『マイケルペイジ』に本当に登録すべきなのか、信用できる評判を見てから決めたいですよね。
マイケルペイジは 登録者が非常に多い転職サービスであるため、自然と悪い口コミも目につきますが、「利用前に知っておくべき注意点」を知り、いい点のみをうまく活用すれば、転職をグッと有利に進めることができます。
このページでは、転職コンサルタントとして数多くの転職者をサポートしてきた私が、2ch、Twitterさらに幅広い「年齢」「性別」「年収」「業界」で500人以上を対象にした独自のアンケートを基に、マイケルペイジの口コミ評判について整理し、検証しました。
- 『マイケルペイジ』の総評|他エージェントと比較して
- 『マイケルペイジ』のメリットと評判・口コミ
- 『マイケルペイジ』のデメリットと評判・口コミ
- マイケルペイジは利用すべき?
- 『マイケルペイジ』が以外のおすすめ転職エージェント
- そもそも転職エージェントを使うべきたった一つの理由
- マイケルペイジをより効果的に利用する7ポイント
- 【図解】マイケルペイジ利用の流れ
- 『マイケルペイジ』の評判・口コミ一覧
- マイケルペイジに関するよくあるQ&A
これを全て読めば、自分が『マイケルペイジ』に登録すべきかどうか自信をもって判断でき、転職の第一歩を踏み出せるようになるでしょう。
目次
1. 『マイケルペイジ』の総評|他エージェントと比較して
『マイケルペイジ』は、世界34カ国で人材ビジネスを展開する外資系転職エージェントの大手です。
合計500名に対して行った全16社の大手総合転職エージェントの評価に関するアンケートの結果、『マイケルペイジ』の評価は下記の通りでした。
総合順位 | コメント | |
総合評価 | 14位 | 年収が700万以下の口コミは低評価で、ハイキャリア向け。 |
求人の質・量 | 12位 | 高収入の外資求人に強い。 |
提案力 | 11位 | 外資転職に関する専門性が高く、安心。 |
サポート体制 | 16位 | 年収や専門性が高くない場合は連絡すらこない可能性がある |
また調査結果から、メリット・デメリットは下記の通りでした。
メリット |
|
デメリット |
|
総合すると、マイケルペイジはしっかりとした専門スキルを持っていて、外資系の転職を目指している方にはおすすめの転職エージェントです。
次の章では、口コミを統計して分かったメリットについて説明していきます。
2. 『マイケルペイジ』のメリットと評判・口コミ
口コミを分析すると、メリットは大きく下記2点でした。
それぞれ実際の口コミを用いながら解説します。
2-1. 外資系転職の知識・求人が豊富
『マイケルペイジ』は、世界34カ国で人材ビジネスを展開している老舗の転職エージェントだけあって、外資の案件に関しては非常に頼りがいがあるという評価が見られました。
力強く後押ししてくれた!
出典:アンケート
他の転職エージェントより親身に対応してもらった!
他にも日経のエージェントを利用しましたが、どこも外資の業務についての理解度が低いと感じていましたが、マイケルペイジは外資系企業の老舗だけあって、話がしっかりと通じ、ストレスなく転職活動ができました。
出典:アンケート
裏付け調査結果「40年以上の実績と外資系なのにチームワーク重視のノウハウ共有体制に強み」
外資に対する専門性で言えば、40年以上の実績があり、世界34カ国で人材ビジネスをしているという実績があります。
下記のように、外資系企業の取り扱いが多く、様々なジャンルに対応していることがわかります。
このようなことからマイケルペイジは、外資系の転職を希望している方にはおすすめであると言えます。
2-2. 登録から内定までがスピーディー
利用者の口コミによると、「登録してからすぐに転職先が決まった!」という意見が多く、とても高評価でした。
スピード感があった!
あっさりとしたコンサルタントが多く、淡々としていました。
スピード感があり、リストラ後早目に転職先を決めたかった私としてはよかったです。
出典:アンケート
とても積極的に進めてくれた!
