【2023年最新】20代薬剤師の平均年収は?男女別の違い&年収を増やす4つのコツ

  • 「20代薬剤師の年収はどれくらい?」
  • 「年収を増やすにはどうすればいい?」

と考えている方も多いと思います。

厚生労働省の調査によると、20代薬剤師の年収は、男性が496万円で、女性が464万円でした。

これは、他の職種に比べて高い傾向にありますが、就業先や雇用形態によって異なります。

そこで本記事では、厚生労働省など公的機関が調査したデータをもとに「20代薬剤師の年収」について解説します。

  1. 20代薬剤師の年収は、男性が496万円、女性が464万円
  2. 【就業先/雇用形態/都道府県別】20代薬剤師の年収
  3. 薬剤師が年収を上げる4つの方法
  4. 20代薬剤師のキャリアアップにおすすめの転職サイト
  5. 【Q&A】20代薬剤師の年収に関する質問

すべてを読めば、20代薬剤師の平均年収がわかるようになるでしょう。

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1.20代薬剤師の年収は、男性が496万円、女性が464万円

厚生労働省の調査によると、20代薬剤師の年収は、男性が496万円、女性が464万円です。

これは月額平均給与額は賞与を含んだものであり、内訳は以下の通りです。

平均年収月収賞与
496万円34.9万円78.2万円
464万円33万円67.8万円

参考:賃金構造基本統計調査

男女で比較すると、女性よりも男性の方が30万円ほど平均年収は高いです。

また、20代の平均年収(男性:382.5万円、女性:336.7万円)と比べると、男女ともに100万円ほど高いことがわかりました。(参考:賃金構造基本統計調査

これは、薬剤師の供給が需要に追い付いておらず、人材不足だからだと考えられます。

関連記事:【2021最新版】薬剤師年収ランキング|職場・企業・都道府県別に徹底比較

薬剤師と他職種の年収推移

参考:賃金構造基本統計調査

20代のうちは、全職種の平均年収と60~90万円ほどの差です。

ただ、30代を超えてくるとさらに差が開き、ピーク時(45~49歳)には150万円まで広がります。

これは、30代を超えてくると管理薬剤師やエリアマネージャーなどの役職に就く薬剤師が増え、役職手当が付くようになるからです。

関連記事:薬剤師の年収は本当に低いのか?転職のプロが徹底検証し年収アップの方法まで解説!

ここまで、20代薬剤師の年収について紹介しました。

次章では、就業先/雇用形態/都道府県別に20代薬剤師の年収について紹介していきます。

2.【就業先/雇用形態/都道府県別】20代薬剤師の年収

20代薬剤師の平均年収は男性が496万円、女性が464万円ですが、「就業先/雇用形態/都道府県」といった条件によって異なります。

そこでこの章では、以下3つの項目で20代薬剤師の平均年収を解説していきます。

それぞれの項目で詳しく見ていきましょう。

2-1.就業先でみると製薬会社が最も高い

就業先別で比較してみると、以下の表のとおりになりました。

就業先平均年収
ドラッグストア512.5万円
調剤薬局488.3万円
病院434.6万円
製薬会社543.2万円

マイナビ薬剤師のデータもとに算出

ドラッグストアと製薬会社では、平均年収が500万円を超えているため高収入を狙えます

年収が高い要因は、ドラッグストアの数が増加にともなう人員強化のために、各社で薬剤師が取り合いになっているからです。

また、製薬会社は業績が給与に関係する仕事であるため、高収入を得られる可能性のある就業先なのです。

一方で病院や調剤薬局の平均年収は、400万円~500万円と他の就業先と比べると低いのが現状です。

2-2.派遣薬剤師であれば正社員と同じくらい稼げる

正社員とパート、派遣の3つの雇用形態を比較して見ていきます。

雇用形態平均年収
正社員男:496万円
女:464万円
パート209万円
(時給1,992円で換算)
派遣355.2~533.1万円
(時給1,850~2,777円で換算)

