小児科看護師の仕事内容ってどんなの?元小児科看護師がやりがい・悩みを徹底解説!

「小児科看護師の仕事はどんなことだろう?」と気になりますよね。

小児科看護師の仕事は、主に、医師の診療の介助、こどもへのケア、家族へのケアです。

一見すると、他の診療科と大きく変わったことはないように感じるかもしれませんが、こどもに合わせた診療介助やケアには、小児科ならではのやりがいや悩みも多々あります。

この記事では、小児科看護師経験のある私が、小児科看護師の仕事内容、やりがいや悩み、なるための方法などの全てをお伝えします。

  1. 小児科看護師の仕事内容
  2. 小児科看護師のやりがい3つ
  3. 小児科看護師が抱えやすい3つの悩み
  4. 小児科看護師になるには
  5. よくある質問

全て読めば、小児科看護師の仕事が理解でき、小児科看護師になるためにどう行動したらよいかがわかるでしょう。

1. 小児科看護師の仕事内容

小児科には、こどもの身体・心の病気の診療を行いながら、健やかな成長・発達をサポートする役割があります。

対象年齢は0歳~成人までですが、実際は0歳~15歳くらいまでのお子さんが多いです。

この章では、小児科看護師の具体的な仕事内容や1日のタイムスケジュールをご紹介します。

1-1. 小児科看護師の仕事内容

小児科看護師の仕事内容は、主に以下の3つです。

それぞれの具体的な内容について見ていきましょう。

(1)医師の診療の介助

小児科看護師は、医師が行う診察や治療などのサポートをします。

医師の診察・治療がスムーズに行われることで、こどもが適切な治療を受けられ、こどもの苦痛を最小限にとどめることにも繋がります。

例えば、「お腹が痛い」と訴えている幼児が診察中に暴れてしまうと、診察を行えず、適切な治療をすることができなくなってしまいます。

そういった時は、看護師が話しかけたりしてコミュニケーションを取ることで、安心して治療を受けられる状態へと導きます。

口コミ・評判

匿名 さん(37歳)
小児科で採血などの処置を経験したこどもは、病院に来るだけで泣き出すこともあります。
そんな子には、診察の待ち時間の間、保護者の方に抱っこしててもらうようにお願いしたり、必要であれば、話しかけに行って、少しでも安心できるように接します。
こどもが泣く原因は、「痛み」の前に、「恐怖」が先行してしまうことも多いので、なるべく配慮して関わりたいですね。

この方は、診察の前から関わり、スムーズに診療が行えるように努めています。

なお、幼児の腹痛の原因は、胃腸炎や便秘などの経過を見ていくものもありますが、中には腸重積などの緊急性の高い疾患、腫瘤などの専門的な検査が必要な疾患などもあり、それらの判別のためにも、十分な診察が行えるようなサポートが必要です。

また、こどもが診察や治療に納得して取り組めるよう、以下のような2つの手法を用いることも有効です。

手法紹介⑴:プレパレーション

こどもが治療や検査を受ける時に、発達に合わせた説明や配慮をすること。
目的は、こどもの恐怖心や不安を最小限にし、その子なりに治療や検査に向かえるように、心の準備を行うことである。

接し方の例:3~5歳の場合

斜視の手術を行う幼児に対し、人形や手術台をモチーフにした玩具を用いて、これから起こることを説明する。「○○ちゃんの目が見えやすくするために、手術をするよ。手術って、どんなことか知ってるかな?もしわからなくても、大丈夫。これからお人形さんが教えてくれるよ。一緒に触ったりしてもいいから、よく聞いててね。」

手法紹介⑵:インフォームドアセント

インフォームドアセントとは、治療や検査の時、保護者に説明と同意(インフォームドコンセント)を行うだけではなく、子どもにも、本人がわかりやすい言葉で説明を行い、同意を得ることです。

採血を行う小学生に対し、嘘をつくことなく、これから起こることを説明する。「これから○○ちゃんにする検査は、どうして具合悪いか調べるためにするんだよ。血を取る検査だから、少しチクッとするよ。もしかしたら怖いって思うかもしれないけど、○○ちゃんが協力してくれたら、すぐに終わることができるんだ。看護師さんも一緒にがんばるから、○○ちゃんも一緒にがんばれるかな?」

