今の職場でやりがいを感じられず、
- 「薬局薬剤師として働くのもいいかもしれない」
- 「薬局薬剤師のやりがいはなんだろう?」
と考えていませんか?
薬剤師の仕事にはやりがいが多数あるため、日々の仕事のマンネリ化や疲労によってやりがいを見失ってしまっただけかもしれません。
勢いで仕事を辞めて後悔しないように、まずは薬剤師のやりがいについて改めて確認してみてください。
そこで、この記事では薬剤師のやりがいや、やりがいが感じられないときの対処法について解説します。
- 薬局薬剤師ならではの仕事内容とやりがい
- 【職場別】仕事のやりがいと薬局薬剤師との違い
- 薬剤師がやりがいを感じられない時の対処法5選
- 総合評価の高いおすすめ薬剤師転職サイト5選
- 薬剤師に特化した転職サイトを利用するメリット
- 【FAQ】薬局薬剤師の気になる疑問3選
全て読めば、自分がやりがいを感じられていない現状を乗り越えるために、やるべきことが見えてくるでしょう。
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目次
1. 薬局薬剤師ならではの仕事内容とやりがい
薬局薬剤師の仕事は、大まかに分けて以下の6つです
これらの仕事内容とやりがいについて解説していきます。
薬局薬剤師以外の仕事のやりがいについて知りたい方は『【職場別】仕事のやりがいと薬局薬剤師との違い』へスキップしてください。
1-1.薬歴管理
ご存じの通り、医薬品には体質などによる禁忌や飲み合わせによる相互作用が存在します。
医薬品の確認不足による調剤過誤を防ぐために、患者の既往歴やアレルギー、薬歴を管理することが、薬局薬剤師の大事な仕事の一つです。
薬剤管理は、医薬品に関する専門知識が必要とされる上に、責任重大な仕事であるため、やりがいを見出すことができます。
なお、最近では「薬剤師支援AIソリューション」により、データベースを利用したAIによる薬歴管理や服薬指導が注目されています。
1-2.調剤業務
調剤業務とは作成された処方箋に基づいて、適切な量の医薬品を準備する業務です。
複数の医薬品の混合や、粉砕、一包化といっただけでなく、処方内容が適切か確認する「処方監査」や薬歴・相互作用の確認などを行います。
調剤業務は、薬に関する知識や経験の正確さが求められる責任重大な仕事です。
さらに、患者を待たせる時間を減らすためにスピーディさも求められます。
調剤は大変だが、やりがいがある
出典:Twitter
調剤業務はやりがいが大きいだけでなく、転職時に有利というメリットもあります。
1-3.ピッキング
ピッキングとは、処方箋で指定されている薬品を薬品棚から取り出し、集める業務です。
このピッキング業務は、薬剤師以外に調剤補助員も行うことが出来ますが、薬剤師はこの業務を管理・監視しなければなりません。
処方箋に書かれた医薬品を集めたら、交付する医薬品に間違いがないかを確認します。
この作業を「調剤薬監査」といい、それを終えたら、処方された薬を梱包し、必要事項を記入して患者に渡します。
ピッキング単体にやりがいを見出す人は多くありませんが、薬剤師の仕事を調剤からピッキング、服薬指導まで一貫してできるのはやりがいが大きいといえるでしょう。
1-4.疑義照会
調剤やピッキングの作業の間に、処方箋で不審な点が存在した場合、薬剤師は処方箋を発行した医師に処方の確認を取る義務があります。
これを「疑義照会」といいます。
疑義照会を厳密に行なわないと、重大な医療過誤が起こる可能性があるため、常に緊張感を持って仕事をする必要があるのです。
実際に、医師の処方に対して疑義照会できるのはやりがいがあるという声があります。
疑義照会は薬剤師の特権
出典:Twitter
努力が必要だからこそやりがいを感じる
出典:Twitter
1-5.服薬指導
服薬指導とは、調剤した薬をいつどのように飲むのかを患者に指導する仕事です。
ただし、一方的に薬の説明をするわけではなく、患者の悩みや症状を聞いて、改善に向けたアドバイスをする必要があります。
数少ない対面業務で、お年寄りや子供にも丁寧に飲み方を教える必要があるため、コミュニケーション能力や説明力が求められる仕事です。
服薬指導を通じて、患者に寄り添い、直接感謝の言葉をもらうことがやりがいという方もいます。
服薬指導はやりがいに繋がる
出典:Twitter
1-6.在宅医療に関する業務
近年、厚生労働省が主導して「医薬分業」をスローガンに「かかりつけ薬局/かかりつけ薬剤師」の浸透が進められています。
そのため、現場の看護師やケアマネージャーと連携して、患者の自宅での医薬品の管理や、薬剤師が訪問して薬を届けるサービスなどの仕事もあります。
特に、かかりつけ薬剤師は24時間対応を義務付けられているため、やりがいが大きいですが、最もハードな仕事ともいえるでしょう。
在宅医療はやりがいがある
出典:Twitter
2. 【職場別】仕事のやりがいと薬局薬剤師との違い
