看護師2年目で転職できる?辞めたいと悩む方向け成功のための全知識

看護師 転職 2年目

「2年目になったのに、ずっと仕事が辛い」
「転職したいけど、できるかな?」

とお悩みではないですか。

看護師2年目になると、任される仕事も増えるため、新人の頃よりもプレッシャーを感じて、転職をしたいとお考えの方も多いでしょう。

結論から申し上げると、看護師2年目でも転職自体は可能です。

現在、看護師の人手不足は深刻化しており、今後もその傾向は続くと予想されています。看護師2年目であっても、転職するの不可能ではありません。

しかし、転職自体できたとしても、必ずしも希望通りの職場で働けるとは限りません。

初めての転職になると思いますので、看護師特有の転職事情を知らないまま行動してしまうと、「転職する前の方がむしろ良かったかも」という事態もあり得ます。

そこでこの記事では、看護師として転職経験のある私が、看護師2年目の転職を成功させるために必要な情報を、以下の流れでご紹介します。

  1. 看護師2年目が転職を考える5つのタイミング&体験談
  2. 看護師キャリア2年目転職のハードルが高い4つの理由
  3. 看護師2年目が転職を成功させるための7つのコツ
  4. 面接対策!転職理由の答え方のポイント
  5. 看護師2年目におすすめの転職先
  6. 初めての転職なら「転職サイト」の活用がおすすめ
  7. 看護師2年目で転職するなら要登録 | おすすめ看護師転職サイト
  8. 辞めたいけど…転職すべきか悩む方へ「転職をおすすめする条件」
  9. 今の職場で頑張るなら、試してほしい5つのこと

この記事を読めば、看護師2年目ならではの転職を成功させるノウハウがわかるでしょう。

1. 看護師2年目が転職を考える5つのタイミング&体験談

実は、看護師2年目でも転職を考える人は珍しくありません。

看護師を含めた医療・福祉の分野での2年目の離職率は、短大・専門卒で10.5%です。

看護師全体の離職率11.5%(参考:2020 年 病院看護実態調査 報告書と同水準であり、要するに、2年目だから転職する人の割合が低いというわけではないようです。

2年目看護師離職率

全世代の離職率は11.5%。2年目だからといってほとんど違いはない

厚生労働省:新規学卒者の離職状況をもとに作成

 

では、看護師2年目は、どのようなタイミングで転職を考えるのでしょうか。具体的には、以下の5つになります。

順を追って解説します。

1-1. もう2年目なのに…仕事ができないと感じた時

看護師2年目になると新人の頃と違い、基礎的なことはできて当たり前という目で見られますが、看護師としての経験はまだ浅いのでできないことも多く、「もう2年目なのに、自分は仕事ができない」と感じてしまう方は多いです。

口コミ・評判

匿名 さん(23歳)
看護師2年目になったのに、いまだに毎日怒られます。
新人の時は、「怒られても、負けるもんか!」と頑張ってこれたんですが、最近、後輩の目の前で先輩に怒られてしまい、心が折れてしまいました。
同期は皆、先輩といい関係を築けているのに、なぜ僕だけ…と理不尽に感じてしまうこともあります。

口コミ・評判

匿名 さん(33歳)
一般職を経て看護師に転職したせいか、年下の同期よりも、吸収するスピードが遅いと感じてしまうことがあります。
2年目になり、後輩ができましたが、やっぱりできるようになるのが早い。いつか追い抜かれるんじゃないかとヒヤヒヤする毎日に、疲れを感じています。

この方々のように、身近な同期や後輩と比較をして「仕事ができない」と悩む方もいるでしょう。

成長には個人差があるので、他人と比べるものではありませんが、自分に自信が持てないと、どうしても比較してしまいますよね。日々、周囲と自分を比べていった結果、どんどんネガティブな思考に陥ってしまう方も多いです。

1-2. いまさらだけど…看護師に向いてないと思った時

「看護師に向いてない」というのも、2年目看護師によくある悩みです。

口コミ・評判

匿名 さん(21歳)
新人の頃は先輩の言うとおりに動いていましたが、2年目になると、そういう訳にはいきません。
急変があれば、自分で予測して迅速に対応する必要があります。
ある時、急変対応でスムーズに動けず、師長さんから「もう新人じゃないんだよ!」と怒られたことがあります。
周りの先輩はフォローしてくれましたが、自分が情けなくて、隠れて泣いてしまいました。

口コミ・評判

匿名 さん(24歳)
先輩方は新人さんの指導につきっきりで、新人さんが夜勤に入れない春~夏は、ほかのメンバーで夜勤を回さなくちゃいけません。
うちの病棟は看護師も少ないので、2年目になってから夜勤の回数が増え、1カ月のほとんどが夜勤の月もあります。時間内に終われず、夜勤なのにお昼まで残ってることも多くなり、疲れがとれません。

