【2022最新】薬剤師の年収はどれくらい?年収アップを叶えるコツとは

薬剤師の年収はどれくらい?年収アップを叶えるコツとは

「薬剤師の年収はどれくらい?」
「自分の職場は相場より低いのかな」
と考えていませんか。

薬剤師の平均年収は565万円と年収が高めの職業です。

薬剤師の年収は職場選びで決まりますドラッグストアや製薬企業など、給与水準の高い職場へ転職すれば年収アップが叶うことも多いです。
またスキルを身につけて管理薬剤師や在宅医療薬剤師などの役職として転職すると、市場価値が高まり、長期的に高年収が得られるでしょう。

ただし、給料面だけで職場を選ぶと、昇給率の低さや労働時間の長さに不満を抱えることもあります。転職時の注意点も併せて紹介します。

この記事では、薬剤師専門の転職エージェントとして多くの薬剤師を支援してきた私が、最新のデータと薬剤師72人に行ったアンケートをもとに、薬剤師の年収相場を徹底分析し、年収が低いとも高いとも言われる理由や、年収アップを叶える方法を説明します。

  1. 【全国平均565万円】薬剤師の年収相場を徹底分析
  2. 薬剤師の年収が高いとも低いとも言われる理由
  3. 転職を経験した薬剤師70人に調査!年収アップを叶えるコツとは
  4. 年収が高い職場に転職したい人が知っておくべき注意点
  5. 薬剤師が年収1,000万円以上をもらうには
  6. 薬剤師で年収アップを目指すなら転職サイトの利用がおすすめ
  7. 薬剤師に関するよくある質問

この記事を読めば、自分の年収が相場より低いのかが分かり、前向きな決断ができるようになるでしょう。

それでは、薬剤師の年齢や就業先別の年収相場について、詳しく見ていきましょう。

1. 【全国平均565万円】薬剤師の年収相場を徹底分析

2020年の薬剤師平均年収は565万円です。全職種の平均年収488万円と比べると薬剤師は年間約80万円ほど高い年収を得ていることから、薬剤師は年収が高めの職業と言えます出典:厚生労働省:令和2年賃金構造基本統計調査 ,2021.

ただし、薬剤師の年収は就業先や地域など条件により大きく異なり、一概に高年収とは言えません。

そこでこの章では、薬剤師の年収相場を様々な条件から紹介していきます。

1-1. 【就業先別】薬剤師年収相場ランキング

薬剤師の年収は「製薬企業>ドラッグストア>調剤薬局>病院」の順となっています。

Career Theory編集部が薬剤師71人に行ったアンケートを元に、職場別年収相場をまとめました。

順位就業先年収
1位製薬企業500~1,200万円
2位ドラッグストア450~700万円
3位調剤薬局450~650万円
4位病院350~600万円

〔出典〕Career Theory編集部 アンケート

製薬企業は平均年収が1,000万円を超える企業も多く、年収の高さから非常に人気がある就職先です。

製薬企業は、自社の医薬品を全世界に販売することができ、新薬開発には莫大な費用がかかるため競合他社が少なく、競争率も低いです。その結果、利益率が非常に高く、給与水準も高くなっているのです。

ドラッグストアも調剤薬局に比べて給与水準が高めで、年収アップを目指す薬剤師にとっては定番の就職先と言えるでしょう。

ドラッグストア業界は激しい市場争いが行われており、大手チェーンが経営統合などを繰り返しています。都市部を中心にドラッグストアの店舗数を増やすなか、調剤業務やOTC医薬品を扱う薬剤師需要が高まっているのです。このような業界の動きによって、働く薬剤師の年収も底上げされているという背景があります。

これらに対して、調剤薬局の年収は薬剤師平均年収に近い値です。薬局薬剤師は増加し続けており、供給過多となっている地域もあるためです。事実、薬局薬剤師1人あたりの年間処方箋枚数は減少傾向が続いています。

病院薬剤師は最も年収相場が低くなっています。1980年代に医療費抑制政策により、薬価の引き下げや処方箋料の引き上げが行われた結果、院外処方の割合が増え、それまで病院薬剤師が担っていた仕事を薬局薬剤師がするようになりました。その結果、病院薬局は収益が減り、他の職場よりも低い給料しか払えなくなっていると考えられます。

1-2.【男女別】薬剤師年収相場

2020年の薬剤師平均年収は、男性が624万円、女性が527万円と男女の年収差は97万円です。

一方で、全職種平均は男性が547万円、女性が383万円と年収差は163万円となっています。

薬剤師は男性女性ともに年収が全職種平均を超え、男女差も小さいことがわかります。

薬剤師における平均年収の男女差は全職種の男女年収差より小さい

薬剤師における平均年収の男女差は全職種の男女年収差より小さい

〔出典〕厚生労働省:令和2年度賃金構造基本統計調査(2021年12月24日訂正版)をもとに編集部作成

1-3.【年齢別】薬剤師年収相場

薬剤師の年収を年齢別に比較すると、定年を迎える60代までは徐々に上がっていき、定年をすぎると大きく下がることが分かります(出典:厚生労働省:令和2年賃金構造基本統計調査 ,2021.

(1) 男性の年齢別の年収

男性薬剤師の年収推移を見ていくと60歳まで年収は上がり続けることが分かります。

男性薬剤師の年齢別平均年収を見ると、40歳まで年収が上がりやすいことがわかる

男性薬剤師の年齢別平均年収を見ると、40歳まで年収が上がりやすいことがわかる

〔出典〕厚生労働省:令和元年度賃金構造基本統計調査(2020年9月25日訂正版)をもとに編集部作成

40歳までの年収増加は激しく、20代前半と40代前半の平均年収差は274万円です。40代までは、管理薬剤師や主任など中間管理職に昇進することで、年収が上がりやすいのです。

40代以降は、緩やかに年収は上がっていき、40代から60代の平均年収差は100万円となります。エリアマネージャーや薬剤部長などの上級管理職は数が限られているため、昇給しにくくなっています。

(2) 女性の年齢別年収

女性薬剤師の年収推移を見ていくと、年収は50代前半まで安定して上がっていくことが分かります。

女性薬剤師の年齢別平均年収を見ると、50代前半まで年収が上がりやすいことがわかる

女性薬剤師の年齢別平均年収を見ると、50代前半まで年収が上がりやすいことがわかる

〔出典〕厚生労働省:令和元年度賃金構造基本統計調査(2020年9月25日訂正版)をもとに編集部作成

50代前半までの年収増加は激しく、20代前半と50代前半の平均年収差は265万円です。

50代前半をピークにその後の年収は徐々に下がっていき、10年間で平均年収は130万円減少しています。

30代後半以降から年収上昇幅が小さくなる背景には、ライフステージの変化に伴う休職・一時離職を経る女性薬剤師の数の多さがあると考えられます。

女性薬剤師数は、35歳~39歳で減少しており、一度結婚や出産で職を離れる人が多く、復職・再就業時は休職・離職前の給与から据え置きとなるケースが多いため、それ以降の年齢階層においては平均年収は男性よりも緩やかに上昇していきます。50代以降は、役職定年により管理薬剤師や薬剤部長から平社員になることが多いため、平均年収は減少し続けるのです。

