薬剤師の年収と年収アップの全知識|平均年収を年代や地域別で徹底比較!

薬剤師として働くにあたって、「正直、年収はどのくらいなの?」と疑問に思っていませんか?

薬剤師の働き口には調剤薬局・病院・ドラッグストアなどがありますが年収は様々ですし、働く地域によっても年収は変わります。

また、実は年収をアップさせるための簡単な方法も存在します。

このページでは、転職コンサルタントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた私が、知見と経験をもとに薬剤師の年収についてご紹介します。

  1. 薬剤師の平均年収
  2. 薬剤師が年収を上げる3つの方法を比較
  3. 転職で年収を上げて転職する2つのポイント
  4. 薬剤師におすすめな転職サイト5選
  5. 昇進して年収をアップさせる方法
  6. 薬剤師の年収に関するQ&A

このページを読めば、薬剤師の年収について理解ができ、「本当に今の職場で働き続けるべきか」「年収を求めるならどのような就職・転職活動をすればいいか」がわかるでしょう。

1. 薬剤師の平均年収

下記グラフは、薬剤師の平均年収で、2017年の平均年収は543万円でした。

2011年に少し下がっていますが、過去8年間で薬剤師の年収は上昇傾向にある事がわかります。

参考)厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2010年~2017年を元に集計

日本全国・全業種の平均年収は440万程度なので、薬剤師の年収は543万円と20%以上も高いです。

しかし、薬剤師の年収は職場、地域などによって違います

そこで、以下の流れで薬剤師の年収を解説していきます。

  1. 【職場別】薬剤師の年収
  2. 【都道府県別】薬剤師の年収
  3. 【世代別】薬剤師の年収
  4. 【雇用形態別】薬剤師の年収

興味のある分類をタップしてみてください。

1-1. 【職場別】薬剤師の年収

口コミ・評判

M.N さん(27歳)
薬剤師の年収は、世間一般より高いのですね…。私の年収が低いのは、仕事内容が問題なのでしょうか?

先ほどお伝えした通り、薬剤師の年収は世の中と比較して高いのは間違いありませんが、もちろん年収が低く悩まれる薬剤師の方もいらっしゃいます。

 職場 初任給 初年収 平均年収
 調剤薬局 22〜30万円 350〜400万円 450〜700万円
 ドラッグストア 25〜35万円 350〜450万円 500〜800万円
 病院 20〜25万円 300〜350万円 400〜650万円
 製薬企業 22万円前後 300万円前後 600〜1200万円

職場別の年収には以下の3つのポイントがあります。

  1. 平均年収について
  2. 初任給について
  3. もっと知りたい方は

A.平均年収について

薬剤師の年収は、「製薬企業>ドラッグストア>調剤薬局>病院」の順になっています。

製薬企業は他一般業界と比べても年収が高い事で有名で、長くキャリアを積んだり外資企業に転職したりすると、破格の年収を得る事も可能です。

一方、なかなか年収が上がらない職場が「病院」と「調剤薬局」です。

病院薬剤師は、夜勤手当などを得る事によってある程度は保障されますが、キャリアを積んだ人にとっても金銭面で魅力的な職業とは言えません。

調剤薬局薬剤師も、新卒入社時点から大きな年収上昇は見込めず、管理薬剤師などの役職に付くことがなければ、残念ながら、ほぼ新卒入社と変わらないような年収が続くでしょう。

B.初任給の違い

薬剤師の初任給は、「ドラッグストア>調剤薬局>製薬企業>病院」の順になっています。

初任給が最も高い職場はドラッグストアです。

それは、調剤薬局に比べて「薬剤師手当」が月5〜10万円程度支給されるためです。

C. 職場別の年収をもっと詳しく知りたい方は…

職場別の年収をさらに詳しく知りたいという方は以下の記事を参考にしてください。

 職場参考サイト
 調剤薬局調剤薬局薬剤師の年収と年収アップのコツ2選
 ドラッグストアドラッグストア薬剤師の年収と年収アップの全ノウハウ
 病院病院薬剤師の年収と年収アップのコツ2選
 派遣派遣薬剤師の年収と高派遣求人を探すための全知識
 薬剤師全般薬剤師の年収と年収アップの全ノウハウ