看護師2年目になり、ある程度業務に慣れてくると、今まで任されなかった仕事を振られることもあるでしょう。先輩が新人指導にあたるため、代わりに重病患者を受け持つ機会が増えたり、急患対応を任されたり、夜勤に入る回数が増えた方も多いはずです。

それだけではなく、勉強会の開催や研修参加、委員会活動などに関わる機会も増え、これまで以上に忙しいと感じてしまいますよね。

真面目な人ほど、こうした状況でも手が抜けず、すべてをこなそうとして、だんだんと疲弊してしまい、「うまくできない」「看護師に向いてないのかな」と悩んでしまう方もいるのです。

負担が大きくなれば、前向きに考えることが難しくなってしまいます。「2年目になっただから、一人でがんばらなきゃ!」と思うあまり、先輩に頼れなくなってしまうことも、追い詰められる原因と言えます。

1-3. 仕事行きたくない…人間関係の悪さを感じた時

理不尽なイジメやハラスメントが横行している職場にいると、居心地の悪さを感じますよね。

明らかなイジメやハラスメントは無くても、女性特有の人間関係の難しさを感じたり、牽制し合う先輩の姿を見て「仕事行きたくない」と感じる方は多いものです。

人間関係のストレスから、体調不良を引き起こしてしまう方もいます。

口コミ・評判

匿名 さん(23歳)
新卒の頃、初日にナチュラルメイクをして出勤したら、「お化粧をする余裕があるのね」と声をかけられ、そこからイジメのような対応が始まりました。同期はノーメイクの子ばかりで、私だけ目立ってしまったことが原因でした。
フォローしてくれる先輩もいますが、意地悪な先輩はベテランなので、誰も直接注意できない状況で辛いです。
2年目になったら収まるかな…と期待していましたが、私の下に後輩は入らず、今もイジメは続いています。他の先輩には申し訳ないですが、近々退職をしようかと思っています。

イジメやハラスメントは耐える必要はなく、たとえどんな原因があろうとも、許されるべきではありません。

ただ、信頼できる先輩や師長に相談しても効果が期待できないことも多く、その場合仕事を続けることは難しくなってしまうこともあります。

1-4. やりたいことがある!ほかに興味のある分野が見つかった時

看護師2年目になると、視野が広がり、今の仕事に疑問を感じている方もいるかもしれません。

例えば、既存のケアに疑問を感じたり、自分の看護観に反する仕事にジレンマを感じてしまう時もあるでしょう。

その結果、「もっと〇〇したい」「〇〇の分野に挑戦してみたい」という思いから、転職を検討する方もいます。

口コミ・評判

匿名 さん(33歳)
看護学生の頃は、急性期でバリバリ働く看護師がカッコいいと思っていたので、急性期の診療科に配属された時は、嬉しかったです。
でも、毎日業務に追われ、患者さんと目を見て話す余裕がないことが嫌で、転職を考えています。
看護師として経験を積むなら、急性期は近道だと思いますが、僕には、患者さんとゆっくり関われる科のほうが合っているのかもしれません。

働いている内に、目標や看護観が変わることは、よくあることです。

こうした変化を、成長の一環として捉えることができれば、転職は前向きなステップアップといえるでしょう。

1-5. 結婚したいから…今の職場では続けられない時

看護師2年目の方のなかには、キャリアを積むよりも、結婚をしたいとお考えの方もいるかもしれません。

看護師には資格があるので、結婚などのライフイベントがあったとしても、転職や復職は難しくありません。

しかし、「2年目なのに、結婚が理由で辞めていいのかな」と不安を感じ、転職を躊躇してしまう方もいるようです。

口コミ・評判

匿名 さん(24歳)
年上の人と付き合っていて、転勤をきっかけにプロポーズされました。
それ自体は嬉しかったのですが、結婚が理由で退職してしまうと、お世話になった先輩方に申し訳なく、返事に迷っています。

結婚・妊娠・出産などのライフイベントは、思いがけないタイミングで訪れます。

本来であれば、喜ばしいことでも、キャリア2年目となると苦しい決断になってしまうこともあるようです。

ここまでのまとめ

看護師2年目のよくある転職理由を紹介しました。

  • 仕事ができないと感じた
  • 看護師に向いてないと思った
  • 人間関係の悪さを感じた
  • ほかに興味のある分野が見つかった
  • 今の職場では続けられない事情

