「ワークポートって本当に評判が良いの?」
「ワークポートを利用した人の口コミ評価が悪いって本当?」
と疑問をお持ちですね。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験のある500名にアンケート調査を行ったところ、『ワークポート』の利用者満足度は総合満足度4位という結果になりました。
中でもサポート力は3位で、IT・Web業界の求人を多数保有し、アドバイザーの対応力が高評価、未経験や第二新卒の方にも最適な求人が多く、初めての転職活動でも使いやすいと高い評判が聞かれました。
ただ、希望業界や条件によっては、他の転職エージェントを利用した方が良いこともあります。
実際に『ワークポート』を利用した方の口コミをまとめると、主な良い評判と悪い評判はそれぞれ次のようなものでした。
ワークポートの良い口コミ |
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ワークポートの悪い口コミ |
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そこでこの記事ではワークポートの評判・口コミについて、実際に利用した人の声を元に分析・解説していきます。
- ワークポートの総評(評判まとめ)|他エージェントと比較して
- ワークポートの良い評判・口コミから分かるメリット
- ワークポートの悪い評判・口コミから分かるデメリット
- ワークポートの評判・口コミからわかる利用をおすすめする人
- ワークポートの利用時に気をつけるべき注意点
- ワークポートとの併用をおすすめする転職エージェント
- ワークポートについてよくあるQ&A
- まとめ
全て読めば、自分が『ワークポート』に登録すべきか自信をもって判断でき、転職の第一歩を踏み出せるでしょう。
目次
1. ワークポートの総評(評判まとめ)|他エージェントと比較して
『ワークポート』は、若年層のIT転職支援を得意とする転職エージェントです。
主にITエンジニアの求人を数多く取りそろえており、ポテンシャル採用枠がある企業の求人も多く取り扱っているため、第二新卒や20代など、異業種からIT・Web業界への転職を目指す人にもおすすめです。
また『ワークポート』には高年収求人も豊富なので、IT業界経験者のキャリアアップにもおすすめの転職エージェントです。
さらに、IT業界・エンジニア転職に関する知見が深いアドバイザーが多数在籍していることも『ワークポート』の魅力といえます。
業界知識が豊富なキャリアアドバイザーが担当してくれるため、初めての転職でも安心して任せられる転職エージェントと言えるでしょう。
それに加え、丁寧なカウンセリングも強みであり、若手の求職者だからこそ抱く悩みに寄り添ってもらえるでしょう。
「本当に転職をするべきか」「どんな業界が向いているのか分からない」など、キャリアアドバイザーに本音を深堀りしてもらうことで、今まで気付かなかった可能性に出会うことができるのです。
初めてIT転職に挑戦する人、転職活動の基本からしっかりとしたサポートを受けたい人は、『ワークポート』に相談してみましょう。
そんな若手の正社員転職に強みを持つワークポートについて、転職エージェント利用経験者500名が対象の調査結果をもとに、口コミ・評判やサービスのメリット・デメリットをまとめました。
1-1. ワークポートの良い評判・悪い評判まとめ
実際に『ワークポート』を利用した求職者の口コミをまとめると、主な良い評判・悪い評判はそれぞれ次のようなものでした。
ワークポートの良い口コミ |
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ワークポートの悪い口コミ |
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ワークポートの良い評判・口コミは「求人数や質の良さ」と「転職サポートの手厚さ」に評価が集中しました。
転職市場において未経験OKの求人が少ない中で、ワークポートのように業界未経験でも応募できる求人を多数保有しているのは、サービスとしての大きな強みでしょう。
他方で、ワークポートに関する悪い評判・口コミで多く聞かれたのは、「求人案件の内容や質に対する不満」「キャリアアドバイザーの対応への不満」など、どの転職エージェントでも起こりうる内容でした。
転職エージェントの評判や口コミを調査すると、上記のように求人紹介の内容・アドバイザーの対応に対する不満の声が見られます。
しかしながら、こうした悪い口コミについては対処可能なものが大部分を占めると考えられ、本質的なデメリットと判断することは難しいと言えます。
例えば、求人案件に対する不満に関しては、担当アドバイザーと希望条件や許容可能な妥協範囲をしっかり突き詰めることで、かなりの程度解消することができます。
また、ワークポートのサービス固有の不満は特に見られず、編集部の裏付け調査でもワークポート側による企業努力で対策済みであることが判明しました。
このように、一定数の悪い評価が見られるものの、ワークポートは求職者にとって有用・おすすめできる転職エージェントであると言えます。
次のセクションでは、ワークポートの利用者満足度を主要な転職エージェントとの比較で分析していきます。
また、実際に寄せられたワークポートの口コミ・評判はそれぞれ本記事の中盤で紹介しています。
他の転職エージェントとの比較やサービスの基本情報よりも口コミが気になるという人は、以下のボタンからすぐに口コミ紹介箇所にジャンプできます。
1-2. ワークポートの評価を他の転職エージェントと比較
Career Theory編集部では、『転職エージェント利用者500人への独自アンケート』を実施し、利用した転職エージェントを5点満点で評価していただきました。
調査の結果、ワークポートは総合満足度が4位となりました。上位サービスと比較すると相対的にランクが下がるものの、未経験や第二新卒に強みを持つ点において有用なサービスであると言えます。
評価項目 | ワークポートの順位・得点 | 口コミ・評判からわかる特徴 |
---|---|---|
総合満足度 (求人×サポート力の総合評価) |
4位/10社中 (4.1点/5.0点) |
業界未経験・第二新卒でIT・Web系の求人を探している人は登録必須 |
求人の質・量【最重要】 (IT業界やエンジニア求人が豊富か・条件のよい案件が多いかなど、良質な求人が揃っているか) |
3位/10社中 (4.1点/5.0点) |
IT・Web系の案件に対しては抜群の高評価。未経験向けの求人も豊富 |
提案力 (IT業界におけるキャリアの築き方や求人の選び方を提案してもらえるか) |
4位/10社中 (4.0点/5.0点) |
質より量の提案スタイルになりがち |
サポート力 (必要なときに必要・親切なサポートを受けられたか) |
3位/10社中 (4.0点/5.0点) |
事務的だが対応が早く急ぎの転職に向いている |
調査対象となる転職サービスのうち、有効回答が豊富に集まった転職エージェントのランキング順位・公開求人数・利用満足度をまとめたものが以下の表です。
