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よくある転職の悩み13選|ケース別の解決方法もあわせて紹介!

「転職で悩みすぎて疲れた…自分に合った求人を見つけるのも大変すぎるし辛い!」

「20代・30代によくある転職の悩みと解決方法を知りたい!」

転職は自分に合った企業を見つけるのに多くの時間や労力が必要になりますし、今の職場を退職しなければならないためメンタルが落ち込んでしまいますよね。

また、いざ転職しようと思っても誰に相談したらいいのか、どうすれば自分の希望する仕事が見つかるのか不安に思っている方もいることでしょう。

転職をスムーズに成功させるためには、実際に転職を経験した人の悩みを知ったうえで、それぞれの悩みに適した解決策を見出すことが大切です。

転職に関するよくある悩みと解決策はこれ!

しかし、上記以外にも転職する過程にはさまざまな悩みがあるので、一つ一つを解決するためには多くの時間や労力が必要になります。また、転職に関する悩みを解決できたとしても、そこからどのように行動すればいいのか自分だけで判断するのは難しいでしょう。

そこで本記事では、これまで転職エージェントとしてたくさんの悩みを解決してきた私が、転職に関するよくある悩みを徹底調査して具体的な解決策を紹介します。また、解決策を見出した後にどのように行動すればいいのかも詳しく解説します。

この記事を読むとわかること

本記事を読むことで、転職活動に関する悩みや不安を解決して、自分の希望する企業に転職できるでしょう。

注:転職に関する悩みはプロに相談するのが効果的です。おすすめの転職エージェントを詳しく知りたい方は、「転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!」もご覧ください。
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よくある転職の悩みランキング13選!解決方法も徹底解説

よくある転職の悩みと決方法

初めに、よくある転職の悩みについて紹介します。

年収が低い・給与に満足できない悩み|年収だけでなく福利厚生も含めて考える

以下、STRATE[ストラテ]の『現状の給与への満足度に関するアンケート(2021年5月)』のデータによると、約84%の人が現在の給与に満足していないと回答しています。

給料の満足度

出典:STRATE[ストラテ]

また、エン転職の『転職のきっかけ(2019)』ユーザーアンケートによると、転職のきっかけが「給与が低い」を理由に、転職活動を始める人は43%以上です。

年収をきっかけに、転職を考えだした人の多さをうかがい知ることができます。

エン転職_「転職のきっかけ」実態調査

出典:転職のきっかけ(2019)

実際にインターネットには、以下のような悩みも見られます。

いくら結果出しても年功序列で給料上がらないので転職したい

出典:Twitter

年収アップを望むなら、まずは現在どれだけの年収をもらっているかを、正しく把握しましょう。

「年収」とは、実際に口座に振り込まれる金額ではなく、天引きされている税金や社宅の家賃や手当など全て含んだ額面金額を指します。

転職先の手取り条件が良くても、手当が薄かったり、差し引かれる税金が考慮されていなかったりすることもあります。逆に、見た目の年収が少なくても、福利厚生や手当が厚く、現状よりも満足した生活が得られることもあります。

まずは額面金額を把握した上で、転職を考えるのも一つの方法です。今より年収の高い企業を探すなら、単に提示された年収だけをみずに、給与規定や評価水準、手当などについても確認しておきましょう。

30代に多い仕事内容や業務時間に関する悩み|どんな内容であれば満足できるか検討する

就業時間や就業場所、評価に関する悩みや、会社自体に将来性を感じられないという悩みなどがあります。

先ほどご紹介した、エン転職の『転職のきっかけ(2019)』ユーザーアンケートでも、仕事内容や会社の将来性に対する不安は、転職のきっかけの上位に挙がっています。

エン転職_「転職のきっかけ」実態調査グラフ

出典:エン転職

インターネットには、このような声が挙がっています。

今勤務している会社の経営状態が危なく、倒産しそうだという噂も社内で聞きます。

私も危機感を感じているのですが、今のうちに退職して転職活動をしたほうがよいでしょうか?

出典:エン転職

今の仕事は、お給料が低い上、残業代も出なくて生活していくのが大変な状態です。

そのため転職を考えているのですが、退職理由を正直に伝えても良いものでしょうか? 転職経験がないため、このような理由が通るものなのか分かりません。

どうか教えてください。よろしくお願いします。

出典:エン転職

この悩みには年齢によって傾向があり、主に30代以上の人が、評価や仕事内容、会社の将来に対する悩みを感じる傾向にあるようです。

評価や仕事内容に悩みを抱えているなら、自分が理想とする待遇を箇条書きで列挙してみましょう。

その上で、条件に優先順位をつけると、今の仕事を変わっても解決する問題なのか、解決するのであれば、どの点を優先して仕事を探せばいいのかが見えてくるかもしれません。

会社の将来性に関して不安を抱いている場合は、一度IR情報や実績、財務状況などを確認してみるのがおすすめです。実際に現場で感じる不安感は、もしかすると一部の部署や営業所だけのものかもしれません。

客観的に自分のいる会社が置かれている状況を把握した上で、転職が必要かどうかを考えてみると、転職をすべきか、転職するならどんな企業がいいかという点が見えてくるのではないでしょうか。

20代に多いやりがいに関する悩み|仕事で楽しいことや達成感を感じたことを探す

主に20代に多い悩みの1つです。

そもそも今の仕事が自分に合っていないという悩み、仕事内容は好きだが、会社自体に将来性を感じられないという悩みなどがあります。

やりたいことを仕事にできるほど世間は甘くないとはわかっているけど、「もっと向いている仕事があるんじゃないか」、「ポテンシャルを潰しているんじゃないか」なんて考えてしまう…

出典:Twitter

今の仕事が自分に合っていないと感じているなら、今の仕事で感じた楽しいことや、達成感を感じたことなどを挙げてみましょう。

その上で、「今の仕事は本当に自分に合っていないのか」「合っていない場合、どんな仕事が自分に合っているのか」を考えて転職に臨むと、転職時期や転職先の業種・職種を、より具体的に考えることができます。

人間関係に関する悩み|転職先の評判や口コミを事前に調査する

上司や同僚、事務員との人間関係に悩み、転職を考える事例です。

PR TIMESによると仕事で頻繁にストレスを感じている人のうち、76.3%が人間関係が原因だと回答しています。

職場ストレスの原因_人間関係

出典:PR TIMES

ストレス過多すぎて勉強しても全く頭に入ってこない………. 職場のいじめがエスカレート ついに全体LINEで攻撃されました。 業務完了しましたの一言だけ入れたら挨拶もなしかと 社会人の基本がなってないと…… ここで愚痴ることじゃないけど….. もう潰れそう…..

出典:Twitter

人間関係に関するトラブルは、残念ながら、どの職場でも起こり得ることです。

転職を考えている場合、今の職場での人間関係は解決できるかもしれませんが、新たな人間関係のトラブルを抱える可能性もあります。

転職先の人間関係を知りたい場合は、実際にその職場で働いている人が知り合いにいないか探し、話を聞いてみましょう。

難しい場合は、転職先と取引をしている会社の人などを見つけるのも一つの方法です。また、面接の際にそれとなく会社の雰囲気を探ってみるのもよいでしょう。

相談相手に関する悩み|ハローワークや転職エージェントなどのプロに相談しよう

「信頼できる相手が周囲にいない」「転職活動の話をするのに抵抗がある」など、相談相手がいないことに悩みを抱えている人は少なくありません。

本当に信頼して相談できると感じる人がいない

出典:ワークポート

小さな相談を気軽にできなくて、悩みを抱え込んでしまう

出典:ワークポート

悩みを打ち明けられる人が近くにいないときは、以下のような転職の相談ができるサービスの活用を検討しましょう。

  • ハローワーク
  • 転職フェア
  • キャリアコーチングサービス
  • 転職エージェント

転職のサポートを専門とするプロが在籍する上記のようなサービスを利用すれば、あなたの抱えている悩みをしっかりと聞いてもらえ適切な解決策を提示してくれるでしょう。

自分一人で不安や悩みを抱え込んで転職の一歩を踏み出せないのは、よりよい職場で働く機会を失うことにもつながります。相談できる環境を作って、支援してもらいながら転職を進めていきましょう!

以下の記事では、おすすめの転職相談先を紹介しています。「いま抱えている悩みを解決して、転職の一歩を踏み出したい」という人は、ぜひ参考にしてみてください。

転職時期に関する悩み|20〜40代のどの層でも転職できるチャンスはある

転職時期がわからず、困っているという悩みです。この悩みには、年齢によって傾向があります。20代の場合は、「若いうちから転職していいのか」と悩む人が多いようです。

一方、30代以上になると、「転職に適した時期があるか」「今転職すべきか」など、転職時期を探る悩みが多くなるようです。

転職活動を始めたいと思っています。

ただ、「不況が続いているから、今の時期は求人数が減っているはずだ」と聞きました。

やはり今活動を行なうのは間違っているのでしょうか。転職活動に適した時期があれば教えてください。

出典:エン転職

20代で転職を考える人は、決して少なくありません。

dodaの『転職成功者の年齢調査(2020年)』によると、約50%の方が、20代で転職をしていることがわかります。転職成功者の年齢割合

出典:doda

20代で転職する場合、これまでのキャリア以上に、業務の遂行能力や最低限のビジネスマナー、その将来性などが重要となります。

まずはしっかり自己分析を行い、今の自分に何ができるか、将来どのように活躍したいかなどを具体化した上で転職に臨めば、決して早過ぎるということはなさそうです。

一方30代以上の転職の場合、明確に転職に適した時期というのはありません。

以前までは、3月や10月に転職案件が増えるという話や、35歳限界説などが囁かれてきました。

しかし転職が一般的となった昨今では、年中転職案件があり、35歳以上でも活躍できる案件が増えたことから、「○月がいい」「○歳までに転職したほうがいい」という話は、必ずしも該当しなくなっています。

こうした時代背景の中で、自分に適した転職時期を見出すためには、市場のニーズだけでなく、自分にとっての転職のタイミングを見出すことが大切になっています。

30代以上が転職する場合は、これまでのキャリアや専門性、管理職に対する適性などが重要視されます。

転職時期にお悩みの30代以上の人は、これまでのキャリアや現在の状況などを判断し、転職に適性な時期を考えてみましょう。難しい場合は、自己分析や転職支援企業を利用するのも一つの方法です。

転職後の不安に関する悩み|職場見学や評判を調査して不安を解消する

転職には大きな不安がつきまとうものです。「新しい職場環境にうまく適応できるか?」「収入が減ってしまうのではないか?」など、転職によるリスクを考えると新しい環境に飛び込むことにためらいを感じてしまう人も少なくありません。

転職後の不安を少しでも払拭したいなら、以下の対策をおこなうとよいでしょう。

  • 職場見学をする
  • 実際に働いている人の声を聞く
  • 自分自身の能力を信じる
  • 会社の業績・組織文化などをリサーチする
  • 転職のプロから適切なサポートを受ける

    不安な気持ちを抱えたままで、転職活動に臨むのは大変です。上記のような対策をおこない不安を一つずつ解消して、新しい挑戦をするキッカケにしていきましょう。

    以下の記事では、転職で後悔するパターンと対策法を紹介しているので、怖くて転職活動に踏み出せない方はぜひ参考にしてみてください。

    転職活動や転職先に関する悩み|自己分析で自分の転職の方向性を定める

    「何からはじめていいのかわからない」「どれくらい応募すべきなのか分からない」「どんな転職先を選べばいいのかわからない」など、転職方法や転職先に関する悩みです。

    転職のため就活をしています。 ですが、なかなか内定がもらえません。 皆さんは転職のとき何か月、何社応募したり時間がかかりましたか。

    出典:Yahoo!知恵袋

    転職活動の手順を知ることも大切ですが、まずは自己分析などで、転職活動の軸や優先順位を明確にしましょう。

    全ての条件が揃った転職先を見つけることは、至難の業といえます。

    自己分析により、「優先したい条件は何か」「転職によって何を実現したいのか」「諦めてもいい条件は何か」などを具体化すれば、おのずと転職時期や転職活動の内容が明確になります。

    逆に転職活動の軸が明確でないと、転職活動が長引いたり、面接で自分自身をうまくアピールできない可能性もあるのでしっかりと自己分析をしましょう。

    3社目のエージェントさんと電話面談…ここに来て早くも心折られてます… 自分の考えが甘々で軸もブレブレなのが悪いんだけど今の希望にあった求人ほとんど出せないって言われてしまい意気消沈 やる気出させてくれないここは合わないって思って良いのか本当に私には求人が無いのか

    出典:Twitter

    まずは自己分析を行い、転職活動の軸を決定しましょう。

    職種探しに関する悩み|転職エージェントに登録して多くの求人から選ぶ

    「希望条件に一致する求人がみつからないかも」「求人がみつかっても落ちてしまうかも」と思い、転職活動に不安を感じる人は多いでしょう。

    自分の持っているキャリアが一致しているか否かの不安

    出典:ミドルの転職

    タイムリーに見つけられるかが不安であった

    出典:ミドルの転職

    得意分野での少ない求人か、一般的だが多い求人か。そのどちらに重きを置いて活動すべきかが不安だった

    出典:ミドルの転職

    「求人がみつからないかも」という不安を解消するためには、求人を多く保有している転職サイトや転職エージェントに登録するのがおすすめです。

    なかでも転職エージェントは、求人の検索・紹介をおこなってくれたり、非公開求人を紹介してくれたりするなど転職サイトにはない特徴があります。

    自力でリサーチしても、得られる情報には限界があります。転職エージェントを上手に活用して、希望する求人と出会える可能性を高めましょう。

    以下の記事では、自分にあった職場の探し方や、仕事探しを成功させるコツについて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

    スキル・実績に関する悩み|未経験の職種でも企業への熱意を伝える

    希望する職種によっては、関連するスキルや過去の実績が求められる場合があります。そういった背景から、自分の能力に物足りなさを感じ「私は会社に必要とされる価値がないのでは…。」と自信をなくす人は少なくありません。

    転職したい
    けど私のスキルで今のとこよりいい条件なんてありません。とはっきり言われた…
    はぁ〜
    まだ私の就活半歩も踏み出せてないのにもうやる気無くした

    出典:Twitter

    転職したいって気持ちは常にあるんだけど、私みたいな学歴も資格もスキルも向上心も無い30代半ばの女を何処の会社が雇ってくれるのかと思い踏み出せない。メリットはきっと一生独身だから長く働けるよってことくらい

    出典:Twitter

    スキルや実績が少なくても悲観しすぎることはありません。未経験の職種であっても企業に対する熱意をうまく伝えたり、これまでの経験から得た強みを明確にアピールしたりすれば、採用率を高めるのは十分に可能です。

    もしも、「自分を表現するのが苦手」「自分の強みがわからない」という方は自己分析をおこない自分を知るところからはじめましょう。

    以下の記事では、自己分析の方法を4ステップで紹介しているので、詳しい手順を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

    家族からの反対に関する悩み|十分に話し合ってお互いに納得する

    家庭をもっている人は、転職は自分だけの問題ではありません。

    例えば、転職によって今よりも年収が下がってしまったり、就労時間が変わって生活リズムが変化したりする場合など。家計や家族との時間に影響が生じるため、家族からの反対を受けやすくなるでしょう。

    家族から転職に対する理解を得るには、十分な話し合いが必要です。話し合いに大切な心構えを以下にまとめました。

    • 転職による変化と、それへの対策を説明する
    • 転職によるメリットを提示する
    • 家族が希望する条件や優先順位を確認する
    • 家族への情報共有を徹底する

      円滑に転職をすすめるためには、家族の協力が欠かせません。実際に行動をはじめる前にしっかりと家族の理解を得て、お互いが納得できる形で転職活動をすすめましょう。

      転職疲れに関する悩み|転職エージェントでプロの支援を受ける

      転職活動では、求人情報の収集や応募書類の作成、面接対策など、内定獲得に向けて多くの対策をしなければいけません。働きながらそれらの作業をおこなうのは大変であり、転職疲れを感じるのは当然といえるかもしれません。

      いざ自分の棚卸しを文章に書くと、思うように表現できず、何度でも書き直し、わからなくなる

      出典:ミドルの転職

      転職先を探す度に、本当に転職していいのか?今の会社に留まるべきではないか?など、精神的に疲れた

      出典:リクナビNEXT

      転職活動の負担を軽くするためには、プロのサポートを受けるのが効果的。おすすめなのは、転職エージェントの活用です。転職エージェントを活用すれば、以下のサービスが受けられるため、転職にかかる労力を減らせます。

      転職エージェントがおこなってくれること(一例)

      • 求人探し
      • 求人の応募手続き
      • 履歴書・職務経歴書の作成(添削)
      • 面接の日程調整
      • 配属先の交渉
      • 給与・ポジションの交渉

      転職エージェントは無料で利用できます。プロの支援を受けて効率的に転職活動をすすめましょう。おすすめの転職エージェントはのちほど紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

      不採用によるメンタル面に関する悩み|失敗の原因を把握し改善する

      不採用通知を目にしたときのショックは相当大きいはずです。自己評価が下がる原因にもなり、転職できないかもという不安からメンタルが崩れやすくなるでしょう。

      不採用通知に落ち込まず、メンタルの安定を保つためには、以下のことを意識するのが大切です。

      • 自分自身を否定しない
      • 過去の成功体験を振り返り自己肯定感を高める
      • 挫折を成長の機会と捉える
      • ストレス軽減のための時間を確保する
      • 相談できる相手をみつける

        採用・不採用はあくまでも企業とのマッチングの問題であり、個人の価値を決めるものではありません。不採用通知をもらったからといっても、自分自身を否定するのはやめましょう。失敗を成功の機会ととらえて、新たなチャンスをつかみにいく気持ちが大切です。

        しかし内定をもらえなかったのは、成功を妨げる何かしらの原因があると考えられます。失敗を繰り返さないためにも、それらの原因を把握・改善するのが重要といえるでしょう。

        以下の記事では転職で失敗しないための注意点を紹介しているので、転職の成功率をあげたい人はぜひ参考にしてみてください。

        【悩み解決】転職を成功させるためにやるべき3つのこと

        転職に悩んだ時にやるべきこと

        ここでは、転職に悩んだときにやるべき3つのことについて紹介します。

        自己分析で自分の状況を客観的に判断する

        すでに転職を決めている人も、転職するべきか悩んでいる人も、まずは自己分析を行うことをおすすめします。

        自己分析を行うことで、現在の自分の状況を客観的に分析することができます。

        その結果、今が本当に転職に適した時期なのか、そもそも転職すべきなのかなど、転職の悩みに関する解決の糸口をつかむことができるかもしれません。

        また自己分析により、どんなことに喜びや達成感を感じるのかなどを知れば、自分にあった転職先探しの近道を探すことができます。

        自己分析の詳しい作成方法については「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】」をご覧ください。

        業界分析や自分に合った転職サイトへの登録をおこなう

        転職するかどうか悩んでいるなら、まずは自己分析や業界分析、転職サイトへの登録などを行い、行動してみることも一つの方法です。

        転職活動を開始したからといって、必ずしも転職しなければいけないわけではありません。

        転職活動によって自分のキャリアや、現在勤めている会社、業界における立ち位置を知り、転職を思いとどまる人もいます。逆に、それが本格的な転職活動への足がかりになることもあります。

        企業分析や自己分析が面倒であれば、自分が目的としている業種や企業に勤める人に話を聞いてみるのもよいでしょう。リアルな現場の状況を知ることで、次の行動に結びつくこともあります。

        転職活動は意外と簡単にはじめられます。悩みすぎてどうしようもなくなる前に、まずはできることからはじめてみましょう。

        3社以上の転職エージェントを使って転職を成功させる

        自分一人では解決できない悩みも、転職のプロに相談すると簡単に解決できる場合があります。

        応募先の順序の工夫を教えて頂いたり、内定を頂いた際の時期の調整の話を先方に伝えてくださったりして、解消しました

        出典:ミドルの転職

        相談することでカツを入れてもらったり、気分転換になった

        出典:ミドルの転職

        特に「漠然とした不安があって行動できない」「転職したいけど何をしたらいいかわからない」という悩みを抱えているなら、転職エージェントの活用がおすすめです。失敗しない転職活動の方法を教えてもらえたり、キャリアプランにそった具体的な方向性を教えてもらえたりします。

        転職の悩みは転職のプロに相談するのが一番です。何人もの転職を成功に導いてきた転職エージェントのサポートを受けて、理想とする職場への転職を成功させましょう。

        なお、転職エージェントを選ぶときは、以下の3つのポイントを確認するのが大切です。

        転職エージェントを選ぶときのポイント

        • 求人の質・量・・いい求人を保有しているか
        • 提案力・・あなたの人生を豊かにする提案をしてくれるか
        • サポート・・面接・書類対策などを手厚くおこなってくれるか

        この3つの軸を使い『転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!』の記事で500人の評判を元にランキング化しましたが、おすすめ順に並べると、下記の通りになります。

        全て無料で、カウンセリングから内定後の手続きまでおこなってくれるので、まずは3社以上登録し比べてみましょう。

        では、一つずつご紹介していきます。

        リクルートエージェント|大手だが担当に差がある

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        リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

        公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

        業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

        転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

        ◆補足:リクルートが運営している関連サービス

        リクルートダイレクトスカウト|年収600万円以上限定

        リクルートダイレクトスカウト トップ画面

        リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです

        ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。

        レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。

        また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます

        レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。

        doda|業界最大級。20代30代なら登録必須

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        dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

        提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

        首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

        マイナビエージェント|サポート充実で満足度No.1

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        マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。

        求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。

        そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。

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        仕事が続かない人の特徴6つ!原因・対処法・転職成功のポイントを解説

        「転職しても仕事が続かない…」

        「20代、30代の仕事が続かない人に向いてる仕事はある?」

        転職してもすぐ退職してしまう方のなかには、仕事が続かないのはどうしてなのか、どのような仕事を探せばいいのかと不安や疑問を抱えている方も多いことでしょう。

        結論、仕事が続かない原因は職場の人間関係や仕事内容、また自分自身の仕事に対する価値観などのさまざまな原因があり、その一つ一つを明確にして適切に対処することで仕事を続けられるようになります。

        仕事が続かない人におすすめの対処法

        自分の仕事が続かない原因が何なのかわからなければ、対処法や向いてる仕事を見つけられません。また、次の職場に転職したとしても同じことを繰り返してしまう可能性があるでしょう。

        そこで本記事では、転職のプロとしてたくさんの転職者をサポートしてきた私が、仕事が続かない人の特徴や原因、原因別の対処法を詳しく解説します。また、おすすめの相談先や向いてる仕事の特徴も紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

        この記事を読むとわかること

        本記事を読むことで、仕事が続かない原因を正しく突き止めて対処し、自分の価値観に合った続けやすい仕事に転職できるでしょう。

        注:自分に合った仕事の選び方を詳しく知りたい方は、「後悔しない仕事の選び方 | 重視すべきポイントを転職のプロが解説」もご覧ください。
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        1.そもそも仕事はなぜ続けるのかを改めて考えよう

        仕事が続かない」という悩みについて、そもそも仕事をなぜ続けるのかをあらためて考えてみましょう。

        仕事を続けないと生活に困ってしまうから
        仕事が続かないとキャリアが不安定になるから

        など、つい後ろ向きな理由を考えてしまうかもしれません。追い詰められていると、リスクばかりが気になるものです。

        しかし、仕事についての考え方は後ろ向きなものばかりではないはずです。

        臨床心理学者のハーズバーグによって提唱された「モチベーション理論」では、「衛生要因」と「動機づけ要因」の2つがあるとされています。

        衛生要因」は賃金など暮らしに直接影響し、足りなければ不満をもたらすもの。
        動機づけ要因」は裁量の大きさなど仕事自体に関わり、あると仕事への満足度につながるものです。

        衛生要因を確保することは最低限の状態を保つために必要ですが、仕事における満足を得る要因にはなりません

        あなたにとっての動機づけ要因となるものを見つけることで、前向きに仕事と向き合えて続けられるようになるのではないでしょうか

        あなたにとっての仕事を続ける意義を、もう一度考えてみましょう。

        • 人の役に立つ喜びを得るため
        • 人として成長するため
        • 社会とのつながりを持つため
        • 自己実現のため
        • 生活を豊かにするため

        仕事を続ける意義を前向きに捉え直すことは、仕事を続けるための原動力となります。

        動機づけ要因となる要素を見出しながら、衛生要因を確保することが大切です。

        ポジティブな気持ちで、仕事を続けるために必要なことを一緒に考えていきましょう。

        2.20代・30代の仕事が続かない原因7つ

        仕事が続かない状態には原因がありますあなたが仕事を続けられない原因を見極め、解決方法を探りましょう

        厚生労働省が毎年実施している「雇用動向調査」の結果からは、転職者が前職を退職した理由として、男女ともに次のような点を挙げることが多いとわかります。

        転職者が前の職場を辞めた理由TOP5

        男性
        (計:2256.1千人)
        男女計
        (計:4844.3千人)
        女性
        (計2588.2千人)
        1位労働時間、休日等の
        労働条件が悪かった
        (11.23%)
        職場の人間関係が
        好ましくなかった
        (12.24%)
        職場の人間関係が
        好ましくなかった
        (14.78%)
        2位職場の人間関係が
        好ましくなかった
        (9.33%)
        労働時間、休日等の
        労働条件が悪かった
        (11.92%)
        労働時間、休日等の
        労働条件が悪かった
        (12.51%)
        3位給料等収入が少なかった
        (8.71%)
        給料等収入が少なかった
        (9.07%)
        給料等収入が少なかった
        (9.37%)
        4位会社の将来が不安だった
        (7.28%)
        会社の将来が不安だった
        (5.55%)
        仕事の内容に
        興味を持てなかった
        (5.36%)
        5位能力・個性・資格を
        生かせなかった
        (5.42%)
        仕事の内容に
        興味を持てなかった
        (5.10%)
        会社の将来が不安だった
        (4.05%)