1-4.【都道府県別】薬剤師年収相場ランキング

薬剤師の平均年収には地域差があり、都道府県ごとに比較すると1位と最下位の差は、最大で319万円にものぼります。

平均年収が高い都道府県は、地方に固まっており、東京都や大阪府など人口の多い都市部は全国平均以下の年収であることが分かります。

順位都道府県平均年収(単位:万円)
1位山口県780.0
2位福島県737.4
3位宮城県677.9
4位長野県676.8
5位青森県661.5
6位高知県655.3
7位島根県650.4
8位岩手県645.9
9位秋田県631.5
10位徳島県630.3
11位鳥取県629.9
12位滋賀県623.3
13位茨城県608.4
14位静岡県597.6
15位神奈川県593.3
16位石川県590.6
17位栃木県590.1
18位香川県583.6
19位愛知県583.1
20位山形県579.4
21位山梨県579.4
22位奈良県569.1
全国565.1
23位埼玉県564.0
24位三重県561.4
25位福岡県559.2
26位兵庫県556.6
27位群馬県555.2
28位北海道554.1
29位千葉県548.7
30位福井県547.2
31位京都府545.3
32位岐阜県544.8
33位愛媛県544.5
34位和歌山県544.5
35位長崎県544.4
36位新潟県538.3
37位富山県537.7
38位佐賀県535.5
39位広島県527.8
40位熊本県521.0
41位宮崎県520.8
42位大阪府520.4
43位鹿児島県519.5
44位東京都508.0
45位岡山県505.4
46位大分県479.0
47位沖縄県461.4

〔出典〕厚生労働省:令和2年賃金構造基本統計調査 , 2021.

給与水準の地域差は各地の薬剤需要に左右されています。

地方は人手不足のため給与水準を高くして人材確保に努めている一方で、都市圏は薬剤師の数も多いので、特段給与を高くしなくても人手を確保できるのです。

1-5.【企業規模別】薬剤師年収相場ランキング

企業規模でも薬剤師の年収には大きな差があります。

従業員数が99人以下の少規模な職場と、100人以上999人以下の中規模な職場では、80万円を超える年収差があることが分かりました。

順位企業規模(従業員数)平均年収
1位10~99人618万円
2位1000人以上549万円
3位100~999人536万円

〔出典〕厚生労働省:令和2年賃金構造基本統計調査 , 2021

小規模の職場には地域に根差した個人経営の調剤薬局が多いです。チェーンドラッグストアに比べて、薬剤師の応募者数が少ないため、年収が高く設定されていることが多いのです。

従業員数が100人以上の企業は、複数店舗を展開するチェーン薬局やチェーンドラッグストアです。従業員数が多い企業は、新卒採用を積極的に行っており、若手社員の割合が高いため、平均年収が低めになっています。

2. 薬剤師の年収が高いとも低いとも言われる理由

本章では、薬剤師の年収について、「低い」「高い」のどちらも言われている理由を解説していきます。

薬剤師は他の職業よりも平均的に高い年収を得ているとはいえ、自身の収入が低いと不満を感じる薬剤師は多いでしょう。

他方、他の職業に就く人のなかには「薬剤師の年収は高すぎるのではないか」という感じる人も少なからず存在するようで、
薬剤師の年収は「低い」とも「高い」とも言われています。

では、薬剤師の年収は低い・高いと言われるそれぞれの理由をデータに基づいて見ていきましょう。

2-1. 薬剤師の年収が低いと言われる理由

平均年収を上回っているのにかかわらず、年収が低いと不満を抱く人が多いのには以下の理由が挙げられます。

理由1. 役職が限られており、昇進機会が少ない

薬剤師は、役職が限られているため昇進しにくく、年収アップが狙いにくい職業です。

一般企業では、営業部・企画部・総務部など様々な部署があり、各部署に本部長・部長・課長・係長・主任・プロジェクトリーダー、さらにはそれぞれの補佐や代理まで置かれることまであり、非常に多くの役職が置かれています
ところが薬剤師の場合には、管理薬剤師・薬局長・エリアマネージャーなど、比較的少ない種類の役職に限られています。

管理薬剤師になると年収は600万円を超えていきますが、法令上は各薬局に最低1人いればいいので、現在の管理薬剤師が異動・退職するまで昇進機会に恵まれる可能性は低いでしょう。

つまり薬剤師は、全体的に年収が全職種平均を越す一方で、昇進機会が少ないために年収800万円以上の高収入は得られにくく、低いと感じる人もいるのです。

理由2. 高額な学費のコスト回収に時間がかかる

薬剤師は、6年制大学を卒業し、国家試験に合格する必要があり、高額な学費がかかります。6年間のコスト回収にかかる時間を、医師や歯科医師と比較すると、年収に不満を感じてしまいやすいです。

薬系大学の6年間の学費は、国立大で年間約350万円、私立大では年間1,200万円を超すことが多いです。

歯学部・医学部も、学費は国立で年間約350万円と高額な費用がかかります。しかし、医師の平均年収は薬剤師より約900万円も高い1,440万円、歯科医師は約200万円高い788万円とコスト回収がしやすいのです。

職業年収
医師1,440万円
歯科医師788万円
薬剤師565万円

〔出典〕厚生労働省:令和2年賃金構造基本統計調査,2021.

