「手術室看護師の役割ってなんだろう?」とお考えですね。
手術看護師は、
- (1).器械出し看護師
- (2).外回り看護師
に分類され、それぞれ異なる役割を担います。
それぞれ業務内容は異なりますが、「手術を円滑に進めるサポートを行う」のは共通の役割です。また、手術前後で患者とコミュニケーションを取るのも大切な仕事です。
このページでは、元看護師で人材コンサルタントの私が、手術室看護師の役割について詳しく解説します。
「手術室看護師の役割ってなんだろう?」とお考えですね。
手術看護師は、
に分類され、それぞれ異なる役割を担います。
それぞれ業務内容は異なりますが、「手術を円滑に進めるサポートを行う」のは共通の役割です。また、手術前後で患者とコミュニケーションを取るのも大切な仕事です。
このページでは、元看護師で人材コンサルタントの私が、手術室看護師の役割について詳しく解説します。
看護師として現在の職場から転職するために
と悩んでいませんか。
結論、看護師資格を活かして働ける職場は病院以外にも多数存在します。職種ごとの働き方を理解して、転職先の選択肢を増やしましょう。
ただ新卒や未経験の看護師は病院で働くのが最適ですので、ご注意ください。
本記事では、看護師転職におすすめする病院以外の職場や、働き方について分かりやすく解説します。
読み終えるころには転職先の視野が広がり、理想の職場を探せるようになるため、ぜひご覧ください。
編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。
キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。
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おすすめ転職サイト | 口コミ満足度 | 公開求人数 | おすすめポイント |
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〔求人数〕2023年1月5日時点
看護師が病院以外の転職先を探す際、考えるべき基準は以下の3つです。
病院以外の転職先を選ぶ基準
順番に確認していきましょう。
転職時は、ご自身の得意分野を活かして働ける職場を吟味するのが大切です。業務内容を新しく覚える際、ストレスを軽減できるからです。
また、経験やスキルを積むために時間を浪費する心配もありません。
履歴書作成や面接時もアピールしやすく、選考通過に悩むリスクもないでしょう。
さらに得意分野を活かした転職は、転職先で即戦力として貢献できるため、円滑なキャリアアップに繋がります。
看護師が病院以外の転職先を検討する際は、ご自身の性格に合わせて働けるかを確認しましょう。
例えば、コミュニケーション能力に自信のある方が、デスクで黙々と仕事に取り組んだ場合、最大限のパフォーマンスを発揮できない可能性があります。
逆に、コミュニケーションを取るのを苦手とする方が、人との関わりを求められる業務に取り組むのは、仕事が続かず行き詰まってしまうでしょう。
ご自身の性格と不一致な仕事は、体調を崩したりストレスを感じたりする傾向があります。
ぜひ、ご自身の性格を考慮して転職先を選ぶのを意識してみてください。
病院以外の転職先を検討する看護師の方は、ご自身のライフスタイルに合わせて働ける転職先を選びましょう。
例えば、お子様がいる方なら夜勤なし、生活サイクルを崩したくない方なら土日休みなどの雇用条件が適切です。
ライフスタイルを優先しない働き方は、体調不良やストレスの蓄積などに繋がります。
現在の働き方を見直すために転職するとはいえ、転職先でつらい思いをしてしまっては本末転倒です。
ご自身の生活を振り返って、最適な働き方をもう一度考えてみましょう。
続いて、看護師の転職先に人気な職場を8つ紹介します。
上記の職場は、夜勤や慌ただしい看護業務が少ない転職先として人気があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
一般のクリニックは、病院以外に看護師が検討する代表的な転職先です。
主な仕事内容は医師の診療補助であり、問診やバイタル測定、採血や点滴などの看護行為全般を担当します。患者の命が左右される場面はほとんどありません。
またほとんどのクリニックには入院機能がないため、夜勤が発生しにくく、勤務時間も固定されます。
クリニックへの転職は、幅広い業務内容を経験したい方や、ご自身のライフスタイルを優先して働きたい看護師の方におすすめです。
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年収相場 | 350〜420万(准看護師:315〜378万) |
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勤務形態 | 土日祝休み |
おすすめな人 |
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美容クリニックは、一般のクリニックよりも年収相場が高く、転職すれば高収入が見込めます。保険外診療であることが多く、病院の収益性が高くなるからです。
美容クリニックでは看護師経験に加えて、施術の提供や広報、リピーターの確保などを担当する場面も発生します。
また、美容クリニックは診療時間が長く、休日・祝日に出勤を求められる傾向も高いです。
高収入の仕事に就きたい方や、業務体制に柔軟に対応できる方は、美容クリニックへの転職を検討してみてください。
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年収相場 | 500万前後 |
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勤務形態 | 不定期休・シフト制 |
おすすめな人 |
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なお、クリニックへの転職に関する情報は、以下の記事も参考にしてみてください。
健診センターも看護師の転職先として人気が高い職種です。健康診断や人間ドック、特定健診などをおこなう機関であり、看護師は採血や血圧測定などを担当します。
外来業務がメインですが、施設によっては検診車で県内外を巡回することもあるようです。
一方、看護業務はほとんどなく、患者と深くコミュニケーションを取る場面もありません。採血や測定を繰り返すため、突発的な対応などもほとんどないのが特徴です。
健診センターは、淡々としたルーティンワークを求める看護師にぴったりな転職先といえます。
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年収相場 | 350〜400万 |
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勤務形態 | 土日祝休み |
おすすめな人 |
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保育園も看護師の転職先として人気のある職種です。園児の体調管理やケガの応急処置、感染症対策、保護者への保健指導などを担当します。
保育の手伝いを求められる職場もあるため、保育士に近い働き方といえるでしょう。子供と接する仕事ですので、小児科での経験がある看護師は採用時に高く評価されやすいです。
ただ採用人数が少ないため、転職の難易度が高く感じる可能性があります。
保育園看護師への転職は、突発的な保育に対応できる方や、看護師としての経験を積んでいる方におすすめです。
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年収相場 | 350〜400万 |
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勤務形態 | 土日祝休み |
おすすめな人 |
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なお保育園看護師への転職に関する情報は、以下の記事もご覧ください。
児童養護施設は、看護師を採用している施設が増えつつある職種です。
主に子どもの健康管理や施設の衛生管理、身体介助などを担当します。看護行為がほとんどないため、保育看護師と似た働き方といえるでしょう。
ただ施設によっては病院と同様、宿直や夜勤が必要な場合があるので、転職前の事前確認をおすすめします。
児童養護施設は、子どもたちと深く接しながら働きたい看護師の方に最適な転職先です。
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年収相場 | 300〜400万 |
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勤務形態 | 施設によっては夜勤・宿直あり |
おすすめな人 |
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大学の保健室は、看護師資格を保有していれば働けるため、看護師の転職先として人気の職種です。(小中学校の保健室で働く場合は、養護教諭や学校保健師などの資格取得が必要)
学生や教職員のケガ・病気への対応はもちろん、定期健康診断の手配や保健指導なども担当します。事務作業が中心であり、病院ほど慌ただしい看護処置も発生しません。
ただ規模が大きい大学では、看護業務が発生しやすい傾向があるようです。
また、人気のある職種から求人が少なく、留学生が多い大学では英語スキルが求められる場合もあります。
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年収相場 | 300〜350万 |
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勤務形態 | 施設によっては夜勤・宿直あり |
おすすめな人 |
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治験医療機関の治験コーディネーター(CRC)は、看護師資格を活かして働ける職種です。
治験がスムーズに進められるように、被験者への説明や資料作成、スケジュール管理などをおこないます。看護業務はほとんどなく、医療系資格も必須ではありません。
ただし、治験医療機関スタッフは看護師資格保有者である傾向があり、看護師経験は採用時に有効だといえます。
また、経験年数によって年収が上がるため、病院看護師以上の収入を目指すのも可能です。
看護師資格を活かしつつ別の職種で経験を積みたい方は、治験医療機関の治験コーディネーター(CRC)への転職をおすすめします。
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年収相場 | 400万円前後 |
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勤務形態 | カレンダー通り |
おすすめな人 |
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治験コーディネーターについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
病院以外の転職先を検討するなら、一般企業で「産業看護師」として働くのも一つの方法です。
主に、従業員の健康管理やメンタルヘルス対策、健康指導などをおこないます。従業員全員の健康診断のスケジュール立案や準備などを担当する場合もあるでしょう。
デスクワークがメインなので、病院に比べて看護処置を行う機会もほとんどありません。
ただ、産業看護師を募集している企業のほとんどが大企業であり、選考通過が難しいのが懸念点といえます。
また常駐する産業看護師の人数も少ないため、経験の浅い看護師にはハードルが高い転職活動になるでしょう。
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年収相場 | 450~600万円前後 |
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勤務形態 | カレンダー通り |
おすすめな人 |
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次に、看護師がすぐに転職しやすい病院以外の職場を紹介します。
すぐに転職しやすい病院以外の職場
上記の職場はナースセンターの資料でも、採用の需要が高く、転職しやすい職場として紹介されてます。
ここから一つずつ確認していきましょう。
訪問看護ステーションは、看護師の病院以外の転職先として、採用ニーズが高い職種です。
一人で患者宅を訪問し看護処置を行うため、訪問先の患者に対して、あらゆる判断をご自身で下す決断力が求められます。
また、身体的な負担や利用者家族とのコミュニケーションなど、介護以外のスキルも必要になる職種です。
さらに転職するステーションによっては、月4〜8回ほど即座に患者宅を訪問するオンコールが発生します。
訪問看護ステーションへの転職は、行動力や体力、決断力に自信のある看護師の方におすすめです。
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年収相場 | 400万前後 |
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勤務形態 | 不定休(夜勤なし/ただし、オンコールあり) |
おすすめな人 |
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なお、訪問看護ステーションの働き方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの介護施設も、看護師転職のニーズが高まっています。求人数が多いため、転職しやすい職種の一つです。
主に、体調管理や投薬管理など、入居者の健康管理をメインに担当します。容態が急変した際は、看護処置を求められる場合もあるようです。
介護施設や入居者の介護レベルによって業務内容や勤務形態が異なるため、転職の際は複数施設を比較検討してみると良いでしょう。
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年収相場 | 350~400万 |
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勤務形態 | 不定休(夜勤/オンコールは施設によって有) |
おすすめな人 |
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続いて、看護師転職について、珍しい病院以外の転職先を6つ紹介します。
いずれも求人数が少ないので、あくまで選択肢の一つとして把握するのをおすすめします。
フィールドナースは、医療機器メーカーにて、自社製品のプロモーションを行う職種です。別名「クリニカルスペシャリスト」とも呼ばれています。
看護師の視点で製品を分析・説明するスキルが求められます。医療機関向けの展示会を開いたり、実際に製品を使って紹介したりする場面もあるようです。
製品導入後はアフターフォローまで担当することもあり、看護師とは異なるスキルが広く求められます。
看護師から転職するなら、研修制度や教育体制が整っている企業を視野に入れておくと安心でしょう。
あまり知られていない看護師の就職先として、テーマパークなどの救護室が挙げられます。
屋外のテーマパークに常駐し、急病人や傷病者が発生した際に、応急処置や適切な看護処置をおこなう仕事です。
土日休みを取るのが難しくなるデメリットがありますが、医療・保育施設以外で子どもと接する職場として人気があります。
イベント会場の救護室に待機して、看護処置をおこなうイベントナースも病院以外の転職先に該当します。ライブ中やコンサート中に発生した急病人や傷病者への応急処置がメインの仕事です。
ただ、イベントが開催されるタイミングで仕事が発生するため、派遣や単発バイトでの働き方が主流といえます。
社員として働きたい方や、安定した収入を求めている方にはおすすめできない職種です。
ツアーナース・リゾートナースは、旅行会社のツアーに同行して、旅行客の応急処置をする仕事です。
派遣や単発バイトとして求人募集をしている場合がほとんどのため「看護師資格を活かして副業したい」「スキマ時間を利用して働きたい」という方に適しています。
旅行に同行できるため、人気の高いバイトではありましたが、新型コロナウイルスの影響で求人数が減少しているのが懸念点です。
看護師のキャリアを活かして、看護系専門学校の教員に転職するのも一つの選択肢です。
月給30万円以上を提示している求人もあるため、高収入を条件に転職したい方におすすめします。
ただ、看護師としての臨床経験が最低5年以上必要とされる傾向があるようです。評価対象になる研究論文の発表があるなど、看護師の仕事とは異なる内容が含まれていることにも注意しましょう。
一般刑務所の看護師は、法務省の職員として採用されるため、国家公務員に該当する職種です。全国の刑務所にある保健室や医務室に勤務し、受刑者の体調不良・ケガへの対処を仕事とします。
また医療刑務所看護師は、全国4か所にある医療刑務所に勤務し、医師の診療補助や看護など、治療が必要な受刑者の対応を行います。
一般刑務所の場合は日勤が基本であり、医療刑務所は日勤と夜勤の両方があります。
一般刑務所はクリニック、医療刑務所は病院と似た勤務体系であるとイメージすると良いでしょう。ご自身のライフスタイルに合わせて転職先を選択してみてください。
