
「doda(デューダ)の口コミを見ると悪い評判があるけど大丈夫?」と利用前に真相を確かめたいですよね。
実際、dodaは登録者数が多い転職サービスであるため、悪い口コミも多く見られますが、『利用前に知っておくべきポイント』を知り上手く活用すれば、転職をグッと有利に進めることができます。
このページでは、転職コンサルタントとして数多くの転職者をサポートしてきた私が、2ch、Twitter、さらに幅広い「年齢」「性別」「年収」「業界」の方々計500人以上を対象にした独自アンケートをもとに、dodaの悪い口コミや評判について整理しました。
このページを読めば、『dodaの悪評&真偽』と『dodaの利用前に知っておくべき注意点』がわかります。
1. dodaの悪い評判まとめ
dodaは求人情報が豊富で、最も評判の良い転職エージェントの1つです。
しかし、ネットで口コミを調べてみるといろいろな不満が書かれているのも事実です。
dodaで特に多かった悪い口コミを紹介します。
- 求人の質が良くない
- キャリアアドバイザーの専門性が浅い
- メールがしつこくてウザい
それぞれ紹介します。
悪い評判① 求人の質が良くない
悪い評判② キャリアアドバイザーの専門性が浅い
悪い評判③ メールがしつこくウザい
2. dodaの悪い評判は本当?
私はdodaの口コミについて500件以上チェックしていますが、dodaのデメリットとして次のような点があると分かりました。
- dodaの求人に質の悪いものがある
- キャリアアドバイザーの専門性が弱い場合がある
それぞれ紹介します。
dodaのデメリット① dodaの求人に質の悪いものがある
dodaは求人数が9万件以上あり、全業界をカバーしていますが、中にはブラック企業の求人も混じってしまっています。
そのため、エージェントやスカウトメールでブラック求人が紹介されてイラつかされることがあるのです。
マイページからブロック設定ができますので、何度も目につく求人はブロックしてしまえばOKです。
悪い評価の理由② キャリアアドバイザーの専門性が弱い場合がある
dodaのキャリアアドバイザーは他の転職エージェントよりも対応が丁寧だと評判ですが、一方で、専門性に不安を感じる利用者が多いです。
しかし、dodaは専門サイトを作るなど、専門分野に対応できるキャリアアドバイザーを用意していることも事実です。
この専門性という点では、キャリアアドバイザーによって大きな差があるようです。
もし、不安なら別のキャリアアドバイザーに代えてもらうか、3専門的に対応している転職エージェントを利用するようにしましょう。(3章で紹介します)
悪い口コミがあるから登録は止めておいた方が良い?
悪い口コミがあるからといって、dodaに登録しないのはおすすめしません。
理由は3つあります。
- dodaはキャリアアドバイザーの対応が親身だから
- 無料で多くの求人をチェックすることができるから
- 転職セミナーで気になる企業にコンタクトできるから
私は500人の口コミをチェックして、大手転職エージェントをランキング化しましたが、dodaはNo.1でした。
求人の質に問題があるとはいえ、それはどこの転職エージェントも同じですし、何より無料で手に入るわけですから、「玉石混交の中から最高の求人を見つけてやる」という気持ちでいれば良いだけです。
それに、dodaは日本一転職セミナーに力を入れており、多くの有名企業が出店しますから、気になる企業がある人は一度足をはこんでみるべきです。
転職エージェントのランキングを知りたい方は「転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!」をご覧ください。
3.dodaの口コミ・評判一覧
アンケート等で得たdodaに関する最新の口コミ・評判をご紹介します。
登録するか悩まれている方は、ご参照ください。
紹介された求人は、自身で簡単に探せる求人ばかりで特段エージェントを使う意味はありませんでした。
地域格差があるのでしょうがないですが、紹介できるものがないとはっきり言う所は良いと思います。
紹介してくれる際の対応自体は悪くないです。
通いやすさに重点を置いていることを伝えると、アクセスの良い通勤に便利な仕事を紹介してくれました。
他の転職エージェントに取られないように必死で営業をかけてくる。
レベルの高い求人、非公開求人が多い。
コンサルタントの質はピンキリであり、相性が悪いと、かなり相談する気がなくなる。
また、職種経歴書の添削や面接に望む上で事前に考えを整理しておく項目等、他のエージェントでも同じような対応はありましたが、こちらが一番わかりやすく、丁寧だったように思います。
求職している際、webで履歴書や職務経歴書を作成し、そのデータを基に、webから応募できる。
また、自身のマイページで応募状況や、スケジュール管理できるのも良いと思う。
募集件数も多いので、様々な企業を比較し検討することができる。
・悪い点
募集件数が多いがゆえに、大企業から小企業まで様々。
小企業に関しては、掲載内容と実際応募した際の、内容の差異が大きい案件も多々存在する。
自分自身が興味のある業界で働けたことはやりがいを持って取り組めたのでとても良かったです。悪かった点
