
「マイナビエージェントの評判はどうなのだろう」「悪い口コミもいくつかあるけど大丈夫かな…」と、気になっていませんか?
実際、マイナビエージェントは登録者数が非常に多い転職サービスであるため、自然と悪い口コミも多くみられますが、『利用前に知っておくべき注意点』を知り、上手く活用すれば、転職をグッと有利に進めることができます。
転職コンサルタントとして数多くの転職者をサポートしてきた私が、2ch、Twitter、さらに幅広い「年齢」「性別」「年収」「業界」で500人以上を対象にした独自アンケートをもとに、マイナビエージェントの悪い口コミ評判について整理し、検証しました。
- マイナビエージェントの悪い評判まとめ
- マイナビエージェントに悪い評判がある理由の考察
- マイナビエージェントに関する評判・口コミ
- マイナビエージェント以外のおすすめ転職エージェント
- マイナビエージェントに関するQ&A
これを読めば、マイナビエージェントの悪い評判とその真偽、また事前に知るべき注意点が分かります。
公式サイト:
https://mynavi-agent.jp
目次
1. マイナビエージェントの悪い評判まとめ
マイナビエージェントは求人情報が豊富で、最も評判の良い転職エージェントの1つです。
しかし、ネットで口コミを調べてみるといろいろな不満が書かれているのも事実です。
マイナビエージェントで特に多かった悪い口コミを紹介します。
- 紹介をお断りされた
- 求人の質が良くなかった
- 連絡が多くてウザかった
それぞれ紹介します。
悪い評判① 紹介をお断りされた
しかし。dodaといリクルートエージェントに拾われて助かった。
特に、リクエーのエージェントさんが親切で、不安だった転職を乗り越えることができた。
悪い評判② 求人の質が良くなかった
結局、自分で見つけた求人を申し込み、無事内定が出ました。
悪い評判③ 連絡が多くてウザかった
2. マイナビエージェントに悪い評判がある理由の考察
1章で紹介したような悪い口コミがあるのは、マイナビエージェントには次のような特徴があるためです。
- 20~30代をターゲットとしている
- 中小企業の案件が多い
- 熱意あるキャリアアドバイザーが揃っている
それぞれ紹介します。
特徴① 20~30代をターゲットにしている
マイナビエージェント利用者のデータは次の通りです。
次のような方は断られてしまう場合があります。
- 40代
- バイトしか経験しかない
- 転職回数が多い
マイナビエージェントに断られる基準は不明ですが、転職が多かったり、職歴が何も無かったりすると断わられる場合があることは事実です。
ただ、これはマイナビエージェントのデメリットではなく、全ての転職エージェントが転職希望者の属性によって断る場合があることは知っておいてください。
特徴② 中小企業の案件が多い
マイナビエージェントは、若年層向きの転職エージェントということもあり、未経験やローキャリア向きの求人を取り揃えています。
特に、他の転職エージェントと比べて中小企業の求人が多いと言われています。
マイナビエージェントは500万以下の求人が充実していますが、800万円以上というようなハイクラスの求人は手薄のようです。
そのため、マイナビエージェントの利用者の中には「質の良くない求人が混じっている」と批判されてしまうことがあるわけです。
特徴③ 熱意あるキャリアアドバイザーが揃っている
マイナビエージェントのキャリアアドバイザーは、熱心に対応してもらえると評判です。
キャリアアドバイザーは次のようなことをしてくれます。
- 求人紹介
- 面接の指導
- 職務経歴書の添削
- 内定後の退職サポート
- 入社後のアフターフォロー
マイナビエージェントは熱心に対応してくれる分、逆にマイペースでじっくりやりたい方は苛つかされてしまうことがあるでしょう。
最初の面談で「どのように転職活動を進めていくか」キャリアアドバイザーとしっかり話しましょう。
キャリアアドバイザーと合わないと思ったら代えてもらうこともできますからね。
補足:悪い口コミがあるから登録は止めておいた方が良い?
