看護師の転職

【石川県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

薬剤師 転職 石川

石川県内での看護師転職をお考えですね。

看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。

求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。

そこでこの記事では、石川県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。

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看護ルー(看護roo!)の口コミ・評判は?看護師723人の本音を徹底分析

看護ルー 口コミ

「看護ルー(看護roo!)って評判悪いの?」
「看護ルー(看護roo!)を使った人の口コミが見てみたい」

看護師向け転職サイトを探しているとよく耳にする『看護roo!』。
仕事仲間やインターネットの紹介記事でもよく登場するこの転職サイトについて、実際の利用感はどのようなものなのか気になりますよね。

Career Theory編集部が転職サイト利用経験のある看護師723名にアンケート調査を行った結果、看護roo!』を使って転職した人はサービスに対してきわめて高い満足度を持っていることがわかりました。

当調査における看護roo!』の利用者満足度の平均点は主要な看護師転職サイトのなかでも第1位
求人の量・質実績・サポート力なども相まって、現在Career Theory編集部が看護師の方へ最も強くおすすめ転職サイトです。

実際に『看護roo!』を利用した看護師の口コミをまとめると、主な良い評判・悪い評判はそれぞれ次のようなものでした。

看護ルー(看護roo!)の良い口コミ
  • 求人数が多いので希望の求人を見つけやすい
  • 面接の同席をしてくれるなど、面接対策が心強い
  • 担当キャリアアドバイザーの対応が早い
  • 病院・求人施設の内部事情まで教えてくれる
看護ルー(看護roo!)の悪い口コミ
  • 希望条件と異なる求人を紹介された
  • 担当者の対応が悪いことがある
  • 連絡がしつこい

高評価が悪い体験談を上回っており、悪い口コミについても対処可能なものが多いので、看護roo!』は看護師にとって有用・おすすめできる転職サイトであると言えます。

この記事では、上記のような看護roo!』の評判・口コミについて、実際に利用した看護師の体験談をもとに分析・解説していきます。

口コミからわかった看護roo!』のメリット・注意点やどんな人におすすめかといった点や、他に選択肢となる看護師転職サイトの紹介も行っています

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看護師の転職回数が多い理由とは?平均数や再就職の面接通過方法も紹介

看護師の転職回数が多い理由とは?選考通過方法も解説

看護師として転職を検討するうえで

  • 「転職回数が多くて不利にならないか不安」
  • 「転職回数の多い少ないの基準が知りたい!」

と悩みますよね。

看護師は、退職理由や年齢によっては、転職回数が多くても不利にならないケースもあります。

一方、転職回数が少なくても、転職活動が難航してしまう方がいるようです。ご自身がどちらの状況に当てはまるのか、一緒に確認していきましょう。

本記事では、看護師の年代別転職回数や、転職で不利にならないポイントについて解説しています。

すべて読めば、看護師の転職回数に対する考え方がわかり、転職成功確率を高められるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。

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【ナース人材バンク評判】電話がしつこい悪い口コミを発見!利用すべき!?

ナース人材バンク-サムネイル

「ナース人材バンクのリアルな評判や口コミを知りたい」
「ナース人材バンクはおすすめ?それとも使うべきじゃない?」

結論「ナース人材バンク」は、転職を考えている看護師に登録をおすすめする転職サイトです。

Career Theory編集部が転職サイト利用経験のある看護師723名にアンケート調査を行った結果、「ナース人材バンク」の利用者満足度の平均点は主要な看護師転職サイトのなかでも第5位でした。

「電話がしつこい」といったマイナスの口コミは実際にあるものの、求人の質やサポート力などの評価がとても高いため、登録するメリットが上回ると考えられます。

本記事では「ナース人材バンク」の評判・口コミについて、実際に利用した看護師の体験談をもとに詳しく分析・解説していきます。口コミからわかった「ナース人材バンク」のメリット・デメリットもまとめているので、登録を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

この記事を読むとわかること

  • ナース人材バンクの総合評価(評判・口コミ)
  • 評判・口コミからわかった ナース人材バンクの特徴
  • 良い評判と口コミからわかったナース人材バンクのメリット
  • 悪い評判と口コミからわかったナース人材バンクのデメリット
  • ナース人材バンクがおすすめな人・おすすめではない人
看護師723名が選んだ人気の転職サイト

編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。

左右にスクロールできます。

おすすめ転職サイト口コミ満足度公開求人数おすすめポイント
1位:看護roo!
(看護ルー)

4.3点

約5.9万件
  • 利用者満足度No. 1(編集部調べ)
  • 面接対策・サポートも手厚い定番の転職サイト

2位:マイナビ看護師

4.2点

約4.6万件
  • 全国に拠点があり地方にも強い
  • 初めての転職から企業転職まで抜群の支援
レバウェル看護(旧・看護のお仕事) ロゴ3位:レバウェル看護
(旧・看護のお仕事)

4.0点

約14.1万件
  • 圧倒的公開求人数を誇る大手サイト
  • 取材に基づくリアルな施設情報を教えてくれる

〔求人数〕2023年1月5日時点

1. ナース人材バンクの良い口コミと評判からわかったメリット

実際にサービスを利用して転職した看護師から寄せられた口コミ・評判を分析すると、ナース人材バンクの良い口コミ・メリットは大きく下記3点であることがわかりました。

それぞれ評判について解説していきます。

良い口コミ・評判①:スタッフ(担当者)の対応が良くてサポートが手厚い

ナース人材バンクは、キャリアアドバイザーの対応が丁寧という口コミが散見されました。

特に、「登録するとすぐに連絡がくる」という対応の早さや、電話・LINEなどでの案件の紹介が満足度が良い評判につながっているようです。

実際にナース人材バンクを利用した看護師から寄せられた口コミを見てみましょう。

口コミ・評判

40代前半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★☆4
よい点》登録した次の日に担当者から電話連絡が入る
今までの職歴や可能な看護技術まで情報登録し、担当者が就職先をピックアップしてくれる。ピックアップの数も多い。
対応が早く面接日までのセッティングも早い。履歴書の添削もしてくれる。
ラインでのやり取りなので手軽さもある
悪い点》勤務の希望内容が先方に伝わっていないことがあった。

口コミ・評判

20代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★☆☆☆2
良い点は、迅速に連絡を頂ける所です。
連絡をした翌日には必ず電話とショートメールで連絡が来るので、すぐにでも転職を希望していて紹介して欲しい人や、転職の相談をしたい人にとってはいいと思います。
悪い点は、担当する人が毎回違う事や、こちらから少し前に連絡した情報の共有は全くされていない為毎回のように現在の状況や希望を離さなければならない事です。
また、良い点の裏返しとして連絡がとても頻回です。

口コミ・評判

30代前半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★★5
とにかく担当者のレスポンスが早いため、ストレスなくコミュニケーションが取れていました
また、求人に対して気になる事は全て質問していましたが、しっかりと求人先に確認し、返信をしてくれていたので信頼度も高かったです。
元から有名な転職サイトであったため安心感もありました。担当者は女性でしたが、ハキハキとしており頼りがいもありました。
また、全てラインや通話でのやり取りであり、対面での面談もなかったので、都合の良い時間で利用できたのも助かりました

ナース人材バンクは、履歴書の添削や面接日の設定、給料の交渉など、サポートが手厚い点も魅力的です。

在職中だとスムーズに進められない面接日の調整や、給与といった待遇面の交渉を代わり行ってくれるなど、ナース人材バンクでは様々な転職支援を受けることができます

1人での転職に不安がある方や在職中で転職活動に時間が取れない方にとって、ナース人材バンクのような転職のトータルサポートはメリットと言えるでしょう。

良い口コミ・評判②:求人数が多くて病院以外の求人も豊富

ナース人材バンクは、公開・非公開求人数の多さに強みのある看護師転職サイトです。

実際にナース人材バンクを利用した看護師からも、「希望に合う求人を数多く提案してもらえた」という満足の声や、「難しい希望条件に対して『ナース人材バンク』だけが求人を紹介してくれた」という口コミが寄せられています。

口コミ・評判

30代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★★5
提案された病院、クリニックの数は1度に3~4か所で、吟味し易かった
また、自分の希望を伝えたとしても、エージェントによる都合で紹介されることが多かったが、今回は自分の希望に沿った病院やクリニックばかりを探し出してくれ、しかも自分が一番重要視する内容は揺るがないよう何度も確認しながら情報提供してくれた
また、コロナで直接指導できない代わりに電話で面接準備をしてくれたり、給与の交渉も先方と積極的に行ってくれ、全てが納得いく形で転職することが出来た。
知り合いにも私のエージェントを紹介し、スムーズに且つ希望を変えることなく転職が成功し、知人も満足しており、やはり間違いないのだと確信した。

口コミ・評判

30代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★☆4
他にも2社の転職サイトを利用していましたが、自分の条件が厳しいためでもありますが、ナース人材バンク以外は転職場所を提案していただけませんでした
ナース人材バンクの担当者さんは施設や病院に私の条件を相談してくださったり、数度にわたり連絡をいただきました
親身になってくださり、無理に転職を勧めず、現在の就職場所での条件を良くしたほうが良いと提案してくださったのも好印象です。

ナース人材バンク約6.7万件の公開求人(2023年10月19日時点)に加えて多数の非公開求人を保有しており、幅広い選択肢の中からあなたが希望している条件にぴったりの求人を探すことができるでしょう。

ナース人材バンクの公開求人数については、一切の条件指定なしでの総数を確認できないため、紹介文中に高確率で含まれ得る単語「の」をフリーワードとして検索してヒットした値を記載

掲載求人の施設形態は病院だけでなく多岐にわたりクリニック訪問看護ステーション介護関連施設の求人数には目を見張るものがあります。

加えて、医療施設についても配属先(担当業務)診療科目など細かな条件で絞り込むことができます。

またナース人材バンク』は各地域まんべんなく求人案件を保有しており、地方在住の人でも選択肢を得やすい点もナース人材バンクが持つ魅力の1つと言えるでしょう。

下記に、『ナース人材バンク』の取り扱い求人について、求人検索システムで検索できる項目の一部や主な検索項目における公開求人数を表にまとめました。

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求人検索で検索できる項目
職種(資格)看護師、准看護師、認定看護師、保健師、助産師、管理職
雇用形態常勤、非常勤
勤務形態(働き方)日勤のみ、夜勤のみ、2交代、3交代
施設形態病院、クリニック、介護施設、訪問看護
配属先病棟、外来、オペ室、透析、その他
診療科内科、外科、透析/糖尿病、放射線科、歯科、神経科/精神科、小児科/産婦人科、眼科/耳鼻咽喉科/気管食道系、皮膚科/泌尿器科/肛門科、その他
地域北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県
愛知県・岐阜県・静岡県・三重県
大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県
広島県・岡山県・鳥取県・島根県・山口県
徳島県・香川県・愛媛県・高知県
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
こだわり条件(一部)土日祝休み、残業少なめ、昇給あり、退職金あり、寮or住宅手当あり、未経験者歓迎、車通勤可、託児所あり、電子カルテあり、電子カルテなし
※「駅徒歩〇分以内」「病床数〇床以上〇床未満」は別途細かく指定して検索可能

〔出典〕ナース人材バンク求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月19日時点

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主要な検索項目の公開求人数
職種(資格)
看護師約38,000件
准看護師約24,000件
保健師約1,000件
助産師約550件
雇用形態
常勤(※)
非常勤約34,000件
勤務形態(働き方)
日勤のみ(常勤)約30,700件
夜勤のみ(常勤)約800件
2交代約10,700件
3交代約1,400件
施設形態(主要な項目のみ抜粋)
病院約7,000件
クリニック約100,000件
訪問看護約26,000件
介護施設約78,000件
担当業務(主要な項目のみ抜粋)
病棟約5,800件
外来約7,500件
手術室(オペ室)約930件
透析約1,200件
各地域の求人数
北海道約6,800件
東北地方約13,000件
北陸地方・甲信越約13,000件
関東(1都三県)約55,000件
関東(1都三県以外)約9,800件
東海(愛知県のみ)約10,000件
東海(愛知県以外)約11,000件
関西(大阪府のみ)約16,000件
関西(大阪府以外)約19,000件
中国地方約13,000件
四国地方約7,000件
九州(福岡県のみ)約9,300件
九州(福岡県以外)約12,000件
沖縄県約2,000件

〔出典〕ナース人材バンク求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月19日時点
※ ナース人材バンクの常勤求人数については、各都道府県別・雇用形態指定なしの件数と一致し膨大な量(約20万件)となるため記載を省略した

特に顕著なのは、介護関連施設の求人数でしょう。

Career Theoryが行ったアンケート調査に基づく人気の看護師転職サイト10社のなかでは、以下の通り、ナース人材バンク最も多くの介護関連施設求人を公開しています(2023年10月19日時点)

看護師転職サイト介護関連施設の公開求人数
ナース人材バンクナース人材バンク約210,000件
レバウェル看護レバウェル看護約120,000件
看護roo!(看護ルー)看護roo!約84,000件
医療ワーカ―医療ワーカ―約62,000件
マイナビ看護師
マイナビ看護師
約58,000件

〔求人数〕各サービス求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月28日時点
※ 介護関連施設のヒット数1万件以上のサービスのみ掲載

加えて、同様の比較において、『ナース人材バンク』はクリニックや訪問看護の公開求人数でも上位に位置しています(2023年10月19日時点)

したがって、特にクリニック・訪問看護・介護施設へ転職したいと考えている看護師には、『ナース人材バンク』への相談を強くおすすめできます。

それだけでなく、『ナース人材バンク』の求人検索システムでは病床数で施設を絞り込むことができる点も注目ポイントです。

病床数で求人施設を絞り込めるシステムを開放している看護師転職サイトは比較的少ないので、これも『ナース人材バンク』が持つ特徴の1つだと言えます。

病床数の多い病院は比較的給料が高い傾向にあるため、より高年収の病院求人を探したい看護師は、『ナース人材バンク』から優先的に利用してみるのがおすすめです。

良い口コミ・評判③:応募先へ自分のことを強く推薦してくれる

ナース人材バンク』を利用した看護師からは、転職サイト側が応募先施設と積極的に情報交換・交渉を行ってくれたことを評価する口コミが多く寄せられました。

なかでも、応募を仲介するにあたって、応募先へ利用者のことを強く推薦してくれていたことがありがたかったとする評判が見られる点が特徴的でした。

口コミ・評判

40代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★☆4
良かったところは、細かく私の経歴や資格を聞いてそれにあった病院を2~3件ほど提案してくれました。
私の経歴上、この病院がお勧めですという病院を最終的に担当者の方と絞り、1件だけ面接を受けましたが、担当者の方が人事の方などに、強く勧めてくれていたことが就職して数か月後に知りました
担当者のサポートは、細かく履歴書や職務経歴書の添削、面接で聞かれるであろう質問、回答方法、前職を辞めるに至った経緯など、私の話しを聞いてまとめてくれました。おかげですぐに内定をいただけました。
就職してからも、電話やラインで現在の状況を聞いてくれたりしていてサポートが充実していると感じました。

口コミ・評判

40代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★☆4
担当者がとても親身に話しを聞いてくれて、自分の経歴や資格を生かせる病院の紹介や、自分がやりたい看護を聞かれ、それに合った病院も探してくれた。
内定して、就職した後も電話やLINEで状況を聞いてくれています
内定をもらった病院側にも、すごく私のことを推薦してくれていたようでした
悪いところは、この人材バンクではなかったと思います。

口コミ・評判

30代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★★5
提案された病院、クリニックの数は1度に3~4か所で、吟味し易かった。
また、自分の希望を伝えたとしても、エージェントによる都合で紹介されることが多かったが、今回は自分の希望に沿った病院やクリニックばかりを探し出してくれ、しかも自分が一番重要視する内容は揺るがないよう何度も確認しながら情報提供してくれた
また、コロナで直接指導できない代わりに電話で面接準備をしてくれたり、給与の交渉も先方と積極的に行ってくれ、全てが納得いく形で転職することができた
知り合いにも私のエージェントを紹介し、スムーズにかつ希望を変えることなく転職が成功し、知人も満足しており、やはり間違いないのだと確信した。

ナース人材バンク』を利用した看護師は総じて担当キャリアアドバイザーによる対応の良さを評価している傾向にありました。

なかでも目立ったのが転職活動中のフォローアップおよび入職後のアフターフォローを高く評価する口コミです。

転職活動中は、利用者の希望にしっかりと耳を傾けてくれるのはもちろんのこと、現職を辞めるかどうか、転職するべきか/しないべきかといったキャリアプラン一般にわたる相談にも乗ってくれ、一緒に悩んだり考えたりしてくれたことが嬉しかったという意見が複数寄せられています。

また、その裏では応募先に対して求職者のことをしっかりアピールしてくれており、利用者の転職成功を直接・間接に強くアシストしてくれます。

ナース人材バンク』利用者の声からわかったもう1つの特徴は、アフターフォローまで漏らさずカバーしてくれるという点です。

転職サイト・転職エージェントが支援するのは、基本的には利用者の内定承諾・入職までのプロセス。

入職後は、よほどのトラブルがあって利用者・入職先施設からの連絡がないかぎりは、あまりきめ細かなフォローを行わないところも珍しくありません。

ナース人材バンク』の場合では、入職後も継続・定期的にメッセンジャーアプリや電話などで状況や所感をヒアリングしてくれるなど、アフターフォローにも力を入れています。

利用者のキャリア選択に寄り添ったサポートを提供しようとしているひとつの証左と言えるでしょう。

転職活動自体不慣れであったり、入職後までちゃんとケアしてほしいという不安いっぱいの看護師は、『ナース人材バンク』に相談してみましょう。

2. ナース人材バンクの悪い口コミと評判からわかったデメリット

実際にサービスを利用して転職した看護師から寄せられた口コミ・評判を分析すると、ナース人材バンク』の悪い口コミ・評判は大きく以下の3点です。

悪い口コミ・評判①:担当キャリアアドバイザーからの電話連絡がしつこい

ナース人材バンクを利用したことがある看護師の口コミには、担当キャリアアドバイザーからの案件紹介の電話がしつこいという評判が複数見られました。

ナース人材バンクには「担当者からのレスポンスが速い」「依頼をしたらすぐに返答の連絡をくれる」という高評価が多い一方で、その裏返しとして連絡の頻回さに不満を持つ看護師が一定数存在するようです。

実際に編集部へ寄せられたナース人材バンク』の連絡・コミュニケーションに関する口コミ評判を見てみましょう。

口コミ・評判

30代前半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★☆☆☆☆1
電話が子どものお世話をしないといけない夕方にしつこいぐらいにかかってくる
こちらが急いで次の仕事を探してない状態なのに何度も何度も電話がかかってきて迷惑だった
こちらの状況は事前の情報入力で今すぐの求人でなくてよい、というところにチェックをいれているにも関わらず、ひっきりなしに着信がある迷惑で電話に出たくない

口コミ・評判

30代前半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★☆☆☆2
電話でしか詳しい求人情報を教えてもらえず、忙しい時に携帯で探す等があまりできなかった
電話で話をしたくても働いてたり、子供もいるためなかなか子供が寝るまで空き時間がなくスムーズに情報を得ることができなかった。
もっと病院情報や福利厚生、給料面等を情報公開してもらってタウンワークのようにいつでも誰でも見れるような感じで比べたりしたかった。

口コミ・評判

30代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★☆☆☆2
最初は軽い気持ちで登録したじぶんが悪いけど、一度登録するとしつこい電話が何度もなる夜勤前でもおかまいなし
落ち着いて考えたいのに提案なんだか、必要ないときにも電話がくる
必要ならこちらからかけようと思うのに、担当者は就職してくれたらお金が入るときいたけど必死すぎじゃないかと思う。
解約の仕方がわかりにくく解約できない。

このように、かなり頻回な電話連絡を受けたと不満を口にする看護師も少なくありません。

これはナース人材バンクに対して良い点数をつけた利用者のなかにも一定程度見られる傾向で、ナース人材バンクのキャリアアドバイザーは電話でのコミュニケーションを積極的にとろうとしてくるようです。

このことについてもう少し詳しく口コミを検討してみると、ナース人材バンクでは、利用者へ情報をいち早く届けようとしたり、転職活動の過程で困ったことが起きていないかを確認したりするために電話をかけてくることがあるようです。

口コミ・評判

30代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★☆☆3
自分の条件を細かく伝えて、それに見合った案件を探してくれるのは助かりました。また、忙しくて転職のことを放置してると気にかけてくれました。
顔は知らないけど、担当者はきちんとされた方でした。
まだ公になる前の募集案件が出ると連絡くれるのでそれは登録しておいて良かったなと感じました。
ただ、こちらの都合で電話に出れない時や一時的に転職活動を休止したい時にも毎日電話連絡がくるのは少し困りました

口コミ・評判

30代前半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★☆4
まず、最初に登録する内容がめんどくさい。どのサイトエージェントでも一緒だと思うが、情報の内容が詳しい住所までいるか?って感じだった。
でも登録したあとにすぐ連絡ついたし、相談もゆったりと聞いてくれたから話しやすかった!
メールでも求人が流れてきて、その都度確認できるし、ときどき、電話での確認もあったからないがしろにされてないのだと思えた

1番目の口コミにあるように、ナース人材バンクでは新着求人のなかに担当看護師の希望に合うものがあった場合、すぐに連絡して知らせてくれることがあるようです。

口コミのなかには「新着求人を一緒に検討してくれて助かった」とする別の看護師の体験談もあり、情報がフレッシュなうちに届けようとするアドバイザーが多い様子がうかがえます。

この場合、比較的多くの求人にあてはまるような希望条件(たとえば、「東京23区内でクリニック・正職員の求人」だけなど)を設定している看護師は頻回に連絡を受けることになるでしょうから、「電話連絡がしつこい」という感想につながる可能性が高いでしょう。

また2番目の口コミから推察できるように、キャリアアドバイザーのなかには、求人紹介のような明確な用件以外にもときおり状況確認の電話連絡をしてくれる人がいます。

転職活動に行き詰っていないか、他にサポートや提案できることはないかなどをくみ取るための声がけだと考えられ、こうした連絡は他の看護師転職サイトでも珍しくありません。

こうした対応については、2番目の口コミ投稿者のように安心感を感じる人もいる一方で、わずらわしさを感じる人も少なくはないでしょう。

ナース人材バンクには上記のような積極的なコミュニケーションをとろうとするアドバイザーが多いと考えられ、「電話連絡がしつこい」という評判には、一定程度これが関係していると考えられます。

ただし、ナース人材バンクを利用した看護師の口コミのなかには、「通話可能時間帯を最初に申し合わせでき接遇も良かった」「LINEでのやり取りをとってもらえて快適だった」と、特に電話連絡による不満を抱かなかった看護師も多くいます

口コミ・評判

40代前半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★☆4
日勤のみ。土日休み。それ以外の案件は連絡しないでほしいという、私の希望にそってピンポイントで案件を伝えてくれた
初回に詳しく打ち合わせをし、電話時間帯などきちんと伝えてくれた
担当はいつも同じ人で、接遇もきちんとしていた
面接後のフォローや、転職1か月後のアフターの連絡もきちんとくれ、満足しています。

口コミ・評判

30代前半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★★5
とにかく担当者のレスポンスが早いため、ストレスなくコミュニケーションが取れていました。
また、求人に対して気になる事は全て質問していましたが、しっかりと求人先に確認し、返信をしてくれていたので信頼度も高かったです。
元から有名な転職サイトであったため安心感もありました。
担当者は女性でしたが、ハキハキとしており頼りがいもありました。
また、全てラインや通話でのやり取りであり、対面での面談もなかったので、都合の良い時間で利用できたのも助かりました

つまるところ、利用者の側から強くはっきりと要望を伝えれば、ナース人材バンクのアドバイザーは電話連絡の頻度・時間帯をあなたに合わせたものにしてくれたり、LINEやメール中心の連絡に切り替えてくれたりします

電話連絡を必要最小限に抑えたい看護師は、初回面談(登録後にかかってくる電話等での面談=キャリアカウンセリング)の場で以下のようなリクエストを行いましょう

看護師転職サイトのしつこい電話連絡を未然に回避する方法

  • 「電話連絡は極力控え、LINEやメールなどの連絡を中心にしてほしい」旨をはっきりと伝える
  • 特定の時間帯の電話だけ避けたい場合は通話しやすい時間帯を伝える
  • 夜勤など変則的なライフサイクルをおくっている場合は「すべてLINE・メールでの連絡をしてほしい」と伝えたうえで、「通話の必要がある急ぎの連絡などはテキストでその旨伝えてほしい。空き時間を持て次第こちらから折り返す」と伝える

また最近では、そもそも登録直後にLINEでの利用案内を行ってくれるようです。

Q. LINEでのやり取りは可能ですか?

可能です!ご登録後にLINEのお友達追加のご案内をお送りしますので、お手続きをお願い致します。
(お手続きは10秒程度で完了します!)

〔出典〕ナース人材バンク公式Webサイト:ナース人材バンクとは?,2023年10月11日閲読.

そして、もし上記を依頼しても改善しないキャリアアドバイザーに遭遇した場合には、迷うことなく担当者変更の依頼を出すべきです。

看護師はそもそも、シフト制勤務など変則的な生活リズムを送っている人が多い職業です。

同時に、その理解は当然人材紹介会社の側も持っていてしかるべきものです。

「電話連絡を受けたくない時間がある」ことに理解を示せないアドバイザーがいたとすれば、それは真に看護師に寄り添ってくれる人ではないと考えて良いでしょう。

悪い口コミ・評判②:担当アドバイザーの接遇が悪いケースがある(担当者によって質に差がある)

全体に占める割合は少ないながらも、ナース人材バンクを利用した看護師から寄せられた口コミのなかには「担当アドバイザーの接遇・対応が良くない」とする不満の声が見られました。

これについては、ナース人材バンクを1度利用するなかで複数のスタッフ・キャリアアドバイザーの対応を受けたという次の看護師の証言が代表的です。

口コミ・評判

20代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★☆4
私を担当してくれた方が本当に丁寧な仕事ぶりで希望の転職先を探すことができました。
2回ほどお子様の発熱で電話相手が違う人になったことがありましたが、対応が全然違ったので、会社の評価よりも担当者との相性も大切なんだなと思えました
友達には担当者経由で登録してもらって、みんな良いところを見つけてもらっています。お金も大事ですが、職場環境(他の人の退職理由など)をしっかり隠さず教えてもらえるのが良かったです。

また、担当者間によるサポートの違い・相性の差については、別の看護師も言及しています。

たとえば、以前にもナース人材バンクを利用したことがあり今回の転職でもリピートしたというこの看護師は、担当者の違いによる利用体験の差について次のように評価しています。

口コミ・評判

40代前半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★☆☆3
オススメの転職先を紹介されるが、以前に退職した事のある病院の話もきかされた。
2度目の利用であった為、以前とは違う担当者になり、以前の話(退職に至った経緯も当時相談していた)は申し送りされていないようであった
全てを一から話さなければならなかった事と、退職済みの職場をオススメしていくる言葉は、過去の流れを話した上でも続いたため、担当者によっては考え物だと思った。
自分と相性の合う担当者であれば、聞きたい情報を収集してくれ、親身になってくれる。好印象であった。

過去の利用時における情報などは、個人情報保護の観点から破棄されているなどした可能性もあるため、是非を論じがたい点です。

とはいえ、利用者の立場からすれば、「以前の利用情報くらいは引き継いでほしい」と思うのは仕方がないことですよね。

ただ、たとえば前回利用時の担当アドバイザーの名前がわかれば、その人から情報共有を受けるよう依頼するなどもできるでしょう。

もし前回の利用状況を伝えた上でも白紙からのスタートであれば、こうした不満感につながるのは無理もありません。

また、同じくナース人材バンクを利用した別の看護師は、毎回異なる担当者に対応されて何度も同じ説明をするはめになったと語っています。

口コミ・評判

20代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★☆☆☆2
良い点は、迅速に連絡を頂ける所です。
連絡をした翌日には必ず電話とショートメールで連絡が来るので、すぐにでも転職を希望していて紹介して欲しい人や、転職の相談をしたい人にとってはいいと思います。
悪い点は、担当する人が毎回違う事や、こちらから少し前に連絡した情報の共有は全くされていない為毎回のように現在の状況や希望を離さなければならない事です。
また、良い点の裏返しとして連絡がとても頻回です。

1人の看護師に対して複数の異なるキャリアアドバイザーが対応するケースにはさまざまな要因が考えられます。

たとえば前掲の口コミにもあるような、担当アドバイザーが何らかの理由で休暇を取っている場合。

こうした偶発的な事態に加えて、応募する求人施設と直接やり取りしている別の担当者が、その人のほうが詳しいからと登場することも、人材紹介会社では起こり得る事態でしょう。

上掲の口コミでナース人材バンクにおいて複数の担当者が登場した経緯は未詳であるものの、担当者間での情報共有がうまくいっていない場合には、上掲のような不満を抱く可能性もあるでしょう。

なかには、「内定承諾の回答期限を事前に伝えてもらえず、直前になって急に催促された」という不満を語る口コミもありました。

口コミ・評判

20代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★☆4
担当さんの対応はとても丁寧でした。質問されやすい内容や入職試験に関する過去問など教えてくださり、心の準備をして就職試験に挑めました。
登録後すぐに電話がかかってきたりするのは、転職を無理に勧められそうな気がして怖かったのでやめてほしいなと思いました。
また、内定を受けるかどうか明日までに決めてほしいと、急に言われたときには戸惑いました
仕事を受けるということは自分にとっては大事な決断になってくるので期限があるのであれば前もって伝えてほしかったです

こうした情報提供・段取りのミスは利用者にとってはたまらないものです。

この利用者の場合はほかのサポートにおいて良い担当アドバイザーに出会えたようで比較的満足度の高い結果になったようですが、仮に上述のような不安・不信感につながるトラブルが多い場合には、担当アドバイザーの変更依頼を行うのがベストでしょう。

悪い口コミ・評判③:事前に聞いていた施設の情報が事実と異なっている

ナース人材バンクを利用した看護師からの口コミのなかには、働き始めてみると事前に聞いていた情報と違っていたというネガティブな意見もありました。

事前にキャリアアドバイザーから聞かされていた施設・職場の雰囲気などが実情と異なっていたという口コミで、程度の大小はさまざまではあるものの、入職後にがっかりしたという看護師が少数存在します。

実際に寄せられた口コミを見てみましょう。

口コミ・評判

40代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★☆☆☆☆1
実際に入職してみると、転職サイト・エージェントからの説明と全く異なっていた
転職サイト・エージェントからの説明では、入職先の職場では、退職者が殆どおられず、募集枠がなかなか空かないということでした。
それだけ、長年勤続できるほど、職場環境が良いですと言われ、安心して転職しました。
ところが、実際に入職してみると、十数人単位で次々とスタッフが辞めていく状況で、とてもスタッフの入れ替わりが激しい職場で大変でした

口コミ・評判

40代前半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★☆☆3
転職をする際、土地柄や職場の雰囲気、福利厚生など知りたいことが沢山あり、聞けば情報を得ることは出来たのですが実際に働いてみるとエージェントの人が言っていた内容に違いが多くあり、自分の友人をつたって情報を収集したほうが確実だと実感したからです。
就職してしまえばその後の関係性は断たれてしまうし、転職先を決断したのは自分なので、不満があっても自己責任ではあるのですが、もっとリアルな情報を教えてほしかったです。

口コミ・評判

30代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★☆☆3
はじめは、離職率も低く、残業も比較的少ないです。給料も、高くなかなか出ない求人だと、言われて就職したが実際は、簡単に辞めさせてもらえない、残業はほとんど毎日。給料は高いが、残業が多いからと、伝達された情報と違い、細かい説明もなく少し雑な印象
自分たちの友人のツテで情報を収集した方が、リアルで良かったと思う。

求人施設に関する誤った情報提供は、望まぬキャリア選択を引き起こしかねないため、利用者にとっては絶対にやめてほしいことの1つと言えます。

待遇面であれば内定承諾前の条件交渉の場で入職前に解決できるものの、職場の雰囲気や人間関係などの情報が誤った認識のまま転職してしまうと、「こんなはずではなかった」と後悔につながる恐れもあるので、細心の注意が必要です。

本来、転職先の内情や実態はキャリアアドバイザーが正確かつ詳細に伝えるべきと考えられます。

しかし、情報を正しく把握していない担当者のサポートを受けてしまったために、施設の内情を知らないまま転職してしまった看護師もいるようでした。

ただし、こうした情報提供への不満がある一方で、ナース人材バンクを利用した看護師の口コミには、キャリアアドバイザーからの病院・施設に関する情報提供が有用だったとする評価も多く存在します。

口コミ・評判

20代後半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★☆4
前職で、急性期病棟で急変が頻繁にあり、いつも慌ただしい雰囲気の中で働く事が自分には向いていなかったことを伝えました。
そうしたら担当者の方が共感してくださり、「向いていないなんて思わなくていいんです。合う合わないは皆あって、次は忙しいながらも楽しいと思える自分に合った職場探しをお手伝いします!」と心強く言ってくださりました。
落ち込んでいた時だったので、こういう気遣いのある言葉はとてもうれしかったです。その方は女性で同性ということもあり話しやすかったです。男性は、結構淡々としていていかにも事務的でした。
よかったのは女性の担当者さんは、紹介先の病院や施設によく足を運んでいるようで、雰囲気や仕事内容、働いているスタッフの年齢層や年数まで把握していて、見学前に転職希望先の情報をとても知る事ができよかったです
あまり評判が良くない施設ばかり勧められるという事はなく、隣県の千葉県のそれなりに大きな規模の病院の求人もあり、求人数は多いなと思いました。
履歴書の志望動機をメールで送るように言われ、送信後翌日すぐに添削してくださり細やかなところまで助けてくださりました。

