CareerTheory編集部

薬剤師転職サイトは選ぶなと言われる理由とは?本当に選ぶべき転職サイトを解説

薬剤師 転職サイト 選ぶな
  • 「なぜ薬剤師は転職サイトを選ぶなと言われるの?」
  • 「選んじゃいけない転職サイトはあるの?」

と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

薬剤師向けの転職サイトは多種多様で、なかには薬剤師には向かないサイトもあります。薬剤師転職サイトの具体的な選び方についても紹介しますが、どのサイトを選ぶかが重要です。

この記事を読むことで、薬剤師転職サイトを詳しく知れ、自分に合った転職サイトを選べるでしょう。

薬剤師転職サイトに関して知る前に、どのような薬剤師転職サイトがあるのか確認したい方は、この記事の「7.薬剤師さんにおすすめの転職サイト7選」で確認できます。

それでは、詳しく見ていきましょう。

1.【結論】薬剤師転職サイトは使うべき!ただし注意点もおさえよう

薬剤師さんの転職では、基本的に転職サイトを使った方がスムーズに転職活動を進められます。

しかし、実際には薬剤師転職サイトを使わない方が良いケースもあります。

この章では、薬剤師さんが転職サイトを使うべき理由や使わない方がいいケースについて解説していきます。

それでは、見ていきましょう。

1-1.薬剤師転職サイトを使うことでスムーズな転職活動が可能

薬剤師さんの転職では、転職サイトを使うことをおすすめします。

なぜなら、転職サイトを使うことで転職活動をスムーズかつ有利に進められるからです。

例えば、求人探しや面接の日程調整、各種手続きなどを代行してもらえます。

転職サイトを使うだけで時間や労力をかけずに転職できるため、「働きながら転職活動は大変」「転職したいのに時間がない」方にとって大きなメリットといえるでしょう。

また、転職サイトは各職場の内情を把握したうえで、あなたにピッタリの求人を紹介してくれます。

自力では探せない好条件・好待遇の求人を見つけられるのも、転職サイトの魅力です。

以上のメリットから、以下の5つの特徴に該当する方は、薬剤師転職サイトを使うことをおすすめします。

  • 転職先が決まっていない人
  • 転職の軸が定まっていない人
  • 履歴書や面接対策に自信が無い人
  • 転職活動の時間が無い人
  • 転職前に人間関係や労働環境を確認しておきたい人

薬剤師転職サイトを使った方がいい人の特徴は、4章で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

1-2.薬剤師転職サイトを使わない方がいいケースもある

薬剤師さんが転職サイトを使うべきメリットをお伝えしてきましたが、なかには転職サイトを使わない方がいいケースもあります。

実は、転職サイト経由の採用では募集している企業や施設側にかかるコストが大きく、直接応募のほうが内定をもらいやすいこともあるのです。

また大学病院や人気の企業だと、転職サイト自体利用していないこともあります。

病院や企業の公式ホームページから直接応募するか、ハローワーク経由で応募した方が求人を見つけやすいでしょう。

こうした事情を踏まえると、以下の3つの特徴に該当する方は転職サイトを使わずに転職活動を進めるべきです。

  • 転職したい職場が既に決まっている人
  • 自分のペースで転職を進めたい人
  • 大学病院や大手企業で働きたい人

薬剤師が転職サイトを選ぶなと言われる理由については2章、薬剤師転職サイトを使わない方がいい人の特徴については3章で詳しく解説していきます。

「転職サイトを使うことに抵抗がある」「転職サイトの仕組みを知ってから利用したい」方は、ぜひご覧ください。

1-3.選び方のコツを押さえて自分に合った転職サイトを使おう

薬剤師転職サイトは、コツを押さえて選ぶことが大切です

転職サイトを使うことで多くのメリットが得られますが、ご自身に合った転職サイトを選ばないと時間が無駄になってしまいます。

薬剤師さんが転職サイトを選ぶ時に押さえるべきポイントは6章、薬剤師さんにおすすめの転職サイトは7章で詳しく解説しています。

「転職サイトの選び方が知りたい」「おすすめの転職サイトを教えてほしい」方は、ぜひご参考になさってください。

2.【徹底検証】薬剤師は転職サイトを選ぶなと言われる理由

転職サイトでは、薬剤師を採用したい企業と求人を探している薬剤師さんがマッチするようにさまざまなサービスを提供しています。

しかし転職サイトの仕組み上、施設・企業側にかかる採用コストの負担が大きく、ミスマッチが起こる可能性も否定できません。こうした事情から「薬剤師は転職サイトを選ぶな」といった声が上がっています。

さらに転職サイトでは、薬剤師さんが入職するごとに、施設・企業が紹介手数料を支払う仕組みになっています。

転職サイトを利用することで、施設・企業側は優秀な薬剤師を採用できます

しかし、なかには病院からの仲介手数料で収益をあげるビジネスモデルが裏目となり、「転職サイトを選ぶな」といわれるケースも存在するようです。

この章では、「薬剤師は転職サイトを選ぶな」と言われる2つの理由を詳しく解説していきます。

さっそく、見ていきましょう。

2-1.直接応募の方が採用されやすいケースがあるから

転職サイト経由の応募よりも、直接応募の方が採用されやすいケースが存在します

薬剤師転職サイトはさまざまなサポートが受けられるので、使うだけで転職が成功するような万能のサービスにも見えますよね。

しかし、転職する職場によっては逆効果になることもあるのです。

例えば、応募者が殺到する人気の職場では、特殊なスキルや経験がない限り、紹介料のかかる転職サイト経由の薬剤師を採用するとは考えにくいでしょう。

また採用枠の少ない求人に対し、経験やスキルが同じぐらいの薬剤師がそれぞれ異なる方法で応募した場合を考えてみます。直接応募の方が採用コストの観点から低く抑えられるため、転職サイト経由の薬剤師が不利になる可能性も否定できません。

こうしたケースが起こる背景を、施設・企業側の視点から分析すると、以下のような事情が見えてきます。

(1). 転職サイト経由の採用は施設側の採用コストが大きい

転職サイト経由で採用すると、直接応募よりも採用コストがかかります

採用コストとは、施設や企業が薬剤師を採用するためにかかる費用のことです。

転職サイト経由で薬剤師を採用した場合、施設側は採用した薬剤師の年収の約23%ほどの紹介手数料を支払っています。(参考:厚生労働省:医療・介護分野における職業紹介事業 に関するアンケート調査,2019

上記の調査は主に病院を対象としたアンケート調査になっており、企業へ転職する場合の実態とは異なるかもしれません。ただ、どちらにしても転職サイトを使った採用コストは、大きいと考えた方が良さそうです。

人材確保の観点で考えると、こうした採用コストは欠かせないものであると考えている採用担当者も多くいます。しかし、厚生労働調査によれば、転職サイトを利用したことのある事業所の9割以上が「転職サイトに支払う紹介手数料が高い」と感じていることが明らかになっています。

なかには、紹介手数料が原因で経営に影響が出ている事業所もあり、紹介手数料が大きな負担になっていることは否めないでしょう。

人材紹介会社(転職サイト)の紹介手数料が事業所の経営に与える影響

参考:厚生労働省|医療・介護分野における職業紹介事業 に関するアンケート調査,2019

直接応募では、こうした紹介手数料を支払う必要はありません。

施設・企業側が採用コストを度外視するとは考えにくいため、応募方法の違いが選考に影響する可能性があることは認識しておきましょう。

(2). 転職サイトを好意的に思っていない採用担当者もいる

残念ですが、医療機関の採用担当者のなかには転職サイト自体を好意的に思っていない人もいます

厚生労働省の調査によると、薬剤師の採用方法として転職サイトを利用した事業所は3割程度でした。

最も多い利用理由が「ハローワークやナースセンターなど他の採用経路では、人材が確保できなかったため」です。このことから、転職サイトを第一選択として利用していない事業所が多いとわかります。

ハローワークやナースセンターなどの採用経路を利用するにもコストだけでなく、採用担当者を設ける必要性・採用条件を書き出す手間なども必要です。

■民間職業紹介事業者(転職サイト)を利用している理由(複数回答可)

転職サイトを利用している理由(多かった順)割合(%)
ハローワークやナースセンターなど他の採用経路では、人材が確保できなかったため71.1
確実に求職者を紹介してもらえるため40.0
迅速に求職者を確保することができる(採用に至るまでのスピード)38.4
民間職業紹介事業者からの営業活動があったため26.6
多くの求職者からの応募が期待できる26.2

引用:厚生労働省|医療・介護分野における職業紹介事業 に関するアンケート調査 集計結果

転職サイト経由で採用した薬剤師が早期退職した場合、補償として多くの転職サイトが紹介手数料を返金していることがわかっています。(参考:全日本病院協会ほか:「病院の人材紹介手数料」に関するアンケート調査,2020

しかし、補償期間は1~6か月間と転職サイトによってバラつきがあり、補償期間が過ぎてから退職されると、当然ながら紹介手数料は戻ってきません。

目に見えないコスト(育成にかかる時間や労力・人事調整など)も多いため、補償期間の有無に関わらず転職サイトを懸念する採用担当者は一定数いるようです。

こうした施設・企業側の視点で考えると、転職サイト経由で応募する薬剤師を厳しく審査する傾向があると考えておきましょう。

2-2.ミスマッチが起こることもあるから

薬剤師転職サイト経由で転職すると、ミスマッチが起こることもあります

人材サービス会社である転職サイトを使うことで、希望通りの職場を見つけられる薬剤師さんは多いです。

しかし、なかにはミスマッチを感じて早期離職してしまう方もいます。

(1). 転職サイト経由の就業者は早期離職率が高い

転職サイト経由で転職しても、早期離職してしまう薬剤師は一定数います

厚生労働省の調査によると、転職サイトを利用した薬剤師は、転職サイト以外の方法を利用した薬剤師よりも離職率が高いことがわかっています。

■民間職業紹介事業者(転職サイト)の利用の有無による薬剤師の離職率の違い

3カ月以内離職率(%)6カ月以内離職率(%)
転職サイトを利用21.735.2
転職サイト以外を利用14.824.6

引用:厚生労働省|医療・介護分野における職業紹介事業 に関するアンケート調査 集計結果

転職サイトを使い希望通りの職場に転職できたとしても、ミスマッチを減らすことは難しいようです。離職理由は人によって違いますが、要因の一つとして考えられるのが「条件を重視し過ぎていること」です。

転職サイトでは、求人紹介の前に必ず希望条件の確認しますが、求人票に記載されている条件にばかりこだわってしまうことがあります。

そうすると、人間関係や労働環境・職業観・やりがいなど、仕事に満足感を与えてくれる要素が抜けてしまうのです。結果、「転職できたけど、イメージと違った」とギャップを感じてしまい、早期離職してしまう人も出てくると考えらます。

ミスマッチによって早期退職をされると、採用コストが無駄になるのに加えて採用してからのコストも無駄になるかもしれません。

早期退職されるのが怖いのであれば、少しでも早期退職する可能性が低い直接応募者を採用する傾向にあるでしょう。

※上記調査は主に病院を対象としているため、医療機関以外で働く薬剤師の実態とは異なる可能性あり

(2). 施設側がミスマッチを感じることもある

転職サイト経由の薬剤師に対して、施設側がミスマッチを感じることもあるようです

先にお伝えした厚生労働省の同調査によると、一部の事業所では転職サイト経由の採用でトラブルを経験していることがわかっています。

事業者が希望しているスキルよりも転職希望者のスキルが低いケースは多く、実際に雇用してからでないと適性が分からない部分も多いです。

また事業所ごとに求められている能力や適性については違うため、別の事業所では問題なくても新しい事業所では能力不足になるケースもあります。

■民間職業紹介事業者(転職サイト)を通じた採用におけるトラブルの内容(複数回答可)

トラブルの内容(多かった順)割合(%)
トラブルは特にない53.7
すぐに辞めてしまった29.2
入職してから、求める能力や適性をそなえていないことがわかった(ミスマッチ)27.2
採用後、労働条件について求人者と求職者で認識に差があり、トラブルになった6.8
その他5.6

引用:厚生労働省|医療・介護分野における職業紹介事業 に関するアンケート調査 集計結果

半数以上の事業所が求職者の早期離職や資質不足を感じており、事業所側もミスマッチを感じている現状があるようです。

補足人材紹介サービスの仕組みが不本意な転職に繋がることも
転職サイトには、薬剤師が入職するごとに施設側が転職サイトに紹介手数料を支払う仕組みがあります。

転職サイトは、求職者と施設側の双方が満足できる転職をサポートすることで、紹介手数料という利益を得ているのです。

しかし、転職サイトの仕組み上、転職サイトによってはやや強引に転職決定を迫ることもあるかもしれません。その結果、薬剤師が転職してからギャップを感じたり、施設側がミスマッチを感じたりすることもあり、早期離職や様々なトラブルの原因になっている可能性は否めないでしょう。

この章のまとめ

薬剤師転職サイトを選ぶなと言われる背景には、以下の2つの理由がありました

薬剤師転職サイトを選ぶなと言われる理由
  • 転職サイト経由よりも直接応募の方が採用されやすいケースがあるから
  • 転職サイト経由の転職ではミスマッチが起こることもあるから

こうした事情を踏まえ、次章では薬剤師転職サイトを使わない方がいい人の特徴をお伝えします。

3.薬剤師転職サイトを使わない方がいい人の3つの特徴

薬剤師転職サイトを使わない方がいい人の特徴は、以下の3つです。

3-1.転職したい職場が既に決まっている人

転職したい職場が既に決まっている人は、薬剤師転職サイトを使わず直接応募した方がいいでしょう

転職サイトを使うよりも直接応募したほうが採用率を高めることができるからです。転職サイトと直接応募では、採用コストの観点から転職サイトの応募が不利になる可能性は否定できません。

応募方法が原因で採用結果に影響が出てしまうのを避けるためにも、転職したい職場が決まっていれば直接応募を選びましょう。

また直接応募は自力で情報収集をおこなう必要があり、病院の経営方針や理念などへの理解を深められます。

その結果、転職後のミスマッチを防ぐことにつながります。

「必ずこの職場に転職したい!」とお考えの方は、転職サイト経由ではなく、直接応募で転職活動を進めましょう。

3-2.自分のペースで転職を進めたい人

自分のペースで転職活動を進めたい人は、転職サイトを使わず自力で転職活動を進めることをおすすめします

各転職サイトによって重点的なサポートを受けられる期間には目安があり、期限内に転職活動をおこなう必要があるからです。

転職サイトのサポート期間とは、転職サイトに登録してから重点的なサポートが受けられる期間のことです。各転職サイトによってサポート期間は異なりますが、一般的なサポート期間はおよそ2〜3カ月といわれています。

転職サイトに登録後、3カ月以内に転職先を決めるためには、スピード感をもって転職活動をしなければなりません。

「焦って転職したくない」「ゆっくり考えて決めたい」と、ご自身のペースを重視したい方は、無理して転職サイトを使う必要はありません。

自力で転職活動をおこない、ご自身のペースで転職先を見つけましょう。

3-3.大学病院の薬剤師や大手企業で働きたい人

大学病院の病院薬剤師や人気のある大手企業で働きたい方は、転職サイトではなく、ハローワークや病院・企業の公式ホームページで求人を探すことをおすすめします

大学病院や大手企業は転職サイトを使わなくても人材確保ができるため、ハローワークや自社ホームページから求人募集することが一般的です。

他にもすでに働いている薬剤師などからの紹介でも人材が探せるため、わざわざ転職サイトを使用しないケースも多いといえます。また大学病院や大手企業は人材の育成に力を入れており、新卒の薬剤師を多く採用する傾向にあるため、転職サイトの積極的な活用は考えにくいです。

大学病院や大手企業で働きたい方は、ハローワークや病院・企業ホームページをこまめにチェックし、直接エントリーすることをおすすめします。

ただし、大学病院の薬剤師や大手企業では条件面でも良いことが多く、競争率が高くなる可能性が高いことには注意しましょう。

この章のまとめ

薬剤師転職サイトを使わない方がいい人の特徴は、以下の3つでした。

薬剤師転職サイトを使わないほうがいい人
  • 転職したい職場が既に決まっている人
  • 自分のペースで転職を進めたい人
  • 大学病院や大手企業で働きたい人