        〔出典〕厚生労働省:令和2年雇用動向調査,2019.第15表を基に編集部作成
        〔注〕典拠には定年・契約満了、会社都合、出向等を含むその他が理由として含まれているが、
        表の作成にあたっては個人的な理由に相当するもののみ抽出の上で、ランキング集計を行った。

        「会社の将来性」といった世情・市況による影響が大きそうなものを除けば、退職の理由は仕事内容そのもの(興味ややりがい)、人間関係、働き方(労働時間・休日等)、待遇面(給料等)に集約されていると言えるでしょう。

        こうしたことを踏まえ、ここからは仕事が続かない原因として、次の7つを見ていきます。

        2-1.仕事内容が合っていない|そもそも向いてる仕事がわからない

        自分に合っていない仕事内容だと、働くことがストレスとなり仕事が続かない原因となります

        いまの仕事は自分に合っていない
        もっと違う仕事がしたい

        と感じているなら、自分に合った新しい仕事をしようとして現在の仕事を辞めるのは自然な行動と言えるでしょう。

        しかし、なかには「いまの仕事が自分に合っているのかわからない」と感じている人もいます。

        わからないから辞める、を繰り返しているケースは注意が必要です。それでは仕事を続けられるようにはなりません。

        自分に合った仕事内容を選び、やりがいや意欲を持って取り組めると仕事は長続きします。まずは、いまの仕事内容があなたに合っているか、あるいはどんな仕事内容なら自分に合っているのかを考えましょう

        2-2.働き方が合っていない|心身への負担を感じやすくなる

        働き方が合っていない仕事は、心身への負担を感じやすく、仕事が続かない原因になります

        たとえば、「夕方に子どもが学校から帰ってくるので仕事は定時で上がりたい」という方にとって、残業が多い仕事は続けにくいでしょう。

        また、夜型の生活が身体に合っている方や、平日に休みを取りたい方には、平日の昼間に働く仕事よりも夜勤やシフト勤務がある仕事が向いています。

        人によっては週5日、1日8時間働くのが合わないという方もいるのではないでしょうか。
        その場合は、パートやアルバイト、短時間勤務の契約社員などの働き方を選ぶ道もあります。

        無理をせず、自分に合った働き方を選ぶことが仕事を続けるコツです。

        最近では、フリーランスとして個人で仕事を請け負い、働く時間や場所を柔軟に決められる働き方も増えています。

        あらゆる働き方を知り、あなたに合ったものを選ぶことで、仕事を続けやすくなるでしょう

        2-3.人間関係に問題がある|転職の繰り返しでは解決できない

        仕事が続かないのは、人間関係が原因である可能性もあります

        仕事では、職場の人と協力して業務を進めなければなりません。人間関係が悪いと、職場に行くのが憂鬱になり、働くのが嫌になります。

        業務の遂行に支障が出るケースもあるでしょう。思うように働けず心理的な負担が積み重なる結果、仕事を辞めてしまいます。

        職場の人間関係は転職することでリセットできる!」と考えて転職を繰り返す人もいるのではないでしょうか。

        しかし、どこの職場でも人と人が関わり合って働く以上、人間関係をめぐる多少のトラブルは避けられないものです。

        人間関係の問題が起こるたびに仕事を辞めていては、きりがありません

        1つの職場で仕事を続けていく上では、人間関係の問題とどう向き合うかが大切です。

        また、職場の人間関係ではなく、自分自身の人間関係の築き方に問題があるケースもあります。自分の考えをわかりやすく話すことや、相手の話を聞いて意図を汲み取ることに苦手意識があると、人間関係の構築に困難を感じるでしょう。

        自分では気づいていなくても、周囲を不快にさせていることもあります。

        これまでの職場の人間関係を思い返し、問題がなかったかを振り返ってみましょう。

        2-4.労働環境・待遇に問題がある|低賃金や時間外労働など

        労働環境や待遇に不満があると、仕事のモチベーションが低下して続かなくなります

        自分はこんなに働いているのに
        結果を出しても評価されない

        と感じることはないでしょうか。

        働きやすい労働環境が整っていることや、待遇が良いことは、仕事を続けるために大切な要素です。

        労働環境や待遇への不満の例として、次のことがあります。

        • 給料が低い
        • 残業や休日出勤などの時間外労働が多い
        • 働きを正当に評価されていない
        • 業務遂行に必要なツールやシステムが導入されない
        • 有給を取得させてもらえない

        働きに対して給料が少なかったり、残業や休日出勤が多かったりすることは、仕事へのやる気が失われる原因になります。その結果、仕事を辞めてしまうのです。

        いまの労働環境や待遇について不満に感じていることがないかを振り返り、改善できないか考えていきましょう。

        2-5.ハラスメントがある|被害者だけでなく知らない間に加害者になっていることも

        ハラスメントが横行している職場は仕事を続けられない原因となります
        ハラスメントだと気づかずにしている/されているケースもあるので注意が必要です。

        職場でよくあるハラスメントには以下があります。

        • パワーハラスメント(パワハラ)
        • モラルハラスメント(モラハラ)
        • セクシャルハラスメント(セクハラ)
        • マタニティハラスメント(マタハラ)

        パワーハラスメントは、暴行・暴言、過大・過小な要求、飲み会への参加強要などがあたります。

        「上司に叩かれた」「明らかに遂行不可能な業務を指示された」などがなかったか振り返ってみてください。

        モラルハラスメントは無視や差別発言など、倫理的な嫌がらせです。「高卒のくせに」など学歴や職歴で見下すような発言も含まれます。不機嫌な振る舞いや失敗を責め続けるような行為も職場でよく見られるモラハラです。

        セクシャルハラスメントは性的な嫌がらせです。「髪や肩などを触られる」「性的関係を求められ、断ると仕事上の嫌がらせを受ける」などがセクハラにあたります。「まだ結婚しないのか」「相変わらず色気がない」という発言など、セクハラと気づかれずに横行しているケースも多いです。

        マタニティハラスメントは、妊娠・出産・育児に関する嫌がらせを意味します。妊娠・出産・育児のために休みを取ろうとすると「休みが多い」「あなたが休むせいでみんなが大変な思いをしている」と言われることなどが当てはまります。また、妊娠・出産・育児を理由に退職を迫られたり、契約を打ち切られることもマタハラです。

        近年はハラスメントをなくそうとする動きも見られますが、まだ職場のハラスメントが残る企業はあります。

        2-6.仕事観に問題がある|仕事の意義や目的を明確にしよう

        仕事が続かないのは、あなた自身の仕事観が原因である可能性もあります

        仕事観とは、仕事の意義や目的など、仕事に関する考え方です。

        仕事観によって、仕事とどのように関わっていくのかが決まります。

        たとえば「仕事はお金を稼ぐためだけのもの」という考えなら、続けることにはあまりこだわらず、稼げる仕事を求めて退職・転職を繰り返すことになるでしょう。

        また、「選ぶ仕事は天職でなければならない」と考えていたら、自分にとって天職だと思える仕事を求めて延々と仕事が続かないままかもしれません。

        あなたにとって仕事とはどういうものか?」という仕事観をたずねる問いは、就職活動の面接時でもよく質問されます。

        いまのあなたの仕事観を明確にして、説明できるように考えてみましょう

        2-7.性格・体調に問題がある|自分の特徴を知ることが大切

        性格や体調が原因で、仕事を続けられないこともあります

        本人の性格上、つい無理をしてストレスを溜め込んでしまい、仕事を辞めることもあるでしょう。

        また、人はそれぞれ体調の問題を抱えており、状況によっては仕事に影響が出てしまうことも少なくありません。

        仕事が続けられない性格や体調の問題については、次の章で詳しく解説します。

        3.自分では気付かない…?仕事が続かない人の特徴6つ

        仕事が続かない原因として、本人の性格や体調があることをお伝えしました。

        自分の状態については、意外と自分で気づけていないケースも多いです。

        仕事が続かない原因が自分にあると、職場を変えたとしても問題の根本的な解決にはなりません。

        仕事が続かない原因が自分にあるかどうかを判断するには、仕事が続かない人の特徴を知るといいでしょう。

        ぜひ自分のことを振り返りながら、読み進めてみてください。

        以下より、仕事が続かない人の6つの特徴をご説明します。

        3-1.人間関係を築くのが苦手で業務を溜め込んでしまう

        仕事が続かない人は、人間関係を築くのが苦手という特徴があります。

        退職理由のなかでも人間関係は上位にランクインする項目です。

        「人間関係」は先ほど紹介した厚生労働省「雇用動向調査」(2019)においても転職者の前職を辞めた理由で1位(男女計)となっていましたが、日本労働調査組合の調査でも、やはり「職場の人間関係」が退職理由の1位となっています(参考:日本労働調査組合:仕事の退職動機に関するアンケート調査(2021年4月).

        人間関係を築くのが苦手な人ほど、退職が現実的なものとなりやすいです。

        仕事では、さまざまな人と協力しながら業務を進めます。業務をスムーズに遂行するには、人間関係を良好に保つことが重要です。

        しかし、人間関係を築くのが苦手な人は、周囲に頼ることができず、一人で業務を抱え込んでしまう傾向があります。

        自分でこなせる業務量には限界があるため、キャパシティを超過して抱え込んだ結果、ミスや失敗につながることも少なくありません。「周囲に迷惑をかけてしまった」と余計に萎縮してしまいます。

        また、人間関係に安心感を得られずにいると、常に気持ちが張り詰めて疲れやすくなってしまいます。心理的な負担を感じて働き続けたいと思えなくなることから、仕事を辞めてしまいます。

        3-2.頑張りすぎて無理をするため後からどっと疲れる

        仕事が続かない人は、必要以上に頑張りすぎて無理をしがちです。

        つい頑張りすぎてしまう
        張り切って働くと、あとからどっと疲れてしまう

        と感じることはないでしょうか。

        仕事に対して気力を注ぎ込み続けることは、時として大きな消耗感につながり、バーンアウト(燃え尽き)と呼ばれる、強い疲労・消耗感や仕事に対する意欲・関心の喪失をもたらすことがあります

        作業量の多さや勤務時間の長さからくる身体的な負担はもちろん、仕事に伴う重圧や葛藤など、心理的な負担情緒的な資源(心のリソース)を消耗させ、バーンアウトの要因になると考えられています久保真人:バーンアウト(燃え尽き症候群)――ヒューマンサービス職のストレス.日本労働研究雑誌558:54-64,2007.

        そのような消耗感をもたらすほど無理をして働くような環境では、働き続けるのが難しいでしょう。

        また、無理をして仕事を続けていると、ストレスから体調不良になりやすくなる懸念があります。

        なんだか体調が優れないな」と感じているうちに、うつ病になってしまい、仕事を辞めるケースも少なくありません。

        特に真面目で責任感が強く、完璧主義な性格の人ほど、次から次へと業務を引き受けてしまうなど、無理を重ねすぎてしまって仕事が続かない状況に陥りやすいです。

        また、プライドの高い人や、楽観的な性格の人も「自分ならこれくらいできるだろう」と思い込んで無理をするため、注意しましょう。

        自分が気づかないうちに無理をしてしまうことも多いので、落ち着いてあなたのキャパシティがどれくらいなのかを考えてみてください

        3-3.仕事に理想を持ちすぎて現実とのギャップを感じてしまう

        理想と現実のギャップが大きいことも仕事が続かない人の特徴です。

        エン・ジャパンのアンケート調査によると、89%が就業前後のギャップを体感し、そのうち56%はギャップが原因で退職したことがあると回答していますエン・ジャパン:⼥性500名に聞く「就業前後のギャップ」実態調査.『ウィメンズウィーク』ユーザーアンケート,2019.)

        このアンケートは女性のみの回答で、ギャップの内容もさまざまですが、就業前のイメージと実態との差が退職につながる原因として挙げられていることは事実です。

        現実をよく確認せず、理想ばかりイメージしてしまいがちな人は注意しなければなりません。

        また、自分が抱いていた期待・夢と仕事・職場の実状との間にあるギャップがもたらす衝撃(リアリティ・ショック)は、組織や上司への信頼感低下など、組織へ留まる意欲を低下させることが示唆されています小川憲彦:リアリティ・ショックが若年者の就業意識に及ぼす影響.経営行動科学18(1):31-44,2005.pp. 39-40)

        こうしたことからも、理想と現実のギャップが仕事を続けられない状況につながり得ると考えることができるでしょう。

        憧れの仕事でキラキラ働ける」という理想を持っていたのに、実は地道な業務の積み重ねが多かったなど、現実とのギャップが大きいと働く意欲を失ってしまいます。

        理想があることは、向上心を持って仕事に取り組むために大切なこと。しかし、地に足がついていなければ、現実とのギャップに苦しみます。

        「イメージと違った」と期待が裏切られたように感じてしまい、やる気を失って退職につながるのです。

        3-4.飽きやすく継続的な努力が苦手ですぐ転職しようとする

        なかなか仕事が続かないという人のなかには、飽きやすく継続的な努力が苦手という特徴を持つ人がいます。

        ある研究では、調査対象となった労働者のほとんどが仕事に対してマンネリ間・停滞感に省庁される「飽き」を経験しており、​​それが「先が見えない」感覚と結びついて、異動や転職への欲求につながとされています市村 陽亮:キャリア形成における責任と職務自律性の関係についての一考察.組織学会大会論文集7(2): 374-379,2018.)

        飽き性な人は、新しい仕事を始めてもすぐに目の前のことに飽きて、ほかの仕事にばかり魅力を感じます。興味関心が変わりやすく、好奇心が旺盛です。

        また、継続的な努力が苦手で、同じ仕事を長期的に続けることに苦痛を感じます。

        仕事が単調でつまらなく感じるため、成長意欲や向上心が失われがちです。数ヶ月〜数年単位の視野で物事に取り組むときには、計画倒れになることもしばしばでしょう。

        3-5.仕事に対する目的意識がない

        仕事に対する目的意識がないと、仕事は続きにくいです。

        内閣府の世論調査では、「働く目的は何か」という質問について4.2%が「わからない」と回答しています内閣府:令和国民生活に関する世論調査(令和元年6月調査),2019.

        目的意識を持って仕事をしていれば、つらいときや挫けそうになったときでも「目的を達成するため」と自分を奮い立たせて、仕事を続けるための行動ができます

        一方で、もし目的が明確になければ「自分は何のために仕事をしているんだろう?」と立ち止まり、そのまま仕事を続ける道が見えなくなってしまうでしょう。

        あなたは「何のために仕事をしているのか」と聞かれて、すぐに答えられるか考えてみましょう。

        3-6.うつ病や発達障害などの病気や障害を抱えている

        仕事を続けることが難しい病気や障害を抱えている可能性もあります

        障害者職業総合センターの調査によると、身体障害者の39.2%、知的障害者の32.0%、精神障害者の50.7%、発達障害の28.5%は1年以内に離職していることがわかりました(高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業総合センター:障害者の就業状況等に関する調査研究.調査研究報告書137,2017.

        病気や障害が原因で仕事に困難を感じるのは仕方のないことです。

        そして、自分では気づいていない病気や障害によって、働きづらさや生きづらさを感じている人はたくさんいます

        実際に、仕事に困難を感じたことをきっかけに次のような病気や障害が判明するケースは多いです。

        • 気分障害(うつ病、双極性障害〔躁うつ病〕)
        • 発達障害(ADHD、ASD、LD)
        • 適応障害

        躁うつ病を含む気分障害の人数は2017年時点で124.6万人で、2002年の68.5万人から増え続けています。この数字は外来のみのため、病院で診察を受けていない気分障がいの人はさらに多いと見込まれます。

        2021年現在のデータはありませんが、そのまま推移していればますます増加していることが予測できるでしょう。

        また、近年は発達障害者に対するキャリア支援などが推進されており、社会全体の課題として取り上げられています

        「大人の発達障害」といって、発達障害が成人後に判明するケースも見られるようになりました。

        一般的に発達障害のなかでもADHDは子どもによく見られ、「落ち着きがない」といった多動傾向の症状が代表的な症状です。

        しかし大人の場合、多動傾向の症状はやや落ち着いている一方で「注意力が低い」など注意欠陥傾向の症状がよく見られます。

        仕事でミスが多い」「コミュニケーションがうまくいかない」などから判明するケースも少なくありません。

        適応障害は、ストレスが原因で心身に不調が現れる精神疾患です。

        仕事に行こうとすると体調が悪くなる」「苦手な上司の顔を見ると心臓がバクバクする」など、心当たりがあれば注意しましょう。

        すでに病気や障害がわかっていれば、必要な対策を講じることができます。

        しかし、自分で気づいていない状態では、つらい状況が続くだけです

        もし気になる症状や不安がある場合は、医療機関を受診しましょう原因がわかって適切に対応できれば、仕事を続けることも十分に可能です。

        4.【効果あり】長期的に安定して働くためのポイント12選

        仕事が続かないときには、適切な対処法を実行しましょう。

        原因を解決できれば、仕事が続かない状況を打破し、長期的に安定して働けるようになる可能性があります

        ここでは、仕事が続かない時の対処法12選を見ていきましょう。

        ケース別にとるべき対処法をまとめてみました。

        原因対処法
        仕事内容が合っていない4-1.仕事内容を変える部署異動や自分に向いてる仕事を探す
        働き方が合っていない4-2.働き方を変える副業や独立も視野に入れる
        人間関係に問題がある
        人間関係を築くのが苦手
        4-3.苦手な相手から適度に距離を置く無理に親しくなる必要はない
        頑張りすぎて無理をしている4-4.力の入れ具合を調節するメリハリをつけることが重要
        理想と現実のギャップが大きい4-5.現状分析をする|良い部分に注目する癖をつける
        飽きやすく継続的な努力が苦手4-6.期限や目標を決めて取り組む1つ1つのハードルを低くする
        労働環境・待遇に問題がある4-7.待遇を交渉する資格取得も有効
        仕事観に問題がある
        仕事に対する目的意識がない
        4-8.仕事に目的意識を持つキャリアアンカー診断で確認
        仕事内容が合っていない
        性格・体調に問題がある
        4-9.自分に合った仕事を選ぶ自分の本来の能力を発揮させよう
        頑張りすぎて無理をしている4-10.適度にストレスを解消する筋トレやランニングがおすすめ
        理想と現実のギャップが大きい4-11.プライベートを充実させるオンオフをつけることで余裕ができる
        ハラスメントがある
        病気や障害を抱えている
        4-12.信頼できる相手に相談する家族や友人、相談窓口へ

        以下より、それぞれの対処法について詳しくご説明します。

        4-1.仕事内容を変える|部署異動や自分に向いてる仕事を探す

        仕事内容が合わないことが原因で仕事が続かないなら、仕事内容を変えましょう

        仕事内容を変える方法は「異動を希望する」「転職する」の2つです。

        まずは上司にいまの仕事が合わないことを相談します。上司に相談することで、仕事の分配により担当する業務を変えてもらえる期待ができるでしょう。上司に相談しにくい場合は、より上の役職の人や異動希望先の役員、人事部門などに相談します。

        希望を聞き入れてもらえれば、次の半期(上期・下期)あるいは新年度など、組織改編が起こるタイミングから別の部署に配属されて、新しい仕事ができるかもしれません。

        異動が難しい場合は、自分に合った仕事ができる企業に転職する道があります。

        あらかじめ自己分析や企業分析を十分におこない、自分に合った仕事内容で働ける環境を手に入れましょう。

        4-2.働き方を変える|副業や独立も視野に入れる

        仕事が続かない原因が働き方なら、働き方を変えましょう

        いまの仕事のままで働き方を変えることは難しいことが多いので、転職が現実的な選択肢です。

        働き方を変える際には、自分にどんな働き方が合っているのかをあらかじめ考えておくことが重要になります。

        夜勤」「シフト制」「完全週休2日制」など、さまざまな働き方を知りましょう。

        副業独立など、個人で仕事を獲得して収入を得る働き方もあります

        働き方を変える例は以下の通りです。

        働き方を変えるコツ(例)

        ①働く曜日・日数を変える

        • 毎月安定した収入を得たい→固定性
        • 予定に合わせて柔軟に働きたい→シフト制

        ②働く時間を変える

        • 幼稚園に子どもを迎えにいける時間に帰りたい→時短勤務
        • 朝早く起きるのが苦手で、夜型の生活で働きたい→深夜勤務

        4-3.苦手な相手から適度に距離を置く|無理に親しくなる必要はない

        仕事をするなかで人間関係に悩むときは、まず苦手な相手から適度に距離を置くよう心がけましょう
        苦手な相手と関わる機会を減らすだけでも、働きやすくなるはずです。

        悪口の言い合いには関わらない」「行きたくない飲み会には参加しない」なども距離を置く行動になります。

        業務上どうしても苦手な相手と関わらなければならない場合は、司に相談して業務を変えてもらうのも手です。人間関係について上司や人事など、信頼できる相手に相談しておくといいでしょう。

        同僚は、あくまで仕事の仲間であって友達ではないため、「仲良くしなければ」と考えすぎる必要はありません

        仕事上の関係と考え、ほどよい距離感でいることも大切です。

        4-4.力の入れ具合を調節する|メリハリをつけることが重要

        仕事でつい頑張りすぎて無理をしてしまう人は、力の入れ具合を調節することを意識しましょう

        すべてに120%の力で取り組んでいては、すぐに体力や気力が尽きて長く持ちません。

        大切なのは、物事の全体像を把握して、力を入れるべき部分と抑えるべき部分を見極めることです。

        たとえば、1時間で社内会議の資料を作成しなければならない場合、フォントや文字のサイズ、グラフの色などにこだわるよりも、議題についてのデータや意見をまとめることのほうが重要です。

        業務の目的は何かを考えることで、力の入れどころや抜きどころが見えてくるでしょう。

        仕事において、何が重要で力を入れるべきかを意識して取り組むことで、必要以上に疲弊せずに済みます力を入れるべき部分に迷うときは、上司や同僚に相談することもおすすめです。

        メリハリをつけて仕事に取り組むことで、ここぞというときに力を発揮できます。

        また、自分の力量を適切に把握していれば、無理をする前にみずから歯止めをかけられるでしょう。仕事を続けていくには、力の入れ方を工夫することが重要です。

        4-5.現状分析をする|良い部分に注目する癖をつける

        理想と現実のギャップを感じてしまう人は、現状を分析して良い部分に注目する癖をつけましょう

        イメージと違ってがっかりしたこと」ではなく「良かったこと」がないかに意識を向けるのです。

        ただ自分の想像と違ったからというだけですべてを否定的に見てしまうと、いまの仕事の良い面は見出せません。現在の環境で自分にとってプラスになる部分を探すことで、前向きに仕事と向き合える要因が見つかる可能性があります。

        良い部分と悪い部分の両方を冷静に受け止められれば、ミスマッチな期待を持つことがなくなり、継続的に仕事に取り組めるでしょう。

        まずはいまの仕事の良い部分と悪い部分をリストアップすることから始めてみてはいかがでしょうか。

        4-6.期限や目標を決めて取り組む|1つ1つのハードルを低くする

        継続的な努力が苦手で仕事が続かないなら、期限や目標を決めて取り組むのが効果的です

        期限や目標を考えるときのコツは、スモールステップで設定すること。短期間かつ小さな目標をたくさん設定すれば、1つ1つのハードルが低いので達成しやすくなります。

        たとえば、飽きやすいルーチンワークに取り組むときに、「30分以内に終わらせよう」と目標を立てるとモチベーションになります。

        面倒に感じる業務でも、少し頑張れば達成できる程度の目標を立てることで、ゲーム感覚で取り組めるでしょう。

        飽き性でも工夫次第で楽しみながら仕事を継続できるので、ぜひ実践してみてください

        4-7.待遇を交渉する|資格取得も有効

        待遇に不満がある場合、直接交渉するのも解決策の1つです

        たとえば、「給料が低い」という不満がある場合、これまでの実績やスキルを根拠に昇給を要求することで、希望が通る可能性があります。

        直属の上司や人事と話し合う場を設け、入念に準備をした上で交渉をしてみましょう事前に昇給の基準を調べたり、業務に役立つ資格を取得しておいたりすると交渉を進めやすくなります

        また、給料以外でも、有給取得や残業など不満を感じている待遇について相談することで改善される可能性はあります。

        行動を起こし、納得のいく待遇をみずから掴み取りましょう

        4-8.仕事に目的意識を持つ|キャリアアンカー診断で確認

        仕事に目的意識を持つことも、仕事を続けるための有効な手段です

        何のために仕事をするのか?」とみずからに問いかけてみましょう。目的を設定するコツとして、キャリアアンカー理論を活用する方法があります。キャリアアンカー理論とは、自分がキャリアを考える上で譲れない軸となる価値観や考え方(アンカー:船の錨)を次の8つに分類したものです。

        キャリアアンカー(キャリアの軸となる8つの価値観・考え方)

        • 管理能力
        • 専門・職能別能力
        • 安全・安定
        • 起業家創造性
        • 自律と独立
        • 奉仕・社会貢献
        • チャレンジ
        • 生活様式

        自分のキャリアアンカーを確認する方法は、以下の3つがあります。

        1. 特定の質問票による自己採点
        2. 客観的な意見(他者から何が得意で、何を行いたいと考え、何をしているときが充実しているかを中心にインタビューしてもらう)
        3. 上記1・2の結果を総合的に判断し、8つの類型のなかで順位付けを行う

        結果としてわかる自分のキャリアアンカーをもとにすれば、仕事に対する目的意識を考える助けとなります。手軽にキャリアアンカーを確認する方法として「キャリア・アンカー診断」を活用する方法もあります。

        キャリアアンカー理論を提唱した心理学者シャインは、次の3つの問いが自分のキャリアのよりどころを探る出発点になるとしています。

        キャリアのよりどころを探る3つの問い

        • 自分はいったい何が得意か
        • 自分は本当のところ何をやりたいのか
        • 何をやっている自分に意味や価値を感じられるのか

        上記のことを意識しながら自分のキャリアアンカーを確認し、仕事の目的意識を考えてみてはいかがでしょうか

        常に目的意識を持っていれば、仕事における多少の困難は乗り越えられます。目的を達成することに意識が向いているので、困難が小さなことに感じられるのです。

        仕事をする目的は本人の経験や価値観によって変わります。その時々に応じて、自分なりの目的意識を持つようにしましょう。

        4-9.自分に合った仕事を選ぶ|自分の本来の能力を発揮させよう

        仕事が続かないときには、自分に合った仕事を選ぶことが大切です

        たとえば、人と関わることが苦手なのに営業の仕事をしていると、苦手なことをやらなければならないストレスを常に感じる上に、自分の本来の能力を発揮できません。

        自分に合わない仕事をしていては長続きしないでしょう。自分に合った仕事を選び、転職を成功させる方法については後ほど詳しく説明します。

        また、以下の記事でも仕事選びについてまとめているので、参考にしてみてください。

        4-10.適度にストレスを解消する|筋トレやランニングがおすすめ

        ストレスが原因で仕事が続かないときは、普段から適度にストレスを解消するよう心がけましょう

        ストレスによる心身への影響は大きく、ときには病気の原因になります。のびのびと仕事を続けるためにも、ストレスを解消することは重要です。

        あなたは自分に合ったストレスの解消方法を把握しているでしょうか?