口コミ・評判

30代前半・『ナース人材バンク』を利用
評価:★★★★☆4
求人誌に載っていない求人を教えてくれた。
仕事のことだけではなくライフスタイルの面からも仕事探しをサポートしてくれて、悩み相談にも親身に乗ってくれてありがたかった。
特にお金のことや仕事のことは周りの人には相談しにくく、職場の人に相談すると引き止められやすかったので第三者の視点から見てもらえるのがとても嬉しかった
。必ずしも転職を推奨するのではないスタイルもありがたく、なんとなく良いところが見つかったら良いなと思う程度の自分でもこころよく求人を探してくれて嬉しかった。
他の病院や施設を参考にさせていただく際も、情報提供がわかりやすかった

もっと言えば、ナース人材バンクでは入職後にも電話・LINEでの連絡によるアフターフォロー(問題なく就労できているかなどのヒアリング)が行われており、これに対する安心感・納得感を表明する口コミが顕著に目立つという特徴がある転職サイトです。

入職後の定着にも注力している人材紹介会社なので、冒頭に挙げたような誤った情報提供は本意ではないと考えられます。

付け加えるなら、ミスマッチによる早期離職が頻回に起これば、人材紹介会社としての信頼も損なわれ、マイナスにしかなりません。

基本的には、大手の人材紹介会社が故意に求人施設の利点ばかりを訴えて応募・入職を迫るようなことはないと考えて良いでしょう。

上掲のようにアドバイザーからの情報提供を有用とする口コミが多くあるので、基本的にはあまり懸念せずに利用して問題ないと考えられます。

しかしながら、実際に情報提供を受けてみて懸念感が拭えない場合については、他の看護師転職サイトに登録して同施設の雰囲気・事情について尋ねてみるなど、セカンドオピニオンを求めるのも有用です。

これは、ナース人材バンクを利用する場合にかぎらず、すべての看護師転職サイトについても同様に言えることです。

当記事の第8章では『ナース人材バンク』以外にも口コミ・評判が良い看護師転職サイトを紹介しているので、可能であれば掛け持ち登録してみるのがおすすめです。

3. ナース人材バンクの総合評価と口コミ・評判まとめ

ナース人材バンク』を利用した口コミ・評判をもとに、「総合満足度」「求人の質・量」「サポート力」で評価しました。

ナース人材バンク

総合満足度

3.8

求人の質・量サポート力

3.7

4.0

おすすめ看護師はこんな人
おすすめ資格看護師准看護師
おすすめ施設形態病院クリニック介護施設訪問看護
おすすめ年代20代30代40代
おすすめ属性常勤全国北海道東北首都圏・関東関西東海中国・四国九州沖縄

ナース人材バンク』は、年間10万人以上の看護師さんが利用する人気の看護師転職サイトです

全国各地12箇所に拠点を持ち、地方求人を多く取り揃えていることが大きな魅力です。

求人の内容も、病院からクリニック、訪問看護、介護施設、治験(CRC)の求人まで多岐にわたります。

また、総合満足度から分かるように利用者の満足度が高い点も特徴的です。

実際にナース人材バンクを使い転職した約97%看護師さんが、「サービスに満足した」と評価しています。

ここから、ナース人材バンク』の利用者の評判・口コミの一部を紹介します。

ナース人材バンクの口コミ・評判

口コミ・評判

匿名さん・看護師
総合評価:★★★★★5
回答がとても丁寧で常に親身になってサポートしてくれました。
電話とLINE常に連絡が取れるところもポイントが高かったです。

口コミ・評判

匿名さん・看護師
総合評価:★★★★★5
細かく私の経歴や資格を聞いてそれにあった病院を2~3件ほど提案してくれました
私の経歴上、この病院がお勧めですという病院を最終的に担当者の方と絞り、1件だけ面接を受けましたが、担当者の方が人事の方などに、強く勧めてくれていたことが就職して数か月後に知りました。
担当者のサポートは、細かく履歴書や職務経歴書の添削、面接で聞かれるであろう質問、回答方法、前職を辞めるに至った経緯など、私の話しを聞いてまとめてくれました。おかげですぐに内定がいただけました。
就職してからも、電話やラインで現在の状況を聞いてくれたりしていてサポートが充実していると感じました。

口コミ・評判

匿名さん・看護師
総合評価:★★★★★5
お世話になった「ナース人材バンク」さんは ボーナスや勤務 時間などについて入職した後にトラブルが起きないよう 給与・勤務時間などが明記された 「雇用概要確認書」を渡してくれました。

口コミ・評判

匿名さん・看護師
総合評価:★★★☆☆3
電話が子どものお世話をしないといけない夕方にしつこいぐらいにかかってくる
こちらが急いで次の仕事を探してない状態なのに何度も何度も電話がかかってきて迷惑だった。
こちらの状況は事前の情報入力で今すぐの求人でなくてよい、というところにチェックをいれているにも関わらず、ひっきりなしに着信がある。

口コミからは、ナース人材バンク丁寧にサポートしてくれる看護師転職サイトであることがわかります。

キャリアアドバイザーの手厚が特に評判のため、転職活動の心強いパートナーとなってくれるでしょう。

次章では、総合評価と口コミ・評判からわかったナース人材バンク』の特徴について、詳しく解説していきます。

4. 口コミ・評判からわかったナース人材バンクの特徴5選

本章では、評判や口コミからわかったナース人材バンクの特徴をご紹介します。

特徴①:非公開求人数が多い

ナース人材バンクは公開求人だけではなく、一般には公開されていない非公開求人を多数保有していることが特徴です。

非公開求人とは、転職サイトに登録しなければ閲覧できない求人であり、転職サイト上には掲載されていません。

非公開求人がある理由として、「公開すると応募が殺到してしまう人気求人である」「条件に合う人だけに紹介したい」などがあります。

非公開求人を多数保有しているということは、人気の優良求人や質の高い求人が多いといえるでしょう。

好条件・高収入の非公開求人を多く取り扱っている点は、他の看護師転職サイトと比べてナース人材バンクの強みです。

特徴②:転職サポートが手厚く・丁寧

口コミからも分かる通り、ナース人材バンクは転職サポートが丁寧で手厚いという特徴があります。

キャリアカウンセリングを十分に行い、転職に至った経緯などを踏まえ、求職者に合った転職先の提案をしているようです。

履歴書や職務経歴書の作成・添削サポートも充実しており、転職に慣れていない方にとって心強い味方となってくれるでしょう。

さらに、転職後も電話やメールで現状を確認してくれるため、転職サポート終了後に不安な点があれば相談に乗ってくれます。

ナース人材バンクは、転職サポートやキャリアカウンセリング内容が充実しており、丁寧な支援が評判です。

特徴③:全国12ヶ所に拠点があり地域の求人に詳しい

ナース人材バンクは、全国12か所の拠点で看護師さんの転職をサポートしています。

各地域に特化したキャリアアドバイザーが在籍しており、地域求人に詳しいことが大きな特徴です。

各地域の特性を理解したうえで求人を紹介するため、初めて地方で転職する看護師さんでも安心して任せられるでしょう。

さらに、ナース人材バンク全国に事業所があるため、地方在住であっても対面サポートが可能です。

面接対策や書類添削などは、直接アドバイスをもらった方が理解が深まるため、できれば拠点へ足を運ぶと良いでしょう。

以下に事業所一覧をまとめていますので、ご自身のお住まいから近い事業所を確認してみてください

ナース人材バンクの全国事業所一覧

場所住所最寄駅
東京事業所東京都港区芝公園2-11-1
住友不動産芝公園タワー
都営三田線「芝公園駅」
出口A3より徒歩2分
札幌事業所北海道札幌市中央区北5条西2-5 JRタワーオフィスプラザさっぽろ19F/20FJR線「札幌駅」直結
仙台事業所宮城県仙台市青葉区中央3-2-23
野村不動産仙台青葉通ビル2F
JR 仙石線「あおば通」駅
徒歩1分
大宮事業所埼玉県さいたま市中央区新都心11-2
ランド・アクシス・タワー17F
JR線「さいたま新都心駅」
西口より徒歩1分
千葉事業所千葉県船橋市本町1-3-1
船橋フェイスビル10F
JR線「船橋駅」
南口より徒歩1分
横浜事業所神奈川県横浜市西区北幸1-11-11
NMF横浜西口ビル4F
横浜市営地下鉄「横浜駅」
9番出口より徒歩3分
名古屋事業所愛知県名古屋市西区名駅2-27-8
名古屋プライムセントラルタワー11F
地下鉄桜通線「名古屋駅」
1番出口より徒歩4分
京都事業所京都府京都市下京区西洞院通塩小路上ル
東塩小路町608?9日本生命京都三哲ビル8F
JR 京都駅 中央口
(烏丸中央口)徒歩5分
大阪事業所大阪府大阪市北区大淀中1-1-88梅田スカイビル タワーイースト25F/26FJR各線「大阪駅」より徒歩9分
神戸事業所兵庫県神戸市中央区江戸町95
井門神戸ビル4F
地下鉄海岸線「三宮・花時計駅」
より徒歩2分
広島事業所広島県広島市南区京橋町1-23
三井生命広島駅前ビル7F
JR線「広島駅」から
徒歩6分
福岡事業所福岡県福岡市中央区天神4-2-20
天神幸ビル7F
天神地下街東1b番出口
より徒歩1分

事業所一覧をもっと見る

特徴④:年間10万人の看護師が利用している

ナース人材バンクは長年運営されてきた信頼と実績のある転職エージェントとして、現在でも多くの看護師に利用されています。

年間で10万人以上にも利用されているので、非常に多くの人たちから今なお支持され続けていることがわかります。

紹介している求人数の量や質、サポートなどに良い評判が多く、まずは登録しておきたい転職エージェントと言えるでしょう。

特徴⑤:利用者の満足度が高い

ナース人材バンクは利用者の満足度が高い点も特徴です。

実際にナース人材バンクが行なった調査によると、利用者の97%がサポート内容や求人に満足しています。

2023年度にはオリコン顧客満足度調査の看護師転職において総合1位を獲得しています。

利用者が多いだけでなく、実際に利用した人の満足度も高い転職エージェントなので安心して利用できるでしょう。

5. ナース人材バンクがおすすめな人

ナース人材バンクおすすめな人の特徴は、以下の通りです。

上記のいずれかに当てはまる方は、まずは一度登録して、求人を探してみましょう

ブランクがあり、手厚いサポートを受けながら転職したい人

ブランクがあり、サポートを受けながら看護師転職を進めたい方は、ナース人材バンクの利用がおすすめです。

ナース人材バンクは、キャリアアドバイザーから丁寧且つ手厚いサポートを受けられるという口コミ・評判が散見されました。

利用者一人ひとりに専任のキャリアアドバイザーがつき、履歴書の添削や面接対策を行ってくれるなど、転職活動に関してなんでも相談しやすい環境を整えられることが特徴です。

ブランクがあり効果的なアピール方法がわからない方転職が初めてで不慣れな方にとって、強い味方となってくれるでしょう。

さらに、電話やメールなどの連絡が早いことも特徴であり、スピード感を持って転職を進めたい方にとって利用価値の高い看護師転職サイトといえます。

しっかりとサポートを受けたい方にとってメリットの大きい看護師転職サイトであるため、ぜひナース人材バンクへの登録がおすすめです。

まずは多くの求人を見てみたい人

とにかく多くの求人を見比べたい方は、ナース人材バンクへの登録をおすすめします。

口コミ・評判からも分かる通り、ナース人材バンクは、公開・非公開求人数の多さに強みのある看護師転職サイトです。

たとえば、メリットでもお伝えした通り介護施設系の求人が多いなど、病院だけに限らず、幅広い施設・職場の求人を豊富に取り揃えています。

クリニックや訪問介護の看護師求人も取り扱っているため、まだ働きたい施設が定まっていない方にぴったりと言えるでしょう。

また、好条件の非公開求人も多数揃っているため、自分一人では見つけられない貴重な看護師求人との出会いが待っているかもしれません

ナース人材バンクは、主要な看護師転職サイトの中でも質の高い求人が多いため、「幅広い看護師求人から比較して決めたい」という方は特におすすめです。

多分野にわたる職種に対応しているため、まずは気軽に求人検索から始めてみると良いでしょう。

施設の詳しい内情を知りたい人

施設の詳しい情報を知ってから転職先を決めたい人には、ナース人材バンクへの登録がおすすめです。

ナース人材バンクのキャリアアドバイザーは、施設の採用担当者と関係を築いているため、病院やクリニックといった施設内部の情報を持っています

今まで積み重ねてきた情報網を駆使して、求人票だけでは分かり得ない詳細な情報をあなたに教えてくれると評判です

施設側がどういった人材を求めていて何をアピールすれば響くのか、職場の雰囲気や人間関係はどうなのか、など転職前に知りたい情報はさまざまです。

転職前に知っておきたいポイントを共有してくれるため、入職後のギャップを小さくすることができるでしょう。

施設の情報を事前に知り、安心して転職活動を進めたい人にとって、ナース人材バンクは強くおすすめできる看護師転職サイトです。

【ポイント】看護師転職サイトは複数併用するのがおすすめ!

看護師転職においては、転職サイトを1つに絞らず、複数併用するのがおすすめです

看護師転職サイトを掛け持ち利用するメリットは、主に次の3点です。

  • 最適なキャリアコンサルタントを選べる
  • 用途によってサイトを使い分けられる
  • 独占案件をカバーできる

(1)最適なキャリアコンサルタントを選べる

転職サイトを活用する場合、いかに優秀なキャリアコンサルタントに担当してもらうかが重要となります

相性の良いキャリアコンサルタントに相談できれば、自分でも意識できていなかった潜在的なニーズや、具体的なキャリアビジョンを明確にしてもらうこともできるでしょう。

複数の転職サイトに登録しておくことで、キャリアコンサルタントとの相性を見極めながら、効率的に転職活動を進めていくことができます。

(2)用途によって転職サイトを使い分けられる

転職サイトを併用することで、用途によって看護師転職サイトを使い分けることができます

求人量・業界知識・面接対策・職務経歴書添削など、それぞれの転職サイトの得意とするサービスを同時に受けることが可能です。

(3)独占案件をカバーできる

それぞれの転職サイトは、そのサイトでしか取り扱っていない「独占案件」を保有しています

独占案件は、各エージェントに登録することで、応募が可能になります。

転職サイトを複数利用することで、より多くの選択肢の中から、自分の希望に最も合致する求人を見つけやすくなるのです。

すぐにでも転職したい人

ナース人材バンクは、すぐにでも転職したい人にもおすすめの転職エージェントです。

ナース人材バンクの悪い評判の中には「連絡がしつこい」という声も見られましたが、これは裏を返せば非常に転職に対して熱心に求人紹介を行ってくれるというメリットでもあります。

そのため、すぐにでも転職したいと考えている人にとっては、連絡が多く求人をすぐに紹介してくれるのはむしろありがたいと思えるでしょう。

求人紹介をスピーディに行ってくれるので、今すぐ転職を考えている人にはピッタリなサービスです。

男性看護師として働きやすい求人を探している人

ナース人材バンクは、男性看護師として働きやすい求人を探している人にもおすすめです。

近年は男性看護師も増加傾向にありますが、まだまだ女性が中心の職場も多くあるため、男性の中には「できれば同性の人がいた方が働きやすい」と考えることもあるでしょう。

ナース人材バンクは他の転職サイトに比べて求人数が圧倒的に多いので、男性看護師の多い職場をピックアップして紹介してくれる可能性もあります。

実際に掲載されている求人にも「男性看護師多数」など表記されていることもあるので、働きやすい環境も探しやすいです。

6. ナース人材バンクをおすすめしない人

ナース人材バンクの利用をおすすめできない人の特徴は、以下の通りです。

中長期的にゆっくり転職活動を進めたい人

中長期的に自分のペースでゆっくりと転職活動を進めたい方には、ナース人材バンクはおすすめできません。

ナース人材バンクに限らず、看護師転職サイトには重点的にサポートを受けられる期間が3カ月と定められている場合が多く、長いスパンで転職活動を進めたい方には不向きのサービスです。

比較的短い期間で、スピード感を持って転職活動を進める場合以外は、看護師転職サイトを利用しない方が賢明といえるでしょう。

さらに、看護師転職サイトでは応募を急かされるなど、あなたの転職活動のペースを乱されることもあります

自分のペースで進められないことにストレスを感じる方は、ナース人材バンクを使わない方がスムーズに転職が進むでしょう。

ご自身のペースを大切にしたい方や、ゆっくり時間をかけて転職活動を進めたい方は、『ジョブメドレー』などの転職サイトの活用がおすすめです。

連絡が多いと困ってしまう人

ナース人材バンクは、頻繁に連絡が入ると困ってしまう方は利用しない方が良いでしょう

口コミにもありましたが、ナース人材バンクは、案件紹介などの電話連絡がしつこいという悪い評判が見受けられました

対応が早いという点においてメリットではありますが、ゆっくり転職と向き合いたい方にとっては、少々強引に感じてしまうかもしれません。

さらに、現職を続けながら転職活動を進める方にとっては、業務中の連絡は煩わしく感じてしまうでしょう

したがって、連絡が多い看護師転職サイトを利用したくない方は、ナース人材バンクは登録しない方が良いといえます。

連絡の多さが気になる場合は、電話ではなくメールのみで対応可能か確認してみるとよいでしょう。

7. ナース人材バンクを利用する前に確認したい基本情報

ナース人材バンクは利用するメリットが多い転職エージェントですが、実際に登録する前に基本情報を確認しておきましょう。

ここでは、以下2点について解説します。

主なサービス内容や事業内容

ナース人材バンクは株式エス・エム・エスが運営する看護師向けの転職サービスです。

求人紹介はもとよりキャリアアドバイザーからのアドバイスなどを無料で受けられます。

求人は日本全国どこの求人も扱っており、事業所も全国に点在しているので多くの人にとって利用しやすいでしょう。

具体的な情報は下記を参考にしてください。

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ナース人材バンク
運営会社株式会社エス・エム・エス
対応地域北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県
愛知県・岐阜県・静岡県・三重県
大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県
広島県・岡山県・鳥取県・島根県・山口県
徳島県・香川県・愛媛県・高知県
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
サービス求人紹介・キャリアアドバイス・書類選考対策・面接対策・条件交渉・退職アドバイス
公開求人数(2023年10月時点)約21万件
利用料金無料
営業時間平日:9:30~20:00 休日:9:00~18:00
Pマーク取得済み
厚生労働大臣許可取得済み

ナース人材バンクの他社と比較した特徴

ナース人材バンクを求人数を他社と比較すると以下のとおりです。

看護師転職サイト介護関連施設の公開求人数
ナース人材バンクナース人材バンク約210,000件
レバウェル看護レバウェル看護約120,000件
看護roo!(看護ルー)看護roo!約84,000件
医療ワーカ―医療ワーカ―約62,000件
マイナビ看護師
マイナビ看護師
約58,000件

〔求人数〕各サービス求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月28日時点
※ 介護関連施設のヒット数1万件以上のサービスのみ掲載

 

上記の通りナース人材バンクの保有求人数は他社と比較しても圧倒的に多いことがわかります。

求人数が多いということはそれだけ自分にとって最適な職場も見つかりやすく、理想的なキャリを歩める可能性も高まるでしょう。

8. 【口コミつき】ナース人材バンクのほかにおすすめな看護師転職サイト5選

ナース人材バンクは、「電話がしつこい」「強引に応募させようとしてくる」といった評判も目立ちました。

  • 今すぐ転職するつもりはない
  • 自分のペースでゆっくり転職先を探したい

という方は、ナース人材バンクではなく、以下の看護師転職サイトを利用した方が良いでしょう。

数ある転職サイトの中から、以下の3点を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

看護師転職サイトの比較・選定基準

  • 提案力
    看護・医療業界におけるキャリアの築き方や求人の選び方を提案してもらえるか
  • 求人の質・量
    求人数が豊富か・条件のよい案件が多いかなど、いかに良質な求人が揃っているか
  • サポート力
    求職者に合わせたサポートがあるかどうか、必要なサポートを受けられたか

さらに、当サイトが看護師723人を対象に行った独自アンケートの調査結果を加味し、利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、看護師におすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。

看護師転職サイトサービスの特徴
看護roo!(看護ルー)看護roo!(看護ルー)
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約6.3万件|満足度:4.3
アンケート満足度平均1位の人気転職サイト
手厚いサポートが魅力の定番サービス
20代30代40代
常勤首都圏関西東海
レバウェル看護レバウェル看護
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約14.0万件|満足度:4.2
突出した公開求人数に注目!
施設の内部事情にとても詳しいアドバイス抜群の転職サイト
20代30代40代
常勤パート・非常勤全国北海道東北首都圏関西東海中国・四国九州
マイナビ看護師
マイナビ看護師
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約4.6万件|満足度:4.0
求人検索システムの使いやすさは必見!
看護師の一般企業・治験関連企業転職にも強い
20代30代40代一般企業
常勤パート・非常勤全国首都圏関西東海
ナースではたらこ
ナースではたらこ

公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約9.3万件|満足度:3.9
スピーディかつ質の高い提案が評判!
求人数が豊富で地方にも強いのが魅力
20代30代40代
常勤パート・非常勤全国東北首都圏東海関西中国・四国九州
医療ワーカ―医療ワーカ―
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数:約5.9万件|満足度:3.7
コンパクトで質の高い求人提案が高評価!
若手向け・ミドルシニア向けなどキャリア別の求人も探しやすい
20代30代40代50代・60代以上一般企業
常勤パート・非常勤全国首都圏東海関西

〔求人数〕2023年10月19日時点

どの看護師転職サイトを利用するか迷った場合、ナース人材バンクとともに、上掲の転職サイトから1社ほど選んで登録してみることをおすすめします。

特に1位の『看護roo!(看護ルー)』は求人の数が多いだけでなく綿密なサポートが評判の人気転職サイトで、面接同行選考アドバイスなど質の高い支援を評価する口コミが多く寄せられたサービスです。

初めて転職する看護師からキャリアアップ・年収アップを目指す看護師まですべての人におすすめできる転職サイトなので、1つ目のサイトに迷ったら『看護roo!』を試してみましょう。

 

ここからは、各転職サイトの特徴について、実際に利用した看護師の口コミ評判とともに解説していきます。

注意:ナース人材バンクは「派遣」に対応していない

ナース人材バンクに登録する際、ひとつ注意しなくてはいけないのは「派遣の求人には対応していない」という点です。

もし派遣としての看護師転職を考えているのであれば、派遣求人を豊富に掲載している『レバウェル看護派遣』の利用をおすすめします。

看護師におすすめの派遣会社については下記の記事で詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

(1)看護roo!(看護ルー)

看護roo!

総合満足度

4.3

求人の質・量サポート力

4.2

4.4

おすすめ看護師はこんな人
おすすめ資格看護師准看護師助産師
おすすめ施設形態病院クリニック介護施設訪問看護保育施設
おすすめ年代20代30代40代
おすすめ属性常勤首都圏関西東海

看護roo!のおすすめポイント

  • 10年以上・数十万人の看護師を支援してきた実績を持つ、業界最大手級サービス
  • 利用者満足度は驚きの96.3%(看護roo!調べ)
  • きめ細かなサポートや提案力など、利用者から満足の声が多数!

看護roo!(看護ルー)』は、Career Theory編集部が実施したアンケートで総合満足度No. 1の看護師転職サイト(看護師専門転職エージェント)です。

公開求人数は6万件以上(2023年10月16日時点)、さらに登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。

希望の施設形態や、担当業務など、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるので、希望にぴったりの求人を見つけることができるでしょう。

30年以上にわたる転職支援実績を有し、特に看護師など医療職のキャリア支援に強みを持つ人材紹介会社である株式会社クイック(東証プライム上場企業)が運営する転職サイトで、面接時も希望者には専任のアドバイザーが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが評判のおすすめ転職サイトです。

たくさんの看護師から支持される人気の転職サイトなので、どの転職サイトを利用するか迷っているときは、まずはこの『看護roo!』から試してみましょう

看護roo!(看護ルー)の基本情報・求人数

看護roo!(看護ルー)』の取り扱い求人について、求人検索システムで検索できる項目の一部や、主な検索項目における公開求人数を表にまとめました、

上下にスクロールできます

求人検索で検索できる項目
職種(資格)看護師、准看護師、保健師、助産師
雇用形態常勤、パート(非常勤)、契約社員
勤務形態(働き方)2交代、3交代、日勤のみ、夜勤のみ
施設形態一般病院、大学病院、一般+療養、療養型病院、精神病院、クリニック、訪問看護、介護施設、健診センター、保育園・学校、その他
担当業務病棟、外来、オペ室(手術室)、救急外来、ICU系、透析、訪問看護、介護・福祉系、検診・健診、保育園・学校、訪問診療、内視鏡、その他
診療科検索項目なし(キーワード検索で絞り込んで探すことが可能)
地域北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県
愛知県・岐阜県・静岡県・三重県
大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県
広島県・岡山県・鳥取県・島根県・山口県
徳島県・香川県・愛媛県・高知県
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
こだわり条件(一部)4週8休以上、土日休み、駅徒歩5分以内、車通勤可(駐車場有)、寮あり、託児所あり、ブランク・未経験可、電子カルテあり

〔出典〕看護roo!求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月16日時点

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主要な検索項目の公開求人数
職種(資格)
看護師約59,000件
准看護師約37,000件
保健師約1,200件
助産師約720件
雇用形態
常勤約48,000件
パート(非常勤)約25,000件
契約社員約1,500件
勤務形態(働き方)
2交代約11,000件
3交代約2,100件
日勤のみ約53,000件
夜勤のみ約4,700件
施設形態(主要な項目のみ抜粋)
一般病院約8,700件
クリニック約12,000件
訪問看護約5,800件
介護施設約26,000件
担当業務(主要な項目のみ抜粋)
病棟約6,100件
外来約13,000件
オペ室(手術室)約1,000件
救急外来約200件
ICU系約200件
透析約1,200件
内視鏡約100件
各地域の求人数
北海道約3,300件
東北地方約3,400件
北陸地方・甲信越約2,900件
関東(1都三県)約19,000件
関東(1都三県以外)約3,700件
東海(愛知県のみ)約4,100件
東海(愛知県以外)約3,600件
関西(大阪府のみ)約3,800件
関西(大阪府以外)約5,000件
中国地方約3,800件
四国地方約2,100件
九州(福岡県のみ)約2,900件
九州(福岡県以外)約3,800件
沖縄県約800件

〔出典〕看護roo!求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月16日時点

看護roo!(看護ルー)の評判・口コミ

Career Theoryによる看護師対象満足度調査で堂々の1位となった『看護roo!(看護ルー)』。

実際に『看護roo!』を利用した人から寄せられた評判・口コミを調査した結果、以下のような点が『看護roo!』の特徴だとわかりました。

看護roo!の口コミ・評判まとめ

  • 豊富な求人数と担当アドバイザーからの適切な紹介・提案
  • 求人票だけではわからない内部情報を詳しく教えてくれる
  • 連絡方法・頻度を利用者に合わせてもらいやすい

サポート力に高評価が集中していることから、初めて転職する看護師や転職活動に不慣れな看護師がまず利用するべき転職サイトだと言えるでしょう。

また勤務時間等の問題で日中の電話によるやり取りが困難となりがちな看護師にとっては、連絡の頻度や方法を調節できるかどうかがきわめて重要です。

看護roo!』の場合はLINEやショートメールなどテキスト中心のやり取りにしてくれるという口コミも多いので、多忙な看護師も安心して利用できる転職サイトと言えるでしょう。

現職の勤務を続けながらの転職活動を進めていく上でも、『看護roo!』が有力な候補となることは間違いないでしょう。

以下に、代表的なものを中心に『看護roo!』の評判・口コミを紹介します。

看護roo!(看護ルー)の評判①:希望条件に合う求人を紹介してもらえた

約6万件の公開求人数(2023年10月16日時点)に加えて多数の非公開求人(求人サイト等でオープンに募集されていない求人)を抱える『看護roo!(看護ルー)』では、やはり利用者からも「希望条件に合った求人を紹介してもらえた」という声が多く寄せられました。

口コミ・評判

20代後半・『看護roo!』を利用
評価:★★★★☆4
紹介される案件が豊富で、他のサイトでは見つからなかった条件での案件がすぐに見つかり、紹介してもらえた
他のサイトだと紹介されても給料が希望より低いなど条件が合わないことがあったが、それもなかった。専門分野ごとに分けて担当しているのか、紹介してほしい分野の仕事にも詳しかった

口コミ・評判

20代後半・『看護roo!』を利用
評価:★★★★☆4
提案される求人が比較的多かったので、自分の条件に合う求人に巡り合うことができました
担当者の方は、求人ごとに様々な情報を教えてくれたので、求人ごとに比較がしやすかったです。
面接対策もしてくれたので、とても心強かったです。

口コミ・評判

20代後半・『看護roo!』を利用
評価:★★★★☆4
最初の転職の時に履歴書の書き方をメールで添付してくださりとてもわかりやすくて履歴書が書きやすかったです。
求人数は自分が言った条件に沿って3つ出してくださいました。私はそのとき看護師1年目だったので3つ出してくださってとても多い印象を受けました。
また面接のときに他府県からの病院に面接しにいったので面接当日転職サイトの方が出向いてくださりいろいろアドバイスを下さいました。すごく心強かったです。

看護roo!』を利用した看護師からの口コミには、保有求人数の多さに加え、担当キャリアアドバイザーのサポート・提案力がうかがえる声が目立ちます。

ただし、「希望の求人を見つけられた」という看護師のなかには、「登録されている病院があまりに多いので、選ぶのに時間がかかりました」という声も少数見られます。

転職に不慣れで応募先選定にひと苦労しそうだという方にとっては、豊富な掲載求人数を誇る転職サイトの場合、かえって選びにくさを感じてしまう可能性もあります。

そのようなときにはやはり、キャリアアドバイザー(転職エージェント)機能に優れた転職サイトを選ぶようにしたいものです。

候補施設の絞り込みを担当アドバイザーに任せることで、求人票に目を通しきれない・どう選べばいいかわからないといった悩みを解消でき、時短にもつながります

看護roo!』のキャリアアドバイザーは各求人施設(病院・施設)の事情にとても詳しいと評判(次の項で紹介)なので、候補施設が多い場合には、事情通目線でおすすめ求人を厳選してくれるよう頼んでみるのがベストです。

看護roo!(看護ルー)の評判②:施設の内部事情を詳しく教えてくれた

担当アドバイザーのサポート力が好評を博している『看護roo!(看護ルー)』。とくに応募先の雰囲気や実際に働いている人の状況など、求人票を見るだけでは読み取ることができない内情を教えてくれて良かったという口コミが多く寄せられました。

口コミ・評判

30代前半・『看護roo!』を利用
評価:★★★★☆4
担当スタッフが親身に希望を聞いて、条件に合う求人を提案してくれた。
何度か条件を変更して探してもらったりましたが、丁寧に対応してもらえました。
自分が気になる求人はどうなのか質問しても、おすすめな理由とあまりおすすめできない理由(最近、そこに勤めている看護師に話を聞いたが、人手が不足していて残業がかなり多いなど)をハッキリと教えてくれて、わかりやすかった

口コミ・評判

30代前半・『看護roo!』を利用
評価:★★★☆☆3
転職サイトには掲載されていないが、個人的にリサーチし気になっている求人を伝えたら、コンタクトをとってくれた
また、転職サイト目線で良い求人か、あまりオススメできない求人か教えてくれた職場のホームページには掲載されていない、情報(職場の雰囲気、評判)を教えてくれた

口コミ・評判

30代後半・『看護roo!』を利用
評価:★★★★☆4
ある程度、私が提示した条件の職場を見つけていただけなので、満足しています。
転職サイトですと、条件から外れた職場を提案され、妥協が必要、みたいな事を言われたりしたことがあるのですがそういうことがなかったので、安心して転職活動出来ました。
提示してくださったクリニック、病院の特徴も把握されていて比較もしやすかったです。

転職サイト・転職エージェントサービスでは、医療施設の採用担当者とやり取りする法人営業担当と、求職者(看護師)とやり取りして転職支援を提供するキャリアアドバイザーが別々に置かれていることが大半です。

内部事情など各医療施設側の事情に精通しているのは営業担当者のほうで、その情報をうまく求職者側へのアドバイスとして提供するためには、営業担当とキャリアアドバイザー間の連携が不可欠。

サービスによってはこの連携が甘く求人票以上の情報を引き出せないことも珍しくありません。

しかし『看護roo!』を運営するクイック社(人材紹介会社)の場合は、キャリアアドバイザーと営業担当者の連携について心配する必要がありません

というのも、クイック社ではキャリアアドバイザー(求職者担当)が法人営業担当も兼ねる一気通貫のコンサルティング体制を採用しているからです。

したがって、『看護roo!』であなたを担当するキャリアアドバイザーは、求職中の看護師の悩み・ニーズと各求人施設の内部事情・採用背景のどちらにも精通しているナース転職のエキスパートです。

看護roo!』が持つ高いサポート力の背景には、こうした運営企業(人材紹介会社)側の体制面も大きな要因として存在していると考えられます。

一気通貫制の体制を敷く人材紹介会社は大手のなかだと多くはないので、そうした面からも『看護roo!』という転職サイトを選ぶメリットは大きいでしょう。

看護roo!(看護ルー)の評判③:担当者の対応が丁寧・連絡方法を合わせてくれた

看護roo!(看護ルー)』を利用した看護師からは、担当キャリアアドバイザー(エージェント)とのコミュニケーション面(連絡方法、フォローアップの仕方)についてもたいへん満足だったという口コミが多く寄せられています。

口コミ・評判

40代後半・『看護roo!』を利用
評価:★★★★★5
担当さんには、こちらの希望を丁寧に聞いてもらえました。
勤務しながらの転職活動だったので、連絡を頂いても電話で話すことができないことが多々ありましたが、ショートメールも使って担当さんとやり取りできました。しつこく連絡してくることもなく、前職場に気づかれずに活動でき助かりました
〔自分が求める条件は〕非現実的な要望が多かったので、件数は少なかったですが希望通りの求人を探してもらえました。自分では不可能なことだったので心から感謝しています。次も使いたいと思える担当さんでした。

口コミ・評判

20代後半・『看護roo!』を利用
評価:★★★★★5
対応も細やかで 担当は明るく話しやすい方だった。わからない点もLINEでやりとりをしてすぐ回答をもらえ不安も少なかった
一般求人で募集していない内容の転職情報を持っており案内してもらえたのは魅力的であった。
面接の日取りや採寸の日取りなどもこちらを優先させて病院側と調整してもらえ動きやすかった点と履歴書の確認も事前におこなってもらえ修正も貰えたのは有難いところだった。

口コミ・評判

20代後半・『看護roo!』を利用
評価:★★★★★5
看護roo!を選んだのは、転職を決意した際にインターネットで転職サイトを検索したことがきっかけでした。転職経験者の口コミも良かったためです。
登録後は担当者からの連絡があり、私の希望を電話にて聞き取りをしてくださいました。電話でのやり取りの為、より私の希望が伝わりやすく、条件により近い転職先の提案をしていただきました。
面接当日もスタッフが付き添ってくださる為、事前に面接内容や職場の雰囲気など情報が得られる等、安心して面接に挑むことができました。
就職後も仕事内容や職場の雰囲気等の情報確認の電話があり、転職活動を振り返り感じたこと等の質問を受けました。
転職活動をサポートする会社としてよりよいサポートをしていきたいという思いを感じ取ることができ、今回の転職活動について、私自身は大変満足しています。

電話を通してじっくり話を聞いてもらえるのはもちろんのこと、変則的な勤務時間・多忙な業務などを考慮して、ショートメールやメッセンジャーアプリを利用したやり取りに切り替えてくれたなど、求職者のニーズに合わせた対応を取ってもらえてありがたかったという声が目立ちました。

一方で、アンケートに寄せられた看護師の回答からは、担当アドバイザーからの連絡が頻回でわずらわしさを感じたという声も少数寄せられています。

これは転職サイト全般についても言えることなのですが、担当者との相性や担当アドバイザーと円滑にコミュニケーションをとるためのノウハウなど、場合によっては利用者側がうまく立ち回らねばならないシーンも存在します。

看護roo!』であれば、担当アドバイザーへしっかりと要望さえ出せば上掲の口コミにあるようにLINE・メール中心のやり取りに切り替えてもらえるので、この点についても安心と言えます。

アドバイザーからの電話なしで転職サイトを利用したい(極力電話連絡を避けたい)看護師にも、『看護roo!』がおすすめです。

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(2)レバウェル看護(旧・看護のお仕事)

豊富な求人件数と取材に基づく医療施設の実情で応募先選びに困らない!看護師転職サイトの『レバウェル看護』

総合満足度

4.2

求人の質・量サポート力

4.3

4.2

おすすめ看護師はこんな人
おすすめ資格看護師准看護師助産師
おすすめ施設形態病院クリニック介護施設訪問看護
おすすめ年代20代30代40代
おすすめ属性常勤パート・非常勤全国北海道東北首都圏関西東海中国・四国九州

レバウェル看護のおすすめポイント

  • 累計利用者数40万人を超える(2019年度実績)、最大手級転職サイト
  • 掲載求人数は公開求人だけでも14万件以上の圧倒的豊富さ(2023年10月19日時点)
  • 年間4,000回以上実施の職場訪問によるリアルな内部事情をストック

レバウェル看護(旧・看護のお仕事)』は、公開求人14万件以上(2023年10月19日時点)と、求人数がトップレベルの看護師転職サイトです。

その特徴はなんといっても、求人施設に関する情報の詳細さ

レバウェル看護』では年間4,000回以上もの施設訪問を行っており、直接取材に基づく現場のリアルな情報を把握しています。

求職者にとって嬉しい点が、そうした取材結果の一部が公開されており、各施設の求人票から確認することができるというところです(地域別に「職場インタビューあり」の求人票だけ探すことも可能!)