いずれの理由でも転職自体は不可能ではありません。ただやはり早期退職になってしまうので、転職活動はやや長引く可能性があります。

次章からは2年目の看護師が転職市場でどのように評価されるのか、具体的に解説していきます。

2. 看護師キャリア2年目転職のハードルが高い4つの理由

「看護師2年目の転職って実際どうなの?」と不安に思う方もいるかと思います。

結論から言うと、転職難易度は高めです。というのも、以下のような背景があるからです。

それぞれ理由を深掘りしていきます。

理由①.採用担当者が転職理由(なぜ転職するのか)を気にするから

転職理由は、ほとんどの採用担当者が気にするポイントの一つです。

面接でも、「なぜ、2年目で転職を決めましたか?」「前の職場を辞めた理由はなんですか?」など、転職に至った経緯をくわしく聞かれるでしょう。

その目的は、すぐに仕事を辞めないかどうかを見極めるためです。

採用担当者は、採用にかかる費用や人材育成にかかる労力・時間などのコストの観点から、早期離職の可能性が高い人を採用するわけにはいきません。

特に、看護師2年目は、早期離職のリスクが高いと評価されやすく、採用担当者も慎重になります。

これらのことから、転職理由は、重視すべきポイントといえるでしょう。

理由②.経験の浅さがネックになるから

看護師2年目の転職では、経験の浅さがネックになりやすいです。

一般的に、看護師が一人前になるには、基本的なケアの習得にくわえ、リーダー業務やプリセプターなどの経験が必要です。

しかし、看護師2年目だと、リーダー業務やプリセプターの経験はおろか、基本的なケアの習得が十分といえないケースもあるでしょう。

そのため、採用担当者は「どの程度のスキルがあるのか」「フォローや教育は必要か」といった質問をして、経験を確認しようとするのです。

また、訪問看護師のように、1人で判断しケアを行う仕事ではスキル不足と判断され、採用してもらえないこともあります。

厳しいようですが、経験年数によって、転職の選択肢が狭まるケースは、現実としてありえるのです。

理由③.正しいキャリアを選べるだけの経験がないから

2年目というタイミングでは、正しいキャリアを選べない可能性があります。

例えば、仕事のできなさを理由に転職を考える場合でも、

  • 診療科・部署の仕事内容に対して適性がない
  • 看護師という仕事自体にやりがいが感じられない
  • 教育体制が整っていない
  • 人間関係の悪さがスキルアップを妨げている

などの可能性があげられますが、これを2年目のキャリアで正しく判断するのは難しいでしょう。仮に診療科が合っていないとして、「じゃあ自分はどこが向いているか」を見極めるのも至難の業です。

このため、次の転職先もなんとなくで選んでしまい、キャリアにプラスにならない選択になってしまう可能性もあります。

理由④.転職後もハードな働き方になる可能性が高いから

実際に看護師2年目で転職できた場合でも、すぐに理想通りの働き方ができるとは限りません。

例えば、以下のような状況が考えられます。

  • (1). また一から覚え直さなくてはいけない
  • (2). 周りの反応が気になる
  • (3). 即戦力を期待されて、プレッシャーになる

(1). また一から覚え直さなくてはいけない

当然のことですが、職場が変われば、1から覚え直さなくてはならないことが沢山あります。

たとえば、使用頻度の高い薬剤、物品の場所や使用方法、患者さんの疾患や治療方針、ケアの方法などに違いがあり、転職直後は戸惑いを隠せない方も多くいます。

また、看護師2年目が転職しても、新卒ではないのでプリセプターがつかないことも多いです。

そのため、自ら行動しないといつまでも仕事がわからないままになってしまうでしょう。

(2). 周りの反応が気になる

看護師2年目で転職すると、好奇の目で見られることがあります。

残念ですが、看護師2年目の転職を肯定的に捉える人は、少ないのです。

実際に、「また、すぐに辞めるんじゃないか」と噂されたり、「仕事できないのでは?」と根拠のないレッテルを貼られた方もいます。

もちろん、あなたの仕事ぶりを見れば、周囲の評価はすぐに変わるので、気にする必要はありません。ただ始めのうちは周囲の反応が気になりやすいことは知っておくべきでしょう。

(3). 即戦力を期待されて、プレッシャーになる

大規模の病院から転職したり、ICU・救急などの経験者が転職すると、即戦力を期待されやすいです。

そもそも、働きやすい環境を求めて転職をしたはずなのに、自らを追い込んでしまうのは本末転倒です。誰でも、仕事に慣れるまでは時間が必要なので、気負うことなく一から学んでいければ問題ありません。

しかし、期待に応えようとするあまり、プレッシャーを感じてしまうと、挫折した時に立ち上がれなくなってしまいます。

ここまでご紹介した看護師2年目のリアルな転職事情を踏まえて、次の章では、看護師2年目が転職を成功させるコツをお伝えします。

3. 看護師2年目が転職を成功させるための7つのコツ

看護師2年目の転職は難易度が高いことをお伝えしましたが、以下のコツを押さえて行動すれば、転職成功率を高められます。

それでは、詳しく解説していきますね。

3-1. 転職する理由を明確にしておく

まず、転職を決意したら、転職理由を明確にしましょう。

なぜなら、転職理由をハッキリさせると、仕事をする上で大切にしたいことが明確になるからです。

  • ①「人間関係が悪くて、仕事に集中できない。転職したい」と考え、転職を決意するケース
    仕事上で大切にしたいこと:周囲との連携、意思疎通、チームワーク など
  • ②「忙しくて大変、もっと患者さんとゆっくり関わりたい」と考え、転職を決意するケース
    仕事上で大切にしたいこと:患者さんとの関わり、時間に余裕のある環境、業務量が適度であること など

