- 「転職して年収を上げたい…」
- 「転職で年収を上げるにはどうしたらよい?」
と考えていませんか。
看護師が転職で年収を上げる方法は、「ベースの年収や給料が高い職場を狙う」「面接の際などに給与交渉をする」の2つが挙げられます。
ただ、転職をすれば必ず年収が上がるわけではなく、看護師が転職で年収アップをするためのポイントを押さえ、戦略的な転職活動が必要です。
そこでこの記事では、看護師が転職で年収アップを成功させる方法をお伝えします。
と考えていませんか。
看護師が転職で年収を上げる方法は、「ベースの年収や給料が高い職場を狙う」「面接の際などに給与交渉をする」の2つが挙げられます。
ただ、転職をすれば必ず年収が上がるわけではなく、看護師が転職で年収アップをするためのポイントを押さえ、戦略的な転職活動が必要です。
そこでこの記事では、看護師が転職で年収アップを成功させる方法をお伝えします。
「面接では何を質問されるんだろう」
「面接で気を付けることはあるかな…?」
看護師の転職面接では、人柄や志望動機に加え、入職したらどのような看護師になるのかが見られており、様々な角度から質問がされます。
そこでこの記事では、看護師の転職面接での頻出の質問や、面接官がチェックしているポイントについて解説します。最後まで読めば、転職面接の突破と理想のキャリアに近づくでしょう。

まず、看護師の転職面接で必ず聞かれる質問を5つピックアップしました。以下を参考に、ご自身の回答を考え、しっかりと準備しておきましょう。
さっそくご紹介します。
面接場所に入室し、挨拶や雑談を交わしたのち、簡単な自己紹介を求められます。

ここではあまり長く喋りすぎないように意識しておきましょう。おおむね、1~3分程度が目安であり、端的に下記の要素を伝えることが大切です。
自己紹介で伝えるべきこと
自己紹介の話し方や振る舞いは、第一印象を大きく左右します。
そのため、話す内容に加えて「表情を明るくする」「姿勢を正す」ことを意識し、ハキハキとした声で話すよう心がけましょう。
なお、はじめに施設・業務内容の説明が簡単に行われ、次に「自己紹介から質疑応答」へと進められるケースもあります。
看護師としてのスキルや経験、モチベーションの高さなどを評価するための質問です。
質問に答えるときは、具体的なエピソードや数字を交えて、自分の強みや過去の成果などを伝えましょう。リアルな情報は信ぴょう性を与えるうえ、あなたがどういった人なのかも採用担当者がイメージしやすくなります。

面接者は、この質問で応募者の熱意や志望度を図ろうとしています。
転職を希望する病院の理念や方針、特徴などを踏まえた上で、自分がやりたいことと絡めて、この病院でなければならない理由を伝えましょう。
具体的には、以下の内容で展開をすると、分かりやすくなります。
待遇面や通勤のしやすさなどを考慮して職場を選ぶ人もいるかと思いますが、そのまま志望動機にすることは避けましょう。条件が良ければ他の病院でも良いのかと思われてしまいます。

採用担当者が退職(転職)理由を聞くのは、何か出来事が起きた際の、その人の考え方や行動を知りたいからです。
面接では、「応募者がどのようにうちで働いてくれそうか」「せっかく入職してもすぐに辞めてしまわないか」の2点をチェックされています。
このため、退職理由となった不満に対して「自身で改善・解決するために起こした行動」「応募者自身が組織の欠点を補う当事者としての自覚や能力を持っているか」を知りたいのです。

前職では上司からの指示に従うことが絶対とされており、個人の自発的な課題発見に基づき、チームで解決することで成果を挙げるのが困難な環境でした。このため、同僚看護師と一緒に、チームで仕事をすることのメリットを文書化し、上司に提出伝えましたが、受け取ってもらうことすらできませんでした。
貴院は、患者さんの早期回復に必要なことの一つとして、チーム医療の重要性を掲げられており、かつ私の前職での看護経験を活かせると考えています。前職の経験をもとに主体的に意見を取り入れてもらえるよう努力し、貴院と患者さんに貢献したいです。
面接で経歴を伝えるときは、以下の順番で伝えるようにしましょう。
基本的に、今までに所属した勤務先は省略せずに伝えることが重要です。事前に履歴書を提出している場合がほとんどであることから、省略することで「何か隠したいことがあるのでは?」と悪印象となる可能性があります。
それぞれの職場で、経験したことと学び得たことを伝えると、前向きな印象となるでしょう。


ここでは、さきほど紹介した質問の他に、看護師の転職面接で頻繁に聞かれる14の質問をご紹介します。
転職に成功した多くの看護師さんが聞かれてきた質問ですので、押さえておくようにしましょう。
順番に見ていきましょう。
採用担当者は、看護師を目指すきっかけから、仕事への情熱を確認しています。自身の経験やエピソードを元に、看護師を目指すきっかけを伝えましょう。その人の看護観と合わせて回答すると、より仕事への熱意が伝わりやすくなります。

この質問では、応募者の性格や、自分をどのように客観視しているか、職場に馴染めそうか、入職したらどのように活躍しそうか、を確認されています。
答え方としては、仕事に活かせる長所であれば何でもかまいません。優しい、明るい、協調性、度胸がある、冷静沈着、俊敏性など、新しい職場の仕事や理念にマッチするような回答が出来ると、採用担当者に響きやすくなります。
逆に、短所を聞かれた場合、言い換えれば強みになることを話しましょう。「人と話すのが苦手」「協調性がない」「時間を守れない」「嘘をつく」など、ネガティブしかない短所は避けることが賢明です。

私の長所は、真面目で几帳面なところです。時間を守ることはもちろん、お薬の用量などを正確に把握し、周りの方のサポートもありますが、大きなミスをすることなく仕事して参りました。医療業界はミスが許されない世界であるため、自身の几帳面さは大きな長所であると感じています。一方で、真面目すぎるがゆえに、神経質になって仕事が遅くなってしまう点は短所と感じています。
休日の過ごし方から、あなたの性格や人柄を把握しようとしています。その会話の中からストレスを上手に発散できる人か、社交性がある人なのかなどもチェックしているでしょう。
ストレスケアがうまくできることをアピールしたい場合は、以下のような回答をするのが効果的です。
上手にストレスを解消できていれば、健康なメンタルを維持した状態で仕事ができる人だと評価されるはずです。
もし休日にボランティアや社会人サークルの活動に参加したことがあるのなら、その経験を話すと社交性をアピールできます。他の人との交流が活発である側面を伝えれば、新しい職場でも良好な人間関係を築ける人だと評価されるでしょう。

「看護観」とは、どんな看護師になりたいか?ということを意味しています。看護師として大切にしていることを答えても良いです。
この質問では、経営理念にマッチする人材か、長く働いてくれそうかが確認されています。看護観は人それぞれですので、正解はありませんが、応募先の理念を念頭に置き、ご自身の看護観を伝えることがおすすめです。

この質問は、応募者の性格や感性、何にやりがいを感じるのかを知ることが目的です。
患者さんとの関わりから得た経験や、感じたことを簡潔に伝えるようにしましょう。具体的なエピソードであるほど、長く話してしまいがちですが、限られた面接時間の中でまとめることも大切です。
自分の経験を話しつつ、どう成長したかを答えると好感が持たれやすくなります。

「職場の理念や方針に共感してくれるか?」「チームとして同じ方向をむいて働けるか?」などを見極めるための質問です。
質問に回答するときは、志願先の理念・方針を徹底的にリサーチしたうえで、どのような形で自分が企業に貢献ができるかをアピールしていく意識が大切です。その際に理念や方針に対する自分の考えも一緒に伝えると、より評価が高まるでしょう。

この質問は、病院側が望む業務内容とあなたの希望がマッチするか、やる気があるかどうかをみるための質問です。
転職を希望する病院の業務内容だけではなく、理念等も事前に確認しておきましょう。病院の理念や業務内容が自身の希望とマッチしていることを伝え、これまでの経験を活かした活躍が期待できそうだとアピールします。
前職での経験を活かして即戦力となれる点をアピールできると、転職が決まった後に希望が通りやすくなります。

将来的なポジションや責任を担える人材を採用したい場合に聞かれやすい質問です。企業と応募者のキャリアプランが一致しているかどうかの確認もおこなっているでしょう。
理想的な回答は「特定の専門分野でのスキルや知識の習得をしたい」「管理職へ昇進したい」など、自分が目指したい領域や方向性を明確に伝えること。その際は「専門コースの受講やリーダーシップ研修などに参加する意志(または受講経験)がある」というように具体的にアピールするのが効果的です。

以前の職場で、どのような実績や成果をあげたのかを把握するための質問です。これにより、採用担当者は応募者のスキル・能力を客観的に評価でき、企業が求める人材かどうかを判断しやすくなります。
質問に答える際は、求人情報や職務内容を事前に確認し、応募先で重視されるスキル・能力に焦点を当ててアピールしましょう。
また自己成長のために、新しいケアの手法を学習していたり、研修などに積極的に参加したりしている経験などがあれば採用担当者に伝えましょう。仕事以外で努力している人は良い印象を与えやすくなります。

希望の診療科がある場合は、面接時に伝えておきましょう。
その診療科を希望する理由や、そこに配属されたらどのような看護をしたいかなど、希望する理由を具体的に伝えると良いでしょう。
希望は必ず通るとは限りませんので、柔軟に対応することも合わせて伝えることがおすすめです。

応募者の希望する条件を確認する目的で問われます。お互いの条件のマッチ度が高ければ、転職後の定着率があがるため、採用担当者にとっては大切な質問といえます。
勤務条件を伝えるときは、応募先が求めている人材と希望する条件が一致していることをできるだけ強調しましょう。職場に適した人材であるという印象を、採用担当者に与えやすくなります。
他にも「研修があれば積極的に参加したい」「弊社の〇〇のポジションに興味がある」などと自身のスキルやキャリアの発展につながる条件を提示するのも効果的です。応募先での長期的なキャリア目標をもち、成長意欲が高い人材であることをアピールできるでしょう。

採用担当者はこの質問を通して、応募者の問題解決能力や対処能力を測りたいと考えています。
〈採用担当者がみているポイント〉
質問に回答する際には、どのような状況で・どのような行動をとり・どのような結果になったのかを具体的に説明しましょう。失敗の原因を客観的に分析でき、自己成長する人材であるとアピールできます。

働き方についての質問をされることもあります。無理のない範囲で対応できる旨を伝えておきましょう。
採用されたいと考えるあまり「残業はどれだけあっても大丈夫」のような、現実的でない回答をすることはおすすめしません。
実際に働きはじめて、生活に支障をきたしてしまうと、ご自身が辛いだけでなく、職場にも迷惑をかけてしまうからです。

この質問では、看護に対する情熱の有無を問われています。看護師以外の転職について聞かれた場合、「看護師としてこのようなことを実現したく、転職した」と伝えると良いでしょう。
消極的な理由や、消去法で選んだと思われることがないよう、明確な回答を用意しておくことが重要です。


面接では、想定していなかった質問や答え方に迷うような質問がくる場合があります。
想定外・予期せぬ質問例
答え方に迷う質問例
答えにくい質問をされたときは、まずは慌てずに冷静さを保つのが大切です。そのうえで質問の意図をくみ取り、要点をおさえて回答しましょう。
また答えを準備していなかったからと言って、嘘をついてはいけません。嘘をつくと、途中で話の辻褄が合わなくなったり、言いたいことがわからなくなったりと大きなリスクを伴います。自分を大きくみせる必要はないので、自分の考えや経験をもとに素直に答えていきましょう。
なお、場合によっては、以下のようなハラスメントや差別的な質問をされる可能性もあります。
|
上記のように完全にプライベートの話であれば「申し訳ないのですが、仕事に関係ない話なので回答は控えさせていただきます」と正直に伝えても問題ありません。

