看護師はもう疲れた…!限界寸前な毎日を今すぐ抜け出す対処法

「毎日の仕事に疲れた…」
「体力的にも精神的にも、仕事が辛い…」

と悩んでいませんか。

命を預かる看護師と言う仕事は、ただでさえ負担が大きく、さらには仕事量の増加や新人教育、夜勤による体力の消耗などで、多くの看護師さんが「疲れた…」と感じながら仕事をされています。

この記事では、元看護師で人材コンサルタントである私が、多くの看護師さんの悩みを聞いてきた経験から、看護師の仕事が疲れると感じる理由と、その対処法をお伝えします。

  1. 【年代別に紹介】「看護師が疲れた…」と感じてしまう理由
  2. 【当てはまると危険】仕事に疲れたときにありがちな4つの症状
  3. 看護師に疲れた…と思ったとき、すぐに辞めた方がいいケース
  4. 毎日の看護師業務に疲れたとき、まずやってみるべき対処法
  5. 疲れる毎日から脱出したい看護師におすすめの転職サイト
  6. 看護師に疲れた…と思ったときにやってはいけないこと

この記事が皆さんのお悩み解消の一助となると幸いです。

1. 【年代別に紹介】「看護師が疲れた…」と感じてしまう理由

看護師さんが「疲れた…」と感じる理由は人それぞれですが、その悩みは年代によっても異なります。

ここでは、看護師さんの年次や経験値別に、そう感じる理由を紹介します。

ご自身に当てはまるところをぜひご覧ください。

1-1. 新人・若手看護師が「疲れた…」と思う理由

まず、新人・若手看護師さんが「疲れた…」と感じる理由からご紹介します。

若手看護師さんは、看護師業務に加え、社会人として初めての人間関係などにも悩みやすい時期です。

早速ご紹介します。

⑴ 人間関係が上手くいかない

看護師の職場における人間関係が上手くいかない…と悩んでいる新人・若手看護師さんはとても多いです。

人間関係がつらい

口コミ・評判

病棟勤務(22歳女性)
人間関係がつらいです。わからないことを聞いたら、それ言ったよね?教えたよね?と返ってくると、わからないことを聞きづらく、萎縮してしまいます。
殺伐とした雰囲気で仕事をしている

口コミ・評判

クリニック勤務(22歳)
給料は良いが、人間関係が良くなく、スタッフ全員挨拶交わしたら最後、何も喋らずに早々に着替えて仕事。初勤務からお局の指導や言葉が厳しかった。
女性特有の人間関係の大変さを感じた

口コミ・評判

病棟勤務(24歳)
自分はまだ男性だから良いが、女性同期は先輩からの圧力につぶされていた。

このように、多くの若手看護師さんが、人間関係で大変な思いをしています。

「女性が多い職場ゆえに派閥やいじめなどの問題があり、関わりたくない」といったコメントが多数寄せられています。

⑵ 看護師不足で若手に求められる能力が高すぎる

看護師の人手不足により、求められる能力が高いことに悩んでいる新人・若手看護師さんも多いです。

勉強や努力をしても足りない部分を感じる

口コミ・評判

病棟勤務(25歳)
技術力や知識力が不足している中で、日々勉強や研鑽等をしていてもベテラン看護師にはかないません。
離職率が高さから仕事が増え、手に負えなくなった

口コミ・評判

介護施設勤務(24歳)
離職率の高い職場で、同僚がどんどん辞めていき、新人は入ってこない状況が続いて自分の業務がかなり増えてしまって手につかない状態になった。

ただでさえ看護師は人手不足の職場が多く、新人や若手であること関係なしに重たい業務が降ってくることは多いです。

努力をして追いつこうと思っても、業務量の多さから残業が増え、勉強する時間を取れずに疲れだけが溜まってしまうこともあるでしょう。

⑶ 同期との差が開いている気がする

新人や若手看護師さん特有の悩みの一つに、同期との差の開きに焦りを感じている看護師さんもいます。

同期と露骨に比べられる

口コミ・評判

病棟勤務(25歳)
先輩看護師から同期や後輩と自分が比べられるようになり「◯◯さん(他の看護師)はできるのに」と言われるようになり辛いと感じるようになりました。
同期に笑われていたことを知り、辛い