        ストレスの解消方法は人によってさまざまです。自分なりのストレス解消方法を持っておくと、ストレスを自分でコントロールできます。

        おすすめは筋トレやランニングなどの運動です。身体を動かすことで血流が促されて脳が刺激されるので、気分が良くなります。ストレスを気持ちよく発散しましょう。

        4-11.プライベートを充実させる|オンオフをつけることで余裕ができる

        プライベートを充実させると日々の生活にメリハリがついて、仕事を続けやすくなります

        仕事が大変でも、仕事後に楽しみな予定があると「あと少しだから頑張ろう!」と思える方は多いでしょう。

        ある企業が30代の会社員を対象に行った調査によると、プライベートを充実させることは「仕事のモチベーションが上がる」ことにつながるとした人が、回答者の54.8%(660人中)を占めていました。

        また、プライベートが充実することで心理的な余裕ができ、人間関係が良くなると答えた人も47.3%見られるなど、仕事への好影響をもたらしていると考えている人が多いようですTPO:30代会社員の休み⽅・理想と現実  調査結果レポート,2019.

        また、仕事で嫌なことがあっても、プライベートが充実していれば気分転換が可能です。
        マイナスな気持ちを引きずらず、また前向きな気持ちで仕事に取り組めます。

        4-12.信頼できる相手に相談する|家族や友人、相談窓口へ

        仕事が続かずに悩んだときは、信頼できる相手に相談することが大切です

        1人で抱え込むよりも、誰かに相談した方が問題の解決は近づきます。信頼できる相手は誰でも構いません。親や兄弟、友人やパートナー、会社の上司や人事など、相談しやすい相手に話して見てはいかがでしょうか。

        「仕事が続かない」と悩む人は多く、そのような仕事の悩みを持つ人向けの相談窓口もあります。積極的に活用しましょう。

        5.仕事が続かない人におすすめの相談先4選

        「仕事が続かない」と自分1人で悩んでいては、不安になるばかりです。相談できる機関を知り、気軽に相談してみましょう

        相談先を知っていれば、身近に相談できる相手がいないときでも安心です。

        誰かに話を聞いてもらえるだけで落ち着いたり、解決にたどり着くための具体的なアドバイスをもらえたりします。ぜひ活用してみてください。

        以下より、仕事が続かないときの相談先4選についてご説明します。

        5-1.ハローワーク(公共職業安定所)|厚生労働省が運営で安心

        ハローワークは、職業紹介をおこなう公的機関です。

        主に求職者の就職、転職に関する支援をしています。そのため、現在の職場や仕事に関する悩みの相談を中心にしているわけではありません。

        しかし、「いまの仕事を辞めたいと考えており、次の仕事先を探している」というケースでは役に立ちます

        仕事を紹介してもらうなかで、「仕事が続けられずに困っており、自分でも続けられる仕事を見つけたい」と相談することも可能です。

        どのような求人があるか、自分の経験やスキルでどのような企業へ採用される見込みがあるかなどもわかるので、仕事探しでは活用しましょう。

        5-2.公共相談窓口|無料で電話、SNS、メールで相談可能

        公共相談窓口は、国や地方自治体が運営している相談窓口を意味します。

        仕事に関する公共相談窓口を選べば、仕事のあらゆる相談が可能です。仕事が続かない悩みの相談先としても適しています。

        いずれも利用は無料で、気軽に利用できます

        こころの耳」は働く人のためのメンタルヘルス・ポータルサイトです。

        「こころの耳相談」という相談窓口を設けており、電話、SNS、メールで相談できます。「仕事が続かない」と悩む方におすすめです。必要に応じて、精神科や心療内科などを案内してもらうこともできます。

        総合労働相談コーナー」は、職場のトラブルに関する相談を受け付けています。

        仕事を辞めたい・続けられないと感じる原因が職場にある場合の相談先としておすすめです。面談あるいは電話で相談できます。

        各都道府県労働局、全国の労働基準監督署内などの379か所に設置されており、最寄りの窓口で相談可能です。

        障害者就業・生活支援センター」は、障害がある方が生活・仕事の両方について相談できる機関です。

        「障害で仕事が続けられず生活に困っている」「障害を考慮しながら仕事を続けたい」という方におすすめの相談先です。令和3年4月1日時点で全国に336箇所設置されています。

        5-3.カウンセリングサービス|オンラインや匿名相談など気軽に利用できる

        カウンセリングサービスは、専門の知識や技術を持つカウンセラーとの対話を通じて、相談者の抱える困りごとの解決をサポートするサービスです。

        自分の悩みについて知識のあるカウンセラーに相談することで、心理的な負担が軽くなり、解決の手助けをしてもらえます

        「仕事が続かない」という悩みを相談できるカウンセリングサービスとして、以下があります。

        cotree(コトリー)は、オンラインカウンセリング・コーチングを中心としたメンタルヘルスケアサービスです。ビデオ・電話・テキストメッセージから自分に合った方法で、24時間いつでもカウンセリングを受けられます

        うららか相談室は、200名以上の厳選したカウンセラーに3,960円から悩みを相談できるオンラインカウンセリングサービスです。ビデオ・電話・メールのほか、対面でもカウンセリングを受けられます

        ことり電話は、電話専用の相談窓口です。仕事・恋愛・人間関係・家族・人生など幅広い悩み相談ができます匿名ですぐに相談できるので安心です。

        また以下の記事では、キャリアコーチングやキャリア相談・支援などのサービスについてまとめています。よりキャリアを重視した相談先を知りたい方は、ぜひご覧ください。

        5-4.医療機関(精神科・心療内科)|専門知識があり的確な診断が受けられる

        「仕事が続かない原因は、もしかして病気や障害かも」と思ったときは、精神科や心療内科で相談しましょう

        原因がわからずに不安な気持ちでいるよりは、診断を受けて適切な対応をとる方が安心でき、仕事が続かない状態の解決にもつながります。

        精神科や心療内科と聞くと、気が引けてしまう方も多いかもしれません。

        しかし、精神・心も身体と同じように、病気になるときがあります

        治療して働きやすい環境を整えるためには、早期発見が大切です。気になる症状や傾向がある場合は、気軽に医療機関で診察を受けてみましょう

        精神科と心療内科のどちらに行くべきか迷ったときは、以下を参考にしてみてください。

        • 精神科:心理的・精神的な症状があるとき(落ち込む、無気力など)
        • 心療内科:身体的な症状があるとき(不眠、倦怠感、発疹など)

        なお、企業によっては保健師や産業医がいるオフィスもあります
        いきなり医療機関にかかるのはちょっと…」という場合は、利用してみるのも手です。

        6.仕事が続かない人が転職を繰り返すことによるリスク5つ

        仕事が続かないと、さまざまなリスクを背負うことになります。

        あらためてどのようなリスクがあるのか確認しましょう

        以下より、仕事が続かないリスクを5つご説明します。

        6-1.安定した収入がないので社会的な信用が低下する

        仕事が続かない状態でいると、社会的な信用が低下するおそれがあります

        社会的な信用において重要なのは、安定した収入があることや、支払いの遅延がないことなどです。

        仕事が続かないと、会社で得た給料が途切れてしまい、収入が安定しません。また、会社に雇用されていない間は社会的な信用(金融機関等から見た支払能力の見込み)が非常に低い状態です。社会的な信用の低下は、以下のようなデメリットがあるので注意しましょう。

        • クレジットカードの審査に通らない
        • ローンの審査に通らない
        • 賃貸契約の審査に通らない

        もし引越しなどで新たに部屋を借りる予定やクレジットカードを作成する予定があるなら、会社員として働いている間に済ませておくと安心です。

        6-2.逃げ癖がつくので成功体験を得られず、自分への自信がなくなる

        仕事が続かないリスクとして、「逃げ癖」がついてしまう可能性があります

        仕事に限らず、困難にぶつかったときに「辞めればいいや」とすぐに諦めてしまいやすくなるのです。

        逃げ癖がつくと、あらゆる局面で成功体験を得られず、自分への自信を失ってしまいますやりたいことがあっても、プレッシャーを感じるとすぐに投げ出してしまい、いつまでも実現できません。

        ハラスメントの横行や劣悪な就労環境、改善の見込みがない人間関係など、明白に辞めるべき理由以外のネガティブな動機から退職を検討する場合には、一度立ち止まって冷静に考え直してみましょう

        6-3.経済的に苦しくなる

        仕事が続かなければ、収入がなくなって経済的に苦しくなります

        貯金があったとしても、いつかはなくなってしまうため、ずっと貯金で生活していくわけにはいきません。

        生活をするにはお金が必要です。経済的な困窮に陥らないためには、安定した収入を得られる仕事が欠かせません

        6-4.スキルや経験が得られないため年齢が上がってから苦労する

        仕事が続かず、職場や仕事内容が変わってばかりだと、スキルや経験が積み重なりません

        特に30代以降は、転職時にそれまで身につけたスキルや経験が求められるようになります。

        年齢が上がるほど、スキルや経験がないことのリスクは高くなります

        できるだけ早いうちに、長期的に続けられる仕事を見つけることが重要です。

        6-5.採用してもすぐに辞めるのではないかと思われるので転職しにくくなる

        仕事が続かず、職務経歴書に短期間のキャリアばかりが並んでいると、転職時に採用されにくくなるリスクがあります

        面接官に「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を抱かせてしまうためです。

        採用や育成は一種の投資であり、大きなコストがかかります。

        採用側は候補者にそのコスト以上の利益を期待しており、できるだけ長く働いてもらいたいと考えて応募者を選んでいます

        不利になりやすいことを理解し、退職理由や今後のキャリアプランについては伝え方を工夫しながら、前向きに転職活動に取り組みましょう

        7.仕事が続かない人が転職を成功させるためのポイント5つ

        仕事が続かないと、転職しにくくなるリスクがあることをお伝えしました。

        すでに何度も短いキャリアを繰り返していて、転職に不安を感じる方も多いでしょう。

        しかし、転職が不可能になるわけではありません。

        大切なのは、仕事が続かない人が転職活動をするときに、十分な準備をすることです。転職を成功させるポイントをおさえて、自分に合った企業への転職を成功させましょう。

        以下より、仕事が続かない人が転職を成功させるための5つのポイントをご説明します。

        7-1.自己分析で自分が続けられる仕事を見つける|逆に続けられない仕事も確認する

        自分に合った仕事を見つける基本は自己分析です。自分がどんなことなら続けられるのかを明らかにしましょう。

        仕事に限らず、「これならずっと続けられる」ということを思いつく限り書き出します

        また、これまでの仕事が続かなかった経験から、どんな仕事は続けられないのかを明確にしておくことも大切です。

        転職サイトの自己分析ツールなどを活用して参考にするのもいいでしょう。

        自分にとって、どんな仕事なら続けられるのかを見つけることが成功の鍵です。

        7-2.企業分析で労働環境や人間関係を確認する|評判や口コミを調査する

        自分に適した企業を見つけるには、企業分析で労働環境や人間関係をよく確認することが重要です

        求人の募集要項のみでは、企業の実態を知るのに不十分と言えます。

        社員から直接話を聞いたり、企業の内情に精通しているエージェントから情報収集したりして、企業分析を入念におこないましょう。

        企業分析を十分にすることで、入社後のギャップを最小限に抑えられます

        7-3.退職する前に余裕を持って行動する|転職は妥協しないことが大切

        転職を成功させるには、いまの仕事を退職するまでに次の転職先の内定を得ておくなど、余裕を持った行動が必要不可欠です

        もし退職後に転職活動を始めることになると、収入の不安があるなかで焦りの気持ちから、妥協した企業を選んでしまいかねません

        十分な自己分析や企業分析、面接対策ができず、中途半端に転職を進めることになります。その結果、新たな就職先にも不満を感じて、続かない可能性が高いです。

        7-4.面接で職務期間の短さや回数の理由を前向きに説明する|伝え方の工夫が重要

        転職活動時の面接では、職務期間の短さや回数の理由を前向きに説明することが選考通過率アップにつながります

        短い経歴ばかりが並んだ職務経歴書を見たときの面接官の懸念は、「採用してもすぐに辞めてしまうのではないか?」という点です。

        そこで、次のように言い換えましょう。

        • いまの職場ではスキルが身につかない→スキルアップをはかるため
        • 仕事内容に飽きてしまった→働くなかで◯◯に興味を持ったため
        • 給料が少なくて不満だった→結婚を機に収入アップをはかるため

        なお、転職の軸に一貫性を持たせると、説得力のある回答になります。

        たとえば、「人をサポートすること」を軸とすれば、目の前にいる顧客の悩みを解決する営業から、人が働くことをサポートする人材業界への転職という流れも自然です。

        また、実際の転職理由が後ろ向きな理由でも、より良い環境を得るためにみずから動いたという伝え方ができると好印象を与えられます

        選考書類や面接では、ぜひ伝え方を工夫してください。

        7-5.転職エージェントに相談する|プロが自分に合った仕事を見つけてくれる

        仕事が続かない人が転職を成功させるためには、転職エージェントに相談することもポイントになります

        転職エージェントとは、転職市場に関する知識や情報によって求職者をサポートし、転職成功を支援するサービスです。

        仕事が続かない人に転職エージェントがおすすめな理由は以下になります。

        • 客観的な視点で自己分析の精度を高められる
        • 業界に精通したプロに自分に合った仕事を紹介してもらえる
        • 労働環境や人間関係など企業の内部情報も得られる

        たとえば、『Spring転職エージェント』は、コンサルタント(キャリアアドバイザー/転職エージェント)が1人の求職者と企業の両方を担当し、求職者と候補企業のカルチャーとの相性まで見極めながら情報提供をしてくれます。

        志望企業の生の情報を得られるため、企業の内情を的確に知ることが可能です。

        転職エージェントは「仕事が続かない」という悩みの相談はもちろん、自己分析や企業分析のサポートから選考書類の添削や面接対策、企業との条件交渉まで手厚い支援を受けられます無料で利用できるので、一度相談してみましょう。

        8.仕事が続かない人に向いてる仕事の特徴3つ

        仕事が続かない自分におすすめの仕事が知りたいという方もいるでしょう。
        そこで、仕事が続かない人の特徴に応じておすすめの仕事をまとめました。

        仕事選びの参考にしてみてください。

        以下より、仕事が続かない人におすすめの仕事の特徴3つをご説明します。

        8-1.人間関係が苦手な人は1人でできる仕事|警備員・清掃員・Webライターなど

        人間関係に苦手意識を感じているなら、1人でできる仕事がおすすめです

        人間関係の悩みから解放され、リラックスして目の前の業務に集中できるでしょう。1人でできる仕事の具体例は以下になります。

        • 警備員
        • 清掃員
        • 長距離トラック運転手
        • Webライター
        • エンジニア

        Webライター」や「エンジニア」などは人と協力しながら進めることも多いですが、作業自体は1人で取り組むことが中心です。

        フリーランスなど、1人で仕事をする働き方もあります

        最近はフリーランスと発注者をマッチングするプラットフォームも充実しており、受注から納品まで一貫してオンラインで完結できるのでおすすめです。

        8-2.飽きやすい人は変化が多い仕事|マーケター・接客業・クリエイターなど

        飽き性の人には変化が多い仕事がおすすめです

        常に新しいものに触れられるので、日々楽しみながら働けるでしょう。

        変化が多い仕事の具体例は以下になります。

        • 企画
        • マーケター
        • 接客業
        • Webデザイナー
        • クリエイター

        上記の仕事は、最新情報をキャッチしながら世の中のトレンドやニーズに合わせて仕事をするので、変化に富んでいます

        また、業界ではIT業界の成長スピードが速く、最新技術に触れられるチャンスも多いです。クリエイティブな仕事が多い業界なので、単調な仕事が苦手な人は自分に合った仕事を見つけやすいでしょう。

        8-3.時間外労働や待遇が不満な方は実力重視の仕事|営業・販売など

        待遇に不満を感じやすい人は、実力重視の仕事がおすすめです

        いまだに年功序列や残業の多さを誇るといった古い体質の企業は多く、ストレスを感じることもあるでしょう。

        しかし、実力重視の職種や業界を選べば、自分の実績やスキルを適正に評価して、見合った待遇を得られます

        インセンティブ制が導入されていることが多く、実力次第でプラスアルファの収入を得るチャンスが大きいです。

        実力重視の仕事の具体例は以下になります。

        • 不動産営業
        • 保険営業
        • 自動車販売
        • 美容部員

        また、外資系企業は実力重視の社風であることが多いです。自分の能力に自信がある方は、転職先として外資系企業も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

        9.仕事が続かない人は自分の特徴を知ったうえで自分に合った会社に転職しよう!

        今回は、仕事が続かない原因と対処法について以下のようにご紹介しました。

        原因対処法
        仕事内容が合っていない4-1.仕事内容を変える
        働き方が合っていない4-2.働き方を変える
        人間関係に問題がある
        人間関係を築くのが苦手
        4-3.苦手な相手から適度に距離を置く
        頑張りすぎて無理をしている4-4.力の入れ具合を調節する
        理想と現実のギャップが大きい4-5.現状分析をする
        飽きやすく継続的な努力が苦手4-6.期限や目標を決めて取り組む
        労働環境・待遇に問題がある4-7.待遇を交渉する
        仕事観に問題がある
        仕事に対する目的意識がない
        4-8.仕事に目的意識を持つ
        仕事内容が合っていない
        性格・体調に問題がある
        4-9.自分に合った仕事を選ぶ
        頑張りすぎて無理をしている4-10.適度にストレスを解消する
        理想と現実のギャップが大きい4-11.プライベートを充実させる
        ハラスメントがある
        病気や障害を抱えている
        4-12.信頼できる相手に相談する

        あなたの状況に照らし合わせて、ぜひできることから行動を起こしてみてください

        仕事が続かないという悩みは、仕事を長く続けていきたいという前向きな気持ちの表れです

        あなたにとっての仕事の意義を明確にして、仕事を続けていけるようにしましょう。

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        「退職にあたって、挨拶のメールってどう送ればいいんだろう」「取引先に直接挨拶に行く時間がない」など、いざ退職が決まっても挨拶の悩みが出てきますよね。

        退職時に挨拶する事は「ビジネスマナー」です。

        退職の挨拶の送り方を間違えてしまうと、今後業界内で仕事をするときに支障になったり、元の職場に照会が入った際に、新しい職場へ良くないイメージを与えてしまいます。

        このページでは、円満な退職を目指し、メールでの退職挨拶をとことん追求した経験を持つ筆者が、退職挨拶のメールを送るときのポイントをご紹介します。

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        【エグゼクティブ・ハイクラス向け】転職エージェントランキング8社を厳選!

        エグゼクティブ・ハイクラス向け転職エージェントランキング|年代別おすすめも解説

        「エグゼクティブ向けの転職エージェントを利用すれば年収が上がる?」
        「ハイクラスに強いヘッドハンティングサービスを使いたい」

        上級管理職や役員など事業の中核を担うエグゼクティブ・ハイクラス求人が、一般的な転職サイトで公開されるケースはほとんどありません。

        事業戦略に直結するようなポジションの募集は、機密事項を含む案件が多いため原則非公開となっています。

        通常の求人を扱う転職エージェントにもハイクラス求人はありますが、ハイクラス層のポストのみを探すのであれば「ハイクラス層に特化した転職エージェント」または「ヘッドハンティングサービス」を利用されることをお勧めします。

        そこで本記事ではおすすめのエグゼクティブ・ハイクラスに特化した「転職エージェント」・「ヘッドハンティングサービス」をランキング形式で紹介します。転職に関して3,000記事を執筆してきたCareerTheory編集部が各社・サービスの魅力に迫っていくので、ぜひ参考にしてみてください。

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        CareerTheory編集部
        CareerTheory編集部
        この記事を書いた人

        河村正樹

        河村正樹|株式会社パーソネル 代表取締役

        名古屋に拠点を置く人材紹介会社として、東海エリアの優良求人情報を中心に転職支援を行っています。目先の年収や待遇に目を奪われて、根本的な生きがいを見失っていないか。一本筋の通ったキャリアを作るチャンスを見過ごしていないか。「まずは相談ありき」の思想のもと、納得のいく企業がみつかるまでとことんおつきあいさせていただきます。

        略歴
        同志社大学を卒業後、大和証券へ入社して5年間証券営業に従事する。その後、2年間のFP会社勤務を経て30歳で「出会い」をテーマに株式会社パーソネルを設立。

        ご実績:東海エリアにおいて、のべ2000件以上の転職成功の実績あり。

        保有資格:社会保険労務士

        SNS@masaki_career(X)

        Webサイトhttps://www.perso.co.jp

        エグゼクティブ向け転職エージェント比較表

        エグゼクティブ向け転職エージェント比較表

        まずは、このページで紹介している「エグゼクティブ・ハイクラスにおすすめの転職エージェント」を比較表で見てみましょう。

        各転職エージェントの詳しい特徴や強みは次の章以降で解説しますが、「詳細を見る」ボタンから解説にジャンプできます。
        CareerTheory編集部
        CareerTheory編集部

        ※表は縦にスクロールできます

        転職エージェントサービスの特徴
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        JACクルートメント
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        満足度:4.7
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        エンワールドジャパンエンワールド・ジャパン
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        公開求人数:約4.4万件
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        公開求人数:約8,200件
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        公開求人数:非公開
        満足度:3.9

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        エージェント

        ※求人数:2023年10月10日時点

        【転職エージェント】エグゼクティブにおすすめの転職サイトランキング

        【転職エージェント】エグゼクティブにおすすめの転職サイトランキング

        転職エージェントの機能を有する転職サイトの中から、3つの基準をもとに評判の良いものをピックアップしました。

        「総合評価」を導き出す3つの基準

        1. エグゼクティブ・ハイクラス求人の量
          保有している求人の量や質は十分かどうか
        2. 提案力
          求職者にぴったりの提案をしてくれるかどうか
        3. サポート力
          キャリアアドバイザーからの手厚いサポートを受けられるかどうか

        その中で、特に総合評価の高かった転職エージェントをランキング形式で紹介します。

        ←左右にスワイプして比較することができます→

        エグゼクティブ向け転職エージェントランキング
        サービス名公開求人数特徴対象年代総合評価利用可能機能
        パソナキャリア1位.パソナキャリア(ハイクラス)
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        公開求人数
        約1.4万件
        年収600万円以上を目指す人向け大手転職エージェント
        ・管理職案件も多数保有
        全世代

        総合評価
        4.2

        ・キャリア相談
        ・求人紹介
        ・スカウト
        jacリクルートメント2位.JACリクルートメント

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        公開求人数
        約1.5万件
        ・エグゼクティブ転職実績No. 1クラスの転職エージェント
        ・年収1,000万円も目指せる
        30代~50代

        総合評価
        3.9

        ・キャリア相談
        ・求人紹介
        ・スカウト
        ランスタッド(randstad)3位.ランスタッド
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        公開求人数
        約6,000件
        世界最大級の外資系転職エージェント
        ・外資系エグゼクティブ案件多数
        全世代

        総合評価
        4.5

        ・キャリア相談
        ・求人紹介
        エンワールドジャパン4位.エンワールド・ジャパン
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        公開求人数
        約900件
        グローバル求人豊富でサポートも手厚い転職エージェント
        ・海外勤務も目指せる
        全世代

        総合評価
        4.2

        ・キャリア相談
        ・求人紹介
        5位.マイナビエージェント(ハイクラス)
        公式サイトを見る
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        公開求人数
        非公開
        20代・30代のハイクラス転職を目指す転職エージェント
        ・年収600万円以上の求人も多数
        20代・30代

        総合評価
        3.8

        ・キャリア相談
        ・求人紹介

        ※求人数:2023年10月10日時点

        上位3つの転職エージェント『パソナキャリア』『JACリクルートメント』『ランスタッド』は特に評判が良いため、すぐに転職したいでエグゼクティブ・ハイクラスの好条件求人を集めるのであれば、このうち2つに登録することをおすすめします。

