外資系に強い転職エージェントサイトランキング【外資転職に失敗しないコツも解説】

外資系に強い転職エージェントサイトランキング【外資転職に失敗しないコツも解説】

外資転職を成功させる近道は、外資系に強い転職エージェントを利用することです。

なぜなら、事業戦略の漏洩を避けるために、外資系企業の求人は特定の転職エージェントに集まる傾向があるからです。

また、外資系企業の社風や求められるスキルは日系企業と異なり、特殊な応募書類対策や面接対策も必要です。汎用的な対策では、狭き門である選考を勝ち抜くことは難しいでしょう。

この記事では、転職エージェント利用者500人へのアンケートをもとに、外資転職に強い【総合型】と【特化型】の転職エージェントをランキング形式で紹介します。

希望業界が決まっている人は【特化型】もあわせて活用すれば、外資系の中でもさらに業界にフォーカスした精度の高いサポートを受けることができます。

  1. 外資系に強いおすすめの転職エージェントサイト一覧
  2. 【総合】外資系におすすめの転職エージェントランキング
  3. 【特化】外資IT業界におすすめの転職エージェント
  4. 【特化】外資金融業界におすすめの転職エージェント
  5. 【特化】外資コンサル業界におすすめの転職エージェント
  6. 【特化】外資系メーカー(製薬・消費財・製造・化学)におすすめの転職エージェント
  7. 【特化】外資製薬業界のMRにおすすめの転職エージェント
  8. 外資系転職エージェントを使うべき理由
  9. 外資系転職で失敗しないコツ
  10. 外資転職の前に知っておきたい外資系企業の特徴
  11. 外資系企業に転職してよかった?転職成功事例
  12. 外資系転職に関するよくあるQ&A
  13. 外資系におすすめの転職エージェントランキングのまとめ

外資系に強いおすすめの転職エージェントサイト一覧

まずは、このページで紹介している「外資系におすすめの転職エージェント」を比較表で見てみましょう。

各転職エージェントの詳しい特徴や強みは次の章以降で解説しますが、気になる転職エージェントがあれば、「詳細を見る」ボタンから解説にジャンプできます。

※表は縦にスクロールできます

転職エージェントサービスの特徴
リクルートダイレクトスカウトリクルートダイレクトスカウト
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約41.4万件
満足度:4.3

IT金融メーカー全般総合ランクイン
スカウト求人検索
doda xロゴdoda X
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約2.3万件
満足度:4.2

総合ランクイン
エージェントスカウト求人検索
jacリクルートメントJACリクルートメント
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約1.5万件
満足度:4.1

ITコンサル総合ランクイン
エージェント求人検索
ビズリーチビズリーチ
公式サイトを見る
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公開求人数:約8.6万件
満足度:4.1

総合ランクイン
スカウト求人検索
ランスタッド_ロゴランスタッド
公式サイトを見る
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公開求人数:約6,100件
満足度:4.5

総合ランクイン
エージェント求人検索
エンワールドジャパンエンワールド・ジャパン
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約860件
満足度:4.2

総合ランクイン
エージェント
ロバートウォルターズロバート・ウォルターズ
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約1,900件
満足度:3.8

総合ランクイン
エージェント求人検索
マイナビIT AGENTロゴマイナビIT AGENT
公式サイトを見る
公開求人数:約9,600件
※IT業界の求人数
満足度:4.2

IT
エージェント求人検索
コトラ(KOTORA)コトラ
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約3,300件
※金融業界の求人数
満足度:4.2

金融
エージェント求人検索
ムービンストラテジックキャリア|ファンド・M&A金融転職ムービンストラテジックキャリア(金融)
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:非公開
満足度:4.0

金融
エージェント求人検索
ムービン・ストラテジック・キャリア|コンサル業界ムービンストラテジックキャリア(コンサル)
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:非公開
満足度:4.0

コンサル
エージェント求人検索
アクシスコンサルティングロゴアクシスコンサルティング
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:非公開
満足度:4.0

コンサル
エージェント
メディサーチ|製薬・医療機器・病院専門の人材紹介 エージェント会社メディサーチ
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約1,100件
※メーカーの求人数
満足度:4.2

製薬メーカー
エージェント求人検索
Answers(アンサーズ)アンサーズ
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約800件
※メーカーの求人数
満足度:4.0

製薬メーカー
エージェント求人検索
アズール&カンパニーアズール&カンパニー
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約1,800件
※メーカーの求人数
満足度:4.2

消費財メーカー
エージェント求人検索
スプリング転職エージェント(Spring)Spring転職エージェント
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約8,700件
※メーカーの求人数
満足度:3.3

消費財メーカー
エージェント求人検索
ISSコンサルティングISSコンサルティング
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:非公開
満足度:4.0

製造・化学メーカー
エージェント求人検索
MR専門転職エージェント『MR BiZ』MR BiZ
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約100件
※MRの求人数
満足度:no date

MR
エージェント求人検索

※求人数:2023年10月22日時点

当サイトでは転職エージェント利用者500人へのアンケートを通して取得したデータを、以下の基準で評価しています。

  • 求人の数・質:十分な数・質の求人を保有
  • 提案力:キャリアプランに合った求人を提案
  • サポート力:徹底した選考対策やサポートの提供
次の章からは、「総合型」と「特化型(業界別)」の転職エージェントをそれぞれランキング形式で紹介します。
特化型から登録したい人は、IT業界金融業界コンサル業界メーカーMRの解説にスキップできます。
CareerTheory編集部
CareerTheory編集部

【総合】外資系におすすめの転職エージェントランキング

ここでは、外資系企業への転職を希望するあなたが、まず登録すべき総合型転職エージェントのランキングを紹介します。

転職エージェント公開求人数総合評価
1位
リクルートダイレクトスカウトリクルートダイレクトスカウト
公式サイト解説を読む
約41.4万件

4.3

人材サービス業界大手のリクルートが運営
2位
doda xロゴdoda X(旧称:iX転職)
公式サイト解説を読む
約2.3万件

4.2

人材サービス業界大手のパーソルグループが運営
※現在の年収600万円以上の人におすすめ
3位
jacリクルートメントJACリクルートメント
公式サイト解説を読む
約1.5万件

4.1

グローバルのハイキャリアに強い
※現在の年収600万円以上の人におすすめ
4位
ビズリーチビズリーチ
公式サイト解説を読む
約8.6万件

4.1

CMで話題のヘッドハンティングサービス
※現在の年収400万円以上の人におすすめ
5位
ランスタッド(randstad)ランスタッド
公式サイト解説を読む
約6,100件

