「調剤薬局の年収が知りたい」
「年収が高い調剤薬局はどこかな?」
とお考えですね。
調剤薬局で働く薬剤師の平均年収は474.2万円、管理薬剤師の平均年収は、754.4万円です。
ただ、調剤薬局で働く薬剤師の年収は、年代や勤務先によって大きく異なります。また、中には年収を上げたいという方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、元薬剤師で転職コンサルタントの私が、調剤薬局の年収をさまざまな角度から解説し、年収アップの方法と合わせて紹介します。
「調剤薬局の年収が知りたい」
「年収が高い調剤薬局はどこかな?」
とお考えですね。
調剤薬局で働く薬剤師の平均年収は474.2万円、管理薬剤師の平均年収は、754.4万円です。
ただ、調剤薬局で働く薬剤師の年収は、年代や勤務先によって大きく異なります。また、中には年収を上げたいという方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、元薬剤師で転職コンサルタントの私が、調剤薬局の年収をさまざまな角度から解説し、年収アップの方法と合わせて紹介します。
と不安に思っていませんか?
外資コンサルティング業界は、秘匿性の高い業界のため、ほとんど情報が外部に漏れることがありません。非常に人気の高い業界ですが、いまひとつ内情まで理解できていない方が多いのではないでしょうか。
本記事では、現役でコンサルティング業界専任の担当者として今まで1,000人以上の方と面談をして、わかった外資コンサルへ転職する際に必要な4つのポイントと有利に進められる資格、働き方を解説します。
1,000人以上の方と面談をしてわかった、ここだけは押さえておいて欲しい上記のポイントを理解することで、外資コンサルティングファームに行くべきかどうかの判断がつくことでしょう。
狭き門の外資コンサルティングファームですが、転職時にはどのようなポイントで見られているのでしょうか。
実際に自分自身が選考の対象になっているのかどうか、まずはこのポイントを押さえておく必要があります。
上記4つのポイントを確認することで、選考の対象になっているかどうかを確認できます。
コンサルティングファームでは学歴を重要視しています。
なぜかというと、コンサルティングファームでは考えやアイデアを売る商売のため、商品はコンサルタント自身だからです。
物の商品を扱っている会社と異なり、コンサルタントの良し悪しで会社の良し悪しが決まってしまいます。
そのため、受験勉強を根気よく耐え抜き、結果をだした高学歴の方のほうが、確率論で成果を出せる方と見る傾向があります。
特に、戦略を考えていく戦略コンサルティングファーム(ボストンコンサルティングやマッキンゼーなど)は、学歴で足切りをおこなっています。
学歴を覆し、コンサルティングファームに入社する方法
戦略ファームは相変わらず学歴主義を貫いています。
しかし、総合系ファームは学歴の高い方を好まれますが、スキルを持っていれば入社ができるようになってきました。
具体的には、経営かITで特化したスキルを持っていることが条件となります。
学歴がなくても総合系ファームに入社できるスキル
採用と年齢はよく語られる内容ですが、コンサルティングファームと応募時の年齢はどのように関係するのでしょうか。
結論は年齢と経験にもよりますが、35歳が目安になってきます。その理由としては3つの背景があります。
コンサルティングファームは、基本的に労働時間が長い業界です。
ときには、2ヶ月間のプロジェクトで常に深夜2時、3時まで働く生活を強いられることもしばしばあります。
その忙しい仕事に耐えられる体力が非常に重要になってくるのです。
メーカーや金融など、役員クラスはほとんどが50代後半以上で構成されていると思いますが、コンサルティングファームでは40代で役員になることが多いです。
必然的に30代で部課長クラスになる方もいます。
実力主義の世界のため、早ければ30代で役員になる方もいるでしょう。
そのため、未経験でコンサルティングファームに入社される方は、プレッシャーも多く、ついていけない状況になってしまうことが予想されるので、採用する側も慎重になってしまう傾向にあります。
コンサルティングファームは考えを売る仕事のため、独自の手法やノウハウを駆使して、顧客に価値を提供しています。
その手法やノウハウを習得するには、ある程度の時間と吸収力が必要になってきますが、30代中盤以降になってくると、習得する時間も限られてきますし、仕事の型もある程度身についているでしょう。
そのため、企業側としても採用にリスクを感じてしまい、避ける傾向があります。
年齢的に適齢期を過ぎたが、コンサルティングファームに入りたい場合
実際、私は38歳未経験で外資コンサルティングファームへの転職をサポートさせて頂いた方がおります。
あくまでも参考であって、決して無理ではないのです。必要なのは経歴です。
では、外資コンサルティングファームではどのような経歴を求められるのでしょうか。
外資コンサルティングファーム内では、大きく「業界軸」と「業務軸」で専門領域が分かれております。
出典:アビームコンサルティング
例としてアビームコンサルティングの組織図をホームページからお借りしてきました。
アビームコンサルティング自体は国内系ですが、外資コンサルティングファームも同様の組織となります。
先ほど、学歴の項目で、専門領域のお話しをしましたが、「業界軸」か「業務軸」のどちらかで、一貫した強みを持っていれば、外資コンサルティングファームに入るチャンスがあります。
英語力の必要性は年々高まっています。理由は大きく2点あります。
採用の段階で英語が必ず必要という訳ではありませんが、持っていれば有利になることは間違いありません。
※TOEICの点数は目安です
外資コンサルの転職を有利に進められる資格を3つ紹介します。
一つずつ解説していきます。
MBAの資格は、コンサルの土台がつくられると言われています。
MBAはMaster of Business Administrationの略で、経営学修士号、また経営管理修士号と呼ばれる学位の一つです。
ビジネススクールで通常2年間の修士課程を修了すると授与されます。
MBAを取得すると、経営管理に関わることを体系的に学べます。座学やグループワーク、課外学習などの手法でビジネスリーダーに必要な知識と実践力を身につけられるでしょう。
外資コンサルの転職には、必ず取得しておきたい資格の一つです。
USCPAは米国の会計・税務の資格となっており、外資コンサルへの転職を有利に進められる資格の一つです。
外資コンサルは海外企業とも深く関わるので、米国の公認会計士の資格を取得しておけば、信用も厚く重宝されます。
また面接で資格の質問をされたときでも、米国公認会計士の資格があればインパクトがあり、面接官にも印象に残るでしょう。
そのため、USCPAの資格があれば転職を有利に進められます。
外資コンサルには英語力を求められる場合があるので、TOEICやTOEFLなどの資格があると転職を有利に進められます。
外資コンサルの業務は、海外本社とのやり取りやミーティングで英語でやり取りする場面が多いです。
英語をネイティブに話せる必要はありませんが、多少なりとも英語を話せると転職を有利に進められるでしょう。
画像のように、応募条件でTOEIC800点以上でないと、応募できない求人もあるので、積極的に取得しましょう。
外資コンサルには主に4つ種類があります。
4種類のコンサルティングファームを解説していきます。
また、各コンサルティングファームの大手企業も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
戦略コンサルティングファームは、クライアントが抱える課題に対して、改善・実行の道筋を立てて提案する仕事です。企業の全社戦略やM&Aの事業統合サポートをおこないます。
主要業務は「戦略立案」「DD」「オペレーション支援」などです。
戦略コンサルティングファームの大手企業は以下のとおりです。
総合系コンサルティングファームは、クライアントに対して、幅広くサポート・コンサルティングをおこないます。
業務の改善やシステム導入をし、企業の売り上げ向上のために、プロジェクト全般をワンストップでサポートします。
総合系コンサルティングファームの大手企業は以下のとおりです。
IT系コンサルティングファームは、クライアントに対して、ITを活用しコンサルをおこないます。
IT技術の導入やITで経営戦略をたてアドバイスをしたり、企業システムの改善や問題点を洗いだしたりして、経営の売り上げに貢献します。昨今では、IT技術が進んでいるため、IT技術の導入などで需要は高まっているでしょう。
ITコンサルティングファームの大手企業は以下のとおりです。
ITコンサルを詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
特化型コンサルティングファームは、一つの分野に特化して専門知識をつかっておこなうコンサルティングです。
業務内容は他の種類のコンサルと一緒ですが、製造業や医療に特化して業務改善をおこないます。専門分野なりの戦略があるため、実務経験を活かしたコンサルによってクライアントから信用を獲得できるでしょう。
特化型コンサルティングファームの大手企業は以下のとおりです。
結論からいうと、未経験の外資コンサルへの転職は難しいです。
理由は、選考基準が厳しいことと、採用枠が一般企業と比べると少ないことがあげられます。ですが、コンサルティングに転職するほとんどが未経験からです。
そのため、紹介した資格を取得している人や論理的思考ができる人は、未経験でも転職できます。
未経験に強い転職エージェントは「リクルートエージェント」です。
リクルートエージェントの求人数は業界トップで多くの転職成功実績があるので、未経験でも外資コンサルの転職を希望する人は登録しておきましょう。
この章では、外資コンサルタントの働き方にをお伝えします。
働き方を知っておくことで、転職後に後悔することが減りますよ。
コンサルタントは給与がトップクラスだが、仕事時間もトップクラスに多い職種です。
転職し、最初のうちは平均0時過ぎ、土日のどちらかは潰れる、位の覚悟が必要です。
その理由は2点あります。
それでは、どんな人でも忙しい生活をしているかというと、そうではありません。
過去お会いした、ある戦略ファームの20代後半の方は、年収1800万円を稼ぎながら20時頃には会社を出ているとのことでした。
では、なぜその様な働き方ができるのでしょうか。
早くランクアップする一番の方法は、早く能力をつけて、ランクを上げることです。
先ほどのある戦略ファームの方は、マネジャーレベルの方でしたが、そのランクまで上がると、ある程度自分で業務をコントロールできます。
逆に、アソシエイトやコンサルタントランクから上がれない方は、いつまでたっても仕事を振られて、業務に振り回されることになります。
この章では、外資コンサルティングファームの年収体系と年収を上げる方法をお伝えします。
日本企業と異なる部分も多いので、よく確認しておきましょう。
外資コンサルティングファームは、全業界の中でもトップクラスに年収の高い業界です。
では具体的に、どのような年収体系になっているのか見ていきます。
基本的に、タイトルと年収がリンクしている形態をとっています。
(出典:career incubation)
タイトルは会社ごとに異なりますが、だいたい同じ呼び方をしております。
細かく分けると、同じタイトルの中でさらにいくつか分類されているため、年収にも幅があります。
成果主義のため、実力がなければ年齢が高くなってもタイトルが上がることはありません。
年齢相応の成長がなければ、いづらくなってしまうのが現状です。
では、社内で順調にタイトルを上げ、年収をアップさせていくにはどうすればいいかをお伝えします。
コンサルティングファーム内では、常にいくつかのプロジェクトが動いています。
そのなかでも、成果を出しやすいプロジェクトと出しにくいプロジェクトに分かれます。
一番確実なのは、成果を出している上司に気に入られて、プロジェクトに誘ってもらうことです。
「そんなこと?」と思われるかもしれませんが、冒頭にも記載したように、コンサルタントはモノではなく考えを売る仕事です。
成果を出している方からノウハウを教えてもらうことが、一番の早道となります。
評価のされ方ですが、上司はもちろん、顧客からの評価も成績の対象となります。
プロジェクトは、3~6ヵ月程度の期間が決まっているため、その間に顧客とのリレーションを高めることが重要です。
そのために大切なことは、結果を出すことは前提ですが、どれだけ顧客のために身を粉にして考えてきたかです。
顧客も普段のミーティングや話合いの中で、担当のコンサルタントが一生懸命かそうでないかは見分けがついてしまいます。
問題解決を売るコンサルタントに、完璧な答えはありません。
限られた時間の中で、仕事に取り組んだ「姿勢」を非常に問われる仕事なのです。
外資コンサルの面接対策は、一般的な面接対策と一緒です。
【面接対策の例】
ただ、コンサルの面接は見られるポイントが他業種の面接と違います。
以上の3つがコンサルの面接では重要視されています。
論理的思考力は、志望動機や転職理由をとおして、整理して道筋をたてて答えられる必要があります。
コミュニケーション力は、面接官からの質問を瞬時に理解して、相手のリアクションをみながら話す内容を変えていくことが大事です。
また、コンサルティングには英語力は欠かせません。面接で英語の受け答えを求められることもあります。”書く”だけでなく”話せる”や”聞く”などもみられるポイントとなるでしょう。
面接対策について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
次に、外資コンサルに特化した転職エージェントを紹介します。
総合型では取り扱っていない外資コンサルの求人が多いので、具体的にどの外資コンサルに転職したいかが決まっていれば、今から紹介する転職エージェントに登録しておきましょう。
『ムービンストラテジックキャリア Consultant転職』は、コンサルティング業界に特化したエージェントで、元戦略ファーム出身者が多いため内部情報やコネクションで引っ張ってきた案件が多いです。
レジュメの添削はもちろん、コンサルティング業界特有の面接対策(フェルミ推定やケース)についても、主要ファーム別にしっかりと対策をしてくれます。
外資系コンサルティング業界に興味がある場合、必ず相談するべき転職エージェントです。
公式サイトを見る
『アンテロープ』は、外資系金融・コンサルタンティング業界両軸を得意とする転職エージェントで、主要外資系コンサルティングファームの案件が何かしら常にあるほど、案件確保には力があります。
金融と両軸での運営のため、案件は経営戦略、事業戦略、企業再生、M&A、財務など金融周りのものが多いです。
公式サイトを見る
『コンコード』は、案件数やコンサルタントの質でいえば上記2社と比べると品質に差があるようですが、とにかく親身に何度も面談を行ってくれ、徹底的に面接対策をしてくれると評判です。
コンサルティング業界の面接は難易度が非常に高く、対策が必要なので、こちらも相談してみると良いでしょう。
公式サイトを見る
実際に転職する際は、転職エージェントをつかうことがおすすめです。
総合型で誰でもおすすめできる転職エージェントを紹介します。
もし、どの転職エージェントを利用するか迷った時は、とりあえず登録しておきましょう。
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
『JAC Recruitment』は、ロンドンが発祥の外資系転職エージェントで、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1です。
『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』のような総合転職エージェントの中でも、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえます。
キャリアやスキルに自信のある方は、必ず登録しておきましょう。
全国の求人数 | 11,000件以上 |
拠点 |
東京(本社) |
提案力 | 4.2 ★★★★☆ |
公式ページ | http://jac-recruitment.jp/ |
『パソナキャリア(ハイクラス向け)』は、大手人材サービス会社「パソナグループ」が運営するハイクラス向け転職エージェントです。
豊富な求人数を誇る『パソナキャリア(ハイクラス)』は、充実したサポート体制が魅力のハイクラス向けの人材サービスです。
年収800万円以上のハイクラス求人が非常に豊富であり、ハイクラス転職にグッと近づくことができます。
また、『パソナキャリア(ハイクラス)』では多くの独占求人を保有しており、希少な求人を求めて登録する方も数多くいます。
なにより、注目すべきなのが利用者満足度の高さです。
2019〜2022年オリコン顧客満足度調査の転職エージェント部門において、4年連続総合1位を獲得し、実績と信頼を兼ね揃えたサービスであることは疑いようがありません。
CareerTheory編集部が行ったアンケート調査でも、「満足のいく転職ができた」「サポートがよかった」という声が多く寄せられています。
「なるべく多くのハイクラス求人を見比べたい」「サポート体制が整った転職エージェントを探している」とお考えの方は、『パソナキャリア(ハイクラス)』をぜひ利用してください。
外資コンサルでよくある質問を回答します。
結論、30代でも外資コンサルへの転職は可能です。理由は、外資コンサルは未経験の転職者が多いからです。
ただし、30代の転職はスキルや前職の実績がないと厳しいといえます。
そのため、前職の専門性とマッチするファームやスキルを活かせる外資コンサルを選択しましょう。
女性でも外資コンサルに転職できます。
女性ならではの知見が社会課題解決に重要だからです。
外資コンサルに転職して後悔した理由は以下のようなものがあります。
後悔する理由は人それぞれですが、後悔を回避するには自分のスキルや経験を見直して、転職先に活かせるのかを判断しましょう。
外資コンサルの転職難易度は、一般企業と比べて非常に高いです。
理由は、多くの企業で実務経験が求められるからです。
専門的な知識やスキル(英語力やMBA)などの資格がなければ、転職は厳しいでしょう。
ただ、外資コンサルは未経験でも転職できるので、スキルなどを身につけてから転職活動を進めましょう。
いかがでしたでしょうか。
普段表舞台にはなかなか出てこない外資コンサルティングファームですが、大企業の大きな決定や舵取りの裏には、ほぼコンサルティングファームの存在があります。
しっかりと情報を集め、納得した上で転職すれば、すばらしい経験ができるので、まずは以下3社の転職サービスに登録してみることをおすすめします。
外資コンサルティングファームへ興味を持っているあなたが、正しい選択をしてけることを願っております。
「第二新卒エージェントneo」は社名からもわかる通り、第二新卒者に特化した転職エージェントです。
サービスを利用した経験がまだない人は「評判はどうなのだろう?」「使いやすいのかな?」などの疑問をもたれるでしょう。
その悩みが払拭できないままだと、安心してサービスを使用したり、担当者に相談したりするのは難しいはずです。
そこで今回は、転職エージェント利用者500人の方にアンケートを取り、そこから第二新卒エージェントneoについての評判や口コミを集めました。
この記事を読めば、自分が第二新卒エージェントneoに登録すべきかどうか自信をもって判断でき、転職の第一歩を踏み出せるようになるでしょう。
第二新卒エージェントneoは、ベンチャー企業のネオキャリアが運営する中規模転職エージェントです。
以前は「転職エージェントneo」という名称で、転職支援を行っていました。
運営元のネオキャリアは、元々新卒採用のコンサルティング事業から始まったので、20代・30代前半の若手の転職サポートに強みがあると言われています。
全16社の大手総合転職エージェント利用者500人にアンケートを取った結果「第二新卒エージェントneo」の評価は以下の通りでした。(コメント一部抜粋)
順位
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コメント
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総合評価 | 13位 | 今後の評判に期待
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求人の質・量 | 11位 | 求人の質が低いという評判が多い。
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提案力 | 17位 | 提案量は多いが、的外れとの声も。
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サポート体制 | 12位 | サポートがあまり受けられなかったという評判が多い。
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第二新卒エージェントneoを実際に利用した方のメリット・デメリットの口コミは以下の通りです。
メリット
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デメリット
