エンワールド・ジャパンに対して
「エンワールド・ジャパンの評判は?」
「外資転職に強いって本当?」
といった疑問をお持ちではないですか?
結論から言うと、エンワールド・ジャパンは求人数が少ないものの、良質なグローバル求人が豊富で、サポートも手厚い優れたエージェントと言えます。
ただし、口コミの中にはネガティブな声も存在するため、メリット・デメリットを把握した上で、目的に合わせて複数の転職エージェントを併用することが重要です。
そこで、この記事ではエンワールド・ジャパンの基本情報や口コミ・評判、そして併用すべき転職エージェントについて下記の流れでご紹介します。
- 『エンワールド・ジャパン』の総評|他エージェントと比較して
- 『エンワールド・ジャパン』の基本情報【2021年7月時点】
- 『エンワールド・ジャパン』のメリットと評判・口コミ
- 『エンワールド・ジャパン』のデメリットと評判・口コミ
- 『エンワールド・ジャパン』がおすすめな人
- 『エンワールド・ジャパン』に断られた場合に利用したい全手段
- 【図解】転職エージェント利用の流れ
- 『エンワールド・ジャパン』をより効果的に利用するためのポイント
- 『エンワールド・ジャパン』に関するQ&A4選
- 『エンワールド・ジャパン』の関連記事まとめ
全て読めば、エンワールド・ジャパンに関する全ての評判がわかり、適切な活用方法が理解できるようになるでしょう。
目次
1. 『エンワールド・ジャパン』の総評|他エージェントと比較して
『エンワールド・ジャパン』は、国内人材業界大手のエンジャパン株式会社の子会社で、外資系企業・日系グローバル企業の、主にハイクラス層の転職支援を得意としています。
求人数自体はまだ少ないものの、良質なグローバル求人が豊富で、転職後のサポートまで手がけてくれる点は他の転職エージェントにはない大きな強みです。
まずは、キャリアセオリーが独自に集計しているアンケートとインターネット上にある口コミや評判を踏まえた、『エンワールド・ジャパン』の評価を見ていきましょう。
評価 | コメント | |
総合評価 | ◯ 3.8 |
外資転職や日系企業のグローバル案件を希望する方であれば登録必須のエージェント。 転職後のサポートは、グローバル人材のための転職エージェントとして業界初の取り組み。 |
求 人の質 ・量 |
△ 3.4 |
求人数は少ないものの、良質で高収入を狙える求人が多い。 外資求人やグローバル案件の求人が豊富。 |
提 案 力 |
◯ 3.9 |
ムラがあるが、基本的に優秀なエージェントが多い。 また的確なアドバイスをくれるといった口コミも多数見られる。 |
サポート体制 | ◎ 4.0 |
エージェントが親身で、サポートが手厚い。 また入社後の活躍に向けて、転職後もサポートをしてくれる。 |
本調査結果をまとめると、メリット・デメリットは下記の通りです。
メ リ ッ ト |
|
デ メ リ ッ ト |
|
求人数が少ない点や、たまに対応が悪いエージェントが紛れている点を除けば、エージェントの親身なサポートや的確なアドバイス、豊富なグローバル求人といった大きなメリットがあります。
これまでの説明で、エンワールド・ジャパンに興味を抱かれた方は、ぜひ一度登録してみてください。
グローバル転職や外資系企業の転職に興味がある方は以下の記事にて紹介していますので、参考にしてみてください。
2. 『エンワールド・ジャパン』の基本情報【2021年7月時点】
ここでは、『エンワールド・ジャパン』の基本情報を、以下3つの観点でご説明します。
※公開求人とは、Webサイトに掲載可能な求人です。公開できない非公開求人は含まれません。
それでは、順にご説明していきます。
2-1. 職種別 公開求人数
2021年7月時点では、『エンワールド・ジャパン』の職種別公開求人数の割合は以下の通りでした。
このグラフから、『エンワールド・ジャパン』はテクノロジーや製造業から経理・財務、サプライチェーンといった多岐にわたる求人を保有していることがわかります。
2-2. 地域別 公開求人数
2021年7月時点では、『エンワールド・ジャパン』の地域別公開求人数は以下の通りでした。
このグラフから東京や愛知、大阪といった都市部の求人がメインであることがわかります。
実際に現時点での事業所は、下記の通りです。
- 東京本社
〒104-0031 東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン 12階 - 名古屋オフィス
〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内3-17-13 いちご丸の内ビル 7階 - 大阪オフィス
〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル 9階
