薬剤師の給料はどれくらい?職種や地域など5つの軸から比較し年収アップの方法まで解説

薬剤師として働いていて

  • 「自分の給料は低いのではないか…」
  • 「平均年収はどのくらいだろう」

と考えていませんか。

結論、薬剤師の平均年収は約568.1万円です。

ただ、薬剤師の給料は就業先や地域によって大きく異なるため、その特徴を理解し、欲しい年収に応じた対策をすることがおすすめです。

そこでこの記事では、転職コンサルタントとして多くの薬剤師転職に関わってきた私が、薬剤師の給料と年収を上げる方法について解説します。

  1. 薬剤師の給料事情を5つの軸で徹底比較
  2. 薬剤師が年収を上げる方法3選
  3. 給料を上げたい薬剤師におすすめの職場3選
  4. 給料を上げたい薬剤師におすすめの転職サイト5選
  5. 薬剤師に特化した転職サイトを利用するメリット

この記事を読めば、薬剤師の給料の全てが分かります。

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1.薬剤師の給料事情を5つの軸で徹底比較

この章では、以下の5つの軸から、薬剤師の給料や年収を比較・分析していきます。

  1. 性別での比較
  2. 年代での比較
  3. 職種での比較
  4. 地域での比較
  5. 雇用体系(正社員・パート・派遣)での比較

それでは、解説していきます。

1-1.性別での比較

男性薬剤師の平均年収は600.6万円、女性薬剤師の平均年収は535.6万円です。

また、全職種平均と比較すると以下の通りです。

男性 女性
薬剤師 600.6万円 535.6万円
全職種平均 545万円 293万円

出典:平成30年分民間給与実態統計調査賃金構造基本統計調査

この表からわかる通り、他職種とくらべて薬剤師は男女間での給与差が小さく、かつ男女ともに給与水準が高い傾向にあります。

なぜなら、薬剤師は資格が必要な専門職であることや、薬剤師の数が不足しており労働市場での希少性が高いからです。

また、薬剤師の場合、他職種とくらべて1-5章で述べる雇用形態による給料の差が出づらいことも理由の一つと言えます。

関連記事:【2021最新版】薬剤師年収ランキング|職場・企業・都道府県別に徹底比較

1-2.年代での比較

ここでは、年代別の薬剤師平均年収をご紹介します。

年齢 男性 女性
20~24歳 336.2万円 391.0万円
25~29歳 496.3万円 464.1万円
30~34歳 581.0万円 507.6万円
35~39歳 653.6万円 542.3万円
40~44歳 652.0万円 578.6万円
45~49歳 704.1万円 601.4万円
50~54歳 719.2万円 670.9万円
55~59歳 729.9万円 619.1万円

出典:令和元年賃金構造基本統計調査

全体として年齢と共に年収も上昇傾向にありますが、ほとんど全ての年代で男性の方が女性よりも年収が高くなっています。

これは、年齢を重ねるごとに一般薬剤師から昇進しキャリアを積む男性が多い一方で、女性は20~30代で結婚・出産を含むライフイベントを優先する方もいるためであると考えられるでしょう。

また、女性も年齢と共に年収が上昇しますが、男性のピークが55~59歳であることに対し、女性は50~54歳でピークを迎えています。

(補足)薬剤師の年齢による給料の推移

下記は薬剤師の年齢による年収・給料の推移です。

出典:令和元年賃金構造基本統計調査

薬剤師の全体年収は年齢と共に上昇し、50代前半でピークを迎えた後は緩やかに下がる傾向にあります。

1-3.職種での比較

薬剤師が働く主な職場の平均年収は以下の通りです。

調剤薬局 578万円
ドラッグストア 602万円
病院 434万円
MR(医療情報担当者) 580万円
CRA(診療開発モニター) 557万円

出典:マイナビエージェント/リクナビ薬剤師

製薬企業は他一般業界と比べても年収が高いことで有名で、長くキャリアを積んだ後に外資企業に転職することで、破格の年収を得る方もいます。

一方、年収の変動が少ない職場は「病院」と「調剤薬局」です。

病院薬剤師は、病院内で人件費を下げる際に、医師・看護師よりも優先して給料を下げられるうえに、大幅な昇給も少ないため、金銭面で魅力的とは言い難いでしょう。

また、調剤薬局薬剤師も、新卒入社時点から大きな年収上昇は見込めず、管理薬剤師などの役職に付くことがなければ、残念ながら、ほぼ新卒入社と変わらないような年収が続く傾向があります。