口コミ・評判

病棟勤務(22歳)
同じ失敗を何度かしてしまい先輩に「何度同じことを言わせるんだ」と怒られる日々でした。また同期も私が失敗するのを「またこんな失敗したらしい」と同期同士で裏で笑い話にしていたようです。

病院内は狭く、噂話などはすぐ広まってしまいます。

先輩から別の同期と自分を比べられるだけでなく、同期から勝手にライバル視されてしまい、辛い思いをする人も多いようです。

⑷ 先輩が怖くて委縮してしまう

若手看護師さんの中には、先輩が怖くて、委縮してしまう…と疲労感を感じている方もいます。

先輩が怖いけれど、コミュニケーションが必要で苦痛

口コミ・評判

一般病棟勤務(23歳)
怖い先輩が必ずいるので、チームとしてコミュニケーションをとらないといけないことが辛かった。
苦手な人や怖い人を避けられない状況がつらい

口コミ・評判

病棟勤務(25歳)
集団での勤務なので、どうしても苦手な人、怖い人などと一緒に仕事をしないといけません。関わらずに仕事ができれば苦労はしませんが、報告・連絡・相談が重視されます。

看護師の仕事の多くは、チームで協力しながら進めていきます。

このため、どんなに先輩が怖くても、一緒に仕事しなければならず、毎日疲れる思いをしている看護師さんは多いようです。

1-2. 中堅看護師が「疲れた…」と思う理由

ここでは、中堅看護師が「疲れた…」と感じる理由をご紹介します。

若手の時期よりも業務の領域が拡大し、それに伴い新たな悩みや疲れが出てくる看護師さんが多くいらっしゃいます。

順番に見ていきましょう。

⑴ プリセプターの役割が辛い

看護師として経験値を積んだことで、プリセプターを任される看護師さんは多いですが、同時に辛さや疲れを感じている方は多いです。

業務過多にプリセプター追加は辛い

口コミ・評判

病棟勤務(27歳)
勤務時間内に仕事が終わることは少なかったです。それに加え、新人看護師の指導やプリセプター業務もしなければならなかったため身体的にも精神的にも辛かったです。
自分がプリセプターでいいのか疑問

口コミ・評判

病棟勤務(26歳)
プリセプターやリーダー業務が始まり、後輩の指導をしなければならなかったのですが、自分自身が成長できていなくて、こんな状態で後輩に教えることができるのか不安になりました。

教えることはかつ学ぶことでもあるため、20代後半や早ければ入職3年目などでプリセプターを任される看護師さんもいらっしゃいます。

看護師として未熟でも、後輩をしっかりと指導しなくてはならないという状況に、より一層の疲れを感じてしまうのでしょう。

⑵ 業務量が多すぎる

中堅として活躍できるようになってきたからこそ、多くの業務量を任されてしまい疲れる…と感じている看護師さんも多いです。

仕事量が多すぎて対応できない

口コミ・評判

病棟勤務(32歳)
仕事量がとにかく多かったです。受け持ちの患者さんが手術だったり、緊急で処置をしたり、緊急入院が入ったりととにかく人手が足りなかったです。
業務が多いので同時進行でやるしかない