4.5

世界最大級の外資系転職エージェント
6位
エンワールドジャパンエンワールド・ジャパン
公式サイト解説を読む
約860件

4.2

アジア太平洋地域に強く、サポートも手厚い
7位
ロバートウォルターズロバート・ウォルターズ
公式サイト解説を読む
約1,900件

3.8

ロンドン発祥の人材サービス会社。外資系・日系グローバル企業、大手からベンチャー企業まで幅広い求人を取り扱い、語学力を活かした転職にも強い。

※求人数:2023年10月22日時点

上位3つの転職エージェント(リクルートダイレクトスカウトdoda XJACリクルートメント)は特に評価が高いため、外資系の好条件求人を集めるのであれば、すべて登録することをおすすめします。

さて、ここからはランキング上位の転職エージェントを1つずつ詳しく紹介していきます。

1位. リクルートダイレクトスカウト|リクルート運営のヘッドハンティングサービス

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト』は人材サービス業界国内最大手のリクルートが運営する転職支援サービスです。

公開求人数は38万件以上と2位以下を大きく引き離し、かつ独自のコネクションやネットワークを活かした独占求人も多く保有しています。
次のように、多くの外資系企業への転職決定実績を有しています。

  • 国内不動産会社⇒外資系不動産投資会社のアセットマネージャー
  • 国内保険会社⇒外資系保険会社の保険アンダーライター
  • 国内広告代理店⇒グローバルコンサルティングファームのマネージャー
  • 国内メーカー⇒外資系メーカーの経理マネージャー

さらに『リクルートダイレクトスカウト』は、単に外資系に強いだけでなく、利用者の実力が輝くハイポジションの転職にも強みを有している点も魅力です。
執行役員やCEO・COOなど取締役会メンバークラスの「経営ボード」求人は2,200件以上あり(2023年10月10日時点)、ハイポジション求人を探している人も必ず登録するべきサービスです。

4,300人以上のヘッドハンターが日々求人を発掘しているため、自分では見つけられない希少な求人と出会うことができます。

『リクルートダイレクトスカウト』はこんな人におすすめ

  • 登録するサービスに迷っている
  • 名実ともに評価が高いサービスを利用したい
  • 自分で探しきれない、思いがけない好条件のスカウトに期待したい

2位. doda X|パーソルグループ運営のハイクラス向け転職支援サービス

doda X(旧称:iX転職)

doda X(旧称:iX転職)』は、事業戦略に直結するような希少性の高いハイクラス求人に特化した転職支援サービスです。

約2.3万件の公開求人を保有していますが、その99%が年収600万円以上です(2023年10月10日時点)

強みを発揮する分野は経営・企画や管理部門、各種技術職など、マネジメント層・スペシャリスト人材のハイクラス転職に先鋭化したサービスとして人気です。

取り扱い実績はアマゾンやユニリーバなどの外資系大手企業からNTTデータやサントリーなど国内大手企業まで幅広く、日系企業への転職も選択肢として残しておきたい人にもおすすめです。

2023年10月には『iX転職』から『doda X(デューダエックス)』に改称し、より一層ハイクオリティなサービスの提供に向けて邁進しています。

doda X』では、ヘッドハンターからスカウトを受け取れる「ヘッドハンティングサービス」と、求人紹介を受けたり自ら求人検索・応募したりできる「求人紹介サービス」を、一つのWebサイト(1回の登録)で利用できます。

スカウトを待ちながらじっくりと検討を進めるだけでなく、スピーディなハイクラス転職を実現したいときにも有用です。

『doda X(旧称:iX転職)』はこんな人におすすめ

  • 登録するサービスに迷っている
  • 日系企業に転職という選択肢も残しておきたい
  • 現在の年収が600万円以上でさらに年収を上げたい

3位. JACリクルートメント|グローバルのハイキャリアに強い

JACリクルートメント

JACリクルートメント』は、グローバルのハイキャリア案件に強い転職エージェントであり、ロンドン発祥の日系人材サービス会社です。

とりわけミドルマネジメント層・スペシャリスト職・グローバル人材に特化しており、1988年の日本法人設立以来、累計約43万人の転職を支援してきた信頼と実績があります。

“Speed, Sincerity and Attitude”をポリシーとしており、原則24時間以内に状況を報告するなどスピードを持ちながら誠意と真摯な姿勢を重視した対応をしてくれるため、「今すぐに転職したい」と考えている人にもおすすめできます。

なお、オリコン顧客満足度調査(ハイクラス・ミドルクラス転職)では、4年連続(2019~2023年)で総合第1位を獲得した実績があります。
同調査には「利用のしやすさ」「担当者の対応」「紹介案件」「交渉力」の4項目があり、2023年の調査ではすべての項目で1位、特に「担当者の対応」の評価が高くなっています。

「キャリアアドバイザーが業界に精通している」というセールスコピーはよく見かけますが、第三者による調査で証明されている点は安心材料と言えます。
JACリクルートメント』の外資系に特化したキャリアアドバイザーが長年のノウハウを活かし、あなたの外資系転職を力強くサポートしてくれることでしょう。

『JACリクルートメント』はこんな人におすすめ

  • 登録するサービスに迷っている
  • 外資系企業はもちろん、日系企業(海外進出企業)も検討したい
  • レベルの高い転職エージェントにサポートしてほしい
  • 現在の年収が600万円以上でさらに年収を上げたい
  • 英文レジュメや英語面接など外資系に特化したサポートを受けたい

4位. ビズリーチ|CMで話題のヘッドハンティングサービス

ビズリーチ

ビズリーチ』は、管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化したヘッドハンティングサービスです。

最大の特徴は非公開求人数の多さです。公開求人約8.5万件に対し、非公開求人は約19.2万件です。
また、年収1,000万円以上の求人数は約5.1万件(全体の26%以上)で、外資系企業への転職のみならず、オールラウンドに活用することができます(2023年10月10日時点)

なお、「スタンダードステージ(無料会員)」の他に「プレミアムステージ(有料会員)」があり、有料会員しか閲覧・応募できない求人などもあるため、使い勝手や求人の質に納得できたら有料会員にアップグレードしてもよいでしょう。

ビズリーチ』の有料会員には次の2種類があります。
タレント会員:月額3,278円(税込)、ハイクラス会員:月額5,478円(税込)
※会員種別は、現在の年収額などを基準に決定されるため、自分で選択することはできません。

『ビズリーチ』はこんな人におすすめ

  • 多くの求人を比較検討したい
  • 多くのスカウトを受けることで、自分の市場価値を測りたい
  • 有料でもよいから質の高いサービスを受けたい(無料でも十分に活用できる)