看護師が病院以外の職場に転職する前には、以下の注意点を把握しておくと安心です。
看護師が病院以外に転職する際知っておくべき注意点
ここから詳しく紹介します。
病院以外の職場の求人を看護師が見つけるのは難しいです。
看護師求人の半数以上は病院の求人です。2021年のナースセンター資料では、一般企業の求人が全体の2%ほどと発表されています。
病院以外の人気の職場を検討している方は、転職サイトを積極的に利用しましょう。
マイナビ転職やナース人材バンクには、一般企業や学校の求人募集もあるので、チェックしてみましょう。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
病院以外の職場に転職する場合、病院勤務のときほど医療器具・消耗品を使用する機会が減ってしまいます。
病院勤務の看護師としては、抵抗やギャップ、物足りなさを感じる方もいるでしょう。
ただ勤務期間にともなって、徐々に環境の変化に対応できます。病院以外の職場に転職する方は、医療器具・消耗品の使用頻度が減るのを把握しておきましょう。
病院以外の職場では、病院のように同僚や上司が医療従事者とは限りません。
例えば、保育園の看護師に転職したなら保育士、介護施設に転職したならヘルパーと連携して働きます。
他の職業の方との人間関係に悩む看護師の方は少なくありません。病院での経験を基準に人と接するのではなく、相手の立場や相手の仕事を理解しようとする姿勢が大切です。
看護師に限らず、新卒や未経験の方は病院で働くのをおすすめします。
十分な経験やスキルを積んでいない状態のため、病院以外の転職先では「適応能力が低い」とマイナスなイメージを与えてしまうでしょう。
転職失敗を防ぐためにも、新卒や未経験の看護師の方は病院で働くのが最適です。病院以外の転職先を慎重に検討するのを心がけましょう。
看護師が病院以外に転職すると、給料が下がってしまう可能性が高いといえます。なぜなら、夜勤が発生しない職場が多いからです。
病院勤務で基本給に加算されていた手当の分、月々の給料が低くなると考えておきましょう。
数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。
転職サイト選定基準
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。
転職サイト | 求人数|総合満足度 |
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1位 看護roo! | 55,907件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 |
2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 135,763件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる |
3位 マイナビ看護師 | 60,875件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい |
※求人数2022年8月更新
この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。
『看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。
登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。
看護roo!の特徴
さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。
『看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。
信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており、現場のリアルな情報を提供しています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。
また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。
『マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。
マイナビ看護師の特徴
加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。
こんな看護師さんにおすすめ
なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
当サイトが看護師さんを対象に行ったアンケート調査(2021/4)から、「病院以外に転職しました」という方の回答を抜粋して紹介します。
病院以外に転職した看護師のリアルな声
「病院以外に転職したい」と考えている方は、参考にしてみてください。
看護師の病院以外の転職先について解説しました。
それぞれの職場での業務内容や特徴を理解し、自分の希望にあった転職先を探していきましょう。
あなたの今後の人生がより明るいものとなることを祈っています。
「手術室看護師(オペ看)の経験を活かして、別の職場に転職したい」「今とは全く違う科で働きたい」とお考えではないですか。
手術室看護師の仕事内容はかなり特殊なため、他の職場で直接活かせるものはそれほど多くはありません。
しかし、手術室で身に付けた「広範囲の医療知識」や「洞察力」、「臨機応変な対応力」などは、どの職場でも求められる汎用的な能力なので、その辺りを上手くアピールできれば、希望の職場へのキャリアチェンジも十分可能です。
そこでこの記事では、元看護師で現役人材コンサルタントの経験から、手術室看護師の転職時の強みやコツ、押さえるべきポイントをご紹介します。
と考えていませんか。
看護師が転職で年収を上げる方法は、「ベースの年収や給料が高い職場を狙う」「面接の際などに給与交渉をする」の2つが挙げられます。
ただ、転職をすれば必ず年収が上がるわけではなく、看護師が転職で年収アップをするためのポイントを押さえ、戦略的な転職活動が必要です。
そこでこの記事では、看護師が転職で年収アップを成功させる方法をお伝えします。
「看護師の将来性は大丈夫?」
「看護師という職業は必要なくなる?」
結論からいうと、看護師は男女問わず将来性のある仕事です。特に、少子高齢化の日本では、看護師の需要は今後も増加します。
加えて、看護師の活躍できる現場が病院以外に広がっている点も、看護師の将来性がある理由として挙げられます。
「病院で一生働きたくない…」と思っている人にとっても、朗報ではないでしょうか。
本記事では、日本看護協会や厚生労働省の調査、独自アンケートをもとに、看護師の将来性について解説していきます。
すべて読めば、看護師として安心して働ける未来を想像できるでしょう。
編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。
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約5.9万件 |
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約4.6万件 |
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〔求人数〕2023年1月5日時点
結論から言うと、看護師は将来性のある職業です。
公的機関の予想に基づく3つの理由を紹介します。
2025年には、最大で27万人の看護師が不足すると予測されています。
厚生労働省の推計によると2025年には、200万人前後の看護師が必要になるとされています。
同推計によると、2025年の看護職員数は175万人~182万人とされており、6万~27万人の看護師が不足するとされているのです。
※シナリオA,B,Cは1カ月当たりの残業時間、1年あたりの有給所得日数によって変動。
シナリオA:残業時間10時間以内、年間有給取得数5日以上の場合
シナリオB:残業時間10時間以内、年間有給取得数10日以上の場合
シナリオC:残業時間0時間、年間有給取得数20日以上の場合
参考:医療従事者の需給に関する検討会 看護職員需給分科会 中間とりまとめ(案) 令和元年9月30日(月)
ワークライフバランスの実現度合いによって、不足する数値に幅はありますが、いずれにせよ数万人単位での看護師不足が予想されているのです。
このように、看護師の需要は非常に高いことが予想され、将来性がある職業であると言えます。
看護師の需要が高いことは、日本が超少子高齢化社会に突入していることが原因となっています。
実際に年齢別の人口推移の予想によると、65歳以上の人口は増え続けるのに対し、それ以外の人口は減少の一途をたどっています。
看護ニーズの高い高齢者層が増え、看護を供給する若い世代の人口は減り、看護師の需要が高まることは明らかです。
また、看護人材が不足しやすい原因としては、男女比が著しく偏っていることも挙げられます。
というのも、看護師は女性の割合が非常に大きい職業なので、結婚や出産、育児などでの退職が多く人材の定着率が低いのです。
実際に看護師の退職理由で一番多いのは、「結婚・妊娠・出産・育児、介護等の家庭事情による退職」です。
参考:「看護職のワーク・ライフ・バランス(WLB)インデックス調査」
政府としても、看護人材の不足を解消するために、看護師の復職を支援し、離職率を下げるために様々な取り組みを行っています。
施策 | 施策内容 |
復職支援 | |
離職防止・定着促進 | |
養成促進 | |
財政支援 | 平成29年度の予算は1,628億円(介護分724億円、医療分904億円)で、 |
給付金や労働環境の改善を通じて、医療従事者を育成し、定着率を上げていこうとする姿勢が伝わります。
このように、日本の看護師不足は国家的に認識されており、対策が講じられている重要な課題なのです。
看護師に将来性がある理由として、活躍の場が病院以外にも広がっていることがあげられます。
実際に、転職サイトの求人を見てみると、「病院」の求人以上に、「施設」「訪問看護ステーション」の求人の方が豊富なケースもあるのです。
出典:マイナビ看護師
特に少子高齢化に伴い、医療を必要とする高齢者の増加、在宅医療を推進する国の方針もあって、訪問看護や介護福祉施設での看護師のニーズが高まっています。この記事では、次の3つの看護師の活躍の場を紹介します。
訪問看護ステーションとは、利用者の自宅や施設を訪問して、在宅での医療を提供するサービスです。
利用者のケア、医療機器の管理、入浴の介助、家族のサポートなど、様々なかかわり方があります。
訪問看護ステーションに勤務する看護職員の人数は年々増加傾向にあり、2018年の調査によると、訪問看護ステーションに努める看護師は51,740名となっています。
出典:訪問看護アクションプラン2025
参考:平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)
在宅医療が推進され、医療・看護ニーズが高まる中、訪問看護は今後ますます必要とされるサービスです。
実際に、日本看護協会は、地域における看護機能の強化のために、訪問介護ステーションの拡充を図っています。
訪問看護ステーションは、暮らしの場で24時間365日ケアを継続する看護の拠点として重要であり、その拡充を図る。各地域に機能強化型訪問看護ステーションを設置し、地域の訪問看護ステーションのネットワークを強化する。
出典:ナースストリート
介護保険施設とは介護保険サービスで利用できる居住型の介護施設で、次の3種類があります。
いずれも高齢者を対象とした施設で、看取りを見据えた人生の最後までのサポートを行います。主な仕事内容としては次のようなものになります。
介護施設での看護師の仕事内容
2018年の調査によると、これらの介護保険施設で働く看護師は89,270名です。
特に特別養護老人ホームの就業者数の推移を見ると、近年非常に増加傾向である事が分かります。
出典:看護職のキャリアと働き方支援サイト(厚生労働省)
参考:平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)
少子高齢化にともない、今後ますます看護・医療のニーズは高まり、そして複雑化していきます。介護保険施設における看護師のニーズも高く、非常に将来性のある職種だと言えるでしょう。
社会福祉施設とは、子どもから高齢者、障がい者、生活困窮者などに、社会生活を営むうえで必要なサービスを提供する施設です。
大きく分けると次のような施設があります
こちらも近年就業者数が増加傾向にあり、2018年の調査では53,221名にまで達しています。看護師の働く場としての需要が非常に大きいことが分かります。
病院以外での看護師の活躍の場についてさらに詳しく知りたい方は「病院以外で看護師に人気の職場一覧」という記事も参考にしてみてください。
看護の仕事は、AI(人工知能)には代替できない仕事です。
というのも、看護師は人と人との密な関わりが重要で、高いコミュニケーション能力が必要な職業です。
医療の現場にもAIが導入され、看護業務の効率化は見込まれていますが、看護師が不要になることはないでしょう。
看護師はAIに代替されることはない仕事だと考えられます。
これには、「人とのコミュニケーションが非常に重要な職業」「今後ますます複雑な能力を求められる」という、2つの理由があります。
看護師は人とのコミュニケーションが非常に重要な職業なので、AIによって代替することができない業務がたくさんあります。
例えば、患者さんの痛みに寄り添う事、家族のサポートも看護師の仕事ですが、AIに代替されることはないでしょう。まして、グリーフケア(大切な人との死別を経験した人に寄り添い援助すること)などは、なおさらAIでは替えが利きません。
さらに、看護師は今後ますます複雑な能力を求められる職業でもあります。
というのも、日本看護協会は2025年に向けて「地域包括ケアシステム」という看護ビジョンを掲げています。これは療養する高齢者だけでなく、子どもを育てる人々、子ども、障がいのある人々などすべての生活を地域で支えるという方針です。
出典:東武練馬中央病院
このシステムにおいて、看護師は「医療」と「生活」の両方の視点を持ち、患者・住民の状態に合わせて、様々な職種や機関と連携したケアを提供する立場にあります。
すなわち、看護師は人々の生活に密着した非常に高度なコミュニケーション能力が求められる職業なのです。(参考:日本看護協会 看護の将来ビジョン)
ただ、AIが看護に全く関係がないかというと、そんなことはありません。
AI技術により、看護業務の効率化がなされると考えられています。
実際に、申し送り(仕事を引き継ぐときに、必要な情報を後任者に伝える事)や看護記録などの単純作業が、AI活用によって58%削減できたというケースもあるのです。
本実証は、「①誤嚥性肺炎のハイリスク患者の早期抽出」、並びに「②発話情報の分類・構造化技術による看護記録の質の向上と効率化の両立」で、それぞれにおいて効果を確認しました。①では、誤嚥性肺炎のハイリスク患者を87%の精度で抽出し、②では、看護記録業務の58%削減を実現しました。
出典:Kitahara Medical Strategies International『医療法人社団KNIとNEC、 デジタルホスピタルの実現に向けたAI活用の実証効果を確認』
看護師は他の職種と比較しても将来性のある職業です。
看護師の将来性について現状の有効求人倍率をもとに、他の職種との比較を紹介します。
有効求人倍率とは
求職者一人に対して、何人分の求人があったのかを示すもの。例:有効求人倍率が2倍ならば、一人に対して求人が2つある状態を示す。
※有効求人倍率が高いからと言って、必ずしも将来性があるというわけではありません。あくまでもその職業に対しどの程度のニーズがあったのかという参考にとどめてください。
看護師の有効求人倍率を確認すると、2020年にかけて緩やかに倍率は落ちていますが、常に2.0倍以上と非常に高い水準を保っています。
全職業の有効求人倍率が1.0倍前後という事から見ても、水準の高さがうかがえることでしょう。
さらに、営業職、事務職などの人気の高い職種と比較してみても、看護師はニーズの高い職業である事が分かります。
一方で、医療業界の中で比較をしてみると、医師や薬剤師、介護サービスと比較すると、比較的に倍率は低くなっています。
看護師が相対的に低く見えてしまいますが、医療・介護業界全体が高い有効求人倍率を示しているということです。
このように、有効求人倍率の高さからも、医療・介護業界のニーズの高さがうかがえます。
ここまで、看護師の将来性について、厚生労働所の推計、看護協会の発表をもとに解説してきました。
という理由から、看護師は将来性のある職業と言えるでしょう。
また、もし看護師になろうか悩まれているようでしたら、次のような記事も読んでみることをおすすめします。
関連記事:
≫看護師のやりがいを感じる瞬間ってどんな時?
≫看護師の仕事の大変なことって?
この記事を読んでいただいたあなたが、より良い進路の選択をできるようお祈りしています。
「忙しい科って、どこだろう?」「働くなら、忙しい職場はできるだけ避けたい」と、気になりますよね。
結論から申し上げると、看護師さんが「忙しい」と感じやすい診療科は、以下の5つです。
この記事では、大学病院に勤務し様々な診療科で働く看護師を見てきた私が、看護師「忙しい」と感じやすい診療科や、忙しい理由、業務内容をご紹介いたします。
また、忙しい診療科を選ぶ際のメリットとデメリット、注意点も合わせてお伝えしていきます。
「まだ新人だけど辛くて辞めたい…」
「人看護師でも転職しても大丈夫?」
と考えていませんか?