ここでは、看護師の面接で採用担当者がチェックしているポイントをお伝えします。
質問の回答内容に加え、下記をしっかりと押さえておくことで、より面接突破に近づきやすくなります。
さっそくご紹介します。
明るくハキハキと話せる人かどうか、はチェックされてます。
社会人としてきちんとした態度で受け答えが出来る人なのかを採用担当者は確認しています。緊張してしまうことは理解しますが、険しい表情や自信がなく暗い表情は、マイナスイメージとなってしまうのです。
また、話す時の姿勢も、印象に大きく影響します。背もたれは使わずに背筋を伸ばして座り、話をするときは、ややゆっくりめにハキハキ話しながら、明るい表情を心がけましょう。
やる気があって長く働いてくれる人材かどうか、採用担当者はチェックしています。
採用する側からすると、仕事に対する意識が高く、やる気がある人と働きたいと思うことは当然です。面接を受けている時点で、一定のやる気はあるかと思いますが、それが採用担当者に伝わらなければ、不採用となってしまうでしょう。
思考は行動に現れるため、面接においては事前準備をしっかりとするようにしましょう。事前に自己分析や職場の情報収集、理念を調べておくことが大切です。
そのことを踏まえたうえで何をやりたいかを伝えることが出来れば、やる気は自然と伝わります。
また、長く働いてくれる人なのか、という観点でも見られているため、入職後のキャリアプランについても明確にしておきましょう。
患者さんとのコミュニケーションに問題がないか、というポイントもチェックされています。
看護師は患者さんや同僚、医師など、多くの人とコミュニケーションを取ることが多いため、コミュニケーションスキルに問題がないかを採用担当者は知りたいと思っています。
面接の際は、顔を上げてハキハキと対応することを心がけましょう。
質問の回答内容が良いものであっても、コミュニケーションに難ありと判断された場合、内定からは遠ざかってしまいます。
礼儀正しく受け答えができるかどうかも、採用担当者のチェックポイントの一つです。
看護師転職では、採用時にスキルや技術面だけでなく、人柄の部分も大きく重視されます。
相手がどんなにくだけた態度で接してきたとしても、礼儀正しく受け答えをすることは大変重要です。明るくハキハキと答えながらも、礼節を欠くことがないように気をつけましょう。
そのうえで、自身の意見を的確に伝え、端的に意見を述べられると、採用担当者から良い評価を得やすくなります。
採用担当者は、応募書類を元に話を進めたり、質問したりしてテキストの情報だけでは把握しきれなかった人間味の部分を深掘りします。
あわせて書類に書かれている内容と回答に違いがないかも、会話の中で確認しているため、書かれていることと違う内容を答えたり、誇張した発言をしたりすれば不信感や違和感を与え、マイナス評価の原因になってしまいます。
回答への一貫性を保つためにも、面接前に応募書類を再確認し、記載した内容を正確に把握しておきましょう。
採用担当者は、組織の一員として長期的に働ける人材を探しています。そのため面接では以下のようなポイントをチェックして、職場に馴染める人材かどうかを見極めています。
|
上記の内容に信ぴょう性をもたせるには、コミュニケーション能力や協調性が感じられる前職のエピソードを伝えるのが効果的です。

同時に、自己分析をおこない、適応力やコミュニケーション力などをアピールするための、具体的なエピソードを用意するのも大切です。面接ではそれらの情報に基づいて、自分の考えや意見を明確に伝え、職場に馴染む能力があることをアピールしましょう。

面接での質問にうまく答えるためのコツを3つ紹介します。
対策を練れば面接に対しての自信がつくうえ、採用担当者に刺さる回答が考えられるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
自己分析をおこなうと、自分の強みや志望動機、転職理由、キャリア目標などを把握できます。これらは面接で自信をもって自分をアピールしたり、質問に的確に答えたりするために必須となる情報です。
転職成功への一歩をすすめるためにも、自己分析をおこない自分を深く理解したうえで面接にのぞみましょう。
自己分析の方法はたくさんありますが、ここでは以下の4ステップで簡単に自分を振り返る方法を紹介します。
| 自己分析のステップ | 分析内容 |
|---|---|
| Step1 | 今までの経験(キャリア)を振り返る |
| Step2 | 「なぜ転職したいのか?」「どのような仕事がしたいのか?」などの気持ちを整理する |
| Step3 | 自分のスキルや得意なことを洗い出す |
| Step4 | 志願先会社が求める人材を調べて、自分と照らし合わせる |
この方法で分析をおこなうことで、自分が仕事で大切にしている信念や自分自身の強みを再確認しつつ、志願先の求める人材であるとアピールしやすくなります。
以下の記事では、自己分析4Stepの詳しいやり方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
前職での不満や愚痴に匹敵するような発言はマイナス評価になります。ネガティブなエピソードや意見が実際にあったとしても、そのまま伝えるのではなくポジティブな発言に変換して回答すべきです。
例えば転職回数が多い場合の回答例はこちら。

経験から得た学びを前向きにアピールし、良い印象を与えるように心がけていきましょう!
採用担当者の質問にうまく答えられるようになりたいなら、回答の型を学ぶのも一つの手です。ここでは代表的な型であるSTAR法を紹介します。
STAR法とは
状況(Situation)・課題(Task)・行動(Action)・結果(Result)の頭文字をとって名付けられたもので、面接官の質問に的確に答えるためのテクニック。
具体的な手順は以下のとおり。
| 状況 (Situation) |
あなたが直面した具体的な状況や背景を説明する |
|---|---|
| 課題 (Task) |
その状況に対してどのような目標を設定したか説明する |
| 行動 (Action) |
実際にどのような行動をしたのかを具体的に説明する |
| 結果 (Result) |
行動した結果どのような学びを得たかを説明する |
4つの手順を踏んで説明すると質問の本質から逸脱することなく、採用担当者が理解しやすい形で答えられます。
このような型を1つでも知っておくと、自分の考えを相手にわかりやすく伝える力が身につき自信にもつながるので、ぜひ積極的に学んでみてください。

やっておくべき面接の事前準備を6つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
面接ではほとんどの場合、志望動機が問われます。志望先の企業理念やモットーにしていることなどに共感したうえで「御社だから働きたいと思った!」という気持ちを積極的に伝えていく姿勢が大切です。そのためには、志望先の事前リサーチが欠かせません。
また、志望先を十分に理解できれば、自信がついて心が落ち着いた状態で面接にのぞめたり、採用担当者との会話をスムーズにすすめたりもできます。
情報収集をおこなう際は、以下の方法がおすすめです。
|
リサーチする場合は、複数の情報源を活用しましょう。特徴が違う複数の情報を組み合わせることで、より具体的なイメージをつかめるため、志望先に対する理解が深まります。
「大事な持ち物を忘れてしまい、失敗した…」という事態を避けるためにも、面接に必要な持ち物は事前に準備しておきましょう。前もって支度をしておけば、当日慌てることなく心に余裕をもって面接にのぞめるはずです。
以下に面接に必要な物をまとめました。
面接に必要な持ち物
上記の他にも、現地までの地図や印鑑、折りたたみ傘などがあるとよいでしょう。また、女性の場合は、ストッキングの予備や化粧ポーチを用意すると安心です。
面接への遅刻は必ず避けなければいけません。事前に面接会場までのアクセスを調べ、交通手段や道路状況、所要時間を把握し、余裕をもって会場に到着できるスケジュールを立てましょう。
面接会場までのアクセスの調べ方には、以下の方法があります。
|
なお、面接前に実際に会場にいき、周辺の様子や建物の外観、近隣の施設などを確認しておくのもよいでしょう。迷わずたどり着ける状況を整えておけば、移動の不安がなくなり、リラックスした状態で面接にのぞめます。
面接での服装は、採用担当者への第一印象を決定づけるものであり、その印象が合否に大きく影響します。面接本番で好印象を与えるためにも、身だしなみをしっかり整えておきましょう。
面接での服装は原則スーツです。クリーニングされていてシワがなく、体型に合ったものを着用しましょう。また、スーツを着用する際には、シャツやネクタイ、靴などその他のアイテムにもこだわる必要があります。
押さえておきたいポイントは以下のとおり。
|
面接の突破率をあげるために、清潔感のあるTPOに適した格好を心がけていきましょう。
ある程度のマナーを守らなければ、面接を突破するのは難しいでしょう。入社してからも「非常識な行動を起こすのではないか…」と懸念されるからです。
以下に面接における大切なマナーの例をまとめました。
|
基本的なことがしっかりできているだけで、採用担当者に好印象を与えられます。合格率をあげるためにも、面接前に押さえるべきマナーをしっかりと確認してから本番にのぞみましょう。
面接対策では、転職エージェントからの的確なフィードバックを受けるのも効果的です。
サービスに登録すれば、担当者から以下のような具体的なアドバイスがもらえます。
|
また、転職エージェントを活用すると、一人では気づきにくいポイントに気づけたり、応募先にあった面接対策ができたりします。合格率をあげるためにも積極的に活用していきましょう。

ここでは、看護師の転職面接に関するよくある質問にお答えします。
気になる項目があれば、ぜひご覧ください。
悪い印象を与えないためにも、基本的にはすべての質問に答えるのが望ましいといえます。
ただし、以下の質問に対しては答える必要がありません。
|
「これは絶対に仕事に関係のない話だ!」と思ったら、最低限の情報のみを説明したり、関連する他のテーマの話をしたりするなどの対応を取るとよいでしょう。
面接採用者は悪気なく質問しているケースも珍しくありません。そのため失礼に感じる質問をされても、冷静な対応を心がけ、採用担当者との関係を良好に保つのが好ましいです。
質問に回答する際は、以下のポイントを押さえながら回答することがおすすめです。
|
面接はコミュニケーションの場であり、会話のキャッチボールが大切です。どのような質問が飛んできたとしても、上記を意識しながら面接官との自然なやり取りを心がけると良いでしょう。
特に、ネガティブな回答をしたくなっても、ポジティブに締めることは、とても重要です。面接で与える印象を大きく左右しますので、徹底するようにしましょう。
答えに詰まってしまうことは、悪いことではありません。それよりも長い沈黙が続くことがNGです。
まず、答えに詰まってしまったこと自体は、採用の合否に影響しません。面接官の意図が読めないときは「○○に関する質問でよろしいでしょうか」などと聞き返すことで、分かりやすく言い直してくれることもあります。
面接官は、予想外のことが起きた際の臨機応変な対応力を見ています。焦ることなく、コミュニケーションを心がけながら立て直していきましょう。
頭が真っ白になって黙り込んでしまい、面接官からフォローしてもらう状況は回避しなくてはなりません。
逆質問では、求職者の方から面接官に対して自由に質問をすることができます。
以下の項目について質問すると良いでしょう。
|
質問内容によっては「あまりうちの病院に興味がないのかな?」「活躍するイメージ見えない…」といったネガティブな印象を与える恐れがあるため、最低限の準備をしておきましょう。
補足:逆質問に「ありません」と回答するのは避けましょう。
理由は以下の3点です。
何かしらの質問ができるように、事前に準備しておきましょう。
面接に苦手意識を感じるのであれば、苦手意識をなくすように努力してみましょう。
苦手意識から来る自信のなさは、それだけで魅力が半減してしまいます。逆に、堂々としていて自信があるように見える人には、どんな魅力があるのだろう、と面接官も気になるものです。
家族や友人に協力を得て、ご紹介した質問を投げかけてもらい、面接の練習をするのもおすすめです。練習をしておけば、しっかりと回答できるようになり、自信を持って面接にのぞめるでしょう。
転職サイトのコンサルタントに相談してみるのもおすすめ
家族や友人に協力してもらうのが恥ずかしいという方は、『看護roo!』や『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』などの、看護師転職サイトに相談してみるのもおすすめです。転職サイトに登録すると、面接練習を含む選考対策を、転職のプロであるコンサルタントから無料で受けられます。
また、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』では、当サイトが独自に取得したアンケートから、利用者満足度の高い転職サイトを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

看護師が転職面接で聞かれる質問や、採用担当者がチェックしているポイントについてお話しました。
多くの質問と回答例をご紹介しましたが、面接において一番重要なことは、面接官とコミュニケーションの場であるということです。
面接に苦手意識のある方は、『看護roo!』や『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』などの看護師転職サイトに相談すると、転職のプロから面接対策をしてもらえます。
転職サイトへの登録・相談は無料です。自分に合う求人や担当者を見つけるためにも、2~3社を併用し、ご自身に合うところを見つけてみてください。
「転職をして後悔しないか不安…」転職をして後悔しないか、不安を抱いている看護師さんは多いです。
転職で後悔してしまう看護師さんに共通する特徴としては、以下の7つが挙げられます。
7つの特徴を踏まえて、転職活動には失敗しないためのコツがあります。
この記事では、看護師が転職後に後悔する事例や転職に失敗する人に共通する特徴、失敗しない転職先の探し方などについて解説していきます。順番に読んでいただくことで、後悔なく転職し、新たな一歩を踏み出すことができるでしょう。
編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。
キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。
左右にスクロールできます。
| おすすめ転職サイト | 口コミ満足度 | 公開求人数 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
|
|
約5.9万件 |
|
|
|
|
約4.6万件 |
|
|
約14.1万件 |
|
〔求人数〕2023年1月5日時点

「仕事を変えたら給料が下がってしまうかも」「新しい職場でも人間関係に苦しむかも」など、転職後の後悔をおそれて今の職場で働き続ける看護師は少なくありません。
日本医療労働組合連合会がおこなった『看護職員の労働実態調査(2017年)』では、約8割の看護師が仕事を辞めたいと回答していました。一方で、日本看護協会がおこなった『看護実態調査報告書(2019年)』をみてみると、正規雇用の看護職員の離職率が約10%にとどまっていて、転職に踏み切れない看護師が多数いる現状がみえてきます。
何が起きるかわからない環境に飛び込むよりも、現状維持のほうが安心に感じる心理が働くからこそ、このような結果が生まれるのかもしれません。