上位エージェントは未経験や第二新卒向けのサービスではない点を考慮すると、対象者にとっては非常に有益な転職エージェントとしておすすめしています。
IT転職エージェント | サービスの特徴 |
---|---|
1位:レバテックキャリア 公式サイト |
公開求人数:約1.9万件|満足度4.3
IT・Web業界のエンジニア・クリエイティブ職に特化 |
2位:リクルートエージェント(IT) 公式サイト |
IT公開求人数:約10万件|満足度4.1
圧倒的求人数を誇る大型転職エージェント |
3位:Geekly |
公開求人数:約1.7万件|満足度4.1
IT・Web・ゲーム業界専門転職エージェント |
4位:ワークポート |
IT公開求人数:約2.3万件|満足度4.1
業界未経験・第二新卒におすすめ |
5位:リクルートダイレクトスカウト |
IT公開求人数:約5.8万件|満足度4.3
年収1,000万円超のIT系求人数は9,000件以上 |
6位:dodaエージェントIT |
IT公開求人数:約4.7万件|満足度3.8
エンジニア求人多数! |
7位:マイナビITエージェント |
IT公開求人数:約4.4万件|満足度3.7
20代・30代のキャリアアップに最適! |
8位:randstad(ランスタッド) |
IT公開求人数:約1,000件|満足度3.7
外資系IT企業・グローバル企業に強い 年収900万円以上のIT系求人が豊富! |
9位:TechClips |
公開求人数:非公開|満足度3.6
IT業界の最先端技術を扱う企業案件が豊富 コンサルタントが現役エンジニアで相談しやすい |
10位:G-jobエージェント |
公開求人数:約900件|満足度3.6
ゲーム業界に特化した転職エージェント ゲーム業界独自のポートフォリオや書類作成支援あり |
〔求人数〕各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月23日時点
2. ワークポートの良い評判・口コミから分かるメリット
ワークポートを利用した方から寄せられた口コミ・評判を分析した結果、ワークポートの良いところ・満足だったところとして次の5点が挙げられていました。
この章では、上記の5ポイントについて、実際に寄せられたワークポートの口コミとともに解説していきます。
良い評判①:IT・Web案件の大手企業求人に強い
『ワークポート』はIT・Web関連の業界・職種に関して大手エージェントよりも強いという口コミが多く見受けられました。
実際以下のようなIT、Webやゲーム業界に携わる大手企業の求人を取り揃えており、『ワークポート』さえ登録すれば、大手求人はある程度網羅できるでしょう。
〔出典〕ワークポート公式サイト
他にも、他社では紹介してもらえなかった案件も、『ワークポート』だと紹介してもらえたケースも多いです。
ここで実際に、『ワークポート』を利用された方の口コミをみてみましょう。
非公開求人がとても多いことに驚きました。
また、今回の転職でキャリアアップを目指していることを伝えたところ、企業に問い合わせをしながらポジションを模索してくれました。
企業とのつながりの深さと、そこからくる非公開求人の多さは素晴らしかったです。
このように、厳しい条件で求人を探してもらいましたが、私の志向にマッチした求人をたくさん紹介頂いたので、非常に満足です。
検証:ワークポートはIT・Web案件の大手企業求人に強いって本当?
裏付け調査結果「2003年の創業時からITに力を入れている」
『ワークポート』は2003年の創業時から「IT」×「人材」に力を入れてきた老舗企業として転職業界で認知されています。
以下の代表メッセージから分かるように、ワークポートは創業からの10年間、「IT」×「人材」をキーワードに、ITビジネス分野に専門特化した採用支援を行ってきました。最近では「総合型エージェント」にシフトしつつありますが、相変わらずIT業界の転職に強いです。
〔出典〕ワークポート:会社情報,2023年10月2日閲読.
そのため、IT業界での転職を考えている方にはおすすめの転職エージェントだと言えます。
良い評判②:対応が早く急ぎの転職に向いている
『ワークポート』の対応は業界屈指の早さで、急ぎの転職を目指す方から非常に好評です。
実際に、『ワークポート』を利用された方の口コミをみてみましょう。
「ワークポート」は、対応が極めて早くて驚きました。
実際、初回面談をした日のうちに20件、翌日に50件以上の案件が送られてきました。
また、メールへの返信も即日中にして頂けることが多く、非常に助かりました。
さすがはIT業界の老舗企業といわれるだけありますね。
容赦ないくらい案件を連打してくれるのが特徴でした。
駆け引きしながら出し惜しみしてくる他社エージェントに比べてスピード感があります。
面接の日取り調整なども圧倒的に早く、急ぎの転職を目指す方には非常におすすめです。
検証:ワークポートは対応がスピーディーって本当?
裏付け調査結果「対応の速さは紛れもなく業界内高水準」
『ワークポート』の口コミを提供して頂いた方に、登録から内定まで密着で取材をさせて頂きました。
〔出典〕ワークポート公式サイト
実際、初回面談をした日のうちに20件、翌日に50件以上の案件が送られてきました。
送られてきた案件は専用のWebページで見ることができるため、「大量の案件が送られてきて整理できずに迷惑だ」と思うことはありません。
面談で話した内容をまとめてくれたものも、希望したらすぐに送ってくれるようでした。
もちろん担当者によってばらつきはあるのでしょうが、スピードは大手のエージェントよりも格段に早いと言えます。
良い評判③:キャリアアドバイザーから手厚い転職サポートを受けられる
『ワークポート』を利用すると、キャリアアドバイザーから手厚い転職サポートを受けられるという高評価のコメントも多数ありました。
ここで実際に、『ワークポート』を利用された方の口コミをみてみましょう。
IT・Web業界以外の案件も幅広く紹介頂き、希望の企業から内定を頂きました。
ワークポートの対応は事務的と言われてますが、私にとってはそんなことを感じることはなく、むしろ丁寧なサポートだったなと思いました。
実際、職務経歴書の添削や、企業別の面接対策などを時間をかけてしっかりとやって頂けました。
担当のTさんには感謝です。
担当コンサルタントのNさんは、IT・Web業界の知識が豊富で、とても頼りになりました!
実際、IT・Web業界で転職するための基礎知識から、専門性のある選考対策を徹底的に行っていただきました!
おかげさまで、無事第一志望の会社から内定を頂き、待遇面もアップしたので、Nさんには本当に感謝です。
自分で用意した職務経歴書をもとに、経歴などをしっかりとヒアリングしていただいた上、書き方が浅い部分、有利になる部分をきっちりと判断してくれて頼りになりました。
またデータベースエンジニアとしてこれまでの開発経験と実績を鑑みた上、企業選びを一緒に考えていただき感謝しています。
検証:ワークポートは転職サポートが手厚いって本当?