求人内容に記載されていた年収や労働時間、残業代や福利厚生と実際に働いた時の条件が大きく乖離していました。
エージェントから聞いていた内容とも異なり、労働時間に関しては9時から19時半程度で聞いていたのですが実際は8時から23時程度でした。
明らかに許容の範囲を超えていたことが悪かった点です。
・悪かった点:転職サポート時は良い対応をしてくださったので特にありませんが、残業時間についていざ就業してみると最初に聞いていた時間よりも多かったので、残念でした。
その年齢なら、転職など考えず大人しく今の会社にいた方が良いと、内容よりも担当個人の主観が強かった。
実際に転職して生活してみて、生活環境の変化などより以前より生活費がどうしてもかかるようになってしまい、前職より給与が下がったことがとても痛い状況です。
サイトが使いやすくウェブ履歴書のアップロードなども比較的簡単に出来る。
企業からの直接オファーも多く、希望条件が合うと話がすぐ進む。
エージェントの方も親切で、面接対策や自分の弱みなどを客観的視点で伝えてくれる。悪い点
紹介してくれる企業の質は高くないかなと感じます。
ブラック企業も中には存在してると思うので、一歩踏み込んでリサーチして自信を持って紹介出来る企業を探して欲しいと感じます。
希望条件に合致しない企業からのオファーが多い感じがします。総評
他の転職サイトを利用した事もありますが、他のサイトに比べると使いやすいので現在も使用してます。悪い点もありますが全体的な評価としては一番良いかなと思います。
悪かった点は都心から地方への転職だったため、地方以外の企業情報が多く、有力な企業を見つけるのに時間がかかったことです。
自分に入るマージンなどを考えず、転職希望者の将来を真剣に考えてくれているように感じられた。
メールの返信が早く、気持ちが変わらないうちに順調に進めたところが良かった。
4. doda以外のおすすめ転職エージェント
dodaの悪い評判を紹介してきましたが、他の転職エージェントも合わせて登録することがおすすめです。
なぜ他のエージェントも登録した方が良いのか、また、おすすめの転職エージェントについて紹介します。
4-1. doda以外も利用するべき2つの理由
doda以外にも登録した方が良い理由は2つあります。
- 担当のキャリアアドバイザーが合わない場合があるから
- 独占案件をカバーできるから
それぞれ簡単に紹介します。
理由① 担当のキャリアアドバイザーが合わない場合があるから
dodaにはキャリアアドバイザーが何人もおり、担当になった人がイマイチであったり、自分に合わない場合があります。
担当を変えることをお願いすることはできますが、業界や職種、地域等により変更が難しい場合があります。
複数の転職エージェントのスタッフと会ってみて、自分にマッチした人を探すのがベストです。
理由② 独占案件をカバーできるから
それぞれの転職エージェントには、そのエージェントでしか取り扱っていない「独占案件」が存在しているため、複数利用することでより多くの案件に応募することができます。
dodaは取り扱う求人が豊富ですが、あなたにピッタリの求人は別の転職エージェントにしかない場合もあります。
複数の転職エージェントに登録して、最良の求人を見つけられるようにしましょう。
4-2. doda以外のおすすめ転職エージェントまとめ
転職エージェントは、大きく2つに分かれます。
- (1)総合型転職エージェント・・・あらゆる業界を扱う転職エージェント
- (2)業界特化型転職エージェント・・・特定の業界のみを扱う転職エージェント
dodaは総合転職エージェントです。
それぞれおすすめを紹介するので、自分に合っていそうな所を2~3社チェックしてみてください。
※基本的には総合型を利用すれば大丈夫ですが、エンジニアや年収600万円を超える方であれば、業界特化型としてご紹介する転職エージェントを利用するのがベストです。
(1)おすすめの総合型転職エージェント
doda以外でおすすめなのが次の4社です。
また、転職エージェントは山ほどありますが、選ぶときに注意すべきポイントは下記の3つです。
- 求人の質・量・・いい求人を保有しているか
- 提案力・・あなたの人生を豊かにする提案をしてくれるか
- サポート・・面接・書類対策などを手厚く行ってくれるか
この3つの軸を使い、「転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!」の記事で500人の評判を元にランキング化しましたが、おすすめ順に並べると、下記の通りになります。
全て無料で、カウンセリングから内定後の手続きまで行ってくれるので、まずは2社以上登録し比べてみましょう。
- リクルートエージェント|求人数・業績No.1
https://r-agent.com - マイナビエージェント|転職に慣れない20~30代におすすめ
https://mynavi-agent.jp/ - パソナキャリア|サポートに定評あり
https://www.pasonacareer.jp/
リクルートエージェント|求人数・業績No.1
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