薬剤師の年収

2.【都道府県別】薬剤師の年収

3.【世代別】薬剤師の年収

4.【雇用形態別】薬剤師の年収

もう薬剤師の年収は分かったという方は「薬剤師が年収を上げる3つの方法を比較」を読んでください。

1-2. 【都道府県別】薬剤師の年収

口コミ・評判

R.N さん(25歳)
薬剤師の年収は、職場によって変わるのですね…。働く地域によっても違いがあるのでしょうか?

ここでは、都道府県別の薬剤師年収をご紹介します。

都道府県別、薬剤師年収ランキング

薬剤師業界では「地方の方が年収が高い」という状況にあります。「都道府県別 薬剤師年収ランキング」の画像検索結果

※参考:「平成29年賃金構造基本統計調査」

多くの業界では、都市部になるほど年収が上がる傾向にあるので、意外だと思う方は多いと思います。

補足: 地方薬剤師の年収が高い理由と2つの背景

地方薬剤師の年収が高い理由は地方に必要な薬剤師がいないため、需要と供給に差があるからです。

その背景は以下の2つです。

  • 地方の高齢化が進んでいる
  • 薬学部のある大学が少ない
「地方の高齢化が進んでいる」

1つ目の理由は「地方の高齢化」です。

日本全体もそうですが、特に地方では高齢化の進行が早く、結果として医療産業の拡大に従って薬剤師が活躍する職場も増えています。

一方、若手人口は減る一方で薬剤師自体の数も多くありません。

結果として薬剤師の需給ギャップが生まれ、地方では年収を高く設定して薬剤師を採用するのです。

「薬学部のある大学が少ない」

2つ目の理由は「薬学部のある大学数」です。

薬学部の開設には、国の厳しい許可と研究機関・研究所の設立が必要で、ある程度の資金がある大学でないと開設できません。

地方私立大学は「文系学部」のみを開設するところも多く、薬学部のある大学は都市部に集中しています。

結果、都市部に勤める薬剤師が多く輩出される事になり、需給バランスから地方の薬剤師年収が上昇する傾向にあるのです。

薬剤師の年収

3.【世代別】薬剤師の年収

4.【雇用形態別】薬剤師の年収

もう薬剤師の年収は分かったという方は「薬剤師が年収を上げる3つの方法を比較」を読んでください。

1-3. 【世代別】薬剤師の年収

口コミ・評判

K.Y さん(30歳)
勤めている地域によって、年収がこれほどまで変わるとは思いませんでした。私は30代で年収470万円ですが、同世代と比較してどの程度でしょうか?

ここでは、世代別の薬剤師年収をご紹介します。

スクリーンショット 2016-07-09 20.05.15※参考:薬キャリ

薬剤師の中で最も多い層は年収500万~549万円の層です。

年代別で見てみると、20代の約60%は400万円台となっており、まだ経験が浅い時期は大きく差はついていません。

年収の分布の違いは40代の方が400~500万円未満の層で10%ほど少なく、600~700万円未満の層で10%多いだけで、40代と50代の年収の分布の違いはあまりないので、ほとんどの方が40歳までに年収は頭打ちになります。

