看護師の転職

皮膚科看護師の仕事内容とは|処置が少なくて楽?一般・美容で違う?疑問を元看護師が解説

「皮膚科の看護師って処置が少なくて楽そう。」
「皮膚科の看護師は軟膏処置以外になにをするの?」

と考えていませんか?

皮膚科の看護師というと怪我や火傷の軟膏処置がメインでそれ以外の仕事内容のイメージがつかない方もいると思います。また、処置が少なく比較的楽な診療科のイメージを持つ方もいるでしょう。

皮膚科の看護師の仕事は、怪我や火傷の処置から自己免疫性疾患の治療、美容点滴やレーザー照射などの施術など、働く施設によって業務に違いはあるので、一概には楽とは言い切れません。

しかし、生命の危機に直結するような患者さんが少なく、処置がある程度固定化され覚えやすいことからブランクがある看護師にもおすすめの領域です。

今回は、皮膚科看護師として勤務経験のある筆者が、一般皮膚科(クリニック・病棟)と美容皮膚科の看護師の仕事内容を詳しく解説します。

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【佐賀県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

薬剤師 転職 佐賀

佐賀県内での看護師転職をお考えですね。

看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。

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そこでこの記事では、佐賀県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。

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【宮城県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

仙台 転職エージェント

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【愛知県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

名古屋 転職エージェント

愛知県内での看護師転職をお考えですね。

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ナースパワーの評判は?723人の口コミからメリット・デメリットを解説!

ナースパワー 口コミ

「ナースパワーの評判は良いのかな」
「本当に使うべき?」

と気になりますよね。

ナースパワーは、応援ナースと呼ばれる高時給・短期間の派遣求人が見つけやすいと好評の転職サイトです。

応援ナース
一時的、緊急的に看護労働力を求める病院・施設に対しナースパワーの登録者が全国から駆けつけ期限付きで緊急サポートするシステム

引用:ナースパワー公式サイト

特に、新型コロナウイルスの影響で医療人材が不足する病院からのニーズが高まっており、応援ナースには3,800名以上の看護師が参加していると言われています。

ナースパワーは、そのニーズの高さから「好条件ですぐに採用されやすい」と評判の転職サイトですが、形態が特殊なサービスですので、すべての看護師におすすめできるわけではありません。

そこでこの記事では、転職経験のある看護師723人を対象に行ったアンケートの中から、ナースパワーに関する口コミを抜粋し、その内容をもとにナースパワーの評判を検証していきます。

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看護師必見!転職のための面接対策|頻出質問と回答例について徹底解説

看護師の転職において重要な面接対策の方法を徹底解説

看護師として転職するにあたって

  • 面接では何を聞かれるんだろう
  • 好印象を与える答え方がわからない

と悩みますよね。

転職活動における面接は、合否を決める重要な場です。事前に対策をすることで誰でも選考通過率を高められるでしょう。

本記事では、看護師の転職における面接の流れや頻出する質問、通過率をあげるポイントを解説しています。

すべて読むことで、面接の質問に対する回答が理解でき、選考通過に一歩近づくでしょう。ぜひ最後までご覧ください。

看護師の転職で面接前にしておく準備

看護師の転職に関する面接の準備

まずは、看護師が転職時に面接に向けて準備することを紹介します。下記の流れで順番に確認していきましょう。

転職先の情報収集

転職時に面接を控えている看護師の方は、あらかじめ調べることが大切です。なぜなら面接での説得力を高める効果があるからです。
選考を受ける職場の理念や方針を入念に把握しておくことで「この職場で働きたい」という考えを強められるでしょう。

特に、志望動機や自己PRに絡めて回答するのをおすすめします。転職先を検討する際に情報収集をおこなっている状態ではありますが、面接が決まった段階で再度転職先の情報を確認しておきましょう。

持ち物の用意

看護師に限らず、転職時に面接を控えている場合は、当日必要な持ち物を揃えておくことも大切です。一般的な面接当日の持ち物として、下記が挙げられます。

面接当日の持ち物

  • 応募書類(コピーしておく)
  • 筆記用具
  • メモ帳
  • 腕時計
  • 印鑑

加えて、転職先から指定された持ち物がある場合は、合わせて用意しておきましょう。

面接に必要な持ち物の不備はマイナスイメージにつながるリスクがあるため、期間に余裕を持って揃えておくと安心です。

アクセスの確認・下見

転職時に面接を控えている看護師の方は、面接会場までのアクセスを事前に確認しておきましょう。当日遅刻してしまうと、面接での印象が悪くなってしまうからです。

車で会場に向かう場合は、駐車場の有無道路の混雑状況もチェックしておくと安心です。公共交通機関を使う予定の場合は、料金や時刻表、最寄りから会場までの道のりを確認しましょう。

アクセスに不安がある方は、事前に下見をしておくのもおすすめです。面接会場には、遅くとも5分前に到着している予定で向かいましょう。

当日の服装・身だしなみ

面接当日の服装や身だしなみも整えておくことが大切です。面接官とのファーストコンタクトでは、服装から性格や人柄を判断するケースもあり、採用可否に直結する場合も多いからです。

指定された身なりをするのはもちろん、服のシワやほつれなど、メンテナンスにも気を遣って準備を進めましょう。

なお、採用面接の流れについては下記の記事でも詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

看護師の転職で面接時に頻出する質問と回答例

看護師転職の面接で頻出する質問と回答

次は、看護師が転職するときの面接でよくある質問を紹介します。回答例も合わせて確認しながら、面接対策の参考にしてみてください。

自己紹介・自己PRをしてください

看護師に限らず、就職・転職時の面接では、簡単な自己紹介や自己PRを聞かれます。応募者と面接官が話しやすい流れを作る役割も担っているため、確実に答えられるようにしておきましょう。

ポイントは、ご自身の名前と最終学歴、職歴を含めて簡潔に答えることです。学校名や前職などは必ず正式名称で伝えましょう。

回答例として、同業種の病院へ転職する場合を想定した内容を紹介します。

【回答例】()内は必要に応じて回答する

○○大学○○学部を卒業後、□□病院に○年間勤務しました。

本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。○○○○と申します。

    (私の強みは、コミュニケーション能力の高さです。学生時代、介護施設へのボランティアに参加し、職員の方や障害を持った方々とのコミュニケーションを経験しました。

    幅広い年代の方と関わる難しさを知ると同時に、寄り添うことの大事さを実感しました。今後の業務にも活かして、患者様との触れあいを大切にしながら、貢献していきたいと考えています)

    本日はどうぞよろしくお願いいたします。

    なお、自己PRは自己紹介と分けて回答することもあるため、当日は面接官の質問内容をよく聞いたうえで伝えましょう。

    転職理由を教えてください

    看護師が転職を希望する際は、転職に至るまでの経緯を聞かれる場合がほとんどです。簡単に説明できるよう、事前に回答を用意して面接に挑みましょう。

    ポイントは、転職理由をポジティブな内容や表現に変換して伝えることです。本記事では「残業が多い」というネガティブな理由を、前向きな転職活動としてアピールした回答例を紹介します。

    【回答例】

      • 転職する理由は、患者さん一人ひとりに寄り添った看護が難しいと感じたからです。

    以前勤めていた病院では、人手不足のため疲労が溜まっていき、日々の業務に十分に取り組めない状態が続いてしまっていました。

    患者さん一人ひとりにじっくり向き合った丁寧な看護をしたいと思い、貴院で働きたいと考えています。

    なお、以下に該当するやむを得ない理由の場合は、そのまま伝えてしまっても転職活動に支障はありません。

    • 家族の事情
    • 通勤が困難
    • キャリアアップ
    • 出産・育児・結婚
    • 他の施設への興味・関心
    • 環境・ライフステージの変化

    志望動機を教えてください

    志望動機を確認することで、面接官は応募者の熱意や志望度を知ろうとしています。

    回答するポイントは、転職を希望する病院の理念や方針・特徴などを事前に調べ、転職を希望する病院ならではの志望理由を伝えることです。ご自身の経験やエピソードを踏まえて回答するのもよいでしょう。

    なお、志望動機の使い回しはマイナスのイメージにつながるため注意が必要です。下記では、会社見学でのエピソードを交えた志望動機を例として紹介します。

    【回答例】

      • 私の理想である「患者様やご家族の気持ちに寄り添う看護」が、貴院であれば実現できると考えたからです。

    貴院を見学させていただいた際、患者様一人ひとりに丁寧で温かいサポートをしている姿に深く感動いたしました。ぜひ私もチームの一員として働きたいと考えています。

    あなたの看護観を教えてください

    看護観についての質問は、即戦力が求められる看護師の面接でも頻出する内容です。具体的な経験やエピソードを話したうえで、以下の点を盛り込むとよいでしょう。

    • 経験から学んだこと
    • 経験をどう仕事で活かすのか
    • 将来的に身につけたいスキル

    回答例として、患者さんの気持ちを考える看護の大切さを学び、スキルを向上させたいと伝えるケースを紹介します。

    【回答例】

      • 総合病院の一般病棟に3年間勤務し、さまざまな症例の看護を経験してきました。

    一人ひとりの患者様とそのご家族の気持ちを考えて看護をおこなうことの大切さを学び、今後も患者様やご家族の気持ちに寄り添って看護していきます。

    貴院の看護方法や手法を学び、さらにスキルを向上させていきたいです。

    当院で何がしたいですか?

    病院側としては応募者の希望を確認することで「業務内容とがマッチするか」「長期的に働くやる気があるか」を判断します。

    回答する際は、即戦力となれる点をアピールするのがポイントです。業務内容や理念と結びつけて伝えることで、転職後の希望も通りやすくなります。

    下記では、小児科の看護師として貢献したいと希望するときを想定した例文を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

    【回答例】

      • 6年間小児病棟に勤務していた経験を活かして、貴院で小児科の看護に携わりたいと考えています。

    さまざまな症例を経験し、看護技術や患者様への向き合い方などを学び、今後は一人ひとりの子どもに寄り添う看護に従事したいと考えています。

    「すべての患者さんに対して優しく平等に接する」という貴院の理念に共感し、志望いたしました。

    インシデント経験はありますか?

    面接官がインシデント経験を確認する意図として、下記の3つが挙げられます。

    • インシデントに対する対応力を見極めたい
    • 「インシデント」というワードに対する反応を見たい
    • どの程度のレベルのインシデント経験があるか知りたい

    なお、インシデント経験をしていることは、無理に失敗を隠す必要はありません。事実を正確に述べたうえで「なぜ起きたのか」「どう対処したか」「再発防止のために何をしているか」を伝えましょう。

    下記の回答では、点滴の投与速度の配分に対するインシデント経験を例に紹介しています。

    【回答例】

      • 点滴の投与速度を変えるタイミングを誤ってしまった経験があります。作業の優先順位付けができておらず、事前確認がおろそかになっていたことが原因でした。

    以後は指差しチェックを徹底し、再発を防いでいます。

    希望する勤務条件はありますか?

    看護師が希望する勤務条件を確認する意図としては「入職後の働き方を考えて応募しているか」が挙げられます。

    勤務条件の希望は、求人票に沿っているかがポイントです。希望条件をたくさん伝えてしまうと「一緒に働きづらい人材」と判断される可能性があります。

    下記のように勤務条件の優先度を明確にし、簡潔かつ具体的に伝えましょう。

    【回答例】

      勤務時間は9時から16時の日勤を希望します。保育園に入園して間もない子どもがおり、送り迎えがあるからです。夜勤が発生する場合は、週2回まで対応できます。

    残業や夜勤はどの程度可能ですか?