裏付け調査結果「ワークポートの転職サポートは手厚い」
『ワークポート』では、以下のような転職サポートを実施しています。
ワークポートの転職サポート
- 経験やスキル、将来のキャリアプランまでを考慮した丁寧なカウンセリング
- 書類作成のアドバイス
- 模擬面接を含む個別の面接対策
求職者の希望を最優先に考えながら、コンシェルジュのように一人ひとりに寄り添ったサポートをすることに主眼を置いており、結果として転職決定人数No.1(リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING ~2023年度上半期~』(2023年10月~2023年10月))の実績を獲得しています。
多くの人の転職を成功させるためには、ただ求人を紹介するのではなく、同時進行でのアドバイザーによる手厚いサポートが欠かせません。
口コミとエージェントの方針の両方を考慮すると、ワークポートに登録・相談することで転職成功に近づく細やかなサポートが受けられると考えて問題ないでしょう。
良い評判④:未経験・第二新卒向けの求人が豊富
『ワークポート』は、未経験・第二新卒など、キャリアが浅い人を対象にした求人が多いのも特徴的です。
IT・Web業界は「未経験者が挑戦するにはハードルが高い」イメージがありますが、『ワークポート』ならIT・Web業界未経験者でも、キャリアの第一歩を踏み出すことができるでしょう。
検証:ワークポートは未経験・第二新卒向け求人が豊富って本当?
裏付け調査結果「未経験・第二新卒可の求人は多い」
IT・Web業界に比較的強い大手転職エージェント4社の「未経験可」の求人数を比較したところ『ワークポート』が最多でした。
また『ワークポート』は、公開求人のうち「未経験可の求人」が占める割合も高く、未経験・第二新卒向けの方にもおすすめできる転職エージェントであると分かりました。
転職エージェント | 公開求人数 | 未経験可の求人数 |
---|---|---|
ワークポート | 64,157件 | 6,591件(10.3%) |
レバテックキャリア | 17,112件 | 1,461件(8.5%) |
リクルートエージェント(IT) | 84,685件 | 5,658件(6.7%) |
Geekly | 17,694件 | 1,065件(6.0%) |
※求人数:2023年10月2日時点
IT・Web業界に興味があるけど、「未経験だから」「キャリアが浅いから」と二の足を踏んでいる方にもおすすめできる転職エージェントと言えます。
良い評判⑤:初回登録がとにかく楽で転職活動を始めやすい
『ワークポート』は初回登録が1分で終わる、余計な情報を書かなくて良いため気軽に登録しやすいという声が多く見受けられました。
実際に、『ワークポート』を利用された方の口コミをみてみましょう。
初回登録で、住所すら不要、希望勤務地と直近の職種だけ書けばOKで楽でした。
その後かかってきた事務局からの電話は淡々としてましたが、初回面談での面談担当者は丁寧にキャリア相談にのってくれました。
「ワークポート」は事務的だと言う人もいますが、私は全然そんなことないと思いました。
とりあえず、会員登録で余計なことを一切聞かれず、面倒でなかったため利用を決めました。軽薄な理由ですが、最終的に「ワークポート」を選んで良かったです。
評判の通り、IT・Web業界に強く、優良ベンチャーのハイポジション案件も多く持っています。
おかげさまで、キャリアアップを狙える優良ベンチャー企業に転職することができました。
ちなみに、当時はワークポートでしか求人を出していなかったとのことで、独占案件って大事だなと思いました。
検証:ワークポートは初回登録がカンタンって本当?
裏付け調査結果「記入事項は1ページのみで手間は一切かからない」
エージェントに登録するときは、通常、5ページ〜10ページほど多くの情報を入力する必要がありますが、ワークポートは以下の必須項目だけで登録できます。
〔出典〕ワークポート公式サイト
※『ワークポート』の他のサービスを経由して登録する場合はフォームが異なります(入力内容はほぼ同じです)。
所属企業名、細かい住所すら聞かれません。
面談当日も手ぶらでOKなので、気軽に登録・相談して良いでしょう。
他のエージェントは、「面談する価値があるかどうか」を判断するために個人情報を入力させることが多いのですが、その点『ワークポート』はどのような求職者でも受け入れようとするスタンスが伝わり好印象です。
3. ワークポートの悪い評判・口コミから分かるデメリット
ワークポートを利用した方から寄せられた口コミ・評判を分析した結果、ワークポートの悪いところ・不満だったところとして次の4点が挙げられていました。
この章では、上記の4ポイントについて、実際に寄せられたワークポートの口コミとともに解説していきます。
悪い評判①:紹介される案件が質より量になりがち
『ワークポート』は、紹介される案件がとにかく多く、質より量になりがちであるとの声が多く見受けられました。
そのため、うまく活用するには、大量に紹介される案件から自分にあうものを見極める必要があります。
実際に、『ワークポート』を利用された方の口コミをみてみましょう。
なんとなく転職を考えて、IT業界に強い「ワークポート」に登録しました。
私の場合、案件を吟味したかったのですが、ワークポートから来る大量の求人に圧倒されてしまいました…。
自分で案件の仕分けができる人じゃないと、「ワークポート」は向いてないかもしれません。
年収低めの案件については、大手総合エージェントよりも豊富でした。
一方で、案件がたくさん送られてくるので、一つひとつに目を通して仕分けをするのが大変でした。
とはいえ、面接対策など必要なことはしてくれたので満足しています。
検証:ワークポートは質の悪い求人もあるのは本当?
裏付け調査結果「条件をしっかり伝えれば、質は問題ない」
実際に、『ワークポート』は面談後に大量の案件が送られてきます。求人条件について細かく希望を出さなければ、かなりの量になってしまうため注意が必要です。
※画像は、『ワークポート』にログインしておすすめの求人を閲覧している様子。
しかし、「条件にピッタリ合う案件しか送らないでください」と伝えれば、紹介される案件は適量になります。
希望条件を詳細に指定すれば良いだけなので、デメリットというほどのものではないでしょう。
悪い評判②:やりとりが事務的で冷たいと感じることがある
「対応が早い」というメリットの反面、やりとりが事務的だという声も多く見受けられました。
実際に、『ワークポート』を利用された方の口コミをみてみましょう。
今すぐの転職ではないですが、将来に向けた情報収集のために、IT業界に強い「ワークポート」に登録しました。
初回面談で、今すぐの転職は考えていないと伝えたところ、担当者の熱が冷めてしまったように感じました。
実際、初回面談後にたくさんの求人を送ってくれましたが、その後のフォローはあまりありませんでした。
案件を多く紹介してくれたのは良かったが、対応が機械的で流れ作業のように感じました。
実際、案件ヒアリングの際には「これどうでしょう?」「いいえ」の繰り返しでした。
とはいえ、同業で条件にあった求人があり、トントン拍子で内定を複数獲得し、最終的にそのうちの1社に入社を決めました。
「ワークポート」の対応に不満はありませんが、総じて事務的な印象を受けました。
検証:ワークポートではアドバイザーから事務的な対応をされるって本当?