出典:自由が丘メディカルプラザ 小児科

これらの働きかけにより、子どもが前向きになれたり、子どもとの信頼をつくっていくことができるのです。

このように、小児科看護師にとって診療の介助はとても重要な役割になります。

(2)こどもへのケア

小児科看護師は、こどもが安心して診療を受けられるように、こどもへのケアを行います。

それは、不安や恐怖心を抱えているこどもの気持ちに寄り添い、支えるためです。

ここでいうケアとは、単に治療に関する処置や看護技術のことだけではなく、こどもの年齢や発達に配慮しながら関わることも含みます。

例えば、こどもに点滴を行う場合、点滴の必要性を伝え、処置を行うだけで治療の目的は果たせるでしょう。

しかし、処置に対するこどもの思いを聞いたり、必要性が理解できているのか確認するのも、小児科看護師のケアの1つといえます。

口コミ・評判

匿名 さん(36歳)
看護師2年目の時に、白血病で骨髄移植が必要な7歳の子を担当したことがあります。
その子は普段から寡黙で、自分の思いを言葉にすることが少ない子でした。しかし、これから行われる治療を考えると、その子自身が病気をどう受け止めているか確認したくて、その子向けに骨髄移植の簡単なパンフレットを作り、その中に、これからがんばりたいこと、やりたいことを書く欄を設けました。
その子に説明をしながら、パンフレットに自分の思いを書いてもらうと、「からだにいる悪いバイキンをやっつけたい」「なおして、おうちにかえりたい」といった思いを聞くことができ、「一緒にお手伝いさせてね」と声をかけると、頷いてくれたことが、今でも印象に残っています。

この方のように、パンフレットやお人形などのツールを用いて、こどもの思いを確認することも有効な方法です。

また、こどもと関わる時は、こどもの成長発達を理解しておく必要があります。

中には、治療や入院などで発達が阻害されているケースもあるので、下記の3つの理論などに基づいて適切なコミュニケーションを取っていきます。

<理論>

  • ⑴. エリクソン「心理社会的発達理論」
    人生を8つの発達段階に分け、それぞれ「心理社会的危機」が存在し、人間はその心理社会的危機を乗り越えることで力を身につけることができるとされる。
  • ⑵. ピアジェ「認知発達段階論」
    0歳から成人までの認知発達を4つの発達段階に分け、こどもが心身をどのように発達させていくのかを示している。
  • ⑶. フロイト「心理性的発達理論」
    0歳から青年期までの心理発達を心のエネルギーであるリビドー(性的衝動)を用いて説明している。心が成長する過程で、リビドーは形を変えて成熟すると考えられている。

接し方の例:⑴ エリクソン「心理社会的発達理論」

患者例:14歳 バスケットボール部で、部活中に前十字靭帯断裂をし、手術を受けたこども。

14歳というと、エリクソンの心理社会的発達理論では、『自我同一性(アイデンティティ)の確立 対 自我同一性(アイデンティティ)の拡散』の時期にあたる年齢。

ケガにより部活復帰に時間がかかる、学校に行けない、バスケットボールができないことで、自分とはなにかを見つめたり、社会の中での自分の立ち位置に疑問や葛藤を抱くこともある。

→手術前後の看護やリハビリ支援を行いながら、本人の思いを聞いたり、受け止めをしていく。こうした関わりの中で、ケガや手術によって揺らいでいた同一性(アイデンティティ)はどうか、評価をすることが、いずれ、この子が青年期を通して獲得できるであろう『忠誠心や帰属感』に繋がっていく。

