
外資系企業は給与の高さや条件の良さなど日系企業にはないメリットがある一方、採用に至るまでの選考は厳しく、日系企業間での転職と比べてハードルは高いと言わざるを得ません。
ですが、きちんと対策することで外資系企業への転職を成功させることは可能です。
そのためにも外資系に特化した転職エージェントにアドバイスを求めたいところ。
でも、転職エージェントの数は多く
- 「外資系企業に強い転職エージェントを知りたい」
- 「たくさんある中からどれを選んだらいいの?」
と、悩んでしまうかもしれません。
外資系企業は、企業戦略の漏洩(ろうえい)を避けるために、信頼できるエージェントのみに独占案件や非公開求人を依頼することが多く、良質な外資系求人は一部のエージェントに集中しやすい傾向があります。
外資系を得意とするエージェントには、いわゆる大手と呼ばれる【総合型】と、特定の業界を専門とする【業界特化型】があります。希望業界や職種が決まっている人は希望に見合った業界特化型に必ず登録するべきですが、それぞれにメリットがありますので、外資系転職を成功させるためには、両方に登録することをお勧めします。
エージェント選びに失敗すると、良い求人が見つからず、年収が数百万円単位で変わってしまう恐れも。
そのような事態を避けるためにも、「外資求人の多い大手転職エージェント」だけでなく、「あなたの転職目的に合った業界専門のエージェント」を併用すべきです。
さらに、現在ある程度の年収を得ている人であれば、外資系への転職には登録に年収制限があるエージェントがおすすめです。
なぜなら、求職者の年収をある一定以上に制限すればそれだけスキルの高い人材が集まり、能力値の高い人材を探す企業側にとっては”ハズレ”が少ないため、条件面で良質な求人が多く集まってくるのです。
外資系への転職でより給料のアップを目指している場合は、年収制限のあるエージェントに登録するべきです。
とはいえ転職エージェントは種類が多く、それぞれ特色があるため、自力ですべて比較するのは賢明とはいえません。
CareerTheory編集部では転職エージェント利用者500人への調査をもとに、外資転職で利用すべき転職エージェントや転職成功のためのポイントについてまとめました。
すべて読み進めれば、あなたが本当に使うべき転職エージェントが分かり、転職活動の成功確率をぐんと高めることができるでしょう。
外資転職におすすめの転職エージェント・サイトランキング
当サイトでは転職エージェント利用者500人へのアンケートを通して取得したデータを、以下の基準で評価しました。
転職エージェント比較基準
- 求人の数・質(重要!!)
…十分な数・質の求人を保有しているか - 提案力
…キャリアプランに合った求人を提案してくれるか - サポート力
…徹底した選考対策やサポートをしてもらえるか
※当サイトでは「提案力」と「サポート力」をもとに利用者満足度を算出し、ランキング選定基準としています。
それでは、外資系企業への転職を希望するあなたが登録すべき転職エージェントをランキング形式で紹介していきます。
転職エージェントランキング | ||
1位 リクルートダイレクトスカウト 公式サイト | 公開求人数 約10.2万件 | 総合評価 |
リクルート運営のヘッドハンティング型サイト ※希望年収額が600万円以上のため、現状の年収がそれを大きく下回ると利用が難しい場合も | ||
2位 iX転職 公式サイト | 公開求人数 非公開 | 総合評価 |
各年代における転職活動での留意点を細かく分析している。異業種・異職種転職のラストチャンスになりがちな20代の転職の実情を把握し、それに基づいたキャリアの提案などサポートが充実しており、はじめての転職にも強い。 | ||
3位 JACリクルートメント 公式サイト | 公開求人数 約1.3万件 | 総合評価 |
エグゼクティブ転職実績No.1 ※年収500万円以上の求職者をおもな支援対象としています | ||
4位 ビズリーチ 公式サイト | 公開求人数 約7.1万件 | 総合評価 |
CMで話題のヘッドハンティング型サイト ※年収400万円以下の求人はないため、それを大きく下回る年収であれば審査に通らない可能性も | ||
5位 ランスタッド 公式サイト | 公開求人数 約6,500件 | 総合評価 |
世界最大級の外資転職エージェント | ||
6位 エンワールド・ジャパン 公式サイト | 公開求人数 約900件 | 総合評価 |
グローバル求人豊富でサポートも手厚い | ||
7位 パソナキャリア(ハイクラス) 公式サイト | 公開求人数 約4万件 | 総合評価 |
年収700万円以上の高年収を目指すなら 年収400万円以上の方におすすめ ※士業・管理部門は年収700万円以上に限定される場合も |
※求人数:2022年3月更新
上位3エージェント(リクルートダイレクトスカウト、iX転職、JACリクルートメント)は特に評価が高かったため、ハイクラスの好条件求人を集めるのであれば、すべて登録することをおすすめします。
アンケートには登場していませんが、ほかにもおすすめの外資系転職エージェントをご紹介します。いずれも日本でハイクラス分野に特化して20年以上サービスを提供しており、信頼と実績は十分です。
さて、ここからはランキング上位の転職エージェントを1つずつ詳しく紹介していきます。
1位.リクルートダイレクトスカウト | リクルート運営のヘッドハンティング型サイト
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ヘッドハンティング型転職サイトです。
人材業界最大手の企業が運営するサービスのため公開求人数は10万件以上と豊富で、かつ独自のコネクションやネットワークが強いのが特徴。
執行役員やCEO・COOなど取締役会メンバークラスの「経営ボード」求人が1,657件もあり、ハイポジション求人を探している人は必ず登録してください。
3000人以上もの一流ヘッドハンターが在籍しており(2022年3月時点)、ヘッドハンターがあなたの経歴やキャリアに最適なポストを見つけ、スカウトという形で提案してくれるため、レジュメ登録後はスカウトを待つだけで自動的に好条件の求人情報が得られます。
「時間をかけてレベルの高いエグゼクティブの仕事を見つけたい」という人におすすめです。
公式サイト:
https://directscout.recruit.co.jp/
2位.iX転職 | 事業戦略に関わるハイクラス求人が豊富
『iX転職』は、事業戦略に直結するような希少性の高いハイクラス求人に特化した、ヘッドハンティング型転職サイトです。
2019年に開始した比較的新しいサービスですが、運営元は人材業界大手「パーソルキャリア」なので、そのネットワークには十分期待できます。
取り扱い実績はアマゾンやユニリーバなどの外資大手からNTTデータやサントリーなど国内大手まで幅広く、国内企業の選択肢も残しておきたい人にもおすすめです。
実際にサービス開始から1年で会員数は3万人を突破しており、今もっとも勢いのある転職サイトの一つです。
管理職やエンジニアマネージャー、CFO(最高財務責任者)などハイクラス求人を多く扱っています。また、年収の高い非公開求人が多いのも特徴で、中には年収2,000万円を超えるような求人も。
個人事業主から会社員に戻ることを決意した人が年収1200万円をかなえた事例もあり、コロナ禍で勤務体系の見直しを考えている個人事業主にもぜひ登録していただきたいです。
「さらなるキャリアアップを考えている」という人は、まずは登録しておいてスカウトを待ってみることをおすすめします。
ちなみに、応募するまで企業に個人情報は公開されないため、転職活動が現職の関係者にばれたくない人にもおすすめです。「非公開・企業ブロック設定」で特定の企業を設定できるので、在籍中や過去に在籍していた企業からのヘッドハンティングや求人情報をブロックすることもできます。
「ヘッドハンター一覧」では、プロフィールが確認できますので登録の前に一読しておくのもおすすめです。
公式サイト:
https://ix-tenshoku.jp/
3位.JACリクルートメント | エグゼクティブ転職実績No.1。外資系の転職に強く、サポートも充実
『JACリクルートメント』は、グローバルのハイキャリア案件に強い転職エージェントです。