        ここからは各転職エージェントを1つずつ詳しく紹介していきます。

        1位. パソナキャリア(ハイクラス)年収600万円以上を目指す人におすすめ大手転職エージェント

        200312_パソナキャリア_LP画像

        パソナキャリア(ハイクラス)』は、大手の中でも特にキャリアアドバイザーが親身だと評判の転職エージェントです。

        • 総求人数6万件以上、独占求人1,700件以上
        • ハイクラス(年収800万円以上)求人の約61%が非公開
        • 年収帯を問わず充実したサポートにおいて利用者満足度No.1

        エグゼクティブにおすすめの転職エージェント第1位とした最大の理由は、圧倒的な求人数と利用者満足度の高さです。

        求人数は全体で6万件以上(非公開求人を含む)、そのうち独占求人は1,700件以上となっています。

        年収帯を問わず充実したサポートを行っており、オリコン顧客満足度調査(転職エージェント)で4年連続第1位(2019~2023年)を獲得していることも魅力です。


        例として、2021年の「オリコン顧客満足度調査(転職エージェント)」概要を紹介します。

        • サンプル数
          2,959人(20~69歳)
        • 対象
          過去7年以内に人材紹介会社を利用して転職したことがあり、決定時の年収が600万円未満の人。
        • データ取得企業
          アイデムスマートエージェント/Adecco(アデコ)/A・ヒューマン/MS-Japan/エン エージェント(エン・ジャパン)/エンワールド/Geekly(ギークリー)/技術士求人データベース(クイック)/キャリタス転職エージェント(ディスコ)/クイック/CREDENCE(クリーデンス)/建設・設備求人データベース(クイック)/JACリクルートメント/就職Shop(リクルートキャリア)/Spring転職エージェント(アデコ)/第二新卒エージェントneo(ネオキャリア)/type転職エージェント(キャリアデザインセンター)/dodaエージェントサービス(パーソルキャリア)/パーソナル パソナキャリア(パソナ)/HAYS(ヘイズ)/マイナビエージェント(マイナビ)/マイナビジョブ20’s/メイテックネクスト/ランスタッド/リクルートエージェント/リクルートエグゼクティブエージェント/レバテックキャリア(レバレジーズ)/ロバート・ウォルターズ/ワークポート

        また、登録すると自動的に、マッチング度が高い求人を紹介してもらえる「パソナプラチナオファー」の対象となり、プラチナオファーからの応募なら書類選考率もアップします。

        急募や非公開のエグゼクティブ求人も多く、長年の実績と信頼のあるパソナグループだからこその求人が多く見られます。
        とりわけ東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアの求人に強みがあるので、同エリアでエグゼクティブ・ハイクラス求人を探す人は有力候補として検討すべきでしょう。

        採用が決まった後も、退職交渉のフォローなどサポートが受けられるので二人三脚で入社まで進めたい人には特もおすすめです。

        サービス名パソナキャリア(ハイクラス)
        運営会社株式会社パソナ
        公開求人数3.7万件
        非公開求人数非公開(5.8万件/「求人数の61%が非公開求人」より推測)
        利用料金無料
        公式サイトURLhttps://pasonacareer.jp

        ※2023年10月時点

        スカウト機能求人検索エージェントのタイプサポート
        ありありエージェントあり

        2位. JACリクルートメントエグゼクティブ転職実績No.1で外資系の転職に強くサポートも充実

        JACリクルートメント』は、グローバルのエグゼクティブ・ハイクラス求人に強い転職エージェントです。

        • ミドルマネジメント層・スペシャリスト職・グローバル人材に特化
        • 30年以上にわたり、約43万人を超える求職者の転職支援実績
        • “Speed, Sincerity and Attitude”がポリシーでスピーディーな転職に最適

        エグゼクティブにおすすめの転職エージェント第2位の理由は、他の転職エージェントにはないグローバルな求人を多く扱っていることです。

        ロンドン発祥の日系企業であることから外資系企業や海外進出企業との強いコネクションを有しており、グローバル企業への転職を検討している人に適しています。

        ハイクラス向けの転職支援に特化しており、年収800万円〜1,500万円以上の求人が豊富です。オリコン顧客満足度調査(ハイクラス・ミドルクラス転職)では4年連続1位(2019~2023年)を獲得しています。


        例として、2023年の「オリコン顧客満足度調査(ハイクラス・ミドルクラス転職)」概要を紹介します。

        • サンプル数
          1,038人(20~69歳)
        • 対象
          過去7年以内に人材紹介会社を利用して転職したことがあり、決定時の年収が600万円以上の人。
        • データ取得企業
          Adecco(アデコ)/A・ヒューマン/MS-Japan/エン エージェント(エン・ジャパン)/エンワールド/Geekly(ギークリー)/技術士求人データベース(クイック)/クイック/建設・設備求人データベース(クイック)/JACリクルートメント/就職Shop(リクルートキャリア)/Spring転職エージェント(アデコ)/type転職エージェント(キャリアデザインセンター)/dodaエージェントサービス(パーソルキャリア)/パーソナル/パソナキャリア(パソナ)/HAYS(ヘイズ)/マイナビエージェント(マイナビ)/メイテックネクスト/ランスタッド/リクルートエージェント/リクルートエグゼクティブエージェント/ロバート・ウォルターズ/ワークポート

        また『JACリクルートメント』は、Web面談を含むface to face(対面)での面談を重視。
        求職者の転職の可能性を広げるために、専門性の高い各求人企業担当コンサルタントが複数名で面談にあたります。

        担当するキャリアコンサルタントは、各業界・職種の専門知識と経営者視点を持つ少数精鋭のエキスパートなので、心強いパートナーとなるでしょう。

        もし、ご自身の英語力に自信がある場合はネイティブ・バイリンガルコンサルタントによる外資系企業向けコンサルティングサービス『JACインターナショナルに登録するのもおすすめです。

        ◆JACの転職支援サービスは業種・職種別のものも要チェック
        JACは業種や職種ごとにサービスが細分化されているので、希望がはっきりしている場合はそちらを検討してみるのもおすすめです。
        例えば、デジタルトランスフォーメーションを推進するCDOやマーケター、エンジニア専門『JACデジタル』、専門性の高い20代向けサービスの『JACキャリア』があります。
        サービス名JACリクルートメント
        運営会社株式会社ジェイエイシーリクルートメント
        公開求人数約1.5万件
        非公開求人数非公開
        利用料金無料
        公式サイトURLhttps://www.jac-recruitment.jp/

        ※2023年10月10日時点

        スカウト機能求人検索エージェントのタイプサポート
        ありありヘッドハンティングあり

        3位. ランスタッド世界最大級の外資転職エージェントで年収800万円以上の外資求人が豊富

        ランスタッド

        ランスタッド』は、オランダに本社を置き世界39カ国、年間20万人の転職サポート実績を持つ世界最大級の外資系転職エージェントです。

        • 保有する求人の約半数が「年収800万円以上」
        • 求人情報の約80%は非公開求人
        • S&P500企業からスタートアップまで、求人の幅が広い

        エグゼクティブにおすすめの転職エージェント第3位の理由は、世界最大級のコネクションによる求人紹介にあります。
        ランスタッドでしか募集をしていない「独占求人」が200件以上あることも特徴です。

        グローバル企業や外資系企業のエグゼクティブ・ハイクラスなポジションの求人を見つけられる大きな魅力があります。

        ランスタッド公式サイト』では、「転職コンサルタント紹介」から業界や職種別にキャリアアドバイザーのプロフィールを確認できる透明性の高さも、利用者を安心させてくれます。
        外資系転職エージェントということもあり、ネイティブのキャリアアドバイザーも多数在籍しています。

        ※『ランスタッド』では、IT企業の転職に特化したエージェントサービスも行っています。IT業界志望者はこちらをチェックしましょう。

        サービス名ランスタッド
        運営会社ランスタッド株式会社
        公開求人数6,000件
        非公開求人数非公開
        利用料金無料
        公式サイトURLhttps://randstad.co.jp

        ※2023年10月10日時点

        スカウト機能求人検索エージェントのタイプサポート
        ありエージェントあり

        4位. エンワールド・ジャパングローバル求人豊富でサポートも手厚い

        外資系・グローバル企業への転職ならエンワールド・ジャパン

        エンワールド・ジャパン』は、アジア太平洋地域6カ国に拠点のあるグローバルな転職エージェントです。

        • 大手外資系、日系グローバル企業の求人を多数保有
        • 「年収800万円以上」の高年収求人は常時1万件以上
        • 業種・職種別のチームに分かれ担当者の専門性が高い

        エグゼクティブにおすすめの転職エージェント第3位の理由は、2019年にエグゼクティブ層(最高経営幹部)専門の人材紹介部門「エンワールド エグゼクティブサーチ」を起ち上げ、上級管理職の採用支援に注力しているからです。

        エグゼクティブ転職の更なる支援充実が図られ、最高経営幹部のポジションにキャリアアップできるチャンスが拡大しています。

        さらに、「入社後活躍」という企業ミッションに即し、採用決定後も候補者に対して継続的なサポートがある点も大きな魅力です。

        エンワールド・ジャパンのシニアヴァイスプレジデントが執筆する「入社後活躍支援ブログ」では、転職でよくある悩みを解決するためのアドバイスが掲載されているため、ぜひ読んでみてください。

        サービス名エンワールド・ジャパン
        運営会社エンワールド・ジャパン株式会社
        公開求人数900件
        非公開求人数非公開
        利用料金無料
        公式サイトURLhttps://www.enworld.com/

        ※2023年10月10日時点

        スカウト機能求人検索エージェントのタイプサポート
        ありエージェントあり

        5位. マイナビエージェント(ハイクラス)20代・30代のハイクラス転職を目指すなら

        ※マイナビのプロモーションを含みます。

        マイナビエージェント(ハイクラス)』は、20代・30代でハイクラス転職を狙う人向けの転職支援サービスです。

        • 年収800万円以上の求人多数
        • 大手企業・上場企業からベンチャーまで幅広い求人
        • 全体の80%は独占の非公開求人

        20代・30代で年収・キャリアアップを狙いたい」という人は、登録必須のサービスです。若い年代のうちからハイクラスやエグゼクティブの求人に転職するためのノウハウを豊富に有しています

        管理職を目指すために必要なことやキャリアの積み上げ方についてキャリアアドバイザーが全面的にサポートしてくれるので、安心してエグゼクティブ・ハイクラスへの転職活動に取り組めるでしょう。

        会員制サイトとして『マイナビ転職エージェントサーチ ハイクラス』があるので、併せて活用しましょう。

        サービス名マイナビエージェント(ハイクラス)
        運営会社株式会社マイナビ
        公開求人数非公開
        非公開求人数非公開
        利用料金無料
        公式サイトURLhttps://mynavi-agent.jp/

        ※2023年10月時点

        スカウト機能求人検索エージェントのタイプサポート
        ありエージェントあり
        ※マイナビのプロモーションを含みます。

        【ヘッドハンティング】エグゼクティブ向け転職サイトランキング

        【ヘッドハンティング】エグゼクティブにおすすめの転職サイトランキング

        ヘッドハンティングサービスは、あなたの経歴やスキルを見たヘッドハンターからスカウトが届く転職支援サービスです。求人検索したり、ヘッドハンターに直接アプローチして求人情報を収集することもできます。

        ヘッドハンティングサービスには以下の特徴があります。

        • 高品質・好条件の案件が届きやすい
        • 年収や条件の交渉などのサポートを受けられる場合もある
        • 条件に合致すればスカウトメールが届くシステムのため中長期的な転職活動に向く

        ヘッドハンティングサービスなら、あなたの能力や実績を高く評価してくれる企業からスカウトを受け、好条件求人への応募を有利に進められます

        ヘッドハンティングサービスは登録して待つだけもOKです。良いスカウトを待つだけでも、キャリアの幅が大きく広がる可能性があります。
        CareerTheory編集部
        CareerTheory編集部

        そこでヘッドハンティングサービスを提供する転職サイトの中から、3つの基準をもとに評判の良いものをピックアップしました。

        「総合評価」を導き出す3つの基準

        1. エグゼクティブ・ハイクラス求人の量
          保有している求人の量や質は十分かどうか
        2. 提案力
          求職者にぴったりの提案をしてくれるかどうか
        3. サポート力
          キャリアアドバイザーからの手厚いサポートを受けられるかどうか

        その中で、特に総合評価の高いヘッドハンティングサービスをランキング形式で紹介します。

        エグゼクティブ向けヘッドハンティングサービスランキング
        JACリクルートメントのロゴ

        1位.JACリクルートメント

        公式サイトを見る
        詳細を見る

        公開求人数
        約1.5万件

        総合評価
        4.7

        転職支援実績が43万人の転職エージェント!
        RECRUIT DIRECT SCOUT(リクルートダイレクトスカウト)2位.リクルートダイレクトスカウト
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        約40万件

        総合評価
        4.6

        リクルート運営のヘッドハンティングサービスを備えた転職サイト
        doda X(旧称:iX転職)
        3位.doda X(旧称:iX転職)
        公式サイトを見る詳細を見る
        公開求人数
        約2.2万件

        総合評価
        4.2

        CxO・事業責任者など事業・経営の中核を担うハイポジション求人に強いヘッドハンティングサービス

        ※求人数:2023年10月10日時点

        特に『リクルートダイレクトスカウト』と『doda X』は大変評価が高いため、エグゼクティブ・ハイクラスの好条件求人を集めるのであれば、あわせて登録することを強くおすすめします。

        ここからは各ヘッドハンティングサービスを1つずつ詳しく紹介していきます。

        1位. JACリクルートメント管理職やエグゼクティブの求人を厳選

        JACリクルートメント』はハイクラス・ミドルクラスの転職で顧客満足度No.1(※)の転職エージェントです。※2019〜2023年オリコン顧客満足度(R)調査

        年間におよそ6万7,000人が登録し、転職支援実績は約43万人※1988年からの累積実績。実力と実績を誇る、安心して利用できる転職支援サービスをおこなう一社です。

        管理職やエグゼクティブ、専門職といったスペシャリスト領域の求人をメインで扱っているため、ワンランク上の役職に就きたい方は登録しておくべきでしょう。

        また世界12カ国(アメリカ・英国・アジア諸国など)にネットワークがあるので、日本のみならず海外への転職を視野に入れたい方はぜひ1度『JACリクルートメント』に相談してみてください。

        サービス名JACリクルートメント
        運営会社 株式会社 ジェイ エイ シーリクルートメント
        公開求人数1.5万件
        非公開求人数非公開
        利用料金無料
        公式サイトURLhttps://www.jac-recruitment.jp/

        2位. リクルートダイレクトスカウトリクルート運営のヘッドハンティングサービスを備えた転職サイト

        RECRUIT DIRECT SCOUT(リクルートダイレクトスカウト)

        リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ヘッドハンティングサービスを提供する転職サイトです

        • 人材業界最大手のリクルートが運営するサービス
        • ハイキャリア特化にもかかわらず公開求人数は10万件以上と圧倒的
        • 転職決定年収の平均950万円以上、年収800万円〜2,000万円求人多数

        ヘッドハンティングサービス1位となった最大の理由は、エグゼクティブのなかでも稀少な執行役員やCEO・COOなど取締役会メンバークラスの「経営ボード」求人が約2,200件もあることです(2023年10月10日時点)

        エグゼクティブ・ハイクラス求人を探している人は間違いなく登録すべきサービスといえます。

        また求人数だけでなく、4,300人以上もの一流ヘッドハンターが在籍していることも大きな魅力です(2023年10月時点)

        数多くの優秀なヘッドハンターがあなたの経歴やキャリアに最適なポストを見つけ、スカウトという形で提案してくれます。
        レジュメ登録後はスカウトを待つだけなので、「時間をかけてレベルの高いエグゼクティブの仕事を見つけたい」という人におすすめです。

        サービス名リクルートダイレクトスカウト
        運営会社株式会社リクルート
        公開求人数40万件
        非公開求人数非公開
        利用料金無料
        公式サイトURLhttps://directscout.recruit.co.jp/

        ※2023年10月10日時点

        3位. doda X事業戦略に関わるハイクラス求人が豊富なヘッドハンティングサービス

        doda X(旧称:iX転職)

        doda X(旧称:iX転職)』は、事業戦略に直結するような稀少性の高いエグゼクティブ・ハイクラス求人に特化したヘッドハンティングサービスです。

        • CxO・事業責任者なと事業・経営の中核を担うハイクラスに強い
        • 公開求人のうち約67%が年収下限1,000万円の求人(2023年10月13日時点)
        • 「非公開・企業ブロック設定」で安心して転職活動ができる

        管理職やエンジニアマネージャー、CFO(最高財務責任者)などハイクラス求人を多く扱っており、まさにエグゼクティブが選ぶべき転職サイトだと言えるでしょう。

        また、年収の高い非公開求人が多いのも特徴で、中には年収2,000万円を超えるような求人もあります。

        個人事業主から会社員に戻ることを決意した人が年収1,200万円をかなえた事例もあり、コロナ禍の影響などで働き方の見直しを考えている個人事業主にもおすすめできます。

        なお、『doda X(旧称:iX転職)』では応募するまで企業に個人情報は公開されないため、転職活動を現職の関係者に知られたくない人にもおすすめです。

        「非公開・企業ブロック設定」で特定の企業を設定できるので、在籍中や過去に在籍していた企業からのヘッドハンティングや求人情報をブロックすることもできます。

        サービス名 doda X(旧称:iX転職)
        運営会社株式会社パーソルキャリア
        公開求人数約2.2万件
        非公開求人数非公開
        利用料金無料
        公式サイトURLhttps://doda-x.jp/

        ※2023年10月10日時点

        【年代別】エグゼクティブ向けおすすめ転職サイト

        【年代別】エグゼクティブにおすすめの転職サイトランキング

        ここまでは、エグゼクティブ・ハイクラス転職を成功させたいすべての方に共通しておすすめできる転職サイト(ヘッドハンティングサービス・転職エージェント)を紹介してきました。

        一方で、転職の目的や希望する業界、年代によっては、それに特化した転職サイトに優先して登録するのがおすすめです。

        以下のランキング一覧から、目的や年代に合ったものを選んで、あなたに最適な転職サイトを見つけましょう。

        20代・30代におすすめなエグゼクティブ向け転職サイト

        20代・30代のエグゼクティブ・ハイクラス転職を成功させるポイントは、自身のキャリアに寄り添ったサポートや提案を行ってくれる転職サイトを利用することです。

        20代であれば、選考の過程でこれまで培ってきた実務経験やスキルをアピールしたいものです。
        企業側に「社会人経験が浅いからスキルが備わっていないだろう」という印象を持たれやすいため、実績やスキルをしっかりとアピールすることで有用な人材だと感じてもらわなければならないからです。

        そのため、応募書類添削から面接対策まで、キャリアアドバイザーによるサポートが手厚い転職サイトを選ぶ必要があります。

        他方、30代であれば、名実ともにある程度のキャリアが積み上がっているタイミングです。
        今後のキャリア方針を明確化し、人材としての価値を先鋭化させていくべき時期と言えます。

        こうしたステージにある30代には、キャリアビジョンを深堀してくれたり、それに合致する社風や業態の企業をピックアップしてくれたり、キャリアアドバイザーのマッチングスキルが高い転職サイトを選ぶと良いでしょう。

        したがって、20代・30代がエグゼクティブ・ハイクラス転職を成功させるためには、求人数の多さだけでなく、キャリアアドバイザーの質も重視するべきなのです。

        これらの観点から編集部が厳選した、転職エージェントのランキングを紹介します。

        20代・30代のエグゼクティブ転職向けおすすめ転職エージェント
        パソナキャリア ロゴ1位.パソナキャリア(ハイクラス)
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        3.7万件

        総合評価
        4.2

        年収・キャリアアップ転職におすすめの転職エージェント
        2位.マイナビエージェント(ハイクラス)
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        非公開

        総合評価
        3.8

        20代・30代のハイクラス転職を目指す転職エージェント
        3位.JACリクルートメント
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        約1.5万件

        総合評価
        3.9

        エグゼクティブ転職実績No. 1の転職エージェント

        ※求人数:2023年10月10日時点

        20代は1位『パソナキャリア(ハイクラス)』と2位『マイナビエージェント(ハイクラス)』の2つ、30代や業界キャリアを積んでいる人は3位『JACリクルートメント』を含めた3つに登録しましょう。
        CareerTheory編集部
        CareerTheory編集部
        20代、30代のうちは転職の際にどういった観点で転職先を選ぶのがいいでしょうか

        20代はキャリアチェンジが可能な年代ですから、未経験業界や職種を含めて将来性のある企業を選ぶことをおすすめします。
        また、30代はこれまで培ってきた経験やスキルを活かせる業界・職種を転職先として選んでいった方がいいでしょう。

        パソナキャリア(ハイクラス)|20代・30代のエグゼクティブ転職「1位」

        200312_パソナキャリア_LP画像

        パソナキャリア(ハイクラス)』は、求人数の多さと利用者満足度の高さが魅力です。

        「キャリアコンサルタントが親身」との評判が特に多く、事実、オリコン顧客満足度調査(転職エージェント)で4年連続No.1(2019~2023年)を獲得しています。
        20代・30代がエグゼクティブ・ハイクラス転職に向けたキャリアプランを策定するためにも、ぜひ利用したい転職エージェントです。

        また、求人の約50%が「年収800万円以上」であり、年収アップ率67.1%エグゼクティブ(管理職)求人の割合25.0%(公式サイト.2023年10月10日閲読)と、エグゼクティブ・ハイクラス転職の実績もあります。

        現年収として600万円以上を得ている人ならば、力強いサポートを受けられると期待できます。
        また東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアにおいて特に充実の求人レパートリーを誇るため、同エリアでの転職を志望するならば、なおさら利用すべき転職エージェントです。

        事務職などのバックオフィス系の職種に強いことも特徴です。

        『パソナキャリア(ハイクラス)』はこんな人におすすめ

        • 比較的キャリアが浅い若い年代
        • 親身なキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動したい
        • 将来的なエグゼクティブ・ハイクラス転職に向けて、着実にステップアップしたい
        • 事務職などバックオフィス系を狙っている

        パソナキャリアが20〜30代の方におすすめできる理由をお聞かせください。

        パソナキャリアは、事務系からエンジニアまで幅広い業界・職種の求人を取り扱う転職エージェントです。
        そのため、数多くの選択肢の中から自分に合った企業を選べるという意味で20代~30代の方におすすめできます。
        加えて、業界や職種、エリアなどに特化した転職エージェントも並行して登録することをおすすめします。

        マイナビエージェント(ハイクラス)|20代・30代のエグゼクティブ転職「2位」

        ※マイナビのプロモーションを含みます。

        マイナビエージェント(ハイクラス)』は、20代・30代がハイクラス転職を狙うための転職エージェントです。

        若い世代がエグゼクティブ・ハイクラス転職を実現するためのノウハウを持っているため、20代・30代でポジションや年収を上げたい人におすすめできます。
        また、管理職を目指すために必要なことやキャリアの積み上げ方についてもアドバイスしてくれるので、安心して転職活動に取り組めるでしょう。

        マイナビエージェント(ハイクラス)』はIT・インターネット・通信業界を始めオールラウンドで、大手企業からベンチャー企業まで幅広い求人を保有しています。

        他方で1位の『パソナキャリア(ハイクラス)』は事務職などバックオフィス系に強く、それぞれ保有している求人ジャンルがやや異なります。

        両サービスともに充実のノウハウと求人数を有するため、両方に登録して求人を比較するようにしましょう。

        『マイナビエージェント(ハイクラス)』はこんな人におすすめ

        • 20代・30代でも積極的にポジションや年収を上げたい
        • 親身なキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動したい
        • IT・インターネット・通信業界を狙っている
        ※マイナビのプロモーションを含みます。

        JACリクルートメント|20代・30代のエグゼクティブ転職「3位」

        JACリクルートメント

        JACリクルートメント』は、キャリアコンサルタントのレベルが高いことに定評がある転職エージェントです。

        たとえばオリコン顧客満足度調査(ハイクラス・ミドルクラス転職)では、4年連続(2019~2023年)で総合第1位を獲得した実績があります。

        2023年の調査では、「利用のしやすさ」「担当者の対応」「紹介案件」「交渉力」の全4項目で1位を獲得し、特に「担当者の対応」の評価が高くなっています

        そのため、キャリアコンサルタントの質を重視したい20代にもおすすめしたいところですが、転職決定者を年齢別に見ると、30歳以上が大半を占めています(2017年実績)
        29歳以下は10%と少ないため、30代や業界キャリアを積んでいる人の登録をおすすめします。

        なお、同社はロンドン発祥の日系人材紹介会社です(1988年の日本法人設立以来、累計約43万人の転職を支援)。
        日本、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、香港、中国、韓国、ベトナム、インド、イギリスで人材紹介サービスを展開しているため、外資系企業や海外進出している日系企業への転職も得意としています。

        『JACリクルートメント』はこんな人におすすめ

        • レベルの高い転職エージェントにサポートしてほしい
        • ある程度のキャリアを積んでいる
        • 管理部門(経理、人事、総務など)や営業職、技術系スペシャリストのハイクラスを狙っている
        • 外資系企業や海外に拠点を持つ日系企業でのエグゼクティブ・ハイクラスを狙っている

        40代・50代におすすめなエグゼクティブ向け転職サイト

        40代・50代のエグゼクティブ転職を成功させるポイントは、エグゼクティブ・ハイクラス求人の数が多い、かつ、求人の質が高い(希少な求人が多い)転職サイトを利用することです。

        既に十分なキャリアを積み、いわゆる「ご縁」や「タイミング」も重要になってくる40代・50代の転職では、できるだけ多くの情報を比較できる体制を整えるようにしましょう。