参考:賃金構造基本統計調査のデータを基に算出
※パート:労働日数(月)13.7日、労働時間(日)6.1hとした

正社員とパート、派遣の薬剤師を比べると、派遣薬剤師と正社員の薬剤師では同程度の年収を稼げることがわかります。

派遣薬剤師のなかには、時給3,500円を超える求人もあるため、正社員以上に稼ぐことも可能です。

パートは労働日数が少ないため、年収が209万円となり、他の雇用形態と比較すると低くなります。

ただその分、パートでは時短勤務ができるため、自身のライフスタイルと合わせやすいというメリットがあります。

2-3.都心に比べて静岡や長野などの地方が高い

都道府県別で20代薬剤師の年収をみると、以下のとおりになりました。

順位都道府県平均年収
1静岡県597.1万円
2長野県589.3万円
3高知県549.2万円
4島根県534.8万円
5愛知県531.7万円
6青森県529.7万円
7秋田県528.8万円
8宮城県521.5万円
9三重県513.3万円
10山形県508.6万円
11神奈川県498.6万円
12茨城県496.3万円
20代男性平均
496万円
13広島県488.3万円
14宮崎県486.9万円
15北海道484.0万円
16福井県483.5万円
17滋賀県481.9万円
18和歌山県481.1万円
19大阪府477.6万円
20東京都473.1万円
21香川県468.0万円
20代女性平均
464万円
22山口県460.5万円
23大分県459.4万円
23千葉県459.4万円
25熊本県459.1万円
26鹿児島県458.7万円
27富山県458.2万円
28福岡県453.4万円
28沖縄県453.4万円
30岡山県451.7万円
31京都府450.7万円
32兵庫県450.4万円
33鳥取県448.7万円
34佐賀県446.6万円
35埼玉県445.4万円
36栃木県445.0万円
37山梨県437.2万円
38奈良県433.1万円
39岐阜県430.2万円
40石川県423.1万円
41岩手県422.2万円
42福島県418.0万円
43群馬県413.2万円
44愛媛県396.3万円
45新潟県382.2万円
46徳島県379.5万円
47長崎県366.0万円

賃金構造基本統計調査を基に算出

上記の表を見ると、東京や首都圏などの都市部に比べて、静岡県や長野県といった地方の年収が高いことがわかります。

地方薬剤師の年収が高い理由は、地方に必要な薬剤師がいないため、需要と供給に差があるからです。

「場所にこだわらず高収入を得たい方」は、地方への転職がおすすめです。

ここまで、条件別で20代薬剤師の年収について紹介しました。

次章では、薬剤師が年収を上げる4つの方法について紹介していきます。

3.薬剤師が年収を上げる4つの方法

現状で、20代薬剤師の平均年収を下回っており「年収をもう少し上げたい」と考えている方も多いでしょう。

そこでこの章では、薬剤師が年収を上げる方法を4つ解説していきます。

それぞれを詳しく紹介していきます。

3-1.キャリアアップによる給与アップを目指す

もっとも堅実に手取り額を上げる方法は、キャリアアップによって給与をアップさせることです。

薬剤師がキャリアアップする方法として、以下2つの役職を目指す道があります。

管理薬剤師

管理薬剤師は、各薬局や店舗に配置される責任者です。

管理薬剤師になる一般的なルートは、今働いている職場で薬剤師として3~5年経験を積んで昇進する方法があります。

特別な資格は不要で、試験などもありません。

職場によって変わりますが、役職手当として3万~5万円の給与アップが見込めます。

関連記事:管理薬剤師になるには|仕事内容や年収、資格について転職のプロが徹底解説

エリアマネージャー

エリアマネージャーは、複数の店舗を管理する仕事です。

管理薬剤師と同様に、特別な資格は不要となります。

薬剤師の知識や調剤スキルだけでなく、中間管理職としてのマネージメントやコミュニケーション能力が求められます。

  • 薬剤師の知識とスキル
  • マネージメント
  • コミュニケーション能力

20代でエリアマネージャーになるケースは少なく、勤務年数や実績があり、経営者から信頼がある薬剤師が選ばれやすいようです。

職場によって変わりますが、役職手当として5万~10万円の給与アップが見込めます。

3-2.薬剤師関連の資格を取得する

資格手当などの制度がある薬剤師の職場では、薬剤師関連の資格を取得することで月々3万~5万円の給与アップが見込めます。

薬キャリの求人情報をみてみると、以下のような応募が多数ありました。

参考:薬キャリ

薬剤師の場合、以下の資格の取得がおすすめです。

  • 緩和薬物療法認定薬剤師
    …悪性腫瘍に関する
  • 薬物療法認定薬剤師
    …HIVや感染症、精神科領域
  • 小児薬物法認定薬剤師
    …小児科疾患
  • 漢方薬・生薬認定薬剤師
    …漢方薬や生薬