では、看護師の転職でよくある後悔にはどのようなものがあるでしょう。ここでは代表的な3つの事例を紹介します。
それぞれ、独自調査した事例とともに詳しく見ていきましょう。
看護師の職場における悩みで最も多いのが、人間関係に関する不満です。
入職前に職場見学等を通じて、雰囲気をしっかりと見ておかないと、入職後に「自分合わない」と感じてしまうケースが多いのです。
給料等の条件面で職場を選び「スタッフ同士の関係性や雰囲気」「仕事の進め方」などの情報収集ができていないと職場とのミスマッチが起こりやすいです。


入職してみたら、看護師間の派閥があり、いじめに巻き込まれてしまうケースもあります。
また、入職してみると、求人情報に記載していた条件と異なっていた、というケースもあります。
「土日休みと聞いていたのに休日出勤が多い」「サービス残業が当たり前の雰囲気がある」など、事前の説明と実態が違うことはよくあります。
給料が少ないというのも、転職時に後悔する事例の一つです。
「基本給の高さに惹かれて転職したが、ボーナスが少なく、結局年収がダウンしてしまった。」「焦って転職先を決めたところ、給与の条件が良くなかった。」
というように、転職したにも関わらず給与が下がってしまい、後悔するケースです。

特に子どもがいる家庭の場合、休暇が取りにくく仕事と子育ての両立が難しいという方がいます。
「残業代が付かなかい」「夜勤が想像よりも多い」など、入ってみたら想像よりブラックな労働環境で後悔するという方もいます。

特に、残業と夜勤で体力的、精神的に消耗してしまう方が多いです。

せっかく転職しても、前職より条件が悪くなり後悔してしまいます。
実際に働いている方の口コミなど、情報収集がしっかりとできていないと、このようなケースに直面しやすいです。
指導係を付けてもらえなかったり、新参者に厳しい職場環境だったりと、教育を満足に受けられない職場に転職したことを後悔する方もいます。
ある程度の経験がある看護師ならば、仕事の覚えは早いかもしれません。しかし、新卒や経験値の少ない人の場合、教育体制が整っていなければ転職後の職場で働くのは厳しいでしょう。また、しっかりとした教育者がいない職場では「それわかんないから他の人に聞いて」とたらい回しにされるケースもあるようです。
そういったことを踏まえ「教育や研修が充実した職場に転職したい」と考えているなら、希望する転職先がどのようなサポートをおこなってくれるかを事前にしっかりと調べておきましょう。
病院の内部環境や看護体制に不満を感じる方もいます。
「人手不足」「職場が不衛生」などのケースがあります。

人手が足りていない病院では、必然的に一人当たりの業務負荷が高くなってしまいます。


事前に職場見学ができておらず、入職してはじめて職場の不衛生さに驚いたという方もいます。
見過ごせないような質の低い医療が浸透している職場は意外と多いです。具体的な例を以下にまとめました。
一定レベルの医療の質を求める看護師にとって、そのようなずさんな現場環境で毎日働くのは耐え難いといえるでしょう。
新しい職場に転職すれば当然1から仕事を覚え直しです。前職で培ったスキルや経験があったとしても、転職先の仕事についていけなければ職場に適応できないでしょう。
事実「看護師歴がある程度あるから大丈夫だろう!」と思っていても、勤務先が変わり仕事についていけず挫折する看護師もいます。
事前に業務内容をしっかりと確認しておかないと、同じような後悔を招き兼ねません。

転職すべき人の特徴には、以下の3つがあります。
自己分析ができており、明確な目標を持っている方には転職はおすすめできます。
今の職場では得られないスキルや、やりたいことがある場合です。

もともと手術看護に興味があったが今まではクリニックしか勤めたことがなかったので携わることはなかったが、やはりやりたいという気持ちがおさまらず、手術室のある病院に転職することにした。
手術室看護に憧れていた若い頃の夢を実現することができた。病棟では直接患者とコミュニケーションをとることで患者のニーズを理解できたが、手術室では患者は麻酔がかかり眠っている状態であるのであらかじめカルテから収集した情報や術前訪問で患者のニーズを探らなければならないため情報の収集力や理解力が必要とされる。長年の経験が必要ではあるが患者が無事に手術を終えて退出するときにはやりがいを感じる。
このように、目標やスキルアップを狙って転職活動をする場合、
ということに注意して転職活動を進めると良いでしょう。
労働基準法に明らかに違反している、職場環境が著しく悪いという場合は、退職を検討した方が良いです。
毎月30時間以上の残業や、月9回以上の夜勤がある病院は要注意です。
ブラック病院・クリニックの客観的な特徴
残業や夜勤は看護師が辞めたいと思う要因です。残業代が支給されない(申請できない空気がある)はもちろん、残業が常態化している場合も、かなり悪い環境と言えます。
事実、看護師の86 %は月残業30時間未満のようです。これを超える看護師はかなり少数であり、客観的に見てもかなり残業が多い職場と言えるでしょう。
(参考:メディカルサポネット『看護師白書2019年度版』)
夜勤回数も三交代制で月9回以上が続くようなら、体力的にキツイ職場と言えます。
「看護職の夜勤・交代制勤務ガイドライン」では、夜勤回数は、3 交代制勤務の場合月 8 回以内を基本とすると定められており、73%の病院がこれに沿ったシフトにしています。
(参考:「看護職の夜勤・交代制勤務ガイドライン」の普及等に関する実態調査)

職場で理不尽なパワハラや、陰湿ないじめが存在するようなケースは、できるだけ早く転職を考えたほうが良いです。
以下のような症状が続きませんか?
(参考:厚生労働省『こころの病気の初期サインに気づく』)
これらの症状は、こころの病気のサインと言われています。
このまま働き続けることは危険なので、早めに専門機関に相談することをおすすめします。
厚生労働省の『こころの耳 相談窓口案内』では、働く人のための各種相談窓口を用意しています。仕事に関する相談から、心の健康に関する相談まで電話やメールで相談することができます。

転職しないほうがいい人の特徴には、以下の2つがあります。
新卒で入職してから3年以内の転職はおすすめできません。
というのも、チームリーダーやプリセプターなど3年目では経験できていない業務があるのと、4年目以降の方が転職先の選択肢が多くなります。
実際に、100名の看護師さんに、一度目の転職を何年目に行ったのか調査をしたところ、6年目に転勤するのが平均でした。
新卒であれば、新人として教育してもらう機会が多いですが、転職では即戦力としての働きを求められる機会が多くなります。経験が浅いうちは転職に慎重になった方が良いでしょう。

転職の理由が人間関係だけの場合、早まって転職することはおすすめできません。
なぜなら、人間関係は運の要素が非常に大きいからです。すなわち、次の職場で必ずその悩みが解決されるとは限りません。人間関係を理由に転職をしたとしても、次の職場でまた合わない人がいるということも考えられるのです
どうしても人間関係に耐えられないという場合は、まずは異動を考えてみてはいかがでしょうか。

同じ病院内でも、部署、病棟ごとに仕事内容や雰囲気は大きく異なります。部署内の人間関係で悩んでいる方には、異動の方を検討してみると良いでしょう。

転職をして後悔してしまう人には、次の7つの特徴があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
焦って次の職場を決めてしまう人は、結果的に転職に後悔しやすいです。
特に、「今の職場を早く辞めたい」など余裕がない状態で転職活動をしている人は高確率で失敗しやすいので注意が必要です。なぜなら、早く転職活動を終わらせることを優先するあまり、視野が狭くなってしまうからです。
例えば、転職活動を始める際は、理想のキャリアプランや希望条件についてじっくり考えてから取り組むべきですが、焦っている方はこの工程をスキップしてしまいます。結果として、希望条件が曖昧なまま、とりあえず目についた求人に応募してしまうことがあるのです。
また、適切な情報収集ができていない人も転職活動で失敗する可能性が高いです。
というのも、情報収集をしっかりとしないで入職してしまうと「自分の思っていた職場」と「実際の職場」が異なっていたということがあるためです。
人からは「残業が少ない病院」だと聞いて入職したのに、実際に勤務する病棟は残業が多かったというようなケースがあるのです。
情報収集が不足したまま転職先をきめることは、入職してから後悔の原因なりやすいので、気を付ける必要があります。
求人の仕事内容や条件だけをみて、職場のイメージ像を固めてしまう人は少なくありません。そのため、実際に働き始めてから「イメージしていた職場環境ではなかった…。」と気づくパターンはよくあります。
職場見学では、ネットの情報だけでは把握しきれない内部事情(職場の雰囲気・人間関係の様子など)がわかります。
職場見学の重要性を理解していないと、転職後にミスマッチを起こしやすくなるので働き始めてから後悔するケースが増えるでしょう。
転職活動の際に給料にこだわりすぎる人も、転職後に後悔しやすいです。これは、給料以外の希望条件が曖昧なまま転職活動を行ってしまうためです。
例えば、給料の良さを理由に入職しても「職場の雰囲気がギスギスしている」「残業、夜勤が多い」など、後悔してしまうケースがあります。
また、給料が高い求人にはそれなりの理由があります。スキルの高い人材を求めているため高給という求人もありますが、一方で、何かが原因で高い給料にしないと人が集まらないという職場もあるのです。
このように、給料を第一条件にしていると、職場選びに失敗する可能性が高いので気を付ける必要があります。
自己分析ができていないというのも、転職で後悔しやすい人の特徴です。なぜなら「なぜ転職したいのか」「絶対に譲れない点は何か」という自己分析ができていないと、職場選びの難易度が高くなってしまうからです。
自己分析ができていないと、職場の選び方の軸が定まりません。選び方の軸が無いと、複数の職場を適切に比較することができず、転職活動自体にも時間がかかってしまいます。結果として、なんとなく内定をもらえた職場に入職してしまい、後悔してしまうという状態に陥りやすいのです。
このように、自己分析ができていないと、転職活動で失敗してしまう可能性が高いのです。
求人にさらっと目を通すだけで、労働条件をしっかり確認しない看護師もいます。労働条件は、働くうえで重要な情報です。
労働条件の確認不足によって、ワークライフバランスが悪化したり、収入が減ったりするなどして転職後に大きな後悔を招く可能性もあるでしょう。
転職先の候補をいくつかピックアップして、その中から1社に絞っていくのが転職成功の秘訣なのですが、その作業をしていない方は意外と多いです。
他社の求人と比較検討しなければ、以下のようなリスクを招くことも…。
じっくりと検討して出した答えには後悔が生まれにくいですが、浅い決断だと「他の求人にすればよかった…。」と気持ちがぶれやすくなります。
このような後悔をしないためにも、より多くの求人を比較検討し、自分の希望する条件に合致する職場をみつけましょう。

転職で失敗しないために抑えておきたいポイントは次の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ここまで紹介してきた通り、自己分析ができていない人は転職に失敗しやすいです。自己分析は次の2ステップで行いましょう。
まずは、転職したい理由をはっきり言葉にすることから始めます。転職先を選ぶ基準になります。
「今の職場のどこに不満を感じているか」をはっきりさせましょう。
例えば、このように言葉にすることで、転職先を選ぶ基準が浮かび上がってきます。
この場合、以下のような軸で仕事を探すと良いでしょう。
転職先探しの指針
不満を明確にすることで、同じような職場に転職してしまうリスクを減らすことができます。
転職の理由を明確にすることを意識しましょう。
転職の理由を明確にしたら「絶対に譲れない点」を1つ決めましょう。
転職に成功した看護師さんは「絶対に譲れない点」をはっきりさせており、複数ある場合は優先順位をつけているようでした。
実際に転職経験のある看護師さんの声を具体例として紹介します。


「ここは妥協しても良い」という点も決めておくと、求人が見つかりやすくなります。
情報収集をしっかり行うことで、入職前と実際に入職後のギャップを小さくすることができます。最低限チェックしておきたいのは以下の4点です。
看護師の転職において、職場見学は非常に重要です。「職場の雰囲気」「設備の充実度」等、求人情報では分からない事を知ることができます。
職場見学の際には以下のようなポイントを抑えておくようにしましょう。
職場見学で注意して確認したいポイント
職場の口コミも転職する上で参考になる情報の一つです。
「仕事のやりがい、働き方」「職場の雰囲気」「退職の理由」等が参考になります。似たような理由で辞めている方が多い職場は、問題がある可能性が高いです。自分がその環境で続けられるかどうか、しっかりと検討しましょう。
ただし、退職された方の口コミは基本的にネガティブな物が多いです。一つの口コミを信じ込みすぎないようにいましょう。
口コミを確認をする際には『ナスコミ』『ナース専科』『病院転職ラボ』等のサイトを参考にしてみてください。
自分に合った働き方を実現したり、仕事への満足度を高めたりするためには、希望条件に合致した転職先を選ぶのが大切です。以下に大事な確認ポイントをまとめました。
労働条件は求人情報だけでは把握しきれないため、職場見学した際に実際に自分の目で見て確かめたり、気になるポイントを質問したりするのも大切です。
また、転職エージェントを利用すれば、担当者が代わりに条件を確認してくれたり、交渉してくれたりするため「採用担当者に直接質問するのは抵抗がある」という方は利用を検討してみるのもよいでしょう。
「想像よりブラックな環境でしんどい」「職場の雰囲気があわなかった」など転職後の後悔を減らすには、職場のリアルな情報をいかに事前に集めているかにかかります。
この事前リサーチを怠れば、ミスマッチが増え早期退職の原因にもなり兼ねません。なお事前リサーチは以下の方法が効果的です。
求人情報だけでは、実際の労働環境や人間関係の雰囲気を知ることはできません。後悔のない転職をするためには、リアルな情報を積極的に集めて理想と現実をすり合わせていく作業が必要不可欠といえるでしょう。
転職エージェントを活用すると、担当者がついて自分にあった求人を紹介してくれるため「人間関係や職場環境が合わない」「勤務条件・労働条件が求人情報と異なる」といった転職後の後悔を未然に防げるでしょう。
また、転職エージェントを活用すると、求人の紹介以外にも以下のようなサポートを受けられるため、効率的に転職活動をすすめられます。
担当者は何人もの求職者の転職を成功に導いてきたプロです。職場選びに失敗しないノウハウもたくさんもっているので、転職で後悔しないためのサポートをしてもらえるでしょう!