        これら観点から編集部が厳選した、ヘッドハンティングサービスのランキングを紹介します。

        40代のエグゼクティブ転職向けおすすめヘッドハンティングサービス
        RECRUIT DIRECT SCOUT(リクルートダイレクトスカウト)1位.リクルートダイレクトスカウト
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        約40万件

        総合評価
        4.3

        リクルート運営のヘッドハンティングサービスを備えた転職サイト
        ビズリーチ ロゴ
        2位ビズリーチ
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        約7.7万件

        総合評価
        4.1

        CMで話題のヘッドハンティングサービス
        doda X(旧称:iX転職)
        3位.doda X(旧称:iX転職)
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        約2.2万件

        総合評価
        4.2

        事業戦略に関わるハイクラス求人が豊富なヘッドハンティングサービス

        ※求人数:2023年10月10日時点

        これら3つのヘッドハンティングサービスでは、自分で求人情報を検索して応募することもできます
        CareerTheory編集部
        CareerTheory編集部
        40代、50代の方が、転職の際にどういった観点で転職先を選ぶのがいいでしょうか

        40代、50代の方は採用する企業から相応のマネジメントスキルや専門性を求められます。そのため、自らのもつ専門的なスキルやマネジメント経験が活かせる企業を選ぶのがいいでしょう。
        逆に、未経験分野へのキャリアチェンジは非常に厳しいと言わざるを得ません。

        リクルートダイレクトスカウト|40代・50代のエグゼクティブ転職「1位」

        RECRUIT DIRECT SCOUT(リクルートダイレクトスカウト)

        リクルートダイレクトスカウト』は、登録必須のヘッドハンティングサービスです。

        公開求人だけでも、年収1,000万円以上の求人が29,017件経営ボード(経営者・CEO・COO・CFO・CTO・CIOなどの役員)の求人が約2,200件あり(2023年10月10日時点)、まさに「エグゼクティブ求人の数」が多い転職支援サービスだからです。

        また、4,300人以上のヘッドハンターが日々求人を発掘しているため、自分では見つけられない希少な求人とのマッチングが期待できます。
        年収800万〜2000万円の求人を多数保有することからも、エグゼクティブ・ハイクラス転職を実現したい40代・50代は必ず登録すべき転職サービスと言えます。

        『リクルートダイレクトスカウト』はこんな人におすすめ

        • 年収950万円以上を狙っている
        • 登録するサービスに迷っている
        • 多くのエグゼクティブ・ハイクラス求人(希少な求人)を比較したい
        • いずれ転職したいがまずは情報収集だけ始めたい

        できるだけ多くの求人情報を比較できる体制を整えるためにも、レジュメの登録まで完了させ、多くのスカウトを得られるようにしておきましょう。

        ビズリーチ|40代・50代のエグゼクティブ転職「2位」

        ビズリーチ』は、高年収の求人が多いヘッドハンティングサービスです。

        年収1,000万円以上の求人が約4.4万件あり、全体の25%を超えます。また、公開求人数8.8万件に対し、非公開求人数は11.1万件です(2023年10月10日時点)

        つまり、エグゼクティブ求人の数が多く、希少な求人も多いという、40代・50代のエグゼクティブ・ハイクラス転職には欠かせないポイントを満たしたヘッドハンティングサービス(転職サイト)と言えます。

        なお、「スタンダードステージ(無料会員)」の他に「プレミアムステージ(有料会員)」があります。
        ビズリーチ』は求職者も有料とすることで、「求人案内だけでなく、それに見合う情報(キャリアの可能性や選択肢、ビジネスパーソンとしての市場価値、ビジネスライフに有益な情報など)を提供する」ことを理念としているからです。

        40代・50代の転職は、これまでのキャリアを十分に活かせる上質な転職を実現することが必要となるため、可能であれば有料会員にアップグレードした方がよいでしょう。

        『ビズリーチ』の有料会員には次の2種類があります。
        タレント会員:月額3,278円(税込)、ハイクラス会員:月額5,478円(税込)
        ※会員種別は、現在の年収額などを基準に『ビズリーチ』側が決定します

        『ビズリーチ』はこんな人におすすめ

        • 年収1,000万円超えを狙っている
        • 多くのエグゼクティブ・ハイクラス求人(希少な求人)を比較したい
        • 有料でもよいから質の高い情報がほしい(無料でも十分に利用できる)

        年収1,000万円以上の求人、約4.4万件には非公開求人も含まれるため、求人情報を比較したい人は、レジュメの登録まで完了させておきましょう。

        doda X(旧称:iX転職)|40代・50代のエグゼクティブ転職「3位」

        doda X(旧称:iX転職)

        doda X(旧称:iX転職)』は、事業戦略に直結するような稀少性の高いエグゼクティブ・ハイクラス求人に特化したヘッドハンティングサービスです。

        約2.2万件の公開求人を保有しており、その多くが年収600万円以上の求人。
        年収800万円以上の求人も全公開求人の99.3%を占めています(2023年10月10日時点)

        強みを発揮する分野は経営・企画や管理部門、各種技術職など、マネジメント層・スペシャリスト人材のハイクラス転職に先鋭化した転職支援サービスとして人気を博しています。

        そして、2023年10月にはサービス名称を『iX転職』から『doda X(デューダエックス)』に改称し、より一層ハイクオリティなサービスの提供に向けて邁進しています。

        doda X』の特徴はそのサービス内容にあります。
        ヘッドハンターからスカウトを受け取れる「ヘッドハンティングサービス」と、求人紹介を受けたり自ら求人検索・応募したりできる「求人紹介サービス」という2つのサービスが提供されています。

        スカウトを待ちながらじっくりと検討を進めるだけでなく、スピーディなハイクラス転職を実現したいときにも有用です。

        『doda X(旧称:iX転職)』はこんな人におすすめ

        • 年収800万円以上を狙っている
        • 他の転職サービスに登録しているがよい求人に出会えない
        • 現在の年収が600万円以上

        60代におすすめなエグゼクティブ向け転職サイト

        60代のエグゼクティブ転職を成功させるポイントは、自分のスキルや経験を再確認し、無理のない応募条件で転職活動を進めることです。

        キャリアを積んできた60代であれば、経理や人事、法務、監査役、社外取締役などエキスパートシニアとしての需要も高く、エグゼクティブ・ハイクラス転職を実現することが可能でしょう。

        しかし、そうでなければ、若年層や中年層と比較するとどうしても求人が限られてしまいます。

        キャリアに自信がない方は雇用形態にこだわらず非正規雇用も視野に入れることで、好条件の転職先が見つかる場合もあるでしょう。

        これらの観点から編集部が厳選した、60代のエグゼクティブ・ハイクラス転職におすすめの転職エージェントのランキングを紹介します。

        60代のエグゼクティブ転職向けおすすめ転職エージェント
        MS Agent by MS-Japan1位.MS-Japan
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        約8,200件

        総合評価
        4.0

        管理部門や士業資格で年収アップを狙える転職エージェント
        jaclogo2位.JACリクルートメント
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        約1.5万件

        総合評価
        3.9

        エグゼクティブ転職実績No.1の転職エージェント
        HiPro Biz(ハイプロ ビズ)|顧問、専門家のプロ人材紹介サービス3位.HiPro Biz(ハイプロ ビズ)
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        非公開

        総合評価
        no date

        「各業界のプロ」と「企業」のマッチングプラットフォーム。人材紹介業界大手のパーソルキャリアが運営し契約形態も柔軟に選べる。

        ※求人数:2023年10月更新

        雇用形態にこだわらず、非正規雇用も視野に入っている方には、3位『HiPro Biz(ハイプロ ビズ)』がおすすめです。
        CareerTheory編集部
        CareerTheory編集部

        MS-Japan|60代のエグゼクティブ転職「1位」

        MS-Japan

        MS-Japan』は、管理部門や士業に特化した転職エージェントです。

        経理・財務、人事・総務、法務、経営企画・内部監査、秘書・オフィスワークなどの管理部門と、会計事務所・監査法人、法律・特許事務所における弁護士、公認会計士、税理士といったスペシャリストの求人を取り扱っています。

        管理部門や士業に特化した30年以上の実績とノウハウを基に、50代や60代向けエキスパートシニアのための転職支援に力を入れていて、役員クラス、部門長クラス、課長クラスの上級管理職求人も豊富です。

        60代の転職は年収が下がる傾向がありますが、エグゼクティブ・ハイクラス転職を実現してさらに収入を上げたい方はぜひ登録しておくべき転職エージェントといえます。

        『MS-Japan』はこんな人におすすめ

        • 企業の管理部門に転職したい
        • 会計事務所や監査法人などで専門的な業務を行っていた
        • 弁護士、公認会計士、税理士などの資格を保有している
        • 60代でも収入アップを狙っている

        JACリクルートメント|60代のエグゼクティブ転職「2位」

        jacリクルートメント トップ画面

        JACリクルートメント』は、管理部門や営業職、技術系スペシャリストにおいて高い転職決定率を誇る転職エージェントです。

        日本だけではなく、海外でも人材紹介サービスを展開しているため、外資系企業や海外に進出している日系企業への転職に強いことが特徴です。

        また、オリコン顧客満足度調査(ハイクラス・ミドルクラス転職)では、4年連続(2019~2023年)で総合第1位を獲得した実績があります。

        同調査には「利用のしやすさ」「担当者の対応」「紹介案件」「交渉力」の4項目があり、2023年の調査ではすべての項目で1位、特に「担当者の対応」が高評価でした。

        有力なキャリアアドバイザーたちが、あなたのキャリアを客観視し、市場価値から相応しい求人を紹介してくれることは、60代の転職にとって非常に重要です。
        履歴書や職務経歴書の書き方や、面接の対策についても、長年のノウハウを活かしたサポートを受けられることでしょう。

        『JACリクルートメント』はこんな人におすすめ

        • 担当者(転職エージェント)の力を十二分に活用したい
        • 外資系企業や、海外に進出している日系企業への転職も視野に入っている
        • 企業の管理部門への転職を強く希望している

        HiPro Biz|60代のエグゼクティブ転職「3位」

        HiPro Biz(ハイプロ ビズ)|顧問、専門家のプロ人材紹介サービス

        HiPro Biz(ハイプロ ビズ)』は、人材紹介業界大手のパーソルキャリアが運営する「プロ」と「企業」のマッチングプラットフォームです。

        具体的には、様々な業界で経験を積んだ専門家が『HiPro Biz』に登録すると、経営課題を抱える企業の外部アドバイザーなどとして活躍できる場を紹介してもらえます。

        また、雇用形態は「外部アドバイザー」だけでなく、「監査役」「取締役」「経営顧問」など柔軟に選択することができ、60代でエグゼクティブ・ハイクラス転職を狙う人にはうってつけのサービスです。

        紹介実績は3,478社以上あり、売上規模1,000億円を超える大企業の導入事例も少なくありませんHiPro Biz公式サイト,2023年10月10日閲読)

        60代でエグゼクティブ・ハイクラス転職を実現したい人だけでなく、培った経験が活かせる企業で経営者を支援したい人や、コンサル経験を積むことで、個人事業主として活動する幅を広げたい人にも有用です。
        セカンドキャリア構築の足掛かりとしたい人もぜひ登録しておきましょう。

        『HiPro Biz』はこんな人におすすめ

        • 雇用形態にこだわらず、エグゼクティブ・ハイクラス転職を実現したい
        • 培った経験やスキルを活かして経営課題を解決したい
        • 60代を機にセカンドキャリを構築したい

        【外資系】エグゼクティブ向けおすすめ転職サイト

        【外資系】エグゼクティブにおすすめの転職サイトランキング

        外資系企業は、企業戦略の漏洩を避けるために、信頼できる転職エージェントやヘッドハンターのみに独占案件や非公開求人を依頼することが多いです。

        そのため、良質な外資系求人は一部のエージェントに集中する傾向があり、転職サイト選びに失敗すると、良い求人が見つからず、年収が数百万円単位で変わってしまう恐れもあります。

        そのようなリスクを少しでも減らすために、ここでは、外資系に強く、比較的多くの求人を保有している転職エージェント・ヘッドハンティングサービスを紹介します。

        外資系のエグゼクティブ転職向けおすすめ転職エージェント・ヘッドハンティングサービス
        リクルートダイレクトスカウト1位.リクルートダイレクトスカウト
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        約40万件

        総合評価
        4.3

        人材紹介業界大手のリクルートが運営
        doda xロゴ2位.doda X(旧称:iX転職)
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        約2.2万件

        総合評価
        4.2

        人材紹介業界大手のパーソルグループが運営
        ※現在の年収600万円以上の人におすすめ
        3位.JACリクルートメント
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        約1.5万件

        総合評価
        3.9

        グローバルのハイキャリアに強い
        ※現在の年収600万円以上の人におすすめ

        ※求人数:2023年10月10日時点

        現在の年収が600万円未満の方には1位『リクルートダイレクトスカウト』、600万円以上の方には2位『doda X(旧称:iX転職)』と、3位『JACリクルートメント』がおすすめです。
        CareerTheory編集部
        CareerTheory編集部
        外資系の転職先を探している方は、転職の際にどういった観点で転職先を選ぶのがいいでしょうか

        外資系企業は日本の企業と異なり、入社後すぐに即戦力としての成果を求める傾向があります。そのため、「自分がその企業において即戦力となり得るか」、「これまで培ってきたスキルがそのポストで役に立つか」を会社選びのポイントにするといいでしょう。
        また、企業風土も日本企業とは大きく変わりますので、転職エージェントを通じて社風やチームメンバー、コミュニケーションスタイルなどを確認することをおすすめします。

        リクルートダイレクトスカウト|外資系のエグゼクティブ転職「1位」

        RECRUIT DIRECT SCOUT(リクルートダイレクトスカウト)

        リクルートダイレクトスカウト』は人材業界国内最大手のリクルートが運営するヘッドハンティングサービスを備えた転職サイトです。

        人材業界最大手の企業が運営するサービスのため公開求人数は約40万件以上と豊富で、かつ独自のコネクションやネットワークが強いのが特徴といえます。

        外資系企業への転職決定実績も豊富です。

        • 国内不動産会社→外資系不動産投資会社のアセットマネージャー
        • 国内保険会社→外資系保険会社の保険アンダーライター
        • 国内広告代理店→グローバルコンサルティングファームのマネージャー
        • 国内メーカー→外資系メーカーの経理マネージャー

        もちろん単に外資系に強いだけでなく、利用者の経験やスキルを活かしたハイクラス転職も得意です。
        執行役員やCEO・COOなど取締役会メンバークラスの「経営ボード」求人は約2,200件もあり(2023年10月10日時点)エグゼクティブ・ハイクラス求人を探している人は必ず登録するべき転職サイトです。

        『リクルートダイレクトスカウト』はこんな人におすすめ

        • 登録するサービスに迷っている
        • 名実ともに評価が高いサービスを利用したい
        • 自分では見つけられないような好条件のスカウトに期待したい

        doda X(旧称:iX転職)|外資系のエグゼクティブ転職「2位」

        doda X(旧称:iX転職)

        doda X(旧称:iX転職)』は、事業戦略に直結するような希少性の高いハイクラス求人に特化したヘッドハンティングサービスです。

        取り扱い実績はアマゾンやユニリーバなどの外資大手から、NTTデータやサントリーといった国内大手企業まで多岐にわたります。
        国内日系企業の選択肢も残しておきたい人は登録するべき転職支援サイトでしょう。

        大手人材企業パーソルキャリア(パーソルグループ)が運営しているため、求人の量・質という面でも安心感があります。

        また、当初のヘッドハンティングサービス(レジュメ登録してスカウトを待つ)に加えて2023年からは求人紹介サービス(自ら求人検索をしたり、doda Xの担当者からの紹介を受けて応募する)も開始し、それぞれのニーズに合わせた使い方ができるようになりました。

        ただし、公開求人22,634件のうちほとんどすべてにあたる22,625件が年収600万円以上の求人(2023年10月10日時点)であるため、現年収が600万円から大きく離れている人にとってはやや背伸びしたサービスとなります。

        『doda X(旧称:iX転職)』はこんな人におすすめ

        • 登録するサービスに迷っている
        • 日系企業に転職という選択肢も残しておきたい
        • 現在の年収が600万円以上でさらに年収を上げたい

        JACリクルートメント|外資系のエグゼクティブ転職「3位」

        JACリクルートメント

        JACリクルートメント』は、グローバルのエグゼクティブ・ハイクラス求人に強い転職エージェントです。

        ロンドン発祥の日系人材紹介会社で、日本、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、香港、中国、韓国、ベトナム、インド、イギリスでサービスを展開しています。
        外資系企業や海外に進出している日系企業への転職を検討している人にぜひおすすめしたい転職エージェントです。

        とりわけミドルマネジメント層・スペシャリスト職・グローバル人材に特化しており、1988年の日本法人設立以来、累計約43万人の転職を支援してきた信頼と実績があります。

        “Speed, Sincerity and Attitude”をポリシーとしており、原則24時間以内に状況を報告するなどスピードを持ちながら誠意と真摯な姿勢を重視した対応をしてくれるため、「今すぐに転職したい」と考えている人にもおすすめです。

        なお、オリコン顧客満足度調査(ハイクラス・ミドルクラス転職)では、4年連続(2019~2023年)で総合第1位を獲得した実績があります。

        同調査には「利用のしやすさ」「担当者の対応」「紹介案件」「交渉力」の4項目があり、2023年の調査ではすべての項目で1位、特に「担当者の対応」が好評です。

        「転職エージェントが業界に精通している」という自称のセールスコピーはよく見かけますが、第三者による調査で証明されている点は安心材料と言えます。

        『JACリクルートメント』はこんな人におすすめ

        • 外資系企業はもちろん、日系企業(海外進出企業)も検討したい
        • レベルの高い転職エージェントにサポートしてほしい
        • 英文レジュメや英語面接など外資に特化したサポートを受けたい
        • 現在の年収が600万円以上でさらに年収を上げたい

        【女性向け】エグゼクティブ向けおすすめ転職サイト

        【女性向け】エグゼクティブにおすすめの転職サイトランキング

        ここでは、エグゼクティブ・ハイクラス転職をしたい女性におすすめの転職エージェントを紹介します。

        女性のエグゼクティブ転職向けおすすめ転職エージェント
        マイナビエージェント ロゴ
        1位.マイナビエージェント 女性の転職
        公式サイトを見る
        詳細を見る
        公開求人数
        約4.4万件

        総合評価
        4.2

        女性向けの転職支援実績が豊富な転職エージェント
        20代・30代の正社員転職支援なら、タイプ女性の転職エージェント2位.type 女性の転職エージェント
        公式サイトを見る詳細を見る
        公開求人数
        約1万件

        総合評価
        4.0

        女性のキャリアアップを目指すなら利用必須の転職エージェント

        ※求人数:2023年10月10日時点

        公開求人を見る限りでも、「管理職」や「年収1,000万円以上」の求人があり、キャリアを積んだ人であれば、希望条件に合うエグゼクティブ求人を見つけられるでしょう。
        CareerTheory編集部
        CareerTheory編集部

        ハイクラス転職をしたい女性が、転職の際にどういった観点で転職先を選ぶのがいいでしょうか

        女性人材の活用への取り組み方については、いまだに企業によって偏りがあります。そのためハイクラス転職を目指す場合は、実際に管理職として活躍されている女性社員が何名いるのかをひとつの判断基準にすることをおすすめします。
        もちろん、現状で女性管理職はいないが今後増やしていきたいという企業もありますので、応募したい企業がある場合は転職エージェント経由で女性人材の活用に関する見解を確認することをおすすめします。

        マイナビエージェント|女性のエグゼクティブ転職「1位」

        マイナビAGENT

        ※マイナビのプロモーションを含みます。

        マイナビエージェント』では、「女性の転職」という無料転職支援サービスを提供しています。

        • マイナビの保有する非公開求人・独占求人を含む豊富なリソースを活用
        • 女性に寄り添った視点で転職活動をサポート
        • 年収1,000万円以上の公開求人多数

        年収1,000万円以上の公開求人数が約9,000件と高年収帯の求人が多く、管理職・マネージャーの求人は公開1,690件、非公開434件を保有しています(2023年10月10日時点

        また、女性の転職支援実績が豊富なキャリアアドバイザーからの的確なアドバイスも好評です。

        業界専任のキャリアアドバイザーによる、書類添削、面接対策など、しっかりと転職サポートを受けたい人におすすめです。

        サービス名マイナビエージェント 女性の転職
        運営会社株式会社マイナビ
        公開求人数非公開
        非公開求人数非公開
        利用料金無料
        公式サイトURLhttps://mynavi-agent.jp/

        ※2023年10月時点

        ※マイナビのプロモーションを含みます。

        type 女性の転職エージェント|女性のエグゼクティブ転職「2位」

        type 女性の転職エージェント』は、キャリアアップを目指す女性におすすめの転職エージェントです。

        • 高年収求人を多数保有
        • 年間5,000名以上のキャリアカウンセリング(2016年度実績)、数百名もの転職支援実績
        • サービス開始から18年の信頼がある

        実際に、type 女性の転職エージェント』を利用して転職した女性の7割が年収アップに成功しています。

        転職支援実績が豊富な女性のアドバイザーを中心に、職種ごとに専門チームを作り転職サポートをしていることもあり、細かなアドバイスを受けたい人におすすめです。

        必ずしもエグゼクティブ・ハイクラスな求人が多いわけではありませんが、女性専門の転職支援を受けたいに適しています。

        サービス名type 女性の転職エージェント
        運営会社株式会社キャリアデザインセンター
        公開求人数約1万件
        非公開求人数約1.8万件
        利用料金無料
        公式サイトURLhttps://type.woman-agent.jp

        ※2023年10月10日時点

        【総合型】エグゼクティブ向けおすすめ転職エージェント

        【総合型】エグゼクティブにおすすめの転職サイトランキング

        ここからは、エグゼクティブ向けにおすすめの総合型の転職エージェントを紹介します。

        総合型転職エージェントは保有している求人が多いため、好条件の仕事が見つかることも少なくありません。

        保有求人数が多いという観点から、おすすめの大手転職エージェントをまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

        ランキング大手転職エージェント総求人数
        1位リクルートエージェント約73.3万件
        2位dodaエージェント約25.1万件
        3位マイナビエージェント約4.8万件

        ※求人数:2023年10月10日更新

        1位.リクルートエージェント | 求人数豊富。地方にも強い

        リクルートエージェント

        リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。

        公開求人は161,025件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると399,526件の求人を扱っています

        業界最大の転職成功実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

        ただ、コンサルタントに一部ネガティブな口コミもありましたので(※大手なので担当差が大きい)、不安な場合は求人数No.2の『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

        <補足:リクルートが運営している関連サービス>

        2位.doda | 顧客満足度No.1

        doda(デューダ)|求人情報・転職サイト

        dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する、顧客満足度No.1を誇る転職エージェントです(2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)

        提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ない転職エージェントだと言われています。

        首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、「全ての人におすすめできる転職エージェント」と言えます。

        3位.マイナビエージェント| キャリアの浅いにもおすすめ

        マイナビエージェント

        ※マイナビのプロモーションを含みます。

        マイナビエージェント』は、丁寧なサポートが魅力で20代におすすめの転職エージェントです。

        求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります

        そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。

        ※マイナビのプロモーションを含みます。

        【求人型】エグゼクティブ向けおすすめ転職サイト

        【求人型】エグゼクティブにおすすめの転職サイトランキング

        エグゼクティブの転職では、転職求人サイトを活用するのもおすすめです。転職エージェントではなく、まずは転職求人サイトに登録し、自分で求人を検索しながら転職市場の動向を見極めるのもよいでしょう。

        以下では、数ある転職求人サイトのなかでも特に掲載求人数が多いもの(※)を紹介しているのでチェックしてみてください。※2023年10月10日時点

        1位.doda | 転職者満足度No.1の転職求人サイト

        doda(デューダ)|求人情報・転職サイト

        doda』はパーソルキャリアが運営する転職求人サイトです。

        担当者のサポートをもとに転職活動を行うのではなく、自分のペースでゆっくりと応募先企業を探していくことができます。

        「転職サービスを使いたいけれども、担当者とのやり取りが面倒」というは、ぜひ『doda』の転職求人サイト版を利用してみてください。

        2位.リクナビNEXT | 転職決定数No.1!業界最大手の転職求人サイト

        リクナビNEXT

        リクナビNEXT』は、転職業界最大手のリクルートが運営する転職求人サイトです。

        業界最大規模の求人数が魅力であり、5.4万件以上の求人が掲載されています。

        キャリアが浅い人でも応募可能な好条件の求人が多く掲載されているので、積極的に検索・応募してみましょう。

        エグゼクティブ向け転職エージェントを活用するメリット5選

        エグゼクティブ向け転職エージェントを活用するメリット5選

        ここからは、エグゼクティブ向け転職エージェントを活用するメリットを解説します。

        それでは、1つずつ順番にみていきましょう。

        一般の転職サービスにはないポジションの非公開求人を多数保有している

        エグゼクティブ・ハイクラス特化の転職エージェントは、マネージャーや部長といったワンランク上の希少なポジションの非公開求人を多数保有しています

        転職エージェントが一部の求人を非公開にしているのには、以下の理由があります。

        転職エージェントが非公開求人を保有している理由

        • 企業は、理想とする人材とマッチングしやすい転職エージェントに求人を掲載するため
        • 事業戦略に直結する求人情報は不特定多数に公開できず、非公開求人が適切なため
        • 一般公開により応募者が殺到すると、企業の選考担当者の手間や選考コストが余計にかかるため

        つまり、非公開求人には、たくさんの人が応募したくなるような質が高いものが多い傾向にあります。そのようなお宝求人に出会うチャンスを広げたいなら、転職エージェントを利用すべきでしょう。