このように、成長発達を踏まえながら関わることで、よりこどもに寄り添ったケアを行うことができるでしょう。

(3)家族へのケア

小児科では、こどもだけではなく、家族も含めたケアが必要になってきます。

なぜなら、家族はこどものそばにいる存在であり、家族の安心がこどもの安心に繋がるからです。

こどもが病気になると、不安を抱える家族も多くいます。時には、悲しみのあまり涙を流したり、取り乱す家族もいるかもしれません。

そうした家族の思いを確認しながら、治療や入院の必要性を理解してもらい、協力してもらうことで、こどもは安心して治療を受けることができます。

しかし、中には、医療従事者に攻撃的になる保護者もいるので、注意が必要です。

モンスターペアレント問題

医療従事者に対し執拗にクレームを入れたり、インターネットからの情報を鵜呑みにして、治療に非協力的な保護者のことをいいます。その真意は、病気への不安やわが子を思う親心ですが、中には非常識な要望を通そうとする保護者もいます。
対応に苦慮する場合は、1人で解決しようとせず、先輩看護師や師長、医師などに頼ることが大切です。

以上のことから、小児看護は、家族も含めた全体像の把握がとても大切といえます。

1-2. 小児科看護師の1日のタイムスケジュール例

小児科看護師の1日を下の表にまとめました。

小児科看護師の1日

時にはこども同士のケンカの仲裁をしたり、勉強を見てあげることもあります。

ここまでのまとめ

小児科看護師の主な仕事は、以下の3つでした。

  • 医師の診療の介助
  • こどもへのケア
  • 家族へのケア

これらの仕事に対してやりがいを感じたり、逆に悩みを抱えることもあるでしょう。
次の章では、小児科看護師がどのような時にやりがいや悩みを感じるのか、見ていきましょう。

2. 小児科看護師のやりがい3つ

小児科看護師が主にやりがいを感じるのは以下の3つです。

では個別に見ていきましょう。

2-1. こどもと接する機会が多く、可愛さを知ることができる

小児科看護師は、治療や検査などの際にこどものそばにいる機会が多いです。

それは、1章で紹介したように、診療の介助やケアを行う役割があるからです。一般的に、こどもは可愛いと思う方は多いですが、小児科看護師としてこどもと接すると、こどもの新たな一面を知ることができます。

口コミ・評判

匿名 さん(32歳)
病気で入退院を繰り返すこどもは、だんだんと病院の非日常的な環境に慣れてしまったり、聞き分けが良くなりすぎる子もいます。
そんな中、小児がんで入退院を繰り返していた5歳のある男の子は、病気であることを感じさせないくらい、天真爛漫で、とても元気な子でした。
いつもクマのぬいぐるみを大切に持ち歩いて、病室に行くたびに、「このクマさんの名前はね…」「クマさんはね、りんごが好きでね…」と紹介してくれる姿が可愛くて、いつも癒されていました。

こどもは、関わっていくことで様々な姿を見せてくれます。

こうした場面から、こどもの思いがけない可愛さを知ることができるのです。

2-2. 継続した関わりの中で、こどもが成長した場面に出会える

小児科看護師は、継続した関わりの中で、こどもの成長に気付くことができます。

それは、治療中や入院中であっても、こどもは成長し続けるからです。

口コミ・評判

匿名 さん(39歳)

入院し、病気が治ってからも、経過を見るために、定期的に外来受診する子もいます。

入院した当初はまだ2歳で、採血などの処置を怖がっていた子が、6歳になり、今では「注射は、病気を治すために大事なんでしょ?だから、ぼく頑張れるよ!」と話し、処置に協力してくれる姿に成長を感じ、小児科看護師でよかったと思えます。

こうした継続看護を行えるのも、小児科看護師のやりがい3つといえるでしょう。

2-3. 小児看護を通して、専門的な知識やスキルを獲得できる

小児科看護師には、疾患だけでなく、身体機能の成長過程や、各発達理論についてなど、網羅的な知識が必要となり、これらを学ぶことで看護師としてのスキルを磨けます。

口コミ・評判

匿名 さん(36歳)
小児科に配属されて1年目の時は、疾患や看護技術を覚えることに必死でした。
でも、2年目、3年目と経験年数を重ねた時に、疾患や看護技術を覚えるだけでは、ケアが入院中だけのものになってしまうことに気付きました。
こどもたちは退院後も成長し、いずれは社会に出ていく存在です。そういった広い視野を持って関わることが、小児科看護師として大切なんだと思います。

