「外来看護師ってどうなんだろう…?」
「働きやすいのかな…?」
と気になりますよね。
外来看護師は、日勤のみで土日祝日はお休みということもあり、看護師の中でも非常に人気の職種です。
ただ、病棟勤務と比べて給料が低い上に、速く業務をさばくことがポイントとなるなど、「自分の看護観と合わない…」と感じる人が多いのも事実です。
このページでは、元看護師で人材コンサルタントの私が、外来看護師についてご紹介します。
「外来看護師ってどうなんだろう…?」
「働きやすいのかな…?」
と気になりますよね。
外来看護師は、日勤のみで土日祝日はお休みということもあり、看護師の中でも非常に人気の職種です。
ただ、病棟勤務と比べて給料が低い上に、速く業務をさばくことがポイントとなるなど、「自分の看護観と合わない…」と感じる人が多いのも事実です。
このページでは、元看護師で人材コンサルタントの私が、外来看護師についてご紹介します。
岩手県内での看護師転職をお考えですね。
看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。
求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。
そこでこの記事では、岩手県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。
「訪問看護ってきついイメージあるけど、実際どうなの?」と考えていませんか。
結論からいうと、訪問看護はかなりきつい働き方です。背景には、訪問看護という特殊な仕事ならではの理由があります。
訪問看護師の仕事内容を詳しく知らないまま転職してしまい、「想像とギャップがありすぎて辞めたい」という方も珍しくありません。
そこでこの記事では、実際に訪問看護師として働く方の声を調べ、どのような点がきついと感じるのか、訪問看護師の働き方の実態をまとめました。
「ナースフルってどんなサービスなんだろう」「評判はどうなっているのかな」など、『ナースフル』はどんなサービスなのか気になりますよね。
ナースフルは大手人材会社のリクルートグループによる看護師さん向けの転職サービスで、豊富な求人と頼れるアドバイザーが魅力的なサービスです。
この記事では、ナースフルの評判やサービスについて詳しく解説していきます。
「ICU看護師ってどんな仕事をしているのかな」とお考えですね。
ICUでは、救急患者や術後患者、入院中に急変した患者を受け入れ、24時間体制で治療を施します。
ICU看護師は刻一刻と変化していく状況に臨機応変に対応しながら、適切な看護処置を行う仕事です。
高度なスキルとタフな精神力が求められ、看護師の職場の中でもかなり大変な部類に属します。
このページでは元看護師で、今は人材会社で働く私がICU看護師について、働いていた方の声を踏まえながら、以下の流れで比較しながら解説していきます。
派遣の仕事を探すとき、口コミや評判を調べるでしょう。
しかし派遣会社『日本メディスタッフ』の口コミや評判は少ないです。
したがって、日本メディスタッフだけでなく、大手の派遣会社も併用するといいでしょう。
この記事では、プロとして看護師の派遣をサポートしてきた私が、日本メディスタッフと他の派遣会社を検証していきます。
最後まで読めば、日本メディスタッフと他の派遣会社を把握できるでしょう。
ぜひ読み進めてみてください。
日本メディスタッフは、看護師向けの派遣会社です。
全国で約190件以上(2023年10月時点)の求人を取り扱い、看護師の派遣をおこなっています。
健診やコロナウイルスのワクチン接種の求人が多いものの、大手の派遣会社に比べると求人数は少ないです。
それでも、日本メディスタッフから健診やコロナウィルスのワクチン接種に携わった看護師が多く存在しています。
←左右にスクロールできます→
運営会社 | 株式会社日本メディスタッフ |
---|---|
対応エリア | 全国 |
公開求人数 | 約190件 |
対応業種 | 健診・ワクチン接種・デイサービス |
実績 |
|
日本メディスタッフには、以下のメリットがあります。
日本メディスタッフのメリット
ぞれぞれ詳しく解説していきます。
メリットの1つめは、給与の支払い方法が柔軟な点です。
日本メディスタッフで働いたら、給与の支払い方法を以下から選択します。
多くの会社では、給与の支払い日が限定されていて融通が利きません。
一方、日本メディスタッフの場合、先払いや即日のお支払いができます。
したがって、すぐに収入を得たい方にとって便利なサービスです。
ただし、先払いや即日のお支払いにはルールがあります。
利用の際は、公式サイトを確認するようにしましょう。
メリットの2つめは、1日~数日間だけ働く求人が多い点です。
特に子育て中や空いた時間に働きたい看護師にとって、単発の求人は魅力的でしょう。
なぜなら、時間を有効活用して収入を得られるからです。
他にも単発で働く魅力的な点として、以下の3つがあります。
以上から日本メディスタッフは、ライフスタイルに合わせて働きたい方におすすめのサービスです。
派遣なので単発ならその場限りの関係で済みます。いい意味で面倒くさい人間関係はないかなと思います。
今のところ、派遣先の方は皆さん親切です。
一方で、日本メディスタッフを利用するデメリットもあります。具体的には、以下の2つです。
日本メディスタッフのデメリット
詳しく解説していきます。
デメリットの1つめは、大手の派遣会社に比べると求人数が少ない点です。
実際、大手の派遣会社と日本メディスタッフの求人の数を比較してみます。
←左右にスクロールできます→
派遣会社 | 求人数 |
---|---|
レバウェル看護(旧 看護のお仕事) 派遣 | 12,355件 |
ナースネット | 15,051件 |
ナースパワー | 1,730件 |
スタッフサービス・メディカル | 10,201件 |
日本メディスタッフ | 190件 |
比較してみると、日本メディスタッフの求人が少ないことがわかります。
派遣の仕事は多くの求人から見つけるほうが、満足な仕事に携わりやすいです。
したがって、大手の派遣会社も利用するのがいいでしょう。
希望する日に必ず仕事があるわけではないので、コンスタントに仕事をし、毎月一定収入を得たい人には向いておりません。
デメリットの2つめは、働ける職種が限られる点です。
先述したとおり日本メディスタッフの求人は、以下の職種が多いです。
さらに求人が少ないため、上記以外の職種は探しにくいといえます。
したがって、多様な仕事を経験してスキルアップしたい方は、大手の派遣会社も利用するのがおすすめです。
今だと新型コロナウイルスのワクチン接種業務がたくさんあります。ワクチン詰めや実際の接種、接種後の見守りが主な分担です。あらかじめ担当が明示されて募集がかかる場合もあれば、当日割り振られることもあるようです。
時期により案件の数に差がありますが、健診も定期的に案内メールが届きます。採血と心電図が取れると受けられる案件がぐっと増えます。デイサービスは受けたことがないのですが、通年で募集がかかっている印象です。
前章で多くの派遣会社の利用をおすすめしたことを踏まえて、看護師の派遣会社を選ぶときは以下を基準にしましょう。
それぞれ紹介していきます。
1つめの基準は、派遣会社が保有している求人の量や質です。
派遣の仕事を探すとき求人が多いほど、希望する業務の求人を見つけられます。
したがって登録する派遣会社を決めるとき、派遣会社の求人の数を基準にする人もいるでしょう。
しかし、重要なのは量だけでなく質もともなっている点です。
求人が多いとはいえ、希望の仕事がなく勤務先が遠かったら、登録済みの派遣会社をいずれ利用しなくなります。
その点、日本メディスタッフは新着の求人情報をトップページで閲覧でき、希望の求人を見つけやすくなっています。
自分が希望する職があれば登録しておきましょう。
2つめの基準は、派遣会社の提案力です。
派遣会社のビジネスモデルは、成果報酬型のビジネスです。
成果報酬型とは、派遣会社が企業に人材を派遣することで、報酬を得られる形態を意味します。
つまり派遣される人材が多いほど、派遣会社の利益が増える仕組みです。
派遣会社には報酬を第一に、求職者に合っていない求人を紹介するケースもあります。
転職先を探すために希望を伝えるが、希望を無視した紹介をされる。例えば、夜勤なしが良いと伝えているのに夜勤ありがメインの紹介をされる感じ。無理ですと何度伝えても「いやでも〜」とゴリ押ししてくる。
そこに転職させたらたくさんお金がもらえるのかな?と思ってしまった。
合っていない求人を紹介されたら、理由をつけて断るのが重要です。
働くうえで大切にしている点を明確にして、派遣会社に登録しましょう。
3つめの基準は、派遣会社のサポート力です。
派遣会社に登録すると、求職者にキャリアコンサルタントが就きます。
そこで、サポートが手厚いのかを判断しましょう。
手厚いサポートの例は以下のとおりです。
つまりポイントはコミュニケーションが取りやすく、求職者のために時間を使っているかです。
私が担当してもらったアドバイザーさんがとても良かったです。話し方の柔らかい女性の方でした。
最初からどんな分野に進むか迷っていたときに、私の性格を把握したうえでアドバイスをくれたので、自分に合った分野を選ぶことが出来ました。
web面接が初めてだったので練習をお願いしたところ、過去にそのクリニックであった面接の質問内容をふまえた練習を2〜3度行ってくれました。
また、服装やメイクなど初歩的な質問にも快く返事をくれました。なんてことない質問にも都度LINEで返事をくれました。
自信を持って面接をおこなうことができ、希望のクリニックで内定を頂けました。
サポートの仕方は派遣会社やキャリアコンサルタントによって違います。
キャリアコンサルタントが決まったとき、様子を見てみましょう。
前章で看護師の派遣会社を選ぶ基準を紹介してきました。
そこで、日本メディスタッフ以外におすすめの派遣会社は以下の5つです。
それぞれ説明していきます。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事) 派遣』は、12,000件以上の求人を保有する人材派遣会社です。
高時給の求人も見つけやすく、派遣求人の量と質の高さに定評があります。
実際、医療業界に詳しいキャリアコンサルタントが親身に相談に乗ってくれると好評でした。
担当して頂いたアドバイザーさんがとにかく詳細を親身に聞いて下さったうえに、希望に沿った情報をたくさん紹介して下さった。他の転職サイトも利用していたこともあったけれど、私のなかでは1番好感の持てた転職サイトだった。
アドバイザーさんの人柄が本当に良く、一度、私事で登録解除することがあったのですが、就職活動再開時には同じアドバイザーさん指名で再度就職活動を再開。本当にいろいろとお世話になって感謝の気持ちしか無いです。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事) 派遣がおすすめの看護師は、以下のとおりです。
求人票にない内部情報を教えてくれて入職までサポートするので、派遣転職では心強い存在になるでしょう。
『看護roo!派遣』は、サポート力のある人材派遣サービスです。
大手企業の株式会社クイックが運営し、看護師のキャリアを支援してきました。
実際「サポートのおかげで満足のいく就業先を決められた」と好評です。
看護roo!さん個人的におすすめのサイトです。サイトで病院を探す場合でも、いろいろな条件を選ぶことができるし、自分にあった病院を調べることができるんで。
私は前、勤めていた病院の先生の性格がきつく辞めてしまったので、第一に性格のきつくない先生がいる病院を探してほしいとお願いしてみました。すると、探してみますと言われ、数日後とある病院を紹介してもらいました。
それから半信半疑で、紹介してもらった病院の面接へ行ってみたんですけど、たしかに物腰のやわらかそうな人が多くて、前の勤めていた病院と比べると働きやすそうでした。面接を終えたあと、そこの病院から内定をもらい働いていますが、私の希望通り性格のきつい先生はいないのでとても満足しています。
看護roo!派遣がおすすめの看護師は、以下のとおりです。
一方で関東や関西の求人が多いので、地方在住の方は他の派遣会社も利用しましょう。
『MCナースネット』は、家庭との両立を考えている看護師が利用しやすい派遣会社です。
週2回や時短の仕事もあり、高時給の求人が掲載されています。
実際、口コミでも高時給で転職できたと好評です。
単発バイトや派遣の求人を探していましたが、こちらは様々な勤務形態の求人を扱っているので便利です。最初に無料カウンセリングを通して担当者に自分の希望を伝えていたこともあり、仕事を紹介してもらう際のやり取りも毎回スムーズにいきました。
仕事の内容も病院をはじめ健診や治験関連など充実していて、時給が高い好条件の求人も多いのがとても魅力的でした。仕事があるときに働くという無理のない働き方ができて良かったです!
また『MCナースネット』がおすすめの看護師は、以下のとおりです。
健診やツアーナースなどの求人も多いので、非常勤や短期間だけ働きたい方は登録しましょう。
『ナースパワー』は、利用者の満足度に定評がある人材派遣サービスです。
過去にオリコン満足度の調査で、1位を獲得した実績があります。
実際の口コミをみても満足度が高く好評です。
短期間の派遣の仕事を探そうと思い、こちらを利用しました。登録後、すぐに連絡がきました。利用前に私の耳に入ってきた情報ではこちらのサイトはあまり良くないというようなものが多かったのですが、私の場合は担当の方に恵まれたのかどうかはわかりませんが熱心に話を聞いてくれ、まるで友達のように接してくれたのですごく安心感がありました。
今は派遣期間も終わりこのサイトは利用していないのですが、また機会があったら利用したいと思います。そのときにはまた同じ担当の方に対応してもらいたいです。
『ナースパワー』がおすすめの看護師は以下のとおりです。
全国の派遣の求人も保有しているので、地方在住の方はぜひ登録しましょう。
『スタッフサービス・メディカル』は、株式会社スタッフサービスが運営する派遣会社です。
全国に拠点があって、未経験と中高年向きの求人が多いです。
口コミを見てみると、中高年向きの求人が充実していたと投稿されています。
もう若くはないので転職をあきらめかけていましたが、ダメ元でこちらに登録をしました。実際利用してみると、意外と中高年向けの求人が多く充実しており、担当の人からいろいろ紹介していただけました。
求人の内容も福利厚生がしっかりしたものが多く意外でした。元いたところがよっぽど条件が悪かったのもありますが…(笑)思い切って転職してみて良かったです。
他にも『スタッフサービス・メディカル』がおすすめの看護師は、以下のとおりです。
キャリアアップを目指したい方は、ぜひ登録しましょう。
この章では、派遣会社を利用するポイントを紹介します。ポイントは以下の7つです。
派遣会社を利用するポイント
それぞれ説明していきます。
スカウトを利用したら定期的に連絡しましょう。
理由は、連絡しないとスカウトが来なくなるシステムだからです。
スカウトのシステムは、データベースから条件を絞ってスカウトメールを送信します。
送信される対象は、データベースの更新日が新しい人です。
仮にTOEICの点数が良くても更新日が古ければ、スカウトメールが来なくなります。
したがってスカウトから仕事を探したい場合、定期的に連絡をするようにしましょう。
キャリアコンサルタントからの対応をより早くしてもらえるように、最短の日程で就業したい日を伝えましょう。
キャリアコンサルタントは、担当の求職者がどれだけ就業したかで評価されます。
したがって、最短で就業したい日を伝えた場合、求職者の要望に応えるために就業できるように対応を早めるでしょう。
キャリアコンサルタントとの面談では「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれます。
そのときに「いい就業先があればすぐにでも」と答えれば対応が早めになります。
担当のキャリアコンサルタントを変えてもいいことです。
理由は、キャリアコンサルタントと相性が悪いと派遣先を決めるのに苦労するからです。
例えばキャリアコンサルタントを変更する基準として、以下が考えられます。
おそらく、担当を変更するのに抵抗を感じる方もいるでしょう。
しかし、担当を変更するのは問題ではありません。
合わなければ、派遣会社に下記のようなメールを送れば大丈夫です。
■担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見もぜひお伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
嘘の経験やスキルを伝えると就業したときに苦労するため、経験やスキルの嘘は避けましょう。
経験やスキルが乏しいのに熟練の技量を求められたら、仕事ができません。
結果、派遣先でなく派遣会社での評価も落ちます。
派遣会社は企業から求人を継続的にいただくため、活躍する人材を派遣したいと考えています。
たとえ経歴やスキルが浅くても、自分の技術がどれくらいか正直に伝えましょう。
コンサルタントによって推薦文の質が異なるため、コンサルタントが書いた推薦文を自分でも確認しましょう。
推薦文は1000文字以内で作成して、面談する企業へ送られます。
しかし、応募者の経歴を写すだけのコンサルタントもいるので、ダブルチェックする意味でも自分で確認するのが重要です。
「面接時に相違があると困るため、書いた推薦文をお送りいただけませんか?」と声をかけてみましょう。
企業の選考の日程が被らないようにするため、他の派遣会社で同じ求人に応募したら注意を払いましょう。
選考が同時期の場合、企業は1社の派遣会社からの応募しか受け付けられません。
また、複数の派遣会社を利用して選考が同じタイミングなら、企業の担当者に迷惑をかけます。
仮に選考に落ちてしまい、直後に他の派遣会社の選考を受けても受かる可能性は低いでしょう。
別の派遣会社と応募する求人が被らないように、どこの派遣会社で求人を応募したのかの管理も大切です。
口コミを見ることで、派遣会社にない情報も入手できることもあるため、紹介された企業の口コミサイトの確認もしましょう。
例えば、面接の雰囲気や聞かれた質問などの口コミは、就業先を決める面談のときに参考になります。
口コミサイトは『Vokers』や『転職会議』が有名ですが、医療従事者向けの口コミサイトもおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。
最後に、派遣会社を利用する手順を紹介します。全部で9ステップです。
派遣会社を利用する手順
以下、説明しているので参考にしましょう。
興味のある仕事を見つけたら、求人を出した派遣会社の会員登録をします。
会員登録の目的は、条件にあったら他の仕事も紹介するためです。
登録する情報は以下のとおりです。
会員登録が終わると、メールや電話で仕事の紹介が始まります。
この記事で紹介した派遣会社の登録ページを一覧にしたので、ぜひ登録してみてください。
数日以内に、担当のキャリアコンサルタントから電話が来ます。
目的は、会員登録した内容と現状の確認です。
事前に準備するものはありませんが、キャリアコンサルタントから聞かれる内容は以下のとおりです。
派遣会社に登録して数日後に、キャリアカウンセリングが始まります。
履歴書と職務経歴書が必要になるので、期日までに準備しましょう。
キャリアコンサルタントと話した内容と、履歴書・職務経歴書を参考にキャリアカウンセリングが始まります。
キャリアカウンセリングで話す内容は、以下のとおりです。
キャリアカウンセリングを受けたほうが気付く点が多いです。
キャリアコンサルタントとは、就業先が決まるまで関係が続くため、疑問が浮かんだら何でも聞いて、信頼関係を築いていきましょう。
キャリアカウンセリングのあとは、希望の条件に合った仕事の紹介を受けます。
紹介は1人のキャリアコンサルタントにつき3社以内で、別のキャリアコンサルタントから紹介されるケースもあります。
就業先の希望条件が合っていれば、求人の一覧にない仕事を紹介される場合も多いです。
しかし1社の派遣会社のキャリアコンサルタントからは、紹介の数が少なくなります。
複数の派遣会社に登録して、多く紹介してもらいましょう。
希望の条件にあった仕事が見つかったら、履歴書と職務経歴書の添削を受けます。
履歴書と職務経歴書をメールで送り、指摘された箇所を修正する流れです。
場合によっては、面談を設定して添削するケースもあります。
添削後の履歴書と職務経歴書は読みやすくなり、書類選考での評価も上がるでしょう。
添削を受けて、印象のいい履歴書と職務経歴書を作成しましょう。
履歴書と職務経歴書が完成したら、キャリアコンサルタントが推薦文を添えて企業に応募します。
キャリアコンサルタントが添削しているので、推薦文を通して企業に魅力を伝えられるでしょう。
もし自力で求人サイトから応募した場合、書類の提出や日程調整など自分で管理しなければなりません。
一方で派遣会社を利用すれば、キャリアコンサルタントが応募に必要なものを準備してくれます。
その結果、面談の対策に集中できます。
履歴書と職務経歴書から企業が興味を持った場合、面談を実施します。
面談の目的は以下のとおりです。
面談は企業が応募者を選考する場なので、面接と変わりません。
過去の面談で聞かれた質問や聞かれそうな質問をキャリアコンサルタントから聞いて、答えられるようにしましょう。
面談はオフィスでおこなわれることが多いですが、コロナ禍以降はリモートでも実施されるようになりました。
Step7で述べたとおり、面接と変わりないので準備して臨みましょう。
面談で聞かれるのは、以下のとおりです。
最後に応募者から質問する時間もあります。ミスマッチを防ぐために、下記を質問するのがおすすめです。
面談で企業とマッチングすれば、就業先が決定します。
決定後に必要な入社の手続きなどは、担当のキャリアコンサルタントがおこないます。
もし現職の退職で不安があった場合も、サポートしてくれるので問題ありません。
就業後もサポートが続くので、いつでも相談できる状態で就業できます。
この記事では、日本メディスタッフの評判を解説しました。
日本メディスタッフは、求人が少なく働ける職種が限られています。
一方で単発の求人が多く、給与の支払い方法を選ぶことが可能です。
したがって、空いた時間に働きたい方やすぐに報酬を得たい方にとって使いやすいサービスでしょう。
日本メディスタッフで物足りなさを感じたら、この記事で紹介した他の派遣サービスを利用してみてください。
あなたの人生が豊かになるのを祈っております。
「医療の仕事はやりがいあるけど、長時間労働で自分の時間が持てない」
「看護師資格が活かせて高収入な一般企業の求人はないのかな?」
看護師は肉体的にも精神的にも負担が多く、不満が生まれやすい仕事です。しかしいざ、転職を考えたときに看護師の経験を別の仕事に活かせるのか不安に感じる方もいるでしょう。
結論、あなたの経験や緊急時に冷静に対応する能力は、多くの企業で高く評価される資質なので、心配いりません。看護師以外の職種に転職し仕事と私生活のバランスがとれるようになった方や、40代でも未経験の職種に就職し新しいキャリアを築いている方もいます。
そこで本記事では看護師の転職に豊富な経験を持つ私が、転職におすすめな職種を紹介します。
看護師としてのスキルを活かす最適な転職先を一緒に見つけましょう。
編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。
キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。
左右にスクロールできます。
おすすめ転職サイト | 口コミ満足度 | 公開求人数 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
約5.9万件 |
| ||
約4.6万件 |
| 約14.1万件 |
|
〔求人数〕2023年1月5日時点
ここでは、看護師の転職で他職種を検討する理由について解説します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
医師や他の看護師との協力や連携が求められる医療現場では、良好な人間関係の構築が大切です。
一方で、忙しい状況下でコミュニケーションがうまくとれなかったり、意見や価値観の相違があったりなど、人間関係の摩擦をおこす場面は少なくありません。
職場内での適切なサポートがない場合、人間関係のトラブルが解決されない状態が続くケースもあるでしょう。そこで常に人の目や行動を気にしている状態に疲弊して、人間関係がゆるそうな職場への転職を検討しだす看護師もいます。
夜勤は本来の生活リズムを乱し、体内時計に影響を与えます。その結果、睡眠障害や体調不良を引き起こし、体力的な負担を感じてしまう看護師は少なくありません。
他職種となると夜勤のない職場は数え切れないほどあります。自分の健康面を考えて、日勤のみの仕事に憧れ始める方もいるでしょう。
看護師は常に、患者の健康や命を守るための責任を負っています。一つのミスが患者の命に直結するため、責任やプレッシャーは非常に大きいでしょう。
また感受性の高い看護師の場合、患者の痛みや苦しみに共感しすぎてしまい、大きな精神的負担を感じてしまう人も少なくありません。
「これからずっと責任に耐えながら働くのはつらい…」と将来のことを考えた結果、責任の軽い職場への転職を考えはじめます。
看護師から他職種への転職で、仕事の選び方には3つの軸があります。
それでは一つずつ紹介していきます。
これまでの「看護師としてのキャリアを活かせる仕事」に転職する方法です。具体的な職種は以下の通りです。
看護師経験が活かせる職種なら、選考時にこれまでの職歴を存分にアピールできるので、採用されやすく一般企業への転職も容易です。
キャリア5年目以降の、中堅看護師の方で他職種に転職したいと考えている方は、この軸での仕事選びが適しています。
看護師とは全く関係のない仕事に転職する方法です。具体的な職種は以下の通りです。
この場合、転職活動をスムーズに進めるなら「未経験者が歓迎されやすい職種」を選ぶのがポイントです。「看護師とは全然違う、普通の会社の仕事がしたい」という方は、この軸での仕事選びが適しています。
また、職種だけでなく「どの業界で働くのか」も同時に決めなければなりません。例えば、同じ営業職でも「金融業界の営業職」と「IT業界の営業職」では、働きやすさや給与は全然違います。
※転職におすすめの業界については、『転職先におすすめの業界【2023年最新版】』の記事で詳しく解説しています。
一度時間をかけて他の資格を取得して、転職する方法です。具体的な職種は以下の通りです。
「看護師という仕事は辞めたいけれど、何か手に職をつけたい」という方に適しています。資格取得のためにはある程度まとまった時間が必要なので、一度退職し、失業手当をもらいながら勉強を始めるやり方がおすすめです。
まずは看護師の経験を活かせる仕事を紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
フィールドナースは、医療機器メーカーに勤務して、自社製品のプロモーションを行う仕事です。
メーカーの営業担当とともに医療機関を訪問し、看護師ならではの視点で製品の説明を行います。分かりやすく言うと、「看護師資格保有者の視点で、ドクターに製品の説明をして、営業のアシストをする仕事」です。
仕事内容
→看護師 × 営業 の仕事!!