1-4.地域での比較

都道府県ごとの薬剤師の平均年収の上位5県と下位5県は次の通りです。

上位5県

1位 奈良 777.3万円
2位 静岡 684.6万円
3位 青森 670.6万円
4位 栃木 655.7万円
5位 島根 648.4万円

下位5県

43位 新潟 480.7万円
44位 徳島 478.8万円
45位 石川 477.7万円
46位 宮城 471.2万円
47位 三重 437.5万円

出典:令和元年賃金構造基本統計調査

薬剤師の場合、人材の確保のために都市部よりも地方の方が高い給料を提示する傾向があります。

このため、都市部よりも平均年収が高い地方都市が多数あるのです。

尚、上位5県と下位5県で年収に300万円以上の差があるため、地域による薬剤師の給料の格差は無視できないでしょう。

関連記事:地方薬剤師は年収が高い?高給の理由や地方転職のメリット・デメリットを解説

1-5.雇用体系(正社員・パート・派遣)での比較

薬剤師の雇用形態別平均年収は以下の通りです。

正社員 560万円
パート 450万円(フルタイム換算)
派遣 576万円(フルタイム換算)

マイナビ薬剤師調査結果:パート薬剤師:時給2200円、派遣薬剤師:時給3000円を用いて計算

フルタイムで働く場合、派遣薬剤師の年収は正社員の平均よりも高くなります。

ただ、派遣薬剤師は契約期限があり、管理薬剤師などへのキャリアアップによる昇給が非常に難しいです。

このため、キャリアアップを図りたい方は、正社員またはパートのいずれかを選びましょう。

ここまで、薬剤師の給料について比較してきました。

次章では、給料アップをしたい薬剤師の方に、年収を上げる方法を解説していきます。

2.薬剤師が年収を上げる方法3選

薬剤師が年収を上げる方法は大きく分けて3つです。

  1. 現在の職場で給料を上げる
  2. 副業をする
  3. 転職する

興味があれば、ぜひ見てみてください。

2-1.現在の職場で給料を上げる

一つ目は、現在の職場で給料を上げる方法です。

薬剤師が社内で昇進・昇格するためには主に3つの方法が挙げられます。

それぞれ説明していきます。

管理薬剤師になる

薬局やドラッグストアで働く管理薬剤師は、局内または店舗内にある医薬品の管理や、従業員の監督業務などをおこなっています。

管理薬剤師の平均年収は約611万円で、薬剤師の平均年収より45万円ほど高いです。

管理薬剤師が一般の薬剤師と比べて高収入が期待できるのは、基本給与に加えて役職手当がつくためです。

エリアマネージャーになる

エリアマネージャーは一人当たり10店舗~15店舗を管理する仕事です。

エリアマネージャーになると、年収は平均で700万円から800万円になります。

1店舗のみを管理する管理薬剤師に対して、エリアマネージャーは複数の店舗の管理をする点が特徴です。

また、実績や経験によっては年収1,000万円も目指せるため、管理薬剤師に昇格後にエリアマネージャーを目指すこともおすすめと言えます。

専門的な資格を取得する

年収をあげるためには、薬剤師の専門的資格を取得すると良いでしょう。

下記は薬剤師の専門的な資格の種類と、各資格を取得した場合の年収です。

役職 平均年収
認定薬剤師 約630万円
専門薬剤師 約630万円

それぞれ説明していきます。

認定薬剤師