マイケルペイジは進め方が速かったのが印象的です。(2週間で内定が決まりました)
案件を紹介してくれる担当の方も紹介にとても積極的だったので、いいエージェントだと思います。
出典:アンケート
裏付け調査「キャリアアドバイザーごとに案件を保有しているため、レスポンスは速い」
マイケルペイジは下記のように求職者と企業、それぞれに同じコンサルタントがつく方式をとっています。
そのため、一人で行う分連携の必要がなくスピーディーに対応をしてくれることがわかります。
ここまでマイケルペイジのメリットについて話してきました。
次の章からマイケルペイジに対して寄せられた、ネガティブな口コミについてみていきましょう。
3.マイケルペイジ』のメリットと評判・口コミ
口コミを分析すると、デメリットは大きく下記2点でした。
それぞれ実際の口コミを用いながら解説していきます。
3-1. 条件に合わないと求人を紹介してくれない
年収700万以下の人には、かなり対応が悪いとの評判が多く見られました。
返信すらなかった…
応募しましたが、返信すらありませんでした。
市場価値が低い人に対しては、連絡すらしないというスタンスなのでしょうか。
出典:アンケート
敷居の高さを感じた…
紹介できる求人がほとんどないと言われました。
他社では経験したことがないので、敷居の高さを感じました。
キャリアに自信のある人以外、A社などの方がいいのかと思います。
出典:アンケート
裏付け調査結果「真偽は不明。ただ、年収ではなく専門性があるかという部分が大きい可能性が高い」
実際にマイケルペイジの求人データベースを調べてみると、下記の通り、年収が700~800万円の求人が最も多くのボリュームを占めていることがわかります。
※2021年12月現在
マイケルペイジは、ハイクラス向けのエージェントであるためハイクラス以外の求人数自体が少ないとわかります。
このため、ハイクラスの条件に当てはまらない方は、応募できる求人に限りがあります。
3-2. サポートをあまりしてくれない
連絡しても返信がないなど、対応が優れずあまりサポートをしてくれないという声が多数見受けられました。
返信が全く来ない…
最悪でした。コンサルタントから求人を紹介され、応募するもその後返信なし。
何度リマインドしても、確認して後ほど連絡するといわれ放置。
そのコンサルタントだけなのかもしれませんが、マイケルペイジという会社についてとても悪い印象がついてしまいました。
出典:アンケート
放置された…
放置系のエージェントです。
他の外資系エージェントでもありましたが、連絡しても返信なしといったことが多いです。
おそらく私よりもっといい候補者が見つかったとかそういう理由だと思うのですが、それにしても社会人なら返信するのが当たり前だと思っていたので、非常に残念でした。
そういうものだと割りきって使うのがいいのかもしれません。
出典:アンケート
裏付け調査結果「コンサルタントによって個人差はあるため、真偽は不明」
一概にコンサルタント全員の態度が悪いとは言えないため、マイケルペイジ全体のサポートが悪いということではありません。
しかしコンサルタントの対応は個人差があります。
満足いくサポートを受けられない、担当がどうしても合わないと思ったならば、「Point-3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる」、を参考に担当変更を申し出ましょう。
4. マイケルペイジは利用すべき?