上記に該当する方は、本記事の5章でご紹介する薬剤師転職サイトを使わない方向けの転職方法を活用することで、転職活動をスムーズに進められるでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

4.薬剤師転職サイトを選ぶなはウソ!転職サイトを使った方がいい人の5つの特徴

 

薬剤師転職サイトを使った方がいい人の特徴は、以下の5つです。

順番に見ていきましょう。

4-1.転職先が決まっていない人

「転職したいけど具体的な転職先は決まっていない」「希望の条件に合う求人が見つからない」とお悩みの方は、転職サイトを使いましょう。

なぜなら、転職サイトは豊富な種類の求人を数多く取り扱っており、登録するだけで選択の幅を広げられるからです。

例えば、キャリアアップが狙える・ワークライフバランス重視・スキルにともなう高収入の求人など、薬剤師さんの希望を叶える求人がそろっています。

もちろん、転職サイトを使わずとも好条件の求人を見つけることは可能です。しかし、条件の良い求人ほど競争率が高く、選考を突破するためには高いハードルを乗り越えなくてはなりません。

一方、転職サイトでは好条件の求人を非公開求人として取り扱っていることが多いため、周囲を気にせず選考に臨めるでしょう。

なかには「こんな職場があるんだ」「こんな働き方ができるんだ」と、自力では見つけられなかった求人に出会えるかもしれません。まずは登録し、希望条件に合う求人を探してみましょう

補足そもそも非公開求人とは

非公開求人とは、インターネット上で一般公開していない求人のことです。
施設や企業の採用担当者から要望があって非公開にしていることが多く、その背景には以下のような事情があるようです。
・好条件求人への応募者殺到を避けるため(人事担当者の負担軽減)
・在籍する薬剤師に好条件求人を見せないため(モチベーション低下防止)
・採用枠が少ない求人は、すぐに候補者が埋まってしまうため
・急な人手不足により、なるべく時間をかけずに採用を決めるため

転職サイトによって非公開求人の数や種類は異なり、条件の良いものほどすぐに採用が決まります。

転職の選択肢を増やしたい方やご自身にピッタリの求人をお探しの方は、転職サイトを利用し希望の働き方を叶えましょう。

4-2. 転職の軸が定まっていない人

「転職したいけど希望の条件が決められない」「そもそも転職すべきか迷っている」とお悩みの方は、転職サイトを利用すべきです。

転職のプロであるキャリアアドバイザーに相談することで、転職すべきかの判断や、転職活動に大切な転職の軸作りができるからです

転職の軸とは、転職先に求める希望条件のことで、働き方・待遇・環境などが該当します。

薬剤師の場合、人間関係や残業や業務量の多さなどが問題視されることも多く、勢いに任せて転職しそうになった経験のある方もいるでしょう。

しかし、「なぜ転職したいのか」という転職の軸をハッキリさせないまま転職すると、「前の職場の方が良かったかも…」と後悔するかもしれません。

こうした状況を避けるためには、転職サイトの担当アドバイザーに相談し、プロの視点からアドバイスをもらいながら転職活動を進めることが大切です。

薬剤師転職サイトでは、薬剤師転職市場に詳しいキャリアアドバイザーが担当になるため、転職に関するさまざまな相談ができます。

客観的な立場から、ひとり一人のキャリアに合わせたアドバイスをもらえるので、納得のいく転職活動ができるでしょう。

転職の軸をハッキリさせたい方やプロの視点からアドバイスをもらいたい方は、転職サイトを利用して満足のいく転職を目指しましょう。

4-3.書類選考や面接に対する不安がある人

「履歴書の書き方に自信がない」「面接で落とされたらどうしよう」とお考えの方も、転職サイトを使いましょう。

なぜなら、転職サイトが提供する選考サポートを受けることで、転職成功の確率をグッとあげられるからです

希望通りの転職を叶えるためには、入念な選考対策が欠かせません。しかし、転職が初めてだったり、転職に不慣れだったりする場合、選考突破のために具体的に何をすべきかわからない方もいるでしょう。

豊富な経験やスキルがあったとしても、アピール方法を間違えてしまうと選考突破が難しくなるため、選考対策のポイントを押さえることが重要です。

薬剤師転職サイトでは、履歴書・職務経歴書の添削や模擬面接などの選考サポートを無料で受けられます。

一般的な選考対策に加え、各職場のスタッフや採用担当者が重視しているポイントを事前に教えてもらえるため、採用にグッと近付けるでしょう。

選考書類や面接に自信が無い方やアピール方法がわからない方は、転職サイトが提供する選考サポートを受けることをおすすめします。

4-4.転職活動の時間が無い人

「仕事が忙しくて転職活動の時間がない」「家庭と両立しながらの転職活動は無理かも…」とお悩みの方こそ、転職サイトを使うべきです。

なぜなら、転職サイトでは転職や退職に関する手続きを代行してくれるため、仕事や家庭と両立しながら転職活動を進められるからです

転職サイトが代行してくれる主な手続きや調整内容は、以下のとおりです。

  • あなたにぴったりの求人紹介
  • 職場見学の調整
  • 求人の応募手続き
  • 面接の日程調整
  • 内定後の給与・待遇交渉
  • 雇用契約書の確認
  • 入職関連手続き
  • 退職する職場への伝え方に関する相談
  • 入職までのスケジュール調整

手続きや調整を自力でおこなう場合、転職先の採用担当者が稼働している日中に合わせて連絡を取る必要があり、スケジュール調整が難しい方もいますよね。

転職サイトには、転職に関する手続きを熟知したキャリアアドバイザーが多数在籍しているため、面倒な手続きや調整を代行してもらえます。

特に、自分では言いにくい給料や待遇の交渉を代行してくれるのは、薬剤師さんにとって嬉しいポイントの一つでしょう。

4-5.転職前に人間関係や労働環境を確認しておきたい人

「人間関係に不安がある」「ブラックな職場だったらどうしよう」とお考えの方は、転職サイトを利用すべきです。

なぜなら、転職サイトは求人票だけでは確認できない内部情報についてもある程度把握しているため、転職する前に職場の内情をチェックできるからです

例えば、人間関係・職場内の雰囲気・働いている薬剤師さんの様子など、求人票だけでは細かく読み取れない情報を詳しく教えてもらえます。

転職してから「想像と違った…」といったギャップを減らせるでしょう。自力では確かめられない職場の雰囲気や、人間関係などを事前に教えてもらえるのは心強いです。

転職前に内情を確認しておきたい方や求人票に掲載されていない情報が知りたい方は、転職サイトを利用し安心して転職できるようにしましょう。

この章のまとめ

薬剤師転職サイトを使った方がいい人の特徴は以下の5つでした。

薬剤師転職サイトを使ったほうがいい人
  • 転職先が決まっていない人
  • 転職の軸が定まっていない人
  • 書類選考や面接に対する不安がある人
  • 転職活動の時間がない人
  • 転職前に人間関係や労働環境を確認したい人

「転職サイトを使ってみようかな」「とりあえず登録だけでもしてみようかな」とお考えの方は、本記事の6章でご紹介する薬剤師転職サイトを選ぶポイントや、7章でご紹介するおすすめの薬剤師転職サイトを参考になさってください。

5.【薬剤師転職サイトを使わないなら】おすすめの転職方法4選

薬剤師転職サイトを使わない場合、薬剤師転職市場をしっかり把握した上で、戦略的に転職活動に取り組むことが大切です

求人票に掲載されている条件だけを頼りに決めるのではなく、自ら情報収集をし、ご自身に合った職場かを見極めながら転職活動を進めましょう。

この章では、薬剤師転職サイトを使わない方に向けて、おすすめの転職方法を4つご紹介します。

5-1.直接応募

直接応募とは、施設や企業の公式ホームページにある採用ページからエントリーする方法のことです。

直接応募は、施設や企業のホームページに掲載される求人情報をこまめにチェックする必要があります。経営方針や理念の確認ができ、結果的に転職後のミスマッチを減らせる方法です。

直接応募がおすすめな人!

  • 働きたい施設や企業が既に決まっている人
  • 大学病院や大手企業で働きたい人
  • 選考対策に自信がある人

直接応募で転職する場合、以下の4つのSTEPを参考に転職活動を進めていくと良いでしょう。

STEP1:応募先を探す

まずは、働きたい施設や企業の公式ホームページをチェックし、求人情報の確認をします

各就業先によって募集時期は異なり、大学病院や国公立系の医療機関では正職員の薬剤師募集を春~夏頃におこなうケースが多いです。

時期を見てこまめにチェックすることをおすすめします。

具体的な転職先がまだ決まっていない方は、あとから紹介するハローワークや求人広告サイトで情報収集をしながら、希望の条件に合う応募先を見つけましょう。

STEP2:求人内容の詳細を確認する

応募したい医療機関や企業が決まったら、求人情報の確認をします

求人情報や選考の流れは、施設や企業のホームページに詳しく記載されています。しかし、職場によっては電話や専用フォームから問い合わせることもあるため、各職場に合わせた方法で求人情報を確認しましょう。

具体的に確認しておきたい求人情報は、以下のとおりです。

直接応募で確認しておきたい求人情報の一例
  • 採用試験の日程
  • 採用予定人数
  • 受験資格
  • 応募に関する手続き
  • 選考方法(書類選考、面接、小論文など)
  • 職場見学の日程
  • 履歴書・職務経歴書の規定フォーマットの有無
  • 勤務形態
  • 給与(基本給、各種手当、昇給、ボーナスなど)
  • 休暇や休日に関する情報
  • 福利厚生
  • 社会保険の内容
  • 白衣などの貸与品の有無
  • (希望者のみ)薬剤師寮の有無や空き状況の確認など

ホームページだけでは知りたい情報が得られない場合は、直接電話で連絡することをおすすめします。

可能なら職場見学の機会を設けてもらい、職場の雰囲気をご自身の目で確かめてみると良いでしょう。

就業先によっては、電話連絡の際に軽く志望動機を聞かれたり、見学や面談が可能な日時を聞かれたりすることもあります。

電話口で慌てないように、志望動機を端的にまとめたメモや、スケジュール確認のできるカレンダーや手帳を用意してから電話しましょう。

STEP3:応募(書類提出・日程調整)

応募の意志が固まったら、必要な書類を提出し、面接の日程調整をおこないましょう

一般的に、薬剤師さんの転職で提出する書類は履歴書・職務経歴書・薬剤師免許証のコピーなどです。

職場によって提出する書類は異なるため、事前確認を忘れずおこないましょう。面接の日程は施設・企業から指定される場合もあれば、その都度調整が必要な場合もあります。

働きながら転職活動をしている方は、現職の勤務時間と被らないよう注意しながら日程調整しましょう。

STEP4:選考を経て内定、転職へ

書類選考や面接などを経て内定をもらったら、転職に向けた準備をしましょう

現職の退職手続きと転職先の入職手続きを同時に進めていくため、スケジュール管理を徹底することが大切です。具体的な手続きの例は、以下のとおりです。

現職を退職するための手続き
  • 退職の意思を伝える
  • 退職日を上司と相談する
  • 退職届を提出する
  • 研究の引き継ぎや書類の整理をする
  • 担当している業務や係の引き継ぎを行う
  • 貸与品の返却をする
  • 健康保険証の返還を行う
  • お世話になった先輩や同僚に挨拶をする
  • 職場の慣例に合わせて退職時に渡す菓子折りを用意しておく
転職先に入職するための手続き
  • 入職日を採用担当者と相談する
  • 入職に必要な書類を提出する
  • 必要な物品を確認する
  • 社会保険の加入手続きを行う
  • 給与や待遇など交渉したいことがあれば交渉する
  • 入職までに勉強しておくことがあれば確認し事前学習を行う

退職日や入職日に慌てないように、限られた時間を有効利用しながら、計画的に転職の準備を進めていきましょう。

直接応募するときの注意点

直接応募する場合、以下の6つのポイントに注意しながら転職活動を進めることが大切です

  • さまざまな視点から情報収集をする
  • 電話やメールも評価対象であることを認識する
  • 応募条件は自分から細かく確認する
  • 職場見学は可能な限り実施する
  • 条件交渉は慎重におこなう
  • スケジュールには余裕を持たせる

1.  さまざまな視点から情報収集をする

医療機関や企業の公式ホームページだけでなく、現場の口コミをまとめた口コミサイトを確認し、転職後のミスマッチを減らす

2. 電話やメールも評価対象であることを認識する

電話やメールの対応が悪いと、選考にも悪影響を及ぼすことも。基本的なマナーを意識し、好印象を持ってもらえるよう努める

3.  応募条件は自分から細かく確認する

転職サイトのように募集要項がフォーマット化されていないので、自分に必要な情報を見極め、過不足ないよう細かく確認しておく

4.  職場見学は可能な限り実施する

人間関係や職場の雰囲気などは、実際に職場見学をしないとわからないことも多いため、可能であれば機会を設けてもらう

5.  条件交渉は慎重におこなう

内定後、給与や役職などの条件交渉をおこなう場合は、雇用契約書などの書面を用いて口約束にならないよう注意する

6.  スケジュールには余裕を持たせる

求人探しから入職までの各手続きをスムーズにおこなうためには、計画的なスケジュールを立てておくこと

5-2.ハローワーク

ハローワークは求人紹介をおこなう公的機関であり、求職者にとっては定番の転職方法になります

求人の紹介だけでなく、求職相談や失業手当の申請などもできるため、下記に該当する方は利用してみると良いでしょう。

ハローワークがおすすめな人!

  • 今の職場を辞めてからゆっくり転職活動したい人
  • 失業手当の受給を検討している人
  • 公的機関の立場から、中立的なアドバイスをもらいたい人

ハローワークを利用する場合、最寄りのハローワークの窓口を利用することになります。

以下のサイトに全国のハローワークの所在地が載っていますので、利用したい方は参考にしてみてください。

ハローワーク所在地:https://www.hellowork.mhlw.go.jp/index.html

ただし、ハローワークに掲載されている求人のなかには、虚偽の求人情報を掲載している医療機関や、ブラックな職場が隠れている可能性もあります。

利用する場合は他の転職方法との併用をおすすめします。

5-3.求人広告サイト

「求人サイト」と呼ばれることもあります。

求人広告サイトは、転職で確認しておきたい求人情報をスマホやパソコンから簡単に検索できるため、薬剤師さんにも人気があります

求人広告サイトがおすすめな人!

  • とにかく多くの求人情報が見たい人
  • 自分のペースで転職を進めたい人
  • 細かい求人情報の確認を簡単に済ませたい人

薬剤師さんに特化した求人広告サイトは、薬剤師転職サイトのように豊富な求人数を保有しており、細かい条件で求人検索ができます。

ただし、薬剤師転職サイトと違って担当アドバイザーがつかずサポート体制に差があるため、ご自身の目的に合わせて利用しましょう。

■薬剤師転職サイトと求人広告サイトの違い

項目薬剤師特化型求人広告サイト薬剤師特化型求人広告サイト
会員登録の有無登録しなくても求人検索が可能登録しなくても公開求人の検索や閲覧が可能
利用料無料無料
キャリアアドバイザーの有無なしあり
求人検索のしやすさ細かい求人検索が可能細かい求人検索が可能
求人紹介サポートなしあり
選考サポートなしあり
手続きや調整のサポートなしあり

求人広告サイトだけでは不安な方や手厚いサポートを受けたい方は、薬剤師転職サイトと併用するのもおすすめです。

5-4.知人の紹介

信頼できる知人や友人から紹介してもらい、転職するという方法もあります。

求人票ではわからない内情を包み隠さず教えてもらえるため、ミスマッチを防ぐことが可能です。

知人の紹介がおすすめな人!