臨床現場で実際に働いていたからこそ分かる現場スタッフの悩みを汲み取り、その悩みに対して自社が提供する医療機器がどう活かせるのか(メリットがあるか)を、経験者視点でプレゼンします。
医療機関向けの展示会を開いたり、実際に製品を使ってみせたりすることもあります。製品導入後はアフターフォローまで担当することも多々あるようです。
どのような製品を売り込むかは企業によって様々で、美容医療機器やドクターズコスメ商品などを扱う会社もあります。
フィールドナースの詳細は、看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)の公式サイトで解説されているので、気になる方は参考にしてみてください。
目安年収 | 500~700万 |
転職難易度 | 難 |
治験コーディネーター(CRC)とは、治験の進行をサポートする仕事です。
医療機関や製薬会社、被験者の間に立ち、スムーズに治験が進行するよう調整する役割を担います。
具体的には、 医療機関において治験を実施する医師の指示のもと、治験に係わる事務的業務、チーム内の調整、被験者となる被験者のサポートなどを担当します。
仕事内容
治験コーディネーターに転職する場合は、治験を支援する民間企業である「治験施設支援機関(SMO)」に所属して医療機関へ派遣される形が一般的です。(”派遣される”とあるが、契約形態は直接雇用)
治験コーディネーターについて詳しく知りたい方は、『治験コーディネーターとは?仕事内容・働き方・年収を徹底解説』を参考にしてください。
目安年収 | 400~500万 |
転職難易度 | 普通 |
臨床開発モニター(CRA)も、治験をスムーズに進行する仕事です。
治験コーディネーターとの違いは就業先です。治験コーディネーターが医療機関や治験施設支援機関で働くのに対し、臨床開発モニターは製薬会社で働きます。
仕事内容
ちなみに、前述の治験コーディネーターも臨床開発モニターも、必須資格はありませんが、転職の際に看護師資格・経験が有利になることがあります。実際に、治験コーディネーターの3割は看護師資格保有者と言われています。
臨床開発モニターについては、ジョブメドレー公式サイトで解説があるので、気になる方は参考にしてください。
目安年収 | 500~600万 |
転職難易度 | やや難 |
MR(医療情報担当者)は、製薬企業で開発した医薬品の営業・広報を行う仕事です。
病院や診療所に対して、商品の品質・安全性などの情報を提供する役割を担います。また臨床現場での情報を集め、製薬会社に報告することもMRの仕事の一つです。
仕事内容
MRに資格は必須ではありませんが、医学知識を必要とする仕事なので、医療現場での臨床経験が役に立つことがあります。
なお、MRと似た職種にMS(医薬品卸販売担当者)がありますが、こちらは医薬品卸売会社で勤務する働き方です。どちらも情報提供を行う仕事ですが、MSは取り扱い商品に応じた広範囲な知識が必要で、情報提供よりも販売の側面が強い(医薬品の価格交渉なども行う)仕事です。
目安年収 | 600~700万 |
転職難易度 | やや難 |
オペレーターは、企業が提供するサービスの利用者からの相談を受ける仕事です。
例えば、医療機器メーカーで自社製品に関する問い合わせ対応などを行います。
勤務先企業は様々
業務内容はマニュアル化されているので、企業勤めの経験がなくても始めやすい仕事です。
近年では、アプリなどを使ってオンラインでヘルスケア相談なども活況で、そういったサービスを提供する企業では電話・WEB・チャットの対応窓口職員として看護師を採用しているケースもあります。
また期間限定の派遣社員としてですが、新型コロナウイルスワクチンに関する電話相談などの求人も増加傾向にあるようです。
目安年収 | 300~400万 |
転職難易度 | 易 |
医療事務は、医療機関での勤務経験がある看護師なら比較的業務に慣れやすい仕事です。
仕事内容
働く場所は病院やクリニックなど。慣れた環境なので、転職のハードルもそれほど高くないでしょう。
資格は必須ではありませんが、民間資格(「医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)」「診療報酬請求事務能力認定試験」など)があれば選考に有利になることもあります。
どんな仕事があるか知りたい方は、医療事務専門の転職サイト『病院医療事務.com』で実際に仕事を検索してみるのもおすすめです。
目安年収 | 300~350万 |
転職難易度 | 普通 |
心理カウンセラーは、企業で働く人のメンタル的な問題を心理的なアプローチで支援する仕事です。
例えば、パワハラで悩む社員の話を傾聴し、問題解決の支援をします。ストレスチェック後の相談対応や、職場環境改善の支援など、相談者によってやるべきことは様々です。
キャリアに関する相談を受けることもあり、看護師資格・経験が直接活かせるわけではないですが、仕事内容としては看護師に近い仕事です。
心理カウンセラーになるための必須資格はありませんが、それだとなかなか転職は難しいので、臨床心理士や産業カウンセラーなどの民間資格を取得するのが一般的です。
参考:心理カウンセリングに関する資格
■公認心理師
平成27年に誕生した国家資格。大学+大学院、大学+実務経験で取得可能
参考サイト:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116049.html
■臨床心理士
1988年から認定されており、これまでの心理資格のメジャー的存在の民間資格
指定カリキュラム大学卒業かつ大学院修了が必要
参考サイト:http://fjcbcp.or.jp/
■産業カウンセラー
養成講座(30万円程)の受講で最短6カ月で受験資格を得られる
参考サイト:https://www.counselor.or.jp/
■教育カウンセラー
教育カウンセラー養成講座を受講し、実践歴・試験結果により認定される
ほかに、中級・上級とグレードがある
参考サイト:https://www.jeca.gr.jp/whatis/
心理カウンセラーについては、資格のキャリカレの公式サイトに詳しい説明があるので参考にしてください。
目安年収 | 400~500万 |
転職難易度 | 難 |
大学の保健室は、看護師資格のみで働けるため、看護師の転職先として非常に人気です。(小中学校の保健室で働く場合は、養護教諭や学校保健師などの資格を別途取得する必要がある)
仕事内容
事務作業が中心ですが、規模の大きな大学などでは看護業務が発生することもあります。
病院と違って慌ただしい看護処置などはなく、比較的働きやすいと言えるでしょう。ただその一方で、そもそも人気職場のため求人が少なく、留学生が多い学校では英語スキルが必須なこともあり、転職のハードルは高いです。
大学の保健室の仕事については、マイナビ看護師のサイトで解説があるので、参考にしてください。
目安年収 | 400万円台 |
転職難易度 | 難 |
保育園も看護師の転職先として人気があります。
仕事内容
病院とは仕事内容が全く異なり、日々の仕事はどちらかというと保育士に近いです。保護者と接することもありますが、基本的には毎日子供たちを相手にする仕事なので、小児科での経験などは採用時に高く評価されやすいでしょう。
厚生労働省は、できるかぎり保育園に看護師を配置するように定めていて、看護師を採用する施設も増えてきています。ただしほとんどの場合、看護師は一つの施設に1人しかおらず、突発的な発熱や病気、怪我は特に臨機応変な対応が求められるため、ある程度看護師としての経験を積んでいることが必要です。
保育園看護師についての詳しい説明は『保育園看護師ってどんな仕事?保育園での業務内容や役割を徹底解説』を参考にしてください。
目安年収 | 400万円台 |
転職難易度 | やや難 |
病児保育士は、体調の優れない子ども(発熱など)を一時的に預かり、面倒を見る仕事です。
NPO法人などが運営する病児保育専門施設や、医療機関に併設されている施設に常駐し、登園の許可が下りていない子どもを預かります。病気の子どもがいる家に訪問して保育するという訪問型の形態もあります。
仕事内容
施設形態によりますが、病児保育を行う施設では保育士・看護師の配置基準が定められており、看護師資格・経験が転職に活かせます。
とはいえ、看護師の資格を直接活かせる仕事でありながら、仕事内容は看護師よりも保育士に近いと言えるので、「看護師の仕事は避けたいけど、これまでの経験を活かして人のお世話をする仕事がしたい」という方にぴったりです。
病児保育士については、マイナビ保育士が運営しているサイトに詳しい説明があるので、参考にしてください。
目安年収 | 300万円代 |
転職難易度 | やや難 |
児童福祉司は、児童相談所の職員のことで、地区町村などの自治体に所属する公務員です。
指定施設で2年以上相談援助業務に従事し、かつ地方公務員試験に合格する必要があり、ハードルは高いです。しかし、看護師資格を活かして安定した働き方をしていきたいという方には、選択肢の一つとなるでしょう。
仕事内容
以下の相談に対して、専門家の協力を得ながら適切な対策を立て、解決に導く
看護師経験(特に小児科)を持つ方であれば、疾病に関する相談などに対し、看護ケアの知見をもとにしたアドバイスなどができるでしょう。
児童福祉司までのステップ(看護師免許保有者)
児童福祉司については、東京都福祉保健局の公式サイトで詳細の説明があるので、ぜひ参考にしてください。
目安年収 | 400~500万 |
転職難易度 | かなり難 |
産業看護師は、企業で社員の健康管理や心身の健康が損なわれないための予防をおこないます。
そのほかにも、健康に関するイベントの開催や休復職支援などさまざまな業務を担当し、産業医や人事との橋渡しをする役割も担っています。
仕事内容
産業保健師は病院よりもデスクワークが多いため、肉体的な負担が少なくなるでしょう。医療処置の頻度も少なく、一般の病院勤務ほどプレッシャーに追われることもありません。
また、企業の営業時間に合わせて働くため、残業や夜勤が発生しにくいメリットもあります。
産業看護師について詳しく知りたい方は『産業保健師への転職成功大全|高倍率?経験必須?転職の不安を解消!』を参考にしてください。
目安年収 | 400~500万 |
転職難易度 | 難 |
献血看護師は献血センターや献血ルームで働きます。献血に来た人の受付や問診、バイタル測定、献血業務などをおこないます。
仕事内容
献血は、厚生労働省から唯一の認可を受けた日本赤十字社がおこなう事業で、献血看護師は常勤・非常勤ともに日本赤十字社での雇用となります。そのため、福利厚生は手厚く、地域手当や住居手当、退職金などが充実しています。
献血看護師について詳しく知りたい方は『献血看護師の給料・手取りは?献血ルームの仕事や適性を解説』を参考にしてください。
目安年収 | 340~370万円 |
転職難易度 | 普通 |
美容クリニックでは、施術前のカウンセリングや施術のサポート、施術後の経過観察などをおこないます。看護師業務に加えて、広報やリピーターの確保などを担当する場面もあります。
仕事内容
医療保険の適用範囲外でサービスを提供している美容クリニックの場合、クリニック側が提供する医療サービスの価格を決められるため、一般のクリニックより年収相場が高くなります。※保険診療と混合のクリニックもあります
高収入の職場に転職したい人は、美容クリニックを検討するのもよいでしょう。
目安年収 | 500〜600万円 |
転職難易度 | 難 |
まったく違う仕事がしたい方は、こちらを参考にしてください。
それぞれ具体的に解説します。
基本的なオフィスワークを行う一般事務は、女性に人気の仕事の一つです。
仕事内容
企業で働くことを考えると、真っ先に候補にあがる職種ですが、正社員として転職する場合、難易度が高い点には注意が必要です。求人倍率は約0.3倍(求職者3人に対して、ようやく求人が1つある程度)なので、なかなか採用が決まらないこともあります。
ただ雇用形態を正社員にこだわらない(派遣・契パートなど)なら、比較的求人も見つけやすくなります。また、日商簿記などの資格を取得しておくと、採用にプラスになることもあります。
目安年収 | 200~300万 |
転職難易度 | 普通 |
職種を選ぶ際は、「自分が興味のあること」を軸に選ぶのも一つの方法です。美容意識の高い方なら、その興味をそのまま仕事につなげて、美容関連の仕事に転職するのもおすすめです。
美容関連職種には具体的に以下のような職種があります。
具体例
看護師として働いている頃にはできなかったネイルや髪色などもできますし、美容に関する知識を働きながら吸収できるため、モチベーション高く働くことができるでしょう。
実際にどんな求人があるか知りたい方は、専門転職サイト『キレイにスルンダ』を参考にしてください。
目安年収 | 300~400万 |
転職難易度 | 普通 |
「興味を軸に仕事を選ぶ」という観点で、ファッションに関心の高い方はアパレル系の仕事を選ぶのもおすすめです。
具体的には以下のような仕事があります。
具体例
ファッション業界に関心のある方はやりがいを持って働けるでしょう。
目安年収 | 300~400万 |
転職難易度 | 易 |
【経験者の声】
一般企業の人気職種に、商品企画・開発があります。企業の扱う商品次第ですが、以下のような会社なら、医療・看護系の知識が役に立つこともあります。
看護知識が活かせる商品開発
これまでと全く違う分野の企業に転職するよりも、採用されやすく、転職後も活躍しやすいでしょう。
企画・開発は企業転職の中でも人気の高い部門なので、競争率(採用までのハードル)が高くなる可能性を考慮しておく必要がありますが、上記の領域に絞って応募を重ねれば、看護師経験が評価されることもあります。
目安年収 | 300~450万 |
転職難易度 | やや難 |
医療・看護とは全く違う分野で、「将来性のある業界」という観点で厳選すると、IT関連職種も候補にあがります。
IT・Web関連職種というと、エンジニアなどの技術職が有名ですが、転職のしやすさでいうと以下のような仕事がおすすめです。
具体例
IT業界は、最も成長が期待される業界です。
現時点で市場規模はかなり大きく、総務省調査では、国内産業のうちIT業界が占める割合は10%以上、全産業で第一位という結果となっています。将来的に伸びる業界で働くなら、IT・WEB業界もおすすめです。
実際に求人を探したい方は、IT専門転職サイト『Green』も活用してみてください。
目安年収 | 400~600万 |
転職難易度 | やや難 |
ゼロから資格取得を検討している方は、こちらも参考にしてください。
それぞれを詳しく紹介していきます。
看護師として介護施設で働く人も多いですが、看護師から介護職へキャリアチェンジするという選択肢もあります。
看護師と介護職の資格を保有する(ダブルライセンス)のには、以下のようなメリットがあります。
特に(3)は大きな利点です。看護師・介護職の資格を持つスタッフを採用すると、施設側は一人の人員で2職種の配置基準が満たせるため、職場によってはかなり採用ニーズが高くなります。
また看護師の視点だからこそのケアプランを提案できるなど、一つの資格を持っている時よりも仕事の幅が広がるでしょう。
看護師からのキャリアチェンジの場合、ファーストステップである「介護職員初任者研修」の資格をとって働き始めるか、介護補助などの無資格でもできる業務から始め、ステップアップするという方法が現実的です。
介護職は高齢化の影響で採用ニーズが高く、今後も需要が高い状況は続くと予測されています。そのため「手に職をつける」という点では非常におすすめな仕事です。
介護業界の転職事情については『介護業界の転職を成功させるための全知識 |職場選びから選考のポイントまで徹底解説』で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目安年収 | 350~500万 |
転職難易度 | 易 |
看護専任教員とは、看護専門学校などで看護師に必要な知識や技術を教える仕事です。これまで培ってきた看護経験を学生に伝え、成長を実感する仕事なので、大きなやりがいを得られる仕事と言えます。
実は看護専任教員は将来的に不足すると予測されています。
一例ですが、神奈川県では看護教員の8割以上が40代で、若手の教員不足が課題視されています。
看護専任教員となるためには以下いずれかを満たす必要があります。
看護専任教員については、東京都福祉保健局の公式サイトに詳しい説明があるので、ぜひ参考にしてください。
目安年収 | 400万前後 |
転職難易度 | 難 |
前項では大学の保健室の先生を紹介しましたが、養護教諭の資格を取得すれば、小中高校でも働けます。
仕事内容
資格取得のルートとしては、看護学部などで養護教諭育成課程を修了し、「養護教諭」の免許を取るのが一般的です。社会人向けの短期大学や通信大学なども存在します。
養護教諭になり、長期間勤続して徐々に昇給していけば、ゆくゆくは看護師よりも高収入が目指せます。詳しくは『看護師から養護教諭に転職すると給料はどうなる?お金事情を徹底解説』を参考にしてください。
目安年収 | 300~600万 |
転職難易度 | 難 |
この章では、看護師が他職種に転職する主なメリットを4つ紹介します。
それでは見ていきましょう。
看護師から転職した人の口コミから分かる他職種のメリットとして、夜勤がなく規則的な生活を送ることができる点がまずあげられるでしょう。
ハードワークで体を崩したり、夜勤が多く負担が大きかったりする方は多いのではないでしょうか。職種に転職すれば看護師よりもある程度生活リズムが整うため、自分の時間を確保しやすく、ストレスがかかりにくくなります。
実際に他職種に転職した方の口コミでは、以下のようなものがありました。
このように、転職をしたことで身体的な負担が減ったという方は多く見受けられました。
転職をすることで、職場の人間関係が改善されることもあります。
看護師の職場は女性が大半を占め、閉鎖的な環境となりやすいため、人間関係で悩む方が多いです。
転職先を選ぶ際に、職場の風通しの良さや男女比率などを確認して転職をすることで、看護師として働いていた頃とは違った人間関係を築くことができるでしょう。
他職種に転職することで、医療ミスや命と向き合う責任感から解放されたと言う方は多いです。
実際に転職した方の多くが、気持ちが楽になったと回答しています。
転職先の候補にはさまざまな職種や業界があります。
看護師から他職種に転職すると、新たな業務を覚えられたり、専門知識の習得ができたりするので働き方の視野を広げられるでしょう。
新しい業種や業界で看護師以外の知見を得られれば、幅広い業務に対応できる力を身につけられるため、今後のキャリアを形成していくうえで選択肢を広げられます。
続いて他職種に転職するデメリットを4つ紹介します。
順に見ていきましょう。
看護師から転職する場合、給料が下がる可能性があります。
特に20代~30代前半の看護師の平均年収は他職種と比べ相対的に高くなっているため、他職種の給料が低く感じることが多いでしょう。
ただ、初めのうちは年収が低いことも多いですが、成果主義の職場の場合は業務成績が良ければ年収はどんどん上がっていきます。
職場の評価制度が年功序列なのか、成果主義なのかを確認してみましょう。
看護師の雇用は景気に左右されづらく、求人も豊富にあるため安定して働くことができますが、他職種は看護師よりも安定していないことが多いです。
特に企業に勤める場合は会社の業績や景気の影響を受けやすいです。
また、結婚や出産などのライフイベントに合わせて職を離れても、看護師の場合は比較的復職しやすいですが、他職種では難易度が上がっていしまうことを理解しておきましょう。
転職先の仕事が物足りなく感じ、やりがいを見いだせない方もいます。
看護師として毎日命と向き合っていた日々が一転し、プレッシャーから解放されると、初めのうちは新しい仕事が新鮮に感じますが、次第に慣れて退屈に感じてしまうこともあるようです。
「思っていた仕事と違った」と感じてしまわないように、転職先を選ぶ際は業務の多様性や自分の長所の活かし方などを、具体的にイメージしてみましょう。
転職先の仕事によっては、看護師としての経歴が全く活かされない可能性があります。要するにこれまでのキャリアが一旦リセットされてしまうのです。
看護系に関連のない場合や、看護師の役割や必要性について理解されていない場合は、たとえこれまでどれほど重要な役割や業務を担っていたとしても、役立つことはありません。新人と同じスタートラインに立つ、ということもあります。
ここでは、看護師の転職で他職種に向いている人について解説していきます。
それでは一つずつ紹介していきます。
「なぜ他職種に転職したいのか?」などの問いかけに対して明確な答えをもち、仕事の目標や方向性が定まっている人は、他職種への転職に向いています。
看護師から他職種への転職では、未経験な仕事のため困難な状況に直面するケースも珍しくありません。しかし、目標や夢が明確にあれば目の前にある壁も乗り越えられるでしょう。
そもそも転職したい強い想いがあるのなら、挑戦を躊躇する必要はありません。自分の夢や目標に向かって、勇気を出して行動してみてください。
看護師の仕事に満足できない人も、他職種への転職に向いているといえるでしょう。
今とは違う職種・業界に転職すると、異なる分野での業務に挑戦できたり、新たな視野や知識を得られたりします。そこで新たなやりがいを感じられる仕事に出会えるかもしれません。
今の仕事にやりがいを感じないなら、他職種への転職を検討してみるのもよいでしょう。
看護師から他職種への転職では以下の環境下に置かれるケースも珍しくありません。
そのため自分の年齢・キャリアなどを気にせずに、仕事に打ち込める自信がある人は他職種への転職が向いているといえるでしょう。
また、未経験の分野に対しても臆せず挑戦できる人や新しい環境に柔軟に適応できる人であれば転職先で大きな成長も期待できます。
看護師の転職で他業種を検討しなおすべき人には、次の3つの特徴があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
仕事のあらゆる悩みはどの職種・業界にも存在します。他職種に転職したからといって、解決するわけではありません。
転職すれば問題が解決すると安易に考え、他職種に転職してしまうと、看護師として培った知識や経験がムダになってしまうかもしれません。
新たな業務内容の習得など転職によるストレスが、今の悩みよりも大きな負担になる可能性もあります。そのため問題解決する方法を転職のみに頼らず、今の職場で解決できる策がないかを模索してみましょう。
看護師から他職種に転職すると収入が減ってしまう場合があります。その場合、家計への経済的な負担が増加して、これまでの生活水準を維持するのが難しくなってしまうでしょう。
趣味を楽しめなくなったり、将来の金銭的な不安やリスクが増加したりするかもしれません。家庭がある場合、ローンの支払いや子どもの養育費、老後の資金など、家族全体の人生設計に影響がおよびかねません。
他職種への転職を希望する場合、今よりどれくらい収入が減るのかを計算し、経済的リスクがないかどうかをしっかり把握したうえで決断しましょう。
転職理由が曖昧なままだと、転職先に求める条件がわからない状態で転職活動を進めることになります。結果として、自身に最適な転職先をみつけられず「やっぱり転職しなければよかった…」と、転職後に後悔するリスクが高まります。
もし他職種への転職を検討しているなら、自身の転職目的や動機を明確にしましょう。最適な転職先をみつけられたり、面接で自信をもって自己アピールできたりします。
看護師から他職種への転職となると、主に一般企業や施設がメインとなります。これらの転職は、病院とは異なる点が多く、ポイントを押さえていないとなかなか採用につながらないこともあります。
そこで本章では、初めて一般企業に転職する方が押さえておくべきポイントを解説します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
いきなり求人を探し始めるのではなく、まずは「なぜ企業に転職したいのか」を明確にしましょう。
「なぜ企業で働きたいか」をはっきりさせると、転職活動の方向性が見えてきます。
例えば、「看護師資格・経験を活かして、高収入の仕事がしたい」なら、給与ベースが高い医療機器メーカーでのフィールドナースが選択肢にあがってきます。
ですが、「土日祝休みで落ち着いた働き方がしたい」なら、出張の多いフィールドナースは向いていないかもしれません。というより、「一般事務」「内勤営業」など、看護師とは関連のない仕事がベストです。
大事なのは「自分がどういう働き方がしたいのか」です。それに合わせて会社・仕事を選べば、転職後に後悔することもなくなります。
また、「なぜ病院ではなく企業で働きたいのか」は採用面接で必ずと言っていいほど聞かれますので、早い段階で言語化しておきましょう。
転職の理由を明確にするために、今の職場の不満をあげてみるのもおすすめです。次の職場を選ぶ判断基準となります。
もちろん結婚などライフステージの変化が理由の場合、この段階は飛ばして構いませんが、現職に対しての不満が理由の場合は、その理由をはっきりさせる必要があります。
このように理由を具体的にすれば、転職先探しの指針がはっきりします。この方の場合は、以下のような軸で仕事を探すと良いでしょう。
転職先探しの指針
不満の内容が曖昧なままだと、気づかないうちに同じような職場に転職する可能性があります。
転職に失敗する人ほど、転職理由が曖昧なことが多いです。
企業の求人は、複数の転職サイトを使って求人をできるだけ多く集めましょう。
というのも、「まだどのような仕事に就きたいか明確でない状態」の場合、できるだけ多くの選択肢を得ることが転職成功のカギだからです。「こんな仕事もあるんだ」と色んな情報を集めるほど、自分の理想に近い仕事が見つかります。
また、「もっと仕事の選択肢を増やしたいが、どんな仕事があるのかイメージがつかない」という方は、厚生労働省が提供している「職業情報提供サイト」などを使って、興味があることやテーマを軸に、世の中にどんな仕事があるのか探してみることをおすすめします。
一般企業で働く上で、PCを難なく操作できるスキルは必須です。採用面接時もPCスキルについて質問されることがあるので、事前にできるだけ習得しておきましょう。
一般企業でよく使うのがMicrosoft Officeです。
Microsoft Office
WindowsPCを使う企業では、このソフトをメインに資料作成やデータ集計をすることが多い。
PCスキルがどの程度あるかを示す上では、「職務経歴書をキレイで見やすいレイアウトで作成すること」が有効です。
職務経歴書は、これまでの職歴を簡単にまとめる応募資料(履歴書と同封して送る)で、形式は自由です。
また他にも、MOS(Microsoft Office Specialist)という資格があり、事務作業がメインの仕事に転職する際は、これを取得しておくのも一つの方法です。
WordやExcelの基礎技能を、Microsoft社が証明する国際資格です。未経験の方でも、ExcelやWordなど事務作業で使うソフトを使えるPCスキルを証明するためにMOSは非常に有効です。
年間30万人程度の受験者がおり、ビジネスマンとしてのベーススキル証明のために、正社員に限らず、派遣社員の方でも多く取得されている人がいます。
資格取得準備期間:1ヶ月程度の通信教育あるいは独学
合格率:非公開。ただし、非常に取得しやすい資格として人気が高い。
「絶対に譲れない点」を1つ決めましょう。そうすれば闇雲に求人を探さなくてよくなるので、転職の軸がぶれることがありません。
逆に譲れない条件がないと、「この会社もいいな…こっちもいいかも」となってしまい、いつの間にか当初の目的とずれてしまうことがあります。
また、できれば「これは妥協しても良いと思える点」も考えておくと好ましいです。
求人情報に記載された条件以外に、企業の社風もチェックしておきましょう。
病院の場合、職場ごとの違いはそれほどないかもしれませんが、一般企業で働くとなると社風次第で働きやすさはまるで違います。
そのため、特に応募・面接を受けるタイミングで企業の社風が自分に合うかどうかを見極めることが重要になります。
自分に合う企業か見極める方法
上記のような視点で、「企業の雰囲気が自分に合っているか」を見極めることが重要です。
ただこの辺りはなかなか面接官に聞きづらいこともあると思いますが、その場合は次章で紹介する転職エージェントのキャリアアドバイザー(転職活動の支援をしてくれる担当者)に代わりに聞いてもらうこともできます。
転職を考えるうえで、以下のような不満・悩みを抱えているのではないでしょうか。
転職を考える理由
このような悩みのなかには、他職種に転職しなくても、病院以外の転職で解決できるものもあります。
例えば、夜勤や仕事内容、責任の重圧などは、病院以外であれば悩みが減る可能性が十分にあるでしょう。
病院以外の職場一覧
病院以外の職場の場合、収入が下がるケースがありますが、同じ看護職のため、一般の仕事をするよりも給料が低くなりにくい傾向にあります。
上記であげた病院以外の職場の仕事内容や年収については『病院以外に転職したい看護師に人気の職場15選【夜勤なし&高収入も可】』で詳しく解説しているので参考にしてください。
「看護師以外の仕事がしたいけど、なにが自分に適しているか分からない…」という場合は、転職エージェントへの相談がおすすめでしょう。
転職エージェントとは、登録すると転職相談に乗ってくれて、求人探しから面接対策まで、幅広いサポートをしてくれる『人材紹介サービス』のことです。
転職エージェントがやってくれること
これらのサービスはすべて無料でうけられます。
登録後におこなわれるキャリア面談で「年収はできるだけ下げたくない」「まったく別の業界で未経験から転職できる仕事をしたい」などの希望を伝えると、転職エージェントが最適な企業の求人を提案してくれます。
これまでとはまったく違う業界に転職したいと考えている方は、転職エージェントの積極的な利用がおすすめです。
看護師資格を活かして転職する方は、看護師に特化したサービスを提供するエージェントサービスを利用しましょう。
数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。
転職サイト選定基準
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。
転職サイト | 求人数|総合満足度 |
---|---|
1位 看護roo! | 55,907件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 |
2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 135,763件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる |
3位 マイナビ看護師 | 60,875件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい |
※求人数2022年8月更新
この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。
『看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。
登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。
看護roo!の特徴
さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。
『看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。
信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており、現場のリアルな情報を提供しています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。
また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。
『マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。
マイナビ看護師の特徴
加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。
こんな看護師さんにおすすめ
なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
他業界への転職を考えている方は、様々な職種を取り扱っている総合型の転職エージェントを利用しましょう。
数ある転職エージェントの中から、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い転職エージェント」をピックアップしました。
転職サイト選定基準
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職エージェントは、以下の通りとなりました。
転職エージェント | 求人数|総合満足度 |
1位 リクルートエージェント | 約37万件| 4.1 業界最大手エージェント。選択肢を増やしたいなら登録必須 |
2位 dodaエージェント | 約18.8万件|3.9 顧客満足度No.1(2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位) |
3位 マイナビエージェント | 6.3万件|4.3 サポートが充実しており、はじめての転職に強い。 |
※この記事では3つに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!』を参考にしてください。
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
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求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
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看護師から転職におすすめの全く違う仕事を紹介しました。
仕事探しの軸としては「看護師資格を活かす仕事をするかどうか」で方向性が決まるので、まずは「医療看護に携わる仕事をするか」「全く違う業界でイチからスタートするか」を最初に固めましょう。
実際に仕事を探す際は、方向性に合わせたエージェントサービスの利用もおすすめします。
看護師からまったく違う業界の仕事に転職したい人におすすめの転職エージェント
看護師資格を活かして転職する方におすすめの転職エージェント
あなたの転職活動の成功を、陰ながら応援しております。
コロナウイルスの影響により、「保健師」という職業をニュースで目にすることが増えました。
特に日本自治体労働組合総連合が発表した調査によると、コロナウイルス第5波の影響により、6割以上で保健師が時間外労働をしていたことが発表され、多くのメディアで取り上げられました(日本自治体労働組合総連合:「過労死ライン」を超える働き方の実態調査の結果公表について 自治労連が記者会見,2023年10月10日付.)。
また、過労死ラインとされる月100時間を大幅に超え、298時間の時間外労働をした保健師もいたといいます。
このようなニュースにより保健師の人材不足問題が浮き彫りとなりました。
このような状況の中で、保健師について深く理解している方は少ないのではないでしょうか?