再度マイケルペイジのメリット・デメリットをまとめると、以下の通りです。
メリット |
|
デメリット |
|
結論から言うと、マイケルペイジに登録しないのはおすすめできません。
なぜなら、マイケルペイジは悪い評判もありますが、ハイクラスの外資系求人数が他のエージェントと比べて多く、スピーディーに対応をしてくれるからです。
そのため、ハイクラスの方で転職を考えている方は下記のページから登録を検討してみてください。
では次の章では、これらの内容を踏まえ、マイケルペイジ以外のおすすめエージェントについて説明していきます。
5. 『マイケルペイジ』以外のおすすめ転職エージェント
ここでは、マイケルペイジ以外に登録しておいてほしい転職エージェントを紹介していきます。
転職活動においては、転職エージェントを絞らずに複数併用するのがおすすめです。
なぜなら、併用することで以下3点のメリットがあるからです。
- 最適なキャリアコンサルタントを選べる
- 用途によってエージェントを使い分けられる
- 独占案件をカバーできる
上記の通り、様々な求人を見るためにも以下のエージェントから登録しましょう。
下記4社については、それぞれ評価の優劣はあるものの、ついてくれた担当者の質が高いかどうかがポイントなので、追加でもう1~2社ほど登録して最もあなたに合う担当者が付いたところに落ち着くのがベストです。
転職エージェント | 公開求人数|利用満足度 |
---|---|
JACリクルートメント 公式サイト 詳細を見る |
約1.5万件|4.1 外資系企業・ハイクラス人材の転職に特化した転職エージェント 担当コンサルタントの専門性が利用者から大好評 |
ランスタッド 公式サイト 詳細を見る |
約6,100件|4.0 38の国・地域をまたいで活動する世界最大級の外資系転職エージェント 高年収求人やグローバルIT企業の求人に強い |
ロバート・ウォルターズ 公式サイト 詳細を見る |
約1,900件|3.8 ハイクラス・バイリンガル人材の転職に強い外資系転職エージェント 語学力を活かす転職なら積極的に頼りたい高い専門性が魅力 |
約39.0万件|4.3 国内最大手の人材サービス企業が運営するヘッドハンティングサイト 外資系に絞らないハイクラス転職なら必ずチェックをおすすめ |
〔求人数〕各サービスサイト求人検索システムによる編集部調べ,2023年10月14日時点
実際にこれらの転職エージェントは、『マイケルペイジ』の利用者が同時に利用して満足度の高い転職エージェントでした。
以下で詳しくご紹介します。
JACリクルートメント|外資系企業・海外進出企業に強いグローバル人材向けハイクラス転職エージェント
『JACリクルートメント』は、外資系企業や海外進出中の日系企業の求人に強いハイクラス・スペシャリスト人材向け転職エージェントです。
JACグループは外資系企業であるものの、もとは海外展開を図る日本企業・人材の転職・採用支援のために創業された日系外資系企業とでもいうべきユニークな企業グループです。
1975年ロンドンでの設立以来事業を成長させ、現在はアジアおよび欧米で人材サービスを提供する老舗のグローバル人材企業です。
こうした経緯から各国の現地資本企業に強いだけでなく、当地へ進出する日系グローバル企業の求人・転職にも強いのが『JACリクルートメント』の特徴と言えるでしょう。
英文レジュメ(応募書類)の作成支援や英語面接など、グローバル企業への応募にあたって求職者が戸惑いやすい選考プロセスに対するアドバイスが非常に充実しています。
同時に、現在はグループ本社を日本国内に置いていることもあって、『JACリクルートメント』は日本国内の採用プロジェクト・日本企業の求人も豊富に取り扱っています。
特に年収800万円~1,500万円以上帯のハイクラス人材に対する転職支援を得意としていて、エグゼクティブ・管理職といったハイポジション人材や各職種のスペシャリスト人材へのサポートにはたいへんな強みを発揮します。
したがって『JACリクルートメント』は、外資系企業・海外転職を目指す人はもちろん、国内での転職を希望するハイクラス人材・スペシャリスト人材にも広くおすすめできる実力派転職エージェントです。
ランスタッド|世界最大級のグローバル人材会社が運営するハイクラス向け転職エージェント
『ランスタッド』は、オランダに本社を置き、世界39カ国で人材ビジネスを展開する世界最大級の外資系転職エージェントです。
保有求人全体の約半数が「年収800万円以上」の求人で、中には年収2000万円以上のハイクラスな求人も見つけることができます。S&P500企業からスタートアップまで、求人の幅が広いことも特徴的です。
またランスタッドでしか募集をしていない「独占求人」も多く、特にグローバル企業や外資系企業のハイクラスポジションの仕事を見つけられます。
公式サイト:
https://randstad.co.jp
※ランスタッドでは、IT企業の転職に特化したエージェントサービスも行っています。IT業界志望者はこちらを利用してみてください。
ロバート・ウォルターズ|外資系企業のハイクラス求人に強い!英語ネイティブレベルの人に特におすすめ
『ロバート・ウォルターズ』は、世界31カ国で人材サービスビジネスを展開する外資系転職エージェントです。
1985年にロンドンで設立された老舗のグローバル人材サービス会社で、日本法人は2000年設立と国内実績も豊富です。