この章では、病院や製薬会社といった職場別に、薬局薬剤師との仕事内容ややりがいの違いについて解説します。
薬局薬剤師から他の職場への転職を考えている方は、ぜひ比較してみてください。
順に解説していきます。
2-1. ドラッグストアに勤める薬剤師のやりがい
ドラッグストアに勤める薬剤師のやりがいやメリットは以下の通りです。
順に解説します。
(1)給与が調剤薬局や病院と比べて高い
ドラッグストアの薬剤師は、調剤薬局や病院と比べると、給与が高い傾向にあります。
そのため、待遇が良くないとやりがいを持って働けないという方にはおすすめできます。
ただし、高い給与の背景には、長時間労働や人手不足による激務の可能性があるため注意が必要です。
(2)OTC医薬品の知識を習得できる
OTC医薬品とは、処方箋なしで購入できる医薬品のことです。
風邪薬や胃腸薬といった身近なものから、点鼻薬、発毛薬、ビタミン剤など多岐にわたります。
医療用医薬品以外の知識を習得して、OTC医薬品の専門スキルを身につけられるのはドラッグストアならではの魅力です。
(3)患者に直接、薬の提案ができる
調剤薬局や病院では、医師の処方に基づいて調剤を行いますが、ドラッグストアでは薬剤師独自の判断で薬を選ぶことができます。
そのため、患者に直接、薬の提案をしたり、アドバイスしたりできるのが魅力です。
2-2. 製薬会社に勤める薬剤師のやりがい
製薬会社に勤める薬剤師のやりがいやメリットは以下の通りです。
順に解説します。
(1)自社の医薬品で世に貢献できる
現場の薬剤師はすでに世に普及している医薬品しか扱うことができませんが、製薬会社では開発段階の薬品に携わることができます。
自社で開発した医薬品で世に貢献したり、正しい情報の伝達で医療を発展させたりできる社会貢献性の高い仕事です。
(2)医療の最前線で仕事ができる
まだ世に出ていない最先端の医薬品開発のような大きなプロジェクトの現場に携われるのは製薬会社ならではです。
中でも、研究開発職の方であれば、自身の知識や技術を活かして、世に貢献できる非常にやりがいある仕事といえます。
また、MRであれば、医療の専門知識だけでなく、医師との信頼関係を築くコミュニケーション能力や営業力を高めることもできます。
2-3. 病院に勤める薬剤師のやりがい
病院に勤める薬剤師のやりがいやメリットは以下の通りです。
順に解説します。
(1)扱う薬が幅広く専門性が高い
病院勤務の薬剤師は、院内で処方される全ての調剤を請負っています。
そのため、総合病院ともなると、調剤薬局以上の幅広い薬に触れることができます。
また、注射や点滴の混注・抗がん剤の調剤といった調剤薬局ではできない仕事もあります。
以上のことから、病院勤務の薬剤師は様々な経験を通じて、専門性を高めることができるのです。
(2)患者の処方計画に介入できる
調剤薬局では、疑義照会以外では医師の決定に介入することが少ないですが、病院勤務の薬剤師は処方計画を医師に対して提案することができます。
そのため、自分の判断による患者への貢献や、医師の間違いを未然に防ぐといった仕事を通じてやりがいを感じられます。
(3)カルテを見られるため、より深く治療に介入できる
病院勤務の薬剤師にはカルテを閲覧する権限があるため、患者の病気や現在処方されている薬を確認することができます。
そのため、患者に処方されている薬を症状から確認するという、調剤薬局ではできない経験が可能です。
また、薬の専門家として医療チームの中で存在感を発揮して、看護師や医師に信頼されるというのは病院勤務ならではの経験といえます。
薬剤師の花形とされることが多い病院勤務の薬剤師は、上記のように患者と近い距離で医師や看護師同様に働くことができます。
その一方で、休日出勤や夜勤といったハードな仕事も多いため、本当に自分にあっている働き方なのか事前に注意が必要です。
2-4. 行政機関に勤める薬剤師のやりがい
行政機関に勤める薬剤師は、保健所や研究機関から自衛隊、麻薬取締官など多岐にわたります。
メリットややりがいは以下の通りです。
順に解説します。
(1)地方公務員として採用されるため、安定する
行政機関に勤める薬剤師は、地方公務員として採用されているため、雇用が安定します。
また、残業が少なく休日出勤もほとんどなく働きやすいため、プライベートとの両立がしやすいです。
福利厚生や各種手当が充実しているのもメリットといえます。
(2)地域の暮らしを守るという社会貢献性の高さ
病院や薬局とは異なる形で、社会に貢献できる点がやりがいといえます。
また、薬だけでなく、地域の公衆衛生に携わる幅広い仕事ができるのは、行政機関に勤める薬剤師ならではでしょう。
以上のことから、社会・地域への貢献や安定した労働環境が重要という人にとっては適した働き方といえます。
2-5. 在宅医療を勤める薬剤師のやりがい
在宅医療を勤める薬剤師のやりがいとメリットは以下の通りです。