口コミ・評判

訪問看護勤務(30歳)
多重業務が多い。往診しながらコール対応など、ながら作業が多くあった。その一方で終末期にあたる方もいたため常に緊張感のなかでの勤務だった。

仕事が多くても、患者さんの命がかかっているため、やらないという選択ができないのは看護師の辛いところでもあります。

このため、全てやらなくてはと抱え込んでしまう看護師さんも多いのです。

⑶ 仕事は増えても給料がほとんど変わらない

仕事は増える一方なのに、給料がほとんど変わらず、疲れる…という悩みは多く聞かれます。

サービス残業している

口コミ・評判

病棟勤務(28歳)
勤務時間中に仕事が終わらず残業になるがサービス残業のため給料が発生しない。
雑務が増えているうえ、昇給がほぼない

口コミ・評判

ICU勤務(34歳)
看護業務以外の仕事が多かったです。ボーナスはよかった方ですが、給与は昇給ほとんどしません。

年次が上がると仕事の領域が増えることは多いですが、それに伴い給料が増えるかどうかは別問題です。

サービス残業が当たり前の環境となっている職場も多く、頑張っても給料が上がらない現状に嫌気がさしてしまう看護師さんは多くいらっしゃいます。

⑷ 後輩とベテランの板挟みになってしまう

若手とベテランの間に位置することで、双方からの板挟みに遭ってしまい、疲れる日々を送っている看護師さんも見受けられます。

口コミ・評判

病棟勤務(28歳)
まだまだ自分のスキルに不足を感じる中で、重い業務を担当させられても完璧にこなせないことや、頼ってくる後輩へ指導したら、指導の仕方が悪いとベテランに怒られるなど、日々の悩みは絶えません。

中堅看護師さんは後輩から頼られる存在ですが、ベテラン看護師ほどの経験値がない場合は多いです。

このため、自身の看護スキルだけでなく、人間関係でも板挟みとなり、疲れを感じてしまうのでしょう。

1-3. ベテラン看護師(40代~)が「疲れた…」と思う理由

40代以上のベテラン看護師さんは、仕事とプライベートの両面で責任が大きくなることが多く、その年代特有の悩みを抱えていらっしゃいます。

順番にご説明します。

⑴ 年齢・体力的に夜勤は疲れる

年齢と体力的に、夜勤はもう辛い…とお疲れを感じているベテラン看護師さんはとても多いです。

20代と同じ夜勤回数は厳しい

口コミ・評判

NICU勤務(45歳)
年齢を重ねるにつれて、夜勤が負担になり減らしてもらえるよう婦長と相談しましたが、なかなか聞き入れてもらえず、20代の子と同じように夜勤が続いたりと、体力的に大変でした。

看護師の辛い業務の一つとして多くの方が挙げる夜勤ですが、20代の看護師さんでも辛いという声が多く、40代以上の看護師さんは言うまでもありません。

しかしベテランだから夜勤免除というわけにもいかない病院も多いようです。

⑵ ベテランゆえになんでも任されてしまう

ベテランゆえになんでも任されるのは疲れる…とベテラン看護師さんの多くが感じていらっしゃいます。

なんでも任されるのは逆に困る

口コミ・評判

病棟勤務(41歳)
管理職になった時に、何をどうしていいのかわからない、しっかり引き継ぎもして貰えない、無理です、どうしたらいいですか?と前師長に相談しても、私のやりたいようにやればいいから、自分は口出ししないよ、と突き放されたような状態で精神的にいっぱいいっぱいに。

ベテラン看護師は厚い信頼を得ている人も多いですが、ゆえに業務量や仕事の領域が極端に増えてしまうことは多々あります。

責任感の強い人ほど、頼まれたことを断れない傾向もあるでしょう。

⑶ 子育てや介護と両立できない

子育てや介護と両立ができず、疲れた…と感じているベテラン看護師さんも多いです。

子育てとの両立は過酷すぎる

口コミ・評判

病棟勤務(40歳)
前残業が平均2時間、後残業が平均2時間の夜勤で、日勤でも18時退勤のはずが22時くらいまで帰れないことが続いたこと。一人でこなす業務が多すぎて小さな子供を抱えて仕事をするには過酷でした。

残業の多さは年齢関係なく辛いと感じる人が多い中で、子育てや介護と仕事の両立は、とても過酷です。

両立できないと感じて、職場や働き方を変えるひとも多くいらっしゃいます。

⑷ リーダー業務と後輩の教育指導に疲れた

ベテラン看護師ならではの疲れとして、リーダー業務と後輩の教育指導を挙げられるかたは多いです。

口コミ・評判

病棟勤務(38歳)
チームリーダーとして看護師長、看護主任がいてその2人を補佐していました。上司が全てチームリーダーである私に任せるのでプレッシャーが辛かったです。また様々な年齢層の看護師の考え方の違いをまとめるのは大変でした。