特に、奨学金を借りて薬系大学を卒業した薬剤師は、医師や歯科医師よりも、奨学金返済の負担が大きくなります。

このように、薬剤師は同じ6年制大学に通い高額な学費がかかる医師や歯科医師と比較すると、年収が低いと感じやすいのです。

2-2. 薬剤師の年収が高いと言われる理由

年収が高いと言われるのには、全職種平均を上回っていること以外にも理由があります。

理由1. 夜勤や残業がなくても平均以上の給与がもらえる

薬剤師は、他の医療従事者に比べて夜勤や残業が少ないにもかかわらず、全職種平均以上の年収が貰えています。

薬剤師の月間労働時間は平均170時間です。保健師の月間労働時間は平均170時間、看護師は平均165時間と労働時間に薬剤師と大きな差はありません。

しかし、保健師の平均年収は476万円、看護師の平均年収は492万円と、薬剤師の平均年収565万円を大きく下回ります。国家資格が必要なことや労働時間は同じなのに、薬剤師の年収は高い50万円以上高いのです。

医師や看護師は、夜勤のある職場がほとんどで、体力的にハードな職業です。

そのような医療従事者からすると、「薬剤師は夜勤や残業もほとんどないなか、高い給料をもらっている」と感じられるのです。

理由2. 薬剤師はパートや派遣社員も給料が高い

薬剤師は、通常は給料が低くなるパート勤務でも給料が高いです。

就業形態ごとに、給料を時給換算して比較すると、勤務日数または勤務時間が短い短時間労働者の方が、一般労働者よりも時給が高くなっています。

就業形態時給
一般労働者2,299円
短時間労働者2,483円

〔出典〕厚生労働省:令和元年賃金構造基本統計調査 , 2020

薬剤師は、子育てや家事などプライベートと両立させながら、高時給で働くことができるのです。

また、派遣社員も時給が高く、高年収を狙いやすいです。

例えば、東京都内の派遣薬剤師求人では、時給2,700~3,000円のところが多く、中には3,500円を超えるほど高時給の求人も見られました(『ファルマスタッフ』求人検索システムによる編集部調べ, 2022年2月19日)

このように、正社員にならなくても十分な年収を得られるため、「年収が高い」と感じられやすいです。

3. 転職を経験した薬剤師70人に調査!年収アップを叶えるコツとは

今の年収に不満があり、年収アップを叶えたい人は、薬剤師の資格や経験を活かせる職場に転職することをおすすめします。

薬剤師は管理職が少ないので、今の職場で昇進を待つよりも、待遇の良い職場に転職する方が確実に年収アップが出来るからです。

年収アップを叶えやすい職場やスキルを紹介します。

3-1. 管理薬剤師として転職する

調剤薬局で働きたい方は、管理薬剤師を目指すことがおすすめです。「管理薬剤師」とは、各薬局や店舗に配置される責任者です。

薬局や医薬品を扱う店舗には、最低1人の管理薬剤師を配置することが義務付けられているため管理薬剤師として働ける人は転職しやすくなります(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 第7条)

管理薬剤師になるために資格は必要ありませんが、3年以上の実務経験が推奨されていることが多いです。

管理薬剤師は各薬局に1人配置されることが多く、現職では既存の管理薬剤師が退職しない限り、昇進は厳しいでしょう。管理薬剤師を募集している薬局に転職する方が効率的に年収アップすることが出来ます。

事実、調剤薬局においては、一般の薬剤師の平均年収は472万円であるのに対し、管理薬剤師は721万円と年収が約300万円高いです厚生労働省:第23回医療経済実態調査(医療機関等調査) ,2021.

3-2. 大手ドラッグストアへ転職する

病院や調剤薬局で働いている場合、年収が高めの大手ドラッグストアへ転職すると年収アップが見込めます。

ドラッグストアに勤める薬剤師の平均年収は薬剤師のなかでも比較的高い水準にあり、調剤薬局より50~100万円、病院薬剤師より100~150万円ほど上回っているためです。

実際に、ドラッグストアの年収は、平均を大きく上回っています。

大手ドラッグストアチェーンの平均年収

ドラッグストア平均年収
ウェルシア831万円
スギ薬局659万円
マツモトキヨシ703万円

〔出典〕『会社四季報ONLINE』,2022年3月3日閲読.

薬剤師の平均年収の565万円と比較すると、ドラッグストアの年収は非常に高いことが分かります。

ドラッグストアでは、毎月5~10万円の薬剤師手当が支給されるので年収が高い傾向にあるのです。

また、病院薬剤師よりも昇給機会も多く、年収がさらに上がっていくことも期待できます。

3-3. 在宅医療薬剤師を目指す

高齢化社会が進行するなか需要が高まる「在宅訪問薬剤管理指導」を行う薬剤師になることもおすすめです。

「在宅訪問薬剤管理指導」とは、薬剤師が処方箋に基づいて調剤し、患者の自宅に薬を届けに行き、薬歴管理や服薬指導を行うサービスです。

需要の高まりにより、在宅訪問薬剤管理を行う薬局数は年々増加しています。図の通り、介護保険における「居宅療養管理指導」に係る算定回数が平成20年から急激に増えており、平成20年から令和元年度までに約1,000万回増加しています。

薬剤師による在宅薬剤管理の普及(医療保険・介護保険算定金額の推移)

薬局における在宅患者訪問薬剤管理指導の実施状況

薬剤師による在宅薬剤管理指導の回数は増え続けている

〔出典〕厚生労働省:在宅(その1)――在宅患者訪問薬剤管理指導について,中央社会保険医療協議会総会 第486回:資料 総1-4,2021年8月25日.p. 7

訪問薬剤指導を行う薬局数も増加し続けています。訪問薬剤指導を行う薬局数は平成30年度から令和2年度までに約200万軒増加しています。

在宅患者訪問薬剤管理指導料算定薬局数(医療保険)

訪問薬剤管理指導を行う薬局は増え続けている

〔出典〕厚生労働省:在宅(その1)――在宅患者訪問薬剤管理指導について,中央社会保険医療協議会総会 第486回:資料 総1-4,2021年8月25日.p. 6

需要の高まる在宅医療薬剤師は、今後も高い年収が期待でき、将来的にも高年収が見込める職業です。

在宅医療薬剤師は、薬剤師以外の資格は必須ではありませんが、在宅療養支援薬剤師に認定されていると転職に有利となります。認定には下記の条件を満たした上で認定試験に合格する必要があります。

在宅療養支援薬剤師の申請資格

  1. 日本国の薬剤師資格を有し3年以上の薬剤師実務経験があること
  2. 薬剤師認定制度認証機構により認証された生涯研修認定制度による認定薬剤師、日本病院薬剤師会生涯研修認定薬剤師または日本医療薬学会認定薬剤師であること
  3. 在宅業務の実践による5事例の報告を提出すること
  4. 日本在宅薬学会主催の学術大会に参加していること
  5. バイタルサイン講習会を受講していること

〔出典〕日本在宅薬学会|在宅療養支援認定薬剤師>新規申請手続き方法,2022年2月28日閲読.