30代で年収470万円だと、同世代の平均より低い年収だと言えるでしょう。

他の職場に転職すると、年収アップが見込めるかもしれません。

薬剤師の年収

4.【雇用形態別】薬剤師の年収

もう薬剤師の年収は分かったという方は「薬剤師が年収を上げる3つの方法を比較」を読んでください。

1-4. 【雇用形態別】薬剤師の年収

口コミ・評判

K.Y さん(30歳)
主婦なのですが、パートか派遣で迷っています。

ここでは、正社員、パート(短時間労働者)、派遣の雇用形態別の薬剤師の年収の差を見ていきます。

正社員

前述した通り、薬剤師の平均年収は543万円となっています。

パート

総務省が実施した「平成30年賃金構造基本統計調査(短時間労働者)」を基に年収を換算しました。

労働日数労働時間平均時給月収換算年間賞与年収換算
15.4日6.1時間2382円22.4万円13.2万円281.7万円

※労働日数は1ヶ月、労働時間は1日当たり。

平均実労働日数が少ないので、年収も低めです。

パートは収入を増やす働き方ではなく、短い時間で働くという働き方だからです。

実際、あまり時間が取れない子育て中の薬剤師が短時間の勤務をしているようなケースが多いです。

派遣

平均的な時給月給年収
約2600円41万円499万円

※基本給は1日の労働時間を8時間、月あたりの勤務日を20日間で算出。

パート、派遣薬剤師、正社員の薬剤師を比べると、勤務時間が短いパートを除き、派遣薬剤師と正社員の薬剤師では同程度の年収を稼ぐことも可能であることがわかります。

2.薬剤師が年収を上げる3つの方法を比較

ここまで、様々な軸で薬剤師の年収を紹介してきました。

しかし、現在、薬学部に通っている薬学生とすでに働いている現役薬剤師では収入を上げる方法は異なるので、それぞれの年収を上げる方法をご紹介します。

薬学生

薬学生が最も収入を増やす就職の条件は以下の条件です。

  • 製薬会社に就職する
  • 地方で就職する
  • 正社員になる

これから薬剤師になる方は難易度は高いですが、製薬会社にチャレンジしてみてください。

地方の薬学生や地元が地方の薬学生は地方で就職することをおすすめします。

また、これから薬剤師になる方は派遣として働くよりも正社員になることをおすすめします。

派遣は働き方によっては正社員と同程度稼ぐことができますが、キャリアアップしにくく、派遣切りのリスクがあるからです。

現役薬剤師

ここまで薬剤師の年収に関して様々な軸から比較してきました。

他と比較して自分の年収が低すぎると思った方もいるのではないでしょうか。

そこで、現役薬剤師が年収を上げる手段を比較してみました。

方法評価
転職する
昇進する
副業する

それぞれの転職方法の評価の理由を解説していきます。

1. 転職する

転職することが最も効率の良い年収を上げる方法です。

理由は以下の2つです。

  • 収入を確実にアップできる
  • 短時間で労力をかけずに収入をアップできる

それぞれ解説します。

収入を確実にアップできる

薬剤師は転職することで確実に年収を上げることができます。

それは現在の収入よりも収入が高い求人に応募すればよいからです。

しかし、労働環境が悪くなる可能性もあるので、転職サイトに登録して職場の環境を教えてもらいましょう。

おすすめの転職サイトは4章でご紹介します。

補足:年収の頭打ちを回避できる

薬剤師は転職することで年収の頭打ちを回避することができます。

薬剤師が転職を考えるべきタイミングは職場にもよりますが、40歳前後です。

薬剤師の年収は初任給が高く、30代までは順調に伸びて年収500万円に達し、40代以降は昇給しにくくなるという傾向があります。