このように、働きながら、学びを深めたり、新たな知見を得ることができます。

次の章では、小児科看護師が抱えやすい悩みについて、見ていきましょう。

3. 小児科看護師が抱えやすい3つの悩み

ここからは、小児科看護師が抱えやすい主な悩みは、以下の3つです。

それぞれ解説していきます。

3-1. 小児科で行う看護技術が難しい

看護師が行う処置は様々なものがありますが、特にこどもを対象とした処置はある程度の技術が必要です。

なぜなら、大人と違い、こどもは身体が小さく、成長度に合わせた処置を行う必要があるからです。

口コミ・評判

匿名 さん(29歳)
私が働く小児科では、小学生までの採血やルートキープは、基本的に医師が行います。
それは、こどもの血管は細く、失敗してしまうことで身体への負担が大きいからです。
医師が処置を行う際は、看護師は、こどもが動かないように抱っこしたり、手を抑えたりします。
一方、小学生でも、高学年で体格が良い子や、中学生以上は、看護師が採血やルートキープを行っていますよ。

もちろん、看護技術は働きながら身につけていくことができます。

しかし、処置には痛みや恐怖心が伴うものも多いので、小児科では、プレパレーションインフォームドアセントなどの手法を用いて、こどもや家族に同意を得たうえで処置に望むことが大切です。

3-2. こどもが苦しむ姿をそばで見なければならない

こどもが苦しむ姿を見ると、心が痛む人も多いでしょう。こどもが好きな人にとっては、そういった処置の介助に辛さを感じるかもしれません。

こどもは、痛みを伴う処置で、泣き出したり、暴れて抵抗することもあります。それは、「何をされるかわからない」「痛いことは嫌だ」「怖いから逃げたい」という、こどもの自己表現の方法なのです。

自分自身を守ろうとして、抵抗することもあるかもしれません。

口コミ・評判

匿名 さん(40歳)
他の科から小児科に異動してきた時は、こどもが好きだし、嬉しい!と思っていました。
なので、実際に小児科で、泣いたり、暴れるこどもたちを見た時は、最初は心苦しかったです。
また、大人では5分で終わる処置が、こどもは説明や同意に時間がかかったり、あやしたりする必要があって、場合によっては30分以上かかることもあり、その違いに驚きを隠せなかったです。

このように、小児科では、こどもが苦しむ姿を見る機会が多い現実があります。

3-3. 将来的にほかの分野へのキャリアアップができるか不安

看護師としての長期的なキャリアを考えると、小児科看護師として働くことに不安を感じる人がいるかもしれません。

ほかの分野へのキャリアアップを考えると、小児科はつぶしがきかないと考える人もいるようです。

特に、日本は少子高齢化が深刻化しており、成人・老年領域の看護師の需要は今後高まることが予測できますが、小児科看護師の需要は、今よりも少なくなるかもしれません。

もし、あなたが小児科看護師として働くことを考えているとしたら、小児科領域の専門性を高め、キャリアを形成していくという選択肢もあります。

4. 小児科看護師になるには

看護師免許があれば、小児科看護師としてお仕事をすることができます。

ここでは、小児科看護師として活躍するための就職先や、転職方法をお伝えします。

4-1. 小児科看護師になるための就職先

小児科看護師になるための就職先を紹介します。

職場の比較・選定基準

  • 1. 教育制度
    新卒・既卒にかかわらず、教育制度はしっかりしているか。プリセプターはつくのか。
  • 2. 平均給与
    年収を、試算。
  • 3. 人間関係
    看護師間や多職種との連携はとりやすいか。悪化しやすい要因はあるか。
  • 4. キャリアップ
    看護師としてのキャリアップは望める環境か。
  • 5. 仕事の忙しさ
    夜勤はあるか。忙しさはどのくらいか。