認定薬剤師とは、一定期間の研修を経て所定の単位を取得した後、より専門的な知識や技術を持つと認定された薬剤師のことです。

職場によりますが、認定薬剤師資格を取得することで月5,000円~10,000円の資格手当がついたり、ボーナスに加点されて年収が上がったりするところもあります。

また、転職活動の際に認定薬剤師であることをアピールすることで、年収アップをしやすくなるでしょう。

専門薬剤師

専門薬剤師は認定薬剤師よりも、さらに専門的な知識が必要とされる資格であるため、認定薬剤師を取得するよりもはるかに難易度は上がります。

しかし、専門薬剤師資格を取得しても、認定薬剤師とくらべて大幅に年収が上がるわけではありません。

このため、年収を上げることだけが目的ならば、認定薬剤師の資格を取ることをおすすめします。

2-2.副業をする

給料を上げるおすすめの方法2つ目は、副業をすることです。

しかし職場によっては、副業が禁止されている場合があるため、事前に就業規則を確認しておきましょう。

また、下記職種の薬剤師は副業が禁止されています。

  • 管理薬剤師
  • 公務員薬剤師

本業で仕事をしながらパート等で副業をすることは、手っ取り早く収入を上げる方法の一つですが、必然的に労働時間が増えることになるため、心身ともに負担がかかりやすくなります。

副業で収入を上げたいと思った場合は、本業に支障がないか、体力的に問題がないのかをよく考えたうえで、取り組むと良いでしょう。

関連記事:薬剤師におすすめの副業8選 | 職場にバレない&稼げる仕事!

2-3.転職する

給料を上げたいと思ったら、転職することで年収アップを図ることも一つの手段です。

なぜなら、現在よりも給料が高い求人に応募することで、着実かつ短期間で収入を上げやすいからです。

しかし、給与の高さだけで職場を選んだ場合、今よりも労働環境が悪くなってしまう可能性も否めません。

このため転職サイトに登録し、エージェントのフォローを受けながら転職活動を進めると良いでしょう。

企業別の選考対策はもちろん、担当エージェントから条件や待遇の詳細、職場の人間関係を含めた情報収集をすることができます。

補足:給料の頭打ちを回避できる

薬剤師は転職することで年収の頭打ちを回避することができます。

一般企業とは異なり、薬剤師は初任給が高いものの、職場によっては昇給がしにくい傾向があります。

関連記事:薬剤師初任給の全知識|就業先別の給与や手取り、キャリアプランについて解説!

また、今の職場で年収が頭打ちになってしまうと、それ以降年収は伸び悩み、そのまま定年を迎えてしまう方も多いです。

このため、給料が頭打ちになる前に転職し、年収を上げておくと良いでしょう。

3.給料を上げたい薬剤師におすすめの職場3選

薬剤師がいち早く給料をアップさせるには、高収入を得られる職場への転職がおすすめです。

特に高年収であると言われる職場は以下の3つです。

  1. 大手ドラッグストアの管理職
  2. 地方薬局の管理薬剤師
  3. CRAなどの企業薬剤師

では、それぞれ解説していきます。

3-1.大手ドラッグストアの管理職

一つ目は、大手ドラッグストアの管理職です。

年収が高い理由は、管理職を含むドラッグストアの薬剤師は調剤業務以外にも店舗運営などの多くの業務を担うこと、夜間や土日も営業する店舗が多いために勤務時間が長くなりやすいことなどが挙げられます。