一般の企業では、勤務年数が上がるにつれて年収も緩やかに上昇していくというのが一般的なので、これは薬剤師業界の特徴です。

年収500万円台に達するまでは平均よりも早いのですが、その後は伸び悩んで、給料が頭打ちになってしまうことが多いです。

年収が頭打ちになってしまえば、それ以降年収は上がることがなく、そのまま定年を迎えてしまうということも多いです。

転職すれば、年収は高くなる可能性が高いので、頭打ちになる前の40歳前後に思い切って転職を決断することをおすすめします。

短時間で労力をかけずに収入をアップできる

薬剤師は転職サイトに登録することで労力をかけずに年収を上げて転職することができます。

転職サイトは主に下記のことをやってくれます。

  • 各種手続きや職場との最終調整を行なってくれる
  • 求人票ではわからない職場の内部情報を教えてくれる
各種手続きや職場との最終調整を行なってくれる

転職は面接を受けて、採用されて終わり…というわけではありません。

お給料の最終的な条件の交渉や、転職時に提出する書類の準備などもあります。

そういった転職で少し大変なことも転職サイトは代理で実施してくれます。

求人票ではわからない職場の内部情報を教えてくれる

各職場の雰囲気や労働環境など、「求人票には出ない情報」を教えてくれます。

なぜなら、転職サイトは過去に転職を決めた方や、職場の担当者など、各職場に強いパイプを持っているからです。

事前に情報を教えてくれる転職サイトを使わない手はありません。

以上のように、転職サイトに登録すると、相談相手という以上に転職全般をサポートしてくれる存在になります。

2. 昇進する

昇進して年収を上げるのは堅実な方法ではありますが、時間がかかり、思うように給料が上がらないこともあります。

しかし、以下の役職や資格でキャリアアップを目指す方は転職をせずに昇進を狙うのも一手でしょう。

  • 管理薬剤師
  • エリアマネージャー
  • 認定薬剤師

詳しい方法は5章で解説します。

3. 副業する

そもそも職場によっては、副業自体が規制されている場合があります。

禁止されているのは以下の薬剤師です。

  • 管理薬剤師
  • 公務員薬剤師

また、労働時間が増えるので、心身に負担がかかります。

本業をやりながら副業をするのは体力的に現実的ではありません。

2-4. まとめ

収入を上げる方法を比較した結果、よりスムーズに年収を上げるためには転職をするのが最も良い方法です。

しかしながら、転職活動で高い給料や良い労働条件の職場を一人で見つけるのは簡単ではありません。

本気で良い転職を目指すのであれば転職サイトの利用がおすすめです。

おすすめの転職サイトは4章でご紹介します。

3.転職で年収を上げて転職する2つのポイント

口コミ・評判

H.N さん(28歳)
年収アップのため、転職を検討します。どうすれば、薬剤師として高年収転職を実現できますか?

結論から申し上げますと、薬剤師として高収入の転職を果たすためのポイントは2点、年収の高い職場を選ぶ転職のしやすさを考慮するです。

実際に薬剤師の皆さんが高年収転職を実現するためには、「収入の高さ」×「転職のしやすさ」の両面がある職場を狙うことが現実的です。

下記表は、私が薬剤師転職を支援してきた中で、各職場ごとについてまとめたものです。

 職場収入の高さ転職のしやすさおすすめ高収入薬剤師
 病院 ★ ★★★
 調剤薬局 ★★ ★★★★
 調剤薬局(地方) ★★★★ ★★★ ★おすすめ★
 ドラッグストア ★★★★ ★★★★ ★おすすめ★
 公務員 ★★★★ ★
 製薬企業 ★★★★★ ★