なお、グラフの求人数は公開求人のみの値なので、大阪府の求人数が 900×0.04 =36件しか存在しないわけではありません。
2-3. 雇用形態別 公開求人数
2021年7月時点では、『エンワールド・ジャパン』の雇用形態別公開求人数は以下の通りでした。
約9割が正社員求人ですが、残りの1割は派遣や契約社員の求人です。
3. 『エンワールド・ジャパン』のメリットと評判・口コミ
『エンワールド・ジャパン』の口コミを分析すると、メリットは大きく下記3点でした。
それぞれ実際の口コミを用いながらご説明します。
3-1. エージェントが親身でサポートが手厚い
『エンワールド・ジャパン』の口コミを分析すると、「エージェントが親身で信頼できる」「サポートが手厚い」といった声が多く見られました。
ここで、実際に『エンワールド・ジャパン』を利用された方の口コミをみてみましょう。
転職のプロのサポートを体感
出典:Google
エージェントが親身だった
エージェントお一人お一人の人柄と親身な姿勢に、迷いの多い転職活動中も大いに励まされました。
もしまた転職活動をする際も条件やデータだけに頼らず、性格や考え方などソフト面も見てサポートして頂けるならぜひまたお世話になりたいと思います。
出典:公式HP
サポートは素晴らしかった
(Google による翻訳)仕事の推薦とサポートは素晴らしかったです!自分に合った仕事を見つけたいなら、ぜひお勧めします!
出典:Google
補足情報:転職者の入社後の定着・活躍支援を本格化
出典:エンワールド・ジャパン、転職者の入社後の定着・活躍支援を本格化 | エンワールド
エンワールド・ジャパンは転職者の就業後コンディションをアンケートによって可視化するWebツール『HR OnBoard』を導入しています。
不安や心配ごとが最も多い入社後1年間、アンケート結果を担当のコンサルタントが確認して、結果に応じて必要なサポートをしてくれる体制が整っています。
【設問例】
- 社員や職場の雰囲気は入社前のイメージと比べていかがですか?
- 前職とは違う社内ルールや仕事の進め方には慣れましたか?
- 仕事の相談や報告をする時に直属の上司は話しやすかったですか?
サポートがきめ細かい、エージェントが親身といった口コミだけでなく、入社後の支援からも、エンワールド・ジャパンのサポートの手厚さがわかると思います。
3-2. アドバイザーのアドバイスが的確
『エンワールド・ジャパン』の口コミを分析すると、「提案力が素晴らしい」「アドバイスが的確」といった声が多く見られました。
実際に口コミを見ていきましょう。
提案力が素晴らしい
業界、職種に対する知識は当然のことながら、面接官の状況、背景、募集部門の背景などを踏まえた適切なアドバイスが素晴らしかった。
出典:公式HP
非常に協力的だった
(Google による翻訳)採用担当者は、プロセス全体を通じて非常に協力的で、さまざまな段階を把握し、実際の会話を準備して最大限に活用するための模擬面接の実施を支援しました。
出典:Google
親身になって対応してくださる
業界情報に精通しているだけでなく、面接時の対策や懸念点の丁寧なヒアリング、人間模様や関係性など、豊富な経験があるからこそのアドバイスが他社とは別格のプロフェッショナリズムと感じました。先方との素早い調整により不安なく確信を持ってプロセスを進めることができ、またいつも親身になって対応してくださるので安心してお任せすることができました。実際に私も知人を紹介させて頂きました。信頼できるコンサルタントの方にご支援頂けて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
出典:Google
エージェントが優秀で、アドバイスが的確だったという口コミが多く見られました。
このことからエンワールド・ジャパンのコンサルタントの質の高さが伺えます。
3-3. 外資系企業や海外の転職に強い
『エンワールド・ジャパン』の口コミを分析すると、「外資系企業の求人に強みがある」といった声が見られました。
実際に口コミを見ていきましょう。
適切な案件紹介が多い印象
適切な案件紹介が多い印象。エージェントも優秀で的確なアドバイスを頂ける。お蔭様でキャリアアップの転職を決意する事ができました。
出典:Google
希望に沿った求人を紹介してくれた
家庭の事情により転職することになったのですが、転職先決定までの約3か月程度お世話になりました。活動に際して、コロナ禍での転職でもあり、また年齢的なこともあって年収ダウンは避けられないと考えていましたが、こちらの希望に沿ったご提案を頂き、最終的には年収も前職よりUPになるなど、満足のいく結果で活動を終えることができました。
出典:Google
補足情報:公開求人の87.2%が外資系求人(2021年7月時点)
画像のように、「外資系」とキーワード検索をすると、外資系求人が豊富であることを確認できます。
公開求人の87.2%が外資系求人という驚異的な割合であるため、外資転職を考える方であれば登録必須のエージェントと言えます。