結論から言いますと、新人看護師でも転職は可能です。ただし、新人看護師は転職活動が難航しやすいため、極力慎重になるべきです。
この記事では新人看護師が転職に慎重になるべき理由や、転職するときの注意点、成功確率を高めるためのポイントについて解説します。
全て読み進めていただくと、新人看護師が転職に慎重になるべき理由がわかり、自分が転職してもいいかどうか、冷静な判断をくだせるようになるでしょう。
編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。
キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。
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〔求人数〕2023年1月5日時点
看護師は医療福祉の現場で必要な人材であり、常に需要がある職種の一つです。
活躍できる職場が多くあるのも特徴で、病院はもちろん、クリニックや介護施設、訪問看護などさまざまな職場で働けます。
加えて、高齢化により看護師の需要は増加傾向にあり、新人看護師でも応募できる求人があるのは珍しくありません。
これらの背景を踏まえると、新人看護師でも転職は十分に可能といえます。
ただし、転職が成功するかどうかはまた別の話。特に、新人看護師の転職は難航しやすいため、十分な検討と適切な対策をおこなったうえで、行動する必要があります。
ここでは、新人看護師が転職したいと思う理由について解説します。
転職を考えたことのある看護師のリアルな声も紹介しているので、参考にしてみてください。
新人ということで、初めは仕事ができなくて当然です。失敗もあることでしょう。
ただそうはいっても、現場で患者さんと向き合って仕事をするわけなので、悠長なことは言ってられません。
覚えることも膨大な量あります。いざ働き始めると、毎日のくたくたで余裕もなくなり、家に帰っても疲れを取るだけ。そんな毎日が続くことで、早くも転職を考えるようになる方もいます。
経験の浅い新人看護師が仕事でミスをするのは避けられません。
周囲のサポートがあればよいのですが、先輩や上司からの配慮が不十分な場合「すべての人間関係が嫌になった…」と転職を考えてしまう看護師も多いようです。
ただでさえ慣れない環境で疲弊しているのに、味方や理解者がいないと感じてしまったら、今の職場で仕事を続けていくのは難しいといえるでしょう。
「しっかりとした指導やサポートを受けられる職場に転職したい」と考えるのも当然かもしれません。
看護師には患者の命を預かる責任がともないます。
経験が浅い新人看護師のなかには、そのストレスに耐えられず「看護師に向いていないかも…」と考えてしまう人もいます。
特に、患者の死に初めて直面したときの精神的なショックは大きく、トラウマを抱えてしまう新人看護師も少なくありません。
命を預かることに恐怖や不安を感じ、違う職場への転職を考えてしまうのもうなずけます。
「学校で学んだこと」と「実際の医療現場」に大きなギャップがあり、「想像よりもはるかに大変だった」と心が折れてしまう看護師も少なくありません。
これは2019年以降、新型コロナウイルス感染症対策の影響で、十分な看護教育が受ける機会が減ってしまったことが背景として考えられます。
例えば、病床のある病院ほど感染症対策が厳格なので、看護実習が中止になったケースはかなり多いです。
実際に、96%の学校が、病院・施設から「実習受け入れ不可」の連絡を受けたことがあるというデータも確認されました。
※出典『看護職養成校の新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大への対応に関する調査』
また講義がオンラインになった学校も少なくありません。
このような背景から「新卒者は臨床での教育の補強が必要」と考える医療者もいるようです。
教育の機会が減ったことが、スキル習得の妨げになり、結果として「スキルが十分でない状態で新人として現場に出ることになる」という状況になっているようでした。
ここでは、新人看護師が転職するメリットについて解説していきます。
それでは一つずつ紹介していきます。
最大のメリットは、転職がうまくいけば今の職場の悩みから解放されるということです。
人間関係のトラブルや、職場に根付いた長時間労働、不十分な教育制度といった問題は、すぐに解決することは難しいでしょう。
我慢して働き続けた結果、体調を崩してしまったり、うつ病になってしまったという方も少なくありません。
そのため、新人のまま転職するリスクを理解した状態であれば、転職を考えてもいいでしょう。
転職先でも新人として指導してもらいやすいのは新人看護師が転職するメリットです。
そのため、興味のある領域に挑戦するチャンスと捉えることもできます。
また、先輩看護師に気軽に質問をしてコミュニケーションをとりやすいのも新人看護師ならではといえます。
ある程度経験があり、即戦力を求められる年数になってくると、経験のない領域の病棟に配属されても指導してもらえないということもあります。
新人のうちに職場を移る方が、むしろ良いケースもあるのです。
職場環境は働く場所によって大きく異なります。
転職をすると、これまでとは違う職場文化やサポート体制をもつ転職先で働けるようになったり、自分の性格やライフスタイルにあった職場と出会えたりする可能性があります。
サポート体制が充実した職場に出会えれば、看護師として成長でき、自信をもって仕事ができるようになるでしょう。性格にあった職場であれば、自分の適性を十分に発揮できるため、より充実した働き方が可能になります。
現在の仕事に関する悩みは、今の職場環境がただ自分にあっていないだけかもしれません。転職を機に自分にマッチする職場が見つかるケースは十分に考えられるでしょう。
新人看護師が転職する際は、それによる不利益も考慮しなくてはなりません。デメリットは以下の3つ。
それぞれ順番に見ていきましょう。
新人看護師が転職する最大のデメリットは、転職活動が難航しやすいということです。
以下の3つの理由から、新人看護師の転職は難しくなります。
このことから、極力は今の職場に留まることをおすすめします。
新人看護師が転職すると、転職先で新しい仕事を覚えなければなりません。
特に新卒で入社した施設とは異なる施設に転職する場合は、一から覚える必要があります。
そのため、今の職場でも仕事が覚えられず苦労しているといった方は、本当に転職しても後悔しないかよく考えた方がいいでしょう。
転職先のなかには、経験が浅く、スキルや知識が不足している新人看護師の採用に消極的な職場があります。
例えば、高度な看護ケアが求められる職場の場合、経験豊富な看護師を求めている傾向にあるため、経験不足の新人看護師の採用に二の足を踏むケースは少なくないでしょう。
人員が不足している職場の場合、教育にかける時間とリソースの確保が難しいため、新人看護師の採用を避ける場合があります。
ただし、すべての転職先が新人看護師の受け入れにためらいを感じているわけではありません。転職先によっては、積極的に採用をおこなっている職場も多く存在します。
実際に転職をした新人看護師の方の体験談を紹介します。
自分が転職をするかどうか判断をする上での、参考にしてみてください。
出典:アンケート
この方は、前職の教育体制の問題やプリセプターのパワハラに悩んでいて、1年目での転職を決断されています。
転職先は、教育熱心で人間関係もいい職場ということで、転職の成功体験談といえるでしょう。
出典:アンケート
この方は、新卒で入った脳外科病棟を半年で退職したのち、慢性期病棟に転職しています。
前職よりもゆっくり働けたものの、職場の人間関係から精神的に参ってしまい、短期間で再び退職しています。
しかし、病棟の雰囲気に合わないと思うようになり、さらに残業時間の多さに参ってしまい七月末で退職してしまいました。
今考えると自分の考えが甘かったのかなと思いますが、そのときはやめることしか選択肢がないように感じていました。
退職後、就職活動をしていますが、なかなか採用していただくことができず現在に至っています。
もう、こんな私を採用してくださる職場はないのかもしれないと思っています。
出典:アンケート
この方は、残業時間や職場の雰囲気が合わないことを理由に数ヶ月で退職しています。
転職先が決まっていない状態で退職してしまったため就職活動をしていますが、なかなか採用されなくて困っているようです。
新人看護師で転職したいと思ったときの乗り越え方を、以下にまとめました。
では、順に紹介していきます。
ストレスを上手に発散できないと、仕事に対するモチベーションを保つのが難しくなってしまいます。最悪の場合、メンタルに悪影響を及ぼし、看護師としてのキャリアを続けられなくなってしまう可能性もあるでしょう。
そうなる前に、仕事のストレスはこまめに発散していくべきです。
おすすめのストレス解消法
最適なストレス解消法は人によって異なります。「ストレス解消法がない…」という人は、まずはいろいろなことを試して、自分にあった方法をみつけましょう。
経験が浅く業務に不慣れな新人看護師が、一人で完璧に業務をこなすのは難しい話です。経験豊富な先輩や上司からのサポートを積極的にうけましょう。
周囲の人に助けを求めると、不足している知識やスキルをカバーしてもらえるため、安心して仕事に取り組めるようになります。
コミュニケーションをとる機会が増えれば、弱音を吐き出せる時間ができ、業務によるストレスの解消にもつながるでしょう。
転職すべきかどうか悩んでいる場合は、他部署への異動を検討してみるのも一つの手です。
転職をすると履歴書に早期退職の傷が残ってしまいますが、部署異動であればそのような心配はありません。
転職でなくても、他部署に異動するだけで今抱えている問題が解決する場合もあります。今後のキャリアを考えたうえでも、まずは異動の検討をしてみるのがよいでしょう。
なお、部署異動を希望する場合は直属の上司に相談するのが好ましいです。そうすると上司から看護部長に話が進み、あなたの働きぶりや移動先の人員数などをみて考えてもらえるはずです。
ここでは、新人看護師におすすめの転職先をご紹介します。
それぞれ順番にみていきましょう。
療養・リハビリ型の病院の主な業務は、患者さんのリハビリや回復支援です。患者さんの状態をしっかりと把握し、ともに目標をたててケアを進めていく必要があります。
療養・リハビリ型の病院は「毎日くたくたで心身の余裕がない…」と悩んでいる新人看護師におすすめの転職先です。
一般的な病院に比べて、患者さんの状態が比較的安定しているため、ゆとりをもったスケジュールで業務をおこなえるでしょう。
焦らずゆっくりとケアにあたれるのも特徴で、一人ひとりの患者さんとじっくりと関わりたい新人看護師にも適した転職先といえます。
クリニックでは、診療の補助や点滴や採血などの医療処置、バイタルサインのチェックなどをおこないます。
クリニックは「日勤のみの勤務をしたい」と考えている新人看護師におすすめの転職先です。
病院と違い、夜勤なしの勤務ができる職場が多くあるため、正社員かつ日勤のみの勤務で働けます。規則的な生活を送れるようになるため、心身の負担が少ない働き方が可能になるでしょう。
また、クリニックの場合、年間休日の多い職場や休暇がとりやすい職場があります。ワークライフバランスを重視したい新人看護師にとっては、働きやすい環境といえるでしょう。
派遣看護師として働くためには、派遣会社に登録する必要があります。登録後は、病院やクリニック、介護施設などさまざまな派遣先を紹介してもらえます。
派遣看護師は「正社員以外の働き方をしたい」と考えている新人看護師におすすめの転職先です。
正社員と違い、勤務日数や契約期間を柔軟に調整できるため、自分の都合や希望に合わせた勤務ができます。
ワークライフバランスを重視したい方や正社員勤務に疲れた新人看護師に適した転職先といえるでしょう。
新人看護師の転職は、ただでさえリスクが大きいので、失敗を避けるためにできる限りのことをしたいと考えるのが普通でしょう。
そこで本章では、新人看護師が転職に失敗しないためのポイントを以下の9つ紹介します。
転職を考える新人看護師の方は、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
転職活動において、あまり深く考えずに転職サイトの待遇の良い求人に手当たり次第に応募する方がいます。
しかし、転職活動を始める前に、なぜ今回辞めたくなったか、どういった環境なら辞めずに続けられたかを徹底的に分析すべきです。
理由は以下の2点です。
転職先で同じ問題が起こらないように徹底的に原因を分析しておきましょう。
なお、新人看護師が転職先選びで失敗してしまうと以下のリスクがあります。
新人看護師が転職先選びで失敗するリスク
以上のことから、転職を考える新人看護師の方は職場選びに細心の注意を払うべきです。
自己分析をする際は、『プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ【シート付】』をぜひ参考にしてみてください。
転職にベストな時期は年度末でしょう。採用予算が確定し、組織の人事異動がおこなわれる時期だからです。
年度末は他の時期に比べて、求人数が増える可能性が高まるため、より多くの選択肢のなかから転職先を選べるようになります。また、組織内での人事異動がおこなわれているため、部署移動の希望も通りやすくなるでしょう。
なお、なんらかの事情で年度途中で辞める場合は、ボーナスを受け取ったタイミングで辞めるという選択肢もあります。
ボーナス目前で辞めてしまうのはもったいないので、支給日を確認しておくとよいでしょう。
退職前に上司とトラブルやいざこざがあると、その後の転職に大きく影響する可能性があります。採用担当者は、前職での評判や退職理由を職場に問い合わせる場合があるためです。
円満退職ができれば、悪い評価を採用担当者に伝える心配はないでしょう。
円満退職のコツを以下にまとめました。
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上記の行動を意識しながら、職場の上司や仲間が快く送り出してもらえるように退職の準備を進めてみてください。
転職後のミスマッチを防ぐためには、転職先に求める条件を明確にする作業が大切です。例えば、以下のように自分の理想の条件を洗い出してみましょう。
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すべての条件が揃うパーフェクトな職場は少ないので、洗い出したら特に譲れない条件を絞りこみます。そこから納得のいく職場を探しましょう。
転職先に求める条件を明確にする方法としておすすめなのが、自己分析です。
自己分析では自分の強みや仕事の価値観もわかるので、今の職場系統にとどまらずクリニック、介護施設などといった視野を広げた職選びもできるようになるでしょう。
すぐに退職せずに、下記画像のように転職先が決まったタイミングで退職しましょう。
なぜならば、先に退職してしまうと、平均的に2~4ヶ月かかる転職活動中に収入がなくなってしまうからです。
さらに、金銭的な余裕がなくなると精神的にも追い詰められて「どこでもいいから早く転職先を見つけないと…」と焦りが生じて、ミスマッチのリスクが高まります。
転職を成功させるためにも、できるだけ転職先を見つけてから、退職することをおすすめします。
ただし、「激務で退職しないと転職活動の時間が取れない」「今すぐに辞めないと、健康障害やうつ病を発症しそう」といったケースであれば、例外的に先に退職してもいいでしょう。