薬学部を卒業した社会人が最も収入を獲得できる職場は「製薬企業」です。製薬企業の営業職(MR)が高収入である事はよく知られています。

また、研究開発職も同様に高収入であり、30〜40歳台で1,000万円以上の年収を稼ぐ人も珍しくありません。

しかし、製薬企業は「製薬企業からの中途採用」が中心なので、薬剤師が転職する事は大変厳しいと言えます。

ある程度の高収入が見込め転職のしやすい職場は、調剤薬局(地方)ドラッグストアの2つです。

3-1. 地方で少規模な「穴場」調剤薬局を探す

「今すぐ年収をあげたい!」と感じる人におすすめなコースが、地方×小規模で年収のよい「穴場」調剤薬局を探す事です。

年収が高い調剤薬局の傾向

  • 3大都市圏以外の地方
  • 薬学部のある大学が近くにない
  • 小規模 店舗数は5店舗以下

老人人口が増える一方の日本において医療は成長産業だと言われています。

M&Aなどで統廃合が進んでいるとはいえ、小規模調剤薬局と言えど、10年程度での大幅なリストラは考え難いでしょう。

逆に大手調剤薬局と合併する事があれば、同年収で大手調剤薬局に勤める事になるかもしれません。

中小薬局のデメリットは「店舗異動ができない」点にあります。

「人間関係がよくない」「旦那の都合で転勤になった」などで転職せざるを得ないケースも出てくるでしょう。

しっかり転職サイトなどを活用しながら次の職場を探すようにしてくださいね。

「穴場」調剤薬局を探したい人は、『薬剤師必見!調剤薬局への転職で絶対後悔しないための全知識』を参考にして下さい。

3-2. 「調剤薬局併設型」ドラッグストアを選ぶ

ドラッグストアには「OTC販売型」と「調剤併設型」と2種類ありますが、高収入を狙うのであれば絶対に「調剤併設型」に転職しましょう。

もちろん、待遇の良いOTC販売型での薬剤師求人はありますが、調剤業務に携わらないと、その後の薬剤師としてのキャリアが限定されてしまいます。

また「薬剤師手当」があり「管理薬剤師」職に昇進できるため、収入をあげる機会がたくさんあります。

高収入薬剤師の転職は、「調剤併設型のドラッグストア」に絞って検討することをおすすめします。

ドラッグストア転職を検討している方は、『ドラッグストアへの転職の全知識|失敗したくない薬剤師必見!』を参考にして下さい。

3-3.まずは相談してみる

ここまで年収を上げる方法について解説してきました。

しかし、本当に年収は上がるのかと不安な方も多いかと思います。

そんな時は、 詳しく頼りになる相談相手を作りましょう。

年収を上げたい方は、「リスクはないのか」、また「転職するにしても、どこに転職すれば悩みを解消できるか」わからないかと思います。

そのため、薬剤師の仕事や転職について詳しい人に相談することをおすすめします。

注意点:職場の人への相談はNG!!

職場の同僚や上司などへの転職の相談は絶対にしないように注意しましょう。理由は下記のようにたくさんあります。

  • 転職をやめたとしても、一度転職をチラつかせたことで職場で腫れ物扱いされる
  • 引き止められてしまい、正しい判断ができなくなる
  • 仲のいい同期であっても、他の人に漏らしてしまう可能性がある

そのため、転職・退職を決めるその日までは仲の良い同期にもバレないようにしましょう。

とはいえ、職場の人以外そんなこと相談できる人がいない..と言う方がほとんどかと思います。

そんな時は「転職サイト」というサービスを活用しましょう

おすすめの転職サイトは4章でご紹介します。

1. 薬剤師向け転職サイトというサービス

薬剤師向けに転職サイトというサービスがあり、それに登録すると、担当者がつき、転職して良いのか、どこに転職すれば良いのかの相談に乗ってくれます。

いまの悩みをきちんと聞いてくれ、アドバイスをくれることから多くの薬剤師さんが転職を検討する時に使っています。

そして、あなたが転職を決めた場合は、あなたの悩みを解消するような転職先を教えてくれ、全力でサポートしてくれます。

転職に悩んだ時の相談相手としては最もおすすめです。

2. 相談相手以上の価値がある

私自身、転職サイトは相談相手としてだけの価値ではなく、相談相手以上の価値があると考えています。

それは、転職を決めた後のタイミングで下記のような、他を探してもないようなサポートをしてくれるからです。

  • 各種手続きや職場との最終調整を行なってくれる
  • 求人票ではわからない職場の内部情報を教えてくれる

求人票ではわからない職場の内部情報を教えてくれる

各職場の雰囲気や労働環境など、「求人票には出ない情報」を教えてくれます。

なぜなら、転職サイトは過去に転職を決めた方や、職場の担当者など、各職場に強いパイプを持っているからです。

今の職場がうまくいかなかったのも、こういった情報が事前になかったことが大きいかと思います。

事前に情報を教えてくれる転職サイトを使わない手はありません。

各種手続きや職場との最終調整を行なってくれる

転職は面接を受けて、採用されて終わり…というわけではありません。

それぞれお給料も違うので最終的な条件の交渉や、転職時に提出する書類の準備などもあります。

そういった、初めての転職では少し大変なことも転職サイトは代理で実施してくれます。

以上のように、転職サイトに登録すると、相談相手という以上に転職全般をサポートしてくれる存在になります。

完全無料なので、気軽に使ってみましょう。

4.薬剤師におすすめな転職サイト5選

口コミ・評判

N.M さん(30歳)
では、転職エージェントに相談しながら失敗しない、かつ年収アップも見込める転職にチャレンジしたいと思います。どこの転職サイトに登録すると良いでしょうか?