悪い口コミがあるからといって、マイナビエージェントに登録しないのはおすすめしません。
理由は3つあります。
- マイナビエージェントはキャリアアドバイザーの対応が熱心だから
- 多くの求人をチェックすることができるから
- 無料でサービスを受けられるから
マイナビエージェントは評判が高い転職エージェントで、無料でサービスを受けられるわけですから申し込む価値は十分あります。
求人の質を気にする人がいますが、それはどこの転職エージェントも同じですし、何より無料で手に入るわけですから、「玉石混交の中から最高の求人を見つけてやる」という気持ちでいれば良いだけです。
悪い口コミに惑わされず、実際に申し込んでみることをおすすめします。
公式サイト:
https://mynavi-agent.jp/
※注『マイナビエージェント』の詳しい評判については、「マイナビエージェントは利用すべき?500人の評判とその真偽を検証した結果」でご紹介しています。
3.マイナビエージェントに関する評判・口コミ
マイナビエージェントを実際に利用した人たちの最新の口コミをご紹介します。
登録するか迷っている方は、参考にしてください。
どういう会社で働きたいか細かく伝えたところ、自分にマッチする会社をすぐに探してくれた。
履歴書の書き方なども丁寧に教えていただきマイナビエージェントにして正解でした。
業界を絞らなければ求人自体の数は豊富であり、福利厚生が整ったものが多い。
<悪かった点>
医療業界の医療事務のとして探すと求人の数が圧倒的に減少する。
あと、大手企業の求人は少なめです。
利用してから約2ヶ月ぐらいでスムーズに決まりました。
コンサルタントも自分には合っていたと思います。
悪かった点は口コミや実際に働いている方の声が掲載されていたが人それぞれの意見があるから良い点しか書いていないものが多くあり悪い点も交えて掲載してあるものが少なかったのでその点は両方交えて掲載してあればよりよいものになるとおもいます。
当時の職種からガラッと変えたかったので簡単に検索出来、利用しやすかった。
4. マイナビエージェント以外のおすすめ転職エージェント
マイナビエージェントの口コミ・評判を紹介してきましたが、他の転職エージェントも合わせて登録することがおすすめです。
なぜ他のエージェントも登録した方が良いのか、また、おすすめの転職エージェントについて紹介します。
4-1. マイナビエージェント以外も利用するべき2つの理由
マイナビエージェント以外にも登録した方が良い理由は2つあります。
- 担当のキャリアアドバイザーが合わない場合があるから
- 独占案件をカバーできるから
それぞれ簡単に紹介します。
理由① 担当のキャリアアドバイザーが合わない場合があるから
マイナビエージェントにはキャリアアドバイザーが何人もおり、担当になった人がイマイチであったり、自分に合わない場合があります。
担当を変えることをお願いすることはできますが、業界や職種、地域等により変更が難しい場合があります。
複数の転職エージェントのスタッフと会ってみて、自分にマッチした人を探すのがベストです。
理由② 独占案件をカバーできるから
それぞれの転職エージェントには、そのエージェントでしか取り扱っていない「独占案件」が存在しているため、複数利用することでより多くの案件に応募することができます。
あなたにピッタリの求人はマイナビエージェント以外の転職エージェントが取り扱っている場合があるのです。
複数の転職エージェントに登録して、最良の求人を見つけられるようにしましょう。
4-2. マイナビエージェント以外のおすすめ転職エージェントまとめ
転職エージェントは、大きく2つに分かれます。
- (1)総合型転職エージェント・・・あらゆる業界を扱う転職エージェント
- (2)業界特化型転職エージェント・・・特定の業界のみを扱う転職エージェント
マイナビエージェントは総合転職エージェントです。
それぞれおすすめを紹介するので、自分に合っていそうな所を2~3社チェックしてみてください。
※基本的には総合型を利用すれば大丈夫ですが、エンジニアや年収600万円を超える方であれば、業界特化型としてご紹介する転職エージェントを利用するのがベストです。
(1)おすすめの総合型転職エージェント
マイナビエージェント以外でおすすめなのが次の4社です。
- リクルートエージェント|求人数No.1
https://r-agent.com/ - doda|求人数N0.2、首都圏以外にも強い
https://doda.jp/ - パソナキャリア|サポートに定評あり
https://www.pasonacareer.jp/ - JACリクルートメント|年収600万円以上向け
https://jac-recruitment.jp/
この4社は、私が500人の口コミをチェックした最もおすすめの転職エージェントです。
それぞれ紹介しますが、特におすすめなのがdodaで、迷うならマイナビエージェントと合わせてここに登録することがおすすめです。
転職エージェントの比較ランキングについて詳しく知りたい方は、こちらのページ「転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!」をご覧ください。
リクルートエージェント|業界大手、担当に差があるのが懸念