今回は、私たちの健康を支える職業である「保健師」について詳しくご紹介します。
また、看護師から保健師へキャリアチェンジをご検討されている方へ向けて、保健師のやりがいや職場環境についてもご紹介します。
「献血看護師はどのくらい給料をもらえる?」
「病棟勤務の看護師と比べて年収は低いの?」
献血看護師は、日本赤十字社の雇用でドナーの献血をメインにおこなう看護師のことです。
献血看護師として働きたい方のなかには、どのくらいの給料・年収なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
結論、献血看護師の給料は22〜25万円が相場で、年収340〜370万円となります。
病院勤務の看護師よりも平均給料は低いですが、残業が少なさや日勤のみのシフトに働きやすさを感じる方もいるでしょう。
ただし、採血看護師はキャリアアップが難しい点や働く場所を選べないというデメリットもあります。献血看護師に転職する前に、自分の希望する条件にマッチする職業かを正しく判断する必要があるでしょう。
そこで本記事では、数多くの看護師の転職をサポートしてきた私が、献血看護師の給料・勤務内容を徹底調査してわかりやすく解説します。また、献血看護師の仕事内容を踏まえて、向いてる人と向いてない人の特徴も詳しく紹介します。
本記事を読むことで、献血看護師の給料や勤務内容を知ったうえで、自分にあった職業かを判断できるようになるでしょう。
編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。
キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。
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〔求人数〕2023年1月5日時点
当記事を執筆するにあたり、日本赤十字社の関東甲信越ブロック10ヶ所の職場の職員採用情報を調査しました。
結論から言うと、献血看護師の給料は22~25万円が相場です。
賞与は年2回支給の職場がほとんどで、正職員の場合、3~4ヶ月分が相場のようです。年収換算すると、340~370万円になります。
もちろんこれは入職時の給与なので、勤続年数によって昇給は見込めますが、それでも看護師の平均給与(33.4万円)よりはグッと下がります。
【理由】
ただ、献血看護師は常勤・非常勤ともに日本赤十字社での採用ということもあって、福利厚生は手厚く、地域手当・住居手当・退職金などが充実しています。
なお、非常勤看護師の場合、時給は1,600~1,700円が相場です。
献血看護師の手取り額
手取り額は月収の約75~80%ほどと言われているので、献血看護師の手取り額は、17~20万になります。
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献血看護師の給料はやや低めの水準とお伝えしました。では、その分楽な仕事かというと、実はそうではありません。
以下のような、献血看護師ならではの大変な点も多く、「割に合わない」「辞めたい」と感じる方も多いようです。
順番に見ていきましょう。
献血ルームでの仕事は、以下のように業務内容が様々です。
献血ルームでの仕事内容
献血看護師は、これらのどれかではなく、全ての業務に対応できなければなりません。
その上、献血看護師の仕事はかなりテキパキとした進行が求められます。もたもたしているとドナーを不安にさせたり、迷走神経反射などを引き起こさせてしまったりするからです。
そのため、献血看護師になるためには、ある程度ベーシックなスキルを身に付けた状態でなければなりません。
また、メインの献血で使用する針は18ゲージとやや太めの針で、未熟な看護師が扱うと強い痛みを感じさせることもあります。
多種類の業務を全てテキパキとこなせる必要があるため、経験の浅い看護師はほとんどおらず、第二のキャリアとして献血看護師の道を選択する方がほとんどです。
献血看護師は、働く場所を自由に選べません。
献血看護師の勤務先は、(1)血液センター(各都道府県の日本赤十字社の本館)と(2)献血ルームの二種類ありますが、どこに所属になるかは、採用後の人事で決定されます。
(1).血液センター(本館)所属の看護師は、献血バスでの業務を行います。献血バスは、その日ごとに行き先が変わるため、どこで働くかも日々変わります。
(2)献血ルームは各地に設置された献血専門の施設です。こちらに配属の場合も、個人の事情を考慮した上で、人事判断で「どの献血ルームで働くか」が決まります。
このため、看護師が働く場所を指定することはできません。
補足:業務内容の違い
※遠心分離機にかけて一部の成分だけを抽出する
実は献血看護師は、人間関係が意外と大変で、同僚・上司とのいざこざは病棟の頃と変わらないと話す看護師さんもいます。
というのも、人間関係が少人数の献血ルーム内で完結してしまうからです。合わない人がいたとしても避ける術はありません。
また献血看護師の仕事は、基本的に二人一組で行います。血液の確認などでダブルチェックを行うためです。シフトによって、苦手な人と二人一組で仕事をしなければならないこともあります。
また前述の通り、献血看護師はある程度キャリアを重ねた方が多いので、入職後はどの程度仕事ができるのか見極められるプレッシャーもあるようです。
閉鎖的かつ少人数の職場なので、人間関係の悩みを抱えやすいのが特徴です。
献血ルームの仕事は多岐にわたるとお伝えしましたが、その仕事内容はルーティンワークが多く、慣れれば楽になる反面、キャリアアップが難しいという側面もあります。
採血・献血の手順もかなり細かく決められており、一通りの技術を覚えたあとは、「いかに手際よくドナー対応ができるか」「ドナーに安心してもらうためのコミュニケーション」が重要となります。
このため、看護師として技術を身に付けていきたいという方にとっては、給料も低めな上に、技術も身につかない環境と言えます。
献血ルーム・バスは土日祝も開いているので、献血看護師はシフト制勤務となります。
そのため、プライベートと両立しづらいのはややデメリットです。土日休みかつルーティンワークが希望なら、クリニックなどの職場の方が適しているでしょう。
なお、土日祝の出勤時に手当が付くケースもあります。
献血看護師は給料が低めなため、誰にでも推奨できるわけではありませんが、以下に該当するなら適した仕事と言えます。
向いてる人
一方、以下に該当する方は避けた方が良いでしょう。すぐ辞めることにもなり兼ねません。
向いてない人
このような方は、負担が少なく、かつ職場次第では給料も高いクリニック(美容系など)が適していると言えるでしょう。クリニックの転職事情については、『クリニックに転職したい看護師が事前に知っておくべき全知識』を参考にしてください。
転職を視野に入れて検討している方は、転職サイトに登録し、キャリアアドバイザーに相談するのもおすすめです。
キャリアアドバイザーは看護師転職支援のプロで、あなたの希望条件をヒアリングしたうえで最適な職場・求人を紹介してくれます。
人気が高い良質な求人ほど、非公開求人として転職サイト利用者だけに限定公開されているので、登録しておくだけで選択肢をグッと増やせますよ。
大手サイトだと『看護roo!』や『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』などが有名です。評判の良いサイトを詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。
献血看護師の給料は22~25万円が相場でした。
病院の看護師と比べて低めな水準ですが、その分ルーティンワークが多いので、「キャリアアップはあまり視野に入れておらず、負担の少ない職場で仕事がしたい」方にとっては、働きやすい職場と言えます。
献血看護師の給料は、職場(特に賞与額)によって年収換算で差が生じます。もし転職を検討しているのであれば、『看護roo!』や『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』などの看護師転職サイトにしてみてください。
あなたの暮らしが、より良いものになるよう願っています。
「パート助産師ってどうなんだろう」
「パート助産師で働いてみたい」
パート助産師の求人は少ないですが時給が高く、ワークライフバランスを重視した働き方ができます。正規雇用の助産師が人手不足なため、求人が見つかって採用されれば即戦力で勤務できるでしょう。
5分でパート助産師の給料事情や仕事の探し方などが分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
厚生労働省の『令和4年賃金構造基本統計調査』を見ると、パート助産師のような短時間労働者の平均時給は2,400円となっています。
参考:厚生労働省『令和4年賃金構造基本統計調査』
また日給で募集する求人もあり、就業先が病院かクリニックで時給の差はありません。収入は、夜勤の日数や分娩手当の有無で変化します。
パート助産師の給与で夜勤の場合は、「1勤務あたりの日給」も多いです。
就業時間は17:00~翌10:00が多く、時給に換算すると2,000円以上です。給与相場は20,000~30,000円が多く、なかには40,000円を超える求人もあります。
パート助産師には、分娩手当が支給される職場も多いです。
相場は1回5,000円程度で、分娩手当の有無で収入が変わります。その他、オンコール手当や日祝手当があります。
実際にパート助産師の時給を見てみると、地方に行くほど時給が低くなります。(参考:医療ワーカー)
【日勤帯】
クリニック | 病院 | 講師 | |
---|---|---|---|
北海道 | 時給1,412円 | 時給1,400円 | 時給1,390円 |
仙台 | 時給1,400円 | 時給1,492円 | 該当求人無し |
東京 | 時給2,342円 | 時給2.625円 | 時給1,700円 |
神奈川 | 時給2,226円 | 時給1,900円 | 時給2,100円 |
名古屋 | 時給2,089円 | 時給2,133円 | 時給2,167円 |
大阪 | 時給2,000円 | 時給1,940円 | 時給2,200円 |
神戸 | 時給1,850円 | 時給2,050円 | 時給2,000円 |
広島 | 時給1,945円 | 時給1,920円 | 時給2,750円 |
福岡 | 時給1,511円 | 時給1,380円 | 該当求人無し |
【夜勤帯】
クリニック | 病院 | |
---|---|---|
北海道 | 時給1,741円 | 時給2,258円 |
仙台 | 時給1,806円 | 時給1,839円 |
東京 | 時給2,677円 | 時給2,284円 |
神奈川 | 時給2,630円 | 時給2,355円 |
名古屋 | 時給2,452円 | 時給1,935円 |
大阪 | 時給2,188円 | 時給2,326円 |
神戸 | 時給2,648円 | 時給2,355円 |
広島 | 時給2,277円 | 時給2,140円 |
福岡 | 時給2,452円 | 時給2,032円 |
パート助産師で働くメリットは、以下の2つです。
それぞれ説明します。
家庭やプライベートと両立しやすいのは、パート助産師のメリットです。
正規雇用は1日8時間で週5回働きますが、パートの場合は週3日や日勤で働けます。なかには、夜勤だけで週1日から可能の求人もありました。
継続して夜勤なのは体力的に厳しいですが、1ヶ月に数回なら大丈夫な方もいるでしょう。
このように働き方に合わせてシフトを入れられるのは、パート助産師の大きなメリットです。
パート助産師は以下の2つの理由から、同じ病院の看護師よりも時給が高いです。
実際に厚生労働省の「令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況 」によると、全体で見ても助産師の数が看護師よりも少ないことがわかります。
参考:厚生労働省「令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況 」
一方で、パート助産師で働くデメリットは以下の2つです。
それぞれ説明します。
正規雇用の助産師より低収入になるのが、パート助産師のデメリットです。
常勤の助産師の平均年収は450~500万円と公表されています。
一方でパート助産師が時給1,800円で週5日フルタイムで働いた場合で、約340万円ほどです。
したがってパート助産師は、収入を得ながらプライベートや家庭も大事にしたい方に適しています。
パート助産師は募集が少ないので、求人を見つけるのに時間がかかります。
したがって仕事を探すときは、効率的に多くの求人に触れるのがポイントです。
次章で紹介する転職サイトを利用しましょう。
求人数や質、サポートの良さを基準に、パート助産師のおすすめ求人サイトは以下の3つです。
転職サイト | パート助産師求人数|満足度 |
---|---|
マイナビ看護師 | 190件|★★★★☆4.3 大手人材企業が運営する転職サイト |
ナースパワー | 160件|★★★★☆3.9 パートや派遣など非正規雇用に強い転職サイト |
看護roo! | 160件|★★★★☆4.2 医療系職種(主に看護師さん)からの評価No1のサイト |
先述したとおり、パート助産師の求人は多くありません。
多くの求人を見られるように、紹介したサイトを登録して併用しましょう。
パート助産師の募集でチェックするポイントは、以下の3つです。
それぞれ説明します。
求人を見つけたら給与やボーナス、手当の金額を確認しましょう。実際、以下のように助産師は手当が多いです。
主な手当の相場
また法律の改正により、パートの助産師にもボーナスが支給されるようになりました。ボーナスの金額は正規雇用より少ないですが、支給の記載が求人票にあるかチェックしましょう。
パート助産師でも一定の条件を満たせば、社会保険や雇用保険の加入対象になります。
社会保険は501人以上の職場で働く場合、以下のどちらかを満たせば加入の対象となります。
一方で、従業員が501人未満の職場で働く助産師も、平成29年4月から以下の条件のいずれかに当てはまれば社会保険加入対象者となりました。
なお、年収106万円以下で働く場合は社会保険には加入しません。また有給休暇は、以下の条件で付与されて取得できます。
■【条件】半年間の継続勤務と80%以上の出勤
労働日数/継続勤務日数 | 0.5年 | 1.5年 | 2.5年 | 3.5年 |
---|---|---|---|---|
週5日 | 10日 | 11日 | 12日 | 14日 |
週4日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 |
週3日 | 5日 | 6日 | 6日 | 8日 |
週2日 | 3日 | 4日 | 4日 | 5日 |
週1日 | 1日 | 2日 | 2日 | 2日 |
配偶者の扶養内で働きたい場合、年収の調整ができるかがポイントです。
病院によっては人手が足りないため、多くの出勤を要望されることもあるでしょう。以下、年収における扶養範囲の一覧です。
[扶養範囲]
年収 | 税制上の扶養 | 社会保険上の扶養 |
---|---|---|
103万円以上 | 所得税が発生する | |
106万円以上 | 社会保険の加入が必要(条件あり) | |
130万円以上 | 配偶者の扶養から外れる(条件あり) | |
150万円以上 | 配偶者特別控除(満額:38万円)の低下 |
面接ではどれくらい働きたいのか、病院側の意向も確認して勤務日を調整しましょう。
本記事では、パート助産師に関して以下の紹介をしてきました。
パート助産師は募集が少なく、求人を見つけることに苦労するでしょう。そのため、この記事で紹介した以下の転職サイトの併用をおすすめします。
勤務日を選択して、ワークライフバランスを重視して働けるのがパート助産師になるメリットです。
本記事を参考に、ぜひパート助産師への転職を成功させましょう。
「産業保健師の仕事が辛い」
「産業保健師を辞めて転職したい」
上記のように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
辞めたいと感じた時には、一旦仕事を休んでみて、なぜ辞めたいと思ったのかを整理してみることが大切です。また、信頼できる社外の人に相談したり、続けるメリット・デメリットを比較したりすることも重要でしょう。
いきなりすぐに辞めてしまうことはおすすめできません。「やっぱり続けていれば良かった」「もっと様々な選択肢を検討したかった」と後悔する可能性が高いからです。
この記事では、人事部経験があり産業保健師の転職事情にも詳しい筆者が、「産業保健師を辞めたいと感じた時に何をすればよいのか」分かりやすく解説していきます。
「治験コーディネーターから転職したい」
「治験業界以外にも転職できるの?」
と考えていませんか。
治験コーディネーターは、医療・薬の知識が評価されるため、同業だけでなく他職種へ転職することもできます。臨床開発モニター(CRA)やデータマネジメント(DM)、MRなどの仕事で評価されやすいでしょう。
ただし、製薬会社は多くの職種が狭き門であり、40代以上になると転職難易度が上がるなどの懸念点もあるため注意が必要です。
そこでこの記事では、転職のプロとして多くの治験コーディネーター転職をサポートしてきた私が、治験コーディネーターの転職理由や有利な転職先を紹介します。
「看護師転職サイトって複数登録した方がいいの?」
「複数に登録したら転職に有利になるの?」
結論から言うと、転職サイトは複数登録するのがおすすめです。
求人の選択肢が増えるのはもちろん、複数のサイトの担当者からアドバイスをもらえるため、より転職成功率を高められるからです。
実際に、当サイトが転職サイト利用経験のある看護師165人を対象にアンケートを取ったところ、4人中3人が転職サイトを複数登録していることも分かりました。
複数登録は、転職サイトの使い方としてはむしろ当たり前と言えるでしょう。
ただ、複数登録には当然ながら悪い側面もゼロではありません。
そこでこの記事では、転職のプロとして数多くのキャリアチェンジを支援してきた私が、転職サイトに複数登録するメリット・デメリットや注意点を詳しく紹介していきます。
この記事を読めば、看護師転職サイトに複数登録すべき理由がわかり、転職活動を効率良く進められるでしょう。
結論から言うと、看護師転職サイトは複数登録がおすすめです。
冒頭でも述べましたが、「看護師転職サイトに複数登録する」というのは、珍しいことではなく、むしろ複数登録している人の方が多数派です。
当サイトが転職を経験した看護師を対象に実施したアンケートで、「転職サイトは複数登録しましたか?」と質問したところ、7割以上の看護師から「複数登録した」と回答が得られました。
なお、上記のアンケートでの平均登録数は2.4サイトでした。登録サイト数は、最低でも2つ、できれば3~4つがベストと言えるでしょう。
複数登録は担当者に伝えてOK
転職サイトは、どこであっても基本的に複数登録を推奨しています。
「複数登録しているのは伝えづらい」「サポートが手薄になるんじゃないか」と思っている方も多いのですが、むしろサイトを複数登録している人=転職意欲が高い人なので、実は素直に伝えた方が、「ぜひウチ経由で転職を決めてもらいたい」と前向きにサポートしてくれるようになります。
では、実際に複数使うことでどのようなメリットがあるのでしょうか。次章では、アンケート調査の結果をもとに分かった複数登録のメリットを紹介します。
看護師転職サイトに複数登録するべき理由は、主に以下3つのメリットが得られるからです。
それぞれ見ていきましょう。
複数のサイトを使うほど、応募できる求人の幅が広がり、理想の職場に出会える確率が高まります。
というのも、転職サイトが保有している非公開求人にアクセスできるようになるからです。
非公開求人とは、一般的な求人サイトやハローワークでは公開されておらず、その転職サイトだけが扱っている求人のことです。
非公開で募集するのはなぜ?
病院が非公開で募集をする理由は以下の2点です。
→好条件の求人であるケースが多い!!
こういった非公開求人は、広く出回らないので「サイトAしか扱っていない」「サイトBでしか見られない」ということも多く、一つのサイトしか登録しないと、好条件の非公開求人を逃してしまう可能性があります。
このことから、理想の職場で働きたいという人は、できる限り情報にアクセスするためにも、転職サイトの複数登録がおすすめです。
なお、『看護師の転職が決まらない人とすぐ決まる人の違いとは?採用されやすくなるコツを解説』の記事でも解説していますが、看護師の転職は同時進行で複数応募するほど、上手くいきやすくなります。選択肢をグッと広げるためにも、いくつかのサイトに登録するのは必須でしょう。
複数のサイトを使うほど、担当者を比較できるので、信頼できるキャリアアドバイザーを見つけやすくなります。
登録後に担当してくれるキャリアアドバイザーは、人によって経験や知識にバラツキがあり、必ずしも相性の合う人に担当してもらえるとは限りません。
登録したサイトの担当者のサポート力が低い場合、転職活動の足手まといになる可能性もあります。
ですが、複数のサイトを使えば、それぞれの担当者を比較した上で、一番信頼できそうな人に担当してもらえます。
もちろん、転職サイトでは担当者変更の依頼に対応してくれますが、結局同じような人が担当になったというケースも多いです。
例えば、運営会社によっては厳しいノルマ(月間の紹介人数)をキャリアアドバイザーに課していることもあり、そういったサイトでは誰が担当しても「やや強引に転職を勧めてくる」といった対応をされることもあります。
そのため、まずはいくつかの転職サイトに登録して、担当者の質を比較するのが賢明です。
より良い条件で転職できる確率が上がるのも、複数登録のメリットです。
というのも、実は同じ職場でもどのサイト経由で転職するかによって、給与や待遇が変わることがあるからです。
上記のように、転職サイト次第で最終的な給与・福利厚生が変わることもあるので、できるだけ複数のサイトで比較して、一番条件の良い所を経由して転職するのがおすすめです。
その他のメリットについては、こちらの記事もあわせて参考にしてみてください。
本章では、事前に確認しておきたい複数登録のデメリットをいくつか紹介していきます。
登録サイトが増えるほど、担当者とのやりとりが面倒になります。
転職サイトの担当者は、基本的に「あなたに早く転職してもらいたい」と頻繁に連絡をしてきます。
転職が決まると病院側から紹介料がもらえて利益が出る仕組みだからです。
転職サイトによっては「1日3回も連絡が来る」「折り返しを待たずしてまた電話をかけてくる」ということもあるようです。
仕事や子育てをしながら転職活動をする場合、1日何度もも連絡がきたら忙しくて電話に出れなかったり、しつこいと感じてしまったりしますよね。
このように、転職サイトに登録すればするほど、連絡のくる数も増えるのでどのサイトとも密な連絡が取れなくなることが考えられます。
スケジュール管理も難しくなる
複数サイトの担当者とやり取りをしていると、「いつ誰と面談するのか」「どのサイトから紹介された求人か」などが、こんがらがってしまうこともあります。
複数登録のメリットとして様々な視点からのアドバイスが受けられる点を挙げました。
しかし、これは見方を変えると、担当者ごとに異なるアドバイスをされて自分で判断できなくなるというデメリットにもなり得ます。
例えば、ある病院が気になり各サイトの担当者に評判を聞いてみたところ、あるサイトの担当者は「人間関係も非常によく時間外労働もない」と良い評判を教えてくれたのに対し、違うサイトの担当者は「残業が多く、離職率が非常に高い職場です。」と悪い評判を教えてくれることがあります。
このように担当者によって対照的な意見が出た場合、どちらの意見を信じれば良いのか分からなくなり、決断が難しくなることがあります。
複数登録のメリットとして豊富な求人数から職場を探すことができることを挙げました。
しかしこれも見方を変えると、求人が多すぎてどの職場が自分に合っているのか分からなくなり転職活動が難航するというデメリットにもなります。
例えば、1つのサイトから3つの希望条件に合った求人を紹介されるとします。もし3つの転職サイトに登録している場合は、9つの求人から応募する職場を選ばなければなりません。
複数の病院から内定が出ても「どの職場が1番良いのか決められない」「もっと良い求人があるのではないか」と悩んでしまい転職活動がなかなか進まなくなってしまうことも考えられます。
豊富な求人数はメリットでもありますが、なるべく早く転職活動を終わらせたい人にとっては転職活動がなかなか終わらない原因となる場合があります。
複数登録する看護師の転職サイトを選ぶときに、重視すべきポイントを紹介します。
よりマッチする転職先を見つけるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
求人数が豊富なサイトを利用すれば、そのぶん選択肢が広がるので、自分の求める条件に見合った求人に出会いやすくなります。
目安として、求人数が5万件以上くらいの転職サイトを選ぶと良いでしょう。
また転職サイトを利用するなら、好条件の案件が多い非公開求人のチェックも欠かせません。
非公開求人の保有数は各サイトで異なるので、登録前に確認しましょう。
転職サイトといえば、転職活動における充実したサポートを提供しているのが魅力です。
サポート内容は、以下の通りです。
どの会社もサービス内容に大きな違いはないものの、実績や担当者のスキルによってサポートの質は異なります。
そのため、公式サイトをよくチェックしてサポート体制に力を入れている会社かどうかをよく見極めてみてください。
加えて、その会社にしかない独自のサポートにも注目しておくと、安心してサービスを利用できるでしょう。
例えば『看護roo』では転職がはじめての方に「サポートブック」を無料でプレゼント(※)しています。また『マイナビ看護師』では入社後も利用できるフリーダイヤルの「お客様相談室」を用意(※)し、アフターフォローを充実させています。※2023年10月現在のサービス
利用しようと考えている転職サイトがあるなら、ぜひサービス内容について事前に調べてみてください。
転職サイトを利用して転職を成功させるうえで、キャリアアドバイザーの存在が欠かせません。
キャリアアドバイザーはあなたの内定を願って、全力で転職活動をサポートしてくれる存在です。
あなたの希望条件や個人的な事情を理解し、最適な転職先を提案してくれるでしょう。
しかし対応が悪かったり、連絡が遅かったりと質の悪いキャリアアドバイザーも一定数存在します。
登録するサイトを1つに絞ってしまうと、相性の合わない方と出会った場合に逃げ道がなくなってしまうので、複数のサイトに登録して質の良いキャリアアドバイザーに巡り合う機会を広げていきましょう。
相性の良い方に担当してもらえれば、転職活動で満足感も得られるはずです。
転職する際、資格手当を考慮して給料をあげてもらったり、働く時間を調整してもらったりと求職者が要望を出すこともできます。
しかし、自分で交渉するのは気が引けるという方もいるでしょう。
そのような場合、キャリアアドバイザーに仲介してもらうのがおすすめです。
より満足できる環境で働けるよう、志願する企業に対してキャリアアドバイザーがあなたの代わりに労働条件の交渉をしてくれます。
エージェントの交渉力は、公式サイトや口コミで過去の成功事例やクライアントからの評価などからリサーチできるので、ぜひチェックしてみてください。
転職サイトを複数利用する場合は、以下の点に注意しながら転職活動を進めていきましょう。そうすれば、前章のデメリットを感じることはそれほどありません。
スケジュール管理を自分でしっかりと行い、それぞれの担当者や病院との予定をしっかりと把握しておきましょう。
複数の転職サイトを利用していると、担当者との面談の日程や複数の病院との面接予定など予定が把握しきれなくなり、場合によっては予定を忘れて無断欠席してしまうなどのトラブルにつながることもあります。
自分の予定管理不足が原因で、不採用となったり転職活動が難航することのないよう気をつけましょう。
補足:担当者への連絡は早い方がベスト
転職サイトの担当者は早くレスポンスがある人ほど、積極的なサポートをしてくれることが多いです。
レスポンスが早い人は転職意欲が高いとみなされてすぐに転職してくれると考えるからです。
担当者からの連絡に気づいたら、すぐに返事をすることを心がけると条件の良い求人を優先的に紹介してくれることがあります。
各転職サイトの担当者の意見に流され過ぎないように、自分の意見をしっかり持つことは欠かせません。
たくさんの人からアドバイスをもらっても、確固たる意志がないと、どんどんと軸がぶれていってしまい転職活動が思うように進まなくなってしまいます。
「美容クリニックは35歳を過ぎると採用されにくくなるのでおすすめしない」など、やや否定的なニュアンスのアドバイスをされることもあります。
ですが、それを真に受けて美容クリニックへの転職を諦めるしまってはもったいないです。
確かにこの場合、年齢が採用に影響する可能性はありますが、転職そのものを諦めるほどではありません。美容市場は拡大傾向にあり(2014→2017で14.8%+)、新規開業するクリニックも増えています。
新規開業するクリニックでは、ある程度経験・キャリアのある看護師さんほど採用ニーズが高く、ベテランの看護師さんが引き抜かれる(ヘッドハンティング)ことさえあります。
つまり、一概に年齢が高い=採用されにくい、とは言えず、むしろキャリアが豊富な看護師ほど採用ニーズが高いこともあります。
転職サイトの担当者の中には、このような背景を考慮せずに、表面的な情報(若いほど採用されやすいなど)だけ根拠に提案をしてくることも多々あります。
アドバイスを受ける際には、事前に自分の意見は何か考えてから、参考程度に相手の意見を聞いて取り入れましょう。
複数の転職サイトから同じ求人に応募することは厳禁です。
サイト・病院間の余計なトラブルのもとになるからです。
サイト経由であなたの採用が決まると、病院はサイト側に紹介料を払いますが、複数のサイト(サイトA・サイトB)から応募されると、どちらに紹介料を払えば良いのかが分からなくなります。
病院側は両者に相談して交渉しなければなりません。
「入社前から余計なトラブルを起こす人は、採用するのをやめておこう」と判断されてもおかしくないですよね。
複数の転職サイトから同じ求人に応募するのは、病院側にも転職サイト側にも悪印象を与えます。
また、二重応募をしてきた段階で、病院側に「自己管理のできない人」「他にも何十社と応募しているのではないか」といった悪い印象を与えてしまい、採用確率はグッと下がってしまうでしょう。
掛け持ちしているサイトから、うっかり同じ求人に応募してしまわないよう注意しましょう。
悪質なサイトでは、登録者に実際とは異なる情報を伝えて無理やり転職をさせて紹介料をうけとるところもあります。
実際に、悪質な転職サイトを利用してしまい転職に失敗した方の声を紹介します。
このように、担当者の話を鵜呑みにした結果、想像とは全然違う職場へ転職してしまうこともあります。
転職サイトに大量に登録するのではなく、評判の良いサイトを厳選して登録する必要があります。ただ転職サイトは種類が多く、どれを使うべきか迷いますよね。
そこで次章では、当サイトが看護師を対象に行ったアンケートをもとに、評判の良かった転職サイトを厳選して紹介していきます。
数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。
転職サイト選定基準
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。
転職サイト | 求人数|総合満足度 |
---|---|
1位 看護roo! | 55,907件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 |
2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 135,763件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる |
3位 マイナビ看護師 | 60,875件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい |
※求人数2022年8月更新
この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。
『看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。
登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。
看護roo!の特徴
さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。
『看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。
信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており、現場のリアルな情報を提供しています。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。
また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます。
こんな看護師さんにおすすめ
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。
『マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。
マイナビ看護師の特徴
加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。
こんな看護師さんにおすすめ
なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
さいごに、転職サイトを複数登録するメリットを最大限活用するためのテクニックを紹介します。
転職サイトは、依頼を受けた病院の条件に合った登録者を探す際に「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)や「最終ログイン日」の順番で連絡を入れます。
何週間も連絡をとっていない人より直近で連絡をとっている人の方が、転職意欲が高くすぐに転職をしてくれるとみなされるからです。
したがって、長い間連絡をとっていない人やサイトを見ていない人は「転職活動を終えた人」と判断され案件紹介の連絡をしなくなります。
最新の求人を紹介してもらうためにも、最低でも2週間に1回は担当者に連絡を入れる、サイトにログインするようにしましょう。
先ほどご説明した通り、転職サイトは転職が成功した際に病院から紹介料をもらうことで利益をあげています。
担当者には売り上げ目標が課せられているため、転職意欲が高くすぐに転職をしてくれそうな人を優先的に考えます。
初めに担当者と面談する際に、必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので「できるだけ早く転職したい」と伝えて優先的に求人を紹介してもらえるようにしましょう。
ただし、連絡の頻度も多くなるので半年以上かけてゆっくり転職したい場合は正直に伝えましょう。
転職サイトでは担当者が合わないと感じた場合はいつでも担当者を変更することができます。
転職サイトの担当者は残業が多い、厳しいノルマを課せられるという理由から非常に離職率が高い仕事となっています。
人の入れ替わりが激しい仕事なので、担当者に経験の少ない新人があたる場合も多いです。
このように担当者が慣れていない場合このようなトラブルが起きることがあります。
伝えていた労働条件が先方に一切伝わっておらず、面談開始とともに、「夜勤のできない人はいらないって言ったよね?」と面接者が担当者に一喝。
こちらは休日をつかい、数千円の交通費もかけて面接に赴いたのに全くの無駄となりました。
後日本社に連絡すると、すみませんという謝罪のメールはありましたが、交通費の返却などなく、本当に無駄足でした。
仕事を続けながら転職活動を進める場合、時間がない中このようなトラブルが起きたり連絡がしつこいと大きなストレスとなります。
担当者と性格が合わない、良い条件をなかなか紹介してくれない場合、転職活動が希望通りに進まなくなってしまうので我慢せずに、変えてもらいましょう。
待遇の悪い会社は、ストレスの要因が多く早期退職の原因にもなりかねなません。一方で待遇の良い会社はメリットを感じやすいので、長く安定して働く環境が整っているといえます。
待遇の良い会社は、例えば以下のような条件を用意している傾向にあります。
|
これらの要素はサイトに掲載されていることがほとんどです。しかし、転職サイトの文字情報だけで全てを把握するのは難しいでしょう。
そんな時はキャリアアドバイザーに一度相談してみてください。
自分だけでは得られない裏情報や内情など、より深い情報を得られるはずです。
看護師の転職サイトの複数登録に関して、よくある質問は以下の通りです。
順に解説します。
以下の場合は、看護師の転職サイトを使わなくても良いケースに当てはまります。
これらの場合は、病院のホームページから問い合わせ先を調べて直接連絡した方がスムーズでしょう。
ただし、希望する施設が求人を出していなかったり、非公開求人として取り扱われていたりする可能性もあります。
そのような状況を想定すると、転職サイトに登録しておくと安心です。
3〜4社ほどに登録するのがおすすめです。
複数のサイトに登録しておけば、より多くの情報を集められ、比較や選択肢の幅が広がるでしょう。
ただし、登録先を増やしすぎるのはおすすめしません。
キャリアアドバイザーとのやりとりの負担が増えるほか、面談や面接がブッキングしやすくなります。
そのため、登録するサイトは3〜4社を目安にしてください。
基本的に、看護師の転職サイトは登録しないとサービスを利用できません。
登録することで、求人情報を詳しく見たり、キャリアアドバイスや面接対策などが受けられます。
登録せずに一部の情報を閲覧できるケースもありますが、キャリアアドバイザーへの相談や書類選考や面接の対策といった手厚いサポートを受けるなら登録は必須です。
事実を伝えて、もうサービスを利用する必要がないことを伝えましょう。
連絡手段は、電話・メールのどちらでも構いません。
その際はこれまで支援してくれたことへの感謝の気持ちを添えるようにしましょう。
【例文】
「内定が決まったため、今回はお断りさせていただきます。これまで丁寧にサポートしてくださり本当にありがとうございました。また機会がありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。」 |
今後また利用する機会があるかもしれないので、良好な関係性で終わるのが理想です。
以上、看護師の転職活動では転職サイトを複数利用するのは一般的で、選択肢が広がったり、信頼できる担当者に出会えたりするメリットがあります。
もちろん良い面ばかりではありませんが、スケジュールをしっかり調整して、担当者の言葉に惑わされ過ぎないようにすれば、デメリットも少なくなるでしょう。
もし登録してみて合わないなと思えば『【コピペでOK】看護師転職サイトの断り方!しつこい連絡をぴたりと止める方法』の記事で紹介している方法でサービスの利用を断るのもありです!