とりわけミドルマネジメント層・スペシャリスト職・グローバル人材に特化しており、30年以上にわたり、約43万人を超える求職者の転職支援を行ってきた信頼と実績があります。
“Speed, Sincerity and Attitude”をポリシーとしており、原則『24時間以内』に状況を報告するなどスピードを持ちながら誠意と真摯な姿勢を重視した対応をしてくれるため、「今すぐに転職したい」と考えている人にはおすすめです。
またJACリクルートメントは、Web面談を含むface to face(対面)での面談を重視しており、求職者の転職の可能性を広げるために、専門性の高い各求人企業担当コンサルタントが複数名で面談に当たります。
自分の可能性をより広げたいと考えている人にとって、とても信頼のおけるエージェントです。
担当するキャリアコンサルタントは、各業界・職種の専門知識と経営者視点を持つ少数精鋭のエキスパートなので、心強いパートナーとなるでしょう。
ロンドン発祥の日系転職エージェントのため他の転職エージェントにはないグローバルな求人を多く扱っており、外資系企業や海外進出企業への転職を検討している人におすすめです。
もし、ご自身の英語力に自信がある場合はネイティブ・バイリンガルコンサルタントによる外資系企業向けコンサルティングサービス「JACインターナショナル」に登録するのもおすすめです。
JACは業種や職種ごとにグループ会社に分かれているので、希望がはっきりしている場合はそちらを検討してみるのもおすすめです。
例えば、デジタルトランスフォーメーションを推進するCDOやマーケター、エンジニア専門の「JACデジタル」、経営幹部・エグゼクティブ専門の「JACエグゼクティブ」、専門性の高い20代向けサービス「JACキャリア」などがあります。
公式サイト;
https://www.jac-recruitment.jp/
4位.ビズリーチ | CMで話題のヘッドハンティング型サイト
『ビズリーチ』は、管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化したヘッドハンティング型転職サイトです。
ビズリーチの最大の特徴は非公開求人数の多さです。公開求人数が7万1,45件に対し、非公開求人数は9万8,426件と、登録しないと閲覧できない非公開求人のほうが多いのです。
企業の求人掲載と求職者の登録情報、どちらにも事前審査が行われるので、マッチングの質の高さが特徴です。
自身に合った転職先候補をより多く見つけるためにも、ぜひ登録して情報収集をしてください。
基本的な検索サービスは無料で利用できますが、求人応募やプラチナスカウトの受信は有料会員への登録が必要となります。
- タレント会員
年収750万円未満の人対象 / 月額3,278円(税込) - ハイクラス会員
年収750万円以上の人対象 / 月額5,478円(税込)
月額課金制の転職サイトは業界でも珍しく、利用をためらってしまう人もいるかもしれませんが、その分質の高い求人が揃っており、「本気で転職したい」と考える人に特におすすめです。
公式サイト:
https://bizreach.jp/
5位.ランスタッド | 世界最大級の外資転職エージェント。年収800万円以上の外資求人が豊富
『ランスタッド』は、オランダに本社を置き世界39カ国で人材ビジネスを展開する世界最大級の外資系転職エージェントです。
保有する6,513件の求人のうち、約半数が「年収800万円以上」の求人で、中には年収3000万円以上のハイクラスな求人も見つけられます。S&P500企業からスタートアップまで、求人の幅が広いことも特徴的です。
またランスタッドでしか募集をしていない「独占求人」も200件以上と豊富で、特にグローバル企業や外資系企業のハイクラスポジションの仕事を見つけられます。
コンサルタント一覧では、業界やエリア専任のコンサルタントのプロフィールが確認できる透明性の高さで信頼度が増します。ネイティブのコンサルタントも在籍しているので、一度目を通してみてはいかがでしょうか。
公式サイト:
https://randstad.co.jp
※ランスタッドでは、IT企業の転職に特化したエージェントサービスも行っています。IT業界志望者はこちらを利用してみてください。
6位.エンワールド・ジャパン | グローバル求人豊富でサポートも手厚い
『エンワールド・ジャパン』は、アジア太平洋地域6カ国に拠点のあるグローバルな転職エージェントです。
大手外資系、日系グローバル企業の求人を多数扱っており、年収800万円以上の高年収求人を常時1万件以上保有しています。
2019年にはエグゼクティブ層専門の人材紹介部門「エンワールド エグゼクティブサーチ」を立ち上げ、上級管理職の採用支援に注力しています。
「入社後活躍」という企業ミッションに即して、採用決定後も候補者に対して継続的なサポートを行ってくれるのも大きな魅力です。
エンワールド・ジャパンのシニアヴァイスプレジデントが執筆する「入社後活躍支援ブログ」では、入社したものの新しい環境になじめない、といった問題を解決するためのアドバイスが記載されているので、ぜひ読んでみてください。ここからエンワールド・ジャパンの社風やポリシーがご自身に合うと感じられた場合は、ぜひ登録するとよいでしょう。
公式サイト:
https://www.enworld.com/
7位.パソナキャリア | 年収交渉に強く、サポートが手厚い
『パソナキャリア』は、3万9,000件以上の豊富な求人数に加えて大手の中でも特にキャリアコンサルタントが親身だと評判のエージェントです。
年収帯を問わず充実したサポートを行っており、当サイトが実施したアンケートでも利用者満足度No.1の結果でした。
登録するとマッチング度が高い求人を紹介してもらえる「パソナプラチナオファー」の対象となります。案件は長年の信頼と実績のあるパソナグループだからこそのもので、プラチナオファーからの応募で書類選考率もアップします。
急募やコンフィデンシャルな求人など、企業から直接話を聞いた企業担当ならではのポジションも。
採用が決まった後も、退職交渉のフォローなどサポートが受けられるので二人三脚で入社まで進めたい人には特におすすめです。
700万円以上の高年収案件が集まりやすく、地方に比べて平均年収も高い大都市(東京、名古屋、大阪)の求人数も豊富で、年収700万円以上のハイクラスを目指すすべての人におすすめできます。
パソナキャリア公式サイト:
https://pasonacareer.jp
【目的/業種・職種】外資転職におすすめの転職エージェント・サイト
転職活動は、いかに多くの求人情報を得られるかが鍵となります。
とりわけコロナ禍においてはなるべく移動や遠方への通勤を避ける意味でも、1章で紹介した大手エージェントに加えて、「転職の目的に合ったエージェント」や「居住地域に強みのあるエージェント」を1つずつ併用するのがおすすめです。
また、人気職種や専門職の転職の場合は、その職種に特化したエージェントを選ぶことも欠かせません。
以下の表から、該当する箇所をタップして、あなたに最適なエージェントを見つけましょう。
今すぐに転職したい人におすすめの転職エージェント
「今すぐ外資転職したい」という人は、求人数が多く、サポートに強みのある以下の「転職エージェント」を使うのが効果的です。
転職エージェント | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 ランスタッド | 約6,500件 | |
世界最大級の外資系エージェント。未経験可の外資案件が豊富 公式サイト | ||
2位 パソナキャリア | 約4万件 | |
CMで話題!近年人気急上昇中のサイト 年収400万円以上の方におすすめ | ||
3位 JACリクルートメント | 約1.3万件 | |
同業他社比較で戦略的に転職活動を進める 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
もっともおすすめなのは、世界最大級の外資系転職エージェント『ランスタッド』です。
S&P500企業からスタートアップまで求人の幅が広く、ランスタッドからしか応募できない独占求人も多数扱っています。
また、エージェントサービスには珍しく、未経験歓迎の外資案件も多く取り扱っているため、「年収アップにはこだわらず手っ取り早く外資系企業に入社してからじっくりキャリアアップを図りたい」という人にはおすすめです!