また、大手ドラッグストア業界はインバウンドの取り込み、高齢者の買い物一元化の影響を受けて、大きく業績と出店数を伸ばしています。

以下の表は大手ドラッグストアの平均年収です。

スギホールディングス 711万円
ウェルシアホールディングス 757万円
マツモトキヨシホールディングス 719万円

参考:四季報(2019年夏号)、有価証券報告書

この表からわかる通り、大手ドラッグストアの平均年収は全体的に非常に高いです。

マツモトキヨシのモデル年収では、店長が700万円、課長が1,100万円と高い水準を誇っています。

ただ、新型コロナウイルスの流行により、インバウンドの収入が落ち込みつつあるため、今後の動向には注意が必要でしょう。

3-2.地方薬局の管理薬剤師

二つ目は、地方薬局の管理薬剤師です。

厚生労働省の調査によると、2017年現在、10万人当たりの薬剤師数の全国平均を超えている都道府県はわずか12しかありません

このため、薬剤師不足に悩まされている青森・福井・奈良などの地方では、薬剤師の人材確保のために高い給料を提示す傾向があります。

さらに、管理薬剤師になると年収1,000万円を超える年収を提示している求人も見られるため、地方勤務に興味がある方はチャレンジしてみると良いでしょう。

3-3.CRAなどの企業薬剤師

最後のおすすめは、CRA(臨床開発モニター)として企業で働くことです。

製薬企業の主戦場がオーファン・ドラッグの開発へと移行している中で、CRAは高収入であるうえに将来性も見込めるとして人気を高めています。

特に、外資系のCROでは、年収1,000万に達する求人も見受けられます。

しかし、CRAはそもそも人気が高い仕事である上に、CRAとしての経験や高い英語力を要求されることが多く、自力で高い倍率を勝ち抜いて転職することは難しいかもしれません。

どの職業を選ぶとしても、全体として高年収の求人は人気が高い傾向にあります。

このため、あなたの転職を多方面からサポートしてくれる転職サイトを利用すると良いでしょう

次章では、給料を上げたい薬剤師が転職時に利用すべき転職サイトを紹介します。

4.給料を上げたい薬剤師におすすめの転職サイト5選

給料を上げたい薬剤師が転職サイトを選ぶ際に大事な要素は「求人数の多さ」「転職エージェントによるサポート体制」の2点です。

年収が高い求人は人気があるため、求人の確認と転職エージェントによるサポートが鍵となります。

そこで、実際に転職サイトを利用して年収アップを実現した方200人にアンケートを取得し、数ある薬剤師転職サイトの中から、以下3点を基準に本当に満足度の高い転職サイトをピックアップしました。

転職サイトを評価する3つの基準

  1. 求人の質・量:保有している求人の量や質は十分かどうか
  2. 提案力:求職者にぴったりの提案をしてくれるかどうか
  3. サポート力:エージェントからの手厚いサポートを受けられるかどうか

その結果、特に利用者満足度の高い転職サイト5選は、以下の通りとなりました。

  求人数・質 提案力 サポート力
薬キャリエージェント
4.1

4.3

4.1
マイナビ薬剤師
4.2

4.2

3.7
ファルマスタッフ
3.9

3.8

4.1
ファーマキャリア
4.2

3.4

4.1

リクナビ薬剤師


4.2

3.9

3.4

転職サイトは、担当するエージェントとの相性や質が重要ですので、数社登録して面談をしてみて、一番良いと思ったところを活用すると良いでしょう

面談を受けて、最終的に転職をしないことに決めても全く問題ないので、まずは気軽な気持ちで一歩を踏み出してみて下さい

登録は3分程度で、費用等は一切かかりません。

薬キャリエージェント|薬剤師の総合満足度No1の転職サイト

薬キャリ

『薬キャリエージェント』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。
(※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。

また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、(※エムスリーキャリア調べ)調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。

業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。

公式サイト:
https://agent.m3career.com/

マイナビ薬剤師|親身なサポート体制と求人の多さが高評価

マイナビ薬剤師

※マイナビのプロモーションを含みます。

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、54,673件の求人を掲載しています

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/

※マイナビのプロモーションを含みます。

ファルマスタッフ|調剤薬局と派遣求人の数は業界トップクラス

ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

特に調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスです。薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。正社員求人だけでなく、派遣求人も多く扱っています。