ベテラン看護師としてリーダーを任されると、世代が違う後輩の指導をしなければならず、疲れを感じる看護師さんは多くいらっしゃいます。

このように疲れを感じる理由は、人それぞれ違いますが、疲労を感じることは、身体からのアラートでもあるため、早めの対処が必要です。

次章では、事前に知っておくべき、看護師さんが疲れた際に起きやすい症状を紹介します。

2.【当てはまると危険】仕事に疲れたときにありがちな4つの症状

「仕事に疲れた」と感じたとき、心や体に現れることが多い症状を4種類ご紹介します。

症状そのものが心や体からの危険信号であることも多く、場合により早めの対応が必要となるでしょう。

詳しく見ていきましょう。

2-1.仕事に全く集中できない

目の前に仕事があるにも関わらず、全く仕事に集中できない場合は、仕事に疲れているといえます。

特に、集中力が低下した状態が長期間続いている場合は、意識してストレス解消に取り組む必要があるでしょう。

「上司から振られる業務量が多く看護師の負担が大きい」、「人間関係などが気になって、仕事に集中しづらい」といった場合は、仕事で疲れやすい環境といえるため、注意が必要です。

2-2.仕事へのモチベーションが湧かない

仕事に疲れていると、仕事に楽しさや価値を見出せず、モチベーションが全く湧かないことも多いです。

特に、「仕事に飽きてしまった」「自分の仕事は意味がないのではないか」など、ネガティブに考えてしまうことが増えた場合は、すでに心や体に危険信号が出ている状態です。

適切に対処せず、モチベーションが湧かないまま無理に仕事を続けると、やがて仕事自体が苦痛になってしまう危険性もあるでしょう。

2-3.眠りが浅く、睡眠不足の状態が続く

仕事の疲れは睡眠の質の低下を引き起こすため、睡眠不足の症状が現れることがあります。

「布団やベッドに入ってもなかなか寝付けない」「一度眠りに入っても、定期的に目が覚めてしまう」といった症状が出ている場合は、対処が必要です。

また、7~8時間という十分な睡眠時間を取っているにもかかわらず、いまいち眠れた気がしないといった症状が出ている場合も、身体から危険信号が出ている状態と言えます。

2-4.精神的な余裕がなくなる

「ちょっとしたことで人に怒りやすくなる」「特に理由もないのに焦りを感じる」など、精神的な余裕がなくなっている場合は仕事疲れへの対処が必要です。

普段は人に気遣いができる方でも、仕事のストレスに追いつめられ、精神にゆとりが持てないために情緒不安定となってしまうことは少なくありません。

精神的に余裕がない状態が続くと、うつや適応障害へ発展するケースもあるため、注意が必要です。

3.看護師に疲れた…と思ったとき、すぐに辞めた方がいいケース

「看護師に疲れた…」と感じたとき、すぐに辞めた方が良いケースもあります。

以下のような職場環境や精神状態の場合は、退職しても良いでしょう。

順番にご紹介します。

ケース1.いじめやパワハラを受けているうえ改善しない

いじめやパワハラを受けているうえに改善しない場合は、すぐに辞めた方が良いでしょう。

無理をして辛い状態を我慢しながら仕事を続けても、最終的に心身に支障が出てしまい、今の職場に限らずそもそも働けない状態になる可能性があるからです。

これらを受けているのであれば、まず身近な人や、職場内の相談できる窓口に相談をし、改善されないようであれば、早めに退職することをおすすめします。

退職をして新しい職場に移ることで、看護師人生を歩み続けることができるでしょう。

ケース2.仕事が原因でうつや体調不良が続いている

仕事が原因で体調不良やうつ状態が続いている場合も、今の職場の退職を検討しましょう。

環境を変えることでストレスが減り、症状が改善する可能性があるからです。

その場合、一人で判断せずに、まず病院に行って専門家に相談するか、すでに通院しているかたは、主治医に必ず相談するようにしましょう。

すぐに退職した方が良い場合は、診断書をもらえますし、今は退職よりも休職の方が良いなど、あなたに最適な判断をしてもらえるでしょう。

ケース3.残業代の未払が当たり前の環境である

残業代の未払が当たり前の職場環境である場合も、退職を検討することがおすすめです。

一部の勤務先には、残業代が支払われなかったり、先にタイムカードを切るなどしてサービス残業をしている職場も実際にあります。

特に、勤務時間前後の患者に関する情報収集の時間や、定時内に時間を取ることが難しいという理由で、定時よりも早く出社して仕事をしている場合は要注意です。

勤務先との雇用契約を結んでいる以上、病院などの職場は、定時後はもちろん、定時前に仕事をしていた時間の残業代を支払う義務があります。

労働環境の改善を申し出たり、改善が見込めないなら他の職場を探しても良いでしょう。

尚、過去の残業代は2年前までさかのぼって請求することが可能です。

ケース4.我慢や無理をしてでも頑張らなくてはと思っている

我慢や無理をしてでも、絶対に頑張らなくてはいけないことはありません。

仕事を頑張りたいと思う気持ちは素敵なことですが、我慢や無理をしながら頑張りすぎてしまうと、バーンアウト症候群に陥る可能性があります。

バーンアウト症候群(燃え尽き症候群)

