ブラックな薬局の見極め方と転職で失敗しないための方法|大手・中小のブラック度を徹底比較

「ブラックっぽい薬局を早く辞めたい」
「転職先がブラックな薬局だったらどうしよう」

と思っていませんか?

結論として、複雑な人間関係や人手不足などが理由でブラックな薬局は少なからず存在しています。

現在ブラックな薬局に勤めていたり、もし転職先がブラックだった場合、心身の調子を崩してしまう恐れもあるので注意が必要です。

この記事では、長年、薬剤師の転職サポートをしてきたキャリアのプロである私が、ブラック薬局の見分け方やブラックな薬局を避けて転職を成功させる方法など、薬局の転職に役立つ情報を紹介します。

(目次)

1.ブラックな薬局を見分ける6つのチェックポイント
2. 大手薬局と中小薬局、規模によってブラック度は違うのか?
3.ブラックな薬局を避けて転職を成功させるための2つのコツ
4.薬剤師におすすめの転職エージェント5選
5. 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
6. 【図解】転職エージェント利用の流れ

この記事を読めば、ブラックな薬局かどうかを見極めることができ、ブラックな薬局から働きやすい薬局へ転職できる可能性が高まります。

<2020年9月:薬剤師転職の最新情報>

コロナ禍による不況で、総求人数は減り、転職の難易度は日を追うごとに高まっています。転職を考えているならば、早めに行動に移すべきです。

特に好条件の求人であるほど、競争が激しくなります。ライバルに差をつけるためにも、転職のプロの力を借りて、しっかりと対策を行いましょう。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『薬キャリ』『マイナビ薬剤師』など)に登録する
  2. それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

未だかつて誰も経験したことのない事態だからこそ、周囲よりもいち早く行動を開始し、戦略的に転職活動を行っていくことが重要です。

1.ブラックな薬局を見分ける6つのチェックポイント

まず最初に、ブラックな薬局を見分ける6つのポイントについて解説します。

ひとつずつ見ていきましょう。

ポイント1. 職場環境や人間関係

まず最初にチェックしたいのは、職場環境や人間関係です。

調剤薬局は、薬剤師が働く職場の中でも、特に人間関係のトラブルが起きやすいと言われています。

薬局内で一緒に働くスタッフ数は多くて30人程度、小規模薬局になると、薬剤師2人に対して事務スタッフは1~2人と非常に少ないからです。

同じ顔ぶれのスタッフと長時間一緒に過ごすことになるので人間関係が密になりやすく、物理的なスペースも限られるので、狭い空間で長時間過ごさなければいけない息苦しさもあり、同時にトラブルも発生しやすくなります。