裏付け調査結果「確かに、対応は事務的」
『ワークポート』の転職サービスは非常にシステマチックです。
初回登録後、コールセンターから電話がかかってきて、面談の日時の予約を案内されます。
※画像は、『ワークポート』にログインして電話面談の予約をしている様子。
他社エージェントであれば、この電話の時点で根掘り葉ほり聞かれますが、『ワークポート』はあくまで日時だけでした。
面談調整などについても同じことが言え、そういった面が「事務的」と言われているのかもしれません。
その分、初回登録が簡単かつ手ぶらで面談が可能であり、どのような求職者でも利用できるというメリットにつながっているのでしょう。
悪い評判③:連絡頻度が高くしつこい
『ワークポート』の口コミを調査する中で目立ったのは、「連絡がしつこく、転職を急かされる」という意見でした。
連絡の頻度や温度が合わないことに不満を抱いている方もいるようです。
担当者と足並みが揃わなければ、「ゆっくり求人を比較したいのに、応募を急かされる」など転職活動のペースを崩しかねません。
実際に、『ワークポート』を利用された方の口コミをみてみましょう。
今すぐ転職という訳ではないですが、情報収集をしたくてとりあえず「ワークポート」に登録しました。そういう温度感だったので、担当のコンサルタントが色々と連絡をしてきて、ちょっとウザいかなと思うところもありました。
何もしてくれないよりは良いんですけどね…。
私みたいな温度感の人は、「ワークポート」は向いてないかもしれません。
IT・Web業界に強いと評判だったので、「ワークポート」に登録しました。
確かに、担当者の業界知識が豊富だったり、求人数も豊富で良かったのですが、連絡頻度が多く、求人を応募しなかった場合の理由を聞かれたり、毎回面接の感想を聞かれるなど、やりづらさを感じました。
『ワークポート』の使用感として、「急かされている」感じがします。
初回のキャリア面談後も、応募はどうされますか?など電話がかかってくるし…。
仕事との兼ね合いもあるので、もう少し自分のペースでやらせてほしいなと思いました。
内定が決まってからすぐにそこの内定先に返事しないといけないんですと言われ、考える時間が持てずに急かされました。もう少し考える時間が欲しかったです。
今の転職についてのタイミングや担当者自身の転職履歴を教えて頂き、心身になって相談に乗って頂けましたが、グイグイと進めていくので、勢いが凄く、少しばかり怖いと感じました。
検証:ワークポートは連絡頻度が高いって本当?
裏付け調査結果「現在は求職者の希望を確認するよう徹底している」
転職活動における連絡頻度やペースの感じ方は人それぞれで、その良し悪しも一概に判断できないところです。
そこで、運営会社であるワークポートに取材を行い、連絡頻度やペースについての見解を伺いました(取材日:2021年3月5日)。
連絡頻度や進め方について確認不足があったのは事実です。
現在は面談時の確認を徹底し、連絡の意図もお伝えする仕組みを整えています。
また転職活動のペースは、コンシェルジュから複数のプランを提示し、求職者に選んでいただく形を取っています。
現在では、求職者一人一人に進め方を選択してもらうことが重要と考え、そのペースに合わせてサポートする体制を徹底しているとのことです。
(ワークポートからの詳しい回答を読みたい方は下のボタンをタップしてください)
弊社転職コンシェルジュのヒアリング不足や、求職者様に対してのご説明がきちんと足りていなかったことが考えられます。また、転職コンシェルジュが求職者様の連絡可能時間をきちんと確認できていないまま、ご連絡してしまっていた可能性もございます。
現在はご面談時に、以下の確認を徹底しています。
- 今後の連絡方法として電話・メールのいずれを希望されるか(理由も含めて)
- 電話の場合は連絡可能な時間帯はいつ頃か
- ご案内に関して急を要する場合は、連絡可能時間帯以外で電話連絡をさせていただきたいが問題はないか
また、転職活動が実際に始まってからは、求職者様がとられたアクションに対し、求職者様のお考えや認識にずれがないようすり合わせをし、今後のサポートをより良いものにしたいと考えています。
そのため、今後行う連絡に関し、何のために連絡をさせていだだくのか、という求職者様にご納得いただけるご説明も、あわせてお伝えさせていただくようにしております。もし、そういった連絡がしつこい、やりづらいということでしたら、その旨担当コンシェルジュにお伝えいただけますようお願いいたします。
取材日:2021年3月5日
求職者様に対して、転職コンシェルジュからの「今後の転職活動の進め方」に関して、どういった進め方をしていくのが良いのか、というご提案とヒアリングが不足していた可能性がございます。きちんと求職者様のペースに合わせたサポートができていなかったようです。
現在は、面談時に転職コンシェルジュが求職者様のお話をお伺いした上でいくつか進め方をご提案させていただき、求職者様ご自身で選択をしていただくようにしております。
弊社から「このやり方が絶対!」といったひとつの進め方のみをお伝えするのでは、求職者様もご納得いただけないかと思います。
「求職者様ご自身で選択してもらう」ことを重要と考え、転職意欲と目的、早く進めることで得られるメリットをきちんとご提案・ご説明した上で、状況に応じて、「こういう進め方もできますよ」「どの進め方がよろしいですか」とご提案をしています。そのなかから「求職者様ご自身で選択」していただき、そのペースに合わせてサポートをさせていただいております。
取材日:2021年3月5日
悪い評判④:IT・Web業界以外の求人は少ない
『ワークポート』は、IT・WEB業界の転職に強みを持ちますが、それ以外の業界の求人はそれほど充実していないという意見も見受けられました。
IT・Web業界以外も視野に入れている方は特に気になるところです。
実際に、『ワークポート』を利用された方の口コミをみてみましょう。
面談や履歴書の作成まで就業中であることを考え、ゆったりとしたペースでサポートをしていただけました。また、面談の際には希望を丁寧に書き入れた上で、該当する複数の案件を納得がいくまで繰り返し一緒に考えていただけました。
一方、「ワークポート」はIT業界に強いエージェントのため、私が希望する業界とは食い違いが出てしまいました。
IT業界に転職をお考えなのであればオススメですが、IT業界以外を志望の場合は他のエージェントを併用することをおすすめします。
『ワークポート』は最初の面談でキャリアアドバイザーの人にとても良い印象を受けたのですが、紹介してくれる求人が少なかったです。
自分が金融業界に勤めていることも原因の一つなのでしょうか…。
結局、別の転職エージェントに紹介された会社で内定をもらうことになりました。
検証:ワークポートはIT・Web業界の求人しかないって本当?