『ロバート・ウォルターズ』は外資系企業や日系グローバル企業の日本国内求人に強く、特にバイリンガルの転職支援を得意としています。
そして、『ロバート・ウォルターズ』には、他の外資系企業・グローバル企業への転職に強い国際派エージェントと比較したとき、対応地域(求人を期待できる各外資系企業の資本元国・地域)に特徴・魅力があります。
日本国内で活動するグローバル転職エージェントは、多くがアジア・太平洋地域を中心に強みを発揮するものです。
これに対して、『ロバート・ウォルターズ』は北米・南米を含むアジア・太平洋エリアに加えてEUの企業にも非常に強いのが特徴です。
『ロバート・ウォルターズ』は、本拠地のイギリスはもちろん、ドイツ・フランス・オランダ・スペイン等欧州10ヵ国に拠点を設置。
ほかにも中東など他の人材紹介会社が強みを持ちにくい地域でも活動しています。
したがって、『ロバート・ウォルターズ』にはこうした国・地域が資本元となっている外資系企業の日本拠点等における求人が豊富に集まっていると期待できるでしょう。
人材紹介会社が持つ活動地域の幅は、そのまま外資系転職における優良選択肢の幅につながり得るものです。
業種によっては各業界をリードする国・地域というものが存在するので、多くの国籍・地域の外資系求人に触れられるならば、各業界トップクラスの競争力を持つビジネスやプロダクトにも出会いやすくなるでしょう。
そのような意味で、各地域にルーツを持つ外資系企業への転職に関する圧倒的な専門性を持つ『ロバート・ウォルターズ』は非常におすすめの転職エージェントです。
外資系企業のハイクラス求人を探している人のなかでも、特に英語など各地の主要言語をネイティブレベルでを駆使できる人は『ロバート・ウォルターズ』のメリットを最大限に受けられます。
リクルートダイレクトスカウト|国内最大手の人材企業が運営するハイクラス人材向けヘッドハンティング型転職サイト(スカウトサイト)
『リクルートダイレクトスカウト』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サイトです。
ハイクラス求人の検索はもちろん、レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を選んで相談をすることもできます。
レジュメを登録しておけば、それを見たヘッドハンターから好条件のスカウトをもらうことも可能です。
また、総求人は118,653件と選択肢も多いので、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスといえます。
レジュメ登録後はスカウトを待つだけで良いので、「時間をかけて高年収の仕事を見つけたい」という方におすすめです。
また、専門性に欠けるという意見もありましたので、物足りない方は下記の業界特化型のエージェントに登録してみましょう。
ご自身が気になったものをチェックしてみてください。
おすすめエージェント | 業界別解説サイト | |
IT・Webエンジニア | リクルートエージェント | IT転職サイト・エージェントおすすめ11選 |
外資 | リクルートダイレクトスカウト | 外資転職に強い転職エージェント15選 |
管理職エグゼクティブ | リクルートダイレクトスカウト | エグゼクティブ管理職に強い転職エージェント9選 |
海外 | ビズリーチ | 海外就職でも困らない!目的・国別の転職エージェント20選 |
第2新卒/フリーター | リクルートエージェント | 第二新卒に強い転職サイト・転職エージェントおすすめ13選 |
女性 | type女性の転職エージェント | 女性におすすめの転職エージェントランキング!職種・年代別に比較して紹介 |
アパレル | クリーデンス | アパレル業界の転職で使う価値あるエージェント14選と活用法 |
看護師 | 看護roo | 看護師さん723人が選んだ転職サイトおすすめランキング |
薬剤師 | 薬キャリ | 薬剤師の転職サイト目的別おすすめ8選|15社を口コミ比較 |
介護 | レバウェル介護(旧:きらケア) | 介護転職に強い転職サイト・エージェントおすすめ14選 |
保育士 | ヒトシア保育 | 保育士転職サイトおすすめ14選|目的別にプロが厳選! |
6.そもそも転職エージェントを使うべきたった1つの理由
転職エージェントを使うべきたった1つの理由は、『転職の成功確率がずっと高いため』です。
実際、転職エージェントへ登録することによって以下2点の恩恵を受けることができます。
- メリット(1) 非公開求人など、求人の幅が大きく広がる
- メリット(2) 転職のプロからサポートを受けることができる
では、順にご説明します。
メリット(1) 非公開求人など、求人の幅が大きく広がる
転職エージェントを利用することで、様々な求人を見ることが可能になります。
例を挙げると、リクルート社が運営する『リクナビNEXT(転職サイト)』と『リクルートエージェント(転職エージェント)』では求人数を比較すると、転職エージェントの方がより多くの求人を保有していることがわかります。
さらに、転職エージェントで一般公開している「公開求人」のみならず、「非公開求人」まで見ることができるので、幅広い求人を見たいのであれば、必ず登録すべきだといえるでしょう。