        実際に弊社が転職経験者100人に対して実施したアンケートにおいても、転職成功者の約8割が転職エージェントを利用しています。

        転職サービスの利用状況調査

        また転職エージェントを利用した人のうち、92%が年収アップに成功しています。

        転職エージェント年収アップ・満足度調査

        利用した満足度も高い結果となっているので、転職の目的として年収アップを目指す場合は転職エージェントの利用は必須と言っても過言でないでしょう。

        ハイクラス求人を探すなら業界・職種選びも重要

        ハイクラス求人を探す場合は、業界や職種を選ぶことも大切です。

        業界や職種によってはそもそも高年収求人を見つけにくいこともあるからです。

        具体的には、下記の業界や職種の求人を探すと高年収求人を見つけやすいでしょう。

        • 経営・事業企画
        • CEOなど経営幹部
        • コンサルティング・Web開発リーダー
        • 急成長・グローバル関連の営業職
        • 金融専門職

        自分の業界や職種がそもそも高年収を目指しにくい場合は、まったく新しいキャリアに挑戦しなければいけないケースもあります。

        エグゼクティブ転職のプロからサポートを受けられる

        エグゼクティブ・ハイクラス特化の転職エージェントには、業界に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍しています。そのため、エージェントを利用すると転職支援のプロから以下のようなサポートを受けられます。

        • エグゼクティブに特化した選考書類対策
        • エグゼクティブに特化した面接対策
        • エグゼクティブに特化した業界・企業分析

        エグゼクティブ向け転職エージェントを利用すれば、実績豊富なプロからサポートを受けて志望企業から内定をゲットしやすくなるでしょう。

        サポートが充実している転職エージェント
        パソナキャリア
        パソナキャリア(ハイクラス)

        ヘッドハンティングサービスでスカウトされる可能性がある

        ヘッドハンティングサービスを導入している転職エージェントに登録すると、そのデータベースに自身のプロフィールや経歴が保存されます。企業が特定のスキルや経験を持つ人材を探しているときに、このデータベースをもとにスカウトをおこなうときがあります。

        特に、専門的な知識や経験を持つエグゼクティブの人は、企業から直接アプローチを受ける可能性は高いでしょう。

        自身のキャリアやスキルが求められる企業から直接オファーをもらえるのは、ヘッドハンティングサービス付きの転職エージェントを活用するメリットといえます。

        ヘッドハンティングにおすすめの転職エージェント
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        JACリクルートメント

        公式サイトを見る
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        エージェント担当者が企業の人事に自分のことを推薦してくれる

        キャリアアドバイザーは、サイト登録後に求職者のスキルや経験を丁寧にヒアリングして「あなたの職場で活躍しうる人材」として企業に求職者を推薦してくれます。

        転職エージェントは、企業との強固なネットワークをもち、ある程度の信頼関係も構築できています。そのため、求職者自らアピールするよりもキャリアアドバイザーによる推薦のほうが企業に響く可能性があるでしょう。

        キャリアアドバイザーは推薦力もあるため、プロの力を借りて自分の良さを相手に伝えてもらえるのは、エグゼクティブ向け転職エージェントを活用することこそのメリットといえます。

        よく推薦してくれるおすすめ転職エージェント
        ランスタッド(randstad)
        ランスタッド

        年収や雇用条件を代わりに交渉してくれる

        転職エージェントを利用するメリットのひとつに、あなたの代わりに年収や雇用条件について企業と交渉を進めてくれることが挙げられます。

        キャリアアドバイザーは交渉スキルも兼ね備えているので、自分で直接交渉するよりも話がうまく進んでいくはずです。特に、エグゼクティブの転職では、年棒やボーナス、福利厚生など複雑な要素が絡み合い確認に時間を要するため、交渉はキャリアアドバイザーに頼んで自分はほかの活動に注力したほうがよいでしょう。

        しかし大幅な給料アップを要求したり、労働条件の大きな変更を求めたりするのは、相手にマイナスな印象を与えやすいので、行き過ぎた交渉はおすすめしません。どうしても検討してほしい内容がある場合のみ、交渉を試みるのがよいでしょう。

        エグゼクティブ向け転職エージェントを活用するデメリット3選

        エグゼクティブ向け転職エージェントを活用するデメリット3選

        ここからは、エグゼクティブ向け転職エージェントを活用するデメリットを解説します。

        一つずつ紹介するので、確認してみてください。

        条件にマッチしなければ支援してもらえない

        エグゼクティブ向けの転職エージェントは、特定の経験や能力を持つ上層部の人材をターゲットにしています。この基準を満たせない場合は、求人を紹介してもらえません。

        その場合は、まずは現職で能力を高めてからエグゼクティブ向け転職エージェントをつかうのも一つの手です。また、経験やスキルが不足している場合は、総合型の転職エージェントを使ってみてください。

        自身の状況を踏まえて、転職エージェントの活用を検討してみましょう。

        現職でのポジションを捨てなければならない

        エグゼクティブの転職では、リスクもともないます。現職の役職やネットワークなど多くを捨てて新天地で働くことになるからです。これまで培ってきたものを手放すのは、大きな決断であり精神的にも負担がかかるでしょう。

        特に、現職での立場が上の場合は、そのぶん手放す勇気も大きくなります。

        また新しい環境で、同じまたはそれ以上のポジションがずっと確保されているかはわかりません。なりたい役職が埋まっていたり、求められる能力を発揮できなかったりして役職につけないケースもあります。

        転職は今後の人生に大きな影響を及ぼすものなので、行動する前に慎重に考えておきましょう。

        転職先の社風に馴染めない可能性もある

        エグゼクティブの転職では、転職先で現場を指揮したり、部下を教育する役職に就くケースが多いです。

        しかし、これまでの統率・教育経験が次の転職先で活かせるとは限りません。企業の文化や価値観に馴染めずに、働きにくくやりがいが下がってしまうリスクも。

        そのため、仕事内容や条件面だけでエントリー企業を決めるのは控えましょう。事前に社風と合うか確認するためにも、エージェント担当者から話を聞いたり採用説明会で社員と話したりするのが大切です。

        他にも転職の注意点はあるので、転職活動をスタートする前に以下の記事でチェックしておきましょう。

        転職エージェント・ヘッドハンティングサービスを効果的に利用するポイント

        転職エージェントを活用するポイント

        ここでは、転職エージェントとヘッドハンティングサービスをより効果的に利用するポイントを解説します。

        転職エージェントとヘッドハンティングを併用する

        転職エージェントとヘッドハンティングサービスについて、基本的には両方を併用するべきです。

        ヘッドハンティングサービスで好条件の求人紹介(スカウト)を待ちながら転職エージェントの書類選考や面接の対策サポートを活用して転職力を高めるといった、2段構えの転職活動ができるためです。

        また、たとえば大手の転職支援サービスでも次から次へと案件を紹介してもらえるわけではありません。
        複数の転職支援サービスを活用することで、効率的に求人情報を収集することができます。

        転職時期は最短可能日程で答える

        キャリアアドバイザーとのファーストコンタクトでは必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれます。
        この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

        そうすればあなたは転職意欲が高い(売上に繋がる)と捉えられ、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
        ※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

        経歴やスキルに嘘をつかない

        登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。
        キャリアアドバイザー間でよく話題にあがるのが、「前回と今回で職務経歴が違うよ・・・」という話です。

        同じ求人に複数の転職支援サービスから応募しない

        同じ求人には複数の転職サイト経由で応募しないようにしましょう。

        企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど…」と、担当のキャリアアドバイザーに連絡が入ることになります。

        企業・キャリアアドバイザー両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

        紹介された会社の実態を口コミサイトで調査

        転職エージェントも売上がかかっていますから、できれば転職を決めてもらいたいと考えるものです。
        求職者優先のキャリアアドバイザーであれば都合の悪いことを隠すようなことはしませんが、キャリアアドバイザーに任せっきりというのもおすすめできません

        自衛のためにも、口コミサイトの『OpenWork』などを利用して裏をとるようにしましょう。

        以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ推察することができます。
        OpenWork|転職エージェント利用のポイント

        上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

        紹介を受けたいなら、2週間に1回くらい連絡を入れておく

        転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番は「更新日」(=最終接触日)です。

        「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

        紹介を受けたい場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく|転職エージェント利用のポイント

        例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

        更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

        キャリアアドバイザーをシビアな目でみる

        担当のキャリアアドバイザーに情を移してはいけません。

        担当者変更は珍しいことではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
        どうしても変更しづらい場合は他社を当たりましょう。

        担当者変更メール文面例

        いつも大変お世話になっております。
        現在転職をご支援いただいている○○と申します。

        現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応いただき感謝しておりますが、
        転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

        可能であれば、他のキャリアアドバイザーの方とも一度お話をしたく考えております。

        お手数をおかけし恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

        推薦文は必ず確認する

        担当のキャリアアドバイザーはあなたをアピールするために、200字~1,000字程度の推薦文を書く場合があります。
        しかし、あまり優秀ではない担当者の場合、経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

        そこで、「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

        エグゼクティブの転職に関してよくあるQ&A

        エグゼクティブの転職に関してよくある質問ここでは、エグゼクティブの転職でよくある質問に回答します。

        Q1. エグゼクティブにおすすめの転職エージェント・ヘッドハンティングサービスはどこ?

        エグゼクティブにおすすめの転職エージェントは?
        ヘッドハンティングサービス1位の『リクルートダイレクトスカウト』と、2位の『doda X(旧称:iX転職)』の2つに登録しましょう。

        リクルートダイレクトスカウト』と『doda X(旧称:iX転職)は、エグゼクティブ・ハイクラス転職の分野で、特に総合評価の高かったサービスです

        どちらも、ヘッドハンターの対応に定評があるため、親身なアドバイスが期待できます

        「1日でも早く転職活動を始めたい」「どこに登録したらよいか決められない」「長い記事は読みたくない」という方は登録すると良いでしょう。

        Q2. エグゼクティブ・ハイクラス・管理職の面接時はどのようなことを質問される?

        エグゼクティブ・ハイクラス・管理職の面接時はどのようなことを質問される?
        エグゼクティブ・ハイクラス・管理職の面接では、これまでのキャリアを詳細に質問されます。

        そのため、応募先の企業に合わせて、的確に経歴をアピールすることが欠かせません。

        回答の際は、具体的な数字や結果を根拠として添えることを意識しておきましょう。

        また、チームをまとめた経験などを通して、身につけた能力・ノウハウなどもアピールポイントとなります

        「マネジメント能力」などの抽象的なスキルを、いかに具体的に伝えるかが、面接突破の鍵となります。

        Q3. 管理職の経験が少なくても、エグゼクティブ求人は応募できる?

        管理職の経験が少なくても、エグゼクティブ求人は応募できる?
        もちろん応募可能ですが、経験者と比べ、採用の可能性が低くなることは避けられません。

        そのため、自己PRの入念な事前準備が必要となります。

        管理職経験のないは、「コミュニケーション能力」や「リーダーシップ」を伝えることに重点を置き、これまでのキャリアの振り返りをしておくことが大切です。

        自己PRの方法が分からないは、この記事で紹介した転職エージェントからのサポートを受けながら、応募書類の作成や面接準備を行っていきましょう。

        Q4. エグゼクティブ求人への転職は、ある程度年齢を重ねてからの方がいい?

        エグゼクティブ求人への転職は、ある程度年齢を重ねてからの方がいい?
        エグゼクティブ・ハイクラス転職を成功させる人には、30代後半から40代にかけての方に多い傾向にあります。

        管理職などへの転職は、若いうちよりも、ある程度キャリアを重ねてからの方が成功しやすいためです。

        とはいえ、若年層だからエグゼクティブ・ハイクラス転職ができないというわけではありません。

        特に実力主義を取り入れている企業や、外資系企業などでは、年齢に関係なく、キャリアアップの転職を実現しやすいと言えるでしょう。

        Q5. エグゼクティブ転職で自己PRを魅力的にするには?

        エグゼクティブ転職で自己PRを魅力的にするには?
        自己PRは、経験に基づいて具体的な数字・根拠をもとに伝えることが重要です。

        さらに、応募先企業のニーズとマッチしているかどうかも見極めておく必要があります。

        そのためには、事前に応募先企業の情報を収集し、分析しておくことが大切です。

        Q6. エグゼクティブ面接で転職活動の状況を聞かれたらどのように答えるべき?

        「エグゼクティブ面接で転職活動の状況を聞かれたらどのように答えるべき?」
        「転職状況や転職意欲は、正直に答えて問題ありません。」

        エグゼクティブ・ハイクラス転職では、複数の企業との交渉などを通して、転職先を決めることが一般的だからです。

        またエグゼクティブ・ハイクラス層の求人は、企業側も入念に採用を検討したいと考えるため、じっくりと選考通過の是非を見極めたり、年収交渉を行ったりと、比較的時間をかけて採用活動を行います。

        そのため、複数企業に応募していることが選考に影響したり、内定受託を急かされたりすることはほとんどないでしょう。

        エグゼクティブ向け転職のまとめ

        エグゼクティブ向け転職のまとめ

        今回はエグゼクティブ・ハイクラスにおすすめの転職エージェントとヘッドハンティングサービスを紹介しました。

        エグゼクティブ・ハイクラスとしての転職は、あなたのキャリアを大きく変える大切なタイミングです。

        転職するかを迷っている場合でも、まずは転職エージェント(2つ)、ヘッドハンティングサービスを提供する転職サイトなど(2つ)に登録し、自身の市場価値を把握してみると良いでしょう。

        改めて、ランキングを確認して自分に合った転職エージェント・ヘッドハンティングサービスに登録しましょう。

        ※表は縦にスクロールできます

        転職エージェントサービスの特徴
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        ※求人数:2023年10月10日時点

        本記事はここまでですが、エグゼクティブ・ハイクラス向け転職エージェントの登録を断られてしまった場合は以下を参考にしてください。
        CareerTheory編集部
        CareerTheory編集部
        掲載情報の根拠

        平均年収:平均給与|国税庁を元に、業界ごとの年収を算出転職率:雇用動向調査結果の概要|厚生労働省の転職入職率を参考産業別入職率・離職率:雇用動向調査結果の概要|厚生労働省を参考

        転職を考えるきっかけ14パターン| 年齢別・男女別に紹介

        転職 きっかけ

        「こんなきっかけで転職して良いのか不安…」
        「皆の転職を考えたきっかけを知りたい」
        と考えていませんか。

        コロナ禍の影響で、会社や業界の将来性に不安を感じ、転職する人が増えています。

        転職を考え始めたものの、不安や抵抗からなかなか転職を決断できずにいるのではないでしょうか。とは言え、周りの人にも相談しづらく、周りがどのようなきっかけで転職しているのか分かりづらいものです。

        転職経験者の声を聞くと、年齢や性別により転職のきっかけは異なるようです。

        この記事では、転職のプロとして多くの転職希望者をサポートしてきた私が、年代別・女性の転職を考えたきっかけについて詳しく解説していきます。

        続きを読む

        ブラック企業の見分け方を解説!やばい会社に転職しないための13ポイントとは

        ブラック企業を見極めるポイントを解説
        • 「ブラック企業の見分ける方法は?」
        • 「絶対にブラック企業には入りたくない」

        と悩んでいる方も多いでしょう。

        実はブラック企業には共通する特徴があり、求人情報や面接で見分けることができます。

        転職のプロとして数多くの企業を見てきた私が、ブラック企業の特徴や見分け方についてご説明します。

        この記事を読めば、ブラック企業を事前に見分けられるようになりホワイト企業に転職できる可能性があるでしょう。

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        1. 求人票でブラック企業を見分ける6つのポイント

        求人票でブラック企業を見極める

        求人情報に以下のような特徴に当てはまる場合、ブラック企業である可能性が高いです。

        見分け方1. 抽象的な言葉が多用されている

        抽象的な言葉が多用されている求人には気をつけましょう。

        例えば、「アットホームな職場」「やりがいのある仕事」など、漠然としていてイマイチ想像がつきにくい言葉です。
        魅力がない企業は求人サイトで上記のような言葉を使いがちです。

        他にも、入社したいと思えないような実態(厳しいノルマ、残業多い、離職率も高い…など)を、「成長!」のような熱い言葉で誤魔化しているケースもあります。

        逆に言うと、ホワイト企業の求人であれば、その魅力が具体的に書かれています。

        • 「残業月5時間以内」
        • 「育休取得率の高さ」
        • 「どんな社員がいるか(働きながら子育てしている人が多いなど)」

        抽象的な言葉が多く使われていると感じたら、「裏に何かあるのでは?」と思っておきましょう。

        見分け方2. 3ヵ月以上求人を出している

        3ヵ月以上同じ求人が出ている企業は、ブラック企業である可能性が高いです。

        大量の離職者が出ることを前提に、大量募集・大量採用をおこなっているからです。

        大量募集している企業は「社員を育てるつもりがない」「辞めるのが当たり前」という認識である場合もあります。

        実は、求人掲載期間の相場は4週間と言われており、長くても2ヵ月ほど掲載していれば、たいていは採用が決まります。

        逆に言うと、3ヵ月以上掲載している企業は以下のような理由が考えられます。

        • 「大量募集・大量採用をおこなっており求人掲載を辞めるつもりがない」
        • 「採用要件が厳しすぎる」
        • 「採用はしたがすぐに辞めてしまった」

        求人を出し続けているブラック企業を判断するためにも、掲載期間を確認してみることをおすすめします。

        見分け方3. 給与が他の求人と比べると異常に高い

        給与が他の求人と比べると高い企業も注意が必要です。

        月給に固定残業代や業績給が含まれているために、給与が高く見えている場合があるからです。

        月給+業績給:23万~60万円※固定残業代含む:5万円/45時間分

        こちらの求人、月給が最大で60万円と一見高く感じますが、「業績給込み」の金額です。つまり、成績が上がれば稼げるが、そうでない場合は最低ライン「23万円」になります

        さらに、「固定残業代含む」という記載もあり、「あらかじめこれくらい残業をする」と想定します。基本給に残業代を足しておく=45時間を超えない限り、残業代はつかないという仕組みです。

        月45時間という労働法上の上限の数字で、毎日2時間以上の残業があることになります。そして残業代は給与に含まれているので、手取りが増えるわけでもありません。

        結果として、もし成績が悪ければ、「毎月45時間残業して、給料が23万円(固定残業代を除けば月18万円相当)」と、最初の印象よりかなり低くなってしまいます。

        給与が明らかに高い職場は、固定残業代や業績給が含まれていないか確認しましょう。

        見分け方4. 年間休日が105日以下

        年間休日が105日以下の企業は、かなりブラックな働き方と言えます。

        年間休日が105日以下となると、祝日は休めません。年末年始・GWなどの長期休暇も取得不可能です。ギリギリ土日休みは確保できる、というくらいになります。

        また、年間休日105日というのは、法律で定められた最低ラインの年間休日数です。会社側の考えとして、「働き手を限界ラインで酷使しようとする経営スタンス」な可能性もあります。

        祝日や長期休暇を取得するとなると、目安は年間休日120日以上。125日以上あれば、ホワイト企業に分類されるといえるでしょう。

        見分け方5. みなし残業や裁量労働制の記載がある

        「みなし残業」や「裁量労働制」の記載がある企業は、労働時間が長くハードな職場であると予測できます。

        (1) みなし残業とは

        みなし残業とは、予め一定時間分の残業代が給料に含まれている制度です。

        例えば、「月収25万円(みなし残業40時間)」と記載がある場合、月収には40時間分の残業代が含まれています。「毎日2時間くらい残業があるけど、給料は増えない」となります。

        (2) 裁量労働制とは

        裁量労働制とは、労働時間を実際に働いた時間ではなく、予め一定の労働時間と決めておく制度です。

        はじめに給料が決まってしまうため、残業をした場合も残業代は支給されません。

        労働時間で成果が測れないクリエイティブ系職種に多く、必ずしも悪い仕組みではありませんが、やはり過酷な働き方になりやすいのは事実です。

        このように、みなし残業や裁量労働制の記載がある企業は、残業が毎日あることが前提となっています。残業代が支給されないことがあるので注意が必要です。

        見分け方6. 業務内容が具体的に書かれていない

        「カスタマーサポート」「プロフェッショナルアドバイザー」など、業務内容が想像しにくい求人もブラック企業である可能性が高いです。

        クレーム対応やノルマの厳しい営業職などの、避けられやすい業務内容をごまかして表現している場合があるからです。

        入社してから想定と違う業務内容に戸惑うことのないよう、業務内容は詳しく調べてから応募しましょう。

        業務内容を詳しく知りたい場合は、転職エージェントのアドバイザーに直接聞いてみるのもよいです。アドバイザーは企業の内部事情を知っているので、詳しい業務内容や職場の雰囲気なども把握できます。

        2. 面接時にブラック企業を見分ける4つのポイント

        面接時にブラック企業を見極める

        面接時にも、ブラック企業には共通する特徴があります。

        それぞれ詳しく解説していきます。

        見分け方1. 面接官の態度が悪い

        面接官の態度が悪い会社は、会社自体の雰囲気が悪い可能性があります。

        面接というのは、双方のマッチングの場であり、立場に上下はありません。ですが、横柄・威圧的な態度の面接官がいる会社は、そういった認識はないのだと考えられます。

        このような会社は、上司という立場を利用したハラスメントなどが常態化していることも多く、注意が必要です。面接で「なんとなく嫌だな…」と感じたら、選考は辞退することをおすすめします。

        見分け方2. 面接回数が少ない・短すぎる

        面接が1回しかない、面接時間が短すぎる企業も注意が必要です。

        中途採用では、複数回(2~3回程度かそれ以上)の面接が基本です。Webテストや筆記試験などじっくりと選考をおこなう企業もあります。

        一方で、1回で採用が決まる、面接時間が明らかに短い場合は、「誰でもいいから雇いたい」と考えている可能性があります。

        離職者が多く人材不足に陥っていることが考えられるので、長く働き続けられないような労働環境の可能性があります。

        見分け方3. 質問に対しての回答があいまい

        勤務形態や業務内容など、あなたの知りたい情報に対して、あいまいな回答しかない企業はブラック企業である可能性が高いです。

        実際は残業が法律ラインを越えているなど、会社が入社まで情報を隠しておきたいために、あいまいな回答をすることが考えられるからです。

        例えば、「年末年始の休みはどのような勤務になっていますか?」という質問をしたとします。「人や年度による」などあいまいな回答しかされない場合は、年末年始の休みは少ない、もしくはないと考えられます。

        面接は「とにかく気になったことはすべて質問する」という姿勢で臨みましょう。

        見分け方4. すぐに内定が出る

        面接の場で内定を言い渡されるなど、すぐに内定が出る企業も注意しましょう。

        採用が適当な企業は、「とにかく誰でもいいから雇いたい」というくらい人材不足に陥っている可能性が高いです。

        すぐに内定が出た場合は、選考プロセスが簡略化すぎなかったか、自分の経歴やスキルを評価されて内定をもらったのか振り返ってみましょう。

        何が評価されたのか分からないまますぐに内定が出た場合は、注意が必要です。

        3. 内定後にブラック企業を見分ける3つのポイント

        内定後にブラック企業を見極める方法

        内定後は以下の3点を確認して、最終判断をしましょう。

        見分け方1. 内定承諾までの期間を確認する

        内定後は、本当にその会社がブラック企業でないか最終確認してから受諾しましょう。

        内定後に、検討する期間を与えずにすぐに受諾させようとする企業もブラック企業である可能性が高いので注意が必要です。

        人材不足に陥っているため、何としても社員を確保しようとしてじっくり考える時間を与えないようにしているからです。

        内定後に検討する時間を与えてくれない場合や、内定辞退させないというプレッシャーが強いと感じた場合は、ブラック企業ではないか求人や面接の様子を再確認してみることをおすすめします。

        見分け方2. 会社の口コミを確認する

        口コミサイトやGoogle Mapで、会社の口コミも確認して、働きやすい環境であるか判断しましょう。

        「常に誰かが怒鳴られている」「連日、夜中まで残業している」などの口コミがあったら注意が必要です。

        ただし、ネットの口コミは本当に社員が書いたのか分からない信ぴょう性の低い情報なので、簡単に鵜呑みにはせず参考程度に確認しましょう。

        見分け方3. 雇用契約書を隅々まで確認する

        雇用契約書を入念に確認することも大切です。

        雇用契約書では以下の5項目が記載されているか必ず確認して下さい。

        労働契約期間に関する事項

        多くの場合は終身雇用を原則としているので、定年退職するまでの期間が書いてあります。

        就業場所や業務内容に関する事項

        就業する場所が「本社」か「○○支社」、業務内容についてはその会社であなたが何をするのかが具体的に書かれているはずです。

        労働時間・残業・休日に関する事項

        1週間に40時間、1日8時間の労働時間で、1週間に1日以上の休日が定められているか、有給休暇が付与されているかを確認しましょう。

        給与に関する事項

        モデル例などではなく実際の賃金か、残業代の計算方法などが明記されているかを確認しましょう。

        退職に関する事項

        上記のいずれかの項目が記載されていない場合は、署名せずに理由を企業側に問い合わせましょう。問い合わせても明確にならない場合は、内定を辞退することも可能ですので、慎重に検討してください。

        4. ブラック企業が多い3つの業界は要注意!