5位. ランスタッド|世界最大級の外資系転職エージェント

ランスタッド

ランスタッド』は、オランダに本社を置き世界38カ国で人材ビジネスを展開する世界最大級の外資系転職エージェントです。

公開求人約6,000件のうち、87%以上が年収800万円以上です(2023年10月10日時点)。中には年収3000万円以上を目指せるハイクラス求人も見つけられます。
S&P500企業からスタートアップまで、求人の幅が広いことも特徴的です。

ランスタッドでしか募集をしていない「独占求人」も200件以上と豊富で、特にIT・Web・エンジニア業界を得意としています
これらの業界で、外資系企業やグローバル企業のハイクラスポジションを狙っている人におすすめできます。

公式サイトのコンサルタント一覧からは、業界やエリアごとにキャリアアドバイザーのプロフィールを確認することもでき、透明性の高さも利用しやすい一因と言えます。

『ランスタッド』はこんな人におすすめ

  • S&P500企業やスタートアップ企業にも魅力を感じている
  • IT・Web・エンジニア業界を狙っている
  • 外資系企業やグローバル企業のハイクラスポジションを狙っている


※ランスタッドでは、IT企業の転職に特化したエージェントサービスも行っています。IT業界志望者にもおすすめです。

6位. エンワールド・ジャパン|アジア太平洋地域に強く、サポートが手厚い

エンワールドジャパン

エンワールド・ジャパン』は、日本以外に、シンガポール、ベトナム、タイ、インドに拠点を持つ、アジア太平洋地域に強い転職エージェントです。

大手外資系、日系グローバル企業の求人を多数扱っており、年収800万円以上の高年収求人を常時1万件以上保有しています。

また、2019年にはエグゼクティブ層専門の人材紹介部門「エンワールド エグゼクティブサーチ」を起ち上げ、上級管理職の採用支援にも注力しています。
アジア太平洋地域の外資系企業だけでなく、日系企業の上級管理職にも興味がある人にはおすすめできます。

「入社後活躍」という企業ミッションを掲げ、入社後1年間のサポート(アンケートを通じた支援担当者とのコミュニケーション)を受けられることも心強いです。

ただし、求人数が多いとは言えないため、求人数の多い『リクルートダイレクトスカウト』や『ビズリーチ』との併用がおすすめです。

『エンワールド・ジャパン』はこんな人におすすめ

  • アジア太平洋地域の外資系企業を優先的に検討している
  • 日系企業の上級管理職も選択肢に入る
  • 複数の転職エージェントを利用して効率的に転職したい(2~3つの併用を推奨)

7位. ロバート・ウォルターズ|キャリアや語学力を活かしたい人にもおすすめ

外資系・日系グローバル企業の転職・求人ならロバート・ウォルターズ

ロバート・ウォルターズ』は、世界31カ国で人材サービスビジネスを展開する外資系転職エージェントです。

1985年にロンドンで設立され、人材サービス会社としては老舗です(日本法人は2000年に設立)。
外資系企業や日系グローバル企業、大手からベンチャー企業まで幅広い求人を取り扱い、特にバイリンガルの転職支援を得意としています。

外資系企業への転職について圧倒的な専門性が強みで、相応のキャリアや語学力を持っている人からの評価は非常に高いです。
また、外資系企業ならではのスピード感はサービスの質やキャリアアドバイザーの仕事にもよく表れており、登録から応募までがスムーズに進むことも特徴です。

『ロバート・ウォルターズ』はこんな人におすすめ

  • キャリアや語学力に自信がある
  • 登録から応募までスムーズに(急いで)進めたい
  • 外資系転職エージェントの対応を実感してみたい

「まず登録すべき総合型転職エージェント」を紹介してきました。
一方、希望業界が決まっている人は、次章から紹介する特化型の転職エージェントIT業界金融業界コンサル業界メーカーMR)を活用することで、さらに焦点を絞ったサポートを受けることができます。
CareerTheory編集部
CareerTheory編集部

【特化】外資IT業界におすすめの転職エージェント

外資IT業界の求人を多く保有するエージェントを紹介します。

転職エージェントIT業界の公開求人数利用満足度
1位.
リクルートダイレクトスカウトリクルートダイレクトスカウト
約13.5万件

4.6

リクルート運営のヘッドハンティングサービス
公式サイトも見る
2位.
マイナビIT AGENTロゴマイナビIT AGENT
約9,600件

4.2

豊富な求人とサポートが好評
公式サイトも見る
3位.
jacリクルートメントJACリクルートメント
約1,400件

4.1

ハイクラス転職実績No.1
公式サイトも見る

※求人数:2023年10月22日時点

リクルートダイレクトスカウト』は求人数が多いため、必ず登録したい転職エージェントです。
外資企業のシステムエンジニア募集やベンチャー企業のリードエンジニア募集などの高年収求人に強い点が特徴です。

ただし、ヘッドハンティングサービスだけだと能動的な転職活動を行いにくいため、IT業界に特化した転職エージェントである『マイナビIT AGENT』の併用がおすすめです。

【特化】外資金融業界におすすめの転職エージェント

外資金融業界の転職は難度が高いため、求人数の多い転職エージェントと、サポートの専門性が高い転職エージェントの併用をおすすめします。

転職エージェント金融業界の公開求人数利用満足度
1位.
コトラ(KOTORA)コトラ
約3,300件

4.2

外資金融・コンサル出身のアドバイザーが豊富!
公式サイトも見る
2位.
ムービンストラテジックキャリア|ファンド・M&A金融転職ムービンストラテジックキャリア
非公開

4.0

少数精鋭のアドバイザーが転職決定後までサポート
公式サイトも見る
3位.
リクルートダイレクトスカウトリクルートダイレクトスカウト
約1.7万件

4.6

リクルート運営のヘッドハンティングサービス
公式サイトも見る

※求人数:2023年10月22日時点

求人数が圧倒的に多い『リクルートダイレクトスカウト』に登録したうえで、金融業界に特化した『コトラ』『ムービンストラテジックキャリア』にも登録すれば、転職成功の可能性をグッと高めることができるでしょう。