転職サイトを複数登録するメリットを最大限に活かして、転職活動をぜひ効率的に進めてみてください。
「電話なしで利用できる看護師転職サイトはないの?」
結論、電話でしつこく連絡されるのが嫌な方は、以下サイトがおすすめです。
とにかく絶対に電話連絡をしてほしくないなら『ジョブメドレー看護』がおすすめです。他のサイトと違い、ジョブメドレー看護は担当者制度がなく、自分のペースで仕事探しを進められます。
「キャリア面談など担当者に相談はしたいけど、しつこい電話連絡は嫌」なら、この記事で紹介する大手サイトに登録し、連絡方法を指定すれば、夜勤明けに電話を鳴らされたりすることもなくなるでしょう。
この記事では、上記の転職サイトの詳細や、大手サイトをメール・LINE連絡で使う際の注意点を解説していきます。全て読めば、どのサイトに登録すれば良いか分かります。
完全電話なしで転職サイトを利用したい方は、『ジョブメドレー看護』がおすすめです。
『ジョブメドレー看護』は、一般的な看護師転職サイトと仕事探しの進め方が異なります。違いを一言で言うと、ジョブメドレー看護には「担当者制度」がそもそもありません。
ジョブメドレー看護 | 一般的な看護師転職サイト | |
電話連絡 | なし | あり (メール・LINEも可) |
担当者 | なし (希望者は担当者に相談可) | あり |
仕事探し | 自分で探す (スカウトメールあり) | 担当者から提案 |
応募のやり取り | 自分で病院とやり取り | 担当者が応募・日程調整を代行 |
ほとんどの転職サイトは、担当者とやり取りしながら、事務所への応募も転職サイトを介して行いますが、ジョブメドレー看護は、自分で希望条件に合う求人を検索して応募をして、企業とのやりとりも転職サイトを介さずに行います。
このため、担当者から電話が来ることは一切ありません。自分のペースで、ゆっくり求人を探せます。
検索のしやすさも優れていて、診療科や仕事内容、福利厚生など細かい条件で求人検索できます。希望の診療科は29科から、希望のサービス形態もクリニックや急性期病棟など11形態から設定できるので、「条件が色々ある」という方にこそおすすめです。
ちなみに、希望者はキャリアアドバイザーに転職相談できるので、一人で転職活動を進めていくのが難しいと思ったときでも安心です。
こんな看護師さんにおすすめ
※利用者の声は『ジョブメドレーは利用すべき?500人の口コミ評判を徹底検証』で紹介しているので、登録が不安な方は参考にしてください。
さきほどの章で紹介した「ジョブメドレー看護」は、担当者制度がない求人紹介型の看護師転職サイトでした。担当者からの連絡が一切ないため、電話なしの看護師転職サイトを探している人にとっては、最適なサイトといえるでしょう。
ただこれを読んでいる人のなかには「電話なしの看護師転職サイトがいいけど、キャリアアドバイザーと一緒に転職活動を進めたい」と考えている人もいるはずです。その場合は、連絡手段を選択できる転職サイトを選ぶのがよいでしょう。
大手の看護師転職サイトであれば、電話なしの連絡手段を選べる会社があります。
大手転職サイトでは、メールやLINEで連絡を取れます。
最近は、より気軽に連絡が取れるLINEを利用する転職サイトが多く、希望条件に合った求人の紹介やちょっとした悩み相談などを気軽に行うことができます。
電話と比べてじっくりと求人を見極めることができるので、時間をかけて転職活動を行いたい人にもおすすめです。
基本的な連絡はメールやLINEで済ませて、重要な連絡や相談はこちらから電話をかけることも可能です。
基本的にはメールやLINEのみで利用できる転職サイトですが、登録後のキャリア面談だけは担当者と電話で話す必要があります。
キャリア面談はあなたの希望条件などをじっくりヒアリングするために行うもので、通常は電話かビデオ通話で行います。
面談では、以下のようなやり取りを通して、あなたの希望条件や理想のキャリア像をキャリアアドバイザーに伝えます。
面談で話すこと
面談時間は30分~1時間ほどかかります。「意外と時間がかかって面倒」と思われがちですが、転職サイトを活用する上で、この面談が一番重要なポイントです。条件を正確に伝えるためにも、やはり電話でじっくりと伝える必要があります。
ただ言い換えると、面談以降に電話でやり取りする必要は基本的にありません。「連絡はメール・LINEでお願いします」と伝えておけば、その後しつこく電話が鳴ることはないでしょう。
次章では、実際に転職サイトを利用した方にヒアリングし「メールやLINEでのやり取りで対応してくれた」と回答が得られたサービスから、おすすめのものを厳選して紹介しますので、参考にしてください。
数ある転職サイトの中から、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。
転職サイト選定基準
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。
転職サイト | 求人数|総合満足度 |
1位 | 35,879件|◎4.3 利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。電話だけでなくLINEやメールでも相談できる。 |
2位 レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 136,556件|○3.8 総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる。電話だけでなくLINEやメール、ショートメールでも相談できる。 |
3位 マイナビ看護師 | 56,413件|◎4.1 求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい。電話だけでなくメールでも相談できる。 |
※求人数2023年10月更新
この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。
看護roo!の特徴
『看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。そして転職経験のある看護師さんからもっとも選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。
LINEやメールで転職相談できたり、求人情報が届いたりするため、しつこく電話連絡されるのが嫌と思っている人でも、安心して転職活動を進められるでしょう。ただし、初回ヒアリング時には電話でのやりとりが必要です。
看護roo!では、登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。
運営会社 | 株式会社クイック |
---|---|
対応エリア | 全国 |
求人数 | 35,879件(2023年10月時点) |
連絡方法 | 電話・LINE・メール |
キャリアアドバイザーの有無 | 有 |
公式ホームページ | 看護roo! |
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材をおこなっており、現場のリアルな情報を提供しています。
連絡方法は、電話以外にLINEやメール、ショートメールから選べるため「しつこい電話連絡をされたくない…」と思っている人でも、安心して利用できるでしょう。ただし、初回ヒアリング時は電話でのやりとりが必要です。
「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえるでしょう。
運営会社 | レバレジーズメディカル株式会社 |
---|---|
対応エリア | 全国 |
求人数 | 136,556件(2023年10月時点) |
連絡方法 | 電話・LINE・メール・ショートメール |
キャリアアドバイザーの有無 | 有 |
公式ホームページ | レバウェル看護(旧 看護のお仕事) |
マイナビ看護師の特徴
『マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヵ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。
連絡手段をメールのみにできるため、しつこい電話連絡にストレスを感じる人でも、気楽な気持ちで転職活動を進められるでしょう。ただし、初回面談では電話でのやりとりが必要です。
マイナビ看護師では、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
対応エリア | 全国 |
求人数 | 56,413件(2023年10月時点) |
連絡方法 | 電話・メール |
キャリアアドバイザーの有無 | 有 |
公式ホームページ | マイナビ看護師 |
この章では、電話なしの看護師転職サイトを利用する際の注意点を紹介します。
それでは見ていきましょう。
まず、担当者からのレスポンスが早いサイトを選びましょう。
電話を使用する場合は、質問や悩みをリアルタイムで解消することができますが、メールやLINEの場合は担当者の返事を待たなければなりません。
なるべく効率よく転職活動を進めるためにも、疑問や悩みにすぐに答えてくれる、レスポンスの早いサイトを選ぶのがおすすめです。
同様に、担当者から連絡が来た場合はすぐに返信することを心がけましょう。
電話よりも連絡に時間がかかるため返信を怠ってしまうと、転職意欲が低いとみなされて良い案件を紹介してくれなくなることがあります。
例えば、条件の良い求人を紹介してくれたのに返信をなかなかしない場合、担当者はその求人に興味がないと判断して、転職意欲の高い別の人に求人を回してしまうことがあります。
条件の良い求人を逃してしまわないためにも、返事はすぐに返すようにしましょう。
担当者に「今すぐにでも転職したい」と伝え、転職意欲の高さをアピールしましょう。
担当者は、すぐに転職をして紹介料を受け取ることができそうな人に優先して求人を紹介します。
登録時やキャリアカウンセリングで、すぐに転職したいことを伝えると、条件の良い非公開求人を積極的に紹介してくれたりレスポンスが早くなることが期待できます。
返信を怠らない、感謝を伝えるなどの一般的なマナーを守って利用しましょう。
特に、電話で連絡を取らない場合、担当者はメールやLINEの文面やレスポンスの早さであなたの性格を判断します。
返事が遅すぎる人や連絡を返さないような人は信頼されず、良い条件の求人を紹介してくれないことも考えられます。
直接会うことのない担当者でも、丁寧な対応を心がけて利用すれば、お互いが気持ちよく、スムーズに転職活動を進めることが出来るでしょう。
担当者からの手厚いサポートを受けたいなら、既読無視は避けるべきです。
失礼に値するうえ「真剣に仕事を探してないんじゃないか?」「転職する気がないのでは?」など、マイナスの印象を担当のキャリアアドバイザーに与えかねません。
担当者からの評価が下がれば、条件のいい求人を優先して紹介してもらえなくなったり、有益な情報を提供してもらえなくなったりしてしまう可能性もあります。
電話ではなく顔の見えないテキストメッセージを選んだからこそ、こまめなやり取りを心がけましょう。
メッセージが届いたらできるだけ早く返信する。すぐに返信できない場合は「後ほど返信します」と伝えるなどして、転職活動に真剣に取り組んでいる姿勢を示しましょう。
この章では、看護師転職サイトからの連絡がしつこい場合の対処法を紹介します。
では、順に紹介していきます。
連絡が多いと感じたら「連絡頻度を減らしてほしい」と正直に伝えましょう。大半の担当者は要望を聞き受けてくれるはずです。
話す際は「じっくりと考える時間がほしい」「連絡頻度が多いのが負担になっている」など理由を添えると、担当者からの理解を得やすくなり、スムーズな話し合いができます。
また、連絡を受ける希望の時間帯や頻度があれば、担当者に伝えましょう。具体的に伝えれば、相手も対応しやすくなります。
以下の記事では、しつこい連絡の断り方をテンプレ付きで解説しています。「転職サイトからの連絡がわずらわしい…」と感じている人はぜひ参考にしてみてください。
お願いをしたのに連絡頻度が少なくならない場合は、担当者の変更を検討しましょう。大半の転職サイトでは、希望すればキャリアアドバイザーの変更を受け付けてくれます。
担当者変更を依頼する際は、各公式サイトのお問い合わせフォームで連絡をしてみましょう。
担当者との相性が良くなり連絡の頻度が落ち着けば、ストレスの少ない状態で転職活動にのぞめます。また、自分のペースでじっくりと仕事探しができるため、希望にあった求人と出会える可能性が高まるでしょう。
連絡のしつこさを解消するなら、転職サイトを変更する手もあります。
連絡頻度を調整できるサイトを選べば、しつこい連絡に振り回されなくなるため、自身の都合に合わせて情報収集や面接のスケジュールを立てられます。精神的な負担が減り、前向きな気持ちで転職活動を進められるようにもなるでしょう。
転職サイトを変更するときは、実際に利用した人の口コミや評判が大いに役立ちます。失敗しない選択をするためにも、各サイト利用者の声を確認したうえで変更先を選びましょう。
以下の記事では、転職サイトを利用して転職した看護師723人への調査結果をもとにした実際の評判・口コミを掲載しています。「なるべく口コミや評判がよい転職サイトに登録したい…」と考えている人はぜひ合わせて読んでみてください。
最後に電話なしの看護師転職サイトに関するよくある質問を5つ紹介します。
それぞれを詳しく紹介していきます。
電話なしの看護師転職サイトを利用したい場合は、担当者制度がない求人紹介型のサイトを選ぶか、電話以外の連絡手段が選べる転職サイトを選びましょう。
求人紹介型の転職サイトであれば、担当者からの連絡が一切ないため「自分のペースでゆっくり求人を探したい」と思っている人におすすめです。
「電話で連絡されるのは嫌だけど、キャリアアドバイザーからのサポートを受けたい」と考えている人は、電話以外の連絡手段が選べる転職サイトを選ぶとよいでしょう。大手転職サイトはLINEやメールの連絡手段を設けているケースが多いので、まずは大手転職サイトからチェックしてみてください。
なお、サイト選びでは複数登録がおすすめです。
複数の転職サイトへの登録をおすすめする理由
以下の記事では、複数の転職サイトに登録したほうがいい理由をさらに詳しく解説しています。複数登録すべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
看護師転職サイト利用時に電話連絡をなしにしても、転職が不利になるわけではありません。
キャリアアドバイザーと直接話をしたほうが細かいニュアンスを伝えやすい傾向にありますが、LINEやメールでも十分に意思疎通を図れます。文面での情報のほうが、言葉で伝えられるよりも、内容を理解しやすい場合もあるでしょう。
どうしても解決できない問題や不明点がある場合は、電話での連絡が可能です。必要に応じて連絡手段を変えていけば、転職を有利に進められるでしょう。
電話なしの看護師転職サイトの利用に向いているのは以下のような人です。
電話でのやりとりをなるべく控えたいなら、担当者からの連絡が一切ないジョブメドレー看護や、電話以外の連絡手段を選べる大手転職サイトを選ぶとよいでしょう。
大手転職サイト | サイトのタイプ | 連絡手段 |
---|---|---|
看護roo! | 求人紹介型 | 電話・LINE・メール |
レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | エージェント型 | 電話・LINE・メール・ショートメール |
マイナビ看護師 | エージェント型 | 電話・メール |
本当です。実際に、当サイトが転職経験のある看護師100人にアンケートをおこなった結果、連絡のしつこさが看護師転職サイトへの不満No1であるのがわかりました。
転職サイトを利用した看護師からは「煩わしさを感じた…」「正直迷惑だった…」など、担当者からのしつこい連絡に不満を感じている声が多数ありました。
しつこい連絡がくる原因は、転職サイトのビジネスモデルに隠れています。
看護師転職サイトは求職者を病院に紹介して収益を得ています。そのため、キャリアアドバイザーのなかには、紹介料をもらうために頻繁に連絡をおこない、転職活動を早く進めようとする人もいるはずです。
そういった人が担当になった場合、必要以上に連絡してくるケースが発生してしまう可能性もあるでしょう。
電話なしで利用できる転職サイトについてご説明しました。
再掲となりますが、電話でしつこく連絡されるのが嫌な方は、以下サイトがおすすめです。
「とにかく絶対に電話連絡をしてほしくない」なら、『ジョブメドレー看護』がおすすめです。他のサイトと違い、ジョブメドレー看護は担当者制度がなく、自分のペースで仕事探しを進められます。
「現在転職サイトを使っていて連絡を止めてほしいが、担当者に何と言えば良いか分からない」方は、『【コピペでOK】看護師転職サイトの断り方!しつこい連絡をぴたりと止める方法』の記事を参考にしてください。
では、あなたの転職が成功することを祈っております。
「看護師になったばかりだけど、きつすぎて逃げたい。こんなの続けていくなんて絶対無理」
「人手不足っていうし辞めてもきっとすぐ次の職場が見つかるよね」
辛い実習や国家試験を乗り越えて看護師になったものの、現場はもっと過酷ですでに「辞めたい」と思っている人も多いかと思います。
看護師の仕事は、やるべきことも多くて一日中立ちっぱなしで、新人のうちは帰ってから勉強することも多く息つく暇もありません。
きつい先輩も多く「こんなこともわからないの?」と言われることもあって、筆者も新人の頃は毎日「辞めたい」と思いながら嫌々出勤していました。
入ったばかりで仕事ができないうちは、「向いていない」「早く辞めたい」と思うのも無理はないでしょう。ただ、やはり筆者としては新人看護師がすぐ辞めるのはおすすめできません。
もちろん、100%職場に非があるケースもあるので一概には言えませんが、すぐ辞めるのはリスクがあまりにも大きいからです。
もし辞めるとしても、そのリスクをしっかりと把握したうえで決断していただきたいと思います。
今回は現役看護師の筆者が、新人が仕事を辞めるリスクや、新人ならではの辛い悩みの改善策を解説します。
この記事を読めば、新人看護師が短期退職するリスクがわかるだけでなく、辛い気持ちを乗り越えて仕事を続けていくためのヒントが見つかるでしょう。
長崎県内での看護師転職をお考えですね。
看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。
求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。
そこでこの記事では、長崎県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。
秋田県内での看護師転職をお考えですね。
看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。
求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。
そこでこの記事では、秋田県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。
岐阜県内での看護師転職をお考えですね。
看護師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。
求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。
そこでこの記事では、岐阜県内での転職をお考えの看護師の方に向けて、県内の看護師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。
「レバウェル看護(旧 看護のお仕事)ってどんなサービスなんだろう」「評判の良いサービスなのかな」などと、気になってはいませんか?