また、患者の些細な変化に気がつくスキルやコミュニケーション能力も求められます。

3-4. 専門スキルを身につけて転職する

専門性の高い資格を持っている薬剤師は、希少価値が生まれ転職活動を有利に進めることができます。

複数の専門スキルを持っているとさらに需要の高い薬剤師になることができるでしょう。

さらに、資格手当のつく職場が多く月3~5万円の給料アップが見込めます。

薬剤師の専門資格は、分野ごとに様々な資格があります。

  • 在宅医療分野→在宅療養支援認定薬剤師
  • がん医療分野→がん薬物療法認定薬剤師・外来がん治療認定薬剤師
  • 救急医療→救急認定薬剤師

資格を取得するには、仕事外での勉強など努力が必要となりますが、専門資格を取得していると、転職活動で有利になる、手当が支給されるなどのメリットがあります。

3-5. 高年収を目指すなら一般企業への転職も視野に入れる

年収を最重要視する場合には、一般企業への転職も視野に入れることをおすすめします。製薬企業の年収相場は600~1,200万円と薬剤師全体の平均年収を大きく上回るからです。

製薬企業には、薬剤師資格が必須、または採用に有利となる職種が多いです。

薬剤師資格が有利となる職種

  • 管理薬剤師
  • CRC(治験コーディネーター)
  • CRA(臨床開発モニター)
  • DI(医薬品管理)

製薬企業は、薬剤師資格や経験が評価されるため、無資格者に比べて好待遇で転職できるのが魅力です。

【補足】未経験での製薬会社転職は年収ダウンすることも

平均年収が高い製薬会社ですが、職種によっては製薬企業の勤務経験がないと、年収がダウンする可能性があります。

製薬企業の勤務経験が必要であることの多い職種

  • 医薬品情報管理
  • データマネジメント
  • 品質管理・分析
  • 学術職

製薬企業の中途採用は、即戦力として働ける経験者を中心に募集するため、未経験では転職難易度が高く、転職できたとしても年収は低くなることが多いです。

大手転職サイトdodaでは、薬剤師の平均年収を超える、年収600万円以上で募集している医薬品・医療系企業の求人は4,767件ありますが、その内未経験者を歓迎している求人はわずか61件でした(『doda』求人検索システムによる編集部調べ,2022年2月13日)

製薬会社への転職では、薬剤師として勤務した経験や身に付けたスキルが評価される職種へ転職することをおすすめします。

4. 年収が高い職場に転職したい人が知っておくべき注意点

年収が高い職場に転職したい人が、後悔のない転職をするためには、以下の点に注意が必要です。

4-1. 民間病院薬剤師は定期昇給制度がなく、昇給が見込めないこともある

病院薬剤師として働きたい場合は、定期昇給制度のある国立病院や公立病院への転職がおすすめです。

公務員として働く薬剤師の給料は法律で決められており、職務経験や勤続年数により給与が上がる仕組みとなっています国家公務員関連法令 人事院規則9-2さらに毎年1回必ず昇級する定期昇給制度もあり、年10万円弱は年収アップを見込めます。

一方で、民間病院は施設ごとに給与が異なり、定期昇給制度が定められていないため年収が上がりにくいのです。

実際に、病院の設置主体別に比較すると、民間病院は平均年収が最も低くなっています。

病院形態平均年収
国立病院572万円
公立病院594万円
民間病院503万円

〔出典〕厚生労働省:第23回医療経済実態調査(医療機関等調査) ,2021.

公務員であるため、経営状況が悪化してもボーナスカットや解雇の心配がありません。安定した高年収を求める人は国公立病院への転職がおすすめです。

4-2. 労働時間を考慮して満足できる給料か確認する

求人票に書かれている年収だけではなく、労働時間も確認して職場を選びましょう。給料が高いように感じても、労働時間が長く、時給換算すると他の職場より給料が低い場合もあるからです。

例えば、月収30万円で労働時間192時間のA薬局と、月収28万円で労働時間160時間のB薬局があったとします。

月収だけ見るとA薬局に魅力を感じてしまいますが、時給換算してみるとA薬局は1560円、B薬局は1750円と、B薬局の方が待遇がいいことが分かります。

月収と労働時間 比較

このような職場への転職は、年収アップは叶えることができますが、労働時間と給料が見合っていないと、次第に不満を抱えるようになります。

労働時間や月残業時間を確認し、働き続けられる労働環境かも検討しましょう。

4-3. 福利厚生も確認する

福利厚生を確認することも重要です。年収が低くても、福利厚生が充実している企業は給料への満足度が高まるからです。

例えば、国公立病院薬剤師では、通勤・住宅・扶養・業績・地域手当が付くことが決められていますが、民間病院では、これらの福利厚生がついていない病院もあります。国公立病院より年収が多少高くても、実質的な負担は大きくなってしまうのです。

自分にメリットの多い福利厚生であるかどうかも確認しましょう。例えば、家賃手当が支給される企業よりも、社員寮や借り上げ社宅があり、賃料を給料から天引きしてくれる企業の方が得をすることが多いです。

住宅手当は「給与」の一部として課税されてしまうのですが、家賃天引きの場合は、天引きされた後のお金を給与として、そこから課税の計算をします。

額面の給与はその分低いことが多いのですが、実際のところは節税になり、また可処分所得が増えるのです。

どのような福利厚生がつくのか、いくら支給されるのかを事前に確認することが重要です。

5. 薬剤師が年収1,000万円以上をもらうには

「平均年収の高い薬剤師なら年収1,000万円を稼げるのかな」と考えることもあるかもしれません。

結論から言うと、薬剤師として年収1,000万円をもらう人もいますが、かなり難しいでしょう。

ただし、なかには年収1,000万円をもらう薬剤師も少数ではありますが、存在します。1,000万円以上の高年収を目指す方法を紹介します。

順番に説明していきます。

5-1. 薬剤師として年収1,000万円をもらうのは厳しい

薬剤師の平均年収は高めではありますが、1,000万円を超えるのはあまり現実的ではありません。

保険薬局で最も高い年収を得られるのは、店舗数が1店舗の管理薬剤師で849万円です。この管理薬剤師は、個人薬局の経営者であることがほとんどですが、経営者でさえ年収1,000万円には届かないのです(厚生労働省:第23回医療経済実態調査(医療機関等調査) ,2021.)