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
doda|業界最大級で、求人の質・量ともに申し分ない
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2023年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
パソナキャリア|サポート充実で満足度No.1
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。
親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプランや女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。
『パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢と有用な提案を受けることができるでしょう。
さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。
『パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)』があります。
取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。
『パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。
既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう。
JACリクルートメント|年収600万円以上の求人豊富
『JACリクルートメント』は、ハイクラス求人に特化した転職エージェントです。
30年以上にわたり、約43万人を超える求職者の転職支援を行ってきた信頼と実績があります。担当するキャリアコンサルタントは、各業界・職種の専門知識と経営者視点を持つ少数精鋭のエキスパートなので、心強いパートナーとなるでしょう。
ロンドン発祥の日系転職エージェントということもあって、他の転職エージェントにはないグローバルな求人を多く扱っています。外資系企業や海外進出企業への転職を検討している方におすすめです。
(2)おすすめの業界特化型転職エージェント
ここでは、業界特化型転職エージェントについて分野別にご紹介します。
総合型転職エージェントの専門性に満足できない場合は、以下の業界特化型転職エージェントから自分に合ったところに相談をしてみましょう。
※名前をクリックすると公式ページにリンクします。詳しく知りたい方は、解説サイトをご覧ください。
5. マイナビエージェントに関するQ&A
マイナビエージェントについてよくある疑問をQ&A形式にしてまとめました。
それぞれ紹介します。
5-1. マイナビエージェントに断られる場合はありますか?
次のような条件に当てはまる場合、仕事を紹介してもらえない場合があります。
- 年齢と職務経歴が見合っていない
- 中卒で職歴なし
- 転職回数が多すぎる
断られた場合は、『パソナキャリア』『リクルートエージェント』など他の転職エージェントに申し込むなどしてみましょう。
5-2. 電話で面談しても良いですか?
電話でも面談を受けることはできますが、次のようなデメリットがあります。
- スタッフの顔が見えず、信頼できるか不明
- 電話では事実確認にとどまり、深いアドバイスはもらえない
- 就職への熱意を伝えるのが難しい
対面の面談を受けた人の方が、電話で受けた人よりも大事に扱ってくれるそうです。
どうしても行けない場合に限り、電話面談にすることをおすすめします。
5-3. 悪いキャリアアドバイザーにあたったらどうすれば良いですか?
キャリアアドバイザーを変更してもらいましょう。
しかし、マイナビエージェントでは、キャリアエージェントの変更法を明示していませんので、問い合わせてみてください。
6. さいごに
いかがでしたでしょうか。
ここまで紹介してきたマイナビエージェントの悪い評判を再掲すると以下の通りです。
- 紹介をお断りされた
- 求人の質が良くなかった
- 連絡が多くてウザかった
ただ、マイナビエージェントはキャリアアドバイザーの対応が熱心で、満足度が高い転職エージェントなので、まずは登録してみて、自分に合っているか確認してみることをおすすめします。
公式サイト:
https://mynavi-agent.jp/
利用したうえで「担当者が合わないな」と感じたら、以下で記載する他の転職エージェントを利用するのがおすすめです。
- リクルートエージェント|求人数No.1
https://r-agent.com/ - doda|求人数N0.2、首都圏以外にも強い
https://doda.jp/ - パソナキャリア|サポートに定評あり
https://www.pasonacareer.jp/ - JACリクルートメント|年収600万円以上向け
https://jac-recruitment.jp/
このページが読者の皆様の転職活動にお役に立てることをお祈りします。
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