事業戦略上、表立って募集はできないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する内容のもので、給与やポジションなどがハイグレードであるという特徴があります。
非公開求人も見ることで、ご自身の希望する労働条件や職場を見つけられる可能性がグッと上がります。
メリット(2) 転職のプロからサポートを受けることができる
この章では、転職エージェントがしてくれる『4つのサポート』について紹介をしていきます。
選考前から入職後まで、とにかく手厚いサポートを無料で行ってくれます。
反対に転職エージェントを使わずに転職をすると各ステップで非常に苦労するので、そこも合わせて説明していきます。
STEP1. 面談(希望条件などのすり合わせ)
転職エージェントに登録をすると、担当者が連絡をしてくれます。
そして、その後時間を合わせて、対面もしくは電話で面談を行い、「転職しようか迷っている」レベルの相談から「こんな職場に転職したい」などのヒアリングまでを行ってくれます。
また、あなたの希望に応じて、その後求人をガンガン紹介してくれるようになるので、以下のような譲れない条件があれば,ここでぶつけておきましょう。
- 希望の給料やボーナスの水準
- 夜勤なし、休みやすいなどの働き方の要望
- 希望の勤務場所(立地や交通の便)
- 「介護施設がいい」などの転職先の希望
STEP2. 求人の紹介
面談の後は、あなたの要望に合わせて求人を紹介してくれます。
要望に合った求人の中から、興味があるものがあれば、転職エージェントが応募手続きを代行して行ってくれます。
この時、転職エージェントだからこそ知っている職場の実情なども踏まえながら提案をしてもらえます。
また、転職エージェントの場合、ネット上などに公開されている公開求人の他に、ネット上には公開されない「非公開求人」も存在します。
非公開求人は何がいいの?
転職エージェントを使っている方にとって、非公開求人は「好条件の求人が多い」というメリットがあります。
実際にネット上に公開されたら応募者が殺到してしまう、今働いている方よりいい条件になってしまうなど、非公開求人は「非公開にすべき理由」のあるいい求人が非常に多いです。
STEP3. 選考のサポート
履歴書や面接対策などの「受かるためのサポート」も転職エージェントは行ってくれます。
転職エージェントはあなたが転職に成功し、入職して初めて「紹介料」をもらえるからです。
そのため、紹介して終わりではなく、受かるためのサポートも徹底的に行ってくれます。
また、あなた自身ではなかなかしづらい、条件面の交渉も担当者が行ってくれますので、希望の条件をしっかりと伝えておきましょう。
STEP4. 内定後のサポート
内定した後もサポートは以下の面で、手厚く実施してくれます。
- 職場側との条件などの調整
- 入職手続きの代行
- 現職の退職交渉のアドバイス
以上のように、内定が決まった後も入職するまでサポートしてくれ、面倒な手続きなどもほとんど代行してくれます。
~ここまでのまとめ~
転職エージェントに登録するべき理由について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
登録することで、非常に大きな恩恵を受けられるので、とりあえず相談ベースでも登録することをおすすめします。※しかも登録は無料です。
- メリット(1) 非公開求人など、求人の幅が大きく広がる
- メリット(2) 転職のプロから丁寧なサポートが受けられる
次の章では、転職エージェントをより効果的に活用するポイントについてご紹介していきます。
7マイケルペイジをより効果的に利用する7ポイント
この章では、マイケルペイジをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
マイケルペイジも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
8【図解】マイケルペイジ利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
マイケルペイジに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたがマイケルペイジのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べるとマイケルペイジ経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなどマイケルペイジであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
Step 10.退会手続きをする
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。
万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。
転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。
転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。
9. 『マイケルペイジ』の評判・口コミ一覧
ここでは、『マイケルペイジ』のアンケートを行った中で特徴的だった口コミを何件かご紹介します。
求人の質が高い!