年収アップも見込め、後悔しない転職を実現するためには、転職サイトに相談することをおすすめします。

この章では年収を少しを上げる転職を実現するおすすめの転職サイトをご紹介します。

転職サイトを選ぶ際に大事な要素は「求人数の多さ」「転職コンサルタントによるサポート体制・価値提案」の2点。

以下、調剤薬局への転職に強いサイトを5つピックアップしました。

 求人数サポート提案力特徴
薬キャリ◎4.1◎ 4.3◎4.1 抜群にスピーディで丁寧な転職サポートが強み。
マイナビ薬剤師◯3.6◎ 4.4◯3.5全国主要都市で面談を実施。面接が不安な人におすすめ。
ファーマキャリア◯3.9〇3.9◎4.2希望に沿った好条件求人を提案。コンサルタントが優秀
ファルマスタッフ◎4.5◯3.8◯3.6総求人数は業界トップクラス。調剤薬局求人に強み。

リクナビ薬剤師

〇4.0△3.4◎4.3大手故に求人やコンサルタントの質が安定している

転職エージェントは、担当するキャリアアドバイザーの相性や質が重要ですから、数社登録して面談をしてみて、一番良いと思ったところを活用することをおすすめします

どこに登録すればいいかわからない方は 、総合評価が高い『薬キャリ』と、求人数No.1の『ファルマスタッフ』を同時に登録して、2社とも試しに面談を受けてみるとスムーズに転職活動が進むでしょう。

面談を受けて、最終的に転職をしないことに決めても全く問題ないので、まずは気軽な気持ちで一歩を踏み出してみて下さいね。

登録自体は3分程度です。

もちろん完全無料で費用等は一切かかりません。

【注意】登録する際は、薬剤師転職エージェントサービスなのかしっかり確認しましょう!

転職エージェントサービスの各公式ページは下記の通りですので、登録前にご参考ください。

4-1. 薬キャリ|スピーディで丁寧な転職サポート

薬キャリ

『薬キャリ』は、SONYグループが分社してできた薬剤師転職支援サイトです。

15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていたこともあり、病院や医療施設などにおいて圧倒的な知名度を誇ります。

その特徴は何と言ってもオールマイティさです。

また、転職人気の高い病院薬剤師(業界1位)や、調剤薬局(業界3位)以外にも、企業薬剤師求人数も業界1位と様々な職種に強い転職サイトです。

病院とのコネクションが強く、業界や転職の裏事情にも強いと評判です。

さらに、200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職おすすめランキングによると、転職サポートが抜群にスピーディな事が分かりました。

転職できるまでのフォローが丁寧という口コミも多く、希望店舗の内情をしっかりヒアリングしてみることをおすすめします。

口コミ・評判
T. K. さん(20代後半)
調剤薬局→ドラッグストア
初めての転職で薬剤師転職に強いと評判のサイトに登録したが、電話やメールが遅くて不安になり、ネットの評判が良かった薬キャリに登録しました。
登録後、すぐに電話と求人を頂け、その後の対応も大変スピーディでした。転職しようと考えていた求人をいくつか伝えると、「◯◯は職場環境が厳しいのでおすすめしない」と内情も教えて頂けました。
なにより担当の方が親身に対応してくれたのでスムーズに転職することができました。

公式サイトを見る
https://pcareer.m3.com/

4-2. マイナビ薬剤師|面談でのサポート力が高い

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、リクルートと並ぶ転職業界最大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職支援サービスです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅し、豊富な求人数を抱えているのも特徴です。