努力してきたのに、思うような結果が得られなかったときに感じる徒労感や虚無感のこと。

心身が極度に疲弊し、ある日を境に急に頑張れなくなり、仕事だけでなく、日常生活すらままならない状態になることもあります。

看護師はストレスが多い仕事であり、自分の身や心を守れるのは自分だけです。

我慢や無理が重なり、自分への負担の大きさを感じているのなら、退職することも一つの手段と言えます。

4.毎日の看護師業務に疲れたとき、まずやってみるべき対処法

毎日の看護師業務に疲れを感じたときに、まずやってみるべき対処法をご紹介します。

ご自身の疲れに合わせて、ぜひやってみてください。

順番にご紹介します。

4-1.メンタルがお疲れの看護師さんにおすすめの対策

メンタルがお疲れの看護師さんにおすすめの対策は、以下の5点です。

順番に見ていきましょう。

⑴ 周りの目を気にしすぎない

まず、周りの目を気にしすぎないことです。

一緒に働く仲間からの評価を気にしすぎないように意識を変えることで、仕事の疲れを軽減できます。

社内の人間関係の些細な問題や派閥争いからなるべく距離を置くことで、やるべき仕事に集中できるため、モチベーションを取り戻せる効果が望めるでしょう。

また、評価制度に納得がいかない場合は、あえて社内評価を気にせず仕事をすることで、予想外の成果を挙げられる場合があります。

⑵ 有給休暇を取ってしっかり休む

メンタルが疲れていると感じたら、有給休暇を取得して家でゆっくり休む、旅行をするなど自由に過ごせる時間を作りましょう。

可能であれば、1週間程度の長期休暇を取得し、溜まった疲れを十分に癒すことがおすすめです。

有給休暇を使って長期休暇を取得することで、休職や退職を考える必要がない点もメリットと言えます。

⑶ 同僚や先輩、社外の信頼できる人に相談する

同僚や先輩、社外の信頼できる人に相談することも大切です。

相談することで、同僚や先輩看護師はどのような看護観で仕事をしているのかなど、解決の糸口を見つけられる可能性があります。

また、職場の人には相談できない、相談したけど解決しなかった…という場合は、以下の人や窓口に相談してみましょう。

  • 家族や友人など身近な人
  • 公的機関の相談窓口
  • 転職サイトの担当者

職場以外の人に相談することで、客観的な視点でアドバイスをもらえることがあります。

例えば日本看護協会では「ナースのはたらく時間・相談窓口」として、看護師の現場からの質問や悩みを受け付けています。

⑷ 休職する

かかりつけ医などの医療機関の診察を受け、診断書を書いてもらい、1ヶ月から2ヶ月以上の休職をすることもひとつの手段です。

既に仕事の疲れから仕事をする体力や気力が尽き、うつなどの症状を発症している場合、有給休暇や長期休暇では職場復帰が難しい可能性が大きいでしょう。

うつの対処に必要なのは、しっかりと体を休めることです。

1週間程度の休暇では職場復帰ができるレベルまで回復できないことがほとんどであるため、休職期間中はとにかく休むことに徹しましょう。

⑸ 部署異動を申し出る

本格的に環境を変えたいと思ったら、別の診療科への異動願いを出すことを検討してみましょう。

同じ病院内でも、科が変わるだけで、関わる人間関係や業務内容はまったく違うものになります。

まずは部署の異動が可能かどうか、人事担当者などに相談してみてください。

業務だけでなく、師長や同僚との関係に疲弊してしまっているという方にとっても、効果的な改善となるでしょう。

4-2.身体的疲労がはなはだしい看護師さんにおすすめの対策