表の下の方にいくほど、小児科看護師の専門性を高めたい方におすすめです。

なお、月給は23~30万円が相場で、他の診療科とそれほど変わりません。月給も下の方に行くほど高くなる傾向にあります。

←左右にスクロールできます→

就職先教育制度仕事の忙しさ夜勤の有無人間関係キャリアアップのしやすさ
小児科クリニック
プリセプター制度はほぼない。
外来業務のみ
時間に追われるが、ルーティンワークなので慣れやすい
なしメンバーが固定されている
合わない人がいると、居心地が悪い

ルーティンワークが基本
既卒で就職がおすすめ
総合病院の小児科
既卒だと、病院によっては、教育制度が希薄
プリセプターがつかないことも
入院設備と外来があり、どちらも忙しい
治療や検査によっては応用などが求められることも
あり
日勤のみも相談可能
勤務によってメンバーが変わる
忙しく殺伐としていることも

混合病棟の場合
成人や老年看護を学べるチャンス
大学病院の小児科
既卒でもプリセプターつくことも
単科なのでしっかり学べる環境
より専門性の高い治療や検査が行われており忙しいあり
日勤のみも相談可能
勤務によってメンバーが変わる
忙しく殺伐としていることも

小児科看護を極めることができる
病院内での異動も可能
小児専門病院
(子ども病院)

既卒でもプリセプターつくことも
専門性の高い看護を学べる環境
専門性の高い治療や検査が行われており忙しいあり
日勤のみも相談可能
勤務によってメンバーが変わる
忙しく殺伐としていることも

小児科看護師として
専門性を高めるのに、ピッタリ!

(1). 小児科クリニック

小児科クリニックは、地域に根ざした小児科診療を行っています。

その特徴は、以下の通りです。

  • 入院設備をもたないクリニックがほとんどである
  • 感染症などのこどもが多く、仕事はルーティンワークが多い
  • 主要都市に行くほど、数が多いため、就職はしやすい

小児科看護師として働きたいけど、プライベートとの両立を重視したい方は、一度検討してみてもよいでしょう。

(2). 総合病院の小児科

小児科のある総合病院は、外来診療を行っており、入院設備も有しています。

その特徴は、以下の通りです。

  • 外来・入院設備があり、専門的な看護が必要
  • 少子化に伴い、病院経営上採算が取れず、成人の患者さんを含む混合病棟に変化している病院もある
  • 看護師の人数配置によっては、必ず小児科に配属されるわけではないので、注意が必要

小児科だけでなく、他科の経験を積みたい方にとっては、有利な就職先といえるかもしれません。

(3)大学病院の小児科

大学病院の小児科は、治療の専門性が高く、単科独立している小児科がほとんどです。

その特徴は、以下の通りです。

  • 外来・入院設備があり、教育制度が充実している
  • 重度の疾患のこどもも多く、より専門的な知識や看護技術が必要
  • 看護師の人数配置によっては、必ず小児科に配属されるわけではないので、注意が必要

小児科以外でも、専門性の高い看護を学びたい方には、おすすめの就職先といえます。

(4). 小児専門病院(こども病院)

小児専門病院(こども病院)は、小児を対象とした病院です。

より専門的な医療を必要とするこどもの診断、治療、予防相談、リハビリ、指導等を行っています。

その特徴は、以下の通りです。

  • 外来・入院設備があり、他にも療育施設やリハビリ施設などを併設している病院もある
  • 小児医療に関する様々な分野が集結しており、専門性が高い
  • 各都道府県に必ずあるわけではないので、就職を考えるなら所在地の確認が必須

小児科看護師に絶対なりたいと考えている方には、ピッタリの就職先といえるでしょう。

4-2. 求人探しは転職サイトを使う

ここまで、小児科看護師になるための就職先をご紹介しました。しかし、自分に向いている病院はどこか、全てを確認するのは限界があると思います。

転職を検討している方は、『看護roo!』や『看護のお仕事』などの、看護師転職サイトに相談してみるのもおすすめです。

また、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』では、当サイトが独自に取得したアンケートから、利用者満足度の高い転職サイトを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

専門のキャリアコンサルタントに相談することで、小児科看護師に向いているのか、なるために何が必要か、見えてくることでしょう。

5. よくある質問

Q1. 小児科看護師に向いている人はどんな人ですか?