  • 働きたい就業先に知人が勤めている人
  • 職場のリアルな内情を知った上で転職したい人
  • 知人の紹介(リファラル採用)を積極的に行っている企業へ転職したい人

知人の紹介を受けることで、他の転職方法よりも採用されやすいというメリットがあります。

企業によっては知人の紹介(リファラル採用)を積極的におこなうところもあるため、働きたい企業があれば一度採用方法を確認しましょう。

ただし、知人の紹介は、万が一職場見学や面接を受けてイメージが違った場合、デメリットもあります。途中で断りにくかったり、退職したいと思っても言い出しにくかったりというパターンもあることは認識しておいた方がいいでしょう。

各転職方法のメリットやデメリットを踏まえたうえで、ご自身にピッタリの転職方法を選びましょう。

6.薬剤師転職サイトを選ぶときの5つのポイント

薬剤師転職サイトを使う場合、転職サイトの選び方を知っておくことが重要です

薬剤師さん向けの転職サイトは数多くあり、サービス内容の比較をせずに登録してしまうと、自分に合ったサポートを受けられないからです。

実際に、CareerTheory編集部が実施したアンケートでも、自分に合わない転職サイトを使って後悔している方がいました。

口コミ・評判

匿名さん
(20代後半・転職サイトを利用)
評価:★★☆☆☆2

病院が落ちた時のために調剤薬局を探していただいてたが、内部事情は全く把握できてないことはもちろん、自分で調べれば把握できる内容のみの情報であること。

(中略)転職サポート会社はとにかく入れ込めばお金が貰えるという感覚なんだなと言うことがわかる対応でした。商売として、転職者側の立場でなく、紹介先の立場で物事を考えないといけないのだなと強く感じ、二度と使うことはないと思いました。

転職という新たな一歩を踏み出そうとしている時に、こうした失敗に巻き込まれるのは避けたいですよね。

本章では薬剤師転職サイトを使う方に向け、失敗しない薬剤師転職サイトの選び方5つをご紹介します。

詳しい解説を見ていきましょう。

6-1.薬剤師に特化した転職サイトを選ぶ

薬剤師さんの転職では、薬剤師に特化した転職サイトを選ぶことが大切です

薬剤師に特化した転職サイトの方が、薬剤師ならではの転職ノウハウを教えてもらえるからです。

薬剤師転職サイトのキャリアアドバイザーは、薬剤師さんの転職が成功するために必要なノウハウを数多くもっています。

薬剤師ならではの転職ノウハウの一例

  • キャリアプランの実現に必要な就業先選びのコツ
  • 応募先に合わせた経験・スキル等のアピール方法
  • 夜勤や勤務時間などライフスタイルに合わせた求人選びのポイント
  • スキルアップにつながる経験が得られそうな求人の選び方
  • 結婚や出産・育児などのライフイベントと両立できる求人の探し方

大手転職エージェント・大手転職サイトでは、担当アドバイザーが薬剤師の転職市場を把握していない場合もあり、サポート体制に不安を感じることもあるでしょう。

■大手総合転職エージェントと薬剤師特化型転職サイトの違い

項目大手総合転職エージェントA社薬剤師特化型転職サイトB社
薬剤師公開求人数800件程度4万件以上
薬剤師非公開求人数不明多数保有
サービス内容キャリア面談
求人紹介
選考対策
各種手続き代行
薬剤師転職事情を踏まえたキャリア面談
求人紹介
選考対策
各種手続き代行
実績病院やクリニックなどの医療機関への転職実績は多くない調剤薬局、企業、医療機関、公的施設など多様な職場への転職実績あり
求人検索のしやすさ細かい設定ができないため、薬剤師にとっては使いづらい薬剤師に特化しているので、検索しやすい
サポート力薬剤師転職に詳しいアドバイザーが担当にならない可能性も薬剤師転職に詳しいアドバイザーが多数在籍

求人広告サイトだけでは不安な方や手厚いサポートを受けたい方は、薬剤師転職サイトと併用するのもおすすめです。

仮に、薬剤師特化型の転職サイトを使わないで転職活動をする場合、薬剤師の転職市場を知らないまま転職活動を進めることになります。「転職活動がスムーズに進まない」「転職できない」といったことが起きるかもしれません。

薬剤師の転職市場を踏まえたサポートが受けたい方は、薬剤師に特化した転職サイトを選びましょう。

6-2.求人数の多い転職サイトを選ぶ

薬剤師の求人数が多い転職サイトを選ぶことも欠かせないポイントです

当然ですが、求人数が多い転職サイトの方が選択肢が増え、自分にピッタリの職場を見つけられるからです。

また、求人数が豊富な転職サイトほど好待遇の非公開求人を数多く保有しているため、妥協することなく転職先を探せるできるでしょう。

ただし、転職時期によっては求人数に大きな差が出ることもあります。

転職をなるべく有利に進めたい方は、薬剤師の求人が市場に増えやすい冬から春先(1月〜3月)の時期に転職しましょう。自力で調査するのは時間も労力もかかるため、転職サイトを利用し、効率よく転職活動をおこなうことをおすすめします。

6-3.キャリアアドバイザーの質が高い転職サイトを選ぶ

キャリアアドバイザーのサポートが手厚い転職サイトを選ぶことも大切です

転職を成功させるために必要な求人選びや選考対策などのサポートを受けることで、転職の不安を取り除けるからです。

ただ、評判の良い転職サイトを利用しても、キャリアアドバイザーのスキルや経験によっては相性の悪さを感じてしまうかもしれません。

もし、「担当アドバイザーとの相性が合わないかも」「担当アドバイザーの対応が不満」と感じたら、早めに担当アドバイザーの変更を依頼しましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、私が転職を考えている保健師の業務により詳しいコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

「担当変更をすることは失礼なのでは?」と心配する方もいるかもしれません。しかし、相性の不一致を感じたまま転職活動を続けた結果、転職がうまくいかず時間だけを浪費してしまっては元も子もありません。

担当変更したとしても、その後のサポートが手薄になることはないため、相性が合わないと感じたら遠慮せずに担当を変えてもらいましょう。

6-4.薬剤師の口コミが高評価の転職サイトを選ぶ

薬剤師さんからの口コミが良い転職サイトを選ぶことも、重要なポイントです

いうまでもなく、提供しているサービスやキャリアアドバイザーの質が高い転職サイトには、高評価の口コミが多く集まります。

実際に転職サイトを利用したことのある薬剤師さんの口コミを参考にすることで、安心して転職サイトを使えるでしょう。

本記事内では、500人の薬剤師さんに行ったアンケートをもとに、口コミが高評価の転職サイトを「7.薬剤師さんにおすすめの転職サイト7選」でご紹介しています。
登録する転職サイトがお決まりでない方は、ぜひ参考にしてください。

6-5.複数の薬剤師転職サイトに登録し、自分に合った転職サイトを選ぶ

複数の転職サイトに登録し、自分に合った転職サイトを選びましょう

ここまで転職サイトの選び方をお伝えしてきましたが、薬剤師さんからの評判が良い転職サイトを選んだとしても、ご自身に合わない可能性もあります。

転職サイトのサービスやサポート体制は各サイトによって異なり、使用感や担当アドバイザーとの相性は実際に使わないとわからないものです。

実際に使ってみて違和感を覚えたり、不満を感じたりしたら、すぐに別の転職サイトに切り替えられるように複数登録しておきましょう。

7.薬剤師におすすめの人気転職サイト7選

転職サイトの選び方がわかっても、ネット上に数多く存在する転職サイトのなかから、実際に自分に合う転職サイトを選び出すのは大変です

保有している求人やサポート体制が違うため、自分に合わない転職サイトに登録した結果、時間と労力をロスしてしまうのは避けたいものです。

この章では、Career Theory編集部が薬剤師500人に対するアンケート調査にもとづき作成した、薬剤師転職サイト満足度ランキングを紹介します。

当サイトでは薬剤師500人を対象に行った独自アンケートの調査結果 から、以下の2点を基準に、薬剤師向けの転職サイトを比較しました。

総合評価を導き出す2つの基準

  1. 求人数・質
    …薬剤師求人の量や質は十分かどうか
  2. 利用者満足度(提案&サポート力)
    …薬剤師一人ひとりのニーズにぴったりの提案・サポートをしてくれるかどうか

※選び方について詳しく知りたい方は『【もう迷わない】薬剤師転職サイトの選び方の全知識|転職成功のポイントと注意点も解説』をご覧ください。

比較した結果を利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、薬剤師におすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。

転職サイトランキング
薬キャリエージェント
1位.薬キャリ
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数
約6万3,000件

満足度
4.3

薬剤師さんからの利用満足度No1の転職サイト。求人の質の高さや、丁寧なキャリアヒアリングが高評価
ファルマスタッフ2位.ファルマスタッフ
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数
約4万7,000件

満足度
4.1

調剤薬局の求人数・量ともに業界トップクラスの転職サイト。20年以上に渡る転職支援実績があり、サポート力も高い
マイナビ薬剤師3位.マイナビ薬剤師
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数
約5万5,000件

満足度
4.0

マイナビグループのネットワークを活かした圧倒的な求人数が魅力の転職サイト。地方在住の方もおすすめ
ファーマキャリア4位.ファーマキャリア
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数
約3万2,000件

満足度
3.9

ヒアリングをもとに、求人をオーダーメイドで提案!希望条件にぴったりの職場を見つけたい方におすすめ
リクナビ薬剤師5位.リクナビ薬剤師
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数
約2万件

満足度
3.8

人材業界大手リクルート社が運営する転職サイト。ドラッグストアの求人が多く、高年収&好条件の職場が見つかりやすい
お仕事ラボ6位.お仕事ラボ
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数
約1万1,000件

満足度
3.7

マッチング精度が高く、満足度90%以上!気になる職場を指名して求人募集状況を確認してもらえる「逆指名求人」も魅力
アプロドットコム7位.アプロドットコム
公式サイトを見る
詳細を見る
公開求人数
約2万3,000件

満足度
3.7

求人の幅が広く、単発や高時給のパート求人も見つけやすい転職サイト。キャリアコンサルタントのサポートも丁寧と好評

※求人数:2022年8月更新

どれを使うべきか迷ったら、薬剤師向けのサポートが特に手厚いという評価を受けている上位3サイト(『薬キャリ』『ファルマスタッフ』『マイナビ薬剤師』)に登録することをおすすめします。

ポイント〜掛け持ち登録で転職成功率アップ〜

転職経験者を対象にした調査によると、「約75%の転職者は、2つ以上の転職サイトを掛け持ちして使っている」ことが分かっています。

「どのサイトを使うか迷う」という方は、いくつか気になったものすべてに登録しておいて、より多くの求人を見てみるのも一つの方法です。

それでは、ここからはランキング上位のサイトを1つずつ紹介していきます。

1位.薬キャリ | 総合満足度No1、実績豊富で利用者満足度95%

薬キャリエージェント_LP

求人の数・質

4.3

質の高い求人が魅力的

提案力

4.2

業界知識豊富なキャリアコンサルタントからの的確な提案

サポート

4.0

キャリア相談から面接対策まで手厚いサポート

『薬キャリ』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスに取り組んでいるため、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼と実績があります

また病院や医療施設などに強いコネクションを築いているため、転職人気の高い就業先である病院薬剤師調剤薬局の分野では、他を圧倒する求人数・質を誇ります。

求人数が多かったり質が高かったりすれば、自分に合った求人を見つけやすくなるだけでなく、サポートも幅広い企業へ対応が可能になるでしょう。

業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。特に病院薬剤師や調剤薬局を希望しているなら、以下から登録しておくと良いでしょう。

2位.ファルマスタッフ | 調剤薬局と派遣の求人が豊富

求人の量・質

4.3

求人数は4万件以上。調剤薬局と派遣求人に強み

提案力

4.1

支店は全国12拠点にあり、地方の転職にも強い

サポート

4.0

20年以上にわたる転職支援実績も魅力

『ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです

20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積された豊富な転職ノウハウを惜しみなく伝えてくれる点が魅力です。

また『ファルマスタッフ』調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスなので、薬局への転職を検討している方は登録必須の転職サイトといえます。

「数多くある調剤薬局の求人の中から転職先を検討したい」方は、以下から登録してみてください。

3位.マイナビ薬剤師 | 親身なサポート体制に高評価

マイナビ薬剤師

求人数・質

4.2

マイナビグループのネットワークを活かした圧倒的な求人数

提案力

3.7

薬剤師専任のキャリアアドバイザーが、求職者のニーズに合わせて提案

サポート

3.9

全国15拠点でサービスを展開。アフターフォローも充実

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅し、多様な求人を数多く保有している点が大きな魅力です

あらゆる業種の転職支援をしているため、他の薬剤師専門転職サイトと比較した際に一味変わったノウハウを蓄積している点もメリットです。

また転職サポート力に定評があり、親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

「丁寧なサポートを受けたい」「地方の調剤薬局に転職したい」などの方は、以下から登録してみると良いでしょう。

4位.ファーマキャリア | 優秀なコンサルタントによるオーダーメイドでの提案力が強み

ファーマキャリア

求人の量・質

4.1

独自のサービス『オーダーメイド求人』が魅力

提案力

3.6

求職者のニーズに合致した求人を提案

サポート

3.8

親身に話を聞いてもらえると評判

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。

あなたの希望に合わせた好条件求人をキャリアコンサルタントが厳選して提案してくれることで好評です

オーダーメイドなので、どうしても紹介求人数は限られてきますが、自分自身にぴったり合った求人を見つけたい人はぜひ利用してみましょう。

本当に自分にあった転職先を見つけたい方は、以下から登録してみるのをおすすめします。

5位.リクナビ薬剤師 | 優秀なアドバイザーが転職活動を全面サポート

リクナビ薬剤師

求人の量・質

3.9

総求人数6万件以上。地方の転職にも強い。

提案力

3.7

人材業界最大手のリクルートならではの的確な提案。

サポート

3.3

20年以上にわたる転職支援実績も魅力。

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。

ドラッグストアの求人数が多いので、ドラッグストアへの転職を目指す方は登録必須のサービスと言えます

加えて「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みですので、少しでも転職に悩みを抱えている人は、気軽に相談してみましょう。

6位.お仕事ラボ | マッチングの的確さが魅力、満足度90%以上

お仕事ラボ

求人の量・質

3.9

多様な求人から希望に合った案件を見つけられる

提案力

3.5

薬剤師転職のプロによるマッチング率の高い提案が魅力

サポート

3.3

転職相談から手厚いサポート

『お仕事ラボ』は、株式会社アクシス運営の薬剤師転職サイトです。

派遣やパートなど、具体的な要望が固まってない段階でも、ライフフスタイルに即した働き方を提案してもらえます

プロによるマッチング率の高さが好評のサービスなので、自身に合った求人を見つけたい方は、ぜひ以下から相談してみましょう。

7位.アプロドットコム | 求人の幅が広く、単発・高時給パートの求人も豊富

アプロドットコム

求人の量・質

3.7

総求人数2万件以上。好条件の求人を見つけやすい

提案力

3.5

ニーズに合わせて最適な提案をしてくれると好評

サポート

3.1

丁寧な転職相談が魅力、転職意思がそれほどなくてもOK

アプロドットコムは1998年に設立された薬剤師転職支援サービスです。

「転職希望者のニーズを徹底的に聞いて求人を探す」ことをモットーに成長してきました。

勤務地の細かい要望があったときは、当該駅周辺の薬局にコンタクトを取って求人を探すといった姿勢が高評価を受けています。

今の職場に満足しておらず、フラットに次の働き方を考えている人は、登録しておきましょう。

8.転職サイトをより効果的に利用するための7つのコツ

どれだけ評判の良い転職サイトを選んだとしても、サービスに対して受け身の姿勢でいては、転職の成功からは遠ざかってしまうでしょう。

そもそも、転職活動の目的はキャリアや働き方を見つめ直し、人生を豊かにすることにあります

与えられた求人情報や目先の条件だけに注目するのではなく、切にしたい軸を定めることで、転職活動を満足のいく結果にできるのです。

そこで、この章では転職サイトを効果的に利用するための7つのコツをお伝えします。

順番に見ていきましょう。

8-1. 登録前に担当者との連絡方法を確認する

転職サイトに登録する前に、担当者(キャリアアドバイザー)との連絡方法を確認しておきましょう

主な連絡方法は、メール・電話・LINE・ビデオ通話などのツールが用いられます。

転職サイトの利用経験がある薬剤師さんのなかには、メールやLINEなどテキストでのやり取りを好む方が多くいました。

「電話で話をするのが苦手」「休みの日に連絡してほしくない」方は、メールやLINEでのやり取りが可能なサイトを選びましょう。

ただし、転職サイトによっては「最初の面談はなるべく対面で」と指定されるサイトもあります。また「とりあえずメールで希望条件に合う求人情報を送ります」と事務的な対応をされるサイトもあるため、受けたいサービスに合わせて連絡方法を選びましょう。