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、豊富な求人と頼れるアドバイザーに支援をしてもらえると利用者から評判のサービスです。
Career Theory編集部が転職サイト利用経験のある看護師723名にアンケート調査を行った結果、『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』を使って転職した看護師さんはサービスに対して満足度が高いことがわかりました。
当調査における『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』の利用者満足度の平均点は、主要な看護師転職サイトのなかでも第2位です。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』を利用した看護師さんの良い口コミ・悪い口コミからわかった評判は下記の通りです。
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の良い口コミ |
|
---|---|
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の悪い口コミ |
|
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、看護師さんの評判が高く利用するメリットが多いことに加え、悪い口コミについても対処可能なものが多いので、強くおすすめできる看護師転職サイトといえます。
「今の職場が辛いから転職したい」
「私でも転職できるかな」
など、転職できるかどうか不安を抱えている看護師さんも多いのではないでしょうか。
結論から申し上げると、看護師の転職市場は人手不足の状況が長年続いており、転職のハードルはそこまで高くありません。
ただし、収入や待遇などの条件がいい職場は競争率が高いため、希望通りの職場に転職したい方は入念な準備を行う必要があります。
とくに、転職がはじめてで何から始めれば良いかわからなかったり、仕事や家庭の事情で十分に準備ができなかったりと、転職に不安のある方ほどコツを押さえて転職活動を行っていくことが大切です。
そこで、この記事では転職経験のある元看護師の筆者が、看護師が転職を成功させるために必要な情報をご紹介します。
転職を検討している方は、転職を決断する前に、看護師の転職市場を知っておく必要があります。なぜなら、市場全体の求人状況や各職場の求人倍率などのデータは、転職を成功させるための大切な情報になるから。
そこで以降では、以下2つのトピックスで看護師の転職市場を深掘りしていきます。
数値的な視点で転職の難易度や各施設の求人状況を把握して、転職の成功確率をあげていきましょう。
厚生労働省によると、最新の看護師の有効求人倍率は1.86倍であり、人手不足の状況は今なお続いていることがわかっています(厚生労働省:一般職業紹介状況(令和4年5月分),2022.)。
有効求人倍率とは「求職者1人あたりどのくらいの求人があるか」を示す値のことです。
ハローワークの情報(求人の数・仕事を探す人の数)をもとに算出されており、有効求人倍率が1を超える状況を「売り手市場」、1を下回る状況を「買い手市場」と呼びます。
看護師の有効求人倍率は1を超える状況が続いており、求職者は仕事を選べる立場にあるため、就職・転職活動がスムーズに進みやすくなっています。
看護師の有効求人倍率の推移は、以下の通りです。
〔出典〕厚生労働省:一般職業紹介状況(職業安定業務統計),2022を基に編集部作成
※有効求人倍率は、保健師や助産師を含む看護職全体かつパートを含む常用の数値です
新型コロナウイルス感染症の流行により、有効求人倍率の最高値・最小値・平均値は低下しましたが、それでも倍率が1を超える売り手市場であることに変わりはありません。
現場では看護師不足が持続しており、転職者には即戦力を求められることもあるでしょう。
また、新型コロナウイルス関連業務として、ワクチン関連の求人やコールセンター関連の求人が市場に出回っており、既存の型にハマらない働き方も広がっています。
長らく人手不足の問題を抱える看護業界ですが、実は、一部の職場に応募が集中しています。
日本看護協会の調査によると、施設別求人倍率が1以上(=売り手市場)の施設は27施設中7施設にとどまっており、ほとんどの施設が求人倍率1を下回るという結果が出ています。
■施設形態別の求人倍率、求人数、求職者数
〔出典〕日本看護協会:2020(令和2)年度 ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析報告書,2021.p. 2
上記の結果を見る限り、次の施設は求人倍率が1以上であり、転職しやすい職場と判断して良いでしょう。
看護師が転職しやすい職場
一方、次の施設は求人倍率が1未満であり、ハードルが高く転職しにくい職場と判断したほうが賢明です(2020年度の全職業平均求人倍率は1.01倍)。
看護師が転職しやすい職場
看護師さんの転職先として人気の高いクリニックや健診センターなども競争が激しい職場であり、これら職場への転職をお考えの方は入念な準備が欠かせないでしょう。
看護師転職市場の全体像の次は、転職を考えている看護師一人一人の気持ちを見ていきましょう。
現場で働く看護師さんの中には、仕事にストレスを感じ、転職を考えながら業務に取り組んでいる方もいますよね。
看護師の仕事は体力だけでなく、専門的な知識やスキル、感情のコントロール、医療接遇など多くのものが求められます。疲労やストレスが溜まりやすく、誰でも一度は転職を考えた経験があるはずです。
日本看護協会の調査によると、2020年度の正規雇用看護職員の離職率は10.6%であり、10人に1人が離職しているという結果が出ています。
また、同調査では新卒採用者の離職率は8.2%、既卒採用者の離職率は14.9%という結果も出ており、就職後すぐに離職してしまう看護師も一定数いるということもわかっています。
〔出典〕日本看護協会:2021年病院看護・外来看護実態調査結果,2022を基に編集部作成
転職を考える理由やタイミングは人それぞれですが、実際に転職したことのある看護師がどういった理由で転職したのか、気になりますよね。
そこでこの章では、看護師さんが転職を考える10の理由を体験談や口コミをもとにご紹介します。
あわせて、それぞれの理想的な職場も紹介していますので、あなたと同じ気持ちや境遇のものがないか探してみてください。
業務の負担が大きいと、仕事を続けること自体難しく感じてしまいますよね。
看護の現場は基本的に人手不足でありながら、想定外の出来事が起こることも多く、ときには「休憩が取れない」「夜勤で仮眠できない」といった経験をした方もいることでしょう。
いつまで続くかわからない業務負担が重くのしかかることで、仕事へのモチベーションを保てないと話す方もいます。
◆やることが多く、大変
学生の指導や委員会・係の仕事を任されていたため、日々学生の指導や記録の添削・委員会や係の仕事の提出期限などもあり、大変であった。
また、プライマリーグループのリーダーをしていたため、自分のグループの患者さんの治療方針の把握や指導、後輩の指導などがあり、患者さんのことを把握した上で転棟や転院のサマリーの添削や医師とのカンファレンスなども必要であった。
上記のように色々な分野の責任者を任されていたため、日々の看護の仕事以外にも抱えているものが多く、仕事が終わっても残って仕事をしなければならないことが多く、大変だった。
◆新型コロナウイルス感染症の影響で、忙しい
(これまで看護師として働く中で、一番「辞めたい」と思ったのはどんな時ですか?の質問に対して)
正に今、コロナウィルスにより、病棟が一つコロナ病棟になった事で、他の病棟がその患者様を受け入れる事になり、毎日満床が続き忙しすぎて辞めたくなります。
更に看護師の数が足りていない状態の為夜勤も9回以上が当たり前で辞めたくなります。
業務量や業務内容の改善のためには、業務の優先順位を付けたり、不要な業務を削ったりする必要があります。
しかし、実際の現場では個人レベルでできることが限られており、忙しい日々に限界を感じてしまう方もいるでしょう。その結果、離職や転職を選ぶ看護師さんが後を絶たないのが現状です。
特に病院勤務の方に多い理由のため、病院以外の転職先も検討すると自分のペースで仕事ができる職場を見つけられるかもしれません。
職場の人間関係に問題を抱え、転職したいとお考えの方もいますよね。
看護師は患者さんの生命を預かる立場なので、1分1秒を争う場面でキツい物言いになってしまうことはよくあるものです。
しかし、そうした状況に関係なく理不尽な対応をされたり、派閥同士の争いに巻き込まれたりすると、仕事以外の場面で気を遣わなくてはならず、「辛い」「辞めたい」と感じてしまうでしょう。
人間関係の問題は看護師同士だけで留まらず、医師や他職種のスタッフ、患者さんや家族との関わりなど、さまざまな場面で起こり得ます。
◆看護師特有の人間関係にうんざり
◆医師が高圧的で辞めたくなった
看護の現場は労働環境が過酷であり、余裕が持てずにギスギスしてしまうこともありますよね。1度悪化した人間関係は、自分1人の努力では解決しきれないことも多く、結果的に転職を選ぶ看護師さんも多くいます。
この理由も、医師や他の医療スタッフなど、他職種とかかわるシーンが多い病院勤務の看護師さんに多いです。
病院以外の転職先も検討してみると、比較的穏やかな雰囲気の職場が見つかるかもしれません。
仕事の責任が重く、耐えられないと感じている方もいますよね。
看護師の仕事の中には、薬剤投与、医療機器類の管理、急変や急患対応など患者さんの生命に直結する処置やケアが数多くあり、強い責任感を持って仕事に臨まなくてはなりません。
しかし、責任感の裏側で、医療事故に対する不安や失敗が許されない恐怖と戦いながら仕事をしている看護師さんもいます。
◆失敗ばかりで責任に耐えられなくなった
(これまで看護師として働く中で、一番「辞めたい」と思ったのはどんな時ですか?の質問に対して)
自分の知識や技術が伴わず、失敗ばかりしていた時です。
いつも先輩の目が気になり、簡単なことでも失敗してしまうようになって精神的にも辛く看護師としての責任に耐えられずに辞めたいという気持ちが強くありました。
◆1年目の時の失敗が頭から離れず、辞めたくなった
仕事をする上で適度な緊張感は大切ですが、必要以上の緊張感は仕事のパフォーマンスを下げる原因になりかねません。プレッシャーとうまく付き合うためにはオンオフの切り替えが大切です。
しかし、昨今の医療体制がひっ迫している状況を考えると、これまで以上のプレッシャーに潰されてしまい、転職を選ばざるを得なくなる方もいるでしょう。
生命に直結する処置やケアが少ない、病院以外の転職先も検討してみると過度の恐怖やプレッシャーから解放される職場が見つかるかもしれません。
夜勤や残業の負担が大きく、転職をお考えの方もいますよね。
24時間体制で患者さんの健康管理を行うために、看護師の夜勤は欠かすことができません。
しかし、生活リズムの乱れから体調を崩したり、少ない人数で業務分担しなくてはならなかったりと、負担を感じてしまう方もいるでしょう。
日本看護協会は、1カ月当たりの夜勤回数は3交代で8回以内が望ましいとしています(日本看護協会:看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン,2013.)。
しかし、日本医療労働組合連合会の調査では、実際の現場では人手不足も相まって、こうした基準が守られていないケースのほうが多いことがわかっています(日本医療労働組合連合会:2021年度夜勤実態調査,2021.)。
1人ひとりにかかる負担が大きいなか、夜間の患者さんの容体の変化に対応したり、救急搬送患者さんの手当てに追われたりと、看護師への負担は増す一方です。
加えて、始業時間前の前残業や終業後の時間外労働などが当たり前になっている職場もあり、十分な休息が取れないまま勤務し続ける状況に限界を感じている方もいます。
◆夜勤ばかりでメンタルに影響が
◆残業が多く体力的にキツイ
夜勤体制や残業の見直しは、個人では解決できるものではなく、職場や組織全体で取り組むべき課題といえます。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で医療体制が左右される現状を見ていると、現場の看護師にかかる負担は強まるばかりです。その結果、転職を選ぶ看護師さんが今後増えていく可能性は否定できないでしょう。
夜勤が精神的や体力的に辛いという方、日勤のみの生活リズムに変えたいという方は、夜勤がない転職先も検討してみましょう。
給料への不満を感じ、転職を考える方もいますよね。
看護師の給料は各職場の給与規程によって定められており、高い収入や手厚い手当がもらえて安定しているというイメージが先行しがちです。
しかし、実際は「思ったほどもらえない」「業務量と給料のバランスが取れていない」といった給料への不満を抱えている方も多くおり、結果的に転職を考える方もいます。
◆残業しても残業代がつかない
他のナースへの引き継ぎが大変でした。
自分が担当した内容や患者さんの容態を全て引き継いでもらわないといけない、申し送り時間ギリギリ前まで患者対応をしたあと引継ぎをして、残った業務や記録などで、毎日残業という感じでした。
残業してもあまり残業代はつかず、負担ばかり募っていき、同期や先輩後輩もどんどんやめていきました。
◆働いてる割に給料が安く感じた
給料だけを重視するわけではありませんが、給料に納得できないと「十分に評価してもらえていない」といった疑念を感じてしまいますよね。その結果、モチベーションが下がり、転職する看護師さんが後を絶ちません。
業務量に見合った給料をもらいたいという方や、バリバリ働いて年収をアップしたいという方は、比較的高給な施設が多い職種への転職も検討してみましょう。
結婚・育児・介護などのライフステージの変化や家庭の事情に伴い、転職を考えている方もいるでしょう。
例えば「結婚したので定時で帰りたい」「子育てに専念できるようパート勤務にしたい」など、家庭との両立を目指して働き方を変える看護師さんは多くいます。
◆結婚を機に転職した
病棟で働いていたので、ほかの現場でも働いてみたいと思っていました。
また、結婚をしたので家庭も大事にしたいと思い、自分のペースで働くことのできる働き方を選びました。
◆転職先は子育てと両立できるかで選んだ
(転職先に今の職場(仕事・担当業務)を選んだ理由・決め手は何ですか?の質問に対して)
自宅と職場が近いことが大きな理由です。給料や勤務形態はあまり気にしておらず、とにかく育児をしながらの仕事再開であったため、通勤に時間を取られることを避けたかったです。
看護師が働ける職場は多種多様であり、ライフスタイルに合わせて働き方を選ぶことができるのは強みですよね。
最近では育児や介護を行う看護師さんに向け、各種休暇や手当などが規定されている職場も増えており、そうした制度を活用している方も多いようです。
ライフステージの変化や家庭の事情に伴う転職の場合、まずは、自分のペースで仕事がしやすい病院以外や、夜勤のない転職先も検討してみましょう。
看護観や業務内容にミスマッチを感じ、転職を選ぶ方もいますよね。
看護師であれば一度は考えたことのある看護観は、その人の仕事に対する価値観そのものであり、「こうなりたい」「こうありたい」といった目標に近い看護観を掲げ、仕事に取り組んでいる方もいるでしょう。
しかし、忙しく満足な看護ができなかったり、業務内容自体に疑念を感じたりと、ご自身の看護観とかけ離れた現実を目の当たりにし、仕事へのやる気が持てない方もいます。
◆もっと患者さんに寄り添いたかった
◆思ったような看護ができず、ジレンマを感じた
小児科病棟に勤めていた時、病気や治療についてこどもたちがどう捉えているかを確認した上で、ひとり一人に合った声かけやケアを行いたいと思っていました。
でも、親がモンスターペアレントだと、ケアの度にクレームを入れられたり、監視されたりして、病室に行くだけで息が詰まりました。
師長は波風を立てない方針だっただけに、ジレンマを感じていました。
看護の現場では1分1秒が惜しいことも多く、ケアの質を妥協せざるを得なかったり、緊急度の低い患者さんとは向き合う時間すら取れなかったりすることもあるでしょう。
そうした日々の積み重ねが、フラストレーションに繋がり、転職を考える看護師さんも多くいるようです。
他の病院で働きたい方や、業務内容を変えたい方には、幅広い選択肢を比較できる総合評価が高い看護師転職サイトを活用した転職活動がおすすめです。
キャリアアップやスキルアップがしたいと考え、転職を考えている方もいますよね。
看護師の場合、認定看護師や専門看護師などの資格取得を目指したり、勉強のために専門分野に挑戦したりと、さまざまな形でキャリアアップやスキルアップが可能です。
転職は目的ではなく手段として捉えている方も多く、将来への具体的な目標を持って転職活動に臨む姿は周囲にも理解されやすい傾向にあります。
◆資格取得のサポートをしてくれる職場を選んだ
(転職先に今の職場(仕事・担当業務)を選んだ理由・決め手は何ですか?の質問に対して)
なにもやりがいを感じられず、まったく別の職場に一度勤めてみようと思ったからです。意外と計算やテストなどの作業は楽しいですし、フォローもしっかりしてくれるし、資格取得のサポートもしっかりしてくれる。自分のスキルもあがるし、周りとのコミュニケーションもしっかり取れる。天職かもしれません。
◆介護系施設から病院への転職を決めた
キャリアアップやスキルアップが理由の転職は、前向きな転職として捉えられやすく、転職先の採用担当者からの印象も良くなりやすいでしょう。
資格取得のサポートを受けたい方や、看護師としての職種(就業施設)を変えたい方には、さまざまな条件の求人を取り扱う総合評価が高い看護師転職サイトを活用した転職活動がおすすめです。
看護師として働くなかで、まったく別の分野・職種に興味をもつ人は少なくありません。
「新たな分野で活躍したい!」「働き方の視野を広げたい!」など、新たなキャリアへの挑戦のために転職を決断する人。看護師の仕事に充実感や達成感を得られず、まったく違う分野・職種に転職する人もいます。
時間の経過とともに興味・関心が変化するケースは誰にでもあります。そのため気持ちの変化とともに、看護師以外の仕事に転職を試みる看護師も多いでしょう。
配偶者やパートナーの転勤に伴い、転職を考えている方もいますよね。
今より遠方に転勤する場合、引越しをするため通勤が難しく、新しい土地で働くという選択をする方もいることでしょう。
◆転勤するので転職した
主人の転勤に合わせて転職しました。
転勤という家庭の事情が理由だったこともあり、職場の上司はすぐ理解してくれました。
早めに言ったのが良かったのかもしれません。
転勤が決まった時点で上司に相談しておくと、退職時にトラブルに巻き込まれる心配もないでしょう。
職種を変えずに転職したい方や、ご家族の転勤などを機にどうせなら経験を活かしてキャリアアップしたいとお考えの方には、求人数はもちろん、サポート力にも定評のある総合評価が高い看護師転職サイトを活用した転職活動がおすすめです。
看護師さんが転職する場合、転職サイトを使うことで転職の成功率をグッと高めることができます。とはいえ、ネット上には、看護師向けの転職サイトは数多く存在しており、選びきれない人も多いでしょう。
看護師向けの転職サイトは、それぞれサポート体制や保有求人が全く違うため、選び方を間違えると、せっかく登録しても役に立ちません。
そこで、この章では、実際に転職サイトを利用したことのある723人の看護師に行ったアンケートをもとに、全ての看護師さんにおすすめの転職サイトランキングベスト5をご紹介します。
利用者からの評価が高い看護師転職サイトベスト5 | ||
看護roo! 公式サイトを見る 詳細を見る | 利用者満足度No. 1! 抜群のサポート力が魅力の迷ったらまず登録するべき定番の看護師転職サイト | |
公開求人数 約6.3万件 | ||
利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 | ||
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総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる | ||
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公開求人数 約5.5万件 | ||
求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国25箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい | ||
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公開求人数 約9.5万件 | ||
逆指名機能によって「なかなか求人が出回らないけど気になっている病院がある」という方にとっては、チャンスを掴めるかもしれないサービス。 | ||
ナース人材バンク 公式サイトを見る 詳細を見る | 求人数は業界最大級。キャリアアドバイザーが地域担当制だからスピーディかつ詳細な情報収集ができる | |
公開求人数 約20.2万件 | ||
年間10万人以上の看護師が利用する業界最大級の転職サイト。LINEで気軽にやり取りもできる。 |
※求人数は、すべて2023年10月3日時点のものです
※『ナース人材バンク』の公開求人数は都道府県別の数値を合算したものです
総合評価
利用者満足度96.3%!当サイトの調査では全85社の中で堂々トップ
求人数・質
公開求人6万件+非公開求人も多数
サポート力
面接同行や選考対策など手厚いサポート。
『看護roo!』の特徴
『看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No. 1の転職サイトです。
公開求人数は6万件以上、さらに登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。
希望の施設形態や、担当業務など、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるので、希望にぴったりの求人を見つけることができるでしょう。
30年以上にわたる転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。
信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力的といわれています。
『看護roo!』はこんな看護師さんにおすすめ
総合評価
累計利用者数40万人以上、友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
求人数・質
求人数は13万件以上。「電子カルテあり」「人員配置基準7:1の施設」など細かい条件で探しやすい
サポート力
丁寧なヒアリングをもとにした提案が魅力。面接同行サポートもあり
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』の特徴
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、公開求人1万件以上と、求人数がトップレベルの転職サイトです。
その特徴はなんといっても、求人施設に関する情報の詳細さ。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』では年間4,000回以上もの施設訪問を行っており、直接取材に基づく現場のリアルな情報を把握しています。
求職者にとって嬉しい点が、そうした取材結果の一部が公開されており、各施設の求人票から確認することができるというものです(求人検索画面で「職場インタビューあり」の求人票だけ探すことも可能!)。
その施設で働く魅力、実際に勤務されている看護師へのインタビューなど、写真つきで詳細な解説を読むことができます。
応募前・選考中の段階から入職後の具体的なイメージを描くことができ、担当アドバイザーや採用担当者に対する質問事項の精度を上げることにも有用です。
そのため、「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらうことが可能です。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』はこんな看護師さんにおすすめ
総合評価
看護師認知度4年連続No1、定番の転職サイト。
求人数・質
求人数は5万件以上、大手マイナビならではの情報ネットワークも強み
サポート力
求職者のペースに合わせた転職支援が魅力
『マイナビ看護師』の特徴
人材・職業紹介の最大手級企業マイナビが運営する『マイナビ看護師』は、豊富なキャリア支援実績に裏打ちされた万全のサポート体制が魅力のサービスです。
数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数カ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。
全国22箇所に相談会場があり、地方在住の方でも来社相談がしやすいという点も、大手企業が運営するサービスならではの強みです。
また『マイナビ看護師』が持つ特色の1つとして、求人検索におけるこだわり条件が細かい・多様なニーズにまで対応しているという点が挙げられます。
「復職・ブランク可」「4週8休以上」といった一般的な軸はもちろんのこと、他にも以下のように多様な条件から求人票を絞り込むことが可能です。
上記は一例にすぎません。
このほか「託児所あり」「産休・育休実績あり」といった項目で絞り込むことが可能です。
看護師市場だけでなく、転職市場を網羅的に手掛ける大手人材紹介企業ならではの、労働者ニーズに寄り添った検索システムを利用することができます。
マイナビは総合転職市場では女性向けの転職支援にも注力しているため、女性のライフステージなどを考慮したサポートに定評があります。
さらに看護師分野では男性向け特集を組んで多くのキャリアアップ実績を有しており、性差に関係なくライフステージ/キャリアビジョンに合ったサポートを提供するノウハウを持つ企業です。
『マイナビ看護師』はこんな看護師さんにおすすめ
総合評価
行きたい病院を直接指名できると好評
求人数・質
求人数は約9.5万件と十分な数
サポート力
問い合わせのフリーダイヤルは24時間受付しているなど、時間が不規則な方でも便利
『ナースではたらこ』の特徴
『ナースではたらこ』は、医療機関への「逆指名求人」が特徴的な転職サイトです。
逆指名求人とは、求職者が気になる病院を指名すれば、求人募集が行われていない場合でも、その都度キャリアアドバイザーが求人の状況や条件を確認してくれるという仕組みです。
求職者側から病院を指名できるため「以前から気になっている病院で働きたい」という方にとっては、チャンスを掴む近道になるかもしれないサービスです。
また『ナースではたらこ』はオリコンの顧客満足度ランキングでは看護師転職サイト総合1位に輝いています。
なかでも「利用のしやすさ」「紹介案件」「交渉力」では1位の得点を獲得しています。
利用者から高い満足を得られる紹介力・交渉力が、逆指名を実現するカギになっているのでしょう。
なお『ナースではたらこ』では、お問い合わせ用フリーダイヤルとして24時間の電話受付を実施しています。
変則的な勤務シフトであったり夜勤中心の生活であったりといったことで、日中には電話などしにくいことが多い看護師にとっては、とても嬉しい特色の1つですね。
『看護roo!』はこんな看護師さんにおすすめ
総合評価
年間利用者10万人以上、看護師さんに人気の転職サイトの一つ
求人数・質
求人数は20万件以上と業界最大級
※都道府県別の公開求人数を合算した数値
サポート力
地域専任のキャリアアドバイザーによるスピーディな対応が魅力
『ナース人材バンク』の特徴
『ナース人材バンク』は、年間10万人以上の看護師が利用する転職サイトです。
同社のキャリアアドバイザーは地域専任の担当制となっています。
各エリアの医療機関の看護師募集状況などの最新情報を熟知しているため、スピーディかつ詳細な情報収集が期待できます。
また、病院を病床数で絞り込んだり、介護施設を施設形態で検索できたりと、求人の探しやすさにも定評があります。
サイトの求人情報が「施設の特徴」や「給与モデル」まで詳細に記載されている点も特徴的で、転職後の働き方を具体的にイメージできるでしょう。
『ナース人材バンク』はこんな看護師さんにおすすめ
まずは、担当業務別のおすすめの看護師転職サイトをご紹介します。
希望する担当業務が決まっている場合、その担当業務に関する求人数が多い転職サイトを利用しましょう。なぜなら、多くの求人情報を比較した方が理想の転職先に出会える可能性が高いからです。
看護師転職サイトにおける病棟の求人数を比較しました。
病棟での業務を担当したい看護師には、病棟の求人数が圧倒的に多い『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』がおすすめです。
このほかに派遣や紹介予定派遣の求人も約1,600件保有しているので、ライフステージを問わず求人情報を比較できるでしょう。
また、『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、検索結果を病床数の多い順に並べ替えられることも特徴です。
病床数が多い病院ほど看護師の平均年収が高いことがわかっているため、病床数を一つの目安にしたい方にもおすすめです。
※年収をアップしたい看護師の方は、9-3. 年収アップしたい、高給をもらいたい看護師におすすめの転職先3選も参考にしてください。
看護師転職サイトにおける外来の求人数を比較しました。
外来での業務を担当したい看護師には、外来の求人数が圧倒的に多い『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』がおすすめです。
中には日勤常勤(夜勤なし)の勤務形態を求めて、外来求人を探している看護師の方もいるかと思います。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』であれば、約1.6万件の外来(日勤常勤)求人を保有しているため、希望に叶う求人が見つかるでしょう。
こだわり検索のカテゴリーも充実しているため、あなたの条件に合う理想的な転職先を見つけられる転職サイトです。
看護師転職サイトにおける訪問看護の求人数を比較しました。
訪問看護での業務を担当したい看護師には、訪問看護の求人数が圧倒的に多い『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』がおすすめです。
一方、「訪問看護職に就きたいけど、オンコールありはちょっと…」という看護師の方は、求人数2位の『マイナビ看護師』をおすすめします。
『マイナビ看護師』では、検索条件で「オンコールなし」を選択できるため、求人検索の効率を上げることができます。
理想に合わせた検索ができる転職サイトを利用することで、あなたにぴったりの求人が見つかるでしょう。
看護師転職サイトにおける手術室(オペ室)の求人数を比較しました。
手術室(オペ室)での業務を担当したい看護師には、手術室(オペ室)の求人数が多い『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』がおすすめです。
ただし、手術室(オペ室)の求人は総数が少なく、どの転職サイトも数に大差がありません。
希望条件に合う求人が見つからない場合は、『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』、『マイナビ看護師』、『看護roo!』のすべてに登録することをおすすめします。
複数の転職サイトに登録し、求人を比較することで、希少な求人の見落としを防ぐことができるでしょう。
次に、年齢別のおすすめの看護師転職サイトをご紹介します。
「20代」「30代」「40代・50代」に分けて紹介しますが、それぞれ転職サイトに求める特徴が異なります。スキルや経験、キャリアアップの展望などに見合った転職サイトを利用しましょう。
20代の看護師におすすめの転職サイトは下記のとおりです。
20代の看護師におすすめの転職サイト | ||
1位. 看護roo! 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数 約6.3万件 | |
利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 | ||
2位. レバウェル看護(旧 看護のお仕事) 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数 約13.9万件 | |
総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる。 | ||
3位. マイナビ看護師 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数 約5.5万件 | |
求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国25箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい。 |
20代の転職では、経歴の浅さがネックになることが多いため、事前の選考対策が非常に重要です。
そのため、サポート力・選考対策の充実度に定評のある転職サイトを利用することで、希望の転職を実現できる可能性が高まるでしょう
1位の『看護roo!』は、20代利用者からのサポート満足度が高いため、どのサイトを使おうかと迷っている方は最初に登録すべき転職サイトです。
また、求人数での評価の高い『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』をあわせて登録することもおすすめです。
いくつかの転職サイトを併用することで、より転職成功の可能性が高まります。
30代の看護師におすすめの転職サイトは下記のとおりです。
30代の看護師におすすめの転職サイト | ||
1位. ナース人材バンク 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数 約20.2万件 | |
求人数は業界最大級。年間10万人以上の看護師が利用する業界最大級の転職サイト。LINEで気軽にやり取りもできる。 | ||
2位. レバウェル看護(旧 看護のお仕事) 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数 約13.9万件 | |
総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる。 |
30代の転職では、キャリアアップを考える看護師が多く、担当業務、給与、待遇、人間関係など、さまざまな観点での比較検討が必要になります。
そのため、求人数の多い転職サイトを利用することで、自分の希望に近い求人を見つけられる可能性が高まるでしょう
1位の『ナース人材バンク』、2位の『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』、ともに業界最多クラスの求人数を誇る転職サイトです。
「求人が多い=選択肢が多い」といえるため、多くの求人を比較してキャリアアップが叶う転職先を見つけたい看護師の方におすすめします。
『ナース人材バンク』と『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』の両方に登録して、情報収集に注力しましょう。
40代・50代の看護師におすすめの転職サイトは下記のとおりです。
40代・50代の看護師におすすめの転職サイト | ||
1位. 看護roo! 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数 約6.3万件 | |
利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。 | ||
2位. ナースではたらこ 公式サイトを見る 詳細を見る | 公開求人数 約9.5万件 | |
逆指名機能によって「なかなか求人が出回らないけど気になっている病院がある」という方にとっては、チャンスを掴めるかもしれないサービス。 |
40代・50代の転職では、他の年代よりも応募できる求人が少なくなる傾向にあります。
そのため、これまでの看護師経験を十分にアピールできるよう、キャリアの棚卸や提案力に強みのある転職サイトを利用しましょう
1位の『看護roo!』は、提案力が高くサポートが手厚いため、利用者から好評を得ています。
「働いてみたい医療機関・施設がある」という看護師の方には2位の『ナースではたらこ』もおすすめです。
『ナースではたらこ』には逆指名機能があるため、求人を出していない施設や事業所であっても、キャリアアドバイザーがあなたに代わって求人状況や条件を確認してくれます。
看護師経験をアピールすることができれば、思わぬチャンスを掴める場合もあるため積極的に利用するべき転職サイトです。
資格別のおすすめの看護師転職サイトをご紹介します。保有している資格に関する求人数が多い転職サイトを利用しましょう。
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こだわり検索もできるため、希望条件に合った求人をスムーズに探すことが可能です。
看護師として転職するのであれば、必ず登録すべき転職サイトといえるでしょう。
看護師転職サイトにおける准看護師資格の求人数を比較しました。
准看護師の有資格者には、准看護師の求人数が多い『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』がおすすめです。
求人数の多い転職サイトに登録することで、理想の転職先に出会える可能性がグッと上がります。
さらに、准看護師の転職先として人気のクリニック求人をお探しの場合、『マイナビ看護師』の登録もおすすめです。
『マイナビ看護師』では、施設形態で「一般クリニック」と「美容クリニック」を別々に選択でき、さらに、診療科目別に絞り込むことができます。
「美容クリニックで働きたい」、「クリニックでも特定の診療科目を希望している」などの条件がある場合、求人検索を効率的に進められるでしょう。
看護師転職サイトにおける助産師資格の求人数を比較しました。
助産師の有資格者には、助産師の求人数が多い『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』がおすすめです。
ただし、助産師の求人は総数が少なく、どの転職サイトも数に大差がありません。
そこで、『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』、『看護roo!』、『マイナビ看護師』、4位の『ナース人材バンク』(求人499件)まで全てに登録することをおすすめします。
その転職サイトも求人数が僅差であるため、複数の転職サイトに登録することで、有望な求人をも逃さずに済むでしょう。
看護師転職サイトにおける保健師資格の求人数を比較しました。
保健師の有資格者には、保健師の求人数が多い『看護roo!』がおすすめです。
ただし、保健師の転職や就職は競争率が高く、非常に狭き門と言われています。
したがって保健師へ転職する場合は、「多数の求人数を比較する」よりも、「空きが出たらすぐに応募する」方法が有効、かつ、一般的です。
できるだけ多くの転職サイトに登録し、こまめにチェックすることで、チャンスを掴める可能性が高まるでしょう。
雇用・勤務形態別のおすすめの看護師転職サイトをご紹介します。
希望する雇用・勤務形態が決まっている場合、その形態の求人数が多い転職サイトを利用しましょう。
看護師転職サイトにおける正社員・常勤(交代制)の求人数を比較しました。
正社員など常勤で勤務したい看護師の方には、正社員・常勤(交代制)の求人数が多い『看護roo!』がおすすめです。
さらに『看護roo!』は、登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。
細かい条件を組み合わせて求人検索ができるため、希望に沿った求人を見つけられるでしょう。
看護師求人の中で最も多い形態がこの正社員・常勤であるため、複数の転職サイトへ登録せずとも十分な求人情報が得られます。
それでもできるだけ多くの求人を比較したい方は、看護師からの評判や口コミの良い『看護roo!』と『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』の2つへの登録がおすすめです。
看護師転職サイトにおけるパート・派遣・非常勤の求人数を比較しました。
パートなどの非常勤で勤務したい看護師の方には、パート・派遣・紹介予定派遣の求人数が多い『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』がおすすめです。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』の求人数は圧倒的ですが、このうち約1.2万件は派遣・紹介予定派遣の求人です。
たとえばイベントナースやツアーナースのように、派遣やパート、アルバイトでしか募集されていないお仕事もあります。
単発や短期で働きたい看護師の方は、多様な働き方に対応している『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』の登録は必須と言えるでしょう。
看護師転職サイトにおける日勤・夜勤なしの求人数を比較しました。
日勤のみで勤務したい看護師の方には、日勤のみ(夜勤なし)の求人数が多い『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』がおすすめです。
さらに『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』では、年間4,000回以上もの施設訪問を行っているため信頼度の高い求人と出会える確率が高いでしょう。
とはいえ、日勤のみ(夜勤なし)の求人は多岐にわたります。
たとえば、クリニック、健診センター、保育園などが挙げられますが、施設によって探し方や検索のコツは異なります。
日勤のみ(夜勤なし)で勤務したい看護師の方は、9-2. 夜勤なしの職場で働きたい看護師におすすめの転職先3選も参考にしてください。
看護師転職サイトにおける夜勤専従の求人数を比較しました。
夜勤のみで勤務したい看護師の方には、夜勤専従の求人数が多い『看護roo!』がおすすめです。
『看護roo!』は、非公開求人も多数保有しているため条件にあった求人を見つけられるでしょう。
なお、夜勤のみ、かつ、パートなど非常勤の雇用で勤務したい場合、『看護roo!』(2,113件)よりも求人数の多い『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』(2,851件)に優先して登録すると良いでしょう。
ここでは、地域別のおすすめの看護師転職サイトをご紹介します。希望する地域が定まっている場合、その地域に関する求人数が多い転職サイトを利用しましょう。
地域別のランキングは、結局のところ、総求人数の多い『ナース人材バンク』と『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』転職サイトが上位になる結果となりました。
ただし、『ナース人材バンク』の方が圧倒的に求人数が多い地域、『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』も同じくらいの求人数を保有する地域とさまざまです。
どちらに登録しようか悩んでいる看護師さんは、この地域別の求人数も参考にしてください。
看護師転職サイトにおける大阪府の求人数を比較しました。
大阪府の求人数が圧倒的に多い『ナース人材バンク』がおすすめです。
看護師転職サイトにおける東京都の求人数を比較しました。
東京都の求人数が圧倒的に多い『ナース人材バンク』がおすすめです。
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この章では、看護師転職サイトを利用する3つのメリットを紹介します。
それでは見ていきましょう。
転職活動では、求人探しや応募書類の作成、面接対策などさまざまな作業をおこなわなければいけません。これらを一人でおこなうのは大きな負担になるでしょう。
一方で、看護師転職サイトを利用すれば、転職で必要となるさまざまなサポートを無料で受けられます。
〈転職サイトで無料で受けられるサービス例〉
上記のような充実したサービスが無料なのは、看護師転職サイトが求職者を病院に紹介して収益を上げる仕組みになっているからです。
「無料でプロのアドバイスを受けたい」と考えている方にとって、看護師転職サイトの利用はメリットが大きいといえます。予算の心配なく転職活動に専念できるでしょう。
看護師転職サイトを活用すれば、求人票だけでは読み取れない転職先の内部情報を教えてもらえます。
後悔のない転職を目指すためには、転職前・後のギャップを可能な限り減らすのが得策といえるでしょう。
事実、自力では知り得ない病院の情報をエージェントに教えてもらった結果、転職に成功したとの声がありました。
まず、求人数に関しては豊富だったので安心することができました。また、コンサルタントの質についても良かったのでとても嬉しかったです。そして、施設の内部事情をしっかりと教えてもらえるところが最大のメリットだと思いました。
看護師転職サイトは、事前に転職先の内情を知りたい方や人間関係が理由で転職を検討している方におすすめといえるでしょう。
看護師転職サイトを利用すると、非公開求人を紹介してもらえる可能性があります。
非公開求人とは… インターネット上では一般公開されていない求人。条件がよく人気になりやすい求人や高収入の求人、管理職のポストが約束された求人など、好条件の求人が多いのが特徴。 |
実際、看護師転職サイトの活用によって、条件のいい求人を紹介してもらえたとの声もありました。
友人からの紹介の担当者さんでした。とても仕事のできる方で、2回の転職でお世話になりましたが、どちらの時期も、1ヶ月程度で2〜3ヶ所の採用いただきました。
仕事が早く、こちらの希望に沿って、スピーディーに複数の職場を紹介して下さり、こちらの希望だけではなく、それを越えた、自分で調べられなかったけれどとても条件に合う所も提案して下さいました。
転職サイトのページからではわからない、病院の傾向や内情、裏話も事前に教えてもらえました。また、打ち合わせの際に、こちらの最寄り駅まで来て下さるのが、とてもありがたかったです!
