未経験から介護職に転職するための全知識|求人サイトおすすめ

介護求人 未経験 おすすめ

未経験から介護職への転職を考えていて、「最初どの施設で働くのがいいんだろう?」「未経験で資格がなくても働けるのだろうか」という不安を抱えていませんか?

結論、未経験から介護職へ挑戦するなら、特別養護老人ホームがおすすめです。

なぜなら、無資格かつ未経験であっても積極的な採用が行われており、入職後、研修で仕事に慣れつつ、働きながら国家資格を目指す、といったキャリアパスが明確だからです。

これまで人材会社で多くの介護職の転職をサポートしてきた私が、以下の流れでご紹介していきます。

  1. 介護業界は拡大傾向!介護職は採用されやすい
  2. 未経験者には特別養護老人ホームがおすすめ
  3. 働きながら介護福祉士の資格取得を目指すのがおすすめ
  4. 介護求人のおすすめな選び方5選
  5. 未経験からの介護職転職はエージェント利用がおすすめ

このページを読めば、介護職の転職で後悔しない決断ができるようになります。

<2019年9月:介護転職の最新情報>

9月は、転職活動を開始するには最高のタイミングです。

なぜなら、下期の経営計画を支えるために、中途採用の求人数が増えるからです。

ただ、その分ライバルも増えるので、以下の簡単なステップで早めに転職を開始しましょう。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『きらケア』『かいご畑』など)に登録する
  2. それぞれのエージェントから連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

※登録後、転職エージェントからの連絡に細目に対応することがポイントです。そうすることで、優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が劇的に上がり、転職活動を円滑に進められるでしょう。

1.介護業界は拡大傾向!介護職は採用されやすい

介護業界への挑戦はこれからがチャンスです。

高齢化の進む日本では、介護業界の拡大に伴って、介護職が不足した状態が続いており、積極的に採用が進められています。

理由は以下の3点です。

以下に、それぞれを詳しく説明していきます。

1-1.介護職員が足りていない

介護職員が不足しています。2017年時点で、介護職員は約208万人必要であったのに対して、実際は約195万人と、約13万人不足していました。

もし、現状のまま推移すれば、2020年には20万人、2025年には38万人もの介護職員が不足することが予測されています。

その背景には、高齢化による要介護人口の増加があります。現在、国民の約7人に1人が、75歳以上の後期高齢者(※平均3人に1人が要介護)であり、2025年には、国民の約5人に1人を占めるまでに増加する見込みです。

Point:2025年問題とは

人口の多い団塊の世代が2025年までに後期高齢者(75歳以上)に到達することによって、介護・医療費といった社会保障費の急増が懸念されている問題で、厚生労働省が力を入れて、解決に取り組んでいます。

1-2.介護職不足問題の解決に国が力を入れている

厚生労働省では、介護職不足問題の解決に向けた政策の導入を進めています。

例えば、『給与改善』や、介護福祉士を目指す学生への『就学資金貸付』などがあり、今後も導入されていく見込みです。

介護人材の処遇については、競合他産業との賃金差がなくなるよう、平成29年度(2017 年度)からキャリアアップの仕組みを構築し、月額平均1万円相当の改善を行う。

介護福祉士を目指す学生に返済を免除する月5万円の修学資金貸付制度や、いったん仕事を離れた人が再び仕事に就く場合の20万円の再就職準備金貸付制度の更なる充実、高齢人材の活用等を図る。

平成29年度介護人材確保対策(参考資料) – 厚生労働省

1-3.事業所側で積極的な採用が行われている

事業所側では、未経験者を含めた積極的な採用を行っています。

有効求人倍率で、介護職は3.15倍と、全職種平均の1.22倍を大きく上回っていることからも、他業界と比べて採用されやすい環境であるといえます。

Point:有効求人倍率とは

求職者1人に対して何人分の求人があるかの倍率です。

この数値が高いほど人材が不足しており、応募した際に採用されやすくなっています。

2.未経験者には特別養護老人ホームがおすすめ!