8-2.希望条件をしっかりと伝える

登録後は、担当者との面談(キャリアカウンセリング)で希望条件をしっかりと伝えましょう。

希望の働き方や条件を具体的に伝えるのはもちろん、転職に至った経緯や将来的なキャリアプランなども伝えることで、担当者から具体的なサポートが受けやすくなります

希望条件を伝える時は、担当者への伝え方を工夫することでキャリアの可能性を広げるような提案をしてくれます。

■よくある希望条件と伝え方の一例

希望条件おすすめの伝え方の例
子育てと両立できる働き方がしたい
  • 夜勤や残業がなく、日勤のみ
  • 土日祝日休みで、保育園のお迎え時間に間に合うよう17時退勤希望
スキルアップしたい
  • 〇〇分野の専門病院や〇〇科がある病院で、勉強会や研修などが盛んに行われている職場がいい
  • 資格取得に対して補助金や休暇制度のあるところがあれば優先的に紹介してほしい
ワークライフバランスを重視して働きたい
  • 日勤のみで残業のない職場
  • ある程度の忙しさがあり、メリハリのある働き方ができる職場
  • 公私混同しないような雰囲気がある職場

    なお、希望条件が多すぎると転職先の選択肢が減ってしまうこともあります。希望する条件が2つ以上ある場合は、あらかじめ優先順位をつけておくとよいでしょう

    8-3.転職時期は最短で可能な日程を伝える

    転職する時期は最短で可能な日程を伝えましょう

    転職サイトでは、転職意欲の高い人に優先して求人紹介をする傾向があります。直近で転職を考えている薬剤師ほど、転職する確率が高いからです。

    「転職時期はいつ頃をお考えですか?」といった質問をされた場合、特に決まった時期がなければ、「できるだけすぐに転職したい」と伝えましょう。

    ただし、優先的に求人紹介をしてもらおうとするあまり、非現実的な日程を伝えてしまうとトラブルのもとになりかねません。

    現職場との調整や引継ぎ・家庭の事情などですぐに転職が難しい方は、可能な範囲で最短の日程を伝えましょう。

    8-4.経歴やスキルは正確に伝える

    担当アドバイザーに経歴やスキルを聞かれたら、正確に伝えましょう

    ご自身にピッタリの求人を紹介してもらいやすくなり、キャリアアドバイザー視点でアピールすべきスキルや強みを見出してもらえるからです。

    例えば、経験年数が3年未満の薬剤師の場合、経験の浅さがネックになると考える方もいるでしょう。しかし、就業先によっては経験者特有のクセがなく、新しい知識を素直に吸収できると歓迎されることもあるのです。

    他にも、欠点と思いがちな経歴やスキルが、転職先によっては優遇される条件になることもあります。

    以下は、その具体例になります。

    ■一見不利と考えがちな経歴やスキルのアピール例

    経歴やスキルアピール例
    転職回数が多い多様な職場で働いた経験があり、幅広い知識や経験をもとに即戦力として働くことができる
    ブランクが長い子育てや介護がひと段落しており、仕事に集中して取り組む環境が整っている
    調剤薬局での経験が長い調剤業務や製剤業務などの基本的なスキルを習得しており、対人業務でこれまでの経験を活かすことができる
    未経験未経験だからこそ、ポテンシャルを活かし意欲的に業務を覚えられる
    患者さんと話すことは好き今後求められる対人業務において、コミュニケーション能力や傾聴力を発揮することができる

    こうしたアピールの仕方は、担当のキャリアアドバイザーと相談しながら決めていくとよいでしょう。

    また薬剤師さん自身は『いつもやっているから特筆すべきことではない』と思いがちなスキル・経験も、他の施設から見れば大きな強みに見られることも多々あります。

    下記の例にあるような経験が挙げられます。

    アピールすべき!薬剤師が見落としがちな経歴の一例

    1. 調剤薬局で勤務した経験がある
      調剤業務、服薬指導、薬歴管理といった基本的スキルの取得ができている。リーダーやエリアマネージャーなどの経験があれば、市場価値はさらに高まる
    2. 病院で勤務した経験がある
      薬剤師に求められる基本的スキルだけでなく、研究やチーム医療などの業務経験により専門性が高いと評価されやすい。
    3. ドラッグストアで勤務したことがある
      調剤業務や服薬指導にくわえ、接客応対などのスキルが重宝されることも。

    アピールポイントを明確にし、適切な求人を紹介してもらうためにも、経歴やスキルは正確に伝えることが大切です。

    8-5.推薦文は必ず確認する

    応募前に、担当のキャリアアドバイザーに声をかけ、推薦文の内容を確認しましょう

    推薦文とは、あなたの経歴やアピールポイントを担当のキャリアアドバイザー視点でまとめた文書のことです。

    履歴書・職務経歴書とともに採用担当者に渡されるので、選考を左右する大切な書類になります。

    ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーは200字〜1000字で推薦文を書き採用担当者に提出しています。しかし、なかには経歴をそのまま写すだけで具体的なアピールポイントを記載していないケースもあるため、注意が必要です。

    そうした事態を防ぐためにも、応募する前に「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけるとよいでしょう。

    また推薦文の内容で疑問点や懸念点があれば、担当のキャリアアドバイザーに伝えましょう。

    8-6.紹介された職場の口コミをチェックする

    転職後に後悔しないためにも、紹介された施設や企業の口コミはご自身でチェックすることをおすすめします

    転職サイトは職場のリアルな内情を把握しているので、良い面も悪い面も含めた情報を教えてくれます。しかし、転職サイトが最新の情報を正しく把握していないケースもあるのです。

    例えば、経営方針の変更による労働環境の変化や、入・退職者が出たことによる人間関係への影響などが挙げられます。

    そのため、気になる職場があればご自身でも情報収集しておいた方が賢明といえるでしょう。

    補足おすすめの口コミサイト

    薬コミ
    登録口コミ数が10万件以上あり、気になる職場の情報が見つかりやすい
    OpenWork
    各企業の年収や口コミが1200万件以上掲載されており、見ておいて損はない
    medico
    独自の病院ランキングを掲載し、薬剤師が働きやすい職場を提案してくれる

    いずれの口コミサイトも、無料会員登録が必要だったり、投稿して閲覧ポイントを獲得する必要があったりしますが、リアルな現状を確認するにはもってこいの方法です。

    転職後に後悔することのないよう、事前の情報収集は念入りにおこないましょう。

    8-7.同じ求人に複数の転職サイトから応募しない

    複数の転職サイトを使って転職活動をおこなう場合、同じ求人に重複して応募しないようにしましょう

    なぜなら、複数の転職サイト経由で応募してしまうと「求人情報を確認しないまま応募しているのでは?」と不信感を抱き、採用に悪影響を与えるからです。

    重複応募した場合、病院や施設の採用担当者からキャリアアドバイザーに連絡が入ります。

    キャリアアドバイザー側も不信感を抱き、その後の転職活動に支障をきたす可能性もあるので、注意しなくてはなりません。

    複数の転職サイトを利用する場合は、条件だけでなく、施設や企業の名称もチェックしておきましょう。

    9.【初めての方向け】転職サイト利用の流れ

    「転職サイトを使ってみたい」と思っても、どんな流れで転職活動を進めていくのかわからないと、登録に不安やためらいを感じることもありますよね

    この章では、実際に薬剤師転職サイトに登録してからどのように転職活動を進めていくかを解説していきます。

    転職サイトの利用が初めての方や利用の流れを確認しておきたい方は、ぜひご参考にしてみてください。

    STEP1. 面談

    各転職サイトの公式ページから登録すると、転職サイトの担当者から電話かメールで連絡があります。電話なしが良い方は、問い合わせフォームに「メールでの連絡を希望」と書くとよいでしょう。

    初回の連絡では具体的な面談の日程調整を行い、薬剤師さんの予定に合わせて面談がおこなわれます。

    面談では、転職やキャリアに関するヒアリングがおこなわれることがほとんどです。

    (1) 転職の希望条件に関する質問
    • 転職を考えた経緯
    • 転職を希望する時期
    • 希望の勤務エリア(立地、交通の便、自宅からの通勤時間なども含めて相談)
    • 転職先の具体的な希望(病院、調剤薬局、企業、ドラッグストアなど)
    • 希望の年収やボーナス、福利厚生など
    • 希望の働き方(夜勤の有無、残業の有無、土日祝日の休み希望の有無、常勤またはパートの希望など)
    • 譲れない条件、こだわりたい条件(管理職ポストの有無、託児所、資格取得支援など)
    (2) キャリアに関する質問
    • 保有資格、経験年数
    • 経験したことのある業務
    • 得意なスキル、苦手なスキル
    • アピールしたいポイントの確認
    • 転職への迷いや今後のキャリアに対する考え
    • 将来的に取得したいスキルや資格、経験しておきたい分野
    • 転職後の将来像(仕事だけでなく、プライベートを含めた長期的な将来像)

    面談は、対面または電話でおこなわれるのが一般的ですが、Web面談を取り入れている転職サイトもあります。

    面談を通して自分の思いを口に出すことで、考えを整理できたり、転職のプロ目線から的確なアドバイスがもらえたりできます。

    転職への不安や迷いがある方こそ、キャリアアドバイザーに相談してみましょう。

    STEP2. 求人の紹介

    面談の後、あなたの要望に合わせた求人を紹介してもらえます

    紹介された求人のなかに気になる職場があれば、担当のキャリアアドバイザーに伝えましょう。

    転職サイトだからこそ知っている内情や雰囲気などを教えてもらうことができます。

    もし、気になる職場がなければキャリアアドバイザーに伝え、再度求人を探してもらうことも可能です。

    担当のキャリアアドバイザーに遠慮して、妥協して紹介された求人から無理に選ぶ必要はないため、希望する職場がなければ遠慮せず伝えましょう。

    STEP3. 選考のサポート

    働きたい職場が見つかったら、選考のサポートが始まります

    担当のキャリアアドバイザーが行ってくれるサポート内容は、主に3つです。

    転職サイトが行ってくれる3つのサポート

    1. 選考書類の書き方アドバイス・添削
      履歴書や職務経歴書の基本的な書き方作法に加え、好印象に映りやすい志望動機や自己PRの書き方のコツをアドバイスしてもらえます
    2. 面接対策
      基本的な面接マナー・服装のアドバイスに加え、転職先に合わせた想定質問内容、面接官の性格や人数などを事前に教えてもらうことができます
    3. 給与や待遇などの条件交渉
      給与や福利厚生など、直接は聞きにくい条件の交渉を代行してくれます

    転職が初めての方や、不慣れな方にとっては、こうした手厚いサポートが受けられるのは頼もしいですよね。

    STEP4.内定後のフォロー

    転職先から内定がもらえたあとも、手厚いアフターフォローを受けられます。

    内定後は、入職や退職に向けた手続きや引継ぎなどがあり、どうしても多忙になりがちです。担当のキャリアアドバイザーにフォローしてもらいながら手続きを進めていきましょう

    なお、内定後に受けられる主なフォローは以下のとおりです。

    • 入職条件の再確認や再交渉
    • 入職時期の調整、入職手続きの代行
    • 入職までのスケジュール調整・確認
    • 退職の伝え方のアドバイス
    • 業務の引き継ぎやトラブル発生時の相談役

    転職サイトによっては、入職後でも相談できる専用の電話相談室が開設されていたり、担当者が定期的に連絡をくれたりなどのフォロー体制が整えられています。

    このように、登録から入職後まで長期間に渡るフルサポートが受けられるのは、薬剤師転職サイトならではの強みでしょう。

    10.薬剤師転職サイトに関するよくある質問

    ここでは、薬剤師さんから寄せられた転職サイトに関するよくある質問に回答していきます。

    Q1.薬剤師転職サイトを使いたいけど、個人情報の流出が心配

    個人情報は厳重に管理されており、流出の心配はありません基本的に、転職サイトに登録した個人情報は厳重に管理されるため、流出を心配する必要はありません。

    もし個人情報流出が心配でしたら、プライバシーマークや職業紹介優良事業者などの認定を受けている大手転職サイトを選ぶとよいでしょう。

    Q2.薬剤師転職サイトに登録したら必ず転職しなきゃいけないの?

    転職サイトに登録したからといって、無理に転職する必要はありません。転職サイトは転職のサポートだけでなく、転職するかどうかの相談や薬剤師に役立つコンテンツの提供をおこなっています。

    転職を焦って決める必要はなく、情報収集目的で利用しても問題ありません。安心して利用しましょう。

    Q3.転職の希望条件がうまくまとまらない場合、どうしたらいい?

    転職する上で、希望条件を明確にすることは重要です。まずは、「なぜ転職したいと思ったのか」というきっかけをハッキリさせ、本当に転職したいのかどうかを客観的に判断しましょう

    転職したい理由を明確にする3つの方法

    1. 転職を考えたきっかけを紙に書く
      辞めたいと思ったきっかけや出来事をノートに書く。書くという作業をとおして、現状を客観視できる
    2. 不満を感じるポイントを抜き出してみる
      今の職場のどこに不満を感じるのか、具体的なポイントを抜き出す
    3. 不満を解消するために転職が必要か判断する
      転職という方向性が本当にベストなのかどうかを考えることで、後悔のない選択ができる

    不満を明確にすることで、同じような職場に転職してしまうリスクを減らせます。

    Q4.今の職場は限界です。転職したいのですが、体調が悪く転職しても働けるか不安

    現時点で体調に異変を感じている方は、転職よりも休養を優先しましょう環境を変えるための転職活動は大切ですが、疲れ切った状態で転職活動をしても、正常な判断ができるとは言い難いからです。

    勢いのまま転職した結果、悩みが改善されず後悔する結果に終わることのないよう、まずは十分に休息をとりましょう。

    休職は迷惑行為ではなく、自分を取り戻すために必要な時間です。薬剤師の仕事を長く続けるためにも、限界を感じる前に休職の相談をしましょう。

    Q5..薬剤師転職は厳しいと転職しない方がいい?厳しい理由はあるの?

    理由としては、昨今のコロナの影響があるのに加えて薬剤師免許の保有者が増えたからです。コロナによって薬剤師の求人数が全体的に減少したにも関わらず、薬剤師免許の保有者が増えたことによって好条件の求人は競争率が高くなりました。

    薬剤師転職を希望しているなら、薬剤師として高いスキルや経験を持っていることを客観的に示すことが求められます。そのため、若い薬剤師は転職が難しく、経験豊富なベテラン薬剤師は比較的転職がしやすいといえるでしょう。

    Q6.大手企業の薬剤師に転職したい場合は転職サイトを活用するべき?

    調剤薬局チェーンやドラッグストアチェーンの大手企業に薬剤師として転職したい場合は、転職サイトを活用するのはおすすめできません。理由は、大手企業では途採用よりも新卒育成に力を入れている傾向にあるからです。

    加えて、転職サイトに求人を出さなくても応募数が確保できるのも理由として挙げられます。

    大手企業の薬剤師の求人は少ないため、転職サイトを利用して転職活動するとスムーズに進められなくなるでしょう。大手企業の薬剤師に転職したい場合は転職サイトではなく、公式ホームページなどで求人募集されていないかこまめに確認してください。

    薬剤師の転職には、転職サイトを使うべき!