    看護師の転職における面接では、働き方について質問をされることもあります。スケジュールに余裕を持って、対応できる範囲を伝えておくとよいでしょう。

    残業について質問されたケースを解答例として紹介します。

    【回答例】

      残業にはできる限り対応いたします。ただ、家庭の事情もあるため、週3日程度までとさせていただけると幸いです。

    前の病院ではどんな経験をしましたか?

    前職での経験に関する質問は、即戦力が求められる看護師の面接でよく聞かれます。具体的な経験を簡潔に話し、以下の内容を盛り込むとよいでしょう。

    • 経験・エピソードから学んだこと
    • 転職先でどのように活かすのか
    • 今後身につけたいスキル・経験

    下記の回答では、一般病棟での経験を紹介しつつアピールにつなげた例文を紹介します。

    【回答例】

      • 総合病院の一般病棟に3年間勤務し、さまざまな症例の看護を経験しています。一人ひとりの患者様とご家族の気持ちを考えて看護をおこなう大切さを学びました。

    今後も患者様やご家族の気持ちに寄り添って看護をおこない、貴院の看護方法や手法をとおしてスキルを向上させたいと考えています。

    印象深い患者さんとのエピソードはありますか?

    印象深い患者さんとのエピソードに関する質問は、応募者の性格感性やりがいを感じる観点を知る目的があります。

    患者さんとのやり取りで感じたこと・成長したことを含みつつ、自分らしさを表現するように意識して回答しましょう。

    なお、回答例は下記のとおりです。

    【回答例】

      • 定期的に治療にきていた患者様が「何度きても緊張する」と話していたことが印象に残っています。長期的な治療で通い慣れた病院だとしても、不安や緊張を持っている患者様がいると実感しました。

    また少しでも不安や緊張を和らげることを意識し、気軽に話しかけやすい雰囲気作りに努めるようになりました。

    面接の回答例についてより詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

    看護師の転職|面接で聞きたい逆質問

    看護師転職|面接で聞く逆質問

    次に看護師の転職について、面接時に聞いておきたい逆質問を紹介します。

    入社するまでに取り組んでおくべきことは何か

    看護師が面接の逆質問で好印象を与える際は、入職までに何を勉強しておくと役立つかを尋ねましょう。

    なぜなら、入職後に活躍したいという意欲をアピールできるからです。面接官側としても「志望意欲が強い人材」と感じてもらえるでしょう。

    しかし看護師は、業務の幅が広い職種であるため「何を勉強すればよいか」と漠然とした質問の仕方は避けるのが無難です。「◯◯の業務については何を勉強すればよいでしょうか」と、勉強する方向性を絞って質問しましょう。

    職場はどんな雰囲気・人間関係なのか

    職場環境ついて確認しておくのもおすすめします。職場とのミスマッチを避ける効果があるからです。

    例えば「繁忙期はいつですか?」や「患者様の年齢層や性別について教えてください」などを質問しておくとよいでしょう。

    ただし、残業福利厚生年収といった待遇面についての質問は注意が必要です。面接官に「収入にしか意識がないのか」とマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。

    どんな働き方・業務内容になるのか

    どのような看護師が、職場内でどう働いているかなどを聞くとよいでしょう。職場の雰囲気を把握し、人間関係に悩むリスクを軽減できるからです。

    看護師の仕事では、職員とのチームワーク団結力が求められる傾向があるため「職場になじめる」「協調性がある」という姿勢は、面接官への好印象につながります。

    ご自身が転職前に把握しておきたい情報に合わせて、職場の雰囲気に関する質問をしてみましょう。

    社員の人材育成に力を入れているか

    研修制度・教育体制について質問するのもおすすめします。同僚の看護師や医師について、スキルを把握できるからです。

    また、研修期間は給与が低めに設定されているケースもあるため、収入面の確認という点でも安心できるメリットがあります。

    「研修期間はどのくらいですか?」「勉強会は開催されますか?」など、看護技術を高めるためにも、研修制度や教育体制について質問しましょう。

    面接で好印象を与える5つのポイント

    面接で好印象を与えるポイント

    面接官の質問に答える際は、以下の点を押さえることで、より的確に回答できるようになります。

    順番に確認していきましょう。

    PREP法を意識して話す

    面接官の質問に答える際は、プレゼンテーションのフレームワークである「PREP法」に沿って回答してみましょう。

    結論を冒頭で述べたあとに理由を伝え、具体例を示したうえで、再度結論を述べて締める伝え方です。

    下記では「あなたの強みは何ですか?」という質問への回答例を、PREP法に沿って紹介しています。

    【回答例】

    私の強みは、どのような状況下にあっても柔軟に対応し適切な判断を下せることです。

    日々勉強し知識を蓄え、実践に活かしたうえで、判断を振り返ることを繰り返しています。不安な点は先輩や同僚に相談しながら、インプットとアウトプットの積み重ねに努めています。

    例えば、受け持っていた患者様に急変が起きた際、過去に起きた経験を振り返り、迅速な判断ができました。処置をスムーズにおこない、先輩からフィードバックを受けていました。

    このような経験をとおして、状況に応じた的確な判断を下せることが私の強みになりました。

    質問の回答を事前に考えておく

    看護師に限らず、面接において頻出の質問はある程度限られてきます。回答を事前に考えておくと安心して当日に臨めるでしょう。

    ただし、回答を丸暗記する必要はありません。一言一句覚えようとしてしまうと、質問に対して食い違いが起きたり、イレギュラーな質問に答えられなかったりしてしまうからです。

    「○○について聞かれたら、実体験のエピソードを添えて話そう」のように、大まかな流れを考えておくのをおすすめします。

    万が一、すぐに回答が浮かばなかった場合は「もう一度質問をお伺いしてもよろしいですか?」「少し考える時間をいただいてもよろしいでしょうか?」と断り、落ち着いて回答しましょう。

    表情や姿勢にも気を配る

    面接は回答だけでなく、表情や姿勢も重要な評価基準です。同じ回答でも、自信を持って話すか、おどおどと話すかで、面接官に伝わる印象は異なります

    特に以下の3点を意識して、回答するとよいでしょう。

    ←左右にスクロールできます→

    意識するポイント 詳細
    笑顔
    • 面接直前は鏡を見て、笑顔の練習をしておく
    • 口角を上げ、常に明るい表情でいることを意識
    姿勢
    • 座っている様子を撮影して客観視してみる
    • 面接官と向き合ったときの姿勢も重要
    • 背もたれに大きく寄りかからない
    • 背筋を伸ばして顎を引く
    目線
    • 目線が泳いでいると好印象にはつながらない
    • 相手の眉間に視線を向けることを意識する
    • 相手の目を見て話す

    面接官とコミュニケーションを取る

    患者さんとやり取りをする看護師は、面接でのコミュニケーションスキルも重要な観点となります。経験や業務レベルに加えて「面接官との会話が成立しているか」がチェックされています。

    特に看護業務では、相手に情報を適切に伝えるために、コミュニケーションスキルが何よりも重要です。

    「自分の考えや意見を過不足なく伝達できるか」という点も、採用を左右する要素であることを理解しておきましょう。

    社会人としてのマナーをわきまえる

    看護師に限らず、面接では社会人としてのマナーが身についているかも確認されます。礼儀正しい言葉遣いや態度で面接に臨みましょう。

    加えて、面接当日は、遅くとも10分前には到着しておくのが理想です。やむを得ない理由で遅れる場合は早めに連絡を取りましょう。

    なお、服装や身だしなみについては下記のチェックリストを活用して準備を進めてみてください。

    ←左右にスクロールできます→

    意識するポイント 詳細
    服装
    • 迷った場合はスーツスタイルが無難
    • 白いブラウス・シャツを着用する
    • ジャケットスタイルが基本
    • フォーマルな格好を意識する
    • アクセサリーは極力つけない
    • 落ち着いた色で統一する
    • 柄物や派手な色は避ける
    メイク
    • ラメ・パール入りのコスメは避ける
    • ナチュラルメイクを心がける
    • ノーメイクは避ける
    • ネイルをオフしておく
    • 爪の汚れを落としておく
    • 長すぎないように切りそろえる
    髪型
    • 髪色は黒か暗めの茶色が無難
    • 髪は乱れないように整えておく
    バッグ
    • 黒や落ち着いた色が無難
    • 書類が入るA4サイズを選ぶく
    • 高すぎるヒールは避ける
    • スニーカー・サンダルは避ける
    • 服装に合わせた色合いのパンプス・ローファーを選ぶ

    転職時の面接で失敗する看護師の特徴

    面接に失敗する看護師の特徴

    ここからは、面接になかなか受からない看護師の特徴を詳しく紹介します。

    上記の特徴にあわせた解決策も紹介しているため、それぞれ理解しておきましょう。

    面接官の質問意図を理解できていない

    面接になかなか受からない看護師は、面接官の質問意図を理解できていない可能性が考えられます。質疑応答が成立しないため「コミュニケーション能力に難がある」と懸念されてしまうでしょう。

    解決するためのポイントは「面接官の質問には、何かしらの意図がある」と意識することです。

    例えば「あなたの長所を教えてください」という旨の質問には「業務に必要なスキルを持っているか」を知りたい意図があります。質問意図を的確に捉え、答えを端的に伝えるように意識しましょう。

    ありきたりな回答をしている

    面接になかなか受からない看護師は、ありきたりな回答をしている可能性があります。あなたの強みや魅力をすべて伝えられないため、面接官にも悪い印象を与えてしまっているのです。

    なかでも例文を丸暗記して回答している場合は、どの転職先でも通用するため、ありふれた回答になってしまいます。

    本記事で紹介した例文をベースとして、ご自身の体験や経験、考え方を盛り込んだ唯一無二の回答を心がけましょう。

    ネガティブな発言・態度が多い

    面接になかなか受からない看護師は、ネガティブな回答をしている傾向があるでしょう。

    特に、人間関係や待遇面など不満はネガティブな転職理由に該当し、面接官にマイナスなイメージを与えてしまいます。

    転職理由をそのまま伝えるのは避け、下記のようにポジティブな表現に言い換えて回答しましょう。

    言い換えの具体例

    人間関係が悪かった:周囲と連携を取りながら看護師業務に携わりたい
    給料が安かった:仕事が正当に評価される環境で働きたい

    「志望先なら働けそう」というニュアンスを伝えることで、より説得力が増すでしょう。

    看護師の転職|面接通過率を上げる方法

    看護師転職|面接に通過する方法

    看護師の転職について、面接通過率をアップさせる方法を3点紹介します。

    転職先の情報収集を徹底する

    面接前は、必ず転職先の情報収集を徹底しましょう。なぜなら、志望先の職場に合わせた面接での回答を考えられるからです。

    転職理由や自己PR、逆質問を転職希望の病院に合わせて作成することで、熱意や意欲のアピールにつながります。

    事前の情報収集が足りない場合は、的外れな回答をしてしまったり、熱意や意欲が伝わらなかったりしてしまいます。転職先のサイトホームページ会社見学などを活用して、入念な情報収集をしておきましょう。

    自己分析を入念にしておく

    面接の通過率を上げるためにも、時間をかけて自己分析をしておくのをおすすめします。ご自身が経験した業務を振り返り、志望先に活かせる内容をピックアップしておきましょう。

    また、経歴キャリアビジョンなどを考えておくことで、面接官にも「長期的に働いてくれる人材」として認識してもらいやすくなります。予期せぬ質問に対しても、即座に回答しやすくなるでしょう。

    面接の予行練習をする

    面接の通過率を上げたい方は事前に練習をして、場の空気感に慣れることも大切です。当日は緊張やプレッシャーによって、用意してきた回答に詰まったり、内容を忘れてしまったりという事態が考えられるでしょう。

    友人や家族と協力して練習するのも一つの手段ですが、より効果的なのは転職サイトを活用することです。模擬面接はもちろん、面接代行スケジュール調整などにも対応しています。

    転職サイトの担当者は、数々の看護師転職を支援してきた転職のプロです。採用側の視点も踏まえた的確なアドバイスをもらえる魅力があります。

    面接に自信がない看護師の方は、ぜひ転職サイトに登録して、転職活動を円滑に進めましょう。

    看護師転職サイトの詳細については、下記の記事も参考にしてみてください。

    面接が不安な看護師向け!おすすめ転職サイト3選

    面接が不安な看護師におすすめのサイト

    数ある転職サイトのなかから、以下を基準に「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

    求人数:総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
    利用者満足度(提案&サポート力) :利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

    利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。
    ←左右にスクロールできます→

    転職サイト 求人数|総合満足度
    1位

    看護roo!