「2030年までに5億人のキャリアを支援する」を目標に掲げており、より多くの人に利便性の高い人材サービスを届けられるよう投資先企業のテクノロジーを自社サービスに導入するなど、いち企業として成長を続ける姿勢も高ポイント。
求人の幅に加えて、サポートの手厚さも魅力です。登録後はスキルチェックの後にしっかりとカウンセリングが行われます。
自分のスキルと興味に見合った案件を続々と紹介してもらえるため、最短での転職に導いてもらえます。
中長期的に転職したい・スカウトを受けたい人におすすめの転職エージェント
「いずれは転職したいけど、希望の企業や案件はない」「自分のスキルを評価してくれるスカウトを受けたい」と考えている人は、レジュメを登録してマッチした求人があれば連絡がくる「ヘッドハンティング型転職サイト」を使うのがよいでしょう。
転職エージェント | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 リクルートダイレクトスカウト | 約10.2万件 | |
リクルート運営のヘッドハンティング型サイト 公式サイト | ||
2位 ビズリーチ | 約7.1万件 | |
非公開求人合わせて16万8935件の圧倒的な求人数! 公式サイト | ||
3位 iX転職 | 非公開 | |
事業戦略に関わるハイクラス求人が豊富なヘッドハンティング型サイト 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
もっともおすすめなのは、リクルート社が運営する『リクルートダイレクトスカウト』です。
リクルート社は人材業界最大手で長年培った企業とのネットワークがあり、多種多様な業界からのスカウトを受けることができます。
リクルートダイレクトスカウトの最大の強みは、優秀なヘッドハンターが3000人以上も在籍していること(22年3月時点)。さまざまなケースでのナレッジが蓄積され、それを共有する仕組みも確立できているので、多様な人材に見合う有益な情報を提供してもらえます。
すぐに転職をする必要がないのであれば、腰を据えて求人を吟味することができるので、幅広い選択肢の中からピンとくる案件があった際にエージェントに依頼すればよいでしょう。
さらに、どんなスカウトが届くかで現状の自分が対外的にどのように評価されているのかがわかり、希望の職種に不足しているスキルがあればそれを磨いたり資格を取得したりなど、今後のキャリア形成に役立てることができます。
より多くの求人を見たい人は、公開求人と非公開求人合わせて16万9,771件の圧倒的な求人数を誇る『ビズリーチ』を合わせて使うと、情報の取りこぼしが少ないでしょう。
※ヘッドハンティング型サイトは、良いスカウトが来るかどうかが確定しているわけでなく、サイトの仕組み上、能動的に求人を探すにはあまり向いていません。
年収1,000万円以上目指したい人におすすめの転職エージェント
年収1,000万円以上を狙う人は、特にハイキャリア向けに特化した転職エージェントを選ぶ必要があります。
転職エージェント | 年収1,000万以上の公開求人数 | 利用満足度 |
1位 ランスタッド | 約2,700件 | |
年収4000万円超の求人も!グローバル求人豊富でサポートも手厚い 公式サイト | ||
2位 エンワールド・ジャパン | 非公開 | |
1000万円超求人の約35%がテック・デジタル・通信系。世界最大級の外資転職エージェント 公式サイト | ||
3位 リクルートダイレクトスカウト | 約2.8万件 | |
事業戦略に関わるハイクラス求人が豊富なヘッドハンティング型サイト 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
高年収の外資系企業やグローバル企業の求人を多く保有する上記3サービスを使えば、年収1,000万円以上のポジションの情報を収集できます。
また、求める条件に合致した案件がなかなか見つからない場合など、ある程度長い時間をかけて慎重に転職活動を行う場合もあると思いますので、優秀なヘッドハンターとマッチングできる、『リクルートダイレクトスカウト』も併用するとより効率的でしょう。
※転職エージェントは、直近の転職意欲が高い人を対象としているサービスなので、中長期的に転職したい人は十分なサポートを受けにくい側面があります。
できるだけ多くの求人を見たい人におすすめの転職エージェント
転職活動ではどれだけ多くの選択肢を手に入れられるかが、成功の鍵です。
そこで、とにかく多くの外資求人を見たい人に向けて、保有求人数の観点からおすすめの転職サービスを以下にまとめました。
転職エージェント | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 dodaエージェント | 約12.6万件 | |
外資系求人数は約4000件でトップクラス!非公開求人数も多数 公式サイト | ||
2位 リクルートダイレクトスカウト | 約10.2万件 | |
リクルート運営のヘッドハンティング型サイト 公式サイト | ||
3位 JACリクルートメント | 約1.3万件 | |
ハイクラス転職実績No.1 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
大手エージェントで外資の求人数がもっとも多いのは『dodaエージェント』で、およそ12.6万件に及び、非公開求人も多数そろっているのでより多くの選択肢を得ることができます。
これに加えて、『リクルートダイレクトスカウト』も併用すれば、転職活動には十分な求人を得られるでしょう。
ただ、いずれもヘッドハンティング型転職サイトなので、「転職エージェントに相談して、すぐに転職活動を始めたい」という人は『JACリクルートメント』の利用がおすすめです。
語学力を活かしたい・海外転職がしたい人におすすめの転職エージェント
海外勤務や語学力の活用に関心がある人におすすめの転職エージェントをまとめました。
以下の表には「海外勤務」を含む求人数を記載していますが、語学力を活かせる国内求人も十分にあるため、海外転勤は望まないという人でもご利用いただけます。
転職エージェント | 海外勤務の公開求人数 | 利用満足度 |
1位 ビズリーチ | 約1,300件 | |
経験に見合った海外勤務求人が直接届く!求人数も豊富 公式サイト | ||
2位 リクルートダイレクトスカウト | 約1,000件 | |
業界最大手ならではの優良求人ラインアップから経験・ポテンシャルに合った海外勤務求人が見つかる! 公式サイト | ||
3位 エンワールド・ジャパン | 非公開 | |
語学力を生かせる国内外資求人が豊富 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
上記3つの中でも、海外勤務求人数が多く、登録するだけで自分の経歴やスキル・希望に見合った求人が届く『ビズリーチ』への登録は必須といえます。
スカウト型転職サービスはほかにも「リクルートダイレクトスカウト」があり、業界最大手ならではの大手優良求人が豊富です。また、外資求人に強い『エンワールド・ジャパン』では海外勤務求人こそ少ないですが、語学力が必要とされる国内の外資系企業への転職サポートには定評があるため、併用するといいでしょう。
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女性の外資転職におすすめの転職エージェント
女性の転職サポートに定評のある、転職エージェントを厳選しました。