入ってから苦労する職場に転職してしまうと、早期離職に繋がる恐れがあります。
結論として、以下のような職場は避けるべきです。
プリセプター制度がない職場は避けるようにしましょう。
というのも、新人看護師はスキルや知識が不十分なため、プリセプター制度のような教育体制が整っていない職場だと、入ってから苦労を強いられるからです。
入ってから仕事をしっかり覚えられるよう、教育体制は充実した施設に転職するようにしましょう。
なお、転職サイトには以下のような求人がありますが、実際に確認しないと実態はわかりません。
確実な情報を得るために、転職サイトを利用して、転職のプロに直接相談することをおすすめします。
高いスキルを求められる職場は避けましょう。
というのも、新人看護師がスキルが身についていない状態のため、戦力になるまでに時間がかかり、職場に居辛くなるといったことが起こりうるからです。
具体的には、以下の施設は高いスキルが求められるためおすすめしません。
転職先 | おすすめできない理由 |
訪問看護 | 1人で状況判断しなければならない状況が多いことから、スキル・経験を求められるため。 |
急性期病院 | 生命に関わるような重症疾患を抱えた患者が多いことから、スピード感があり高いストレスがかかるため。 特に体力に自信がない方や、素早く仕事をこなすのが苦手な方は避けた方がいい。 |
転職後の早期退職を防ぐためには、心身の負担が少ない職場を選ぶのも大事なポイントです。
体力的な限界を超えた状態で仕事を続けると、インシデントが増加する可能性が高まるでしょう。一方で大きなストレスを感じつづけると、心身に悪影響を及ぼし、仕事を続けるのが難しくなってしまうおそれがあります。
第二新卒とは、大学・短大・専門学校卒業と同時に就職したあと数年以内に離職し、学校卒業後3年以内に転職活動をすすめる人のことをさします。
看護師1〜3年目(25歳前後)の人が第二新卒とよばれ、看護師1年目で転職する場合は、第二新卒扱いになります。
第二新卒の場合、実務能力や即戦力よりも、若さや体力、将来性などのポテンシャルを重視してもらえる傾向にあるため、経験の少なさがネックになりません。
充実した研修やサポート体制が整っているのも特徴で、経験が少なくても安心して業務に取り組める環境が整っている職場が多いです。
第二新卒を募集している転職先を探したい場合は、看護師転職サイトなどを活用するとよいでしょう。条件の絞り込みをおこなうと、第二新卒を募集している求人をみつけられます。
「転職先の環境がブラックすぎてしんどい…」「職場の雰囲気があわなかった…」など転職後の後悔を減らすためには、念入りな情報収集が欠かせません。
職場のリアルな情報をできるだけ多くあつめれば、入職前と後のギャップを小さくできます。具体的には、以下の方法を用いて情報収集をおこなうとよいでしょう。
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労働条件は求人情報だけでは把握できないため、職場見学にいき、職場の雰囲気や設備の充実度などを自分の目で確かめたり、気になるポイントを質問したりしてみるとよいでしょう。
また、看護師転職サイトを活用すると、担当者があなたの代わりに条件面の確認をしてくれたり、条件の交渉をしてくれたりします。「採用担当者に直接質問するのは抵抗がある…」という人は、利用を検討してみましょう。
転職活動は、求人検索から書類の準備、面接対策などやることが多く、現職を続けながら進めることが非常に難しいです。
そのため、新人に限らず、転職するときは転職サイトを活用しましょう。
転職サイトを利用するメリットの一例を紹介します。
このように、転職サイトを活用するメリットは多数あります。
選考通過率をグッと高め、転職先とのミスマッチも減らせるためぜひ利用してみてください。
数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。
転職サイト選定基準
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。
転職サイト | 求人数|総合満足度 |
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1位 看護roo! | 55,907件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 |
2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 135,763件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる |
3位 マイナビ看護師 | 60,875件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい |
※求人数2022年8月更新
この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。
『看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。
登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。
看護roo!の特徴
さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。
『看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。
信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており、現場のリアルな情報を提供しています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。
また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。
『マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。
マイナビ看護師の特徴
加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。
こんな看護師さんにおすすめ
なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
次章では転職サイトを効果的に利用するためのポイントをご紹介します。
看護師転職サイトは、以下のポイントを押さえておくことで、より効果的に利用できます。
どのサービスを選ぶかと同じくらい、どうやって活用するかも重要です。利用前にそれぞれのポイントを押さえておきましょう。
転職サイトに登録する前に、担当者(キャリアコンサルタント)との連絡方法を確認しておきましょう。
連絡方法は主にメール・電話・LINE・ビデオ通話などのツールが用いられます。どのツールをメインで使うかはサイトによって異なります。「自分が連絡を取りやすい形でやり取りできるか」という視点は、スムーズに転職活動を進める上で大切です。
転職経験者の話では、「メールやLINEなどテキストでのやり取りが楽で良い」という意見が多数派でした。「電話で話をするのが苦手」「休みの日に連絡してほしくない」という方は、メールやLINEでのやり取りが可能なサイトを選びましょう。
なお、看護師さんからの評価の高い大手サイト(看護roo!、レバウェル看護(旧 看護のお仕事)、マイナビ看護師)は、いずれも電話・メール・LINEから、希望の連絡方法を選べます。派遣会社利用の場合は、電話のみというケースが多いようです。
担当者との面談の際は、時間をかけて、希望条件をしっかりと伝えましょう。
希望の働き方や条件を具体的に伝えるのはもちろん、「転職に対する想い」「将来的なキャリアビジョン」などもしっかりと伝えておいてください。
キャリアコンサルタントは、二人三脚で転職活動を進めるパートナーのような存在。そのため、両者が同じゴールを見据えていることが何より大切です。
「転職に対する想い」「将来的なキャリアビジョン」がしっかり伝わっていれば、担当者は希望条件の背景まで先読みして、本当に知りたかった情報を教えてくれたり、キャリアの可能性を広げるような提案をしてくれたりします。
一方で、双方の認識がズレていると、自分の求める病院と提案される病院の方向性が一致せず、時間と手間だけがかかってしまいます。
転職サイトに登録すると、「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と質問されます。特に決まった時期がなければ、「できるだけすぐに転職したい」と伝えておきましょう。
直近で転職を考えている看護師ほど、積極的にサポートしてもらえるからです。転職サイトは、看護師を病院・施設に紹介し、その仲介料で収益を上げるビジネスモデルなので、転職意欲が高い人を優先する傾向があります。
ただし、働きながら転職活動をする場合は、現実的に退職が可能な時期(引継ぎが終わるタイミング)も併せて伝えておいてください。
経歴やスキルは正確に伝えるようにしてください。曖昧にしたままでは、適切な提案を受けられません。診療科目や病院の規模、具体的な担当業務は誤解のないよう伝えておきましょう。
もし内容に偽りがあった場合は、担当者からの信用を失うリスクもあります。
転職後に後悔しないためにも、紹介された病院の口コミを事前にチェックしておくのも大切です。
もちろん、病院の良い面・悪い面、リアルな内部情報は、転職サイト経由であらかじめ把握できます。ですが場合によっては、転職サイトの担当者が病院の悪い面を正しく把握していないケースもあるのです。
口コミサイトはいくつかありますが、その中でも特におすすめなのが、40万件以上の口コミが投稿されている『ナスコミ』と、病院ランキングなどが表示される『medico』です。
いずれも口コミを投稿することで閲覧ポイントを獲得できるものなので、やや労力はかかるものの、事前にリアルな口コミを知ることで、ブラックな職場を避けられます。
複数の転職サイトを併用することで、スムーズな転職が可能になります。あまり多すぎると連絡がわずらわしくなるので、利用サイトは2~3つがベストです。
複数併用することで、以下のようなメリットがあります。
複数利用のメリット
特に各サイトの非公開・独占求人にアクセスできるのは、かなり魅力です。
複数のサイトを利用すると、条件の良い求人情報を得られ、より理想に近い職場を見つけやすくなります。
転職サイトを使ったことがない方に向けて、利用の流れを分かりやすく解説します。
まずは転職サイトの公式ページから登録を行います。やるべきことは、氏名や生年月日を入力するだけ。どのサイトも、登録は1分程度で完了します。
登録完了後は、数日以内に電話・メールでサイトの担当者から連絡が来ます。転職希望時期や志望職種などを大まかに質問されますが、事前に準備などをする必要はありません。
初回の連絡は数分程度で終わります。その際、次のステップであるキャリアカウンセリングの日程調整などを行います。
転職をサポートしてくれるキャリアコンサルタントと、一対一で面談(キャリアカウンセリング)を行います。
面談といっても、2021年時点は、ほぼ全てのサイトで電話やビデオ通話を用いてオンラインで実施されます。都市部在住で、近隣に拠点のあるサイトを利用する場合は、対面面談も選択可能です。
キャリアカウンセリングでは以下のような話題で話を進めていきます。
キャリアカウンセリングの内容
キャリアカウンセリングでは、転職支援のプロから客観的な意見をもらいながら、転職活動の方向性を定めていきます。自身の考えを整理できる良い機会なので、じっくり時間をかけて行いましょう。
面談の内容に合わせて、キャリアコンサルタントが職場を厳選して紹介してくれます。
自分で探す手間が省けるので、転職活動を効率的に進められます。非公開求人・独占求人の中からニーズに合ったものを提案してもらえるのも、転職サイトならではの利点です。
応募先の病院が決まれば、書類の作成を行います。応募書類は主に履歴書と職務経歴書の2つ。希望者は、添削を受けることもできます。はじめて転職する方で書き方が分からない場合は、積極的に添削してもらうようにしましょう。
書類が完成したら、転職サイト経由で求人に応募します。
その際、キャリアコンサルタントが推薦文を添えてくれることがあります。推薦文は、応募書類からは伝わりづらいあなたの魅力を、代わりに伝えてくれるものです。どんな内容を書いてくれているのか確認もできるので、気になる方は担当者に尋ねてみてください。
書類選考に通過したら、次は面接へと進みます。書類選考期間は病院次第ですが、目安として1~2週間程度と想定しておきましょう。
希望者は面接対策を受けることもできます。特に、転職サイトと病院がもともと深い関係を築いている場合は、「面接官はどんな人なのか」「どのような質問をされるのか」などを事前に把握できます。これも、転職サイトを利用するメリットの一つです。
なお、面接日の調整なども転職サイトが代行してくれます。
書類選考が通過したら、採用面接を受けます。面接回数は1回であることが多いです。
転職サイトを利用した場合、キャリアコンサルタントが同行してくれるケースもありますが、2021年現在、面接は最小限の人数を指定される場合も多く、1人で受けることを想定しておいたほうが良いでしょう
採用の場合は、雇用条件などを最終確認し、問題なければ承諾しましょう。入職の日程などは、担当者が間に入って調整してくれます。これで転職活動は終了です。
ここまで新人看護師の転職について解説しましたが、いかがでしたか?
新人看護師の転職は無理ではありませんが、できるだけ慎重になるべきです。
もし職場を移ると決めても、転職活動を進めることはせず、転職サイトに登録して、プロのサポートを必ず受けるようにしましょう。
青森県内での看護師転職をお考えですね。
看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。
求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。
そこでこの記事では、青森県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。
長野県内での看護師転職をお考えですね。
看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。
求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。
そこでこの記事では、長野県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。
「看護プロってどんなサービスなんだろう」「評判はどうなっているのかな」など、看護プロはどんなサービスなのか気になりますよね。
看護プロは「関東・東海・中部地方の方」が使うならおすすめですが、登録時の注意点もあります。
このページでは元看護師で、現在は看護師向けの転職サイトでカウンセラーとして働く私が以下の観点で看護プロについて詳しく解説をしていきます。
「看護師が転職して一般企業で働くってどんな感じ?」「企業に転職してみたいけど、ずっと病院で働いていたからイマイチ想像つかない」とお考えではないですか?