毎日の身体的疲労が大きく、疲れる…という看護師さんにおすすめの対策は以下の3点です。

身体の内外からしっかり整えていきましょう。

順番にぜひやってみてください。

⑴ 良質な睡眠をとる

身体的疲労がはなはだしい看護師さんは、まず良質な睡眠をしっかり取るようにしましょう。

睡眠は脳や体を休息させることに加え、疲労を回復させるために最重要であるため、まずは睡眠時間をしっかりと確保しましょう。

また、就寝前の入浴で体を温めリラックスすることや、食事は就寝の3時間前までに済ませることで、睡眠の質が上がり、より疲労回復がしやすくなります。

⑵ バランスの良い食事をする

バランスの良い食事をすることも大切です。

3食をバランス良く、しっかりとよく噛んで食べながら、糖質、脂質、タンパク質、ミネラルやビタミン類をしっかり摂りましょう。

また、少量でも食事を摂ることで、栄養補給に加えて、生活リズムを作ることができます。

体調面での疲れを感じているときは、内臓も同じように疲労しているため、体調に合わせて消化吸収が良いもの摂ることもおすすめです。

⑶ 軽めの有酸素運動

良質な睡眠、バランスの良い食事をしたうえで、余力がある方は、軽めの有酸素運動をしましょう。

ウォーキングや軽いジョギングは、呼吸循環器系を活発化させ、筋肉を刺激し、血行を良くします。

また、無理のない運動を続けると、精神の安定や平常心の保持、頭の回転の速さなど、脳内を活発化する脳内物質であるセロトニンの量が増えます。

セロトニンは精神安定剤と似た分子構造をしており、セロトニンの分泌は女性ホルモンとも連動しているため、身体的疲労の回復に加え、精神的な安定も得やすくなるでしょう。

4-3.どうしても疲れが取れないときは、転職も検討する

上記を試してみても、どうしても疲れが取れない…という方は、転職することも検討しましょう。

ご自身に当てはまるところをご覧ください。

⑴ 看護師という職種が原因|他職種に挑戦

「看護師は、自分の中でやり切った。」「もう看護師は疲れてしまった。」という方は、一度看護師という職から離れてみましょう。

幸い看護師は、資格がある以上、いつでも職場復帰が可能であるため、気持ちをリフレッシュするという意味で、新しいことへのチャレンジがしやすいです。

例えば、事務やコールセンターなど、オフィスワークにチャレンジすることも良いでしょう。

非常に多くの職種があるため、詳しくは転職サイト(エージェント)の活用がおすすめです。

転職サイトに登録すると、一人ひとりにコンサルタントがつき、ご自身にどのような職業が最適か、働き方や職場への希望等も含めて相談することができます。

無料かつ転職することを決めていなくても利用が可能ですので、まず相談してみると良いでしょう。

≪関連記事≫

⑵ 職場環境や仕事内容が原因|他の病院や診療科、職種に転職

今の職場は辞めたいけれど、まだ看護師として働きたいと考えている方は、他の病院に転職することを考えましょう。

看護師の求人の中でも病棟看護師の募集は多く、需要が高いと言えます。

ただ、昨今のコロナ禍の影響で全体として転職難易度が上がっているため、注意が必要です。

【要注意】コロナ禍は看護師の転職難易度が上がる可能性あり

新型コロナウイルスの影響で赤字になっている医療機関が増えています。

出典:今後の医療経営に関するアンケート | 株式会社エムステージ

看護師の採用コストは高く、厚生労働省の調査によると一人当たり91.8万円かかります。そのため、経営状況の悪化に伴い、採用を控える施設が今後増加すると考えられます。