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アンケート結果を見る限り、総合的に高い評価ではないことが分かります。
そのため第二新卒エージェントneo1社のみに登録して転職活動を進めるのはおすすめできません。
サービスや担当者の質を担保するためにも、他のサービスと併用するのが賢い方法と言えるでしょう。
第二新卒エージェントneoの口コミの一部を紹介します。
コロナの期間に1人で転職活動を進めるのが不安だったため、第二新卒エージェントneoを利用しました。
担当カウンセラーの方がとても丁寧で、企業研究や面接対策を丁寧に行って頂けたのが嬉しかったです。
自分に合った企業さんを紹介してくれました。
転職以外の話もたくさんできて、嫌な顔せず聞いてくださって嬉しかったです。もっともっとお話したかったです。
また、口コミを分析すると、第二新卒エージェントneoを利用するメリットは大きくわけて3つあります。
1つずつ解説します。
第二新卒エージェントneoは、20代の転職サポートを強みとしており、34,000件の面談実績や内定獲得の最短日数が6日などの実績があります。
また第二新卒だけでなく、高卒・中卒・既卒・フリーターの方も利用できるので、今の生活を変えたい20代の方は、ぜひ利用を検討してみてください。
就職経験がなく、やりたい仕事が分からない20代の方にも第二新卒エージェントneoはおすすめです。
第二新卒エージェントneoでは、アドバイザーによるキャリア面談や模擬面接など就職に向けたサポートを受けられます。
場合によっては面接にカウンセラーが同行するため、人生で一度も面接をした経験がないという方でも心配する必要はありません。
また「仕事が決まった後にしっかり会社で働けるか不安…。」という方向けに、以下のサービスが用意されています。
最後の最後までフォローアップしてくれる点も、第二新卒エージェントneoの魅力の一つです。
第二新卒エージェントneoでは経験を問わず20代のキャリア支援を行っており、書類の添削や面接練習などのサポートの手厚さが評判です。
アドバイザーが履歴書の書き方から内定取得後の入社日や条件交渉までサポートするため、転職活動が未経験の方でも安心して利用できます。
口コミを分析すると、第二新卒エージェントneoを利用するデメリットは以下の2つでした。
実際の口コミを紹介しながら、順番に解説します。
なお、こちらで紹介する口コミは「株式会社ネオキャリア」のサービスに寄せられた口コミを抜粋しています。
求人の量・質には期待できません。
さらに、釣り案件(実際にはないが掲載している案件)も多いという声もあったので注意しましょう。
求人の量は多かったが、質的にはハローワークの二番煎じか同等のレベルであると感じた。
サポート体制に関しては、メール返信が遅いし、電話連絡もなかったりとあまりよくなかった。
求人については、量も多いし質がいいのも割とあった。
でも、いいやつに対して問い合わせても全部終わっていると言われて残念だった。結局、他のエージェントで十分でした。
求人の量に関しては比較的多く、知らなかった業界や考えたことがなかった職種についても豊富に情報提供なされていました。その点に関しては満足しています。
ただ、自分の求める職種についてのみ、情報を得ることがなかなか困難であったように感じられました。
また、募集要項と実際の内容にズレがあるような案件も少なからず見られたのが残念でした。
若手でガツガツしたコンサルタントも多いようで、不快に感じたという声もありました。
何をサポートしてくれたのかなと言う印象です。
案件だけなら、リクナビとか求人サイトで十分だし、サポートを受けたいのであればリクルートやインテリジェネスなど大手でいいのではと思いました。
電話もメールもしつこくうざったかったです。
そして、仕事が決まってからも連絡(フォローではない)が来るので他の会社から転職探ししておけばよかったと後悔しています。
リクナビ経由で応募する際に利用しました。
面接対策もやってくれたのはありがたかったのですが、かなり高圧的でイライラしました。
こういうのは担当の方次第だと思うのですが、こんな若い人に上から言われたらさすがに社員教育を疑ってしまいます…
第二新卒エージェントneoは幅広い20代の方に利用されていますが、特に以下の方におすすめです。
1つずつ解説します。
第二新卒エージェントneoは「これまでとは違う仕事がしたい!」と考えている第二新卒の方の気持ちに寄り添ってくれます。未経験でも応募可能な求人が多数あるので、新たなキャリアの開拓をスムーズに進められるでしょう。
また「なんとなく転職したいけれど、やりたい仕事が分からない」という方も、アドバイザーと面談していく中で方向性を見出せるはずです。
就職活動や社会人としての経験がある第二新卒だからこそ、第二新卒エージェントneoのサポートを活用すれば更なるステップアップが目指せるでしょう。
現在働いていないニートやアルバイト暮らしのフリーターの方にも、第二新卒エージェントneoがおすすめです。
20代向けの丁寧なキャリアサポートを強みとする第二新卒エージェントneoなら、就職経験が無くても安心して転職活動を進められるでしょう。
履歴書の書き方から就職後の相談までしっかり応じてくれるので、1人で進める就職活動よりも断然心強いはずです。
第二新卒の方におすすめの新卒エージェントは以下のとおりです。
ここからは、各サービスの特徴を解説していきます。
どれも利用は無料なので、気になるエージェントがあれば登録だけでもしてみてください。
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
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求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。
『ワークポート』は、IT・WEB業界を始めとした各業界の求人を網羅的に扱う転職エージェントです。
IT・WEB業界が今ほど大きくない頃から、IT分野での転職サポートを行ってきた実績があり、その分企業との信頼関係を築いています。
求人数や取引企業数、転職サポート実績はトップクラスで、ワークポート経由でしか応募できない企業も少なくありません。
また、コンシェルジュ(転職サポートの担当者)の専門性が高く、業界・職種の知識を熟知した担当者がつく仕組みとなっています。
利用者からは「コンシェルジュの対応が非常に丁寧で、履歴書対策から面接対策まで徹底的につきあってくれた」との声が寄せられています。
未経験・第二新卒向けの求人を多く扱っている特徴もあるので、新たな業界に挑戦したいという方におすすめです。
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。
親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプランや女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。
『パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢と有用な提案を受けることができるでしょう。
さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。
『パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)』があります。
取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。
『パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。
既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう。
『マイナビジョブ20s』は、全求人が20代対象の、第二新卒・既卒に特化した転職エージェントです。
書類添削、面接対策の他にも、自己分析に役立つ適性診断を受検することができるため、非常にサポート体制が充実しています。
職種・業種が未経験でもOKな求人が50%以上あるため、新たな職種・業界に挑戦したい方にもおすすめな一社です。
まずは登録して、相談だけでもしてみてください。
マイナビジョブ20s公式サイト:
https://mynavi-job20s.jp
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです。
ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。
レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。
また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます。
レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。
また、専門性に満足できなかった場合、下記業界別に特化型のエージェントを併用すると良いでしょう。
おすすめエージェント | 業界別解説サイト | |
IT・Webエンジニア | リクルートエージェント | IT転職サイト・エージェントおすすめ11選 |
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アパレル | クリーデンス | アパレル業界の転職で使う価値あるエージェント14選と活用法 |
看護師 | 看護roo | 看護師さん723人が選んだ転職サイトおすすめランキング |
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介護 | レバウェル介護(旧:きらケア) | 介護転職に強い転職サイト・エージェントおすすめ14選 |
保育士 | ヒトシア保育 | 保育士転職サイトおすすめ14選|目的別にプロが厳選! |
どの転職エージェントも登録自体は3分程度なので、まずは気軽に登録してみて転職エージェントとコンタクトをとってみてください。もちろん利用は完全無料です。
実際、転職サイトへ登録することによって以下2点ができるようになります。
では、順にご説明します。
転職サイトを利用することで、様々な求人を見ることが可能になります。
さらに、転職サイトで一般公開している「公開求人」のみならず、「非公開求人」まで見ることができるので、幅広い求人を見たいのであれば、必ず複数登録すべきだといえるでしょう。
〜非公開求人〜
事業戦略上、表立って募集はできないが、こっそり人を採用したい企業が転職サイト側に依頼する内容のもので、給与やポジションなどがハイグレードであるという特徴があります。
非公開求人も見ることで、ご自身の希望する労働条件や職場を見つけられる可能性がグッと上がります。
この章では、転職のプロがしてくれる『4つのサポート』について紹介をしていきます。
選考前から入職後まで、とにかく手厚いサポートを無料で行ってくれます。
反対に転職サイトを使わずに転職をすると各ステップで非常に苦労するので、そこも合わせて説明していきます。
転職サイトに登録をすると、担当者が連絡をしてくれます。
そして、その後時間を合わせて対面もしくは電話で面談を行い「転職しようか迷っている」レベルの相談から「こんな職場に転職したい」などのヒアリングまでを行ってくれます。
また、あなたの希望に応じて、その後求人をガンガン紹介してくれるようになるので、以下のような譲れない条件があれば,ここでぶつけておきましょう。
面談の後は、あなたの要望に合わせて求人を紹介してくれます。
要望に合った求人の中から、興味があるものがあれば、転職サイトが応募手続きを代行して行ってくれます。
この時、転職サイトだから知っている職場の実情なども踏まえながら提案をしてもらえます。
また、転職サイトの場合、ネット上などに公開されている公開求人の他に、ネット上には公開されない「非公開求人」も存在します。
転職サイトを使っている方にとって、非公開求人は「好条件の求人が多い」というメリットがあります。
実際にネット上に公開されたら応募者が殺到してしまう、今働いている方よりいい条件になってしまうなど、非公開求人は「非公開にすべき理由」のあるいい求人が非常に多いです。
履歴書や面接対策などの「受かるためのサポート」も転職サイトは必死に行ってくれます。
転職サイトはあなたが転職に成功し、入職して初めて「紹介料」をもらえます。
そのため、紹介して終わりではなく、受かるためのサポートも徹底的に行ってくれます。
また、あなた自身ではなかなかしづらい、条件面の交渉も担当者が行ってくれますので、希望の条件をしっかりと伝えておきましょう。
内定した後もサポートは以下の面で、手厚く実施してくれます。
以上のように、内定が決まった後も入職するまでサポートしてくれ、面倒な手続きなどもほとんど代行してくれます。
この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。
万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。
転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。
転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。
第二新卒エージェントneo(旧:転職エージェントneo)に関するよくある質問をまとめました。
登録を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
転職を迷っている段階でも、第二新卒エージェントneoは利用できます。
「転職するか決まっていないのに、転職エージェントを利用して良いのか不安」
「行きたくない企業でも、転職エージェントに進められたら行かないとダメなのかな」
このように考えている人もいるかもしれませんが、その心配は不要です。
転職エージェントを利用したからといって、必ずしも転職をする必要はありません。登録してみてイマイチだった場合は、サービスの利用を中断できます。
転職しようか迷っているのなら、まずは求人情報を眺めたり、キャリア相談を受けたりするなどして転職のイメージを掴んでみると良いかもしれません。
転職を意識して行動すれば、ご自身のキャリアを見つめ直すきっかけになるでしょう。
地方に住んでいても、第二新卒エージェントneoで転職活動を進められます。
拠点は東京・大阪・名古屋・福岡なのですが、第二新卒エージェントneoはオンラインでの対応も充実しているため、インターネットを通じて全国どこからでもアクセス可能です。
遠方で対面での面談が難しい場合は電話やWeb上でのカウンセリングを実施しているので、地理的な制約を気にせず転職活動を進められるでしょう。
新卒の方には、同グループが運営している就職エージェントneoがおすすめです。
就活エージェントneoは就活生に特化した支援サービスを行っており、内定支援実績はなんと約45,000件にも及びます。
「面接がうまくいかない理由がわからない」
「自分に合った就活方法を教えてくれる人がいない」
「このままだと内定をもらえない気がする」
これらの悩みを抱えている就活生は、就職エージェントneoでプロのアドバイザーに相談すれば就活を今よりも有利に進められるでしょう。
ハローワークは求職者の就職・転職サポートや失業保険・雇用保険の手続きなど公的なサービスを提供している機関です。
一方、第二新卒エージェントneoは民間の転職エージェントであり、求人情報の提供・キャリア相談・面接対策など、より個別かつ専門的なサポートを提供します。
ハローワークは窓口で転職に関する相談に乗ってもらえるものの、転職エージェントのようにマンツーマン指導は行っていません。
また、ハローワークは地元の中小企業求人が多い傾向ですが、転職エージェントはエリアを問わないうえ中小企業〜大手企業まで案件のバリエーションが豊富です。
目指すキャリアについて相談したり、念入りな面接対策をしたい場合は、第二新卒エージェントneoや就職エージェントneoなどの転職サービスを利用しましょう。
中でも第二新卒エージェントneoは、幅広い企業と提携しているため、より多くの求人情報にアクセス可能です。
第二新卒エージェントneoでは、就職者の定着率が安定している企業や若手の育成力が高い企業などの優良な求人を厳選しているため、ブラック企業求人に出会う可能性は低いです。
また就労環境や労働条件をしっかり精査した企業のみと取引しているので、安心して転職活動が進められるうえ、転職後のミスマッチも最小限にできるでしょう。
第二新卒エージェントneoの退会手続きは、電話かメールで行えます。
どちらの連絡先も公式サイトの「お問い合わせ」に記載があるので、自分にあう方法を選択してみてください。
電話の場合は本人確認として、以下の内容を聞かれる可能性があるので、あらかじめ答えられる準備をしておくと手続きがスムーズになるでしょう。
メールの場合は確認の電話がかかってくるので、必要な質問に答えて退会手続きを進めてください。
なお、専任アドバイザーに直接退会の連絡する方法もありです。理由を深く聞かれたり、止められたりする場合があるので、しっかりと退会の意思を固めておきましょう。
実績は少ないですが、第二新卒エージェントneoは海外在住者向けの転職サポートも行っています。
国内在住者と同じようなキャリア面談や面接対策をオンラインで受けられます。
「今は海外に住んでいるけれど、転職を機に国内に居住地を移すつもり」という方は、利用を検討すると良いかもしれません。
第二新卒エージェントneoの評判について、利用者の口コミをまとめました。
しっかり思いを聞いてくださった上で、自分に合った企業を提案して頂きました。
大学を辞めてからすぐに就職したいと考えていたので、スムーズにサポートして頂けたのはとても心強かったです。
仕事を続けながら、転職活動をしていました。
業界や業種を考える段階から、担当カウンセラーの方が親身に相談に乗ってくださったのが嬉しかったです。
仕事の合間に時間を作るのは大変でしたが、担当カウンセラーの方のレスポンスが早く、スムーズに準備を進められました。
新卒時の担当者さんから紹介され、第二新卒エージェントneoを利用しました。
面接対策を中心に行って頂き、たくさんアドバイスをもらえたので、当日は自信を持って臨めました。
コロナの期間に1人で転職活動を進めるのが不安だったため、第二新卒エージェントneoを利用しました。
担当カウンセラーの方がとても丁寧で、企業研究や面接対策を丁寧に行って頂けたのが嬉しかったです。
自分に合った企業さんを紹介してくれました。
転職以外の話もたくさんできて、嫌な顔せず聞いてくださって嬉しかったです。
もっともっとお話したかったです。
将来像や考えを掘っていく中で考えが変わったり、自己分析で迷走しがちだったりしたので、担当カウンセラーの方にはたくさん相談に乗ってもらいました。
コロナ渦で満足できる内定を取得できたのは、担当カウンセラーの方が支えてくださったおかげです。
第二新卒エージェントneoは、20代の転職に特化しており、就職経験のないフリーターやニートの方でも利用できます。
書類の添削や面接対策が充実しているので、選考に向けて十分に備えられるでしょう。
なお、他の転職エージェントも気になるという方は「転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!」のページで、他の転職エージェントの評判もご紹介しているので、こちらを参考にしてみてください。
中でも評価が高かった以下の転職エージェントから2~3社ほど登録し、しっかりと転職活動を進めていきましょう。
『エリートネットワーク』に本当に登録すべきなのか、信用できる評判を見てから決めたいですよね。
実は、評判を紹介するWebサイトも多数ありますが、評判を投稿する回答者の母集団によって大きく左右されるため、あてにならないものも多く含まれます。
具体的には、「回答数が少なすぎて、評判が偏りすぎている」「自分の年収より明らかに低い人しか回答しておらず、全く参考にならない」という声をよく聞きます。
そこで、このページでは『エリートネットワーク』の評判について、幅広い母集団からアンケート調査し、信用できる評判・口コミを集めました。
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「ワークポートって本当に評判が良いの?」
「ワークポートを利用した人の口コミ評価が悪いって本当?」
と疑問をお持ちですね。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験のある500名にアンケート調査を行ったところ、『ワークポート』の利用者満足度は総合満足度4位という結果になりました。
中でもサポート力は3位で、IT・Web業界の求人を多数保有し、アドバイザーの対応力が高評価、未経験や第二新卒の方にも最適な求人が多く、初めての転職活動でも使いやすいと高い評判が聞かれました。
ただ、希望業界や条件によっては、他の転職エージェントを利用した方が良いこともあります。
実際に『ワークポート』を利用した方の口コミをまとめると、主な良い評判と悪い評判はそれぞれ次のようなものでした。
ワークポートの良い口コミ |
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ワークポートの悪い口コミ |