上記のように、転職理由を俯瞰して考えることができれば、仕事上の価値観や信念が明確になるので、転職先も探しやすくなります。

同時に、面接対策にも繋がりますので、ここはしっかり行いましょう。

3-2. 自分の看護スキルを整理する

次に、自分の看護スキルを整理し、できること・できないこと・未経験のことを明確にしましょう。

病院によって教育体制が異なるため、看護師2年目でも、看護スキルには個人差があります。

採血・点滴などの一般的な看護技術や、診療科ごとの専門的スキルなどから、できること・できないことをハッキリさせておくと、面接の時にも伝えやすくなります。

看護師2年目、大学病院の小児科経験がある場合

  • できること:
    バイタルサインチェック、薬剤の準備・投与、経管栄養の準備・実施、カテーテル検査の準備・介助、看護計画の立案など
  • できないこと:
    採血や点滴の穿刺、呼吸器患者のケア、リーダー業務、プリセプター業務など

看護スキルの整理は、ご自分の強みを発見するのにも役立ちます。

どう整理していいかわからない場合は、日本看護協会ホームページの『新人看護師研修における到達目標』を参考にチェックしてみることをおすすめします。これは新人研修用のガイドラインですが、自身のキャリア到達度を測るものとして役立ちます。

3-3. 周囲に、転職することをすぐ伝えない

転職を決意しても、すぐに周囲に伝えないようにしましょう。

転職を伝えるのは、転職先が決まったタイミングで問題ありません。

先に「転職しようと思っている」と伝わってしまうと、様々なトラブルを生み出します。

筆者の体験談になりますが、業務や受け持ち患者さんの引継ぎのため、転職を半年前に伝えた結果、

  • 一部のスタッフの態度が一変した
  • 夜勤の回数が急増した
  • 有給消化させてもらえないまま退職に至った

という問題を経験しました。

このことから、転職を決意したら、先に転職活動を始めることをおすすめしています。

ただし、就業規則で「退職する3カ月前に、退職の意思を伝えること」と明記されている場合は、規則通りにしたほうが、トラブルを避けられます。

その場合は、師長などの一部の上司に伝えるだけに留めておくと良いでしょう。

3-4. 看護観を見つめなおす

転職を機に、看護観を見つめなおしましょう。

看護観とは、看護師として働くうえでの価値観や信念のことで、個人によって正解は違ってきます。

筆者の例ですが、患者さん一人一人に誠意を持って仕事をすることが重要と考えております。

筆者が最初に勤めた病院には、ガンや難病の患者さんが多く、若くして命を落とされる方もいました。

ターミナル期の患者さんや家族の看護にあたっている時は、自分の無力さを感じてしまうこともありましたが、だからこそ、看護師としてではなく、人として誠意を持って接したいと思い、現在も看護師を続けております。

皆さんにも、看護師として仕事するうえでの価値観があるはずです。転職をきっかけに、看護観を見つめなおすと、理想の働き方のヒントが得られるでしょう。

この機会に、ぜひ看護観を見つめ直してみてください。

3-5. 転職の軸を決めておく

転職先選びでまずやるべきは、先に「転職の軸」を決めておくことです。

転職の軸とは、「今回の転職で一番実現したい譲れない点」のことです。以下のような流れで考えていきます。

転職の軸の考え方

  1. 理想の将来像をイメージする
    …5年後、10年後、どのような仕事・生活をしていたいか
  2. 現在の病院との差分を明らかにする
    …今の病院で5年、10年働いてその仕事・生活が実現できるか。できないなら、「なぜできないか」「どういう環境ならできるのか」を考える
  3. 理想を叶えるために一番大事な優先事項をピックアップする(※)
    …これが転職の軸になる

※例:年収、やりがい、ワークライフバランス、勤務地、規模、スキル、仕事の範囲、福利厚生、残業時間、チャレンジできる環境

求人を探し始める前に、まず「これだけは必ず実現したい条件No1」を決めておきましょう。

給与、勤務形態、夜勤の有無、立地、福利厚生、各種手当など、働くうえで譲れない条件を明らかにしておくと、転職後のギャップを最小限に留められます。

在職中の職場の条件と比較したり、譲れない条件に優先順位をつけておくと、より転職先を探しやすくなるでしょう。

3-6. 教育体制が整っている職場を選ぶ

看護師2年目が転職するなら、教育体制の整っている職場がおすすめです。

たとえば、以下のような制度が整っていると、教育体制に力を入れている職場と言えるでしょう。

  • 中途採用者向けの研修が実施されている
  • 中途採用者向けにマニュアルがある
  • 中途採用者にもプリセプターがつく
  • PNS(パートナーシップ・ナーシング・システムのことで、2人の看護師がペアを組み、複数の患者のケアを行う制度)を導入し、サポートする体制がある

