「こんなきっかけで転職して良いのか不安…」
「皆の転職を考えたきっかけを知りたい」
と考えていませんか。
コロナ禍の影響で、会社や業界の将来性に不安を感じ、転職する人が増えています。
転職を考え始めたものの、不安や抵抗からなかなか転職を決断できずにいるのではないでしょうか。とは言え、周りの人にも相談しづらく、周りがどのようなきっかけで転職しているのか分かりづらいものです。
転職経験者の声を聞くと、年齢や性別により転職のきっかけは異なるようです。
この記事では、転職のプロとして多くの転職希望者をサポートしてきた私が、年代別・女性の転職を考えたきっかけについて詳しく解説していきます。
- 転職のきっかけランキング
- 転職のきっかけは大きく4つ
- 20代ならではの転職のきっかけ
- 30代ならではの転職のきっかけ
- 40代ならではの転職のきっかけ
- 女性ならではの転職のきっかけ
- 転職しようかなと思ったら | おすすめ転職エージェント
実際に転職をした人の声を元に転職のきっかけを年代ごとに分類しました。この記事を読めば、同じ年代の人がどのような理由で転職しているのかが分かり、冷静な判断が出来るでしょう。
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目次
1. 転職のきっかけランキング
転職を考えるきっかけには、やりたい仕事があると言う前向きな理由や、会社への不満や不安などの後ろ向きな理由など、人によって様々です。
2020年度は、コロナ渦の影響により「今の会社や業界で働き続けられるのか」と将来性に不安を感じて、転職活動を始める人が増えました。
事実、転職エージェントdodaが行った調査では、「会社の将来性が不安」「業界の将来性が不安」と回答した割合が前年度と比べてアップしています。
将来への不安に加えて、倒産やリストラなど会社都合で転職せざる負えない人も増えたことが分かります。
順位 | 転職理由 | 割合 | 前年度比 |
1位 | 他にやりたい仕事がある | 11% | -0.6pt |
2位 | 会社の将来性が不安 | 10% | 1.2pt |
3位 | 業界の将来性が不安 | 10% | 2.0pt |
4位 | 給与への不満 | 9% | -1.5pt |
5位 | 残業が多い・休日数が少ない | 6% | -1.6pt |
6位 | 市場価値を上げたい | 5% | 0.8pt |
7位 | 専門知識・スキルを習得したい | 5% | -0.1pt |
8位 | 倒産・リストラ・契約期間満了 | 4% | 2.4pt |
※doda転職理由ランキング2020年度を基に当サイトで作成
コロナ渦において、経済全体や会社の将来性に不安を感じることが多かったのではないでしょうか。将来性への不安に加えて、給与の少なさや残業の多さなど会社への不満が溜まると転職を考えるようになりますよね。
2. 転職のきっかけは大きく4つ
転職者にアンケートをとってみると、転職を考えるきっかけとして多いのが、以下4つです。
これは私の転職エージェントでの経験とも一致します。
2-1. 人間関係
人間関係は年代や性別を問わず、転職のきっかけになりやすい要因の一つです。
『日本労働調査組合』が実施したアンケートによれば、58.5%の人が人間関係を理由に転職を考えてことがあるそうです。
出典:PR TIMES 「職場の人間関係に関するアンケート」結果発表
「特定の誰か」との関係が悪化することもあれば、職場全体の雰囲気に耐えられず、転職を決めたという人もいます。
(参考:Twitter)
(参考:Twitter)
他にも人間関係の場合は、その他の要因が引き金となることもあります。
例えば業績悪化に伴い、職場の雰囲気が一気に悪くなったため、今後の先行きを見越して転職を決意したという事例も。