ここでは、後悔しない転職をしたい方におすすめの転職エージェントを紹介します。
それぞれ詳しくみていきましょう。
「看護roo!」は、利用者満足度96.3%を誇る転職エージェントです。30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスで、信頼と実績も十分です。
細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけられるでしょう。
「はじめての転職で不安なのでプロに相談したい」「給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい」という方におすすめです。
「レバウェル看護(旧 看護のお仕事)」の総求人数は約13万件。数ある転職エージェントの中でもトップレベルの求人数を誇っています。
キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して取材をおこなっており、現場のリアルな情報を把握しています。そのため、「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるでしょう。
LINEで担当のキャリアアドバイザーに相談できるなど、気軽に転職活動ができる点も魅力的です。
「職場の雰囲気や内部情報を知りたい」「気軽に求人探しがしたい」という方におすすめです。
「ナースではたらこ」は、医療機関への逆指名求人が特徴的な転職エージェントです。
求職者側から病院を指名できるため「以前から気になっている病院で働きたい」という方にとっては、役に立つサービスといえるでしょう。また、問い合わせのフリーダイヤルは24時間受付をしているので、夜勤が多く勤務シフトが不規則な方でも時間を気にせずサービスを利用できます。
働きたい病院が決まっている方や、転職活動をする時間がない方などにおすすめです。

後悔しない転職をするためには、自己分析や念入りな情報収集が欠かせません。事前にできる準備や対策に手を抜かず「転職してよかった!」と思えるような職場を見つけていきましょう。
なお仕事探しには転職エージェントを活用するのが効果的です。希望条件に適した求人を紹介してくれたり、リアルな内部情報を提供してもらえたりするなど、現実と理想をすり合わせる手助けをしてくれます。
以下は看護師におすすめの転職エージェントです。
後悔しない転職をしたい方におすすめの転職エージェント
自分にあうものに登録して転職活動をスタートさせましょう。
履歴書を郵送する際、どんなサイズの封筒に入れれば良いのか、宛名の書き方や履歴書の入れ方などに悩んでいませんか?
結論、履歴書は「角形2号・角形A4号」の定形外封筒に入れて、下図のような宛名の書き方で、必要書類を入れて郵便窓口から送ります。
この記事では、多くの人事採用に携わってきた私が、以下の流れで履歴書封筒の選び方、宛名の書き方、応募書類の入れ方、送り方まで図解で完全解説します。
この記事を最後まで読めば、履歴書を郵送する際の悩みを全て解消できるでしょう。
転職や退職の方法に関する悩みは、それぞれの分野のプロフェッショナルに頼るのも有用です。
以下にアドバイス・ノウハウ提供に長けた転職エージェント・口コミ評判の良い退職代行サービスをまとめました。
次の職場探しや転職ノウハウに悩む方は、担当者のアドバイス力(企業選びのアドバイス・提案)や選考対策サポート力(履歴書・職務経歴書の添削や面接対策・模擬面接など)の評判が良い転職エージェントがおすすめです。
実際に利用した人の口コミ・評判でアドバイス・サポート力への満足度が高い2つの転職エージェントを厳選しました。
左右にスクロールできます。
| おすすめ転職サイト | 口コミ満足度 | 公開求人数 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
|
|
約33.7万件 (+非公開求人約27.7万件) |
|
|
|
|
約17.9万件 |
|
〔求人数〕2023年1月5日時点
退職代行サービスを選ぶ上では、弁護士事務所運営など適法・適正に代行してくれるサービスを選ぶことが大切です。
口コミ評判の良い退職代行サービスのなかから、特に安心して退職手続きを任せられるサービスを2つ厳選しました。
左右にスクロールできます。
| おすすめ退職代行 | 口コミ満足度 | 料金 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
|
|
55,000円 (税込) |
|
|
|
|
27,000円~ (税込) |
|
〔料金・情報〕2023年1月20日時点
まずは履歴書封筒の選び方です。郵送でも手渡しの場合でも、同じ履歴書封筒を選べば大丈夫です。
履歴書封筒の「サイズ・色・厚さ」を確認しておいてください。
履歴書封筒のサイズは、次の2つのどちらかを選びましょう。
| 角形2号(角2) | 角形A4号(角A4) |
![]() |
![]() |
| 240mm×332mm | 228mm×312mm |
| A4サイズの書類を3枚以上送る場合 | A4サイズの書類を1〜2枚送る場合 |
一般的な履歴書は、A4判(210mm×297mm)とB5判(182mm×257mm)のものがあります。
履歴書を封筒に入れる場合は、折り目をつけないようにするのがマナーです。
ですので、どちらのサイズの履歴書を送る場合でも、折らずに入れられる「角形2号・角形A4号」の定形外封筒を使うのが一般的です。
市販の履歴書には三つ折り用の長封筒が付属していることがありますが、折り目がついてしまうので使わないようにしましょう。
転職活動で履歴書を郵送する場合は、履歴書と一緒にA4サイズの職務経歴書を送ることになります。よって、A4サイズの書類が余裕で入る角形2号の封筒を選べば間違いありません。
一方で、アルバイトや新卒の就職活動など、入れる書類が少ない場合は、A4サイズより少しだけ大きい角形A4号の封筒を選んでも問題ないでしょう。
ちなみに、角形A4号の封筒の場合は、A4サイズの書類を複数枚入れるとパンパンになる可能性があります。
履歴書封筒の色は、「白」を選んでおけば間違いありません。
白には「信頼・清潔・上品・潔白」といったポジティブなイメージを伴いやすいことから、ビジネスシーンでも一般的に使われる色だからです。
とは言え、茶色や薄い水色といった封筒がマイナス評価になる、というわけではありません。あくまで無難であるということです。
派手な色や柄物の封筒はビジネスシーンには相応しくないのでNGですが、どの色を選ぶかで迷うようなら「白」を選んでおけば問題ないということです。
履歴書封筒の厚さは、普通のもので大丈夫です。とくに厚紙封筒である必要はありません。
後ほど解説しますが、履歴書封筒には履歴書を保護するためのクリアファイルを同封しますので、封筒自体の厚みは気にしなくてもOKです。
ただし、中の書類が透けるような薄い茶封筒はNGです。
ビジネス向きではありませんし、個人情報保護の観点からも、採用担当者から常識を疑われる可能性があるからです。
履歴書封筒を売っている所は、コンビニ・100円ショップ・郵便局・文房具店などです。
コンビニや100円ショップの場合はいずれも店舗によって異なりますが、例えばローソンでは、白色の角形2号封筒(10枚入り)が販売されています。
セブンイレブンやファミリーマートでは、茶色クラフトの角形2号封筒(10枚入り)が、100円ショップのダイソーでは、茶色クラフトの角形2号封筒(13枚入り)が販売されています。
他にも、Amazonや楽天といったECサイトでも購入することができますので、一番入手しやすい所から購入すると良いでしょう。
ではここから、履歴書封筒の書き方を解説していきます。

まずは宛名(表面)の書き方を確認してください。
履歴書封筒の表面には、次の項目を記載して、切手を貼ります。

履歴書封筒に郵便番号蘭があれば、枠内に記入します。
なければ、履歴書封筒の右上に郵便番号を記入します。
住所は履歴書封筒の右端に縦書きで、中央の宛名よりも小さめの文字で記入します。
宛名の大きさを100%とした場合、住所の文字は80%くらいの感覚です。
都道府県から番地まで正式に記入し、ビル名も正式名称を記入します。英文字が入っている場合でも、アルファベットを縦書きにします。
住所を一行で書ききれない場合は、市区町村や建物名など区切りのいいところで改行します。
改行した際には、右隣りの行よりも下げた位置で書き終わると見栄えが良くなります。
履歴書封筒の中央に縦書きで、「社名・部署名・担当者名」を大きめの文字で記入します。
社名は(株)(有)などの略語は使わないように、正式社名を記入しましょう。英文字の社名の場合でも、アルファベットを縦書きで記載します。
なお、宛名は住所の位置よりも下げて書き始めると見栄えが良くなります。
担当者名は、個人名が分かっている場合と、分かっていない場合で書き方が変わります。
担当者名が分かっている場合は、個人に宛てますので「様」を付けます。
部署名の左側少し下げた位置に、社名・部署名よりも大きな文字でフルネームと「様」を記載します。
肩書を書く場合は、短い肩書なら担当者名の上に、長い場合は部署名の下に続けて書きます。
担当者名が分かっていない場合は、組織に宛てますので「御中」を付けます。
社名の左側少し下げた位置に、募集要項にある採用担当部署名を書き、「人事部 採用担当御中」のように「御中」と記載します。
あるいは「採用担当」を個人として扱う場合は、「人事部 採用ご担当者様」のように「ご担当者様」としても大丈夫です。
宛名を記載する際には、「御中」と「様」は併用しません。個人名まで記入する場合は「様」を付けますので「御中」は不要です。

赤いペンを使って、履歴書封筒の左下に「履歴書在中・応募書類在中・◯◯職応募書類在中」のように記入して、枠線で囲みます。
目立たせる理由は、企業には多くの郵便物が届くため、採用に関わる重要書類が他の郵便物に紛れないようにするためです。
なお、赤いペンの代わりに、文房具店や100円ショップなどで販売されている「履歴書在中スタンプ」を使っても問題ありません。
たくさんの企業に応募する場合は、スタンプを使った方が労力を減らせるので便利です。
ご自分で切手を準備している場合は、履歴書封筒の左上(郵便番号と同じ高さあたり)にまっすぐ貼ります。
切手の料金は後ほど解説しますが、140円分の切手を貼れば大抵は大丈夫です。
例えば、「120円切手1枚+20円切手1枚」のように2枚以上貼る場合は、縦に並べて貼るようにします。
履歴書封筒に使う切手は、記念切手や慶弔切手などのビジネスシーンに不向きな切手は避けて、普通の切手を使うようにしましょう。
また、余っている切手があるからと、10円切手を14枚貼るようなことも避けた方が賢明です。絶対にNGというわけではありませんが、受け取る側が不快に感じるかどうかを考えることもマナーです。
履歴書封筒の裏面には、次の項目を記載します。