「給料が高い職場に転職したい」「待遇が手厚い職場で働きたい」と考えているなら、看護師転職サイトを利用するメリットは大きいでしょう。非公開求人を紹介してもらえる環境を整えられます。
続いて看護師転職サイトを利用するデメリットを3つ紹介します。
順に見ていきましょう。
担当者に希望条件がしっかりと伝わっていなかったり、質の低いキャリアアドバイザーが担当になってしまったりすると、希望条件と違う求人を紹介される場合があります。
事実、看護師転職サイトの利用者の声として「自分が出した条件とは違う求人を紹介された…」「希望に沿っていない病院を勧められた…」などがありました。
転職サイトの口コミが良いという声を聞き利用した。
求人数が他の業者に比べて多いけれど自分が出した条件とは違う求人を紹介された。なんとか転職は出来たが今後は利用しないし、自分自身で職場を探そうと思った。
希望に沿わない求人を紹介された場合、まずは紹介された求人が希望条件とは違うことを担当者に伝えましょう。それでも改善しない場合は、担当者の変更もしくは他の転職サイトの活用を検討してみてください。
キャリアアドバイザーは転職活動をサポートしてくれる心強い存在です。一方で、担当者によって提案力や対応力などにレベル差がでるという現状があるようです。
転職サイトを利用した看護師からは「有益なアドバイスをもらえなかった…」「高圧的な態度をとられた…」など、担当者への不満を口にする人もいました。
悪い点としては、担当者によっては返答や受け答えが曖昧であったり、適当な受け答えでいい加減な印象の人がいたことが残念でした。受け答えの返答もぶっきらぼうで、二度と関わりたくないと思ってしまいました。どの担当者さんもでずが、こちらから聞いた求人に対してしか答えてくれず、提案してくれることは一切なかったのはとても残念でした。家の近所やおすすめの求人を紹介して欲しかったです。
提案力や対応力の低い人が担当では、満足のいくサポートを受けるのは難しいといえます。そのため担当のキャリアアドバイザーに不満を感じた場合は、担当者を変更してもらえないかお願いしてみるとよいでしょう。
看護師転職サイトは求職者を病院に紹介して収益を得ています。このようなビジネスモデルが、しつこい連絡がくる原因になっていると考えられます。
キャリアアドバイザーのなかには、会社の売上のためになるべく早く内定を決めてほしいと考える人もいるはずです。そういった人が担当になった場合、必要以上に連絡してくるケースが発生しても不思議ではありません。
事実「電話が頻繁にあった…」「こちらの都合や時間を考えずに連絡してくる…」など、担当者からのしつこい連絡に不満を感じている看護師の声が多数ありました。
担当者からの電話がすごくしつこいです。夜9時過ぎにいつもかかってくるのでテレビも見れなくて困ります。携帯からかかってくるのですがパチンコ屋の音が聞こえてくることもあってプライベートだか仕事だかわかりませんでした。
連絡がしつこいと感じる場合は、担当者に「連絡頻度を減らしてほしい」「この時間帯は忙しいから連絡を控えてほしい」などと希望を伝えましょう。
転職先を選ぶ時は、転職したい理由や目的に合わせて転職先を選びたいですよね。この章では、看護師さんが活躍でき、転職の目的が叶うおすすめの転職先を紹介していきます。
「病院以外の職場が気になる」「企業で働いてみたい」とお考えの方におすすめの職場は、以下の3つの職場です。
病院以外で働きたい方に人気の職場が企業です。
看護師資格を活かし、医療機関とは異なる働き方ができるのが魅力です。基本的にはデスクワークが多く、看護業務を行うことはほとんどありません。
企業で働く看護師の例は、以下の通りです。
業績の良い企業では、給料や福利厚生が手厚く安定して働くことが可能です。
ただし、一般職の方々と働くことになるため、医療機関の雰囲気や体制とは違うことが多く、慣れるまで時間が必要になるかもしれません。
また、働き方によっては残業や社外勤務などが多いこともあるため、転職をお考えの方は入念に情報収集を行いましょう。
看護職資格を活かして働くことができる企業の求人には次のようなものがあります。
※タップすると開きます
企業看護師の求人倍率は0.28倍(2020年度実績)で、看護師の転職先としては1位2位を争う難関と言えます。人気が高いだけでなく求人数が少ないことも、求人倍率を引き下げている要因と言えます。
そこで、看護師の方が転職サイトで企業求人を効率良く見つけるためのコツを紹介します。
企業求人の探し方
求人検索の際に、「企業」で絞り込める転職サイトは多くありません。また、一口に企業看護師と言っても、コールセンタースタッフ、産業保健師、治験コーディネーター(CRC)など職種はさまざまです。
仕事探しの効率化を図るためにも、あらかじめ志望する職種までは決めておき、その職種に対応する/強みを持つ転職サイトを利用したいものです。
検索効率を上げるためにも、「企業」を選択でき、できれば、職種による絞り込みができる転職サイトを活用しましょう。
※職種で絞り込める転職サイトは『マイナビ看護師』です(詳しくは後述)。
企業求人を見つけるのが難しい探し方
企業求人には、コールセンターや医療研修施設、珍しいところでは農園など、実にさまざまな職場があります。
このような職場では、土日出勤も含めたシフト勤務となることが少なくないため、「土日祝日休み」を選択してしまうと貴重な求人を見逃してしまうことになりかねません。
また、自分の経験を軽視して、「未経験だから……」と謙遜される方もいますが、「未経験者歓迎」の選択はしない方が良いでしょう。
仮に「未経験者歓迎」という求人があっても、たとえば「看護師」から「治験コーディネーター(CRC)」への転職のようなケースでは、CRCとしての職種未経験者を指していることがほとんどです。この場合の看護師には相応の臨床経験が求められます。
筆者の経験則上「未経験者歓迎」を選択してもしなくても応募条件に大差はありません。ヒットする求人数を減らすだけですので、検索当初は「未経験者歓迎」は選択しないようにしましょう。
「企業」の求人を探す場合、『マイナビ看護師』の登録がおすすめです。
『マイナビ看護師』では、企業求人を選択できるだけでなく、「一般企業」と「治験関連企業」を分別して絞り込めるため、より効率的に求人を検索することができるためです。
医療機器メーカー(フィールドナース)・医療系コールセンター・心理カウンセラー・産業看護師などを希望の方は「看護師資格・経験を活かせる一般企業」を選択しましょう。
治験コーディネーター(CRC)・臨床開発モニター(CRA)などを希望の方は「治験関連企業(CRA、CRCなど)」を選択しましょう。
―企業求人票の注目箇所―
企業の求人票は、病院やクリニックなどに比べ情報が少なめです。業務の内容、賞与や手当の額(計算方法)、福利厚生の内容など、「もっと詳しく記載してくれないと比較できない」と歯がゆさを感じることもあります。
この理由のひとつは、採用担当者の経歴や業務内容です。
病院やクリニックの採用担当者は看護師としての経験を持っていたり、看護師が求める情報を理解していますが、一般企業の採用担当者ではそうはいきません。一般企業の採用担当者の主業務は一般職の採用ですから、応募看護師との間に情報量や質のギャップが生じるのは当然です。
そのため、自ら情報を収集するアクションが特に必要となります。
とはいえ募集企業に電話をして確認するようなことはできませんので、転職サイト(キャリアアドバイザー)経由で確認をしましょう。
求人票のページには、「この求人へのお問い合わせ」のようなフォームが設けられています。数回のクリックと、数カ所の入力だけで問い合わせをすることができますので、歯がゆさを感じるようなことがあれば遠慮せずに問い合わせるようにしましょう。
介護施設は、病院以外で看護師が働ける職場の一つです。
求人数は病院に次いで多く、多くの施設で看護師が求められているため、転職がしやすい職場と言えるでしょう。
看護師が活躍できる介護施設には、以下のような施設があります。
主な仕事内容は、入居者の体調管理や投薬管理など、健康管理がメインですが、容態の急変時は看護処置を行います。
看護師の視点で、入居者をサポートする役割と言えます。病棟で行うような身体介助は介護スタッフの役割です。
ただし、施設によって入居者の特性が異なるため、看護師の業務内容や勤務形態にも違いがあります。介護施設が気になる方は、まずは求人検索を行い、どんな働き方ができるかチェックしてみると良いでしょう。
介護施設の求人には次のようなものがあります。
※タップすると開きます
介護施設には「介護老人保健施設」「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」「有料老人ホーム」「サービス付き高齢者住宅」などの種類がありますが、転職サイトの求人検索システムでは「介護施設」とひとくくりにされ、種類別に検索することができません。
また、介護施設の種類によっては、夜勤やオンコール業務が発生する場合もあります。
そこで、施設の種類別や、夜勤やオンコールの有無別に介護施設求人を見つけるためのコツを紹介します。
介護施設求人の探し方
求人検索の際に、「介護施設」を選択できる転職サイトはあっても、「介護老人保健施設」や「有料老人ホーム」などの種類まで絞り込めるものは多くありません。
検索効率を上げるためにも、介護施設の種類まで絞り込める転職サイトを活用しましょう。
※職種で絞り込める転職サイトは『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』です(詳しくは後述)。
もし施設形態の詳細まで絞り込めない場合には、フリーワード検索で「特別養護老人ホーム」などと入力して検索する必要があります。
この際、「特老」など略称のみでヒットする求人も一定程度存在するので、正式名称・略称の両方で検索をかけるよう注意しましょう。
また、「介護老人保健施設」では夜勤が、「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」と「有料老人ホーム」ではオンコール
が、それぞれ発生する場合があります。
「オンコール」とは緊急時には職場に駆け付けることができるよう自宅などで待機する業務で、「オンコール勤務」や、単に「待機」と呼ばれることもあります。
夜勤やオンコールに対応できない場合、夜勤なし、オンコールなしの求人情報に絞って検討しましょう。
介護施設求人を見つけるのが難しい探し方
フリーワード検索で「オンコールなし」と入力することは避けましょう。
オンコール業務がないからといって「オンコールなし」と記載されているとは限らないため、オンコールがない好条件の求人を見逃してしまう可能性があるためです。
※反対に、オンコール業務があっても「オンコールあり」と記載されていない求人もあります。
オンコールの有無を重要視する場合、『マイナビ看護師』の登録がおすすめです。『マイナビ看護師』では、こだわり検索で「オンコールなし」を選択できるため、「給与条件が良いと思ったら、オンコールがあるのか…」という時間の浪費を避けることができます。
「介護老人保健施設」や「有料老人ホーム」など施設別に求人を探したい場合、『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』の登録がおすすめです。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』では、フリーワード検索で、求人票内に記載されているワードを検索できるため、「介護老人保健施設」や「有料老人ホーム」と入力することで、施設別に求人を比較することができます。
他の転職サイトでは、施設名、地域名や駅名のみが検索対象になっています。
たとえば施設名が「介護老人保健施設●●」などのようになっていない限りヒットしないため、『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』のフリーワード検索は重宝できます。
ただし、求人票内にたまたま施設種類が記載されているだけなどの余計な求人がヒットしてしまう場合もあるため、多少の手間がかかることは含んでください。
―介護施設求人票の注目箇所―
ここまでお話ししたとおり、介護施設にはいくつかの種類があります。
施設によって業務内容や介護相手(入居者・患者など)が異なるため、閲覧している求人の種類は常に意識するようにしましょう。
介護施設の規模によっては、在籍職員のなかで看護師が1人というケースがあり、責任というプレッシャーや、孤独を感じる方もいます。
また、オンコール勤務に対する手当は職場によって大きく異なります。オンコール勤務1回ごとに手当が支給されるだけの職場もあれば、実際に現場への駆け付けが発生した場合には追加で手当が支給される職場もあります。
求人票に、在籍職員の比率や、オンコール手当の詳細、回数の目安が記載されていない場合、転職サイトのキャリアアドバイザーを通して確認しましょう。
労働環境や給与詳細(オンコール手当の詳細)を確認するのは当たり前のことですので、遠慮せずに問い合わせましょう。
看護師資格を活かして、単発~短期で働くことができるイベントナース・ツアーナースも、看護師に人気のある働き方です。
イベントナースとは、ライブやコンサートなど、イベント会場の救護室に待機をして、急病人や傷病者が発生した際に、応急処置や適切な看護処置を行う仕事です。
ツアーナースは、旅行会社のツアーに同行し、旅行客が急病・ケガをした際に対応する仕事です。
どちらの仕事も派遣やアルバイトという形で働くことになりますが、2020年以降、新型コロナウイルスの影響によって求人が減少傾向にあるので、安定収入を得るのが厳しい働き方でもあります。
「今すぐ求人が無くても大丈夫」「副業やバイト感覚で働きたい」という方は、まずは派遣会社に登録することから始めてみると良いでしょう。
「夜勤が辛い」「日勤のみの職場がいい」とお考えの方におすすめの職場は、以下の3つです。
一般診療(保険内診療)を行うクリニックのうち入院設備を併設していないクリニックでは夜勤なしの働き方ができます。
看護師の仕事内容は、医師の診療補助、問診、バイタルサイン測定、採血や点滴などの一般的な看護技術が多く、一度覚えてしまえばルーティンワークで働くことができるのも魅力です。
診療科によって繁忙期や閑散期がありますが、病院のように患者さんの生命が左右されるような緊迫した場面に遭遇することはほとんどないため、働きやすい職場と言えるでしょう。
ただし、クリニックは小規模な職場なので、看護師の人数も少数精鋭であることが多く、「看護師の数が少なく、休みが取りづらい」「性格が合わない人と毎日顔を合わせなくてはならない」といった悩みはつきもののようです。
また、クリニックによっては夜間診療を提供しているところもあるため、求人を探す場合は診療時間や残業の有無などについても忘れず確認しましょう。
一般クリニックの求人には次のようなものがあります。
※タップすると開きます
転職サイトの求人検索システムでは、施設形態の項目に「診療所」「クリニック」という選択肢があるため、絞り込みは比較的簡単に行えます。
一般クリニック求人の探し方
看護師転職サイトのほとんどは、施設形態ないしは業種によって求人情報を絞り込み検索できる機能が備わっています。
「診療所」または「クリニック」という選択肢はほとんど必ずと言っていいほど存在しますので、前提として、クリニックへの転職を志望する場合には必ずこれを選択しましょう。
次に、可能であれば何か他の項目を追加で選び、より求人情報を絞り込みましょう。クリニックを指定するだけでは検索ヒットする求人の数が多すぎ、検討に時間がかかりすぎてしまう可能性があるからです。
クリニック(診療所)の数は、全国で病院の約12.8倍あり、全医療施設の約58%を占めています(厚生労働省:医療施設動態調査――令和4年4月末概数,2022.全医療施設数には歯科診療所を含む)。
看護師転職サイトでも保有求人のうち、医療施設の大部分をクリニックが占めていて、そのすべてに目を通すのは困難でしょう。
追加で絞り込む際のおすすめ項目は「診療科目」です。
一般クリニックはひとつの診療科目に特化していることも多いです。担当する診療科目を限定できれば、スキル・専門性アップを見込めたり、医療知識のアップデートに掛かる労力を抑えられたりと、キャリア・就労面におけるメリットも得られるでしょう。
志望する診療科目が定まっている人は、診療科目に絞り込んで比較検討を進めましょう。
一方で、単一の診療科目専業の医療施設に勤めるということは、裏を返せば、複数の診療科目を有している病院とは異なり、入職から退職まで診療科目が変わることはありません(変えることはできません)。
本当にその診療科目に従事すると決めて良いのかどうか、よく考えてから転職しましょう。
最後に、夜間診療や入院患者対応など、夜勤を避けたい場合には必ずそれにつながる項目を選択しましょう。
夜勤のない医療施設を選ぶための選択肢は「日勤のみ」「日勤常勤」などといったもので、勤務形態関連の項目にあります。
一般に「クリニック」と呼ばれる医療施設「診療所」は、その定義として病床20床未満の医療施設のことを指します。つまり、クリニック(診療所)のなかには、入院設備を持っている施設が存在するのです。
数としては多くないものの、有床の診療所は全一般診療所のうち約6%程度存在します(厚生労働省:医療施設動態調査――令和4年4月末概数,2022.)。
有床診療所が多い分野としては、産科や整形外科などの術後安静が必要なものが転職サイトでも見つかりやすいでしょう。
加えて、夜間診療を実施しているクリニックもあるため、夜勤を避けたい場合は「日勤のみ」、反対に夜勤も担当したい場合は「常勤(夜勤あり)」などを選択することで、希望の働き方に沿った施設の求人を探すことが可能です。
一般クリニック求人を見つけるのが難しい探し方
フリーワード検索で「クリニック」と入力することは避けましょう。
医療法では、20人以上の患者を入院させるための施設を有するものを「病院」といい、19人以下の患者を入院させるための施設を有するもの(入院施設を有さないものを含む)を「診療所」と定義しています。医療法上の医療施設は、この2種類しかありません。
つまり、「クリニック」や「●●医院」「●●内科」は診療所の通称でしかなく、屋号(事業所名)に「クリニック」を含まない施設も多数存在します。
「クリニック」の語を含む求人に限定してしまうと、他の診療所求人を見逃してしまう可能性が高いです。さらにこの場合、「クリニック」を名称に含むことが多い美容クリニックが多数ヒットすることも想定されます。
転職先として一般クリニックを想定する場合、必要な求人をキャッチできず、さらに関心のない求人を呼び込むことにもつながるため、フリーワードで「クリニック」と指定することは避けるべきなのです。
次に、「担当業務」欄や「配属先」欄も空欄(指定なし)のまま検索するようにしましょう。
多くの看護師転職サイトでは検索項目として「担当業務」ないしは「配属先」を選べる仕様になっています。これらの欄についても、一般クリニックを志望する場合は無選択にするようにしましょう。
「担当業務」「配属先」としてよく置かれている選択肢は「病棟」「オペ室」「ICU」など、病院看護師の担当を念頭に置いたものが中心です。
実際に「施設形態:クリニック」を選択した上で担当業務などを選択すると、たちまちヒットする求人数が減少します。
病院に比べて少人数体制であることが多いクリニックでは、勤務する看護師は、医療施設で看護師が担当し得る業務全般を担当することが中心です。
クリニック志望の場合は担当業務・配属先による絞り込みが有用ではないので、検索の精度を高めるためにも空欄にしておきましょう。
「一般クリニック」希望の場合、『マイナビ看護師』の登録がおすすめです。
『マイナビ看護師』では、施設形態で「一般クリニック」と「美容クリニック」を別々に選択できます。
さらに、診療科目別に絞り込むことができるため、とても効率的に求人情報を比較することができます。
―一般クリニック求人票の注目箇所―
少人数体制で部門や診療科などが分かれていないことも多い一般クリニックでは、体系立った組織構造を持つ病院と比べて、新規入職者への教育・研修制度が整っていないことがあります。
加えて、中途採用の看護師ともなると病院ですらもOJT(職場内研修)のみであることが多く、クリニックでは中途採用プリセプター制度のようなものを導入している施設のほうが珍しいでしょう。
したがって、入職直後の受入れ・フォローアップもそこそこに後は現場で勘を掴まねばならない展開となることがほとんどと認識しておきましょう。
またキャリアアップという観点では、各種認定看護師資格の取得や医学知識のアップデート・手技向上など、入職以降の教育・研修も重視したいところです。
大規模な病院でよく開催される勉強会のようなものがない可能性も高いので、看護師としてのキャリアを高めたい場合には、求人票でどのような教育・研修制度があるのかよく注目すると良いでしょう。
最近では地域医療活性化などの動きと相まって、地域内の主要な病院や地域包括ケアシステムの関連団体が音頭を取って、近隣の医療施設・介護福祉施設などと共同した勉強会が開かれている例もあります。
スタッフの技術向上・能力開発についての取組みを強調している求人があれば、積極的に応募・面談依頼をしてみましょう。
次に、就労面の不安を解消するという意味では、在籍看護師の人数や子育て世代の活躍状況などを見ると、働きやすさに関する示唆を得られます。
スタッフ数が少ない一般クリニックには、急な休みを取りづらいという特徴があります。特に、小さなお子さんがいる場合、突発的に休まざるを得ないこともありますよね。
求人票にスタッフ数が記載されていることは稀ですが、PR欄などに「子育て中のママさんが多い」「子育てと両立している方多数」などのコメントがあるかもチェックしましょう。
「育休からの復帰実績あり」や「ブランク明け歓迎」としているところは、復職者や再就職者に対するフォローアップ体制・再研修カリキュラムに注力しているところも多く、応募先選びの指標となります。
近年は「託児所あり」の医療施設も増えてきましたが、なかでも「24時間保育可」「病児保育・病後児保育可」の求人があれば仕事との両立にとっての力強い味方となりますので、有力候補です。
また、入院施設を有している一般クリニックでは、夜勤が発生する場合もあります。
産科や整形外科に比較的多く見られるため、産科・整形外科希望の方は夜勤の有無にも注目しましょう(最初から「夜勤なし」などを選択して検索してもOKです)。
健康診断・人間ドッグ・特定健診などを行う健診センターも、夜勤なしで働くことができる職場の一つです。
看護師の仕事内容は、主に採血やバイタルサイン測定などの業務ですが、施設によっては検診車で遠方に巡回することもあります。
病院やクリニックと異なり、健康な人を対象に業務を行うため、精神的な負担が少ない働き方と言えるでしょう。
基本的にルーティンワークなので、突発的な業務は少ないですが、状況判断能力やアセスメント力などのスキルは身につきにくい職場なので、転職する場合はご自身のキャリアを考慮した上で選択することをおすすめします。
健診センターの求人には次のようなものがあります。
※タップすると開きます
看護師転職サイトの求人検索システムでは、施設形態の項目に「健診センター」という選択肢があることが多く、絞り込みは比較的簡単に行えます。
ただ、それだけでは不十分であるため、求人検索のコツを紹介します。
健診センター求人の探し方
大前提として、健診センターの求人は非常に人気が高く、狭き門です。そのため、求人をひとつも無駄にする(見逃す)わけにはいきません。
求人検索システムにはいくつかの項目があり、施設形態や担当業務でも絞り込むことができます。ただ、この施設形態の中にある「健診センター」を選択することはおすすめしません。
施設形態の項目で「健診センター」を選択すると、当然、健診センターしかヒットしません。一方、担当業務の項目で「検診」や「健診」を選択すれば、病院やクリニックの健診求人までチェックすることができます。
健診求人(業務)であれば、「夜勤なしの職場」という条件をクリアできるため、貴重な求人を無駄にしないためにもぜひ広い視野で検索をしてください。
また、同様の観点から、エリア指定を行うなら、まずは都道府県単位までに留めましょう。市町村単位までピンポイントに指定してしまうと、やはり、貴重な求人を見逃してしまう可能性があるためです。
健診センター求人を見つけるのが難しい探し方
「高給与」や「年収●●万円以上」などを選択することは、あまりおすすめできません。
検診・健診業務は、収入の高さではなく、ワークライフバランスの保ちやすさから人気のある業務です。決して高収入ではないため、給与額の指定は選択肢を減らすことにつながるため得策とは言えません。
同様の理由で、最初から「正社員」「常勤」の求人のみに絞り込むのも避けたほうが良いでしょう。
法人向けの健診は複数社でタイミングが重なることも多く、健診業務の繁忙期には季節性があります。
健診センターや健診を提供する医療機関もそれに合わせて人員配置を調整するため、雇用形態としてパートタイムや契約職員・派遣看護師といったようなかたちで募集していることも多いのです。
各看護師転職サイトでも健診関連の求人は常勤・非常勤で半々程度というケースも多いので、まずは雇用形態・勤務形態を指定せずに検索してみましょう。
―健診センター求人票の注目箇所―
検診・健診業務には、宿泊を伴う出張が含まれる場合があります。夜勤なしの職場で働きたい方は、宿泊を伴う出張にも対応できない方も多いため、求人票の業務内容欄などを十分に確認しましょう。
また、就業施設「健診センター」や担当業務「検診」「健診」は、ほかの就業施設などに比べてパートやアルバイトの求人率が高い傾向があります。正社員や常勤にこだわらない方は、「勤務形態」の項目で何も選択しない(またはすべて選択する)と思わぬ求人に出会えるかもしれません。
検診・健診業務は高給与ではありませんが、それでも運営母体や扱う検診の内容などによって給与にばらつきがあります。
求人検索システムでの絞り込みはおすすめできませんが、目視での比較検討はしっかり行うようにしましょう。
「検診」や「健診」業務を探す場合、『看護roo!』の登録がおすすめです。
『看護roo!』では、施設形態で「健診センター」を選択できます。
さらに、選択肢を増やしたい場合には、(施設形態の選択を解除してから)担当業務で「検診・健診」を選択することで効率的な検索をすることができます。
保育園も、夜勤のない働き方ができる職場です。
看護師の仕事内容は、園児の体調管理やケガの応急処置、感染症対策、保護者への保健指導などですが、基本的には保育士さんの補助として業務を行うことが多いです。
小児科経験や育児の経験がある方が優遇されやすい傾向にありますが、最近では病児保育施設を併設する保育園も増えているため、看護師の需要は今後高まっていくことが予想されます。
こどもたちと接することができ、人気の高い職場ではありますが、ほとんどの施設では看護師が1人しかおらず、自分1人で業務をこなすことが大変と感じる方もいるようです。
特に、突発的な発熱や病気、ケガなどは臨機応変に対応しなくてはならないので、ある程度看護師として経験を積んでから転職したほうが良いでしょう。
保育園の求人には次のようなものがあります。
※タップすると開きます
求人検索の際に、「保育園」で絞り込める転職サイトは多くありません。そこで、看護師の方が転職サイトで保育園求人を見つけるためのコツを紹介します。
保育園求人の探し方
保育園や学校の求人自体が多くありません。例えば「クリニック」と比較すると、その数は10分の1ほどになります。
そのため、「保育園」での絞り込みを用意している転職サイトは限られてしまいます。
しかし、絞り込みをせずに保育園求人を探すことは時間を浪費するだけでなく、ストレスを抱えてしまうことになるため、「保育園」で絞り込める転職サイトを活用しましょう。
※「保育園」で絞り込める転職サイトは『看護roo!』です(詳しくは後述)。
既に看護師転職サイトを利用中で、かつそのサイトの求人検索システムに「保育園」の選択肢がない場合は、施設形態で「その他」「企業」を選択してみましょう。
他の医療関連企業(医療機器メーカーなど)や分類外の医療施設(ケアミックス病院など)も多くヒットしてしまいますが、企業運営の保育施設などがヒットする可能性があります。
保育園求人を見つけるのが難しい探し方
保育園や学校での勤務は土日祝日休みのイメージがあるかもしれませんが、実際には、園行事などの都合で年に数回程度の土曜出勤があります。そのため、求人票上は「土日祝日休み」ではなく「日祝日休み」と記載しているものが主です。
なかには土日祝日休みの求人もありますが全体の2割程度です。保育園の求人自体が多くないため、貴重な求人を見逃さないためにも、「土日祝日休み」は選択しないようにしましょう。
同様に、車通勤可としている求人も全体の2割程度です。広くない敷地で工夫して運営している園が多いため、職員駐車場の用意があるケースは少ないことにも留意してください。
「保育園」の求人を探す場合、『看護roo!』の登録がおすすめです。
『看護roo!』では、施設形態「保育園・学校」で絞り込むことができるためです。
たとえば、『マイナビ看護師』では「保育施設」で絞り込むことができますが、病院内の保育施設などもヒットしてしまうため、検索効率は下がってしまいます。
言い換えると、施設形態「保育園」にこだわらず、保育業務を希望している方は、『看護roo!』と『マイナビ看護師』を併用すると良いでしょう。
―保育園求人票の注目箇所―
保育園は、小さな子どもが好きな方に人気の高い職場ですが、人員配置は「保育士多数、看護師1人」になるケースがほとんどです。
そのため、「責任というプレッシャーがかかる」「休みづらい」「孤独を感じる」などの声もあります。
複数の園を運営している場合は、相談役となるエリアナースが配置されていたり、各園の看護師が集まるミーティングが行われるなど、孤独を感じさせない施策も取られています。
看護師1人という状況に不安を感じる方は、個人運営の保育園ではなく、企業運営などグループ内での連携体制が取られている保育園も検討するようにしましょう。
「年収を増やしたい」「高給が狙える職場が知りたい」とお考えの方におすすめの職場は、以下の3つです。
300床以上の規模が大きい病院は、平均以上の年収が期待できる職場です。
日本看護協会の調査によると、病床数が多い病院ほど看護師の平均年収が高いことがわかっています。
■病床数別に見た看護師の平均月収と目安年収
病床数 | 月収(万円) | 目安年収(万円) |
500~ | 34.6 | 494.7 |
400~499 | 33.5 | 481.5 |
300~399 | 32.9 | 474.3 |
200~299 | 31.7 | 459.9 |
100~199 | 31.3 | 455.1 |
~99 | 30.8 | 449.1 |
※勤続10年、31~32歳、非管理職の看護師の給与のデータをもとに作成
〔出典〕日本看護協会:2020年 病院看護実態調査,2021.