すでに、看護師2年目の転職は「経験が浅い」と評価されやすいとお伝えていますが、職場によっては、「変な癖がついていない」「伸びしろがある」と、ポジティブな評価するところもあります。

とくに、教育体制が整っている職場だと、第二新卒を積極的に採用している職場もあるので、ぜひチェックしてみてください。

3-7. 気になる病院があれば、ホームページや口コミサイトでチェックする

内部の事情や人間関係は、実際に働いてみないとわからないことも多いです。

そんな時は、ナスコミカンゴトーク などの口コミサイトや、ホームページなどを使って、病院の雰囲気などをしっかり情報収集しましょう。

もちろん匿名なので全てを鵜呑みにする必要はありませんが(ネガティブな内容ほど書き込まれやすい)、働きやすそうかを判断する基準の一つにはなります。

しっかりと情報収集しておくと、転職後のイメージがつきやすくなるはずです。

この章のまとめ

看護師が転職を成功させるコツは、以下の7つでした。

  • 転職する理由を明確にしておく
  • 自分の看護スキルを整理する
  • 周囲に、転職することをすぐ伝えない
  • 看護観を見つめなおす
  • 転職の軸を決めておく
  • 教育体制が整っている職場を選ぶ
  • 気になる職場があれば、ホームページや口コミサイトでチェックする

ここまで準備を入念に行い、2年目転職の懸念点である「2年目で転職する理由の答え方」を対策すれば、転職成功率をグッと高められます。

4. 面接対策!転職理由の答え方のポイント

実際に転職をお考えの方のなかには、「人間関係が悪い」「仕事についていけない」など、ネガティブな転職理由をお持ちの方も多いはずですよね。そこでこの章では、「転職理由をどう伝えたらいいんだろう」と悩む方に向けて、具体的な答え方のポイントを3つご紹介します。

では、さっそく見ていきましょう。

point1. 前の職場の悪口を言わない

前の職場の悪口は、印象を悪くしてしまうので、言わないようにしましょう。

これは、自発的特性転移(第三者の特性を、知らないうちに話し手の特性として受け止めてしまう心理反応)が関係しています。

たとえば、「前の職場は業務量が多いのに、給料はすごく安かった」と伝えると、採用担当者は、あなた自身にネガティブな印象を抱いてしまうのです。ですので、悪口は言わないほうが賢明です。

ただ、転職理由が人間関係や労働環境の場合は、どう伝えてよいか悩みますよね。そんな時は、事実を具体的に説明することで、「うちでも働けそうだな」と判断してもらいやすくなります。

具体例をみてみましょう。

  • × :「残業が多く、体力的に限界で、転職を決めました」
    →採用担当者は「うちも残業あるから、またすぐに辞めそうだな…」と考えてしまう。
  • 〇 :「残業が毎日4時間以上あり、体力的に限界で、転職を決めました」(残業時間を具体的に伝えた)
    →採用担当者は、残業が度を超えてると客観的に判断できるので、採用しやすくなる。

上記のように、数字を用いて残業時間を具体的に伝えると、採用担当者も判断しやすくなります。

逆にいうと、残業時間を伝えたうえで不採用となった場合は、その職場も同じくらい残業があるかもしれないため、「入職しなくて良かった」といえます。

point2. 前向きな表現を心がける

前向きな表現を心がけることで、印象をアップさせることができます。

たとえば、よくある転職理由を前向きに表現すると、以下のようになります。

①周りと比べて、怒られることも多く、仕事ができない。

ポジティブに言い換えると

  • 視野が広く、自分の力量を把握できている
  • 他者を認めることができる
  • フィードバックがもらえる環境にある

答え方の例:

前の職場は、フィードバックがもらえる環境であり、先輩からの叱咤激励を頂きながら仕事に取り組んでいました。
しかし、周囲を見ると、急性期医療の中で働くことにやりがいを感じている方も多く、私がやりたい看護からは、かけ離れているように感じていました。スキルアップのため、1年間は仕事を続けましたが、自分の夢を叶えるためにも、転職をしたいと考え、今回応募させていただきました。

②業務量の多さや責任の重さから転職したい

ポジティブに言い換えると

  • さまざまなケアを学ぶチャンスがある
  • 実力を認められているからこそ、さまざまな仕事を任される
  • 効率の良い仕事の仕方が学べる

答え方の例)