コトラ|外資金融出身のアドバイザーが豊富

KOTORA
コトラ』は外資系金融に特化している転職エージェントです。

在籍する全てのキャリアアドバイザーが金融業界出身者で、専門性が高く、外部からでは網羅的な把握が難しい各PEファンドの特性なども熟知しています。

また、外資系金融業界への転職難度が高いことを身をもって知っているため、キャリアアドバイザーは中長期的なサポートを前提に付き合ってくれます。

自分のキャリアで外資系金融業界で転職できる可能性があるか、仕事に適性はあるか、まずは相談してみると良いでしょう。

ムービンストラテジックキャリア ファンド・M&A・金融転職|戦略ファーム希望者におすすめ

ムービンストラテジックキャリア
ムービンストラテジックキャリア』は、金融業界に特化した転職エージェントです。

日本政策投資銀行や野村證券など金融業界出身のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。

希少性の高い業界知識の提供やカウンセリングだけでなく、金融業界に必要な思考法やマインド、ビジネススキルまでも指導してもらえます

相談するだけでも、外資系金融業界の一端に触れることができ、自分では気づいていない可能性を見つけることができるでしょう。

【特化】外資コンサル業界におすすめの転職エージェント

外資系転職の中でも外資系コンサルタントを希望する人は、以下の転職エージェントがおすすめです。

転職エージェントコンサルティング業界の公開求人数利用満足度
戦略ファーム希望者向け
ムービン・ストラテジック・キャリア|コンサル業界ムービンストラテジックキャリア
非公開

4.0

エージェントに元戦略ファーム出身者が豊富
公式サイトも見る
BIG4やアクセンチュア希望者向け
アクシスコンサルティングロゴアクシスコンサルティング
非公開

4.0

コンサルティング業界特化型の転職エージェント
公式サイトも見る
すべての人におすすめ
jacリクルートメントJACリクルートメント
約560件

4.1

ハイクラス転職実績No.1
公式サイトも見る

※求人数:2023年10月22日時点

順に詳しく解説します。

ムービンストラテジックキャリア Consultant転職|戦略ファーム希望者におすすめ

ムービンストラテジックキャリア
ムービンストラテジックキャリア Consultant転職』は、コンサルティング業界に特化した転職エージェントです。

元戦略コンサルティングファーム出身者が多く、内部情報や企業とのコネクションを駆使した情報力に強みがあります。

レジュメの添削はもちろん、戦略コンサルティングファーム特有の面接対策(フェルミ推定やケース)も、主要ファーム別にしっかりと対応してくれます

外資系コンサルティング業界の中でも、特に戦略ファームは転職難度が高いため、『ムービンストラテジックキャリア Consultant転職』のような特化型転職エージェントへの登録は必須でしょう。

アクシスコンサルティング|BIG4・アクセンチュア希望者におすすめ

アクシスコンサルティング
アクシスコンサルティング』は、コンサルティング業界に特化した転職エージェントです。

コンサルティングファームからの信頼が厚い転職エージェントで、シニアコンサルタント以上の入社数1位という実績(大手外資系、国内系含め)を持っています。

また、コンサル業界ならではの選考対策(フェルミ推定やケース面接)に強く、求職者へのサポートが手厚いことで高評価を得ています。

質の良い非公開求人の中から、あなたのキャリアに即した求人を提案してくれるので、コンサルティング業界への転職を少しでも視野に入れている人は必ず登録しておきましょう。

【特化】外資系メーカー(製薬・消費財・製造・化学)におすすめの転職エージェント

外資系メーカーの転職におすすめな求人数が豊富な転職エージェントを紹介します。

メーカーの中でも、製薬や消費財、製造業などで変わるため、該当するエージェントを選択するようにしてください。

転職エージェントメーカーの公開求人数利用満足度
すべての外資メーカー希望者におすすめ
リクルートダイレクトスカウトリクルートダイレクトスカウト
約8.7万件

4.6

リクルート運営のヘッドハンティングサービス
公式サイトも見る解説を読む
製薬メーカー
メディサーチ|製薬・医療機器・病院専門の人材紹介 エージェント会社メディサーチ
約1,100件

4.2

製薬・医療機器・病院専門転職エージェント
公式サイトも見る解説を読む
製薬メーカー
Answers(アンサーズ)アンサーズ
約800件

4.0

製薬・医薬・臨床開発の転職エージェント
公式サイトも見る解説を読む
消費財メーカー
アズール&カンパニーアズール&カンパニー
約1,800件

4.2

消費財業界特化型で外資求人が80%を占める
公式サイトも見る解説を読む
消費財メーカー
スプリング転職エージェント(Spring)Spring転職エージェント
約8,700件

3.3

世界60カ国以上のグローバルネットワーク
公式サイトも見る解説を読む
製造・化学メーカー
ISSコンサルティングISSコンサルティング
非公開

4.0

外資系企業の転職に特化した転職エージェント
公式サイトも見る解説を読む
製造・化学メーカー
エンワールドジャパンエンワールド・ジャパン
約200件

4.2

外資系・グローバル企業専門の転職エージェント
公式サイトも見る解説を読む

※求人数:2023年10月22日時点

詳しく解説していきます。

リクルートダイレクトスカウト|すべての外資メーカー希望者におすすめ

リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウト』は人材サービス業界最大手のリクルートが運営する、ヘッドハンティングサービスです。

公開求人数は約39万件と非常に多く、メーカー業界の求人だけでも約8.2万件(2023年10月10日時点)という充実ぶりは、情報収集の観点からも大きな魅力です。

メーカー求人の分野は広く、「電気・電子」「家電・民生機器」「半導体」「精密機器・計測機器 」 「自動車・自動車部品 」「化学・素材・バイオ・石油 」「食品・飲料」「 化粧品・日用品 」「アパレル・ファッション」「その他」の10項目から選べるため、希望の業界・職種が必ず見つかるでしょう。

ヘッドハンターがあなたの経歴に見合った最適なポストを見つけてスカウトという形で提案してくれるため、レジュメ登録後はスカウトを待つだけで半自動的に好条件の求人情報が得られます。

メディサーチ|外資製薬メーカーにおすすめ

メディサーチ
メディサーチ』は、製薬・医療機器・病院専門の転職エージェントです。
外資系特化ではありませんが、製薬業界への転職にはおすすめできます。

MR(医薬情報担当者)はもちろん、マーケティング、創薬、臨床、GMP、学術研究、CRO、人事といったコーポレート職など、製薬業界に関しては多種多様な求人を保有しています。

掲載企業の例
ファイザー、ノバルティスファーマ、グラクソスミスクラインなど

アンサーズ|外資製薬メーカーにおすすめ

アンサーズ
アンサーズ(Answers)』は、製薬業界専門の転職支援サービスです。

製薬業界専門のキャリアアドバイザーが自ら企業に足を運んで収集している最新の求人情報が掲載されています。
外資系・日系製薬メーカーから、CSO(医薬品販売業務受託機関)・CRO(医薬品開発業務受託機関)の求人も網羅しています。

