パート助産師の時給っていくら?求人ってどう探すの?疑問をまとめてプロが解決

「パートで働こうかな」と考えている助産師さんに向けて、この記事ではパート助産師の時給や仕事の見つけ方をまとめて解説します。

結論として、パート助産師の時給相場は1,800~2,000円です。パート求人は非常に少ないので、複数のサイトを活用して見つける必要があります。

この記事では、パート助産師の給料についてやメリット・デメリットなど、パートで働くうえでの知識を網羅的に解説します。

  1. パート助産師の給料事情を徹底解説!
  2. パート助産師の2つのメリット
  3. パート助産師の2つのデメリット
  4. 助産師のパート求人探しにおすすめのサイト3選
  5. 助産師パート求人でチェックすべき3ポイント

全て読めば、パート助産師の給料事情や仕事の探し方が分かります。

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1.パート助産師の給料事情を徹底解説!

結論から言うと、パート助産師の時給相場は1,800~2,000円です。

都市部では2,000円以上、地方でも多くの求人が1,800円を超えています。

事実、求人サイト『スマイルナース』に掲載されている求人を調べてみると、80%以上の求人が時給1,800円以上でした。

なお、パート助産師は時給ではなく、日給で募集されている求人も多いです。

また、助産師の働く場所は病院かクリニックが主ですが、時給に大きな差はありません。収入は働く場所ではなく、「夜勤にどれだけ入るか」「分娩手当の有無」によって左右されるようでした。

パート助産師の給料については、以下で詳しく説明します。

1-1.夜勤の場合は時給ではなく「1勤務あたりの日給」であることも多い

パート助産師の給与は、夜勤の場合「1勤務あたりの日給」であることも多いです。

就業時間は17:00~翌10:00であることが多く、休憩時間にもよりますが、時給換算するとおよそ2,000円以上になります。

事実、今回行った調査でも、パート助産師求人の30%は「日給」で募集されており、給与相場は20,000~30,000円でした。中には、40,000円を超える求人もあるようです。

1-2.分娩手当が支給される職場も多い

助産師のパート求人では、分娩手当が支給される職場も多く、この手当の有無でも収入は大きく変わります。

分娩手当の相場は、1回5,000円程が相場です。

他にもわずかではありますが、オンコール手当や日祝手当などが設けられている病院もありました。

補足:地方の方が時給は低い

どの職種でもそうですが、時給は地方にいくほど低くなります。(参考:医療ワーカー

【日勤帯】

クリニック病院講師
北海道時給1,412円時給1,400円時給1,390円
仙台時給1,400円時給1,492円該当求人無し
東京時給2,342円時給2.625円時給1,700円
神奈川時給2,226円時給1,900円時給2,100円
名古屋時給2,089円時給2,133円時給2,167円
大阪時給2,000円時給1,940円時給2,200円
神戸時給1,850円時給2,050円時給2,000円
広島時給1,945円時給1,920円時給2,750円
福岡時給1,511円時給1,380円該当求人無し

【夜勤帯】

クリニック病院
北海道時給1,741円時給2,258円
仙台時給1,806円時給1,839円
東京時給2,677円時給2,284円
神奈川時給2,630円時給2,355円
名古屋時給2,452円時給1,935円
大阪時給2,188円時給2,326円
神戸時給2,648円時給2,355円
広島時給2,277円時給2,140円
福岡時給2,452円時給2,032円

この表から、首都圏の方が地方都市よりも時給が高いことが分かります。

2.パート助産師の2つのメリット

パート助産師ならではのメリットとしては、(1).家庭やプライベートとの両立が容易であることと、(2).資格を活かせるので他の職種と比べて高時給であることが挙げられます。

メリット1.家庭やプライベートと両立しやすい

パート助産師の一番の魅力は、家庭やプライベートと両立しやすいことでしょう。

正規雇用は週5フルタイムで夜勤もありますが、パートの場合「週3日~」「日勤のみ」といったかなり柔軟な働き方ができます。

中には「夜勤専従で週1日のみ」といった、少ない出勤日数で効率的に稼げるシフトの職場もありました。

求人例出典:スマイルナース

この職場の場合、月に4回出勤するだけで、12万円の収入を得られます。夜勤は継続的に発生すると大変ですが、月数回程度なら大丈夫という方も多いのではないでしょうか。

このように、自分の望む働き方に合わせてシフトを入れられるのは、パート助産師の大きなメリットです。

メリット2.他の職種と比べて高時給

パート助産師は、他の職種と比べて非常に高収入を得られます。

事実、全国のパート求人の時給平均は1,043円と言われており、パート助産師はこの1.8~2倍の時給を稼ぐことができます。(参考:しゅふJOB

主な理由は、国家資格が必須な仕事であることや、就業者数が全国で約40,632人と医療職種の中でも少ないことが挙げられます(出典:『令和2年 看護関係統計資料集』日本看護協会出版会編集