未経験者でもおすすめな介護施設は、特別養護老人ホームです。

なぜならば、資格をもっていなくても働くことができ、事業所ごとにある充実した研修を受けながら、仕事内容を身に着けることができるからです。

以下に、特別養護老人ホームの特徴をご紹介していきます。

2-1.特別養護老人ホームとは

特別養護老人ホームとは、身体の障がいなどで日常生活を送ることが困難になってしまった要介護高齢者が居住する『介護保険施設』の一つで、特養とも呼ばれています。

介護施設名サービス概要入居対象*1平均月給*2夜勤
特別養護老人ホーム介護を目的とした入所施設要介護3~5322,310円あり
介護老人保健施設機能回復を目的とした短期入所施設(医療ケア、リハビリ中心)要介護1~5314,450円あり
訪問介護(ホームヘルパー)介護を目的とした自宅訪問サービス要介護1~5293,590円基本なし
通所介護(デイサービス)介護を目的とした日帰り施設要支援1~2、要介護1~5264,790円基本なし
認知症グループホーム認知症高齢者が共同生活する施設要支援1~2、要介護1~5269,920円あり

*1 補足:要介護認定は、介護の必要時間で区分され、例えば『要介護3』であれば1日70分~90分程度の介護が必要になります。

*2 出典:平成29年度介護従事者処遇状況等調査結果 第47表 – 厚生労働省

また、地方自治体や社会福祉法人が運営する公共性の高い老人ホームであり、入居費用の安さゆえに、非常に人気が高く、介護スタッフが足りていないという特徴もあります。

2-2.特別養護老人ホームの介護職は『人』に寄り添う

介護職の仕事は、身体介護を通して『人』に寄り添う仕事です。

基本的には、食事、入浴、排せつのサポートや、健康管理、リハビリなどが業務の中心ですが、他にも、彼らが楽しめるようお祭りやクリスマスといった年中行事イベントの企画などもあります。

また、特別養護老人ホームでは、要介護の高齢者は終身に渡って居住するのが基本です。高齢者が、慣れ親しんだ施設で最期を迎えられるよう、本人や家族からの同意を得ながら、看取りの介護まで行うことがあります。

特別養護老人ホームで働く前に知っておきたいポイント

  • 夜勤がある

日勤以上に人手不足になりやすく、常勤の求人で夜勤を必須としているところが多いで確認をしたほうがよいでしょう。ただ、夜勤のほうが給与は高くなりやすい傾向にあります。

  • 介護士に負担がかかりやすい

寝たきりや認知症など、比較的重度の方が多いため、介護職の負担は大きくなりやすい傾向にあります。
ただ、『介護職らしい介護の仕事』と前向きにとらえて仕事をしている介護職の方は多く、高齢者の方から感謝をされることも多いので、やりがいをもちやすい仕事です。

2-3.充実した研修があるので資格のない未経験者でも働ける!

特別養護老人ホームでは、資格のない未経験者でも働くことができます。なぜなら、特別養護老人ホームは公共性の高い施設のため、新人向けの充実した研修(1週間~1ヵ月)を用意してあるからです。

例えば、ベッドの上で体位変換、車椅子への移乗のさせ方など、日常の身体介護に役立つ実技研修もあれば、病気や認知症のケア、看取りの知識、高齢者の心理まで幅広い研修が用意されています。

最初のうちは、慣れない業務に困ることも多いかと思いますが、同じ施設には先輩や同僚がたくさんおり、サポートしてくれる方も多いので、安心できるでしょう。

3.働きながら介護福祉士の資格取得を目指すのがおすすめ!

特別養護老人ホームで働きつつ、介護福祉士の資格取得を目指すことをおすすめします。

なぜなら、待遇面向上やキャリアアップといったメリットがあり、かつ資格取得の難易度も高くないからです。

3-1.介護福祉士は国家資格!取得すれば待遇面向上に期待できる

介護福祉士は、社会福祉専門職の介護に関する国家資格です。

そのため、社会的信頼性が高く、ヘルパーとしての仕事だけでなく管理職としての仕事もできるようになり、キャリアアップによる待遇面向上が期待できるので、介護職として働く上でおすすめな資格です。

また、事業者によっては、資格手当として月額数万円を支給するところや、資格を取得した際に、その費用(スクールなど)を負担してもらえる場合もあります。

3-2.働きながら無理なく介護福祉士の資格を取得できる

介護福祉士の国家資格は、難易度も高くはないので、働きながら無理なく取得することができます。実際に、介護福祉士試験を受験するために必要な条件は以下の2つです。

  • 実務者研修(450時間)の受講を修了していること
  • 社会福祉施設で、3年以上(1,095日)の経験年数、かつ540日以上の従事日時があること

介護福祉士の試験は、普段の介護業務として直接関わる問題の出題が多いので、合格率は70%を超えており、一番簡単な国家資格と言われることも多い『運転免許』の合格率が70~80%であることを考えると、かなり合格しやすい試験です