マイナビ薬剤師は応募者との「面談」に力を入れており、親身にアドバイスをしてくれる事で有名です。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方でもおすすめできます。

公式サイトを見る
https://pharma.mynavi.jp/

4-3.ファーマキャリア|希望に沿った好条件求人を提案

『ファーマキャリア』は、薬剤師専門の転職エージェントで、希望に合わせた好条件求人をオーダーメイドで提案してくれることが特徴です。

求人数は全部で約25,000件ほどあり、電話対応可なのでいつでも気軽に相談できます。

ファーマキャリアには、優秀なコンサルタントが揃っており、一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しているので、ぜひ登録しておきましょう。

公式サイトを見る
https://pharmacareer.jp

4-4. ファルマスタッフ|薬剤師求人No.1 日本調剤グループ

『ファルマスタッフ』は大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

もともと、出身母体である調剤薬局を中心に扱っていた転職サイトですが、そのネームバリューで病院・ドラッグストアなどでも求人を多く掲載しており、「求人の質・量」は業界トップクラスという評価です。

また口コミ評判によると、面接が不安な転職者向けの面接同行サービスも高い評価を受けています。

面接が不安な方は、登録しておいて損は無い転職サイトだと言えるでしょう。

公式サイトを見る
https://www.38-8931.com/

4-5. リクナビ薬剤師|コンサルタントが優秀

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトで、高い評判と多くの転職実績があります。

ドラッグストア求人・高収入求人で業界1位と、大手とのコネクションが強いリクナビ薬剤師ですが、強みは何と言っても「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富で優秀なコンサルタント