    薬剤師が転職サイトを選ぶなと言われる理由や、本当に選ぶべき転職サイトについて解説いたしました

    薬剤師の転職においては、基本的に転職サイトを使うことをおすすめします。

    ただし、転職サイトを使わない方がいいケースもあり、ポイントを押さえて選ぶことが重要であることをお伝えしました。

    転職サイトを使うべきか迷っている方は、転職サイトを使わない方がいい人・使うべき人の特徴や「薬剤師さんにおすすめの転職サイト7選」を確認しましょう。

    あなたの転職が成功することを、陰ながら祈っております。

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    履歴書の学歴はどこから書くべき?転職・新卒・バイト・高校生など状況別に解説

    履歴書の学歴はどこから書くべき?状況別に解説

    履歴書を作成するにあたって

    • 「履歴書の学歴ってどこから書けばいいの?」
    • 「書き方を間違えて転職に失敗したらどうしよう」

    と悩みますよね。

    特に3月・4月頃から就職活動は本格的に忙しくなります。就職活動にともなって必要なのが履歴書の作成です。
    学歴の記載方法に明確な決まりはありませんが、マナーとして押さえておくべきルールはいくつか存在します。

    本記事では、履歴書における学歴をどこから書いたらいいのかについて、詳しく解説します。

    すべて読めば、履歴書の正しい書き方が分かり、自信を持って選考に臨めるようになります。ぜひ最後までご覧ください。

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    履歴書の学歴はどこから?書き方のポイント3つ

    履歴書の学歴はどこから?ポイント

    履歴書における学歴の書き方のポイント3つは以下のとおりです。

    それぞれ詳しく紹介していきます。

    転職活動の履歴書では「高校入学」から記載する

    転職活動の履歴書では「高校入学」から記載するのが一般的であり、高校以前の学歴を詳細に書き込む必要はありません。なぜなら転職活動時は、学歴よりも職歴のほうが重視されるからです。

    学歴欄の記載方法に明確な決まりはありませんが、「どのような進路を自らの意思で選択したのか」を示す必要があります。

    履歴書の学歴は、義務教育課程が終了したタイミングから書き始めましょう。

    新卒の履歴書は「中学卒業から」記載する

    新卒の就活では、中学卒業から書き始めましょう。選考過程で重視される学歴は、高校や大学の情報が重視されるのが一般的です。

    しかし、企業によっては出身中学まで見極めるケースもあります。応募する企業にあわせて、履歴書の学歴まとめ、中学卒業から書く場合があることを把握しておきましょう。

    バイト・パートの履歴書も「中学卒業から」でOK

    バイトに応募する履歴書でも、「中学卒業から」記載しておくと無難です。(職歴のない高校生、大学生の方は特に)

    ただし、社会人経験があり記載すべき職歴がたくさんある方は、「高校卒業から」など柔軟に調整しても構いません。

    学歴と職歴は同じ欄に記載するので、スペースが足りなくなることもあるからです。

    採用の選考では、学歴よりも職歴の方が重視されるので、職歴を優先して書くことを意識しましょう。

    おすすめの自動計算サイト

    学歴は間違えて記載しないように、細心の注意を払いましょう。

    卒業年などは間違えやすいので、入学・卒業年度自動計算表(マイナビ)などの自動計算サイトなどを利用するのがおすすめです。

    履歴書の学歴欄を記載するときのルール【6つ】

    履歴書の学歴欄を記載するルール

    履歴書の学歴欄を書く際は、以下のルールを守るようにしてください。

    それぞれ詳しく解説します。

    西暦・和暦は他の項目と統一

    入学・卒業年の表記は、他の項目と統一しましょう。

    なお、表記自体は、西暦・和暦どちらでも構いません。

    一行目に「学歴」と書く

    学歴は、「学歴・職歴」の欄に書くので、分かりやすいように、一行目に「学歴」と明記したうえで書き始めましょう。

    学校名は略さず「正式名称」で、学部や学科名まで書く

    学校名は省略せずに、正式名称で記載してください。

    【OK例】
    ○○高校 卒業

    【NG例】
    □□県立○○高等学校 卒業

    また、学校名だけでなく学部や学科名まで詳しく書くのも必須です。

    大学院まで進学した方は「修士課程・博士課程」までしっかりと記入しましょう。

    特に気を付けるべきポイント

    • 「高校」ではなく「高等学校」と表記
    • 「私立」や「○○県立」なども忘れずに

    新卒の就職活動の場合は「卒業見込み」と記載する

    新卒で就職活動中の方は、必ず「卒業見込み」も記載します。

    「卒業見込み」の記載がない場合「卒業が危ういのではないか」と採用担当者にマイナスな印象を持たせてしまうため、注意しましょう。

    「同上」のような省略はしない

    学校名を記載する際、「同上」のような省略表現はしないようにしましょう。

    OK
    □□県立○○高等学校 入学
    □□県立○○高等学校 卒業

    NG
    □□県立○○高等学校 入学
    同上 卒業

    虚偽の記載は絶対にNG

    学歴に関して、虚偽の記載は絶対にNGです。

    高校入学以降の学歴は、すべて不足なく書きましょう。

    もし、退学や留年のような、選考で内容がある場合も、記入しておく必要があります。面接時に嘘がバレれば確実に不採用となり、採用が決まったとしても、卒業証明書などの提出を求められるからです。

    虚偽の履歴書は経歴詐称になり、懲戒免職のリスクもともなうため絶対にやめましょう。

    【状況別】学歴欄の正しい書き方

    履歴書の学歴欄の正しい書き方

    あらゆる状況別に、履歴書における学歴の書き方を網羅的にまとめました。

    上記に該当する方は、よく確認しておきましょう。

    学校の名称が変更した

    統廃合に伴い、学校の名称が変更した場合は、旧名称と新名称どちらも書きます。

    在学時の学校名を書き、補足として新名称を付け加えます。

    転校した・学部や学科を変えた

    転校した際は、転校先の学校名を書き、「転入学」と添えます。

    大学などで学部や学科を変えた場合は、「編入学」と書きましょう。

    浪人、留年した

    浪人や留年に関して、入学年と卒業年を見れば判断できるので、学歴の欄で特に明記する必要はありません。

    もしもやむを得ない事情(家庭の事情など)で浪人、留年した場合は、備考欄に理由を書いておくとよいでしょう。

    休学した

    休学した場合は、入学と卒業の間にその旨を記載します。

    事情がある場合は、簡潔に付け加えておきましょう。

    中退した

    学校中退は厳密にいうと最終学歴にはなりませんが、「中途退学」という言葉を使って必ず記載しておきましょう。

    その際は「中途退学」という言葉を使うようにしてください。

    中退は企業によっては選考にマイナス要素となることもありますが、やむを得ない事情で中退した場合、理由を軽く添えておくと、ネガティブな印象を払拭できます。

    長期の海外留学をした

    長期の海外留学は、選考に有利に働くこともあるため、積極的に記載しましょう。

    留学した期間、国、学校名、選考内容を簡潔に記します。目安としては1年以上です。

    短期留学やホームステイの場合は学歴としては扱われないので、アピール要素とする場合は、備考欄などに書いておくのが良いでしょう。

    一度就職したのち再度大学に入りなおした

    一度就職したのち再度大学に入りなおした場合は、学歴の欄にそのまま書きましょう。

    特に明記しなくても、時期を見れば面接官は判断できるので問題ありません。

    面接時に質問された際に、理由や背景をうまく説明できれば、自己PRとしても活用できます。

    さいごに

    自信を持って企業に応募してみよう

    本記事では、履歴書の学歴欄の正しい書き方を解説しました。

    学歴は、高校入学の段階から書き始めるのが一般的ですが、応募先によって変動することもあります。

    粗雑な書き方をしてしまうと、選考時の印象が悪くなるため、正確に書くように心がけましょう。

    本記事の内容を参考にして履歴書を作成し、自信を持って企業に応募してみてください

    介護派遣は未経験者・無資格でもOK?おすすめの派遣会社と仕事内容を解説

    介護派遣は未経験者OK?おすすめ派遣会社・仕事内容を解説

    未経験から派遣介護士を目指す際

    • 「未経験では断られてしまうのではないか?」
    • 「無資格でもできるのかな?」

    と疑問に感じますよね。

    正しい派遣会社の選び方や、未経験からでも働ける仕事を事前に理解しておかないと、転職活動が難航する恐れがあります。

    本記事では、未経験でも派遣介護士になれるのかを解説し、おすすめの派遣会社について詳しく紹介します。

    すべて読むことで、派遣介護士になる具体的な方法を理解し、自信を持って準備を進められるようになります。ぜひ参考にしてみてください。

    派遣介護士は未経験・無資格でもなれる!

    派遣介護士は未経験でもなれる

    派遣介護士は未経験・無資格の状態でも就職できる仕事です。介護業界が未経験・無資格でも働くことができる理由を3つ解説します。

    コロナ禍でも事業所側で積極的な採用がおこなわれている

    介護職は、事業所側で積極的な採用がおこなわれています。

    実際に、介護職の有効求人倍率は2023年6月現在3.73倍であり、全職種平均1.00倍を大きく上回っています。(参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」

    新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全職種の有効求人倍率が大幅に低下している中、介護職は依然として高い水準を保っているのです。

    Point:有効求人倍率とは

    • 求職者1人に対し、何人分の求人があるか示す倍率のこと
    • この数値が高いほど人材が不足しており、応募した際に採用されやすい

    また、人手不足課題を解決するため、多くの施設では未経験者の積極採用をおこなっています。

    長期的な視点でみても人材ニーズが高い

    介護業界全体の職員不足は、長期的に続くと予測されているため、今後もニーズが高まると考えられます。なぜなら背景として、高齢化による要介護人口の増加があるからです。

    現在、国民の約7人に1人が、75歳以上の後期高齢者(※平均3人に1人が要介護)であり、2025年には、国民の約5人に1人を占めるまでに増加する見込みです。

    参考:厚生労働省

    また、厚生労働省の試算では、2025年には34万人もの介護職員が不足すると予想されています

    Point:2025年問題とは

    人口の多い団塊の世代が2025年までに後期高齢者(75歳以上)に到達することによって、介護・医療費といった社会保障費の急増が懸念されている問題で、厚生労働省が力を入れて、解決に取り組んでいます。

    また実際に、厚生労働省の試算では、2025年には34万人もの介護職員が不足すると予想されています。

    介護職不足問題の解決に国が注力している

    厚生労働省では、介護職不足問題の解決に向けた政策の導入を進めています。

    例えば『給与改善』や、介護福祉士を目指す学生への『就学資金貸付』などがあり、今後も導入されていく見込みです。

    • 介護人材の処遇については、競合他産業との賃金差がなくなるよう、平成29年度からキャリアアップの仕組みを構築し、月額平均1万円相当の改善をおこなう。
    • 介護福祉士を目指す学生に返済を免除する月5万円の修学資金貸付制度や、いったん仕事を離れた人が再び仕事に就く場合の20万円の再就職準備金貸付制度の更なる充実、高齢人材の活用等を図る。

    出典:平成29年度介護人材確保対策(参考資料)| 厚生労働省

    介護の問題は国全体の課題のため、今後の政策拡充によって、ますます働きやすい環境が整っていくことが期待されます。

    【未経験・無資格OK】派遣介護士の仕事内容

    派遣介護士の仕事内容

    未経験・無資格から働けるといっても、全ての仕事をできるわけではありません。

    未経験・無資格からでも派遣として働くことができる介護助手(補助)の仕事内容について解説します。

    介護助手の仕事は介護専門職のサポート

    介護助手は、介護専門職のサポートをするのが主な仕事であり、具体的な業務内容は以下のとおりです。

    • 生活援助
      …食事の準備・後片付け、オムツの補充など
    • 掃除、洗濯
      …入居者の部屋・施設全体の掃除、シーツや衣類の洗濯
    • 送迎業務
      …デイサービスや、小規模多機能型居宅での送迎。「普通自動車免許」があれば就労可能
    • 事務系業務
      …入居者家族への請求や、郵送物の発送・備品の発注など

    上記の仕事を介護助手がおこなうことで、介護福祉士などの資格を持つスタッフが、専門的な業務に専念できる仕組みになっています。

    無資格は仕事の幅が限られてしまう

    無資格の方は、施設利用者の「身体に触れる仕事」をおこなえないため、無資格の介護助手の方は以下の仕事ができなくなります。

    • 食事介助
    • 排泄介助・オムツ交換
    • 入浴介助
    • 訪問介護

    上記の仕事をできるようにするためには、以下のいずれかの資格を取得する必要があります。

    • 介護職員初任者研修(旧:ヘルパー2級相当)
    • 介護職員実務者研修
    • 介護福祉士

    無資格で介護職を始める場合は、有資格者のサポート施設利用者の生活支援が主な仕事となることを、理解しておきましょう。

    派遣介護士を目指す方向け|未経験OKな派遣会社の選び方

    派遣介護士未経験OKな派遣会社の選び方

    未経験から派遣介護士を目指す方に向けて、派遣会社の選び方をご紹介します。以下の3点に気をつけて派遣会社を選びましょう。

    未経験求人を多く扱っている

    求人数が多いように見えて、実際のところ経験者向けの求人ばかりというケースがあります。未経験でも応募可能な派遣介護求人を多く保有しているかは、必ず確認しましょう。

    応募できる求人が少ない場合、就業先の選択肢が少なくなり、ミスマッチの可能性が高くなります。できるだけ多くの未経験求人を保有する派遣会社に登録し、ミスマッチの発生を防ぎましょう。

    介護職に特化している

    未経験から派遣介護士を目指す場合、介護職に特化している派遣会社を活用しましょう。

    なぜなら多くの介護求人への応募に限らず、介護業界に詳しいコーディネーターのサポートを受けられるからです。大手総合型派遣会社は、扱っている介護派遣求人が少なく、コーディネーターが介護業界に詳しくない可能性があります。

    実際に、大手派遣会社と介護業界特化型の派遣会社の求人数を比較したので以下のグラフをご確認ください。

    未経験者向けの独自のサービスがある会社もおすすめ

    派遣会社の中には未経験者向けのサービスを展開している会社もあります。

    例えば、『かいご畑』では「介護職員初任者研修」「実務者研修」といった研修を無料で受けられます

    出典:キャリアアップ応援制度 | かいご畑

    キャリアアップや正社員登用を考えている方は、サポート派遣会社に登録しましょう。

    派遣介護士を未経験から目指す方におすすめの派遣会社4選

    派遣介護士を未経験から目指す際おすすめの派遣会社

    未経験・無資格から派遣介護士を目指す方に向けて、おすすめの派遣会社を厳選しました。

    派遣会社の比較・選定基準

    • 求人の数・質
      …コロナの影響で求人が減っている今、良質な未経験介護求人を十分に保有しているか
    • サポート力
      …介護業界に特化したサポート体制があるか
    • 独自サービス
      …未経験者向けの独自サービスがあるか

    ランキングは以下の通りです。
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    派遣会社派遣求人数 | 利用満足度
    1位.
    かいご畑
    約7,500件 | ★★★★☆4.1
    未経験向けの求人豊富で、0円で介護資格が取れる!
    2位.
    スタッフサービス・メディカル
    約1.7万件 | ★★★★☆4.0
    43%の方が未経験からで、正社員希望者のサポートも充実!
    3位.
    レバウェル介護派遣(旧:きらケア派遣)
    約1.6万件 | ★★★★☆4.3
    「無料の資格取得制度」「給料前払い制度」などの独自サポートが充実
    4位.
    MC-介護のお仕事
    約5,000件 | ★★★★☆3.9
    豊富な求人数と安心の福利厚生!

    1位.かいご畑|資格を取りながら働ける!

    かいご畑』は介護向けの人材紹介サービスから、資格講座まで、介護業界で幅広い事業を行うニッソーネットが運営しているサイトです。

    未経験歓迎の派遣求人数は約6,700件と非常に多いだけでなく、コーディネーターが手厚くサポートをしてくれると好評でした。

    また、派遣スタッフとして勤務する場合は以下のような資格の講座を無料で受けることができます。

    • 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)・・・75,000円→0円
    • 介護福祉士 受験対策講座・・・・・・・・・37,000円〜→0円

    そのため「資格を取ってキャリアアップしたい!」という方は特に登録すべき派遣会社といえます。
    ←左右にスクロールできます→

    未経験求人数約7,500件
    対象地域
    • 北海道:札幌
    • 東北:宮城・福島
    • 関東:東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城
    • 関西:大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山
    • 東海:愛知・岐阜・静岡・三重
    • 中国:広島・山口・岡山
    • 九州:福岡・佐賀
    サポート(口コミ)4.1
    ★★★★☆
    公式ページhttps://kaigobatake.jp

    2位.スタッフサービス・メディカル|未経験でもOK!