裏付け調査結果「IT業界特化型から、総合型転職エージェントへ」
『ワークポート』はIT業界に特化した転職エージェントというイメージを持っている人も多いと思います。そこで、運営会社であるワークポートに取材を行い、現状や今後の方針について伺いました(取材日:2021年3月5日)。
他社との比較によってIT・Web業界以外の求人が少ないと判断されることはあります。ただ扱う求人は日々増加しており、特にワークポートでしか扱ってない独占求人も増えているので、可能性を広げるうえでは役立てていただけるはずです。
IT業界以外の求人や、『ワークポート』経由でしか応募できない独占求人を増やしている段階とのことでした。
(ワークポートからの詳しい回答を読みたい方は下のボタンをタップしてください)
現在弊社は「IT業界専門の転職エージェント」から「総合型転職エージェント」としてIT業界以外の求人も数多くお取り扱いがございます。総合型転職エージェントではございますが、もちろん他社エージェント様と比較して業界や職種によっては「案件数が少ない=弱い」と判断されてしまうこともございます。
しかし、弊社が企業様からお預かりしている求人は日々増加しており、そのなかには弊社のみでお取り扱いさせていただいている求人もございます。ぜひ、IT・Web業界以外の業界・職種をご希望の方にもまずはご利用いただけたらと思います。
弊社のみのサポートでは転職活動に不安がある、ということでしたら他社エージェント様と並行してご利用していただくことももちろん問題ございません。求職者様には可能性を広げていただくということで、弊社をひとつの転職の手段として考えていただけたらと思います。
取材日:2021年3月5日
前述のインタビューは2021年3月5日でしたが、現在でも『ワークポート』の求人には偏りがあるのでしょうか。
IT・Web業界に比較的強い大手転職エージェント4社の、「システムエンジニアの求人」が公開求人に占める割合を比較してみました。
『レバテックキャリア』『リクルートエージェント(IT)』はIT・Web業界特化型のため、当然その比率は高くなります(65.5%)。
一方、『ワークポート』『Geekly』では全体の求人数におけるシステムエンジニア求人の比率が低く、総合型転職エージェントに近づいていることが分かりました。
転職エージェント | 公開求人数 | システムエンジニアの求人数 |
---|---|---|
ワークポート | 64,157件 | 18,956件 (29.5%) |
レバテックキャリア | 17,112件 | 11,450件 (66.9%) |
リクルートエージェント(IT) | 84,685件 | 54,820件 (64.7%) |
Geekly | 17,694件 | 3,587件 (20.2%) |
※求人数:2023年10月2日時点
※システムエンジニアの絞り込み条件は「職種:システムエンジニア(IT・通信・ソフトウェア・インターネット)」かつ「業界:IT通信業界」です。ただし、職種などのカテゴライズは転職エージェントごとに異なるため、傾向を見るための参考程度にとどめてください。
現在『ワークポート』には営業職や事務管理職の求人も増え、IT・Web業界に転職したい方にはもちろん、複数の総合型転職エージェントを並行利用したい方にもおすすめできます。
4. ワークポートの評判・口コミからわかる利用をおすすめする人
高いサポート力と未経験・第二新卒OKの求人を多数保有している点が魅力のワークポート。
口コミ調査に基づきワークポートをおすすめする方は、次のような人です。
- 第二新卒・未経験でIT・Web系への転職を考えている人
- 既に退職が決まっているなど、転職を急ぎたい人
- 数多くの求人の中から選びたい人
- スピーディな返答・対応でサクサクと転職活動を進めたい人
- アドバイザーから手厚い転職サポートを受けたい人
- 初回の登録を簡単に済ませて、まず転職活動をスタートしたい人
上記にあてはまる方は、ぜひワークポートに登録して転職相談をしてみましょう。
5. ワークポートの利用時に押さえるべきポイント
ここまでワークポートの良い評判と悪い評判の両方を紹介しました。
ワークポートは求人を大量に紹介される点や、対応が事務的である点など、人によっては合わないと感じることも多く、結果として悪い評判につながっているケースがあります。
そこでこの章では、転職活動を成功に近づけるための、ワークポートの利用時に押さえるべきポイントを解説します。
ポイント①:転職意欲の高さをアピールする
ワークポートに登録すると、「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と必ず質問されます。特に決まった時期がなければ、「できるだけすぐに転職したい」と伝えておきましょう。
またこの際に、他社エージェントと掛け持ちしている場合は、その旨を伝えておくとベストです。
直近で転職を考えていることが伝われば、積極的にサポートしてもらえます。転職エージェントは、求職者を企業に紹介し、その仲介料で収益を上げるビジネスモデルなので、転職意欲が高い人を優先する傾向があるのです。
ただし、働きながら転職活動をする場合は、引継ぎを終えて現実的に退職が可能となる時期も併せて伝えておいてください。
ポイント②:企業に応募する際の推薦文は必ず確認する
『ワークポート』のキャリアアドバイザーは求職者の意向を受けて求人企業へ応募する際、採用担当者に向けて推薦文(推薦状)を書いてくれます。
推薦文には応募者の「経験/スキル」「直近の転職理由」「人柄」などを書かれることが中心です。
しかし、推薦文の内容や記載項目は担当アドバイザーによって少しずつ異なり、推薦文が魅力的なものになるかどうかは、アドバイザーの力量による点が大きいため注意が必要です。
キャリアアドバイザーの経験が浅かったり、あまり優秀でなかったりすると「経歴をそのまま転記するだけ」といったケースもあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と依頼してみましょう。
推薦文を確認することで、しっかりと対応してくれるアドバイザーかどうかが分かり、面接時の対策も立てられます。
内容がいまひとつだった場合、あなたのアピールポイントが伝わっていない可能性があるため、アドバイザーと話をして修正を依頼するのがおすすめです。
ポイント③:アドバイザーと合わないと感じたら変更を依頼する
『ワークポート』で出会う担当アドバイザーに対しては、「本当に信頼できそうか」とシビアな視点で比較してください。
例えばワークポートを利用して事務的な対応を取られた場合、忙しい人などは最適な距離感と感じても、初めての転職でゼロからフォローして欲しい人は手薄だと感じるかもしれません。
やり取りをしていて少しでも不安に感じたら、お問い合わせフォームから「担当者変更希望」と連絡すると、担当者を変えてもらえる可能性があります。担当変更はよくあることなので、躊躇する必要はありません。
ただ「連絡頻度を含む求職者とのコミュニケーション」は、ワークポート全体の方針の可能性もあり、担当者変更だけでは解決しないことも多いです。
担当者変更をしても解決しなければ、他の転職エージェントを使うようにしましょう。
ポイント④:他の転職エージェントと併用する
ワークポートは編集部がおすすめする転職エージェントであるものの、実際に利用する際は他の転職エージェントとの併用がおすすめです。
他の転職エージェントとの併用をおすすめする理由
- チェックできる求人の幅が広がり、自分に最適な企業に出会える可能性が上がる
- さまざまな観点での情報収集が可能となる
- 自分に最適な転職サービスや、相性が良い担当者を見つけやすい
- 良質な非公開求人をカバーできる