看護師の仕事内容や労働環境が合わず、全く違う業界の一般企業に転職する方は実は珍しくありません。
自分に合った仕事を選べば、体力的・精神的にキツイ毎日から抜け出せます。
ただ、「具体的な転職先がまだ全然決まっていない」「どんな仕事に転職できるか分からない」という方も少なくないはず。まずは漠然と「企業で働きたい」と考えている状態から、具体的な業界・職種を大まかに決める必要があります。
また、病院と一般企業とでは、転職活動のやり方が違ってくるので、その辺りを事前にしっかりと押さえておかなければなりません。
そこでこの記事では、看護師から一般企業に転職した人の事例とともにおすすめの職種を紹介し、その後企業転職で押さえておくべきポイントを解説していきます。
「腰が痛くて仕事が辛い…」
「腰の負担が少ない職場ってあるの?」
と悩んでいませんか。
業務中の立ちっぱなしや介助時の負担により、看護師の半数以上が腰痛やヘルニアなどで苦しんでいると言われています。
腰痛が原因で退職を余儀なくされる人もいるほど、腰痛は看護師にとって重大な問題なのです。
そこでこの記事では、元看護師で転職コンサルタントの私が、腰の負担が少ない看護師の職場や、腰への負担を減らす方法をお伝えします。
「看護師の転職先探しにハローワークは使うべきだろうか」と考えていませんか。
結論からいうと、看護師転職でハローワークの利用はおすすめできません。
ハローワークは多くの求人情報を得られる反面、質の悪い求人も紛れていることがあるからです。
失業保険の手続きでハローワークを訪れた際に、求人を探すことになると思いますが、ハローワークだけでの転職活動はリスクがあるので、できる限り他の求人探しの手段と並行しての利用をおすすめします。
この記事では、転職コンサルタントとして看護師転職をサポートしてきた私が、「ハローワークのメリット・デメリット」や「効率的な求人探しの手段」について解説していきます。
「メディカルワールドは評判が悪い?」
「登録者のリアルな口コミを知りたい!」
メディカルワールドは看護師や薬剤師などの医療系に特化した求人サイトですが、どのような評判や口コミがあるのか気になりますよね。
本記事では、メディカルワールドの評判や口コミを、インターネット上やSNSを徹底調査しました。
結論から申し上げると、メディカルワールドを実際に利用した人の評判や口コミは一切見当たらなかったため、転職に役立つサイトかを分析できませんでした。(調査実施期間:2021/3/1~2021/3/21)
ただし、評判や口コミ以外の観点から正しく判断するために、転職のプロとして医療系の転職をサポートしてきた私がメディカルワールドのサービス内容を調査します。
他求人サイトとどのような違いがあるのか、メディカルワールドに登録するメリット・デメリットを詳しく紹介します。利用すべき人や利用すべきでない人の特徴も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
メディカルワールドのサービス概要や効果的に利用するポイントを知ることで、登録すべきかを正しく判断できるでしょう。皆様の転職に役立つ内容を徹底調査しましたので、ぜひ最後までお読みください。
出典:メディカルワールド
総合評価 (他サイトと比較して) | ★★★☆☆3.5 無料でマナー研修が受講でき、スポット勤務の求人を取り扱っている。ただし求人数は少ない点は注意 |
求人数 | 760件 |
対応エリア | 全国 |
対応職種 | 医師/歯科医師/薬剤師/助産師/保健師/正看護師/准看護師/臨床検査技師/診療放射線技師/医療事務/健診助手歯科衛生士/歯科助手/管理栄養士/栄養士/作業療法士/理学療法士/言語聴覚士/臨床工学技士看護助手/介護福祉士/社会福祉士/ケアマネジャー/介護職員初任者研修/介護職員実務者研修/介護スタッフ |
運営会社 | 株式会社メディカルワールド |
メディカルワールドは、2004年にサービスを開始し、15年以上の実績を持つ医療業界に特化した転職サイトです。
無料で医療の現場で活用できるマナー研修が受講できたり、スケジュールに合わせて働けるスポット勤務の求人を扱っています。
その一方で、公開求人数は760件で、大手サイトと比較しても圧倒的に少ないため、転職先の選択肢は限られてしまうでしょう。
また利用者の口コミが一切なく、登録者数や累計転職支援数なども開示されていないため、実態が不透明であるのはメディカルワールドの懸念点です。
メディカルワールド最大の懸念点
大手サイトと比較して、利用者・転職支援実績が少ない可能性があるため、熟達したアドバイザーからのサポートが受けられないといった懸念もあります。
もちろんこれは推測の域をでませんが、少なくとも「みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい」という方にはおすすめできません。
サービスの特徴を調査し、他のサイトの特徴と比較すると、メディカルワールドには以下のメリット・デメリットがあることがわかりました。
メリット |
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デメリット |
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次章から詳しく解説します。
メディカルワールドの特徴を他の転職サイトと比較してみると、以下の点が強み・メリットであるとわかりました。
それぞれ詳しく解説します。
スケジュールに合わせて働けるスポット勤務の求人があります。
スポット勤務とは「短時間で勤務する仕事の形態のこと」です。
数時間から数日のものまで、あなたのスケジュールに合わせて勤務できるのは大きなメリットです。
「勤務先の休みを利用して働きたい方」「子供の予定に合わせて直前にシフトを組みたい方」におすすめの働き方です。
出典:メディカルワールド
メディカルワールドは、スキルアップ支援の一貫として、以下の無料の研修・講座プログラムを行っています。
スタッフ登録を行えば、無料で誰でも講座に参加できます。
無料の講座プログラム
たとえば、「接遇・マナー講座」であれば、2時間で以下の内容を学びます。
接遇・マナー講座の内容
社会人の基本であるマナーやコミュニケーションに関する講座が、無料で受講できるので、登録してぜひ利用してみてください。
ただし、研修を受講するためには「横浜の研修センター」に行かなければならないので、注意しましょう。
出典:メディカルワールド
メディカルワールドへの新規登録で最大1万円分の商品券が貰えるキャンペーンを行っています。
キャンペーン対象者
JCB商品券、VJA商品券のどちらかをプレゼント
※キャンペーン情報は2021年8月時点
看護師や臨床検査技師、医師で転職を考えている方は、メディカルワールドへの登録をおすすめします。
新規登録キャンペーン情報は、随時更新されるので、気になる方は公式サイトを確認しましょう。
メディカルワールドには以下のような強み・メリットがあることが分かりました。
一方で、他のサイトよりも利用しづらい点がいくつかありますので、次章で解説します。
メディカルワールドのサイト・サービスの特徴を調査すると、以下の点は弱み・デメリットと判断できます。
それぞれ詳しく解説します。
他の看護師転職サイトと比較すると、メディカルワールドの看護師(正看護師・准看護師)の公開求人数は152件と非常に少ないです。
転職サイト | 公開求人数 |
メディカルワールド | 152件 |
看護roo | 55,076件 |
レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 119,867件 |
マイナビ看護師 | 52,138件 |
大手看護師転職サイトの『看護roo』と比較してみると、メディカルワールドの求人数は約360分の1以下です。
もし看護職への転職を目指している方は、メディカルワールドのみの利用は心もとないため、他の看護師に特化した転職サイトを併用することをおすすめします。
関連記事:
看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング|口コミ評判&求人数を徹底比較
下記画像をみれば分かる通り、検索の絞り込み項目が少なく、希望の転職先がみつけづらいデメリットがあります。
メディカルワールドの絞り込み項目
職種/エリア/雇用形態/施設形態/こだわり条件
参考までに、大手転職サイト『ナース人材バンク』の求人情報をみると、常勤や夜勤などが選択できる勤務形態や配属先、交替制、フリーワードでの絞り込みができるようになっています。
出典:ナース人材バンク
メディカルワールドは、サイトの使いやすさという点では他サイトに劣ると言えます。
メディカルワールドには以下のデメリットがあることがわかりました。
ここまでの内容を踏まえて、次章ではメディカルワールドを利用すべきかどうかの判断基準を説明します。
メディカルワールドのメリット・デメリットを踏まえると、以下に該当する方は、メディカルワールドの利用がおすすめです。
メディカルワールドの利用がおすすめな人
とくに、スケジュールに合わせて働けるスポット勤務求人は魅力的なので、「休みや子供の都合に合わせて働きたい方」におすすめです。
一方で、以下に該当する方には、メディカルワールドはおすすめできません。
メディカルワールドを利用すべきでない人
メディカルワールドは利用者の声が見当たらなかったため、「みんなが使っていて、満足度評価の高いサイトを使いたい」という方は、別の大手サイトを利用するようにしましょう。
メディカルワールドの登録はこちらから
メディカルワールドの公式サイトをみる
https://www.medicalworld.co.jp/
次の章では、当サイトが取得した看護師の口コミをもとに選定した、大手転職サイトランキングを紹介します。
数ある看護師転職サイトを以下の観点で比較しました。
転職サイト比較の3つの基準
※当サイトでは「提案力」と「サポート力」をもとに利用者満足度を算出しています。
転職サイトランキング | ||
1位.看護roo! | 公開求人数 5万5,000件 | |
利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。 細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 | ||
2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事)公式サイトを見る詳細を見る | 公開求人数 11万9,000件 | |
総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。 LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職できる | ||
3位.マイナビ看護師公式サイトを見る詳細を見る | 公開求人数 5万2,000件 | |
求職者のペースに合わせたサポートが強み。 全国25カ所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい。 | ||
4位.ナースではたらこ公式サイトを見る詳細を見る | 公開求人数 9万2,000件 | |
気になる病院を指名して求人募集状況を確認してもらえる 「逆指名求人」が魅力の転職サイト。 | ||
5位.ナース人材バンク公式サイトを見る詳細を見る | 公開求人数 19万件 | |
地域専任のコンサルタントによるスピーディな対応が魅力。 求人ページでは「職場の口コミ」などの情報もわかる。 |
各サイトについて詳しく知りたい方は『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』をご覧ください。
どれを選ぶか迷ったら、利用者からの評価が高かった上位3サイト(看護roo!、レバウェル看護(旧 看護のお仕事)、マイナビ看護師)に登録してみることをおすすめします。
公式サイト:https://www.kango-roo.com/
総合評価
利用者満足度96.3%!当サイトの調査で全85社の中で堂々トップ
求人数・質
公開求人5.4万件+非公開求人多数
サポート力
面接や選考対策など手厚いサポート
『看護roo!』は、利用者数No1(※)で転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の転職サイトです。※調査協力:クロス・マーケティング(2018年)
公開求人数は5万5,000件以上、さらに登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。
希望の施設形態や、担当業務など、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるので、希望にぴったりの求人を見つけることができるでしょう。
30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスであるため、信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートも魅力的です。
こんな看護師さんにおすすめ
関連記事:看護ルー(看護roo!)の評判は?723人の口コミを徹底分析
公式サイト:https://kango-oshigoto.jp/
総合評価
累計利用者数40万人、友人に勧めたい転職サイトNo.1
求人数・質
求人数は11.9万件。細かい条件で探しやすい
サポート力
丁寧なヒアリングをもとにした提案が魅力。面接同行サポートも
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、公開求人11.9万件以上と、求人数がトップレベルの転職サイトです。
キャリアコンサルタントは、病院や施設を訪問して直接取材を行っており(年間4,000回以上)、現場のリアルな情報を詳細まで把握しています。
そのため、「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらうことが可能です。
また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアコンサルタントに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的です。
こんな看護師さんにおすすめ
関連記事:レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の評判は?723人の口コミからわかる全メリットデメリット
公式サイト:https://kango.mynavi.jp/
総合評価
看護師認知度4年連続No1
定番の転職サイト
求人数・質
求人数は約5.2万件
大手マイナビならではの情報量が強み
サポート力
求職者に合わせた転職支援が魅力
『マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。
そのため、「ゆっくりと考えたいのに連絡が煩わしい」「早く転職したいのにサポートが遅い」といったミスマッチもなく、自分のペースで転職活動を進められるでしょう。(面接の日程調整なども、キャリアコンサルタントが代行してくれます)
全国21箇所に相談会場があり、地方在住の方でも来社相談がしやすいという点も、大手企業が運営するサービスならではの強みです。
こんな看護師さんにおすすめ
関連記事:マイナビ看護師の評判は?723人の口コミからわかる特徴と全注意点
公式サイト:https://iryo-de-hatarako.net/
総合評価
行きたい病院を直接指名できると好評。
求人の量・質
求人は9万2,000件
サポート力
24時間受付しているなど、時間が不規則な方でも便利
『ナースではたらこ』は、医療機関への「逆指名求人」が特徴的な転職サイトです。
逆指名求人とは、求職者が気になる病院を指名すれば、求人募集が行われていない場合でも、その都度キャリアアドバイザーが求人の状況や条件を確認してくれるという仕組みです。
常時扱っている求人数は9万2,000件で、求職者側から病院を指名できるため「以前から気になっている病院で働きたい」という方にとっては、役に立つサイトと言えるでしょう。
また、問い合わせのフリーダイヤルは24時間受付をしているので、夜勤が多く・勤務シフトが不規則という方でも安心です。
こんな看護師さんにおすすめ
関連記事:「ナースではたらこ」は使うべき?723人の口コミを徹底比較!
公式サイト:https://www.nursejinzaibank.com/
総合評価
年間利用者10万人
看護師に人気の転職サイトの一つ。
求人の量・質
求人数は19万件と、他サイトと比べ多め
サポート力
地域専任のコンサルタントのスピーディな対応が魅力
『ナース人材バンク』は、年間10万人以上の看護師が利用する転職サイトです。
同社のキャリアコンサルタントは地域専任の担当制となっており、各エリアの医療機関の看護師募集状況などの最新情報を熟知しているため、スピーディかつ詳細な情報収集が期待できます。
また、病院を病床数で絞り込んだり、介護施設を施設形態で検索できたりと、求人の探しやすさにも定評があります。
サイトの求人情報が「職場スタッフの口コミ」や「給与モデル」まで詳細に記載されている点も特徴的で、転職後の働き方を具体的にイメージできるでしょう。
こんな看護師さんにおすすめ
関連記事:ナース人材バンクの評判は?723人の口コミからわかる特徴と全注意点
この章では、メディカルワールドをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
メディカルワールドも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
メディカルワールドに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
あなたがメディカルワールドのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べるとメディカルワールド経由は圧倒的に有利です。
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなどメディカルワールドであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。
万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。
転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。
転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。
メディカルワールドを利用すべきかどうか、メリット・デメリットを踏まえた判断基準をお伝えしました。
スケジュールに合わせて働けるスポット勤務求人は魅力的なので、「休みや子供の都合に合わせて働きたい方」はぜひ利用してみましょう。
メディカルワールドの登録はこちらから
メディカルワールドの公式サイトをみる
https://www.medicalworld.co.jp/
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
「正看護師として訪問看護の仕事がしたい」
「訪問看護で働くなら、正社員とパートだとどちらが良いのだろう?」
とお悩みではありませんか?
結論、正看護師が訪問看護の仕事をすることは、雇用形態を問わず働きやすいと言えます。
しかし、給与面や仕事のスタイルに違いがあるため、ご自身の希望する働き方やライフスタイルに合わせた選択が必要となるでしょう。
このページでは、転職コンサルタントとして多くの看護師の相談に乗ってきた筆者が、正看護師の訪問看護での働き方や求人の探し方について全て解説します。
「祝い金がもらえる転職サイトを知りたい」
と考える看護師さんは非常に多いのですが、残念ながら、2021年4月の法改正に伴い、祝い金がもらえる転職サイトはなくなりました。
治験コーディネーターの人の中には、
「治験コーディネーターの仕事がきつい…」
「臨床に戻りたいけど、転職するのは不安…」
と考えていませんか?