外資系製薬業界への転職を考えている方はぜひ登録してみてください。

掲載企業の例
アストラゼネカ、グラクソスミスクライン、ノバルティス、メルクアンドカンパニーなど

アズール&カンパニー|外資消費財メーカーにおすすめ

アズール&カンパニー
アズール&カンパニー』は、外資系の消費財に特化した転職エージェントです。

特に高級消費財・一般消費財・スポーツ・エンターテイメント業界に明るく、「消費財に強い」と謳っている希少な転職エージェントです。

サービスの本質を「転職支援を通じて人が輝く場所を見つけるためのお手伝いをすること」と表現しているだけあり、丁寧なキャリアカウンセリングも好評です。

消費財分野に特化したキャリアアドバイザーの手厚いサポートを受けたい人はぜひ登録すべき転職エージェントです。

掲載企業の例
P&G、日本ロレアル、ユニリーバ、LVMH、マースジャパンなど

Spring転職エージェント|外資消費財メーカーにおすすめ


Spring転職エージェントはスイス発祥の転職エージェントで、世界60カ国以上で転職支援を行っています。

業界や職種ごとに専門のキャリアアドバイザーが在籍しているため、消費財業界に特化した担当者にサポートしてもらえるのが大きなメリットです。

また、外資系転職に関するノウハウが非常に豊富なため、専門性の高いアドバイスを受けながら転職活動を進められます。

消費財業界の求人数は比較的多く、登録しておいて損はないでしょう。

ISSコンサルティング|外資製造・化学メーカーにおすすめ

ISSコンサルティング
ISSコンサルティング』は外資系専門の転職エージェントで、特に搬送(自動車など)・機械・化学といったメーカー求人に強みがあります。

クライアントとのネットワークを活かしたミッドキャリアからエグゼクティブの非公開求人も保有しています。

掲載企業の例
日本GE、ボッシュ、BASF、ABB、シーメンスなど

エンワールド・ジャパン|外資製造・化学メーカーにおすすめ

エンワールドジャパン
エンワールド・ジャパンは世界と日本のグローバル人材をつなぐ転職エージェントです。

エン・ジャパングループならではの情報量の多さも特徴です。
コラムでは、面接におけるマナーから各業界の転職マーケット情報なども紹介されています。

特に製造業の転職マーケットの動向については、インタビュービデオも公開されており、ニューノーマル時代における製造業での転職活動に大いに参考になります。

【特化】外資製薬業界のMRにおすすめの転職エージェント

外資製薬業界への転職を希望する方で、特にMRを志望する人におすすめの転職エージェントを紹介します。

転職エージェントMRの公開求人数利用満足度
MR専門転職エージェント『MR BiZ』MR BiZ約100件
※非公開求人を含む
no data
MR求人数は業界トップクラス
領域別の専門MR募集まで絞り込める!
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※求人数:2023年10月22日時点

MR BiZ』は、医療・医療関連産業のキャリア支援で実績を持つクイック社運営のサービスで、数少ないMR特化型の転職エージェントです。

MR BiZ|稀少なMR専門転職エージェント!

MR専門転職エージェント『MR BiZ』

MR BiZ』は業界最多クラスのMR求人数を誇るMR特化型の転職エージェントです。

運営元のクイック社は人材業界の大手企業で、医療従事者や医療関連産業各職種のキャリア支援も手掛けている有名企業です。

転職サポートにおけるクイック社の高品質ぶりは『MR BiZ』についても同様で、利用者の満足度は96.3%にものぼります(クイック社利用アンケート、2018年7月-2020年2月)

MRは求人数自体が少なく、数件しか掲載されていない転職サイトは少なくありません。MRの転職においては、求人探しすら難関のひとつなのです。

MR BiZ』は製薬メーカーとの強固なコネクションにより、そうした稀少なMR求人を豊富に揃えています。

また、たとえば1~2週間で掲載終了となるような緊急の募集や、製薬メーカー側が秘密裏に進めたい非公開の採用プロジェクトなど、『MR BiZ』ならではの求人との出会いにも期待できます。

取扱い求人はメガファーマから中堅メーカーまで幅広く、新薬メーカーやバイオファーマなど外資系ファーマの多い分野にも強みを持っているのが特長です。

とくに求人検索システムではオンコロジーや免疫といった切り口から「領域専門MR」の募集を探すことができ、キャリアアップを図りたい人には嬉しいポイントです。

外資系転職エージェントを使うべき理由

外資系転職エージェントを使うべき理由は、転職成功の可能性が高まるためです。

実際、転職エージェントへの登録で以下4つの恩恵を受けることができます。

では、順にご説明します。

理由1:英語のレジュメや面接の対策ができる

レジュメとは、日本で言う履歴書と職務経歴書を合わせた書類のことです。
決まった書式はありませんが、ほとんどの応募には Combination Resume というフォーマットが適しているでしょう。

また、外資系企業では、英語で面接が行われることは少なくありませんが、英語面接にも決まった型があります。
例えるなら、キャビンアテンダントが「Would you like fish or chicken?」と定型の質問をするようにです。

このように、外資系転職には特有の選考対策が必要になります。
外資系に強い転職エージェントなら業界や企業ごとの特色をノウハウとして把握しているため、準備や対策に困ることはないでしょう。

理由2:経営状態が良好な企業に就職できる

転職支援サービスには、大きく「転職エージェント」と「転職サイト」の2つがあり、転職エージェントはキャリアアドバイザーが、求職者の希望条件と企業の要望をすり合わせて、個別に求人を紹介してくれるサービスです。

企業にかかる費用の面では、転職サイトは求人広告を掲載する際にかかる初期費用(約20~35万円)のみであることが一般的ですが、転職エージェントでは成果報酬が必要となります。

成果報酬はおおよそ入職者がその企業で受け取る予定年収の15~30%となることが多く、たとえば予定年収が500万円であれば、採用1人につき約75~150万円がかかります。

つまり、転職エージェントを利用する企業は採用活動に高額な費用を充てられる、良好な経営状態であると言うことができます。

また、人材発掘に高額投資をする企業は入社後も社員を大切にしてくれるという見方もできるため、働きやすい環境である可能性が高いです。

せっかく転職活動をするなら、より良い環境で働けるように転職エージェントの利用をおすすめします。

理由3:非公開求人など、求人の幅が大きく広がる

外資系転職エージェントを利用することで、さまざまな求人を比較することが可能になります。

たとえば、リクルート社が運営する『リクナビNEXT(転職サイト)』と『リクルートエージェント(転職エージェント)』で求人数を比較すると、『リクルートエージェント(転職エージェント)』の方がより多くの求人を保有しています。

さらに、登録後は、一般公開している「公開求人」のみならず「非公開求人」まで閲覧できるので、幅広い求人を見たいのであれば、必ず登録すべきだといえるでしょう。

非公開求人とは?
事業戦略上、表立って募集しない(できない)求人です。
とくに外資系企業は企業戦略の漏洩を避けるために、信頼できるエージェントのみに求人を依頼することが多く、良質な外資系求人は一部のエージェントに集中しやすい傾向があります。
非公開求人もチェックすることで、希望する労働条件や職場を見つけられる可能性がグッと上がります。