エンワールド・ジャパンはグローバル転職や外資転職に強みがあるということがわかったと思います。
グローバル転職に関心がある方にはぜひ登録していただきたい転職エージェントと言えます。
4. 『エンワールド・ジャパン』のデメリットと評判・口コミ
『エンワールド・ジャパン』の口コミを分析すると、デメリットは大きく下記3点でした。
それぞれ実際の口コミを用いながら解説します。
なお、「エージェントがしつこいって本当?」と心配する声がありましたが、連絡がしつこいといった口コミ・評判はほとんど見られませんでした。
4-1. 連絡が雑なことがある
『エンワールド・ジャパン』の担当のアドバイザーによっては連絡が杜撰なことがあるようです。
実際に「合否連絡がこなかった」「音信不通になってしまった」といった口コミが見られました。
エージェントが音信不通だった
求職者担当と企業担当のエージェントがそれぞれいたが、ある企業担当のエージェントから紹介できる案件があると電話口で言われ、その続報を待っていたが、最後まで何の連絡がなかった。どういうつもりなんだろうか?
紹介される案件の少なさはあらかじめ求職者担当から伝えられているので、求職者の側もそのつもりで登録しておく必要がある。
出典:Google
合否の連絡が来なかった
2週間以上が経過しても進捗状況や合否の連絡がなかったです。
過去にいくつかの転職エージェントと付き合ってきましたが、常識が抜けている対応だと思うので残念に感じてしまいました。
4-2. 求人が少ない
外資系求人が多いとはいえ、まだまだ求人数の総数は少ないようです。
実際、以下のような口コミが見られました。
求人数が少ない
エンワールド転職面談 担当者の感じが悪かった。
求人案件数は少ない。他で聞いたことのない案件は1つはあったけど、微妙。独自案件も少ない。
他社に比べて少ない
紹介案件が他社に比べて少なすぎるし、レベルが低いので紹介できないといった言い方をしてくる。
4-3. 態度の悪いエージェントもいる
メリットの中で、親身でサポートが手厚いと書きましたが、中には態度に問題があるアドバイザーもいるようです。
実際に下記のような口コミが見られました。
コンサルタントの態度が悪かった
約一時間、実に人を小馬鹿にした態度をどうもありがとうございました。
当時30代と思しき男にしてはビジネスマンとしての躾が全くなっていないと感じました。
話し方や対応がわるかった
コンサルタントによるんでしょう。
一度面会しました。自分の会社も求人で扱っているため、こちらの会社の情報を探ってくる割には、紹介したい案件は意向を聞く前にもともと用意してきた3件のみ。すぐに応募させたかったようで、考えさせてくれと送ったらそれ以降連絡なし。
探るような話し方や対応が悪く、また利用したいとは思いません。
次の章では、ここまで述べたメリット・デメリットを踏まえて『エンワールド・ジャパン』の利用をおすすめできる人の特徴について紹介します。
5. 『エンワールド・ジャパン』がおすすめな人
結論からいうと、グローバル転職や外資系転職を考える方は『エンワールド・ジャパン』に必ず登録するべきです。
以下の項目を満たす方は、登録することをおすすめします。
- グローバル・外資転職でキャリアを高めたい
- 熱心で丁寧なサポートを受けたい
- キャリアに自信はあるが、転職経験が少ない
- 対象エリアにお住まい
※首都圏・関西圏・中部地方
以下のページから登録できますので、グローバル転職を考えている方は、ぜひ一度登録してみてください。
登録はおよそ5分ほどで完了します。
5-1.転職エージェントは複数併用するのがおすすめ
転職活動においては、転職エージェントを絞らずに複数併用するのがおすすめです。
なぜなら、併用することで以下3点のメリットがあるからです。
- 最適なキャリアコンサルタントを選べる
- 用途によってエージェントを使い分けられる
- 独占案件をカバーできる
実際、併用先の転職エージェントで自分に最適なキャリアコンサルタント・案件を見つけて、転職を成功させた方も多いです。
もし詳しく知りたい場合は、以下の記事に詳細を記載していますのでぜひご覧ください。
5-2.『エンワールド・ジャパン』を活用する人が併用すべきエージェント
ここでは、『エンワールド・ジャパン』を活用する人が併用すべき転職エージェントをご紹介します。
下記4社については、それぞれ評価の優劣はあるものの、ついてくれた担当者の質が高いかどうかがポイントなので、追加でもう1~2社ほど登録して最もあなたに合う担当者が付いたところに落ち着くのがベストです。
転職エージェント | 公開求人数|利用満足度 |
---|---|
JACリクルートメント 公式サイト 詳細を見る |
約1.5万件|4.1 外資系企業・ハイクラス人材の転職に特化した転職エージェント 担当コンサルタントの専門性が利用者から大好評 |