その病院・施設で働く魅力、実際に勤務されている看護師へのインタビューなど、写真つきで詳細な解説を読むことができます

応募前・選考中の段階から入職後の具体的なイメージを描くことができ、担当アドバイザーや採用担当者に対する質問事項の精度を上げることにも有用です。

それだけでなく、担当アドバイザーに対して「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらうことも可能です。

施設の事情に詳しいことに加えて利用者自身の話・要望にもじっくり耳を傾けてくれると評判の転職サイトなので、自分の悩み・不安を解消する転職を実現したい看護師には『レバウェル看護』が特におすすめです。

レバウェル看護(旧・看護のお仕事)の基本情報・求人数

レバウェル看護(旧・看護のお仕事)』の取り扱い求人について、求人検索システムで検索できる項目の一部や、主な検索項目における公開求人数を表にまとめました、

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求人検索で検索できる項目
職種(資格)看護師、准看護師、保健師、助産師
雇用形態常勤、パート(非常勤)、契約社員
勤務形態(働き方)常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤、夜勤専従パート、非常勤、2交代、3交代
施設形態病院、クリニック、介護施設、訪問看護、検診センター
配属先病棟、集中治療室、外来、救急外来、施設、訪問、手術室、透析室、内資教室
診療科検索項目なし(キーワード検索で絞り込んで探すことが可能)
地域北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県
愛知県・岐阜県・静岡県・三重県
大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県
広島県・岡山県・鳥取県・島根県・山口県
徳島県・香川県・愛媛県・高知県
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
こだわり条件(一部)4週8休以上、土日休み、ブランク可、未経験可、研修充実、駅近、車通勤可、託児所あり、住宅手当あり、寮あり、配置基準7:1、電子カルテあり

〔出典〕レバウェル看護求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月19日時点

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主要な検索項目の公開求人数
職種(資格)
看護師約74,000件
准看護師約44,000件
保健師約1,000件
助産師約980件
雇用形態
常勤約82,000件
パート・非常勤約36,000件
勤務形態(働き方)
2交代約13,000件
3交代約1,600件
施設形態(主要な項目のみ抜粋)
病院約23,000件
クリニック約30,000件
訪問看護約16,000件
介護施設約30,000件
担当業務(主要な項目のみ抜粋)
病棟約22,000件
外来約30,000件
オペ室(手術室)約2,000件
救急外来約300件
集中治療室約180件
透析約3,000件
内視鏡約480件
各地域の求人数
北海道約5,500件
東北地方約8,400件
北陸地方・甲信越約7,900件
関東(1都三県)約39,000件
関東(1都三県以外)約5,800件
東海(愛知県のみ)約9,000件
東海(愛知県以外)約7,500件
関西(大阪府のみ)約9,500件
関西(大阪府以外)約11,000件
中国地方約11,000件
四国地方約5,100件
九州(福岡県のみ)約7,000件
九州(福岡県以外)約11,000件
沖縄県約1,300件

〔出典〕レバウェル看護求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月19日時点

レバウェル看護(旧・看護のお仕事)の評判・口コミ

看護師転職サイトのなかでも圧倒的な掲載求人数を誇る『レバウェル看護(旧・看護のお仕事)』ですが、利用した看護師の口コミ・評判からは、求人の量だけでなく、情報提供のクオリティが高いことを評価する声が多く寄せられました。

特に、次の2点について満足だったとする声が目立ちます。

レバウェル看護の口コミ・評判まとめ

  • 求人票には現れない施設の実状・内部情報を教えてくれる
  • キャリアアドバイザーがとても丁寧に自分の話を聞いてくれる

レバウェル看護』に対する口コミ・評判は、担当キャリアアドバイザーの対応の質や情報提供の有用さに対する良い評判が中心です。

Career Theory編集部による調査以外でも、『レバウェル看護』はたとえば2023年のオリコン満足度調査(看護師転職部門)では担当者の対応/紹介案件の質で1位を獲得しており、『レバウェル看護』の利用者一般がアドバイザーのサポートや情報提供・提案に満足感を抱いている様子がうかがえます。

レバウェル看護の魅力はなんといっても、継続的な現地取材を通して集積された、各求人施設の具体的な情報にあるでしょう。

雰囲気や働いている人の感覚などは実際に職場を訪れなければ感じ取れない側面が強く、求人票から読み取れないことがしばしばあります。

特に、今日では新型コロナウイルスの感染拡大に伴う措置により、各施設は必要以上の入棟を制限しており、選考中の職場訪問を受け入れにくい施設も存在します

採用面接も一部/全部がリモートに置き換わることが多い今日の転職市場において、「現地へ赴かねば感じ取れない事情」を教えてもらえるレバウェル看護がもたらす価値はたいへん大きいものです。

同様に、キャリアアドバイザーへの転職相談も非対面で行われることが主流となったいま、短時間・効率化にとらわれずにじっくりと求職者の話を聞いてもらえることは安心感をもたらし、希望条件をめぐる認識の齟齬を回避する上でとても大切なことです。

自分に寄り添ったサポートをしてもらえるかどうかなど、転職サイト選びにあたって綿密なヒアリング・情報提供を最重視するならば、レバウェル看護を選ぶがおすすめです。

以下に、代表的なものを中心に『レバウェル看護』の評判・口コミを紹介します。

レバウェル看護の評判①:求人票には書かれていない応募先施設の内部事情に精通している

頻回な取材に基づく圧倒的な密度の情報量が売りの転職サイト『レバウェル看護(旧・看護のお仕事)』。

実際に利用した看護師からも、やはり応募先施設の実情・内部事情を教えてもらえたことに対する喜びの口コミが多く寄せられました。

口コミ・評判

20代前半・『レバウェル看護』を利用
評価:★★★★★5
初めての転職で不安が大きかったですが、担当アドバイザーの方々丁寧に対応してくださいました。
実際の転職の段取りだけでなく、おすすめの就職先の情報提供や、自力では知り得ない病院の内部事情についても教えて下さったので、非常に参考になりました。
面接対策では、聞かれるであろう質問やその場の雰囲気について、過去の情報を参考にレクチャーして下さったので、不安を軽減させられました。

口コミ・評判

40代前半・『レバウェル看』を利用
評価:★★★★☆4
転職を考えていた時に、他の病院の詳細な情報が得られず困っていました。
そのようなときにレバウェル看護(旧 看護のお仕事)を利用しました。
給与や福利厚生、離職率や病院の雰囲気など他の求人サイトでは知ることができない情報を教えてもらうことができました
また、求人件数も豊富でよい転職先を選ぶことができました
担当者もまめに連絡をくれたり、親身に相談に乗ってくれました。

口コミ・評判

30代前半・『レバウェル看護』を利用
評価:★★★★☆4
まず、求人数に関しては豊富だったので安心することができました。
また、コンサルタントの質についても良かったのでとても嬉しかったです。
そして、施設の内部事情をしっかりと教えてもらえるところが最大のメリットだと思いました。

レバウェル看護』は求人施設への取材に注力している転職サイトだけあって、やはり「求人票以上の情報提供を受けられる」点が好評を博しています。

自分自身で求人検索をかけるときにインタビュー情報を探せるのはもちろんのこと、担当アドバイザーとのコミュニケーションのなかで、より詳細な職場の雰囲気や選考におけるアピールの勘どころ(書類・面接における自己PRや想定質問等)など、求職者にとって有益な情報を引き出すことが可能です。

他の看護師転職サイトに対する感想と比較しても、『レバウェル看護』においては情報提供力に対する満足の声が目立って多く、担当アドバイザーからの情報提供が利用者の満足につながっている様子がうかがえます。

求人票に対して「質で納得できるものが多い」という感想も寄せられており、求職者が納得感を持って応募先・入職先を選ぶことに大きく貢献する特徴だと言えるでしょう。

応募前にじっくり情報を精査したい看護師や、自分自身で各病院・施設の情報を集める自信がない看護師には、『レバウェル看護』が持つ良質な情報提供力が大きなメリットとなります。

レバウェル看護の評判②:担当者の対応が丁寧/多忙な自分に合わせた連絡方法をとってもらえた

アンケートへ寄せられた口コミ回答のなかでも『レバウェル看護(旧・看護のお仕事)』利用者からの声で有意に目立っていたものが、担当アドバイザーの傾聴姿勢

自分の話に対して耳を傾けてもらえて良かった」という評価が多くあげられています。

口コミ・評判

40代前半・『レバウェル看護』を利用
評価:★★★★★5
こちらの会社の担当者が一番よく話を聞いてくださった
条件的にやや無茶なことを言ってるなという自覚はあったが、その無茶な希望にも親身になって話を聞いてくださった
他にも利用した2社は無茶な要望だと感じとって相手にもしてくれなかった。
提案された求人は、さほど多く感じなかったが、寄り添ってくれたため、満足度が高いです。

口コミ・評判

40代後半・『レバウェル看護』を利用
評価:★★★☆☆3
担当者の方のマナーがとてもよく、関わりを持った最初から最後まで、根気強くわたしの話に耳をかたむけてくださったことがなにより嬉しかったです。
他社の転職サイトの担当者はやや押し付けがましい物言いだったり、連絡がなかなか来なかったりと多少不満が募りましたが、こちらの会社だけは特に不満はありませんでした

口コミ・評判

30代前半・『レバウェル看護』を利用
評価:★★★★☆4
担当者の方がとても親身に対応してくださいました
女性の方だったのもありとても話しやすかったです、
希望の条件に合った職場をピックアップしてくださり、イマイチと思ったらまた追加の条件を聞いて一から探してくださいました
他の転職サイトは夜遅くに連絡してきたりなどありましたが、こちらのサイトは事前に時間の確認をしてくださり、良識のある対応でした。

「担当アドバイザーは要望通りの対応をしてくれた」という結果面での高評価は他の転職サイトにも共通して見られるものですが、結果面に留まらず、意見・希望をヒアリングする過程自体も評価が高い点に、『レバウェル看護の特徴があります。

Webサイト上で公開されている『レバウェル看護』キャリアアドバイザーのプロフィール一覧に目を通してみると、話しやすい雰囲気づくりや傾聴姿勢に注力するなど、在籍しているアドバイザーの多くが「話して良かった」と思ってもらえることを目標にしているようです。

求人施設側に対する頻回なヒアリングとも相まって、『レバウェル看護』は傾聴力(聞き出す)に格別のこだわりを持った転職サイト・人材紹介会社であることがうかがえます。

一般に、転職サイト・転職エージェントを利用した経験がある看護師は、担当アドバイザーのヒアリングが手短・淡白で「寄り添ってもらえている感が薄かった」という不満を持つ人も少なくありません。

レバウェル看護』であれば、そうした不満を持つことなく親身なサポートを受けられることに期待できるでしょう。

次の職場に対する明確な希望・条件がある人はもちろん、そういった転職の軸をうまく言葉にできずもやもやしている看護師にも、『レバウェル看護』への相談がおすすめです。

もっと見る

(3)マイナビ看護師

マイナビ看護師

総合満足度

4.0

求人の質・量サポート力

3.9

4.1

おすすめ看護師はこんな人
おすすめ資格看護師准看護師助産師保健師
おすすめ施設形態病院クリニック介護施設訪問看護保育施設一般企業
おすすめ年代20代30代40代
おすすめ属性常勤パート・非常勤全国首都圏関西東海

マイナビ看護師のおすすめポイント

  • 大手人材紹介会社マイナビ社が運営する看護師専門転職サイト
  • 求人検索システムから細かな条件で求人情報を絞り込める
  • 地方在住や一般企業への転職を目指す看護師など、多様なニーズに強み

大手の人材紹介会社マイナビが運営する『マイナビ看護師』は、豊富なキャリア支援実績に裏打ちされた万全のサポート体制が魅力の看護師転職サイトです。

数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

全国21箇所に相談会場があり、地方在住の看護師でも来社相談がしやすいという点も、大手企業が運営する転職サイトならではの強みです。

また『マイナビ看護師』が持つ特色の1つとして、求人検索におけるこだわり条件が細かい・多様なニーズにまで対応しているという点が挙げられます。

復職・ブランク可」「4週8休以上」といった一般的な軸はもちろんのこと、他にも以下のように多様な条件から看護師求人を絞り込むことが可能です。

  • 1月入職可(ほかに4月入職可、夏~秋入職可なども)
  • オンコールなし
  • 都市圏/沖縄・離島/北海道トラベルナース

上記は一例にすぎません。

このほか「託児所あり」「産休・育休実績あり」といった項目で絞り込むことが可能で、看護師市場だけでなく、転職市場を網羅的に手掛ける大手人材紹介会社ならではの、労働者ニーズに寄り添った検索システムを利用することができます。

加えて、マイナビは総合転職市場では女性向けの転職支援にも注力しているため、女性のライフステージ等を考慮したサポートにも定評があります。

さらに看護師分野では男性向け特集を組んで多くのキャリアアップ実績を有しており、性差に関係なくライフステージ/キャリアビジョンに合ったサポートを提供するノウハウを持つ企業です。

ワークライフバランスとの両立職場に求めるこだわり要件など、かなり具体的・細かなこだわり条件がある看護師は、一度『マイナビ看護師』の求人をチェックしてみるようにしましょう。

求人検索システムなどWebページ自体も使いやすい・わかりやすいと評判の転職サイトなので、登録してみるだけでもおすすめです。

マイナビ看護師の基本情報・求人数

マイナビ看護師』の取り扱い求人について、求人検索システムで検索できる項目の一部や、主な検索項目における公開求人数を表にまとめました、

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求人検索で検索できる項目
職種(資格)看護師、准看護師、保健師、助産師
雇用形態常勤、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他
勤務形態(働き方)常勤(二交代制)、常勤(三交代制)、夜勤無し可(日勤のみ可)、夜勤専従
施設形態病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設、訪問看護ステーション、看護資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設、その他
配属先病棟、外来、手術室、内資教室、ICU、透析、救急外来、訪問看護
診療科美容外科、小児科、参加、婦人科(レディースクリニック)、整形外科、循環器内科、心療内科、消化器外科、心臓血管外科、スポーツ整形外科、脳神経外科、眼科、形成外科、消化器内科、歯科、精神科、血液内科、外科、内科、神経内科
地域北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県
愛知県・岐阜県・静岡県・三重県
大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県
広島県・岡山県・鳥取県・島根県・山口県
徳島県・香川県・愛媛県・高知県
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
こだわり条件(一部)未経験歓迎、復職・ブランク可、寮・借り上げ住宅あり、住宅補助あり、託児所あり、産休・育休実績あり、資格取得支援あり、土日・祝日休み、4週8休以上、駅チカ、車通勤可・相談可、残業10h以下、1月入職可、4月入職可、夏~秋入職可、オンコールなし、他職種・他業種への転職、管理職、都市圏トラベルナース、沖縄・離島トラベルナース、北海道トラベルナース

〔出典〕マイナビ看護師求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月19日時点

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主要な検索項目の公開求人数
職種(資格)
看護師約43,000件
准看護師約26,000件
保健師約1,000件
助産師約600件
雇用形態
正社員約34,,000件
契約社員・パート・アルバイト・その他約15,000件
勤務形態(働き方)
2交代(常勤)約7,800件
3交代(常勤)約1,400件
施設形態(主要な項目のみ抜粋)
病院約10,000件
クリニック約7,400件
訪問看護約9,200件
介護施設約16,000件
一般企業約450件
担当業務(主要な項目のみ抜粋)
病棟約7,400件
外来約2,400件
オペ室(手術室)約1,200件
救急外来約270件
集中治療室約180件
透析約1,300件
内視鏡約200件
各地域の求人数
北海道約1,600件
東北地方約2,500件
北陸地方・甲信越約3,000件
関東(1都三県)約14,000件
関東(1都三県以外)約2,400件
東海(愛知県のみ)約4,700件
東海(愛知県以外)約3,100件
関西(大阪府のみ)約3,500件
関西(大阪府以外)約4,700件
中国地方約2,500件
四国地方約1,200件
九州(福岡県のみ)約1,100件
九州(福岡県以外)約2,000件
沖縄県約100件

〔出典〕マイナビ看護師求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月19日時点

マイナビ看護師の評判・口コミ

大手の人材紹介会社マイナビが運営する転職サイト『マイナビ看護師』。

実際に利用した看護師の口コミからは、看護師市場に留まらないビジネス実績によって培われた転職支援のノウハウが、看護師転職サイトにおいても力強く発揮されている様子がうかがえます。

特に、次の2点について満足だったとする声が目立ちます。

マイナビ看護師の口コミ・評判まとめ

  • とにかく求人検索システムが使いやすい!わかりやすい!
  • キャリアアドバイザーの提案に満足、選択肢を拡げてもらえた

マイナビ看護師』については、ちろん求人の質・量などトータル品質を評価する声も多かったのですが、目を引く傾向として、Webサイト自体の使いやすさ・見やすさに満足感を持ったという評判が目立っていました。

口コミによれば使い勝手のよさを指摘した看護師さんはいずれも複数の転職サイトを利用していたことから、実感として『マイナビ看護師』のデザイン・機能性には特筆すべきものを感じたのだと考えられます。

実際に求人検索を使ってみると、絞り込みのしやすさや求人票の読みやすさがよくわかります。

転職サイト・求人サイトの利用自体が初めてでサービスの機能をうまく使いこなせるか心配という人には、『マイナビ看護師』から登録してみるのがおすすめです。

それだけでなく、担当アドバイザーから提案してもらえる求人情報・キャリア選択の指針についても、その人のステータスや志向性に合わせた提案をしてもらえたと好評です。

たとえば「地方在住のためじっくり比べられるほどの求人数があるのか心配していたが、豊富な選択肢を提示してもらえた。満足のいく求人紹介を受けられた」という口コミも複数寄せられています。

全国に多数の拠点・人材を配置している大手人材紹介会社ならではの網羅性・ラインナップが光っている看護師転職サイトと言えるでしょう。

したがって『マイナビ看護師』は、地方在住の人にもおすすめの転職サイトです。

以下に、代表的なものを中心に『マイナビ看護師』の評判・口コミを紹介します。

マイナビ看護師の評判①:とにかくサイト・求人検索が使いやすい/わかりやすい

アンケートへ寄せられた回答のなかでも『マイナビ看護師』利用者からの声で有意に目立っていたものが、求人検索システムの使い勝手に関する口コミです。

検索システムが使いやすかった・わかりやすかった」という評価が多くあげられています。

口コミ・評判

40代後半・『マイナビ看護師』を利用
評価:★★★★★5
内容が見やすく理解しやすかったです。
場所や勤務時間帯、給料など転職に必要な項目が見やすく、すぐ理解できました
応募方法も簡単で応募しやすかったです。
中には、訪問看護の場合、時給で記載されていたので、一日八時間勤務かと思ったのですが問い合わせたら、一日朝一時間、夕方一時間などの勤務だったので、具体的にどんな感じの勤務になる可能性があるのか記載してくれた方がよかったです。

口コミ・評判

20代後半・『マイナビ看護師』を利用
評価:★★★☆☆3
私は田舎暮らしなので、このような転職サイトに求人情報は載っているのかと少し心配していましたが、普通に選べるくらいの掲載数で安心しました。
給料体制や福利厚生の情報が事細かく表示されていてサイトとして見やすかったのはとても良い点だと思います。
他の求人サイトは使用しておらず、比べられないので悪い点はあまり分からないのですが、掲載されていた給与情報と実際就職した際の給与が少し違ったのが不満でした。ただ、それほど大きな差異はないので気にするほどのことではありません。
担当者サポートなどは受けず、サイトから直接企業に連絡させて頂きました。連絡もすぐついたので良かったです。

口コミ・評判

30代後半・『マイナビ看護師』を利用
評価:★★★★☆4
マイナビというだけあって、転職サイトとしての規模が大きいところが最大のメリットだと思います。
地域エリアや求人数が多く、働きたい場所や時間、人間関係などより細かい条件のもとで希望する転職への支援が充実していると思います。
また、求人検索等の手順が分かりやすく誘導されるので、サイトの利用のしやすさもメリットの一つだと感じました。

掲載求人の質やキャリアアドバイザーのサポート力はもちろん大切なことですが、求職者が見落としがちな指標に、「転職サイトの見た目・機能がどれほど使いやすいか」というものがあります。

どんなに魅力的な施設を紹介してくれるにしても、その求人票を精査するのは求職者自身。

転職活動中は日常的に求人情報や応募先・アドバイザーからのメッセージ通知などをチェックする必要があるため、転職サイトのちょっとした使いにくさが大きなストレスになることもしばしばあります。

マイナビ看護師』のデザイン・機能は使い勝手が良いと評判な上、専用のスマートフォンアプリからも求人検索をしたりお役立ち情報を読んだりすることが可能です。

つまり、自分に合わせてストレスなく利用することができるのです。

もっと言えば、『マイナビ看護師』の求人検索システムが持つ魅力は、見た目・機能がわかりやすい・使いやすいだけではありません。

「1月入職可」「4月入職可」「託児所あり」「駅チカ」などといった詳しいこだわり条件や、「看護師資格・経験を活かせる一般企業」「治験関連企業(CRA、CRCなど)」「トラベルナース」など粒度の細かい職種でも検索をかけることができるのです。

そうした項目をフリーワード検索なしでチェックできるのも使い勝手の良さにつながり、自分に合った求人を見つけやすいのも『マイナビ看護師』の強みと言えるでしょう。

実際に1、2件ほど好みぴったりの求人票をピックアップして提示すれば、キャリアアドバイザーもそれに近い求人を探してきてくれるなど、効率的な転職活動も実現しやすいと期待できます。

マイナビ看護師の評判②:提案力に満足/提示してもらえる選択肢の幅が広い

マイナビ看護師』を利用した看護師の感想には、キャリアアドバイザーが行ってくれる求人紹介/応募先の提案について満足感があるとするものが口コミ見られました。

口コミ・評判

20代後半・『マイナビ看護師』を利用
評価:★★★★☆4
提案数については少なめであるが、提案されたものについては問題ない求人が多かった
希望とまったく違う求人については提案されないものの、ここの部分を妥協するとこういった求人もあるという形で選択肢を増やして貰えた
申し込みから内定まで、電話がしつこいということもなく、自分のペースで転職活動を進めることができたのが良かった。

口コミ・評判

30代前半・『マイナビ看護師』を利用
評価:★★★★☆4
看護師以外の仕事も考えていたこともあって、大手と思って登録した。
提案される求人の数は多くて、他にも考えていた職種と合わせて、色々な求人を見ることで、自分の希望する条件を考え直したりすることができたので、情報が多い所に登録することのメリットを受けられたと思う。
大手なので、良くも悪くも、担当の方は手慣れているという感じを受けた。

口コミ・評判

30代後半・『マイナビ看護師』を利用
評価:★★★★☆4
看護師の求人サイトは3社登録しましたが、マイナビ看護師がもっともサポート体制がしっかりしていると感じました
初めての転職活動だったのですが、担当が履歴書や経歴書の書き方や面接対応など細かくチェックしてくれたり、こちらの希望などもできるだけ取り入れた求人案件の提案などしてくれ効率的かつスムーズに新しい職場を見つけることができました

求職者の希望に合わせた求人情報を紹介してくれるのはもちろんのこと、より現実的・成功見込みが高いと考えられる条件の提案を行い、看護師の転職成功を強くアシストしてくれます。

また2番目の口コミにも見られる通り、医療施設勤務の看護師のみならず、看護職の資格・知見を活かすことができる多様な仕事の求人情報までをも広くカバーしている点も、『マイナビ看護師』の特長です。

運営会社のマイナビは国内でも指折りの有名人材紹介会社で、製薬・医療機器メーカーをはじめ多くの一般企業に対して採用支援を提供しています。

そのため治験や臨床開発に関わる仕事やMR(医療情報担当者;製薬企業等の営業系職種)など、医療従事者としての経験・知識や資格を持つ人材を求める企業とのコネクションも潤沢に保有しているのです。

求人検索システムでも「看護職資格・経験を活かせる一般企業」「治験関連企業(CRA、CRCなど)」などの求人を絞り込むことが可能で、看護師の知見を活かして新しいステージに挑戦してみたいという方は必見の転職サイトと言えるでしょう。

特に一般企業系やトラベルナース系の求人については、『マイナビ看護師』が看護師向け転職サイトのなかでも比較的多い求人数を保有しています。

これまでの担当業務や施設形態に限らず幅広い選択肢を展望したい看護師は、『マイナビ看護師』に相談してみるのがおすすめです。

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(4)ナースではたらこ

ナースではたらこ

総合満足度

3.9

求人の質・量サポート力

3.8

4.0

おすすめ看護師はこんな人
おすすめ資格看護師准看護師助産師
おすすめ施設形態病院クリニック介護施設訪問看護
おすすめ年代20代30代40代
おすすめ属性常勤パート・非常勤全国東北首都圏東海関西中国・四国九州

ナースではたらこのおすすめポイント

  • 求人掲載のない施設にも募集交渉を行ってくれる「逆指名求人」
  • スピーディかつ質の高い提案を行ってもらえる
  • 24時間受付の電話など、看護師の働き方に合わせた心配りも嬉しい

ナースではたらこ』は、医療機関への「逆指名求人」が特徴的な看護師転職サイトです。

逆指名求人とは、求職者が気になる病院を指名すれば、求人募集が行われていない場合でも、その都度キャリアアドバイザーが求人の状況や条件を確認してくれるという仕組みです。

『ナースではたらこ』には、求人票が掲載されていない医療施設に対してもキャリアアドバイザーが募集交渉を行ってくれる「逆指名求人」システムがある。

求職者側から病院を指名できるため「以前から気になっている病院で働きたい」という方にとっては、チャンスを掴む近道になるかもしれないサービスです。

また『ナースではたらこ』は2023年オリコンの顧客満足度ランキングで看護師転職部門の顧客満足度1位に輝いています。

利用者から高い満足を得られる紹介力・交渉力が、逆指名を実現するカギになっているのでしょう。

なお『ナースではたらこ』では、問い合わせ用フリーダイヤルとして24時間の電話受付を実施しています。

変則的な勤務シフトであったり夜勤中心の生活であったりといったことで、日中には電話などしにくいことが多い看護師にとっては、とても嬉しい特色の1つですね。

このように、『ナースではたらこ』は求職中の看護師の強い要望・細かなニーズどちらにも寄り添ったサービスを提供している転職サイトです。

既に他の看護師転職サイトを利用中で、担当アドバイザーやサービスが自身の要望を叶えてくれないという不満を抱えている場合、『ナースではたらこ』ならば満足のいく寄り添い方をしてくれる可能性があります。

また、希望する病院・施設の求人が利用中の転職サイトにないという場合も、『ナースではたらこ』の高い交渉力で看護師求人を獲得してきてもらえる可能性があるので、こうしたケースにもおすすめです。

ナースではたらこの基本情報・求人数

ナースではたらこ』の取り扱い求人について、求人検索システムで検索できる項目の一部や、主な検索項目における公開求人数を表にまとめました、

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求人検索で検索できる項目
職種(資格)看護師、准看護師、保健師、助産師
雇用形態常勤、契約社員、非常勤
勤務形態(働き方)日勤のみ、夜勤専従
施設形態病院、クリニック、介護施設、訪問看護、企業その他
配属先検索項目なし
診療科検索項目なし
地域北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県
愛知県・岐阜県・静岡県・三重県
大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県
広島県・岡山県・鳥取県・島根県・山口県
徳島県・香川県・愛媛県・高知県
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
こだわり条件(一部)土日祝休み、4週8休以上、残業10時間以下、寮・家賃補助あり、専門看護師・認定看護師支援、託児所付き、産休・育休実績あり、車通勤可、駅近、未経験可、ブランクOK、管理職、オープニングスタッフ

〔出典〕ナースではたらこ求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月19日時点

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主要な検索項目の公開求人数
職種(資格)
看護師約10,000件
准看護師約3,000件
保健師約80件
助産師約150件
雇用形態
正社員約10000件
契約社員・非常勤約2,000件
勤務形態(働き方)
日勤のみ約6,700件
夜勤専従約120件
施設形態(主要な項目のみ抜粋)
病院約6,000件
クリニック約70,000件
訪問看護約2,000件
介護施設約4,400件
各地域の求人数
北海道約3,000件
東北地方約5,600件
北陸地方・甲信越約5,600件
関東(1都三県)約26,000件
関東(1都三県以外)約4,200件
東海(愛知県のみ)約5,100件
東海(愛知県以外)約5,100件
関西(大阪府のみ)約8,100件
関西(大阪府以外)約10,000件
中国地方約6,000件
四国地方約3,100件
九州(福岡県のみ)約4,400件
九州(福岡県以外)約6,200件
沖縄県約760件

〔出典〕ナースではたらこ求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月19日時点

ナースではたらこの評判・口コミ

逆指名求人がユニークな看護師転職サイト『ナースではたらこ』。

実際に利用した看護師の口コミからは、とにかく対応がスピーディで、かつ紹介してくれる求人の内容など、サポートの質が高いに評価が集中していることがわかりました。

ナースではたらこ』は公開求人数自体主要な看護師転職サイト中で上位に位置するだけでなく、逆指名求人によって掲載されている以外の病院・施設にまでアプローチすることが可能な点が強い魅力です。

しかも、実際の求人紹介にあたっては細かなヒアリングに基づき納得度の高いキャリア選択を後押ししてくれます。

口コミ・評判

30代前半・『ナースではたらこ』を利用
評価:★★★★★5
自分の希望を細かくヒアリングしてくれ、希望に沿った求人を施設・クリニック・美容系など納得いくまで根気よくたくさん紹介してくれました
最終的に病院から施設への転職の方向になったので、入職したら医療行為が少なくなるため医療行為の技術が落ちる等のデメリットもきちんと説明してくれました。
また担当者の方はとても親切で、引越しを控えていることを伝えたらとても素敵な不動産会社の営業の方の紹介までしていただきました。

掲載求人数の多さは転職サイトの利用価値を測る上で重要な指標ではあるものの、現実的には、1回の転職活動中に掲載求人全てに目を通すことは不可能でしょう。

重要なのは、そうした豊富な選択肢のなかから、それぞれの求職者にマッチした求人情報を提示してくれるか否かです。

利用者の意向をうまく汲み取りながら、納得感・満足感のあるキャリア選択につながるアドバイスや提案をしてくれる転職サイトを選ぶことが重要です。

こうした観点で言えば、『ナースではたらこ』はサポート力において高い水準にあると言え、豊富な求人数もあいまって希望条件に合う提案をしてもらいやすい転職サイトだと考えられるでしょう。

他の転職サイトでは希望通りの求人紹介を受けられなかった看護師には、『ナースではたらこ』にも相談することをおすすめします。

以下に、代表的なものを中心に『ナースではたらこ』の評判・口コミを紹介します。

ナースではたらこの評判:担当アドバイザーの対応がとてもスピーディ

ナースではたらこ』を利用した看護師からは、キャリアアドバイザーからのレスポンスの速さを高く評価する口コミが多く寄せられました。

口コミ・評判

30代前半・『ナースではたらこ』を利用
評価:★★★★★5
友人からの紹介の担当者さんでした。
とても仕事のできる方で、2回の転職でお世話になりましたが、どちらの時期も、1ヶ月程度で2〜3ヶ所の採用いただきました。
仕事が早く、こちらの希望に沿って、スピーディーに複数の職場を紹介して下さり、こちらの希望だけではなく、それを越えた、自分で調べられなかったけれどとても条件に合う所も提案して下さいました。
転職サイトのページからではわからない、病院の傾向や内情、裏話も事前に教えてもらえました。
また、打ち合わせの際に、こちらの最寄り駅まで来て下さるのが、とてもありがたかったです!