    スタッフサービス・メディカル』は、未経験・資格なしでも働ける仕事に注力している派遣会社です。

    実際に、未経験歓迎の介護派遣求人は約4,000件と多く保有しています

    また、応募すると、担当者が就業するまで仕事を紹介してくれ、最後までサポートしてくれるため安心です。

    終業開始後も、不安なことがあれば、担当者の方が相談に乗ってくれますので一度相談してみるといいでしょう。

    ←左右にスクロールできます→

    未経験求人数約1.7万件
    対象地域全国
    サポート(口コミ)4.0
    ★★★★☆
    公式ページhttps://www.staffservice-medical.jp/

    3位.レバウェル介護派遣(旧:きらケア派遣)|スピーディに求人を紹介してもらえる!

    レバウェル介護派遣

    レバウェル介護派遣(旧:きらケア派遣)』は、レバレジーズキャリアが運営する派遣サイトです。

    最大の魅力は、大元のレバレジーズ株式会社の正社員同等の福利厚生を受けられることで、要件を満たすと有給も付与されます

    さらに、数多くの職種、就業形態、そして提供サービスのなかから最適な求人情報を、介護業界に特化したアドバイザーからスピーディーに紹介してもらえるのが嬉しいサービスです。

    面接の予定調整や、労働条件交渉のサポートも受けられるので、不満点を事前に解消してから就業することが可能です。

    未経験を歓迎している求人自体は少ないですが、求人やサポートの質が高いので、気になる方は1位〜3位の派遣会社と併用して登録してみるといいでしょう

    ←左右にスクロールできます→

    未経験求人数約1.6万件
    対象地域全国(一部エリア除く)
    サポート(口コミ)4.3
    ★★★★☆
    公式ページhttps://job.kiracare.jp

    4位.MC-介護のお仕事|アフターフォローも充実!

    MC-介護のお仕事』は、業界でもトップクラスの求人数を保有している派遣会社です。

    希望する職場がどういう雰囲気なのかを伝えてくれ、最後は担当者が職場見学に同行してくれるので、職場の雰囲気を重視している方にとっては非常におすすめです。

    介護施設によって雰囲気は大きく異なるため、過去に職場の人間関係で苦労したという方にはぜひ登録していただきたい1社といえます

    さらに、就業開始後のアフターサービスも充実しており、職場での悩みなど相談できるので、安心して働くことができます。

    ←左右にスクロールできます→

    未経験求人数約5,000件
    対象地域全国
    サポート(口コミ)3.9
    ★★★★☆
    公式ページhttps://mc-kaigo.net/

    【要注意】未経験から派遣介護士に転職する際のポイント

    未経験から派遣介護士を目指すときのポイント

    派遣介護士として働くうえで知っておきたいポイントを解説します。

    転職後に「こんなこと聞いていない…」という相違がないように、事前に確認しておきましょう。

    体力が求められる

    介護士の仕事には体力が求められます。

    特に、介護の主な業務である「移乗介助」では、腰を酷使するため、腰痛を抱えている介護職員も少なくありません。

    事実、介護職員のおよそ9割が腰痛を抱えているといわれています。

    出典:「社会福祉施設の介護職職員における腰痛の実態調査

    また別の調査では、腰痛を抱える職員の14.6%は「立てないくらいの痛みを抱えている」という結果も報告されています。(出典:介護職者の腰痛事情

    そのため、今までオフィスワークがメインだった方体力に自信がない方は、転職前に体力が求められる仕事に耐えられるか考えた方がいいでしょう。

    介護士は体力がいる

    口コミ・評判

    匿名
    介護士として介護の現場で働き始めて10年目なんだけど、この時期の入浴介助が仕事の中で一番辛い。
    全ての体力持ってかれる。

    出典:Twitter

    待遇が他業界と比べて低い

    介護業界の待遇は他業界と比べると低いのが現状です。

    厚生労働省の調査結果』によると、介護士全体の平均年収は約340万円で、年々給与相場の改善が見られているとはいえ、全職種平均である467万円(国税庁)と比較すると待遇が良いとはいえません。

    「転職して年収が下がるのは避けたい」「今の生活を維持できるか心配」といった考えの方は本当に転職しても後悔しないか考えた方がいいでしょう。

    介護士の給料は低すぎる

    口コミ・評判

    匿名
    介護士をなんだと思ってるんだ?ってくらい給料低いですよね?!
    介護スタッフの派遣の方がかなり時給いいと思います
    訪問も同じグループ内の組織では1番高いです。生活援助で1200円、身体介助で1600円なので。
    そこに無資格、ホームヘルパー、介護福祉士で資格手当に差が出てくるかな程度で

    出典:Twitter

    社員との間に壁を感じやすい

    派遣介護士に限らず、派遣社員として働く方は社員との壁を感じることがあります。

    というのも、直接雇用されていないことや、契約期間が決められていることから「外部の人」として扱われることがあるからです。

    ドライな関係を好む方には合っているかもしれませんが、職場の人と充実した人間関係を築きたいという方は辛く感じる可能性があります。

    派遣社員は疎外感がある

    口コミ・評判

    匿名
    私もかなり長らく派遣社員だったから、その格差と疎外感わかる。
    ホント色んな場面でモヤモヤするよね

    出典:Twitter

    さいごに

    介護士に強い派遣会社に登録しよう

    本記事では、未経験から派遣介護士として働く方に向けて、おすすめの派遣会社や未経験からでも就業できる仕事内容について解説しました。

    介護業界は未経験からでも転職しやすい一方で、職種選びや派遣会社選びに失敗すると、難航する恐れがあります。

    転職失敗を避けるためにも、本記事で紹介したおすすめの介護業界特化型の派遣会社にぜひ登録してみてください。
    ←左右にスクロールできます→

    派遣会社派遣求人数 | 利用満足度
    1位.
    かいご畑
    約7,500件 | ★★★★☆4.1
    未経験向けの求人豊富で、0円で介護資格が取れる!
    2位.
    スタッフサービス・メディカル
    約1.7万件 | ★★★★☆4.0
    43%の方が未経験からで、正社員希望者のサポートも充実!
    3位.
    レバウェル介護派遣(旧:きらケア派遣)
    約1.6万件 | ★★★★☆4.3
    「無料の資格取得制度」「給料前払い制度」などの独自サポートが充実
    4位.
    MC-介護のお仕事
    約5,000件 | ★★★★☆3.9
    豊富な求人数と安心の福利厚生!

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    電話なしでやりとりできる看護師転職サイトを紹介!連絡がしつこいときの対処法も解説

    看護師 転職サイト 電話なし

    「電話なしで利用できる看護師転職サイトはないの?」

    結論、電話でしつこく連絡されるのが嫌な方は、以下サイトがおすすめです。

    • 電話連絡が一切ない転職サイトを使いたい
      →担当者制度がない『ジョブメドレー看護』に登録する
    • 担当者からの連絡を電話以外でしたい
      →『看護roo!』などの大手転職サイトに登録し、連絡手段をメール・LINEにする

    とにかく絶対に電話連絡をしてほしくないなら『ジョブメドレー看護』がおすすめです。他のサイトと違い、ジョブメドレー看護は担当者制度がなく、自分のペースで仕事探しを進められます。

    「キャリア面談など担当者に相談はしたいけど、しつこい電話連絡は嫌」なら、この記事で紹介する大手サイトに登録し、連絡方法を指定すれば、夜勤明けに電話を鳴らされたりすることもなくなるでしょう。

    この記事では、上記の転職サイトの詳細や、大手サイトをメール・LINE連絡で使う際の注意点を解説していきます。全て読めば、どのサイトに登録すれば良いか分かります。

    この記事を読むとわかること

    • 電話なしでやり取りできるおすすめの看護師転職サイト
    • 電話なしの看護師転職サイトを利用する際の注意点
    • 看護師転職サイトからの連絡がしつこい場合の対処法

    完全電話なしの看護師転職サイトならジョブメドレー看護がおすすめ!

    完全電話なしで転職サイトを利用したい方は、『ジョブメドレー看護』がおすすめです。

    完全電話なしの看護師転職サイトならジョブメドレー看護がおすすめ!

    『ジョブメドレー看護』は、一般的な看護師転職サイトと仕事探しの進め方が異なります。違いを一言で言うと、ジョブメドレー看護には「担当者制度」がそもそもありません。

    ジョブメドレー看護一般的な看護師転職サイト
    電話連絡なしあり
    (メール・LINEも可)
    担当者なし
    (希望者は担当者に相談可)
    あり
    仕事探し自分で探す
    (スカウトメールあり)
    担当者から提案
    応募のやり取り自分で病院とやり取り担当者が応募・日程調整を代行

    ほとんどの転職サイトは、担当者とやり取りしながら、事務所への応募も転職サイトを介して行いますが、ジョブメドレー看護は、自分で希望条件に合う求人を検索して応募をして、企業とのやりとりも転職サイトを介さずに行います。

    このため、担当者から電話が来ることは一切ありません。自分のペースで、ゆっくり求人を探せます。

    検索のしやすさも優れていて、診療科や仕事内容、福利厚生など細かい条件で求人検索できます。希望の診療科は29科から、希望のサービス形態もクリニックや急性期病棟など11形態から設定できるので、「条件が色々ある」という方にこそおすすめです。

    ちなみに、希望者はキャリアアドバイザーに転職相談できるので、一人で転職活動を進めていくのが難しいと思ったときでも安心です。

    こんな看護師さんにおすすめ

    • 完全電話なしで転職サイトを利用したい
    • 自分のペースで転職活動をしたい
    • 良い求人があった時に応募したい

    ※利用者の声は『ジョブメドレーは利用すべき?500人の口コミ評判を徹底検証』で紹介しているので、登録が不安な方は参考にしてください。

    看護師の転職サイトのなかには「電話なし」を選べる会社もある!

    看護師の転職サイトのなかには「電話なし」を選べる会社もある!
    さきほどの章で紹介した「ジョブメドレー看護」は、担当者制度がない求人紹介型の看護師転職サイトでした。担当者からの連絡が一切ないため、電話なしの看護師転職サイトを探している人にとっては、最適なサイトといえるでしょう。

    ただこれを読んでいる人のなかには「電話なしの看護師転職サイトがいいけど、キャリアアドバイザーと一緒に転職活動を進めたい」と考えている人もいるはずです。その場合は、連絡手段を選択できる転職サイトを選ぶのがよいでしょう。

    大手の看護師転職サイトであれば、電話なしの連絡手段を選べる会社があります。

    連絡はメールやLINEのみでOK

    大手転職サイトでは、メールやLINEで連絡を取れます。

    最近は、より気軽に連絡が取れるLINEを利用する転職サイトが多く、希望条件に合った求人の紹介やちょっとした悩み相談などを気軽に行うことができます。

    電話と比べてじっくりと求人を見極めることができるので、時間をかけて転職活動を行いたい人にもおすすめです。

    基本的な連絡はメールやLINEで済ませて、重要な連絡や相談はこちらから電話をかけることも可能です。

    ただし、登録後のキャリア面談だけは電話での連絡が必要

    基本的にはメールやLINEのみで利用できる転職サイトですが、登録後のキャリア面談だけは担当者と電話で話す必要があります。

    キャリア面談はあなたの希望条件などをじっくりヒアリングするために行うもので、通常は電話かビデオ通話で行います。

    面談では、以下のようなやり取りを通して、あなたの希望条件や理想のキャリア像をキャリアアドバイザーに伝えます。

    面談で話すこと

    • 希望条件(年収、勤務地など)
    • 希望職種、業界
    • これまでの経歴
    • どのような働き方をしたいか
    • 転職を決めた理由
    • そもそも今転職すべきかどうか
    • 今回の転職で何を一番実現したいか
    • 気になっている企業はあるか
    • 現在の転職市場の動向

    面談時間は30分~1時間ほどかかります。「意外と時間がかかって面倒」と思われがちですが、転職サイトを活用する上で、この面談が一番重要なポイントです。条件を正確に伝えるためにも、やはり電話でじっくりと伝える必要があります。

    ただ言い換えると、面談以降に電話でやり取りする必要は基本的にありません。「連絡はメール・LINEでお願いします」と伝えておけば、その後しつこく電話が鳴ることはないでしょう。

    次章では、実際に転職サイトを利用した方にヒアリングし「メールやLINEでのやり取りで対応してくれた」と回答が得られたサービスから、おすすめのものを厳選して紹介しますので、参考にしてください。

    電話なしでやり取りできるおすすめの看護師転職サイト

    電話なしでやり取りできるおすすめの看護師転職サイト

    数ある転職サイトの中から、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

    転職サイト選定基準

    1. 連絡手段 …メールやLINEなど電話以外の連絡手段がある。電話連絡のストレスを感じずに転職活動ができる
    2. 求人数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
    3. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

    利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。

    転職サイト求人数|総合満足度
    1位

    看護roo!
    看護roo!

    35,879件|◎4.3
    利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。電話だけでなくLINEやメールでも相談できる。
    2位
    レバウェル看護
    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
    136,556件|○3.8
    総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる。電話だけでなくLINEやメール、ショートメールでも相談できる。
    3位
    マイナビ看護師
    マイナビ看護師
    56,413件|◎4.1
    求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい。電話だけでなくメールでも相談できる。

    ※求人数2023年9月更新

    この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

    看護roo! | 看護師さん利用者満足度No.1

    看護roo

    看護roo!の特徴

    • 利用者満足度96.3%
    • LINEやメールで転職相談できる
    • 公開求人35,879件+非公開求人も多数
    • 面接同行や選考対策など手厚いサポート

    看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。そして転職経験のある看護師さんからもっとも選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。

    LINEやメールで転職相談できたり、求人情報が届いたりするため、しつこく電話連絡されるのが嫌と思っている人でも、安心して転職活動を進められるでしょう。ただし、初回ヒアリング時には電話でのやりとりが必要です。

    看護roo!では、登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。

    運営会社株式会社クイック
    対応エリア全国
    求人数35,879件(2023年9月時点)
    連絡方法電話・LINE・メール
    キャリアアドバイザーの有無
    公式ホームページ看護roo!

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人多数で選択肢の幅が広い!