        ブラック企業が多い業界

        業界によっては、業界自体が長時間労働や低賃金などブラックであることがあります。

        ブラック企業が多い3つの業界の特徴は以下のとおりです。

        4-1. 利益率が低い業界

        利益率が低い業界は、労働時間が長い割に賃金が少なくブラックと言われています。

        飲食業界やアパレル業界、旅行代理店業界が当てはまります。

        長時間労働や立ち仕事が多く、体力的に負担を感じたり給料の安さに不満を感じやすい業界です。

        景気や社会情勢にも影響を受けやすく、不安定な業界といえます。

        4-2. 個人向けのビジネス

        個人向けのビジネスは、休日出勤や残業が多く、またクレームなど顧客からのプレッシャーも感じやすいです。

        介護業界や不動産業界、教育業界が当てはまります。

        顧客が休みの日にビジネスをおこなうため、夜遅い時間や休日に働くことが多く生活リズムは不規則になります。

        また、顧客と接する機会が多く、顧客の要望に応えなければならない、クレームを受けるなどストレスを感じやすい業界です。

        4-3. 営業ノルマが厳しい

        営業ノルマが厳しい業界は、精神的ストレスが多く、結果を出すために長時間労働を強いられることが多いです。

        生命保険業界や証券業界が当てはまります。

        結果次第で高年収が狙えますが、結果がなかなか出ないと精神的な負担が大きくなる、労働時間に見合った給料がもらえない業界です。

        5. ブラック企業に転職しないために意識すべきこと

        ブラック企業に転職しないために意識すべきこと

        ブラック企業に就職しないためには以下の3つのポイントを抑えましょう。

        5-1. 売上や利益だけで判断しない

        売上や利益が高い、上がっているからといって働きやすい企業であるとは言えません。

        従業員が長時間労働を強いられている、安月給で働かされているが故に利益が高い企業もあるからです。

        そのような企業は、労働時間の長さや給料面の低さに不満を持ち長く働き続けられない可能性があります。

        売上や利益が上がっている場合、売上や利益が自分に還元される企業であるか確かめましょう。

        5-2. 複数の求人と比較して検討する

        興味を持った1つの求人に応募するのではなく、同業他社や他に気になる求人などと比較して本当に働きやすい企業なのか検討しましょう。

        複数の求人と比較することで、その業界の離職率や残業時間、給料の目安を知ることができます。

        自分が気になっている企業は、離職率や給料が相場と比較してどれくらいなのかを知っておくことで入社後に、「想像と違った」と後悔するリスクが減らせます。

        5-3. 会社選びに焦らない

        会社を選ぶ際は、時間や金銭面に余裕を持った状態で選びましょう。

        特に転職活動は、企業を辞める前におこなったほうが金銭面の負担が少なく、焦らずゆっくりと企業を選べます。

        焦って会社を惰性で選んでしまい転職後に後悔することのないよう、ご紹介したさまざまなポイントを確認しながらじっくりと企業選びをしましょう。

        補足:転職エージェントを利用するのもおすすめ

        会社の内情を知ることのできる転職エージェントを利用するのもおすすめです。

        転職エージェントでは、定期的な職場訪問により職場の雰囲気や内情を知っています。また多くの転職希望者をサポートしてきた経験からブラック企業を見分けることが得意です。

        上司の人柄や職場の人間関係を知ってから応募できるので、転職後に抱いていたイメージとのギャップに後悔するリスクを減らせます。

        6. 働きやすい職場を見つけるなら要登録 | おすすめ転職エージェント

        ブラック企業に転職したくない人におすすめの転職エージェント

        こちらでは、ブラック企業に就職しないために利用したい転職エージェントをご紹介します。

        数ある転職エージェントの中から、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い転職エージェント」をピックアップしました。

        転職サイト選定基準

        1. 求人の数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
        2. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアコンサルタントに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

        利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職エージェントは、以下の通りとなりました。

        転職エージェント公開求人数|総合満足度
        1位
        リクルートエージェント
        約37万件| 4.1
        業界最大手エージェント。選択肢を増やしたいなら登録必須
        2位
        dodaエージェント
        約18.8万件|3.9
        顧客満足度No.1(2023年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)の転職エージェント
        3位
        マイナビエージェント
        6.3万件|4.3
        サポートが充実しており、はじめての転職に強い。

        〔求人数〕2023年4月7日時点

        ※この記事では3つに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!』を参考にしてください。

        1位.リクルートエージェント

        リクルートエージェント

        リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

        公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

        業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

        転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

        ◆補足:リクルートが運営している関連サービス

        2位.dodaエージェント

        2024年版dudaトップ画像

        dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

        提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

        首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

        3位.マイナビエージェント

        ※マイナビのプロモーションを含みます。

        マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。

        求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。

        そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。

        ※マイナビのプロモーションを含みます。

        7. ブラック企業の見分け方でよくある質問

        ブラック企業の見分け方によくある質問

        最後に、ブラック企業の見分け方に関するよくある質問に答えていきます。

        Q1. ネットの評判が悪い企業は危険ですか?

        ネットの評判ではなく、求人や面接などで自分で感じた印象で判断しましょう。

        例えばネットの評判は、匿名なため大袈裟に書いている、無関係の人間が会社の評判を落とすために書いている場合もあります。

        ネットの評判が悪い企業でも、誰が書いたのか分からない信ぴょう性の低い情報を鵜呑みにするのではなく、本当に正しい情報なのか精査する必要があります。

        転職エージェントの担当者やその職場で働いている知り合いに話を聞いてみるのもおすすめです。

        Q2. 口コミが一切ない企業は怪しくないですか?

        中小企業や設立されたばかりの企業では口コミがない企業も多く、怪しいとは言えません。

        また、口コミは誰が書いたのか分からない信ぴょう性の低いものなので基本的には、ホームページや面接で会社の雰囲気や業務内容を知りましょう。

        Q3. ホワイト企業の特徴は何ですか?

        ホワイト企業の特徴は以下の5点が挙げられます。

        • 残業が月25時間以内で有給取得率が90%以上
        • 住宅手当や育児支援など法定外福利厚生が充実している
        • 残業代が満額支払われる
        • 3年後離職率が20%未満
        • 年間休日数が120日以上

        求人やホームページから上記のポイントを確認してみましょう。

        有給取得率や離職率が載っていない企業でも、転職エージェントに聞くと教えてくれる場合があります。

        Q4. ホームページからブラック企業を見分ける方法はありますか?

        ホームページからブラック企業を見分ける場合は、ホームページの質と一貫性を確認しましょう。

        ホームページで誤字脱字が多い、リンク切れしている場合は人手不足、余裕がない企業である可能性が高いです。

        また、社長挨拶と企業理念が矛盾しているなど、一貫性のない企業も上層部の質が低い可能性があります。

        Q5. 新卒就活ではどうすればブラック企業を見分けられますか?

        新卒就活では、就職四季報や会社説明会の雰囲気から見分けられます。

        就職四季報は、「東洋経済新報社」がどの企業からも掲載料は一切もらわずに発行しているものです。

        完全に中立な立場・第三者からの情報になるので、ブラック企業を見分けるのにかなり役に立つ情報が掲載されています。

        以下の点に当てはまる企業は注意が必要です。

        • 3年後離職率が3割を超えている企業
        • 初任給は高いのに「25・30・35歳賃金」と比較すると昇給率が低い企業

        また、会社規模の割に説明会の会場が豪華な場合は注意が必要です。

        ブラック企業は、労働環境の悪さの露呈を防ぐために、説明会では会社の外の会場を使用する場合があります。

        会場が豪華だからと好印象を持たず、その後の説明も少し注意して聞いてみましょう。

        8. ブラック企業を見分けるには情報収集が重要

        ブラック企業を見分けるには情報収集が重要

        ブラック企業の見分け方についてご説明しました。

        ブラック企業には共通する特徴があるため、特徴を抑えると求人・面接・採用後に見分けることができます。

        後悔のない職場選びをするためにも、時間や金銭面に余裕のある状態で臨みましょう。

        あなたの未来が明るくなることを祈っております。

        会社を円満に辞める流れを徹底解説!退職のベストタイミングは「転職先が決まってから退職」

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        また、「会社を円満に退職できるか」「金銭的に損をしないか」どうかは、タイミングや理由の伝え方によって左右されるため、正しい方法を知る必要があります。

        そこでこの記事では、転職のプロとして数多くの方の退職をサポートしてきた私が、自身の経験をもとに、会社を辞める時に必要な知識を紹介します。

        続きを読む

        【仕事辞めたい人必見】仕事を辞める時の準備と流れ|会社を辞める前に知っておくべきこと

        仕事 辞める
        • 「仕事を辞めるときは何から始めればいいの?」
        • 「退職理由ってどんなのがいいんだろう」

        など仕事を辞めるときって悩みますよね。

        ただ単に仕事を辞めるだけなら、2週間前までに上司に伝えて、引き継ぎをおこなえば辞められます。退職届を郵送したり、退職代行サービスを使ったりするのも法律上は問題ありません。

        ですが、キャリア支援を通して数多くの退職者を見てきた私の経験から申しあげると、角が立つような辞め方をしたり、早まった決断をしたりするのはまったくおすすめできません。無理やり退職しようとして会社と揉める、あるいは辞めたあとに後悔した人をたくさん見てきたからです。

        この記事では、円満に仕事を辞める手順についてどこよりもわかりやすく解説します。

        順番に読んでいただくことで、円満に仕事を辞める方法が分かります。

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        1.仕事を辞める前に必ずやるべきこと4つ

        仕事を辞める前にやるべきこと

        「仕事を辞める」と決めたものの、何から手を付けてよいかわからない方は、まず以下の4点をおこなうことから始めましょう。

        詳しく解説します。

        1-1. 退職の計画を立てておく

        退職の計画を立てておきましょう。ここでは「□月□日」ときっちり決めるのではなく、「再来月末を目途に辞める」とアバウトに考えておきます。

        退職予定日は上司との話し合い(引継ぎの計画など)を経て決定するものだからです。

        ただ、ある程度予定を立てておく必要があります。おおよそ1~3ヵ月後を目安に想定しておき、退職を目指して行動しましょう。

        退職を決めたとき、有給の残りと賞与支給のタイミングを確認しておくと、金銭的な損失なくスムーズに辞められます。

        1-2. 家族の了解を得る

        仕事を辞めるなら、必ず家族の了解を得ておきましょう。

        配偶者としっかり話し合わないまま仕事を辞めてしまい、あとあと問題になるケースは意外と少なくありません。生活費は、当面の間なら失業手当で補填できますが、そう長くは続きません。

        転職が成功しても、給与が前の職場より下がり、家計に影響するケースもあります。

        このため、「仕事を辞めようかな」と思った段階でまずは家族に相談しておき、会社に伝えるよりも先に配偶者に言っておくようにしましょう。

        1-3. 生活費の準備

        原則、「仕事を辞める際は次の会社を見つけてから」を推奨しています(詳しくは後述)が、いったん仕事を辞めてゆっくりしたい方もいるはず。その場合は、最低でも生活費3ヵ月分の貯金があるか要確認しておきましょう。

        自己都合退職の場合、失業保険の受給は早くても2ヵ月半後からになるからです(待期期間1週間+給付制限期間2ヵ月)。

        あくまで3ヵ月分は最低ライン、理想は半年がベストです。次の会社がすぐ決まれば問題ありませんが、半年以上かかることも珍しくありません。

        特に若年層(20代前半)や、ミドル層(40代後半以降)は、長引く傾向にあります。

        このため、まずは生活費の準備を忘れずにしておきましょう。

        失業保険の詳細は『自己都合退職で失業保険受給をするための全知識』の記事を参考にしてください

        1-4. 転職サイトに登録して情報収集を始めておく

        次章で詳しく説明しますが、仕事を辞める際は、基本的に先に転職活動を始めておくのがベストです。とはいえ、仕事を辞めるときはそれどころではない人も多いと思います。

        当サイトでは、「大手転職サイト1つだけでも登録しておく」ことを推奨しています。

        転職サイトに登録しておけば、「自分の理想となるような求人があるかどうか」をまず把握できます。「応募したいと思える求人がたくさんある」なら、エントリーしてみてもよいですし、「よい求人が全然ない」なら、辞めるのを待ってみるという冷静な判断ができます。

        また転職サイトには「スカウト機能」があり、自動的に新着求人をメール・アプリで知らせてくれます。時間を作って転職活動をしなくても、情報が入ってくる状態を作れるでしょう。

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        2.仕事・会社を辞めるときの流れ【準備から退職まで】

        仕事を辞めるときの流れ

        仕事を辞めるときの流れを解説します。

        スムーズに会社を辞めるには、流れがあるのでしっかり理解してから転職・退職の準備を始めましょう。

        2-1. 会社を辞める前に、まずは転職活動の準備から始める

        仕事を辞める手順を図解

        前提として、仕事を辞めて次の職場を見つけるまでの流れは2つあります。

        • 在職中に転職活動をする
        • 退職して失業手当を貰いながら転職活動に専念する

        結論、スケジュール的に可能な、在職中の転職活動をおすすめしています

        次の仕事が決まる前に辞めてしまうと、無収入の期間が発生し、生活に影響する恐れがあるからです。それだけでなく、なかなか次の仕事が決まらないと焦ってしまい、妥協せざるを得なくなる可能性もありますし、ブランクが長くなると採用に不利になります。

        「在職中に転職活動なんてできるの?」と思われるかもしれませんが、むしろ働きながら次の仕事を見つけるのはスタンダードなやり方です。

        実際に、転職経験者1万人を対象にした調査では、86%が「在職中に転職活動をおこなう」と回答しています。(参考:「転職活動」実態調査『エン転職』ユーザーアンケート

        仕事を辞める際にはまず「転職活動の準備」から着手しましょう。

        転職活動の準備とは

        • 次はどのような仕事をするか(会社で働くか)条件を考えておく
        • 条件に合う求人があるかどうか転職サイトで検索してみる
        • 業界や職種の情報を収集しておく
        • 転職エージェントに登録して相談だけでもしておく

        今の会社で給料をもらいながら転職活動すれば、より多くの情報を収集しつつ複数の会社を比較検討できるので、もっとも条件のよい転職先を選べます。

        2-2. 退職の意思表示をして、退職日を決める

        次に退職の意思表示をして退職日を決めます。

        退職の意思表示は、上司に「辞めます」と伝えることです。その後に、上司や人事担当者と交渉・調整をおこないます。

        退職日の取り決めや、引き継ぎの計画などは、ここから具体的に決定します。

        なお、会社によっては「退職願・退職届の提出」が義務付けられている場合があります。その際は『手書きが必須?見本付きで楽々わかる退職届・退職願の書き方』を参考にしてみてください。

        2-3. 業務の引継ぎ(残務整理)をおこなう

        退職日が決まれば、次に業務の引継ぎをおこないます。

        引継ぎは、後任者の負担にならないよう配慮し、余裕を持ったスケジュールを組みます。退職の意思表示(退職日の1ヵ月前)直後から始めて、遅くとも退職の3日前に終わらせるようにしましょう。

        引継ぎを的確におこなうポイントは、業務マニュアルを作ることです。理由は、引継ぎの段階で後任者が決まっていない(or複数いる)ことも多いからです。口頭で説明するのではなく、文書で明文化しておくと後任者も安心できます。

        引継ぎでやること一覧

        • 社内共有
          • 担当業務の目的や社内での位置づけ
          • 業務全体の流れのフローチャート
          • 要点、優先事項、注意点
          • 顧客企業や担当窓口の情報
          • 顧客、業者連絡先一覧
          • データの保管場所
          • よくあるトラブルと対処法
        • 社外連絡
          • 取引先への連絡、後任者の紹介
          • あいさつ回り

        また、引継ぎをしっかりおこなうのはもちろん、担当業務は可能な限り自分で終わらせるのも、円満退職のコツです。

        2-4. 退職当日

        退職当日は、引継ぎの最終チェックや返却物の確認などをして過ごします。また規模の大きな企業では、社内でお世話になった人にあいさつして回ることもあるようです。

        なお、時間の制約であいさつに行くことが難しい人に対してはあいさつのメールを送りましょう。あいさつのメールを送る際は、『円満退職を実現する挨拶メールの全ポイント【テンプレ付き】』を参考にしてみてください。

        この日で会社に来るのは最後なので、返却物をすべて渡し終えたかは入念に確認しましょう。

        返却物一覧

        • 社員証
        • 貸与パソコン、スマートフォン
        • 書類、制作物
        • 備品
        • 名刺

        また社内に置いている私物はすべて持ち帰ることも忘れないようにしましょう。これで退職は完了です。

        3.仕事を辞める意思を伝えるタイミングは「遅くても1ヵ月前まで」

        仕事を辞める意思を伝えるタイミング

        どんなに遅くても、退職希望日の1ヵ月前までに伝えましょう。

        法的には2週間前の伝達で構いませんが、引継ぎスケジュールがタイトになるため推奨しません。

        意思表示のタイミングは、早いほど円満に仕事を辞めやすくなります。

        なるべく早く意思表示すべき理由

        • 企業側も欠員を採用する余裕があり、引き止められづらくなるから
        • 余裕を持って引継ぎができ、周囲の社員の負担が少なくなるから
        • 無理のないスケジュールで有休を消化できるから

        なるべく早くとお伝えしていますが、具体的には以下のとおりです。

        • 在職中に転職活動する方
          →志望企業から内定が出たタイミング
        • いったん退職して失業保険を受け取りたい方
          →辞めようと決意したタイミング
        在職中に退職を切り出すタイミング

        在職中に転職活動をする場合

        次の会社からの内定を承諾したら、入社日は「ある程度期間を取って回答」しましょう。「いつから入社できますか?」と聞かれると思うので、「1ヵ月後を目安に勤務開始できると思います。具体的な日時は、退職日と調整させてください」と答えましょう。

        その後、退職の意思表示をして、「具体的な退社日」が決まれば、再度次の会社に連絡して、入社日の調整(○月○日から勤務開始できます)を進めます。

        4.円満に仕事を辞めるための「退職理由」とは

        円満退職につながる退職理由

        前提として、上司に伝える退職理由で、本当の理由(本音)を言う必要はありません。建前の理由を伝えるだけでOKです。

        実際に退職経験者の約半数は「建前の理由」を伝えている調査もあります。(参考:エン・ジャパン「退職理由のホンネとタテマエ」)

        本音を伝えると、引き止めにあったり、退職までの約1ヵ月気まずい思いをする可能性があるので注意が必要です。

        では建前の理由はどのようなものがよいのでしょうか。結論からいうと、以下の2つです。

        一つずつ解説していきます。

        4-1. 退職理由:将来やりたいことができた

        • 将来やりたいことが明確になったが、今の会社では実現できない
        • これまでの経験を活かして、違う分野に軸足を置いて自分の力を試したい
        • 自分のキャリアを考えたときに10年後は◯◯な仕事をしていたいので、今のタイミングで◯◯に挑戦したい
        • 資格取得のための勉強に専念する(学校に通う)

        「将来を見据えたキャリアアップ・キャリアチェンジ」は、もっとも仕事を辞めやすい理由です。

        理解のある上司であれば、前向きに行動しようとする人を無理に引き留めることもないでしょう。

        現状の不満ではなく、未来に向けた前向きな思いであれば円満な退職につながりやすく、さらに応援してもらえる可能性も高くなります。

        4-2. 退職理由:やむを得ない個人的な事情

        • 結婚・妊娠を機に退職する
        • 家族の介護をしなければならない
        • 配偶者の事情で退職しなければならない(転勤など)
        • 持病が悪化・健康状態が悪くなり、静養が必要になった

        これらの理由であれば、上司から反対されにくく、職場の人も納得してくれます。

        家庭の事情は深く詮索されにくく、また説得してもどうにもならないため、スムーズな退職へとつながります。

        ただ、結婚・出産後も働きやすい環境が整っている場合は、「なぜ退職するのか」を聞いてくる場合もあるので、答えを用意しておきましょう。

        回答例

        Q.「うちは産休取れるし、産休のあとも問題なく働いてる女性はたくさんいるよ。なんでわざわざ辞めちゃうの?」

        A.「私は、一つのことを中途半端にせずにやりたい気持ちが人一倍強い人間で、今までは仕事を一番に考えて働いてきました。ですが育児が始まればどちらかが中途半端になってしまうと思い、退職を決めました。」

        補足:職場の不満は決して口にしないこと

        絶対にやめておいた方がよいのが、「本音の理由」を伝えることです。

        以下のようなものが挙げられます。

        • 給与に不満がある
        • 人間関係に嫌気がさした
        • 上司や同僚と合わない
        • 長時間労働やサービス残業がつらい

        会社や上司に対して不満があり、退職を決意した人も多いと思いますが、会社に直接伝えてしまうと、トラブルに発展しかねません。

        上司からの心象も悪くなり、退職までの期間に気まずい思いをすることにもなります。円満退職するためにも、不平不満は言わないように気をつけてください。

        もし仮に人間関係や給与、労働条件などが理由であっても「キャリアアップ」などの前向きな理由(建前)を伝えることこそが、円満に仕事を辞めるポイントです。

        5.仕事を辞める旨を上司に伝える5つのポイント

        退職を上司に伝えるポイント

        仕事を辞める旨を上司に伝える際は、以下の点を押さえておくとスムーズです。

        ポイント1.上司に直接口頭で伝える

        退職の意思表示は、直属の上司に口頭で伝えます日々のあなたの業務を管理している立場の人です。

        ここを飛ばして人事部などに言ってしまうと、連絡の行き違いなどが発生し、思わぬトラブルのもとになります。

        また、メールや電話などで伝えるのも極力避けるべきです。自分の意思が正しく伝わらないこともあるからです。

        上司に伝える流れとしては、まず報告のアポイントを取り、上司のスケジュールを押さえましょう。上司と自分だけの時間を作ったうえで意思表示をします。

        口コミ・評判

        アポイントの取り方
        お疲れ様です。折り入ってお話がありまして、本日30分ほどお時間いただけませんでしょうか。

        ポイント2.結論から伝える

        「辞めます」というのはなかなか言い出しづらいかもしれませんが、報告の際は端的に結論から伝えることを意識してください。

        具体的には、「①結論→②理由→③退職日の調整依頼」の流れであれば、スムーズに意図が伝わりやすくなります。

        口コミ・評判

        ①まずは結論から
        本日はお時間をいただきありがとうございます。今後のことについてのお話です。結論から申しあげますと、来月いっぱいを目途に退職させていただければと思います。

        先に何を言いたいのかを明確にして、その後転職を決意するに至った理由を述べます。

        口コミ・評判

        ②理由を述べる
        理由としましては、20代最後のタイミングで将来について考えたところ、これまでの経験を活かして、違う分野に軸足を置いて自分の力を試したいと思うに至ったからです(前向きな理由)。具体的には、10年後は○○を実現することを見据えて、○○業界という未知の分野に挑戦しようと考えています。

        もし次の会社が決まっているなら、その旨も伝えましょう。企業名などは言う必要はありません。

        「具体的な退職日の調整をお願いしたい」という依頼で話を締めます。

        口コミ・評判

        ③退職日の調整依頼
        ご縁があって次の会社から内定もいただいております。つきましては、大変身勝手なことは承知のうえですが、具体的な退職日の調整をお願いしたいと思います。

        このような流れであれば、意図が端的に伝わります。

        ポイント3.「相談」のような言い回しをしない

        「相談」のような言い回しをしないことも重要です「すでに辞めることは決意した状態である」姿勢で、はっきりとした意思表示をしてください。

        「実は会社を辞めたいと思っているのですが……」のような曖昧な言い方をすると、上司に引き止められる可能性が高くなります。

        「まだ辞める意思が固まっておらず、説得の余地がある」「悩みが解決すれば辞めなくてもよい」ととらえられてしまう可能性があるからです。

        歯切れの悪い伝え方では、上司も相談されているのではないかと勘違いしてしまい、会社に残る前提で話が進むこともあります。話し合いに発展し、退職しづらい空気になってしまうでしょう。

        ポイント4.先に転職先を決めておくと切り出しやすい

        転職先(次の会社)が決まった状態であれば、退職意思を切り出しやすくなります。

        「辞めます」とはなかなか言い出しづらいものですが、転職先がすでに決まった状態(あとに引けない状態)なら、もはや言わざるを得ません。

        いくら上司の反応が怖くても、退職を申し出る以外の選択肢はないので、思い切って「仕事を辞めます」と伝えられるでしょう。

        また、次の会社が決まっているなら、上司や会社側も無理に引き止めをしてこなくなります。

        ※次の会社が決まってないと「辞めたあとはどうするんだ?」と話が逸れて、「次が決まるまで働けないか」と説得されることがあります。

        ポイント5.退職日は調整する姿勢を示す

        切り出す際は、退職日は調整する姿勢を示しましょう。

        転職先を決めておくとはいえ、入社日まで確定して「○日から働くので、それまでに辞めます!」と一方的にいうのは、トラブルのもとです。繁忙期などが重なっていれば、これまで一緒に働いてきた人たちに迷惑をかけることになります。

        先ほどもお伝えしましたが、次の会社には「1ヵ月後を目安に勤務開始できると思います。具体的な日時は、退職日と調整させてください」と答えておき、退職意思を伝える際に具体的に取り決めましょう。