口コミ・評判

40代後半・『ナースではたらこ』を利用
評価:★★★★☆4
担当者が非公開案件をいち早く紹介してくれることが多かった。
そして私の希望に合わせて求人を探してくれたので、条件に合う転職をすることが出来た
子育てをしながらの転職活動だったので不安が多かったが、担当者がメールでやり取りをしながら不安の解消に努めてくれました。そのため、私は一つ一つ考えながら転職先を絞り込むことが出来たと思います。
地方に住んでいたので、どうしても基本給が安い転職先しかなかったのが少し不満だったかな。しかし担当者が基本給の交渉などをしてくれたので、安いことにあきらめがつきました。

口コミ・評判

30代前半・『ナースではたらこ』を利用
評価:★★★★☆4
担当制で最初の面談から面接まで手厚いサポートを受けることができますし、転職が決まった後のアフターサポートもあります。
面談では現在はコロナということもあり、基本は電話とメール、LINEなどで細かく連絡を取ることができます
初回の面談で希望条件などを確認すると1週間以内に求人を5つくらいに絞ってくれます
面接に役立つ冊子や履歴書サポートもしっかりしていてよかったです。

ナースではたらこ』を利用した看護師からの口コミは、担当キャリアアドバイザーの質が高いと評価するものが中心でした。

とりわけ対応の迅速ぶりが好評で、初回ヒアリングから最初の応募先候補紹介までのスピード感や、連絡・要望を出したときのレスポンス速度を挙げる看護師が多くいました。

レスポンス速度はただ速ければいいというものではないものの、アドバイザーからの反応が鈍ければ、求職者にとっては不安や焦りの種になってしまうものです。

転職活動はキャリアアドバイザーとの二人三脚。安心して転職活動を進めたいという観点では、心地よいスピード感で対応してくれるアドバイザーが多い転職サイトを選びたいものです。

ナースではたらこ』の場合には、ただ対応が速いだけではなく、その質の高さについても、上記の回答者が3名揃って言及しています。

希望に合った応募先候補をスピーディに取りまとめてくれるなど、速度・質ともに満足のいくサポート体制が魅力の転職サイトと言えるでしょう。

したがって、スムーズで効率的な転職活動をしたい看護師には『ナースではたらこ』をおすすめします。

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(5)医療ワーカ―

医療ワーカ―

総合満足度

3.7

求人の質・量サポート力

3.6

3.9

おすすめ看護師はこんな人
おすすめ資格看護師准看護師助産師保健師
おすすめ施設形態病院クリニック介護施設訪問看護
おすすめ年代20代30代40代50代・60代以上
おすすめ属性常勤パート・非常勤全国首都圏東海関西

医療ワーカ―のおすすめポイント

  • 質の高いキャリアアドバイザーが力強くサポート
  • 連絡頻度・担当者の押しの強さなどが過度でなく快適と評判
  • 「不妊カウンセラー」「70歳以上活躍中」など独自の絞り込みで求人を探せる

看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』は、レベルの高いサポートに定評がある看護師転職サイトです。

年間1万件以上の転職成功実績(2020年度実績)があり、同社のキャリアアドバイザーは全員、紹介従事者講習(全国民営職業紹介事業協会によるキャリアコンサルタント向けの講習会)を受けているため、はじめての転職でも安心して任せることができます。

また『看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』には、看護師転職サイトのなかでは珍しい特徴がいくつか存在します。

なかでも特徴的なのが、他の転職サイトでは見られることの難しい看護師求人の絞り込み項目があること。

「不妊カウンセラー」や「70歳以上のナース活躍中」などといったこだわり条件で求人を絞り込むことができるので、他の転職サイトでは自分に合った求人をなかなか見つけられないという看護師にぜひおすすすめしたいサービスです。

医療ワーカ―で見つけた珍しい検索項目(一例)

医療ワーカ―の求人検索システムで選べるこだわり条件の例

  • 職種:不妊カウンセラー
  • 新卒・第二新卒歓迎
  • 定年65歳
  • 英語を活かせる
  • ダブルワークOK
  • 再雇用70歳まで・再雇用75歳まで
  • 40代活躍・50代活躍・60代活躍
  • 70歳以上のナース活躍中

〔出典〕医療ワーカ―求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月19日

上記は『看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』で検索できる項目のほんの一例です。

上記にみられるように、40代以上のミドル層やシニア層に向けた項目が設けてあるのも『看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』の特筆すべきポイントと言えるでしょう。

定年退職までの就業可能年数も短くなりつつあるミドル・シニア世代では、「暗に若手想定の求人なのではないか」と応募をためらってしまうことがあったり、「定年後の再雇用も含めてもっと長く働ける職場を探したい」というニーズがあったりしますよね。

しかし、その条件に合致する求人を転職サイト上で探そうとしてもなかなか見つけられないと悩むミドル・シニア世代の看護師が多くいます。

そんなとき、『看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』ならば気兼ねなく応募しやすい求人長期的なキャリア継続をイメージしやすい求人に出会いやすいと期待できるでしょう。

もちろん、『看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』はミドル・シニア世代の看護師限定の転職サイトというわけではありません。

新卒・第二新卒歓迎」といった若手看護師向け項目のほか、長期的なキャリアアップを念頭に置いて認定資格取得を支援する「奨学金」制度のある病院や、保育費補助など子育て世代への福利厚生が充実している「子育て世代看護師も働きやすい職場」など、それぞれのキャリアやライフステージにとって魅力となる検索項目が充実しています。

したがって、『看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』は新人看護師からベテラン・シニア世代の看護師まで、すべての看護師がそれぞれのニーズに合った求人を探しやすい転職サイトだと言えます。

看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』は担当アドバイザーの提案力が高く評価されている転職サイトなので、スキルアップやワークライフバランスなど、転職を機に実現したいさまざまな悩み・課題に対するアドバイスが欲しい看護師は、ぜひここに相談してみましょう。

医療ワーカ―の基本情報・求人数

看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』の取り扱い求人について、求人検索システムで検索できる項目の一部や、主な検索項目における公開求人数を表にまとめました。

上下にスクロールできます

求人検索で検索できる項目
職種(資格)看護師、准看護師、保健師、助産師
雇用形態常勤(夜勤あり)、常勤(日勤のみ)、常勤(夜勤のみ)、夜勤バイト・夜勤専従、パート・アルバイト・派遣、応援看護師、派遣
勤務形態(働き方)日勤のみ、夜勤のみ
施設形態病院、クリニック、介護関連施設、訪問看護、企業、その他
仕事内容透析室、ホスピス、訪問診療、オペ室、救急外来、NICU、コールセンター、外来、療養病棟、内視鏡室、ICU、献血
診療科内科、整形外科、外科、リハビリテーション科、循環器科、血液内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、神経内科、腎臓内科、心療内科
糖尿病内科、内分泌内科、老年内科、救命救急科、形成外科、呼吸器外科、消化器外科、心臓血管外科、乳腺外科、脳神経外科、美容外科、眼科、産婦人科、耳鼻咽喉科、小児科、総合診療科、精神科、人間ドック・検診、泌尿器科、皮膚科、美容皮膚科、病理診断科、婦人科、放射線科、麻酔科、肛門科、リウマチ科、胃腸科、アレルギー科、口腔外科、歯科、呼吸器科、消化器科、緩和ケア科、産科
地域北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県
新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県・栃木県・群馬県
愛知県・岐阜県・静岡県・三重県
大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県
広島県・岡山県・鳥取県・島根県・山口県
徳島県・香川県・愛媛県・高知県
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
こだわり条件(一部)駅チカ、車通勤可、土日祝休み、寮あり、託児所あり、ブランク歓迎、研修制度充実、電子カルテあり、家賃補助・住宅手当あり、未経験歓迎、残業無し、奨学金、定年65歳、新卒・第二新卒歓迎、英語を活かせる、離職率が低い、子育て世代看護師も働きやすい職場、中抜けなし、時短勤務相談OK、オンコール無し、大ブルワークOK、男性看護師も活躍中、再雇用70歳まで、再雇用75歳まで、年齢不問、40代活躍、50代活躍、60代活躍、70歳以上のナース活躍中

〔出典〕医療ワーカ―求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月19日時点

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主要な検索項目の公開求人数
職種(資格)
看護師・准看護師約59,000件
保健師約517件
助産師約660件
雇用形態
常勤約57,000件
パート・アルバイト・派遣約850件
勤務形態(働き方)
日勤のみ(常勤)約43,000件
夜勤のみ(常勤)約810件
施設形態(主要な項目のみ抜粋)
病院約10,000件
クリニック約16,000件
訪問看護約6,500件
介護施設約23,000件
企業約280件
担当業務(主要な項目のみ抜粋)
療養病棟約1,000件
外来約8,000件
オペ室(手術室)約790件
救急外来約230件
ICU約350件
透析約730件
内視鏡約100件
各地域の求人数
北海道約2,500件
東北地方約4,200件
北陸地方・甲信越約4,000件
関東(1都三県)約14,000件
関東(1都三県以外)約4,400件
東海(愛知県のみ)約3,700件
東海(愛知県以外)約5,100件
関西(大阪府のみ)約5,600件
関西(大阪府以外)約7,600件
中国地方約4,000件
四国地方約1,200件
九州(福岡県のみ)約1,800件
九州(福岡県以外)約2,300件
沖縄県約280件

〔出典〕医療ワーカ―求人検索システムによるCareer Theory編集部調べ、2023年10月19日時点

医療ワーカ―の評判・口コミ

豊富な求人数やユニークな検索項目が魅力の看護師転職サイト『看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』。

実際に利用した看護師からは、看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』の担当アドバイザーが持つ提案力や利用者とのコミュニケーションを高く評価する声が寄せられました。

特に初回の求人紹介を受けられるまでがスピーディで、かつ紹介・提案される量も程よい点が好評です。

基本的に、初回の求人紹介では利用者が伝えた条件に合致する病院・施設をまとめて提示されることが多いため、人によっては求人票の精査だけでもひと苦労することがあります。

看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』を利用した看護師からの評判では、その量がコンパクトにまとまっていて心地よいとする声が上がっていたのと同時に、選択肢を拡げるのに十分な量を提示してもらえたという口コミも寄せられています。

また、それぞれの口コミにおいて担当キャリアアドバイザーの親身さが評価されています。

つまり『看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』は、看護師のニーズへ親身に寄り添ってくれつつ、提案の面ではコンパクトかつ十分な量をスピーディに行ってくれる転職サイトだということがわかりました。

適度な提案量をもらって求人を1件ずつしっかり検討してから応募したいという看護師は、『看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』でフィット感を確かめてみましょう。

以下に、代表的なものを中心に『看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』にの評判・口コミを紹介します。

医療ワーカ―の評判:コンパクトな提案で選択肢を拡げてくれる

看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』を利用した看護師からは、担当アドバイザーとのコミュニケーションについて満足感があったとする口コミが多く寄せられました。

特に提案の質や連絡頻度/情報のコンパクトさに対する満足の声が目立つ結果となっています。

口コミ・評判

40代前半・『医療ワーカ―』を利用
評価:★★★★☆4
すぐに多数の情報提供があったため、選択の幅は広がりました
担当者の方も親身になって要望を聞いてくれました。
要望の勤務形態ですと、年収が下がるのは想定していましたが、その中でも比較的良い給与のところをご紹介いただきました。
情報量の多さは個人での就職活動では難しい所なので助かりました
ただ、すぐに面接を取り付けてくれるので、迷っている時はちょっと困りました。

口コミ・評判

40代後半・『医療ワーカ―』を利用
評価:★★★★☆4
必要な情報を多すぎない量で教えてくれた
電話に出れない時はショートメールで情報をいただいたり、情報を閲覧したいだけの時も担当者がしつこくなく、毎回電話がきたりすることもなくメールでのやりとりのみでとても良かった
担当者の対応もとても優しく、親切で親身になって相談をうけてくれた。
転職先の人間関係もわかれば、情報としてはとてもありがたい。

看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』を利用した看護師から寄せられた意見では、求人の数が豊富で、担当アドバイザーからの求人紹介もスピーディという評価が得られました。

また回答者のなかに「連絡頻度が多くなく、快適だった」というような感想を抱いている人が多いのも特徴的で、自分のペースでじっくりと求人情報を参照したいという人にとっては大きな利点となります。

看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)転職活動前の情報収集段階・新着求人のメールを受け取るだけといった利用法も想定しており、転職を迫ることはないと明示しています。

数ヶ月後の転職を真剣にお考えの方や、転職はまだ先だけどとりあえず情報を集めたい方など、いろいろな看護師さんが登録して当サイトをご利用になっています。
また、メールで新着求人情報を受け取って自分のペースで転職活動を進めることもできますので、お気軽にご相談下さい。

〔出典〕『看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』公式Webサイト,「よくある質問」08.
※ 太字・マーカーはCareer Theory編集部による

看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)では決して無理に転職をお勧めすることはいたしません
看護師さんが気持ちよく働けるよう、職場の紹介、交渉を代行することが看護師転職アドバイザー「最大の仕事」です。 あなたが希望しない条件、望まない転職を勧めることは「一切」ありません。

〔出典〕『看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』公式Webサイト,「よくある質問」04.
※ 太字・マーカーはCareer Theory編集部による

求人票を見比べてみて、自分のなかで転職の軸気になる求人の傾向がかたまった段階から転職サポートを始めてもらうという利用法も考えられるでしょう。

心情として「本格的に転職活動へ踏み切るには至っていない」というような人は、看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)に登録して求人情報だけ受け取るところから始めてみるのがおすすめです。

加えて、担当アドバイザーに今の職場に対する悩みや自身が仕事に求める要件などを伝えてみると、その実現につながる転職を提案してもらえる可能性があります。

提案もコンパクトにまとめてかつ優れたものを行ってくれると評判なので、それだけでも見てからキャリアを再考するのがおすすめです。

転職活動への踏ん切りがつかない」という段階の看護師は看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)』のキャリアアドバイザーに提案を依頼してみましょう。

もっと見る

9. ナース人材バンクの利用手順

この章では、実際にナース人材バンクに登録した場合のサービスの流れについて解説します。

  • Step 1. 登録する
  • Step 2. 電話がかかってくる
  • Step 3. キャリアカウンセリング
  • Step 4. 求人紹介を受ける
  • Step 5. 職務経歴書の添削
  • Step 6. 応募する
  • Step 7. 面接対策を受ける
  • Step 8. 施設との面接を行う
  • Step 9. 内定と退職サポート

特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、看護師転職サイト自体を初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。

Step 1. 登録する

ナース人材バンクの公式ページから登録を行います。

登録する際は、ご自身が期待しているサービスを受けられる看護師転職サイトなのかどうかを確認するようにしてください

また、似たような看護師転職サイトは多くあるため、間違わないよう注意しましょう。

たとえば、「レバウェル看護」と検索するとレバウェル看護の派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、十分に注意しましょう。

Step 2. 電話がかかってくる

登録すると、ナース人材バンクから数日以内に電話かメールで連絡が入ります

準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する業務内容は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたがナース人材バンクのオフィスに訪問することもあれば、近くまで来てくれることもあります。(日程・場所の都合が合わなければ電話面談になります。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような施設に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう

Step 4. 求人紹介を受ける

ナース人材バンクのキャリアアドバイザーは、あなたの希望に合いそうな求人を5件〜50件ほど紹介してもらいます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な施設もあるでしょう。

それぞれの転職サイトしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のサイトから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 職務経歴書の添削

応募する職場を決めたら、ナース人材バンクのキャリアアドバイザーに職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をコンサルタントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 応募する

選考書類が完成したら、コンサルタントが最後に推薦文を添えて施設に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、ナース人材バンクのキャリアアドバイザーが施設に伝えてくれます。

転職サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、施設への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると看護師転職サイト経由は圧倒的に有利です

Step 7. 面接対策を受ける

応募している施設の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います

あなたが希望すればナース人材バンクのキャリアアドバイザーと模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 施設との面接を行う

面接の日時設定はナース人材バンクのキャリアアドバイザーが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、あなたの持っている力を出し切りましょう

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、ナース人材バンクのキャリアアドバイザーが給料交渉や入所日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど大手転職サイトであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

10.ナース人材バンクをより効果的に利用するためのポイント6選

この章では、ナース人材バンクをより効果的に利用するためのポイントを6つお伝えします。

いい転職サイトを選んでも、上手に使えなければ意味がないので必ずチェックしましょう。

10-1. スカウトメールをお願いした場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、施設から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

転職サイト 案内 順番

そのため、1~2週間に一度は連絡を入れておくようにしましょう。

10-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく

キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

10-3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

10-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ…」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

10-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

10-6. 同じ案件に複数のコンサルタントから応募しない

数社の転職サイトを使っている場合、同じ案件には複数のコンサルタントから応募しないようにしましょう。

施設から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

施設・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。

11.ナース人材バンクに関してよくある質問

ナース人材バンクに関してよくある疑問をQ&A形式にしてまとめました。

  1. ナース人材バンクの口コミ・評判は良い?悪い?
  2. ナース人材バンクは離職後にブランクがあっても復職できますか?
  3. ナース人材バンクは面接前にアドバイスやサポートをしてもらえますか?
  4. ナース人材バンクでは複数の求人の面接を受けることができますか?
  5. ナース人材バンクでは紹介された求人に興味がなければ断れますか?
  6. 複数の人材紹介会社に登録していても問題ないですか?
  7. ナース人材バンクは退会できますか?
  8. ナース人材バンクが怖いって本当?
  9. ナース人材バンクに間違えて登録してしまった場合は?
  10. ナース人材バンクを運営しているsmsの評判ってどう?

それぞれご紹介します。

Q1. ナース人材バンクの口コミ・評判は良い?悪い?

ナース人材バンクは、転職サポートが手厚く、安心して転職を任せられると評判です。

年間、約10万人以上の看護師さんが利用する人気の看護師転職サイトであるため、特に初めての転職におすすめと言えるでしょう。

また、全国各地12箇所に拠点を持ち、地方求人を多く取り揃えていることがも大きな魅力です。

登録は下記からできるため、少しでも気になる方はぜひ登録をおすすめします。

Q2. ナース人材バンクは離職後にブランクがあっても復職できますか?

ナース人材バンクでは、仮にブランクがある場合でも、職場の探し方や履歴書の書き方、面接時の対応など、充実したサポートを受けることができます。

また、ナース人材バンクには「ブランクがある看護師の復職」についての記事コンテンツも用意されていますので、興味のある方はご一読ください。

Q3. ナース人材バンクは面接前にアドバイスやサポートをしてもらえますか?

ナース人材バンクでは、面接対策などのサポートを受けることが可能です。

気を付けるポイントや、よくされる質問について事前にアドバイスをもらうことで、当日も落ち着いて面接に臨むことができます。

もし面接でうまく話せなかった場合にも、キャリアパートナーが後からフォローしてくれるので安心です。

ナース人材バンク-サポート

出典:ナース人材バンク公式HP

Q4. ナース人材バンクでは複数の求人の面接を受けることができますか?

複数の求人を受けることも、もちろん可能です。気になる求人が複数ある場合は、面接を受けた上で比較・検討することができます。

興味のある求人には、積極的にエントリーしていきましょう。

Q5. ナース人材バンクでは紹介された求人に興味がなければ断れますか?

興味のない求人は断ることができます。むしろナース人材バンクでは、キャリアパートナーが紹介した求人希望に合わないものであった場合、しっかりと断ることを推奨しています。

これは、満足のいく転職を提供することが、そのままナース人材バンクの満足度に繋がっていく、という考えを持っているからです。

そのため、興味がない求人を紹介された時はしっかりと断り、どの点が希望と合わなかったのかを担当者に伝えるようにしましょう。

そうすることで、次回以降より自分の希望に近い求人を紹介してもらえる確率が高くなります。

Q6.複数の人材紹介会社に登録していても問題ないですか?

他社に登録することは問題ありません。むしろ複数社に登録することで、選べる求人の幅が広がり、転職後の満足度も向上させることができます。

ただし、複数の人材紹介会社に登録する場合は、同じ求人に複数の転職サービスからエントリーしないように気を付けましょう。

Q7.ナース人材バンクは退会できますか?

サービスが不要となった場合は、もちろん退会可能です。ナース人材バンクを退会するには、以下の3つの方法があります。

  • 運営会社である株式会社エス・エム・エスの退会フォームから申請する
  • 0120-787-686(株式会社エス・エム・エスの個人情報管理担当)に電話し、退会したい旨を伝える
  • ナース人材バンクの担当アドバイザーに直接伝える

巷では「退会できない」という噂もあがっているようですが、これはナース人材バンクの公式サイトに退会フォームが設置されていないためでしょう。

実際は上記いずれかの方法で簡単に退会することができますので、安心してご利用ください。

Q8.ナース人材バンクが怖いって本当?

ナース人材バンクの口コミの中には連絡がしつこすぎて怖いと感じるくらいだっという声も見られます。しかし、それはエージェント側が熱い気持ちであなたの転職を応援しようとしている表れでもあるため、怖がる必要はありません。

現在転職する予定がない場合はその旨をエージェント側にしっかりと伝えて、連絡頻度を減らしてもらえるようにしましょう。

具体的に「何カ月に1回」など期間を指定するとエージェント側もあなたにとってちょうど良い連絡頻度を理解してくれます。

Q9.ナース人材バンクに間違えて登録してしまった場合は?

ナース人材バンクに間違えて登録してしまった場合は、公式サイトの「サービス退会のご依頼」から退会処理を行いましょう。退会手続きは必要情報を入力して送信するだけなので1分もかかりません。

簡単に退会できるうえ踏力量も発生しないので、間違えて登録しても慌てる必要はありません。

Q10.ナース人材バンクを運営しているsmsの評判ってどう?

ナース人材バンクを運営している株式会社エス・エム・エスには、以下のような評判が見られました。

組織の環境としては比較的風通しが良く、意見を言いやすい環境であると思います。
部署にもよると思いますが上下関係もそこまで厳しくないため働きやすいです。
ただ、教育面に関してはあまり整備されておらず能動的にキャッチアップすることが求められます。

(引用:Openwork

営業として単月の目標を達成しても、毎月リセットされる(半月ごとの査定なのでカバーは出来るが)為、常にPDCAをまわし、走り続けなければいけないことは認識しておくべき。ただ、達成できなかったからと言って上司によってはあまり詰めてきたりしない場合もあるので、いい意味でみんなドライ。
自分で目標持たないと評価が下がりつづけ一番下のランクまで落ちる人もいる。

(引用:Openwork

上記のように評判が見られるため、上司によってしっかりと教育を受けたりバックアップしてもらえたりする環境というよりも、個人の力量が試される環境のようです。
その分、自分自身で業務改善を行える力強い社員が多いということもであるので、熱意をもって転職を支援してもらえるでしょう。

さいごに|ナース人材バンクの評判まとめ

ナース人材バンクについて、特徴や使うべき人などを解説してきましたが、いかがでしたか?

ナース人材バンクに登録すればいい転職の実現につながりますので、必ず登録するようにしましょう

特に下記に当てはまる方は、登録すれば間違いなくおすすめです。

  • 転職のプロに相談しながら転職を進めたい
  • いろんな求人を見て、選択肢を増やしたい
  • 好条件の非公開案件を知りたい

 

ただ、転職する際はナース人材バンクのみではなく、求人数やサポート体制を確保するという点でも、以下の中から1~2社ほど併用して利用することをおすすめします。

看護師転職サイトサービスの特徴
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どの看護師転職サイトを利用するか迷った場合、ナース人材バンクとともに、上掲の転職サイトから1社ほど選んで登録してみることをおすすめします。

特に1位の『看護roo!(看護ルー)』は求人の数が多いだけでなく綿密なサポートが評判の人気転職サイトで、面接同行選考アドバイスなど質の高い支援を評価する口コミが多く寄せられたサービスです。

初めて転職する看護師からキャリアアップ・年収アップを目指す看護師まですべての人におすすめできる転職サイトなので、1つ目のサイトに迷ったら『看護roo!』を試してみましょう。

ナース人材バンクの評判を参考に、あなたの転職が成功することを心から祈っています。

日勤限定で働く看護師の魅力とは?働き方や給与などをまとめて解説

看護師が日勤で働く魅力や働き方について解説!

看護師として働いている方の中には、

  • 日勤のみで働きたい
  • 夜勤をなくした場合、収入が大幅に減るのではないだろうか

という方も多いでしょう。

結論から言うと、日勤のみという働き方は可能です。手取りが下がるケースもありますが、収入への影響をなるべく少なくする方法も存在します。

この記事では、これまで看護師のキャリア相談を受けてきた私が、「日勤のみという働き方のメリット・デメリット」や、「日勤のみ看護師の年収事情」「求人を探す方法」について詳しく解説していきます。

すべて読めば、日勤のみという働き方を実現するまでの道のりを理解できるでしょう。

1. 日勤のみの看護師として働くメリット

看護師が日勤で働くメリットとは?

日勤のみの働き方には、以下のようなメリットがあります

  1. 生活サイクルを一定に保てる
  2. 体力的な負担が小さい
  3. 家庭の事情に合わせて働ける

それぞれ詳しく見ていきましょう。

生活サイクルを一定に保てる

日勤のみの最大のメリットは、生活サイクルを一定に保てる点にあります。

「看護師の仕事は好きだけど、夜勤が体に合わない」という方も少なくありません。そういった方にとっては、安定した生活を送りつつ、仕事を続けることができます。

規則正しく十分な睡眠がとれることで、心身の健康を保てるのは、大きなメリットといえるでしょう。

体力的な負担が小さい

日勤の場合、1回の勤務当たりの労働時間は8時間前後であることが一般的です。

一方、夜勤の場合、1回の勤務当たりの労働時間が長くなる傾向にあります。

特に2交代制の夜勤の場合、勤務時間は16時間ほど。もちろんその分1ヶ月の勤務日数は少なくなりますが、一度に長時間働き続けるため、体力的な負担は非常に大きいでしょう。

いずれにせよ、自分の体調面での向き不向きをかんがみて、働き方を選択することが重要です。

  • 不規則な生活では体調を崩しやすい
  • 一度に長時間働くのは、体力的に厳しい

という方は、日勤のみ勤務の方が無理なく仕事を続けられるでしょう。

家庭の事情に合わせて働ける

勤務時間が日中に固定されることで、家庭との両立もしやすくなるでしょう。

特に子育て中の方にとっては、自身のキャリアを途絶えさせることなく、子供との貴重な時間を取ることが可能です。

主婦層だけでなく単身の方にとっても、プライベートの予定なども組みやすくなるといったメリットがあります。

2. 日勤のみの看護師として働くデメリット

看護師が日勤で働くデメリットはある?

日勤のみの看護師には、以下のようなデメリットも存在します

  1. 給与が少なくなる
  2. 求人の選択肢が限られる
  3. 仕事にやりがいを感じられないという方もいる

それぞれ詳しく確認しておきましょう。

給与が少なくなる

日勤のみ看護師の最大のデメリットは、給与が少なくなることがあるという点です。

看護師の手取りは、夜勤の有無によって大きく変動します。

もともと夜勤をしていた看護師が日勤のみに働き方を変えた場合、5~8万円ほど手取りが下がってしまうことも考えられます。

夜勤の方が年収が高くなるのは、以下の2点が影響するためです。

  1. 深夜割増賃金
  2. 夜勤手当

(1). 深夜割増賃金

まず深夜帯に勤務した場合、基本給に深夜割増賃金が加算されます。

これは労働基準法で定められたものであり、勤務時間に応じて一律で支払われます。

  • 条件:勤務時間が午後10時~朝5時
  • 金額:日中の基本給(時給換算)の1.25倍

日中の基本給は、役職手当などを含んだ給与の時給換算で割り出されます。

これまで夜勤をしてきた方が日勤のみに変更した場合、まずはこの深夜割増賃金が適用されなくなってしまいます。

(2). 夜勤手当

夜勤手当は、就業先の規定に設けられている夜間勤務に対する手当のことです。

看護師など夜勤が前提の職種では、1回の勤務あたりで規定されているのが一般的です。

夜勤手当は就業先が任意で定めるものなので、勤務する病院によって金額は異なります。

参考:一回の勤務当たり、4,000~1万円の夜勤手当が支給される

勤務当たりの夜勤手当の相場は、以下のようになっています。

  • 3交代制の準夜勤:4,076円
  • 3交代制の深夜勤:5,023円
  • 2交代制の夜勤:1万772円

仮にこれまで月6回の夜勤(2交代制)というシフトだった看護師が、日勤のみに変更した場合、5~6万円ほど手取りが下がることが想定されます。

加えて、深夜割増賃金もなくなるため、減少幅は大きくなるでしょう。

求人の選択肢が限られる

夜勤なしを条件に求人を探す場合、選択肢が限られてしまうというデメリットもあります。

特に大手の病院や大学病院では、その多くが「夜勤あり」となっています。よって、就業先候補から外さなければなりません。

「給与を維持したい」「業務内容にこだわりたい」など、その他の条件が加わる場合、応募可能な求人を探すだけでも苦労するかもしれません。

仕事にやりがいを感じられないという方もいる

日勤のみという働き方を選ぶ場合、小規模な病院・クリニック・介護施設が就業先になることも少なくありません。

これらは大手病院と比較すると、緊迫感もそれほどなく、比較的ゆったりした環境です。ところが、このような環境や業務内容に「面白みを感じられない」という方もいらっしゃるようです。

特に、

  • 最先端の医療現場で働きたい
  • 看護師としてキャリアアップしたい

という方にとっては、やりがいを見失ってしまうこともあるかもしれません。

3.日勤と夜勤のメリット・デメリットを比較!

日勤では働くメリット・デメリットとは?

日勤と夜勤のメリット・デメリットを、比較すると、以下のようになりました。
←左右にスクロールできます→

日勤夜勤
メリット
  1. 生活サイクルを一定に保てる
  2. 体力的な負担が小さい
  3. 家庭の事情に合わせて働ける
  1. 時間当たりの収入が多いため、年収も高くなる
デメリット
  1. 給与が少なくなる
  2. 求人の選択肢が限られる
  3. 仕事にやりがいを感じられないという方もいる
  1. 生活サイクルが安定しない
  2. 体力的な負担が大きい
  3. 柔軟な勤務調整が難しい

参考記事

看護師の働き方によって、どのようなメリット・デメリットがあるのかは、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください

4. 日勤のみの看護師の年収事情

日勤看護師の気になる年収は?

日勤のみで働いた際に最もデメリットとなる金銭面について、より詳しく解説していきます。

4-1. 日勤のみ常勤の看護師の平均年収は421万円

日勤のみの常勤看護師の平均年収は約421万円であると言われています。(参考:看護roo!