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴

    • 累計利用者数40万人以上
    • 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
    • 総求人数は136,556件と転職サイトトップレベル
    • 電話以外にLINEやメール、ショートメールで連絡できる

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材をおこなっており、現場のリアルな情報を提供しています。

    連絡方法は、電話以外にLINEやメール、ショートメールから選べるため「しつこい電話連絡をされたくない…」と思っている人でも、安心して利用できるでしょう。ただし、初回ヒアリング時は電話でのやりとりが必要です。

    「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえるでしょう。

    運営会社レバレジーズメディカル株式会社
    対応エリア全国
    求人数136,556件(2023年9月時点)
    連絡方法電話・LINE・メール・ショートメール
    キャリアアドバイザーの有無
    公式ホームページレバウェル看護(旧 看護のお仕事)

    マイナビ看護師|ペースに合わせて転職できる

    マイナビ看護師の特徴

    • 連絡手段をメールのみにできる
    • 求人数は56,413件+非公開求人も多数
    • 看護師認知度5年連続No1の定番転職サイト
    • 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み

    マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヵ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

    連絡手段をメールのみにできるため、しつこい電話連絡にストレスを感じる人でも、気楽な気持ちで転職活動を進められるでしょう。ただし、初回面談では電話でのやりとりが必要です。

    マイナビ看護師では、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。

    運営会社株式会社マイナビ
    対応エリア全国
    求人数56,413件(2023年9月時点)
    連絡方法電話・メール
    キャリアアドバイザーの有無
    公式ホームページマイナビ看護師

    電話なしの看護師転職サイトを利用する際の5つの注意点

    電話なしの看護師転職サイトを利用する際の5つの注意点
    この章では、電話なしの看護師転職サイトを利用する際の注意点を紹介します。

    それでは見ていきましょう。

    レスポンスがはやいサイトを選ぶ

    まず、担当者からのレスポンスが早いサイトを選びましょう。

    電話を使用する場合は、質問や悩みをリアルタイムで解消することができますが、メールやLINEの場合は担当者の返事を待たなければなりません。

    なるべく効率よく転職活動を進めるためにも、疑問や悩みにすぐに答えてくれる、レスポンスの早いサイトを選ぶのがおすすめです。

    メールの返事はすぐに返す

    同様に、担当者から連絡が来た場合はすぐに返信することを心がけましょう。

    電話よりも連絡に時間がかかるため返信を怠ってしまうと、転職意欲が低いとみなされて良い案件を紹介してくれなくなることがあります。

    例えば、条件の良い求人を紹介してくれたのに返信をなかなかしない場合、担当者はその求人に興味がないと判断して、転職意欲の高い別の人に求人を回してしまうことがあります。

    条件の良い求人を逃してしまわないためにも、返事はすぐに返すようにしましょう。

    転職意欲が高いことを伝える

    担当者に「今すぐにでも転職したい」と伝え、転職意欲の高さをアピールしましょう。

    担当者は、すぐに転職をして紹介料を受け取ることができそうな人に優先して求人を紹介します。

    登録時やキャリアカウンセリングで、すぐに転職したいことを伝えると、条件の良い非公開求人を積極的に紹介してくれたりレスポンスが早くなることが期待できます。

    丁寧にマナーを守って対応する

    返信を怠らない、感謝を伝えるなどの一般的なマナーを守って利用しましょう。

    特に、電話で連絡を取らない場合、担当者はメールやLINEの文面やレスポンスの早さであなたの性格を判断します。

    返事が遅すぎる人や連絡を返さないような人は信頼されず、良い条件の求人を紹介してくれないことも考えられます。

    直接会うことのない担当者でも、丁寧な対応を心がけて利用すれば、お互いが気持ちよく、スムーズに転職活動を進めることが出来るでしょう。

    既読無視しないように注意する

    担当者からの手厚いサポートを受けたいなら、既読無視は避けるべきです。

    失礼に値するうえ「真剣に仕事を探してないんじゃないか?」「転職する気がないのでは?」など、マイナスの印象を担当のキャリアアドバイザーに与えかねません。

    担当者からの評価が下がれば、条件のいい求人を優先して紹介してもらえなくなったり、有益な情報を提供してもらえなくなったりしてしまう可能性もあります。

    電話ではなく顔の見えないテキストメッセージを選んだからこそ、こまめなやり取りを心がけましょう。

    メッセージが届いたらできるだけ早く返信する。すぐに返信できない場合は「後ほど返信します」と伝えるなどして、転職活動に真剣に取り組んでいる姿勢を示しましょう。

    看護師転職サイトからの連絡がしつこい場合の対処法3選

    看護師転職サイトからの連絡がしつこい場合の対処法3選
    この章では、看護師転職サイトからの連絡がしつこい場合の対処法を紹介します。

    では、順に紹介していきます。

    連絡の頻度を減らすように伝える

    連絡が多いと感じたら「連絡頻度を減らしてほしい」と正直に伝えましょう。大半の担当者は要望を聞き受けてくれるはずです。

    話す際は「じっくりと考える時間がほしい」「連絡頻度が多いのが負担になっている」など理由を添えると、担当者からの理解を得やすくなり、スムーズな話し合いができます。

    また、連絡を受ける希望の時間帯や頻度があれば、担当者に伝えましょう。具体的に伝えれば、相手も対応しやすくなります。

    以下の記事では、しつこい連絡の断り方をテンプレ付きで解説しています。「転職サイトからの連絡がわずらわしい…」と感じている人はぜひ参考にしてみてください。

    担当者の変更を検討する

    お願いをしたのに連絡頻度が少なくならない場合は、担当者の変更を検討しましょう。大半の転職サイトでは、希望すればキャリアアドバイザーの変更を受け付けてくれます。

    担当者変更を依頼する際は、各公式サイトのお問い合わせフォームで連絡をしてみましょう。

    担当者との相性が良くなり連絡の頻度が落ち着けば、ストレスの少ない状態で転職活動にのぞめます。また、自分のペースでじっくりと仕事探しができるため、希望にあった求人と出会える可能性が高まるでしょう。

    転職サイトを変更する

    連絡のしつこさを解消するなら、転職サイトを変更する手もあります。

    連絡頻度を調整できるサイトを選べば、しつこい連絡に振り回されなくなるため、自身の都合に合わせて情報収集や面接のスケジュールを立てられます。精神的な負担が減り、前向きな気持ちで転職活動を進められるようにもなるでしょう。

    転職サイトを変更するときは、実際に利用した人の口コミや評判が大いに役立ちます。失敗しない選択をするためにも、各サイト利用者の声を確認したうえで変更先を選びましょう。

    以下の記事では、転職サイトを利用して転職した看護師723人への調査結果をもとにした実際の評判・口コミを掲載しています。「なるべく口コミや評判がよい転職サイトに登録したい…」と考えている人はぜひ合わせて読んでみてください。

    電話なしの看護師転職サイトに関するよくある質問5選

    電話なしの看護師転職サイトに関するよくある質問
    最後に電話なしの看護師転職サイトに関するよくある質問を5つ紹介します。

    それぞれを詳しく紹介していきます。

    電話なしの看護師転職サイトを選ぶときのポイントはありますか?

    電話なしの看護師転職サイトを利用したい場合は、担当者制度がない求人紹介型のサイトを選ぶか、電話以外の連絡手段が選べる転職サイトを選びましょう。

    求人紹介型の転職サイトであれば、担当者からの連絡が一切ないため「自分のペースでゆっくり求人を探したい」と思っている人におすすめです。

    「電話で連絡されるのは嫌だけど、キャリアアドバイザーからのサポートを受けたい」と考えている人は、電話以外の連絡手段が選べる転職サイトを選ぶとよいでしょう。大手転職サイトはLINEやメールの連絡手段を設けているケースが多いので、まずは大手転職サイトからチェックしてみてください。

    なお、サイト選びでは複数登録がおすすめです。

    複数の転職サイトへの登録をおすすめする理由

    • 応募できる求人の幅が広がる
    • より良い条件での転職がしやすくなる
    • 信頼できるキャリアアドバイザーを見つけられる

    以下の記事では、複数の転職サイトに登録したほうがいい理由をさらに詳しく解説しています。複数登録すべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

    看護師転職サイト利用時に電話連絡をなしにすると転職が不利になりますか?

    看護師転職サイト利用時に電話連絡をなしにしても、転職が不利になるわけではありません。

    キャリアアドバイザーと直接話をしたほうが細かいニュアンスを伝えやすい傾向にありますが、LINEやメールでも十分に意思疎通を図れます。文面での情報のほうが、言葉で伝えられるよりも、内容を理解しやすい場合もあるでしょう。

    どうしても解決できない問題や不明点がある場合は、電話での連絡が可能です。必要に応じて連絡手段を変えていけば、転職を有利に進められるでしょう。

    どのような人が電話なしの看護師転職サイトの利用に向いていますか?

    電話なしの看護師転職サイトの利用に向いているのは以下のような人です。

    • 情報収集のみをしたい人
    • 多忙で電話に出る時間がない人
    • 電話でしつこく連絡されるのが嫌な人
    • 自分のペースで転職活動を進めたい人
    • 電話対応に大きなストレスを感じる人

    電話でのやりとりをなるべく控えたいなら、担当者からの連絡が一切ないジョブメドレー看護や、電話以外の連絡手段を選べる大手転職サイトを選ぶとよいでしょう。

    大手転職サイトサイトのタイプ連絡手段
    看護roo!求人紹介型電話・LINE・メール
    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)エージェント型電話・LINE・メール・ショートメール
    マイナビ看護師エージェント型電話・メール

    連絡のしつこさが転職サイトの不満の上位を占めるって本当ですか?

    本当です。実際に、当サイトが転職経験のある看護師100人にアンケートをおこなった結果、連絡のしつこさが看護師転職サイトへの不満No1であるのがわかりました。

    転職サイトを利用した看護師からは「煩わしさを感じた…」「正直迷惑だった…」など、担当者からのしつこい連絡に不満を感じている声が多数ありました。

    口コミ・評判

    匿名さん(20代後半)
    必要以上に連絡が来ると、煩わしく思ってしまうので、適度な連絡であればいいと思いました。

    口コミ・評判

    匿名さん(20代後半)
    連絡の頻度がかなり多く、何度も電話がかかってきて対応に困った。夜遅い時間にも電話がかかってくることがあり、正直迷惑だった。

    口コミ・評判

    匿名さん(40代後半)
    担当者からの電話がすごくしつこいです。夜9時過ぎにいつもかかってくるのでテレビも見れなくて困ります。携帯からかかってくるのですがパチンコ屋の音が聞こえてくることもあってプライベートだか仕事だかわかりませんでした。

    看護師転職サイトからしつこい連絡があるのはなぜですか?

    しつこい連絡がくる原因は、転職サイトのビジネスモデルに隠れています。

    看護師転職サイトは求職者を病院に紹介して収益を得ています。そのため、キャリアアドバイザーのなかには、紹介料をもらうために頻繁に連絡をおこない、転職活動を早く進めようとする人もいるはずです。

    そういった人が担当になった場合、必要以上に連絡してくるケースが発生してしまう可能性もあるでしょう。

    電話なしでやりとりできる看護師転職サイトまとめ

    電話なしでやりとりできる看護師転職サイトまとめ

    電話なしで利用できる転職サイトについてご説明しました。

    再掲となりますが、電話でしつこく連絡されるのが嫌な方は、以下サイトがおすすめです。

    • 電話連絡が一切ない転職サイトを使いたい
      →担当者制度がない『ジョブメドレー看護』に登録する
    • 担当者からの連絡を電話以外でしたい
      →『看護roo!』などの大手転職サイトに登録し、連絡手段をメール・LINEにする

    「とにかく絶対に電話連絡をしてほしくない」なら、『ジョブメドレー看護』がおすすめです。他のサイトと違い、ジョブメドレー看護は担当者制度がなく、自分のペースで仕事探しを進められます。

    「現在転職サイトを使っていて連絡を止めてほしいが、担当者に何と言えば良いか分からない」方は、『【コピペでOK】看護師転職サイトの断り方!しつこい連絡をぴたりと止める方法』の記事を参考にしてください。

    では、あなたの転職が成功することを祈っております。

    パート助産師の時給は?おすすめ求人はある?気になる疑問をプロが解決

    パート助産師の紹介記事のサムネイル

    「パート助産師ってどうなんだろう」
    「パート助産師で働いてみたい」

    パート助産師の求人は少ないですが時給が高く、ワークライフバランスを重視した働き方ができます。正規雇用の助産師が人手不足なため、求人が見つかって採用されれば即戦力で勤務できるでしょう。

    5分でパート助産師の給料事情や仕事の探し方などが分かるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

    1.パート助産師の給料を徹底解説!

    パート助産師の給料を紹介

    厚生労働省の『令和4年賃金構造基本統計調査』を見ると、パート助産師のような短時間労働者の平均時給は2,400円となっています。

    パート助産師の平均時給のデータ

    参考:厚生労働省『令和4年賃金構造基本統計調査

    また日給で募集する求人もあり、就業先が病院かクリニックで時給の差はありません。収入は、夜勤の日数や分娩手当の有無で変化します。

    1-1.夜勤の場合は時給ではなく「1勤務あたりの日給」も多い

    パート助産師の給与で夜勤の場合は、「1勤務あたりの日給」も多いです。

    就業時間は17:00~翌10:00が多く、時給に換算すると2,000円以上です。給与相場は20,000~30,000円が多く、なかには40,000円を超える求人もあります。

    パート助産師求人票

    1-2.分娩手当を支給する職場も多い

    パート助産師には、分娩手当が支給される職場も多いです。

    相場は1回5,000円程度で、分娩手当の有無で収入が変わります。その他、オンコール手当や日祝手当があります。

    補足:地方の方が時給は低い

    実際にパート助産師の時給を見てみると、地方に行くほど時給が低くなります。(参考:医療ワーカー

    【日勤帯】

    クリニック病院講師
    北海道時給1,412円時給1,400円時給1,390円
    仙台時給1,400円時給1,492円該当求人無し
    東京時給2,342円時給2.625円時給1,700円
    神奈川時給2,226円時給1,900円時給2,100円
    名古屋時給2,089円時給2,133円時給2,167円
    大阪時給2,000円時給1,940円時給2,200円
    神戸時給1,850円時給2,050円時給2,000円
    広島時給1,945円時給1,920円時給2,750円
    福岡時給1,511円時給1,380円該当求人無し

    【夜勤帯】

    クリニック病院
    北海道時給1,741円時給2,258円
    仙台時給1,806円時給1,839円
    東京時給2,677円時給2,284円
    神奈川時給2,630円時給2,355円
    名古屋時給2,452円時給1,935円
    大阪時給2,188円時給2,326円
    神戸時給2,648円時給2,355円
    広島時給2,277円時給2,140円
    福岡時給2,452円時給2,032円

    2.パート助産師の2つのメリット

    パート助産師になるメリット

    パート助産師で働くメリットは、以下の2つです。

    それぞれ説明します。

    メリット1.家庭やプライベートと両立しやすい

    家庭やプライベートと両立しやすいのは、パート助産師のメリットです。

    正規雇用は1日8時間で週5回働きますが、パートの場合は週3日や日勤で働けます。なかには、夜勤だけで週1日から可能の求人もありました。

    継続して夜勤なのは体力的に厳しいですが、1ヶ月に数回なら大丈夫な方もいるでしょう。

    このように働き方に合わせてシフトを入れられるのは、パート助産師の大きなメリットです。

    メリット2.同じ病院の看護師よりも時給が高い

    パート助産師は以下の2つの理由から、同じ病院の看護師よりも時給が高いです。

    • 助産師は看護師の資格に加えて、助産師の資格も必要
    • 医療従事者のなかで少ない

    実際に厚生労働省の「令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況 」によると、全体で見ても助産師の数が看護師よりも少ないことがわかります。

    助産師の人数のデータ

    参考:厚生労働省「令和2年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況

    3.パート助産師の2つのデメリット

    パート助産師になるデメリット

    一方で、パート助産師で働くデメリットは以下の2つです。

    それぞれ説明します。

    デメリット1.正規雇用より収入が低くなる

    正規雇用の助産師より低収入になるのが、パート助産師のデメリットです。

    常勤の助産師の平均年収は450~500万円と公表されています。

    一方でパート助産師が時給1,800円で週5日フルタイムで働いた場合で、約340万円ほどです。

    したがってパート助産師は、収入を得ながらプライベートや家庭も大事にしたい方に適しています。

    デメリット2.求人を見つけるのに時間がかかる

    パート助産師は募集が少ないので、求人を見つけるのに時間がかかります。

    したがって仕事を探すときは、効率的に多くの求人に触れるのがポイントです。

    次章で紹介する転職サイトを利用しましょう。

    4.パート助産師の求人を探すのにおすすめサイト3選

    パート助産師の求人を探すのにおすすめのサイト

    求人数や質、サポートの良さを基準に、パート助産師のおすすめ求人サイトは以下の3つです。

    転職サイトパート助産師求人数|満足度
    マイナビ看護師190件|★★★★☆4.3
    大手人材企業が運営する転職サイト
    ナースパワー160件|★★★★☆3.9
    パートや派遣など非正規雇用に強い転職サイト
    看護roo!160件|★★★★☆4.2
    医療系職種(主に看護師さん)からの評価No1のサイト