以前、マイケルペイジに依頼しオファーを獲得できました。
日系企業からの転職だったので、不安もありましたが「日系からでも何人もこの業界には転職しているから安心して」と力強くプッシュしてもらい、色々相談しても理解力がしてもらえたので、相当業界に詳しい印象を受けました。
求人の質も高かったので、総じて満足しています。
出典:アンケート
ほかの転職エージェントより良かった!
他にも日経のエージェントを利用しましたが、どこも外資の業務についての理解度が低いと感じていましたが、マイケルペイジは外資系企業の老舗だけあって、話がしっかりと通じ、ストレスなく転職活動ができました。
出典:アンケート
何度連絡しても返信が来なかった…
あっさりとしたコンサルタントが多く、淡々としていました。
スピード感があり、リストラ後早目に転職先を決めたかった私としてはよかったです。
しかし、何度連絡しても返信のないコンサルタントもいて、その点は印象が悪いです。
出典:アンケート
進め方が早かった
出典:アンケート
返信すらくれなかった…
応募しましたが、返信すらありませんでした。
市場価値が低い人に対しては、連絡すらしないというスタンスなのでしょうか。
出典:アンケート
紹介してもらえなかった…
紹介できる求人がほとんどないと言われました。
他社では経験したことがないので、敷居の高さを感じました。
キャリアに自信のある人以外、A社などの方がいいのかと思います。
出典:アンケート
一切連絡がこない…
外資への転職を考えていたので、老舗エージェントだからという理由で登録しました。
結果は、面談後一切の連絡なし。
他のエージェントではこんなことなかったのに…敷居の高さを感じました。
出典:アンケート
全く返信がこない…
コンサルタントから求人を紹介され、応募するもその後返信なし。
何度リマインドしても、確認して後ほど連絡するといわれ放置。
そのコンサルタントだけなのかもしれませんが、マイケルペイジという会社についてとても悪い印象がついてしまいました。
出典:アンケート
放置された…
放置系のエージェントです。
他の外資系エージェントでもありましたが、連絡しても返信なしといったことが多いです。
おそらく私よりもっといい候補者が見つかったとかそういう理由だと思うのですが、それにしても社会人なら返信するのが当たり前だと思っていたので、非常に残念でした。
そういうものだと割りきって使うのがいいのかもしれません。
出典:アンケート
印象最悪…
印象最悪のエージェントです。
なぜかというと、上から目線の発言が多く、仕事を紹介してやってるという雰囲気を感じてしまうからです。
しかも、知識も少ない若手の人だったので、余計にこの会社のサービスに疑問を持ちました。
外資系の案件でも、リクルートエージェントやdodaのような日系のエージェントの方が私には相性がよかったようです。
出典:アンケート
サポートをあまりしてくれない…
他にも外資系の転職エージェントを利用しましたが、あまり変わらない印象です。
・外資の求人が多い(自分の目標のために案件を押し付けてくる人も多い)
・とにかく選考のスピードが速い
・レジュメなどのサポートはほとんどなし
最初は戸惑いましたが、こういうものだと思って利用したほうがストレスないかと思います。
出典:アンケート
何の連絡もくれない…
応募するも何の連絡ももらえませんでした。
忘れられてしまったのか、連絡する価値もないと思われてしまったのかわかりませんが、普通連絡くらい返すものだと思うのですが…。
後味が悪かったので、おすすめしません。
出典:アンケート
10. マイケルペイジに関するよくあるQ&A
マイケルペイジに関する、よくある質問をまとめました。
- Q1. 就職・転職するかで迷っているけれど登録しても平気ですか?