私は転職コンサルタントとして、これまでさまざまな治験コーディネーターの方々にお会いしてきました。
その中で感じるのは、独特の調整業務や周囲へ気配りの必要性、事務作業の多さなどから、きついと感じている方がとても多いということです。
そこでこの記事では、転職コンサルタントとして多くのキャリア相談を受けてきた私が、治験コーディネーターが仕事をきついと感じる理由とその対処法をお伝えします。
「面接では何を質問されるんだろう」
「面接で気を付けることはあるかな…?」
看護師の転職面接では、人柄や志望動機に加え、入職したらどのような看護師になるのかが見られており、様々な角度から質問がされます。
そこでこの記事では、看護師の転職面接での頻出の質問や、面接官がチェックしているポイントについて解説します。最後まで読めば、転職面接の突破と理想のキャリアに近づくでしょう。
まず、看護師の転職面接で必ず聞かれる質問を5つピックアップしました。以下を参考に、ご自身の回答を考え、しっかりと準備しておきましょう。
さっそくご紹介します。
面接場所に入室し、挨拶や雑談を交わしたのち、簡単な自己紹介を求められます。
ここではあまり長く喋りすぎないように意識しておきましょう。おおむね、1~3分程度が目安であり、端的に下記の要素を伝えることが大切です。
自己紹介で伝えるべきこと
自己紹介の話し方や振る舞いは、第一印象を大きく左右します。
そのため、話す内容に加えて「表情を明るくする」「姿勢を正す」ことを意識し、ハキハキとした声で話すよう心がけましょう。
なお、はじめに施設・業務内容の説明が簡単に行われ、次に「自己紹介から質疑応答」へと進められるケースもあります。
看護師としてのスキルや経験、モチベーションの高さなどを評価するための質問です。
質問に答えるときは、具体的なエピソードや数字を交えて、自分の強みや過去の成果などを伝えましょう。リアルな情報は信ぴょう性を与えるうえ、あなたがどういった人なのかも採用担当者がイメージしやすくなります。
面接者は、この質問で応募者の熱意や志望度を図ろうとしています。
転職を希望する病院の理念や方針、特徴などを踏まえた上で、自分がやりたいことと絡めて、この病院でなければならない理由を伝えましょう。
具体的には、以下の内容で展開をすると、分かりやすくなります。
待遇面や通勤のしやすさなどを考慮して職場を選ぶ人もいるかと思いますが、そのまま志望動機にすることは避けましょう。条件が良ければ他の病院でも良いのかと思われてしまいます。
採用担当者が退職(転職)理由を聞くのは、何か出来事が起きた際の、その人の考え方や行動を知りたいからです。
面接では、「応募者がどのようにうちで働いてくれそうか」「せっかく入職してもすぐに辞めてしまわないか」の2点をチェックされています。
このため、退職理由となった不満に対して「自身で改善・解決するために起こした行動」「応募者自身が組織の欠点を補う当事者としての自覚や能力を持っているか」を知りたいのです。
前職では上司からの指示に従うことが絶対とされており、個人の自発的な課題発見に基づき、チームで解決することで成果を挙げるのが困難な環境でした。このため、同僚看護師と一緒に、チームで仕事をすることのメリットを文書化し、上司に提出伝えましたが、受け取ってもらうことすらできませんでした。
貴院は、患者さんの早期回復に必要なことの一つとして、チーム医療の重要性を掲げられており、かつ私の前職での看護経験を活かせると考えています。前職の経験をもとに主体的に意見を取り入れてもらえるよう努力し、貴院と患者さんに貢献したいです。
面接で経歴を伝えるときは、以下の順番で伝えるようにしましょう。
基本的に、今までに所属した勤務先は省略せずに伝えることが重要です。事前に履歴書を提出している場合がほとんどであることから、省略することで「何か隠したいことがあるのでは?」と悪印象となる可能性があります。
それぞれの職場で、経験したことと学び得たことを伝えると、前向きな印象となるでしょう。
ここでは、さきほど紹介した質問の他に、看護師の転職面接で頻繁に聞かれる14の質問をご紹介します。
転職に成功した多くの看護師さんが聞かれてきた質問ですので、押さえておくようにしましょう。
順番に見ていきましょう。
採用担当者は、看護師を目指すきっかけから、仕事への情熱を確認しています。自身の経験やエピソードを元に、看護師を目指すきっかけを伝えましょう。その人の看護観と合わせて回答すると、より仕事への熱意が伝わりやすくなります。
この質問では、応募者の性格や、自分をどのように客観視しているか、職場に馴染めそうか、入職したらどのように活躍しそうか、を確認されています。
答え方としては、仕事に活かせる長所であれば何でもかまいません。優しい、明るい、協調性、度胸がある、冷静沈着、俊敏性など、新しい職場の仕事や理念にマッチするような回答が出来ると、採用担当者に響きやすくなります。
逆に、短所を聞かれた場合、言い換えれば強みになることを話しましょう。「人と話すのが苦手」「協調性がない」「時間を守れない」「嘘をつく」など、ネガティブしかない短所は避けることが賢明です。
私の長所は、真面目で几帳面なところです。時間を守ることはもちろん、お薬の用量などを正確に把握し、周りの方のサポートもありますが、大きなミスをすることなく仕事して参りました。医療業界はミスが許されない世界であるため、自身の几帳面さは大きな長所であると感じています。一方で、真面目すぎるがゆえに、神経質になって仕事が遅くなってしまう点は短所と感じています。
休日の過ごし方から、あなたの性格や人柄を把握しようとしています。その会話の中からストレスを上手に発散できる人か、社交性がある人なのかなどもチェックしているでしょう。
ストレスケアがうまくできることをアピールしたい場合は、以下のような回答をするのが効果的です。
上手にストレスを解消できていれば、健康なメンタルを維持した状態で仕事ができる人だと評価されるはずです。
もし休日にボランティアや社会人サークルの活動に参加したことがあるのなら、その経験を話すと社交性をアピールできます。他の人との交流が活発である側面を伝えれば、新しい職場でも良好な人間関係を築ける人だと評価されるでしょう。
「看護観」とは、どんな看護師になりたいか?ということを意味しています。看護師として大切にしていることを答えても良いです。
この質問では、経営理念にマッチする人材か、長く働いてくれそうかが確認されています。看護観は人それぞれですので、正解はありませんが、応募先の理念を念頭に置き、ご自身の看護観を伝えることがおすすめです。
この質問は、応募者の性格や感性、何にやりがいを感じるのかを知ることが目的です。
患者さんとの関わりから得た経験や、感じたことを簡潔に伝えるようにしましょう。具体的なエピソードであるほど、長く話してしまいがちですが、限られた面接時間の中でまとめることも大切です。
自分の経験を話しつつ、どう成長したかを答えると好感が持たれやすくなります。
「職場の理念や方針に共感してくれるか?」「チームとして同じ方向をむいて働けるか?」などを見極めるための質問です。
質問に回答するときは、志願先の理念・方針を徹底的にリサーチしたうえで、どのような形で自分が企業に貢献ができるかをアピールしていく意識が大切です。その際に理念や方針に対する自分の考えも一緒に伝えると、より評価が高まるでしょう。
この質問は、病院側が望む業務内容とあなたの希望がマッチするか、やる気があるかどうかをみるための質問です。
転職を希望する病院の業務内容だけではなく、理念等も事前に確認しておきましょう。病院の理念や業務内容が自身の希望とマッチしていることを伝え、これまでの経験を活かした活躍が期待できそうだとアピールします。
前職での経験を活かして即戦力となれる点をアピールできると、転職が決まった後に希望が通りやすくなります。
将来的なポジションや責任を担える人材を採用したい場合に聞かれやすい質問です。企業と応募者のキャリアプランが一致しているかどうかの確認もおこなっているでしょう。
理想的な回答は「特定の専門分野でのスキルや知識の習得をしたい」「管理職へ昇進したい」など、自分が目指したい領域や方向性を明確に伝えること。その際は「専門コースの受講やリーダーシップ研修などに参加する意志(または受講経験)がある」というように具体的にアピールするのが効果的です。
以前の職場で、どのような実績や成果をあげたのかを把握するための質問です。これにより、採用担当者は応募者のスキル・能力を客観的に評価でき、企業が求める人材かどうかを判断しやすくなります。
質問に答える際は、求人情報や職務内容を事前に確認し、応募先で重視されるスキル・能力に焦点を当ててアピールしましょう。
また自己成長のために、新しいケアの手法を学習していたり、研修などに積極的に参加したりしている経験などがあれば採用担当者に伝えましょう。仕事以外で努力している人は良い印象を与えやすくなります。
希望の診療科がある場合は、面接時に伝えておきましょう。
その診療科を希望する理由や、そこに配属されたらどのような看護をしたいかなど、希望する理由を具体的に伝えると良いでしょう。
希望は必ず通るとは限りませんので、柔軟に対応することも合わせて伝えることがおすすめです。
応募者の希望する条件を確認する目的で問われます。お互いの条件のマッチ度が高ければ、転職後の定着率があがるため、採用担当者にとっては大切な質問といえます。
勤務条件を伝えるときは、応募先が求めている人材と希望する条件が一致していることをできるだけ強調しましょう。職場に適した人材であるという印象を、採用担当者に与えやすくなります。
他にも「研修があれば積極的に参加したい」「弊社の〇〇のポジションに興味がある」などと自身のスキルやキャリアの発展につながる条件を提示するのも効果的です。応募先での長期的なキャリア目標をもち、成長意欲が高い人材であることをアピールできるでしょう。
採用担当者はこの質問を通して、応募者の問題解決能力や対処能力を測りたいと考えています。
〈採用担当者がみているポイント〉
質問に回答する際には、どのような状況で・どのような行動をとり・どのような結果になったのかを具体的に説明しましょう。失敗の原因を客観的に分析でき、自己成長する人材であるとアピールできます。
働き方についての質問をされることもあります。無理のない範囲で対応できる旨を伝えておきましょう。
採用されたいと考えるあまり「残業はどれだけあっても大丈夫」のような、現実的でない回答をすることはおすすめしません。
実際に働きはじめて、生活に支障をきたしてしまうと、ご自身が辛いだけでなく、職場にも迷惑をかけてしまうからです。
この質問では、看護に対する情熱の有無を問われています。看護師以外の転職について聞かれた場合、「看護師としてこのようなことを実現したく、転職した」と伝えると良いでしょう。
消極的な理由や、消去法で選んだと思われることがないよう、明確な回答を用意しておくことが重要です。
面接では、想定していなかった質問や答え方に迷うような質問がくる場合があります。
想定外・予期せぬ質問例
答え方に迷う質問例
答えにくい質問をされたときは、まずは慌てずに冷静さを保つのが大切です。そのうえで質問の意図をくみ取り、要点をおさえて回答しましょう。
また答えを準備していなかったからと言って、嘘をついてはいけません。嘘をつくと、途中で話の辻褄が合わなくなったり、言いたいことがわからなくなったりと大きなリスクを伴います。自分を大きくみせる必要はないので、自分の考えや経験をもとに素直に答えていきましょう。
なお、場合によっては、以下のようなハラスメントや差別的な質問をされる可能性もあります。
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上記のように完全にプライベートの話であれば「申し訳ないのですが、仕事に関係ない話なので回答は控えさせていただきます」と正直に伝えても問題ありません。
ここでは、看護師の面接で採用担当者がチェックしているポイントをお伝えします。
質問の回答内容に加え、下記をしっかりと押さえておくことで、より面接突破に近づきやすくなります。
さっそくご紹介します。
明るくハキハキと話せる人かどうか、はチェックされてます。
社会人としてきちんとした態度で受け答えが出来る人なのかを採用担当者は確認しています。緊張してしまうことは理解しますが、険しい表情や自信がなく暗い表情は、マイナスイメージとなってしまうのです。
また、話す時の姿勢も、印象に大きく影響します。背もたれは使わずに背筋を伸ばして座り、話をするときは、ややゆっくりめにハキハキ話しながら、明るい表情を心がけましょう。
やる気があって長く働いてくれる人材かどうか、採用担当者はチェックしています。
採用する側からすると、仕事に対する意識が高く、やる気がある人と働きたいと思うことは当然です。面接を受けている時点で、一定のやる気はあるかと思いますが、それが採用担当者に伝わらなければ、不採用となってしまうでしょう。
思考は行動に現れるため、面接においては事前準備をしっかりとするようにしましょう。事前に自己分析や職場の情報収集、理念を調べておくことが大切です。
そのことを踏まえたうえで何をやりたいかを伝えることが出来れば、やる気は自然と伝わります。
また、長く働いてくれる人なのか、という観点でも見られているため、入職後のキャリアプランについても明確にしておきましょう。
患者さんとのコミュニケーションに問題がないか、というポイントもチェックされています。
看護師は患者さんや同僚、医師など、多くの人とコミュニケーションを取ることが多いため、コミュニケーションスキルに問題がないかを採用担当者は知りたいと思っています。
面接の際は、顔を上げてハキハキと対応することを心がけましょう。
質問の回答内容が良いものであっても、コミュニケーションに難ありと判断された場合、内定からは遠ざかってしまいます。
礼儀正しく受け答えができるかどうかも、採用担当者のチェックポイントの一つです。
看護師転職では、採用時にスキルや技術面だけでなく、人柄の部分も大きく重視されます。
相手がどんなにくだけた態度で接してきたとしても、礼儀正しく受け答えをすることは大変重要です。明るくハキハキと答えながらも、礼節を欠くことがないように気をつけましょう。
そのうえで、自身の意見を的確に伝え、端的に意見を述べられると、採用担当者から良い評価を得やすくなります。
採用担当者は、応募書類を元に話を進めたり、質問したりしてテキストの情報だけでは把握しきれなかった人間味の部分を深掘りします。
あわせて書類に書かれている内容と回答に違いがないかも、会話の中で確認しているため、書かれていることと違う内容を答えたり、誇張した発言をしたりすれば不信感や違和感を与え、マイナス評価の原因になってしまいます。
回答への一貫性を保つためにも、面接前に応募書類を再確認し、記載した内容を正確に把握しておきましょう。
採用担当者は、組織の一員として長期的に働ける人材を探しています。そのため面接では以下のようなポイントをチェックして、職場に馴染める人材かどうかを見極めています。
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上記の内容に信ぴょう性をもたせるには、コミュニケーション能力や協調性が感じられる前職のエピソードを伝えるのが効果的です。
同時に、自己分析をおこない、適応力やコミュニケーション力などをアピールするための、具体的なエピソードを用意するのも大切です。面接ではそれらの情報に基づいて、自分の考えや意見を明確に伝え、職場に馴染む能力があることをアピールしましょう。
面接での質問にうまく答えるためのコツを3つ紹介します。
対策を練れば面接に対しての自信がつくうえ、採用担当者に刺さる回答が考えられるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
自己分析をおこなうと、自分の強みや志望動機、転職理由、キャリア目標などを把握できます。これらは面接で自信をもって自分をアピールしたり、質問に的確に答えたりするために必須となる情報です。
転職成功への一歩をすすめるためにも、自己分析をおこない自分を深く理解したうえで面接にのぞみましょう。
自己分析の方法はたくさんありますが、ここでは以下の4ステップで簡単に自分を振り返る方法を紹介します。
自己分析のステップ | 分析内容 |
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Step1 | 今までの経験(キャリア)を振り返る |
Step2 | 「なぜ転職したいのか?」「どのような仕事がしたいのか?」などの気持ちを整理する |
Step3 | 自分のスキルや得意なことを洗い出す |
Step4 | 志願先会社が求める人材を調べて、自分と照らし合わせる |
この方法で分析をおこなうことで、自分が仕事で大切にしている信念や自分自身の強みを再確認しつつ、志願先の求める人材であるとアピールしやすくなります。
以下の記事では、自己分析4Stepの詳しいやり方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
前職での不満や愚痴に匹敵するような発言はマイナス評価になります。ネガティブなエピソードや意見が実際にあったとしても、そのまま伝えるのではなくポジティブな発言に変換して回答すべきです。
例えば転職回数が多い場合の回答例はこちら。
経験から得た学びを前向きにアピールし、良い印象を与えるように心がけていきましょう!