    55,907件|◎4.3

    利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。

    2位

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

    135,763件|○3.8

    総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる

    3位

    マイナビ看護師

    60,875件|◎4.1

    求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい

    1位.看護roo!|看護師さん利用者満足度No.1

    看護roo

    看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No.1の看護師転職サイトです。登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。

    看護roo!の特徴

    • 利用者満足度96.3%
    • 公開求人55,907件+非公開求人も多数
    • 面接同行や選考対策など手厚いサポート

    さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。

    看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます。

    こんな看護師さんにおすすめ

    • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
    • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
    • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい

    看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。

    2位.レバウェル看護(旧看護のお仕事)|求人多数で選択肢の幅が広い!

    レバウェル看護

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材をおこなっており、現場のリアルな情報を提供しています。

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴

    • 累計利用者数40万人以上
    • 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
    • 総求人数は135,763件と転職サイトトップレベル

    「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。

    また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力といえます。

    こんな看護師さんにおすすめ

    • できるだけたくさん求人が見たい
    • 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
    • 気軽に求人探しがしたい

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。

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    3位.マイナビ看護師|ペースに合わせて転職できる

    マイナビ看護師

    マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヵ月かけて職場を探す「じっくり転職」など、求職者に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

    マイナビ看護師の特徴

    • 看護師認知度4年連続No1の定番転職サイト
    • 求人数は6万件以上
    • 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み

    加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。

    こんな看護師さんにおすすめ

    • なるべく早く次の仕事を見つけたい
    • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい

    なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。

    おすすめの転職サイトについてより詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

    転職する看護師の面接対策に関する質問

    看護師転職の面接に関する質問

    さいごに、看護師の転職における面接対策について寄せられた質問を紹介します。

    答えにくい質問にはどう回答すればいいですか?

    答えにくい質問をされた場合は、ごまかさず素直に話しましょう。面接官は何百人もの応募者を面接しているため、嘘をついているか見抜かれてしまいます。

    持病や家庭の事情など、どうしようもない理由で転職を繰り返している場合は、採用側の不安を取り除くように答えてみましょう。

    転職サイトの担当者は面接に同行してくれるのですか?

    面接同行の有無は、看護師転職サイトによって異なります。本記事で取り上げたマイナビ看護師は、面接同行を実施していません。

    しかし、対面での模擬面接をおこなうなど入念な面接対策を実施しています。

    なお、面接同行可能としてる看護師転職サイトでも、応募先付近に拠点がない場合は要注意です。物理的に同行が難しく、事前に確認しておく必要があります。

    面接の逆質問で給料について聞いても大丈夫ですか?

    面接で給与の話ばかりしてしまうと「お金に執着している」と判断されてしまう可能性があります。マイナスな評価につながるため注意しましょう。

    万が一、どうしても確認したい場合は「ミスマッチを防ぐため」とワンクッション断りを申し出て聞くことをおすすめします。

    なお、看護師の給料については下記の記事で、より詳しく紹介しています。

    さいごに

    質問を押さえて好印象につなげよう

    本記事では、看護師の転職における面接のノウハウについて解説しました。頻出する質問を押さえて、好印象につなげましょう。

    本記事の内容を参考にして、まずは回答例を考えることから始めてみるのをおすすめします。

    どうしても面接対策に行き詰まってしまう場合は、転職サイトの力を借りて、効率よく準備を進めましょう

    おすすめ転職サイトを再提示していますので、まずは無料相談の申し込みからご検討ください。

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    転職サイト 求人数|総合満足度
    1位

    看護roo!

    55,907件|◎4.3

    利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。

    2位

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

    135,763件|○3.8

    総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる

    3位

    マイナビ看護師

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    求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい

    あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。

    正看護師のパートの時給や労働環境は?高時給な求人を見つける為に知りたい全知識

    「正看護師のパートやアルバイトって時給はどれくらい?」「正社員とどっちがいいか迷う」など、お悩みではありませんか?

    結論から言うと、正看護師のパート(アルバイト)は働く時間が限られている方にはおすすめの働き方ですが、医療現場で働く割には時給が低い求人が非常に多いというデメリットもあります。

    ですので、自分が時間・給料・職場環境など何を大切にするか優先順位を付けて、働き方を選ぶことが大切です。

    このページでは、転職コンサルタントとして多くの看護師の相談に乗ってきた筆者が、パート(アルバイト)の正看護師について全て解説します。

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    ブランクのある看護師の復職方法!スムーズに復帰するために必要な準備やおすすめの職場は?

    「ブランクがあって復職したいけれど、医療現場についていけるか不安。」
    「復帰したら長く続けたいけど、家庭と両立しながら働ける職場はある?」

    このようにブランクから復職したい気持ちはあっても、医療現場についていけるか・復職後の働き方について不安を感じている方は多いのではないでしょうか。

    実際、この2つを理由にブランクからの復帰を踏みとどまっている看護師が多いのが実情です。

    では、どうしたらこれらの不安を解消してスムーズに職場復帰できるのでしょうか。

    ブランクのある看護師は、

    • 1.復職前の学び直し
    • 2.自分に合った職場選び

    この2点を押さえておけば、スムーズに復職できます。

    今回は、現役看護師の筆者がブランクのある看護師の復職方法についてこの2つのポイントに焦点を当てて解説します。

    この記事を読めば、復職に関する不安が解消され、看護師としてのキャリアを再スタートする1歩を踏み出せるでしょう。

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    【コピペでOK】看護師転職サイトの断り方!しつこい連絡をぴたりと止める方法

    看護師転職サイト 断り方

    転職サイトを活用して転職活動を進めている看護師の中には、

    • 「転職サイトからの連絡がわずらわしい」
    • 「転職サイトの利用をやめたいが、直接伝えにくい」

    という方も多いでしょう。

    転職サイトからの連絡は、一言メールで断りの連絡を入れるだけで、簡単に止めることができます。

    この記事では、看護師転職サイトの人事コンサルタントを務めた経験を持つ私が、転職サイトの適切な断り方を状況別に紹介していきます。

    いずれもコピペするだけで良いので、ぜひ参考にしてください。

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    eナースの評判は悪い?200人の口コミを徹底検証して分かった登録前の注意点

    「eナースネットって評判悪いの?」
    「評判悪いなら使うのやめようかな」

    と悩みますよね。

    eナースは公的機関が運営するサービスであり、信頼できますが、「サイトが使いにくい」「求人の質が低い」などのネガティブな口コミも散見されます。

    ただeナースは、担当者のサポートが手厚く、転職サイトにはない強みもあるため、良い面・悪い面を正しく理解したうえで利用すれば、転職活動の心強い存在となるでしょう。

    この記事では、eナースに関する口コミをもとに、評判を中立な立場で徹底検証しました。

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    看護師の給料アップに資格取得は役立つ?年収を上げる現実的な方法とは

    看護師 給料アップ 資格

    「資格を取れば給料上がる?」「看護師の年収アップにおすすめの資格を知りたい」とお考えですね。

    結論から言うと、資格取得は給料アップにつながりません。

    資格を評価する給与体系の病院はほとんどないからです。仮に認定看護師などの資格を取り、手当が付与されたとしても、その額は数千円ほど。費用対効果があまりに悪く、割に合いません。

    ただし、資格勉強はあなたのスキルアップに有効で、資格を取得すると市場価値を高められます。理想の職場に転職しやすくなるので、長い目で見れば給料・待遇の良い職場で働けるようになります。

    つまり、資格取得がすぐに給料アップにつながることはありませんが、キャリアアップにはなるので、長期的にみると給料・待遇に良い影響を与えると言えるでしょう。ぜひ本記事で紹介する資格取得を検討してみてください。

    この記事では、数多くの看護師転職をサポートしてきた私が、キャリアアップに有効な資格を紹介します。すぐに給料を上げたい方は、本記事後半で紹介する「資格取得以外の給料アップ方法」を参考にしてください。

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    保健師におすすめの副業を紹介!探し方のコツを押さえて収入アップを目指そう

    「保健師にできる副業って何だろう」
    「職場の人にバレずに副業したい」

    と考えていませんか。

    保健師の約70%は行政保健師(公務員)として働いていますが、公務員の副業は原則禁止です。

    しかし、営利目的でない活動であるなど、所定の条件を満たすことで取り組める一部の副業も存在します。

    また、その他の保健師の方は、保有している看護師資格などを活かすことで、短時間で効率よく稼ぐこともできるでしょう。

    この記事では、転職コンサルタントとして数多くの保健師を支援してきた私が、「保健師におすすめの副業」「副業を始める前に知っておくべき知識」について解説します。

    続きを読む

    看護師100人の転職体験談【成功した人のリアルな声を紹介】

    看護師 転職 体験談

    「看護師の転職体験談が知りたい」
    「他の看護師さんはどんな転職をしているの?」

    看護師さんのリアルな転職体験談を集めるために、当サイトでは、転職経験のある看護師100人を対象にアンケート調査を実施しました。

    そこでこの記事では、これまで数多くの看護師転職を支援してきた私が、「転職してよかった」という看護師さんのリアルな体験談を抜粋し、転職成功のポイントと合わせて紹介します。

    あなたが看護師のキャリアを考えるうえでの一助となると幸いです。

    看護師723名が選んだ人気の転職サイト

    編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

    キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。

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    おすすめ転職サイト 口コミ満足度 公開求人数 おすすめポイント

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    (看護ルー)

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    • 面接対策・サポートも手厚い定番の転職サイト


    2位:マイナビ看護師

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    約4.6万件

    • 全国に拠点があり地方にも強い
    • 初めての転職から企業転職まで抜群の支援

    レバウェル看護(旧・看護のお仕事) ロゴ3位:レバウェル看護
    (旧・看護のお仕事)

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    看護師のリアルな転職体験談【良かったという声を紹介】

    看護師のリアルな転職体験談

    看護師は転職が多い職種ですが、実際のリアルな転職体験談を聞く機会は少ないかもしれません。

    この章では、当社で独自に入手した看護師さんからの転職体験談をご紹介します。

    大学病院→一般病院|自身の希望する仕事内容と看護観に合う職場に転職

    大学病院から一般病院に転職したこの女性は、新人ゆえの大変さと人間関係がつらいことが理由での転職であったものの、転職後は患者さんとしっかり向き合える仕事を選んだことで、とてもやりがいを感じているとおっしゃっています。