ランスタッド 公式サイト 詳細を見る |
約6,100件|4.0 38の国・地域をまたいで活動する世界最大級の外資系転職エージェント 高年収求人やグローバルIT企業の求人に強い |
ロバート・ウォルターズ 公式サイト 詳細を見る |
約1,900件|3.8 ハイクラス・バイリンガル人材の転職に強い外資系転職エージェント 語学力を活かす転職なら積極的に頼りたい高い専門性が魅力 |
約39.0万件|4.3 国内最大手の人材サービス企業が運営するヘッドハンティングサイト 外資系に絞らないハイクラス転職なら必ずチェックをおすすめ |
〔求人数〕各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月14日時点
登録は5分ほどで完了します。
登録後、数日以内にメールか電話で担当コンサルタントから連絡がきます。
以下にてそれぞれのエージェントの特徴を紹介しますが、次の章へ進みたい方は6章へスキップしてください。
※6章:『エンワールド・ジャパン』に断られた場合に利用したい全手段 に飛びます。
JACリクルートメント|外資系企業・海外進出企業に強いグローバル人材向けハイクラス転職エージェント
『JACリクルートメント』は、外資系企業や海外進出中の日系企業の求人に強いハイクラス・スペシャリスト人材向け転職エージェントです。
JACグループは外資系企業であるものの、もとは海外展開を図る日本企業・人材の転職・採用支援のために創業された日系外資系企業とでもいうべきユニークな企業グループです。
1975年ロンドンでの設立以来事業を成長させ、現在はアジアおよび欧米で人材サービスを提供する老舗のグローバル人材企業です。
こうした経緯から各国の現地資本企業に強いだけでなく、当地へ進出する日系グローバル企業の求人・転職にも強いのが『JACリクルートメント』の特徴と言えるでしょう。
英文レジュメ(応募書類)の作成支援や英語面接など、グローバル企業への応募にあたって求職者が戸惑いやすい選考プロセスに対するアドバイスが非常に充実しています。
同時に、現在はグループ本社を日本国内に置いていることもあって、『JACリクルートメント』は日本国内の採用プロジェクト・日本企業の求人も豊富に取り扱っています。
特に年収800万円~1,500万円以上帯のハイクラス人材に対する転職支援を得意としていて、エグゼクティブ・管理職といったハイポジション人材や各職種のスペシャリスト人材へのサポートにはたいへんな強みを発揮します。
したがって『JACリクルートメント』は、外資系企業・海外転職を目指す人はもちろん、国内での転職を希望するハイクラス人材・スペシャリスト人材にも広くおすすめできる実力派転職エージェントです。
ランスタッド|世界最大級のグローバル人材会社が運営するハイクラス向け転職エージェント
『ランスタッド』は、オランダに本社を置き、世界39カ国で人材ビジネスを展開する世界最大級の外資系転職エージェントです。
保有求人全体の約半数が「年収800万円以上」の求人で、中には年収2000万円以上のハイクラスな求人も見つけることができます。S&P500企業からスタートアップまで、求人の幅が広いことも特徴的です。
またランスタッドでしか募集をしていない「独占求人」も多く、特にグローバル企業や外資系企業のハイクラスポジションの仕事を見つけられます。
公式サイト:
https://randstad.co.jp
※ランスタッドでは、IT企業の転職に特化したエージェントサービスも行っています。IT業界志望者はこちらを利用してみてください。
ロバート・ウォルターズ|外資系企業のハイクラス求人に強い!英語ネイティブレベルの人に特におすすめ
『ロバート・ウォルターズ』は、世界31カ国で人材サービスビジネスを展開する外資系転職エージェントです。
1985年にロンドンで設立された老舗のグローバル人材サービス会社で、日本法人は2000年設立と国内実績も豊富です。
『ロバート・ウォルターズ』は外資系企業や日系グローバル企業の日本国内求人に強く、特にバイリンガルの転職支援を得意としています。
そして、『ロバート・ウォルターズ』には、他の外資系企業・グローバル企業への転職に強い国際派エージェントと比較したとき、対応地域(求人を期待できる各外資系企業の資本元国・地域)に特徴・魅力があります。
日本国内で活動するグローバル転職エージェントは、多くがアジア・太平洋地域を中心に強みを発揮するものです。
これに対して、『ロバート・ウォルターズ』は北米・南米を含むアジア・太平洋エリアに加えてEUの企業にも非常に強いのが特徴です。
『ロバート・ウォルターズ』は、本拠地のイギリスはもちろん、ドイツ・フランス・オランダ・スペイン等欧州10ヵ国に拠点を設置。
ほかにも中東など他の人材紹介会社が強みを持ちにくい地域でも活動しています。