マイナビエージェント|転職に慣れない20~30代におすすめ
『マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。
パソナキャリア|サポートに定評あり
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。
親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプランや女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。
『パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢と有用な提案を受けることができるでしょう。
さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。
『パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)』があります。
取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。
『パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。
既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう。
(2)おすすめの業界特化型転職エージェント
ここでは、業界特化型転職エージェントについて分野別にご紹介します。
総合型転職エージェントの専門性に満足できない場合は、以下の業界特化型転職エージェントから自分に合ったところに相談をしてみましょう。
※名前をクリックすると公式ページにリンクします。詳しく知りたい方は、解説サイトをご覧ください。
5. dodaに関するQ&A
dodaについてよくある疑問をQ&A形式にしてまとめました。
それぞれ紹介します。
5-1. dodaはどの年齢層に強いですか?
dodaは年齢制限はなく、幅広い年齢層が利用しています。
実際にdodaを利用して転職に成功した方の割合は、以下の通りです。
- 24歳以下 22.8%
- 25~29歳 30.7%
- 30~34歳 16.6%
- 35~39歳 10.0%
- 40歳以上 19.8%
(2021年4月末時点)
どの年齢層でもOKなので、「おっさんだから不安」と年齢で心配はしないでください。
5-2. dodaに断られる場合はありますか?
次のような条件に当てはまる場合、仕事を紹介してもらえない場合があります。
- 年齢と職務経歴が見合っていない
- 中卒で職歴なし
- 転職回数が多すぎる
断られた場合は、『マイナビエージェント』『パソナキャリア』など他の転職エージェントに申し込むなどしてみましょう。
5-3. 応募を急かされたら、どうすれば良いですか?
dodaは3ヶ月のサポート期間なので、ある程度急かさせるのは当然です。
ただ、それでも焦って変な求人に申し込むのは意味がありませんから、その場合は「この求人のここがイヤです」と理由をしっかり話して断るようにしましょう。
それでもし、求人を紹介されなくなるようなら、見限って他の転職エージェントに切り替えるようにするのがベストです。
転職は人生でも重要なイベントですから、後悔しないようによく考えて応募するようにしましょう。
5-4. 電話で面談しても良いですか?
電話でも面談を受けることはできますが、次のようなデメリットがあります。
- スタッフの顔が見えず、信頼できるか不明
- 電話では事実確認にとどまり、深いアドバイスはもらえない
- 就職への熱意を伝えるのが難しい
対面の面談を受けた人の方が、電話で受けた人よりも大事に扱ってくれるそうです。
どうしても行けない場合に限り、電話面談にすることをおすすめします。
5-5. 悪いキャリアアドバイザーにあたったらどうすれば良いですか?
キャリアアドバイザーを変更してもらいましょう。
変更はこちらから申し込むことができます。
6. さいごに
dodaの悪い評判について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
dodaはキャリアアドバイザーの対応が熱心で満足度が高い転職エージェントですが、一方で、求人の質に問題があるなどのデメリットがあることは事実です。
ただし、途中でも紹介した通り、転職エージェントの中で最もおすすめできる転職エージェントなので、まずは登録してみて、自分に合っているか確認してみることをおすすめします。
合わないようでしたら、以下のような転職エージェントを利用しましょう。
- リクナビエージェント|求人数・業績No.1
https://r-agent.com - マイナビエージェント|20~30代におすすめ
https://mynavi-agent.jp/ - パソナキャリア|サポートに定評あり
https://www.pasonacareer.jp/
このページが読者の皆様の転職活動にお役に立てることをお祈りします。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。