    ご自身がどのような看護をしたいかをしっかりと明確にしていたことで、転職が成功した例と言えます。

    口コミ・評判

    24歳女性
    病棟勤務(大学病院)→病棟勤務(一般病院)
    新卒として入職し一年半勤務後転職しました。新人ゆえ慣れないことも多く、すべての業務が大変でした。(中略)同時並行的に一つひとつの手技を覚えること、電子カルテの入力方法を覚えること、そして日々の勉強と仕事もプライベートも忙しく、大変でした。
    一番しんどかったのは人間関係です。新卒ということもあり、同じ失敗を何度かしてしまい先輩に「何度同じことを言わせるんだ」と怒られる日々でした。また同期も私が失敗するのを「またこんな失敗したらしい」と同期同士で裏で笑い話にしていたようです。失敗が続き、味方もおらず疲弊していたこともあり、患者さんと衝突してしまい、すべての人間関係が嫌になり退職してしまいました。
    転職前が大学病院だったので、もっと地域の病院で一般的な症例を見たいと思い、次の職場を決めました。
    転職前の職場と違い、患者さんの症例も専門性の高い症例ではなく、一般的な誤嚥性肺炎や寝たきりの方の看護など自分的にとっつきやすく、看護しやすいと感じたため、患者さんと向き合う時間をゆっくり作ることができたことが一番やりがいを感じてます。今までは多忙と余裕がなさすぎて、患者さんを理解しないまま看護をせざるえないことも多々ありましたが、転職後は病気に至った背景や退院後の生活とその支援まで関わることができ、充実した毎日を送ってます。

    ICU→ICU|自分の力を新しい環境で試したいと感じて転職

    この男性は、前職で身に付けた力が、新しい環境でどのくらい通用するのかを知りたいと感じて転職したそうです。

    転職後は、患者さんが回復する姿を見ることにやりがいを感じていて、専門分野を磨きながら、スキルアップに努めたいとおっしゃっています。

    転職の目的を明確にしたうえで転職活動をしたことが、転職後に生き生きと仕事ができる理由であると言えます。

    口コミ・評判

    25歳男性
    ICU勤務→ICU勤務

    3交代勤務であったが準夜⇨日勤というシフトがあったことや、勤務自体は忙しくてもあまり気にならないが次の勤務までの時間が短すぎると、さすがにしんどさを感じたため転職しました。日勤⇨深夜もそうですが、睡眠時間も少なくなり、何度か遅刻したことがあります。
    前職は大きな総合病院であったため検査だしやOP出しなどを担当していました。移動距離が長い点が辛かったです。
    転職をした理由は、外の環境を知りたくなったことと、自分の知識、技術がどの程度通じるのかを知りたかったからです。何より転職することで自分を高められるような気がしていました。
    専門病院に転職したため、科の異動がなく、自分の専門としたい科だけに集中することができたことはとても良かったです。また全国レベルのOP件数があるため自分の力を試してみたいと感じています。
    ただ業務だけをこなしていくことに興味がないので、いかに自分の考えを医者や他の看護師、コメディカルへ伝えるかが肝になります。自分の受け持ち患者が、自分の考えに基づいた医療行為、ケアなどを行う事によって状態が改善していく様子をみると、自分の価値ややりがいを感じることができます。

    脳外科病棟→内科病棟|結婚を機に、自宅近くの病院に転職

    この女性は、 結婚を機に転職をしました。後の出産や育児を考え、家から近いという条件を優先しての転職でしたが、新しい職場では前職での経験を活かしながら仕事をされ、大きなやりがいを感じられています。

    どのような転職理由でも、前職のスキルや経験が活かせる職場を選ぶと、新しい職場でスムーズに仕事をすることができるでしょう。

    口コミ・評判

    29歳女性
    脳外科病棟→内科病棟
    転職前は、脳外科に勤務していました。(中略)麻痺の変化により、再出血や梗塞の早期発見に勤めますが、指示の通らない患者さんの麻痺レベルの観察が難しく苦労が多かったです。
    前病院に就職したのは、奨学金を借りていたからです。4年経験を積み、ある程度のことができるようになり、学生時代から交際していた現主人との結婚の話もあり、転職をしました。
    前病院で2交代勤務をしていたので、転職活動時も2交代を希望しました。また、今後の出産育児なども考え、家からできるだけ近い職場を選びました。
    今の職場は、関連施設に特養や老人ホームを持っているため、高齢者の入院患者さんがほとんどです。肺炎や心不全で呼吸状態が悪く入院される方も多くいます。状態が悪ければ、処置等も多く1人の患者さんのケア時間も長くなります。しかし、治療が終わり入院前と同じ状態で元気に退院される患者さんを見ると、頑張ってよかったなぁと感じます。

    病棟→外来|家庭の時間を最優先にするためにパート看護師に転職

    この女性は、結婚のタイミングで転居をしたために転職をされています。家庭を優先するために常勤ではなくパート勤務を選択し、前職から仕事内容は大きく変化しました。

    しかし、ご自身がどのような働き方をしたいのか、転職の条件と優先順位を明確にした状態で転職先を決定したことで、日々やりがいを感じながら働けていると言えます。

    口コミ・評判

    34歳女性
    病棟勤務→外来勤務
    前職では学生の指導や委員会・係の仕事を任されていたため、日々学生の指導や記録の添削・委員会や係の仕事の提出期限などもあり、大変でした。また、色々な分野の責任者を任されていたため、日々の看護の仕事以外にも抱えているものが多く、仕事が終わっても残って仕事をしなければならないことが多く、大変に感じていました。
    働いているわりに時間外の給料がちゃんと出ないため、給料は安かったです。(中略)
    転職のきっかけは、その当時付き合っていた人が遠方に転勤になり(中略)私の方が仕事を退職し、転勤先についていくことになったからです。
    時給が良いことと、パートなので時間で帰れること、夜勤をしなくてもいいこと、カレンダー通りのお休みであることから、今の職場を選びました。
    外来の採血室勤務で働いているため、日々患者さんの採血をとっています。一発で血管に刺せることはもちろん、見えない血管の人に一発で刺せたり、患者さんに痛くなかったと言われた時はとても嬉しく感じます。また、一人当たりの採血時間が短いと、どんどん採血をスムーズにとることができるため、そのようにスムーズに採血がとれている時にやりがいを感じています。

    オペ室勤務→病棟夜勤専従|患者さんとゆっくりと関わりたいと思い転職

    この女性は、非常に忙しいオペ室勤務から、病棟の夜勤専従看護師に転職されています。患者さんとコミュニケーションを取りながら看護がしたいという想いで転職をし、満足いく転職活動となったそうです。

    前職では給与面の不満もあったとのことですが、ご自身の看護観に沿って仕事を探すかどうかで、転職後の仕事の満足度に大きく影響することが分かります。

    口コミ・評判

    26歳女性
    オペ室勤務→病棟夜勤専従
    手術室に勤務していたときは、長時間にわたる手術や、緊急手術で、立っている時間が長く、いつも足がむくんでいました。手術中は緊張感のある空気感で、心身ともに疲労します。医師によっては手術中に怒ったり機嫌が悪くなることがあり、周りはとても気を使いました。夜勤がないので給料が低い点も不満に感じていました。
    手術室でのスキルアップは望んでいませんでした。患者さんとのコミュニケーションがとれなくてやりがいがあまり感じられなかったことも、転職した理由の一つです。
    転職後は夜勤専従なので、給料が高く、休みが多いです。また、前職と異なり患者さんと関わる時間が長いので、やりがいを感じています。食事介助やお風呂や歯磨き等の清潔介助では、ゆっくり患者さんと向き合うことができます。関わる時間が長くなると、患者さんも心を開いてくれたり、感謝してくれたりと、ゆっくり看護に向き合えるんです。入院中は身体だけでなく、精神的にもケアが必要になってくると思うので、寄り添えることにやりがいを感じています

    障がい者病棟→訪問看護|やりたい仕事に挑戦したくて転職

    この男性は、「訪問看護師として在宅での看取りがしたい」と強く希望して転職されました。キャリアプランややりたい仕事が明確であればあるほど、転職後に大きなやりがいが得やすいと言えます。

    口コミ・評判

    35歳男性
    障がい者病棟→訪問看護
    前職は障害者病棟だった為、全患者さんのおむつ交換をするのが大変でした。(中略)その間にナースコールや点滴交換などの業務もあったため、本当に激務だし腰や膝を悪くする環境でした。
    コロナの対応がずさんで、院内で患者さんが発症したら看護師が持ち込んだから発症したんだと病院の上層部に何度も言われるようになり、一番患者さんの近くで仕事をしている看護師を大事にしてくれないと感じたため転職を決意しました。
    訪問看護を選んだのは、在宅での看取りなど、やりたい仕事だったからです。また、訪問看護の中でも給与が良く、残業代もきちんと支払われる待遇だったため、今の職場を選びました。
    実際に仕事をしてみて、やはり在宅での看取りが出来たときに大きなやりがいを感じました。今は、病棟に入院するとコロナの為に面会が出来ないため、在宅での最期を希望する方も多く、希望に沿うことが出来たと感じています。(中略)家族も利用者さんも満足した顔をして家で過ごしてくれている姿を見て、凄くやりがいを感じる日々を過ごしています。

    介護・福祉施設勤務→病棟勤務|看護師として病院勤務する力をつけたいと希望し転職

    この女性は、前職の介護施設の夜間の待機業務の経験から、病院で夜勤として働きたい、看護師としてスキルアップしたいとの思いで転職をされました。

    病棟勤務できる自信はなかったとのことですが、その仕事を強く希望していたこと、知らないことも一つずつ勉強すると覚悟をもって入職されたからこそ、大変さを感じながらもやりがいを得て仕事ができているのでしょう。

    口コミ・評判

    30歳女性
    介護・福祉施設勤務→病棟勤務
    前職では、介護福祉施設で夜間の待機業務をしていました。(中略)電話で説明を受けても状況が不明なときもあり、実際に施設に行って対応した方が良い場合が多いです。自宅にいても気が休まりません。待機ではなく、夜勤として働かせてほしいと思いました。
    転職したのは、夜間の電話待機ではなく、夜勤がやりたいと思ったからです。自宅にいながらも気持ちが休めない待機業務ではなく、仕事のメリハリをつける必要があると感じたのです。また、看護師である以上病院で働いてみたいと思ったため、転職に踏み切りました。人間関係が良い職場ではなかったことも理由の一つです。
    夜勤のある病院勤務と言うと病棟が一般的だと思い、介護施設からの転職だとスキルが足りているかわからなかったのですが、勉強のつもりで今の職場を選びました。
    今は夜勤業務全般を担当しており、翌日の薬出しや採血、今の病棟では夜間の救急の受け入れもやっているので、臨機応変に対応しなければいけません。(中略)大変ではありますが、やりがいを感じています。これまでの仕事とは全然違うことばかりでしたが、ひとつずつ勉強しています。

    呼吸器内科病棟→児童精神科病棟|長く希望していた仕事に求人が出たため迷わず転職

    この男性は、長く希望していた児童精神治療の専門病院で求人が出たタイミングで迷わず転職されました。

    前職は赤字病院で経営状態が悪く、いつ転職してもおかしくない状況でしたが、ご自身のキャリアプランや将来を日頃からきちんと考えていたからこそ、最適なタイミングで転職に成功した例と言えます。

    口コミ・評判

    28歳男性
    病棟(呼吸器内科、耳鼻科)→病棟(児童精神科)
    前職では、毎日のように肺がん末期、耳鼻科系のがん末期患者が入院し、状態の急激な悪化、寛解を繰り返し退院していきました。(中略)治療病棟であったため、DNAR確認はするものの、家族到着までは蘇生措置を繰り返さなければならなかったことが「辛くて大変」でした。
    三交代勤務の深夜入り、準夜明け休みしか取れないことが多いことや、赤字病院だったため、施設の老朽化により、治療環境は不衛生であることは耐えられませんでした。経営困難が囁かれ、大量離職が続きました。(中略)緩和ケアを取り入れられないものかと提案したこともあったが、相手にもされませんでした。施設の老朽化、赤字続きだったため、経営に不安を抱いたことで、転職を決意しました。元々、経験して見たかった分野の専門治療を行っている病院が、看護師の募集をかけたことも大きな理由です。
    過去に小児専門病院に勤務しており、その中で、身体治療はできても精神治療ができないという事例を多数経験しました。身体治療に合わせて精神治療もできれば、よりよい状態で日常生活に戻れるのではと常々考えていたのです。この頃から、児童精神治療に興味を持ち、専門病院の存在を知ることになります。当初は、採用試験を行っていなかったため諦めていましたが、看護師の募集を急遽かけることにしたと新聞、ホームページに掲載されたことから、迷わず応募しました。
    (中略)社会、大人に対し、強烈な不信感からの行動障害を引き起こしてしまった患者に対し、少しずつ信頼関係を構築していくことで、少しずつ心を開いてくれるようになること、行動障害が改善され、笑顔で退院し、社会復帰をする姿を見られることにすごくやりがいと誇りを持っています。