- Q2. 大体内定までどれくらいですか?
- Q3. サービスを受けるのにお金はかかりますか?
- Q4. 他の転職エージェントを併用しても大丈夫ですか?
- Q5. マイケルペイジを退会するにはどうしたらいい?
詳しく見ていきましょう。
Q1. 就職・転職するかで迷っているけれど登録しても平気ですか?
もちろん大丈夫です。「まだ転職するか迷っている」「ハイクラスの転職事情を知りたい」などの悩みも、全てエージェントに相談することができます。
場合によっては転職しない方がいいこともあるかもしれませんし、マイケルペイジに行ったからと言って、必ず転職しなくていけない、というわけでもありません。
まずは気軽に相談に行ってみて、転職のプロの話を聞いてみるところから始めましょう。
Q2. 大体内定までどれくらいですか?
平均約1カ月です。ただし、スムーズに進めば1週間で内定をもらう人もいますし、長くゆっくり探したい人は半年程かかったりもするので、個人差があります。
Q3. サービスを受けるのにお金はかかりますか?
マイケルペイジのサービスは、全て無料で受けられます。
紹介先の企業から料金をもらって運営しているサービスなので、求職者の方にお金はかかりません。
安心して利用してください。
Q4. 他の転職エージェントを併用しても大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。
マイケルペイジに限らず、他の転職エージェントであっても、他社の利用を制限するようなところはありません。
むしろ1つだけではなく複数の転職エージェントに登録しておいた方が、多くの人の意見を聞くことができますし、自分が選べる求人の幅も広がります。
気になる転職エージェントがマイケルペイジの他にもあれば、積極的に登録していきましょう。
Q5退会するにはどうしたらいい?
実は、マイケルペイジの退会方法は二つあります。
一つは、担当コンサルタントへ直接連絡する方法です。
そこで、担当の方に退会の旨をお伝えください。
二つ目はお問い合わせフォームから連絡する方法です。
ここで、電話で伝えるか、メールで同じく退会の旨を伝えてください。
11. 最後に
『マイケルペイジ』は、しっかりとした専門スキルを有していて、できれば年収700万円以上の外資系を目指している方にはおすすめの転職エージェントなので、登録することをおすすめします。
ただ、求人を紹介してもらえないといった点が見受けられたので、他のエージェントに登録し、転職活動をしていくことをおすすめします。
転職エージェント | 公開求人数|利用満足度 |
---|---|
JACリクルートメント 公式サイト 詳細を見る |
約1.5万件|4.1 外資系企業・ハイクラス人材の転職に特化した転職エージェント 担当コンサルタントの専門性が利用者から大好評 |
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約6,100件|4.0 38の国・地域をまたいで活動する世界最大級の外資系転職エージェント 高年収求人やグローバルIT企業の求人に強い |
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約1,900件|3.8 ハイクラス・バイリンガル人材の転職に強い外資系転職エージェント 語学力を活かす転職なら積極的に頼りたい高い専門性が魅力 |
約39.0万件|4.3 国内最大手の人材サービス企業が運営するヘッドハンティングサイト 外資系に絞らないハイクラス転職なら必ずチェックをおすすめ |
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それ以外の転職エージェントも検討したいという場合は、「転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!」のページで、他の転職エージェントの評判もご紹介しているので参考にしてみてください。
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。
以前、マイケルペイジに依頼しオファーを獲得できました。
日系企業からの転職だったので、不安もありましたが「日系からでも何人もこの業界には転職しているから安心して」と力強くプッシュしてもらい、色々相談しても理解力がしてもらえたので、相当業界に詳しい印象を受けました。
求人の質も高かったので、総じて満足しています。