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そこでこの記事ではワークポートの評判・口コミについて、実際に利用した人の声を元に分析・解説していきます。
「ハタラクティブの評判ってどう?」
「ハタラクティブは本当に第二新卒やフリーターに強いの?」
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験のある500名にアンケート調査を行ったところ、『ハタラクティブ』の利用者満足度は総合満足度5位という結果になりました。
中でもサポート力は3位で、業種・職種未経験や社会人未経験の方へのサポートが厚く、フリーター・ニートや既卒の就職活動、第二新卒の転職活動のコツを教えてくれると高い評判が聞かれました。
よって、『ハタラクティブ』は初めての就職活動や転職活動をする人におすすめできる転職エージェントと言えます。
加えて、『ハタラクティブ』では面接実施者の80.4%が内定を獲得し(2023年2-4月面接実施者の実績)、内定獲得者の86.5%の人が大企業への就職を成功させている(2020年8月~2021年1月実績)のが特徴です。
そんな高評価・好実績を誇る『ハタラクティブ』ですが、人によっては別の転職エージェントを併用した方が良い場合もあります。
実際に『ハタラクティブ』を利用した方の口コミをまとめると、主な良い評判と悪い評判はそれぞれ次のようなものでした。
ハタラクティブの良い口コミ |
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ハタラクティブの悪い口コミ |
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全て読めば、『ハタラクティブ』が自分に合うかを判断でき、就職の第一歩を踏み出せるでしょう。
編集部が実施した転職経験者500名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い20代向け転職エージェント・転職サイトベスト3は、下記の3つ。
キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての20代・第二新卒者におすすめの相談先です。
左右にスクロールできます。
おすすめ転職サイト | 口コミ満足度 | 公開求人数 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
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約34.8万件
(+非公開求人約27.4万件) |
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約4,100件
(すべて20代対象の求人) |
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約18.4万件 |
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〔求人数〕2023年2月14日時点
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
---|---|
対応エリア | 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡 |
求人数 | 約3,000件 |
利用料金 | 無料 |
担当エージェント | 有 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
※2023年12月時点
ハタラクティブは、フリーターやニート、既卒の人のはじめての就職や、第二新卒として未経験の業界に転職したい人など、20代の未経験者向けの就活・転職サービスです。
登録すると、20代専門のキャリアアドバイザーからのマンツーマンのサポートを受けられるため、スキルや経歴に自信がない人でも安心して就職・転職活動に取り組めるでしょう。
実際、ハタラクティブを利用した人の書類通過率は96%以上、内定率は80%以上※を誇っています。さらに、内定獲得者の8割が大企業(従業員1,000名以上)に就職しています。
はじめての就活・転職で何をしたらよいかわからない人や、学歴・経歴に自信がないけど正社員として働きたい人は、ぜひ登録してみてください。
<ハタラクティブのおすすめポイント>
※2023年2月〜2023年4月時点の面接実施した求職者のうち、内定が出た求職者の割合
そんな若手の正社員就職に強みを持つ『ハタラクティブ』について、転職エージェント利用経験者500名を対象としたアンケート調査をもとに、『ハタラクティブ』の口コミ・評判やサービスのメリット・デメリットをまとめました。
実際に『ハタラクティブ』を利用した求職者の口コミをまとめると、主な良い評判・悪い評判はそれぞれ次のようなものでした。
ハタラクティブの良い口コミ |
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ハタラクティブの悪い口コミ |
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『ハタラクティブ』の良い評判・口コミとしては、「応募者の経歴を問わない未経験求人の豊富さ」と「転職サポートの丁寧さ」に評価が集中しました。
中途採用市場において未経験OKの求人が少ないなかで、『ハタラクティブ』のように職歴がない人でも応募できる未経験OKの求人が多いのは、サービスとしての大きな強みでしょう。
他方で、悪い評判・口コミで多く聞かれたのは「求人案件の物足りなさ」「求人条件の不一致」など、紹介される求人に関する内容が大半でした。
転職エージェントの評判や口コミを調査すると、必ずと言っていいほど「キャリアアドバイザーの質」について言及するコメントが見られますが、その割合が少数なのは『ハタラクティブ』がサービスの質向上に尽力した結果でしょう。
求人の質や量に関しては、転職エージェントを併用することで解決する側面が大きいです。『ハタラクティブ』に関しては高評価が悪い体験談を上回っており、求職者にとって有用・おすすめできる転職エージェントであると言えます。
次のセクションでは、『ハタラクティブ』の利用者満足度を主要な転職エージェントとの比較で分析していきます。
また、実際に寄せられた『ハタラクティブ』の口コミ・評判はそれぞれ本記事の中盤で紹介しています。
他の転職エージェントとの比較やサービスの基本情報よりも口コミが気になるという人は、以下のボタンからすぐに口コミ紹介箇所にジャンプできます。
Career Theory編集部では、『転職エージェント利用者500人への独自アンケート』を実施し、利用した転職エージェントを5点満点で評価していただきました。
調査の結果、『ハタラクティブ』は総合満足度が5位、サポート力は3位でありながら求人の質や量については6位と、主要サービスのなかでもサポート力に強みがあることがわかりました。
評価項目 | ハタラクティブの順位・得点 | 口コミ・評判からわかる特徴 |
---|---|---|
総合満足度 (求人×サポート力の総合評価) |
5位/10社中 (4.0点/5.0点) |
未経験者やキャリアに自信がない人に好評 |
求人の質・量 (紹介された求人の量や内容は良かったか) |
6位/10社中 (3.9点/5.0点) |
未経験OKの求人が多く、カウンセリングを通じて求職者に適した求人を紹介してくれるが、全体求人数は少なめ |
サポート力 (必要なときに必要・親切なサポートを受けられたか) |
3位/10社中 (4.2点/5.0点) |
職務経歴書の添削や面接練習を丁寧に対応してくれると好評 |
調査対象となる転職エージェントのうち、有効回答が豊富に集まった転職エージェントのランキング順位・公開求人数・利用満足度をまとめたものが以下の表です。
『ハタラクティブ』は対象求職者が近い他の転職エージェントと比較しても上位の利用者満足度を誇り、求人の質とサポート力を両輪で実現する点でおすすめしています。
転職エージェント | 公開求人数|利用満足度 |
---|---|
1位:マイナビジョブ20’s 公式サイト |
約4,000件|★★★★★4.6 大好評の20代専門転職エージェント! 全求人が20代対象、うち70%が未経験歓迎求人 20代 |
2位:えーかおキャリア 公式サイト |
非公開|★★★★★4.5 職歴・経歴・学歴を問わず相談可能の手厚いサポート ニートからの正社員就職相談「歓迎」!! 20代就業経験なしOK |
3位:就職Shop |
非公開|★★★★☆4.1 人材業界最大手企業リクルート運営の安心感! 経験・資格を見る書類選考はなしで選考・面接を受けられる 20代就業経験なしOK |
4位:キャリアスタート |
非公開|★★★★☆4.1 若手向けの転職・就職エージェント! 30代前半までOKで手厚いサポート 20代30代前半 |
5位:ハタラクティブ |
約2,600件|★★★★☆4.0 20代の就職・転職に特化した転職エージェント 職歴・経歴・学歴を問わず相談可能の手厚いサポート 20代就業経験なしOK |
6位:Re就活エージェント |
非公開|★★★☆☆3.6 転職イベントで有名な求人サイトのエージェント版 業種・職種未経験歓迎の求人が多い20代特化サイト! 20代就業経験なしOK |
7位:アーシャルデザイン |
非公開|★★★★☆4.1 20代が未経験分野に転職したいときの頼れる相談先 フリーターやニートの転職支援にも強い 20代就業経験なしOK |
8位:DYM就職 |
非公開|★★★★☆3.8 社会人経験がなくてもOK! 職歴・学歴を問わず充実のサポート 20代 |
9位:リクらく |
非公開|★★★★☆3.8 未経験からの正社員就職に強い! 面接1回の独自選考ルート求人もあり 20代就業経験なしOK |
10位:JAIC(ジェイック) |
非公開|★★★★☆3.8 正社員未経験者やフリーターの支援に特化!(30代前半までOK!) ビジネスマナーなど就活の基礎から教えてもらえる 20代30代前半就業経験なしOK |
〔求人数〕各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月26日時点
『ハタラクティブ』以外にランクインしている転職エージェントも、それぞれに高い評価を得ており、個々の特徴・メリットが存在します。
たとえば、未経験歓迎求人に力を入れ各企業の内部事情にきわめて精通している転職エージェントや、書類選考なしで面接を受けられる点に強みを持つ転職エージェントなど、各社のサービスの特色はさまざまです。
上掲のランキング表は、あくまで、『ハタラクティブ』があなたにとってぴったりとフィットする転職エージェントの有力候補となり得ることを示すものです。
当記事ではここから、『ハタラクティブ』の詳しい口コミ・評判やメリット・デメリット、さらにはランクインした他のサービスの特徴も詳しく解説していきます。
この記事を通して、あなたがどの転職エージェントを選び相談すべきかを吟味していきましょう。
『ハタラクティブ』を利用した方から寄せられた口コミ・評判を分析した結果、『ハタラクティブ』の良いところ・満足だったところとして次の3点が多く挙げられていました。
この章では、上記の3ポイントについて、実際に寄せられた『ハタラクティブ』の口コミとともに解説していきます。
『ハタラクティブ』は、応募者の経歴を問わない未経験求人が豊富であると評判です。
まずは『ハタラクティブ』の求人数をめぐる口コミ・感想を見てみましょう。
学歴や職歴が低い人専用のサービスということでした。最初に会った時に「20代であればいくらでも求人はありますよ」と言っており、その通りでした。
大学卒業後にアルバイトを続けて職歴もない状態からサポートしていただき感謝しています。
元派遣社員で、利用のきっかけは契約更新です。学歴は高卒なので、正社員は諦めていたものの、20件以上の案件を紹介してもらえました。
転職サイトをつかったときは書類選考すら通らなかったので、相談をして良かったです。
20代後半になり、初めての就職活動で利用しました。フリーター生活が長くろくに就職活動をしたことがなかった自分にも仕事の探し方や履歴書の書き方、面接の受け方などマンツーマンで1から教えてくれました。
分からない事があれば連絡すればすぐに対応していただき、無事に面接を終えて就職が決まりました。
実際に『ハタラクティブ』の未経験求人をチェックしてみると、未経験OKの求人が全体の75%を占めていることがわかりました(2023年10月26日時点)。
『ハタラクティブ』は、1章で紹介した第二新卒や既卒者・フリーター向け転職エージェントのなかでも未経験求人が豊富と言って良いでしょう。
1章で紹介した転職エージェントのうち、主要な第二新卒や既卒者・フリーター向け転職エージェントで「未経験OK」の公開求人数を調査したところ、以下の通りでした(求人数が非公開であるエージェントを除く)。
転職エージェント | 公開求人数|利用満足度 |
---|---|
マイナビジョブ20’s 公式サイト |
約4,000件|★★★★★4.6 大好評の20代専門転職エージェント! 全求人が20代対象、うち70%が未経験歓迎求人 20代 |
ハタラクティブ |
約2,600件|★★★★☆4.0 20代の就職・転職に特化した転職エージェント 職歴・経歴・学歴を問わず相談可能の手厚いサポート 20代就業経験なしOK |
〔求人数〕各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月26日時点
『ハタラクティブ』は公開求人の絶対数でこそマイナビジョブ20’sには及ばないものの、公開求人の総数に対する未経験OK求人の割合は2社ともに75%と肩を並べています。
なお、業界最大手の『リクルートエージェント』では、「未経験でも可」とする求人数が保有求人全体の11.9%、業界大手の『dodaエージェント』では「職種未経験歓迎」「業種未経験歓迎」をそれぞれ算出・合算した求人数が保有求人全体の9.0%である点を考慮すると(各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月13日時点)、『ハタラクティブ』における未経験OK求人の割合の高さは顕著であると言えます。
これらの点も総合的に加味すると、『ハタラクティブ』は未経験者を対象とする求人を豊富に保有する転職エージェントとして問題ないでしょう。
以下の記事では、未経験者が転職活動を成功させる方法についてさらに詳しく解説しています。「未経験だけど他の仕事をしてみたい…」と考えている人はぜひ合わせて読んでみてください。
冒頭に挙げた3件以外にも、『ハタラクティブ』の求人数・質をめぐる口コミ・評判には次のような声がありました。
良かった点としては、経験が少ない若年層でも様々な業界に挑戦できるということと、都内の案件を多く持っているので、都内で働きたいという方にお勧めです。
また、施工管理の求人を推しているみたいなので、施工管理に興味がある方は、利用してみるといいかもしれません。
求人の数が多くてしっかり選べたという声はもちろん、希望や興味のある分野を伝えた場合にもしっかりと要望に応えてくれたという感想もありました。
未経験OK求人が豊富な『ハタラクティブ』ならではの選択肢の豊かさと言えるでしょう。
『ハタラクティブ』利用者から寄せられた口コミでは、サポートが丁寧で就職成功率が高いという評判も聞かれました。
転職サポートに関しては、大きく以下の2点がメリット・良かった点として挙げられています。
まずは『ハタラクティブ』のサポートをめぐる口コミ・感想を見てみましょう。
このように、『ハタラクティブ』は履歴書・職務経歴書の添削や面接練習が丁寧で、手厚いサポートのおかげで転職が決まったという声がありました。初めての転職でも安心して進められますね。
転職サポートの丁寧さは、特に20代・第二新卒や社会人未経験の方からの評価が高く、転職活動や初めての就職で不安を抱いていた方には励みになるようです。
『ハタラクティブ』の公式発表によると、このエージェントを経由して面接選考を受けた人の80.4%が内定を獲得しています(2023年2-4月面接実施者の実績)。
それだけでなく、『ハタラクティブ』を通じて内定を獲得した人の86.5%の人が大企業への就職を成功させている点も注目に値するでしょう(2020年8月~2021年1月実績)。
こうした高い就職・転職成功率の背景には、やはり『ハタラクティブ』が提供する高いサポート力の存在があると考えられます。
『ハタラクティブ』における主な転職支援サービス内容は、以下のようなものです。
ハタラクティブの主な転職サポート内容
口コミ評判にもあるように、面接対策として質問リスト(同業界や同じ応募先企業の面接でよく聞かれる質問のリスト)をもらえたり、自己PRなどの回答内容を考えたりと、応募先ごとの面接対策を行ってもらえます。
『ハタラクティブ』のキャリアアドバイザーは、求人票からは読み取れない内部事情や採用背景などを詳しく把握しています。
転職活動は情報戦ですから、事前に多くの情報を得られることで他の候補者と差をつけやすく、転職成功に近づけるのです。また、職務経歴書は指定されたフォーマットで提出し徹底的に添削されます。
しんどく感じる人もいるようですが、独力の転職活動では作れないような質の高い書類に仕上げることができ、書類選考通過や内定に大きく近づけるでしょう。
さらに、『ハタラクティブ』を利用して内定された人の86.5%が大企業に就職している点も大きな特徴です(2020年8月~2021年1月利用者実績)。
こうした大企業は業績が良好で事業・組織拡大のためのポテンシャル採用を行いたい企業が中心です。
求職者から人気の成長企業・安定企業に対する内定率が高いことは、『ハタラクティブ』が誇るサポート力の高さを裏付ける1つの証左と言えるでしょう。
このように、『ハタラクティブ』ならではのノウハウを活かした選考サポートは、内定獲得に大きく寄与していると言えるのです。
冒頭に挙げた2件以外にも、『ハタラクティブ』の選考サポートに関する口コミ・評判には次のような声がありました。
このように、『ハタラクティブ』利用者から寄せられた口コミ・評判には、担当者から丁寧な転職サポートを受けられたという声や感想が目立ちました。
この丁寧さが『ハタラクティブ』の就職成功率の高さにもつながっているのでしょう。
『ハタラクティブ』利用者から寄せられた口コミ・評判では、サービス・担当アドバイザーの対応にスピード感があるという声も聞かれました。
実際に寄せられた、『ハタラクティブ』の対応スピードやレスポンスの早さに関する良い口コミ評判をみていきましょう。
このように、『ハタラクティブ』には「担当者からの返信が早かった」「早期就職も可能」など、対応が早いことへのポジティブな口コミがみられます。
転職活動ではスピード感も重要で、アドバイザーのレスポンスや対応が早ければ転職活動をスムーズに進めやすく、大きな強みとなります。
また担当アドバイザーの対応の早さは、サービスの利用体験を大きく左右する要素の1つです。
また安心感・信頼感を持てるなどメリットも多く、転職エージェントをとても快適に利用できる効果も期待できるでしょう。
前掲の口コミからは具体的な対応日数を読み取れないものの、『ハタラクティブ』のスピード感に関する口コミではみな一様に「早い」と言うからには、即日ないしかなり短い日数での対応が得られたものと考えられます。
その場合、利用者に「待ち」を感じさせない体験を提供できるのは、転職エージェントとして優秀な対応と言えるでしょう。
一般的に、転職エージェント利用時における担当アドバイザーからのレスポンス速度はまちまちです。
求人への応募や面接の合否など、アドバイザーと企業間でのやり取りが発生する場合には数日を要するケースもあります。しかし、転職エージェント内で完結する内容のやり取りであれば可能なかぎり即日ないし翌日(1営業日以内)に応答してくれるアドバイザーがほとんどです。
実際に『ハタラクティブ』では、登録後の求人紹介についてカウンセリング後希望を提示してもらえればすぐに求人紹介をおこなうとしています(過度に合致求人数が少ないような条件を提示すると、後日の紹介になることがあります)。
また『ハタラクティブ』ではLINEやSkypeなどのチャットツールも日常的に利用するそうで、求職者にとってもコミュニケーションが取りやすく、結果としてアドバイザーの返信の早さにつながっているのでしょう。
先に紹介した3件以外に、『ハタラクティブ』のレスポンスの早さに関する口コミ・評判として、次のような声がありました。
このように、『ハタラクティブ』のレスポンスの早さや対応に満足する声が目立ちました。
加えて、よくある転職エージェントへの不満の一つに「電話連絡がしつこいこと」が挙げられますが、『ハタラクティブ』の場合はメールやチャットツールなどによる連絡が中心であることで、満足度も上がっているのでしょう。
内定までのスピードが最速1週間程度・応募1社目かつ第1希望の企業から内定獲得といった実績(公式サイト発表,2023年10月27日閲読)がある点も、コミュニケーションの早さが要因の一つと考えられます。
スキルや職歴に自信がない場合でも、ハタラクティブを利用すれば、高確率で就職を目指せるでしょう。
なぜならハタラクティブには、応募者の人柄や性格などのポテンシャル面を重視している求人が多数あるからです。
事実、ハタラクティブを利用した人の80.4%※1が内定を獲得しています。また、内定獲得者の8割以上※2の人が大企業(従業員1,000名以上)への就職を実現しています。