採用担当者の質問にうまく答えられるようになりたいなら、回答の型を学ぶのも一つの手です。ここでは代表的な型であるSTAR法を紹介します。
STAR法とは
状況(Situation)・課題(Task)・行動(Action)・結果(Result)の頭文字をとって名付けられたもので、面接官の質問に的確に答えるためのテクニック。
具体的な手順は以下のとおり。
状況 (Situation) | あなたが直面した具体的な状況や背景を説明する |
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課題 (Task) | その状況に対してどのような目標を設定したか説明する |
行動 (Action) | 実際にどのような行動をしたのかを具体的に説明する |
結果 (Result) | 行動した結果どのような学びを得たかを説明する |
4つの手順を踏んで説明すると質問の本質から逸脱することなく、採用担当者が理解しやすい形で答えられます。
このような型を1つでも知っておくと、自分の考えを相手にわかりやすく伝える力が身につき自信にもつながるので、ぜひ積極的に学んでみてください。
やっておくべき面接の事前準備を6つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
面接ではほとんどの場合、志望動機が問われます。志望先の企業理念やモットーにしていることなどに共感したうえで「御社だから働きたいと思った!」という気持ちを積極的に伝えていく姿勢が大切です。そのためには、志望先の事前リサーチが欠かせません。
また、志望先を十分に理解できれば、自信がついて心が落ち着いた状態で面接にのぞめたり、採用担当者との会話をスムーズにすすめたりもできます。
情報収集をおこなう際は、以下の方法がおすすめです。
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リサーチする場合は、複数の情報源を活用しましょう。特徴が違う複数の情報を組み合わせることで、より具体的なイメージをつかめるため、志望先に対する理解が深まります。
「大事な持ち物を忘れてしまい、失敗した…」という事態を避けるためにも、面接に必要な持ち物は事前に準備しておきましょう。前もって支度をしておけば、当日慌てることなく心に余裕をもって面接にのぞめるはずです。
以下に面接に必要な物をまとめました。
面接に必要な持ち物
上記の他にも、現地までの地図や印鑑、折りたたみ傘などがあるとよいでしょう。また、女性の場合は、ストッキングの予備や化粧ポーチを用意すると安心です。
面接への遅刻は必ず避けなければいけません。事前に面接会場までのアクセスを調べ、交通手段や道路状況、所要時間を把握し、余裕をもって会場に到着できるスケジュールを立てましょう。
面接会場までのアクセスの調べ方には、以下の方法があります。
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なお、面接前に実際に会場にいき、周辺の様子や建物の外観、近隣の施設などを確認しておくのもよいでしょう。迷わずたどり着ける状況を整えておけば、移動の不安がなくなり、リラックスした状態で面接にのぞめます。
面接での服装は、採用担当者への第一印象を決定づけるものであり、その印象が合否に大きく影響します。面接本番で好印象を与えるためにも、身だしなみをしっかり整えておきましょう。
面接での服装は原則スーツです。クリーニングされていてシワがなく、体型に合ったものを着用しましょう。また、スーツを着用する際には、シャツやネクタイ、靴などその他のアイテムにもこだわる必要があります。
押さえておきたいポイントは以下のとおり。
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面接の突破率をあげるために、清潔感のあるTPOに適した格好を心がけていきましょう。
ある程度のマナーを守らなければ、面接を突破するのは難しいでしょう。入社してからも「非常識な行動を起こすのではないか…」と懸念されるからです。
以下に面接における大切なマナーの例をまとめました。
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基本的なことがしっかりできているだけで、採用担当者に好印象を与えられます。合格率をあげるためにも、面接前に押さえるべきマナーをしっかりと確認してから本番にのぞみましょう。
面接対策では、転職エージェントからの的確なフィードバックを受けるのも効果的です。
サービスに登録すれば、担当者から以下のような具体的なアドバイスがもらえます。
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また、転職エージェントを活用すると、一人では気づきにくいポイントに気づけたり、応募先にあった面接対策ができたりします。合格率をあげるためにも積極的に活用していきましょう。
ここでは、看護師の転職面接に関するよくある質問にお答えします。
気になる項目があれば、ぜひご覧ください。
悪い印象を与えないためにも、基本的にはすべての質問に答えるのが望ましいといえます。
ただし、以下の質問に対しては答える必要がありません。
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「これは絶対に仕事に関係のない話だ!」と思ったら、最低限の情報のみを説明したり、関連する他のテーマの話をしたりするなどの対応を取るとよいでしょう。
面接採用者は悪気なく質問しているケースも珍しくありません。そのため失礼に感じる質問をされても、冷静な対応を心がけ、採用担当者との関係を良好に保つのが好ましいです。
質問に回答する際は、以下のポイントを押さえながら回答することがおすすめです。
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面接はコミュニケーションの場であり、会話のキャッチボールが大切です。どのような質問が飛んできたとしても、上記を意識しながら面接官との自然なやり取りを心がけると良いでしょう。
特に、ネガティブな回答をしたくなっても、ポジティブに締めることは、とても重要です。面接で与える印象を大きく左右しますので、徹底するようにしましょう。
答えに詰まってしまうことは、悪いことではありません。それよりも長い沈黙が続くことがNGです。
まず、答えに詰まってしまったこと自体は、採用の合否に影響しません。面接官の意図が読めないときは「○○に関する質問でよろしいでしょうか」などと聞き返すことで、分かりやすく言い直してくれることもあります。
面接官は、予想外のことが起きた際の臨機応変な対応力を見ています。焦ることなく、コミュニケーションを心がけながら立て直していきましょう。
頭が真っ白になって黙り込んでしまい、面接官からフォローしてもらう状況は回避しなくてはなりません。
逆質問では、求職者の方から面接官に対して自由に質問をすることができます。
以下の項目について質問すると良いでしょう。
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質問内容によっては「あまりうちの病院に興味がないのかな?」「活躍するイメージ見えない…」といったネガティブな印象を与える恐れがあるため、最低限の準備をしておきましょう。
補足:逆質問に「ありません」と回答するのは避けましょう。
理由は以下の3点です。
何かしらの質問ができるように、事前に準備しておきましょう。
面接に苦手意識を感じるのであれば、苦手意識をなくすように努力してみましょう。
苦手意識から来る自信のなさは、それだけで魅力が半減してしまいます。逆に、堂々としていて自信があるように見える人には、どんな魅力があるのだろう、と面接官も気になるものです。
家族や友人に協力を得て、ご紹介した質問を投げかけてもらい、面接の練習をするのもおすすめです。練習をしておけば、しっかりと回答できるようになり、自信を持って面接にのぞめるでしょう。
転職サイトのコンサルタントに相談してみるのもおすすめ
家族や友人に協力してもらうのが恥ずかしいという方は、『看護roo!』や『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』などの、看護師転職サイトに相談してみるのもおすすめです。転職サイトに登録すると、面接練習を含む選考対策を、転職のプロであるコンサルタントから無料で受けられます。
また、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』では、当サイトが独自に取得したアンケートから、利用者満足度の高い転職サイトを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
看護師が転職面接で聞かれる質問や、採用担当者がチェックしているポイントについてお話しました。
多くの質問と回答例をご紹介しましたが、面接において一番重要なことは、面接官とコミュニケーションの場であるということです。
面接に苦手意識のある方は、『看護roo!』や『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』などの看護師転職サイトに相談すると、転職のプロから面接対策をしてもらえます。
転職サイトへの登録・相談は無料です。自分に合う求人や担当者を見つけるためにも、2~3社を併用し、ご自身に合うところを見つけてみてください。
三重県内での看護師転職をお考えですね。
看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。
求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。
そこでこの記事では、三重県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。
「看護師の経験が浅いから、志望動機を書けない」
経験の浅い看護師が転職活動を始めるとき、履歴書の志望動機をどう書けばいいか悩むでしょう。
しかし、悩む必要はありません。
なぜなら、志望動機で書く内容が決まっているからです。
この記事では、現役看護師の筆者が転職活動を始める経験の浅い看護師向けに、志望動機の書き方などを解説していきます。
この記事を読めば採用される志望動機を書けて、転職活動が成功するでしょう。
転職を成功させたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
「臨床での経験を十分にアピールできない」
経験の浅い看護師が志望動機で悩むのは当たり前です。
しかし、志望動機を書くのに豊富な経験は重要ではありません。
なぜなら過去ではなく、「自分はなぜ転職先で働きたいのか」のような未来を書くのが志望動機だからです。
実際に病院の採用担当者は、志望動機で以下を知りたいと考えています。
つまり、スキルや経験をアピールするよりも、どうしても転職先で働きたいのを伝える方が大切です。
もちろん、志望先で活かせるスキルや経験があるのは理想的でしょう。
しかし、転職先で働きたい熱意を感じさせる文章にするには以下を伝えるほうが重要です。
スキルや経験の少なさに引け目を感じますが、志望動機を書くときに気にする必要はありません。
志望動機を書く目的や意味を理解しておけば、誰でもいい文章を書くことが可能です。
志望動機の方向性がわかったところで、志望動機を書くときのコツを紹介します。
具体的には以下の6つです。
志望動機を書くときのコツ
それぞれ詳しく紹介していきましょう。
はじめに、志望先の情報収集を徹底しておこなうのが大切です。
なぜなら、志望先の情報がないまま、志望動機を書くと表面的で具体性に欠ける文章になるからです。
たとえば「貴院の理念に共感し、志望いたしました」のような文章はどの病院でも書ける文章で、応募者の考えやこの病院で働きたい熱意は伝わりません。
採用者側からすれば、「本当にうちで働きたいのか」「うちの病院のことをきちんと調べて応募したのか」と思われてしまいます。
したがって、求人情報に記載された待遇や募集要項だけでなく、病院の理念や看護師像など詳細を調べておきましょう。
←左右にスクロールできます→
志望動機を書くために必要な情報 | 情報源 |
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病院の理念・基本方針 | 病院HP |
病院の特色
| 病院HPやインターンシップ・病院見学で確認。 |
看護体制
| 看護部HPやインターンシップ・病院見学にて確認。 求める看護師像は、教育体制や看護部長の挨拶文から読み取れる。 |
「退職理由を書くのは、ネガティブな印象を与えてしまうため評価が下がるのでは」と考えるでしょう。
しかし評価が下がる原因は、退職したことではなく退職理由にあります。
たとえば「人間関係や残業の多さで退職した」と伝えた場合、真実でもマイナスな評価になりやすいです。
なぜなら、退職理由を同僚や会社の責任にしているからです。
したがって、看護師の経験が浅くても転職をしたいのであればポジティブな理由を書きましょう。
たとえば「貴院の救急病棟で、緊迫した患者さんを救いたい」のような内容です。
採用担当者は、短期で転職をする人に対して「採用しても、またすぐに退職するのではないか」と考えてしまいます。
しかし前職を辞めた理由や今後どうしたいかを前向きに伝えると、不安から期待へ変わるため退職理由の伝え方は工夫が必要です。
志望動機はスキルや経験のアピールの場ではなく、志望先への熱意を伝えるのが大切です。
したがって、就職できたら何をどう頑張りたいのかを具体的にアピールしましょう。
アピールできる例としては、以下のとおりです。
意欲のアピールに加えて、就職したあとに活躍している姿を病院側が想像できているかがポイントです。
志望先でやりたいこと、頑張りたいことを具体的に書いて、他の人との差別化をしていきましょう。
〈悪い例〉
現在は急性期病棟に勤務しているため救急外来の勤務はありませんが、3次救急のある貴院でスペシャリストになるべくスキルを磨いていきたいと思います。
……意欲のアピールはしていますが、誰にでもいえそうな内容になっています。
〈良い例〉
3次救急のある貴院でスキルを磨き、救急看護のスペシャリストになりたいと考えています。
現在は急性期病棟で看護の基礎を固めながら、日本救急看護学会のセミナーに参加し、救急時の対応やフィジカルアセスメントを学ぶなど日々自己研鑽に励んでいます。
……転職先で働きたい意欲だけでなく、あなたが目標に向かって努力する力がある人材なのが伝わります。
志望動機には調べた病院の情報から、魅力に感じている点や共感できる点を書きましょう。
具体的には、以下の箇所から探すのがおすすめです。
病院側は、自分たちの考え方や方針に合った人材の採用を考えています。
したがって「理念や教育体制に共感して魅力を感じている」のように、病院側と考えがマッチ点を志望動機に書きたいところです。
しかしホームページに書いてあるような、調べればすぐわかる情報を丸写ししてはいけません。
なぜ他ではなくうちで働きたいのか、病院側が納得できる文章を書くのが大切です。
そのためには自身の経験や看護観など、具体的なエピソードを書くのがいいでしょう。
例)
私は、看護部の理念である「患者さんの主体性を尊重し発揮できるような医療を提供する」に共感し、貴院を志望しました。
きっかけは、学生時代に実習で脳梗塞後の患者さんを受け持ったことです。