したがって、『ロバート・ウォルターズ』にはこうした国・地域が資本元となっている外資系企業の日本拠点等における求人が豊富に集まっていると期待できるでしょう。
人材紹介会社が持つ活動地域の幅は、そのまま外資系転職における優良選択肢の幅につながり得るものです。
業種によっては各業界をリードする国・地域というものが存在するので、多くの国籍・地域の外資系求人に触れられるならば、各業界トップクラスの競争力を持つビジネスやプロダクトにも出会いやすくなるでしょう。
そのような意味で、各地域にルーツを持つ外資系企業への転職に関する圧倒的な専門性を持つ『ロバート・ウォルターズ』は非常におすすめの転職エージェントです。
外資系企業のハイクラス求人を探している人のなかでも、特に英語など各地の主要言語をネイティブレベルでを駆使できる人は『ロバート・ウォルターズ』のメリットを最大限に受けられます。
リクルートダイレクトスカウト|国内最大手の人材企業が運営するハイクラス人材向けヘッドハンティング型転職サイト(スカウトサイト)
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです。
ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。
レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。
また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます。
レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。
6. 『エンワールド・ジャパン』に断られた場合に利用したい全手段
基本的に『エンワールド・ジャパン』はハイクラス向けの転職サービスであるため、経歴や現在の年収によっては求人紹介が難しいという理由で断られることもあります。
そのような場合、次の2つの対処法を実践すると良いです。
- 再挑戦する
- 他の転職エージェントに応募する
以下にて、それぞれご紹介します。
対処法① 再挑戦する
『エンワールド・ジャパン』に一度断られても再挑戦することができます。
他にも転職エージェントがありますからこだわる必要はないですが、「エンワールド・ジャパンからの支援がほしい」と思う方は、再挑戦しても良いでしょう。
ただ、同じように登録しても結果は変わらないですから、次のどちらかを試してみてください。
- プロフィールを充実させて再登録
- 時間を空けて再登録
これら2つの方法について、以下にて具体的にご紹介します。
プロフィールを充実させて再登録
自分の経歴で記載できそうなことを追加して、プロフィールを充実させられるようにしましょう。
- 仕事を続けてより高い役職を目指す
- 部署異動をして必要なキャリアを積む
- 行きたい業界の資格を取る
- TOEICを勉強して英語力アピールをする
時間を空けて再登録
単純に3ヶ月から半年ほど待ってみて、再び登録することで求人紹介してもらえることがあります。
というのも、求人状況は景気によって変わるからです。
また、転職活動者が多い時期ではエージェントが手一杯で相手にしてもらえないという可能性もあります
もちろん、職歴が特殊で時間を空けても変わらない場合もありますが、正社員として十分なキャリアを積んでいる場合は十分に可能性があります。
ただ、同じように登録しても断られてしまう場合もあるので、キャリアを総ざらいし、登録する際の情報を魅力的にできないか考えてから挑戦するのが望ましいです。
対処法② 他の転職エージェントに応募する
『エンワールド・ジャパン』に落ちても、他に転職エージェントは多数存在するため、そちらに登録してみることをおすすめします。
「数撃てば当たる」という気持ちで様々な転職エージェントに応募してみましょう。
特にエンワールド・ジャパンはハイクラス向けの転職エージェントのため、エージェントを変えれば求人を紹介してもらえるというケースは非常に多いと考えられます。
下記の3点を基準に、エンワールド・ジャパンに断られた時に使いたい転職エージェントを3社まとめました。
転職エージェントを選ぶポイント
- 求人の数・質
…良質な求人数が豊富 - 提案力
…自身のキャリアに即した提案をしてくれる - サポート
…一人一人に合ったサポートをしてくれる
- doda|業界大手で幅広い層におすすめ
https://doda.jp/ - マイナビエージェント | 初めての転職に強く20代実績No.1
https://mynavi-agent.jp - リクルートエージェント|求人数が豊富
https://r-agent.com/
全ての方におすすめできる大手総合転職エージェントなので、ぜひ気軽に登録してみてください。
次の章では転職エージェントを利用するときの流れについて解説します。
7. 【図解】転職エージェント利用の流れ