ワークポートを含む転職エージェントは無料で利用できるため、複数登録し、比較検討することをおすすめしています。
ただ、転職エージェントを複数利用すると、エージェントとの面談や求人応募の手続き、面接の日程調整が複雑になる点は注意が必要です。
同じ企業に別々のエージェントから応募しないことや、面談や面接の日程が被らないようにするなど、スケジュール管理に気をつけながら転職活動を進めていきましょう。
6.ワークポートとの併用をおすすめする転職エージェント
既にワークポートを利用していて他の転職エージェントを試したい人や、他の転職エージェントも比較して自分に最適なサービスを選びたい人に向けて、ワークポート以外におすすめする人気転職エージェントを紹介します。
特に、今回が初めての転職エージェント利用だという人は、ワークポートだけではなく複数の転職エージェントに登録し、効率的に転職を進めていくのがおすすめです。
「IT業界に強い転職エージェント」と「大手総合型転職エージェント」に分けて紹介しますので、ご自身の転職の方向性と合わせてぜひ検討してみてください。
6-1. IT業界に強い転職エージェント
まず、IT業界に強い転職エージェントを紹介します。
ワークポートでIT業界求人を探したいと考えていた方は、以下3社の転職エージェントに合わせて登録しておくことがおすすめです。
IT転職エージェント | サービスの特徴 |
---|---|
1位:レバテックキャリア 公式サイト 詳細を見る |
公開求人数:約1.9万件|満足度4.3
IT・Web業界のエンジニア・クリエイティブ職に特化 |
2位:リクルートエージェント(IT) 公式サイト 詳細を見る |
IT公開求人数:約10万件|満足度4.1
圧倒的求人数を誇る大型転職エージェント |
公開求人数:約1.7万件|満足度4.1
IT・Web・ゲーム業界専門転職エージェント |
〔求人数〕各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月23日時点
1位.レバテックキャリア | エンジニア・クリエイターに特化したIT転職エージェント
レバテックキャリアはこんな方におすすめ!
- スキルや経験を活かして、さらなるキャリアアップを目指したい
- 実績豊富で信頼できるキャリアアドバイザーと転職を進めたい
- ITエンジニア・クリエイターとしてキャリアアップ転職したい
『レバテックキャリア』は、IT・Webに特化した転職エージェントで、一般的な人材紹介会社としての知名度は低いかもしませんが、IT業界の転職では大手で、評価も高いです。
実際、「700人を対象に行ったレバテックキャリアの評判に関するアンケート」の結果、担当者の対応に満足した方が非常に多かったです。
また、知識豊富なコンサルタントが、人事だけでなく現場プロジェクトマネージャーと欲しい人材をしっかりと共有しているため、質の高い求人が多いです。
特に首都圏、関西、福岡に強いので、対象地域にお住まいの方は必ず登録しましょう。
案件例:急成長ベンチャー・大手IT・Web企業のエンジニア・クリエイター職(首都圏、関西、福岡など)※未経験者は除く
2位.リクルートエージェント(IT)|IT業界求人数No.1
リクルートエージェント(IT)はこんな方におすすめ
- 信頼できる大手のエージェントを利用したい
- とにかくたくさんの求人を見たい
- できるだけ早く内定を決めたい
『リクルートエージェント(IT)』は、求人数No.1の総合型転職エージェントであり、より良い転職先と出会うためにも必ず登録すべき1社です。
公開求人だけでも39,422件、登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人を含めると、合計88,135件のIT業界求人を保有しています(2023年10月時点)。
また、年収600万~1,000万までの求人数が8割と、高年収求人を多数保有しています(2023年10月時点)。
さらに、専門のキャリアアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートを受けることができるので、経験者の方にもおすすめです。
利用者数も多く、転職成功実績も豊富なので、利用すれば転職成功確率を高められるでしょう。
3位.Geekly|エンジニア・ゲーム業界転職に強いIT転職エージェント
『Geekly(ギークリー)』は、IT・Web・ゲーム業界に特化したIT転職エージェントです。
主にITエンジニアとクリエイティブ職に強みを持っているため、質の高いエンジニア・クリエイター求人に挑戦したい方におすすめすべきIT転職エージェントだといえます。
『Geekly』の最大の強みは、IT業界知識の深さとサポート力です。
同社は、IT・Web・ゲーム業界の企業と、長年にわたり信頼関係を築いてきました。
したがって、『Geekly』のキャリアアドバイザーは求人票には載っていない各社の働き方や文化を熟知しています。
さらに企業の内情だけではなく、IT・Web・ゲーム業界の産業構造やIT企業のポジショニング、エンジニアの仕事内容にも詳しいため、言わばIT・ゲーム業界転職のプロフェッショナル集団といえるでしょう。
IT業界・ゲーム業界に精通しているIT転職エージェントにサポートしてもらいたい人は、『Geekly』に相談してみましょう。
6-2. 大手総合型エージェント
次に、大手総合型転職エージェントを紹介します。
大手総合型転職エージェントは、IT業界以外の求人も保有しているのが特徴です。特定の職種で求人を探したい人や、IT業界に絞らずに仕事を探したい人は、大手総合型転職エージェントを活用しましょう。
以下で紹介する5社の中から、興味がある転職エージェント2〜3社に登録することをおすすめします。
大手総合型転職エージェント | 公開求人数|利用満足度 |
---|---|
リクルートエージェント 公式サイト 詳細を見る |
約340,400件|満足度4.1
業界最大手エージェント。登録しなければ見られない「非公開求人」も20万件以上あり、情報収集の意味でも登録は必須。 |
dodaエージェント 公式サイト 詳細を見る |
約188,000件|満足度4.2
顧客満足度No.1(2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)の転職エージェント。「キャリアアドバイザー」と「採用プロジェクト担当」の複数人体制でのバックアップがあるため、転職経験の乏しい20代からのキャリアアップ転職にも安心 |
マイナビエージェント 公式サイト 詳細を見る |
約44,200件|満足度4.0
各年代における転職活動での留意点を細かく分析している。異業種・異職種転職のラストチャンスになりがちな20代の転職の実情を把握し、それに基づいたキャリアの提案などサポートが充実しており、はじめての転職にも強い |
パソナキャリア 公式サイト 詳細を見る |
約37,800件|満足度4.1
利用者の満足度が高く、丁寧なサポートに定評がある。求人の質が良いため初めての転職におすすめ |
type転職エージェント 公式サイト 詳細を見る |
約9,600件|満足度3.9
未経験OKの案件を多く保有しているため、未経験・第二新卒など職歴に自信がない方も気軽に相談可能(一都三県のみ) |
〔求人数〕各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月2日時点
リクルートエージェント | 求人数61.7万件でNo.1
リクルートエージェントはこんな方におすすめ
- 年収を上げたい、キャリアアップしたい
- 大手~スタートアップまで幅広い求人を見たい
- アドバイザーに相談しながら転職活動をしたい
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合型転職エージェントであり、より良い転職先と出会うためにも必ず登録すべき1社です。