以下のような状況は、ブラックと言っていいでしょう。

  • 人間関係が複雑
  • 強い立場の人が高圧的にふるまっている
  • 職場の雰囲気が悪い
  • いじめやパワハラが横行している

長く勤めるためにも、職場の人間関係は必ずチェックしておきたい項目です。

ポイント2. 勤務時間の状況

残業の有無や残業時間の長さ・労働時間の長さは、ブラックかどうかの大きな判断基準になります。

  • 残業が多い
  • 残業が常態化している
  • 残業代が請求できない
  • サービス残業が当たり前になっている
  • 残業を断ることができない

上記のような状況であれば、ブラックであることは間違いないでしょう。

ポイント3. 離職率

職場に人が定着しているか、離職率を確認することでブラックであるかどうか判定ができます。

離職率が高くなる原因は以下のようになります。

  • 業務量が多いにもかかわらず給料が少ない
  • 人間関係が複雑である
  • 福利厚生が充実していない
  • 残業が多く休憩もしっかり取れない

長く働いているスタッフが少なく、頻繁に薬剤師が入れ替わっているような薬局は、ブラックの可能性が高いでしょう。

ポイント4. 休暇の取得状況

休暇の取得状況からもブラックであるかの判定ができます。

  • 有給休暇や法定休暇が取得できない
  • スタッフ不足による休日出勤を頻繁に求められる

といった状態であれば、ブラックであると言えるでしょう。

特に、地方や小規模の調剤薬局で「一人薬剤師」をしている場合は、休暇が満足に取得できないケースが多く、気を付ける必要があります。

ポイント5. 研修・教育制度の状況

研修補助や教育制度などのバックアップ体制が整っているかどうかからもブラック判定ができます。

  • 研修補助費はできるだけ出したくない
  • 研修よりも実務を優先してほしい

と考える、研修や教育について消極的な薬局に勤めてしまうと、日々の業務をこなすだけになり、薬剤師としてのスキルアップができません。

薬剤師は時代に即応した医療需要と社会的要請に応え、薬剤師として必要な責務を全うするために、生涯にわたって研修や教育などを受けて、自己研鑽に努める必要があります。

こういった薬局に勤めてしまうと、業務に忙殺されて薬剤師としてのスキルアップが図れなくなるだけでなく、転職を考えた場合に不利になってしまうことも考えられるので避けたほうが無難です。

ポイント6. 不正の有無

非常に稀に、調剤報酬の不正に手を出してしまう薬局がありますが、これは完全にブラックでしょう。

言うまでもなく、不正はあってはならないことだからです。

また、調剤過誤に対するリスク管理が十分に行われていない、改善が見られないといった、不誠実な対応を行っている場合もブラックといえます。

2. 大手薬局と中小薬局、規模によってブラック度は違うのか?

薬局は規模の面で、大手薬局と中小薬局の2つに分類されますが、規模によってブラック度は違うのか、大手と中小で、ブラック度を比較してみました。

1章の6つの判定ポイントで比べてみましょう。

尚、表の見方ですが、数値が大きくなるほどブラック度は高くなります(最大値5)

2-1.大手薬局のブラック度判定

大手薬局のブラック判定は以下のようになります。

ブラック度が高めになりやすいポイントは下記です。

  • ポイント2. 勤務時間の状況

なぜなら、大手薬局の場合、薬剤師としての調剤の業務だけでなく、在庫の補充や事務処理等により業務量が増えやすい傾向があるからです。

イベントや社内行事、面談などが多いのも特徴のひとつと言えるでしょう。

一方で、

  • ポイント5. 研修・教育制度の状況

については、基本的な研修はもちろん、日々状況が変わる業界事情についていけるよう研修システムを用意している大手薬局が多く、資格取得へのバックアップ体制が整っています。

その他、大手薬局では転勤や異動があることが普通で、給与も中小薬局より少ない場合も多いです。

研修や勉強会の頻度が高いことは良いことでもありますが、反面、プライベートな時間が削られてしまうこともあるので気をつけましょう。

2-2.中小薬局のブラック度判定

中小薬局のブラック判定は以下のようになります。

中小薬局でブラック度が高めになりやすいのは、下記2点です。

  • ポイント1. 職場環境や人間関係
  • ポイント5. 研修・教育制度の状況

理由としては、小規模なぶん人間関係が密になりやすく、苦手な人と接触する機会も多くなるためストレスが強くなりやすいこと、日々の業務が忙しく研修や教育に時間が割けないことなどが原因です。