履歴書封筒の裏面の右上に、封かん日を記載します。日付をつけるのは、採用担当者が分類しやすくなるための配慮です。
封かん日は、同封する書類(添え状・履歴書・職務経歴書)と同じ日付を書きます。
履歴書封筒の裏面の左下に、自宅の郵便番号・住所・自分の氏名を小さく記載します。住所は都道府県から、番地、建物名まで正式名称で書きます。
横書きでも問題ありませんが、縦書きの方が一般的です。
履歴書封筒に必要項目を記入する際には、「ペンの種類・文字の大きさ」に配慮すると良いでしょう。
履歴書封筒に使うペンは、黒色の油性ペンか油性ボールペンが適切です。太さの目安は1.0〜1.5mm程度です。
油性ペンや油性ボールペンを使う理由は、郵送の途中に雨などで濡れてにじむ危険を回避するためです。ですので、熱によって文字が消えてしまうフリクションタイプのボールペンも使わないようにしましょう。
太さの目安が1.0〜1.5mm程度の理由は、角形2号・角形A4号の封筒サイズに対して一般的なボールペンだとやや細くなり、弱々しい印象を与えてしまうからです。
反対に、マジックインキのような太い油性マーカーの場合は読みづらくなります。
ですので、普通のボールペンや太いマーカーは避けた方が無難です。
表面に記載する「受取人の住所氏名」は大きく、裏面に記載する「自分の住所氏名」は小さく書くようにします。
これは、受取人に対する敬意や尊重の表現でもあります。また、封筒のサイズに対して「受取人の住所氏名」が小さいと、消極的な印象を与えてしまうことにもなります。
反対に、大きすぎると威圧感を与えますので、封筒のサイズに合わせた配慮が大切です。
履歴書封筒に必要な項目を記入したら、次は応募書類の入れ方です。
ここでは、次の点を確認してください。
履歴書を郵送する際には、一緒に送る応募書類を確認しておきましょう。
中途採用の転職活動なら、一般的に職務経歴書を同封します。
さらに、アルバイト・新卒の就職活動・中途採用の転職活動にかかわらず、用紙一枚にまとめた添え状(送付状)を同封するのがマナーです。
履歴書を郵送する際の添え状の役割は、「誰が・誰宛に・何を・どれだけ送ったのか」を知らせるためのものです。
また、本来の添え状は挨拶の代わりであったことから、履歴書郵送においても挨拶の役割を持っています。
そのため添え状を同封しないと、ビジネスマナーを疑われる可能性があります。
なお同封する応募書類が揃っていない場合は、次の記事を参考に準備すると良いでしょう。
必要な応募書類は、クリアファイルに挟んで履歴書封筒に入れます。
クリアファイルに書類一式をまとめることで、採用担当者が管理しやすくなるからです。
さらには、郵送時に書類が折れ曲がるのを防いだり、雨などの湿気から守ったりする用途もあります。
クリアファイルのサイズは、職務経歴書や添え状のサイズに合わせると良いでしょう。
一般的な職務経歴書はA4サイズですから、添え状もA4で作成して、クリアファイルもA4サイズに合わせます。
履歴書がB5サイズなら、企業から指定がない限り、職務経歴書と添え状をB5サイズで作成して、B5サイズのクリアファイルにしても問題ありません。
クリアファイルは、コンビニ・100円ショップ・文房具店などで販売していますので、無色透明のものを選ぶと良いでしょう。
応募書類をすべてクリアファイルに挟む前に、応募書類はコピーに取って保管しておくことをおすすめします。
なぜなら、郵送から面接までに日にちが空く場合は、記載した内容を忘れてしまう可能性があるからです。
コピーを取っておけば面接の前日にでも見返して、面接の準備を整えることに役立ちます。
応募書類をクリアファイルに挟む順番は、上から順に「添え状」→「履歴書」→「職務経歴書」→「その他の応募書類(必要な場合)」にします。
一番最初に添え状を読めるようにしておきます。

応募書類の向きは、履歴書封筒の表面から取り出した時に、採用担当者がそのまま添え状を読めるように入れます。
上下逆さまや裏向きになっていないかを確認して、正しい向きで応募書類を入れましょう。
必要な書類をすべて履歴書封筒に入れたら、最後に糊を塗って閉じます。

糊付けは、履歴書封筒のフタの部分に端から端までしっかりと行います。
液体のりを使う場合は、付けすぎると糊がはみ出したり履歴書封筒がヨレたりして、雑な印象を与えてしまいますので注意してください。
両面テープやスティックのりを使うと、綺麗に貼れます。
しっかりと封をしたら最後に、フタの部分と裏面の境目の中央に「〆」を書きます。
これは「封をしました」という意味で、発送してから一度も開封されずに相手方に届いたことを示します。
「〆」を忘れたからといってマイナス評価になるわけではありませんが、書類を送る際のマナーとして印を入れておきましょう。
応募書類を入れて履歴書封筒の封をしたら、いよいよ郵送します。
結論から言えば、履歴書を郵送する際には、郵便局の窓口から発送することをおすすめします。
なぜなら、もしも料金不足の切手を貼った状態で郵便ポストに投函した場合は、差出人に返却されるか、受取人が不足額を支払うことになり、迷惑をかける可能性があるからです。
また、締め切り日の直前に投函した場合は、間に合わない可能性もあります。
よって郵便局の窓口をおすすめする訳ですが、郵便ポストから送らないといけない状況があるかもしれません。
そこでこの章では、どちらの場合でも対応できるように、郵送時の注意点やマナーを解説します。
履歴書の郵送に使う「角形2号(角2)・角形A4号(角A4)」の封筒は、いずれも定形外郵便物に該当します。
定形外郵便の規格内(長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内)であれば、ほどんどのケースにおいて、履歴書封筒を郵送する料金は140円切手で対応できます。
料金は次の表のとおりです。
<定形外郵便物「規格内」の料金>
| 重量 | 料金 |
| 50g以内 | 120円 |
| 100g以内 | 140円 |
| 150g以内 | 210円 |
角形2号の封筒は約15g、一般的なA4用紙は1枚で約4g、厚め(0.3mm厚)のA4サイズのクリアファイルが1枚で約43gですので、書類を5枚入れたとしても総重量は約78gになります。
書類が2〜3枚増えたとしても、100gを超えることは少ないでしょう。
ですので郵便ポストから送る場合は、あらかじめ140円分の切手を購入しておけば大丈夫です。不安であれば、210円分の切手を貼れば間違いありません。
履歴書封筒は、郵便窓口から普通郵便で発送するのが確実な方法です。局員さんが重量を測ってくれて、必要な切手を貼ってくれるからです。
ただし、履歴書は重要な書類だからといって、貴重品便・書留・レターパックプラス・速達を使うのは避けた方が無難です。
これらの郵便は相手方の受領印が必要になり、手を煩わせてしまうからです。
ちなみに、履歴書をメール便や宅急便で送るのはNGです。
履歴書は郵便法において「信書」に分類されるのですが、信書は郵便法第4条によって日本郵便株式会社および、総理大臣に認可を得た信書便業者のみに従事が認められているからです。(参考:総務省「信書の送達についてのお願い」)
メール便や宅急便で送ると法律違反にあたりますので、履歴書封筒は郵便局で送るようにしてください。
履歴書を送る際、締め切り日がある場合は、「必着・消印有効」のどちらなのかを確認することが大切です。
必着とは、締め切り日までに相手方に到着すること
「必着」とは、締め切り日の当日までに相手方に到着していることです。
例えば「4月1日必着」であれば、4月1日に到着はOKで、4月2日に到着はNGです。
日本国内であれば大抵は翌々日までに届きますので、必着の締め切り日の3日ほど前に送れば問題ないでしょう。
ご自宅の住所から送付する企業まで、どれくらいの日数がかかるのか知りたい場合は「郵便局のお届け日数を調べる」サービスで調べることができます。
「消印有効」とは、締め切り日の当日までに郵便局を通過していることです。相手方に到着していなくても、郵便局で押された消印が締め切り日であれば大丈夫です。
例えば「4月1日消印有効」であれば、切手に4月1日の消印があればOKで、4月2日の消印はNGです。
郵便局の窓口へ持っていけば当日に消印を押してくれますが、郵便ポストから送る場合は注意が必要です。
ポストに記載された集荷時刻を過ぎてから投函すると、消印が翌日になるからです。
履歴書を郵送した際、企業から指示がない限りメール連絡は不要です。
とは言え、履歴書を郵送した後は、当日中に応募する企業へ郵送した旨をメールで送っておくと良いでしょう。
というのも 、事前連絡をしておけば相手方により丁寧な印象を与えることができるからです。
また、悪天候などで万が一到着が遅れた場合は、事前にメール連絡をしておくことでトラブルを回避しやすい理由もあります。
次にメール連絡する際の文例を載せておきますので、よければ参考にしてください。
以上、履歴書封筒の選び方、宛名の書き方、応募書類の入れ方、封筒の閉じ方、郵送のマナーについて解説してきました。
郵送でのマナーが採用選考に直接影響を与えるわけではありません。
ですが、乱筆であったり、裏表を逆にして書類を入れたり、添え状が入っていなかったりすれば、やはり社会人としての資質を疑われることになります。
この記事で解説した方法で履歴書を郵送すれば、採用担当者にネガティブな印象を与えることはありません。
ぜひ手順に従って、就職・転職活動に役立ててください。
あなたの成功を心から願っています。
「看護師転職サイトって複数登録した方がいいの?」
「複数に登録したら転職に有利になるの?」
結論から言うと、転職サイトは複数登録するのがおすすめです。
求人の選択肢が増えるのはもちろん、複数のサイトの担当者からアドバイスをもらえるため、より転職成功率を高められるからです。
実際に、当サイトが転職サイト利用経験のある看護師165人を対象にアンケートを取ったところ、4人中3人が転職サイトを複数登録していることも分かりました。
複数登録は、転職サイトの使い方としてはむしろ当たり前と言えるでしょう。
ただ、複数登録には当然ながら悪い側面もゼロではありません。
そこでこの記事では、転職のプロとして数多くのキャリアチェンジを支援してきた私が、転職サイトに複数登録するメリット・デメリットや注意点を詳しく紹介していきます。
この記事を読めば、看護師転職サイトに複数登録すべき理由がわかり、転職活動を効率良く進められるでしょう。

結論から言うと、看護師転職サイトは複数登録がおすすめです。
冒頭でも述べましたが、「看護師転職サイトに複数登録する」というのは、珍しいことではなく、むしろ複数登録している人の方が多数派です。
当サイトが転職を経験した看護師を対象に実施したアンケートで、「転職サイトは複数登録しましたか?」と質問したところ、7割以上の看護師から「複数登録した」と回答が得られました。
転職サイトは複数利用が多数派
なお、上記のアンケートでの平均登録数は2.4サイトでした。登録サイト数は、最低でも2つ、できれば3~4つがベストと言えるでしょう。
複数登録は担当者に伝えてOK
転職サイトは、どこであっても基本的に複数登録を推奨しています。
「複数登録しているのは伝えづらい」「サポートが手薄になるんじゃないか」と思っている方も多いのですが、むしろサイトを複数登録している人=転職意欲が高い人なので、実は素直に伝えた方が、「ぜひウチ経由で転職を決めてもらいたい」と前向きにサポートしてくれるようになります。
では、実際に複数使うことでどのようなメリットがあるのでしょうか。次章では、アンケート調査の結果をもとに分かった複数登録のメリットを紹介します。

看護師転職サイトに複数登録するべき理由は、主に以下3つのメリットが得られるからです。
それぞれ見ていきましょう。
複数のサイトを使うほど、応募できる求人の幅が広がり、理想の職場に出会える確率が高まります。
というのも、転職サイトが保有している非公開求人にアクセスできるようになるからです。
非公開求人とは、一般的な求人サイトやハローワークでは公開されておらず、その転職サイトだけが扱っている求人のことです。
非公開で募集するのはなぜ?
病院が非公開で募集をする理由は以下の2点です。
→好条件の求人であるケースが多い!!
こういった非公開求人は、広く出回らないので「サイトAしか扱っていない」「サイトBでしか見られない」ということも多く、一つのサイトしか登録しないと、好条件の非公開求人を逃してしまう可能性があります。
このことから、理想の職場で働きたいという人は、できる限り情報にアクセスするためにも、転職サイトの複数登録がおすすめです。

なお、『看護師の転職が決まらない人とすぐ決まる人の違いとは?採用されやすくなるコツを解説』の記事でも解説していますが、看護師の転職は同時進行で複数応募するほど、上手くいきやすくなります。選択肢をグッと広げるためにも、いくつかのサイトに登録するのは必須でしょう。
複数のサイトを使うほど、担当者を比較できるので、信頼できるキャリアアドバイザーを見つけやすくなります。
登録後に担当してくれるキャリアアドバイザーは、人によって経験や知識にバラツキがあり、必ずしも相性の合う人に担当してもらえるとは限りません。
登録したサイトの担当者のサポート力が低い場合、転職活動の足手まといになる可能性もあります。
ですが、複数のサイトを使えば、それぞれの担当者を比較した上で、一番信頼できそうな人に担当してもらえます。

もちろん、転職サイトでは担当者変更の依頼に対応してくれますが、結局同じような人が担当になったというケースも多いです。
例えば、運営会社によっては厳しいノルマ(月間の紹介人数)をキャリアアドバイザーに課していることもあり、そういったサイトでは誰が担当しても「やや強引に転職を勧めてくる」といった対応をされることもあります。
そのため、まずはいくつかの転職サイトに登録して、担当者の質を比較するのが賢明です。
より良い条件で転職できる確率が上がるのも、複数登録のメリットです。
というのも、実は同じ職場でもどのサイト経由で転職するかによって、給与や待遇が変わることがあるからです。
上記のように、転職サイト次第で最終的な給与・福利厚生が変わることもあるので、できるだけ複数のサイトで比較して、一番条件の良い所を経由して転職するのがおすすめです。
その他のメリットについては、こちらの記事もあわせて参考にしてみてください。