順に解説します。
(1)一人ひとりに深く接することができる
在宅医療の一番の特徴は、患者との距離が近く、長い時間接するため、生活に深く立ち入ることができる点です。
そのため、患者やその家族と話す機会や、感謝の気持ちを直接伝えられることが多く、やりがいは非常に大きいです。
「困っている患者を救いたい」という想いが強い方にはおすすめできる働き方といえます。
(2)キャリアの幅が広がる
在宅医療の薬剤師は調剤業務だけでなく、患者とのコミュニケーション・他の医療、介護の専門家との連携といった、幅広い経験を積むことができます。
そのため、医薬品以外の知識や経験も身につき、キャリアの幅を広げることができます。
3. 薬剤師がやりがいを感じられない時の対処法5選
この章では、今の職場でやりがいを感じられない薬剤師の方向けに、対処法をご紹介します。
気になったものからぜひ実践してみてください。
順に解説します。
3-1. 信頼できる友人や同僚、上司に相談してみる
やりがいを感じられずに悩んでいるときにおすすめなのが、まずは気軽に信頼できる友人や同僚に話してみるということです。
というのも、実際に話すことで、「なぜやりがいを感じられないのか?」という考えが整理されるからです。
- 単調な仕事に飽きてきた
- 職場の人間関係がよくない
- 待遇に不満がある
- 自分の仕事が評価されていない
上記のように、やりがいを感じられなくなる原因は複数あります。
やりがいを感じられない原因がわからないと適切な対処のしようがないので、まずは気軽に信頼できる人に話してみましょう。
また、実際に話してみるとすっきりして気にならなくなるということも往々にしてあります。
3-2. 新しい知識・スキルの習得を目標設定する
以下のような方には、新しい知識やスキルの習得を目標設定する方法がおすすめです。
- 単調な仕事内容に飽きてきた
- 仕事内容から成長が感じられない
例えば、「服薬指導を通じてコミュニケーション能力を高める」「実務に活きる資格の勉強を始める」といった目標設定です。
マンネリ化してしまった日々の業務でも、自分のスキルや市場価値の向上のためと考えれば、やりがいを感じられるようになるでしょう。
また、次の見出しで解説する勉強会や学会の参加も、刺激に繋がることが多いためおすすめです。
3-3. 勉強会や学会に参加して刺激をもらう
以下のような方には、勉強会や学会に参加してみることをおすすめします。
- 日々の仕事に飽きてきて、刺激がない
- なんのために働いているのかわからなくなった
- 尊敬できる人が近くにいない
勉強会や学会に参加して、多くの薬剤師と話すことで、自分の成長の余地に気づけたり、目指したいと思える人に出会えたりするかもしれません。
また、自分が薬剤師を目指した当初の想いや目的に立ち返るきっかけにもなります。
医療薬学会で刺激をもらった
出典:Twitter
3-4. 上司に待遇や環境を変えられないか相談する
以下のような方は、上司に相談してみることをおすすめします。
- 仕事内容が思っていたものと違ってつまらない
- 待遇に不満がある
- 評価されていないと感じる
- もっと患者と近くで接したい
試しに相談してみることで、仕事内容や待遇といった、今のあなたの不満が解消される可能性があります。
また、相談すれば必ず改善されるというわけではありませんが、自分1人で抱え込むよりも精神的に楽になるでしょう。
それでも、やりがいが感じられず、今のまま働き続けることに抵抗がある方は、次の見出しで解説する転職を視野に入れてみてください。
関連記事:薬剤師がつまらないと感じる理由とは?やりがいがない毎日から抜け出す4つの対処法
3-5. 転職も視野に入れてみる
これまで紹介した対処法では解決できないという方は、今の職場から転職することを視野に入れましょう。
転職をすることで、今の環境や待遇、仕事内容を変えることができます。
なお、転職活動をする際は、転職サイトの活用をおすすめします。
というのも、以下のメリットを受けられるからです。
- 書類の提出や管理を代行してもらえる
- 給与・配属先等の交渉を代行してもらえる
- 選考対策や添削が受けられる
- キャリアカウンセリングを受けられる
- 自分に適した求人を紹介してもらえる
- 非公開求人に応募できる
詳細は『薬剤師に特化した転職サイトを利用するメリット』でご確認ください。
次章では、転職のプロである私がおすすめする総合評価の高い薬剤師に特化した転職サイトを紹介します。
4. 総合評価の高いおすすめ薬剤師転職サイト5選
数ある転職サイトの中から、以下の3点を基準に、「総合評価の高い薬剤師転職サイト」をピックアップしました。
総合評価を導き出す3つの基準
- 求人の質・量:薬剤師求人の量や質は十分かどうか
- 提案力:求職者のニーズにぴったりの提案をしてくれるかどうか