一方で、

  • ポイント4. 休暇の状況

これは大手薬局よりも休暇取得が容易な中小薬局が多くなっています。

調剤薬局は、近隣の病院の診察日に合わせた出勤サイクルになっていることが多いので、以下のような薬局でなければ、休暇はかなり取得しやすいです。

  • 総合病院の門前にある薬局
  • 営業時間が長い(例:9:00~22:00)
  • 深夜営業を行う薬局
  • 土日営業の薬局
  • 一人薬剤師の薬局

さらに、中小薬局は異動がほとんどなく、地域密着型で長く働けて、大手と比べて給与水準が高い傾向があります。

薬剤師一人に任せられる仕事が大きく、やりがいを感じやすいことも特徴であるため、一概に規模が小さいことがブラックであるとは言えないでしょう。

2-3.【結論】ブラック度合いと薬局の規模は関係ない

2-1.2-2.の結果を総合的に判断すると、ブラック度合いは薬局の規模に関係しないことがわかりました。

大手だから、中小だからと判定することは非常に難しく、どちらかと言うと、個人の適性によって判定が異なると言えるでしょう。

大手薬局の方が向いている人や、中小薬局の方が実力を発揮できるなど、様々なタイプの人がいます。

自分の適性や職場に求める条件等を考え、自分が働きやすいのは大手と中小どちらなのか、よく検討しましょう。

それでは、ブラックな薬局を避けて転職するためにコツはあるのでしょうか。

次章では、自分が働きやすく、ブラックな薬局を避けて転職を成功させるためのコツをお話しします。

3.ブラックな薬局を避けて転職を成功させるための2つのコツ

ブラックな薬局を避けて転職を成功させるコツは2つあります。

ひとつずつ解説します。

3-1. 自分が求める条件と優先順位を明確にする

自分が転職するにあたり、求める条件の優先順位をしっかりと決め、絶対にゆずれない条件があるなら、それも明確にしておくようにしましょう。

新しい職場に求める条件が明確であればあるほど、希望に近い職場を見つけやすいからです。

また、すべての条件を満たす完璧な薬局は存在しないと考えておくべきでしょう。

だからこそ、自分の求める条件がはっきりさせておくことで、自分の希望に近い職場を見つけることが容易になります。

3-2.薬剤師専門の転職エージェントを利用する

ブラックな薬局を避けて転職を成功させる最大のポイントは転職エージェントを利用することです。

転職エージェントを利用することで、自分ひとりで転職活動を行っていては絶対に手に入らないようなリアルな企業情報を入手できるようになります。

転職活動においてブラックな薬局かどうか見極めるためには、情報収集力がカギとなりますので、ぜひ転職エージェントを利用してください。

補足:転職エージェントとは

    一般的な求人サイトと異なり、求職者一人に対してキャリアコンサルタントが担当し、転職活動をサポートしてくれるサービスです。求人の紹介から、面接対策まで、転職活動を総合的に支援してくれます。

転職エージェントはあなたの悩みや希望をヒアリングして、適切な求人を紹介してくれます。

もちろん、転職そのものに悩んでいる段階でも利用が可能です。

また、

「もっと年収をアップしたい」
「激務の職場は避けたい」

といった悩みにも、丁寧に対応してくれるでしょう。

次の章では、数ある転職エージェントの中から、薬剤師の転職におすすめの会社を厳選して紹介します。

4.薬剤師におすすめの転職エージェント5選

薬局に転職を考えている薬剤師におすすめの転職エージェントを5つ選びました。

下記は、200名の口コミの結果から採点した薬剤師転職エージェントの総合ランキングです。

 求人数・質提案力サポート力
薬キャリ
4.1

4.3

4.1
マイナビ薬剤師
4.2

4.2

3.7
ファルマスタッフ
3.9

3.8

4.1
ファーマキャリア
4.2

3.4

4.1

リクナビ薬剤師


4.2

3.9

3.4

転職エージェントは、担当するキャリアアドバイザーの相性や質が重要ですから、数社登録して面談をしてみて、一番良いと思ったところを活用することをおすすめします。

面談を受けて、最終的に転職をしないことに決めても全く問題ないので、まずは気軽な気持ちで一歩を踏み出してみましょう。

それでは、ひとつずつご紹介します。

4-1.薬キャリ|求人数が多く、交渉力が強い転職エージェント

薬キャリ

『薬キャリ』は、SONYグループが分社してできた薬剤師転職支援サイトです。

15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていたこともあり、病院や医療施設などにおいて圧倒的な知名度を誇ります。

その特徴は何と言ってもオールマイティさです。

また、転職人気の高い病院薬剤師(業界1位)や、調剤薬局(業界3位)以外にも、企業薬剤師求人数も業界1位と様々な職種に強い転職サイトです。

病院とのコネクションが強く、業界や転職の裏事情にも強いと評判です。

さらに、『200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職おすすめランキング』によると、転職サポートが抜群にスピーディな事が分かりました。