本章では、事前に確認しておきたい複数登録のデメリットをいくつか紹介していきます。
登録サイトが増えるほど、担当者とのやりとりが面倒になります。
転職サイトの担当者は、基本的に「あなたに早く転職してもらいたい」と頻繁に連絡をしてきます。
転職が決まると病院側から紹介料がもらえて利益が出る仕組みだからです。
転職サイトによっては「1日3回も連絡が来る」「折り返しを待たずしてまた電話をかけてくる」ということもあるようです。


仕事や子育てをしながら転職活動をする場合、1日何度もも連絡がきたら忙しくて電話に出れなかったり、しつこいと感じてしまったりしますよね。
このように、転職サイトに登録すればするほど、連絡のくる数も増えるのでどのサイトとも密な連絡が取れなくなることが考えられます。
スケジュール管理も難しくなる
複数サイトの担当者とやり取りをしていると、「いつ誰と面談するのか」「どのサイトから紹介された求人か」などが、こんがらがってしまうこともあります。
複数登録のメリットとして様々な視点からのアドバイスが受けられる点を挙げました。
しかし、これは見方を変えると、担当者ごとに異なるアドバイスをされて自分で判断できなくなるというデメリットにもなり得ます。
例えば、ある病院が気になり各サイトの担当者に評判を聞いてみたところ、あるサイトの担当者は「人間関係も非常によく時間外労働もない」と良い評判を教えてくれたのに対し、違うサイトの担当者は「残業が多く、離職率が非常に高い職場です。」と悪い評判を教えてくれることがあります。
このように担当者によって対照的な意見が出た場合、どちらの意見を信じれば良いのか分からなくなり、決断が難しくなることがあります。
複数登録のメリットとして豊富な求人数から職場を探すことができることを挙げました。
しかしこれも見方を変えると、求人が多すぎてどの職場が自分に合っているのか分からなくなり転職活動が難航するというデメリットにもなります。
例えば、1つのサイトから3つの希望条件に合った求人を紹介されるとします。もし3つの転職サイトに登録している場合は、9つの求人から応募する職場を選ばなければなりません。
複数の病院から内定が出ても「どの職場が1番良いのか決められない」「もっと良い求人があるのではないか」と悩んでしまい転職活動がなかなか進まなくなってしまうことも考えられます。
豊富な求人数はメリットでもありますが、なるべく早く転職活動を終わらせたい人にとっては転職活動がなかなか終わらない原因となる場合があります。

複数登録する看護師の転職サイトを選ぶときに、重視すべきポイントを紹介します。
よりマッチする転職先を見つけるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
求人数が豊富なサイトを利用すれば、そのぶん選択肢が広がるので、自分の求める条件に見合った求人に出会いやすくなります。
目安として、求人数が5万件以上くらいの転職サイトを選ぶと良いでしょう。
また転職サイトを利用するなら、好条件の案件が多い非公開求人のチェックも欠かせません。
非公開求人の保有数は各サイトで異なるので、登録前に確認しましょう。
転職サイトといえば、転職活動における充実したサポートを提供しているのが魅力です。
サポート内容は、以下の通りです。
どの会社もサービス内容に大きな違いはないものの、実績や担当者のスキルによってサポートの質は異なります。
そのため、公式サイトをよくチェックしてサポート体制に力を入れている会社かどうかをよく見極めてみてください。
加えて、その会社にしかない独自のサポートにも注目しておくと、安心してサービスを利用できるでしょう。
例えば『看護roo』では転職がはじめての方に「サポートブック」を無料でプレゼント(※)しています。また『マイナビ看護師』では入社後も利用できるフリーダイヤルの「お客様相談室」を用意(※)し、アフターフォローを充実させています。※2023年10月現在のサービス
利用しようと考えている転職サイトがあるなら、ぜひサービス内容について事前に調べてみてください。
転職サイトを利用して転職を成功させるうえで、キャリアアドバイザーの存在が欠かせません。
キャリアアドバイザーはあなたの内定を願って、全力で転職活動をサポートしてくれる存在です。
あなたの希望条件や個人的な事情を理解し、最適な転職先を提案してくれるでしょう。
しかし対応が悪かったり、連絡が遅かったりと質の悪いキャリアアドバイザーも一定数存在します。
登録するサイトを1つに絞ってしまうと、相性の合わない方と出会った場合に逃げ道がなくなってしまうので、複数のサイトに登録して質の良いキャリアアドバイザーに巡り合う機会を広げていきましょう。
相性の良い方に担当してもらえれば、転職活動で満足感も得られるはずです。
転職する際、資格手当を考慮して給料をあげてもらったり、働く時間を調整してもらったりと求職者が要望を出すこともできます。
しかし、自分で交渉するのは気が引けるという方もいるでしょう。
そのような場合、キャリアアドバイザーに仲介してもらうのがおすすめです。
より満足できる環境で働けるよう、志願する企業に対してキャリアアドバイザーがあなたの代わりに労働条件の交渉をしてくれます。
エージェントの交渉力は、公式サイトや口コミで過去の成功事例やクライアントからの評価などからリサーチできるので、ぜひチェックしてみてください。

転職サイトを複数利用する場合は、以下の点に注意しながら転職活動を進めていきましょう。そうすれば、前章のデメリットを感じることはそれほどありません。
スケジュール管理を自分でしっかりと行い、それぞれの担当者や病院との予定をしっかりと把握しておきましょう。
複数の転職サイトを利用していると、担当者との面談の日程や複数の病院との面接予定など予定が把握しきれなくなり、場合によっては予定を忘れて無断欠席してしまうなどのトラブルにつながることもあります。
自分の予定管理不足が原因で、不採用となったり転職活動が難航することのないよう気をつけましょう。
補足:担当者への連絡は早い方がベスト
転職サイトの担当者は早くレスポンスがある人ほど、積極的なサポートをしてくれることが多いです。
レスポンスが早い人は転職意欲が高いとみなされてすぐに転職してくれると考えるからです。
担当者からの連絡に気づいたら、すぐに返事をすることを心がけると条件の良い求人を優先的に紹介してくれることがあります。
各転職サイトの担当者の意見に流され過ぎないように、自分の意見をしっかり持つことは欠かせません。
たくさんの人からアドバイスをもらっても、確固たる意志がないと、どんどんと軸がぶれていってしまい転職活動が思うように進まなくなってしまいます。
「美容クリニックは35歳を過ぎると採用されにくくなるのでおすすめしない」など、やや否定的なニュアンスのアドバイスをされることもあります。
ですが、それを真に受けて美容クリニックへの転職を諦めるしまってはもったいないです。
確かにこの場合、年齢が採用に影響する可能性はありますが、転職そのものを諦めるほどではありません。美容市場は拡大傾向にあり(2014→2017で14.8%+)、新規開業するクリニックも増えています。
新規開業するクリニックでは、ある程度経験・キャリアのある看護師さんほど採用ニーズが高く、ベテランの看護師さんが引き抜かれる(ヘッドハンティング)ことさえあります。
つまり、一概に年齢が高い=採用されにくい、とは言えず、むしろキャリアが豊富な看護師ほど採用ニーズが高いこともあります。
転職サイトの担当者の中には、このような背景を考慮せずに、表面的な情報(若いほど採用されやすいなど)だけ根拠に提案をしてくることも多々あります。
アドバイスを受ける際には、事前に自分の意見は何か考えてから、参考程度に相手の意見を聞いて取り入れましょう。
複数の転職サイトから同じ求人に応募することは厳禁です。
サイト・病院間の余計なトラブルのもとになるからです。
サイト経由であなたの採用が決まると、病院はサイト側に紹介料を払いますが、複数のサイト(サイトA・サイトB)から応募されると、どちらに紹介料を払えば良いのかが分からなくなります。
病院側は両者に相談して交渉しなければなりません。
「入社前から余計なトラブルを起こす人は、採用するのをやめておこう」と判断されてもおかしくないですよね。
複数の転職サイトから同じ求人に応募するのは、病院側にも転職サイト側にも悪印象を与えます。
また、二重応募をしてきた段階で、病院側に「自己管理のできない人」「他にも何十社と応募しているのではないか」といった悪い印象を与えてしまい、採用確率はグッと下がってしまうでしょう。
掛け持ちしているサイトから、うっかり同じ求人に応募してしまわないよう注意しましょう。
悪質なサイトでは、登録者に実際とは異なる情報を伝えて無理やり転職をさせて紹介料をうけとるところもあります。
実際に、悪質な転職サイトを利用してしまい転職に失敗した方の声を紹介します。

このように、担当者の話を鵜呑みにした結果、想像とは全然違う職場へ転職してしまうこともあります。
転職サイトに大量に登録するのではなく、評判の良いサイトを厳選して登録する必要があります。ただ転職サイトは種類が多く、どれを使うべきか迷いますよね。
そこで次章では、当サイトが看護師を対象に行ったアンケートをもとに、評判の良かった転職サイトを厳選して紹介していきます。

数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。
転職サイト選定基準
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。
| 転職サイト | 求人数|総合満足度 |
|---|---|
| 1位 看護roo! |
55,907件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 |
| 2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) |
135,763件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる |
| 3位 マイナビ看護師 |
60,875件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい |
※求人数2022年8月更新
この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。
『看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。
登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。
看護roo!の特徴
さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。
『看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。
信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており、現場のリアルな情報を提供しています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。
また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。
『マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。
マイナビ看護師の特徴
加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。
こんな看護師さんにおすすめ
なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

さいごに、転職サイトを複数登録するメリットを最大限活用するためのテクニックを紹介します。
転職サイトは、依頼を受けた病院の条件に合った登録者を探す際に「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)や「最終ログイン日」の順番で連絡を入れます。
何週間も連絡をとっていない人より直近で連絡をとっている人の方が、転職意欲が高くすぐに転職をしてくれるとみなされるからです。
したがって、長い間連絡をとっていない人やサイトを見ていない人は「転職活動を終えた人」と判断され案件紹介の連絡をしなくなります。
最新の求人を紹介してもらうためにも、最低でも2週間に1回は担当者に連絡を入れる、サイトにログインするようにしましょう。
先ほどご説明した通り、転職サイトは転職が成功した際に病院から紹介料をもらうことで利益をあげています。
担当者には売り上げ目標が課せられているため、転職意欲が高くすぐに転職をしてくれそうな人を優先的に考えます。
初めに担当者と面談する際に、必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので「できるだけ早く転職したい」と伝えて優先的に求人を紹介してもらえるようにしましょう。
ただし、連絡の頻度も多くなるので半年以上かけてゆっくり転職したい場合は正直に伝えましょう。
転職サイトでは担当者が合わないと感じた場合はいつでも担当者を変更することができます。
転職サイトの担当者は残業が多い、厳しいノルマを課せられるという理由から非常に離職率が高い仕事となっています。
人の入れ替わりが激しい仕事なので、担当者に経験の少ない新人があたる場合も多いです。
このように担当者が慣れていない場合このようなトラブルが起きることがあります。

伝えていた労働条件が先方に一切伝わっておらず、面談開始とともに、「夜勤のできない人はいらないって言ったよね?」と面接者が担当者に一喝。
こちらは休日をつかい、数千円の交通費もかけて面接に赴いたのに全くの無駄となりました。
後日本社に連絡すると、すみませんという謝罪のメールはありましたが、交通費の返却などなく、本当に無駄足でした。
仕事を続けながら転職活動を進める場合、時間がない中このようなトラブルが起きたり連絡がしつこいと大きなストレスとなります。
担当者と性格が合わない、良い条件をなかなか紹介してくれない場合、転職活動が希望通りに進まなくなってしまうので我慢せずに、変えてもらいましょう。
待遇の悪い会社は、ストレスの要因が多く早期退職の原因にもなりかねなません。一方で待遇の良い会社はメリットを感じやすいので、長く安定して働く環境が整っているといえます。
待遇の良い会社は、例えば以下のような条件を用意している傾向にあります。
|
これらの要素はサイトに掲載されていることがほとんどです。しかし、転職サイトの文字情報だけで全てを把握するのは難しいでしょう。
そんな時はキャリアアドバイザーに一度相談してみてください。
自分だけでは得られない裏情報や内情など、より深い情報を得られるはずです。