理由4:転職のプロからサポートを受けることができる

転職エージェントでは求人探しから応募、選考対策、内定後の手続きまで、とにかく手厚いサポートを無料で行ってくれます。

言い換えると、転職エージェントを利用しないと転職活動の各ステップで苦労することになるかもしれません。

  • STEP1
    キャリア面談
    転職エージェントに登録後、まずはキャリアアドバイザーとのキャリア面談が実施されます。
    転職先に求める条件のヒアリングもちろん、職歴などをもとにした経験やスキルの棚卸しをしてもらえます。
  • STEP2
    求人紹介
    応募する求人が決まれば、キャリアアドバイザーが応募手続きを代行してくれます。
    また、転職エージェント登録者には、一般公開されていない「非公開求人」も紹介してもらえます。
  • STEP3
    選考対策
    外資系企業では、日本企業とは異なる選考対策が必要です。
    転職エージェントの転職支援実績をもとにした英文レジュメや英語面接の対策をしてもらえます。
  • STEP5
    内定後の手続き代行
    入社手続き、雇用契約書の確認などリーガルな部分から、入社時期の調整など本人ではしづらい交渉まで代行してもらえます。

外資系転職で失敗しないコツ

この章では、外資転職の選考を勝ち抜くための準備やコツを紹介します。

「なかなか内定をもらえない…」、「転職しなければよかった…」という状況に陥らないためにも、求人探しと並行して準備を進めましょう。

徹底的に自己分析をする

外資系での転職の方はとにかく即戦力・すぐに成果を出すことが求められるので、経験できることを自分の言葉で伝えられるようにしておきましょう。

また、外資系企業には、日系企業のような年功序列や終身雇用といった風土がありません。
転職先で何をしたいかどんなキャリアを積んでいきたいかも整理しておかないと、飛び込んでから後悔する可能性もあります。

そのため、過去・現在・未来に対する自己分析をしておくことが重要です。

自己分析の方法がわからない人は、「自己分析の4ステップ」をまとめた記事を参考にしてください。

外資系ならではの選考対策をする

外資系企業への転職では、英文レジュメ(選考書類)英語面接の対策が必要です。

たとえば、英文レジュメのフォーマットには次のようなものがあります。

―英文レジュメのフォーマット―

  • Chronological Resume
    (クロノロジカル・レジュメ)
    学歴や職歴を新しい順に時系列で記載するフォーマット
  • Functional Resume
    (ファンクショナル・レジュメ)
    実績やスキルを優先して記載するフォーマット
  • Combination Resume
    (コンビネーション・レジュメ)
    ChronologicalとFunctionalをあわせた最新のフォーマット

ほとんどの外資系企業では Combination Resume が一般的ですが、伝統的な企業などでは Chronological Resume が好まれる場合もあります。

また、面接は、フランクな雰囲気で行われることが多いです。
しかし、フランクだからこそ、アイコンタクトやボディーランゲージといった、日本のものとは違った独特の対策も必要になります。

しっかりと企業研究をする

応募や面接の前に企業研究をしておく必要があります。これは、外資系企業も日系企業も同じです。
本社はどこか、日本進出の経緯についてもきちんと確認しておきましょう。

多くの場合は「日本法人の新設」ですが、中には「日系企業が買収された」「日系企業と外資系企業が共同出資して設立した」などのケースもあります。

日本進出の背景や目的、本社から見た役割などまで研究すると、応募書類(志望動機)作成のヒントになることは少なくありません。

また、口コミサイトで社員や元社員の評判を調査することも企業研究の一種です。

たとえば『転職会議』は360万件以上の口コミが掲載されている国内最大級の「企業の口コミサイト」です。
すべての口コミを鵜呑みにするのは危険ですが、社員や元社員の正直な口コミは応募や入社を左右するかもしれない重要な指針になります。

出典:転職会議

転職先が見つかるまで退職しない

退職後に就職活動をする場合、貯金を切り崩すことになるかもしれません。
経済的余裕がなくなると、精神的に追いつめられ、「どこでもいいから早く就職先を決めなければ」という焦りが生まれます。

特に外資系企業の場合は経歴調査や本社承認を要するため、応募から入社までの期間は、日系企業より長いと想定しておきましょう。

経済面や精神面に余裕を持つことは、最も重要なコツと言えるかもしれません。転職先が決まってから退職することを強くおすすめします。

希望業種で内定が取れない場合はキャリアプランを見直す

外資系企業では、「他の外資系企業での就業経験」が求められることは少なくありません。
そのため、なかなか内定が取れない人は、まずは外資系の中でも比較的難度の低い業界や業種で経験を積み、その後に本命の業種に挑戦するという方法もあります。

たとえばIT系であれば、常に求人を常に行なっているような企業もあります。
「なんとか外資系企業に転職したい」「憧れの外資系企業で働きたい」という人は、急がば回れの精神でキャリアプランを見直してみましょう。

転職エージェントを利用する

外資系企業では、リファラル採用(現社員が友人や知人などを紹介して採用する手法)が活発です。
企業も「実際に働いている現社員がおすすめする人なら大丈夫だろう」と考え、選考を有利に進めることができるケースもあるため、積極的に活用しましょう。

外資系企業に勤務する知人がいない場合、他の応募者と競い、選考を勝ち抜かなければなりません。
中には、リファラルでの応募者もいるでしょう。

こういった応募者と互角以上にわたりあうためには、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントの利用をおすすめする理由は、求人の紹介だけでなく、内定獲得の支援を始めとして転職活動全般をサポートしてくれるからです。

ここまで紹介した転職で失敗しないコツについても、転職エージェントのキャリアアドバイザーが全方位でサポートしてくれます。

転職で失敗しないコツ転職エージェントのサポート
自己分析キャリア面談での経験やスキルを棚卸し、キャリアプランの策定
選考対策各企業ごと転職支援実績をもとにした英文レジュメや面接の対策
企業研究基本的な企業情報から、実際の入職者からの口コミまで幅広い情報の提供
退職のタイミング退職希望日から逆算した求人情報の紹介や、選考日程の調整
キャリアプラン選考の結果や状況に応じたキャリアプランの再策定