転職できるまでのフォローが丁寧という口コミも多く、希望店舗の内情をしっかりヒアリングしてみることをおすすめします。

口コミ・評判
T. K. さん(20代後半)
調剤薬局→ドラッグストア
初めての転職で薬剤師転職に強いと評判のサイトに登録したが、電話やメールが遅くて不安になり、ネットの評判が良かった薬キャリに登録しました。
登録後、すぐに電話と求人を頂け、その後の対応も大変スピーディでした。転職しようと考えていた求人をいくつか伝えると、「◯◯は職場環境が厳しいのでおすすめしない」と内情も教えて頂けました。
なにより担当の方が親身に対応してくれたのでスムーズに転職することができました。

公式サイトを見る
https://pcareer.m3.com/

4-2.マイナビ薬剤師|豊富な求人数と面談の安定感

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、リクルートと並ぶ転職業界最大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職支援サービスです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅し、豊富な求人数を抱えているのも特徴です。

マイナビ薬剤師は応募者との「面談」に力を入れており、親身にアドバイスをしてくれる事で有名です。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方でもおすすめできます。

公式サイトを見る
https://pharma.mynavi.jp/

4-3.ファルマスタッフ |20代正社員薬剤師から高評価&派遣も対応

ファルマスタッフ』は大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

もともと、出身母体である調剤薬局を中心に扱っていたサイトですが、そのネームバリューゆえに、求人の質・量は業界No.1という強みがあります。

そして、その豊富な求人数からか、正社員&派遣いずれでも全体的に評価が高い傾向にあり、特に、20代薬剤師の正社員転職においては群を抜いていました。

面接が不安な方は、登録しておいて損は無い転職サイトだと言えるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

4-4.ファーマキャリア |希望に沿った好条件求人を提案

『ファーマキャリア』は、薬剤師専門の転職エージェントで、希望に合わせた好条件求人をオーダーメイドで提案してくれることが特徴です。

求人数は全部で約25,000件ほどあり、電話対応可なのでいつでも気軽に相談できます。

ファーマキャリアには、優秀なコンサルタントが揃っており、一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しているので、ぜひ登録しておきましょう。

公式サイトを見る:
https://pharmacareer.jp

4-5.リクナビ薬剤師|優秀なコンサルタント・ドラッグストア求人1位

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトで、高い評判と多くの転職実績があります。

ドラッグストア求人・高収入求人で業界1位と、大手とのコネクションが強いリクナビ薬剤師ですが、強みは何と言っても「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富で優秀なコンサルタント

求人紹介だけでなく、希望の求人店舗から欠員補充採用があった際に、いち早く連絡をもらう事ができます。

特に初めて転職する方は、『リクナビ薬剤師』の転職エージェントに相談して損はないでしょう。

ネット上での登録の後、必ず対面での面談を申し込む事をおすすめします。

公式サイトを見る
https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

5. 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいものです。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

6. 【図解】転職エージェント利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(日程・場所の都合が合わなければ電話面談になります。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

7.さいごに

ブラックな薬局を避けて転職を成功させるには、「自分が求める条件と優先順位を明確にする」ことと、「薬剤師専門の転職エージェントを利用する」ことが非常に大切です。

特に、ブラックな薬局かどうか見極めるために情報収集がしたい場合、転職エージェントを利用すれば、自分ひとりで転職活動を行っていては絶対に手に入らないようなリアルな企業情報を入手できるようになります。

転職を考えている場合は、ぜひおすすめの転職エージェントをご利用ください。

上位3サイト(『薬キャリ』、『マイナビ薬剤師』、『ファルマスタッフ』)は薬剤師向けのサポートが特に手厚いという評価を受けているため、すべて登録しておくことを強く推奨します。

それぞれのサイトの利用者からの評判を知りたい方は、以下を参考にしてください。

また、年代別の薬剤師転職の難易度・年収については、以下にまとめています。

全ての方
20代
30代
40代
50代

あなたの転職活動がうまくいくよう、心から願っています。