    外科病棟→透析クリニック|腰痛発症をきっかけに休職退職後、職場環境と給与に魅力を感じ転職

    この女性は、前職勤務時に腰痛を発症しドクターストップがかかったことをきっかけに休職し、そのまま退職されています。

    転職後の職場は働きたいと感じた場所であることや、給与面など希望を叶える職場を選んだことが、転職成功の理由であると言えます。

    口コミ・評判

    36歳女性
    外科病棟→透析クリニック
    前職では、配属後にまもなく1人でICUを担当する事になりました。基本的に重傷者、更に病院柄で高齢者が非常に多く自力での体動を行えない方がほぼ全員だったため、1人で体交を行っていました。(中略)1人で行っていた体交などが原因で腰痛が出現し、とても仕事が出来る状態ではなくDrストップがかかりました。休職の申請の為に当時の看護部長を訪れた所「気合が足りない」などの発言があり、ここに居たら自分の体が持たない事を確信したため、休職→そのまま退職しました。
    新しい職場を選んだのは、まず、出来たばかりの病院だった事、(中略)面接の際に、前の職場での職務経験と給料を加味していただき、魅力的な給料の提示を頂けた所です。
    透析室という比較的特殊な分野での業務を行っていますが、通常の外来とは違く、同じ患者様が週に2~3回通院されます。(中略)
    そんな患者様と良好の関係を築くことができ、「○○さんがこの病院に居てくれてよかったよ」という言葉をかけて頂けた時には、この職場で頑張ってきてよかったという気持ちと、患者様との良好な関係性を築けていると明確に認識でき、大変嬉しく感じます。

    臓器移植コーディネーター→クリニック勤務|過去の経験を活かせる職場に転職

    この女性は、臓器移植コーディネーターという臨床とは異なる職種からの転職でしたが、ご主人の転勤をきっかけにクリニック看護師に転職されました。

    夜勤がないなどの条件を優先されての転職でしたが、過去に経験した診療科での経験や、前職で苦労した臓器移植時のご家族とのコミュニケーションも、転職後の仕事に活かされていると感じます。

    口コミ・評判

    32歳女性
    臓器移植コーディネーター→クリニック勤務
    都道府県の臓器移植コーディネーターは多くが1人で活動しています。人口が多い県でも2人しかおらず、(中略)臨床現場で働くのとは違う難しさがありました。また、夜間でも駆けつけなければいけないなど体力的な問題もあります。一番大変だった業務は、臓器提供を希望している患者様のご家族に説明を行うことです。例えば、不慮の事故で脳死状態になった人が、生前から臓器提供を希望していた場合、本当に臓器提供を行うかは最終的にはご家族が決定することになります。(中略)その説明をコーディネーターが行うのでご家族のお気持ちを考えながらの説明でとても苦心しました。
    (中略)主人の県外転勤に伴い転職することとなりました。夜勤がない勤務形態が良かったのと、自分が以前働いていた診療科も入っていたので比較的働きやすいのではないかと思いました。また自宅からとても近く通勤時間が短いことが決め手となりました。
    クリニック勤務は始めてでしたが、通院されている患者様と顔馴染みになり世間話をしたりとアットホームな雰囲気がとても自分に合っていました。また、老人ホーム3棟に対して毎週決まった曜日に回診も行っていました。(中略)1週間おきに馴染みの利用者さんの体調を伺ったり最近の出来事についてお話ししたりすると、「元気が出る」と言ってくださったり笑顔が見られるとやりがいを感じます。

    多くの看護師が転職したいと思っている

    多くの看護師が転職したいと思っている
    「人手不足で業務の負担が大きい…」「仕事量に対して給料が安い…」など、労働条件や待遇への不満から転職を考える看護師は少なくありません。

    日本医療労働組合連合会がおこなった『看護職員の労働実態調査(2017年)』では、約8割の看護師が仕事を辞めたいと回答しています。理由としてもっとも多かったのは人材不足で仕事がきつい、次いで賃金が安い、休暇が取れないが上位3つのなかに入っていました。多くの看護師が転職したいと思っている事実を裏付ける結果になっています。

    一方で、日本看護協会がおこなった『看護実態調査報告書(2019年)』をみてみると、正規雇用の看護職員の離職率が約10%にとどまっていて、転職に踏み切れない看護師が多数いる現状がみえてきます。転職後の後悔をおそれるからこそ、このような結果がうまれるのかもしれません。

    看護師の転職で後悔しやすい人の特徴

    看護師の転職で後悔しやすい人の特徴
    では、転職後に後悔しやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは3つの特徴を紹介します。

    それぞれ詳しく見ていきましょう。

    情報収集が不十分

    志願先の情報収集を怠ると、入社後に「こんなはずじゃなかった…」「思っていた職場と違った…」などとミスマッチが起こりやすくなります。そのような事態を防ぐためには、転職前に念入りな情報収集をおこない、入職前・後のギャップを少なくする作業が不可欠といえます。

    以下の方法を組み合わせて、応募先に対する理解を深めましょう。

    • 公式ホームページをみる
    • 口コミサイトを確認する
    • 職場見学をする
    • 転職エージェントを活用する

      そのなかでも、職場見学をすることと転職エージェントを活用して担当者から転職先の話を聞くのは情報の質がグッと高まります。インターネットでは得られない内部情報(職場の雰囲気・人間関係の様子など)が集められるので、ぜひ活動の一つとして取り入れてみてください。

      自己分析ができていない

      自己分析は今までの自分のキャリアを振り返り転職の軸や、転職に求めるものを見つめ直す作業ですが、この作業ができていないと、自分に合わない職場に応募してしまい、入社してから後悔する原因になってしまいます。

      また、自己分析の自分の強みやスキルを洗い出す時間もありますが、自己理解ができていないと採用担当者に対して魅力的なアピールができず、せっかくのチャンスをものにできなくなるでしょう。

      このように自己分析は、転職を成功させるために必要不可欠な作業といえます。転職先を決める前に必ずおこない「転職によって何を実現したいか?」「優先したい条件はなにか?」という意思を明確にしておきましょう!

      比較検討せずに決めてしまう

      「この求人いいかも!」という直感で転職を決めてしまうと、入社後に後悔する可能性は高いです。

      なぜなら自分の希望条件に100%マッチする求人に出会える確率は低く、どこかで条件を妥協するケースがほとんど。その妥協ポイントに自分自身が納得できていなければ、入職後に大きな不満に変わりやすくなるからです。

      そこで肝となるのが、自分の気持ちに折り合いをつけるために必要な比較検討をする作業。

      <転職における比較ポイント>

      • 給与や待遇
      • 勤務条件や休暇制度
      • 教育や研修の充実度
      • 各施設の特徴や文化
      • スタッフ同士の関係性

      後悔のない転職を実現させるためにも、複数の求人を見比べたうえで自分にとってのNo1求人を選んでいきましょう!

      看護師が転職を成功させるための7ポイント

      看護師が転職を成功させるためのポイント

      この章では、看護師が転職を成功させるためのポイントを7つ紹介します。

      ポイントを押さえて、満足のいく転職活動にしましょう。

      転職理由を明確にする

      まずやるべきことは、転職理由を明確にし、準備を入念におこなうことです。

      転職理由がネガティブだったとしても、ポジティブな側面は無いのか、自身の捉え方を多方面から見ることで、前向きな自分を表現するようにしましょう。

      これまでの自身の経験の棚卸をおこない、入念な準備をすることで、柔軟に物事をとらえることができ、転職理由の明確化につながりやすくなります。

      転職理由が明確になることで、採用担当者が高評価をつけやすく、面接に通過する可能性があがるのです。

      希望する条件に優先順位をつける

      希望条件をピックアップし、それらに優先順位をつけておくことも大切です。

      あらかじめ優先順位をつけておくことで、誤った判断を避けることができるようになります。

      優先順位付けの例

      1. 現職の年収よりも高いこと
      2. 残業時間は月20時間以内
      3. なるべく少人数の職場が望ましい
      4. 通勤時間は40分以内が良いが妥協可能

      優先順位を考えると、自分が転職活動で何を重視しているのかが、徐々にはっきりとしてくるでしょう。

      優先順位が決まれば、求人を検索する条件や判断する軸が明確になるので、転職活動がスムーズに進むようになります。

      スキル・適性を活かした職場を選ぶ

      スキルや適性を活かした職場選びをすることもポイントと言えます。

      看護師は職場や診療科によって、求められる看護スキルや適性が異なるからです。

      例えば、急性期病棟やICUでは、患者さんの容態が目まぐるしく変わりやすいため、てきぱきとスピード感をもって仕事をこなす人が求められます。

      一方で、慢性期病棟や介護施設では、患者さんとのコミュニケーションを通じて、丁寧に信頼関係を構築できる人が求められるのです。

      スキルアップのためにご自身の経験がない分野にチャレンジしたい場合は、教育制度の整った転職先を選ぶとよいでしょう。

      高いスキルが求められるほど相応の努力や勉強が必要となるため、5年後、10年後も見据えたキャリアプランを描き、転職活動をすることが大切です。

      求人票をしっかり確認し、できるだけ多くの求人を比較する

      求人票をしっかりと確認し、できるだけ多くの求人を比較することも大切です。

      高額な給料が提示されていると、つい目がいきがちですが、それ以外の条件が良くないということはあり得ます。

      良い求人を見極めるためには、以下の4点を確認することがおすすめです。

      • 給与の内訳(残業代と手当)
      • 賞与実績
      • 休暇と年間休日数
      • 福利厚生

        給与に関しては、残業代と手当が含まれているのか、別途支給されるのか、それによって支給される額は大きく異なります。

        賞与は「年2回」と記載されていても、何か月分支給されるのか確認しておく必要があるでしょう。

        休暇や複利厚生も同様に、ご自身のプライベートや働き方に影響する可能性が大きいため、求人票で分かりにくい場合は、面接官や後述する転職エージェントのコンサルタントに相談することがおすすめです。

        病院・施設の情報収集をする

        病院や施設の情報収集も、転職成功のためには重要となります。

        必要な情報収集をするためには、以下の5つの手段がおすすめです。

        • 転職希望先のホームページをチェックする
        • 転職希望先のパンフレットを読み込む
        • 口コミサイトをチェックする
        • 知り合いから話を聞く
        • 転職エージェントの担当者に確認する

          面接の際に、面接官から「病院の方針や理念に共感しているか」という質問を受けることもあるため、ホームページのチェックは必ずしておきましょう。

          口コミサイトには実際にそこで働いた看護師さんがリアルな口コミを書き込んでおり、希望の病院の実態を簡単に調べられます。ナスコミなどの口コミサイトをぜひ活用してみてください。

          徹底した面接対策をおこなう

          転職活動成功には、徹底した面接対策が必須です。

          なぜなら、書類選考が通過した後の面接の受け答えで、内定が出るかどうかが決まるからです。

          看護師の転職面接では、以下のような質問を受けることが多くあります。

          • 自己紹介(自己PR)をしてください
          • 志望動機を教えてください
          • 退職理由を教えてください
          • これまでの経験を教えてください
          • なぜ看護師を目指したきっかけは何ですか
          • あなたの長所と短所を教えてください
          • あなたの看護観を教えてください
          • 患者さんと接する中で印象的なエピソードはありますか?
          • 当院でやりたいことはなんですか?
          • 希望する配属先とその理由を教えてください
          • インシデント経験はありますか?
          • 夜勤や残業はできますか