3.パート助産師の2つのデメリット

パートという働き方は、正規雇用と比べるとデメリットもあります。代表的なのが、(1).収入が大幅に減ってしまうことと、(2).求人が見つけづらいことです。

デメリット1.正規雇用と比べると収入は低くなる

パートの収入は、正規雇用と比べると収入は低くなります。常勤の助産師の平均年収は450~500万円ほどと言われていますが、パートでここまでの収入を得るのは難しいです。

実際に時給1,800円で週5フルタイム働いた場合でも、約340万円ほどになります。

あくまで家庭と両立しつつ収入を得たいという方に適した働き方です。

デメリット2.求人を見つけるのが難しい

パート助産師は募集自体がそれほど多いわけではないので、仕事がすぐに見つかるとは限りません。

事実、ハローワークでパート求人を探してみると、約6割が常勤求人でした。

仕事を探す際、ハローワークを活用する方も多いですが、それだけではなく、助産師求人が多い転職サイトなども活用して、効率的に仕事を探す必要があります。

そこで次章では、パート求人が多いサイトを調査し、ランキング形式でまとめます。パートで働こうと検討している方は参考にしてください。

4.助産師のパート求人探しにおすすめのサイト3選

助産師のパート求人を見つけたい方向けに、以下の基準でサイトを選定しました。

転職サイトを評価する基準

  • 求人数&質:助産師の求人量やその内容の良し悪し
  • 総合評価:必要な時に必要なサポートを受けられたか、親切だったか

ここでは、パート助産師として仕事を探したい方におすすめのサイトを以下の3社に厳選して紹介していきます。

転職サイトパート助産師求人数|満足度
マイナビ看護師190件|★★★★☆4.3
大手人材企業が運営する転職サイト
ナースパワー160件|★★★★☆3.9
パートや派遣など非正規雇用に強い転職サイト
看護roo!160件|★★★★☆4.2
医療系職種(主に看護師さん)からの評価No1のサイト

最もおすすめは、大手人材企業が運営する『マイナビ看護師』です。200件近くの助産師パート求人を保有しています。

求人の選択肢を増やすなら、『ナースパワー』も併せて使うとよいでしょう。

5.助産師パート求人でチェックすべき3ポイント

パート助産師として働く場合には、以下の3点をチェックしましょう。

順に説明していきます。

5-1. 給与やボーナス・手当の有無

助産師の給与は、基本給に対して手当の割合が大きいという特徴があります。

高額時給だと思っても、手当てが少ないと総支給額が他の病院と同程度となることもあります。

基本給+手当が給与として支払われるため、給与総額を試算してみましょう。

主な手当の相場

  • 住宅手当:5,000~30,000円
  • 通勤手当:定期券(上限あり)
  • 資格手当:30,000~50,000円
  • 夜勤手当/回:8,000~15,000円
  • 分娩手当/回:2,000~10,000円

ボーナスについては、パート助産師では昇給や賞与の対象とならない場合や、退職金を受け取れないこともあるため注意しましょう。

5-2. 社会保険加入や休暇などの雇用条件

パート助産師としての勤務でも、ある一定の条件を満たせば、社会保険や雇用保険の加入対象となりますが、有給休暇の取得はできないことが多いです。

社会保険については、501人以上の職場で働く助産師の場合、以下のどちらかの条件を満たせば加入対象者となります。

従業員501人以上の職場で働く場合

(1)勤務時間及び日数が正社員の3/4の場合

(2)以下の5つの条件を満たす場合

  1. 週の所定労働時間が20時間以上であること
  2. 賃金月額が月8.8万円以上(年約106万円以上)であること
  3. 1年以上使用されることが見込まれること
  4. 学生でないこと

従業員が501人未満の職場で働く助産師も、平成29年4月から以下の条件のいずれかに当てはまれば社会保険加入対象者となりました。

従業員501人未満の職場で働く場合

(1)労使合意に基づき申し出をする法人・個人の事業所である

(2)地方公共団体に属する事業所である

ちなみに、年収106万円以下で働く場合は社会保険には加入しません。

パート助産師でも、福利厚生が充実している求人は多いため、どんな条件で働きたいかを明確にし、事前に求人票で確認しましょう。

5-3. 扶養範囲内で働きたい場合の年収の調整可否

配偶者の扶養内で働きたい場合には、年収の調整ができるかどうかがポイントとなります。

病院によっては、人手が足りないために、なるべく多くの日数を出勤してほしいと要望されることもあるでしょう。

事前の面接で、どれくらいの時間働きたいのか、それが病院側の意向と合っているのかを確認することがおすすめです。

[扶養範囲]

年収税制上の扶養社会保険上の扶養
103万円以上所得税が発生する
106万円以上社会保険の加入が必要(条件あり)
130万円以上配偶者の扶養から外れる(条件あり)
150万円以上配偶者特別控除(満額:38万円)の低下

上記の表から試算すると、年収129万円(月収約10万円)の場合、扶養範囲内で働くことができます。

勤務先では、この金額を超えないように配慮してもらいましょう。

さいごに

いかがでしたか。

助産師としてパートで働くには、転職サイトを活用し、様々な病院の求人を比較検討することが近道となります。

あなたの人生がより良いものになることを心から祈っています。