30年以上同じ職場で働き続け、エリアマネージャーや店舗責任者になれば、年収1,000万円に達することもありますが、可能性は非常に低いと考えておきましょう。

5-2. 年収1,000万円以上をもらう薬剤師の例

年収1,000万円は厳しいとお伝えしましたが、ごくわずかではありますが、年収1,000万円に達する薬剤師もいるようです。こちらでは、1,000万円以上の年収を得ている薬剤師の例を紹介します。

管理薬剤師×病院

1人目は同じ職場で30年以上働き続け、管理薬剤師となった人です。

口コミ・評判

元管理薬剤師 年収1,000万円・60代
大学卒業後、30年以上関連8施設で病院薬剤師として勤務しました。薬剤部の管理職は他部門との折衝や何か問題が起こった時には責任を取る立場になるので、常に緊張感と部員の状況を把握する必要があり大変でした。
2021/4/4

同じ職場で働き続け、薬剤部の管理職となると、年収1,000万円に達することもあるようです。

薬局長×病院

この方も30年以上同じ職場で働き続け、薬局長を勤めていたようです。

口コミ・評判

元薬局長 年収1,000万円・60代
系列の病院で37年間働いていた。前職の管理職である職場長は、職場の管理、方向性を決める、採算性を求められる等すべてに苦労しました。とくに、採算、利益を生む仕事を職場全体で行うことに苦労しました。
2021/4/21

規模が大きい病院では、管理薬剤師とは別に従業員の監督や医薬品管理を行う薬局長を置く場合があります。管理職であるので、高年収が期待できます。

検査所管理者×企業

薬剤師資格を活かして企業で働く方に、年収1,000万円を超える方がいました。

口コミ・評判

元衛生検査所管理者 年収1,200万円・60代
衛生検査所では臨床検査技師と薬剤師の資格が必要で、両方の資格を持っていたので、会社から管理者を任されていました。毎年、衛生検査所には行政による立ち入り検査が入りその際に、法的な責任者として、査察官と対応しなくてはならなかったので、大変に神経を使うし、苦労しました。
2021/4/21

薬剤師資格だけでなく、専門資格を合わせて保有しておくことで、市場価値が高まり高年収が狙いやすくなります。

MR×企業

製薬企業のMRとして、30代で年収1,000万円に達する方もいました。

口コミ・評判

元MR 年収1,000万円・30代後半
抗がん剤を担当していた。対峙するのが専門医であったため、その知識についていくには努力が必要であった。また、扱っていた抗がん剤の適応症が多岐に渡っていたので、肺癌、乳癌、胃癌、肝癌、大腸癌など様々な癌腫について病態、治療、最新のガイドラインなどを追いかけなければいけなかった。
2021/4/19

MR職は薬剤師資格が必須ではありませんが、専門知識を持っているため有利になることもあるでしょう。

5-3. 高収入への近道は製薬メーカーに転職すること

薬剤師が高収入を目指す場合、薬剤師経験が活かせる製薬メーカーに転職することが一番の近道です。

製薬会社のMR職として働く

アンケートでも紹介したように、製薬会社のMR職は成績次第で年収1,000万円を目指せる職業です。

MR職とは

製薬企業に所属して、医療関係者に自社の医薬品の有効性・安全性に関する情報提供をし、適正使用や効果的な使用の実現に必要な情報収集を行ったりするために、医家とコミュニケーションをとる。特定分野の医薬品を担当する「領域専門MR」と、幅広い分野の医薬品を担当する「MR」がある。

顧客が医師や薬剤師など医療関係者なので、医療従事者経験があると、営業に活かせるでしょう。

営業成績が収入に直結する仕事なので、成果を出せば大幅な年収アップが狙えます。

外資系製薬企業のCRA職として働く

年収相場がより高い外資系製薬企業のCRA職も、高年収が狙いやすいです。

CRA職とは

臨床開発モニター。新薬開発に欠かせない治験が適切に行われているか、モニタリングやデータ収集、管理を行う。

CRAは開発している薬の安全性や有効性を示すデータを集める必要があるため、医療関連の経験がある薬剤師や製薬企業経験者を求めています。

薬剤師としての知識や経験が活かせる職場です。

6. 薬剤師で年収アップを目指すなら転職サイトの利用がおすすめ

年収アップを目的に転職する人は、薬剤師転職サイトの利用をおすすめします。

転職サイトを利用すると、希望に合った求人を代わりに探して紹介してくれ、選考サポートも受けられるので、年収アップが目指せる職場への転職をスムーズに行えるのです。

こちらでは、おすすめ転職サイトや、転職サイトの選び方を紹介します。

6-1. 薬剤師におすすめの転職サイトベスト3

Career Theory編集部が薬剤師500人に対するアンケート調査に基づき作成した、薬剤師転職サイト満足度ランキングのベスト3を紹介します。

薬剤師転職サイトランキング
薬キャリ1位.薬キャリ

公式サイトを見る
詳細を見る

公開求人数
3万件

満足度
4.3

薬剤師さんからの利用満足度No1の転職サイト。求人の質の高さや、丁寧なキャリアヒアリングが高評価
ファルマスタッフ2位.ファルマスタッフ

公式サイトを見る詳細を見る

公開求人数
4万件

満足度
4.1

調剤薬局の求人数・量ともに業界トップクラスの転職サイト。20年以上に渡る転職支援実績があり、サポート力も高い
マイナビ薬剤師3位.マイナビ薬剤師

公式サイトを見る詳細を見る

公開求人数
5万6,000件

満足度
4.0

マイナビグループのネットワークを活かした圧倒的な求人数が魅力の転職サイト。地方在住の方もおすすめ

Career Theory編集部による薬剤師へのアンケート調査に基づいて作成

1位.薬キャリ | 総合満足度No1、実績豊富で利用者満足度95%

薬キャリ

総合評価

4.3

 全指標で高評価。求人の幅も広く、若手〜ベテランまで全ての層におすすめ

求人の数・質

4.3

質の高い求人が魅力的

サポート力

4.0

キャリア相談から面接対策まで手厚いサポート

『薬キャリ』のおすすめポイント

  • 病院・企業薬剤師の求人も多い
  • 求人が的確で、ミスマッチが起こりにくい
  • 電話・メールのレスポンスが速い

『薬キャリ』は、総合満足度No. 1の薬剤師転職サイトです。

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼と実績があります。

『薬キャリ』を利用した薬剤師の感想を見てみると

  • 希望に合った求人を丁寧に紹介してくれる
  • 対応が速くすぐに転職できる

という2点が高く評価されていました。

◆求人紹介の際には、自宅から職場までのルートも教えてくれて感動した

口コミ・評判

20代後半・女性・年収500万台・調剤薬局→調剤薬局への転職
評価:★★★★☆4
登録した後すぐにお電話を頂け、希望をお伝えすると翌日中には求人を頂けました。今の職場が家から遠くて困っていたので、「自宅から15分以内」とお願いしたら、自宅から職場までのルートと時間を併せてメールを頂け、感動しました。 年収も希望の条件にばっちりの職場で働けています。

基本的にどの転職サイトでも、利用者の希望条件に合った求人を紹介するものですが、『薬キャリ』はさらに利用者が求人を絞り込みやすいように自宅から職場までのルートも併せて紹介してくれたそうです。