            これらの質問に答えられるよう、しっかりと面接対策をおこなっておきましょう。

            転職エージェントを活用する

            最後のポイントは、転職エージェントに相談することです。

            上記の通り、転職を成功させるためには、しっかりとした事前準備と選考対策が必要となるため、転職エージェントに相談することをおすすめします。

            相談することで、魅力的な職務経歴書の作成方法や、面接時のポイント、「どういう理由や内容であれば採用担当者に響くか」といった人事目線でのアドバイスなどを知ることができます。

            転職エージェントへの相談は基本的に無料です。自分に合う求人や担当者を見つけるためにも、2~3社に登録すると良いでしょう。

            次章では、転職したい看護師におすすめする転職エージェントを紹介しますので、ぜひ活用してみてください。

            転職したい看護師におすすめの転職エージェント3選【体験談をもとにおすすめ】

            看護師におすすめの転職エージェント

            当記事を作成するにあたり、看護師さん100人にアンケート調査を行いました。そこで分かったのが、いかに自分の理想の求人を見つけられるか、が転職成功・失敗を左右するということです。

            そして、看護師さんがどのように求人を探したのか、も併せて伺ったところ、約半数以上から「転職エージェントを使った」と回答が得られました。

            看護師アンケート回答

            最後に参考として、利用評価の高かったサイトを紹介します。

            数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

            転職サイト選定基準

            1. 求人数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
            2. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

            利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。

            転職サイト 求人数|総合満足度
            1位
            看護roo!
            55,907件|◎4.3
            利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。
            2位
            レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
            135,763件|○3.8
            総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる
            3位
            マイナビ看護師
            60,875件|◎4.1
            求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい

            ※求人数2022年8月更新

            この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

            1位.看護roo! | 看護師さん利用者満足度No.1

            看護roo

            看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。

            登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。

            看護roo!の特徴

            • 利用者満足度96.3%
            • 公開求人55,907件+非公開求人も多数
            • 面接同行や選考対策など手厚いサポート

            さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。

            看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。

            信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます

            こんな看護師さんにおすすめ

            • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
            • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
            • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい

            看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。

            2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人多数で選択肢の幅が広い!

            レバウェル看護

            レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており現場のリアルな情報を提供しています。

            レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴

            • 累計利用者数40万人以上
            • 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
            • 総求人数は135,763件と転職サイトトップレベル

            「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。

            また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます

            こんな看護師さんにおすすめ

            • できるだけたくさん求人が見たい
            • 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
            • 気軽に求人探しがしたい

            レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。

            関連記事

            3位.マイナビ看護師|ペースに合わせて転職できる

            マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
            数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

            マイナビ看護師の特徴

            • 看護師認知度5年連続No1の定番転職サイト
            • 求人数は6万件以上
            • 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み

            加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。

            こんな看護師さんにおすすめ

            • なるべく早く次の仕事を見つけたい
            • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい

            なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

            看護師転職のリアルな体験談のまとめ

            看護師転職のリアルな体験談のまとめ

            看護師の転職体験談をご紹介しました。

            看護師は転職する人が多いのは事実ですが、転職に成功している人ほど、事前準備と対策をしっかりとされている傾向があります。

            看護roo!』や『看護師のお仕事』などの転職エージェントに登録すると、職歴の棚卸や、ご自身のアピールポイントの伝え方面接対策などを受けることが出来るため、ぜひ活用してみてください。

            担当者との相性や、希望する求人によって合う合わないなども出てくるかと思いますので、転職エージェントの中から2~3社に登録し、比較しながら利用してみることがおすすめです。

            あなたの今後の人生が、より明るいものとなることを祈っています。

            看護師の仕事の大変なことって?夜勤・残業・人間関係の悩みを100人の看護師にヒアリング

            看護師 大変なこと

            「看護師の仕事って何が大変なの?」とお考えですね。

            看護師のリアルな働き方を知るためには、実際に働いている人に話を聞くのが一番。そこでこの記事では看護師100人にアンケート調査を行い、「最も大変なこと」を伺いました。

            ベテラン看護師の声

            このアンケート結果を踏まえて、看護師の仕事で大変なことについて解説していきます。

            続きを読む

            【2023最新】治験コーディネーターの年収は低い?年収アップを叶えるコツとは

            治験コーディネーターの年収は?アップのコツを紹介

            治験コーディネーターを目指すにあたって

            • 「治験コーディネーターの年収はどれくらい?」
            • 「自分の職場は相場より低いのかな」

            と考えていませんか。

            治験コーディネーターの年収は職場によっても変わります。年収の高い医療機関やSMO(治験施設支援機関)へ転職することで、年収アップにつながります。

            本記事では治験コーディネーターの年収相場を徹底分析し、年収が低いと言われる理由や、年収アップを叶える方法を解説します。

            記事を読み終わる頃には、自分の年収が相場より高いか低いかが分かり、年収アップに向けて前向きな決断ができるようになるでしょう。

            治験コーディネーターの年収相場を徹底分析

            治験コーディネーターの年収相場

            治験コーディネーターの年収相場をさまざまな条件で紹介します。

            【雇用形態別】治験コーディネーターの年収

            治験コーディネーターの雇用形態別の年収は以下のとおりです。
            ←左右にスクロールできます→

            雇用形態 平均年収/時給
            正社員 426.4万円
            派遣社員 時給1,702円
            パート・アルバイト 時給1,102円

            〔出典〕正社員:厚生労働省:職業情報提供サイトjobtag, 2023年10月12日閲読.、派遣・パート:求人ボックス, 2023年10月12日閲読.

            治験コーディネーターの月額求人賃金の全国平均は22.4万円です。有効求人倍率は1.08倍であり、求職者数と求人数がほぼ同数(人材の需要と供給が一致している状態)といえます。

            治験コーディネーターの平均年収アップは見込みにくいでしょう。なぜなら人材の需要と供給のバランスが取れている現状、賃金を上げる必要がないからです。

            しかし資格試験に合格したり、管理職に昇進したりすることで、年収アップを目指せます。

            【勤続年数別】治験コーディネーターの年収

            治験コーディネーターの勤続年数別の年収は以下のとおりです。勤続年数に比例して、平均年収が上がっていることがわかります。
            ←左右にスクロールできます→

            勤続年数 平均年収
            3年 420万円
            5年 450万円
            7年 480万円

            〔出典〕CRC JOB:2023年度最新!CRCの年収がわかるリアルな給与事情,2023年10月12日閲読.

            治験コーディネーターを3年経験すると、後述するCRC認定資格の受験が可能になります。資格を取得すれば、勤務先によっては資格手当を得られるでしょう。

            また勤続5年以上になると、実績次第でチームリーダーなどの役職に就く可能性も出てきます。役職は年収に反映するため、年収アップを実現できるのです。

            さらに7年以上勤務すると、管理職やマネージャー、オフィス長などを任される機会も増えるようです。相応の活躍が求められる分、企業によっては550〜650万円を得られます。

            【都道府県別】治験コーディネーター年収ランキング

            治験コーディネーターの平均年収には地域差があります。都道府県ごとに比較すると1位と最下位の差は、最大で約291万円にものぼるようです。

            順位 都道府県 平均年収(単位:万円)
            1位 栃木県 583.8
            2位 奈良県 536.4
            3位 長野県 517.6
            4位 愛知県 508.8
            5位 長崎県 507.9
            6位 石川県 490.2
            7位 新潟県 487.0
            8位 福井県 484.2
            9位 高知県 478.7
            10位 大阪府 471.9
            11位 茨城県 463.0
            12位 広島県 454.4
            13位 鳥取県 451.9
            14位 山梨県 451.8
            15位 和歌山県 447.1
            16位 三重県 446.9
            17位 滋賀県 439.8
            18位 岐阜県 437.6
            19位 島根県 433.4
            20位 宮崎県 433.0
            全国 426.4
            21位 静岡県 426.2
            22位 千葉県 424.1
            23位 北海道 420.4
            24位 熊本県 410.1
            25位 富山県 409.9
            26位 山口県 409.6
            27位 神奈川県 408.4
            28位 兵庫県 408.0
            29位 京都府 407.5
            30位 岩手県 407.1
            31位 東京都 403.6
            32位 福島県 402.6
            33位 埼玉県 400.5
            34位 岡山県 399.6
            35位 山形県 399.0
            36位 沖縄県 396.0
            37位 福岡県 389.4
            38位 香川県 386.6
            39位 大分県 384.6
            40位 佐賀県 377.0
            41位 青森県 366.1
            42位 鹿児島県 363.6
            43位 愛媛県 363.5
            44位 徳島県 357.8
            45位 群馬県 322.8
            46位 宮城県 315.5
            47位 秋田県 292.9

            〔出典〕厚生労働省:職業情報提供サイトjobtag,2023年10月12日閲読.

            給与水準の地域差は各地の治験コーディネーターの需要・賃金相場に左右されています。

            しかし、治験コーディネーターの場合、各地域の年収水準と当該地域が都市部であるかに相関性はないといえます。

            【大手企業別】治験コーディネーター年収ランキング

            企業規模でも治験コーディネーターの年収には大きな差があります。大手の治験施設支援機関(SMO)の初年度年収例は、以下のとおりです。

            ←左右にスクロールできます→

            企業名 初年度の年収相場
            株式会社EP綜合 357~450万円
            シミックヘルスケア・インスティテュート株式会社 380~430万円
            ノイエス株式会社 377~428万円
            株式会社アイロム 300~400万円
            株式会社エシック 300~400万円

            〔参考〕CRCJOBに記載された求人情報をもとに編集部作成

            上記の表から、最大で150万円の差があることが分かります。

            未経験で治験コーディネーターを目指す場合、SMOからスタートする場合がほとんどであり、転職初年度は年収が大きく下がるようです。

            なお中小企業のSMOは年収330~380万円前後が多いと分かっています。

            【資格別比較】治験コーディネーターと他の医療系職種の年収の違い

            以下の表は、代表的な医療系職種の平均年収をまとめたものです。

            ←左右にスクロールできます→

            職種 平均年収
            外科医師 1440.3万円
            歯科医師 787.5万円
            薬剤師 565.1万円
            診療放射線診療エックス線技師 548.7万円
            臨床検査技師 492.7万円
            看護師 491.8万円
            治験コーディネーター 426.4万円
            理学療法士 418.9万円
            管理栄養士 373.7万円

            〔出典〕厚生労働省:令和2年度賃金構造基本統計調査,2021をもとに編集部作成

            治験コーディネーターの年収は、他の医療系職種と比べて高いとは言い切れません治験コーディネーターは、保有資格によっては転職先で年収が変動します。

            例えば、理学療法士や管理栄養士から転職する場合、治験コーディネーターへの転職によって年収は上がる可能性が高いです。一方で看護師や薬剤師から転職する場合、年収は下がってしまう可能性があります。

            治験コーディネーターは夜勤がなく事務作業も多い仕事であることから、医療系の他職種よりも年収が下がってしまうのです。

            医療系国家資格を持っていても、治験コーディネーターとしては未経験スタートとなるため、転職前の職種によっては転職初年度は大きく年収が下がることを認識しておく必要があります。

            治験コーディネーターの年収が低いと言われる理由

            治験コーディネーターの年収が低い理由

            治験コーディネーターの年収が低いと言われる理由を見ていきましょう。年収が低いと不満を抱く人が多いのには大きく以下3つの理由が挙げられます。

            求められる知識量と見合っていない

            治験コーディネーターの年収が低いと言われる理由の一つとして、必要な知識量と給料が見合わないことが挙げられます。

            治験コーディネーターはとにかく幅広い知識を求められる仕事であり、勉強を続けなくてはなりません。例えば、以下のような知識です。

            治験コーディネーターが勉強する知識(例)