一方、夜勤ありの常勤看護師の平均年収は約481万円

夜勤の有無で年収に60万円ほどの差が生じていることが分かります。

前述の通り、夜勤手当と深夜割増賃金が一切なくなることで、その分1ヶ月あたり5~6万円の手取り収入減少になってしまうのです。

4-2. 日勤のみでも高収入を得る方法

では日勤のみでも高収入を得るにはどうすれば良いのでしょうか。具体的な方法は、以下の3つです。

  1. 資格を取得する
  2. 管理職を目指す
  3. 講師として看護学校や研修機関で講義をする
  4. 勤務地を大都市圏に限定する
  5. 基本給が高い傾向にある職場に転職する

それぞれ詳しく見てみましょう。

資格を取得する

資格を取得することで、基本給に資格手当がつく場合もあります。なかでも以下の資格は、様々な職場で評価の対象となります。

  • 専門看護師
  • 認定看護師
  • 認定看護管理者

平均して1万円以上の手当がつく場合があり、かつ転職活動でも有利になるため、これらの資格を取得しておいて損はないでしょう。

注意点:資格取得まで時間と労力がかかる

就業先の規定によっては、資格手当がつかない場合もあります。

また、資格取得にはある程度の期間を要するため、いますぐ給与をアップさせることはできません。認定看護師では半年、専門看護師では2年間程の期間がかかるとされています。

日々の業務と勉強を両立させなければならないため、根気と体力が必要です。

管理職を目指す

年収を上げるためには、管理職・役職を目指すというのも一つの方法です。

勤続年数を重ね、指導・管理を行う立場になれば、課される責任と比例して、基本給も高くなっていきます。

注意点:長い目で見ておく必要がある

看護師も他の職種と同様、経験が評価される仕事であるため、年功序列で昇進するのが一般的です。したがって、管理職を目指すのは、非常に長い期間が必要となります。

また、管理職になるとカンファレンスや部下の指導を行うなど、業務内容が多岐にわたり、かつハードになっていくことが予想されます。

講師として看護学校や研修機関で講義をする

講師として、看護師の経験や知識を活かし、後進の育成や看護の質向上にも貢献できます。

その際には、講義料のほかにも出張手当も支給される場合があり、高収入に繋がりやすいです。

講師として働くには、教育能力の証明として、看護師国家試験合格証明書や教育実績などが必要になります。

また、講義を行うためのカリキュラムや教材の準備や自分から働きかける営業スキルも必要です。

各学校や研修期間での講義を経て、良い評価を受けることで、さらに別案件の話が舞い込むことにも繋がるでしょう。

勤務地を大都市圏に限定する

都市部では人口が多く高齢化も進んでいるため、医療ニーズが高く、看護師不足に悩まされています。

そのため、大型病院や施設が多数あり、スキルや経験に合わせて高額な給与となる傾向です。

地方の看護師の平均年収を上回ることが多いでしょう。

ただし、都市部での交通費や生活費が高額であるため、それに見合った給与水準とは感じにくいかもしれません。

看護師は高収入を得られる反面、大規模な病院では患者数も多く、負担の大きい業務内容が求められることを念頭に置いておく必要があります。

基本給が高い傾向にある職場に転職する

最も早く、確実に年収を上げたいならば、「年収・給料が高い傾向にある就業先に転職する」ことをおすすめします。

一言で看護師といっても、就業先によって、給与額は大きく異なります。職場を変えるだけで、年収が数十万円アップすることも珍しくありません。

また業務内容も職場や診療の対象によって違うため、転職によって業務の負担が減るというケースも想定されます。

基本給が高い職場を検討する場合には、転職サイトを活用しましょう。

中でもコメディカルドットコムは、医療業界に特化した転職サイトであり、高収入に繋がる転職・自分に合った職場探しの手助けになります。

下記に、コメディカルドットコムについて紹介している記事もあるため、ぜひ参考にしましょう。

5. 日勤のみの看護師として働ける職場

日勤看護師として働ける職場はある?

日勤のみの看護師として働ける職場は、以下の通りです。

  1. 外来のみの病院
  2. クリニック・診療所
  3. 訪問看護ステーション
  4. 介護施設
  5. 健診センター
  6. 保育施設

具体的な業務内容などを詳しく説明していきます。

外来のみの病院

外来のみの病院勤務の場合、夜勤は発生しません。土日休みなど、あらかじめ休日も決まっているため、プライベートの時間が確保しやすい点も魅力です。

診察の介助だけでなく、事務作業が多くなる傾向にあります。

クリニック・診療所

クリニックや診療所であれば、就業先の選択肢も多くなり、「家から通いやすい」「業務の負担がそれほど大きくない」などの求人も見つけられる可能性が高くなります。

また、

  • 美容形成外科
  • 美容皮膚科

などの自由診療を行うクリニックは、診療にかかる費用を病院側が設定できるため、収益も高くなり、その分看護師の基本給も高めに設定されています。

介護施設

訪問看護師は、訪問看護ステーションから患者の住む場所に向かい、看護を行う仕事です。

処置内容は患者によって様々ですが、主治医の指示に従い、点滴や血糖値測定、カテーテル交換などを行うのが一般的です。

在宅治療患者を対象としているため、不規則な勤務は少なく、たいていの場合は日勤のみとなります。

ただ、経験や高度なスキルが求められる、責任の大きい働き方と言えるでしょう。

5-4. 介護施設

近年、介護施設で働く看護師も増加中です。少子高齢化の進展もあり、介護施設スタッフのニーズは、年々高まっています。

業務内容としては、入居者の健康管理全般を担います。ただし就業先によっては夜勤が必要なこともあるので、事前に確認しておきましょう。

健診センター

健診センターで働くという選択肢も考えられます。

健康診断を専門に行う施設であり、病院内に併設されているケースと、専門施設として存在するケースがあり、採血や血圧など、健康診断に係る業務を一通り担当します。

こちらは病院で働く看護師よりも、ルーティンワークの側面が強いと言えるでしょう。

スキルアップには繋がりにくいかもしれませんが、その分、落ち着いた職場で働きたい方には向いています。

保育施設

総数としてはそれほど多くはありませんが、保育施設で働く看護師の方もいます。

保育士の配置人数は施設ごとに細かく取り決められています。

小規模の保育事業において、0才児から2才を4人以上受け入れる場合、保健師または看護師を、保育士としてカウントできるというルールがあります。

業務内容としては、子供たちの保育業務に加え、園児の健康管理や保護者への衛生指導などが含まれます。

ただし基本的に一つの保育施設に複数の看護師がいることはないため、園内でトラブルが起きた際、すべて自らの判断で対応することが求められます。

6.日勤のみの看護師に向いている人の特徴

日勤に向いている看護師の特徴は?

日勤のみの看護師に向いている人の特徴は、主に以下の人に分類されます。

  1. フレキシブルな働き方ができる
  2. コミュニケーション能力が高い
  3. 仕事とプライベートのバランスを大切にする

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

6-1. フレキシブルな働き方ができる

日勤のみの看護師は、夜勤や交代勤務を行わないですが、急な残業や休日出勤が必要な場合もあります。

また患者の急変や病院内のトラブルに備えて、急なシフト変更が必要になる場合もあるため、柔軟な働き方ができる人が求められます。

繁忙期や人手不足の時期にも、多少残業することもあるため、長時間勤務に対しても耐性が必要です。

6-2. コミュニケーション能力が高い

日勤となると、多くの患者が目覚めている時間帯に勤務します。

そのため、日常的なケアや会話、病状の説明など、患者とのコミュニケーションが必要になります。

コミュニケーションを通じて、患者やその家族の安心感にも繋がるので、非常に重要な役割です。

また、医師や他の看護師との協力関係を構築し、チームとしても貢献することを求められます。

6-3. 仕事とプライベートのバランスを大切にする

夜勤がないことから、生活リズムを整えやすく、プライベートの時間が確保しやすいです。

しかし看護師としての責務は大きく、患者の生命や健康に直接関わるため、仕事とプライベートのバランスを取ることが難しい場合もあります。

自分自身の健康管理やストレス管理をしっかりと行い、確保できた自分の時間を大切にしましょう。

7. 日勤のみの仕事を探すなら、必ず登録しておきたい転職サイト

日勤看護師として働くなら、登録すべき転職サイト

ここでは、日勤のみの求人探しにおすすめの転職サイトを紹介します。

  1. 看護roo!|看護師さん利用満足度No.1
  2. レバウェル看護(旧 看護のお仕事)|求人多数で選択肢の幅が広い!
  3. ナースではたらこ|サポートは抜群、行きたい病院を指名できる!

それぞれ詳しく見ていきましょう。

7-1. 看護roo!|看護師さん利用満足度No.1

看護roo!

総合評価

4.1

看護師転職サイトの中で堂々のトップ。

求人の量・質

4.1

公開求人・非公開求人共にトップクラスの量。非公開求人が5万件以上あると言われ、求人に困ることはない。

サポート

4.1

同行してくれるなど面接対策が手厚い。

看護roo!』は東証一部上場企業の株式会社クイックによって運営される看護師向けの転職サイトで、特に求人の質が良く、サポートも充実していると高評価です。

特にホームページには出ていない、5万件を超える優良求人を紹介してくれる点が好評です。

また、面接に同席までしてくれるサポートの手厚さも特徴で、面接が不安な方にもおすすめです。

←左右にスクロールできます→

運営会社株式会社クイック
対象地域主要都市圏
オフィス全国4箇所(東京・大阪・名古屋・横浜)
公開求人数約5.6万
公式ページhttps://kango-roo.com/

7-2. レバウェル看護(旧 看護のお仕事)|求人多数で選択肢の幅が広い!

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

総合評価

4.0

求人数が優れているので、No2の口コミ評価。

求人の質・量

4.2

公開求人・非公開求人共にトップクラスの量。

サポート

4.0

入職まで手厚いサポートを受けられる。

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は日本最大級の看護師向け転職サイトで、公開求人だけでも5万件以上、ネットには出せない良質な非公開求人も豊富(12万以上の事業所)です。

総合評価1位の『看護roo!』と合わせて、ぜひ登録しておきたい転職サイトです。

←左右にスクロールできます→

運営会社レバレジーズ株式会社
対象地域全国
オフィス全国12箇所
公開求人数約12.1万
公式ページhttps://kango-oshigoto.jp

7-3. ナースではたらこ|サポートは抜群、行きたい病院を指名できる!

ナースではたらこ

総合評価

4.0

サポートが好評で、上位2社と併せて登録したい1社。

求人の量・質

3.95

求人は多くないものの、行きたい病院の案件を作ってくれる。

サポート

4.2

対面で丁寧なカウンセリングをしてくれると好評。

ナースではたらこ』はアルバイトの求人媒体「バイトル」なども手掛ける、大手人材会社のディップ株式会社が運営する看護師向け転職サイトです。

24時間の電話対応、ナース・キャリア・ステーションでの対面支援など、サポートが手厚く、サポートへの満足度はNo.1でした。

楽天リサーチの調査でも看護師さんの満足度1位を獲得しています。

求人に関しても行きたい病院を指名できる、「逆指名」を行なっていますので、下記のように気になる病院があれば求人を探してくれます。

そのため、行きたい病院がなんとなくでもある方は登録しておくべき1社です。

←左右にスクロールできます→

運営会社ディップ株式会社
対象地域全国
オフィスナース・キャリア・ステーション全国5箇所
公開求人数約1.1万
公式ページhttps://iryo-de-hatarako.net

8. 日勤看護師の主な業務内容

日勤看護師の気になる業務内容は?

日勤看護師の主な業務内容は以下の通りです。

  1. 食事の介助
  2. 各種検査・採血
  3. 投薬の管理
  4. カンファレンス
  5. カルテ記録・申し送り

食事の介助

患者さんの食事のセッティング・配膳を行います。
場合によっては、食事の介助を行うこともあります。

各種検査・採血

患者の検査や採血を行います。血圧、体温、脈拍の測定(バイタルサインチェック)、注射、点滴など、具体的な業務内容は様々です。

投薬の管理

薬の管理も看護師の重要な仕事です。食事の前後、適切なタイミングで薬を配薬します。

患者ごとに投薬の内容やタイミングが異なりますので、情報を的確に共有しながら応対していかなければなりません。

カンファレンス

カンファレンスは会議や協議会を意味します。

主に、主治医や看護師、薬剤師、理学療法士など様々な職種のスタッフで、患者の治療の方向性を話し合ったり、情報共有を行ったりします。

カルテ記録・申し送り

出勤してきた夜勤看護師に、引継ぎを行います。

これは申し送りと呼ばれ、主に患者の状況や容態などが共有されます。

9. よくある質問

気になる疑問を解決!よくある質問とは?

Q.日勤勤務でも十分な収入を得ることはできますか?
A. 可能です。勤務先や経験年数によって異なりますが、日勤勤務でも高収入を得られることがあります。

Q.日勤の勤務形態はどのようになっていますか?
A. 勤務先によって異なりますが、通常は8時間勤務や、シフト制での交代勤務があります。

Q.日勤の看護師でもキャリアアップできますか?
A. 可能です。勤務先によって異なりますが、研修制度や資格取得支援制度があり、スキルアップができる場合があります。

Q.日勤勤務でのストレスは少ないですか?
A. 勤務先や業務内容によって異なりますが、通常は夜勤勤務がないため、夜勤勤務に比べるとストレスは少ないといえます。

Q.日勤の勤務形態で家庭との両立はできますか?
A. 可能です。日勤の場合は、勤務時間帯が比較的固定されているため、プライベートの時間を確保しやすいといえます。

10. 最後に

自分に合う働き方を見つけよう

日勤看護師の働き方について解説しました。

日勤看護師として働きつつ、年収への影響を減らす確実な方法は、「基本給が高い傾向にある職場に転職する」ことです。

日勤・夜勤とも、それぞれメリット・デメリットが存在します。希望する労働条件や将来のキャリアから逆算して、自分に最適な働き方を選択しましょう。

転職を考えている看護師の方は、上記で紹介した以下の転職サイトの利用がおすすめです。

  1. 看護roo!|看護師さん利用満足度No.1
  2. レバウェル看護(旧 看護のお仕事)|求人多数で選択肢の幅が広い!
  3. ナースではたらこ|サポートは抜群、行きたい病院を指名できる!

この記事があなたのキャリアに役立つことを願っています。

保健師の仕事とは?勤務先や年収、求人動向、メリットデメリットまで徹底解説

  • 「保健師とはどんな仕事?」
  • 「仕事内容や年収が知りたい」

と考えていませんか。

保健師とは、地域活動や生活改善の保健指導などを行い、市民の健康をサポートする専門家です。

業務内容の一つに感染症予防があり、近年新型コロナウイルスの流行に伴い、社会的に大きく注目を集めています。

看護師と保健師の両方の国家試験に合格した人のみがなることができ、その約70%は公務員として、保健所や保健センターなど行政機関に勤務しています。

そこでこの記事では、人材コンサルタントとして、多くの保健師転職を成功に導いてきた私が、仕事内容や看護師との違い、労働環境など、保健師として働くために知っておくべきことを徹底解説します。

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病棟看護師の仕事内容とは?1日のスケジュールとキツさの実態を解説

「病棟看護師の仕事内容が知りたい」「きついのだろうか」と気になりますよね。

率直に申し上げると、病棟看護師の仕事はかなりきついです。この記事では病棟看護師のメリットもお伝えしますが、それを魅力と思えないくらい大変な職場もあり、四六時中辞めることばかり考えてしまうほどです。

しかし、この先もずっと看護師資格を使って仕事をするなら、病棟経験はとても重要です。病棟経験を積んでおくと、どの職場でも活かせるスキルが身に付き、今後の転職でも有利になります。

身体を壊してまで働く必要はありませんが、自分に合いそうな職場があれば、経験しておいて損はありません。

このページでは、元看護師で人材コンサルタントの私が、病棟看護師の仕事内容についてご紹介します。

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精神科の訪問看護がきついと感じる7つの理由|辞めたいときの対処法を解説

精神科 訪問看護 きつい

「精神科の訪問看護の仕事がキツイ…」
「仕事がキツイという理由で辞めてもいい?」

まず前提として、心身ともに限界を感じているなら、ムリをせずに精神科以外の仕事への転職を検討するのもひとつの手段です。我慢をして仕事を続けると、心と体に悪影響をおよぼしかねません。

ただし、勢いで仕事を辞めるのは避けましょう。退職後に後悔してしまう可能性があります。

「やっぱり辞めなければよかった…」という事態を避けるためにも、転職は計画的に進めたほうがよいでしょう。

仕事がキツイと思ったらやるべきこと

本記事では、看護師の転職支援に携わっている著者が、精神科の訪問看護をしている人から聞いた話をもとに、仕事がキツイと感じる理由や対処法を解説しています。

最後まで読めば、精神科の訪問看護の仕事を辞めるべきかどうかの判断基準がわかるでしょう。

この記事を読むとわかること

看護師723名が選んだ人気の転職サイト

編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。

左右にスクロールできます。

おすすめ転職サイト口コミ満足度公開求人数おすすめポイント
1位:看護roo!
(看護ルー)

4.3点

約5.9万件
  • 利用者満足度No. 1(編集部調べ)
  • 面接対策・サポートも手厚い定番の転職サイト

2位:マイナビ看護師

4.2点

約4.6万件
  • 全国に拠点があり地方にも強い
  • 初めての転職から企業転職まで抜群の支援
レバウェル看護(旧・看護のお仕事) ロゴ3位:レバウェル看護
(旧・看護のお仕事)

4.0点

約14.1万件
  • 圧倒的公開求人数を誇る大手サイト
  • 取材に基づくリアルな施設情報を教えてくれる

〔求人数〕2023年1月5日時点

精神科の訪問看護を「きつい」と感じる7つの理由

精神科の訪問看護はかなり特殊な働き方であり、他の職場にはない負担がありますよね。本章では、精神科訪問看護の仕事をする方の声を分類しながら紹介していきます。

患者とのコミュニケーションがうまくとれず信頼関係が築けない

精神科の訪問看護で一番きつい要因は、患者とのコミュニケーションにあるのではないでしょうか。

精神科訪問看護利用者のケアには、質の高いコミュニケーションが欠かせません。コミュニケーションの中での精神状態の観察とアセスメントが看護師の重要な役割です。

ただ、患者からの暴言やハラスメント、拒絶があったり、会話自体は成立できても上手く信頼関係を築けなかったりと、患者との関りに悩む看護師は少なくありません。

精神科の看護師の中には、精神疾患のある患者さんの言動思考に引きずられて、自分も病んでしまうというケースが多々あります。

精神科はこころのケアがメインなので、精神疾患を抱える患者さんと日常的にコミュニケーションを取りますが、特に共感性が強い人ほど、周囲の負の感情が伝播してしまいます。仕事に対して適度な距離を保てない人は、プライベートの時間まで引きずってしまうこともあるでしょう。

「移動中に患者の言葉が頭をよぎってしまい、運転に集中できない瞬間がある」という方もいるようです。

訪問看護師の声

  • 自分1人で判断、対応しなければならない
  • 自分の言動や存在が、患者に影響を与えてしまうと感じてしまう
  • 前任者より引き継いだ利用者から拒絶されて訪問に入れないことがあった
  • 相手から受けた言葉で疲れる

一人で患者宅を訪問しなければいけないため、いざというときに不安

精神科訪問看護は、「一人で患者宅を訪問する」という看護形態や利用者の疾患もあり、患者からの暴力やハラスメントなどを受ける機会も他の職場と比べて多くなります。

利用患者に多い統合失調症・妄想性障害などには攻撃性の高い衝動的な行動を取る方も少なくないので、そういった環境に足を踏み入れることに対するリスク・怖さを感じる方も多いようです。

他にも「(相談員は二人体制で行くような)治安の悪い地域に一人で行かなければならない」「周囲に人の気配がなく、いざという時に不安」という声もあります。

訪問看護師の声

  • 精神症状が悪い患者への対応で不安や恐怖を感じながら気をつけてかかわらなければならない
  • (患者が)調子が悪くてイライラしている様子だとかいう情報があったので注意して見てきてください、というような送りがあって,そのときに不安だなあと思います

不衛生なお宅に訪問しなければならない場面が多々ある

訪問看護の訪問先(主に自宅)が、不衛生でありきついという声も多く聞かれます。

特に統合失調症の陽性症状では「身なりや生活環境が不衛生になる」、陰性症状では「部屋が荒れやすくなる」といった症状がみられるようになり、患者宅次第ですが、悪臭がする・害虫が出るなど、看護師はかなり過酷な環境に足を運ぶことになります。

訪問看護師の声

  • 訪問先でゴミの量があまりにも多い
  • 家の片づけに長時間とられてしまい、計画していた支援が行えないことも

提供している看護ケアが患者のためになっているかわからず自信がなくなる

精神科の訪問看護として仕事をするうえで、自分では力になれないという無力感やむなしさ、疲労感を感じてしまう方もいらっしゃいます。

精神疾患は経過も分かりづらく、良くなったり悪くなったりを繰り返すので、「自分の提供している看護ケアが果たして患者のためになっているのだろうか」と考えてしまう方は少なくありません。

困難を感じながらも、利用者さんへの援助を継続しつつ「とにかくまず行かなくては」と踏ん張っている看護師さんは多いです。

また利用者本人の病識が不十分で、訪問看護の必要性を理解していない場合もあります。

中には、「訪問看護を受けるなら退院しても良い」と言われているケースもあり、患者さんによっては疾患の話を嫌がる方もいるなど、訪問看護師さんは援助にかなりの神経を使っているようです。

訪問看護師の声

  • 事前に訪問看護を行う了解を得ていても、その後患者の病状が悪化し、訪問看護での支援を受け入れてくれない
  • 訪問看護をいつまで続ければいいのか,ゴールがわからない

業務時間外での電話対応も多く気が休まらない

利用者家族との関わりによって、負担が増している方もいます。

特に多いのが家族からの電話対応で、時には業務時間外でも利用者家族から連絡が来ることも多いのではないでしょうか。業務時間外だからと言って対応しないわけにもいかず、気が休まらないという看護師さんも少なくありません。

訪問看護師の声

  • 患者への支援を、家族に了解してもらえない
  • 家族からの苦情、クレーム対応に追われます

書類作成などの時間外労働が多く体力的にしんどい

時間外労働が積み重なって、体力的な限界を迎えている方もいます。

特に精神科訪問看護では、記録・計画書・報告書などの書類を作成する機会が多いかと思います。現状や解決策、評価などを詳細に記載しなければならず、膨大な時間を取られますよね。

業務時間を終えてようやく書類作成に取り掛かれる、というような施設で働いている方は、体力的な限界を感じるようになっても無理はありません。

訪問看護師の声

  • とにかく記録書類が多く、作成が大変でした
  • ストレスの原因は報告書とか計画書とかで、残業になることですね

人員の確保や教育体制が不十分のため看護師一人ひとりの負担が大きい

病院から訪問を行う場合、看護体制の不十分さが原因で看護師の負担が増しているケースもあります。

具体的には、「人員の不足」「教育体制の不備」などがあげられます。

訪問看護師の声

  • 病棟からの訪問看護を行うための手順が整っていない
  • マンパワーの問題で訪問看護に行きにくい
  • 訪問する時間は限られていて、回数が増えると病棟から抜ける回数が増えてしまうので、そのバランスが困難だと思います
  • 交通手段の補助がない
  • 困ったときに相談できる人や機会がない
  • 他職種の人がいるとその人と(日程を)合わせるのは大変
  • 訪問看護を学ぶための機会がない

精神科の訪問看護がきつい・辞めたいと思ったときの対処法を解説

「仕事を辞めたい」と思いつつも、実際に辞めて良いか判断できず、退職を視野に入れつつも二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで本章では「辞めたい」と思った時に、どういった基準で判断すべきかを順を追って解説します。

まずは辞めたい理由を全て列挙する

最初にやるべきは、「辞めたい理由」を全て挙げてみることです。

漠然と「なんとなく辞めたい思いが強くなってきた」では適切な判断はできません。勢いのまま辞めてしまうと、後悔する恐れがあります。そこで、まずはもやもやとした辞めたい気持ちを細かく分けて整理していきましょう。

職場を辞めたい理由は一つだけとは限りません。たいていの場合、いくつかの理由が積み重なって「辞めたい」という気持ちに至るものです。

口コミ・評判

辞めたい理由が複数ある例
精神科の訪問看護で働いてしばらく経つが、未だに(1)患者との関わりが難しくてもう無理だと思うし、(2)患者宅に向かうのが怖いと感じることがある。その上人手不足で(3)一人当たりの訪問件数も多くて負担になっている

「辞めたいと思ったきっかけ」「どういう部分が不満なのか」を起点にして、1章の内容も参考にしながら、辞めたい理由を言語化していきましょう。

上記の方の場合、「(1)(2).業務内容に対してのネガティブな感情」「(3)業務過多」という3つの理由が積み重なって「辞めたい」という感情が生まれていることが分かりました。

「時間が解決する可能性」と「自分の行動次第で改善する可能性」を見極める

次に、「時間が解決する可能性」と「自分の行動次第で改善する可能性」を見極めます。

■時間が解決する可能性
…今の職場で働き続けるうちに、悩み・不満が解決する可能性があるか

■自分の行動次第で改善する可能性
…自分の行動次第で、悩み・不満が解決する余地があるか

この2つを軸に、仕事を辞めたいと思うよくある理由を分類してみます。結論から言うと、辞めたい理由が左下に偏っているほど、退職・転職をしても良いと判断できます。

仕事を辞める理由の二次元マップ

図の左下にある理由は、端的に言うと「会社そのもの(職場環境)が原因となっており、自分の行動や時間の経過で解決が見込めないもの」です。

特に訪問看護ステーションの場合は、ほとんどが小規模な職場なので、異動(会社を変えずに環境を変える)や休職(いったん時間を置く)が難しいでしょう。このため、退職・転職で環境を変えるが唯一の手段となります。もし病院で働いているなら、部署の異動を相談してみてください。

一方、右上に位置する理由は、今の職場でもある程度改善が見込める理由です。そのため、早まって辞めたりせず、まずは「今の職場でできることはないか考えてみる」ことを推奨します。

退職を迷う場合は転職の準備だけでも始めておく

もし辞めるかどうか判断しかねる場合は、ひとまず「転職の準備」だけでも着手してみることをおすすめします。

転職活動の準備とは

  • 訪問看護の仕事を続けるか、別の仕事をするか考えておく
  • 訪問看護の仕事を続けるなら、現職の不満点をもとに希望条件を明確にしておく
  • 条件に合う求人があるかどうか転職サイトで検索してみる
  • 業界や職種についての情報を収集しておく
  • 転職サイトの担当者に相談だけでもしておく

前提として、仕事を辞めて次の職場を見つけるまでの流れは、(1).在職中に転職活動をする(2).退職して失業手当を貰いながら転職活動に専念するの2通りあります。

結論から言うと、辞めるかどうか迷っているなら、(1).在職中に転職活動をすることをおすすめしています。

次の職場の希望条件を考えたり、実際に求人を探したりすると、漠然とした「退職する」という未来が具体的に想像できるようになるからです。もし希望に合いそうな求人がたくさんあるなら、応募してみれば良いですし、転職サイトに良さそうな求人がないなら、退職はいったん保留にするという選択が取れます。

いずれにせよ、「次の職場がありそうかどうか」を事前に調べておき、その結果で判断するのが最も現実的で賢明です。

それに、次の仕事が決まる前に辞めてしまうと、無収入の期間が発生し、生活に影響する恐れもあります。それだけでなく、なかなか次の仕事が決まらないと焦ってしまい、妥協せざるを得なくなる可能性もありますし、ブランクが長くなると採用に不利になります。

このことから、「迷ったら、勢いで退職せずにまずは転職活動の準備から始めてみる」ことをおすすめしています。

転職を検討中の方は転職サイトへの登録がおすすめ

 

転職を視野に入れて検討している方は、転職サイトに登録し、キャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです。

キャリアアドバイザーは看護師転職支援のプロで、あなたの希望条件をヒアリングしたうえで最適な職場・求人を紹介してくれます。

人気が高い良質な求人ほど、非公開求人として転職サイト利用者だけに限定公開されているので、登録しておくだけで選択肢をグッと増やせますよ。

大手サイトだと『看護roo!』や『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』などが有名です。評判の良いサイトを詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

どうしても限界ならまずは精神科以外の職場への転職を検討する

精神科の訪問看護がきつくて限界で「他の働き方も視野に入れたい」という方は、まず精神科以外の仕事を検討してみてください。

1章でもお伝えしましたが、きつい・辞めたいという悩みの多くは「精神科の看護ケアに対する難しさ・怖さ」が原因になっているケースがほとんどです。

精神科訪問看護がきつい理由

  1. 患者とのコミュニケーション
  2. 一人で患者宅を訪問する恐さ
  3. 不衛生な訪問先が多い
  4. 支援の効果がない無力感
  5. 利用者家族との関わり
  6. 時間外労働の多さ

→(1)~(4)は精神科ならではの理由

精神科医療への想い・やりがいが原動力になっていても、利用者・家族との関わりで厳しい現実に直面することもあるかと思います。そういった場合は無理をせず、一般的な訪問看護などの仕事に移るのも一つの方法です。

今すぐ職場を変えるつもりはないという方は、「できる限り、患者さんの感情を受け流す」ように努めてみてください。

当サイトで精神科で働いた経験のある看護師さんに話を伺ったところ、「患者さんの感情はしっかり受け止めるが、最終的に看護記録などに書き出すことで”受け流す”」というスタンスお仕事をされていたそうです。

口コミ・評判

精神科での勤務経験者
患者さんが感情を表出するのは、それが怒り・悲しみ・依存などの好ましい反応でなくくても、「心を開き始めたサイン」として捉えます。
なので、一生懸命話しを聞きます。担当の勤務時間内で、可能な限り時間を割きます。(5分でも10分でも、時には時間外でも)
声かけは「そうだったんですねね」「そんなことがあったんですね」等の受け止めを行いますが、それ以上は何も言いません。
ですが、話してくれた内容は、そのまま看護記録に書き、書きながら脳内から排出するイメージで、受け流してました。そうしないと、患者さんの感情にのまれてしまい、こちらがメンタルの調子を崩してしまうからです。

上記の方のように、「仕事の時間」と「その後の自分の時間」をきっちりと分離することが、あなたの精神の安定につながります。

精神科の訪問看護の仕事はやりがいはあるがキツイ部分も多々ある

精神科の訪問看護で働く方がどのような局面で「きつい・辞めたい」と感じるのか、研究調査などを踏まえて解説しました。

精神科は医療行為こそ少ないものの、独自の業務や精神科ならではの看護の視点が求められ、やりがいを感じながら働ける領域ではありますが、その分精神科ならではのきつい部分がありました。

もし本当に仕事を継続するのが限界と感じられるなら、別の職場に移ることを一度検討してみるのも良いでしょう。

なお、精神科看護師を対象に行ったストレス調査をもとにしたこちらの記事(『精神科の看護師を辞めたい!8つの理由と辞めると決める前に必ず試してほしいこと』)もぜひ参考にしてみてください。

この記事があなたの役に立てば幸いです。

小児科看護師に向いている人とは?やりがい・悩み・知るべき全知識を解説

小児科看護師に向いている人とは?やりがいや悩み・知るべき全知識を解説

小児科看護師のやりがいとは?
自分は小児科看護師に向いてる?

小児科看護師は、子どもを相手にするお仕事なので向いてる人と向いてない人に分かれる職業です。そのため、小児科看護師は人によってやりがいや悩みが異なってくるため、自分の性格に合っているか不安になる方もいるでしょう。

結論、子どもと接する仕事に興味がある方にとって小児科看護師はとてもやりがいを感じられる仕事です。

小児科看護師のやりがいはここ!
  • 子どもの可愛い姿が見られる
  • 長期的に関わることで成長を感じられる
  • 子どもに関する幅広い疾患の知識が得られる

しかし、病気と向き合う子どもの心のケアや保護者のサポートは簡単なことではありません。命と隣り合わせの現場でつらい経験をすることもあるでしょう。そのため、小児科看護師になるには、責任を背負う覚悟も必要です。

そこで本記事では、実際に小児科看護師だった私が魅力ややりがい、大変なことなどを詳しく紹介し、向いてる人と向いてない人を徹底解説します。

この記事を読むとわかること

  • 小児科看護師に向いている人・向いていない人
  • 小児科看護師のやりがい・魅力
  • 小児科看護師によくある悩み
  • 小児科看護師の就業先
  • 小児科看護師を目指す方からよくある質問

小児科看護師に関する知識を深めることで、自分が向いている職業なのかを正しく判断できるでしょう。小児科看護師への就職・転職のきっかけになる情報を詰め込んだので、ぜひ最後までお読みください。

注:小児科看護師の詳しい仕事内容については、「小児科看護師の仕事内容ってどんなの?元小児科看護師がやりがい・悩みを徹底解説!」でご紹介しています。

1.【必見】小児科看護師に向いてる人は子どもの成長を観察して楽しめる人

小児科看護師に向いている人・向いていない人

小児科看護師の仕事は、病気になった子どもの心身の診察・介助をおこないながら、成長と発達をサポートすることです。

子どもの成長を楽しめる人や観察能力のある人は、小児科看護師に向いているでしょう。

一方、子どもと接するのが苦手な人や体力に自信がない人は向いていません。以下、小児科看護師に向いている人・向いている人を詳しく解説します。

1-1. 小児科看護師に向いてる人の特徴

小児科看護師に向いているのは、以下の3つに該当する人です。

  • 子どもの成長を楽しめる人
  • 観察能力のある人
  • さまざまな疾患・症状を学ぶ意欲のある人

詳しく説明します。

(1). 子どもの成長を楽しめる人|治療や内服を頑張る姿を応援できる

子どもが好きで成長を楽しめる人は、小児科看護師に向いています。理由は子どもの成長や発達を促して見守るのが、小児科看護師の役割だからです。

子どもは、短期間で心と身体が成長します。薬を頑張って飲む姿や泣きながら治療を頑張る姿など、子どもの成長を目の前で見ることができます。

このような子供の成長を楽しめるのは、小児科看護師に向いている証拠です。

口コミ・評判

匿名 さん(45歳)
内服に苦戦するお子さんは多いですね。
過去に苦みを感じたなどの経験から、苦手だと感じる子も多いようです。
そういった子には、薬の形状を変えたり、シロップと一緒に飲ませたりなどの工夫をします。
こういったケアは小児科看護師ならではの関わりだと思っています。
「薬、飲めたよ!」と笑顔で報告してくれた時は、頑張りや成長を感じますね。

(2). 観察能力のある人|繊細で小さな変化に気付ける

また、観察能力のある人も小児科看護師に向いています。理由は子どもの微かな変化に気づきケアにつなげることが、小児科看護師に求められるからです。

子どもには、体調不良でも言葉にしない時期があります。例えば乳幼児の場合は話すことができず、思春期のときは恥ずかしさで考えを伝えられません。

子供に対する観察能力があれば、個別性のある看護ケアへ発展できます。したがって子どもの繊細な変化に気づけるのは、小児科看護師には必須です。

口コミ・評判

匿名 さん(35歳)
初めて小児科に配属された時は、子どもとどう関わればいいかわからず、苦労しました。
でも、めげずに関わりを続けていたある時、治療に協力的だった女の子が、実は医療者に隠れて涙を流していることをに気付きました。
私は不安を受け止めることに努め、だんだんその子も前向きになり、治療を無事に終えることができました。退院する時には「ありがとう」と言ってくれ、それが今でも励みになっています。

(3). 疾患・症状を学ぶ意欲のある人|大人や高齢者まで対象年齢が広いクリニックも

他の診療科と違って、小児科看護師は知識と技術の習得が必要です。小児科は対象の年齢だけでなく疾患や症状が幅広く、受診の理由も異なります。

なかには、見たことがない疾患や症状を診るケースも多いです。

補足:小児科看護師に求められる知識・技術とは

小児科の受診理由が、0歳児では予防接種、1〜9歳では喘息が最多です。ほかにもアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎など年代で理由が異なります。

0~19歳における年齢ごとの受診理由

出典:『平成 29 年(2017)患 者 調 査 の 概 況 』をもとにした資料より抜粋

2021年には新型コロナウイルスワクチンの接種が始まり、高齢者を受け付けた小児科クリニックもあります。社会情勢もあり、小児看護で学んだことだけで対応できないケースも珍しくありません。

さまざまな知識や技術を学ぶことは、疾患のある子どもの理解につながります。したがって、学ぶ意欲のある人は小児科看護師に向いているでしょう。

大人や高齢者の診療をするクリニックも多い

クリニックや外来では、保護者の治療を行うこともあります。例えば、子どもが感染症にかかり、保護者にも同じ症状があった場合です。

また大人になっても、子どもの頃からお世話になっている小児科に通う方もいます。大分大学医学部の公式サイトに公表されているように、小児科では年齢の制限がありません。

「500gの赤ちゃんから100kgの成人まで」というユニークな表現で、対象年齢の広さが認識されています。

Q:小児科って何歳までの患者さんが対象なの?