勤続10年の看護師(31〜32歳、非管理職を想定)の平均月収は31.8万円、目安年収は約460万円なので、300床以上の病院であれば平均年収を上回る形となります。
病院の規模が大きくなればなるほど、最先端医療や救急医療などの重要な役割を持っており、病院の収入源である診療報酬も高い傾向にあります。
その分、看護師に求められる知識やスキルは高度になりますが、頑張りが給料に反映されるため、やりがいを感じる方も多いでしょう。
病院(300床以上)の求人には次のようなものがあります。
※タップすると開きます
転職サイトの求人検索システムでは、病床数による絞り込みができません。
そこで、看護師の方が転職サイトで病床数の多い病院求人を見つけるためのコツを紹介します。
病床数の多い病院求人の探し方
夜勤や当直がある病院は救急外来を置いている病院が多く、地域の基幹病院になっているようなところが少なくありません。
こうした病院には病床規模の大きなものが多く、高年収であったり高度な医療を経験でき得るような医療施設が含まれている可能性が高いのです。
また、エリア指定を行うなら、都道府県単位までに留めましょう。
規模の大きな病院は複数の地区をまたいで地域医療の中心的役割を果たしていることが多く、市町村単位までピンポイントに指定してしまうと、病床数の多い病院が検索にヒットしない可能性があるからです。
病床数の多い病院求人を見つけるのが難しい探し方
病院の「施設形態」には、一般病院、大学病院、療養型病院、精神病院などがあります。また、「担当業務(配属先)」には、病棟、外来、オペ室(手術室)、救急外来などがあります。
自分が馴染みのある施設形態や、経験したことのある業務を選択してしまいがちですが、病床数の多い病院を探すという目的においては好ましくありません。
まずは、これらを選択せずに検索し、徐々に希望に近づけていく方法がおすすめです。
(「診療科目」の選択肢がある転職サイトでも同様に徐々に希望に近づけましょう)
そのほか、フリーワード検索機能がある転職サイトで「300床」など具体的な数値で検索するのは避けましょう。
「300床」で検索すると、たとえば「301床」と記載されている病院はヒットしません。300床以上の病院を逃すことになってしまいます。
病床数を重要視する場合、『看護roo!』と『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』の登録がおすすめです。
『看護roo!』では、検索結果一覧に病床数が表示されるため、一つ一つ詳細情報を確認する手間を省けます。
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』では、検索結果一覧を病床数の多い順に並び替えることができます。上から順番に見ていくだけで良いため、やはり余計な手間を省くことができます。
病床数の大きな病院の求人票を確認するときは、以下の3点に注目しましょう。
―病院求人票の注目箇所―
年収アップしたい場合、夜勤を視野に入れる方も少なくありません。
看護師のシフトには「二交代制(日勤・夜勤)」と「三交代制(日勤・準夜勤・深夜勤)」があり、どちらの体制を導入しているかは病院によって異なります(混合シフトの病院もあります)。
自分の働きやすさはもちろん、家族の生活リズムとの兼ね合いも含めて検討しましょう。
次に、待遇(手当)にも注目したいところです。
特に差が出やすいのは住宅手当です。額はもちろん、支給要件(世帯主か、扶養家族はあるか、など)もまちまちですので、「自分が支給される手当はどれか?」まで深掘りして確認しましょう。
もちろん基本給の額も重要です。基本給は残業代や賞与、退職金の算定に用いられます。なかには、手当部分を高額にし(基本給部分を低額にし)、賞与を安く抑えている施設もあるため注視してください。
そのほか、忙しさの度合いをはかる指標として、「看護配置」も参考になります。患者に対する看護師の配置人数を表すもので、「7:1」であれば、患者7人に対して看護師1人が配置されるということになります。
「7:1」の場合、診療報酬が高く算定できるため、病院経営が安定しやすく、看護師の年収も高い傾向があります。
また、受け持ち患者数が少ないため、患者さん一人ひとりに手厚い看護を提供できる点も魅力です。ただし、急性期医療を提供している病院が多いため、重症患者を受け持つ機会が多いと認識しておきましょう。
また、300床以上の大規模な病院では診療科目が多岐にわたりますが、病院によって有している診療科目に多少の違いがあります。
入職時、異動(配置転換)時に必ずしも希望を考慮してもらえるわけではありませんが、志望する診療科があるかも忘れずにチェックしましょう。
訪問看護ステーションも、高給が見込める職場の一つです。
厚生労働省の調査によると、訪問看護師(常勤・正看護師)の平均年収は約528万円であることがわかっています(厚生労働省:令和2年度介護事業経営実態調査,2021.)。
看護師の平均年収が約498万円といわれているので、訪問看護師は高水準の給料が期待できると思ってよいでしょう(厚生労働省:令和3年賃金構造基本統計調査,2022.)。
訪問看護師が高収入である理由として、オンコール手当がもらえることや、人手不足のため人材確保できるよう給与を高く設定している施設が多いことがあげられます。
年収アップを目指す方は、転職の選択肢の一つとして考えてみると良いでしょう。
ただし、訪問看護師は患者さんのニーズに合わせて専門的かつ柔軟な対応スキルが求められるため、「想像よりも仕事がキツイ」と感じ離職してしまう方もいます。
訪問看護師の実情を把握した上で、転職するかどうかを判断することをおすすめします。
訪問看護ステーションの求人には次のようなものがあります。
※タップすると開きます
看護師転職サイトの求人検索システムでは、施設形態の項目に「訪問看護」や「訪問看護ステーション」という選択肢があるため、絞り込みは比較的簡単に行えます。
ただ、注意しなければならないこともあるため、そのコツを紹介します。
訪問看護ステーション求人の探し方
一般的に、訪問看護ステーションでは土日祝日や夜間の勤務はありませんが、「オンコール」がある場合があります。
「オンコール」とは緊急時には職場に駆け付けることができるよう自宅などで待機する業務で、「オンコール勤務」や、単に「待機」と呼ばれることもあります。
土日祝日や夜間の勤務(オンコール)ができない場合、オンコールなしの求人情報に絞って検討しましょう。
ただし、オンコールがあるから給料が高水準という側面もあり、オンコールありの職場の方が高給与の傾向があることには留意してください。
また、訪問介護ステーションは一定のエリア内に集中して開設されるケースが多いため、比較的狭い範囲に点在していることがあります。
まずは狭いエリアを指定し、徐々に広げていく検索方法がおすすめです。
訪問看護ステーション求人を見つけるのが難しい探し方
求人検索システムにはいくつかの項目があり、施設形態のほかに担当業務でも絞り込むことができます。ただ、この担当業務の中にある「訪問看護」を選択することはおすすめしません。
施設形態ではなく担当業務の項目で「訪問看護」を選択してしまうと、病院や介護施設における訪問看護業務までヒットしてしまうため、訪問看護ステーションの求人を探している方はチェックを入れないようにしましょう。
また、フリーワード検索で「オンコールなし」と入力することも避けましょう。
オンコール業務がないからといって「オンコールなし」と記載されているとは限らないため、オンコールがない好条件の求人を見逃してしまう可能性があるためです。
※反対に、オンコール業務があっても「オンコールあり」と記載されていない求人もあります。
オンコールの有無を重要視する場合、『マイナビ看護師』の登録がおすすめです。
『マイナビ看護師』では、こだわり検索で「オンコールなし」を選択できるため、「この求人は条件が良いけど、オンコールがあるのか…」という手間を省けます。
訪問看護ステーションの求人票を確認するときは、次の2点に注目しましょう。
―訪問看護ステーション求人票の注目箇所―
年収アップを視野に入れている場合、オンコール勤務がある職場を優先的に検討すると思いますが、オンコール勤務に対する手当は職場によって大きく異なります。
オンコール勤務(待機)1回ごとに手当が支給される職場もあれば、実際に現場への駆け付けが発生した場合には追加で手当が支給される職場もあります。
また、オンコール勤務の回数にも注目したいところです。あまり多くありませんが、月間のオンコール勤務回数や駆け付け回数の目安が記載されている場合もあります。
(オンコール回数は勤務時間や給与額を左右する要因ですので、目安の記載がない場合は、転職サイトのキャリアアドバイザーを通して確認しましょう)
そのほか、勤務中の移動手段も見落とされがちです。自動車というイメージがあるかもしれませんが 最近では電動自転車での移動も増えています。
自動車の運転が得意ではないという方は、免許不要の職場を探してみるのも良いかもしれません。
美容クリニックは、看護師の給料が高いことで有名な職場です。
美容クリニックでは、保険内診療以外に自由診療(保険適応外診療)も提供しており、高い収益性が望めるため、その分看護師の給料にも反映されやすくなっています。
美容クリニックの収益によって看護師の給料は変動しますが、月収相場は30〜40万円、年収換算すると400〜600万円程度の収入が見込めるともいわれており、年収アップしたい方におすすめの職場と言えるでしょう。
美容クリニックには、美容皮膚科と美容外科の2種類があるため、気になる方はまずは求人検索から始めましょう。
美容クリニックの求人には次のようなものがあります。
※タップすると開きます
美容クリニックは美容医療を提供する医療施設全般のことを指し、診療科目としては「美容外科」と「美容皮膚科」の2つに分類できます。
一口に美容クリニックと言っても提供する医療に種類があり業務内容も変化するため、自分に合った転職先を見つけられるかどうかが重要です。
ここでは、転職サイトで美容クリニック求人を見つけるためのコツを紹介します。
美容クリニック求人の探し方
「美容外科」と「美容皮膚科」では治療(施術)内容がまったく異なります。
「美容外科」は、二重まぶたの整形手術、豊胸手術、脂肪吸引など、形成外科の医療技術を応用した手術を行います。一方の「美容皮膚科」は、脱毛、シミ取りやシワ改善など、メスを使わない治療を行います。
転職先としての希望がある場合には、「美容外科」または「美容皮膚科」に絞って検討しましょう。
美容クリニック求人を見つけるのが難しい探し方
美容クリニックの来院者が通院しやすい土日祝日開業の施設が多く、勤務する看護師も基本的に土日祝日は出勤です。また、施設の立地も顧客が来院しやすいように駅近くに開設されています。
そのため、「土日祝日休み」や「車通勤可」のような馴染まない条件を指定してしまうと、美容クリニックの求人はほとんど見つけられないでしょう。
ちなみに、美容クリニックでは来院する方を「患者さん」ではなく「お客様」と呼びます。一般的な病院と比べると、サービス業としての側面や意識が強い表れであり、病院などとは違う接遇が求められます。
また、フリーワード検索で「美容外科」や「美容皮膚科」と入力することも避けましょう。
診療科目が美容外科や美容皮膚科であっても、それらが求人票に記載されているとは限りません。
屋号(院名)にしても、なかには「ビューティークリニック」などを用いている場合もあり、必ずしも効率的な探し方とは言えないためです。
※エステティックサロンは医療行為を行うことができないため、別物と捉えましょう。
「美容クリニック」希望の場合、『マイナビ看護師』の登録がおすすめです。
『マイナビ看護師』では、施設形態で「美容クリニック」を選択でき、検索効率がぐんと高まるからです。美容クリニックのうち美容外科を希望の場合には、診療科目で「美容外科」まで絞り込むこともできます。
ただし、美容クリニック自体の求人数が多いわけではないため、『マイナビ看護師』をメインとして、他の転職サイトを併用することをおすすめします。
―美容クリニック求人票の注目箇所―
一部の美容クリニックでは、報奨金やノルマ達成によるインセンティブや、看護師を指名できるシステムが導入されています。
頑張った分だけ給料に反映してほしいというやりがいも求める場合には、求人票の待遇欄を確認しましょう。
また、全国展開しているような大手美容クリニックは院数(店舗数)が多く、今後も新規出店が期待できます。管理職のポストも豊富で、キャリアアップしやすいという特徴もあるため、その点でも、やりがいを感じている看護師さんも多くいます。
「患者さんの処置やケアの責任に耐えられなくなった」「異業界でキャリアアップしたい」など看護師業界から離れて働きたいとお考えの方におすすめの職場(職種)は、以下の4つです。
ここでは、未経験可の求人が多い職種や、看護師業務の経験を活かしやすいものを紹介しています。
これ以外の職種を検討している方は、『リクルートエージェント』と『doda』の2つに登録することから始めましょう。どちらも総合型転職エージェントとしてあらゆる職種の求人を扱っているため、理想的な職場に出会える可能性が高まります。
営業職には、法人営業・個人営業・ルート営業などがありますが、成果が数字に表れるため、頑張りが評価や昇給・昇格につながりやすいです。
そのため、やりがいを感じる方も多く、新たなステージでキャリアアップしたい方にもおすすめできます。
販売職には、物販店・飲食店・コールセンターなどを含みますが、正社員に限らず、パートや派遣社員での募集も多くあります。自分の好きな業界やブランドの販売に携わることができれば、モチベーションを維持して働くことができます。
営業職・販売職いずれにも、コミュニケーション能力や、愛想、人当たりの良さが求められるため、看護師業務で培った経験を活かせる部分が多いと言えます。
「営業・販売職」への転職を検討している場合、『リクルートエージェント』の登録がおすすめです。
『リクルートエージェント』は、人材紹介業界大手のリクルートが運営する転職成功実績第1位の転職エージェントです。
全国各地、どの業界・職種をとっても求人が豊富ですが、営業職が約9.5万件(非公開求人約4万件)、そのうち未経験可が約1.3万件(非公開求人約4,300件)と「営業職×未経験可」でも業界最多クラスの求人を保有しています。
販売職の求人数も約3.5万件(非公開約1万件)、そのうち未経験が約8,500件(非公開約4,100件)と圧倒的です。
※求人数はいずれも2023年10月31日時点
一人一人に合った求人の紹介から選考対策、年収交渉まで、一気通貫した転職サポートも受けられるため、未経験の方でも安心して「営業・販売職」に転職活動に臨めるでしょう。
事務職には、一般事務・営業事務・経理・総務・人事などがありますが、書類作成、メールや電話対応などのデスクワークが主な業務になります。
残業が発生しにくく、仕事のペースを自分でコントロールしやすいため、規則的なライフスタイルを求めている方にもおすすめできます。
未経験可の求人も少なくありませんが、経理や労務など専門的な知識が求められる傾向もあります。
そのため将来的なキャリアアップを狙うなら、まずはパートや派遣社員として経験を積むか、紹介予定派遣から始めるのも選択肢の一つです。
看護師として電子カルテの操作経験などからPC業務に抵抗がなければ、アピールポイントにもなるでしょう。
「事務職」への転職を検討している場合、『dodaエージェント』の登録がおすすめです。
『dodaエージェント』は、人材紹介業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
事務職の公開求人件数は約5.200件、そのうち未経験可が約700件と業界最多クラスの求人を保有しています。
※求人数はいずれも2023年10月30日時点
『dodaエージェント』最大の特徴は、「転職サイト」「転職エージェント」「転職スカウト」が一体になっていることです。
求人検索とキャリアアドバイザーとのやり取りなどを一つのサービスで並行でき、転職サイトで見つけた求人をワンストップでキャリアアドバイザーに相談することもできます。
また、「年収査定」「合格診断」「自己PR発掘診断」「転職タイプ診断」など、異業種に転職する際の自己診断にも役立つサポートが充実している点も魅力です。
派遣社員や紹介予定派遣での転職も視野に入っている方は、オフィス系の人材派遣に強い『マイナビスタッフ』を併用すれば早期の転職が実現できるでしょう。
美容関連職には、ビューティーアドバイザー(美容部員)・エステティシャン・ネイリストなどがあり、美容クリニック勤務の看護師さんをはじめ、看護業界から転職する方も少なくありません。
医療行為(医療補助行為)かそうでないかの違いはありますが、顧客や患者に施術したり、美容クリニック出身であれば顧客をキレイにするという面では親和性があります。
ほかの職種に比べると、看護師経験を活かせるシーンも多く、転職難度は低いと言えるでしょう。
「美容関連職」への転職を検討している場合、『iDA(アイ・ディー・エー)』の登録がおすすめです。
『iDA(アイ・ディー・エー)』は、アパレル・ファッション・コスメ・美容業界専門の転職エージェントです。
一般企業・一般職の人向けの総合転職サイトほどの知名度はありませんが全国に22の拠点を持ち、年間4,000人以上が利用する各種無料講座(1~3時間)を受講することもできます。
―iDAで受講できる無料講座(一例)―
経験の有無にかかわらず専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれ、正社員だけでなく、契約社員の求人も扱っているため、「働き方は決まっていないけど美容業界で働きたい」という方はぜひ登録しておきましょう。
IT・Web関連職は、看護師との親和性は低く、直接に活かせる経験も多くありません。
ただ「将来性のある業界(職業)に転職したい」と考えている方には、真っ先におすすめしたい職種です。
2019年に経済産業省のDX(デジタルトランスフォーメーション)レポートで「2025年の崖」というキーワードが提示され、「日本企業がDXを推進しなければ、2025年以降の5年間で、最大で年間12兆円の経済損失が生じる」との警鐘が鳴らされました。
これを受け、DX推進に取り組む企業が増加し、IT・Web、そして通信業界の求人数は今後も増加する見込みです。
「IT」「Web」「通信」と聞くと、自分には縁遠い業界と敬遠してしまう看護師さんも多いですが、未経験から少しずつ経験を積める環境を整えている企業も多くあります。
「IT・Web関連職」への転職を検討している場合、『ワークポート』の登録がおすすめです。
『ワークポート』は、未経験者のIT転職支援を得意とする転職エージェントです。
プログラミングスクールなど、IT未経験者のキャリア形成にかかわる事業も行っていて、未経験者採用を行う企業からも厚い信頼を得ています。
ポテンシャル採用(若年層向け未経験採用)求人も多く、未経験者でも安心してIT・Web関連職への転職活動を始めることができます。
また、転職活動の進捗やスケジュールをひと目で確認でき、担当者とのチャット連絡もできる専用アプリ「eコンシェル」も利用者から好評です。
ここでは、看護師転職サイトの効果的な活用方法を解説していきます。
では、順に紹介していきます。
キャリアアドバイザーに希望条件を伝えるときは、なるべく詳細な情報を伝えましょう。自分にあった転職先がみつかる可能性を高められます。
給料や待遇の条件面はもちろん、今後のキャリアプランなど自分の理想の仕事像も一緒に伝えるようにしましょう!