資格の勉強はスキルとして身に付くため、仕事に活かせる場面も多く、患者さんからの信頼も得られます。

ある程度長期的に学習する意欲があるのであれば、現職にも活かせる資格の勉強をしてみるのもおすすめです。

関連記事:緩和薬物療法認定薬剤師になるには?合格率から症例提示まで徹底解説

3-3.大手ドラッグストアへ転職する

「ウエルシア薬局」「クスリのアオキ」などの大手ドラッグストアへ転職することで、20代で年収600万円以上稼げる場合があります。

実際に、転職会議をみると、20代で年収600万円を超えている薬剤師の口コミがみられました。

出典:転職会議

このように、大手ドラッグストアでは20代ながら年収600万円以上を見込めるようです。

「転職で高収入を目指す方」は、大手ドラッグストアへの転職を検討してみましょう。

20代薬剤師のキャリアアップにおすすめの転職サイト»

大手ドラッグストアの評判についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

3-4.給与の高い地方に転職する

地方では年収を高く設定して薬剤師を採用しています。

「薬学部のある大学が少ない」「高齢化」によって、地方では薬剤師が不足しているからです。

実際、賃金構造基本統計調査のデータを基に静岡県と東京都の平均年収を比較してみると、120万円ほどの差があることがわかりました。

  • 静岡県(全国1位)

597.1万円

  • 東京都(全国20位)

473.1万円

賃金構造基本統計調査を基に算出

同じ仕事をしているのにも関わらず、都市部から地方に転職することで年収が上がるケースも珍しくありません。

「昇格や昇進が見込めない」「業績がかんばしくなく、ボーナスや手当も支給されない」という場合は、地方への転職を検討してみることをおすすめします。

とはいえ、給与だけに焦点を当てて転職をするのは推奨できません。

不向きな仕事では長続きしませんし、給与が高いだけで労働環境が劣悪な職場で働くことになってしまえば、体調を崩してしまう恐れもあるでしょう。

そこでおすすめなのが、転職サイトの利用です。

補足:転職サイトとは

一般的な求人サイトと異なり、求職者一人に対してキャリアコンサルタントが担当し、転職活動をサポートしてくれるサービスです。

求人の紹介から、面接対策まで、転職活動を総合的に支援してくれます。

転職サイトは、あなたの悩みや希望をヒアリングして、適切な求人を紹介してくれます。

もちろん、転職そのものに悩んでいる段階でも利用可能です。

そこで次章では、20代薬剤師のキャリアアップにおすすめの転職サイトについて紹介していきます。

4.20代薬剤師のキャリアアップにおすすめの転職サイト

ここで紹介していく20代薬剤師のキャリアアップに強い転職サイトは、下記3つの基準で選んでいます。

転職サイト比較基準

  • 求人の質・量
    …薬剤師の求人が十分にあり、優良案件が多い
  • 提案力
    …業界の経験の有無に関わらず、希望条件に合った求人を紹介してもらえる
  • サポート力
    …求職者一人ひとりのニーズに合った面接・書類対策など、選考対策を丁寧に行ってくれる

※当サイトでは「提案力」と「サポート力」をもとに利用者満足度を算出し、ランキング選定基準としています。

20代薬剤師のキャリアアップに強い転職サイトは以下5つです。

転職サイト公開求人数 | 利用満足度
1位.
薬キャリ
約6.0万件 | ★★★★★4.5
薬剤師の総合満足度No.1(※エムスリーキャリア調べ)
2位.
マイナビ薬剤師
約5.7万件 | ★★★★☆4.0
親身なサポート体制に高評価
3位.
ファルマスタッフ
約4.1万件 | ★★★★☆3.9
調剤薬局の求人は業界No.1
4位.
ファーマキャリア
 約1.1万件 | ★★★★☆3.7
あなたにぴったりのオーダーメイド求人を提案
5位.
リクナビ薬剤師
約1.7万件 | ★★★★☆3.6
転職業界No.1のリクルートのノウハウが豊富