上記にて、あなたが使うべきエージェント、使う際のコツなどをお伝えしてきました。
この章では、実際に転職エージェントに登録した場合のサービスの流れについて解説します。
特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、エージェントを初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. 登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
また、登録する際は、転職エージェントサービスなのかどうかを確認するようにしてください。
例えば、「doda」と検索するとdodaの派遣登録サイトが出てくるように、転職エージェントと紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、十分に注意しましょう。
Step 2. 電話がかかってくる
登録すると、転職エージェントから数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたがエージェントのオフィスに訪問することもあれば、エージェントが近くまで来てくれることもあります。(日程・場所の都合が合わなければ電話面談になります。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのエージェントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
参考までに、以下にて『エンワールド・ジャパン』の面談場所をまとめておきました。
場所 | 住所 | 最寄駅 |
東京オフィス(本社) | 東京都中央区京橋3-1-1東京スクエアガーデン12階 | 東京駅より徒歩5分 |
名古屋オフィス | 愛知県名古屋市中区丸の内3-17-13 いちご丸の内ビル 7階 | 久屋大通駅より徒歩3分 |
大阪オフィス | 大阪府大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル 9階 | 大阪駅より徒歩11分 |
転職エージェントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件〜50件ほど紹介してもらいます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 応募する
選考書類が完成したら、エージェントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、エージェントが企業に伝えてくれます。
転職サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べるとエージェント経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定はエージェントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、エージェントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、エージェントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど大手エージェントであればノウハウを持っているので、相談してみることをおすすめします。
8.『エンワールド・ジャパン』をより効果的に利用するためのポイント
この章では、『エンワールド・ジャパン』をより効果的に利用するためのポイントを6つお伝えします。
- スカウトメールをお願いした場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
- 担当コンサルタントをシビアな目でみる
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数のコンサルタントから応募しない
いい転職エージェントを選んでも、上手に使えなければ意味がないので必ずチェックしましょう。
8-1. スカウトメールをお願いした場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。
現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
8-6. 同じ案件に複数のコンサルタントから応募しない
数社の転職サイトを使っている場合、同じ案件には複数のコンサルタントから応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。
9. 『エンワールド・ジャパン』に関するQ&A4選
『エンワールド・ジャパン』に関してよくある質問をまとめました。
- 『エンワールド・ジャパン』は登録が難しいですか?