〈具体的な伝え方の一例〉
キャリアアドバイザーに希望条件をしっかりと伝えられれば、希望にあった求人を紹介してもらえたり、キャリアの可能性を広げるような提案をしてもらえたりします。
転職サイトを活用すれば、自分ひとりの力では巡り会えないような良質な求人と出会える可能性もあるでしょう。
キャリアアドバイザーには自分の経験やスキルを正確に伝えましょう。志願先の企業にあった効果的なアピール方法を教えてもらえます。
例えば、採用担当者に好印象を与えるためには、どのような経験を伝えればいいかなどを伝授してもらえるでしょう。
伝える経験 | 与える印象 |
---|---|
皆勤賞をもらったことがある | 自分の体調管理がしっかりできる人 |
後輩の指導係に任命されたことがある | 教育するスキルをもっている人 |
積極的に研修に参加している | 向上心の高い人 |
専門的な資格を取得した | 高い医療知識と技術を持っている人 |
経験やスキルを伝えるときは「どのような業務を担当したのか?」「どのような実績があるのか?」など、具体的な事例を交えて説明しましょう。担当者が理解しやすい形で情報を伝えられるため、適切なアドバイスをもらいやすくなります。
なお「こんな経験・スキルはアピール要素にならないのではないか?」と感じるものでも、担当者に伝えてみましょう。プロの視点から弱みを強みに変えてもらえます。
看護師転職サイトを活用すると、応募書類の添削や面接対策をおこなってもらえるため、自信をもって転職活動をすすめられるようになります。
「応募書類の書き方がわからない…」「面接での受け答えに自信がない…」などの不安を抱えている方は、看護師転職サイトを上手に活用しましょう。
キャリアアドバイザーがおこなってくれる具体的なサポート例は以下のとおりです。
応募書類の添削 | 面接対策 |
---|---|
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看護師転職サイトでは面接や書類作成の実践的なサポートだけでなく、応募先が求めている人材や応募先にあったアピールポイントなどのアドバイスももらえます。
採用をつかみとるためには、応募書類や面接であなたのスキルや経験を効果的にアピールする必要があります。看護師転職サイトを上手に活用して、あなたの魅力を最大限伝えられる環境を整えましょう。
この章では、実際に転職活動を始めるにあたってのコツをお伝えします。
具体的なアクションレベルに落とし込んでいますので、順番に見ていきましょう。
まずは、転職したい理由をハッキリさせることが大切です。
転職したいと考えたきっかけや理由を明確にすることで、次の転職先を選ぶ基準をつくることができるからです。
また、転職したい理由を分析することで「仕事をする上で重視していることは何か」「そもそも転職すべきか」といった本質的な答えを見つけ出すことができるはずです。
もし、転職したい理由を分析せずに勢いのまま転職してしまうと、転職後に「こんなはずじゃなかったのに……」といったミスマッチを感じてしまうかもしれません。
◆転職してから前の職場のほうが向いていたかもと思った
夜勤と残業がしんどくて、そういうのが無いクリニックに行きたいと思うようになりました。
先に病院を辞めた同期の誘いで、美容クリニックに転職しました。確かに夜勤・残業がほぼなくて、その部分は良かったのですが、患者さんへ営業をしている気がして..。なりたかった看護師像とは少し違う気がします。
前の仕事の方が辛かったけど、自分に向いていたかなと思います。
こうした失敗をしないためにも、まずは転職したい理由をハッキリさせることから始めましょう。
看護師さんにおすすめの自己分析の手順は以下の通りです。
▼ 転職を考えたきっかけを紙に書く
箇条書き・なぐり書きで問題ない。辞めたいと思ったきっかけや出来事を書くという作業を通して、現状を客観視することができる。
▼ 紙に書いた内容から、不満を感じるポイントを抜き出してみる
今の職場のどこに不満を感じるのか、具体的なポイントを抜き出すことで転職先を選ぶ基準がわかる。
▼ 抜き出したポイントを改善するために転職が必要かどうかを評価する
転職という方向性が本当にベストなのかどうかを考えることで、後悔のない選択ができる。
「転職後に後悔するのは嫌だ」「転職してすぐに辞めるのは避けたい」と思う方は、転職したい理由をしっかり分析していきましょう。
以下の記事では、自己分析の方法を4ステップで解説しています。「自己分析のやり方がわからない…」という方はぜひ参考にしてみてください。
転職の理由を明確にしたら、転職先に求める条件に優先順位をつけましょう。
「これだけは譲れない」「ここは妥協してもいいかも」という条件の優劣をつけておくことで、実際の求人を見た時に判断しやすくなるからです。
優先順位をつけないまま求人探しを始めてしまうと、求人を見ているうちに迷ったり、転職の軸がブレてしまうかもしれません。
◆優先順位をつけてから求人を見るべきだった
希望の条件に合う求人を探している内に、どの職場も良く見えてしまい、迷った経験があります。
色々見ているうちに「焦って決めなくてもなんとかなりそう」とのんびり構えていたら、気になってた職場の募集が早めに締め切られ、かなりショックでした。
希望条件を絞るか、せめて優先順位をつけてから求人探しをするべきでした。
もちろん、希望条件がすべて叶う職場が見つかることが、なにより最善であることは間違いないでしょう。
しかし、転職する時期によっては看護師の求人数が少ないこともあるため、あらかじめ優先順位をつけておくことで、転職活動の長期化を防げます。
「なるべく早く転職したい」「転職活動を長引かせたくない」とお考えの方は、転職条件の優先順位をつけましょう。
転職活動の際は、大まかで構いませんのでスケジュールを立てておきましょう。
スケジュールを立てるポイントは「理想:できれば何月何日までに転職先を決める」「妥協:遅くとも何月何日までに転職先を決める」の2つを決めることです。
無計画に転職活動を始めてしまうと、ズルズルと先延ばしになり、転職できないまま時間だけが過ぎるかもしれません。
◆いつでも転職できると油断していたら、金欠になった
周りから「退職前に転職活動してブランクを空けない方がいいよ」といわれていたのですが、退職前の引継ぎや手続きが忙しく、結局次の転職先が決まらないまま退職日を迎えてしまいました。
退職直後は、時間を気にしなくていい毎日に幸せを感じていましたが、生活費のために貯金を切り崩していく内にお金の不安を感じるようになりました。
退職しても失業手当がすぐに出る訳じゃないということも知らず、リサーチ不足でした。
結局焦って転職先を選ぶはめになり、もっと計画的に動けばよかったと後悔してます。
無計画に転職活動を始めてしまうと、経済的な不安から転職活動に専念することすらできなくなるかもしれません。
こうした失敗を防ぐためにも、転職までの大まかなスケジュール調整をしっかり行っていきましょう。
気になる求人を見つけたら、さまざまな方法を使って情報収集をしましょう。
異なる情報源から情報収集を行うことで、転職先のリアルな内部事情を把握することができ、転職後のミスマッチを減らすことができるからです。
一見、面倒にも感じる作業ではありますが、情報収集が不足すると、転職のチャンスを棒に振ってしまうかもしれません。
◆人間関係が悪く、すぐに辞めることになった
◆事前に聞いていた条件と違った
このような失敗を防ぐためにも、さまざまな角度からの情報収集は欠かせません。
おすすめの情報収集方法をいくつかご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
口コミサイトには、実際にそこで働いた看護師さんが投稿した口コミが掲載されており、現場の生の声を簡単に知ることができます。
おすすめの口コミサイト3社を以下に紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
ナスコミ | 登録口コミ数40万件以上あり、気になる病院の情報が見つかりやすい |
ナース専科 | 看護師だけでなく、インターンや実習を行った看護学生からの口コミも豊富 |
medico | 独自の病院ランキングを掲載し、看護師が働きやすい職場を提案してくれる |
いずれの口コミサイトも、無料会員登録が必要だったり、投稿して閲覧ポイントを獲得する必要があったりしますが、リアルな現状を確認するにはもってこいの方法といえます。
転職後に後悔することのないよう、事前の情報収集は念入りに行いましょう。
転職先を病院に限定するのではなく、企業や施設などの病院以外の職場にも目を向けてみましょう。
病院以外にも看護師が働きやすい職場は数多くあり、好待遇の職場が見つかる可能性もあるからです。ただ、病院以外の職場はどんなところなのか、どんな仕事をするのか、イメージが湧かない方もいますよね。
厚生労働省の調査によると、看護師さんの7割以上が病院勤務であるという結果が出ているため、病院以外で働くことに抵抗を感じる方もいるかもしれません(厚生労働省:令和2年衛生行政報告例_就業医療関係者_概況,2020.)。
しかし、裏を返せば、病院以外で働くことは、今までとは異なる経験やスキル取得のチャンスとも言えます。
今の職場にマンネリを感じている方や、看護師の資格を活かして色々な体験をしたい方は、ぜひ病院以外の職場を検討してみると良いでしょう。
下記に、病院以外で看護師が働ける職場の一例をまとめました。気になる職場があればぜひ調べてみましょう。
看護師としてキャリアアップやスキルアップがしたい方は病院への転職がおすすめですが、「看護師資格を活かして今とは違う働き方がしたい」「新しい分野に挑戦したい」とお考えであれば、病院以外の職場も選択肢の一つに入れることをおすすめします。
今の職場でやり残したことが無いかを確認しておくことも大切です。
なぜなら、勢いのまま転職してしまうと「前の職場のほうがやりがいがあったかも…」「転職しなきゃよかった」と後悔してしまう恐れがあるからです。
たとえば、「いつも先輩に怒られて辛いから辞めたい」と考えている新人看護師さんの場合、先輩はあなたに成長してほしいからこそ厳しい指導をしているのかもしれません。
一通りの経験を積んでから転職したほうが、キャリアの幅を広げることができるので、転職によるメリット・デメリットを天秤にかけて判断すべきでしょう。
◆転職してから前の職場の良さに気付いた
業務量の多さや残業が当たり前の雰囲気が辛く、夜勤のたびに体調を崩していたので退職しました。
転職先に選んだのは小さなクリニックだったのですが、そこは慣習を重んじるところで、以前の職場との違いに衝撃を受けました。ベテランナースの言うことは絶対で、根拠のないケアを平然と行う環境に耐えられず、1年も経たずに辞めてしまいました。
転職したからこそ、前の職場の良さに気付けたのですが…今更戻ることもできず、後悔だけが残ってます。
転職することで以前の職場と比較をしてしまうことは、どうしてもあることです。転職してからギャップを感じてしまうことのないよう、今の職場を辞める前にシミュレーションしてみると良いでしょう。
ただし、以下に該当する方は、ご自身の健康を害するリスクが高いので、転職することをおすすめします。
▼ 職場の労働環境が悪い
夜勤の回数が月に9回以上ある、勤務間インターバルが十分ではない、時間外勤務が当たり前になっている、人手不足で経験に見合わない業務を任される など
▼ 人間関係に改善の見込みがない
理不尽なイジメ・ハラスメントが横行している、困った時に助けてくれる上司がいない など
▼ 心や体の体調不良を感じている
夜眠れない、食欲がない、過食気味である、仕事のことを考えると辛くなる など
自分で判断できない方は、信頼できる先輩、友人、家族、転職サイトのキャリアアドバイザーなどに相談し、客観的な意見をもらうと良いでしょう。
現時点で体調に異変を感じている方は、転職よりも休養を優先しましょう。
環境を変えるために転職活動を行うことは大切ですが、疲れ切った状態で転職活動をしても、正常な判断ができるとは言い難いからです。
勢いのまま転職した結果、後悔することのないように、まずは十分に休息をとり、冷静な判断ができる状態になるまで整えましょう。
睡眠時間を確保し、バランスの良い食事を心がけ、意識的に疲れを取ることが重要です。
「毎日職場に行くことが辛い」「仕事のことを考えるだけで憂鬱」という方は、職場の上司に相談し、休職することも一つの手です。
そもそも、ご自身の健康を犠牲にするような働き方は、長くは続きません。
実際に、職場の人手不足を理由に限界を感じたまま働いた結果、うつ病や適応障害を発症し働けなくなってしまう看護師さんも多くいます。
休職は迷惑行為ではなく、自分を取り戻すために必要な時間です。
看護師の仕事を長く続けるためにも、限界を感じる前に休職の相談を行いましょう。
ここまでお伝えした転職を成功させるためのコツを自力で行うのは、時間や労力がかかるため、「大変そう…」と感じている方もいますよね。
転職活動では、自己分析や求人検索、履歴書の準備、面接対策、転職に関わる手続き、スケジュール調整などやらなくてはならないことが多く、仕事や家庭と両立しながら進めることは困難です。
そのため、看護師の転職をサポートしてくれる転職サイトに登録し、転職のプロであるキャリアアドバイザーに相談しながら転職活動を進めることをおすすめします。
◆仕事と家庭と転職活動の両立が実現
以前は知人の紹介で転職をしましたが、今回の転職ではマイナビを利用。
一番良かったのがとにかく楽ということです。必要に応じて手続きをフォローしてくれるので、仕事・家庭のことをしっかりしながらも転職活動ができました。
◆フォローのおかげでスムーズに転職活動が進んだ
転職サイトを利用することで、不慣れな転職活動をスムーズに進めることができ、不安を減らすことができるでしょう。
この章では履歴書や職務経歴書の作成や面接など、選考に関するポイントを紹介します。
志望動機を作成するにあたり、気をつけるべきポイントは3つあります。
それぞれ詳しく解説していきます。
志望動機を書く上で最も重要なポイントは、応募する施設・事業所が求める人物像であるとアピールすることです。求人票や、応募先施設の公式Webサイトから、求められる人物像を読み取りましょう。
しかし、求められる人物像は応募する施設によって異なるため、困難な場合もあります。
読み取りが難しい場合には、転職サイトに登録し、キャリアアドバイザーのアドバイスを受けることをおすすめします。
施設ごとの採用事例を把握しているキャリアアドバイザーなら、応募先が求める人物像とアピールすべきポイントを的確に教えてくれるでしょう。
志望動機は、面接で必ず質問される項目です。したがって、面接で質問してほしい、かつアピールしたい内容に絞って志望動機を考えましょう。
面接で必ず聞かれるとなると緊張するかもしれませんが、言い換えると、質問の受け答えをある程度操作できるということです。
志望動機を考える段階から、面接での受け答えを想定して、アピールポイントにつなげられる内容を盛り込んでおくと良いでしょう。
前述のとおり、志望動機については、面接時に必ず質問されます。
採用担当者は多くの志望動機を読んだり聞いたりしているため、テンプレートを利用すれば、すぐに見抜かれてしまいます。
誰かの志望動機を真似ただけの、想いや本心が含まれていない内容は、相手(採用担当者)にも伝わりません。オリジナルのエピソードや、応募の想いを交えつつ、自分だけの志望動機を作成するようにしましょう。
ここでは、看護師の採用面接でよくある質問を紹介します。
回答例も確認しながら、自分なりの回答を考えてみてください。
転職に至るまでの経緯を簡単に説明します。
転職理由がネガティブな場合は、ネガティブな言葉のままではなく、ポジティブに変換して伝えましょう。
「残業が多すぎる」というネガティブな理由を、「患者さん一人一人に寄り添った看護」という理想の看護像を阻害するものとして伝え、理想の看護を行っていくための前向きな転職活動であることをアピールしています。
面接者は、この質問であなたの熱意や志望度を知ろうとしています。
転職を希望する病院の理念や方針、特徴などを事前に調べておき、この病院ならではの志望理由を伝えましょう(使い回しはNG)。
実際に病院を訪れたときの印象を踏まえ、自分がやりたい看護がここでならできると伝えています。
即戦力として働くことが求められる看護師の面接では、よく聞かれる質問です。具体的な経験を簡潔に話したうえで、以下の点を盛り込むと良いでしょう。
さまざまな症例を扱ってきた経験から人の気持ちを考える看護の大切さを学び、日ごろの業務で実行し、将来的にスキルを向上させたいと伝えています。
面接者はこの質問で、看護師としての人間性を見ようとしています。
「看護観」というと難しく聞こえますが、端的に言うと日頃どのようなことに気をつけているか、どんな看護師になりたいかです。
患者さんの立場になって考えるという看護観を、具体例とともに伝えています。
この質問は、病院側が望む業務内容とあなたの希望がマッチするか、やる気があるかどうかをみるための質問です。
転職を希望する病院の業務内容だけではなく、理念なども事前に確認しておきましょう。
前職での経験を活かして即戦力となれる点をアピールできると、転職が決まった後に希望が通りやすくなります。
病院の理念や業務内容が自身の希望とマッチしていることを伝え、これまでの経験を活かした活躍が期待できそうだとアピールしています。
面接官がこの質問をする意図は3つあります。
この質問は、多くの看護師がインシデントを経験しているという前提の上での質問なので、無理に失敗を隠そうとする必要はありません。
事実を冷静に正確に述べ、「なぜ起きたのか」「どう対処したか」「再発防止のために何をしているか」をきっちり伝えられればOKです。
転職回数が多い方に対して、採用側が最も気になるのが「転職理由」です。
転職回数の多さを「場数を踏んでいる」ことのアピールポイントにさりげなく変えるなどポジティブな転職理由を伝えましょう。
転職回数の多さを経験の幅広さに変換して、ポジティブに伝えています。
働き方についての質問をされることもあります。無理のない範囲で対応できる旨を伝えておくと良いでしょう。
採用されたいがあまり、「残業はどれだけあっても大丈夫」のような現実的でない回答をするのはやめておきましょう。
実際に働きはじめて、生活に支障をきたしてしまっては意味がありません。
選考に関するポイントの最後に、看護師面接の逆質問で好印象を与える質問を紹介します。
逆質問では、面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれた際に、求職者から自由に質問ができます。
質問の内容によっては「あまり自社に興味がないのかな?」「活躍するイメージが見えない…」といったネガティブな印象を与えてしまいます。
また、同様の理由から、「ありません」という回答も避けるべきです。以下の質問例を参考にして、本当に聞きたいことがないとしても準備をしておきましょう。
業務内容に関する逆質問を紹介します。
露骨に自己PRするのはおすすめできませんが、自分の保有する資格について言及したり、入社前に学習すべきことを確認することで、意欲的な姿勢を印象づけることが可能です。
ただし、求人票や企業公式サイトを見ればすぐにわかるような質問は悪印象を与えてしまうので注意しましょう。
逆質問例
職場環境に関する逆質問を紹介します。
ミスマッチを避けるために、気になることは聞いておくべきです。しかし、残業や福利厚生、年収など待遇面ばかり質問すると、面接官にマイナスの印象を与えてしまいます。
転職サイトを使っている方であれば、担当者(キャリアアドバイザー)に確認してもらうと良いでしょう。
逆質問例
病院の理念に関する逆質問を紹介します。
施設や事業所の雰囲気が自分に合うか否かは、転職後、気持ちよく働く上で非常に重要な要素であるため、気になることは遠慮せずに確認しましょう。
逆質問例
以下の記事では、自己PRに繋がる逆質問のコツとノウハウについて詳しく解説しています。「逆質問への対策方法を知りたい」という方はぜひ参考にしてみてください。
転職活動の方法は一つではありません。転職がはじめての方や、転職活動に不慣れな方のために、6つの転職方法を紹介します。
詳しく見ていきましょう。
ハローワークは求人紹介を行う公的機関であり、求職者にとっては定番の転職方法になります。
求人の紹介だけでなく、求職相談や失業手当の申請なども行うことができるため、下記に該当する方は利用してみると良いでしょう。
ハローワークがおすすめな人
ハローワークを使った転職活動は、以下の流れで行います。
▼ Step 1:ハローワークに求職登録をする
ハローワークを利用するためには、求職者登録が必要である。
最寄りのハローワークに訪問するか、ハローワークインターネットサービスを通じて、基本情報(氏名・住所)や希望条件(雇用形態・月収)、資格や経歴などの登録を行う。
▼ Step 2:求人検索や相談を行う
登録後、求人検索サービスが利用できる。
最寄りのハローワークに訪問すると、設置されている端末で求人検索できるだけでなく、求人選びや選考対策に関する相談が可能。
求人検索だけを利用したい場合は、ハローワークインターネットサービスを通じて自宅のパソコンやスマホからアクセスできる。
▼ Step 3:応募する職場を選び、面接を受ける)
気になる職場が見つかったら履歴書や面接の準備をする。
あなたの魅力が伝わるように履歴書・職務経歴書を書きあげ、礼儀作法に気を付けながら提出する。
労働条件や給料などで気になることがあれば、相談できる。
ハローワークは求人数が豊富で誰でも利用できる職業紹介所ですが、企業の求人掲載も無料で、審査も比較的緩い傾向です。
そのため、なかには虚偽の求人情報を掲載している医療機関の求人や、ブラックな職場の求人が隠れている可能性があります。したがって、利用する場合は他の転職方法との併用がおすすめです。
直接応募とは、病院や施設の公式ホームページにある採用ページを通じて直接応募する方法のことです。
病院のホームページにある求人情報をもとに応募するため、求人が掲載されていないかこまめにチェックする必要があります。
しかし、定期的に確認することにより、病院の経営方針や理念を深く理解することができるでしょう。結果的に、転職後のミスマッチを減らせる方法と言えます。
直接応募がおすすめな人
直接応募で転職する場合は、以下の流れで転職活動を進めていきます。
▼ Step 1:Step1.応募先を探す
働きたい病院や施設の公式ホームページをチェックし、求人情報の確認をする。
各医療機関によって募集時期は異なるため、こまめにチェックすることが大切となる。
具体的な転職先が決まっていない場合は、ハローワークや求人広告サイトで情報収集するところから始める。
▼ Step 2:求人内容の詳細を確認する
応募先が決まったら、求人情報を確認する。
ホームページを見てもわからないことは、直接電話で問い合わせる。
その際、可能なら職場見学できるかどうかを確認する。
▼ Step 3:応募(書類提出・日程調整)
病院や施設の規定に合わせて、必要な書類を提出し、面接の日程調整をする。
働きながら転職活動をしている場合は、シフトが被らないように注意する。
▼ Step 4:選考を経て内定、転職へ
内定をもらったら、退職手続きと入職手続きを行う。
退職日や入職日が近付いてから慌てることのないよう、計画的に進める。
直接応募は採用にかかる費用の負担がないため、一部の病院や施設の採用担当者には歓迎されやすい転職方法です。
しかし、応募条件を細かく確認する必要があったり、選考対策を自力で行わなくてはならなかったりと、応募する看護師さんにかかる負担が大きい転職方法でもあります。
スキルや経験のアピールに自信のある方や国公立系の医療機関に転職したい方以外は、他の転職方法を選ぶことをおすすめします。
ナースセンターは、日本看護協会が運営する職業紹介サービスのことです。
求人紹介以外にも、相談サービスや復職者研修などの転職支援を受けられることが魅力の転職方法となっています。
ナースセンターがおすすめな人
ナースセンターを利用する場合、まずは各都道府県看護協会が運営しているeナースセンターに登録し、必要なサービスを受けてみると良いでしょう。
とくにおすすめなのは、相談員による就業相談や、再就職に向けた研修です。
相談員の多くが看護師経験者であり、専門的な悩みを理解し、親身に相談に乗ってくれるでしょう。また、ブランクのある看護師に向けた研修も随時開催されており、復職を目指す看護師さんに人気です。
ただし、ナースセンターは他の転職方法に比べて求人数が少なかったり、特定の分野に偏った求人しかなかったりと、デメリットがあることは否定できません。
利用する場合は、他の転職方法との併用をおすすめします。
信頼できる知人や友人から紹介してもらい、転職するという方法もあります。
求人票ではわからない内情を包み隠さず教えてもらえるため、ミスマッチを防ぐことが可能です。
知人の紹介がおすすめな人
知人経由の紹介を受けることで、他の転職方法よりも採用されやすいというメリットがあります。
また、企業に転職したい方にとって、知人の紹介(リファラル採用)のほうが有利になることもあるでしょう。したがって、企業看護師や産業看護師を目指す方にとってはチャンスと言えます。
ただ、知人の紹介は、職場見学や面接を受けてイメージが違った場合に断りにくかったり、退職したいと思っても言い出しにくかったりといった、デメリットがあります。
デメリットをしっかりと認識した上で、転職活動を進めた方が良いでしょう。
求人広告サイトは、病院や施設の詳しい求人情報が掲載されているサイトのことで、「求人サイト」「求人情報サイト」と呼ばれることもあります。
看護師に特化した求人広告サイトでは、転職で確認しておきたい求人情報が簡単に検索でき、スマホやパソコンから気軽に利用できるため、看護師にも人気がある転職方法です。
求人広告サイトがおすすめな人
求人広告サイトを使った転職活動は、以下の流れで行います。
▼ Step 1:Step1.応募先を探す
スマホやパソコンから求人広告サイトにアクセスし、希望の条件を入れて求人情報を確認する。
▼ Step 2:求人広告サイトの案内に従い、応募する
求人広告サイトのフォーマットに必要事項を入力し、応募を行う。
応募先の病院から連絡が来たら、必要書類の確認や面接日程の調整を行い、選考に進む。
▼ Step 3:選考を経て内定、転職へ
内定をもらったら、退職手続きと入職手続きを行う。
退職日や入職日が近付いてから慌てることのないよう、計画的に進める。
求人広告サイトは、後述する転職サイトと異なり、担当アドバイザーがつきません。
そのため、他の転職方法と同様に自力で転職活動を行うスタイルであることは認識しておいた方が良いでしょう。
■求人広告サイトと転職サイトの違い
会員登録の有無 | |
看護師特化型 求人広告サイト | 基本的には登録しなくても求人検索が可能 (登録することでスカウト求人を紹介してもらえたり、会員限定の情報を知ることができたりと、会員登録がメリットになる求人広告サイトもある) |
看護師転職サイト |
|
利用料 | |
看護師特化型 求人広告サイト | 無料 |
看護師転職サイト | 無料 |
キャリアアドバイザーの有無 | |
看護師特化型 求人広告サイト | 担当アドバイザーはいない |
看護師転職サイト |
|
求人検索のしやすさ | |
看護師特化型 求人広告サイト | 細かい求人条件の検索ができる |
看護師転職サイト | 細かい求人条件の検索ができる |
求人選びに関するサポート | |
看護師特化型 求人広告サイト | なし 希望条件を設定しておけば、条件に合う求人をメールやLINEに届けてくれる求人広告サイトもある |
看護師転職サイト | あり 単に条件に合う求人を紹介してくれるだけでなく、ひとり一人のキャリアに合った求人を紹介してくれる |
選考サポート | |
看護師特化型 求人広告サイト | なし 履歴書や職務経歴書の作成機能がある求人広告サイトもあるが、基本的には自力で作成する |
看護師転職サイト | あり 希望者には履歴書添削や面接練習などの手厚いサポートが受けられる |
転職に関する手続きや調整のサポート | |
看護師特化型 求人広告サイト | なし 基本的にはすべて自力で行う |
看護師転職サイト | あり 退職や転職に関わるさまざまな手続き・調整を代行してくれる |
求人広告サイトだけでは不安な方や手厚いサポートを受けたい方は、次に紹介する看護師転職サイトと併用することをおすすめします。
看護師転職サイトは、看護師の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーにサポートしてもらいながら転職活動を進める転職方法です。
不規則な労働時間のために転職活動に時間を割きづらい看護師に人気の転職方法でもあります。
求人紹介だけでなく、キャリアカウンセリング、選考対策、各手続きの代行など、さまざまなサポートを行ってくれることが特徴です。転職サイトの利用は、転職をお考えのすべての看護師さんにおすすめできます。
転職サイトは、看護師さんが入職するごとに、病院は転職サイトに紹介手数料を支払うという仕組みで成り立っているため、利用する看護師さんには料金が一切発生しません。
転職サイトがおすすめな人
転職サイトには求人が豊富にあり、なかにはインターネット上に出ていない好待遇の求人(非公開求人)もあるので、登録することで転職の選択肢を増やすことができるでしょう。
キャリアアドバイザーは求人票だけではわからない人間関係や職場の雰囲気に関する情報もしっかり把握しているため、転職後のギャップを減らすことも可能です。
転職サイトを利用する場合、以下の流れで転職活動を進めていきます。
▼ Step 1:Step1.面談
各転職サイトの公式ページから登録すると、担当アドバイザーから電話かメールで連絡がくる。
初回の連絡では具体的な面談の日程調整を行い、その後、キャリアや転職先に求める条件などのヒアリングが行われる。
▼ Step 2:求人の紹介
面談後、希望に合う求人を紹介してもらえる。
気になる職場があれば、担当のキャリアアドバイザーに伝えると、職場の内情や雰囲気などを教えてもらうことができる。
気になる職場がなければキャリアアドバイザーに伝え、再度求人を探してもらう。
▼ Step 3:転職サイト経由で応募する
担当者が選考書類の確認や面接日程の調整を行ってくれる。
必要な書類を揃え、面接に臨む。なお、履歴書や面接が不安な方は履歴書添削や面接練習などのサポートを受けることも可能。
同時進行で、自分からは言いにくい給与や待遇に関する条件の交渉も行ってくれる。
▼ Step 4:選考を経て内定、転職へ
内定をもらったら、退職手続きと入職手続きを行う必要があるが、ほとんどの手続きはキャリアアドバイザーが代行してくれる。
入職までのスケジュール調整や、退職時に発生したトラブルなども幅広くフォローしてもらえるので、安心して転職できる。
転職サイトは看護師の転職活動をフルサポートしてくれるため、「失敗したらどうしよう」と不安を感じている方や、「転職を成功させたい」と強い思いのある方におすすめです。
Career Theory編集部は、実際に転職サイトを利用したことのある723人の看護師に行ったアンケートの結果から、『看護roo!』への登録をおすすめします。
転職を成功させたいなら、まずは登録することから始めましょう。
以下の記事では、看護師転職サイトに複数登録すべき理由についてさらに詳しく解説しています。「複数登録したら転職に有利になるの?」という疑問を抱えている方はぜひ合わせて読んでみてください。
自分にぴったりの求人を見つけるためには、なるべく多くの情報を集めることが重要です。「求人がなかなか見つからない」とお悩みの方は、複数の手段を活用し選択肢を増やしましょう。
▼ 失業保険受給中の方:転職サイトとハローワークの併用
転職サイトから応募しつつ、ハローワークで月々の手続きを行う際に、窓口で相談。
求人の応募は、失業保険受給要件である求職活動実績として認められる。
▼ 転職活動がはじめての方:転職サイトとナースセンターの併用
どちらも看護師転職に特化したアドバイスが受けられるので、転職成功率を高めることができる。
▼ なるべくたくさん求人を見たい:複数の転職サイトの併用
複数のサイトを利用すれば、数百〜数千件の情報の中から、最適なものを選べる。
ただ選択肢が増えすぎても判断に迷うことがあるため、転職サイトのキャリアアドバイザーと相談しながら決めるのがおすすめ。
転職活動にかかる期間には個人差がありますが、一般的には1〜3ヶ月程度といわれています。
実際にCareerTheory編集部が行ったアンケート調査でも、約半数が「転職活動に1〜3カ月かかった」と回答しています。
〔出典〕Career Theory編集部による看護師対象アンケート調査,2021年4月実施.
転職活動がスムーズに進めば1カ月程度で終わることもあるようですが、最新の看護師転職市場を考慮すると、ある程度長引く可能性があると認識しておいた方が良いでしょう。
転職をお考えの看護師さんによくある質問をまとめました。
転職したい理由や目的によりますが、看護師723人のアンケートをもとにしたおすすめの転職サイトランキングは下記です。
1位. 看護roo!:看護師の総合評価No.1
2位. レバウェル看護(旧 看護のお仕事):非公開求人の量が豊富、面接対策◎
3位. マイナビ看護師 :大手人材紹介企業による定番の看護師転職サイト
4位. ナースではたらこ:「逆指名求人」が特徴的な転職サイト
5位. ナース人材バンク:地域専任のキャリアアドバイザーがサポート
以下に該当する人は、看護師転職サイトを使わないほうがいいでしょう。
転職したい病院や施設が決まっている人は、看護師転職サイトからではなく、直接応募したほうがよいでしょう。
応募先は看護師転職サイトを活用すると採用コストがかかります。一方で直接応募の場合、紹介料が発生しないためコストを抑えられます。そのため、病院側の費用の関係で直接応募のほうが採用率が高くなる可能性があります。
また国公立系の医療機関に転職したい人も、看護師転職サイトで求人探しをしないほうがよいでしょう。国公立系の医療機関の場合、直接応募でも十分に人材が集まるため、公式ホームページやハローワークで求人募集をする可能性が高いからです。
以下の記事では、看護師転職サイトを使った方がいい人・使わない方がいい人の特徴についてさらに詳しく解説しています。転職サイトを使うべきか悩んでいる人はぜひ合わせて読んでみてください。
転職自体はできますが、ハードルは高いと認識しておくべきでしょう。有資格者である看護師は、人手不足の職場ほどニーズが高いため、経験年数が浅くても転職自体は可能です。
しかし、正しいキャリアを選べるだけの経験が不足している可能性もあるでしょう。さまざまな場面で経験の浅さがネックになることを認識しておくべきと言えます。
Career Theoryでは、看護師1〜3年目の看護師さんの転職事情や転職のコツを下記の記事で紹介しています。看護師1〜3年目で転職をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
転職回数が多い方向けの転職のコツを押さえることが大切です。転職回数が多い場合、転職先の採用担当者に「すぐに仕事を辞めるのではないか?」といった懸念を抱かれやすいです。
ただ、2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響で人手不足に悩んでいる職場もあるため、悲観しすぎる必要はありません。
転職回数の多さを隠したり、無理に正当化したりせず、誠実な姿勢をアピールすることに努めましょう。
無謀ではありません。むしろ、経験年数の長さが評価されることもあります。
看護師は有資格者であるため、40代だからといって転職が極端に難しくなることはありません。むしろ、経験年数の長さが評価されることもあるのです。
また、40代看護師のなかでも後輩指導や看護管理といった経験のある方は特に重宝されます。
とはいえ、40代後半~50代では転職成功率が下がる傾向があるため、転職を検討している看護師の方は早めにアクションを起こした方が良いでしょう。
都道府県ナースセンターの復職者研修を受けることをおすすめします。
ブランクが長いほど、復職が不安に感じますよね。その場合は、各都道府県ナースセンターが開催している復職者研修に参加し、最新医療の知識の履修や、看護技術の確認を行うことをおすすめします。
また、復職する職場は「ブランク歓迎」「教育体制が充実」といった条件で求人検索し、自分に合った職場を探すと良いでしょう。
看護師から他職種に転職するときは、以下の3つの軸を参考に仕事を選びましょう。
看護師の経験を活かした職種には、治験コーディネーターや心理カウンセラー、大学の保健室などがあります。
まったく違う職種に転職するなら、未経験者が歓迎されやすい職種・業界を選ぶのがよいでしょう。例えば、一般事務やアパレル系の仕事、IT・Web関連の仕事などがあります。
他の資格を取得する職種には、看護専任教員や養護教諭などがあります。
以下の記事では、看護師から他職種の転職におすすめの仕事先をなどを解説しています。「看護師から他の仕事に転職したい」と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
看護師の転職に関する情報を余すことなくお伝えしました。
看護師さんが転職を考える理由は人それぞれですが、転職を成功させるためにはコツを踏まえて転職活動を行うことが大切です。
転職方法もさまざまですが、すべての看護師さんにおすすめできる方法は看護師転職サイトの利用になります。
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看護師等、有資格者と一般で、金額は変わります。