※求人数:2023年10月現在

上位3つの転職サイト(『薬キャリ』、『マイナビ薬剤師』、『ファルマスタッフ』)は薬剤師向けのサポートが特に手厚いという評価を受けているため、すべて登録しておくことを強く推奨します。

それでは、ここからはランキング上位のサイトを1つずつ紹介していきます。

1位. 薬キャリ|実績豊富で満足度95%

薬キャリ_LP

公式サイト:https://agent.m3career.com/

『薬キャリ』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。
※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。

また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、求人数は病院業界1位、調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。

業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。

\総合満足度No.1/
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当サイトでは薬キャリのコンサルタントにインタビューを行いました!

薬キャリの強みコロナ禍における薬剤師の転職事情をお話いただいたので、転職を検討している方はぜひご覧ください。

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2位. マイナビ薬剤師|親身なサポート体制に高評価

マイナビ薬剤師

公式サイト:https://pharma.mynavi.jp/

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、約6万件の求人を掲載しています。

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

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3位. ファルマスタッフ|調剤薬局と派遣の求人が豊富

公式サイト:https://www.38-8931.com/

『ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスであるため、薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。

また、派遣求人の数を業界で最も多く保有している点も特徴です。

さらに、20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力であると言えます。

薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

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4位. ファーマキャリア|好条件求人をオーダーメイドで提案

公式サイト:https://pharmacareer.jp

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。

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また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。

一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

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5位. リクナビ薬剤師|優秀なアドバイザーが全面サポート

リクナビ薬剤師

公式サイト:https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。

サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。

ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。

また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。

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20代薬剤師におすすめ転職サイトについては『20代薬剤師におすすめ転職サイト・エージェント5選|プロが教える成功のための全ポイント』でさらに詳しく解説しています。

5.【Q&A】20代薬剤師の年収に関する質問

20代薬剤師の年収に関する質問は以下3点です。

それぞれを詳しく紹介していきます。

Q-1.30代の薬剤師の年収はどれくらい?

厚生労働省の調査によると、30代の薬剤師の年収は以下のとおりです。

平均年収月収賞与

30~34歳
581.1万円40.6万円93.6万円
35~39歳653.6万円46.3万円98万円

30~34歳
507.7万円34.8万円89.7万円
35~39歳542.3万円38.9万円75万円

参考:賃金構造基本統計調査

ただ、20代薬剤師と同様に、就業先や地域によって年収は異なるようです。

Q-2.地方の方が薬剤師の年収は高い?

前述したとおり、地方の方が薬剤師の年収は高い傾向にあります。

これは、地方の高齢化により薬剤師の数が減少しており、給与を高くしないと応募がこないからです。

業務内容が同じでも地域を変えるだけで、年収が上がる可能性があります。

地方への転職について気になる方は3-4.給与の高い地方に転職するを参考にしてください。

Q-3.薬剤師で年収800万円は目指せますか?

結論からいうと、薬剤師で年収800万円は可能です。

具体的な方法としては、以下のとおりです。

  • 年収800万の一番の近道は製薬企業への転職
  • 調剤薬局併設型ドラッグストアに転職する
  • 地方・小規模の調剤薬局に転職する
  • 外資系CRO業界でCRA職として働く
  • ラウンド勤務薬剤師として働く
  • 地方の管理薬剤師として働く
  • 薬剤師として独立開業する

ただ、どれも簡単にできるものではありません。

薬剤師で年収800万円を目指す具体的な方法は「薬剤師が年収800万円稼ぐには? 年収を上げるための具体的な方法を紹介」の記事で詳しく解説されているので、ぜひ参考にしてください。

さいごに

今回は「20代薬剤師の年収」「薬剤師が年収を上げるポイント」を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

20代薬剤師の年収は男性が496万円、女性が464万円です。

ただ「もう少し年収を上げたい」「高収入を得たい」という方は、今の職場で昇進や資格の取得を狙ったり、大手や地方へ転職したりすることをおすすめします。

関連記事:20代薬剤師は転職できる?キャリアアップ&年収を上げる転職に必須の知識

大手ドラッグストアや地方への転職を検討する際には、あなたの要望やキャリアに沿ってサポートしてくれる転職サイトのキャリアコンサルタントに相談してみましょう。

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