看護師の転職サイトの複数登録に関して、よくある質問は以下の通りです。
順に解説します。
以下の場合は、看護師の転職サイトを使わなくても良いケースに当てはまります。
これらの場合は、病院のホームページから問い合わせ先を調べて直接連絡した方がスムーズでしょう。
ただし、希望する施設が求人を出していなかったり、非公開求人として取り扱われていたりする可能性もあります。
そのような状況を想定すると、転職サイトに登録しておくと安心です。
3〜4社ほどに登録するのがおすすめです。
複数のサイトに登録しておけば、より多くの情報を集められ、比較や選択肢の幅が広がるでしょう。
ただし、登録先を増やしすぎるのはおすすめしません。
キャリアアドバイザーとのやりとりの負担が増えるほか、面談や面接がブッキングしやすくなります。
そのため、登録するサイトは3〜4社を目安にしてください。
基本的に、看護師の転職サイトは登録しないとサービスを利用できません。
登録することで、求人情報を詳しく見たり、キャリアアドバイスや面接対策などが受けられます。
登録せずに一部の情報を閲覧できるケースもありますが、キャリアアドバイザーへの相談や書類選考や面接の対策といった手厚いサポートを受けるなら登録は必須です。
事実を伝えて、もうサービスを利用する必要がないことを伝えましょう。
連絡手段は、電話・メールのどちらでも構いません。
その際はこれまで支援してくれたことへの感謝の気持ちを添えるようにしましょう。
【例文】
| 「内定が決まったため、今回はお断りさせていただきます。これまで丁寧にサポートしてくださり本当にありがとうございました。また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。」 |
今後また利用する機会があるかもしれないので、良好な関係性で終わるのが理想です。

以上、看護師の転職活動では転職サイトを複数利用するのは一般的で、選択肢が広がったり、信頼できる担当者に出会えたりするメリットがあります。
もちろん良い面ばかりではありませんが、スケジュールをしっかり調整して、担当者の言葉に惑わされ過ぎないようにすれば、デメリットも少なくなるでしょう。
もし登録してみて合わないなと思えば『【コピペでOK】看護師転職サイトの断り方!しつこい連絡をぴたりと止める方法』の記事で紹介している方法でサービスの利用を断るのもありです!
転職サイトを複数登録するメリットを最大限に活かして、転職活動をぜひ効率的に進めてみてください。
『ヒューレックス』は、地方転職に特化した転職エージェントです。
特に「U・Iターンに興味があっても、距離が遠く、時間もないので転職活動を踏み出せない」とお悩みの方におすすめです。
今回は、同社のキャリアコンサルタントである大阪太祐さんに、ヒューレックスの強み、地方で転職活動をするときのポイントを詳しく伺いました。
公式サイト:
https://www.hurex.jp/
結婚を予定されている看護師さんは、
「結婚したら、家庭と両立できるのかな」
「転職先はどうやって選んだらよいのだろう」
と悩む人も多いでしょう。
結婚のタイミングで転職する看護師さんの多くは、夜勤なしの職場や、家からの近さを優先して職場を選ばれています。
ただ、そのような職場を選んでも、転職に失敗した…と感じる人もいるため、事前にポイントを押さえるなど、しっかりとした対策が必要となるのです。
そこでこの記事では、元看護師で転職コンサルタントの私が、結婚で転職する看護師が知っておくべきポイントを全解説します。
「疲れたので仕事を休職したい…」
「本当に休職して大丈夫なのかな?」
と考えていませんか。
看護師はストレスが多くかかりやすい仕事であり、心も体も疲弊してしまうことによって、休職する方は多くいらっしゃいます。
毎日職場に行くことが辛い、仕事のことを考えるだけで憂鬱という状態が続くと、本当に働けなくなってしまう可能性もあるため、限界が来る前に休職することも大切です。
この記事では、元看護師で転職コンサルタントの私が、看護師の休職について全解説します。
「看護師の転職先の決め手って何?」
「いくつかの病院から内定をもらったけど転職先を決められない」
など悩みますよね。
後悔しない転職をするためには、転職先が自分の希望条件をどれだけ満たしているのかを見極めて、適切な決断を下すことが欠かせません。
では、実際に看護師はどのように転職先を決めているのでしょうか。
そこで、この記事では看護師100人にアンケート調査を行い転職先の決め手を伺いました。その内容をランキング形式で紹介します。 続きを読む
「看護師の転職サイトの紹介料って何?」
「無料で使えるのはどうして?」
紹介料とは、転職サイト経由で看護師の採用が決まった際に、病院からサイト側に支払われるお金のことです。
分かりやすく言うと、看護師と病院の間を取り持つ仲介料のようなものです。
転職サイトはこのような仕組みなので、看護師さんにお金がかかることはありません。無料で利用できます。
病院の支払う紹介手数料の相場としては、看護師の年収の20%程度で、平均76万円です。
この記事では、看護師の転職を支援してきた私が、転職サイトの仲介料について詳しく解説します。
編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。
キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。
左右にスクロールできます。
| おすすめ転職サイト | 口コミ満足度 | 公開求人数 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
|
|
約5.9万件 |
|
|
|
|
約4.6万件 |
|
|
約14.1万件 |
|
〔求人数〕2023年1月5日時点

まずは看護師向け転職サイトの紹介料に関する基礎知識について解説していきます。
転職サイトが無料で使える仕組みや紹介料の相場をよく理解したうえで、安心してサービスを利用していきましょう!
転職サイトは「求職者を病院に紹介することで収益を上げる仕組み」になっています。

医療機関が一人看護師を採用するたびに、転職サイトは病院側から紹介料を受領。求職者である看護師の利用料が無料なのは、転職サイトがほかで報酬を得る仕組みがあるからです。
転職サイトの紹介料の相場は、採用した看護師の年収の20%程度で、平均額は76万円です。
以下は独立行政法人福祉医療機構が取りまとめた「病院の人材紹介手数料に関するアンケート調査」の結果です。
| 医療機能 | 調査病院数 | 採用者の年収に対する手数料率 |
| 高度急性期 | 4 | 23.8% |
| 急性期 | 109 | 24.4% |
| 回復期 | 34 | 22.4% |
| 慢性期 | 59 | 22.7% |
| 精神科 | 31 | 22.2% |
| 総計 |
237 |
23.4% |
医療機能ごとによっても人材紹介手数料の相場は異なるようです。同調査によると、紹介料(人材紹介報酬)は30万~124万円まで分布していました。

病院にとってはお金がかかる転職サイトですが、転職者にはたくさんのメリットがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
転職サイトに登録すると、キャリアアドバイザーが丁寧にヒアリングをおこない、条件にあった求人を紹介してもらえます。
また、求人サイトやハローワークには公開されていない非公開求人を紹介してくれるのもメリットです。

転職のプロであるキャリアアドバイザーに、転職について相談することができます。
「どうやって転職したら良いか」「そもそも転職すべきかどうか」という悩みにプロの視点からアドバイスしてくれるのです。
キャリア選択で間違えたくないという方は、転職サイトの利用をおすすめできます。
応募書類の添削を受けられるのも、転職サイトを利用するメリットです。
キャリアアドバイザーが転職者の人柄や経歴を把握し、伝え方のコツを教えてくれ、魅力的な応募書類を作ることができます。
自分では良くかけたと思っている応募書類も、プロの視点から見ると不十分なことがあります。
病院の採用担当者に刺さる応募書類を作るには、プロのキャリアアドバイザーに添削してもらうのがおすすめです。
なお、以下の記事では、看護師が志望動機を作成する際に押さえておくべきポイントや魅力的な例文を紹介していますので、参考にしてみてください。
転職サイトを利用すれば、模擬面接などの面接対策も受けられます。
転職サイトを利用することで、応募する病院に最適な面接対策ができます。
なお、以下の記事では看護師の転職面接での頻出質問や、高評価につながる回答例を解説していますので参考にしてみてください。
転職サイトを利用すると、病院との面倒なやり取りを代行してもらうことができます。
例えば、以下のような事を代行してくれます。
働きながら、複数の病院に応募して日程を調整するのは大変です。
転職サイトを利用することで、ダブルブッキング等のトラブルを回避することができ、転職活動の煩雑な手続きを解消することができます。
転職サイトは内定後もサポートをしてくれます。
先ほども述べた給与交渉や、入職日の調整などの手続きを代行してくれます。
退職時は引継ぎなどの手続きで忙しくなるため、転職サイトを利用することで入職までスムーズにサポートをしてもらえます。

ここからは、看護師が転職サイトを利用する4つのデメリットを解説します。
使い始めてから「こんなこと知らなかった……」という事態にならないためにも、ぜひ参考にしてみてください。
転職サイトを通じた応募者よりも、病院の公式サイトやハローワーク経由で直接応募してきた応募者がいた場合、そちらが優遇されることもあります。
直接応募の場合、採用してもお金がかからないからです。もし同じタイミングに、同じレベルのスキルや経験を持った候補者が現れた場合は、紹介料がかからない、直接応募の方が優先される可能性があります。
また、病院のほとんどが転職サイトを使っているとはいえ、採用側からの印象が良くないのは事実です。
実際に、採用担当者の約7割が転職サイトのサービスに不満を抱いているそうです。

それでも、医療機関が転職サイトを利用するのには、次のような理由があります。
出典:「民間中小病院における看護職員紹介業者の利用に関する研究」
なので、転職サイトの紹介料に不満を抱きつつも、看護師を確保するために利用しているという病院も少なからずあるのです。
病院の内部の人、採用担当者の声をTwitterで調査しました。

看護師で人材紹介会社を使って就職しようと考えてる人は多いと思う。でも、それは間違い!!直接電話したら人材紹介会社を介さないから、その分ベースアップの交渉ができる
今回、ウチで採用する人材は、手数料が58万です。この手数料がなければ1年目からボーナスが払えるのに もったいない
出典:Twitter
規模の大きくない病院では紹介料の負担が大きいため、その分給料を交渉できる可能性があるようです。

まーた謎の人材紹介会社からメール来とる。
今度は5年生かよ。
学生さーーーん
新卒採用にエージェント()なんか噛ませるなよーーー!!
新卒大歓迎の病院なんかいっぱいあるよーー!!
臨床ゼミかなんて気にしないよーー
むしろ仲介業者使わないと採用できない病院ってヤバいと思うよ…(小声)
出典:Twitter
このように病院として転職サイト(エージェント)の利用に反対している声もあります。
看護師の転職サイトを活用すれば、転職を無理強いさせられるかもしれません。
転職サイトは看護師が転職を決めたときに報酬をもらうというビジネスモデルなので、看護師のペースを無視して、転職をあっせんしてくる可能性があるためです。
転職を無理強いさせられて、希望条件とはまったく異なる求人にエントリーするのは本末転倒です。転職サイトを利用する際は、転職の決心はついているか、いつ頃までに転職したいと思っているのかなどの希望をきちんと伝えて転職への意気込みを理解してもらうようにしましょう。
そうすれば、キャリアアドバイザーと協力しながら転職活動を進められます。
転職サイトのキャリアアドバイザー全員が高い専門性や経験をもっているわけではありません。
サイトに登録後、勤務歴が短くサポート力が乏しい人や自分の実績を優先して半ば強引に転職を進めるキャリアアドバイザーに当たる可能性があります。また、使ってみたものの相性が合わないキャリアアドバイザーがいる場合も少なくありません。
キャリアアドバイザーの質を評価するには、事前に転職サイトの口コミや評判を確認するのが有効な手立てです。あまりにも悪い口コミが目立つようであれば、口コミ評価が高めの転職サイトを利用するといいでしょう。

ここからは、看護師の転職サイトを利用した方がいいタイプを解説します。
一つでも当てはまる看護師は、転職サイトを利用して第一志望の内定に向けて一歩踏み出しましょう。
転職活動では、履歴書の効果的な書き方や面接官の見ているポイントなどがわからないといった疑問や不安がついてくるため、自分一人で進めていくと自信をなくしやすいです。
しかし、転職サイトを使えば、サポートが充実していて二人三脚で進められるので安心しながら活動できるでしょう。以下は、転職サイトのサポートの一例です。
転職サイトのサポート一例
キャリアアドバイザーは転職市場を熟知し、数々の求職者の転職を成功に導いてきた豊富な知識と経験がある方々なので、内定率を上げるためのアドバイスをしてもらえます。
転職活動の進め方がわからない人や一人で乗り切る自信がない人は、転職サイトを活用してみましょう。
働きたい職場がはっきりと決まっていない場合は、転職サイトを利用して希望条件や理想の職場のイメージをキャリアアドバイザーとともに固めていくべきです。
この軸を明確にしておかないと、転職後に今と同じ仕事の悩みを抱えたり、やりがいを感じられず転職を繰り返したりするリスクを招きかねません。
転職サイトを利用すれば、登録後にキャリアアドバイザーがあなたの転職理由や希望条件をヒアリングしてくれます。そこでイメージを固めたり、自分の働きたい職場を明確にできたりするでしょう。
働きたい病院がまだ決まっていない人は、転職サイトを利用して理想的な職場を探していきましょう。
転職サイトはなるべく早く内定が決まるように求職者をサポートしてくれます。というのも、転職サイトも商売なのでたくさん時間をかけるよりも、効率的に求職者をフォローしてスムーズに内定まで進めたいと考える場合があるからです。
また、転職サイトは時期を問わず、求職者が転職を希望したそのときからサポートを開始してくれます。そのため「すぐに今の勤め先から離れたい」といった理由で年度途中で転職を希望する場合でも、支援してくれるでしょう。
なるべく早く転職したい看護師は、転職サイトを利用して希望を叶えましょう。