求人紹介だけでなく、希望の求人店舗から欠員補充採用があった際に、いち早く連絡をもらう事ができます。

特に初めて転職する方は、『リクナビ薬剤師』の転職エージェントに相談して損はないでしょう。

ネット上での登録の後、必ず対面での面談を申し込む事をおすすめします。

公式サイトを見る
https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

5.昇進して年収をアップさせる方法

3章で薬剤師はキャリアアップし、昇進することで年収を上げることができるとご紹介しました。

薬剤師がキャリアアップするには3つの方法があります。

  • 管理薬剤師になる
  • エリアマネージャーになる
  • 専門的な資格を取得する

それぞれ説明していきます。

管理薬剤師になる

薬局やドラッグストアで働く管理薬剤師は、局内または店舗内にある医薬品の管理だけでなく、従業員の監督業務などをおこなっています。

管理薬剤師の平均年収は611万円ほどです。

これは薬剤師の平均年収より80万円ほど高いです。

管理薬剤師が一般の薬剤師スタッフに比べて高収入が期待できるのは、基本給与とは別に役職手当のつくからです。

エリアマネージャーになる

エリアマネージャーは一人当たり10店舗~15店舗を管理する仕事です。

エリアマネージャーになると、年収は平均で700万円から800万円になります。

それは、管理薬剤師は1店舗の管理ですが、エリアマネージャーは複数の店舗の管理をするので、立場はエリアマネージャーの方が上だからです。

実績や経験によっては年収1000万円も目指すことができるので、エリアマネージャーを目指すのもおすすめです。

専門的な資格を取得する

年収をあげるためには、薬剤師の専門的な資格を取得するのがよいでしょう。

下記の表は薬剤師の専門的な資格の種類とそれぞれの資格を取った場合の年収です。

役職年収
認定薬剤師約630万円
専門薬剤師約630万円

それぞれ説明していきます。

認定薬剤師

認定薬剤師とは、一定期間の研修を経て所定の単位を取得した後、より専門的な知識や技術を持つと認定された薬剤師のことです。

職場によりますが、認定薬剤師の資格をとると資格手当がついたり、ボーナスに加点されて年収が上がったりするところもあります。

年収は約630万円と薬剤師の平均年収より約100万円高いです。

また、転職活動の際に認定薬剤師であることをアピールすることで、年収がアップすることもあります。

専門薬剤師

専門薬剤師は認定薬剤師よりも、さらに専門的な知識が必要とされる資格です。

そのため専門薬剤師になるのは、認定薬剤師になるよりもはるかに難しいです。

しかし、専門薬剤師の資格を持っていても、認定薬剤師と同様に大幅に年収が上がることはありません。

年収に換算すると多くても30万円〜40万円ほどしか上がりません。

難易度からしても、年収を上げることだけが目的ならば、認定薬剤師の資格を取ることをおすすめします。

6.薬剤師の年収に関するQ&A

ここで薬剤師の年収についてよくある質問に回答していきます。

  1. ほかの医療従事者の年収はどれくらいなの?
  2. 薬剤師のボーナスはどれくらいなの?
  3. 年収が高いドラッグストアはどこ?

Q1.ほかの医療従事者の年収はどれくらいなの?

医療従事者の平均で年収を比べてみました。

職業年収
医師約1150万円
歯科医師約720万円
 薬剤師約520万円
放射視線技師約490万円
臨床検査技師約460万円
看護師約460万円
准看護師約400万円
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士約390万円

※「平成30年賃金構造基本統計調査/厚生労働省」を参考に作成
「現金給与額」と「年間賞与・その他特別給与額」から年収を算出

薬剤師の年収は医療従事者の中でも比較的高いです。

Q2.薬剤師のボーナスはどれくらいなの?

薬剤師のボーナスは平均80万円くらいです。

これは、他の業種と比較して10万円程度高い水準です。

しかし、薬剤師のボーナスは職場によって違います。

下記の図は職場別に薬剤師のボーナスを示したものです。

職場ボーナス
製薬会社約100万円
ドラッグストア約80万円
調剤薬局約70万円
病院約60万円

ドラッグストアがやや高く、病院がやや低いです。

しかし、ドラッグストアでも役職がつかなければボーナスの額は上がらないので、製薬会社以外はボーナスでの大きな差はないと言えます。

また、専門の資格を取ったり、管理薬剤師になるとボーナスの額が上がります。

基本給だけでなく、ボーナスの額も上がるので、年収を上げたい方は資格を取ることをおすすめします。

Q3.年収が高いドラッグストアはどこ?

以下の図は主要なドラッグストアの年収を示したものです。

ドラッグストア平均年齢年収
マツモトキヨシ45.0歳764万円
スギ薬局40.9歳711万円
サンドラッグ31.9歳488万円
ウェルシア55.6歳709万円
コストコ記載なし時給制のため記載なし

注意しなければいけないのは、あくまで従業員全体の平均となりますので、一般従事者や事務、管理職、登録販売者など、全ての方が入っているということです。

また、平均年齢も会社ごとに違います。

平均年齢と合わせて年収もチェックしましょう。

7.まとめ

薬剤師の年収についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

お伝えした通り、薬剤師の年収は世の中平均に比べて高い傾向にありますが、職場や地域、資格によって大きな違いがあります。

高年収を得るポイントは、「薬剤師年収の相場を知る」「ドラッグストア・調剤薬局(地方)への転職に絞る」「キャリアアップする」の3点です。

これだけで満足いく転職可能性をぐっと高める事ができます。

ぜひ、転職成功に向けてトライしてみる事をおすすめします!

また、以下が薬剤師の転職に強い転職サイト5選です。

※薬剤師が転職するときの注意点

薬剤師は転職率が高く、「年収アップ」などの理由で転職する人が多い業界ですが、口コミの通り、職場雰囲気の悪さや長時間労働に後悔するケースが多いのも事実です。

『薬剤師の転職で失敗しない!体験談と転職ノウハウの全てを』見て、後悔しない転職を実現してください。

特に初めて転職する人は、職場雰囲気のヒアリングや面接対策などのため、転職エージェントを活用することをおすすめします。
『薬剤師のための転職エージェント全知識|1から理解し徹底活用!』を参考にすると良いでしょう。

転職活動は、将来のキャリアや待遇などに検討すべきことが多く、すぐに決められるものではないので、しっかり考えた上で、次の一歩を踏み出してくださいね。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。