            • 担当疾患
            • 臨床症状
            • 治療
            • 検査
            • 薬剤

            医療は日々進歩する職種であるため、仕事における情報をアップデートし続けることも求められます。

            さらに治験コーディネーターとして一人前になるまでには、2~3年の経験を要します。その間は年次の昇給分しか給料に反映されない期間が発生することを覚えておきましょう。

            仕事でプライベートを犠牲にする頻度が多い

            治験コーディネーターは、プライベートを犠牲にする頻度の多さと年収が割に合わない傾向があります。

            治験コーディネーターの勤務時間は基本的に一般企業と変わらず9時から18時頃ですが、治験の状況によっては残業や休日出勤が発生します

            これは被験者や担当する医師のスケジュールに合わせて行動しなければならず、アポイントメントが時間外となる場合があるためです。

            実際に、転職サイトdodaの求人を元に調査したところ、治験コーディネーターの求人123件中、残業が20時間未満の求人はたった2件でした(『doda』求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月27日閲読)

            また終業後や休日に、実際に被験者に健康上で望ましくない事象(有害事象)が発生してしまったり、治験薬以外の薬との飲みあわせに関する問い合わせが入ったりすることもあります。

            被験者の体調が悪化し入院になると、重篤な有害事象(SAE)として製薬会社へ24時間以内の第一報を入れなくてはなりません。

            休日出勤をしたら平日に代休を取得できる企業がほとんどですが、このように業務時間外でも気が休まらないことで「給料が割に合わない…」と感じる人は多いのです。

            他の医療系職種より年収が低い

            治験コーディネーターの年収は、医療系国家資格(看護師・保健師・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士など)の有無による大きな影響がありません。

            なぜなら、治験コーディネーターの求人はほとんどが、医療系国家資格を応募要件としていないからです。

            しかし治験業務をするうえで医療に関する専門知識は必須です。臨床の現場で働いていた人は、その経験が治験コーディネーター業務に役立つことも多いでしょう。

            実際に、日本SMO協会の調査によると、治験コーディネーターの28.8%が臨床検査技師資格を、26.8%が看護師資格を保有しています。

            治験コーディネーターの医療系国家資格

            〔出典〕日本SMO協会:日本SMO協会データ20202021. p.8

            医療系国家資格は取得するまでに、費用・年月の両方がかかります。資格取得にかかったコスト回収の観点からも、年収が低いと感じられる要因の一つといえます。

            治験コーディネーターが年収をアップさせる方法

            治験コーディネーターが年収アップする方法

            コーディネーターとして年収アップを叶えたい人に向けて、年収をアップさせるための方法をお伝えします。

            公認CRC・認定CRCを取得し、昇進を目指す

            一つ目の方法は、公認CRC・認定CRCを取得し、昇進を目指すことです。

            国家資格ではないものの、治験コーディネーターにはスキルや実績を図ることができる以下の認定資格が設けられており、これらの資格を取得する人は年々増えています。

            あくまで実務経験や実績が優先であり、資格ありきで必ず昇進・昇給できるわけではありません。しかし資格を取得することで治験コーディネーターとしての実力の証明になるでしょう。

            格手当を設けている会社もあるため、治験コーディネーターとして働く方は、ぜひ資格取得に挑戦してみてください。

            業界大手のSMO企業に転職する

            年収が高めの業界大手のSMO企業に転職すると年収アップが見込めます。

            治験コーディネーターとしての就業先は、主にSMO企業と医療機関の2種類ですが、実際のところ治験分野は大手企業の影響力が強い業界です。

            治験受託の多くは大手SMOが占めており、1章で前述した通り、平均年収も企業規模によって差があります。

            また月収ベースでは大手と中小企業での違いは少ない一方で、中小SMOよりも賞与の支給額が多いのも事実です。

            特に大手SMOのEP綜合では、実績に応じた決算賞与が支給される場合もあります。手厚い研修が整っていることから、長期的に仕事を続けやすく、多くの昇給機会を得て年収アップにつなげられるのです。

            高年収を目指すならキャリアチェンジも視野に入れる

            年収を最重要視する場合には、キャリアチェンジも視野に入れることをおすすめします。例えば製薬企業の年収相場は、600~1,200万円と治験コーディネーター全体の平均年収を大きく上回ります。

            ただ治験コーディネーターとして製薬企業に勤めるのは難しいため、臨床開発モニター(CRA)にキャリアチェンジする人も多いです。

            また薬剤師、看護師資格を保有している人は、採用で有利となる職種もあります。

            薬剤師・看護師資格が有利となる製薬会社の職種例

            • CRA(臨床開発モニター)
            • DI(医薬品管理)
            • MR(医療情報担当者)

            製薬企業は、医療系国家資格や経験が評価されるため、無資格者に比べて好待遇で転職できるのが魅力です。

            【補足】未経験での製薬会社転職は年収ダウンすることも

            平均年収が高い製薬会社ですが、職種によっては製薬企業の勤務経験がないと、年収がダウンする可能性があります。

            製薬企業の勤務経験が必要であることの多い職種

            • 医薬品情報管理
            • データマネジメント
            • 品質管理・分析
            • 学術職

            製薬企業の中途採用は、即戦力として働ける経験者を中心に募集するため、未経験では転職難易度が高いからです。転職できたとしても年収が低くなると考えられます。

            なお、大手転職サイトdodaでは、治験コーディネーターの平均年収を超える、年収550万円以上で募集している医薬品・医療系企業の求人は2,224件ありました。

            しかし、その内未経験者を歓迎している求人はわずか18と少ないようです(『doda』求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月27日)
            製薬会社への転職では、ご自身の職務経験や身に付けたスキルが評価される職種へ転職することをおすすめします。

            年収が高い仕事に転職したい人が知っておくべき注意点

            転職で年収アップを狙う人の注意点

            年収が高い職場に転職したい人が、後悔のない転職をするためには、以下の点に注意が必要です。

            求人に設定されている賃金の背景を理解する

            治験コーディネーターの平均年収と比べて年収が高い求人を見つけた場合、求人に設定されている賃金の背景を理解しておきましょう。

            仕事内容が他の治験コーディネーター求人と変わらないにも関わらず、高い賃金が設定されている場合は、何かしらの理由があると推測できます。

            例えば、以下のような理由が考えられます。

            賃金が相場よりも高い場合に考えられる理由

            • 人手不足が深刻化している職場である
            • 一人で何でもこなさなくてはならない
            • 残業代が給与に含まれており長時間労働になる
            • 他職種との兼務だった

            上記のように求人募集の理由を確認せずに入社すると、「給与の高さに惹かれて入社したけど、めちゃくちゃ激務だった。もう辞めたい…」という事態になりかねません。

            新しい転職先で長く勤務するためにも、賃金が相場よりも高いと感じたら理由を確認し、納得したうえで入社するようにしましょう。

            労働時間と給与がマッチしているか確認する

            求人票に書かれている年収だけではなく、労働時間も確認して職場を選びましょう。

            給料が高いように感じても、治験コーディネーターには移動時間が発生する場面も多く、時給換算すると他の職場より給料が低い場合もあるからです。

            例えば、月収30万円で労働時間192時間のA社(SMO)と、月収28万円で労働時間160時間のB病院があったとします。

            月収面ではA社に魅力を感じてしまいますが、時給換算するとA社は1,560円、B病院は1,750円です。B病院のほうが待遇がいいことが分かります。

            治験コーディネーター 転職
            労働時間と給料が見合っていないと、次第に不満を抱えるようになります。労働時間や月残業時間を確認し、納得して働き続けられる労働環境かも検討しましょう。

            兼務ではないかを確認する

            少数派ではありますが、実は治験コーディネーター以外と兼務だったというケースもあります。

            看護師や臨床検査技師などの国家資格保有者が、医療機関などの院内治験コーディネーターに応募した場合、他の業務にも携わる場合があるのです。

            大手のSMOや大病院に勤務する治験コーディネーターは、治験専門の部署に所属し治験コーディネーター業務にのみ携わります。

            しかし中小規模の病院では、治験の実施数が減少した際、代替として医療系国家資格に関する業務をおこなうこともあるのです。

            このため求人を見て年収が高めだと感じたら、業務内容の詳細に加えて治験の実施数を確認しておくと、ご自身の希望に最適な判断がしやすくなります。

            福利厚生についても確認する

            福利厚生を確認することも重要です。年収が低くても、福利厚生が充実している職場は給料への満足度が高まるからです。

            例えば大手SMOは、通勤・住宅・扶養・業績・地域手当が付く会社が多いですが、民間病院ではこれらの福利厚生がつかない病院もあります。病院勤務で年収が多少高いと感じても、実質的な負担は大きくなってしまうのです。

            また家賃手当が支給される企業よりも、社員寮や借り上げ社宅があり、賃料を給料から天引きしてくれる企業も多いです。

            住宅手当は「給与」の一部として課税されてしまうのですが、家賃天引きの場合は、天引きされた後のお金を給与として、そこから課税の計算をします。

            額面の給与はその分低いことが多いのですが、実際のところは節税になり、また可処分所得が増えるのです。

            どのような福利厚生がつくのか、いくら支給されるのかを事前に確認することが重要です。

            治験コーディネーターが年収1,000万円以上をもらうには

            治験コーディネーターが年収1,000万円以上を目指すには

            治験コーディネーターからキャリアアップして、年収1,000万円以上の高年収を目指す方法を紹介します。

            治験コーディネーターとして年収1,000万円をもらうのは厳しい

            治験コーディネーターは、同じ勤務先に長く勤めたとしても1,000万円を超えるのは現実的ではありません。

            実際に治験コーディネーター求人を調査したところ、管理職やマネージャーの中途採用求人でも約500~600万円が相場でした。

            治験コーディネーター管理職求人

            〔出典〕CRCばんく,2023年10月12日閲読.

            治験コーディネーターは新薬の研究開発過程での臨床試験の際に、治験に欠かせない事務業務や被験者のサポートなど、重要な業務を多数担います。

            治験を進める上で欠かせない役割なのは言うまでもありません。しかし治験全体における業務は細分化されており、業務範囲を広げることが難しい仕事でもあるのです。

            結果として収入が上がりにくい仕組みとなっており、同じ職場で長く働き、年収1,000万円を得るのは困難と言えます。

            年収1,000万円を得るまでの3ステップ

            年収1,000万円は厳しいとお伝えしましたが、治験コーディネーターから段階を踏んでキャリアアップしていけば、年収1,000万円に達する可能性はあります。
            こちらでは、年収1,000万円を得るための3ステップを解説します。

            治験コーディネーター(CRC)から臨床開発モニター(CRA)に転職する

            年収1,000万円を得る最初のステップは、治験コーディネーター(CRC)から、臨床開発モニター(CRA)に転職することです。

            病院などの医療機関で被験者と関わる治験コーディネーター(CRC)に対し、臨床開発モニター(CRA)は製薬会社の立場で治験を管理する役割を担います。

            CRCとCRAの違い

            〔出典〕ジョブメドレー:【2023年最新】CRA(臨床開発モニター)の仕事内容、なり方、資格、年収などについて2023年10月13日付.