- 『エンワールド・ジャパン』で断られないためのコツはありますか?
- 『エンワールド・ジャパン』の面談キャンセルは可能ですか?
- 応募を急かされた場合はどうすれば良いですか?
それぞれご紹介します。
Q1. 『エンワールド・ジャパン』の登録は難しいですか?
『エンワールド・ジャパン』の登録自体は難しくないです。下記のリンクから登録することが可能ですので、気になっている方はまずは気軽に登録して話を聞いてみることをおすすめします。
Q2. 『エンワールド・ジャパン』で断られないためのコツはありますか?
断られないためのコツはありませんが、申し込む際は、次のようなポイントをおさえてください。
- 転職希望時期→「すぐにでも」「3ヶ月以内」
- 伝えておきたいこと→転職の意志を熱く語る
『エンワールド・ジャパン』に登録することも転職活動の一環だと思って、アピールできる所は最大限利用するようにしましょう。
Q3. 『エンワールド・ジャパン』の面談キャンセルは可能ですか?
『エンワールド・ジャパン』に限らず、面談のキャンセルは当日でも可能ですが、最低限のマナーとして早めに連絡しましょう。特に無断キャンセルは絶対にやめましょう。
なぜならば、キャリアアドバイザーに「転職に対する意欲の低い求職者」と思われて、サポートの優先順位を下げられる恐れがあるからです。
キャンセルを希望する場合は、早めに連絡をするようにしましょう。
Q4. 応募を急かされた場合はどうすれば良いですか?
『エンワールド・ジャパン』の担当者は、転職を急かすようなことはあまりしないようです。公式ホームページで「無理に転職先を薦めることはない」と言及されており、実際に以下のような口コミもあるからです。
万が一、応募を急かされるようなことがあったら、担当者変更を申し出るか、見限って他の転職エージェントに切り替えるようにしましょう。
転職活動はあなたの人生にとって極めて重要なものなので、他者に急かされるがままに活動することは避けたほうがいいでしょう。
10. 『エンワールド・ジャパン』の関連記事まとめ
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エンワールド・ジャパン以外の外資に強いエージェント関連記事
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11. まとめ
ここまでエンワールド・ジャパンについて解説しましたが、いかがでしたか?
この記事を読んで、『エンワールド・ジャパン』に興味を持たれた方は、ぜひ登録をしてみてください。
もし他の転職エージェントの話も聞きたい場合は、以下9社のうち、気になったところへ登録することをおすすめします。
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- キャリアに自信がある方
→リクルートダイレクトスカウト - 高年収の外資転職を希望する方
→ランスタッド - IT業界を志望する方におすすめ
→マイナビIT AGENT
- 有名なヘッドハンティングサービスを希望する方
→ビズリーチ
- キャリアに自信がある方
- エンワールドジャパンに断られた方
あなたの転職が成功することを心から願っています。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。
転職のプロのサポートを体感しました。エンワールドさんのコンサルタントの方は親身になって私に経歴に会った転職をサポートしてくださいました。面接時の対策や懸念点に対する的確なアドバイスなど、豊富な経験からの他社にない差別化をされていると感じました。先方との素早い調整によりスムーズに面接プロセスを進めることができ、個々の面接後のフォローアップなど、いつも親身になって対応してくださるので安心してお任せすることができました。信頼できるコンサルタントの方にご支援頂けて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。