転職エージェント | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 マイナビAGENT | 約3.5万件 | |
女性向けの転職支援実績が豊富、特に営業・エンジニア・経理求人が充実 公式サイト | ||
2位 type (女性の転職エージェント) | 約7,600件 | |
女性の転職に特化したサービスでキャリアアップを目指すなら利用必須!海外勤務求人も豊富 公式サイト | ||
3位 JACリクルートメント | 約1.3万件 | |
他社比較で女性が働きやすい求人を分析!女性のハイクラス転職実績No.1 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
1位と2位は、外資転職やハイクラス転職に特化しているわけではありませんが、女性向けの転職支援に力を入れており、海外勤務求人も豊富、これまでの転職サポート実績も十分です。
また、公開求人にも「外資系企業」の求人があるため、十分なキャリアを積んだ人であれば、条件の合う求人情報を得られるでしょう。
もし外資やハイキャリア向け専門のサービスが良いという人は、『JACリクルートメント』を利用しましょう。
マイナビAGENT
『マイナビAGENT』は、マイナビエージェントが運営する女性の転職に特化したサポートサービスです。
年収1,000万円以上の求人は6,400件以上、リーダーやマネージャークラスの求人も多数保有しています。(2021年2月現在)
女性の転職支援実績が豊富なキャリアコンサルタントの「女性が働きやすくて人気の業界」「おすすめの転職面接用バックと選び方」などの的確なアドバイスや、多くの転職サービスが3か月などの利用制限を設ける中、無期限で、書類添削、面接対策などの転職サポートを実施してくれる面倒見の良さなどが利用者から好評です。
ただ、連絡頻度が高いという口コミもあり、その点が気になる人はあらかじめ連絡可能なタイミングを伝えておくとよいでしょう。
公式サイトを見る:
https://mynavi-agent.jp/
type女性の転職エージェント
『type女性の転職エージェント』は、キャリアアップを目指す女性に最適な転職エージェントです。
最大の魅力は、高年収求人を多く保有している点にあります。
実際に、『type女性の転職エージェント』を利用して転職した女性の7割が年収アップに成功しています。
転職支援実績が豊富な女性のアドバイザーを中心に、職種ごとに専門チームを作り転職サポートをしていることもあり、細かなアドバイスを受けたい人におすすめです。
公式サイトを見る:
https://type.woman-agent.jp
初めての外資系企業への転職を成功させたい人におすすめの転職エージェント
初めての外資転職を考えている人には、サポートが充実している転職エージェントがおすすめです。
そこで、サポートの手厚さに定評のある転職エージェントを以下にまとめました。
転職エージェント | 公開求人数 | 利用満足度 |
1位 パソナキャリア | 約4万件 | |
年収700万円以上の高年収を目指すなら。外資の非公開求人も多く、エリアごとに高い専門性を持つ専任の転職コンサルタントがサポートしてくれます。 年収400万円以上の方におすすめ。 | ||
2位 JACリクルートメント | 約1.3万件 | |
ハイクラス転職実績No.1。英国で創業し各国へ拠点を広げているグローバル転職エージェント。企業側と求職者側のコンタクトを同じコンサルタントが一気通貫する「両面型」サポートが特徴。 公式サイト | ||
3位 ランスタッド | 約6,500件 | |
世界最大級の外資転職エージェント。バイリンガルコンサルタントが客観的に分析してくれるため、自分で気づかないキャリアアップの可能性を見出せます。 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
転職エージェントと面談する前に、自身の市場価値や自分にどのようなスカウトが集まるのか事前に知っておきたいという人は、無料で利用できるスカウト型サイトの『リクルートダイレクトスカウト』に登録することをおすすめします。
第二新卒として外資転職したい人におすすめの転職エージェント
第二新卒として外資転職を目指す人にはサポートが充実していて、なおかつ第二新卒を歓迎している求人を多く保有する転職エージェントをおすすめします。
転職エージェント | 未経験/第二新卒歓迎の公開求人数 | 利用満足度 |
1位 dodaエージェント | 約5,900件 | |
業界大手のエージェント!地方からの転職にも強い 公式サイト | ||
2位 エンワールド・ジャパン | 非公開 | |
第二新卒向け外資転職について情報分析が長けている 公式サイト | ||
3位 マイナビエージェント | 約3,500件 (非公開6,400件) | |
20~30代の転職に強く選考アドバイスが的確、はじめての転職におすすめ 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
上記3つのエージェントはサポートが手厚く、第二新卒歓迎の外資求人も豊富です。とくにdodaエージェントは業界大手で北海道から九州までカウンセリング拠点が全国12カ所あるため、地方からの転職にも強いのが魅力。
地方在住で転職経験に乏しい第二新卒には、住まいの近くに対面で相談乗ってもらえるカウンセリング拠点があるのは心強いため、登録しておくといいでしょう。
第二新卒でも年収が600万円以上でキャリアに自信がある人は、『リクルートダイレクトスカウト』や『JACリクルートメント』などのハイクラス向けの転職エージェントやスカウトサイトに登録してみてください。
外資コンサルティング業界の転職におすすめのエージェント
外資転職の中でも外資系コンサルタントを希望する人は、以下の転職エージェントがおすすめです。
転職エージェント | コンサルティング業界の公開求人数 | 利用満足度 |
戦略ファーム希望者向け ムービンストラテジックキャリア | 非公開 | |
エージェントに元戦略ファーム出身者が豊富 公式サイト | ||
BIG4やアクセンチュア希望者向け アクシスコンサルティング | 非公開 | |
コンサルティング業界特化型エージェント 公式サイト | ||
すべての人におすすめ JACリクルートメント | 約350件 | |
ハイクラス転職実績No.1 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
順に詳しく解説します。
ムービンストラテジックキャリア Consultant転職 | 戦略ファーム希望者におすすめ
『ムービンストラテジックキャリア Consultant転職』はコンサルティング業界に特化したエージェントで元戦略コンサルティングファーム出身者が多く、内部情報や企業とのコネクションを駆使した情報力に強みがあります。
レジュメの添削はもちろん、戦略コンサルティングファーム特有の面接対策(フェルミ推定やケース)も、主要ファーム別にしっかりと対応してくれます。
外資系コンサルティング業界の中でも、戦略ファームは転職難易度が高いため、まずは登録して相談してみるのがおすすめです。
公式サイト:
https://www.movin.co.jp/
アクシスコンサルティング | BIG4・アクセンチュア希望者におすすめ
『アクシスコンサルティング』は、コンサルティング業界に特化した転職エージェントです。
コンサルティングファームからの信頼が厚いエージェントで、シニアコンサルタント以上の入社数1位という実績(大手外資系、国内系含め)を持っています。