公開求人だけでも34.4万件、登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人を含めると、合計61.7万件の求人を保有しています(2023年10月2日時点)。
専門のキャリアアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートを受けることができるので、経験者の方にもおすすめです。
dodaエージェント | 求人数No.2・転職サポートが評判
dodaエージェントはこんな方におすすめ
- より多くの求人から選びたい
- アドバイザーのサポートを受けながら転職活動を進めたい
- 地方や高齢など他の転職エージェントで断られてしまった
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、「全ての人におすすめできる転職エージェント」と言えます。
マイナビエージェント | 初めての転職に強く20代実績No.1
マイナビエージェントはこんな方におすすめ
- 20代かつ初めての転職活動(第二新卒・職歴が浅い)
- サポートの手厚さを重視して転職エージェントを選びたい
- レスポンスが速いエージェントに相談したい
『マイナビエージェント』は丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。求人数は少なめですが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
中小企業や第二新卒向けの求人が多く、20代や第二新卒などの転職者にとって強い味方になってくれるでしょう。反対に、30代以上やハイキャリアの求人は少し物足りなく感じる方も多いようです。
また、レスポンスが迅速であり、単なる求人紹介にとどまらず、転職希望者をしっかり分析した上での求人内容や丁寧な面接対策などをしてくれたという口コミを多く聞きます。
丁寧なサポートを受けたい方や、転職がはじめてで職務経歴書や履歴書の作成に慣れていない方でも、安心して任せられるでしょう。
パソナキャリア|親身な転職サポートが高評価
パソナキャリアはこんな方におすすめ
- 手厚いサポートを受けながら転職活動を進めたい
- キャリアプランやライフプランなど、転職の枠を超えた悩み相談をしたい
- 東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアで求人を探している
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
実際に、Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せられました。
親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプランや女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。
また、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアの求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。
type転職エージェント|一都三県にお住まいの方におすすめ
『type転職エージェント』は、20代後半~30代前半を中心に実績が豊富な総合転職エージェントです。
サポート範囲は、一都三県のみですが、未経験OKの案件を多く保有しているため、職歴に自信がない方も気軽に相談してみましょう。
また、女性の求職者に特化した『type女性の転職エージェント』を運営しており、20代30代を中心に高い満足度評価を得ているので、女性にもおすすめです。
7. ワークポートについてよくあるQ&A
最後に、ワークポートや転職全般に関するよくある質問について解説していきます。
- Q1:ワークポートの評判は良い?悪い?
- Q2:ワークポートの他におすすめの転職エージェントは?
- Q3:ワークポートの登録を断られてしまうことはある?
- Q4:ワークポートは無料で利用できる?
- Q5:ワークポートの「eコンシェル」とは?
- Q6:ワークポートの「レジュメ」とは?
- Q7:ワークポートの「みんスク」とは?
- Q8:ワークポートの面談場所はどこ?
- Q9:未経験からSEやITエンジニアに転職する方法は?
ひとつずつ見ていきましょう。
Q1:ワークポートの評判は良い?悪い?
結論として、『ワークポート』はおすすめできる転職エージェントです。Career Theory編集部では、転職エージェントを使って転職した経験のある方500名を対象にアンケート調査を行い、転職エージェント利用の感想や満足度をヒアリングしました。
実際にワークポートを利用した方から寄せられた口コミ・評判を分析した結果、良い口コミ・悪い口コミとして挙げられるものには以下のような点がありました。
ワークポートの良い口コミ |
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---|---|
ワークポートの悪い口コミ |
|
満足だったとする声が多数派で、特に未経験・第二新卒向け求人の豊富さや、丁寧かつ手厚いサポートを高く評価する声が目立つ結果となりました。
また、悪い口コミについては他社の転職エージェントの併用により対処可能と考えられるケースも多く、本質的なデメリットにはならないと考えられるものが中心です。
転職経験者500名に利用したことのある転職エージェントを5点満点で評価してもらった結果、ワークポートは総合満足度が4位となりました。上位サービスと比較すると相対的にランクが下がるものの、未経験や第二新卒に強みを持つ点において有用なサービスであると言えます。
以上をふまえた結果、ワークポートは未経験から転職したい方に強くおすすめできる転職エージェントという結論に至っています。
『ワークポート』の評判・口コミやメリット・デメリットについては当記事で詳しく解説しているので、ぜひ1章からチェックしてみてくださいね。
Q2:ワークポートの他におすすめの転職エージェントは?
Career Theory編集部がエージェント利用経験者へのアンケート調査などに基づいて作成したワークポート以外でおすすめの転職エージェントは、次の通りです。
ワークポート以外でおすすめの転職エージェント
【IT業界に強い転職エージェント】
- レバテックキャリア | エンジニア・クリエイターに特化したIT転職エージェント
- リクルートエージェント(IT)|IT業界求人数No.1
- Geekly|エンジニア・ゲーム業界転職に強いIT転職エージェント
【大手総合型転職エージェント】
- リクルートエージェント | 求人数61.7万件でNo.1
- dodaエージェント | 求人数No.2・転職サポートが評判
- マイナビエージェント | 初めての転職に強く20代実績No.1
- パソナキャリア|親身な転職サポートが高評価
- type転職エージェント|一都三県にお住まいの方におすすめ
上掲のように、ワークポート以外にもおすすめの転職エージェントは多数存在します。
ワークポートはサービスの特性上、人によって合わないこともあるため、IT業界で転職したい人は『レバテックキャリア』、IT業界に絞らずに仕事を探したい人は『リクルートエージェント』など、ご自身の転職の方向性に合うエージェントを併用すると良いでしょう。
各種相談や選考対策サポートに関する利用者の満足度も抜群に高いので、ワークポートと併用しながらの利用を強くおすすめします。
Q3:ワークポートの登録を断られてしまうことはある?