※1 2023年2月~2023年4月時点の面接実施した求職者数のうち、内定が出た求職者の割合
※2 2020年8月〜2021年1月 利用者の内定実績
以下に、ハタラクティブを利用して就職できた人の声をまとめました。
未経験OK・土日は休みたい・安定しているところがいいという条件から、「やりたい」と思える職場が見つかりました。
引用:ハタラクティブ
フリーターからはじめての就職で何もわからず不安でしたが、面接までずっとサポートしてくれたのでスムーズに進みました。
引用:ハタラクティブ
ダンス以外やりたいことがなく、何をしたらいいかわからない状況でしたが、アドバイザーの方と一緒にやりたい仕事を見つけることができました。
引用:ハタラクティブ
ハタラクティブを利用すれば、無職の場合や正社員経験がない場合でも、高い確率で就職を実現できます。「スキルや職歴に自信がないけど、どうにかして就職したい…」と考えている人にとっては大きなメリットといえるでしょう。
ハタラクティブを利用すると、20代専門のキャリアアドバイザーからのサポートを、マンツーマンで受けられます。
「内定獲得までの流れがわからない…」「興味のある仕事がみつからない…」など、さまざまな悩みを相談できるため、あなたが今抱えている疑問を解消しながら就職・転職活動を進められるでしょう。
<受けられるサポート内容>
また、ハタラクティブでは、電話以外にもメールやLINEでのやりとりが可能なため、仕事が忙しく日中に連絡がとれない場合でも、空き時間を活用してキャリアアドバイザーへの相談ができます。
電話連絡が苦手な人にとっては、心身の負担を軽減しながら就職・転職活動を進められるでしょう。
『ハタラクティブ』を利用した方から寄せられた口コミ・評判を分析した結果、『ハタラクティブ』の悪いところ・不満だったところとして次の3点が多く挙げられていました。
この章では、上記の3ポイントについて、実際に寄せられた『ハタラクティブ』の口コミとともに解説していきます。
『ハタラクティブ』の利用者から寄せられた悪い口コミ評判として「紹介された案件が物足りないと感じた」というものがありました。
ハローワークにあるような案件もあり、せっかく転職エージェントに相談したのに物足りなく感じたという声も見受けられました。
どのような案件を「物足りない」と感じるかは、人によって大きく異なります。
例えば、『ハタラクティブ』では営業職の求人が公開求人全体の約3割を占める一方で、事務職求人は全体の約1割と少ないため、紹介される求人の少なさから物足りなさを感じることがあるでしょう(2023年10月31日時点)。
一方、営業職・販売職などの希望職種が合致していても、仕事内容がアルバイトと大差ない場合や給与が少ないなど、条件面で物足りなさを感じるかもしれません。
しかし、これまで正社員を経験したことが無い人や実際に仕事をしたことが無い方は「まず正社員として働いてみる」と前向きに捉えてみてはいかがでしょうか。
完全未経験からの就職・転職では、職を変えるタイミングで待遇をアップさせるというよりも、就職後にステージや待遇をアップさせていくという考え方が必要です。
未経験者を念頭に置いた求人ということは、パート・アルバイトの業務経験しかないかそれもない人材である可能性を前提とした募集ということになります。
ポテンシャル採用というのはそうした人材の教育・育成(中長期的なキャリア形成)を前提とした募集ですから、「まずはできるところから始めてもらう」「その後、徐々にステップアップしてもらう」という活躍の仕方が想定されています。
そして企業によっては応募にハードルを感じさせないよう、求人情報には就職直後の業務内容だけ書いておくこともあります。
こうしたところから物足りなさを感じる人もいるでしょうが、活躍できる人には相応の仕事や待遇が後から追いついてきますので、まずは飛び込んでみましょう。
同時に、魅力的な企業でもどこか募集要項に物足りなさを感じる場合は、担当エージェントを通じて企業へ入社後の給与モデル・昇給実績やキャリアパスを質問してみてください。
入社後にどのような仕事・待遇で活躍でき得るのかを知れば、懸念を払しょくできるでしょう。
付け加えるならば、一度正社員で就職し一定期間働くことで、次の転職がしやすくなったり、将来のキャリアプランが描きやすくなったりすることは多々あります。
一方で、非正規雇用の状態が続けば続くほど、正社員での就職は難しくなりがちです。
このように、正社員で働くことであなたの将来の選択肢が広がる可能性が高いため、まずは正社員で働くことを目標に『ハタラクティブ』を活用してみてはいかがでしょうか。
『ハタラクティブ』の利用者から寄せられた口コミのなかには、「希望条件に合う求人紹介が少ない」という声が散見されました。
実際に編集部へ寄せられた口コミ・評判を見てみましょう。
このように求人の希望条件が合わないことや、希望とは異なる求人を紹介されてしまうこともあるようです。
『ハタラクティブ』は社会人経験が少なかったり、正社員未経験であったりする人でも応募できる求人を多数保有しています。
ただし、採用マーケットの動向・時期や、各利用者の希望条件によってはマッチする求人案件数が少なくなってしまうことがあります。
こうした場合に、代替案として希望条件からやや外れた求人を紹介されることがあるのです。
条件がぴったり合う求人が見つからない状態が続くと、希望条件の緩和や変更を提案されることもあり、せっかく仕事を探そうと思った気持ちを否定されたと不満や憤りを感じることもあるでしょう。
紹介される求人が希望に合わないと感じた場合、まず担当のキャリアアドバイザーとコミュニケーションを取ることをおすすめします。
それでも改善されない場合、『ハタラクティブ』あなたの希望に合う求人を保有していない可能性があるため、本記事の6章で紹介する転職エージェントを利用すると良いでしょう。
他のエージェントを利用することで、求人をチェックする数が増え、希望通りの求人が見つかる可能性が高まります。
悪い評判①も含めて、紹介した求人に関する悪い口コミ計4件以外に、『ハタラクティブ』の求人条件に関する口コミ・評判として、次のような声がありました。
正社員求人でも常用雇用型派遣とカッコ書きになっている求人が多数ありました。
また、様々な業界にチャレンジできるといっても、IT系の求人になると、案件が都内にしかないので、地方で働きたい方はそこがミスマッチになるかと思います。
一応、ブラック求人は取り扱っていませんとのことでしたが、個人的には一部引っかかる求人もあったので、個人の価値観で変わるかもしれませんが、鵜呑みにはしない方がいいと思います。
なお、他社の転職エージェントを利用しても希望条件に合わない求人を紹介される場合、あなたの希望と人材としての市場価値(企業側からみたあなたの評価)が合致していない可能性もあります。
あなたに最適な転職を叶えるためにも、アドバイザーとよく相談しながら転職活動を進めることがおすすめです。
『ハタラクティブ』について寄せられた口コミとして、「利用できる地域が限定されている」「自分の地域では使えなかった」という声もありました。
ハタラクティブの本体が東京だからか、求人も都内の案件が中心。
長野県に住んでいるため、希望の案件はみつからなかった。
東京の案件も中小企業が中心で、選り好みする人には向いていないのかもしれない。
ハタラクティブの支店は関東が中心なので地方だと利用しにくいかもしれません。
それでも、ハローワークより圧倒的に条件の良い求人が多いので、利用できる人は絶対に登録しておきましょう。
このように、関東以外では使えない・求人が見つからないことがあるようです。
『ハタラクティブ』の求人案件を調査したところ、1都3県の案件が全体の65%を占めていました(2023年10月31日時点)。『ハタラクティブ』の公式ホームページによると、求人の対象エリアは以下の通りでした。
ハタラクティブの求人対象エリア(2023年10月31日時点)
これらの地域には、『ハタラクティブ』を運営する人材紹介会社・レバレジーズ㈱の営業拠点(支店)が置かれています。
求人情報は人材会社の営業活動によって獲得されるので、基本的には支店に近いエリアに所在する企業・事業所が中心となるのです。
また、それらの支店は『ハタラクティブ』を利用する求職者に対するカウンセリング場所(相談会場)としても利用されています(2023年10月27日現在、オンライン面談も実施中)。
ハタラクティブのカウンセリング場所一覧
よって、上記以外の地域で仕事を探している場合は、求人が見つからない可能性が高いです。上記の地域で仕事を探している人でも、まず登録してみて求人が具体的にどのくらいあるのか、チェックしてみると良いでしょう。
なお、以下の記事では、都心だけでなく地方にも多くの求人を保有している転職エージェントを紹介しています。地方でも利用できるサイトを探している人はぜひ合わせて読んでみてください。
ここまで『ハタラクティブ』の良い評判と悪い評判の両方を紹介しました。
『ハタラクティブ』はその人のキャリアによって合わない場合も多いため、結果として「ハタラクティブはやばい」という評判に繋がってしまうことがあります。
そこでこの章では、『ハタラクティブ』がやばいと言われる理由を洗い出し、注意すべきポイントと合わせて解説します。
順番に見ていきましょう。
『ハタラクティブ』がやばいと言われる理由の1つ目として、利用者にとって「いまいち」なキャリアアドバイザーに当たってしまう場合があることが挙げられます。
具体的には、転職支援経験・実績がまだ浅い若手のアドバイザーに担当されてしまうことがあるという点です。
『ハタラクティブ』を運営しているレバレジーズ株式会社は社員の平均年齢が28歳(2023年10月5日時点)と比較的低く、キャリアアドバイザーも20代の若手が担当になりやすいと考えられます。
年齢が若いということは、フレッシュな社員が多い一方で、社会人経験はもちろん転職サポートの経験が浅い担当者も多くなります。
転職サポートの質はアドバイザーの経験値に依存しやすいため、経験の浅いアドバイザーが提供するサポートにはどこか頼りなさを感じてしまう人もいるでしょう。
ただし、同じ時代を経験してきた同世代の若手アドバイザーだからこそ相談しやすい・共感してもらえることも多く存在します。
20代や第二新卒くらいの転職エージェント利用者から寄せられた口コミを見ると、若いアドバイザーに担当してもらった際に、世代が近くて少しだけ先輩くらいのアドバイザーに担当してもらえて頼りやすかったというと語る体験談も珍しくありません。
若いアドバイザーが多い人材紹介会社を選ぶメリットもありますし、若手でも短期間のうちにたいへんな件数の転職成功実績を築くアドバイザーだって存在します。
まずは『ハタラクティブ』の初回面談を受けてみて、頼れる人かどうかを試してみるのが良いでしょう。
そして、もし自分の担当キャリアアドバイザーのサポートがいまいちだと思ったら、すぐに担当変更を依頼しましょう。
担当変更は、転職エージェントではよくある話ですので、それほど引け目を感じる必要はありません。
納得のいく転職先を見つけ、転職を成功に近づけるためにも、キャリアアドバイザーに不満がある場合は臆することなく変更を依頼しましょう。
『ハタラクティブ』を利用した人の中には、掲載求人について「ブラックっぽい求人を紹介された」「ブラック企業求人のように感じた」と語る人が複数存在しました。
「土日出勤のある会社を紹介された」「残業が多い」など、求職者の希望条件や価値観から外れた企業を紹介されると、紹介された企業がブラックであると解釈してしまう人もいるようです。
ただし、実際に『ハタラクティブ』が本当にブラック企業求人を紹介しているのかという点においては、現実的にそうだと考えることは難しいでしょう。
というのも、『ハタラクティブ』を含む転職エージェントにとって、ブラック求人を保有・求職者へ紹介することに何もメリットがないからです。
今日において、転職エージェントは求職者の評価を重要視した運営を行っています。
無理に劣悪な環境の企業を紹介し内定させたとしても、転職者が短期で離職すると悪い口コミ評判につながってしまいます。加えて、SNSの普及により情報共有と取得が容易となった昨今では、転職者の悪い口コミが瞬く間に広がってしまうため、一時的な利益があったとしても長期目線では大きな損失となるのです。
これらの点からも、労働基準法違反となる環境要件のように、客観的に明確なブラック企業求人を『ハタラクティブ』が保有しているとは考えにくいでしょう。
そもそも、ブラック企業という言葉には確立された定義がなく、求職者から見て抵抗を感じやすい労働条件に対して使われてしまうことがあります。
一例として、残業時間の多さや休日出勤が挙げられますが、これらについては業種・職種によって平均的な時間・日数も大きく異なるものであり、労働基準法に違反しない限り特段の問題はありません。
客観的にブラックと呼ぶことはできず、問題はあくまで、そうした働き方・就労環境の職場があなた自身にとって魅力的たり得るかどうかです。
『ハタラクティブ』を利用して転職活動をする際に、まずは「ご自身にとってどのような環境を絶対に避けたいか」を明確にしておくことをおすすめします。
具体的には、以下の3点を押さえましょう。
いかにご自身の希望に沿った仕事が見つかるかによって転職活動への満足度は大きく変わります。担当のキャリアアドバイザーとやり取りをしながら、あなたに最適な仕事を探してみてください。
『ハタラクティブ』から紹介される求人は人によって「質が悪い」と感じることがあります。
業務内容や給与・待遇面に関して不足を感じる利用者がいるようで、これには『ハタラクティブ』が持つ求人の傾向が関係しています。
『ハタラクティブ』の大きな特徴は、未経験OKの求人を非常に多く保有していることです。
それどころか、『ハタラクティブ』の取扱い求人のメインボリュームは未経験者向け求人と言って差し支えないでしょう。
この未経験者向け求人の多さが利用者にとって物足りなさを感じさせる一因になっていると考えられます。
未経験でもチャレンジできる仕事は、採用時点では専門的な知識や経験がなくても取り組みやすい仕事である場合が多くあります。
そして、未経験者向け募集の求人票というものは、求職者にとって就業後のイメージが明確に抱きやすいようにと、採用直後の業務内容・待遇に留めて記述されていることが珍しくありません。
つまり、未経験者向けの求人票には、業種・職種・社会人経験などが無い・少ない人が最初に担当できる業務内容とそれに見合う待遇のみが記載されているケースがあります。
対する経験者向け中途採用の求人票の場合は、応募者の経験・スキルにも幅があるという前提のもと、かなり上の段階までの想定業務や想定給与まで記載されていることがほとんどです。
こうした違いによって、一般的な中途採用求人のイメージで未経験者向け求人を確認すると、「担当業務が初歩的すぎる」「給与が低すぎる」といった物足りなさを感じてしまうことがあるのです。
しかしながら、求人票の記載は採用直後の待遇を前提としたものであることがほとんどであるため、求人票の記載だけでもってその後の担当業務・キャリアアップに見切りをつけてしまうのは良くありません。
就業後のキャリアパス(ステップアップ)や昇給については、エージェントを通じて求人企業へ確認すれば応募前でも詳細に説明してもらえることがほとんどです(選考前にカジュアル面談=個別の企業説明会のようなものを設定してもらえることもあります)。
気になる企業の求人があって就業後のキャリア・待遇に不安がある場合には、まずはエージェントに詳細を確認するのがベストです。
特に正社員未経験の方の場合は、まず正社員として働いてみるのがおすすめです。
正社員としてさまざまな経験を得ながら、長期的な目線で仕事のステージや待遇を上げていくという考え方が必要となります。
一方、既に正社員としてある程度の社会人経験を積んだような人(たとえば、第二新卒と呼ばれる社会人経験3年を超えて以降など)が年収アップを目指して転職する場合、『ハタラクティブ』の利用はおすすめしません。
『ハタラクティブ』は、正社員のクラスアップ(経験を前提にキャリアアップ)というよりは、社会人経験が浅い・ない人がより良いスタート・リスタートを切る(経験を前提としないキャリアチェンジ)ための支援を得意とするエージェントです。
ある程度のキャリアがある人を対象とした大手転職エージェントのほうが幅広い求人を保有しているため、年収アップやキャリアアップを目指す人は、『マイナビエージェント』など、他の転職エージェントを利用しましょう。
ここでは、ハタラクティブの利用をおすすめする人について紹介していきます。
それでは1つずつ紹介していきます。
学歴に自信がない人でも、ハタラクティブを利用すれば、正社員での就職を実現できる可能性が高いでしょう。
なぜなら、ハタラクティブと提携している企業の多くが、学歴以上に人柄や性格などのポテンシャルを重視した採用をおこなってくれるからです。事実、中卒や高卒、大学中退の経歴の場合であっても、内定を獲得できた人は多数います。
学歴に固執しない姿勢は、求人検索の条件設定からもわかるでしょう。実際、こだわり条件を選択する項目では「学歴不問」の求人を選べます
<学歴不問の求人例>
職種 | 雇用形態 | 年収 |
---|---|---|
不動産コンサルティング営業 | 正社員 | 420万円〜672万円 |
リフォームアドバイザー職 | 正社員 | 396万円〜612万円 |
事業開発 | 正社員 | 480万円 |
「学歴に自信がないけど、正社員として働きたい…」と考えているなら、ハタラクティブへの登録をおすすめします。
専任のキャリアアドバイザーが、あなたの将来性を重視してくれる企業の求人を見つけだしてくれるでしょう。
「一日でも早く企業からの内定を獲得して、就職・転職活動を終わらせたい…」と考えているなら、ハタラクティブへの登録をおすすめします。
専任のキャリアアドバイザーからのマンツーマンサポートを受けられるため、効率的に転職活動を進められるでしょう。
実際、ハタラクティブを利用した人のなかには、カウンセリングから最短2週間で内定を獲得できた人もいます。
自分一人で就職・転職活動をおこなう場合、求人探しや応募書類の作成、面接調整などを自力でおこなう必要があるため、内定獲得までに時間がかかってしまいます。
最短で希望する企業に就職したいなら、手厚いサポートを受けられるハタラクティブを積極的に活用したほうがよいでしょう。
「就活・転職の進め方がわからない…」「内定をもらえる自信がない…」などの不安を抱えているせいで、次の一歩を踏みだせない人にとっても、ハタラクティブの利用はおすすめです。
なぜならハタラクティブを利用すると、20代専門のキャリアアドバイザーが、就活・転職に関わるすべてのサポートをおこなってくれるからです。
希望にあった求人の紹介はもちろん、1社ずつに対応した応募書類の添削や面接対策をおこなってくれるため、自信をもって就職・転職活動に取り組めるでしょう。
なお、キャリアアドバイザーからのサポートを受けても利用料金は一切必要ありません。次の一歩を踏み出す勇気をもつためにも、積極的に活用してみてください。
既に『ハタラクティブ』を利用していて他の転職エージェントを試したい人や、他の転職エージェントの情報とも比較してからサービスを選びたい人に向けて、『ハタラクティブ』以外におすすめする人気転職エージェントを5つ紹介します。
特に、今回が初めての転職エージェント利用だという人は『ハタラクティブ』だけではなく、複数の転職エージェントに登録しておき、効率的に転職を進めていくのがおすすめです。
以下のサービスを口コミ分析つきで解説していくので、気になったものはまず初回面談を受けてみるのが良いでしょう。
転職エージェント | 公開求人数|利用満足度 |
---|---|
マイナビジョブ20’s 公式サイト 詳細を見る |
約4,000件|★★★★★4.6 大好評の20代専門転職エージェント! 全求人が20代対象、うち70%が未経験歓迎求人 20代 |
えーかおキャリア 公式サイト 詳細を見る |
非公開|★★★★★4.5 職歴・経歴・学歴を問わず相談可能の手厚いサポート ニートからの正社員就職相談「歓迎」!! 20代就業経験なしOK |
非公開|★★★★☆4.1 人材業界最大手企業リクルート運営の安心感! 経験・資格を見る書類選考はなしで選考・面接を受けられる 20代就業経験なしOK |
|
非公開|★★★★☆4.1 若手向けの転職・就職エージェント! 30代前半までOKで手厚いサポート 20代30代前半 |
|
非公開|★★★☆☆3.6 転職イベントで有名な求人サイトのエージェント版 業種・職種未経験歓迎の求人が多い20代特化サイト! 20代就業経験なしOK |
〔求人数〕各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月26日時点
マイナビジョブ20’sのおすすめポイント
『マイナビジョブ20’s』は、全求人が20代対象で第二新卒・既卒に特化した転職エージェントです。
マイナビグループの転職支援サービスは、もとより20代・30代の若手に強みを持つ人気サービス。
そのマイナビが手掛ける20代専門の転職エージェントである『マイナビジョブ20’s』は、20代の抱えるキャリア・転職の悩みにぴったりのサポートを提供してくれると大評判です。
書類添削、面接対策の他にも、自己分析に役立つ適性診断を受けられるため、非常にサポート体制が充実しています。
キャリアが浅いうちの転職では、選考対策よりも、その前提となる自己分析やキャリアプランニングのほうをしっかり突き詰めておかないと、思わぬミスマッチ・後悔につながることが多くあります。
