースが多いのですが、下記のように1行で伝えるようにしてみましょう。
●Before
平成26年4月〇〇病院 入職
平成29年3月〇〇病院 退職●After
平成26年4月〇〇病院 入職(平成29年3月 退職)
具体的な経験を伝えるために「職務経歴書」を使う
書類でしっかり経験をアピールしておきたい方は職務経歴書を使いましょう。
職務経歴書とは、これまでの経験やスキルをアピールするための書類です。
施設から求められない場合、提出の必要はありませんが、各施設での経験や学んだことなどをアピールしたい方はあえて作成してもいいでしょう。
作成する上で、転職サイトに登録してエージェントの添削を受けることをおすすめします。
Q-3.ブランクがあっても再就職は可能ですか?
ブランクがあっても再就職は可能です。
ただし、ブランクを埋めるために、看護知識をアップデートさせておく必要があります。
詳しく知りたい方は、「ブランクのある看護師が復職・再就職を成功させるための事前準備を総まとめ」をご確認ください。
Q-4.看護師が転職するなら、タイミングはいつがおすすめですか?
迷った場合やいつでもいい場合は、1月か7月がおすすめです。
なぜならば、ボーナスをもらえる上に、求人を始める病院が増える時期でもあるからです。
ただし、「できるだけ早く今の職場を離れたい…」「魅力的な求人を見つけた!」という方は、できるだけ早く転職活動を始めることをおすすめします。
Q-5.転職理由は正直に言うべきでしょうか?
ネガティブな理由であれば、正直に言わない方がいいです。
特に、「残業が大変だった」「人間関係に問題があって辛くなった」などと正直に話してしまうと、「また同じ理由で辞めてしまいそう」と採用担当者に思われて、選考通過率が下がる恐れがあります。
ただし、引越しや妊娠、出産、怪我や病気などのどうしようもない理由であれば、正直に話しても問題ありません。
Q-6.転職回数が多いとよく聞かれる質問はありますか?
転職回数が多いと、前職だけでなく、これまでの転職理由を聞かれることがあるため、回答を準備しておきましょう。
全ての看護師がよく聞かれる以下の質問に対する回答も用意しておくことをおすすめします。
- 転職理由
- 応募先施設の志望理由
- 看護師を目指したきっかけ
- あなたの看護観
- 患者との印象的なエピソード
- これまでの看護師としての業務経験
Q-7.転職回数をごまかすとどうなりますか?
発覚した場合、職場を解雇される可能性があるので、絶対にやめましょう。
どうしても履歴書に書きたくない場合は、書かなくても問題はありませんが、リスクが大きすぎます。
まとめ
ここまで転職回数の多い看護師が転職活動を成功させるためのポイントについて解説してきましたが、いかがでしたか?
年代によって、転職回数が多いと判断される基準があるのは事実です。
ただし、転職回数が多くても不利にならない方もいれば、それほど多くなくても転職活動が難航する方もいます。
本記事で紹介したポイントを抑えれば、転職回数が多くとも選考通過率をグッと高めることができるでしょう。
転職サイト | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位. 看護roo! | 5.5万件 | ★★★★☆4.1 看護師満足度No.1!非公開求人が豊富で面接対策◎とバランスが良く、必ず登録したい転職サイト |
2位. 看護のお仕事 | 11.5万件 | ★★★★☆4.0 求人数No.1!より良い条件の求人を見つけるためにも、登録必須 |
3位. マイナビ看護師 | 5.0万件 | ★★★★☆4.0 看護師認知度No.1!看護師向けコンテンツが充実! |
※求人数は2021年4月現在の値です。
あなたの転職活動がうまくいくことを心から願っています。