20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力です。

薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

ファーマキャリア|オーダーメイド求人で希望にぴったりの職場が見つかる

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。

求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。

また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。

一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

公式サイト:
https://pharmacareer.jp

リクナビ薬剤師|優秀なアドバイザーが転職活動を全面サポート

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。

サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。

ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。

また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。

5. 薬剤師に特化した転職サイトを利用するメリット

薬剤師専用転職サイトを利用するメリットは以下の3点です。

  1. 豊富な求人から希望者にマッチしたものを選んでくれる
  2. キャリアの棚卸やこれからのキャリアプランを一緒に考えてくれる
  3. 徹底した選考対策を行ってくれる

順番に見ていきましょう。

5-1.豊富な求人から希望者にマッチしたものを選んでくれる

転職サイトに登録すると、エージェントが多数の求人から希望者にマッチするものを紹介してくれます。

これはエージェントが採用担当者とのやり取りから入手した詳細情報を元に、求職者の希望条件やキャリアプランに合わせた最適な求人を選出するからです。

また、転職サイトの登録者限定で応募することができる、「非公開求人」を多く保有しています。

非公開求人とは

事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。

このため、高年収の職場に転職したいと考えるのであれば、転職サイトの利用は必須であると言えます。

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出典:アンケート

希望に合う求人を自力で探し、職場見学の連絡を入れるよりも効率よく転職活動を進められるでしょう。

5-2.キャリアの棚卸やこれからのキャリアプランを一緒に考えてくれる

転職サイトを活用すると、キャリアの棚卸や将来のキャリアプランも一緒に考えてもらうことができます

例えば、一カ所での勤務経験しかなくても、仕事内容や本人の志向から新たなキャリアを形成したり、自分では気づけなかった可能性を発見したりすることができるのです。

このように、転職希望の薬剤師が今まで何をしてきて今後どのように仕事をしたいのか、将来のキャリア設計まで見据えたうえで、希望者に最適な求人を紹介してくれます。

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転職先の薬局は、自宅からかなり近くて、子供の保育園の送り迎えにも余裕ができて良かったです。

出典:アンケート

口コミ・評判

匿名
評価:★★★★★5
転職が決まった後でも、しっかりとフォローしてくださり、また利用したいと思います。電話の対応も非常によく、私の希望を聞いてくれるだけでなく、私の性格からこういう職場が良いのではないかと提案もして下さりました。

出典:アンケート

転職の専門家に見てもらうことで、希望の働き方やキャリアを実現していきましょう。

5-3.徹底した選考対策を行ってくれる

転職サイトのエージェントは、転職希望者のために全力で面接や書類選考の対策を行ってくれます。

人気求人の内定を得るためには徹底的な選考対策が必要であり、具体的には書類対策と面接対策の2つに分けられます。

一般的に、書類選考の通過率は25〜30%、面接通過率は30〜40%と言われていますが、事前準備をしなければ通過率が0%…となってしまう可能性もあるのです。

希望通りの転職をするために、エージェントの力を借りて選考対策等の事前準備を徹底的に行いましょう

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面接後のエージェントの方からの連絡では、今回の面接を受けた企業に対しての、面接後の自分の評価の確認できました。
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出典:アンケート

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転職サイトに登録するからこそ得られるリアルな情報を、ご自身の次の面接に活かしていきましょう。

6.終わりに

薬剤師の給料、年収についてお話してきました。

薬剤師は、全国の年収平均を100万円以上上回る高年収な職業ですが、ご自身の希望を明確にし行動することで、さらに年収を上げられる可能性があります。

転職によって年収を上げたいと考えられている方は、以下の転職サイトに登録することがおすすめです。

上位3サイト(『薬キャリエージェント』、『マイナビ薬剤師』、『ファルマスタッフ』)は薬剤師向けのサポートが特に手厚いという評価を受けているため、すべて登録しておくと、転職成功に大きく近づくでしょう。

なお、それぞれのサイトの利用者からの評判を知りたい方は、以下を参考にしてください。

あなたが充実した毎日を送れるよう、陰ながら応援しております。