『マイナビジョブ20’s』なら20代の転職支援実績豊富なキャリアアドバイザーがアドバイスを提供してくれるうえ、随時開催の個別転職相談会でキャリア全般の悩みから相談することも可能です。
若手人材のキャリア支援に関するエキスパート集団なので、これほど心強いものはないでしょう。
加えて、「職種・業種が未経験でもOK」という求人が70%以上(公開求人数は約3,800件,2023年10月25日時点)あるため、ニート・無職から新しいことに挑戦したい人におすすめな一社です。
まずは登録して、相談だけでもしてみてください。
えーかおキャリアのおすすめポイント
『えーかおキャリア』は、ニートから正社員への転職を目指すすべての20代におすすめしたい就職エージェントです。
職歴・経歴や学歴は不問で正社員への転職をサポートしてくれ、必ずマンツーマンでのフォローを受けられるのが特徴の『えーかおキャリア』。
実績として『えーかおキャリア』経由で応募した場合の内定獲得率は30%前後で、紹介を受けた利用者が内定を獲得した割合は81%(どちらも同社調べ)と高い数値を誇ります。
他方、ニートから正社員を目指す上では、「実際のところ入社してからやっていけるのかどうか」も重視したいものです。
『えーかおキャリア』の場合には、利用者と求人企業との間の長期的なマッチングを重要視しているのも魅力の1つです。
そんな『えーかおキャリア』を利用した人の入社後の定着率は97%(同社調べ)。
内定を獲得させるだけでなく、入社後の活躍・キャリア形成につながる選択を後押ししてくれる就職エージェントなのだと期待できるでしょう。
長期的なキャリア形成に悩むニートの人は、ぜひ『えーかおキャリア』で新しい未来をつかみ取りましょう。
就職Shopのおすすめポイント
『就職Shop』は、人材業界最大手企業のリクルートが運営する未経験から正社員への就職に特化したエージェントです。
リクルートが持つ人材紹介会社としての大きな信頼・実績を背景に、給与・福利厚生充実の安定企業から高成長企業まで累計10,000社以上のさまざまな企業の求人を保有しています(すべて未経験歓迎)。
また、求人企業のすべてにサービス側が訪問・取材を実施しており、安心して就職できる職場であることをチェック済みなのも嬉しいポイント。
同時に、取材を通じて得た労働環境・職の雰囲気・教育体制など、外からではわからないリアルな情報を担当アドバイザーから教えてもらうことができます。
その上、『就職Shop』経由での応募なら書類選考なしで選考・面接へ進めるという大きな特色があります。
応募直後に経歴・スキル等だけではじかれることがなく、まずはアピールのための選考機会を確保できるというのは、ニート・無職の人にとってはとてつもない利点です。
「書類選考から次へ進めない」と悩む人は、ぜひ『就職Shop』に相談してください。
キャリアスタートのおすすめポイント
『キャリアスタート』は、10代~20代を中心(35歳以下が対象)に就職・転職サポートを提供しているエージェントです。
力強いサポートによって内定率80%以上を実現(同社発表)しており、特に面接トレーニングの徹底ぶりがサービスの特色です。
応募先の企業や利用者の特徴に合わせた面接トレーニングをすることで、高い内定率につなげています。
未経験求人も1,000件以上(公式サイト記載、2023年10月25日時点)と豊富で、ニートからの正社員就職を目指す上では有力な選択肢となり得るでしょう。
特に面接に自信がない方・面接練習にたくさん付き合ってもらいたい方には強くおすすめのサービスです。
また、職歴不問の就職支援としては珍しく35歳以下までは相談対象となるサービスなので、30代前半のニートにとっても稀少な相談先です。
Re就活エージェントのおすすめポイント
『Re就活エージェント』は、20代・第二新卒・既卒者に特化した転職エージェントです。
非公開求人として、『Re就活エージェント』では5,000件以上の20代が活躍できる求人を保有しています。
そして、それらの求人のなかには、第二新卒歓迎や各種未経験歓迎、または経歴不問の求人が豊富に含まれています。
したがって『Re就活エージェント』には第二新卒や職種・業種未経験の人、さらには社会人経験のない人であっても応募・挑戦しやすい求人が多く集まっていると言えるでしょう。
また上記以外の求人についても、基本的には「20代が活躍できる求人」として掲載されているもので、これらに加えて非公開求人が加わることになります。
さらに、『Re就活エージェント』には20代・第二新卒・未経験者の転職サポートに強いキャリアアドバイザーが在籍しており、応募の仲介や選考対策など頼もしいサポートを提供してくれます。
プロに頼ってうまく未経験転職を成功させたい人は、ぜひ『Re就活エージェント』に相談しましょう。
この章では、ハタラクティブをより効果的に利用するためのポイントを5つお伝えします。
いい就活エージェントを選んでも、上手に使えなければ意味がないので必ずチェックしましょう。
就活エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに就活を終えた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
そのため、1~2週間に一度は連絡を入れておくようにしましょう。
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は、他社を当たるのも一つの方法です。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在就職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
初めての就職活動で不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「登録情報と言ってることが違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告をおこなうリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされますので、必ず正しい情報を登録するようにしましょう。
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1,000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
数社の就活エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。
施設から「他の就活エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
施設・担当のエージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となります。
この章では、『ハタラクティブ』を利用した際の具体的な流れを紹介します。
選考前から入社後まで、とにかく手厚いサポートを無料で行ってくれますので、ぜひ活用してみてください。
転職エージェントに登録をすると、担当者が連絡をしてくれます。
初回連絡時の日程調整を経て、対面もしくは電話で面談を行い「転職・就職しようか迷っている」レベルの相談から「こんな職場に転職したい」など、希望のヒアリングを行ってくれます。
そのヒアリング内容をもとにあなたに最適な求人を紹介してもらえるため、以下のような譲れない条件があれば、ここでぶつけておきましょう。
面談時にこれらの条件を伝えておくことで、希望に合致した求人紹介に繋がりやすく、転職活動をスムーズにスタートできます。
初回面談が終わると、ヒアリング内容から担当者がチョイスした求人や、あなたの希望や要望に近い求人を紹介してくれます。
このとき、求人票からは分かりにくい転職エージェントだからこそ知っている職場の実情なども踏まえながら提案してもらえるため安心です。
紹介された求人の中で興味を惹かれたものがあれば、転職エージェントの担当者に伝え、応募手続きを代行してもらいましょう。
また転職エージェントを活用すると、各エージェントのホームページなどで公開されている求人の他に、ネット上には公開されない「非公開求人」も存在します。
非公開求人は何がいいの?
非公開求人には「好条件の求人が多い」というメリットがあります。
実際にネット上に公開されたら応募者が殺到してしまう、今働いている方よりいい条件になってしまうなど、非公開求人は「非公開にすべき理由」のある良い条件の求人が非常に多いです。
履歴書や面接対策など「選考に受かるためのサポート」も、転職エージェントが無料で行ってくれます。
無料でサポートしてもらえる理由は、あなたが応募企業から内定を得て入社すると転職エージェントに「紹介料」が支払われているからです。
この紹介料が転職エージェントの売り上げとなるため、あなたが希望の企業に受かるまで徹底的にサポートしてくれます。
また自分だけでは進めにくい給与や勤務条件面の交渉も担当者が行ってくれますので、希望条件は改めてしっかりと伝えておきましょう。
あなたが内定を得た後も、以下のような点で転職エージェントから手厚いサポートを受けられます。
内定が決まった後も、入社するまでサポートを受けることができ、面倒な手続きや内定先との連絡のほとんどを代行してくれるのです。
このように、転職エージェントに登録するとさまざまな恩恵を無料で受けられるので、まずは相談ベースでも利用してみることをおすすめします。
最後に、『ハタラクティブ』や転職全般に関するよくある質問について解説していきます。
ひとつずつ見ていきましょう。
結論として、『ハタラクティブ』はおすすめできる転職エージェントです。Career Theory編集部では、転職エージェントを使って転職した経験のある方500名を対象にアンケート調査を行い、転職エージェント利用の感想や満足度をヒアリングしました。
実際に『ハタラクティブ』を利用した方から寄せられた口コミ・評判を分析した結果、良い口コミ・悪い口コミとして挙げられるものには以下のような点がありました。
ハタラクティブの良い口コミ |
|
---|---|
ハタラクティブの悪い口コミ |
|
満足だったとする声が多数派で、特に未経験求人の豊富さや、丁寧かつ手厚いサポートを高く評価する声が目立つ結果となりました。
また、悪い口コミについては他社の転職エージェントの併用により対処可能と考えられるケースも多く、本質的なデメリットにはならないと考えられるものが中心です。
転職経験者500名に利用したことのある転職エージェントを5点満点で評価してもらった結果、『ハタラクティブ』は総合満足度が5位でありながらサポート力は3位と、主要サービスのなかでも高い評価を得ていました。
以上をふまえた結果『ハタラクティブ』は、未経験から転職したい方に強くおすすめできる転職エージェントという結論に至っています。
『ハタラクティブ』の評判・口コミやメリット・デメリットについては当記事で詳しく解説しているので、ぜひ1章からチェックしてみてくださいね。
Career Theory編集部がエージェント利用経験者へのアンケート調査などに基づいて作成した『ハタラクティブ』以外でおすすめの転職エージェントは、次の通りです。
ハタラクティブ以外でおすすめの転職エージェント
上掲のように、『ハタラクティブ』以外にもおすすめの転職エージェントは多数存在します。
『ハタラクティブ』は求人数が少なめであるため、『マイナビジョブ20’s』や『えーかおキャリア』と併用するのが良いでしょう。
さらに『マイナビジョブ20’s』は全対象が20代対象の求人であり、しかもそのうち75%が未経験歓迎の求人(2023年10月31日時点)と、未経験からの就職にぴったりの就職エージェントです。
各種相談や選考対策サポートに関する利用者の満足度も抜群に高いので、『ハタラクティブ』の求人数を補う点で利用を強くおすすめします。
『ハタラクティブ』の利用に年齢制限はないため、30代でも利用可能です。
ただ『ハタラクティブ』はもともと20代向けの転職エージェントですので、30代の方が利用する場合は20代ほど多くの求人紹介は受けられない可能性が高いです。
このため『ハタラクティブ』以外の転職エージェントを利用するのが良いでしょう。
はい、『ハタラクティブ』は第二新卒の人には特におすすめの転職エージェントです。
『ハタラクティブ』は未経験分野に挑戦したい20代の就職・転職に特化した転職エージェントであり、第二新卒の転職は『ハタラクティブ』が非常に得意とするところです。ぜひ利用してみてください。
ただし、『ハタラクティブ』のみの利用では求人数が少ない可能性がありますので、『マイナビジョブ20’s』(20代・第二新卒特化型サービス)や、『えーかおキャリア』(職歴や学歴問わず相談可能)との併用をおすすめします。
『ハタラクティブ』は、どれだけ利用しても無料です。『ハタラクティブ』を始めとした転職エージェントが無料で使える理由はシンプルで、あなたが内定を得て入社すると、転職先の企業から転職エージェントに、紹介料という名目でお金が入る仕組みだからです。
転職エージェントに支払われる紹介料は、各転職決定者の転職後年収額に対して20〜30%が相場と言われていて、その紹介料によって『ハタラクティブ』は運営されています。
先ほども紹介したように、担当者であるアドバイザーのなかには紹介料を得るために無理に転職を勧めてくる人も一部いるものの、そうして入社させても離職リスクが高くなるだけです。
そして、そのような人材ばかり紹介している紹介会社に対しては、企業側の不信感は増していきます。
人材紹介事業としても何ら本質的ではないので、基本的には取り得ない行動と考えて差し支えないでしょう。
とはいえ、アドバイザーの立場から見れば、内定が出て迷っているくらいの温度感であれば、決めてもらったほうがいいなくらいの感覚は抱くことがあります。
営業トークかどうかを見極めつつ、積極的に活用しましょう。
以下の記事では、転職エージェントの費用の仕組みや、利用するメリット・デメリットについてさらに詳しく解説しています。ハタラクティブなどの転職エージェントの利用を検討している人はぜひ合わせて読んでみてください。
結論、やりたいことがなくても『ハタラクティブ』に登録して問題ありません。やりたいことがなくても、まず登録してキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。
やりたいことがないまま転職活動や仕事探しをする人は多く、むしろ明確にやりたいことがある人の方が少ないです。
具体的にやりたいことがなくても、得意なことや仕事に求めることをベースに仕事を探すことはできますし、逆にやりたいことがある人でも転職活動を通じて自分の適正やこれまでの職歴の棚卸は必要となります。
「やりたいことがない」と感じる人ほど『ハタラクティブ』のアドバイザーに相談すると良いでしょう。求人紹介だけでなく、向いている仕事や理想の社会人像など、あなたにぴったりの仕事が見つかるまでさまざまな角度から相談に乗ってもらえます。
正社員未経験・社会人経験なしでも『ハタラクティブ』を利用可能です。一般に転職エージェントの多くでは正社員未経験だと利用を断られやすいです(紹介できる求人がないと言われる)。
というのも、中途採用は基本的に即戦力人材の募集であることが多く、応募者にもある程度まとまったビジネス経験やスキルが求められます。
一般的な転職エージェントはこの中途採用に特化しているので、社会人経験のない人に紹介可能な求人をあまり持っていないのです。
しかし、『ハタラクティブ』の場合はそうした経歴・経験を問わない人材募集の紹介に特化しているので、正社員未経験の人が就職相談するのにうってつけのエージェントです。
たとえば『ハタラクティブ』になら、社会人未経験者はもちろんのこと、フリーター、ニート・無職、第二新卒・既卒など、キャリアが浅めの人全般が相談できます。
また当記事の第6章「ハタラクティブ以外でおすすめの転職エージェント」で紹介している各エージェントは、それぞれ以下のような特徴でキャリアが浅めの人を支援しています。
ハタラクティブ以外でおすすめの転職エージェント
20代向けのサービスが多いものの、いずれも正社員歴がない人でも相談できるサービスなので、ぜひ活用してみましょう。
当記事では、上掲の『ハタラクティブ』以外でおすすめの転職エージェントについて詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
ハタラクティブには、学歴不問の求人が多数あるため、学歴が低くても問題なく利用できます。
実際、中卒や高卒、大学中退の経歴でも、内定を獲得できた利用者は多数います。
ハタラクティブと提携している企業の多くは、学歴よりも応募者の将来性を重視した採用をおこなっています。学歴の低さで利用をためらっている場合でも、安心して利用できるでしょう。
『ハタラクティブ』に希望勤務地の求人があれば、地方でも対応してもらえます。『ハタラクティブ』では全体の65%を1都3県の求人(2023年10月31日時点)が占めています。
よって、上記以外の地域で働きたい場合は求人が見つからないこともあるでしょう。まず登録してみて、働きたい地域での求人があるか、チェックしてみるのがおすすめです。
なお『ハタラクティブ』では、電話・Webでの面談を受け付けています。
新型コロナウイルスの影響で、『ハタラクティブ』を含むほとんどの転職エージェントは電話かビデオ電話で面談を行うため、『ハタラクティブ』の営業所がない地域にお住まいでも特に困ることはありません。
ハタラクティブを退会したい場合は「サービス退会フォーム」より申し込みをしてください。なお、退会手続きの完了までは、最大5営業日かかる場合があります。
『ハタラクティブ』に関する口コミを基に、サービスの特徴や使うべき人などを解説してきました。
この記事をお読みになって、『ハタラクティブ』が気になった方は、試しに1度登録してみると良いでしょう。
特に下記の特徴に当てはまる方には、『ハタラクティブ』の利用を強くおすすめします。
また、複数の転職エージェントに登録しておくことで、転職活動を効率よく進められます。気になる転職エージェントがあれば、積極的に登録していくのがおすすめです。
当記事では、『ハタラクティブ』以外で人気の転職エージェントを5つピックアップして紹介しました。
候補に迷ったときは、『ハタラクティブ』に加えて以下のなかから2〜3件登録しておくと良いでしょう。
転職エージェント | 公開求人数|利用満足度 |
---|---|
マイナビジョブ20’s 公式サイト |
約4,000件|★★★★★4.6 大好評の20代専門転職エージェント! 全求人が20代対象、うち70%が未経験歓迎求人 20代 |
えーかおキャリア 公式サイト |
非公開|★★★★★4.5 職歴・経歴・学歴を問わず相談可能の手厚いサポート ニートからの正社員就職相談「歓迎」!! 20代就業経験なしOK |
就職Shop |
非公開|★★★★☆4.1 人材業界最大手企業リクルート運営の安心感! 経験・資格を見る書類選考はなしで選考・面接を受けられる 20代就業経験なしOK |
キャリアスタート |
非公開|★★★★☆4.1 若手向けの転職・就職エージェント! 30代前半までOKで手厚いサポート 20代30代前半 |
Re就活エージェント |
非公開|★★★☆☆3.6 転職イベントで有名な求人サイトのエージェント版 業種・職種未経験歓迎の求人が多い20代特化サイト! 20代就業経験なしOK |
〔求人数〕各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月26日時点
あなたに最適な仕事が見つかることを心から願っています。
『type転職エージェント』に本当に登録すべきなのか、信用できる評判を見てから決めたいですよね。
実は、評判を紹介するWebサイトも多数ありますが、評判を投稿する回答者の母集団によって大きく左右されるため、あてにならないものも多く含まれます。
具体的には、「回答数が少なすぎて、評判が偏りすぎている」「自分の年収より明らかに低い人しか回答しておらず、全く参考にならない」という声をよく聞きます。
そこで、このページではtype転職エージェントの評判について、幅広い母集団からアンケート調査し、信用できる評判・口コミを集めました。
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大阪府内での薬剤師転職をお考えですね。
薬剤師転職は、自分の希望条件に合う求人をどれだけ多く得られるかがカギとなります。
求人情報にうまくアクセスできないと、「早く転職したいのに全然求人が見つからない」「少ない選択肢から妥協して転職先を決めた結果、人間関係が悪い職場だった」といった事態になりかねません。
そこでこの記事では、大阪府内での転職をお考えの薬剤師の方に向けて、府内の薬剤師求人探しにおすすめの転職サイトや転職事情、転職活動の流れを徹底的に解説します。
評判が良く、自分にとっておすすめな転職エージェントをお探しですね。
ネット上では「素人が独断でランキング形式にまとめているだけ」のものが多いので、当サイトでは幅広い年齢・業種・年収帯の方たちから総計500人の口コミを調査し、「求人の質・量」「提案力」「サポート体制」の軸から評価したランキングを作成しました。
※マイナビ、リクルートのプロモーションを含みます
全て読めば、あなたの転職を成功に導く転職エージェントに出会う確率は劇的に高まるでしょう。
「薬剤師の転職におすすめの時期を知りたい」「転職活動はいつから始めればいいんだろう」と考えていませんか?