いずれにせよ、人間関係は自分の力だけでは改善できない事例が多いものです。
改善できないなら、転職によってモチベーション高く仕事したいと思う人が多いようです。
転職先の人間関係については、面接や採用の段階ではわかりにくいもの。
また、どんな会社にもクセモノはいるものです。
新しい環境でいい人間関係を築くためには、自分の考えを押し付けないこと、自分自身が変わろうとすることが大事かもしれません。
2-2. 仕事関係
仕事関係のきっかけは、大きく2つのタイプに分けられます。
一つは「やりたい仕事ができない」「他にやりたい仕事がみつかった」など、自分の希望する仕事と、現状の仕事のギャップが転職のきっかけになるタイプです。
Wantedlyの調査によると、仕事内容のやりがいを重視する人は60%と最も多い結果になりました。
仕事において、やりがいに勝るものはないと考える人が多いようです。
出典:Wantedly コロナ禍の転職と副業に関する調査結果を発表)
「ステップアップ(自己成長)のため」「これまでチャレンジしたかった仕事に就くため」など、前向きなきっかけもありますが、「異動になり、自分のやりたい仕事ができなくなった」など、現状を打開するために転職を希望する人の方が多い傾向にあります。
まあ、転職理由は明確で、就職時の職務内容と違う職種に、たった3ヶ月で異動させられたら普通辞めるでしょ。
2021/7/12
(参考:Twitter)
今まで転職3回したけど、転職の多さって日本ではネガティブに取られて、採用に不利に働くことがある。
「やりがいを感じなくなった」「他にやりたいことができた」あたりが私の転職理由だったけど、私は自分を成長させたいし、自分の人生に真剣に向き合ってるからこそ転職してるんだけどな
2020/9/11
(参考:Twitter)
やりたい仕事に就きたい場合は、その軸がブレないよう転職活動を行うことが大切です。
転職活動をしていると、年収や待遇などほかの部分に目を奪われがちですが、あくまで「やりたい仕事に就く」ことにこだわることで、目的の転職先を見つけられる確率が高くなります。
もう一つは「会社自体の業績が悪化した」「会社の考えや方針が合わない」といった、職場環境が転職のきっかけになるタイプです。
景気が上向きと報道されることが多い昨今ですが、実際は中小企業を中心に、まだまだ苦しい経営状況を脱することのできない企業が数多くあります。
こうした状況を受け、「このままこの会社にいても将来はない」と考えた結果、転職にいたる人が多いようです。
その他「実際に入社してみると、ワンマンすぎる会社の方針に嫌気が差した」「仕事に対する方針が自分と違う」などの理由から、転職を考える人もいます。
転職活動を開始します
転職理由
・ワークライフバランスが理想と乖離しているから
・会社の方針に疑問を持ったから
・尊敬する上司の退職
2021/2/28
(参考:Twitter)
転職の際には会社の業績や株価変動、方針などについて十分調べておく必要があります。
可能であれば、職場を見学させてもらい、その雰囲気を実際に目にするのもいいでしょう。
面接などでも、社長や面接官から語られる言葉に、会社の方針が色濃く現れることはよくあります。
こうした言動などをしっかりチェックしながら、転職先を吟味することが大切です。
2-3. 勤務時間・待遇
希望に沿わない勤務時間や待遇をきっかけに、転職を考える人も少なくありません。
RECRUIT AGENTが発表したインターネット調査によると、転職の際に勤務時間の短縮や休日が取れることを意識した人は、30歳未満では55.2%、30歳以上では40%となりました。
出典:RECRUIT AGENT 【転職者調査】転職の「決め手」となるポイントとは?