A:定められた年齢制限はありません。普通の開業医さんでは高校生になると患者さん自身が小児科受診を恥ずかしがり、内科を受診することがあるかも知れません。一方で、乳幼児期から長期のフォローアップが必要な患者さんは、成人しても「ずっと診てもらっている先生の方が安心」とのことで、小児科を受診されることが多いです。小児科は「成長と発達の科学」ですから、発達途中の患者さんの全てが対象となります。小児科病棟には、高校生や成人の患者さんが入院することもあります。500gの赤ちゃんから100kgの成人まで、小児科の守備範囲はとても広いのです。

引用:大分大学医学部

1-2. 小児科看護師に向いてない人の特徴

一方で、小児科看護師に向いていない人は以下の3つです。

  • 病気になる子どもを見るのがつらい人
  • 子どもと接するのが苦手な人
  • 体力に自信のない人

それぞれ説明します。

(1). 病気の子どもを見るのがつらい人|症状の変化が大きく重症化することも

病気になる子どもを見るのがつらい人は、小児科看護師に向いていないでしょう。なぜなら心臓疾患や神経性疾患など、生命を脅かす病気の子どももいるからです。

子どもの疾患は症状が変わりやすく、重症化することもあります。急変したときの気持ちがついていけないとき、小児科看護師の働きにくさを痛感するでしょう。

口コミ・評判

匿名 さん(34歳)
子どもと接するのが大好きで、小児科を希望していたので、配属された時はとても嬉しかったです。
でも、実際に病気で苦しむ子どもを見るのは胸が痛みました。特に、新人時代から入院していた子が重い病気で命を落としてしまった時は、無力さを感じ、看護師を続けていく自信を無くしてしまったこともありました。

このように、子どもが苦しむ姿に遭遇する場面は多くあるので、辛く感じて仕事が手につかなくなってしまう人は、小児科看護師として働きにくさを感じるでしょう。

(2). 子どもと接するのが苦手な人|泣いたり暴れたりする子どもの対応がある

子どもと接するのが苦手な人も、小児科看護師に向いていません。理由は、子どものストレスを受け止めて支えるのが小児科看護師の役割だからです。

日本小児看護学会の報告では、新型コロナウイルスが流行後、子どもに体的・精神的症状の出現や増加、日常生活や行動の乱れが起きているのが判明しています。

小児看護における COVID-19 に関するアンケート調査

出典:日本小児看護学会

子どもにとって病院は非日常的で、ストレスで泣いたり暴れたりしやすい環境です。

このように子どもの行動にストレスを感じる場合、小児科看護師として長期的に働くのは難しいでしょう。

(3). 体力に自信のない人|立ち仕事で子どもを抱っこするケースも

体力に自信のない人は、小児科看護師に向いていないでしょう。理由は、小児科看護師は立っていることが多いからです。

小児科では抱っこしてあやしながらケアをおこなうため、基礎体力や持久力が求められます。

実際、身体を痛めながら働いている小児科看護師もいます。また抱っこしている間は他の業務が進まないため、残業することもあるでしょう。

口コミ・評判

匿名 さん(40歳)
小児科で勤務し出してから、肩こりや腰痛を感じることが多くなりました。子どもが可愛くて、ついつい抱っこしちゃうからかもしれませんね。お休みの日にはマッサージや温泉に行き、リフレッシュしています。
小児科には、家庭の事情で保護者が面会に来れない子も入院しています。そういった子に安心感してもらうために、抱っこは必要なケアだと思っています。

この方が言うように、小児科看護師にとって、抱っこもケアの一つです。このことから、小児科看護師には、体力が必要といえます。

ここまでのまとめ

小児科看護師に向いている人、向いていない人を3つ紹介してきました。

向いている人向いていない人
  • 子どもの成長を楽しめる人
  • 観察能力のある人
  • さまざまな疾患について、学ぶ意欲のある人
  • 子どもが病気になる姿を見るのが、辛い人
  • 子どもと接することが苦手な人
  • 体力に自信のない人

次の章では、小児科看護師のやりがいや悩みを紹介します。

2. 【必見】小児科看護師のやりがい・魅力3選!

小児科看護師に向いている人のやりがいと魅力

小児科看護師に向いている人が感じる、やりがいや魅力は以下の3つです。

それぞれ説明します。

2-1. 子ども好きにはおすすめ!可愛い姿を毎日みられる

小児科看護師は、子どもの可愛い姿をそばで見られます。なぜなら、治療やケアで子どもに近いのが小児科看護師だからです。

子どもの可愛さは千差万別で、年齢で異なります。

実際に子どもと接することに癒されて、元気をもらっている看護師も多いです。

口コミ・評判

匿名 さん(32歳)
小児科で働きはじめて、どんな年齢であっても、子どもは可愛くて尊いものだと知りました。
赤ちゃんの可愛さは一般的にも知られていますが、幼児の無邪気さ、学童の伸び伸びした様子、思春期の子が心を開いて本音を話してくれた瞬間など、かけがえない出来事がたくさんあふれているので、小児科で働いていてよかったと思えます。

このように、子どもと接することで、癒され、元気がもらえると言う看護師さんも多くいます。

2-2. 長い期間をかけて子どもの成長や変化を観察できる

前章で説明したとおり、子どもの成長は早くて心身の成長を見るとやりがいを感じます。また長期的な関わりで信頼関係ができたからこそ、見せる表情もあります。

継続的に看護をおこなえるのも、小児科看護師のやりがいでしょう。

口コミ・評判

匿名 さん(39歳)
入院した当初は、いつも泣いてお母さんに抱っこされていた子が、入院生活を続けていく中で少しずつ看護師に心を開いてくれ、笑顔を見せてくれることも増えました。
ある日、検査があると伝えに行くと、「もう僕泣かないよ。大丈夫」と言って、処置室まで自力で歩いて来てくれたことがありました。その成長ぶりに、とても感動したのを覚えています。

2-3. 子どもの医療や疾患の知識を体で覚えられる

子どもに関する疾患の知識を広く得られるのも、やりがいのひとつです。

小児科看護師には心身の成長過程や発達理論なども含めて、網羅的な知識が必要になります。なぜなら、対象の年齢が新生児期から青年期と広いからです。

このようにさまざまな疾患の子どもと出会って、学びを深めることにやりがいを感じられます。

口コミ・評判

匿名(42歳)
新人の頃、小児科に配属されて驚いたのは、勉強するべき疾患の多さです。中には、聞いたことないような疾患で苦しむお子さんもいるので、日々、勉強です。
また看護ケアの知識も、一様ではありません。バイタルサインひとつとっても、乳児と思春期の正常値は全く違います。
全て、働きながら学んでいけますし、学ぶことは患者さんの理解に繋がるので、新人さんには身構えずに小児科に飛び込んでほしいです。

このように働きながら、さまざまな疾患をもつ子どもと出会い、学びを深めていけるのでやりがいを感じることができます。

ここまでのまとめ

改めて、小児科看護師に向いている人のやりがいや魅力を見てみましょう。

  • 子どもの可愛い姿が見られる
  • 長期的に関わることで成長を感じられる
  • 子どもに関する幅広い疾患の知識が得られる

ただし、小児科看護師の仕事は良い面だけではありません。

次の章では、小児科看護師に向いている人が抱えやすい悩みを5つ紹介します。

3. 【要チェック】小児科看護師によくある悩み・不安5つ

小児科看護師に向いている人が抱える悩み

ここからは、小児科看護師が抱えやすい主な悩みは、以下の5つです。

それぞれ解説します。

3-1. 小児科特有の高い看護技術が必要

小児科看護師の処置は、高い技術が必要です。例えば採血やルートキープは、難易度が高いと言われます。

理由は、子どもの血管は細くて見えにくいからです。難易度が高いため病院によっては、子どもの採血やルートキープは医師がおこなうところもあります。

また看護技術は働くうえで身につくものの、処置に痛みや恐怖心がともなうため泣く子も多いです。

その場合、保護者に同意を得て処置をすることも必要でしょう。

3-2. 病院は子どもが警戒心を抱きやすく接し方が難しい

子どもの接し方に悩む看護師もいます。

先述したとおり、子どもにとって病院は非日常的で緊張感をともなう場所です。そのため治療や処置をおこなう小児科看護師は、警戒心を抱かれやすいでしょう。

一方、子どもをサポートできるのも小児科看護師の役割です。ときには保護者の代わりになって、サポートしていきます。

以下、子どもとの接し方のポイントを見ていきましょう。

子どもとの接し方のポイント①|一人ひとりの好きな遊びや普段の様子を知る

子どもに関して、以下の4つを保護者に確認しましょう。

  • 好きな遊びや遊び方
  • 好きなキャラクターなど興味関心があること
  • 泣いたときのあやし方
  • 就寝前の習慣

子どもに関して知っていることが多いほど、ケアに生かすことができます。

接し方の例

  • 子どもが好きなキャラクターのぬいぐるみを用いながら、
    「ぼくは○○(キャラクター名)だよ!お注射頑張れるように、そばにいるからね!」
  • 聴診器に動物などの髪ゴムをつけておいて
    「うさぎさんのモシモシを持ってきたよ!ちょっとお胸の音を聞かせてね」
    ※年齢に合わせて、聴診することや聴診器自体を「モシモシ」と呼ぶことがあります。

子どもとの接し方のポイント②|発達心理に関する知識を深めておく

小児科では発達理論に基づくのが重要です。小児の発達は、発達心理学でさまざまな視点から論じられています。

なかでも、下記の理論は把握しておきましょう。

発達理論

  • エリクソン「心理社会的発達理論」
    人生を8つの発達段階に分け、それぞれ「心理社会的危機」が存在し、人間はその心理社会的危機を乗り越えることで力を身につけることができるとされる。
  • ピアジェ「認知発達段階論」
    0歳から成人までの認知発達を4つの発達段階に分け、子どもが心身をどのように発達させていくのかを示している。
  • フロイト「心理性的発達理論」
    0歳から青年期までの心理発達を心のエネルギーであるリビドー(性的衝動)を用いて説明している。心が成長する過程で、リビドーは形を変えて成熟すると考えられている。
接し方の例
10歳 1型糖尿病を発症し入院した子どもエリクソンの心理社会的発達理論では、『勤勉性 対 劣等感』の時期にあたる年齢。
入院で学校に行けない、病気への不安から、能力の喪失や自己コントロール感の喪失感を抱きやすい。
糖尿病自己管理に向けた指導やケアを行いながら、「学校にも通えるようになるよ」「自分の身体と付き合っていくための方法だよ」と声をかけ、この時期に獲得できる『有能感』が身につくよう支援していく。

このように、治療や入院により発達課題の達成が阻害されていることもあるので、子どもの成長発達を考慮しながら、サポートすることが大切です。

3-3. 保護者に対する子どもの治療や入院の伝え方が難しい

保護者の対応に難しさを感じる場面があるでしょう。理由は、子どもの心配をする保護者に、治療や入院の必要性を説明しなければならないからです。

保護者は、子どもが病気になると落ち込みます。なかには、気持ちを取り乱して医療従事者へ攻撃的になる保護者もいるでしょう。

モンスターペアレント問題
医療従事者に対し執拗にクレームを入れたり、インターネットからの情報を鵜呑みにして、治療に非協力的な保護者のことです。その真意は、病気への不安やわが子を思う親心ですが、中には非常識な要望を通そうとする保護者もいます。
対応に苦慮する場合は、1人で解決しようとせず、先輩看護師や師長、医師などに頼ることが大切です。

このような保護者とどう向き合うか、どのようにアプローチしていくかは、小児科看護師の課題と言えるでしょう。

3-4. 治療を受ける子どもの苦しむ姿が心苦しい

子どもは痛みを伴う処置に恐怖を感じ、抵抗することもあります。理由は「何をされるかわからない」「痛いことは嫌だ」という自己表現で、自身を守ろうとするからです。

したがって苦しむ子どもを見て、辛さを感じる看護師もいます。

子どもが好きな看護師には、痛みをともなう処置の介助をするのがつらい人もいるでしょう。その場合、これから紹介する手法を用いるのがおすすめです。

(1). プレパレーション|かわいい人形や写真を使って治療に対する子どもの恐怖心をなくす

プレパレーションとは子どもが治療や検査を受けるときに、かわいい画像や人形を使って説明することです。

子どもの恐怖心や不安を軽減し、治療や検査に向かえるよう心の準備を可能にしてくれます。

接し方の例
採血を行う幼児に対し、人形や注射を用いて、これから起こることを説明する。
「○○ちゃんにする検査を、これからお人形さんが教えてくれるよ。一緒に触ったりしても大丈夫だから、よく聞いててね。」

出典:パラマナビ

看護実習などでも取り入れられているようです。

キャラクターのぬいぐるみを使って治療の説明(実習)

出典:川原医療大学校

(2). インフォームドアセント|治療について保護者だけでなく子どもにも同意を得る

インフォームドアセントとは治療や検査のとき、保護者だけに説明と同意を行うのではなく、子どもにも同意を得ることです。子どもが理解できるように、わかりやすい言葉で説明します。

採血を行う小学生に対し、嘘をつくことなく、これから起こることを説明する。「これから○○ちゃんにする検査は、どうして具合悪いか調べるためにするんだよ。血を取る検査だから、少しチクッとするよ。もしかしたら怖いって思うかもしれないけど、○○ちゃんが協力してくれたら、すぐに終わることができるんだ。看護師さんも一緒にがんばるから、○○ちゃんも一緒にがんばれるかな?」

出典:自由が丘メディカルプラザ 小児科

これらの働きかけにより、子どもが前向きになれたり、子どもとの信頼をつくっていくことができるのです。

3-5. 小児科看護師は将来的に安定しているのか不安

看護師のキャリアを考えたとき、小児科看護師で働くことに不安を感じる方もいます。理由は少子高齢化で、小児科看護師の需要が減る可能性があるからです。

今後も小児科看護師で働くのであれば、キャリア形成を考えながら、小児科領域の専門性を高めるのが大切でしょう。

4. 【需要あり】小児科看護師が転職できる4つの就業先

小児科看護師の就職先

小児科看護師の就業先は、以下の4つです。

月給の相場は23〜30万円で、他の診療科とそれほど変わりません。

紹介した就業先に関して、以下を基準に解説します。

職場の比較基準

  1. 教育制度
    新卒・既卒にかかわらず、教育制度はしっかりしているか。プリセプターはつくのか。
  2. 人間関係
    看護師間や多職種との連携はとりやすいか。悪化しやすい要因はあるか。
  3. キャリアップ
    看護師としてのキャリアップは望める環境か。
  4. 仕事の忙しさ
    夜勤はあるか。忙しさはどのくらいか。

(1). 小児科クリニック|地域に根差した診療

小児科クリニックは、地域に根ざした診療をおこなっています。その特徴は、以下のとおりです。

  • 入院設備をもたないクリニックがほとんど
  • 仕事はルーティンワークが多い
  • 主要都市に行くほど、数が多いため就職しやすい

仕事とプライベートの両立を重視する人は、検討してみましょう。

教育制度
プリセプター制度はほぼない。
仕事の忙しさ外来業務のみ
時間に追われるが、ルーティンワークなので慣れやすい
夜勤の有無なし
人間関係メンバーが固定されている
合わない人がいると、居心地が悪い
キャリアアップの仕方
ルーティンワークが基本
既卒で就職がおすすめ

(2). 総合病院の小児科|外来診療や入院設備あり

小児科がある総合病院は外来診療をおこなっており、入院設備もあります。特徴は、以下のとおりです。

  • 入院施設があるため、クリニックよりも知識と技術が必要
  • 少子化の影響で、混合病棟に変化している病院もある
  • 看護師の配置人数によっては、必ずしも小児科に配属されない

小児科以外の診療科を経験したい人は、有利な就職先といえるでしょう。

教育制度
既卒だと、病院によっては、教育制度が希薄
プリセプターがつかないことも
仕事の忙しさ入院設備と外来があり、どちらも忙しい
治療や検査によっては応用などが求められることも
夜勤の有無あり
日勤のみも相談可能
人間関係勤務によってメンバーが変わる
忙しく殺伐としていることも
キャリアアップの仕方
混合病棟の場合
成人や老年看護を学べるチャンス

(3). 大学病院の小児科|治療の専門性が高い

大学病院の小児科は、治療の専門性が高いです。特徴は、以下のとおりです。

  • 外来・入院施設があり、教育制度が充実
  • 重度の疾患を持つ子どもも多く、専門的な知識や技術が必要
  • 看護師の配置人数によっては、必ずしも小児科に配属されない

小児科以外で専門性の高い看護を学びたい人は、大学病院をおすすめします。

教育制度
既卒でもプリセプターつくことも
単科なのでしっかり学べる環境
仕事の忙しさより専門性の高い治療や検査がおこなわれており忙しい
夜勤の有無あり
日勤のみも相談可能
人間関係勤務によってメンバーが変わる
忙しく殺伐としていることも
キャリアアップの仕方
小児科看護を極めることができる
病院内での異動も可能

(4). 小児専門病院(子ども病院)|0〜18歳までの専門的な医療

小児専門病院(子ども病院)は、0歳から18歳の子どもに対して専門的な医療行為を行っています。特徴は、以下のとおりです。

  • 外来・入院施設だけではなく、療育施設やリハビリ施設もある
  • 小児医療に関するさまざまな分野が集結して、専門性が高い
  • 各都道府県に必ずあるわけではなく、所在地の確認が必須

小児科看護師にこだわりがある方には、おすすめの就職先です。

教育制度
既卒でもプリセプターつくことも
専門性の高い看護を学べる環境
仕事の忙しさ専門性の高い治療や検査がおこわれており忙しい
夜勤の有無あり
日勤のみも相談可能
人間関係勤務によってメンバーが変わる
忙しく殺伐としていることも
キャリアアップの仕方
小児科看護師として
専門性を高めるのに、ピッタリ!

転職を検討している方はまずは転職サイトに相談

ここまで、小児科看護師になるための就職先をご紹介しました。しかし、自分に向いている病院はどこか、全てを確認するのは限界があると思います。

転職を検討している方は、『看護roo!』や『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』などの、看護師転職サイトに相談してみるのもおすすめです。

また、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』では、当サイトが独自に取得したアンケートから、利用者満足度の高い転職サイトを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

専門のキャリアコンサルタントに相談することで、小児科看護師に向いているのか、なるために何が必要か、見えてくることでしょう。

5. 小児科看護師に関するよくある質問と回答

小児科看護師を目指す方のよくある質問

最後に、小児科看護師を目指す方からよくある質問を6つ紹介します。

同じ疑問があれば、ぜひ参考にしましょう。

Q1. 小児科看護師にはどのような業務がありますか?

小児科看護師ならではの仕事は、医師の診療介助や子どもと家族のケアです。例えば、以下の4つです。

  • 点滴をしている子のシーネ交換
  • 乳児への人工乳の授乳
  • 泣いている子の抱っこ
  • 夜間の寝かしつけ

総合病院の小児科病棟で働く場合、子どもの喧嘩の仲裁や勉強を見ることもあります。

Q2. 小児科は何歳の子どもまで診療しますか?よくある疾患はありますか?

小児科は子どもの心身の診療をおこない、健やかな成長と発達をサポートします。対象年齢は0歳〜成人までですが、実際は0歳〜15歳が多いです。

またクリニックは市中感染症の治療を受ける子供が多く、大学病院は専門性の高い治療を必要とする子供が多いです。

Q3. 小児科看護師は1日どのようなスケジュールで勤務しますか?

小児科看護師の1日を下の表にまとめました。

8:00出勤、情報収集
8:30全体カンファレンス
申し送り
9:00検温、環境整備
検査や治療の準備、開始
沐浴などの清潔ケア
リハビリあれば移送介助
11:30服薬介助
必要あれば、食事介助
授乳
12:00交代で休憩
13:00検温
午後の処置
15:00ラウンド
看護記録
16:00申し送り
17:00退勤

Q4. 小児科看護師は男性でも活躍できますか?

男性の小児科看護師が活躍する場面は多くあります。例えば、以下の3つです。

  • 兄や父親のような存在を期待される
  • 同性だからできる相談を受ける
  • 長時間の抱っこを担当する

このように、小児科には男性だからこそ求められる役割があります。

Q5. 小児科看護師におすすめの資格はありますか?

小児科看護師の専門性を高めるために、以下の資格があります。

  • 小児看護専門看護師
  • 新生児集中ケア認定看護師
  • 小児救急看護認定看護師

日本看護協会」に詳しくまとめられているので参考にしてください。

Q6. 小児科看護師としての経験を活かせる転職先はありますか?

小児科看護師に向いていないと感じたら、小児科以外で子どもと関わるお仕事を探してみましょう。具体的には以下の4つです。

  • 児童養護施設
  • 保育園看護師
  • 養護学校の先生
  • 大学の保健室の先生

また他の診療科に転職する道もあります。

口コミ・評判

匿名 さん(34歳)
小児科看護師の仕事は好きでしたが、その責任は重く、病棟に重症のお子さんが入院している時は、職場内がピリついていることがありました。そうした雰囲気に耐えられず、なるべく緊急度の高い患者さんがいない職場に転職したいと考え、耳鼻科クリニックに転職しました。
今は穏やかな気持ちで仕事ができていて、満足しています。

他の診療科に転職したい人は、こちらの記事も参考にしてください。

6.子ども好きや成長・変化を見届けたい人は小児科看護師がおすすめ!

小児科看護師に向いている人の記事のまとめ

この記事では、小児科看護師の以下の内容を紹介しました。

  • 小児科看護師に向いている人・向いていない人
  • 小児科看護師のやりがい・魅力
  • 小児科看護師によくある悩み
  • 小児科看護師の就業先
  • 小児科看護師を目指す方からよくある質問

なかでも小児科看護師に向いているのは、以下の3つに当てはまる人です。

  • 子どもの成長を楽しめる人
  • 安心感を与えられるような人
  • さまざまな疾患について、学ぶ意欲のある人

もし向いていないと感じても、他のキャリアがあるため問題ありません。転職を考えている人は、以下の転職サイトに相談してみましょう。

あなたの人生が最高のものになることを、陰ながら祈っております。

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看護師のリアルな転職体験談【良かったという声を紹介】

看護師のリアルな転職体験談

看護師は転職が多い職種ですが、実際のリアルな転職体験談を聞く機会は少ないかもしれません。

この章では、当社で独自に入手した看護師さんからの転職体験談をご紹介します。

大学病院→一般病院|自身の希望する仕事内容と看護観に合う職場に転職

大学病院から一般病院に転職したこの女性は、新人ゆえの大変さと人間関係がつらいことが理由での転職であったものの、転職後は患者さんとしっかり向き合える仕事を選んだことで、とてもやりがいを感じているとおっしゃっています。

ご自身がどのような看護をしたいかをしっかりと明確にしていたことで、転職が成功した例と言えます。

口コミ・評判

24歳女性
病棟勤務(大学病院)→病棟勤務(一般病院)
新卒として入職し一年半勤務後転職しました。新人ゆえ慣れないことも多く、すべての業務が大変でした。(中略)同時並行的に一つひとつの手技を覚えること、電子カルテの入力方法を覚えること、そして日々の勉強と仕事もプライベートも忙しく、大変でした。
一番しんどかったのは人間関係です。新卒ということもあり、同じ失敗を何度かしてしまい先輩に「何度同じことを言わせるんだ」と怒られる日々でした。また同期も私が失敗するのを「またこんな失敗したらしい」と同期同士で裏で笑い話にしていたようです。失敗が続き、味方もおらず疲弊していたこともあり、患者さんと衝突してしまい、すべての人間関係が嫌になり退職してしまいました。
転職前が大学病院だったので、もっと地域の病院で一般的な症例を見たいと思い、次の職場を決めました。
転職前の職場と違い、患者さんの症例も専門性の高い症例ではなく、一般的な誤嚥性肺炎や寝たきりの方の看護など自分的にとっつきやすく、看護しやすいと感じたため、患者さんと向き合う時間をゆっくり作ることができたことが一番やりがいを感じてます。今までは多忙と余裕がなさすぎて、患者さんを理解しないまま看護をせざるえないことも多々ありましたが、転職後は病気に至った背景や退院後の生活とその支援まで関わることができ、充実した毎日を送ってます。

ICU→ICU|自分の力を新しい環境で試したいと感じて転職

この男性は、前職で身に付けた力が、新しい環境でどのくらい通用するのかを知りたいと感じて転職したそうです。

転職後は、患者さんが回復する姿を見ることにやりがいを感じていて、専門分野を磨きながら、スキルアップに努めたいとおっしゃっています。

転職の目的を明確にしたうえで転職活動をしたことが、転職後に生き生きと仕事ができる理由であると言えます。

口コミ・評判

25歳男性
ICU勤務→ICU勤務

3交代勤務であったが準夜⇨日勤というシフトがあったことや、勤務自体は忙しくてもあまり気にならないが次の勤務までの時間が短すぎると、さすがにしんどさを感じたため転職しました。日勤⇨深夜もそうですが、睡眠時間も少なくなり、何度か遅刻したことがあります。
前職は大きな総合病院であったため検査だしやOP出しなどを担当していました。移動距離が長い点が辛かったです。
転職をした理由は、外の環境を知りたくなったことと、自分の知識、技術がどの程度通じるのかを知りたかったからです。何より転職することで自分を高められるような気がしていました。
専門病院に転職したため、科の異動がなく、自分の専門としたい科だけに集中することができたことはとても良かったです。また全国レベルのOP件数があるため自分の力を試してみたいと感じています。
ただ業務だけをこなしていくことに興味がないので、いかに自分の考えを医者や他の看護師、コメディカルへ伝えるかが肝になります。自分の受け持ち患者が、自分の考えに基づいた医療行為、ケアなどを行う事によって状態が改善していく様子をみると、自分の価値ややりがいを感じることができます。

脳外科病棟→内科病棟|結婚を機に、自宅近くの病院に転職

この女性は、 結婚を機に転職をしました。後の出産や育児を考え、家から近いという条件を優先しての転職でしたが、新しい職場では前職での経験を活かしながら仕事をされ、大きなやりがいを感じられています。

どのような転職理由でも、前職のスキルや経験が活かせる職場を選ぶと、新しい職場でスムーズに仕事をすることができるでしょう。

口コミ・評判

29歳女性
脳外科病棟→内科病棟
転職前は、脳外科に勤務していました。(中略)麻痺の変化により、再出血や梗塞の早期発見に勤めますが、指示の通らない患者さんの麻痺レベルの観察が難しく苦労が多かったです。
前病院に就職したのは、奨学金を借りていたからです。4年経験を積み、ある程度のことができるようになり、学生時代から交際していた現主人との結婚の話もあり、転職をしました。
前病院で2交代勤務をしていたので、転職活動時も2交代を希望しました。また、今後の出産育児なども考え、家からできるだけ近い職場を選びました。
今の職場は、関連施設に特養や老人ホームを持っているため、高齢者の入院患者さんがほとんどです。肺炎や心不全で呼吸状態が悪く入院される方も多くいます。状態が悪ければ、処置等も多く1人の患者さんのケア時間も長くなります。しかし、治療が終わり入院前と同じ状態で元気に退院される患者さんを見ると、頑張ってよかったなぁと感じます。

病棟→外来|家庭の時間を最優先にするためにパート看護師に転職

この女性は、結婚のタイミングで転居をしたために転職をされています。家庭を優先するために常勤ではなくパート勤務を選択し、前職から仕事内容は大きく変化しました。

しかし、ご自身がどのような働き方をしたいのか、転職の条件と優先順位を明確にした状態で転職先を決定したことで、日々やりがいを感じながら働けていると言えます。

口コミ・評判

34歳女性
病棟勤務→外来勤務
前職では学生の指導や委員会・係の仕事を任されていたため、日々学生の指導や記録の添削・委員会や係の仕事の提出期限などもあり、大変でした。また、色々な分野の責任者を任されていたため、日々の看護の仕事以外にも抱えているものが多く、仕事が終わっても残って仕事をしなければならないことが多く、大変に感じていました。
働いているわりに時間外の給料がちゃんと出ないため、給料は安かったです。(中略)
転職のきっかけは、その当時付き合っていた人が遠方に転勤になり(中略)私の方が仕事を退職し、転勤先についていくことになったからです。
時給が良いことと、パートなので時間で帰れること、夜勤をしなくてもいいこと、カレンダー通りのお休みであることから、今の職場を選びました。
外来の採血室勤務で働いているため、日々患者さんの採血をとっています。一発で血管に刺せることはもちろん、見えない血管の人に一発で刺せたり、患者さんに痛くなかったと言われた時はとても嬉しく感じます。また、一人当たりの採血時間が短いと、どんどん採血をスムーズにとることができるため、そのようにスムーズに採血がとれている時にやりがいを感じています。

オペ室勤務→病棟夜勤専従|患者さんとゆっくりと関わりたいと思い転職

この女性は、非常に忙しいオペ室勤務から、病棟の夜勤専従看護師に転職されています。患者さんとコミュニケーションを取りながら看護がしたいという想いで転職をし、満足いく転職活動となったそうです。

前職では給与面の不満もあったとのことですが、ご自身の看護観に沿って仕事を探すかどうかで、転職後の仕事の満足度に大きく影響することが分かります。

口コミ・評判

26歳女性
オペ室勤務→病棟夜勤専従
手術室に勤務していたときは、長時間にわたる手術や、緊急手術で、立っている時間が長く、いつも足がむくんでいました。手術中は緊張感のある空気感で、心身ともに疲労します。医師によっては手術中に怒ったり機嫌が悪くなることがあり、周りはとても気を使いました。夜勤がないので給料が低い点も不満に感じていました。
手術室でのスキルアップは望んでいませんでした。患者さんとのコミュニケーションがとれなくてやりがいがあまり感じられなかったことも、転職した理由の一つです。
転職後は夜勤専従なので、給料が高く、休みが多いです。また、前職と異なり患者さんと関わる時間が長いので、やりがいを感じています。食事介助やお風呂や歯磨き等の清潔介助では、ゆっくり患者さんと向き合うことができます。関わる時間が長くなると、患者さんも心を開いてくれたり、感謝してくれたりと、ゆっくり看護に向き合えるんです。入院中は身体だけでなく、精神的にもケアが必要になってくると思うので、寄り添えることにやりがいを感じています

障がい者病棟→訪問看護|やりたい仕事に挑戦したくて転職

この男性は、「訪問看護師として在宅での看取りがしたい」と強く希望して転職されました。キャリアプランややりたい仕事が明確であればあるほど、転職後に大きなやりがいが得やすいと言えます。

口コミ・評判

35歳男性
障がい者病棟→訪問看護
前職は障害者病棟だった為、全患者さんのおむつ交換をするのが大変でした。(中略)その間にナースコールや点滴交換などの業務もあったため、本当に激務だし腰や膝を悪くする環境でした。
コロナの対応がずさんで、院内で患者さんが発症したら看護師が持ち込んだから発症したんだと病院の上層部に何度も言われるようになり、一番患者さんの近くで仕事をしている看護師を大事にしてくれないと感じたため転職を決意しました。
訪問看護を選んだのは、在宅での看取りなど、やりたい仕事だったからです。また、訪問看護の中でも給与が良く、残業代もきちんと支払われる待遇だったため、今の職場を選びました。
実際に仕事をしてみて、やはり在宅での看取りが出来たときに大きなやりがいを感じました。今は、病棟に入院するとコロナの為に面会が出来ないため、在宅での最期を希望する方も多く、希望に沿うことが出来たと感じています。(中略)家族も利用者さんも満足した顔をして家で過ごしてくれている姿を見て、凄くやりがいを感じる日々を過ごしています。