結論からいうと、薬剤師が最も転職しやすい時期は1月から3月です。
この期間は、年間を通して薬剤師求人が最も多い時期であり、薬剤師の採用ニーズも高まるからです。
中でも特に2月は、求人数が多く、かつライバルが少ないという絶好のタイミングと言えます。
一方、5月~6月にかけては転職難易度が上がるため、おすすめできません。
この記事の結論
転職先をスムーズに決めたいなら、年末頃から求人探しを少しずつ始めておき、遅くとも3月までに内定を決める、というスケジュールが理想です。
この記事では、薬剤師転職のプロとして数多くのキャリアチェンジを支援してきた私が、「薬剤師が転職活動を始めるのにベストな時期」を、厚生労働省の統計データをもとに詳しく解説します。
と悩んでいませんか。
この記事では、派遣薬剤師におすすめの派遣会社をランキング形式で紹介しています。
一方、高時給の派遣薬剤師は人気ですが、その働き方にはメリットもデメリットもあります。
派遣薬剤師に向いている人の特徴も解説しますので、あなたの状況やキャリアプランに相応しいか検討する参考にしてください。
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『ロバート・ウォルターズ』に本当に登録すべきなのか、信用できる評判を見てから決めたいですよね。
私は転職エージェントとして長く働いておりますが、既存のネット上にある情報は「素人」が片手間に書いていて誤りが多い上に、評判もアンケートをしている層に偏りがある印象を受けるので、うのみにしてしまっては危険と感じております。
そこで、このページでは『ロバート・ウォルターズ』について、幅広い「年齢」「性別」「年収」「業界」の人たち計500人以上からアンケート調査し、信用できる評判・口コミを集めました。
そこで、このページではロバート・ウォルターズの評判について、幅広い母集団からアンケート調査し、信用できる評判・口コミを集めました。
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「病院やドラッグストアから調剤薬局に転職できるの?」と悩んでいませんか?
薬剤師転職のなかでは、調剤薬局への転職は比較的簡単な一方で、「年収がなかなかアップしない…」「職場の雰囲気が良くなく、もう一度転職を考えている…」と後悔する人はとても多いのです。
結論から申し上げますと、調剤薬局への転職自体は可能ですが、「求める境遇や環境への転職」にはコツがあります。
このページでは、転職コンサルタントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた知見と経験をもとに、病院薬剤師の転職についてご紹介します。
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「人間関係のストレスでつらい」
「夜勤で残業続きで辞めたい」
患者の命を預かる責任の重さや緊張感から1度はつらい、辞めたいと感じた経験があるでしょう。
この記事では、転職経験のある看護師100人にアンケートを取った結果を踏まえて解説していきます。
最後まで読むと、多くの看護師が辞めたいと思う共通の理由や辞めるか否かの判断基準がわかるでしょう。
ぜひ最後まで目をとおしてみてください。
多くの看護師が辞めたいと思う要因は以下のとおりです。
日本医労連の「2023年看護職員の労働実態調査」によると、8割の看護師が辞めたいと感じながら働いています。
〔出典〕日本医労連:「2023年看護職員の労働実態調査」より作成
過去には辞めたいのは甘えだと思われた時代がありました。しかし現在は仕事への価値観が多様化し、転職が普通の時代になっています。
したがって、別の職場で看護師を続ける、もしくは看護師を辞めるのも正解の時代です。
キャリアセオリーで100人に聞いたアンケートから、看護師が辛い・辞めたいと思う悩みをランキング形式でみていきましょう。
〔出典〕Career Theory編集部によるアンケート調べ,2021年4月.
辞めたい理由のトップが、人間関係の悩みです。
人間関係が悩みの要因になったのは、以下の背景があります。
例えば、看護師として働いていると以下のようなストレスを感じます。
したがって過酷な労働環境と感情を抑えて働くつらさがあるため、多くの看護師がストレスを抱えています。異動や転職をしない限り、人間関係は変わりません。人間関係に限界を感じた方は、ぜひ転職を検討しましょう。
看護師間で派閥があり、どちらにも属していないと仲間外れのような扱いにされてしまい、いじめられてしまうところです。
仲間外れにされるのはいいのですが、いじめられると仕事に支障が出てしまうので、仕事でミスをしてしまうことが多かったのがつらかったです。
人間関係が悪かったときです。
初めて就職した病棟では、とても人間関係が悪かったです。
お局さんからの新人いびりは当たり前で、上司も庇ってくれず、慣れない環境での初めての仕事だったのでとてもトラウマになっています。
今でも転職するときは人間関係を重視してしまいます。
看護師を辞めたいと思う原因は人間関係が一番だと思います。
集団での勤務なので、どうしても苦手な人、怖い人などと一緒に仕事をしないといけません。
関わらずに仕事ができれば苦労はしませんが、報告・連絡・相談が重視されます。
そういったことを避けて仕事したいときに辞めたいなと思います。
看護師の仕事は、他者の協力と報連相なしにはおこなえません。
苦手な人と関わらざるを得ない場面も多々あります。
辞めた理由で次に多かったのは、労働環境が合わなかったことです。
看護師の多くは、残業が多くて日勤と夜勤を繰り返す生活についていけなくて辞めています。夜勤は日勤に比べて勤務時間が長くて人員が少ないです。
したがって、緊急時に対応できるか不安で眠れない看護師もいます。
他にも残業が多くて負担が大きいと感じた看護師もいました。実際、日本医療労働組合連合会の「2017年看護職員の労働実態調査結果報告 」をみると看護師の半数以上が残業していて、残業が常態化しているのがわかります。
〔出典〕日本医療労働組合連合会:2017年看護職員の労働実態調査結果報告
残業や夜勤による生活リズムの変化で、体調に異変を感じて休職や退職する看護師もいます。もし、体調に異常を感じたら職場に相談して休むようにしましょう。
とにかく夜勤がつらかったです。
月に4〜5回の夜勤で生活リズムを整えるのがたいへんでした。
生活が戻った頃にまた次の夜勤がきます。
また、常に人が足りない状態で業務をしているので、仕事を夜勤などに渡したりもできないため、残業が当たり前にあります。
明日に回せる仕事がほぼない、仕事が終わる直前に患者さんに何かを頼まれれば終わるまで帰れないなど、平日仕事後にプライベートの約束が基本難しかったです。
残業が多く、心身の疲労を十分に回復できないまま勤務が続いたときです。
17時の退勤時間で0時以降まで残業しなければならないときもありました。
命に関わる仕事なので、集中力も大事ですし、自分の心の状態も業務に影響するのでやめたいと思いました。
ミスや失敗を繰り返して、辞めたいと思う看護師も多いです。理由は、以下のように考えるからです。
ミスをしたときは原因を明らかにして、再発防止を職場での共有が重要です。1人で悩まず、同僚や上司に相談しましょう。
ミスをしたときに、毎回このままでいいのかと自信をなくしていました。
特に病棟でのミスは、かなりきつかったです。
夜寝ることができなくなることもありました。
それだけ、ストレスがマックスになっていることがありました。
看護師1年目のとき、患者の異変に気付いていたのに医師にすぐ報告するべきなのか、様子を見ていいのか悩み、急変の対応が遅れてしまいました。
当時はまだ、こんなことを言ったら医師に怒られるんじゃないかと思ったり、先輩にも相談できませんでした。
自分の失敗が頭から離れず、働くのが嫌になったことがありました。
看護師は患者から感謝だけでなく、心ない言葉を浴びることも多いです。
看護をしても報われないと感じて、モチベーションが低下していきます。結果、辞めるか悩む人もいます。
前述したとおり、前職では認知症患者さんが多かったので罵声・暴言は正直当たり前でした。
なかには車椅子で後ろからぶつかってきたり、突然殴りかかってきたりする方もいたので、なんでお世話をしているのに、こんなことをされなければいけないのだろうと思っていました。
看護師の業務内容が合っていないと感じて辞める人もいます。
看護師は患者の命を救える一方で、死と向き合う職業です。その結果、プライベートで悲しい気持ちを切り替えられず退職するケースもあります。
患者様の終末期に関わる場面が続いたときです。
自分が勤務してるときに急変が続いてしまったり、死後処置などに入ることが増えたとき、気持ちが沈み、悲しくなることが多くありました。
気持ちの切り替えができるようになるまで時間もかかり、辞めたいと思うことがありました。
ストレスで体調に異変を感じて退職する看護師もいます。責任感が強い場合、少しの体調不良でも我慢して働きがちです。
しかし我慢して働き続けると、体調が悪化して日常生活にも支障が出始めます。限界を感じたら、職場に相談しましょう。
体調が悪くなり、辞めたいと申し出ました。
しかし、人の補充をしてからと言われてしまい、なかなか補充がなく辞めることができませんでした。
どんどん体調は悪くなるばかりで夜眠ることもできなくなり、精神的にも追いつめられる感じがしました。
看護師や患者だけでなく、医師との関係性に悩む看護師もいます。なぜなら、医師の指示で医療行為をする立場だからです。
高圧的に接する医師もいて、看護師のなかには理不尽なことも従うしかないと感じている人もいます。
その結果、相性が合わずつらいため退職するケースが多いです。
患者の主治医以外の医師が患者の治療に関していろいろ口出しをしてきて、それが主治医の方針と異なるもので、主治医と主治医以外の医師で衝突したときです。
主治医は自分の指示に従えと言うし、主治医以外の医師も自分のやり方に従えと言って、どちらの指示に従えばいいかわからなくなりました。
医師に罵声を浴びせられたときです。
かなり理不尽な理由でした。
忙しいためピリピリした雰囲気が漂う職場でした。
医師も人間なのでしょうがないとは思いますが、業務以外のストレスをこうむることは避けたいと感じました。
患者の容態が急変して死に直面したとき、命を守れるかプレッシャーを感じて辞める人も多いです。
新人や若手時代は患者の容体が悪化しても何もできないこと、中堅以降はリーダーになって責任を持つプレッシャーで悩みます。
もしプレッシャーで眠れず気持ちを切り替えられなくなったら、職場に相談して休養を取りましょう。
新人の頃、初めて受け持った患者が亡くなったときです。
患者が怖くて離れたくなって、もう看護師は向かないと思いました。。
命を預かることが怖くて、離職しました。
夜勤時の患者の急変への対応ができるのか、何年たっても不安でした。
自分のせいで命を救えなかったらどうしようと、夜勤前はまったく眠れませんでした。
神経をすり減らしながら働いているのを実感していました。
ずっと交感神経が活発でオンオフを切り替えられませんでした。
看護師が辞めたい理由は、置かれた状況でも変わります。
第3章では辞めたいと思う理由を年次・立場と職場別で紹介するので、ぜひ参考にしてみましょう。
はじめに、年次・立場別で辞めたいと思う理由です。
それぞれ説明していきます。
新人や経験が浅いうちは、自分のミスや仕事のできなさに悩む人が多くいます。
看護師になって1〜3年目は、仕事のできなさに悩む人が多いです。理由は経験が浅く、先輩から指導される日々を送るからです。
先輩は成長を願って指導しますが、なかには行きすぎた指導になる人もいます。
また2年目以降は、同期と比較して「自分は看護師に向いていない」と思いやすい時期です。先輩の看護師のサポートも減少するため、不安が解消されないまま自立を促された結果、悩む人もいます。
看護師2年目の頃、辞めたいと強く思ったことがありました。
やはり毎年辞める看護師も多く2年目にしてさまざまな業務を任されることになったのですが、知識も技術もついていかずミスを連発してしまい先輩からも怒られ続け、加えて夜勤回数も多くなり身体的精神的に追い詰められてしまったからです。
仕事に慣れて独り立ちすると、違う悩みがあります。具体的には、責任がある立場になって初めてわかる悩みができることです。
自分の業務だけでなく、チームのフォローや医師・他職種と連携を取る機会も増えます。
またプリセプターの場合、新人との関係で悩む人が多いです。新人の成長が遅いと、他のスタッフから報告されて自分の指導で悩むことがあります。
リーダー業務がもっともたいへんでした。医師とのコミュニケーションがうまくいかず苦痛でした。医師が快く聞いてくれるタイミングを見計らうのはとても難しいです。
また、メンバーの看護師に指示を出すのも苦手でした。
自分で動いてしまうほうが楽ですが、それではチームが回らないのです。
10年目以降は副主任や主任など、中間管理職に就く人もいます。しかし、悩みは尽きません。
スタッフで業務をこなしていたのが、役職に就くことで病棟の運営や人材育成に関わっていく立場になります。
したがって、業務量が増えて負担に感じる人が多いです。運営と現場の板挟みのような立場になるため、師長や看護部、現場の考えが合わないこともあります。
仕事以外で、プライベートで悩む人もいます。例えば子どもがいる場合、以下のことで悩む人が多いです。
一方で妊娠をきっかけに退職を考える人もいます。看護師の現場はおむつ交換や移乗など、力仕事が多くて感染症のリスクが高いです。
また日本医療労働組合連合会の「2017年看護職員の労働実態調査結果報告 」をみると、マタニティハラスメントを受けた人もいて、妊婦が働きにくい環境も存在します。
〔出典〕日本医療労働組合連合会:2017年看護職員の労働実態調査結果報告
看護師の仕事は、科や職場で業務内容が変わります。職場でたいへんさが違うため、辞めたいと思う理由もさまざまです。
それぞれ説明していきます。
急性期病棟だったため、毎日患者さんの入れ替わりが激しかったです。
そのため、出勤してから情報収集をしていると申し送りも理解できないので、一時間前には出勤して前残業をしていました。
夜も残業が当たり前だったのと、前残業は手当がつかなかったので精神的にも身体的にもとても辛かったです。
急性期病棟は、患者の情報収集から苦労します。理由は、在院日数が短く患者の入れ替わりが激しいからです。
急性期は病状が変化しやすいため、昨日見ていた患者も今日は状態が変わっていることもあります。