登録を断られてしまう場合もあります。次のようなケースに該当する場合、登録を断られる、または紹介される求人が少なくなることがあります。
- 転職回数が多い
- 現在の年収が著しく低い
- 年齢と職務経歴が見合っていない
- 中卒で職歴なし
断られてしまった場合、職歴や経験が浅い人向けの他社転職エージェントの利用がおすすめです。
Q4:ワークポートは無料で利用できる?
無料で利用できます。求人検索、求人紹介、転職相談はもちろん、前述の「eコンシェル」「レジュメ」「みんスク」もすべて無料で利用できます。
Q5:ワークポートの「eコンシェル」とは?
「eコンシェル」とは、転職活動支援アプリです。パソコン、スマホ、アプリで面接のスケジュール管理などができ、働きながらでもスムーズに転職活動が行えます。
「eコンシェル」でできること
- 面接スケジュール表示
- 紹介・応募求人の一覧表示
- 応募求人の選考状況確認
- 求人の検索閲覧
- 転職コンシェルジュとのメッセージの送受信
紹介・応募求人や面接の進捗を一元管理できるため、効率的に転職活動を進めることができます。
もちろん求人検索や求人ブックマークもでき、応募を迷うことがあれば、転職コンシェルジュに電話やメッセージで相談することもできます。
Q6:ワークポートの「レジュメ」とは?
「レジュメ」とは、履歴書や職務経歴書の作成を効率化してくれるツールです。職務要約や自己PRのテンプレートが用意されているため、履歴書や職務経歴書の作成に不慣れな方でも、簡単に作成することができます。
PDF出力にも対応しているため、職務経歴書をメールで提出するよう求められた場合も、(PDF出力のために)他のデバイスで作り直すなどの手間もかかりません。
Q7:ワークポートの「みんスク」とは?
「みんスク」とは、完全未経験からプロのエンジニアを目指せる「無料エンジニアスクール」です。選べるコースは3種類で、「開発(PHP)コース」「開発(JAVA)コース」「インフラコース」があります。
「みんスク」の特徴
- 完全無料で通い放題!
即日受講開始可能で、どれだけ通っても完全無料(受講料やテキスト代も一切不要)。途中で辞めても無料。 - 好きな時間に学び放題!
教室の開講時間内であれば、1時間でも6時間でも自由に受講できる。 - 転職相談し放題!
エンジニアの勉強をしながら、転職活動については転職コンシェルジュにいつでも相談できる(「みんスク受講者限定」の求人あり)。 - 非公開求人探し放題!
IT・Web業界に強い『ワークポート』が運営しているから、手豊富な転職先からキャリアを選べる。
「みんスク」を活用したことで、転職に成功したという口コミも聞かれました。
IT業界未経験でしたがエージェントの運営しているスクールにてプログラミングを学び、基礎知識を付け転職することができました。
また面談にて面接対策なども行い大変参考になりました。
一番印象に残っているのはほかのエージェントを利用した際に未経験でこの年齢でIT業界は難しいと言われていたのが最初の面談で絶対可能ですと伝えられ結果的に就職できたことです。
未経験の方に対しても、たくさんの求人を紹介していただけた。
また、無料でのスクールを行っており、それを行うことでさらに紹介企業も増えた。
IT業界への知識や、企業ごとの面接対策を行っていただけたので、安心して面接に望むことが出来た。
Q8:ワークポートの面談場所はどこ?
『ワークポート』の面談拠点は全国22か所です(2023年10月2日時点)。面談拠点に行けない場合は、オンラインもしくは電話での面談も可能です。
※他にソウル(韓国)オフィスあり。
Q9:未経験からSEやITエンジニアに転職する方法は?
ワークポートでは、未経験の方に対する転職支援実績も豊富であり、『みんスク』という無料エンジニアスクールを運営しています。完全未経験からプロのエンジニアを目指すことができ、転職支援体制が充実しているのが特徴です。
興味のある方は、キャリアアドバイザーに相談してみると良いでしょう。
未経験からSE転職したい人は、以下の記事も合わせて参考にしてみてください。
8. まとめ
ワークポートに関する口コミを基に、サービスの特徴や使うべき人などを解説してきました。
この記事をお読みになって、ワークポートが気になった方は、試しに1度登録してみると良いでしょう。
特に下記の特徴に当てはまる方には、ワークポートの利用を強くおすすめします。
- 第二新卒・未経験でIT・Web系への転職を考えている人
- 既に退職が決まっているなど、転職を急ぎたい人
- 数多くの求人の中から選びたい人
- スピーディな返答・対応でサクサクと転職活動を進めたい人
- アドバイザーから手厚い転職サポートを受けたい人
- 初回の登録を簡単に済ませて、まず転職活動をスタートしたい人
また、複数の転職エージェントに登録しておくことで、転職活動を効率よく進められます。気になる転職エージェントがあれば、積極的に登録していくのがおすすめです。
当記事では、ワークポート以外で人気の転職エージェントを「IT業界に強い転職エージェント」と「大手総合型転職エージェント」に分けて紹介しました。
候補に迷ったときは、ワークポートに加えて以下のなかから1〜2件登録しておくと良いでしょう。
【IT業界に強い転職エージェント】
- レバテックキャリア | エンジニア・クリエイターに特化したIT転職エージェント
- リクルートエージェント(IT)|IT業界求人数No.1
- Geekly|エンジニア・ゲーム業界転職に強いIT転職エージェント
【大手総合型転職エージェント】
- リクルートエージェント | 求人数61.7万件でNo.1
- dodaエージェント | 求人数No.2・転職サポートが評判
- マイナビエージェント | 初めての転職に強く20代実績No.1
- パソナキャリア|親身な転職サポートが高評価
- type転職エージェント|一都三県にお住まいの方におすすめ
あなたが最高の転職をできるよう祈っています。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。
IT・Web業界の転職に強いとうたっているだけあって、担当者の業界知識は他社に比べて非常に優れていました。
また、ITはベンチャーから大手まで、独占求人を多く持っているようで、他社では紹介してもらえなかった案件、金融系から財閥系など老舗企業でのIT専門職を取り扱っており、案件の質も良かったです。