利用者に寄り添い、本当に利用者のためになるサービスを提供してくれるサイトと言えます。

◆連絡頻度がちょうど良くすぐに転職できた

口コミ・評判

20代後半・女性・年収500万台・調剤薬局→調剤薬局への転職
評価:★★★★☆4
初めての転職で調剤薬局の転職に強いと評判のサイトに登録したが、電話やメールが遅くて不安になり、ネットの評判が良かった薬キャリに登録しました。 求人はもう一社の求人と比べて量は劣る部分はありましたが、なにより担当の方が親身に対応してくれ、すぐに求人を頂けたのでスムーズに転職することができました。

レスポンスの速さは、スムーズな転職活動には欠かせません。

いくら希望条件に合った求人が多くあるサイトでも、なかなか応募や選考準備が進まないと転職活動は難航してしまいます。仕事を続けながら転職活動をする場合、休日や仕事後に履歴書の作成や面談をしなければならず、大きな負担となります。

なるべく早く転職活動を終え、新しいスタートをきるためにも、レスポンスの速さは重要なポイントです。

『薬キャリ』サービス概要
対応している求人の要件(求人検索で絞り込める項目)
対応業種調剤薬局、病院、調剤薬局・OTC販売、OTC販売、企業、その他
対応雇用形態正社員、契約社員、派遣、パート
対応地域全国
対応求人数(公開)
雇用形態別
正社員約34,000件パート約1,0000件
契約社員約800件派遣約1,100件
業種別
調剤薬局約36,000件調剤薬局・OTC販売約4,100件
病院約3,600件OTC販売約700件
企業約300件

〔出典〕薬キャリ求人検索システムによるCareer Theory調べ
※ 対応要件および求人数は、すべて2022年2月21日時点のものです。

2位.ファルマスタッフ | 調剤薬局と派遣の求人が豊富

ファルマスタッフ

総合力

4.1

20年以上にわたる転職支援実績を活かしたサポートに定評がある

求人の量・質

4.3

求人数は4万件以上。調剤薬局と派遣求人に強み

サポート力

4.0

20年以上にわたる転職支援実績も魅力

『ファルマスタッフ』のおすすめポイント

  • スキルアップ研修が受けられる
  • 派遣求人が見つかりやすい
  • 高品質なサービス・コンプラ遵守が徹底されている

『ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積された豊富な転職ノウハウを惜しみなく伝えてくれる点が魅力です。

『ファルマスタッフ』を利用した薬剤師の感想を見てみると

  • 給与交渉を積極的にしてくれる
  • 転職相談の質が高い

という2点が高く評価されていました。

◆給与交渉を積極的にしてもらえて満足

口コミ・評判

匿名(女性・年収400万円台・正社員(常勤)・調剤薬局勤務)
評価:★★★★☆4
エージェントの面接への同行や給与の交渉等は積極的にしていただけたし、エージェントなしではとても転職できなかったと思うので満足しています。正社員として勤務開始後は連絡は特になかったかと思う。

これから働く会社と給与交渉をするのは、悪印象を与えないか不安で難しいものです。転職サイトの担当者に給与交渉をお願いすると、円満に給料アップが目指せます。

積極的に給与交渉をしてくれる転職サイトは、給与交渉経験が豊富で、交渉成功率も高いです。『ファルマスタッフ』は年収をあげたい薬剤師にうってつけのサービスと言えるでしょう。

正社員にこだわる必要がないことに気付かされた

口コミ・評判

匿名(女性・年収300万円台・派遣社員・調剤薬局勤務)
評価:★★★★☆4
正社員という雇用形態にとわられずに仕事を探すことができた。
私自身、少し病んでいた時期だったのか、正社員というこだわりをもって転職活動をしていたのだが、「逆に、正社員でこだわる理由はなんですか?」と聞かれて、ああ別に正社員にこだわる必要はないのだな、と肩の力を抜いて転職活動をすることができた。
転職エージェントの評価でよく挙げられる求人数の多さだけが取り柄のエージェントよりも、転職活動中に、ほしい言葉をかけてくれて、共感してくれるようなエージェントを私は求めているし、職業に対する価値観なども変わったので、担当された方にはとても感謝している。

転職活動をしている人の多くは、前職に不満があり大きなストレスを抱えています。早く今の職場から退職したいあまり、冷静な判断が出来なくなっていることもあります。

そんな時に、転職サイトの担当者が相談に乗ってくれ冷静なアドバイスが貰えると、精神的に楽になり、落ち着いた判断が出来ます。

『ファルマスタッフ』サービス概要
対応している求人の要件(求人検索で絞り込める項目)
対応業種調剤薬局、病院、ドラッグストア、企業、その他
対応雇用形態正社員、派遣、パート、紹介予定派遣
対応地域全国
対応求人数(公開)
雇用形態別
正社員約26,000件パート約14,000件
派遣約1,400件
業種別
調剤薬局約32,000件ドラッグストア約5,900件
病院約2,900件企業約400件

〔出典〕『ファルマスタッフ』求人検索システムによるCareer Theory調べ
※ 対応要件および求人数は、すべて2022年2月21日時点のものです。

3位.マイナビ薬剤師 | 親身なサポート体制に高評価

マイナビ薬剤師

総合力

4.0

マイナビグループの知名度と営業力を活かしたサポート

求人の量・質

4.2

マイナビグループのネットワークを活かした圧倒的な求人数

サポート力

3.9

全国15拠点でサービスを展開。アフターフォローも充実

『マイナビ薬剤師』のおすすめポイント

  • 企業求人数が圧倒的に多い
  • 薬局の内部事情にも詳しい
  • 全国の主要都市に支店を持っている

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅し、多様な求人を数多く保有している点が大きな魅力です。

加えて、転職サポート力に定評があり、親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

『マイナビ薬剤師』を利用した薬剤師の感想を見てみると

  • 積極的に利用者に合った職場の提案をしてくれる
  • 地方の求人情報に詳しい

という2点が高く評価されていました。

◆ドラッグストアが合うと提案してくれた

口コミ・評判

20代後半・女性・年収500万台・調剤薬局→ドラッグストアへの転職
評価:★★★★★5
新卒で調剤薬局に勤めたが、日々の仕事に変化を感じられず転職を決意。
調剤薬局への転職を検討していたが、「幅広い業務に携わりたいならドラッグストアがおすすめ」と提案頂けた。 実際の店舗見学も行かせて頂き、とてもいい転職ができて感謝している

提案力が優れている転職サイトは、登録者の希望する職場だけでなく、理想の働き方やキャリアを元に、本当に合った職場を提案してくれます。特に、若いうちは他の職場が自分に向いているのか判断しにくいものです。

上記の薬剤師も、前職と同じ調剤薬局勤務が合っていると思っていましたが、転職サイトの担当者に提案され、ドラッグストアに転職したことで、仕事への満足度が上がった様子です。