介護・福祉施設勤務→病棟勤務|看護師として病院勤務する力をつけたいと希望し転職

この女性は、前職の介護施設の夜間の待機業務の経験から、病院で夜勤として働きたい、看護師としてスキルアップしたいとの思いで転職をされました。

病棟勤務できる自信はなかったとのことですが、その仕事を強く希望していたこと、知らないことも一つずつ勉強すると覚悟をもって入職されたからこそ、大変さを感じながらもやりがいを得て仕事ができているのでしょう。

口コミ・評判

30歳女性
介護・福祉施設勤務→病棟勤務
前職では、介護福祉施設で夜間の待機業務をしていました。(中略)電話で説明を受けても状況が不明なときもあり、実際に施設に行って対応した方が良い場合が多いです。自宅にいても気が休まりません。待機ではなく、夜勤として働かせてほしいと思いました。
転職したのは、夜間の電話待機ではなく、夜勤がやりたいと思ったからです。自宅にいながらも気持ちが休めない待機業務ではなく、仕事のメリハリをつける必要があると感じたのです。また、看護師である以上病院で働いてみたいと思ったため、転職に踏み切りました。人間関係が良い職場ではなかったことも理由の一つです。
夜勤のある病院勤務と言うと病棟が一般的だと思い、介護施設からの転職だとスキルが足りているかわからなかったのですが、勉強のつもりで今の職場を選びました。
今は夜勤業務全般を担当しており、翌日の薬出しや採血、今の病棟では夜間の救急の受け入れもやっているので、臨機応変に対応しなければいけません。(中略)大変ではありますが、やりがいを感じています。これまでの仕事とは全然違うことばかりでしたが、ひとつずつ勉強しています。

呼吸器内科病棟→児童精神科病棟|長く希望していた仕事に求人が出たため迷わず転職

この男性は、長く希望していた児童精神治療の専門病院で求人が出たタイミングで迷わず転職されました。

前職は赤字病院で経営状態が悪く、いつ転職してもおかしくない状況でしたが、ご自身のキャリアプランや将来を日頃からきちんと考えていたからこそ、最適なタイミングで転職に成功した例と言えます。

口コミ・評判

28歳男性
病棟(呼吸器内科、耳鼻科)→病棟(児童精神科)
前職では、毎日のように肺がん末期、耳鼻科系のがん末期患者が入院し、状態の急激な悪化、寛解を繰り返し退院していきました。(中略)治療病棟であったため、DNAR確認はするものの、家族到着までは蘇生措置を繰り返さなければならなかったことが「辛くて大変」でした。
三交代勤務の深夜入り、準夜明け休みしか取れないことが多いことや、赤字病院だったため、施設の老朽化により、治療環境は不衛生であることは耐えられませんでした。経営困難が囁かれ、大量離職が続きました。(中略)緩和ケアを取り入れられないものかと提案したこともあったが、相手にもされませんでした。施設の老朽化、赤字続きだったため、経営に不安を抱いたことで、転職を決意しました。元々、経験して見たかった分野の専門治療を行っている病院が、看護師の募集をかけたことも大きな理由です。
過去に小児専門病院に勤務しており、その中で、身体治療はできても精神治療ができないという事例を多数経験しました。身体治療に合わせて精神治療もできれば、よりよい状態で日常生活に戻れるのではと常々考えていたのです。この頃から、児童精神治療に興味を持ち、専門病院の存在を知ることになります。当初は、採用試験を行っていなかったため諦めていましたが、看護師の募集を急遽かけることにしたと新聞、ホームページに掲載されたことから、迷わず応募しました。
(中略)社会、大人に対し、強烈な不信感からの行動障害を引き起こしてしまった患者に対し、少しずつ信頼関係を構築していくことで、少しずつ心を開いてくれるようになること、行動障害が改善され、笑顔で退院し、社会復帰をする姿を見られることにすごくやりがいと誇りを持っています。

外科病棟→透析クリニック|腰痛発症をきっかけに休職退職後、職場環境と給与に魅力を感じ転職

この女性は、前職勤務時に腰痛を発症しドクターストップがかかったことをきっかけに休職し、そのまま退職されています。

転職後の職場は働きたいと感じた場所であることや、給与面など希望を叶える職場を選んだことが、転職成功の理由であると言えます。

口コミ・評判

36歳女性
外科病棟→透析クリニック
前職では、配属後にまもなく1人でICUを担当する事になりました。基本的に重傷者、更に病院柄で高齢者が非常に多く自力での体動を行えない方がほぼ全員だったため、1人で体交を行っていました。(中略)1人で行っていた体交などが原因で腰痛が出現し、とても仕事が出来る状態ではなくDrストップがかかりました。休職の申請の為に当時の看護部長を訪れた所「気合が足りない」などの発言があり、ここに居たら自分の体が持たない事を確信したため、休職→そのまま退職しました。
新しい職場を選んだのは、まず、出来たばかりの病院だった事、(中略)面接の際に、前の職場での職務経験と給料を加味していただき、魅力的な給料の提示を頂けた所です。
透析室という比較的特殊な分野での業務を行っていますが、通常の外来とは違く、同じ患者様が週に2~3回通院されます。(中略)
そんな患者様と良好の関係を築くことができ、「○○さんがこの病院に居てくれてよかったよ」という言葉をかけて頂けた時には、この職場で頑張ってきてよかったという気持ちと、患者様との良好な関係性を築けていると明確に認識でき、大変嬉しく感じます。

臓器移植コーディネーター→クリニック勤務|過去の経験を活かせる職場に転職

この女性は、臓器移植コーディネーターという臨床とは異なる職種からの転職でしたが、ご主人の転勤をきっかけにクリニック看護師に転職されました。

夜勤がないなどの条件を優先されての転職でしたが、過去に経験した診療科での経験や、前職で苦労した臓器移植時のご家族とのコミュニケーションも、転職後の仕事に活かされていると感じます。

口コミ・評判

32歳女性
臓器移植コーディネーター→クリニック勤務
都道府県の臓器移植コーディネーターは多くが1人で活動しています。人口が多い県でも2人しかおらず、(中略)臨床現場で働くのとは違う難しさがありました。また、夜間でも駆けつけなければいけないなど体力的な問題もあります。一番大変だった業務は、臓器提供を希望している患者様のご家族に説明を行うことです。例えば、不慮の事故で脳死状態になった人が、生前から臓器提供を希望していた場合、本当に臓器提供を行うかは最終的にはご家族が決定することになります。(中略)その説明をコーディネーターが行うのでご家族のお気持ちを考えながらの説明でとても苦心しました。
(中略)主人の県外転勤に伴い転職することとなりました。夜勤がない勤務形態が良かったのと、自分が以前働いていた診療科も入っていたので比較的働きやすいのではないかと思いました。また自宅からとても近く通勤時間が短いことが決め手となりました。
クリニック勤務は始めてでしたが、通院されている患者様と顔馴染みになり世間話をしたりとアットホームな雰囲気がとても自分に合っていました。また、老人ホーム3棟に対して毎週決まった曜日に回診も行っていました。(中略)1週間おきに馴染みの利用者さんの体調を伺ったり最近の出来事についてお話ししたりすると、「元気が出る」と言ってくださったり笑顔が見られるとやりがいを感じます。

多くの看護師が転職したいと思っている

多くの看護師が転職したいと思っている
「人手不足で業務の負担が大きい…」「仕事量に対して給料が安い…」など、労働条件や待遇への不満から転職を考える看護師は少なくありません。

日本医療労働組合連合会がおこなった『看護職員の労働実態調査(2017年)』では、約8割の看護師が仕事を辞めたいと回答しています。理由としてもっとも多かったのは人材不足で仕事がきつい、次いで賃金が安い、休暇が取れないが上位3つのなかに入っていました。多くの看護師が転職したいと思っている事実を裏付ける結果になっています。

一方で、日本看護協会がおこなった『看護実態調査報告書(2019年)』をみてみると、正規雇用の看護職員の離職率が約10%にとどまっていて、転職に踏み切れない看護師が多数いる現状がみえてきます。転職後の後悔をおそれるからこそ、このような結果がうまれるのかもしれません。

看護師の転職で後悔しやすい人の特徴

看護師の転職で後悔しやすい人の特徴
では、転職後に後悔しやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか。ここでは3つの特徴を紹介します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

情報収集が不十分

志願先の情報収集を怠ると、入社後に「こんなはずじゃなかった…」「思っていた職場と違った…」などとミスマッチが起こりやすくなります。そのような事態を防ぐためには、転職前に念入りな情報収集をおこない、入職前・後のギャップを少なくする作業が不可欠といえます。

以下の方法を組み合わせて、応募先に対する理解を深めましょう。

  • 公式ホームページをみる
  • 口コミサイトを確認する
  • 職場見学をする
  • 転職エージェントを活用する

    そのなかでも、職場見学をすることと転職エージェントを活用して担当者から転職先の話を聞くのは情報の質がグッと高まります。インターネットでは得られない内部情報(職場の雰囲気・人間関係の様子など)が集められるので、ぜひ活動の一つとして取り入れてみてください。

    自己分析ができていない

    自己分析は今までの自分のキャリアを振り返り転職の軸や、転職に求めるものを見つめ直す作業ですが、この作業ができていないと、自分に合わない職場に応募してしまい、入社してから後悔する原因になってしまいます。

    また、自己分析の自分の強みやスキルを洗い出す時間もありますが、自己理解ができていないと採用担当者に対して魅力的なアピールができず、せっかくのチャンスをものにできなくなるでしょう。

    このように自己分析は、転職を成功させるために必要不可欠な作業といえます。転職先を決める前に必ずおこない「転職によって何を実現したいか?」「優先したい条件はなにか?」という意思を明確にしておきましょう!

    比較検討せずに決めてしまう

    「この求人いいかも!」という直感で転職を決めてしまうと、入社後に後悔する可能性は高いです。

    なぜなら自分の希望条件に100%マッチする求人に出会える確率は低く、どこかで条件を妥協するケースがほとんど。その妥協ポイントに自分自身が納得できていなければ、入職後に大きな不満に変わりやすくなるからです。

    そこで肝となるのが、自分の気持ちに折り合いをつけるために必要な比較検討をする作業。

    <転職における比較ポイント>

    • 給与や待遇
    • 勤務条件や休暇制度
    • 教育や研修の充実度
    • 各施設の特徴や文化
    • スタッフ同士の関係性

    後悔のない転職を実現させるためにも、複数の求人を見比べたうえで自分にとってのNo1求人を選んでいきましょう!

    看護師が転職を成功させるための7ポイント

    看護師が転職を成功させるためのポイント

    この章では、看護師が転職を成功させるためのポイントを7つ紹介します。

    ポイントを押さえて、満足のいく転職活動にしましょう。

    転職理由を明確にする

    まずやるべきことは、転職理由を明確にし、準備を入念におこなうことです。

    転職理由がネガティブだったとしても、ポジティブな側面は無いのか、自身の捉え方を多方面から見ることで、前向きな自分を表現するようにしましょう。

    これまでの自身の経験の棚卸をおこない、入念な準備をすることで、柔軟に物事をとらえることができ、転職理由の明確化につながりやすくなります。

    転職理由が明確になることで、採用担当者が高評価をつけやすく、面接に通過する可能性があがるのです。

    希望する条件に優先順位をつける

    希望条件をピックアップし、それらに優先順位をつけておくことも大切です。

    あらかじめ優先順位をつけておくことで、誤った判断を避けることができるようになります。

    優先順位付けの例

    1. 現職の年収よりも高いこと
    2. 残業時間は月20時間以内
    3. なるべく少人数の職場が望ましい
    4. 通勤時間は40分以内が良いが妥協可能

    優先順位を考えると、自分が転職活動で何を重視しているのかが、徐々にはっきりとしてくるでしょう。

    優先順位が決まれば、求人を検索する条件や判断する軸が明確になるので、転職活動がスムーズに進むようになります。

    スキル・適性を活かした職場を選ぶ

    スキルや適性を活かした職場選びをすることもポイントと言えます。

    看護師は職場や診療科によって、求められる看護スキルや適性が異なるからです。

    例えば、急性期病棟やICUでは、患者さんの容態が目まぐるしく変わりやすいため、てきぱきとスピード感をもって仕事をこなす人が求められます。

    一方で、慢性期病棟や介護施設では、患者さんとのコミュニケーションを通じて、丁寧に信頼関係を構築できる人が求められるのです。

    スキルアップのためにご自身の経験がない分野にチャレンジしたい場合は、教育制度の整った転職先を選ぶとよいでしょう。

    高いスキルが求められるほど相応の努力や勉強が必要となるため、5年後、10年後も見据えたキャリアプランを描き、転職活動をすることが大切です。

    求人票をしっかり確認し、できるだけ多くの求人を比較する

    求人票をしっかりと確認し、できるだけ多くの求人を比較することも大切です。

    高額な給料が提示されていると、つい目がいきがちですが、それ以外の条件が良くないということはあり得ます。

    良い求人を見極めるためには、以下の4点を確認することがおすすめです。

    • 給与の内訳(残業代と手当)
    • 賞与実績
    • 休暇と年間休日数
    • 福利厚生

      給与に関しては、残業代と手当が含まれているのか、別途支給されるのか、それによって支給される額は大きく異なります。

      賞与は「年2回」と記載されていても、何か月分支給されるのか確認しておく必要があるでしょう。

      休暇や複利厚生も同様に、ご自身のプライベートや働き方に影響する可能性が大きいため、求人票で分かりにくい場合は、面接官や後述する転職エージェントのコンサルタントに相談することがおすすめです。

      病院・施設の情報収集をする

      病院や施設の情報収集も、転職成功のためには重要となります。

      必要な情報収集をするためには、以下の5つの手段がおすすめです。

      • 転職希望先のホームページをチェックする
      • 転職希望先のパンフレットを読み込む
      • 口コミサイトをチェックする
      • 知り合いから話を聞く
      • 転職エージェントの担当者に確認する

        面接の際に、面接官から「病院の方針や理念に共感しているか」という質問を受けることもあるため、ホームページのチェックは必ずしておきましょう。

        口コミサイトには実際にそこで働いた看護師さんがリアルな口コミを書き込んでおり、希望の病院の実態を簡単に調べられます。ナスコミなどの口コミサイトをぜひ活用してみてください。

        徹底した面接対策をおこなう

        転職活動成功には、徹底した面接対策が必須です。

        なぜなら、書類選考が通過した後の面接の受け答えで、内定が出るかどうかが決まるからです。

        看護師の転職面接では、以下のような質問を受けることが多くあります。

        • 自己紹介(自己PR)をしてください
        • 志望動機を教えてください
        • 退職理由を教えてください
        • これまでの経験を教えてください
        • なぜ看護師を目指したきっかけは何ですか
        • あなたの長所と短所を教えてください
        • あなたの看護観を教えてください
        • 患者さんと接する中で印象的なエピソードはありますか?
        • 当院でやりたいことはなんですか?
        • 希望する配属先とその理由を教えてください
        • インシデント経験はありますか?
        • 夜勤や残業はできますか

          これらの質問に答えられるよう、しっかりと面接対策をおこなっておきましょう。

          転職エージェントを活用する

          最後のポイントは、転職エージェントに相談することです。

          上記の通り、転職を成功させるためには、しっかりとした事前準備と選考対策が必要となるため、転職エージェントに相談することをおすすめします。

          相談することで、魅力的な職務経歴書の作成方法や、面接時のポイント、「どういう理由や内容であれば採用担当者に響くか」といった人事目線でのアドバイスなどを知ることができます。

          転職エージェントへの相談は基本的に無料です。自分に合う求人や担当者を見つけるためにも、2~3社に登録すると良いでしょう。

          次章では、転職したい看護師におすすめする転職エージェントを紹介しますので、ぜひ活用してみてください。

          転職したい看護師におすすめの転職エージェント3選【体験談をもとにおすすめ】

          看護師におすすめの転職エージェント

          当記事を作成するにあたり、看護師さん100人にアンケート調査を行いました。そこで分かったのが、いかに自分の理想の求人を見つけられるか、が転職成功・失敗を左右するということです。

          そして、看護師さんがどのように求人を探したのか、も併せて伺ったところ、約半数以上から「転職エージェントを使った」と回答が得られました。

          看護師アンケート回答

          最後に参考として、利用評価の高かったサイトを紹介します。

          数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

          転職サイト選定基準

          1. 求人数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
          2. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

          利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。

          転職サイト求人数|総合満足度
          1位
          看護roo!
          55,907件|◎4.3
          利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。
          2位
          レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
          135,763件|○3.8
          総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる
          3位
          マイナビ看護師
          60,875件|◎4.1
          求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい

          ※求人数2022年8月更新

          この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

          1位.看護roo! | 看護師さん利用者満足度No.1

          看護roo

          看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。

          登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。

          看護roo!の特徴

          • 利用者満足度96.3%
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          さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。

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          信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます

          こんな看護師さんにおすすめ

          • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
          • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
          • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい

          看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。

          2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人多数で選択肢の幅が広い!

          レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

          レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており現場のリアルな情報を提供しています。

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          「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。

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          レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。

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          マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
          数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

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          加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。

          こんな看護師さんにおすすめ

          • なるべく早く次の仕事を見つけたい
          • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい

          なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

          看護師転職のリアルな体験談のまとめ

          看護師転職のリアルな体験談のまとめ

          看護師の転職体験談をご紹介しました。

          看護師は転職する人が多いのは事実ですが、転職に成功している人ほど、事前準備と対策をしっかりとされている傾向があります。

          看護roo!』や『看護師のお仕事』などの転職エージェントに登録すると、職歴の棚卸や、ご自身のアピールポイントの伝え方面接対策などを受けることが出来るため、ぜひ活用してみてください。

          担当者との相性や、希望する求人によって合う合わないなども出てくるかと思いますので、転職エージェントの中から2~3社に登録し、比較しながら利用してみることがおすすめです。

          あなたの今後の人生が、より明るいものとなることを祈っています。

          【和歌山県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

          那智の滝

          和歌山県内での看護師転職をお考えですね。

          看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。

          求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。

          そこでこの記事では、和歌山県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。

          続きを読む

          看護師が選ぶ楽な科はどこ?楽だと思う理由や具体的な選び方をご紹介!

          看護師 楽な科

          「看護師の仕事で楽な科はどこ?」

          「少しでも楽な科に転職したい!」

          看護師は肉体的にも精神的にも負担の大きい職業なので、少しでも楽な科に転職したいと考えている方もいるでしょう。

          しかし、未経験の分野だと、どこが楽に働ける科なのかかわかりませんよね。

          結論、患者への対応や時間的な縛りが少ない診療科は、以下の5つです。

          看護師が楽に働ける診療科はこれ!
          • 眼科|ルーティーンワークが多く、生命に直結する病気が少ない
          • 耳鼻科|覚えることが少なく、定時で家に帰れやすい
          • 皮膚科|緊急性の高い対応が少なく、残業も少ない
          • 整形外科|患者が回復する姿に元気をもらえる
          • 泌尿器科|女性が少なく人間関係が楽

          ただし、施設や病棟によって勤務時間や業務内容が異なるため、すべてが楽ではない可能性もあります。少しでも負担を減らすためには、楽な診療科を選ぶ際のポイントやメリット・デメリットを知ったうえで、自分にあった科を選ぶのが大切です。

          そこで本記事では、負担の少ないおすすめの科を私の体験談や看護師と対話した経験をもとに紹介します。また、楽な診療科の探し方や、具体的な転職方法もあせて解説します。

          この記事を読むとわかること

          • 看護師が選ぶ楽な診療科
          • 楽な診療科を選ぶときに注意すべき5つのポイント
          • 楽な診療科を選ぶ3つのメリット・デメリット
          • 希望の診療科の探し方
          • 転職方法

          この記事を読むことで、楽な診療科の詳しい業務内容や体験談を知ったうえで、自分が楽に働ける科を見つけられるでしょう。

          注:看護師が忙しいと感じる診療科を詳しく知りたい方は、「看護師が忙しいと感じる診療科はどこ?忙しさの理由&業務内容を徹底解説!」でご紹介しています。

          1. 【体験談あり】看護師が選ぶ楽な診療科5選と選んだ理由

          一般的に「看護師の仕事は忙しい」とされていますが、実際のところ、診療科によって業務内容や負担の感じやすさは異なってきます。

          ここでは、看護師が選ぶ楽な診療科を、実際の体験談ともに解説いたします。

          それでは、順番に見ていきましょう。

          1-1. 眼科|生命に直結する疾患がなくルーティンワークが多い

          • ①体力的な楽さ 3/5
            患者さんの多くはADLが自立しており、体力を使うような場面は少ない。
          • ②精神的な楽さ 4/5
            生命に直結するような疾患の患者さんは少なく、「精神的に楽」と感じやすい。
          • ③仕事量の多さ 3/5
            外来やクリニックでは、視能訓練士の有無、手術の有無、受診する患者数によって「仕事量が多い」と感じることもある。
          • ④拘束時間の長さ 2/5
            定時で終わることがほとんど。しかし、閉院時間がやや遅めに設定されているクリニックでは、拘束時間が長くなることも。
          • ⑤やりがい 2/5
            クリニックでは検査や治療が限られるので、業務に慣れると「やりがいが感じられない」と思うことも。

          眼科は眼球や周囲の組織の診療を行う科で、看護師は主に診察や検査の介助、疾患に合わせた看護を行います。

          患者さんの症状に合わせて、点眼薬の使い方や指導を行うこともありますが、ルーティンワークも多いので、負担が少ないと感じる看護師が多いです。

          また、患者さんのほとんどは、生命に直結するような病状ではないため、「精神的に楽だ」と感じる看護師は、多いようです。

          口コミ・評判

          匿名 さん(27歳)
          眼科に来る患者さんのほとんどは、手術を目的で来院しています。
          うちの病院では、白内障、緑内障、斜視の方の手術を行うことが多いです。
          疾患により、視力低下のある方がほとんどなのですが、入院から退院までの日数が短いので、入院した時点から退院後の生活を想定した関わりが大切です。
          手術のある日はバタバタすることもありますが、ある程度ルーティンワークで行えますし、定時で帰ることができるので、身体は楽ですね。

          眼科の中でも特に楽な職場を選ぶポイントは3つあります。

          ①視能訓練士(ORT)や眼科コメディカル(OMA)が在籍している病院を選ぶ

          眼科領域で行う検査や取り扱われている機器は、専門的で、使い方も複雑です。

          そのため、視能訓練士(ORT)や眼科コメディカル(OMA)が在籍し、スピーディーかつ正確な検査結果が出るように配慮しています。

          しかし、小規模なクリニックでは、こうした資格者が不在で、看護師が検査を行うこともあります。

          機器の取り扱いや検査の仕方などの専門的な知識を学び、迅速に検査を行う必要が出てくるので、「思ったより楽じゃない」と感じることもあるでしょう。

          そのため、視能訓練士(ORT)や眼科コメディカル(OMA)が在籍している病院を選んだほうが、忙しさを感じずに済みます。

          視能訓練士(ORT)は国家資格であり、視力検査や眼圧測定等を行ったり、医師の指示に合わせて斜視や弱視の矯正訓練などを行うことができます。

          眼科コメディカル(OMA)は日本眼科医会が認定していた民間資格だが、現在は廃止されています。しかし、眼科に特化した講習を受けていることから、受講修了者として、現在でも眼科の求人で優遇されることもあるようです。

          ②手術件数の少ない病院を選べば負担が減る

          眼科では、手術が必要な患者さんが多いので、小規模なクリニックであっても、手術室を併設しています。

          看護師も手術介助を行うため、周手術期の看護に関する知識や技術の取得が必要になってきます。

          ただ、短時間で終わる手術がほとんどなので、他の診療科よりも、手術件数が多いです。そのため、手術のたびに、準備・介助・片づけを繰り返さなくてはならず、「忙しい」と感じるかもしれません。

          もし、「忙しい眼科は避けたい」とお考えでしたら、手術を行う曜日を限定している、手術件数が多くない、といったポイントを踏まえて病院を選ぶと良いでしょう。

          ③コンタクトレンズ専門店と業務提携をしていない病院を選ぶ

          眼科のなかには、コンタクトレンズ専門店と業務提携を行っているため、コンタクトレンズ処方を希望する患者さんが多いクリニックもあります。

          その場合、受診した患者さんに、コンタクトレンズに関する質問やおすすめの商品を聞かれることもあるかもしれません。

          特別な知識が必要となるため、「勉強することが多いのはちょっと…」と思う方は、業務提携をしていない病院を選ぶことをおすすめします。

          1-2. 耳鼻科|体力仕事が少なく、定時で帰りやすい

          • ①体力的な楽さな楽さ 4/5
            ADLが自立している患者さんも多く、体力仕事は少ない。
          • ②精神的な楽さな楽さ 3/5
            生命に直結する疾患の患者さんは少ないが、繁忙期もあるので注意。
          • ③仕事量の多さ 3/5
            繁忙期は、患者さんへのスピーディーな対応が求められる。
          • ④拘束時間の長さ 3/5
            駅の中や、駅近で開業しているクリニックでは、閉院時間が遅めに設定されていることもあり、拘束時間が長いことも。
          • ⑤やりがい 2/5
            クリニックではよくある疾患も限られるので、業務に慣れると「やりがいが感じられない」と思う看護師もいる。

          耳鼻科は、耳・鼻・口や喉、頭を含む頭頸部の病気の診療を行う診療科で、看護師は、眼科と同様に、診察や検査の介助、疾患に合わせた看護を行います。

          受診する患者さんの多くが、アレルギー性鼻炎、風邪症状、中耳炎、花粉症などであり、生命に直結するような疾患の方はあまりいません。

          業務のほとんどがルーティンワークなので、覚えることも限られており、仕事中に負担を感じることも少ないでしょう。比較的定時で終わるため、「ワークライフバランスがとりやすい」と話す看護師も多いです。

          口コミ・評判

          匿名 さん(34歳)
          急性期病棟の忙しさや緊迫感が嫌で、耳鼻科のクリニックに転職しました。
          機器の使い方や器具の名前など、未経験ゆえに覚えることはたくさんありますが、慣れてしまえばすごく楽です。
          季節性疾患の流行により、繁忙期もありますが、それはそれでメリハリがあって楽しいですよ。

          耳鼻科の中でも、特に楽な職場を選ぶポイントは3つあります。

          ①繁忙期と閑散期の期間を調べておくことで心構えできる

          耳鼻科は、季節性の流行疾患によって、繁忙期と閑散期がある診療科です。

          たとえば、春季は花粉症、冬季は風邪症状やインフルエンザなどで患者さんが増加し、閑散期の2倍以上の患者さんの対応をしなくてはならず、迅速な対応が求められます。

          また、地域によっては、夏季に海水浴やダイビングによって耳・鼻の異常を訴える患者さんが増える耳鼻科もあるようです。

          こうした特徴は耳鼻科特有なので、入職したい耳鼻科があれば、事前に繁忙期の期間や1日の患者数などを事前に確認しておくと、心構えができるかと思います。

          ②子どもへの対応スキルを学んでおけば業務がスムーズになる

          意外かもしれませんが、耳鼻科にはこどもの患者さんが多く来院します。

          なぜなら、小児科よりも耳鼻科のほうが、風邪症状や中耳炎に対して、専門的な治療を行えるからです。また、小児科医が、専門的な診療が必要と判断し、耳鼻科への受診を促す場合もあります。

          ここで、問題となるのが、こどもの診療は、大人と違って、スムーズにいかないことです。

          こどもは、見慣れない光景に緊張し、恐怖心を抱いてしまうことも多く、処置や検査で大泣きしたり、暴れてしまうかもしれません。そのため、耳鼻科で働きたいと考えているなら、こどもへの対応スキルを学んでおおくと、業務がスムーズに行えるかもしれません。

          ③一般外来のみの耳鼻科を選ぶことで覚える業務が少なくなる

          耳鼻科では、近年増加傾向にある、睡眠時無呼吸症候群やメニエール病の専門外来を行っている病院もあります。

          通常の耳鼻科では取り扱わない機器や処方薬の説明を行う必要もあるため、専門的な知識を必要とします。そのため、一般外来のみを行っている耳鼻科を選んだほうが、勉強することが少なくて済みます。

          1-3. 皮膚科|緊急性が高い患者が少なく、残業も少ない

          • ①体力的な楽さ 3/5
            小児のアレルギー検査などで、体力を使う場面もある。
          • ②精神的な楽さ 3/5
            処置や手術などの際に緊張感を伴うことも。
          • ③仕事量の多さ 3/5
            一般皮膚科だけではなく、美容皮膚科も併設している場合は、多岐にわたる業務がある。
          • ④拘束時間の長さ 3/5
            閉院時間が遅めに設定されている場合は、拘束時間が長くなりがち。
          • ⑤やりがい 4/5
            疾患、処置や手術など、勉強することがたくさんあるので、外来だけでもやりがいを感じる看護師もいる。

          皮膚科は、皮膚や粘膜に関する疾患の診療を行う診療科で、看護師は、診察や検査の介助、症状に合わせた処置を行います。

          クリニックなどでは緊急性の高い患者さんはあまりおらず、残業も少ない傾向にあります。

          そのため、プライベートの時間が取りやすく、皮膚科に転職を希望する看護師も多いです。

          口コミ・評判

          匿名 さん(26歳)
          皮膚科のお仕事は、ルーティンワークが多く、ADLも自立している患者さんばかりなので、身体がとても楽です。
          ただ、皮膚疾患を抱える方の多くは、見た目でわかる皮膚トラブルに悩まされており、精神面へのフォローは欠かせません。
          患者さんの話しを傾聴することで、「気持ちが楽になれたよ。ありがとう」と言われる時もあります。そんな時は、看護師としてのやりがいも感じられるので、魅力のある科だと思っています。

          皮膚科の中でも特に楽な職場を選ぶポイントは2つあります。

          ①取り扱っている処置や、手術を事前に調べておく

          皮膚科では、疾患に合わせて処置や手術を行うため、取り扱っている処置や手術に関する勉強が必要です。

          たとえば、侵襲的な処置には、局所麻酔を使用した陥入爪の治療、こどもに多い伝染性軟属腫(水いぼ)の摘出などがあったり、手術室のある病院では、皮膚に出来た腫瘍の摘出手術を行うこともあります。

          また、近年増加傾向にあるアレルギー疾患に対しての治療や検査も行うため、正確な採血技術が求められます。

          こうした処置や手術の介助に自信がもてない場合は、事前にどのような疾患の診療を行っているのを調べておくことをおすすめします。

          ②一般皮膚科単体か美容皮膚科単体の病院を選ぶ

          皮膚科には、一般皮膚科と美容皮膚科の2種類があります。

          一般皮膚科は、皮膚疾患や皮膚トラブルを抱えた方に、保険内で治療を行います。これに対し美容皮膚科は、健康な方が美肌ケアやアンチエイジングを目的として、自由診療を行うことが多いです。

          どちらも皮膚科でありながら、診療内容は異なるため、両方を併設している病院では、業務量が増え、看護師の負担も増加します。

          そのため、皮膚疾患のある患者さんの看護に興味がある方は一般皮膚科、美容系の診療に興味のある方は美容皮膚科を選ぶことをおすすめします。

          1-4. 整形外科|業務内容にメリハリがあり、定時で終わりやすい

          • ①体力的な楽さ 2/5
            患者さんの移送・移動、体位交換など、体力仕事は多め。
          • ②精神的な楽さ 3/5
            患者さんが回復していく過程が目に見えるので、元気がもらえる。
          • ③仕事量の多さ 4/5
            患者さんの病状に合わせて、様々な業務を行う。
          • ④拘束時間の長さ 2/5
            メリハリをもって仕事している看護師も多く、定時で終わりやすい。
          • ⑤やりがい 4/5
            患者さんの生活背景を考えながら看護をしていくので、やりがいを感じる場面も多い。

          整形外科は、骨や関節などの骨格系、筋肉、神経系などを含めた運動器の診療を行う診療科です。

          看護師は、医師の診察や手術の介助、術後の創部やドレーン管理、ADL拡大に向けた支援やシーネ・包帯の交換、疼痛緩和のためのブロック注射の介助など、数多くの業務を行うので、これまで紹介した診療科よりは、忙しさを感じるかもしれません。

          しかし、たいていの患者さんは、治療後、安静やリハビリをしながら回復していくので、「目に見えて回復していく姿に、元気がもらえる」と考え、整形外科を希望する看護師は多くいます。

          また、手術を行う患者さんに対しては、クリニカルパスをもとに看護を展開していく場合もあるため、経過がわかりやすく見通せます。

          口コミ・評判

          匿名 さん(24歳)
          「急性期で働きたい!」と思っていましたが、まさか整形外科に配属になるとは思ってませんでした。
          でも、患者さんがケガをした状況から、患者さんの生活背景を情報収集し、退院後の生活を見据えて看護を展開していくことは、すごくやりがいを感じましたね。
          術前・術後は、一時的にADLの介助が必要ですが、きちんと回復して退院されていく患者さんを見ていると、私のほうが元気づけられている気がします。

          整形外科の中でも特に楽な職場を選ぶポイントは2つあります。

          ①規模の小さい整形外科を選べば、精神的な負担が少ない

          整形外科の患者さんは、基本的に手術・リハビリの過程を経て、元気に退院されていきます。

          しかし、規模の大きい総合病院や、高度治療を手がける整形外科専門病院、大学病院などでは、難しい症例の患者さんも多く、なかには命を落とす方もいます。

          たとえば、転倒が原因で介護が必要になる高齢者の方、骨肉腫を患う小児の患者さん、ケガが原因でスポーツ選手としての道が閉ざされてしまった若い患者さんなど、様々な疾患と闘う患者さんなど、疾患も背景も、かなり多種多様になります。

          こうした患者さんの看護を行うことが辛いと感じやすい方は、規模の小さい整形外科を選んだほうが無難といえます

          ②多職種との関わりが多いので、コミュニケーション能力を高めておく

          整形外科看護師には、コミュニケーション能力が大切です。

          というのも、整形外科は、患者さんの病状に合わせて、医師、PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、放射線技師、ケアマネージャー、ソーシャルワーカーなどと連携して、退院後の生活を見据えた上で治療にあたっていきます。

          これだけ多くの多職種と関わるため、コミュニケーション能力が問われる場面も出てきます。

          コミュニケーション能力に自信のない方は、働きたい病院にどのような医療スタッフがいるのか、看護師はどの程度関わりを持つのかを、事前に調べておくことで、心の準備ができるでしょう。

          1-5. 泌尿器科|忙しさの変動がなく落ち着いて仕事ができる

          • ①体力的な楽さ 3/5
            手術に伴う、移動・移送介助などはあるが、比較的ADL自立している人も多め。
          • ②精神的な楽さ 3/5
            男性患者が多いので、気を遣う場面もある。
          • ③仕事量の多さ 4/5
            専門的な業務内容が多い。
          • ④拘束時間の長さ 3/5
            比較的、定時で終わりやすい。
          • ⑤やりがい 4/5
            外科系の診療科であり、様々なことが学べてやりがいを感じる人もいる。

          泌尿器科は、泌尿器(腎臓、尿管、膀胱、尿道など)や、男性生殖器の診療を行う診療科で、看護師は医師の診察や検査の介助、疾患に合わせた看護を行うことになります。

          一年を通して、患者さんの数はだいたい一定で、緊急手術が必要な患者さんもそこまで多くありません。

          このことから、「忙しさの変動がなくて、落ち着いて仕事ができる」、「泌尿器科は楽だ」と感じる看護師もいるようです。

          また、泌尿器科では、男性生殖器の診療を行うため、医療従事者も、患者さんも男性が多い傾向にあります。その結果、女性特有の人間関係の煩わしさがなく、「働きやすい」と考える看護師もいます。

          口コミ・評判

          匿名 さん(38歳)
          色々な科を経験してきましたが、泌尿器科は働きやすかったですね。
          医師や看護師だけではなく、患者さんも男性が多いので、ネチネチしてなくて、仕事がやりやすかったです。
          また、泌尿器科は外科系なので、手術看護に関することも学べて、とても面白かったです。
          泌尿器科と聞くと、イメージで敬遠してしまう方もいるかもしれませんが、がん患者さんの看護、導尿やウロストミーなどの専門的な看護技術、インアウトバランスに関する知識など、様々なことが学べるので、挑戦してみるのもいいかもしれませんよ。

          泌尿器科の中でも特に楽な職場を選ぶポイントは2つあります。

          ①透析業務がない病院を選ぶ

          泌尿器科では、病院によって、透析の患者さんの診療を行っています。透析に関する機器の取り扱いや看護は、特殊な知識や技術が必要です。

          泌尿器科未経験の場合は、泌尿器科の勉強以外に透析業務についても学ぶ必要があるので、「大変だ」と感じる場合があるでしょう。

          ですので、透析業務を兼務しない病院を選んだほうが、泌尿器科の勉強に集中して取り組むことができるので、おすすめです。

          また、もし透析業務に興味のある方は、透析を専門で行っている病院で働くことをおすすめします。

          ②男性が多い診療科なので配慮が必要

          泌尿器科は、その特性上、男性の医療従事者や患者さんが多いです。

          もし、男性に対して苦手感のある方は、泌尿器科は避けたほうが無難かもしれません。

          また、泌尿器科では、デリケートな悩みを抱えて来院する患者さんもいます。

          たとえば、EDは、泌尿器科のクリニックで治療を行う場合が多いので、ルーティンワークだけではなく、配慮のある対応が求められます。

          他の診療科とは異なる特性があるため、働きたい泌尿器科がある方は、事前に泌尿器科の疾患について調べておくと、良いでしょう。

          これまでのまとめ

          看護師が選ぶ楽な診療科は、以下の5つでした。

          • 眼科
          • 耳鼻科
          • 皮膚科
          • 整形外科
          • 泌尿器科

          各診療科が楽だと感じる理由も合わせてお伝えしましたが、なかには、「想像とは違った」「こんな仕事もあるんだ」とギャップを感じた方もいるかもしれません。

          では、「楽な科で働きたい」と思った時、どのようなポイントに注意して求人を探すと良いでしょうか。

          次の章では、楽な診療科を選ぶ時に注意すべき5つのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

          関連記事
          看護師が忙しいと感じる診療科はどこ?忙しさの理由&業務内容を徹底解説!