また、コンサル業界に特化した選考対策(フェルミ推定やケース面接)に強く、求職者へのサポートが手厚いことで高評価を得ています。
質の良い非公開求人の中から、あなたのキャリアに即した求人を提案してくれるので、コンサルティング業界への転職を少しでも視野に入れている人は必ず登録しておきましょう。
公式サイト:
https://www.axc.ne.jp/
外資金融業界の転職におすすめのエージェント
外資金融業界の転職は転職難易度が高いため、求人数の多いエージェントと、サポートの専門性が高いエージェントの併用をおすすめします。
転職エージェント | 金融業界の公開求人数 | 利用満足度 |
1位. コトラ | 約2,300件 | |
外資金融・コンサル出身のアドバイザーが豊富 公式サイト | ||
2位. ムービンストラテジックキャリア | 非公開 | |
少数精鋭のアドバイザーが転職決定後までサポート 公式サイト | ||
3位. リクルートダイレクトスカウト | 約1万件 | |
リクルート運営のヘッドハンティング型サイト 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
求人数が圧倒的に多い『リクルートダイレクトスカウト』に登録したうえで、金融業界に特化した『コトラ』『ムービンストラテジックキャリア』にも登録すれば、転職の成功確率をグッと高めることができるでしょう。
コトラ | 外資金融出身のアドバイザーが豊富
『コトラ』は外資系金融に特化している転職エージェントです。
コンサルタントは全員業界出身者で、専門性が非常に高く、外部からでは網羅的な把握が難しい各PEファンドの特性なども熟知しています。
また、外資系金融は転職するのが非常に難しいため、キャリアコンサルタントは中長期的なサポートを前提に付き合ってくれます。
まずは相談してみて、自分のキャリアで入社できる可能性があるのか、仕事に適性はあるのか、気になる点を聞いてみると良いでしょう。
公式サイト:
https://www.kotora.jp/
ムービンストラテジックキャリア ファンド・M&A・金融転職 | 戦略ファーム希望者におすすめ
『ムービンストラテジックキャリア』は、金融業界に特化したエージェントで、日本政策投資銀行や野村證券など金融業界出身のアドバイザーがサポートしてくれます。
希少性の高い業界知識の提供やカウンセリングだけでなく、金融業界に必要な思考法やマインド、ビジネススキルまでも指導してもらえます。
外資系金融業界の転職は難易度が高いため、まずは登録して相談してみるのがおすすめです。
公式サイト:
https://www.movin.co.jp/
外資IT業界の転職におすすめのエージェント
外資IT業界の求人を多く保有するエージェントを紹介します。
転職エージェント | IT業界の公開求人数 | 利用満足度 |
1位. リクルートダイレクトスカウト | 約6.4万件 | |
リクルート運営のヘッドハンティング型サイト 公式サイト | ||
2位. マイナビIT AGENT | 約9,300件 | |
豊富な求人とサポートが好評 公式サイト | ||
3位. JACリクルートメント | 約1,500件 | |
ハイクラス転職実績No.1 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
『リクルートダイレクトスカウト』は求人数が多いため、必ず登録していただきたい転職エージェント。外資企業のシステムエンジニア募集やベンチャー企業のリードエンジニア募集などの高年収求人に強い点が特徴です。
ただし、スカウト型サイトだけだと自分から積極的に転職活動を行いにくくなるため、IT業界に特化した転職エージェントである『マイナビIT AGENT』を併用することをおすすめします。
外資メーカーの転職におすすめのエージェント
外資系メーカーの転職におすすめな求人数が豊富な転職エージェントを紹介します。
メーカーの中でも、製薬や消費財、製造業などで変わるため、該当するエージェントに登録してみてください。
転職エージェント | メーカー公開求人数 | 利用満足度 |
すべての人におすすめ リクルートダイレクトスカウト | 約4.7万件 | |
リクルート運営のヘッドハンティング型サイト 公式サイト | ||
製薬業界 メディサーチほか | 約980件 | |
製薬・医療機器・病院専門転職エージェント 公式サイト | ||
消費財 アズール&カンパニーほか | 約420件 | |
消費財業界特化型で外資求人が80%を占める 公式サイト | ||
製造業 ISSコンサルティングほか | 非公開 | |
外資系企業の転職に特化した専門エージェント 公式サイト | ||
化学メーカー ISSコンサルティング | 非公開 | |
外資系企業の転職に特化した専門エージェント 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
詳しく解説していきます。
リクルートダイレクトスカウト | すべての外資メーカー希望者におすすめ
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ヘッドハンティング型転職サイトです。
求人数が約10万件と非常に多く、メーカーの求人だけでも約4.7万件(2022年3月現在)という充実ぶりは、情報収集の観点からも大きな魅力です。
また、人材業界最大手の企業が運営するサービスのため独自のコネクションやネットワークが豊富で、3000人以上もの一流ヘッドハンターが(2022年3月時点)保有している非公開求人も豊富。
メーカー求人の分野は広く、「電気・電子」「家電・民生機器」「半導体」「精密機器・計測機器 」 「自動車・自動車部品 」「化学・素材・バイオ・石油 」「食品・飲料」「 化粧品・日用品 」「アパレル・ファッション」「その他」の10項目から選べるため、希望の業種・職種が必ず見つかるでしょう。
ヘッドハンターがあなたの経歴に見合った最適なポストを見つけてスカウトという形で提案してくれるため、レジュメ登録後はスカウトを待つだけで自動的に好条件の求人情報が得られます。
「外資メーカーの求人を多く見たい」「いいスカウトがあったら転職を考えたい」という人にはぜひ登録していただきたいサービスです。
公式サイト:
https://directscout.recruit.co.jp/
<製薬メーカー>
メディサーチ | 製薬業界希望者におすすめ
『メディサーチ』は外資系専門の転職エージェントではありませんが、製薬業界への転職なら相談してみるべきでしょう。
MR(医薬情報担当者)はもちろん、マーケティング、創薬、臨床、GMP、学術研究、CRO、人事といったコーポレート職など、製薬業界に関してはすべての案件を扱っています。
案件例: 国内案件、ファイザー、ノバルティスファーマ、グラクソスミスクラインなど
公式サイト:
https://www.medisearch.co.jp/
ほかにも製薬業界への転職におすすめのエージェントは以下の通りです。
ヘイズスペシャリストリクルートメント|MR志望の人におすすめ
『ヘイズスペシャリストリクルートメント』は外資系エージェントで、外資転職や日系グローバル企業への転職に強みがあります。
国内拠点は東京・大阪・横浜に3つあり、日本最大規模の外資系人材紹介会社として、幅広い業界や職種において専門性の高い求人を紹介しています。
15ある専門分野のうち、製薬業界では高収入のMRの求人数が多いので、MRを志望する人は登録しておきましょう。
公式サイト:
https://www.hays.co.jp/
アンサーズ|製薬業界専門の転職サービス
『アンサーズ(Answers)』は、製薬業界専門の転職サービスです。
コンサルタントが在籍しており、面談や相談、非公開求人の紹介なども行なってくれます。
日系・外資系製薬メーカーから、CSO(医薬品販売業務受託機関)・CRO(医薬品開発業務受託機関)の求人も網羅しています。製薬業界専門のコンサルタントが企業に足を運んで収集してきた、最新情報を掲載しています。
外資系製薬業界への転職を考えている方はぜひ登録してみてください。
取り扱い企業例:アストラゼネカ、グラクソスミスクライン、ノバルティス、メルクアンドカンパニーなど
公式サイト:
https://answers.ten-navi.com/
<消費財メーカー>
アズール&カンパニー | 外資消費財メーカー希望者におすすめ
『アズール&カンパニー』は外資系の消費財に強いエージェントで、 特に高級消費財・一般消費財・スポーツ・エンターテイメント業界に強いです。
案件の80%が外資系企業で、「消費財に強い」とうたっているのはこの企業だけです。
サービスの本質を「転職支援を通じて人が輝く場所を見つけるためのお手伝いをすること」と表現しているだけあり、「面談」にとことんこだわると評判です。
分野別にコンサルタントがサポートしてくれるため、質の高いキャリア面談を受けてみたいと思う方は、登録してみてください。
案件例: P&G、日本ロレアル、ユニリーバ、LVMH、マースジャパンなど
公式サイト:
https://www.azureweb.jp/
ほかにも消費財業界に強いエージェントをご紹介します。
Spring転職エージェント|スイス発祥の人材サービス。専門性の高いアドバイスを求める人におすすめ
『Spring転職エージェント』はスイス発祥の人材サービスで、世界60カ国以上で転職支援を行っています。
業界や業種ごとに専門のコンサルタントがいるため、消費財業界に特化した担当者にサポートしてもらえるのが大きなメリットです。
また、外資系転職に関するノウハウが非常に豊富なため、専門性の高いアドバイスを受けながら転職活動を進められます。
消費財業界の求人数は大手のハイキャリア向けエージェントと比べても多く、登録しておいて損はないでしょう。
公式サイト:
https://www.springjapan.com/
<製造・化学メーカー>
ISSコンサルティング | 外資製造・化学業界希望者におすすめ
『ISSコンサルティング』は外資系専門の転職エージェントで、特に搬送(自動車など)・機械・化学といったメーカー求人に強みがあります。
クライアントとのネットワークを活かしたミッドキャリアからエグゼクティブの非公開求人も保有しています。
特にエンジニア職の場合、職務内容や競合避止義務の取り決めなど決めておくべき事項が多いので、各業界出身コンサルタントに必ず相談してみましょう。
案件例: 日本GE、ボッシュ、BASF、ABB、シーメンスなど世界TOP企業
公式サイト:
https://www.isssc.com/
ほかにも製造業メーカー求人に強い転職エージェントをご紹介します。
エンワールド・ジャパン|入社後もフォローを継続。手厚いサポートを求める人におすすめ
『エンワールド・ジャパン』は世界と日本のグローバル人材をつなぐ企業として1999年にサービスをスタートさせました。東京・名古屋・大阪に加え、アジア諸国にも拠点を広げています。
「入社後活躍」をミッションに掲げ、就転職や採用の瞬間をゴールとするのではなく、「企業業績への貢献」 と「仕事人生の充実」までの実現を目指しています。
そのために、安易に転職をあおらず求人企業の良い点も、そうでない点も開示し、入社後のギャップの予防に努め、入社後フォローも継続してくれるため安心して利用することができます。
エン・ジャパングループの一員ならではの情報量の多さも特徴。コラムでは、面接におけるマナーからコロナ禍における各業界の転職マーケット情報なども紹介されています。
特に製造業の転職マーケットの動向については、インタビュービデオが公開されており、ニューノーマル時代における製造業での転職活動に大いに参考になります。
エンワールド・ジャパン公式サイト:
https://www.enworld.com/
外資広告業界の転職におすすめのエージェント
広告業界の外資求人を多く保有する転職エージェントを以下にまとめました。
転職エージェント | 広告業界の 公開求人数 | 利用満足度 |
1位. DXキャリア | 約610件 | |
広告・Web業界の求人に特化した求人情報サイト 公式サイト | ||
2位. リクルートダイレクトスカウト | 約4,500件 | |
広告業界の求人数は圧倒的! 公式サイト | ||
3位. マスメディアン | 約200件 | |
大手からベンチャーまで、幅広い広告業界求人を保有 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
中でも『DXキャリア(旧広告転職.com)』は業界に特化した転職サービスなので、広告業界を希望する人はまずは登録してみるといいでしょう。
DXキャリア | 広告・Web業界の求人に特化した求人情報サイト
『DXキャリア』は広告・Web業界の求人に特化した求人情報サイトです。
取引企業が5,000社を突破していて、広告業界ではNo.1となっています。世界有数の広告会社マッキャンエリクソンを核としたマッキャンワールドグループやオグルヴィ・アンド・メイザーなど外資案件も豊富。
正社員のほかに業務委託や副業案件も検索可能なので、未経験の人は現職と並行して副業から始めてみるのもいいでしょう。
広告業界を志望する人はぜひ登録してみてください。
公式サイト:
https://www.koukokutenshoku.com/
マスメディアン | 4万人超の転職支援実績!大手からベンチャーまで幅広い求人を保有
『マスメディアン』は広告・Web・マスコミ職種に特化した転職エージェントです。
4万人超の転職支援実績があり、その中には電通や博報堂、サイバーエージェントといった大手広告代理店からベンチャー企業まで幅広くあります。
外資系に特化したサイトではありませんが、外資系高収入求人も約140件確認できたので、登録することをおすすめします。
公式サイト:
https://www.massmedian.co.jp/
外資ホテルの転職におすすめのエージェント
「ザ・ペニンシュラ」や「ヒルトン」といった有名な外資ホテル求人を保有する転職エージェントをまとめました。
転職エージェント | ホテル業界の 公開求人数 | 利用満足度 |
1位. HOTERES | 約2,100件 | |
ホテル求人業界No.1!の圧倒的情報量。支配人や現場スタッフ求人が充実 公式サイト | ||
2位. ホテル求人ドットコム | 約740件 | |
主婦・ママ向けホテル求人も掲載!忙しい人向けにスカウトサービスも利用可能 公式サイト | ||
3位. リクルートダイレクトスカウト | 約350件 | |
ホテル運営企業(本社)案件多め!リクルート運営のヘッドハンティング型サイト 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
上位2つのエージェントは、ホテル業界に特化しているため、ぜひ活用いただきたい転職エージェントです。
なお、「リクルートダイレクトスカウト」は求人数が少ないものの、年収600万円以上のハイクラス求人に強みがあるため、年収アップを強く希望する人はぜひ併用してみてください。
HOTERES | ホテル求人業界No.1!