したがって、転職活動を実際に行う前にまずは、

  • そもそも今本当に転職する必要があるのか
  • 競争率が高くなるなかで、アピールできるスキルや強みはあるか

をじっくりと検討することがおすすめです。

次章では、転職したい看護師さんにおすすめの転職サイトを紹介します。

関連記事≫

5.疲れる毎日から脱出したい看護師におすすめの転職サイト

数ある転職サイトの中から、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

転職サイト選定基準

  1. 求人の数
    …総求人数が多いほど、病院以外の求人を見つけやすい
  2. 利用者満足度(提案&サポート力)
    …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアコンサルタントに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。

転職サイト求人数|総合満足度
1位
看護roo!
53,000件|◎4.3
利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。
2位
看護のお仕事
118,000件|○3.8
総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる
3位
マイナビ看護師
51,000件|◎4.1
求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国25箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい
4位
ナースではたらこ
92,000件|○3.9
気になる職場を指名して求人募集状況を確認してもらえる「逆指名求人」が魅力の転職サイト
5位
ナース人材バンク
非公開|○3.8
地域専任のキャリアコンサルタントによるスピーディな対応が魅力。サイトの求人ページでは「施設の特徴」などの情報も豊富に掲載

※この記事では5サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

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看護roo!』は、看護師の利用満足度96%を誇る人気の転職サイトです。

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6.看護師に疲れた…と思ったときにやってはいけないこと

この章では、看護師に疲れたときにやってはいけないことを紹介します。

ついやってしまいそうなことを挙げましたので、ぜひチェックしてみてください。

それでは、ご紹介します。

6-1.勢いで退職する

まず、勢いで退職することは絶対に避けましょう。

自分が活躍できないのはこの職場のせいだ、環境を変えればなんとかなりそうだ、一刻も早く抜け出したいなど、気持ちは理解しますが、勢い任せに退職した結果、後悔している人は多くいます。

職場を変えるにも準備が必要ですし、「他とくらべたら良い環境だった」「自分を過大評価しすぎていた」など、後で気づいたとしても、退職してしまっては戻ることができません。

辛い毎日が続いていたとしても、逃げることを目的に勢いで退職することだけはやめましょう。

6-2.対話で解決しようとする

疲れているときに、対話で解決することはおすすめしていません。

心が疲弊しているときは、一度落ち着いて、ひとりになる時間を確保しましょう。

私たちは多かれ少なかれ、他人の視線を意識しながら行動しており、それがストレスとなっていることは多々あります。

社会で生きていくために、他人の視線を意識することはある程度必要ですが、疲れているときに他者と対話で解決しようとすると、ストレスがかえって大きくなることがあるのです。

このため、疲れたと感じたら、まずはひとりの時間を確保し、ゆっくり休息することを優先しましょう。

6-3.こうであるべきと思い込む

こうであるべきと思い込むことも、疲れているときにやってはいけないことの一つです。

精神的な疲労がたまると思考が狭くなりやすく、こうでなければならない、と自分を追い込みやすくなるという性質が誰でもあります。

疲れているときに周りからのストレスを受けないためには、「○○なとき(こと)もある」「○○な人もいる」など、思考を切り替えることがおすすめです。

ストレスで視野が狭くなっているときこそ、あえて気長に構えて割り切ることで、自分を追い込むことが減り、ストレスから解放されやすくなるでしょう。

さいごに

ここまで、看護師が疲れた…と感じるかたへ、原因と対処法をご紹介しました。

看護師に疲れたと感じる理由は人それぞれですが、他の人も同じように悩んでいることを知り、ご自身に適切な対処をすることが大切です。

今の職場でどうしても疲れが取れない、続けることが難しいと感じるかたは、環境を変えてみることも一つの手段です。

ご自身が健やかな人生を送るために、ベストな方法をぜひ検討してみてください。

みなさんの仕事の疲れが少しでも軽減され、看護師人生が幸せなものになることを祈っています。