小児科看護師に向いている人の特徴は、以下の3つです。

  • こどもの成長を楽しめる人
  • 観察能力のある人
  • 様々な疾患について、学ぶ意欲のある人

また、向いていない人の特徴は、以下の3つになります。

  • こどもが病気になる姿を見るのが、辛い人
  • こどもと接することが苦手な人
  • 体力に自信のない人

各項目について、詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。

関連記事:
小児科看護師に向いている人は?やりがいや悩み、なるための方法を紹介

Q2. 小児科の制服はどんなものがありますか?

小児科看護師は、白衣以外に、キャラクターデザインのスクラブ白衣や、可愛いエプロンを着用する職場もあります。就職先の就業規定で決まっている病院もあるので、確認してみるとよいでしょう。

Q3. こどもとのコミュニケーションが苦手です…。コツはありますか?

こどもは、医療従事者に対して警戒心を抱きやすい傾向にあります。
以下の3つのポイントを参考にしてみてください。

  • 家族に、こどもが好きな遊びや、キャラクターはいるかを確認し、ケアに活かす
  • 泣いたときのあやし方や、就寝前の習慣なども確認し、家で過ごす環境と近づける
  • 流行っているキャラクターなどを事前に調べておく

接し方の例

  • こどもが好きなキャラクターのぬいぐるみを用いながら、
    「ぼくは○○(キャラクター名)だよ!お注射頑張れるように、そばにいるからね!」
  • 聴診器に動物などの髪ゴムをつけておいて
    「うさぎさんのモシモシを持ってきたよ!ちょっとお胸の音を聞かせてね」
    ※年齢に合わせて、聴診することや聴診器自体を「モシモシ」と呼ぶことがあります。

Q4. 男性看護師の活躍の場はありますか?

小児科では、男性看護師の需要はかなり高いです。なぜなら、男性だからこそ求められる役割があるからです。

例えば、小さい男の子からお兄さんや父親のような存在を期待されたり、思春期の男の子から同性だからこそできる相談を受けたりと、その活躍の場は多岐にわたります。

また長時間こどもを抱っこすることで、身体的負担が大きくなることがありますが、力に自自信のある男性看護師であれば、その役割を担うこともできるでしょう。

Q5. 小児科看護師がキャリアアップできる資格はありますか?

小児科看護師の専門性を高めるために、以下の資格があります。

  • 小児看護専門看護師
  • 新生児集中ケア認定看護師
  • 小児救急看護認定看護師

詳しくはこちらを参考にしてください。

日本看護協会:https://www.nurse.or.jp/

Q6. 小児科が向いていないと感じたら、どうしたらいいでしょうか?

小児科看護師が向いていないと感じたら、小児科以外の場所でこどもと関わるお仕事を探してみると良いでしょう。

以下に、いくつか具体的な就職例をご紹介しますので、参考にしてください。

  • 児童養護施設
  • 保育園看護師
  • 養護学校の先生
  • 大学の保健室の先生

口コミ・評判

匿名 さん(34歳)
こどもと接することが好きで、小児科を希望していたので、配属された時はとても嬉しかったです。
でも、実際に働いてみると、こどもや保護者の方と上手くコミュニケーションがとれなくて苦労したり、重い病気のこどもが亡くなってしまう姿を見るのに耐えられず、転職を決めました。
今は前職の経験や資格を生かして、保健師として児童相談所で働いています。
この仕事も難しさを感じる場面はありますが、病棟よりも、対象者とゆっくり対話できる時間があるので、私には合っていると感じています。

また、小児科以外の他の診療科に転職するという道もあります。他の診療科に転職を考えている方は、こちらの記事も参考にしてください。

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6. まとめ

小児科看護師の仕事は、主に、以下の3つでした。

  • 医師の診療の介助
  • こどもへのケア
  • 家族へのケア

他の部署にはない魅力があり、専門的な知識・スキルを身につけられるので、興味のある方はキャリアの選択肢の一つとして考えてみるのもおすすめです。

あなたの人生が最高のものになることを、陰ながら祈っております。