- サポート力:コンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか
以下の転職サイトに登録すると、キャリアカウンセリングをしてもらえるので、まずは気軽に登録してみてください。
転職サイト | 求人数 | 利用満足度 |
1位. 薬キャリエージェント |
約6万件 | ★★★★★4.5 薬剤師の総合満足度No.1(※エムスリーキャリア調べ) |
2位. マイナビ薬剤師 |
約4.6万件 | ★★★★☆4.0 親身なサポート体制に高評価 |
3位. ファルマスタッフ |
約5.1万件 | ★★★★☆3.9 調剤薬局の求人は業界No.1 |
4位. ファーマキャリア |
約3.6万件 | ★★★★☆3.7 あなたにぴったりのオーダーメイド求人を提案 |
5位. リクナビ薬剤師 |
約2.3万件 | ★★★★☆3.6 転職業界No.1のリクルートのノウハウが豊富 |
※求人数:2024年5月7日更新
上位3エージェント(『薬キャリエージェント』、『マイナビ薬剤師』、『ファルマスタッフ』)は薬剤師向けのサポートが特に手厚いという評価を受けているため、すべて登録しておくことを強く推奨します。
それでは、ここからはランキング上位のエージェントを1つずつ紹介していきます。
1位. 薬キャリエージェント|実績豊富で満足度95%(※エムスリーキャリア調べ)
『薬キャリエージェント』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。
(※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)
運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。
また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、(※エムスリーキャリア調べ)調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。
業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。
公式サイト:
https://agent.m3career.com/
2位. マイナビ薬剤師|親身なサポート体制に高評価
『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。
マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、54,673件の求人を掲載しています。
また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。
親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。
全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。
公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/
3位. ファルマスタッフ|調剤薬局と派遣の求人が豊富
『ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。
特に調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスです。薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。正社員求人だけでなく、派遣求人も多く扱っています。
20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力です。
薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。
公式サイト:
https://www.38-8931.com/
4位. ファーマキャリア|好条件求人をオーダーメイドで提案
『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。
求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。
また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。
一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。
公式サイト:
→https://pharmacareer.jp
5位. リクナビ薬剤師|優秀なアドバイザーが全面サポート
『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。
サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。
ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。
また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。
5. 薬剤師に特化した転職サイトを利用するメリット
薬剤師専用転職サイトを利用するメリットは以下の3点です。
5-1.エージェントが、豊富な求人から希望者にマッチしたものを選んでくれる
転職サイトは、非公開でエージェントの紹介のみを受け付けている「非公開求人」を多く持っています。
転職サイト達はそれらの中から、登録者の希望や性格、キャリアプランに合わせて最適なものを選び、紹介してくれます。
実際に、当サイトが独自に行ったアンケートの結果によると、以下のような声も寄せられていました。
複数の案件の中で、自分が自由に転職先選べるという魅力もいいです。
出典:アンケート
自分で希望に近い待遇を探し、職場見学の連絡を入れるよりもずっと効率よく転職活動を行うことが出来るでしょう。
5-2.キャリアの棚卸やこれからのキャリアプランを一緒に考えてくれる
転職サイトの仕事は求人紹介だけではありません。
転職希望の薬剤師が今まで何をしてきて、これからどのように仕事をしたいのかを聞きながら、希望者に合わせた求人をコーディネートしてくれます。
転職先の薬局は、自宅からかなり近くて、子供の保育園の送り迎えにも余裕ができて良かったです。
出典:アンケート
出典:アンケート
転職に関する専門家に見てもらうことによって、転職後のトラブルなどを未然に防ぐことが可能になります。
5-3.徹底した選考対策を行ってくれる
転職サイトは、登録者の転職のために、全力で面接や書類選考の対策を行ってくれると好評です(以下参照)
また、どこが悪かったのかなど、細かな詳細を確認しフィードバックする環境が整っていたため、2次面接への対策などが安心して取れ、無事内定をもらうことができました。
出典:アンケート
「採用担当からの評価」という情報は、転職サイトに登録しないで得ることは基本的に不可能な重要情報です。
面接対策の面からも転職サイトを利用することには大きなメリットがあるでしょう。
6.【FAQ】薬局薬剤師の気になる疑問3選
この章では、薬局薬剤師になるにあたって気になる以下の3つの疑問について答えていきます。
では、それぞれ解説していきます。
Q1.薬局薬剤師の初任給はどれぐらいですか?
薬局薬剤師の初任給は約30万円で、初年収はおよそ400万円ほどです。
各大手薬局の初任給は以下の通りです。
さくら薬局 | 25~35万円 |
マツモトキヨシファーマシーズ | 30万円(※年俸制) |
スギ薬局 | 29万円 |
また、調剤薬局の年収に関しては以下の記事が詳しく取り扱っているので、そちらをご覧ください。
Q2.薬局薬剤師の仕事はどのように変化しますか?
今までの調剤中心の業務から、対人・コミュニケーションを重視する業務へと変化していくと考えられます。
実際に、調剤に関しては「薬剤師支援AIソリューション」の開発や、調剤事務員の調剤業務の補助拡大など、薬剤師自身の負担を減らす方向に変化しています。
厚生労働省が在宅医療と「かかりつけ薬局」の浸透を推進しているのもあり、より患者とのコミュニケーションを図り、信頼関係を構築することを重視した業務が必要になるでしょう。
Q3.病院薬剤師との違いはどこにありますか?
病院薬剤師は、調剤業務に加えて「治験業務」や「救急救命業務」や「チーム医療業務」などを行います。
多くの症例に触れることができるため、専門認定薬剤師の資格の取得がしやすい反面、調剤薬局やドラッグストアなどに比べて収入が低い傾向にあります。
7.終わりに
ここまで薬剤師のやりがいや、やりがいが感じられない時の対処法について解説しましたが、いかがでしたか?
勢いで転職するのは避けるべきですが、どうしても今の環境を変えないと解決できないという場合は、転職も検討することをおすすめします。
転職を考える際は、自分の希望に沿った職場を探すためにも、以下に上げた転職サイトに登録してみましょう。
- 薬キャリエージェント|実績豊富で満足度95%
https://agent.m3career.com - マイナビ薬剤師|親身なサポート体制に高評価
https://pharma.mynavi.jp - ファルマスタッフ|調剤薬局と派遣の求人が豊富
https://38-8931.com - ファーマキャリア|好条件求人をオーダーメイドで提案
https://pharmacareer.jp - リクナビ薬剤師|優秀なアドバイザーが全面サポート
https://rikunabi-yakuzaishi.jp
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