前の職場では、看護師2年目という立場ながら、さまざまなケアを学ぶ機会を頂き、仕事に邁進してまいりました。
しかし、自分の力量以上の仕事を任されると、プレッシャーを感じてしまうこともありました。
私がやりたい看護は、貴院の基本理念にあるような、患者さん中心の看護です。
患者さんとしっかり向き合い、信頼関係を築くことで、質の高い看護を提供していきたいと考えております。
また、転職をして時間を作り、スキルアップのための勉強をすることで、キャリアアップをしていきたいと考えております。

③人間関係の悪さを感じ、転職したい

ポジティブに言い換えると

  • 社会で仕事をすることの大変さを知れた
  • 処世術を学ぶことができた
  • 仕事をする上で、チームワークが大切だと気付けた

答え方の例)

前の職場は、個々人の考えを尊重する職場だったので、ケアのほとんどが、個人の裁量に任されていました。
しかし、そうした環境に身を置くことで、私自身は、周囲と意思疎通を図りながら、チームで仕事をするほうが向いていることに気づきました。とくに、看護はチームで共有することで、より質の高いケアを提供できると思っております。
このことから、貴院のように、看護師同士の連携を深めるような取り組みが行われている病院で、チーム看護を学びたいと思い、今回応募させていただきました。

上記のように、ネガティブな転職理由を、一度ポジティブに言い換えると、前向きな表現がしやすくなります。

point3. 転職後のキャリアを見据えて発言する

転職理由を伝える時は、今後のキャリアを見据えた発言をしましょう。

具体的かつ長期的な視点でキャリアを考えていることを伝えると、採用担当者の懸念を払拭することができます。

①転職先で長く働き、スキルアップをしたい

今回、看護師2年目で転職するにあたり、自分の看護スキルを整理した結果、まだまだ経験すべきことがたくさんあると客観視できました。ですので、まずは日々の業務から経験を積み重ね、スキルアップをしたいと考えております。とくに、貴院で盛んに行われている研修にはかかさず参加し、最新の知識を学びたいと考えています。

②いずれは、認定看護師の資格を取得したい

私は現在、看護師として基礎的なスキルを学んでいる段階ですが、将来的には、〇〇の分野で認定看護師の資格取得を考えております。そのためには、日々の看護業務をこなすだけでなく、研修や勉強会に参加して、学びを深めていきたいと考えております。

上記のように、転職先の教育制度に関連した答え方をすると、採用に近づけるでしょう。

5. 看護師2年目におすすめの転職先

ここでは、看護師2年目におすすめの転職先をお伝えします。

5-1. 【看護師の経験を積みたいなら】中規模以上の病院

まず、看護師の経験を積みたい方におすすめなのが、中規模以上の病院です。

大規模の病院と比べて、患者さんの重症度が高すぎず、ある程度の教育体制も整っているからです。

しかし、診療科や救急医療の受け入れ体制によっては忙しいため、気になる病院があれば、しっかり情報収集を行ったうえで、転職活動を進めましょう。

5-2. 【挑戦したい分野があるなら】 専門病院

次に、興味のある分野や、挑戦したい看護が明確な方におすすめなのが、専門病院です。

専門病院では、専門医が最先端の医療機器を用いて治療を行っているため、その分野の最新の技術や知識を学ぶことができます。

また、認定看護師や専門看護師などの資格取得を支援する制度が整っている場合も多いので、今後のキャリアプランが固まっている方は、ぜひ検討してみてください。

5-3. 【患者さんとゆっくり関わりたいなら】 療養型の病院

患者さんとゆっくり関わりたい方や、時間に余裕を持って働きたい方には、療養型の病院をおすすめします。

療養型の病院(介護療養医療施設や療養型病院)では、介護度の高い高齢者に対して、医療ケア・介護ケア・リハビリテーションを提供します。

病院でありながら、比較的時間に余裕のある働き方が可能になります。なお、介護療養型医療施設は2023年度末をもって、廃止になることが決定しています。

代わりの施設として2018年から新設されたのが、『介護医療院』です。

介護医療院は、医療ケアだけでなく、生活の場としての機能を有した施設であり、従来の療養型病院とは異なる機能を持っています。

5-4. 【規則的な生活リズムで働くなら】病院の外来勤務

最後に、時間内で仕事を終わらせたい、規則的な生活リズムを保ちたい方には、病院の外来勤務をおすすめします。

病院の外来勤務は、患者さんの診療をスムーズに行うことが重要なので、時間内に終わりやすいです。

また、外来で診療できない重症の患者さんは、入院病棟に搬送するため、重症患者のケアにあたる機会が少なく、精神的負担も軽減できます。

外来勤務は、復職を考えている看護師さんにもおすすめの勤務先なので、ぜひ選択肢の一つに入れてみてください。

補足:クリニックや介護施設はキャリアアップしづらい

看護師2年目の転職に、クリニックや介護施設はあまりおすすめできません。

なぜなら、クリニックや介護施設などは、ルーティンワークが多くスキルアップに適さない職場だからです。また、病院と比較し、どうしても他職種との関わり合いが少なく、閉鎖的な環境の職場もあります。