            臨床開発モニター(CRA)は、各文献からの情報収集を行い、治験で使用される最新の薬の知識を常にアップデートさせる必要があるため、治験コーディネーター以上に努力が必要な職種でもあります。

            その分、治験コーディネーター(CRC)よりも年収が約150万円ほど高くなっています。

            しかし正直なところ、治験コーディネーター(CRC)と臨床開発モニター(CRA)は仕事内容が大きく異なるため、治験コーディネーター(CRC)の経験を積むほど、臨床開発モニター(CRA)に転職しやすくなるわけではありません。

            治験コーディネーター(CRC)になるまでの職歴や転職回数、転職活動開始の年齢によっては、そもそも転職自体が難しい可能性も高いです。

            臨床開発モニター(CRA)に転職したいと思ったら、後述の転職エージェントに相談するなど、考えうる全てを抜かりなく準備した上で、転職活動をスタートさせましょう。

            TOEIC800点相当以上の英語力を身につける

            次のステップとして、TOEIC800点相当以上の英語力を身につけましょう。

            臨床開発モニター(CRA)に求められる英語力は、所属する会社と担当する知見の種類によって異なります。日系企業に所属し、国内の治験を担当すれば、英語力は基本的に不要です。

            しかしグローバル治験にあたると文書が全て英語ですし、グローバル治験を担当しなくても、英語ができれば海外文献など取れる情報の鮮度や質も上がります。

            管理職やマネージャーへの出世を目指すなら、英語力が必須の企業も多いです。会社によっては、英会話などの研修を受けられるところもあるようですので、ぜひ英語力の習得にチャレンジしてみてください。

            外資系大手製薬会社に転職する

            年収1,000万円を達成する最後のステップは、外資系製薬会社に転職しましょう

            治験コーディネーターから高収入を目指す場合、英語力を活かして臨床開発モニター(CRA)として外資系製薬会社への転職を目指すことが一番の近道です。

            臨床開発モニター(CRA)の勤務先は、製薬会社またはCRO(開発業務受託機関)のいずれかになります。どちらも外資系企業の方が年収が高いのが特徴です。

            実際に求人を調査したところ、外資系製薬会社で以下のような求人がありました。

            外資系製薬会社CRA求人

            〔出典〕ミドルの転職,2023年10月12日閲読.

            求職者の経歴や実績によって年収は変わるものの、年収1,000万円以上を目指せることがわかります。

            大手外資系製薬会社の給与は、外資系CROよりも高く、企業によっては福利厚生も整っています。

            なお中小企業の外資系製薬企業は、安定的に新薬を開発できるとは限りません。ライバルが多く入社時に求められるレベルも高い反面、自分の成果や実力で年収を上げていきたい人に最適な環境であるといえます。

            治験コーディネーターが年収アップを目指すなら転職サイトを使うべき

            治験コーディネーターが年収アップを目指す方法

            年収アップを目的に転職する人は、治験コーディネーター転職サイトの利用をおすすめします。おすすめ転職サイトや、転職サイトの選び方を確認していきましょう。

            治験コーディネーターにおすすめの転職サイトベスト3

            Career Theory編集部では、治験コーディネーター求人を保有する転職サイトを以下3点を基準に厳選しました。

            選考基準

            • 求人数
              …治験コーディネーターの求人を多数保有している
            • サポート力
              …求職者一人ひとりのニーズに合った面接・書類対策など、選考対策を丁寧に行ってくれる
            • 提案力
              …キャリアの築き方や仕事選びの方法など、求職者にぴったりの提案をしてくれる

            上記基準から選定した治験コーディネーターにおすすめの転職サイトは、以下の3社です。

            ←左右にスクロールできます→

            転職サイトランキング
            1位
            CRC転職ナビ
            約3,300件

            3.8

            求人の70%が非公開求人!独自の求人を多数保有
            公式サイト
            2位
            CRCばんく
            約1,100件

            3.7

            スマホで履歴書が作成できるなど、便利な機能も多数
            公式サイト
            3位
            CRCJOB
            約900件

            3.5

            治験業界の情報を豊富に展開している転職サイト
            公式サイト

            1位. CRC転職ナビ

            CRC転職ナビ』は、株式会社アスタミューゼとJAC Recruitmentによって共同運営されている転職サイトです。

            求人の紹介だけでなく、書類作成、面接対策などのアドバイスから、企業との条件交渉まで、専門のキャリアコンサルタントがすべて無料でサポートをしてくれます。

            またCRC転職ナビは非公開求人が多く、求人全体の約70%が非公開求人です。このため登録することで、CRC転職ナビが独自に交渉・保有している求人案件を、知ることができます。

            対応している求人の要件(求人検索で絞り込める項目)
            対応雇用形態 正社員
            対応地域 全国
            対応求人数(公開)
            雇用形態別 正社員 約3,300件

            〔出典〕CRC転職ナビ求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ
            ※ 対応要件および求人数は、すべて2023年10月時点のものです。

            2位. CRCばんく

            CRC ばんく』は、株式会社サクセスキャリアが運営する治験コーディネーター(CRC)に特化した求人サイトです。

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            3位. CRCJOB

            CRCJOBの口コミ、評判 | 転職, 薬剤師 転職, 臨床心理

            CRC JOB』は、株式会社SEプラスが運営する治験コーディネーター専門の求人サイトです。

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            また、CRC JOBのホームページでは治験業界に関する情報を多く公開しているため、参考にしてみてください。

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            雇用形態別 正社員 約900件

            〔出典〕CRC JOB求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ
            ※ 対応要件および求人数は、すべて2023年10月時点のものです。

            治験コーディネーターが転職サイト選びで気を付けるポイントは?

            転職サイトを選ぶ際に、気を付けるべきポイントは以下の3点です。

            治験コーディネーターの求人数が多いかどうか

            求人の質と量は、理想の職場に転職できるかどうかを左右する、重要な要素です。求人数が多いほど、細かい希望条件を満たす求人が見つかりやすくなるからです。

            「なるべく多くの候補の中から、自分の希望条件にぴったりの求人を選びたい」という方は、求人の質・量に強みのある転職サイトを選びましょう。

            公開求人数が3万件を超える転職サイトを選ぶと、求人の質に対する満足度も上がります。紹介した3つの転職サイトは、公開求人数がどのサイトも3万件以上と、十分な求人数であると言えます。

            大手企業が運営しているかどうか

            転職サイトは大手企業が運営しているものを中心に利用しましょう。

            大手企業が運営する転職サイト利用をおすすめする理由は、下記のとおりです。

            • 保有求人数が多く、登録するだけで選択肢を増やせる
            • 支援実績が豊富で、選考通過に関する実用的なノウハウが蓄積されている
            • 大手ほどサポート体制が整っている傾向にある

            利用者の口コミが良いかどうか

            利用者の口コミから、提案力やサポート力を確認しておきましょう。

            特に「希望条件に合った求人を紹介してくれるか」「サポート体制は整っているか」を把握するのがポイントです。

            年代や希望する職場によっても、口コミは異なる場合もあります。口コミを確認して、自分に合った転職サイトを利用することでスムーズに転職活動を進めることができます。

            治験コーディネーターの年収に関するよくある質問

            治験コーディネーターの年収に関する質問

            さいごに治験コーディネーターに関するよくある質問に答えていきます。

            治験コーディネーターの新卒年収はどれくらいですか?

            治験コーディネーターの新卒年収は、学部出身者の場合は約250万円~270万円が相場です。6年生薬学部出身の場合、約270万円~300万円ほどが相場となっています。

            ただし、治験コーディネーターはそもそも新卒採用が少なく、社会人経験者などの中途採用が中心であると把握しておきましょう。

            治験コーディネーターの年収の中央値はいくらですか?

            治験コーディネーターの年収の中央値は公表されていませんが、一般的に中央値は平均値より低くなるため426.4万円よりは低いと言えます。
            中央値としては380~400万円ほどと考えていいでしょう。

            治験コーディネーターの将来性はありますか?

            治験コーディネーターは、今後ニーズが減る可能性が高く、活躍し続けるためには、知識や力をつけ続ける必要があるでしょう。

            日本SMO協会の調査によると、2009年に2,454名だった治験コーディネーターは年々増えていましたが、その後減少傾向にあります。

            CRC人数

            〔出典〕日本SMO協会:日本SMO協会データ20202021. p8

            日本では医療費の増加抑制を目的として、厚生労働省の指針によりジェネリック医薬品の使用が推進されています。

            結果、製薬企業は新薬の開発に注力してきましたが、がん治療薬の開発が一段落したら、今ほどの治験需要が見込めない可能性があるのです。

            さらに昨今のAI化の推進により、今後の治験需要は少なくなるともいわれています。先端医療の研究スピードが速く、専門的領域の知識や経験が必要となるでしょう。

            治験コーディネーターは、がん治療薬の開発に携わる人と、先端医療に携わる人の二極化が予測されています。知識をつけ続ける人が生き残っていく業界だと考えて、就職・転職を検討しましょう。

            さいごに

            治験コーディネーター向けの転職サイトを活用しよう

            治験コーディネーターの年収についてご説明しました。

            治験コーディネーターの平均年収は426.4万円で、全職種の平均年収488万円と比べると治験コーディネーターの年収は低めといえます。

            ただし治験コーディネーターは必要な知識量と年収が見合わず、プライベートを犠牲にする頻度の高さから、年収に不満を抱える人もいます。

            資格の取得や、年収相場が高い職場への転職によって年収アップが叶います。 臨床開発モニターへのキャリアチェンジもおすすめです。

            また転職する際は年収面だけでなく、労働時間や治験コーディネーター以外の業務が発生しないかも確認しましょう。

            転職活動時には、希望条件に合った求人を代わりに探し、選考サポートも受けられる治験コーディネーター向け転職サイトの利用をおすすめします。

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            あなたの未来が明るくなることを祈っております。

            看護師の辛い・キツイ夜勤の乗り越え方|どうしても限界な時の夜勤のない働き方

            「夜勤がつらい」「夜勤のない働き方ってどうなの?」

            とお考えですね。

            24時間体制で患者さんの病状管理を行うためには、看護師の夜勤は欠かせません。しかし、生活リズムの乱れを感じたり、少ない人数で業務分担したりすることもあり、負担が大きいと感じてしまいますよね。

            とくに人手不足の職場では夜勤の回数が多くなりがちで、夜勤でも残業をしないと仕事が終わらずに疲れを感じている方もいるでしょう。

            夜勤により収入アップやスキルアップといったメリットは得やすいですが、心や身体の不調を感じているのであれば、夜勤を続けることはお勧めしません。

            上司に相談して夜勤のない働き方に変えてもらうか、夜勤のない職場に転職したほうが、あなたのためになるでしょう。

            そこで、この記事では元看護師で夜勤専従で働いた経験もある私が、夜勤の辛さや乗り越え方、夜勤をしない働き方などをご紹介します。

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            【長崎県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

            長崎

            長崎県内での看護師転職をお考えですね。

            看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。

            求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。

            そこでこの記事では、長崎県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。

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            【山形県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

            山形県内での看護師転職をお考えですね。

            看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。

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            【滋賀県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

            薬剤師 転職 滋賀

            滋賀県内での看護師転職をお考えですね。

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            精神科の看護師を辞めたい!8つの理由と辞めると決める前に必ず試してほしいこと

            精神科 看護師 辞めたい

            「精神科の看護師を辞めたい」「別の診療科に転職しようかな」と考えていませんか。

            患者との意思疎通の難しさや無力感から、「頑張ろうとは思うものの、もう限界かも」と疲弊してしまう看護師さんは少なくありません。

            まず前提として、限界だと感じる状態で無理をし続けるのは避けるべきです。体力・メンタル的にもう無理と思うなら、退職するのが賢明でしょう。

            ただ辞めたい理由によっては、勢いのままに転職しない方が良いこともあります。きちんと辞めたいと思う理由を見極めて、それに合わせて最善の選択をしましょう。

            この記事では、精神科の看護師を辞めたいと思い悩んだときにどうすれば良いのか、元転職コンサルタントの経験をもとに解説していきます。

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