          2. 楽な診療科を選ぶ時に確認すべきポイント5つ

          楽な診療科を選ぶ時は、以下の5つのポイントに注意して求人を選ぶことをおすすめします。

          詳しい内容を、順番にご説明していきます。

          point1. 医療施設の種類(病棟の有無)|病棟がない病院がおすすめ

          看護師の仕事が楽かどうかは、医療施設の種類によって、違いがあります。

          具体的なポイントは、病棟の有無です。

          病棟を有している医療施設は、入院が必要な患者さんの検査や治療を行っているので、看護師にも高度な医療知識や技術が必要です。

          たとえば、1章でご紹介した眼科は、生命に直結するような患者さんはいないとご紹介しましたが、大学病院や専門病院などには、眼球や眼周囲組織にできるガンを患い、闘病をしている患者さんもいます。

          もし、あなたが「負担が少ない」「楽な診療科を探している」のならば、こうした医療施設の違いに注目しながら、求人を探してみることをおすすめします。

          point2. 業務内容|仕事が少なく簡単な内容を選ぶ

          診療科だけを基準に選んでも、病院の業務量が多かったり、業務内容が難しいと、負担を感じてしまうことがあります。

          たとえば、1章でご紹介した皮膚科には、一般皮膚科と美容皮膚科の2種類があるとお伝えしましたが、美容皮膚科は、健康な方を対象に診療を行うので、採血や点滴で失敗することは当然好まれません。看護の知識や技術だけではなく、接客術についても学ぶ必要があり、思っていた業務とはかけ離れてしまう可能性もあります。

          こうしたことを踏まえながら、働きたい病院を見つけた際は、業務量や内容にも注意して選ぶと、働いた後のギャップを感じにくくなるでしょう。

          point3. 救急患者の受け入れ態勢|緊急対応が少ない病院を選ぶ

          救急患者の受け入れ態勢についても、確認してみることは大切です。

          その理由は、救急患者を受け入れている場合、休日出勤や時間外勤務、急患対応など、通常とは異なる勤務や業務があるからです。

          多くの病院は、救急医療指定病院として、地域の救急医療に貢献しています。この救急医療は、緊急度や病状から、一次救急、二次救急、三次救急と種類が分かれています。

          たとえば、「楽なところで働きたい」と思い、クリニックを選んだとしても、救急医療指定病院として患者の受け入れをしている場合、日祝日に救急当番病院として働くこともあります。

          「土日祝日は休みたい」「急患対応は、避けたい」と考えている方は、事前に確認をしておくと良いでしょう。

          point4. 人間関係|実際の評判や口コミを事前に調査しておく

          あえてお伝えすることでもありませんが、仕事のしやすさは、人間関係に左右されます。

          人間関係がうまくいかないと、どんなに業務内容が楽であっても、続けることは難しいと感じるかもしれません。

          事実、当サイトで看護師100人を対象に辞めたいと思った理由聞いたところ、最も多くの人が人間関係を理由に退職を考えていました。

          正直なところ、実際の人間関係は働いてみないと見えてこない部分も多くあります。

          そのため、働きたい病院に知人が働いている場合は知人に話しを聞いてたり、看護師の病院口コミサイト『ナスコミ』を利用してみると良いでしょう。

          しかし、上記で有効な情報が得られない場合は、転職サイトを利用し、専門のキャリアアドバイザーに相談してみることで、病院の内部事情を聞くことが出来るかもしれません。

          関連記事
          看護師を辞めたい!キツイ・辛い毎日から抜け出すための全知識

          point5. 人員の充足度|人員が不足している病院は避ける

          診療科や業務内容が楽であっても、看護師の人数が不足していると、一人一人にかかる負荷は大きくなります。

          たとえば、看護師が不足している病院では、一人ではこなせないような業務やケアを担当しなくてはならず、常に時間に終われながら仕事を行うことになります。

          その結果、患者さんとコミュニケーションを取る余裕が持てなかったり、確認ミスからインシデントを起こすリスクもあります。

          また、新型コロナウイルスの流行により、医療現場での人手不足は、以前より加速しています。こうした背景も考慮したうえで、病院選びを行ったほうが賢明といえるでしょう。

          この章のまとめ

          楽な診療科を選ぶ時に注意すべきポイントは、以下の5つでした。

          • point1. 医療施設の種類(病棟の有無)
          • point2. 人間関係
          • point3. 業務内容
          • point4. 救急患者の受け入れ態勢
          • point5. 人員の充足度

          次の章では、楽な診療科を選ぶメリット・デメリットをご紹介いたします。

          3. 楽な診療科を選ぶ3つのメリット・デメリット

          まずは、メリットについて、詳しく解説いたします。

          3-1. 楽な診療科を選ぶメリット3つ

          楽な診療科を選ぶメリットは、以下の3つです。

          では、順番に詳しい内容を見ていきましょう。

          (1). 業務がルーティンワークで覚えやすく、楽に続けられる

          楽な診療科で働くと、ルーティンワークが多く、仕事を覚えやすいと感じることがあるでしょう。

          たとえば、クリニックでは、取り扱っている検査や治療がある程度決まっていて、より専門的な診療が必要な患者さんは、大規模の病院に搬送することになっています。

          そのため、限られた検査や治療に関する知識や技術を学んでしまえば、その後の業務を楽に行えるというメリットがあります。

          (2). 生命に関わる疾患の患者が少ないため、精神的負担が少ない

          楽な診療科では、生命にかかわる疾患の患者さんは、他の診療科よりも多くありません。

          たとえば、1章でご紹介した耳鼻科では、花粉症や風邪症状などで受診される患者さんが多く、そのほとんどは生命に直結するような疾患ではないですよね。

          仮に、専門的な治療が必要な患者さんが受診された場合は、大学病院や専門病院に搬送するため、直接診療を行う機会は、ほぼないと考えてよいでしょう。

          もし、あなたが「生命に関わる患者さんと関わるのが、辛い」と考えているのであれば、2章でご紹介したポイントを踏まえながら、求人を探すことをおすすめします。

          (3). ワークライフバランスがとりやすくプライベートを重視できる

          楽な診療科を選ぶと、定時で業務が終了するため、ワークライフバランスが取りやすいです。

          とくに、子育てや介護など家庭の事情がある方や、ステップアップのため学業を優先させて働きたい方にとっては、重要なメリットといえるでしょう。

          また、ワークライフバランスがとれることで、体調がよくなり、仕事にも前向きになることができます。

          もし、あなたが今「仕事が辛い」「もう看護師辞めたい」と考えているのなら、一度、楽な診療科に転職してみるのも、一つの選択肢かもしれません。

          次は、デメリットについて、詳しく解説いたします。

          3-2. 【注意】楽な診療科を選ぶデメリット3つ

          では、順番に詳しい内容を見ていきましょう。

          (1). 検査や治療が限られるのでスキルアップしにくい

          楽な診療科では、取り扱っている検査や治療が限られており、大規模な病院と比較すると、どうしても学べることが少なくなってしまいます。

          また、重症な患者さんは大規模な病院に搬送されるので、「様々な疾患の患者さんの看護ができるようになりたい」と思っている方は、医療施設を選んで転職してみると良いでしょう。

          (2). 周りのスタッフの意識が高くないので成長しにくい

          楽な診療科で就業しているスタッフのなかには、向上心が高くない人もいます。

          残念ながら、ルーティンワークをこなしているだけで給料がもらえる環境に甘んじてしまい、仕事への熱意を失ってしまう方もいるのです。

          人は、環境の影響を受けやすいものです。

          あなたが今後、看護師として少しでも成長したいと考えているのならば、職場の雰囲気やスタッフの様子を観察した上で、転職したほうが良いでしょう。

          (3). 今後の転職のハードルが高くなりキャリアに繋げにくい

          スキルアップしにくい環境で仕事を続けていると、勤続年数を重ねても、限られた看護技術しか行えなくなってしまいます。

          もちろん、その病院で働き続けることで、職場内の業務を極めることができますし、新人教育に関わる立場になることもできます。

          しかし、看護師として、いずれステップアップしたいと考えているのなら、次の転職先を見据えたうえで、病院を探したほうが、キャリアに繋げやすいでしょう。

          ここまで、楽な診療科や、楽な診療科を選ぶ時の注意点、メリット・デメリットをご紹介してきました。

          しかし、「そもそも楽かどうかで診療科を決めちゃっていいのかな」と迷う方もいるかもしれません。

          そこで、次の章では、希望の診療科の探し方をお伝えします。

          4. 自分に合った希望の診療科を探す方法を徹底解説

          診療科を選ぶ時に、楽であることを条件にすることは悪いことではありませんが、どの診療科が楽かどうかは、個人の価値観に左右されるものです。

          たとえば、「忙しくてもやることが決まってるなら、楽」と考える方もいれば、「残業がないから、家庭とのバランスがとれる」ことを楽と考える方、「業務の量も少なくて、余裕がもてる」ことを楽と考える方もいます。

          つまり、この記事で紹介した診療科が、必ずしもあなたが考える『楽な診療科』ではない可能性もあるのです。

          ですから、診療科を選ぶ時は、ご自身の考えを整理した上で、今後のキャリアを見据えた選択を行ったほうが、あなたにとってベストな選択ができるでしょう。そのために、必要な手順を、具体的にご説明していきます。

          (1). 自分が目指す『理想の看護師像』を明確にする

          診療科を選ぶ際に、まずは『理想の看護師像』を明確にしましょう。

          『理想の看護師像』とは、将来的にどんな看護師になりたいか、ということです。

          「患者さんに優しい看護師」、「仕事が早い看護師」…といった、抽象的なイメージでも良いですが、できるだけ、1年後、3年後、5年後、10年後にどういったキャリアを築いていたいか、具体的な将来像を描いてみましょう。

          期限を決めて、具体的な将来像を描くことで、「今何をすべきか」がハッキリと見えてくると思います。

          このように、期限とゴールを設定することで、スモールステップを踏んでいきやすくなり、結果的に目標が達成しやすくなります。

          (2). 『プライベートで大切にしたいこと』を考える

          次に、『プライベートで大切にしたいこと』を明らかにしましょう。

          内容は、日常に関するささいなことで構いません。

          たとえば、「趣味に没頭する時間は確保したい」「家族と仲よく過ごしたい」といった内容で大丈夫です。その際、あえて口に出したり、紙に書き出したりすることをおすすめします。

          なぜなら、そうした作業を通して、自分が大切にしたいことに気付くことができたり、今後のキャリアを考える上でヒントが得られるかもしれないからです。

          キャリアのことを考える時、つい仕事に関することばかりを考えてしまいがちですが、人生は仕事だけで構成されている訳ではありませんよね。

          結婚、出産、妊娠、介護などのライフステージの変化は、人生において避けることができないものです。

          実際に、ライフステージの変化が起きた際に、普段から『プライベートで大切にしたいこと』を明らかにしておくと、自分軸を持った選択がしやすくなりますよ。

          (3). 整理した考えを元に、希望の求人を探す

          (1)では仕事上の目標を、(2)ではプライベートで重視したいことを、それぞれ明確にしました。

          この2つを考慮したうえで、希望の診療科を探してみましょう。

          たとえば、「今まで救急看護の仕事をしていて疲れてしまい、楽な診療科に異動したいと思った。」という方がいるとします。

          でも、(1)や(2)の方法を通して、「本当は楽な診療科ではなく、患者さんとゆっくり関われる診療科に異動したいことに気が付いた。今までと違う分野に挑戦したい。でも、プライベートも大切にしたい。いつかは結婚して、子育てもしてみたい」と考えに気が付いたとします。

          その場合、転職するよりも「現在働いている病院の中で異動しながら、いずれ結婚や子育てのタイミングで、育休や産休、時短勤務などの制度を活用する」といった働き方ができるでしょう。

          このように、考えを整理しながら、あなたがやってみたいと思う分野に気付けたら、挑戦してみると良いでしょう。

          補足:転職のプロやキャリアアドバイザーへの相談もおすすめ!

          考えを整理しても、自分がやりたい分野がわからなかったり、「そもそも、そこまで考える余裕がない」という方もいるかもしれません。

          その場合は、転職サイトに登録し、専門のキャリアアドバイザーに相談することで、自身のキャリアに関する相談に乗ってもらうことができます。

          転職サイトについては、次の章で詳しくご紹介いたします。

          5. 転職を検討している方におすすめの看護師専門転職サイト3選

          数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

          転職サイト選定基準

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          2. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

          利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。

          転職サイト求人数|総合満足度
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          ※求人数2022年8月更新

          この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

          1位.看護roo! | 看護師さん利用者満足度No.1

          看護roo

          看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。

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          看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。

          2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人多数で選択肢の幅が広い!

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          レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。

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          なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

          6. 看護師の楽な科を知って自分の希望の働き方を見つけよう!

          看護師が選ぶ楽な診療科は、以下の5つでした。

          • 眼科
          • 耳鼻科
          • 皮膚科
          • 整形外科
          • 泌尿器科

          しかし、上記に挙げた診療科であっても、施設形態や業務内容によって、「働いてみたら楽じゃなかった」と感じる場合もあります。

          楽かどうかの基準は、個人の価値観によって左右されるので、まずは、キャリアに関するご自身の考えを整理することから始めてみると良いでしょう。

          一人で悩んでいる方は、転職サイトに登録し、専門のキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。

          あなたの人生が最高のものになることを、陰ながら祈っております。

          看護師が仕事を辛いと感じることTOP9|1年目の悩みから業務別の大変さまで

          看護師 辛い

          人間関係のストレス、夜勤や残業続きの日々、患者さんの命を預かる責任の重さや緊張感…看護師の仕事はやりがいを感じる一方で、ストレスを感じることもたくさんありますよね。

          辛い」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。

          なかには、すでに退職を決意している人もいるかもしれません。日本医療労働組合連合会(医労連)が行った調査によると、7割が「辞めたい」と感じていることがわかりました(日本医療労働組合連合会:2017年看護職員の労働実態調査,2017.

          この記事では、マイナビによる最新の調査「看護師白書2020年度版」をもとにストレスに感じる理由トップ9を紹介した後、転職経験のある看護師100人に対するアンケート結果から、

          • 多くの看護師が辞めたいと思う理由
          • 辞めるべきか・続けるべきか判断する基準
          • 看護師以外の職に転職した事例

          を解説していきます。

          続きを読む

          【北海道】人気の看護師転職サイト5選!道内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

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          北海道内での看護師転職をお考えですね。

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          そこでこの記事では、北海道内での転職をお考えの看護師の方に向けて、道内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。

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          【山梨県】人気の看護師転職サイト5選!県内の転職市場の最新動向&求人探し全手段

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          「ナースではたらこ」は使うべき?723人の口コミを徹底比較!

          ナースではたらこTOP画像

          「ナースではたらこってどんなサービスなんだろう」「評判はどうなっているのかな」など、ナースではたらこはどんなサービスなのか気になりますよね。

          ナースではたらこは抜群のサポートに加え、行きたい病院を「逆指名」できるなど、間違いなくおすすめできる転職サイトですが、注意点もあります。

          このページでは元看護師で、現在は看護師向けの転職サイトでカウンセラーとして働く私が以下の観点でナースではたらこについて詳しく解説をしていきます。

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          看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)退会方法|事前に抑えておくべき全知識

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          「看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)の退会方法は?」「そもそも本当に退会していいのか」などと悩んでいませんか。

          結論でいうと、看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)の退会は非常に簡単ですが、退会前に確認しておきたいポイントがあるので、以下の流れに従って解説していきます。
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          【徹底解説】看護師の給料が上がらない4つの原因&年収を上げる方法

          看護師 給料上がらないアイキャッチ
          • 看護師として働いているけど、給料が低いままで将来が不安
          • 看護師の給料ってどうやったら上がるの?

          と悩んでいませんか。

          看護師の給料が上がらない現状には、さまざまな原因が考えられます。

          2020年以降は、外来や各種検診が減少したことなどの理由から、賞与をカットした病院も増えているようです。

          本記事では、看護師の給料が上がらない原因を解説し、給料アップの具体的な方法を解説します。

          すべて読めば、なぜ看護師の給料が上がらないのか・どうすれば上がるのかが分かります。

          ぜひ最後までご覧ください。

          看護師723名が選んだ人気の転職サイト

          編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

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          看護師の給料が上がらない4つの原因

          看護師の給料が上がらない原因

          看護師の給料が上がらない原因として考えられるのは以下4つです。

          それぞれを詳しくみていきましょう。

          診療科によって給料が大きく異なる

          給料が上がらないのは、給料の低い診療科に勤めている可能性があります。

          診療科によって看護師の平均年収は大きく異なり、各診療科の平均年収は以下のようになります。

          ←左右にスクロールできます→

          トップ5ワースト5
          病理診断科:470万円人間ドッグ・検診:392万円
          総合診療科:461万円アレルギー科:397万円
          救命救急科:460万円老年内科:405万円
          心臓血管外科:457万円胃腸科:412万円
          呼吸器外科:453万円心療内科:412万円

          参考:医療ワーカー(2021年9月時点)

          診療科によって平均年収が異なる背景としては、以下のような要因が考えられます。

          • 健康を害するリスクのある科には危険手当がつくから(放射線科、精神科、オペ室など)
          • 科によって残業の多さが異なるから
          • 科によって夜勤の多さが異なるから(患者数が多い科は、夜勤に配置される看護師数も多くなる)

          給料の低い診療科に勤めている方は、他の診療科へ異動するのが現実的な解決策といえます。

          病院の経営母体によって給与額や昇給率に差がある

          看護師としての給料が上がらないのは、病院を経営する母体の違いが関係しています。

          看護師の基本給は、以下のような要因によって決まります。

          病院の給与額や昇給率に差が出る要因

          • 規模:個人の病院か、総合病院なのか
          • 立地:地方か、都市部の病院なのか
          • 経営母体:国の病院か、公立の病院なのか

          実際、規模が小さい病院より大きいほう、地方よりも都心部の病院のほうが給与水準は高いようです。(参考:日本看護協会,e-stat

          ←左右にスクロールできます→

          経営母体勤続10年看護師の給与額
          (月)
          社会保険関係団体
          (国民健康保険組合)
          27万6,093円
          公立
          (都道府県)
          26万7,539円
          公的医療機関
          (日本赤十字社)
          26万4,676円

          (厚生労働省)
          25万7,664円
          その他法人
          (私立学校法人)
          25万1,361円
          公益法人
          (公益社団法人)
          24万5,060円
          医療法人・個人
          (医療法人)
          23万2,020円

          参考:日本看護協会

          もっとも給与平均の高い「社会保険関係団体」と低い「医療法人・個人」を比べると、月当たり4万円、年収にすると50万円ほどの差になります。

          給料平均の低い地方や経営母体に勤めている方は、平均の高い地域や病院への転職で、給料が上がるかもしれません。

          看護師が多く役職に就きづらい

          看護師として給料が上がらないのは、勤め先に看護師が多く、役職に就きづらいのも原因の一つです。

          看護師の役職には主任副主任師長などがあり、役職に就ければ給与アップが期待できます。

          ただ看護師の数は、年々増加傾向にあるため、役職に就ける人数も限られています。

          出典:厚生労働省

          規模が大きい病院で管理職になると、高い給与アップが見込めますが、競争率が激しいのが懸念点です。

          コロナの影響で病院の経営状態が良くない

          2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大によって病院の経営状態に悪影響が出ており、看護師の給料にもしわ寄せが生じています。

          看護師を対象にした調査によると、(2020年2月以前と比べ)給与が減額した看護師は看護師全体の約半数を占めると報告されていました。(参考:レバレジーズメディカルケア「看護師の労働環境に関する実態調査」

          コロナ患者と関わる業務に従事しているかを問わず、全ての看護師で給与の減額が確認されているようです。

          ここまでのまとめ

          看護師の給料が上がらない原因まとめ

          看護師の給料が上がらない原因は以下です。

          ここまでのまとめ

          • 診療科によって給料が大きく異なる
          • 病院の経営母体によって給与額や昇給率に差がある
          • 看護師が多く役職に就きづらい
          • コロナの影響で病院の経営状態が良くない

          勤め先の病院の規模経営状態診療科などによって、給与水準は大きく異なります。

          平均給与額や昇給率の低い職場で働いている場合、何年経っても給料は一向に上がりません

          もし給料を上げたいなら、次の章で紹介する看護師の給料を上げる方法を確認しておきましょう。

          なお看護師の平均年収については、以下の記事でも詳しく解説しています。

          内部リンク

          看護師の給料を上げる4つの方法

          看護師の給料を上げる方法

          看護師の給料を上げる現実的かつ具体的な方法は、以下の4つのとおりです。

          それぞれ詳しく説明します。

          単発・スポットの仕事をする

          看護師が給料をアップするなら、単発・スポットでの仕事を探しましょう。

          単発・スポットは、主に介護施設などの医療行為をおこなわない施設に、1日~数日だけ派遣され、看護師として施設スタッフのサポートをします。

          「1日だけ介護施設の夜勤をする」「3日間だけ訪問入浴の介助の仕事をする」といった柔軟な働き方が可能です。

          給料も高めに設定されており、日給2〜3万円の求人も見られます。

          さらに2021年4月以降は、新型コロナウイルスワクチン接種に限り、医療施設での単発の仕事も可能になりました。

          単発・スポットの求人は、転職サイト・派遣サイトなどを使って探せます。

          例えば、看護師転職・派遣支援サービス『MCナースネット』では、スケジュールが空いている日を選択して求人一覧を確認できます。

          mcナースネットMCナースネット検索画面

          「夜勤を増やしたいけど、今の病院ではなかなかできない」という方は、単発の仕事をしてみるのもおすすめです。

          なお単発・スポットの仕事は副業にあたるため、必ず本業の就業規則を確認してください。

          上司と良好な関係を築き評価を得る

          現職の給料アップを目指しているなら、普段から上司と良好な関係を築いておくことも重要です。

          看護師の給料は、在籍年数の長さが評価基準となりますが、それ以外にも「師長の評価」も関係します。分かりやすく言うと、師長が認めている看護師ほど給料が上がりやすいということです。

          看護師の仕事の成果は、売上などで客観的に測れるわけではないので、どうしても「上司の主観的な印象」が大きく影響してきます。

          実際に、スタッフのうち何人かをプラス評価(収入アップなど)するという時には、良い印象のある部下を推薦する場合もあるようです。

          そのため、普段から良好な関係を築いておき、高評価を受けやすくする姿勢も、給料アップには必要といえるでしょう。

          管理職のポジションを目指す

          看護師の給料を上げる方法として、主任・師長などの管理職に就くのも現実的な方法です。

          実際にフルタイム勤務の看護師の平均年収が519万2,417 円であったのに対して、中間管理職は648万3,444円と、100万円以上の給与アップを期待できます。(参考:日本看護協会の調査)

          看護師の管理職として、具体的には以下の役職があります。

          看護師の管理職

          • 看護部長:看護部の責任者として、病棟の看護師長・スタッフナースをまとめ、病院全体の経営にも関わる仕事。
          • 看護師長:スタッフナースを統括する役割があり、主任看護師と一緒に業務の円滑化と質向上を目指す仕事。
          • 看護主任:スタッフナースの上位にあたる役職で、業務が円滑に進むように看護師長を補佐する仕事。

          看護師の管理職とは、看護の現場のまとめ役に該当します。

          複数人のスタッフをまとめ上げるマネジメント力や忍耐力が必要な立ち位置です。

          看護師長が管理職の資質がある看護師を推薦し、看護主任を目指す流れになります。

          大病院などの規模が大きく看護師の多い病院だと、競争が激しく管理職に就くのには最低でも10年以上かかります。

          ただ中・小規模の病院なら、看護師経験10年未満で管理職に就けるケースもあるようです。

          時間はかかりますが、着実にステップアップしながら給料を上げる方法といえます。

          基本給の高い病院・施設に転職する

          看護師が給料を上げるなら、基本給が高い職場に転職するのも一つの方法です。

          上記のように、看護師の昇給率は病院の経営母体や規模によって異なるため、業務内容が同じでも年収が上がるケースは少なくありません。

          「このまま働き続けても大幅な給与アップが見込めない」場合、給与水準が高い他の職場への転職がおすすめです。

          補足:給料アップに資格取得はおすすめしない

          給料アップに資格取得はおすすめしない

          看護師の給料を上げる方法として、認定看護師や認定看護師の資格取得を検討するのはおすすめできません。

          なぜなら、資格取得は費用対効果が全く釣り合わないからです。

          例えば認定看護師の資格取得には、授業料・実習費などを合わせると100万円以上のコストがかかります。

          加えて専門の教育機関で6ヶ月以上、計615時間の教育課程をクリアしなければなりません。

          仮に資格を取得したとしても、昇給・手当がつくとは断言できません。

          看護協会の資料によると「病院の約6割は、認定看護師・専門看護師の資格手当や昇給がないとも報告されています。

          専門看護師・認定看護師の処遇

          専門看護師・認定看護師の資格は、半分以上の病院で給料に加算されない

          出典:日本看護協会

          給与に反映されたとしても、月5,000円アップが相場です。

          給料アップの目的だけで資格取得を検討するのは現実的ではないといえるでしょう。

          【看護師の給料を上げる】おすすめ転職サイト3選

          看護師給料アップにおすすめの転職サイト

          続いて、看護師の転職に最適なサイト3つを紹介します。

          各サイトの特徴を一つずつ確認していきましょう。

          看護roo!

          看護rooの紹介

          看護roo!(カンゴルー)は、看護師業界特化型の転職サイトです。

          公開求人が多いのはもちろん、登録者のみが応募できる非公開求人も数多く揃っています。

          また手厚いサポートに定評があり、面接時にスタッフが同行してくれるサービスも魅力の1つです。

          面接対策条件交渉にも対応しているため、安心して転職活動を進められるでしょう。

          看護roo!の詳しい情報については、以下の記事もご覧ください。

           

          相談
          無料
          看護roo!公式サイト

          マイナビ看護師

          マイナビ看護師の紹介

          マイナビ看護師は、マイナビが運営する大手転職サイトです。

          「スピード転職」や「じっくり転職」など、独自のサポートを提供しており、求職者の希望に合わせて転職期間を設定してくれます。

          幅広い職種の求人を保有しているため、看護師以外の転職を検討している方にも最適です。

          企業とのミスマッチを減らし、ご自身のペースで転職活動を進めたい方は、ぜひ利用してみてください。

          マイナビ看護師の詳しい情報については、以下の記事もご覧ください。

           

          レバウェル看護(旧:看護のお仕事)

          レバウェル看護の紹介

          レバウェル看護は、2023年10月時点で10万件以上の公開求人を保有する転職サイトです。

          また、病院や施設を訪問し直接取材した結果から、職場のリアルな情報を提供しています。

          職場での人間関係や働き方に不安がある方には嬉しいポイントといえるでしょう。

          さらにLINEメッセージでのやり取りにも対応しており、電話やメールよりも手軽に情報収集できるのも魅力です。

          なお、レバウェル看護の詳しい情報については、以下の記事もご覧ください。

           

          看護師の給料を上げるうえでよくある質問

          看護師の給料についてよくある質問

          最後に「看護師の給料を上げるうえでよくある質問を紹介します。

          安心して転職活動を進めるためにも、上記の疑問について事前におさえておきましょう。

          看護師の給料を安いと感じてしまう原因は何ですか?

          看護師が対価に見合った報酬を受け取れていないと考える要因として、以下の内容が考えられます。

          看護師の報酬が少なく感じる要因

          • 危険手当がついていない
          • 残業代を受け取りにくい
          • そもそも看護師としての責任が重い
          • 勤務外や休日に実施する勉強会がつらい
          • 夜勤での拘束時間が長く、ハードである

          上記の内容から、給与明細を見た時に「頑張っているのに報われない」と考えてしまうのかもしれません。

          看護師の給料が良い病院を見分けるポイントはありますか?

          適切な昇給をしてくれる病院を見分けるポイントは以下のとおりです。

          看護師の給料が良い病院の特徴

          • 労働組合の有無
          • 経営努力をしている
          • 年間の昇給率・平均昇給額
          • 職員に利益を還元するシステムがある

          ご自身が看護師として働いている、あるいは今後転職を考える職場が、職員の評価を適切におこなっているか確認してみましょう。

          給料アップのためにフリーランス看護師になるのはありですか?

          フリーランスとして活躍する看護師の働き方でも問題ありません。

          働き方としては、以下のような業務形態が挙げられます。

          フリーランス看護師の働き方

          • 施設と業務委託契約を締結し、紹介予定の派遣を利用する
          • ツアーナースや看護学生の実習指導者として短期間働く
          • 看護師の経験をもとにライターとして働く

          ただフリーランス看護師は、ご自身が備えているスキル実績を問われるケースが多いです。

          経験が浅い方は、容易にフリーランス看護師を視野に入れるのは避けましょう

          さいごに

          看護師の給料が上がらないまとめ

          看護師の給料が上がらない原因として考えられるのは以下です。

          看護師の給料が上がらない原因

          • 診療科によって給料が大きく異なる
          • 病院の経営母体によって給与額や昇給率に差がある
          • 看護師が多く役職に就きづらい
          • コロナの影響で病院の経営状態が良くない

          給料を増やしたいと考えている方は、手当の付く資格を取得したり、給与水準が高い職場に転職したりすることがおすすめです。

          もしも転職を検討しているのであれば『看護roo!』などの転職サイトにまずは相談してみるとよいでしょう。

          あなたの暮らしが、より良いものになるよう願っています。

          看護師723名が選んだ人気の転職サイト

          編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

          キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。

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