初めての転職では、求人探しから面接、退職準備まで不安や緊張が続きます。経験豊富な担当者が寄り添い、的確なアドバイスをしてくれると、精神的に楽になるでしょう。

◆地方でもスムーズに転職できる

口コミ・評判

30代前半・女性・年収500万台・調剤薬局→調剤薬局への転職
評価:★★★★★5
旦那の転勤で広島に行く事になり、見知らぬ土地での転職が不安だったので、転職サイトに登録。
マイナビは広島拠点でも面談して頂けると聞き、早速申し込みました。 土地勘や通勤路線など、地元情報も教えて頂けたので、スムーズに転職する事ができました
薬剤師はどの地域でも募集があり転職できるのが強みですが、見知らぬ土地での転職は不安だらけですよね。地方にも支店を持つ『マイナビ薬剤師』の担当者はその地域ならではの情報も持っているので安心です。
通勤経路や職場の内情を教えてもらえるので、転職後のイメージとのギャップを防ぐことが出来るのです。
『マイナビ薬剤師』サービス概要
対応している求人の要件(求人検索で絞り込める項目)
対応業種調剤薬局、病院、ドラッグストア、一般企業(管理薬剤師)、企業、その他
対応雇用形態正社員、契約社員、派遣、パート
対応地域全国
対応求人数(公開)
雇用形態別
正社員約48,000件パート約27,000件
契約社員約3,000件
業種別
調剤薬局約34,000件ドラッグストア約15,000件
病院約3,200件企業約5,000件

〔出典〕『マイナビ薬剤師』求人検索システムによるCareer Theory調べ
※ 対応要件および求人数は、すべて2022年2月21日時点のものです。

6-2. 薬剤師が転職サイト選びで気を付けるポイントは?

転職サイトを選ぶ際に、気を付けるべきポイントは以下の3点です。

point 1. 求人数が多いかどうか

求人の質と量は、理想の職場に転職できるかどうかを左右する、重要な要素です。求人数が多いほど、細かい希望条件を満たす求人が見つかりやすくなるからです。

「なるべく多くの候補の中から、自分の希望条件にぴったりの求人を選びたい」という方は、求人の質・量に強みのある転職サイトを選びましょう。

公開求人数が3万件を超える転職サイトを選ぶと、求人の質に対する満足度も上がります。紹介した3つの転職サイトは、公開求人数がどのサイトも3万件以上と、十分な求人数であると言えます。

point 2. 大手企業が運営しているかどうか

転職サイトは大手企業が運営しているものを中心に利用しましょう。

大手企業が運営する転職サイト利用をおすすめする理由には

  • 保有求人数が多く、登録するだけで選択肢を増やせる
  • 支援実績が豊富で、選考通過に関する実用的なノウハウが蓄積されている
  • 大手ほどサポート体制が整っている傾向にある

などがあります。

point 3. 利用者の口コミが良いかどうか

利用者の口コミから、そのサイトの提案力やサポート力を確認することができます。

特に

  • 希望条件に合った求人を紹介してくれるのか
  • 選考対策や退職準備などしっかりとサポートしてくれるのか

は必ず確認しましょう。

年代や希望する職場によっても、口コミは異なる場合もあります。口コミを確認して、自分に合った転職サイトを利用することでスムーズに転職活動を進めることができます。

 6-3. 転職サイトと求人サイトの違いとは

「転職サイト」と似たサービスに「求人サイト」がありますが、それぞれの違いは転職活動の進め方です。

転職サイトは、担当者と一緒に転職活動を進めていきます。これに対して、求人サイトを使う場合、転職活動は全て自分一人で行っていきます。

一般企業への転職で利用する「転職エージェント」と「薬剤師転職サイト」は同じ役割をしています。

薬剤師転職サイト求人サイト
気軽さ
登録・相談のハードルが高いと感じる人も

自分で求人を検索するだけなので気楽
得られる情報
職場の内部情報なども教えてくれる

求人票の情報だけ
求人の選択肢
豊富(非公開求人や独占求人があることも)

豊富(サイトによっては少ないので注意)
転職アドバイス
転職のプロからのアドバイスが得られる
×
なし
選考対策
履歴書・職務経歴書の書き方や面接の答え方
×
なし
転職成功率
選考対策を入念に行えるので、採用確率アップ

上手く活用できればスムーズに決まる
年収アップ率
年収交渉をしてくれるので良い待遇で転職しやすい

自分で交渉できれば問題ない

求人サイトではサポートがないので、「良い求人がない」「履歴書の書き方が分からない」と悩んでも、自分でなんとかしなければなりません。

自力で解決できれば問題ないのですが、自分一人だと客観的なアドバイスを受けられず、次第に視野が狭くなっていきやすいので、間違った方向に進んでしまう可能性もあります。

このため、「転職活動に不安がある(履歴書や職務経歴書の書き方が分からない)」「次の転職は絶対失敗したくない(良い職場に入りたい)」という方は、転職サイトの利用をおすすめします。

(1). 転職サイトとは

転職サイトとは、無料で、求人探しから面接対策まで、幅広いサポートをしてくれる『人材紹介サービス』のことです。

登録すると、担当者がつき、あなたの転職理由や希望条件、理想の働き方をしっかりとヒアリングした上で、転職サイトが保有する求人から適切な職場を選び、あなたに合った求人を提案してくれます。

応募を決めると、応募書類作成や面接対策もサポートしてくれるので安心です。転職先が決まるまで手厚いサポートが受けられます。

転職サイトが無料で利用できる理由は、職場から紹介料で利益を上げる仕組みだからです。

薬剤師 転職サイト

求職者の入社が決まると、転職サイトは企業から仲介料(年収の30%前後)を受けとっています。そのため、利用者側に料金は一切発生しないのです。

このように、転職サイトは「紹介料を払ってでも優秀な薬剤師を求めている」企業と、「希望条件に合った職場に転職したい」薬剤師をつないでくれるサービスとなっています。

(2). 薬剤師が転職サイトを利用するメリットとは

薬剤師が転職サイトを利用するメリットには以下の3点です。

メリット1. 希望条件に合った求人を代わりに探してくれる

まず、転職サイトでは担当者に年収や勤務地などの希望条件を伝えると、あなたに合った求人を代わりに探してくれます。

転職サイトによっては、待遇が良いため公開して募集を行わない非公開求人を保有している場合もあり、自分で探すよりも年収が高い職場が見つかりやすいのです。

仕事を続けながら転職活動をする場合も、自分で求人を探す手間が省けるので便利です。

メリット2. 応募書類の添削や面接練習などの選考対策が受けられる

転職サイトを利用すると、応募書類の添削や面接練習など選考対策も受けることができます。

担当者がヒアリングを通してあなたの人柄や経歴を把握し、伝え方のコツも教えてくれるので、誰でも魅力的な応募書類を作り上げられます

転職経験がない、少ない場合、一人で応募書類を作るのは難しいものです。過不足無く経歴を書いたつもりでも、プロの視点でみると内容が不十分であったり、見せ方が適切でなかったりするケースはよくあります。