また、下記のような面倒な手続きや調整を代行してくれる点も、転職エージェントを利用するメリットと言えます。

―転職エージェントが代行してくれるサポートの例―

  • 求人探し
  • 求人の応募手続き
  • 面接の日程調整
  • 給与・ポジション・配属先の交渉
  • 雇用契約書の確認
  • 内定後の入社関連手続き

外資転職の前に知っておきたい外資系企業の特徴

初めて外資系転職をされる人向けに、外資系企業の特徴を紹介します。

成果主義の徹底

外資系企業の多くは、成果主義を徹底しています。

成果を出せば年齢に関係なく昇進できますが、期待された成果を出せなければ退職勧奨される可能性はあります。
いきなりクビになるわけではなく、会社との話し合いの中で自主退職を促されるものです。

年齢や勤続年数、業務プロセスも評価対象になる日系企業と同じ感覚で入社すると、外資系企業では苦労することも多いです。
出世に意欲的な人には向いていますが、そうではない人には外資系転職はあまりおすすめできません。

業務の内容が明確

日本の会社との大きな違いが、仕事の内容が明確であることです。あくまでもポジションごとに仕事が決まっていて、そのポジションに人を当てはめていきます。
会社によっても異なりますが、多くの外資系の会社はポジション=役割ごとの仕事が明確で、そこを外れて仕事を振られるということはほとんどありません。

例えば、人事という職種でも、採用であれば採用業務のみ、教育であれば教育業務のみ、というようにその仕事の範囲内でパフォーマンスを出すように求められます。

そのため、日本企業のように人が足りないからといって、他の仕事をさせられることはほぼありません。
外資系企業と日系企業の違い|業務内容が明確

意思決定が迅速

外資系企業の意思決定は日系企業と比べてとても早いです。

日系企業ではいくつもの検討を経て慎重に意思決定されることが多いのに対し、外資系企業は即決されることが多いです。
まずはやってみて、行動しながら検討を重ねるというスタンスです。

それに伴って短期間で指示内容がガラリと変わることも多々あるため、外資系企業の社員には柔軟でスピーディーな対応が求められます。
方針変更に自主的に対応できない(したくない)人には外資系企業はおすすめできません

英語の使用頻度が高い

基本的に外資系では英語を使用する機会が多いです。
特に、外資系本社(HQ)や海外クライアントと関わる業務では毎日英語を使うことになります。

英語に自信があって転職する場合は問題ありませんが、英語に自信がない人は注意が必要です。

なかには英語をほとんど使わない外資系企業もあるため、英語の使用頻度や、求められるレベルをしっかりと確認しておきましょう。

転職(入職)者は珍しくない

外資系企業には、キャリアアップを常に意識している人が集まる傾向があり、転職(入職)者は珍しくありません。
企業側も一定の経験やスキルを持ち即戦力になれるであろう人を採用しています。

そのため、「転職者が珍しく、大切に扱われる」という雰囲気はありまえん
いわゆるOJTのような先輩社員からの教育もあまり期待できません。

あらゆる業務について手厚く研修してくれる日系企業とは異なるため、その温度差に戸惑わないよう注意しましょう。

必ずしも長時間労働とは限らない

外資系企業に激務のイメージを持っている人は少なくありませんが、外資系企業=長時間労働とは限りません

激務になるかどうかは、外資系以外の要素、「業界」「部門」「本社とのコミュニケーション頻度」「企業規模」などに左右されます。

たとえば金融(証券、投資銀行)業界やコンサル業界では、深夜残業や休日出勤が恒常的になる可能性は高いでしょう。

他方、本社とのコミュニケーションが少ないバックオフィス部門であれば、定時で帰れることは少なくありません。
企業規模においても、大手外資企業であれば業務体制が確立され、業務バランスが均等化されていますが、ベンチャー企業であればそうはいかないでしょう。

入社前に社風や雰囲気をチェックしたい場合、『転職会議』や『OpenWork』などの口コミサイトがおすすめです。

外資系企業に転職してよかった?転職成功事例

「外資系企業に転職してよかった?」と気になる人も多いでしょう。
ここでは、外資系に転職した人の評判を紹介します。

成果を出し続けていれば、基本的に何をしても問題なく、もちろん早く帰るのも良い。そういう外資系企業ならではの社風に魅力を感じて、転職をしました。それが今の会社です。ここでなら、今まで培ってきた経験・知識も活かせるので、言うことありません。
入社してまだ日が浅く、まだ会社に慣れていない部分もありますが、それでも前の会社よりも早く帰れています。そこが、嬉しいですね。家族も喜んでいますよ。

〔出典〕JACリクルートメント公式サイト

今は、シンガポールでの研修期間を終え、その会社の日本オフィスで働いています。金融業界への転職はほとんど諦めていたので、ここに転職できたことは非常に嬉しく思っています。
年収の面でも破格の600万円以上のオファーをいただき、とても満足しています。聞けば、アジアの現地採用としては極めて大きい数字だそうです。私が当初想定していた500万円でも大きい数字と聞きましたので、そこから年収交渉をしてくれたコンサルタントの方にはホント感謝です。それだけ私を評価してくださったのだと思います。
ともあれ、日本国内案件と寸分変わらぬ年収とハイポジション、日本では経験できないアジア市場での経験、語学をフルに活かせる環境を手に入れることができた点、私の転職は成功だったと思います。

〔出典〕JACリクルートメント公式サイト

コンサルタントに相談すると、僕の希望の条件と性格に合いそうな外資系企業を勧められました。外資系に興味はあったものの、僕は英語のレジュメも書いたことがなかったんです。でもコンサルタントは業界にも外資系にも詳しくて、個人では知れないような情報が聞けたので助かりました。
おかげで候補の会社で働く自分と、10年後の自分をイメージできたので、ベストの選択ができたんだと思います。

様々な業界の企業に内定をいただいた中で、最終的には、今までの経験を活かせる業界で、希望のキャリアが実現できそうな大手外資系企業に入社しました。紹介を受けなければ多分その企業の良さに気がつかなかったでしょう。
でも僕の条件にピッタリだったんです。年収も上がり、今は採用業務のリーダーとして働いています。意欲と実力があればチャンスがもらえる職場なのでやりがいがありますね。近い将来には採用以外の業務のマネージャーに昇格できそうです。

〔出典〕JACリクルートメント公式サイト

前職の日系ファームでは案件を受注できたとしても、その後にいわゆる「炎上」させてしまうと評価は下がってしまいます。逆に炎上したプロジェクトの火消しができると評価が上がる仕組みとなっていました。つまり、セリングだけでなくデリバリースキルもある程度は評価される制度と言えます。

一方で、現職の外資系ファームの場合は評価に占めるセリングの割合が高く、案件の受注件数や金額によって評価が決まる仕組みです。そのため、マネージャー以上はセリングのKPIを重視するが故に、稼働中のプロジェクトに顔を出すよりも次の案件を取りに行きがちです。
そのため残された現場のコンサルタントに任されるデリバリー負荷は必然的に大きくなります。先ほど、現職は若いうちから優秀な人材が育ちやすい、と言いましたが、裏側にはこのような評価制度がもたらす現場への負荷による側面もあるのではとも思います。

〔出典〕アクシスコンサルティング公式サイト

外資系転職に関するよくあるQ&A

ここでは、外資系転職でよくある質問に対して答えていきたいと思います。

Q1. 外資系におすすめの転職エージェントサイトは?