「長時間労働を課せられた」「当初の契約とは違った待遇で働かされた」など、現状の勤務時間や待遇に不満のある人もいますが、中には結婚や妊娠をきっかけに、現状の勤務時間や待遇では働けないと考え、転職を考える人も多いようです。
残業代はつかない
給料は上がらない
有給も自由にとりにくい
退職手当も大してつかない
割りに合わない仕事が多い
そりゃ辞めるよね…
2021/8/12
(参考:Twitter)
勤務時間や待遇については、転職情報をしっかり確認することも大切ですが、本当にこの内容で働けるのかについても、確認しておいたほうが良いでしょう。
求人サイトを使っている場合は、実際に転職した人の声をチェックしたり、斡旋会社の担当者に確認することも大切です。
2-4. 給与評価
「仕事内容に対して給与評価が低すぎる」「評価が給与に反映されない」といった事例です。
毎月の給与に対する不満だけでなく、ボーナスが出ない(または少ない)などの不満も、大きな転職のきっかけになることが多いようです。
『エン ミドルの転職』のユーザーアンケート結果によると、転職を考えるきっかけとして最も多かったのが「給与・待遇への不満」でした。
出典:エン・ジャパン 8,600名に聞いた「退職のきっかけ」調査
残業ありきの仕事なんて嫌すぎる
(参考:Twitter)
給与評価を転職の最優先事項とする場合は、転職の段階で給与形態や評価基準をしっかり確認しておくことが大切です。
2-5. その他
転職のきっかけは人それぞれです。
上記4つ以外にも、以下のようなきっかけとなり、転職を決断した人もいます。あなたが今考えているきっかけも、十分転職理由になりえるのではないでしょうか。
「たしかにココでは1番仕事できるけど他の所行ったら通用せんけんな!調子にのったらいけんぞ!」
って言われた事ですね。
ずっと希望休とか取れてなくて誕生日くらい休みたいって言ったら言われました。
(参考:Twitter)
(参考:Twitter)
(参考:Twitter)
3. 20代ならではの転職のきっかけ
自分に合う会社だと思って就職したものの「想像していた働き方ではなかった」「実際に働いてみると自分には合わなかった」など、就職する前とのギャップを感じ、転職を考える人が多いです。
しかし、経験が浅く、会社への在籍年数も短い状態での転職に、不安や抵抗を感じやすいですよね。
20代はどのような理由で転職を決めているのか、見ていきましょう。
3-1. 成長できる環境が整っていない
新卒で入った会社の教育体制が整っていなかったり、誰でもできるような仕事ばかりやらされていると、「このまま働き続けても成長できないのではないか」と考えるようになります。
入社して3年ほど経ち仕事にも慣れてきたのに、入社1年目と同じような仕事ばかりで、自分の成長を感じられないと不満を持ちやすいですよね。また、周りの友人たちが成長している姿をみると焦りを感じてしまいます。
業務にある程度慣れてくると、同じような業務ばかりやることに嫌気が差すこともあります。結果主義で若手にも重要な業務を任せる会社に転職するのも一つの手ですが、多くの会社では若手社員は誰でもできるような業務を進めて経験を積んでいきます。
仕事において成長を感じられない場合、できないことばかりに目を向けてしまうために実際は成長しているのに気がついていない場合もあります。
入社してから出来るようになったことはないかもう一度振り返り、転職すべきか考えてみることをおすすめします。
3-2. 他にやりたい仕事ができた
社会人として実際に働いてみると、仕事へのイメージが沸きやすくなり、やりたい仕事が見つかる人も多いです。
部署を異動すればやりたい仕事を出来ることもありますが、他の部署でも出来ない業務であったり、経験が浅く部署異動が認められない場合、転職を決意する人もいます。
また、20代と若いうちならば、伸びしろが考慮されるので、未経験職種にも挑戦しやすいです。30代以上になると、即戦力が求められるため、年収が大幅に下がったり採用されないことが多くなってしまいます。
明確にやりたい仕事があり、年収ダウンも受け入れられるのならば、20代のうちに未経験職種へ転職するのも一つの手です。
3-3. 職場環境に不満があった
入社してみると、残業時間の多さや人間関係の悪さなど、職場環境の悪さに限界を感じて転職を決意する人もいます。
就職活動の段階では、ある程度の業務内容や初任給などは分かりますが、人間関係や残業時間など、働いてみないと掴みづらい会社の内情を知ることは難しいです。
数年間働いてみることで、解決される問題もありますが、この先数十年と不満を持ち続けながら仕事を続けるのは難しいですよね。特に、ブラック企業の場合、心身共に支障をきたす恐れがあります。
無理して仕事を続けてしまうと、鬱状態となる危険性もあります。耐えきれないほど悩んでいる場合は、転職を前向きに検討しましょう。
3-4. 入社前とのギャップがあった
20代は社会経験がほとんどない状態で会社を決めているため、入社前とのギャップを最も感じやすい年代です。
募集要項に書かれているものと、実際の業務内容や残業時間が違う会社もあり、入社前には想定できなかった不満が出てくることがあります。