面接対策でも、転職のプロから客観的な意見がもらえるので、面接のコツが分かり、どのような質問をされるのか想定して面接に臨むことができます。

担当者と万全な対策を行うことで、採用確率がアップします。

メリット3. 応募先とのやり取りを代行してくれる

転職サイトは、企業とのやり取りを代行してくれるので、働きながらの転職活動がスムーズになります。

担当者が代行してくれるやり取り

  • 各企業への応募
  • 面接の日程調整
  • 採用担当者への連絡
  • 入社日の調整

在職中に転職活動を行うとなると、細かいスケジュール管理が困難になります。

特に複数求人に応募している場合、それぞれの職場と並行してやり取りを行わなければならなりません。予定管理が不十分だと、ダブルブッキングなどのトラブルにつながる恐れもあります。

転職活動に関する煩雑なやり取りを、代わりに行ってくれるのは大きなメリットです。

7. 薬剤師に関するよくある質問

最後に薬剤師に関するよくある質問に答えていきます。

7-1. 薬剤師の年収事情編

薬剤師の年収事情に関する疑問と答えを紹介します。

Q1. 薬剤師の新卒年収はどれくらいですか?

薬剤師の新卒年収は約300万円~350万円です。

20~24歳の薬剤師の平均年収は320~380万円となっており、初任給はこの値よりやや低いと考えられます。

Q2. 薬剤師の年収の中央値はいくらですか?

薬剤師の年収の中央値は公表されていませんが、中央値は平均値より低くなるため565万円よりは低いと言えます。

中央値としては500~550万円ほどと考えていいでしょう。

Q3. 一人薬剤師の年収はどれくらいですか?

一人薬剤師の年収は、相場よりも高い600~700万円ほどです。

薬剤師不足が深刻な地方薬局では、800万円以上もらえる場合もあります。

Q4. 薬剤師の将来性が心配です。

薬剤師は将来性があり、長く続けられる職種です。

ただし、長期的に見ると、薬剤師の供給が需要を上回ると予測されているのも事実です。薬剤師の資格保持者は増え続けていますが、薬剤師求人数が減っているのです。

薬剤師の需給予測

薬剤師の供給は需要を上回ると予測されている

〔出典〕厚生労働行政推進調査事業費補助金 医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス政策研究事業(平成30年度):薬剤師の需給動向の予測および薬剤師の専門性確保に必要な研修内容等に関する研究:2019年3月.p. 11

今後、全体的な薬剤師需要は減少していきますが、地方や在宅医療分野の薬剤師需要は増加していきます。

地方では、継続的な投薬を必要としている高齢者の数増加に薬剤師の増加は追い付けていないため、後期高齢者が減少するとみられている2035年まで、薬剤師不足は解消されることはないと予想されています。

高齢化に伴い、在宅医療を希望する患者に医薬品を提供し、健康面をサポートする「訪問薬剤管理指導」のニーズも高まっているため、薬剤師は将来性があると言えるのです。

7-2. 転職サイト編

薬剤師の転職サイト利用に関する疑問と答えを紹介します。

Q1. 転職サイトの担当者と考え方が合わなかったら……と不安です。

転職サイトでは、担当者をいつでも変更することができます。

口コミの良い大手サイトでも、担当者によっては十分なサポートをしてくれなかったり、自分の性格とは合わないと感じることがあります。

多くの転職エージェントでは、変更フォームへの入力や総合窓口へ連絡すると、担当者を変更することができます。担当者の変更は珍しいことではないので、合わないと感じたらすぐに変更をお願いしてみてください。

Q2. 地方に住んでいるのですが、転職サイトは利用できますか?

地方でも転職サイトを利用することができます。大手転職サイトは全国に相談会場を設けていたり、電話・Webでの面談を受け付けています。

新型コロナウイルスの影響で、ほとんどの転職サイトは電話かビデオ電話で面談を行うため、特に困ることはありません。

地域に密着した求人情報を持っているエージェントもいるため、地方で転職を考えている薬剤師も安心です。

Q3. 祝い金がもらえる転職サイトはありますか?

現在、祝い金がもらえる転職サイトはありません。

2021年4月に職業安定法に基づく指針が一部改正され、『就職お祝い金などの名目で、求職者に金銭等を提供して求職の申し込みを勧奨すること』が禁止されたので、一切なくなりました。

Q4. 転職サイトは掛け持ち利用しても良いですか?

転職サイトは掛け持ち利用ができ、複数登録することをおすすめします。

転職サイトを掛け持ち利用しておくことで、求人の幅が広がるほか、自分に合った担当者が見つかりやすくなります。

求人数や口コミを確認し、3社ほどに登録し、自分に合った1~2社ほどに絞り込むことがおすすめです。

8. まとめ

薬剤師の年収についてご説明しました。

薬剤師の平均年収は565万円で、全職種の平均年収488万円と比べると薬剤師の年収は高めであると言えます。

ただし、薬剤師は管理職ポストが少なく、昇給しにくいため年収に不満を抱える人も多いです。管理薬剤師やドラッグストア勤務の薬剤師など、年収が高めに設定されている職場に転職することで、年収アップが叶います。

転職する際には、年収面だけでなく、労働時間や福利厚生も確認することが重要です。

転職する際には、希望条件に合った求人を代わりに探してくれ、選考サポートも受けられる薬剤師転職サイトを利用することをおすすめします。

転職サイトランキング
薬キャリ1位.薬キャリ

公式サイトを見る
詳細を見る

公開求人数
3万件

満足度
4.3

薬剤師さんからの利用満足度No1の転職サイト。求人の質の高さや、丁寧なキャリアヒアリングが高評価
ファルマスタッフ2位.ファルマスタッフ

公式サイトを見る詳細を見る

公開求人数
4万件

満足度
4.1

調剤薬局の求人数・量ともに業界トップクラスの転職サイト。20年以上に渡る転職支援実績があり、サポート力も高い
マイナビ薬剤師3位.マイナビ薬剤師

公式サイトを見る詳細を見る

公開求人数
5万6,000件

満足度
4.0

マイナビグループのネットワークを活かした圧倒的な求人数が魅力の転職サイト。地方在住の方もおすすめ

あなたの未来が明るくなることを祈っております。