ここからは、看護師の転職サイトを利用しなくてもいい人を紹介します。
転職サイトは必ずしも全員が活用する必要はありません。あなたが転職サイトを使ってみるかの判断材料として、参考にしてみてください。
転職サイトを利用すればキャリアアドバイザーと一緒に転職活動を進めることになるので、相手のペースにも合わせる必要があります。
基本的には利用者のペースを尊重して進めてくれますが、中には頻繁に連絡をして現状の転職状況を確認してきたり、行動を催促してきたりするキャリアアドバイザーもいるでしょう。
相手のペースに合わせることに大きなストレスを感じやすい人は、転職サイトを使わずに一人でおこなうのも選択肢です。
ただし、担当アドバイザーに「連絡は電話ではなくメールでおこなってほしい」「連絡は週に1回までにしてほしい」などと要望を伝えたら柔軟に応じてくれる転職サイトもあります。その点も踏まえて、転職サイトを利用するか検討してみましょう。
キャリアアドバイザーは、求職者の転職を成功させるために求人をいくつも紹介してくれたり、「こうしたほうがいい!」とプロの視点からアドバイスをくれたりします。
押しに弱い人は相手の話に流されやすく、自分の意思とは異なる条件を飲んでしまうケースも少なくありません。そうなれば転職後にミスマッチが起きて、早期退職の原因になりかねないでしょう。
もし他人の意見に流されやすい性格を自覚したうえで、転職サイトを活用したいならば、転職活動をスタートする前に軸を決めておくのが大切です。
例えば以下の表のように、転職の軸を定めましょう。
| 条件 | 自分の軸(例) |
|---|---|
| 仕事内容 | 病棟もしくは外来 |
| 福利厚生 | 住宅補助は3万円以上 |
| 働き方 | 残業は最低でも月10時間以内 |
| 環境 | 良好な人間関係 |
| 待遇 | 年収は500万円以上 |
他の人の意見に流されやすい人は、事前に転職の軸を定めておけば転職サイトを有効に使えるようになるでしょう。
なお、以下の記事で転職の軸の一覧や決め方を解説しています。「転職の軸を決めたい!」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
一般の市立病院ではなく、国公立病院への転職を検討している方に転職サイトの利用はおすすめできません。なぜなら、求人の取り扱いが少ないからです。
例えば、看護roo!で常勤の正看護師における求人数を調べてみたところ23,344件もありましたが、国立病院のみに限定すると55件しかヒットしませんでした。
転職サイトに国公立の求人が少ないのには、以下のような理由があげられます。
転職サイトに国公立病院の求人が少ない理由
転職サイトは紹介料のコストがかかるため、国公立病院はわざわざ利用しない傾向にあります。
国公立病院の転職を目指すなら、ハローワークやナースセンターでも求人は保有しているので、なるべく多くの機関から情報を集めるといいでしょう。

数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。
転職サイト選定基準
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。
| 転職サイト | 求人数|総合満足度 |
|---|---|
| 1位 看護roo! |
55,907件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 |
| 2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) |
135,763件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる |
| 3位 マイナビ看護師 |
60,875件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい |
※求人数2022年8月更新
この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。
『看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。
登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。
看護roo!の特徴
さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。
『看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。
信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており、現場のリアルな情報を提供しています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。
また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。
『マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。
マイナビ看護師の特徴
加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。
こんな看護師さんにおすすめ
なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

ここからは、看護師の転職サイトに関するよくある質問を紹介します。
事前に疑問が解決されれば安心して利用できるので、ぜひ参考にしてみてください。
転職サイトは、病院側が安心して看護師を採用できる仕組みとなっています。
というのも、病院の採用担当者は「採用した人がすぐに辞めた」といったリスクを避けることを第一に考えます。そのため、採用前には慎重に人材を見極めたいもの。
転職サイトを使えば、担当者が事前に候補者がどんな人なのかを詳しくヒアリングしたうえで、病院に紹介してくれます。
なので、直接応募の方よりも、転職サイトのお墨付きがある方を採用したいと考えることもあります。
もちろん、紹介料はかかりますが、教育にコストをかけた看護師が退職してしまうことの方が病院にとってダメージが大きいです。両者を天秤にかけたとき、「多少お金はかかっても、長く続けてくれる良い人材を採用したい」と考える病院・施設は意外と多いのです。
また、転職サイトには紹介料を返金する制度があり、「すぐ辞められても、紹介料は返ってくる」と病院側も安心して利用することができます。
病院側にとって、転職サイト経由で看護師を集めるのはごく普通のことです。
約8割の医療機関が転職サイトを使って看護師を募集しているという調査もあります。(参考:「病院の人材紹介手数料」に関するアンケート調査)
転職サイトを活用することは、ほとんどの病院にとって当然のことなので、「紹介料がかかるから、落とされるのではないか」と過剰に懸念する必要はありません。
公益社団法人全日本病院協会がおこなった「病院の人材紹介手数料に関するアンケート調査」によると、転職サイトの紹介料の相場は採用した看護師の年収の20%程度で、平均額は76万円です。
この手数料は、看護師が転職した際に病院から転職サイトに支払われるものなので、看護師は無料で転職サイトを利用できます。転職ノウハウが豊富なキャリアアドバイザーのサポートを無料で受けたい看護師は、転職サイトを使ってみてください。

看護師の転職サイトの紹介料について説明しました。
転職サイトの紹介料は、採用された看護師の年収の20%で、平均額は76万円でした。
病院の支払う紹介料は高額ですが、転職者は無料でサービスを受ける事ができます。
効率よく転職をすすめたい、自分にあった病院を見つけたいと考えている方は、転職サイトの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
おすすめの転職サイトはこちらです。
| 転職サイト | 求人数|総合満足度 |
|---|---|
| 1位 看護roo! |
55,907件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 |
| 2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) |
135,763件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる |
| 3位 マイナビ看護師 |
60,875件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい |
※求人数2023年10月更新
「なんとなく新卒入社した会社の業務が合っていない気がする」
「転職もしたいけど、これといってやりたいことがない」
と悩む若いビジネスマンも多いのではないでしょうか。
実際に「株式会社ビズヒッツ」が2020年に行った調査では、47%の社会人が「やりたくない仕事をしている」と回答しています。

出典:株式会社ビズヒッツ「仕事が楽しいと思う瞬間ランキング!男女500人アンケート調査」
やりたくない仕事をずっとしていると成果も出にくいですし、日曜の夜や月曜の朝に気分が落ち込み、生きた心地がしないのではないでしょうか。
社会人生活は長いため、どうせならやりたい仕事を見つけて、楽しく生活していきたいものです。
そこで本記事では、新卒時代にミスマッチに苦しんだものの、やりたいことを見つけて転職した筆者が、「やりたいことを見つけて転職するためのノウハウ」を紹介します。
「薬剤師は就職難なの?」
「薬剤師の資格を生かして就職するか迷う」
と悩んでいませんか。
前提として、長期的にみると薬剤師が人手余り(供給過多)になると予測されているのは事実です。
しかし、供給過多=就職難というわけではありません。結論から言うと、高齢化によって薬剤師の活躍の場は広がっており、この先も一定の需要は絶えないと考えられます。
この記事では転職のプロとして薬剤師転職をサポートしてきた私が、薬剤師の就職難の真偽や就職活動が成功しやすい薬剤師の条件を説明していきます。
続きを読む
「こんなに大変なのにどうして看護師の給料は安いの?」
「看護師の年収をアップさせる方法はあるのだろうか?」
このような悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、看護師の給料は他の職業と比べて安いわけではありません。働く病院の規模や地域によっても異なりますが、日本の労働者全体を見れば、看護師の給料はむしろ高水準にあると言えます。
しかし、看護師の仕事は決して楽なものではなく、身体的にも精神的にも疲労が溜まりやすいです。夜勤などで拘束時間が長くなる場合も多いでしょう。ゆえに、「重労働に見合った対価を受け取れていない」「割に合わない」と感じる看護師が増えてしまうのです。
この記事では、元人事部で看護師の転職にも詳しい筆者が、看護師の給料事情について分かりやすく解説していきます。
まず1章で看護師の平均給与額などを紹介し、2章では看護師の給料が安いと感じてしまう理由を解説します。さらに、3章からは看護師の年収をアップさせる方法について丁寧に説明していきます。
「看護師の異動って何年目くらいであるの?」「異動の希望は出せるの?」など看護師の異動について調べていますね。
病棟看護師は、入職から3年目以降で部署異動が行われることが多いです。看護師本人の希望をもとに、看護部内で決定されます。
看護師の部署異動は、組織調整の意図で実施されることが一般的ですが、看護師本人の意向(現部署での仕事が合わないなど)により異動が行われることもあります。
当記事では、看護師の異動(配置転換)の背景や異動の辞令が出た際に取るべき行動について解説していきます。
「病院看護師として働いているけれど、忙しすぎるから転職したい」
「保育園看護師ってどうなの?給料はどれくらい?」
このように考えている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、常勤で35万円前後(賞与込み)、非常勤で23万円前後です。
現在の職場や働き方に不満を感じ、転職を視野に入れている看護師の方は多いと思います。転職先の候補のひとつとして、保育園看護師に興味を持っている方もいるでしょう。
保育園看護師の給料は、病院などに勤務する場合と比べて安いケースがほとんどです。しかし、土日祝日が休みになる、夜勤がないなどのメリットもあります。家事育児との両立もしやすいでしょう。
この記事では、元人事部で看護師の転職にも詳しい筆者が、保育園看護師の給料事情について分かりやすく解説していきます。
1章で保育園看護師の平均給与額を紹介した後には、主な仕事内容や病院看護師との違いについても説明します。また、5章や6章では、保育園看護師への転職について触れていきます。
「薬キャリと薬キャリエージェントの違いは?」
「どちらを使うべきかな…」
とお考えではありませんか?
結論から言うと、薬キャリは「複数の転職エージェントに一括登録できるWEBサイト」、薬キャリエージェントは「エムスリーキャリアが運営する薬剤師専門の転職エージェント」です。
違いまとめ
この記事では多くの薬剤師転職をサポートしてきた私が、それぞれのサービスの特徴と、どちらを使うべきかを解説します。
「薬剤師の人間関係に悩んでいる」
「同僚との関係がストレスで仕事に行きたくない…」
と悩んでいませんか。
女性が比較的多い薬剤師の職場では、独特な人間関係による悩みが絶えないと思います。
事実、薬剤師の転職理由として最も多いのが「職場の人間関係に問題があった」ことでした。
年収や勤務時間に不満はなくても、人間関係が悪くて働きづらい、仕事を辞めたいと悩んでいる人は多いようです。
この記事では、薬剤師専門の転職コンサルタントである私が、薬剤師71人のアンケートをもとに人間関係に悩んでいる原因や解決策について説明していきます。 続きを読む
「漢方薬剤師になるには、どうしたらよい?」
「どうすればなれるのだろう…?」
と考えていませんか。
漢方薬剤師になるために、必須の資格はありません。
ただ、漢方薬剤師として仕事をする上では、漢方薬に関する深い知識が求められるため、漢方薬・生薬認定薬剤師や漢方アドバイザーの資格を取得する、漢方に関する勉強会に参加することがおすすめです。
そこでこの記事では、元薬剤師で転職コンサルタントの私が、漢方薬剤師になるための方法や、必要なスキルについてお伝えします。
「子育てしながら薬剤師として働きたい」
「子育てと仕事は両立できるの…?」
と考えていませんか。
薬剤師は女性が多い職場であり、子育てと両立しながら仕事をしている薬剤師も多くいます。
ただ、子育てと仕事を上手く両立するためには、急な休みへのフォロー体制が整っている職場や、子育てに理解がある職場など、ポイントを押さえた職場選びをすることが重要です。
そこでこの記事では、元薬剤師で転職コンサルタントの私が、ママ薬剤師が子育てと仕事を両立するために知っておくべきことを解説します。
「看護師の仕事って何が大変なの?」とお考えですね。
看護師のリアルな働き方を知るためには、実際に働いている人に話を聞くのが一番。そこでこの記事では看護師100人にアンケート調査を行い、「最も大変なこと」を伺いました。

このアンケート結果を踏まえて、看護師の仕事で大変なことについて解説していきます。