募集要項では応募しやすいような甘い言葉で誘い、入社してみると記載されている内容と実態が違う会社はブラック企業だと言えます。
他にも、思い描いていた業務内容や働き方ではない場合もあります。若いうちに本当にやりたい仕事や働き方ができる会社へ転職する人もいました。
4. 30代ならではの転職のきっかけ
30代になると、新卒した会社での在籍年数が長くなり、評価に不満をもったり、定年まで同じ会社で働き続けるのか将来について考えるようになります。
年齢が上がるにつれ、転職難易度は上がるため、30代は転職のラストチャンスと考える人も多いです。
また、結婚や出産などライフイベントの変化も、転職を考えるきっかけとなります。
4-1. 評価・人事制度に不満がある
入社して10年近く経つと、同期でも評価や待遇に違いが出てくるようになり、評価・人事制度に不満を持ちやすくなります。
業績を残しているのにボーナスや昇進には繋がらなかったり、同じような業績の同僚は上司から気に入られて昇進していく姿を見ると、不満を感じてしまいますよね。自分のスキルや経験を正当に評価してくれる会社への転職を検討しはじめるようになります。
待遇面に不満があり今後の生活に不安を感じたこと、生産性の悪い仕事が多く自分の成長が感じられないため、これまでの経験を生かしつつ正当な評価をしてくれる事業会社への転職を決めました。
2019/7/29
(参考:en転職)
新卒で入社してからずっと一つの会社で働き続けてきた人ほど、会社への貢献度と評価に差を感じるようになります。
4-2. 自分の市場価値を高める仕事がしたい
経験やスキルがついてきた30代は、より専門性を深めることでキャリアアップを目指したいと考える人も多いです。
経験を活かせる職場に転職することで、経験や専門スキルが身につき市場価値を高めることができます。将来に不安を感じ、キャリアを積んでおきたいと考える人もいるでしょう。
30代での転職はより即戦力が求められるため、経験が活かせる職場でキャリアアップを目指す人が多いです。
4-3. 業界の将来性に不安を感じる
社会情勢やデジタル化により、業界の将来性に不安を感じ「このままこの業界で働き続けていいのだろうか」と転職を考える人も多いです。
特に2020年は新型コロナウイルスの影響により、観光業や飲食業、広告業など多くの業界が打撃を受けました。有効求人倍率は1.10倍と前年度に比べて0.45ポイント低下しました。この落ち込み幅は第1次石油危機以来46年ぶりの大きさです。(参考:厚生労働省 一般職業紹介状況)
多くの業界で解雇や派遣止め、採用の中止などが相次いだことで、自身の雇用に不安を感じて、将来性のある業界へ転職する人が増えました。
(参考:en転職)
解雇や派遣止めにあわなかった人も、将来性への不安から、自身のキャリアを考えて、これから伸びる業界で働きたいと考えるようになったことが分かりました。
4-4. 結婚・出産・介護など家庭の事情
30代は、結婚や出産などライフイベントが変化する人が多く、プライベートと両立できる会社へ転職を考えるようになります。
仕事に打ち込み残業や休日出勤をしていた人も、結婚や子供が生まれたことを機に、家族との時間も大事にしたいと考えるようになります。また、子育てに理解のない会社では、子供を育てながら働き続けることに限界を感じるようになるでしょう。
土日はしっかりと休める会社や、子育て世代に理解がある会社への転職を考える人が多くなります。男性は労働時間以外にも、家族を養うために年収アップを目指し転職する人も多いです。
(参考:en転職)
他にも、結婚に伴う引越しで今の会社で働けなくなった、介護のために地元へ帰ることになったなど、ライフイベントの変化は仕事に大きな影響をもたらします。
5. 40代ならではの転職のきっかけ
40代は、役員クラスの重要ポジションの募集が多く、転職難易度が非常に高くなります。転職活動期間が長引くことや転職できない可能性も考慮しなければなりません。
秀でた経験やスキルがないと、年収が下がることの多い年代ですが、将来への不安や会社事情の退職により、転職を決断する人もいます。
5-1. 会社の将来性・安定性への不安
経営方針や社会情勢の変化により、会社の将来性に不安を感じると「定年まであと20年は働き続けられないのではないか」と悩むようになります。特に50代を超えて突然リストラにあってしまうと、転職先が見つかるまでに非常に長い期間かかることが考えられます。
また、会社に長く在籍していると以前とは違う経営戦略や、経営陣の考えの変化に共感できなくなることもあるでしょう。
(参考:en転職)
転職のラストチャンスともいえる40代のうちに、定年まで働き続けられる会社に転職したいと考える人も多いです。
5-2. 業績を正当に評価してもらえない
40代になると、役員やリーダーポジションを任せられることも多い中、正当な評価が受けられないと不満を感じますよね。
同年代の周りと年収の差を感じたり、スキルを活かせない部署へ異動させられると、「自分の貢献や業績が全然評価されていない」と感じてしまいます。
(参考:en転職)