    先述したとおり、パート助産師の求人は多くありません。

    多くの求人を見られるように、紹介したサイトを登録して併用しましょう。

    5.パート助産師の募集でチェックするポイント3つ

    募集時のチェックポイントの紹介

    パート助産師の募集でチェックするポイントは、以下の3つです。

    それぞれ説明します。

    5-1. 給与やボーナス・手当の有無

    求人を見つけたら給与やボーナス、手当の金額を確認しましょう。実際、以下のように助産師は手当が多いです。

    主な手当の相場

    • 住宅手当:5,000~30,000円
    • 通勤手当:定期券(上限あり)
    • 資格手当:30,000~50,000円
    • 夜勤手当/回:8,000~15,000円
    • 分娩手当/回:2,000~10,000円

    また法律の改正により、パートの助産師にもボーナスが支給されるようになりました。ボーナスの金額は正規雇用より少ないですが、支給の記載が求人票にあるかチェックしましょう。

    5-2. 社会保険加入や休暇などの雇用条件

    パート助産師でも一定の条件を満たせば、社会保険や雇用保険の加入対象になります。

    社会保険は501人以上の職場で働く場合、以下のどちらかを満たせば加入の対象となります。

    一方で、従業員が501人未満の職場で働く助産師も、平成29年4月から以下の条件のいずれかに当てはまれば社会保険加入対象者となりました。

    なお、年収106万円以下で働く場合は社会保険には加入しません。また有給休暇は、以下の条件で付与されて取得できます。

    ■【条件】半年間の継続勤務と80%以上の出勤

    労働日数/継続勤務日数0.5年1.5年2.5年3.5年
    週5日10日11日12日14日
    週4日7日8日9日10日
    週3日5日6日6日8日
    週2日3日4日4日5日
    週1日1日2日2日2日

    5-3. 扶養範囲内で業務する場合の年収の調整可否

    配偶者の扶養内で働きたい場合、年収の調整ができるかがポイントです。

    病院によっては人手が足りないため、多くの出勤を要望されることもあるでしょう。以下、年収における扶養範囲の一覧です。

    [扶養範囲]

    年収税制上の扶養社会保険上の扶養
    103万円以上所得税が発生する
    106万円以上社会保険の加入が必要(条件あり)
    130万円以上配偶者の扶養から外れる(条件あり)
    150万円以上配偶者特別控除(満額:38万円)の低下

    面接ではどれくらい働きたいのか、病院側の意向も確認して勤務日を調整しましょう。

    6.求人に応募してパート助産師になろう

    【記事のまとめ】パート助産師の求人に応募しよう

    本記事では、パート助産師に関して以下の紹介をしてきました。

    • パート助産師の給料事情
    • パート助産師を利用するメリット
    • パート助産師のデメリット
    • パート助産師の求人探しにおすすめのサイト
    • 募集時にチェックするポイント

    パート助産師は募集が少なく、求人を見つけることに苦労するでしょう。そのため、この記事で紹介した以下の転職サイトの併用をおすすめします。

    勤務日を選択して、ワークライフバランスを重視して働けるのがパート助産師になるメリットです。

    本記事を参考に、ぜひパート助産師への転職を成功させましょう。

    【産業保健師】未経験者の転職攻略法とおすすめの求人サイト

    【産業保健師】未経験者の転職攻略法とおすすめの求人サイトのアイキャッチ画像

    未経験から産業保健師の転職は難しいって聞いたけど、実際どうなの?
    産業保健師に転職するにはどうすればよいのだろう

    未経験から産業保健師への採用は難しいと言われています。理由は産業保健師の求人が少なく、経験者が優遇されるからです。

    しかし、必ずしも未経験で産業保健師になれないわけではありません。入念に対策をすれば、未経験から産業保健師に転職することは十分に可能です。

    この記事では保健師の転職をサポートしてきた私が、未経験から産業保健師に転職する方法を解説します。

    未経験から産業保健師に転職するコツがわかるので、ぜひ最後まで読んでみましょう。

    1.未経験で産業保健師として採用されるのは厳しい

    未経験から産業保健師の採用が難しい理由

    未経験から産業保健師になるのが難しいのは、以下の3つの理由があるからです。

    それぞれ見ていきましょう。

    1-1.未経験歓迎の求人はわずか

    産業保健師で未経験歓迎の求人は多くありません。

    実際にマイナビ看護師の求人を集計すると、産業保健師の求人32件のうち、未経験歓迎は2件だけでした。

    産業保健師の求人での実務経験有無に関するグラフ

    ※求人数:2023年9月更新

    出典:マイナビ看護師

    したがって求人が少ないなか、ほとんどの企業が経験者を求めているのがわかります。

    1-2.パートや派遣がほとんどで正規雇用は難しい

    未経験から正規雇用の産業保健師になるのは難しいです。

    実際にグラフをみると、正規雇用で未経験を募集している求人が皆無なのがわかります。

    産業保健師の求人での実務経験有無に関するグラフ

    ※求人数:2023年9月更新

    出典:マイナビ看護師

    未経験で産業保健師になるには、パートや派遣などの非正規雇用から始めるのが現実です。

    1-3.募集は1~2名が多く倍率が高い

    産業保健師の求人の多くが1〜2名の募集であるため、倍率が高いです。また知人の紹介で採用する場合もあることから、人脈を作ったほう方がいいでしょう。

    なかには前任の産業保健師が休職・離職したため、人員の補充で募集することもあります。

    日ごろから求人をチェックし、対策を立てることが必要です。

    ここまでのまとめ

    未経験から産業保健師に転職するのは、以下の理由で厳しいです。

    • 未経験歓迎の求人はわずか
    • パートや派遣がほとんどで正規雇用は難しい
    • 募集は1~2名が多く倍率が高い

    未経験でも転職するには産業保健の勉強をして、スキルや資格を身に付けるのが重要です。

    2.未経験から産業保健師への転職でおすすめの資格4選

    未経験から産業保健師の転職でおすすめの資格

    未経験から産業保健師への転職では、以下の4つの資格がおすすめです。

    未経験者は武器になる資格があると、履歴書が通りやすくなります。

    産業保健の知識を深めるためにも、取得を検討しましょう。

    2-1.第一種衛生管理者(国家資格)

    第一種衛生管理者は、労働環境の衛生面の改善や疾病の予防処置など、事業場の衛生管理をします。

    産業保健師と業務内容が似ていて第一種衛生管理者を取得するのは、転職活動で評価されるでしょう。

    保健師の資格がある場合、申請するだけで資格を取得できるためおすすめです。

    詳しくはこちら≫労働管理教育センター

    2-2.産業カウンセラー

    産業カウンセラーは、自力でメンタルヘルスの問題を解決できるように援助する職業です。

    産業保健師はメンタルヘルスケアに関する業務もおこなうため、産業カウンセラーの資格があると転職活動で評価されるでしょう。

    なお、資格の取得や年会費は、以下のとおりです。

    • 養成講座:297,000円(税込)
    • 受験料:32,400円
    • 登録料(入会金):7,000円
    • 年会費:10,000円

    取得して5年が経つと、更新が必要になるため注意しましょう。

    詳しくはこちら≫一般社団法人 日本産業カウンセラー協会

    2-3.公衆衛生士

    公衆衛生士は感染症や疫病の予防、蔓延防止のアドバイスで公衆衛生の普及をする職業です。

    コロナ禍では、産業保健師が企業での蔓延防止を講じるなど大きな役割を果たしました。

    したがって公衆衛生士の資格は、感染症に関する知識が身につくので転職で評価されるでしょう。

    公衆衛生士も、資格を取得して5年後に更新する必要があります。

    • 受験料:9,350円(税込)
    • 登録手数料(任意、更新5年):16,500 円(税込)

    詳しくはこちら≫NPO 先端医療福祉開発研究会

    2-4.MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

    MOSはWordやExcelなど、officeのスキルを証明する民間資格です。

    産業保健師は事務作業も多いので、MOSを取得すれば効率的に作業できます。パソコンに苦手意識がある方でも、取得できるためおすすめです。

    科目数受験料
    1科目10,780円
    2科目21,560円
    3科目32,340円

    詳しくはこちら≫マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

    3.未経験から産業保健師になるのに必要な経験・スキル

    未経験から産業保健師になるのに必要な経験とスキル

    未経験から産業保健師になるには、下記の経験やスキルがあると評価されます。

    それぞれ説明していきます。

    3-1.行政保健師として特定保健指導を行った経験

    特定保健指導とは、生活習慣病予防の検診で、発症リスクが高い方へ保健師がサポートすることです。

    産業保健師は従業員の生活習慣病の予防をサポートするため、行政保健師で行った特定保健指導の経験が評価されます。

    したがって産業保健師は未経験でも、特定保健指導の経験をアピールしましょう。

    3-2.看護師になって3年以上の臨床経験

    求人票には、3年以上の看護師の経験を記載している場合もあります。

    理由は、工場に勤める産業保健師だと応急処置もするからです。

    他にも配属された診療科の経験は、以下の項目で産業保健師の業務に活かせます。

    診療科業務に活かせる項目
    内科・糖尿病内科高血圧・糖尿病の方への健康指導
    外科怪我の応急処置(パソコン作業による腱鞘炎、工場の事故対応など)
    精神科社員のメンタルヘルスケア

    転職活動ではどの場面で臨床経験を活かせるか、具体的にアピールしましょう。

    3-3.コミュニケーション能力

    産業保健師もコミュニケーション能力が重視されます。

    理由は従業員だけでなく、同僚の産業医や人事・労務担当者と関わることが多いからです。

    多様な役職の人にも関わるため、分かりやすく伝える力が求められます。

    3-4.パソコンを使ったデータ分析能力

    産業保健師には、パソコンを使ってデータを分析する能力が求められます。

    なぜなら健康診断やストレスチェック評価、健康施策アンケートのデータを扱うからです。社員のデータを分析することや、健康施策の効果を調べるなど統計の知識が役に立ちます。

    したがって、Excelを用いたデータ分析のスキルや統計学の知識があるといいでしょう。

    3-5.マネジメント能力

    産業保健師にも、マネジメント能力が求められます。

    なぜなら、業務上の課題解決と進捗管理が重要だからです。また管理職に職場環境の改善を提案する時は、管理職の立場を理解しておくと提案が承認されやすくなるでしょう。

    様々な役職の社員に関わるため、相手の事情を考慮できると働きやすいです。

    3-6.情報収集能力

    産業保健師は自ら情報収集をして、知識を増やすのが重要です。

    なぜなら産業保健師は職場に1〜2人しかいなく、情報が入りにくい環境だからです。情報を入手しなくなると、最新情報がわからなく視野が狭くなります。

    新型コロナウイルスが蔓延したときは、感染状況や治療ガイドラインの改正や法令など、状況を把握することが求められました。

    したがって学会やセミナーで産業保健師の知り合いを作るなど、自発的に情報を入手していきましょう。

    4.未経験から産業保健師になるための求人の探し方【4選】

    未経験から産業保健師になるための求人の探し方

    未経験から産業保健師になるために、以下のポイントをおさえて求人を探しましょう。

    それぞれ説明します。

    4-1.保健師が多く、規模の大きい企業の求人を探す

    保健師が多く、規模の大きい企業の求人を探しましょう。

    同僚の保健師がいるため、教育体制が整っているからです。他の保健師がいると、安心して初めての業務をこなせます。

    したがって転職活動のとき時は、教育体制がどうなっているのか担当者に質問しましょう。

    4-2.正社員職種、仕事にこだわりすぎない

    正社員や仕事内容など、こだわりすぎないのもポイントです。

    期間が決まった非正規の産業保健師を経験すれば、正規雇用の採用で有利になります

    実績を評価されて業界でつながりができると、正規雇用への可能性も広がるでしょう。

    企業勤務する看護師と接点を持つことが大切

    口コミ・評判

    Y・O さん(32歳)
    私は現在企業の産業保健師として働いていますが、最初は契約社員でした。
    そこから、産業保健師との接点をいくつか作り、そのおかげで誘いを受け、正社員として働けています。
    今もたまに看護師を紹介してほしいという話を受けることがあり、いかに企業で働く看護師と接点を持つかがすごく大切だなと感じています。

    出典:アンケート

    4-3.eナースセンター・大学・人脈などネットワークを駆使して求人を集める

    以下のネットワークを駆使して、求人情報を得るようにしましょう。

    • 企業で働いている保健師とつながり、情報を得る
    • 企業で働く保健師の知人・卒業生がいるか、母校の教員に相談する
    • eナースセンターや産業保健総合支援センターの支援を受ける
    • ハローワークに登録して情報を得る
    • 転職サイトのサポートを活用する

    eナースセンターや産業保健総合支援センターでは、産業保健に関する情報を入手したり研修を受けたりできます。

    未経験で産業保健の勉強をしたい方は、ぜひ利用してみましょう。

    eナースセンター

    各都道府県の公益社団法人看護協会が運営しており、看護職をサポートするための様々な事業を行う。無料で職業紹介や研修を受けることができ、地元の情報を集めたい方におすすめ。
    詳しくはこちら≫eナースセンター

    産業保健総合支援センター(さんぽセンター)

    産業医や産業保健師などの支援や、事業者への健康管理の啓発を行うことを目的とし、全国47都道府県に設置されているサポートセンター。産業保健に関する相談や研修、情報の提供などを行う。
    詳しくはこちら≫労働者健康安全機構(JOHAS)

    4-4.転職サイトのサポートを活用する

    求人情報を得るために、転職サイトの活用をおすすめします。

    理由は、非公開の求人を保有しているからです。また選考の手続きや面接対策などのサポートも充実しているため、転職活動が不安な方に心強い味方となるでしょう。

    多くの求人に触れるために、複数の転職サイトの併用をおすすめします。

    5.【求人が見つかる!】未経験者向けおすすめ転職サイト3選

    未経からら産業保健師の転職でおすすめの資格

    求人の質や量、提案力・サポート力から、未経験におすすめのサイトは以下の3つです。

    それぞれ説明します。

    5-1.MCナースネット

    MCナースネットのサイト画像

    MCナースネット』は看護師・保健師向けの転職サイトです。

    未経験歓迎の求人を多く保有しており、産業保健師の求人に関する特集も行っています。また単発・派遣の求人も多く、転職活動をしながら単発の仕事をすることも可能です。

    産業保健師の転職は長期化しやすいため、おすすめの転職サイトです。

    運営会社株式会社 メディカル・コンシェルジュ
    対象地域全国
    オフィス全国25箇所
    公開求人数約1万5,000件
    公式ページhttps://mc-nurse.net/

    5-2.APOPLUS

    APOLUSのサイト画像
    APOPLUS』は保健師・看護師の転職に特化した転職サイトです。

    医療機関だけでなく企業の求人情報も多く、高い転職の成功率を誇っています。

    産業保健師の転職に関する専門チームがあり、ヒアリングから応募、面接、就業までバックアップしてくれます。

    個別相談会や産業保健師セミナーも開催されているため、心強い味方となるでしょう。

    運営会社クオールホールディングス株式会社
    対象地域全国
    オフィス全国10箇所
    公開求人数約630件
    公式ページhttps://www.kan54.jp/

    5-3.M.STAGE

    M.STAGEのサイト画像

    M.STAGE』は産業保健のサポートを行っているサービスです。

    扱う求人が企業から委託されたもので、多くの産業医と保健師の求人が紹介されています。また未経験歓迎の求人もあり、現役の保健師が転職をサポートします。

    就職して間もない方や、産業保健活動をしたい方への研修会もあるため利用してみましょう。

    運営会社株式会社エムステージ
    対象地域全国
    オフィス東京
    公開求人数非公開
    公式ページhttps://sangyohokensupport.jp/medical

    6.経験やスキルをアピールして、未経験から産業保健師になろう

    未経験から産業保健師への転職のまとめ

    この記事では、未経験から産業保健師に転職する方法を紹介しました。

    未経験から産業保健師への転職は狭き門なため、求められている経験・スキルをアピールすることが大切です。

    転職サイトは求人や転職ノウハウなどを持っているため、ぜひ活用しましょう。

    あなたの転職が上手くいくことを願っています。

    介護面接の服装は?スーツじゃないとダメ?好印象を与えるポイントを解説

    介護面接 服装

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    「スーツがない場合、どうしたらいいのかな」

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