『HOTERES』はホテル業界に特化した転職サイトです。
ホテル業界の中ではトップクラスの求人数を誇り、外資系に特化しているわけではないものの、外資求人も探すことができます。
求人例:アマン、グランドハイアット、ウェスティン、ハイアットリージェンシー、アンダーズ、フレイザースイートなど
また、スカウトサービスもついているため、忙しい人は自分の情報を入力して、スカウトがあれば転職するといった使い方も可能です。
できるだけ多くのホテル求人を見たい人は、登録をおすすめします。
公式サイト:
https://www.hotel-ya.com/
ホテル求人ドットコム | 4万人超の転職支援実績!大手からベンチャーまで幅広い求人を保有
『ホテル求人ドットコム』は忙しい人にぜひ活用していただきたいホテル業界特化型の転職サイトです。
スカウトサービスがついているのはもちろんのこと、採否に関する連絡が原則7日以内に届くなど、現職が忙しくて転職活動の時間が取りにくい人におすすめの転職サイトといえます。
「ザ・ペニンシュラ」「ハイアット」「ヒルトン」などの有名な外資系ホテル求人も確認できたので、ぜひ登録してみてください。(2022年3月時点)
公式サイト:
https://www.hotelkyujin.com/
営業職の転職におすすめのエージェント
外資系企業に特化しており、かつ営業求人を多く保有する転職エージェントを以下にまとめました。
転職エージェント | 営業職の公開求人数 | 利用満足度 |
1位. ビズリーチ | 約2.7万件 | |
圧倒的求人数!海外営業や国際事業案件多め、リモートワークも充実 公式サイト | ||
2位. ランスタッド | 約860件 | |
年収2000万円超のエグゼクティブ案件多数!世界最大級の外資転職エージェント 公式サイト | ||
3位. JACリクルートメント | 約2,000件 | |
地方でも営業職で年収800万円超求人も!ハイクラス転職実績No.1 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
『ビズリーチ』は、総求人数No.1なだけあって、営業職に限定した調査でも1位にランクインしました。
転職したい時期が決まっているなら、転職エージェントの『JACリクルートメント』を利用しましょう。
経理の転職におすすめのエージェント
外資系企業の経理求人を多く保有する転職エージェントを以下にまとめました。
転職エージェント | 経理の公開求人数 | 利用満足度 |
1位. パソナキャリア (士業・管理部門特化版) | 約2,000件 | |
経理の仕事で年収700万円以上の高年収を目指すなら 年収400万円以上の方におすすめ | ||
2位. MS-Japan | 約1,900件 | |
転職決定率No.1の経理・士業・管理部門特化型エージェント 公式サイト | ||
3位. レックスアドバイザーズ | 約1,000件 | |
公認会計士・税理士・経理・財務特化型エージェント。資格取得支援の有無でも検索できる 公式サイト |
※求人数:2022年3月更新
1位の『パソナキャリア(士業・管理部門)』は、年収400万円以上の方におすすめです。年収700万円以上でないと利用できないことがありますが、条件の厳しさゆえに良質な外資求人を多く保有しています。
紹介企業例:スターバックスコーヒージャパン、アクセンチュア、PwC税理士法人、コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドなど
経歴に自信がない人は、経理・士業・管理部門に特化した『MS-Japan』を登録することをおすすめします。「『レックスアドバイザーズ』」は、働きながら会計士や税理士の資格取得に向けた勉強を支援してくれる「資格取得支援」を条件に検索がかけられるため、勉強中の人はぜひ登録してみてください。
パソナキャリア【士業・管理部門特化版】|サポート充実で満足度No.1
『パソナキャリア【士業・管理部門特化版】』は、年収700万以上の士業・管理部門の人に特化したサービスです。年収400万円以上の方におすすめです。
元人事・元計理士など実務経験豊富なアドバイザーが多数在籍しているのが、魅力と言えます。
パソナキャリアは、オリコン顧客満足度1位を獲得しており、サポートが親切丁寧と好評のサービスですので、年収700万以上の士業・管理部門の人はぜひ登録してみましょう。
公式サイト:
https://www.pasonacareer.jp/
MS-JAPAN|経理・会計士・税理士求人特化の大手
『MS-JAPAN』は経理・法務・会計士・税理士等の士業・管理部門に特化した転職エージェントです。
転職決定率No.1の安心感があります(2019年 楽天インサイト調べ。「人材紹介企業のブランドに関する調査」で「登録したことがある(している)」「相談をしたことがある」「紹介を受けて転職したことがある」の各項目でNo.1)。
また、公開求人数は約6,300件となっていますが、約90%が非公開求人のため、登録すればより多くの求人を確認することができます。(2022年3月現在)
経理としての外資転職を考える人は必ず登録することをおすすめします。
公式サイト:
https://www.jmsc.co.jp/
レックスアドバイザーズ|経理・会計士・税理士求人特化の大手
『レックスアドバイザーズ』は公認会計士や税理士に特化した転職エージェントです。
監査法人、税理士法人、会計事務所、コンサルティングファーム、一般事業会社などを中心に、90%以上が会計・税務スペシャリストの案件という点が魅力といえます。
経理としての外資転職を検討しており、できるだけ多くの求人を見たいという人は、「パソナキャリア」や「MS-Japan」と併用して活用することをおすすめします。
公式サイト:
https://www.career-adv.jp/
外資転職に成功するための全知識|初心者向けFAQ付
ここまで外資転職におすすめの転職エージェントを紹介してきました。
しかし、自分に適した転職エージェントに登録できても、うまく活用できないと、「待遇の良い求人をまったく紹介してもらえない」「サポートが手薄に感じる」といったことが起こりかねません。
そこで、ここからは外資転職を成功させるためのエージェントの使い方や登録の流れ等について解説します。
外資転職ならではの転職ノウハウを理解し、効率的に転職活動を進めていきましょう。
1.そもそも外資系転職エージェントを使うべきたった1つの理由
外資系転職エージェントを使うべきたった1つの理由は、『転職の成功確率が高いため』です。
実際、外資系転職エージェントへの登録で以下3点の恩恵を受けることができます。
では、順にご説明します。
メリット(1). 良好な経営状態の企業に就職できる
転職サービスは、求職者が仕事を探す目的で利用するだけでなく、企業側が人材を求める際にも活用するものです。
転職サービスの種類には、大きく転職サイトと転職エージェントの2つがあり、転職サイトは、求職者が希望条件を入力して自ら求人を探します。
一方、転職エージェントはコンサルタントが求職者の希望条件と企業の要望をすり合わせて、個別に案件を紹介してくれるサービスです。
転職サイトに比べ、コンサルタントという人員が必要な分、入職が決まった際に支払う「成果報酬」など企業側が負担する費用もかさみます。
転職サイトでは求人広告を掲載する際にかかる費用は約20~35万円の掲載料などの初期費用のみであることが一般的ですが、転職エージェントでは「成果報酬」が必要となります。
成果報酬はおおよそ入職者がその企業で受け取る予定年収の15~30%となることが多く、予定年収が500万円であれば、採用1人につき75~150万円かかることになります。
つまり、転職エージェントを利用する企業は採用活動に高額な費用を捻出できるほど資産が潤沢で、良好な経営状態であると言えます。
また、人材発掘に高額投資をする企業は入社後も社員を大切にしてくれる可能性が高いため、働きやすい環境であると言えるでしょう。
せっかく転職活動をするなら、より良い環境で働けるように転職エージェントの利用をおすすめします。
メリット(2). 非公開求人など、求人の幅が大きく広がる
外資系転職エージェントを利用することで、さまざまな求人を見ることが可能になります。
たとえば、リクルート社が運営する『リクナビNEXT(転職サイト)』と『リクルートエージェント(転職エージェント)』で求人数を比較すると、転職エージェントの方がより多くの求人を保有していることがわかります。
さらに、転職エージェントで一般公開している「公開求人」のみならず、「非公開求人」まで見ることができるので、幅広い求人を見たいのであれば、必ず登録すべきだといえるでしょう。
〜非公開求人〜
事業戦略上、表立って募集はできないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する内容のもので、給与やポジションなどがハイグレードだという特徴があります。
とくに外資系企業は企業戦略の漏洩を避けるために、信頼できるエージェントのみに独占案件や非公開求人を依頼することが多く、良質な外資系求人は一部のエージェントに集中しやすい傾向があります。
非公開求人も見ることで、ご自身の希望する労働条件や職場を見つけられる可能性がグッと上がります。
メリット(3). 転職のプロからサポートを受けることができる
この章では、転職エージェントで受けられる『4つのサポート』について紹介をしていきます。
転職エージェントでは選考前から入職後まで、とにかく手厚いサポートを無料で行ってくれます。
反対に転職エージェントを使わずに転職すると各ステップで苦労が多く、その点も併せて説明していきます。
STEP1. 面談(希望条件などのすり合わせ)
転職エージェントに登録すると、担当者から連絡が来ます。
そして、その後時間を合わせて、対面もしくは電話・オンラインで面談を行い、「転職しようか迷っている」というレベルの相談から、「こんな職場に転職したい」などのヒアリングまで行ってくれます。
その後はあなたの希望に応じて、どんどん求人を紹介してくれるようになるので、以下のような譲れない条件があればこの時点でしっかり伝えておきましょう。
- 希望の給料やボーナスの水準
- 夜勤なし、休みやすいなどの働き方の要望
- 希望の勤務場所(立地や交通の便)
- 「介護施設がいい」などの転職先の希望
STEP2. 求人の紹介
面談の後は、あなたの希望に合わせて求人を紹介してくれます。
紹介された求人の中で興味のあるものがあれば、転職エージェントが応募手続きを代行してくれます。
この時、転職エージェントだからこそ知っている職場の実情なども踏まえつつ提案してもらえます。
また、転職エージェントの場合、ネット上などに公開されている公開求人の他に、ネット上には公開されない「非公開求人」も存在します。
非公開求人は何がいいの?