合格に必要な勉強時間は人によりますが、試験1か月前から毎日1~2時間程度勉強すれば、充分合格できるレベルなので、ぜひ目指してみてはいかがでしょうか。

4.介護求人のおすすめな選び方5選

介護職の求人を選ぶ上では、複数の事業者を比較しながら検討することをおすすめします。

その上で、未経験者が介護求人から入職先を選ぶときに、大切なことは以下の5点です。

では、それぞれについて解説していきます。

4-1.やりたいと思える仕事か

仕事内容がやりたいと思えるかどうかが重要です。

これは、介護職に限ったことではありませんが、事前に仕事内容をちゃんと確認せずにいざ入ってみると、『仕事内容が、思っていたものと全然違った!』となることがあります。

一括りに介護職といっても、職種や施設、介護対象者(高齢者or知的障碍者)などで、仕事内容は大きく異なるので、実際に施設見学をして、働いているイメージをしっかりとつけてから入職先を選びましょう。

介護施設名サービス概要入居対象
特別養護老人ホーム介護を目的とした入所施設要介護3~5
介護老人保健施設機能回復を目的とした短期入所施設(医療ケア、リハビリ中心)要介護1~5
訪問介護(ホームヘルパー)介護を目的とした自宅訪問サービス要介護1~5
通所介護(デイサービス)介護を目的とした日帰り施設要支援1~2、要介護1~5
認知症グループホーム認知症高齢者が共同生活する施設要支援1~2、要介護1~5

4-2.職場で気軽に相談できる存在がいるか

トラブルや不満を気軽に相談できる相手がいることが重要です。

なぜなら、介護労働は要介護者に合わせて自身の『感情を制御』しながら思いやりを持って働くことが必要とされるので、自身の不満が溜まりやすいからです。

また、相談できる上司や、窓口の存在があると、セクハラや暴力といったトラブルが起きた時にも安心できますし、慣れない仕事で困ったときに助けを求めることもできます。

4-3.就業時間に納得できるか(夜勤や宿直など)

ワーク・ライフ・バランスという言葉があるように、仕事が私生活の妨げにならないことは重要です。

例えば、常勤では夜勤を必須としている施設もありますし、夜勤があることは知っていても、それが宿直勤務であることもあります。

入職した後に『知らなかった!』とならないためにも、夜勤や宿直などはどれくらいあるのかを確認しておきましょう。

介護施設名夜勤
特別養護老人ホームあり
介護老人保健施設あり
訪問介護(ホームヘルパー)基本なし
通所介護(デイサービス)基本なし
認知症グループホームあり

4-4.待遇(給与)に納得できるか

こちらは言うまでもありませんが、給与に納得できることは重要です。

実際、介護労働は大変なことが多く、その対価である給与が低いことは仕事への不満につながります。

また、残業代が支給されるか、昇給がどの程度見込めるのか、交通費が支給されるか、各種手当(資格手当)があるかなどは確認しておくとよいでしょう。

介護施設名平均月給
特別養護老人ホーム322,310円
介護老人保健施設314,450円
訪問介護(ホームヘルパー)293,590円
通所介護(デイサービス)264,790円
認知症グループホーム269,920円

参考:1年目だと、月額約26.5万円が平均です。(2018年)

介護職員処遇改善交付金の効果について(p.15) – 厚生労働省

4-5.人材育成制度が充実しているか

人材育成制度は、専門職として段階的に成長していく上で重要です。

そのため、入社後にある研修やOJT以外で、教育システムがどの程度整っているかも確認したほうがよいです。例えば、各種介護技術の研修や、リーダー研修など、先輩からの講習だけでなく、外部講師を招いて実施する施設もあります。

教育システムが充実していれば、段階的に成長することができますし、介護職としてのスキルを磨きながら、自身を持って長く働くことができるでしょう。

5.未経験からの介護職転職はエージェント利用がおすすめ!

慣れない業界での就職活動は、自分1人で進めると判断を間違ってしまうこともあるので、転職エージェントに相談するのをおすすめします。

なぜなら、求人探しから応募までをすべて自分でやらなくてはならない転職サイトと違って、転職エージェントはプロが転職全般をサポートしてくれるため、より納得できる転職先を見つけられる可能性が高いためです。

また、転職サイトに載っていない応募先の詳しい情報がわかるというメリットもあります。

転職サービス特徴
転職サイト求人探しから応募先とのやり取りまで、すべて自分で行う
転職エージェントプロが応募先との間位に入り、転職全般をサポートしてくれる

5-1.転職エージェントのサポートは手厚く初心者でも安心!