        6.仕事を辞めるベストなタイミング

        仕事を辞めるベストタイミング

        仕事を辞める際は適切なタイミングを選ぶことも重要で、時期を間違うと金銭的な損をしたり、円満退職ができなくなったりする可能性があります。

        できる限り、以下のタイミングで辞めることが賢明です。

        それぞれ詳しく説明します。

        6-1.年度末・年末

        年度末・年末などキリのよいタイミングは、スムーズに辞めやすいです。

        なぜなら年度の区切りは人事異動や新卒の入社など、人の動きが多くなり、引き継ぎなどもおこないやすいからです。

        また、特に1月〜3月の年度末は転職市場の求人数も増え、他の時期と比べて転職活動がしやすいメリットもあります。

        転職活動にかかる期間は3ヵ月を目安

        転職活動にかかる期間は3ヵ月が目安です。

        引き継ぎの期間なども考慮すると、年末にかけて転職活動を開始し内定先を決め、年度末(3月末)で退社、4月から新しい仕事が始められるスケジュールが理想的です。

        6-2.ボーナス支給後

        ボーナス支給後のタイミングで辞意を伝えるのが、金銭的にはもっとも得があります

        ボーナスが支給される前に辞めると、受け取る権利があるお金をもらえなくなりますし、辞意を伝えるタイミング次第では、支給額が減らされてしまうことも考えられます。

        金銭面の損失をできる限り減らすなら、退職の意思表示は、ボーナス支給後が最適です。

        6-3.閑散期

        閑散期や大きなプロジェクトが終わった時期は、一年のなかでもっともスムーズに辞めやすい傾向にあります。

        社内も比較的落ち着いており、引継ぎ業務などもおこないやすい状況にあるからです。

        反対に、繁忙期や大きなプロジェクトの途中、人事異動直後はなるべく避けるべきでしょう。

        7.仕事を辞めるか迷う・悩む方向け|退職の「判断基準」

        仕事を辞めるときの判断基準

        退職を視野に入れつつも、行動に移すか迷っている方向けに、「辞めるべきかどうかの判断基準」を解説します。

        前提として、退職は主に2種類あります。

        あなたが退職を考え始めたきっかけがどちらかによって、それぞれ「退職すべきか(今してもよいものか)」の判断基準は異なります。

        7-1.よくある消極的な退職理由

        「今の職場で働き続けるのは無理そう」と悩む理由は、以下のようなものがあります。

        よくある悩み一覧

        • 人間関係が嫌、一緒に働けないと思う人がいる
        • 残業が多く、家と職場の往復で1日が終わる
        • 人手が足りず、業務負担が大きい
        • 給料が低い、上がらない
        • なかなか休みが取れない

        どれかに該当する方は、これから解説する内容をもとに転職すべきかどうかが正しく判断できます。

        仕事を辞めてOKな条件1.悩んでいる状態が6ヵ月以上続いている

        悩んでいる状態が6ヵ月以上続いているなら、転職をおすすめします。

        職場での不満・悩みが理由で転職をする際、まずその不満・悩みが「一時的なものかどうか」で考える必要があります。目安として6ヵ月以上続くなら、解決の見込みはないと判断できるからです。

        例えば、人手不足で残業時間が増え、負担が増大していても、繁忙期など一時的なものであれば6ヵ月以上続くことはありません。

        これに対して、いつまでたっても今の状態が続くようなら「人員を増やすつもりがない」「労働環境を改善する予定がない」など、職場に改善の見込みはないといえます。

        今の不満・悩みを明確にし、それがが6ヵ月以上続いているかを一つの目安として判断しましょう。

        仕事を辞めてOKな条件2.体調やメンタルに異変が生じている

        体調やメンタルに異変が生じている場合は、速やかに転職するのがおすすめです。

        要注意なストレス症状

        • 気分が沈む、憂うつ
        • 何をするのにも元気が出ない
        • イライラする、怒りっぽい
        • 理由もないのに、不安な気持ちになる
        • 気持ちが落ち着かない
        • 胸がどきどきする、息苦しい
        • 何度も確かめないと気がすまない
        • 周りに誰もいないのに、人の声が聞こえてくる
        • 誰かが自分の悪口を言っている
        • 何も食べたくない、食事がおいしくない
        • なかなか寝つけない、熟睡できない
        • 夜中に何度も目が覚める

        実はこれは、心の病気の初期症状と言われている症状です。(参考:厚生労働省『こころの病気の初期サインに気づく』)

        この状態を放置し、無理をして働き続けるのは危険です。心身の状態が悪化してしまえば、身体を壊して会社を辞めることになったり再就職が難しくなったりと、あなたの人生・キャリアにマイナスな影響を与えます。

        仕事を辞めてOKな条件3.残業時間が月45時間以上

        月40時間以上残業する状態が続くようなら、転職をおすすめします。かなりハードな環境といえるからです。

        一般的な残業時間の上限は、原則として月45時間と決定されています。これは労働者の健康面に影響が出る懸念から労働基準法によって取り決められています。

        (時間外)労働時間が⽉45時間を超えて⻑くなるほど、業務と脳・心臓疾患の発症との関連性が徐々に強まるとされている

        引用:時間外労働の上限規制

        月45時間以上残業している=1日2時間以上の残業が毎日ある方は、転職を前向きに検討してみてもよいでしょう。

        仕事を辞めてOKな条件4.自分の力では改善できない

        自分の力で改善できない悩みの場合は、転職を検討するのがおすすめです。

        例えば、人間関係の問題、企業の制度(人事制度、給与体系など)の問題は、自分ではどうすることもできません。この場合は、環境を変えるのがもっとも現実的な手段です。

        一方、自分で改善の余地がある場合は、いったん今の職場で仕事を続けてみる方がよいでしょう。

        なぜならスキルや知識・経験が十分でない状態では、転職活動自体がかなり長引くからです。希望の条件に沿う職場に転職できる可能性は低くなります。

        このように「自分の力で改善できるかどうか」という視点も欠かせません。

        仕事を辞めてOKな条件5.職場に相談できる人が誰もいない

        職場に相談できる人が誰もいないなら、転職を前向きに検討してもよいでしょう。

        職場に何でも話せる人がいるかは意外と重要で、そういった存在が一人でもいれば労働環境が多少きつくても乗り越えられたりするものです。

        しかし気を許せるような人がいないなら、悩み事も相談できず、フラストレーションはたまり続けます。というより、そのような職場は人間関係の悪い殺伐とした環境になりがちです。

        7-2.よくある積極的な退職理由

        積極的な転職を考える理由は、以下のようなものがあります。

        積極的な転職の例

        • 今の仕事にやりがいが持てない
        • もっとやりがいのある仕事に挑戦したい
        • 未経験の仕事に挑戦したい
        • 給料に不満はないが、将来を見据えてもっと高収入の職場で働きたい

        どれかに該当する方は、これから解説する内容にもとづいて考えると、転職すべきかどうかが正しく判断できます。

        仕事を辞めてOKな条件1.転職後のビジョンに具体性がある

        転職後のビジョンに具体性があるなら、積極的に転職をおすすめします。

        ビジョンの具体性とは、「転職してこういうことがしたい」と理想が明確であることです。

        「何をするか」がしっかりと言語化できている状態なら、転職活動の方向性も明確になり、失敗する確率もグッと低くなるでしょう。

        これに対して、「なんとなく今の仕事に飽きたから」「イマイチやりがいがないので、とりあえず求人を探してみる」などの理由の場合、思わぬ失敗を招きます。まずは転職後のビジョンに具体性があるかどうかチェックしましょう。

        仕事を辞めてOKな条件2.コンフォートゾーンを抜け出す負荷を許容できる

        コンフォートゾーンを抜け出す負荷を許容できるなら、転職をおすすめします。

        コンフォートゾーンとは、「居心地が良くて安心感のある状態」のことを指します。わかりやすくいうと、「残業時間は少なく、人間関係もそう悪くない。特に不満はなく、毎日働けている状態」です。

        「今の自分よりさらに成長したい!」方は、あえて厳しい世界に飛び込む必要があります。

        仕事を辞めるときに参考にするコンフォートゾーンとは

        ただし、コンフォートゾーンを抜け出すにはそれなりのリスク・負荷がかかります。

        • 成果が上がらない
        • ストレス、不安が増える
        • 責任が増す
        • 労働時間が長くなる(プライベートが犠牲になる。年収が上がっても働く時間が増えて割に合わなくなる)
        • 労働時間外の研鑽が必要になるケースもある
        • ハイレベルな環境で、相対的に自分の立場が下がる

        「このような負荷を許容できるか」を今一度考え、それでも自分を高められる場所に転職したい場合は、転職活動を始めてみましょう。

        仕事を辞めてOKな条件3.今の職場で5年以上勤務経験がある

        今の職場で5年以上勤務経験がある方で、キャリアアップを考えているなら積極的な転職をおすすめします。

        中途採用は基本的に即戦力を求められますが、スキルを客観的に判断する指標の一つとして、年数があります。5年以上の経験があれば、その職場で身につくであるスキルは一通り習得していると判断されやすいです。

        言い換えると「経験年数5年未満」であれば、今の職場で経験を積むことを優先するほうがベターです。

        8.仕事を辞める前によくある質問

        仕事を辞める前によくある質問

        本章では、仕事を辞めようか考えている方が疑問に思いやすいことに、まとめて解説しています。気になることは、ここで解消しておきましょう。

        Q1.仕事を辞める手続きはどのようなものがありますか?

        提出が必要と言われたときだけ退職届・退職願を出します。

        必要ない場合は、特に書類を作成したりする必要はありません。

        Q2.仕事を辞めたあとにするべきことはありますか?

        退職後は以下の書類が会社から送付されます。

        受け取る書類一覧

        1. 雇用保険被保険者離職票
        2. 雇用保険被保険者証
        3. 源泉徴収票
        4. 健康保険被保険者資格喪失確認通知書
        5. 年金手帳(勤務先に預けている方のみ)

        次の仕事が決まっていない人は、(1)と(2)を持参してハローワークに向かい、失業保険受給の手続きをおこないます。

        また健康保険証は退職時に返却するので、仕事を辞めたあとは市役所に行き、「国民健康保険」に加入する必要があります。

        年金は、会社の厚生年金ではなく国民年金に切り替わります(年金機構から納付書が送付されるようになる)。失業中の方は支払いが免除されるので、申請しておくとよいでしょう。

        Q3.仕事を辞めるときはどれくらい貯金しておくべきですか?

        最低でも、3ヵ月間は無収入で生活できる貯金は必須です。失業保険の受給までに、2ヵ月半ほど空いてしまうからです。

        理想は、半年~1年分の貯金があるのが望ましいでしょう。

        また、転職が決まって辞める場合も、2か月分の貯金は必須です。次の会社の給与振り込み日によっては、1ヵ月程度無収入になる可能性があるからです。

        Q4.仕事を辞める旨はメール・ライン・チャットで伝えていいですか?

        極力おすすめしません。意図がうまく伝わらず、スムーズに事が運ばない可能性があるからです。

        そもそも退職の意思を伝えても、引継ぎなどを行わなければならないので、いずれにせよ上司や同僚と顔を合わせることになります。メール・ラインだと上司からの心象も悪くなり、気まずい思いをすることになります。

        退職の意思を伝える際に、これまでの感謝を伝える意味でも(円満退職に欠かせない)、極力対面で話す場を設けてください。

        Q5.退職の2週間前に言えば、仕事は辞められるんですか?

        法律上は可能です。

        雇用の期間に定めがないときは、解約(=退職)の申入れから2週間が経過すると雇用契約が終了する(民法第627条第1項)。

        ただし、2週間前となると引継ぎなどで相当バタバタするはずで、当然上司からの心象も悪くなります。なので、当サイトとしては、最低でも1ヵ月前には伝えることを推奨しています。

        また、契約社員などで雇用期間に定めがある場合、「1ヵ月前までに申し入れ」と明記されていることがあります。この場合、規則に従わなければならないので、2週間前に言っても退職できません。

        Q6.仕事を辞めるのを親や家族に反対されています

        経済的な事情が理由であれば、話し合いの余地があるでしょう。(子どもの教育費などの問題で、配偶者に反対されるなど)

        しかし、なんとなくで反対されている場合は、自らの意思を貫いたほうがよいです。特に親世代の価値観と、近年の転職市場はずれが生じていることもあります。

        例えば、転職は今やあたり前の時代となっています。1990年代前半の転職者数は250万人ほどでしたが、最新の調査(2019)では351万人にまで増加していることがわかっています。過去20年で、1.4倍にまで増えました。

        このように、反対の背景には世代間のギャップなどがあることも考えられるので、意見として聞いたうえで最終的な判断は自分でしましょう。

        Q7.本当に仕事を辞めるべきか判断がつきません。

        まずは、なぜ辞めたいのか整理してみることから始めましょう。

        次の就職先を選ぶ軸を明確にでき、同じような悩みに陥る可能性を回避できます。(例えば給与に不満があるなら、次の仕事選びでは給与・福利厚生を重視するなど)

        「今の仕事の何が不満なのか」「どういう仕事であれば続けられそうか」を一度見つめ直してみてください。

        場合によっては、「辞めなくても解決できる問題だ」と気付くことがあるかもしれません。

        辞めたい理由が「部署の人間関係が問題」や「業務内容が問題」などの場合、社内環境を変える(部署異動など)ことを通して解決できるケースがあります。

        部署異動や上司・人事への相談などで解決できない場合は、仕事を辞めることを前向きに検討しましょう。

        ポイント:頭の中のモヤモヤを紙に書き出してみるのがおすすめ

        「辞めたい理由が漠然としている」という方は、下記のように「悩み」や「どうなれば満足できるのか」を紙に書き出してみることをおすすめします。

        仕事を辞めたい理由

        一見面倒に思えますが、こうして手を動かして紙に書き出してみることで、頭の中のモヤモヤがなくなり、客観的かつ冷静に、現状を見つめなおすことが可能です。

        Q8.上司に「次の会社はどこか」と聞かれたら、どう答えればいいですか?

        会社名を伝える必要はありません。

        「○○業界の会社です」とだけ端的に回答しましょう。

        9.仕事をスムーズに辞めるなら転職エージェントの活用もおすすめ

        仕事を辞めるときは転職エージェントを利用する

        仕事を辞めるうえで「上司になんと伝えよう」「入社と退社のスケジュール調整が難しい」など悩みはつきものです。

        仕事を辞められない方は転職エージェントの活用をおすすめします。

        転職エージェントとは、転職相談に乗ってくれて、求人探しから面接対策まで、幅広いサポートを無料でしてくれる『人材紹介サービス』のことです。

        転職エージェントの仕組み

        メインは求人探し・選考対策ですが、実は「内定後のサポート」に力を入れているエージェントも多いです。

        例えば、内定先企業との調整もおこなってくれるので、社内の事情でどうしても退職日をずらせなくなった場合でも柔軟に調整を試みてくれます。

        また転職エージェントは、キャリアヒアリング(キャリアについての相談)もおこなってもらえるため、「仕事を辞めるべきかどうか決意できていない」方でも問題なく利用できます。

        数ある転職エージェントのなかから、以下の3点を基準に、「総合評価の高い転職エージェント」をピックアップしました。

        転職を前向きに考えている方は、転職エージェントの利用をおすすめします。

        転職エージェント利用のメリット

        • 業界・企業に合わせた選考対策をしてくれる
        • 日程調整や年収交渉を代行してくれる
        • あなたに本当に合った企業を紹介してくれる

        また、大手企業の求人は、一般的な転職サイトで見つからなくても、転職エージェント経由で非公開求人(エージェント利用者のみ応募できる求人)として募集されていることも多々あります。希望条件を伝えておけば、募集が開始されたタイミングでいち早く知らせてもらうことも可能です。

        本章では、大手エージェントの中から特に求人数の多いサービスを厳選して紹介します。

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         総求人数おすすめの年代現在の年収目安特徴提案力サポート力支社
        リクルートエージェントリクルートエージェント314,08620代後半~50代300~700万円・総求人数No1
        ・業界最大手で実績豊富

        4.2

        3.9
        東京・北海道・宮城・栃木・埼玉
        千葉・神奈川・静岡・愛知・京都
        大阪・兵庫・岡山・広島・福岡

        doda

        dodaエージェント

        132,36020代後半~50代300~700万円・求人数が多い
        ・地方の転職にも強い

        4.0

        3.6
        東京・北海道・宮城・神奈川・静岡・愛知
        大阪・京都・兵庫・岡山・広島・福岡
        マイナビエージェントマイナビエージェント60,10520代前半~30前半250~500万円・若年層向けサポートが好評
        3.8

        4.2
        東京・神奈川・北海道
        宮城・愛知・京都
        大阪・兵庫・福岡

        求人数は2021/12時点

        ※求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因で変動します。「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」というわけではないので注意してください。

        リクルートエージェント

        リクルートエージェント

        リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです

        公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)

        業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

        転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

        ◆補足:リクルートが運営している関連サービス

        dodaエージェント

        2024年版dudaトップ画像

        dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

        提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。

        首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。

        マイナビエージェント

        ※マイナビのプロモーションを含みます。

        マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。

        求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。

        そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。

        ※マイナビのプロモーションを含みます。

        仕事を辞めるときは準備が大事

        仕事を辞めるときは準備が大切

        仕事を辞めるときに知っておいていただきたいポイントを紹介してきましたが、いかがでしたか。

        大切なことは、辞めたいからといってすぐに辞めるのではなく、しっかりと準備をしたうえで辞めることです。

        まだ、辞めていいか判断できていない、転職先が決まっていない方は転職エージェントに相談するところから始めましょう。

        退職は人生を変える決断です。決して焦らず、怖がらず後悔のない選択をしていただければと思います。

        仕事を辞めたい人必見!キャリア相談のプロが会社を辞める理由や注意点を紹介

        仕事 辞めたい

        「仕事を辞めたい」
        「会社に行きたくないと毎朝考えてしまう」
        と悩んでいませんか。

        仕事を辞めたいと悩む人は非常に多いです。

        しかしながら、仕事を辞めることで、抱えている問題が必ず解決するとは限りません。

        仕事を辞めて後悔しないためには、仕事への不満を深掘りして、転職先の希望条件を見極める必要があります。

        当記事では、キャリアアドバイザーとして仕事を辞めるか迷っている人の相談に多くのってきた私が、仕事を辞めるかどうかの判断基準や、後悔しない仕事の辞め方を紹介します。

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        パソナキャリアは利用すべき?500人の口コミ評判からわかる特徴と全注意点

        パソナキャリア

        「パソナキャリアってどんなサービスなんだろう」「実際に利用した人から評判を聞きたい」などと、気になってはいませんか?

        利用者から寄せられた実際の評判はポジティブな口コミからネガティブな口コミまで様々でしたが、『パソナキャリア』は総合的に判断するとすべての転職希望者におすすめできるエージェントです。

        特に、現年収が500万円以上ある人のキャリアアップ転職東名阪(東京・名古屋・大阪)での転職を希望する人には、『パソナキャリア』が非常におすすめです。

        このページでは、転職のプロとして多くの求職者の悩み相談を受けてきた筆者が幅広い「年齢」「性別」「年収」「業界」の人たち計500人以上へのアンケートで集めた利用者の口コミを基に、パソナキャリアの評判を徹底的に調査していきます。

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        リクルートエージェントの評判・口コミは?サービスや使い方も徹底解説

        リクルートエージェントの評判・口コミは?サービスや使い方も徹底解説

        「リクルートエージェントの評判はどうなの?」「悪い口コミはないの?」とお悩みですね。

        リクルートエージェント』は人材業界最大手企業の「リクルート」が運営する無料の転職エージェントです

        全国的に知名度が高く、テレビCMやSNSをきっかけに使い始める人も多いサービスです。

        一方でネガティブな評判も一定数あり、使うかどうか迷っている方もいるのではないでしょうか。

        500人の評判からわかった結論を述べると、『リクルートエージェントは豊富な転職成功実績と圧倒的な求人数を保有しており、登録すべき転職エージェントといえます。

        ただし、実際に使ってみた結果「リクルートエージェントはうざい」「リクルートエージェントは対応が厳しい」と感じた人も一定数存在します。

        使ってみて合わないと感じたら他の転職エージェントに切り替えることをおすすめします

        この記事では、転職エージェントに詳しい私が、『リクルートエージェントのリアルな評判・口コミサービスの質について、以下の流れで解説します。

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          doda(デューダ)は転職に使うべき?dodaの評判とサービス・使い方を徹底解説

          doda 適職診断

          転職サービス『doda』について気になりつつも、

          本当に登録すべきだろうか?
          他の転職サービスと比べてどうなの?

          と思っている方も多いかと思います。

          私は転職コンサルタントとして長く働いていますが、既存のネット上にある情報は「素人」が片手間に書いていて誤りが多いと感じています。

          また、評判もアンケートをしている層に偏りがある印象を受けるので、うのみにしてしまっては危険と言えます。

          そこでこのページでは、doda利用経験のある幅広い「年齢」「業種」「年収帯」の方500名へのアンケート結果を踏まえ、「dodaの評判」を徹底解説します。

          さらに、登録から内定を得るまでの全フェーズにおける「doda活用のポイント」も余すことなくご紹介します。

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          大手調剤薬局ランキング完全版|企業規模と社員評価のすべて

          大手調剤薬局ランキング完全版|企業規模と社員評価のすべて
          • 「調剤薬局の業界内ランキングってどうなの?」
          • 「会社ごとに特徴はあるの?」

          と考えていませんか。

          調剤薬局の特徴は、企業によって大きく異なります。

          また、調剤薬局業界では、調剤報酬の改定や異業種からの参入、M&Aといった動きが続いており、業界を取り巻く環境は大きく変化し続けています。

          このため、「景気アップの波に乗って成長している企業」が多い一方で、「業界内成長率に満たず苦戦している企業」もあります。

          このページでは、薬剤師転職コンサルタントとして数多くの調剤薬局と接点を持ってきた知見と経験をもとに、調剤薬局のランキングと会社評価についてご紹介します。

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          薬剤師のドラッグストア転職を成功させる全知識|準備からおすすめ転職サイトまで網羅的に解説

          ドラッグストア 薬剤師 転職

          「薬剤師としてドラッグストアで働くのは大変?」
          「激務だったりするのかな…」

          と考えていませんか。

          ドラッグストアで働く薬剤師は、業務の幅が広く、薬局とは異なる大変さがあります。

          しかしドラッグストアはお客様とコミュニケーションが取りやすい、地域貢献している実感を得やすいなどの理由で、薬剤師に人気が高い転職先の一つであることも事実です。

          そこでこの記事では、元薬剤師としてドラッグストア勤務経験があり、現在転職コンサルタントの私が、薬剤師のドラッグストア転職について全解説します。

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          ワークポートの評判は悪い?口コミや本当の評価を特徴と合わせて解説

          ワークポート 評判

          「ワークポートって本当に評判が良いの?」
          「ワークポートを利用した人の口コミ評価が悪いって本当?」

          と疑問をお持ちですね。

          Career Theory編集部が転職エージェント利用経験のある500名にアンケート調査を行ったところ、ワークポート』の利用者満足度は総合満足度4位という結果になりました。

          中でもサポート力は3位で、IT・Web業界の求人を多数保有し、アドバイザーの対応力が高評価、未経験や第二新卒の方にも最適な求人が多く、初めての転職活動でも使いやすいと高い評判が聞かれました。

          ただ、希望業界や条件によっては、他の転職エージェントを利用した方が良いこともあります。

          実際に『ワークポート』を利用した方の口コミをまとめると、主な良い評判と悪い評判はそれぞれ次のようなものでした。

          ワークポートの良い口コミ
          • IT・Web業界の大手企業求人に強い
          • 対応が早く急ぎの転職に向いている
          • キャリアアドバイザーから手厚い転職サポートを受けられる
          • 未経験・第二新卒向けの求人が豊富
          • 初回登録がとにかく楽で転職活動を始めやすい
          ワークポートの悪い口コミ
          • 紹介される案件が質より量になりがち
          • やりとりが事務的で冷たいと感じることがある
          • 連絡頻度が高くしつこい
          • IT・Web業界以外の求人は少ない

          そこでこの記事ではワークポートの評判・口コミについて、実際に利用した人の声を元に分析・解説していきます。

          続きを読む

          転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!

          転職エージェントおすすめランキング

          評判が良く、自分にとっておすすめな転職エージェントをお探しですね。

          ネット上では「素人が独断でランキング形式にまとめているだけ」のものが多いので、当サイトでは幅広い年齢・業種・年収帯の方たちから総計500人の口コミを調査し、「求人の質・量」「提案力」「サポート体制」の軸から評価したランキングを作成しました。

          ※マイナビ、リクルートのプロモーションを含みます

          全て読めば、あなたの転職を成功に導く転職エージェントに出会う確率は劇的に高まるでしょう。

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          30代におすすめの転職エージェント【女性・30代後半・未経験・フリーター向けも比較】

          30代におすすめの転職エージェント【女性・30代後半・未経験・フリーター向けも比較】
          • 30代向けのおすすめ転職エージェントを知りたい
          • 「30代の転職に強い転職エージェントは?

          と悩んでいませんか?

          30代を機に」あるいは「30代のうちに」、キャリアアップを図りたいという方は多いです。

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          ただ転職エージェントは種類が多く、それぞれ特色があるため、自分に合ったサービスを選ぶのは難しいものです。

          この記事では、30代に強いおすすめの転職エージェントをランキング形式で紹介します。
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          また、総合型」と、女性・未経験・フリーター向けなどの「特化型」を併用すれば転職活動をより効率的に進められるでしょう。ぜひ参考にしてください。
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          大分県の転職エージェント・サイトおすすめ12選!利用者500人の評判を徹底比較

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          そこでこの記事では、まず転職エージェントの選び方を解説し、その後エージェント利用者500人を対象にしたアンケート結果から厳選した「大分のおすすめ転職エージェント」を紹介していきます。
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          転職アプリのおすすめ20選!目的別に気になる評判まで紹介

          転職 アプリ

          「転職に役立つアプリが知りたい」
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          転職アプリを活用することで、隙間時間にも効率よく転職活動を進めることができます。

          この記事では、転職のプロとして数多くの転職希望者をサポートしてきた私が、転職に役立つアプリを厳選してご紹介します。
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          プロ直伝!薬剤師が日本調剤への転職を成功させる全ポイント

          「薬剤師として、日本調剤に転職したい」と考えていませんか?

          日本調剤は、薬剤師の年収が高く、福利厚生も充実していることから、薬剤師からの人気の高い企業の1つです。

          そのため、日本調剤へ転職したいと考えるのであれば、まず日本調剤という企業を詳しく理解し、戦略的に転職活動を行う必要があります。

          そこで、このページでは、転職コンサルタントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、日本調剤への転職についてご紹介します。

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