その際にADLが少しでも回復するように、患者さんの「コツコツ努力できる強み」を引き出して援助する看護師の姿がありました。
そこで私も患者さんのできることを尊重して、その人らしさを発揮できる看護をしたいと考えました。
貴院のインターンシップに参加した際も、スタッフ1人1人が「どうしたら患者さんが主体的に治療に取り組めるか」「患者さんの強みはなにか」を話し合う姿を拝見しています。
そのような経験もあって、私も貴院の一員になりたいと思い志望いたしました。
経験の浅い看護師の志望動機で注意しなければいけないのは、学習意欲を全面に出してしまう点です。
やる気や向上心が伝わってよさそうですが、むしろ逆効果といえます。
なぜなら受け身な印象を与えてしまい、学びたいだけの人を採用するメリットがないからです。
たとえば、子供を見てくれるベビーシッターを見つけるときを想像してみましょう。
「お子さんのお守りを通して、保育を学びたいです!」と話すベビーシッターよりも、
「シッター歴は浅いですが子供向けの英語教育の経験があるので、楽しく英語を教えられます!」のほうが好印象です。
このように、「学びたい」をアピールするのは何も好印象を与えません。
病院側にメリットがない内容は避けたほうが賢明です。
志望先の病院に貢献できるスキルがあれば、アピールしましょう。
志望動機に説得力が増して、他の応募者との差別化ができます。
看護師の経験が浅いと自信を持って書けないところですが、実は病院にとって価値のある経験やスキルの可能性があります。
強みや志望先で活かせそうなスキルを見つけるために、スキルや経験の棚卸しをしてみるのがおすすめです。
←左右にスクロールできます→
看護師の業務経験・スキル | その他の業務経験 | 看護師としての考え方 |
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志望動機を書くコツを紹介してきたところで、経験が浅い看護師の志望動機の例を紹介しましょう。
志望動機は、何が決め手になったのかを書くのがポイントです。例として、以下の7つが考えられます。
志望動機の決め手となったポイント
自分の状況や考えに合った例文を参考に、志望先の病院に合わせた志望動機を書いてみてください。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
今後のキャリア形成を考えて転職する場合は、スキルアップをして目指す姿を志望動機に書くといいでしょう。
大学病院の消化器外科に2年半勤務し、専門的な医療を学んできました。
仕事を続けていくなかで、看護師としてより幅広い疾患に対応出来るジェネラリストになりたいと考えるようになり、地域の医療全般を担う貴院を志望いたしました。
知識・技術ともに未熟な面はありますが、大学病院で培った学習し続ける姿勢を大切にしながら、現場で第一線で活躍し続ける看護師を目指すべくスキルアップしていきたいです。
総合病院の小児科病棟に3年勤務していましたが、高度な治療を要する重症例の患児は転院になることもあり、そのたびに「もっと自分にできることはないのか。」と悔しい思いを抱きました。
将来は、救急から在宅まで子どもの健康を幅広く支える小児プライマリケア認定看護師を目指したいと考えております。
そこで、小児救急をはじめ高度で専門性に特化した医療を提供している貴院ならば、小児看護のスペシャリストとしてスキルアップしていけると考え、志望いたしました。
臨床経験が浅く看護師として未熟ですが、患者さんとご家族により専門性の高い医療を提供出来るよう業務や研修・自己学習を通じて積極的に学んでいきたいです。
志望動機に病院の特色を書くのであれば、どのような特色があって、なぜ魅力を感じているかを書くといいでしょう。
現在の勤務先である総合病院の外科では、急性期の患者さんを多く受け入れています。
日々の業務のなかで、急性期を脱した後も高度な医療を必要とする患者さんも多く、長期的な入院を必要とする慢性期の患者さんへの看護にも興味を持ちました。
貴院は、地域でも数少ない慢性期医療の担い手であると伺っています。
そこで、質の高い医療と安全で安楽な療養生活を提供できる看護師になれる環境があると考え、貴院を志望いたしました。
現在勤務している大学病院では、在院日数が10日と短く、退院後に在宅療養や慢性期・回復期病院へ転院する患者さんも多くいます。
変化の激しい急性期を脱して、無事退院した患者さんがその後をどう過ごしているのか思うことがあり、退院後の生活や人生を見据えた支援を継続的にしたいと考えました。
貴院を志望したのは、急性期から慢性期、地域と連携して訪問看護や福祉にも力を入れているのと、患者さんに病院から日常生活に戻ったのを見据えた看護を実践できると思ったからです。
看護師の経験が浅くて未熟な面もありますが、急性期で培った「患者さんの小さな変化に気付く観察力」を活かしたいと考えています。
提供している医療に魅力を感じた志望動機を書く場合、力を入れている事業や強み、やりたい看護がマッチしている点を伝えていきましょう。
現在、急性期病棟に勤務しており、救急外来から入院してくる患者さんを担当する機会があります。
このような患者さんと接するなかで、緊急時の迅速かつ的確な処置が救命につながることを強く実感して、救急医療の現場で働いてみたいと思いました。
貴院を志望したのは、3次救急にも指定されて救急受け入れ件数も地域随一のため、救急医療のスペシャリストを目指せると考えたからです。
看護師としてのスキルは未熟ですが、体力と簡単には諦めない根気強さには自信があります。
幅広い知識と迅速な判断、正確な技術が要求に応えられるように、救急医療の現場を支えるスタッフとなるためにも日々自己研鑽に励んでいきたいと考えています。
現在、脳神経外科に勤務しており、脳卒中の患者さんへの発症初期の的確な対応が予後を左右するのを痛感しています。したがって、脳卒中への初期対応を専門的に学び、1人でも多くの患者さんを救いたい想いが強くなりました。
貴院を志望したのは、脳卒中センターがあって、複数の診療科が協同して脳卒中への集中ケアをおこなっていることから、専門性の高いケアを提供可能な看護師になれると考えたからです。
脳神経は奥が深くて勉強不足だと感じますが、1日でも早くスタッフの一員として活躍できるように、院内外の研修にも参加して理解を深めていきたいと思っています。
志望先に興味を持つきっかけとなった経験を書く場合、具体的なエピソードを交えると説得力のある文章ができます。
総合病院の内科で2年勤務しており、がん患者さんの看取りを経験しました。
その際に、その人らしく生活したい願いを病棟では十分に叶えられないことがあって、悔しい想いをするのも少なくありませんでした。
貴院を志望したのは、自宅退院支援や精神面のケアにも力を入れているのと、「その人らしさ」を大切にしている緩和ケア部門ならば、患者さんとご家族がその人らしく過ごすサポートができると考えたからです。
看護師としての経験も浅くて人間として未熟な面もありますが、患者さんとご家族に寄り添う看護を提供したい想いは誰にも負けません。
1日でも早くスタッフの一員として活躍できるよう、日々努力を重ねていきます。
総合病院の内科病棟に2年勤務していましたが、認知症や精神疾患を合併した患者さんとの関わりに難しさを感じる場面がありました。
また患者さんも、想いや病状をうまく伝えられず、もどかしい想いや生きづらさを感じていました。
そこで、看護師として患者さんの想いをくみ取るためには精神科看護のスキルが不可欠だと考え、専門病院である貴院を志望いたしました。
まだ看護師としては未熟ですが、いずれは精神・身体両方を診られる看護師を目指しており、内科を併設している貴院ならば私の理想に近づけると考えています。
通勤しやすい点を志望動機にする場合、通勤時間を強調しないようにしましょう。
採用する側が「うちよりも通いやすい病院に行ってしまうのでは」と考えるからです。
通勤だけでなく、病院の特色や方針などにも魅力を感じている点も書くとよいでしょう。
看護学校卒業後、附属病院に1年間勤務していましたが一身上の都合で実家に戻ることになりました。
貴院は、実家から近くてお世話になったことがあります。したがって、私や地域の住民にとって身近な病院であるとともに医療を支える存在です。
そこでお世話になったことがある貴院で、地域の医療に貢献したいと思い志望いたしました。
経験が浅く未熟ですが、小さな子どもからお年寄りまで、地域の住民の健康を支えられて幅広い分野で活躍できる看護師になりたいと考えています。
理想とする看護を書く場合、なぜ理想の看護が実現できると考えたのかを具体的に書きましょう。
看護学生時代から、患者さんの個別性を重視した看護を提供出来るようになりたいと思っておりました。
ただ現在の職場の急性期病棟では、病状の変化が激しいことや業務量の多さから、患者さんと向き合って個を尊重する看護をできずにいます。
そんな折に、貴院のインターンシップに参加して病棟カンファレンスや業務の様子から、スタッフ1人1人が患者さんに合わせたケアの方法や、強みを生かした看護を実践していると強く感じました。
したがって貴院ならば、自身の理想とする看護が実践できると感じています。
まだまだ経験が浅くスキルも未熟ですが、日々の業務や自己学習で積極的に学び、一日でも早くスタッフの皆さんのような看護を実践できるようになりたいと思っています。
看護体制や病院の研修制度を書く場合、研修制度を利用してどう活躍したいかまで書くようにしましょう。
先輩スタッフとペアになることで多くの学びを吸収でき、業務の効率化やインシデントの減少の効果もあるPNS制度に魅力を感じ、貴院を志望いたしました。
経験が浅く、ペアのスタッフから学んでフォローしてもらったりするのも多いと思います。
しかし将来的には、ペアとなった後輩スタッフに多くの学びを与えられ、PNSの特徴である相互補完の効果を発揮できる看護師になりたいと考えています。
貴院の資格取得支援制度を魅力に感じたため、志望いたしました。
現在は内科病棟に勤務し、高齢者の皮膚トラブルへのケアをする機会が多くあります。
また委員会でも褥瘡対策をしており、委員会活動や研修を通してより専門的なスキルを身につけたいと思うようになりました。
いずれは皮膚・排泄ケア認定看護師として、病院で頼りにされる存在になりたいと考えています。
専門・認定看護師が活躍しており、ロールモデルが身近にいる貴院で日々自己研鑽しながら働いていきたいです。
志望動機を書くコツやお手本がわかったところで、あとは実際に志望動機を書いて転職活動を開始するだけです。
転職活動は、転職エージェントを利用するのをおすすめします。
なぜなら、志望動機のフィードバックをしたり転職先の情報を知っていたりと、転職が成功するノウハウを熟知しているからです。
おすすめは、以下の3つの転職エージェントです。
おすすめの転職エージェント
1つずつ詳しく紹介していきます。
『看護roo!』は、利用者の満足度が96%の転職エージェントです。
有効求人の数も4万件を超えており、経験が浅くとも転職できる求人を探すには十分な求人数でしょう。
実際、キャリアセオリーでおこなったアンケートでも、求人の質や量、サポート力がトップクラスでした。
また掲示板のサービスもあって、転職の悩み相談もできるため、転職がうまくいく情報をエージェント以外からも知ることができます。
多くの口コミも投稿されているので、ぜひ参考にしてみてください。
キャリアが浅い状態で転職を考えていたので、採用してもらえるか心配でした。
もし、採用してもらえても臨床経験が2年未満だったのでちゃんと教えてもらえるかも心配で不安だらけでした。
担当さんに正直に自分の思いを相談したら、キャリアが浅くても大丈夫と励ましてもらい、教育システムがきちんとしているところを重点的に探してもらえました。
採用後、ちゃんと色んなことを教えてもらえたし、おかげさまで自信がつきました。無理せず自分らしく仕事ができて満足しています。
看護師のキャリアが1年だったので、新人をフォローしてくれたり、研修が充実している病院など条件のいい案件を紹介してもらいました。
履歴書や職務経歴書の添削は特になかったです。連絡はメールや電話で迅速にいただきました。
『レバウェル看護』は、公開求人数が1番多い転職エージェントです。
公開求人数が14万以上で、主要な看護師の転職サイト16サービスのなかで1番多く抱えています。
実際、キャリアセオリーでおこなったアンケートでも、求人の質と量が1位であり、サポート力もトップクラスです。
また、お役立ち情報には、経験が浅い看護師さん向けの記事も掲載しています。
看護roo!に続いて、レバウェル看護も利用して転職できた口コミがあったため、登録すべき転職エージェントでしょう。
はじめて勤めた大学病院を2ヶ月で辞めてしまい、今後採用されることなんてないとあきらめていたのですが、こんな私にも担当者の方が親身になって病院以外の勤務先を紹介してくださいました。
仕事を探す以外にも優しいお声がけがあり、精神的にもサポートしてもらえました。レバウェル看護には大変感謝しております。
私は、大学(看護学専攻)卒業後にそのままその大学の付属病院に就職しました。就職先は急性期で術後のほうが多く、忙しい科でした。
ある時期から「あなたはここには向いてない」「もっとのんびりしたところがいいんじゃない」などと師長から言われ、私だけ受け持ちも付けてもらえなくなりました。
それからは、3か月に1回設定されている師長との面談でも年度末に辞める方向で話が進められ、結局、1年で大学病院を退職してしまいました。
電話の応対などがとても感じの良かった看護のお仕事で履歴書の書き方などアドバイスをもらいながら就活をしました。
1か月ほどで再就職が決まり、有料老人ホームに行くことになりました。疾患をメインで見る病院と違い、ホームでは個人を見るので、入居者と深く関われて楽しいです。
それから5年ほど経ちますが、自分に合った職場に転職できてよかったと思います。
『マイナビ看護師』は、マイナビ転職で有名なマイナビ株式会社が運営しています。
看護roo!やレバウェル看護に比べて、病院以外の施設の求人が多いのが特徴です。
マイナビ転職の転職支援サービスの実績もあるため、転職のノウハウは豊富だといえます。
実際に、転職を希望する看護師には「看護師転職サポートブック」が配布され、役に立つと好評です。
また、口コミにも「経験が浅くても転職できた」との声があります。
したがって、病院以外での転職を希望している方におすすめの転職エージェントです。
就職して短期間で退職し、不安を伴いながらの転職活動でしたが、担当の方のサポートがあり無事次の職場を見つけることができました。
迅速・丁寧な対応をしていただき本当に感謝しています。ありがとうございました。
専門・認定看護師が活躍しており、ロールモデルが身近にいる貴院で日々自己研鑽しながら働いていきたいです。
前の職場で入職してすぐ退職し、色々と不安ななか大変丁寧に対応して頂きました。
細かいことにもアドバイスがもらえて、とても安心しました。ありがとうございました。
この記事では、経験が浅い看護師の志望動機の書き方とその例文を解説しました。
看護師の経験が浅い状態で志望動機を書き始めると、経験の浅さにネックを感じる人も多いでしょう。
しかし、志望動機を書くうえで大切なのは、スキル・経験のアピールではなく「他ではなく転職先で働きたい熱意」を伝えることです。
志望先への想いが込められた志望動機が書ければ、採用の担当者に魅力的な人材なのかが伝わります。
志望動機の書き方に悩んだら、この記事を参考にすれば問題ありません。
あなたの転職活動が成功するのを祈っています。
また自宅からとても近かったので通勤時間が短いことが決め手となりました。