「病院よりも楽そう」「定時で終われそう」と考えていても、職場によっては病棟と同じくらいハードな可能性もあります。

自身の看護観や看護スキルを踏まえて、転職先を選ぶことをおすすめします。

6. 初めての転職なら「転職サイト」の活用がおすすめ

看護師求人探しの方法は、ハローワークや知人の紹介など様々ですが、2年目の転職はプロのサポートが受けられる「転職サイト」がおすすめです

転職サイトは、希望に合った施設の求人を紹介してくれる転職支援サービスです。

看護師転職サイトとは

転職サイトに登録すると、求職者一人ひとりに担当者(キャリアアドバイザー)がつき、求人探しから選考対策までサポートしてくれます。

転職サイトのサポート

  • キャリア相談
  • 求人紹介・提案
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 面接日の調整
  • 給与交渉
  • 内定後のサポート(入社日の調整、年収の交渉、現職場への退職に関する相談)

希望に合った病院求人をプロ目線で探して提案してくれる点は、非常に魅力的です。

特に2年目の転職となると、そもそも応募可能な求人が見つからないことが多いです。また仮に求人があったとしても、書類・面接の段階で不採用になってしまうことも少なくないでしょう。

ですが、転職サイトを利用すれば、キャリアアドバイザーに希望を伝えるだけで、あなたのニーズにマッチした求人を提案してくれ、さらに応募書類(履歴書・職務経歴書)の添削や、面接対策(どのように受け答えすれば良いかのアドバイス)などのサポートもしてくれます。

病院側の納得できる2年目での転職理由や、自身のアピールポイントなども教えてくれるので、1年目での転職に関する不安を取り除くことができます。

補足:連絡手段はメール・電話・LINEがメイン

キャリアアドバイザーとの連絡手段は、メール・電話・LINEがメインです。対面でのやりとりは、2021年現在ほとんど行われていません。

転職サイト利用者に話を伺うと、「メールやLINEなどテキストでのやり取りが楽で良い」という意見が多数派でした。「電話で話をするのが苦手」「休みの日に連絡してほしくない」という方は、メールやLINEでのやり取りが可能なサイトか事前に確認しておきましょう。

なお、看護師さんからの評価の高い大手サイト(看護roo!看護のお仕事マイナビ看護師)は、いずれも電話・メール・LINEから、希望の連絡方法を選べるようです。

転職サイトは、特にはじめて転職活動を行う2年目の方におすすめです。

看護師求人の探し方は他にも「ハローワーク」や「ナースセンター」などの方法があります。詳しくは『看護師転職の方法をイチから解説!』の記事で解説しているので参考にしてください。

7.看護師2年目で転職するなら要登録 | おすすめ看護師転職サイト

数ある転職サイトの中から、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

転職サイト選定基準
  1. 求人数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
  2. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。

転職サイト求人数|総合満足度
1位
看護roo!
54,227件|◎4.3
利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。
2位
看護のお仕事
129,236件|○3.8
総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる
3位
マイナビ看護師
56,344件|◎4.1
求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい

※求人数2022年2月更新

この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

1位.看護roo! | 看護師さん利用者満足度No.1

看護roo

看護roo!の特徴
  • 利用者満足度96.3%
  • 公開求人59,521件+非公開求人も多数
  • 面接同行や選考対策など手厚いサポート
看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の転職サイトです。

登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しており、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるので、希望にぴったりの求人を見つけることができるでしょう。

30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスであるため、信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートも魅力的です。

こんな看護師さんにおすすめ
  • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
  • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
  • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい

2位.看護のお仕事 | 求人多数で選択肢の幅が広い!

看護のお仕事

看護のお仕事の特徴
  • 累計利用者数40万人以上
  • 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
  • 総求人数は129,236件と転職サイトトップレベル
看護のお仕事』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。

キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており現場のリアルな情報を詳細まで把握しているため、「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえます。

また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的です。

こんな看護師さんにおすすめ
  • できるだけたくさん求人が見たい
  • 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
  • 気軽に求人探しがしたい

3位.マイナビ看護師|ペースに合わせて転職できる


マイナビ看護師の特徴
  • 看護師認知度4年連続No1の定番転職サイト
  • 求人数は5万件以上
  • 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み
マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。

数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

そのため、「ゆっくりと考えたいのに連絡が煩わしい」「早く転職したいのにサポートが遅い」といったミスマッチもなく、自分のペースで転職活動を進められるでしょう(面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれます)。

こんな看護師さんにおすすめ
  • なるべく早く次の仕事を見つけたい
  • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい

8. 辞めたいけど…転職すべきか悩む方へ「転職をおすすめする条件」

看護師2年目のなかには、「転職したほうがいいのかな」「決断できない」と迷ってる方も、いるでしょう。

そこで、この章では、転職をおすすめする条件を、紹介していきます。

8-1. 職場の労働環境が悪い

職場の労働環境が悪いと感じているなら、早めに転職することをおすすめします。

たとえば、以下のような労働環境だと、体調不良や医療ミスを招く可能性が高いため、危険です。

  • 夜勤の回数が多い(72時間ルールが守られていない)
  • 勤務間インターバルが十分ではない
  • 始業前や終業後の時間外勤務が当たり前になっている
  • 人手不足による業務負荷が大きい
  • 経験に見合っていない仕事や業務量を任される

2020年以降、新型コロナウイルスの流行により、看護師の人手不足が社会問題となっています。

とくに、流行拡大している地域では、看護師の労働環境は過酷な状況が続いているでしょう。

働き続けることに限界を感じているなら、転職を検討したほうが、身のためといえます。

8-2. 人間関係に改善の見込みがない

人間関係に改善の見込みがない場合も、転職を検討すべきです。

とくに、理不尽なイジメやハラスメントが横行している環境にいると、精神的に追い詰められてしまうため、環境を変えたほうが良いです。

毅然とした態度で立ち向かい、解決を図るのも一つの選択肢ですが、対応に苦慮する場合は、早めに転職したほうが、英断といえるでしょう。

8-3. 心や身体の不調を感じている

心や身体の不調を感じているなら、なるべく早めに職場を離れたほうがよいです。

看護師は夜勤などによる変則勤務にくわえて、責任の重さ、時間管理能力、臨機応変な対応力など、求められるものが多いため、ストレスが強い職業です。

ストレス解消や気分転換ができないと、うつ病や精神疾患の発症リスクを高めてしまいます。

自覚症状のある方は、心療内科や精神科などの専門医に診察してもらい、休職や転職などの措置を検討しましょう。

また、自覚症状のない方も、『こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト(厚生労働省)』に掲載されているストレスチェックを実施し、客観的に評価をすることが大切です。

9. 今の職場で頑張るなら、試してほしい5つのこと

転職を視野に入れつつも、「今の職場を続けたい」「転職以外の方法はないのかな?」と考えている方もいますよね。

この章では、今の職場を続けたいと希望する方に向け、5つの対処法のご提案をいたします。

9-1. まずは休息を。睡眠・食事に気をつけてみる

なによりも優先していただきたいことが、休息をとることです。

慢性的な睡眠不足、食生活の乱れは、正常な判断力の妨げになってしまいます。まずは、1日7~8時間以上の睡眠、バランスの取れた温かい食事の摂取を心がけましょう。

眠たい時に寝る、食べたいものを食べるなど、基本的欲求を満たすことに、専念しましょう。

9-2. 頼りになる先輩や同期に相談してみる

次に、頼りになる先輩や同期に、悩みを打ち明けたり、相談してみましょう。

同じ職場内に相談できる相手がいるだけで、精神的に楽になれるはずです。また、相談することで、具体的な解決策が浮かんでくるかもしれません。

悩みは一人で抱え込まず、相談する勇気を持ちましょう。

9-3. 初心を振り返り、勉強してみる

初心にかえり、勉強をすることで、自信が持てるようになります。

この方法は、勉強不足のせいで自信が持てず、職場内で居心地の悪さを感じている方に有効です。

基礎看護技術、解剖生理、疾患、治療、ケアなどの勉強を行った結果、看護師としての自信に繋がることもあるでしょう。

長期的に続けられるように、自分に合った方法で学びを深めていきましょう。

9-4. 興味のある分野の研修に参加してみる

興味のある分野があれば、研修に参加してみるのもおすすめです。

気になる研修に参加することで、知識が得られるだけでなく、人脈や見聞を広げられます。

看護師向けのスキルアップ研修は、実際に会場で行われるものだけでなく、オンラインで実施されるものもあります。

たとえば、日本看護協会主催でもさまざまな研修が行われているので、気になる方はこちらをチェックしてみてください。

9-5. 働き方について、師長や上司に相談してみる

結婚や家庭の事情で現在の働き方が難しいと感じている方は、師長や上司に相談をしてみましょう。

場合によっては、勤務形態の変更や、部署移動などの措置がとられ、転職せずに働き続けることができるかもしれません。

職場の状況によって、必ずしも希望通りの働き方ができるとは限りませんが、働き方で悩まれている方は、一度相談してみると良いでしょう。

さいごに

看護師2年目で転職をお考えの方は、リアルな転職事情を踏まえた上で、転職活動を進めることが大切です。

この記事でご紹介したコツやポイントを活用しつつ、転職のプロであるキャリアアドバイザーに相談すると、転職の成功率を上げることができます。

転職に迷っている方や、今の職場で続けたいとお考えの方は、この記事でご紹介した対処法を試してみることをおすすめします。

あなたの人生が、豊かになることを祈っています。