外資系を得意とする転職エージェントには、【総合型】と、特定の業界などを専門とする【特化型】があります。

希望業界や職種が決まっている場合、【特化型】に必ず登録するべきですが、それぞれにメリットがあるため、外資系転職を成功させるためには【総合型】と【特化型】の両方に登録することをおすすめします

【総合型】外資系におすすめの転職エージェント

  1. リクルートダイレクトスカウト
    人材サービス業界大手のリクルートが運営
  2. doda X
    人材サービス業界大手のパーソルグループが運営
  3. JACリクルートメント
    グローバルのハイキャリアに強い

特化型】でおすすめの転職エージェントは、この記事の「IT」「金融」「コンサルティング」「メーカー(製薬・消費財・製造・化学)」「製薬業界のMR」でそれぞれ詳しく紹介しています。

Q2. 外資系転職で失敗する人の特徴は?

以下のような人は外資系転職で失敗することが多いです。

  • プロセス評価を求める人
  • 一つの物事にじっくり取り組みたい人
  • 英語に苦手意識を持っている人

いずれかに当てはまる人は、『リクルートエージェント』のようなあらゆる業界・職種の求人を取り扱う転職エージェントに登録し、他業界と比較しながら自分に合う進路を検討しましょう。

Q3. 外資系転職で求められる英語のレベルは?

基本的にTOEIC700〜800点程度が求められます。ただし、これはあくまで基準であって、求人によってはビジネス会話ができるレベルの英語力が求められることもあります。

英語ができないとそれだけで仕事が進まなかったりもするので、外資系企業への転職を考える人は英語の勉強に努めるようにしてください。

Q4. 外資系企業は日系企業よりも給料が高い?

外資系企業は基本的に日系企業よりも給料が高いです。たとえば「消費財メーカー」の平均年収で比較すると、外資系消費財メーカーが日系消費財メーカーを上回っていることが分かります(出典:ワンキャリア:外資系企業の年収・ホワイト度ランキング!「高給」「激務」の実情を数字で比較してみた。,2023年10月8日閲読.)

また、外資系企業の福利厚生は日系企業に劣ることが多いものの、昇進スピードが早いため、若くして高給取りになることも可能です。

Q5. 女性・ワーママの外資系転職に年齢は関係ある?

結論として、年齢は関係ありません。即戦力になるか否かが重視されます。

外資系企業では日本企業ほど年齢を気にせず、即戦力となるスペシャリストが求められているためです。
言い換えると、入社後は、日系企業よりも短期間での成果を求められる傾向があることにも留意してください。

転職エージェントの中には、女性の転職支援に特化したものもあります。
外資企業への転職に特化しているわけではありませんが、女性やワーママ目線のキャリアアドバイザーにサポートしてほしい人はあわせて登録すると良いでしょう。

外資系におすすめの転職エージェントランキングのまとめ

競争が激しく、常に高いレベルの成果を求められる外資系企業への転職は決して容易ではありません。

転職を成功させるためには、まず【総合型】転職エージェント1~2社に登録したうえで、希望する業界に強い【特化型】転職エージェントを併用する方法が最適です。

この記事で紹介した、外資系におすすめの転職エージェントを再掲するので、あなたの状況に合った登録先を選びましょう。

転職エージェントサービスの特徴
リクルートダイレクトスカウトリクルートダイレクトスカウト
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公開求人数:約41.4万件
満足度:4.3

IT金融メーカー全般総合ランクイン
スカウト求人検索
doda xロゴdoda X
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公開求人数:約2.3万件
満足度:4.2

総合ランクイン
エージェントスカウト求人検索
jacリクルートメントJACリクルートメント
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公開求人数:約1.5万件
満足度:4.1

ITコンサル総合ランクイン
エージェント求人検索
ビズリーチビズリーチ
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公開求人数:約8.6万件
満足度:4.1

総合ランクイン
スカウト求人検索
ランスタッド_ロゴランスタッド
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公開求人数:約6,100件
満足度:4.5

総合ランクイン
エージェント求人検索
エンワールドジャパンエンワールド・ジャパン
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公開求人数:約860件
満足度:4.2

総合ランクイン
エージェント
ロバートウォルターズロバート・ウォルターズ
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公開求人数:約1,900件
満足度:3.8

総合ランクイン
エージェント求人検索
マイナビIT AGENTロゴマイナビIT AGENT
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公開求人数:約9,600件
※IT業界の求人数
満足度:4.2

IT
エージェント求人検索
コトラ(KOTORA)コトラ
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公開求人数:約3,300件
※金融業界の求人数
満足度:4.2

金融
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ムービンストラテジックキャリア|ファンド・M&A金融転職ムービンストラテジックキャリア(金融)
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公開求人数:非公開
満足度:4.0

金融
エージェント求人検索
ムービン・ストラテジック・キャリア|コンサル業界ムービンストラテジックキャリア(コンサル)
公式サイトで登録
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公開求人数:非公開
満足度:4.0

コンサル
エージェント求人検索
アクシスコンサルティングロゴアクシスコンサルティング
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公開求人数:非公開
満足度:4.0

コンサル
エージェント
メディサーチ|製薬・医療機器・病院専門の人材紹介 エージェント会社メディサーチ
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公開求人数:約1,100件
※メーカーの求人数
満足度:4.2

製薬メーカー
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Answers(アンサーズ)アンサーズ
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公開求人数:約800件
※メーカーの求人数
満足度:4.0

製薬メーカー
エージェント求人検索
アズール&カンパニーアズール&カンパニー
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公開求人数:約1,800件
※メーカーの求人数
満足度:4.2

消費財メーカー
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スプリング転職エージェント(Spring)Spring転職エージェント
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公開求人数:約8,700件
※メーカーの求人数
満足度:3.3

消費財メーカー
エージェント求人検索
ISSコンサルティングISSコンサルティング
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公開求人数:非公開
満足度:4.0

製造・化学メーカー
エージェント求人検索
MR専門転職エージェント『MR BiZ』MR BiZ
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公開求人数:約100件
※MRの求人数
満足度:no date

MR
エージェント求人検索

※求人数:2023年10月22日時点

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