大きくわけると、選考前、選考中、選考後の3ステップに分けてサポートしてもらえます。

そしてなにより、このサービスは全て無料で使え、いつでも利用をやめることができます。

Step1 選考前:面談、求人紹介

選考前だと、まずはキャリアカウンセラーとの面談を通して、転職先への希望条件のすり合わせを行い、希望に沿った求人情報を紹介してもらえます。

情報収集を兼ねて、気になることは積極的に質問してみるとよいでしょう。

Step2 選考中:書類添削、日程調整、面接対策

選考中は、履歴書などの提出、日程の調整といった手続きをすべて代行してもらえます。

なかなか時間が取れなくてもしっかりと選考を進めることができるでしょう。

また、書類の添削や、面接対策までやってくれるところが多いので、初めての転職でも安心です。

Step3 選考後:企業との連絡、入職後のサポート

そして選考後は、待遇交渉や、内定辞退といった事業所側との連絡までしてもらえたり、実際に仕事を始めた後に出てくる悩みの相談、といったサポートを受けることができます。

従って、初めての転職で、『介護も転職もよくわからない』という方にはおすすめです。

5-2.介護職への転職でおすすめな転職エージェント3選

転職エージェントを選ぶときは、求人数が多く、担当者がしっかりとサポートしてくれるところを選ぶのが良いです。

以下にて、おすすめの転職エージェントを3件ご紹介していきます。

きらケア

きらケア正社員

きらケア』は、「自宅から徒歩で勤務先に通いたい」「人間関係が良い職場がいい」といった一人ひとりのニーズに応えてくれる転職サイトです。

数多くの職種、就業形態、そして提供サービスのなかから最適な求人情報を、介護業界に特化したアドバイザーからスピーディーに紹介してもらえるのが嬉しいサイトです。

面接の予定調整や、労働条件交渉のサポートも受けられるので、場所は良いのに賃金が…といった不満点も解消してから就業することが可能です

また、『きらケア』を通じて転職をした方には福利厚生サービスが受けられ、またキャリアアップのための支援も行ってくれる手厚さが魅力的だといえます。

公開求人数およそ18,000件
対象地域
  • 北海道:札幌
  • 東北:宮城
  • 関東:東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城
  • 東海:愛知・静岡
  • 関西:大阪・京都・兵庫・奈良
  • 中国:広島
  • 九州:福岡
サポート(口コミ)4.3
★★★★★
公式ページhttps://job.kiracare.jp

かいご畑

かいご畑

かいご畑』は介護向けの人材紹介サービスから、資格講座まで、介護業界で幅広い事業を行うニッソーネットの転職支援サービスです。

求人数は1万件と、トップクラスの求人数を保有し、悩みをしっかりと聞いてくれた上で求人を紹介してくださると多くの方から好評でした。

また、正社員の求人紹介の他に、派遣としての紹介も行なっていますが、派遣スタッフとして勤務する場合は以下のような資格の講座を無料で受けることができます。

  • 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)・・・75,000円→0円
  • 介護福祉士 受験対策講座・・・・・・・・・37,000円〜→0円

そのため、資格を取ってキャリアアップしたい!という方がステップアップとして使うのもおすすめです。

求人数5,000件
対象地域
  • 北海道:札幌
  • 東北:宮城・福島
  • 関東:東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城
  • 関西:大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山
  • 東海:愛知・岐阜・静岡・三重
  • 中国:広島・山口・岡山
  • 九州:福岡・佐賀
サポート(口コミ)4.1
★★★★★
公式ページhttps://kaigobatake.jp

マイナビ介護

マイナビ介護 公式

マイナビ介護』は運営が大手企業で実績のある転職エージェントです。

オススメの求人特集欄には、新しい施設で働きたいオープニングスタッフのみをまとめた求人や、年間休日が110日以上確約されている求人のみなど、希望する条件で求人を探すことができます。

登録すると、元介護士を始め介護の業界に詳しいプロのキャリアアドバイザーから連絡をもらえ、悩みを相談しながら転職について一緒に考えられます。

求人がとにかく多いので、選択肢を増やすためにも上記2社と合わせて登録することをおすすめします。

求人数およそ2万件
対象地域全国
サポート(口コミ)4.0
★★★★★
公式ページhttps://kaigoshoku.mynavi.jp

6.まとめ

ここまで、未経験から介護職を目指すときにおすすめとなる施設や、方法をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

介護業界は、人手が足りていないことが多く、未経験であっても良い条件での転職を狙うことができます。

実際に、介護業界に行くべきかどうか悩んでいる方も含めて、まずは転職エージェントに登録して、プロに相談してみることをおすすめします。

このページがあなたの転職の成功にお役に立てることを心から祈っています。