転職エージェントを使っている人にとって、非公開求人は「好条件の求人が多い」というメリットがあります。
「好条件ゆえ公開されたら応募者が殺到するおそれがある」「既存社員より良い条件になってしまうから」など、非公開求人は「非公開にすべき理由」のある良質な求人が非常に多いです。
STEP3. 選考のサポート
履歴書や面接対策など「受かるためのサポート」も転職エージェントは行ってくれます。
転職エージェントはあなたが転職に成功し、入職して初めて「紹介料」をもらえるからです。
そのため、紹介して終わりではなく、受かるためのサポートも徹底的に行ってくれます。
また、あなた自身ではなかなかしづらい、条件面の交渉も担当者が行ってくれますので、希望の条件をしっかりと伝えておきましょう。
STEP4. 内定後のサポート
内定した後もサポートは以下の面で、手厚く実施してくれます。
- 職場側との条件などの調整
- 入職手続きの代行
- 現職の退職交渉のアドバイス
以上のように、内定が決まった後も入職するまでサポートしてくれ、面倒な手続きなどもほとんど代行してくれます。
~ここまでのまとめ~
転職エージェントに登録するべき理由について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
登録することで、非常に大きな恩恵を受けられるので、まずは相談のつもりで登録してみることをおすすめします。※しかも登録は無料です。
- メリット(1) 非公開求人など、求人の幅が大きく広がる
- メリット(2) 転職のプロから丁寧なサポートが受けられる
次の章では、転職エージェントをより効果的に活用するポイントについてご紹介していきます。
2. 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 担当コンサルタントをシビアな目でみる
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
キャリアコンサルタントも売上目標があり、日々追われています。
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば遠慮なく変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
3. 【図解】転職エージェント利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
4. 外資系企業の3つの特徴
初めて外資転職をされる人向けに、外資系企業の特徴をご説明します。
外資系企業の特徴は、以下3つです。
- (1). 成果主義の徹底
- (2). 意思決定が迅速
- (3). 英語の活用機会が多い
それぞれ順にご説明します。
(1). 成果主義の徹底
外資系企業の多くは、成果主義を徹底しています。
実際、成果を出せば年齢に関係なく昇進できますが、期待された成果が出せなければ「解雇通告」をされることも多々あります。
プロセス評価をしてくれる日系企業で働いてこられた人は、そのスタンスのまま外資系企業に入社すると苦労することも多いです。
もしプロセスを評価してほしいと思うのならば、外資転職はあまりおすすめできませんので、留意しておいてください。
(2). 意思決定が迅速
外資系企業の意思決定は日系企業と比べてとても早いです。
実際、日系企業はいくつもの会議を経て意思決定することが多いのに対し、外資系企業はその場で決定することも多々あります。
それに伴って短期間で指示が出されたり、指示内容がガラリと変わったりするなど、外資系企業の社員には柔軟でスピーディーな対応が求められます。
このように意思決定のスピードが早いことも、外資系企業の特徴の一つです。
(3). 英語の活用機会が多い
基本的に外資系では英語の活用機会は多いです。
特に、外資系本社(HQ)や海外クライアントと関わる場合は、毎日英語を使うのが当たり前の環境になります。
もともと英語に自信があって転職する場合は気にしなくて良いですが、「英語に自信がない」という場合は注意が必要です、
希望企業での英語の活用頻度と、求められるレベルは日常会話程度なのか、ビジネスレベルなのかをしっかりと確認しておきましょう。
5. 外資転職に関するよくあるQ&A
ここでは、外資転職でよくある質問に対して答えていきたいと思います。
Q1. 外資転職で失敗する人の特徴は?
以下のような人は外資転職で失敗することが多いです。
- プロセス評価を求める人
- 一つの物事にじっくり取り組みたい人
- 英語に苦手意識を持っている人
これらのうちいずれかに当てはまった人は、外資転職をするか否かを再検討したほうが良いでしょう。
Q2. 求められる英語のレベルは?
基本的にTOEIC700〜800点程度が求められます。
ただし、これはあくまで基準であって、求人によってはビジネス会話ができるレベルの英語力が求められることもあります。
英語ができないとそれだけで仕事が進まなかったりもするので、外資系企業への転職を考える人は英語の勉強に努めるようにしてください。
Q3. 日系企業よりも給料が高いのは本当?
外資系企業は基本的に日系企業よりも給料が高いです。
実際、「消費財メーカー」で比較すると、外資系メーカーの平均年収が日系大手メーカーを上回っていることが分かります。
出典:「ワンキャリア」
また、外資系企業の福利厚生は日系企業に劣ることが多いものの、昇進スピードが早いため、若くして高給取りになることも可能です。
Q4. 女性の外資転職に年齢は関係あるの?
結論として、年齢は関係なく即戦力になるか否かが重視されます。
外資系企業は日本企業ほど年齢を気にせず、即戦力となるスペシャリストが求められているためです。
ただし、日系企業よりも短期間での成果を求められる傾向がありますので、そこは留意しておいてください。
まとめ
ここまで外資転職について紹介しましたが、いかがでしたか?
競争が激しく、常に成果を高いレベルで求められる外資系企業への転職は決して容易ではありません。
さらに、コロナ禍で求人が減少している今、転職を成功させるためには、まず「外資求人の多い大手エージェント1〜2社」に登録したうえで「あなたの転職目的に合ったエージェント」を併用する必要があります。
本記事の1章で紹介した大手転職エージェントを再掲するので、ぜひ気になった数社に登録してみてください。
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