また1人の患者におこなう医療行為が多く、業務の負担も大きいです。時間外労働も当たり前の職場が多いため、忙しさで辞めたいと思う人がいます。
小規模でスタッフの人数が少ないクリニックは休みが取りにくいです。
大規模な病院は1人か2人くらい休んでも他のスタッフがなんとかフォローしてくれることが多いですが、クリニックは基本的に少人数体制のため、1人休むだけでも仕事が回らなくなってしまうので。
業務自体は慣れですね。
多くのクリニックは少人数で業務を回しています。したがって、欠員が出たときの業務負担は病棟よりも重いです。
人間関係も閉鎖的で育児や体調不良で休みがちになった結果、退職を検討する人がいます。
看護師1人で夜勤は300人をみなければいけないことと緊急時の判断を委ねられること、医師がいないなかで介護士と連携や救急隊と連携を取らなければいけないこと、アセスメント次第では命を守ることができなくなること。
また、看護師が夜勤にいないときはオンコール対応だったため緊張しながら寝たことや寝起きでも迅速な対応をその場にいないが行わないといけないこと。
介護福祉施設は医師が常駐しておらず、少人数の看護師で利用者を担当します。吸引や注射などの医療行為で失敗したら、代わりの看護師がすぐにサポートできる環境ではありません。
医師がいない現場だと、看護師が介護士に指示を出すときもあります。
したがって、利用者の命が自分にかかっていることにプレッシャーを感じて辞める人もいます。
手術室は清潔操作のため、ガウンや帽子を着用しなければならず、疲労感が高かったです。また、長時間にわたる手術や、緊急手術で、立っている時間が長く、いつも足がむくんでいました。
手術中は緊張感のある空気感で、心身ともに疲労します。
医師によっては手術中に怒ったり機嫌が悪くなることがあり、周りはとても気を使いました。
手術室にいる看護師は、医師と連携する場面が多いです。医師へ器具を渡す器械出しと記録の作成などをおこなう外回りに分かれて、手術のサポートをします。
なかでも器械出しの場合、医師とのコミュニケーションに悩むことが多いです。手術中に間違った器具を渡すことやタイミングが合わないと、怒鳴る医師もいます。
手術が終了するまで辛い空気に耐えなければならず、医師との連携の難しさから辞めたい人が多いです。
未熟児ばかりを担当しているため、体調の急変は日常茶飯事で、気が休まる時間はありません。
ちょっとした顔色の変化にいち早く気付いて処置をしなければ、小さな命は亡くなってしまいます。
また、どんなに最善を尽くしても、残念な結果になることもあり、やりきれない気持ちでいっぱいでした。
体力的な負担に加えて、常に神経を張り巡らせていたので精神的な負担も多く、たいへんでした。
NICUには、気が抜けない緊張感があります。理由は早産児や低出生体重児が入院して、かつ急変する可能性があるからです。
NICUの看護師は、両親にも気を配らなければなりません。ナーバスになっている両親も多く、言葉を選んでコミュニケーションを取らないとトラブルになるケースもあります。
また、一生懸命ケアした赤ちゃんが亡くなり、精神的な負担が大きくて辞める看護師がいます。
保育園の看護師は、保育士や保護者との関係に悩んで辞める人が多いです。乳幼児クラスに入って園児の世話もしますが、専門外の業務に戸惑っても丁寧に教えてもらえないことや厳しく指導されることがあります。
また怪我や体調不良になったことを報告した結果、親からクレームが来た話も珍しくありません。クレームの対応をする状況に嫌気がさしてしまう看護師もいます。
患者との関わり方に難しさを感じて、辞める看護師がいます。理由は、患者の症状が要因でトラブルに遭遇しているからです。
精神科看護師が遭遇するトラブルの例
身に覚えがないことを言われ、ケアを拒否されることや暴力を振るわれると患者を診るのがつらくなります。一般科では起こらないトラブルに疲弊して、辞めたいと思う看護師が多いです。
4章では看護師を辞めたらどうなったか、実際の声を見ていきましょう。
はじめに、辞めてよかった2つのケースです。
看護師を辞めず職場を変えたら、悩みが解決したケースを見てみましょう。
それぞれ解説していきます。
救急外来での業務で当院をかかりつけにしている患者さんが救急車で運ばれてきた際や、外来診療の時間外に体調が悪くなり受診したい患者さんの受け入れをしていました。
急変時なので限られた時間のなかで医師の介助をしたり、患者さんや家族への対応をしたりと時間に追われるなかで判断に迫られる事が一番たいへんでした。
勤務時間の調整や帰宅後にも勉強会などで家を留守にする事が多くなるので子どもが思春期となり子育てとの両立を考えたときに難しさを感じ始めました。
勤務時間や休みの調整の相談に乗ってくれたからです。
また救急の受け入れがないので精神的にも負担が少ないと感じました。
クリニックは救急外来に比べると、患者の状態が落ち着いています。したがって、緊迫した状況がなく精神的な負担も減少します。
救急外来は残業が多くて、帰宅時間を読めないことも多いです。
一方でクリニックは残業が少なく、子育てや家庭と両立しやすいメリットがあります。
精神科の病棟なので今まで働いていた身体科の急性期とは異なりゆっくり患者様に関わり目を見て患者様のペースに合わせたコミュニケーション、ケアができるところです。
基本的にバタバタしたりしないため残業も少なく身体的、精神的疲労も少ないので働きやすく人間関係も良好です。
急性期の病棟は状態の変化が激しく医療行為が多いです。したがって看護師が忙しくなり、精神的な余裕のなさから職場環境の雰囲気が悪くなります。
一方で精神科は患者とコミュニケーションを取る分、医療行為が少ないです。精神的にも余裕が生まれて、職場の人間関係が良好になったケースもあります。
療養病院を選択したので患者の入れ替わりがほぼなく、患者さんとじっくり関わる時間が多く取れることが魅力です。
病状が安定している患者さんが多いので、仕事のスケジュールを立てやすく、その日に手をかけたい患者さんに時間を作ることができます。
時間がゆったりと流れているので気持ちに余裕を持って働くことができます。
急性期の病棟は患者の入れ替わりも激しいため、時間をかけて看護をするのが難しいです。
例えば外科病棟はクリニカルパスとおりのケアが多くて、ルーティンワークを時間をかけずにやる感覚になります。
一方で、療養型の病院は長期入院で状態で落ち着いている患者が多いです。したがってスケジュールに余裕があって、患者と関わりながら看護ができます。
仕事と家庭の両立がしやすい環境が整った病院へ転職してよかった声もありました。
妊娠して出産をしたためです。
子どもが産まれてからは残業の多く勤務時間が長すぎる病院では働けないと判断したためです。
院内託児所があり、子育てが落ち着くまでは日勤帯だけの勤務でも常勤として雇ってもらえたためです。
また、残業がほとんどなく、子育て世代の方や長く勤務されている方も多いと聞いたためです。
子育て中の看護師は、残業や夜勤がある病棟で働き続けるのは難しいです。
そこで、以下の環境で働ける病院をおすすめします。
子育て中の看護師が多い職場は、子どもの体調不良で休んでも寛容的な雰囲気があります。したがって、子育てが両立できる病院を探すのは大切なことです。
一方で、看護師から異業種への転職で解決する方法もあります。
なにもやりがいを感じられず、まったく別の職場に一度勤めてみようと思ったからです。
意外と計算やテストなどの作業は楽しいですし、フォローもしっかりしてくれるし、資格取得のサポートもしっかりしてくれる。
自分のスキルもあがるし、周りとのコミュニケーションもしっかり取れる。
天職かもしれません。
看護師から異業種に転職するメリットは以下のとおりです。
看護師が患者の立場で考えるように、異業種でもお客様や取引先の立場で考えて仕事をします。このように看護師で得た経験が活きるため、異業種に転職しても問題ありません。
辞めてよかった意見がある一方で、転職に失敗し後悔するケースもあります。
5章では、看護師が今の職場を辞めて後悔するケースを解説していきます。
それでは一つずつ見ていきましょう。
人間関係がつらくて辞めたものの、転職先でも人間関係に悩むケースです。たしかに転職したら、今の職場の人間関係から抜け出せます。
しかし、転職先の人間関係のほうがたいへんな可能性もあるでしょう。
転職しても人間関係で悩むのを防ぐために、以下の方法で調べておくのがおすすめです。
日勤だけの職場に転職したら、給与が下がったケースです。
日本看護協会の「2020年病院看護実態調査」をもとに計算すると、夜勤で働いた場合は平均で約4万円の夜勤手当が支給されています。
1回あたりの夜勤手当 | 月平均の夜勤回数 | 月の夜勤手当(概算) | |
---|---|---|---|
2交代制 | 11,286円 | 4~5回 | 45,114~56,430円 |
3交代制 | 準夜勤:4,154円 深夜勤:5,122円 |
8回 (準夜・深夜ともに4回ずつと仮定) |
37,104円 |
〔出典〕日本看護協会:2020 年病院看護実態調査.日本看護協会調査研究報告96,2021.
なかには夜勤から日勤だけの生活に変わって、生活水準を下げざるをえない人もいるでしょう。給与が下がっても満足な生活を送れるか、事前に収支を把握するのが大切です。
転職したら医療の質が低く、前の職場とギャップを感じて後悔するケースもあります。
例えば転職後に不満を感じる医療の質は、以下のとおりです。
転職後の不満につながる医療体制・設備に関する質の例
医療の質が低いと、やりたい看護ができずスキルが向上しません。医療事故や感染症を引き起こす可能性もあります。
したがって、病院のホームページや現場の実態を把握して転職を検討しましょう。
転職した結果、聞いていた待遇と働き方が違って後悔したケースも多いです。
違いが発生するのは、以下の理由があります。
応募や面接では就業時の条件を確認しましょう。口コミがあれば、聞いていた待遇と差異がないかのチェックも大切です。
辞めてよかった・後悔したケースを知ったうえで、今の職場を辞めるべきか悩んでいる人もいるでしょう。6章では、今の職場を辞めたほうがいいケースを5つ紹介します。
以下のケースに当てはまらないか、チェックしてみましょう。
以下、詳しく説明していきます。
体調やメンタルに異変が生じて日常生活にも支障がある場合,、退職を検討しましょう。理由は患者の命を預かる立場で、体調が万全でないと重大なミスにつながるからです。
体調やメンタルの状態に関して、チェック項目を一覧にしました。
1つでも当てはまると心身ともに限界を感じているでしょう。職場に相談して休職、やむを得ない場合は退職を検討しましょう。
職場環境が悪くて改善の見込みがない場合、退職を検討しましょう。理由は、職場環境が悪いと仕事のモチベーションが下がり、ストレスで体調不良になりやすいからです。
職場環境がいいかを判断するには、日本看護協会の「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」をチェックするのがおすすめです。
夜勤・交代制勤務における勤務編成の基準(日本看護協会ガイドラインより)
- 勤務間隔: 勤務と勤務の間隔は 11 時間以上あける。
- 勤務の拘束時間:勤務の拘束時間は 13 時間以内とする。
- 夜勤回数:夜勤回数は、3交代制勤務は月8回以内を基本とし、それ以外の交代制勤務は労働時間などに応じた回数とする。
- 夜勤の連続回数:夜勤の連続回数は、2連続(2回)までとする。
- 連続勤務日数:連続勤務日数は5日以内とする。
- 休憩時間:休憩時間は、夜勤の途中で1時間以上、日勤時は労働時間の長さと労働負荷に応じた時間数を確保する。
- 夜勤時の仮眠:夜勤の途中で連続した仮眠時間を設定する。
- 夜勤後の休息(休日を含む):夜勤後の休息に関して、2回連続夜勤後にはおおむね 48 時間以上を確保する。1回の夜勤後もおおむね 24 時間以上を確保が望ましい。
- 週末の連続休日:少なくとも1ヵ月に1回は土曜・日曜ともに前後に夜勤のない休日をつくる。
- 交代の方向:交代の方向は正循環の周期とする
- 早出の始業時刻:夜勤・交代制勤務者の早出の始業時刻は7時より前を避ける。
〔出典〕日本看護協会:看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン,2013.p. 34
また、ガイドラインで過酷な勤務状況になりやすい項目を説明していきます。
仕事が終わって次の勤務まで時間が短い場合、労働環境が悪いと判断できます。理由は、回復しないまま次の勤務したら、疲労と集中力の低下でミスを引き起こすからです。
2019年には労働時間等設定改善法が制定されて、労働者の休息と生活時間の確保が目的です。
11時間空ける「勤務間インターバル」が努力義務で、日本看護協会の「2019年病院および有床診療所における看護実態調査報告書」では、8割の病院が勤務間インターバルを設けています。
したがって転職先が設けていない場合は退職を検討しましょう。
〔出典〕日本看護協会:2019年病院および有床診療所における看護実態調査報告書
「夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」では、夜勤は月8回以内が基本だと記載されています。したがって転職先で月9回以上の夜勤がある場合、労働環境が悪いと判断していいでしょう。
日本看護協会の「2023年 病院看護・助産実態調査報告書」では、3交代制で月9回以上の夜勤をしている看護師が約15%いることがわかっています。
〔出典〕日本看護協会:2023年 病院看護・助産実態調査報告書
無回答・不明を除く約75%の職場でガイドラインを守れているため、月9回以上の夜勤の場合は退職を検討しましょう。
夜勤時に仮眠時間を確保できないのは、労働環境が悪いと判断していいでしょう。仮眠は、疲労を回復させ集中力を維持するためにも必要です。
なかには患者の急変で仮眠を確保できないこともありますが、日本看護協会のガイドラインにも仮眠の確保は推奨されています。仮眠時間を確保できないのが続き、体調に異変が生じたら退職を検討しましょう。
職場でパワハラが横行している場合も、退職を検討しましょう。
厚生労働省によると、以下の3つに当てはまるとパワハラと認定されます。
職場においておこなわれる
- 優越的な関係を背景とした言動であって
- 業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより
- 労働者の就業環境が害される
これらすべてに該当するもの
〔出典〕厚生労働省特設サイト『あかるい職場応援団』|ハラスメントの定義,2023年10月21日閲読.