年功序列の会社では年代が上がるにつれ、年収が上がることが多いのに、年収が下がる・変わらないとしっかりと評価してくれる会社に転職したいと考えるようになります。
5-3. 会社倒産やリストラで不本意な退職をした
40代は、会社の業績悪化によるリストラや早期退職勧告を受ける人が多いです。年収をある程度もらっており、役員クラスまでは達していないため会社にとって削減しやすい人材であるからです。
特にコロナ渦では、突然、倒産やリストラで職を失う人も多いようです。転職する意思はなかったものの、転職を迫られるケースは40代ならではのきっかけと言えるでしょう。
(参考:en転職)
業界の将来性・会社の安定性はどの年代でも確認しておくべきポイントと言えるでしょう。
6. 女性ならではの転職のきっかけ
女性ならではの転職のきっかけとしては、結婚や出産などのライフプランに変化によるものが多いです。
女性は結婚により引っ越しが決まったり、出産で仕事を続けられなくなるなど、よりライフプランの変化が仕事に影響します。
未だに女性が働きにくい会社は多く、不満はなくても退職しなければならないケースもあるようです。
6-1. 結婚や出産等の環境変化
特に出産では、妊娠中から同僚の理解が得られず負担に感じるケースや、産休後に会社に戻りづらいと感じて転職を決断するなど、子育てをしにくい職場環境が原因となることが多いです。
子育て世代の社員が多い会社でなければ、子供が体調を崩して突然会社を休むことになったり、定時で上がることに理解してもらうのは難しいのが現状です。女性の割合や残業時間も考慮して、転職先を見つけることが重要です。
6-2. 自分のペースで働きたい
将来的な結婚や子育てを見据えて、自分のペースで働きやすい会社に転職する人も多いです。
また、管理職としてバリバリと働くことを希望して、女性もしっかりと評価され活躍できる会社に転職したいと考える人もいます。
(参考:en転職)
男性ばかりが管理職に就く会社や、女性比率が極端に少ない会社も少なくありません。男女の待遇の差や働き方への理解に不満を持っている人は、将来を見据えて転職を考えるようになります。
6-3. 正社員として働きたい
派遣社員や契約社員として働いていた人が、正社員を目指して転職するケースも非常に多いです。
特に、子育てがひと段落して、会社にコミットできるようになると、正社員として働きたいと考えるようになります。
(参考:en転職)
正社員になると、給料が上がる、福利厚生を受けられる、一つの会社で安定して働き続けられるなど様々なメリットがあります。近年では老後の生活を考え、正社員を目指す人も多くなっています。
7. 転職しようかなと思ったら | おすすめ転職エージェント
数ある転職エージェントの中から、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い転職エージェント」をピックアップしました。
転職サイト選定基準
- 求人の数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
- 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアコンサルタントに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職エージェントは、以下の通りとなりました。
転職エージェント | 公開求人数|総合満足度 |
---|---|
1位 リクルートエージェント |
約37万件| 4.1 業界最大手エージェント。選択肢を増やしたいなら登録必須 |
2位 dodaエージェント |
約18.8万件|3.9 顧客満足度No.1(2023年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)の転職エージェント |
3位 マイナビエージェント |
6.3万件|4.3 サポートが充実しており、はじめての転職に強い。 |
〔求人数〕2023年4月7日時点
※この記事では3つに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!』を参考にしてください。
1位.リクルートエージェント
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
2位.dodaエージェント
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
3位.マイナビエージェント
『マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。
8. まとめ
転職のきっかけについて紹介しました。
年代や性別により、会社への不満や転職先へ求める事柄は異なります。
あなたの年代がどのようなことで転職を決意しているのかを振り返り、自分が転職すべきか検討してみましょう。
あなたの未来が明るくなることを祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。