例えば、上司から大声で「早くやってよ!あなたって何をやらせても遅いね」と言われた場合、周囲も能力を発揮できなくなるためパワハラに該当します。
以下、パワハラの種類を細かく紹介するので、ぜひ参考にしてみましょう。
厚生労働省では、パワハラを6つに分類しています。
パワハラの種類 | 例 |
---|---|
①身体的な攻撃 | 殴る蹴るなどの暴行、物を投げる |
②精神的な攻撃 | 皆の前で罵倒する、「あの子は使えない」と悪評を流す |
③人間関係の切り離し | 集団で無視する、必要な連絡事項を伝えない |
④過大な要求 | 自分だけ業務量が異常に多く残業しても仕事が終わらない |
⑤過小な要求 | 雑用や看護助手の業務しかさせてもらえない |
⑥個の侵害 | 交際相手のことなど、プライバシーを必要以上に聞いてくる |
上記のいずれかに該当した場合、耐え続けると体調不良になります。職場に相談しても改善されないなら、転職を検討しましょう。
辞めるか悩んでいる状態が6ヵ月以上続いているなら、転職をおすすめします。理由は、6ヵ月以上も続いているのは解決の見込みがないからです。
例えば一時的な人手不足で看護師の残業時間が増えていても、同じ状況は6ヵ月以上も続きません。不満や悩みを明確にして、6ヵ月も悩んでいるかを目安に転職を検討しましょう。
職場に相談できる人が誰もいないなら、転職を検討してもいいでしょう。理由は相談できる環境があれば、たいへんな仕事も乗り越えやすいからです。
相談できないとストレスが溜まる一方なため、転職先を見つけることをおすすめします。
今の職場をもう少し続けるには、以下のコツを実践してみましょう。
それぞれ説明していきます。
看護師になって1年目〜3年目の場合、「まだまだ臨床経験が浅いだけ」と思えば働き続けられるでしょう。臨床経験が浅いうちは、ミスが多くて先輩の指摘で気持ちが落ち込みやすいです。
それでも経験していけばミスや指摘が減って、仕事のつらさが減っていくことがあります。臨床経験が浅くても転職できますが、経験が長いと転職活動の選択肢が広がります。
臨床経験が浅い場合の転職に興味がある方は、以下の記事を参考にしてみましょう。
人間関係を割り切れると、働き続けることができるでしょう。必要以上に仲良くせず、必要なやり取りだけで大丈夫です。
人間関係がうまくいかず転職するのもいいですが、どの職場にも苦手な人がいます。心理学では良好な人間関係を築く方法が確立されているため、ぜひ身に付けておきましょう。
円満な人間関係を築く心理学的テクニック
仕事を辞めたい原因がミスや失敗の繰り返しなら、改善の余地があります。
ミスや失敗をしたら、以下の2つを実行しましょう。
例えば、夜勤明けに患者へ薬を飲ませるのを忘れた場合を見てみましょう。
<状況>
深夜勤帯朝8時、朝食後に飲ませる予定の高血圧治療薬を飲ませ忘れてしまった。
カルテ上は実施のサインがあったが、日勤者が配薬ボックスを確認したところ残薬があり、ミスが発覚した。
<考えられる要因>
<対策>
インシデントレポートには考えられる要因を多く見つけて、対策の記載が重要です。
不安やプレッシャーは、ベテランの看護師でも感じるものだと考えましょう。新人や若手は、患者が急変したときの対応を多く経験していないため、不安や焦りで身体が動かないことがあります。
同様に、ベテランの看護師も患者が急変したとき、不安や焦りを感じます。
しかし急変した状況を多く経験しているため、不安やプレッシャーに押しつぶされるません。緊急時にどのような心構えがいいのか、経験から習得済みです。
また筆者の職場では患者が急変したときの勉強会を開催して、本番を想定した訓練をしています。
◆筆者の職場での急変対応に関する取り組み
心肺蘇生や気管挿管の介助、誰が医師に報告し救急要請するかなど役割を決めて、急変が起きたときにスタッフがどの役割でもできるようにするためです。
勉強会の担当はベテランやプリセプターはもちろん、若手や新人がおこなうこともあります。
人に教えるには、正しい知識を理解して自分の言葉で発信する力が必要です。
急変時の勉強会を新人や若手にも担当してもらうのは、勉強会の準備や実施を通して、より理解を深めてもらう目的があります。
急変時の状況を共有できるため、本番でも気持ちを軽くできます。
看護師を辞めたいと思ったら、まずは以下の6つのことに取り組んでみましょう。
辞めたいと思ったら理由を整理しましょう。辞めたい理由を解決する方法が他にもないか、判断するためです。
例えば大きな病院で人間関係で悩んでいる場合、別の診療科に異動すれば解決します。
転職して解決する場合、辞めたい理由を明確にすれば次の職場に求めることがわかるでしょう。辞めずに解決できるのか、転職しても後悔しないかを冷静に考えるのが大切です。
辞めたいと思ったらすぐ辞める前に、今後のキャリアを考えてみましょう。
見なおすところは以下の3つです。
辞める前にキャリアを考えることは、ライフプランまで見なおすきっかけになります。
看護師の仕事がつらいと思ったら、休養してリフレッシュするのもおすすめです。
おすすめのリフレッシュの方法は以下の4つです。
辞めたいと思いながら仕事をすると、精神的に追い込まれていきます。適度に仕事を休むことで、これからどうしていきたいか見えてくるでしょう。
夜勤や勤務内容が負担に感じる場合、働き方を変えられないか上司に相談してみましょう。職場によっては、常勤からパートになると日勤だけの就業やリーダー業務が免除されます。
勤務時間を減らせば、家庭やプライベートの時間を確保できるので休息の時間が増えます。経済的に困らないのであれば、職場での働き方を変えるのもおすすめです。
人間関係や職場環境に悩みがある場合、部署異動の希望を出してみましょう。ポイントは、伝えるときに不満や愚痴を言わないことです。
不満や愚痴を理由にすれば、他責にする人だと思われて異動の希望がとおらなくなります。人間関係がうまくいっていないこと、職場環境の改善したいことを相談しながら部署異動の希望をしてみましょう。
悩みはあるものの転職に踏み出せない方は、転職サイトのキャリアアドバイザーに相談してみましょう。転職サイトは求人探しから選考対策まで、転職活動をサポートする人材サービスです。
転職するか迷っている方も利用できて、以下のサポートをします。
求人数・求人の質 | インターネットに載せたら応募者が殺到してしまう「非公開求人」を紹介してもらえる。 |
---|---|
内部情報 | 働かないとわからない「人間関係」「職場環境」などの内部事情を教えてくれる。 |
テクニック (アドバイス) |
履歴書・職務経歴書の作成(添削)など、採用されるためのポイントを教えてくれる。 |
転職サイトの担当者が相談者に寄り添って、キャリアのアドバイスをします。看護師を辞めたあとの不安や転職をすべきか迷っている方は、ぜひ相談してみましょう。
退職すると決めたものの、経済的な不安がある方や、保険の手続きで何をすればいいかわからない方も多いでしょう。
第9章では、退職してもお金に悩まないコツを7つ紹介します。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
退職するのであれば、3ヵ月の生活費を用意しておきましょう。理由は、失業手当の支給が3ヵ月後だからです。
失業手当が支給されるまでのスケジュールは以下のとおりです。
<失業手当支給までのスケジュール>
失業保険に関して、さらに知りたい方は下記記事を一読してみましょう。
退職を検討するのなら、失業手当の支給対象に当てはまるか・どれくらい支給されるか事前に確認しておきましょう。
下記に失業手当の概要をまとめました。
失業手当の概要
<支給条件>
<申請先>
ハローワーク
<支給金額>
失業手当額は、離職前の給与の50〜80%ほどです。
参考までに、離職前の給与と失業手当の目安金額をまとめました。(離職時の年齢や給付率によって変動します)
離職前の給与 (月収) |
月々受け取れる失業手当 (目安) |
---|---|
15万円 | 11万9,000円 |
20万円 | 14万5,000円 |
25万円 | 16万5,000円 |
30万円 | 17万7,000円 |
35万円 | 18万3,000円 |
40万円 | 19万9,000円 |
※CASIO『生活や実務に役立つ計算サイト』にて25~30歳、被保険者期間5~10年で試算
<支給期間>
失業手当の給付期間は、雇用保険の加入期間によって、90〜150日の間で変動します。
端的に言うと、勤めていた期間が長い人ほど、より長い期間、失業給付金を受け取れます。
ただ、退職後すぐに給付金を受け取れるわけではありません。
失業手当の受給には、まず申請後7日間の待期期間があり、自己都合退職の場合は、その後さらに給付制限期間(自己都合退職なら2ヵ月)が設けられます。
そのため、その間の生活費は自分で工面しなければなりません。
雇用保険加入期間 | 1年未満 | 1年以上、10年未満 | 10年以上、20年未満 | 20年以上 |
---|---|---|---|---|
給付日数 | なし | 90日 | 120日 | 150日 |
退職は賞与をもらってからにしましょう。注意する点は、退職を伝えるタイミングを間違えないことです。
伝えるのが早いと、賞与が支給される前に退職を促されることもあります。
例えば6月に賞与の支給がある場合、以下のスケジュールで退職を伝えるのがおすすめです。
時期 | 動き |
---|---|
4月 | 転職する場合、転職活動開始 |
5月 | 転職活動 |
6月 | 転職先内定 |
7月 | 賞与支給 |
8月 | 退職 |
賞与をもらって退職するときのポイントを知りたい方は、下記記事も参考にしてみてください。
退職するときは、健康保険証の返却が必要です。
転職先が決まっていない場合、任意継続健康保険か国民健康保険の手続きをしましょう。
任意継続健康保険 | 国民健康保険 | |
---|---|---|
加入条件 | 退職日1日前を除き2ヵ月以上社会保険に加入していた人 | 他の保険に入っていない人 |
加入できる期間 | 2年間 | 条件を満たす限り |
加入方法 | 退職翌日から20日以内に書類を提出 | 退職翌日から14日以内に書類を提出 |
申請・問い合わせ先 | 各保険組合 | 市区町村窓口 |
保険料 | 標準報酬月額をもとに計算 2年間変わらない |
自治体による 前年度の所得や世帯人数、保有資産などから算出 |
ポイント |
|
|
どちらに入ったほうがよいかは、収入や扶養家族の有無で変わります。
自治体などの問い合わせ先に保険料の納付額を確認し、申請期間に遅れないようにしましょう。
退職時期で住民税の支払い方法が異なります。
どちらに該当するか確認しておきましょう。
住民税は、退職したあと次の職場が決まるまで個人で納付します。
退職するときは住民税の出費があることも覚えておきましょう。
退職後、年金の支払いを免除したい方は年金事務所に申請しましょう。申請すれば、年金の支払いは所得を考慮せず免除されます。
退職理由なども聞かれないため、時間をかけずに手続きが可能です。退職時の年金を詳しく知りたい方は、下記記事を一読してみてください。
奨学金の返済が残っている方は、返済方法を確認しましょう。指定された病院で働いて奨学金の返済が減額・免除になっていた方は、退職しても返済義務は継続します。
返済額や規定は病院で異なりますが、返済を一括で求めるケースもあるため注意が必要です。返済を分割払いに切り替えられる場合もあるため、規定を確認して上司に相談してみましょう。
退職はできるだけ円満にしたい人も多いでしょう。
10章では退職するコツを6つ紹介します。
一つずつ順番に見ていきましょう。
まず、辞めると決意したら退職時期を決めましょう。
円満に退職したい方は、以下の時期に退職するのがおすすめです。
看護師が退職しやすいとされるタイミング
一方で退職しにくいのは、年末年始やGWなど長期休暇です。看護師が少なくなっているため、欠員がでると職場に影響を及ぼします。
退職を伝える時期は就業規則を確認して、上司に相談しましょう。
退職時期を決めたら、まずは直属の上司に話をしましょう。
ポイントは以下のとおりです。
退職の意思は、曖昧な態度を見せないで伝えましょう。看護師は人手不足なため、一人でも退職すると現場の業務量が増えます。
したがって、退職を引き止めてくる上司もいます。
しかし引き止められたとき、考えなおすそぶりを見せないのが大切です。悩むと退職する時期が先になるため、退職を決めたら態度を崩さないようにしましょう。
退職理由を伝えるときは、すべてを正直に話す必要はありません。人間関係や労働環境が理由であるのを話すと、トラブルに発展して退職まで仕事がしづらくなるからです。
待遇面の不満を話すと「給料を上げる」「有給を取れるようにする」と返答されて、引き止めにあうこともあります。
退職理由で引き止めにくい理由は以下の2つです。
退職理由と伝え方のコツを知りたい方は、下記記事も参考にしてみましょう。
上司と話して退職日が決まったら、書面に残しておきましょう。口頭だけだと、上司が退職日を勘違いすることがあるからです。
退職日を覚えていなくて、「言った・言わない」のトラブルに発展しないように注意しましょう。
退職日が決定したら、退職届を提出しましょう。
職場で退職届のフォーマットがない場合は、下記内容を書けば問題ありません。
<縦書きの場合の退職届の構成と例文>
タイトル | 退職届 |
---|---|
書き始め | 私議 |
本文 | 一身上の都合により、令和〇年〇月〇日をもちまして退職いたします。 |
日付 | 令和〇年〇月〇日 |
所属部署と名前 | 看護部〇病棟 〇〇 |
宛名 | 医療法人〇〇 〇〇病院 院長 〇〇殿 |
退職届は、直属の上司の看護師長か看護部長に渡します。渡す相手が誰になるか、事前に確認しておきましょう。
業務の引継ぎや仕事道具の返却は、スケジュールに余裕を持っておこないましょう。引き継ぎ事項や道具の返却で漏れがないように、書面で管理するのがおすすめです。
引き継ぐ相手が決まっても、お互いに忙しくてうまく引き継げない場合もあります。引き継ぎ不足を避けるために、退職の1ヵ月前に引き継ぎが終わっているのが理想です。
有給休暇が残っている場合、計画的に消化するのがおすすめです。理由は有給休暇をまとめて取得すると、職場の人手が足りなくなるからです。
有給休暇は労働者の権利で病院側は拒否できませんが、時季変更権があります。
【時季変更権とは】
指定する日に休暇を与えると事業の正常な運営が妨げられる場合には、日にちを変更する権利
したがって一方的に有給休暇を申請せず、上司と相談して決めていきましょう。
退職してもすぐに働けるように、転職活動と並行して次の職場を決めておきましょう。
理由は、以下の3つです。
はじめての転職活動になる場合や臨床経験が短くて、転職活動に不安を抱く方もいるでしょう。
そこで、次章で紹介する転職サイトを利用するのがおすすめです。
看護業界向けの転職サイトから、以下を基準におすすめをピックアップしました。
転職サイト選定基準
上記を踏まえた結果、おすすめの転職サイトは以下の3つです。
それぞれ見ていきましょう。
『看護roo!』は、転職した看護師が多く利用している転職サイトです。登録者だけが閲覧と応募できる非公開の求人を多く保有しています。
条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望の求人を見つけられるでしょう。信頼と実績も十分で、面接で専任のスタッフが同行してくれるなどサポートが魅力的です。
運営会社 | 株式会社クイック |
---|---|
特徴 |
|
おすすめの人 |
|
『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数が多い転職サイトです。キャリアアドバイザーが病院や施設を取材をしているため、現場の情報を細かく把握しています。
したがって人間関係や施設の雰囲気、子育て中でも働きやすいかなど最適な提案をしてもらえます。LINEに新着求人情報が届いてキャリアアドバイザーに相談できるなど、気軽に転職活動ができるのも魅力的です。
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
---|---|
特徴 |
|
おすすめの人 |
|
『マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する転職サイトです。数週間で内定を目指す「スピード転職」や数ヵ月で職場を探す「じっくり転職」など、求職者に合わせたサポートをしてくれます。
ゆっくりと考えたいのに連絡が煩わしい、早く転職したいのにサポートが遅いなどのミスマッチがなく、マイペースで転職活動を進められるでしょう。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
---|---|
特徴 |
|
おすすめの人 |
|
一方、看護師では仕事に転職を考えている方もいるでしょう。そこでおすすめの転職サービスは以下の3つです。
それぞれ見ていきましょう。
『リクルートエージェント』は、求人数が多い総合転職エージェントです。2023年10月時点で公開求人は約36万件、登録者のみ閲覧できる非公開求人は約27万件で合計約63万件以上の求人を扱っています。
無期雇用と4ヵ月以上の有期雇用の求人に転職した人が一番多かったこともあり、実績がある転職サービスです。サポートも充実しているため、転職を検討する人はぜひ登録しましょう。
『dodaエージェント』は、パーソルキャリアが運営する転職エージェントです。
2023年の「オリコン顧客満足度®調査」によると、20代で転職エージェントの顧客満足度が第1位でした。
〔参考〕2023年:オリコン顧客満足度®調査
提案力と求人数も多く、担当者の当たり外れが少ないエージェントです。30代以降向けや地方の求人も見つけやすいため、誰でもおすすめできる転職エージェントと言えます。
『マイナビエージェント』は、丁寧なサポートが特徴の20代向け転職エージェントです。求人数はリクルートやdodaに比べたら少ないですが、多くの求人が中小企業や第二新卒向けで占めています。
熱意のある若い担当者が多いため、20代の方におすすめの転職エージェントです。
最後に、看護師を辞めたい人のよくある質問を3つ紹介します。
ぜひ参考にしてみましょう。
どうしても職場を辞めさせてもらえないときは、以下の順で行動しましょう。
内容証明郵便とは、いつ・どのような内容の文書を、誰から誰に対して差し出したのかを郵便局が証明してくれる制度です。内容証明郵便で退職届を送れば、いつ退職届を職場に送り、いつ受け取られたのか証拠に残せます。
つまり確実に退職届が職場に届けられて、退職の意思を伝えられます。
内容証明郵便ですら拒否する職場があった場合、自力で退職するのは不可能を意味するため、労働基準監督署や退職代行サービスの会社に相談しましょう。
休職する場合の手続きは、以下の順番でおこないます。
休職中は最長で1年6ヵ月だけ傷病手当金が支給されます。手続きの注意点や傷病手当金の支給額に関しては、以下の記事も参考にしましょう。
転職してもすぐに辞めないコツは以下の3つです。
2章で紹介したとおり、辞める理由の第一位は人間関係です。初心に戻って謙虚に学ぶこと、同僚の考えを尊重して職場の雰囲気を良好に保つことを意識しましょう。
この記事では、看護師が辞めたいと思う理由や辞めるべきかの判断基準を解説しました。
看護師は複雑な人間関係や時間外労働の多さ、夜勤など、過酷な労働環境に置かれています。
したがって、今の職場だけでなく看護師さえ辞めたいのも無理はありません。
退職するか悩んでいる人は早く辞めたほうがいいか、それとも続けるべきかのどちらに該当するか確認してみてください。
そして、自分が辞めたい理由や今後のキャリアを考えて判断しましょう。
仮に退職を決意したら、以下の転職サイトを利用してみてください。
<看護業界での転職を考えている方>
<まったく違う仕事への転職を考えている方>
また転職活動の悩みと解決策は「看護師が転職前・転職活動中に抱える悩みをプロの目線でまとめて解決!」が参考になるでしょう。
あなたがよりいい決断を下せることを祈っています。
「薬剤師としてドラッグストアで働くのは大変?」
「激務だったりするのかな…」
と考えていませんか。
ドラッグストアで働く薬剤師は、業務の幅が広く、薬局とは異なる大変さがあります。
しかしドラッグストアはお客様とコミュニケーションが取りやすい、地域貢献している実感を得やすいなどの理由で、薬剤師に人気が高い転職先の一つであることも事実です。
そこでこの記事では、元薬剤師としてドラッグストア勤務経験があり、現在転職コンサルタントの私が、薬剤師のドラッグストア転職について全解説します。
「在宅医療での薬剤師ってどんな仕事なの?」と考えていませんか?
現在、少子高齢化という流れにある日本において、「在宅医療」の在り方が注目を集めています。
このページでは、在宅医療での薬剤師の役割や、在宅医療を目指す薬剤師が学ぶべきことをご紹介します。
「公務員薬剤師ってどんな仕事?自分は公務員薬剤師になれるの?」と考えていませんか?
公務員薬剤師は、薬剤師の中でも特殊な働き方であり人気も高いのですが、その実態はあまり知られておらず、「働き方や年収はどの程度なの?」「どうやったらなれるの?」と疑問に思う人はとても多いのです。
このページでは、転職コンサルタントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた知見と経験をもとに、公務員薬剤師の働き方についてご紹介します。
と考えていませんか?
学校薬剤師は小中学校などで誰もが目にしている職業です。
薬剤師の中でも特殊な働き方であり、「働き方や年収はどの程度なの?」「どうすればなれるの?」と疑問に思っている人はあなたと同じでとても多いのです。
本記事では、数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた知見と経験をもとに、学校薬剤師の働き方を紹介します。
「薬剤師が企業で働くってどんな感じ?」「企業に転職してみたいけど、ずっと薬局で働いていたからイマイチ想像つかない」とお考えではないですか?
薬剤師が企業で働く例として、よくあげられるのが製薬会社の研究開発ですが、この職種は博士号取得は基本的に必須で、かなり難易度が高いです。
では企業で働くのが難しいかというと全くそうではありません。一般企業で薬剤師資格・経験を活かせる仕事は、研究開発以外にもあります。そして、それらの仕事は薬局で働く薬剤師さんには、実はあまり知られていません。
この記事では、まず薬剤師資格・経験を活かせる一般企業の仕事を6つ紹介し、その仕事に実際に転職するには何を意識しておけばいいのかまで網羅的に解説します。
薬局と一般企業とでは、転職活動のやり方が違ってくるので、転職を現実的に考えている方は最後までお読みいただいて参考にしてください。
「薬剤師として高収入の転職をしたいけど、どうすればいいの?」と悩んでいませんか?
薬剤師は子育てママでも働きやすい職場が多い一方で、「やりがいはあるが年収が低い…」「初任給は高かったが、その後の昇給が全くない…」と失敗する人はとても多いのです。
このページでは、転職コンサルタントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた知見と経験をもとに、高収入薬剤師への転職についてご紹介します。
しっかり思いを聞いてくださった上で、自分に合った企業を提案して頂きました。
大学を辞めてからすぐに就職したいと考えていたので、スムーズにサポートして頂けたのはとても心強かったです。