薬剤師年収ランキング【2020年最新版】|職場別・都道府県別に薬剤師の年収を徹底比較

「同年代の薬剤師の年収はどれくらいなの?」
「他の人と比べて薬剤師としての私の年収は低いのでは…?」

と悩んでいませんか。

薬剤師の年収は、職場や働く地域によって差があるため、自分の年収が高いか低いか判定するには、年収ランキングなどで確認してみる必要があります。

もし、年収ランキングと自分の年収を見比べて低いと感じたなら、年収アップさせることを考えましょう。

この記事では、これまで薬剤師の転職をサポートしてきた私が、薬剤師の年収に関するさまざまなランキングを紹介・解説をしながら、年収をアップさせる方法や転職時にぜひ利用したいおすすめの転職エージェントまでご紹介します。

(目次)

  1. 【条件別】薬剤師年収ランキング
  2. 薬剤師が年収をアップさせる3つの方法
  3. 薬剤師が年収アップするために利用したい転職エージェント5選
  4. 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
  5. 【図解】転職エージェント利用の流れ

この記事を読むことで自分の年収について客観的に判断でき、年収を増やす方法を知ることができます。

1.【条件別】薬剤師年収ランキング

本章では、薬剤師の年収ランキングを条件別にご紹介します。

  1. 【職場別】薬剤師年収ランキング
  2. 【製薬会社】薬剤師年収ランキング
  3. 【ドラッグストア】薬剤師年収ランキング
  4. 【大手調剤薬局】薬剤師年収ランキング
  5. 【都道府県別】薬剤師年収ランキング

各ランキングの紹介後、簡単にデータの傾向を解説します。(データ参考資料:賃金構造基本統計調査会社四季報オンライン

1-1.【職場別】薬剤師年収ランキング

薬剤師が活躍できる場は多岐にわたりますが、ここでは、4つの職場で比較します。

順位職場初任給初年収平均年収
1位製薬会社22万円前後300万円前後600〜1,200万円
2位ドラッグストア25〜35万円350〜450万円500〜800万円
3位調剤薬局22〜30万円350〜400万円450〜700万円
4位病院20〜25万円300〜350万円400〜650万円

職場別の年収ランキング1位は、「製薬会社」です。

製薬会社は、初任給や初年収だけ見比べると他の職場とそれほど差はありません。

しかし昇給率が他の職場よりも高い傾向があるため、最終的に他の職場よりも平均年収が高くなります。

2位の「ドラッグストア」は、店舗の規模や地域によって差が大きいのが特徴です。

地域差については、1-5. 都道府県別の年収ランキングで確認してください。

表のとおり、薬剤師の平均年収は400万円から1,200万円まで、職場によって最大で800万円もの開きがあることが分かります。

どこで薬剤師として働くか、職場の選択によって年収が大きく変わることは覚えておきましょう。

この後の章では、「製薬会社」「ドラッグストア」「調剤薬局」各々の企業ランキングをご紹介します。

※「病院」薬局の年収については、各病院ごとの詳細なデータがなく、ランキング形式での紹介ができないため割愛しました。

1-2.【製薬会社】薬剤師年収ランキング

職業別ランキングでは、首位の製薬会社でしたが、各製薬会社ごとの平均年収はどのようなランキングになっているのでしょうか?

順位企業名平均年収
1位ソレイジア・ファーマ株式会社1,576万円
2位シンバイオ製薬株式会社1,195万円
3位第一三共株式会社1,104万円
4位そーせいグループ株式会社1,088万円
5位アステラス製薬株式会社1,079万円
6位大塚ホールディングス株式会社1,076万円
7位エーザイ株式会社1,045万円
8位武田薬品工業株式会社1,039万円
9位ペプチドリーム株式会社1,016万円
10位サンバイオ株式会社1,010万円

データ参照元:人材派遣・人材紹介のマンパワーグループ

1位のソレイジア・ファーマ株式会社は、2006年創業、2017年3月東証マザーズに上場した、抗がん剤など、がん領域の治療に特化した、従業員数17名(2019年時点)、平均年齢48.4歳のバイオベンチャー企業です。

ソレイジア・ファーマ株式会社の平均年収は、他の企業と大きく差が出ていますが、気を付ける点は、工場を持たないことから、平均年収額が他の製薬会社よりも高めに出ているということです。

つまり、工場を持っている製薬会社は、工場で働く従業員の年収が低いため、全体平均の年収額も低めになります。

1-3.【ドラッグストア】薬剤師年収ランキング

次に、職業別で2位だったドラッグストアの各会社ごとの平均年収を見てみましょう。

順位企業名平均年収
1位株式会社マツモトキヨシホールディングス764万円
2位株式会社ツルハホールディングス716万円
3位スギホールディングス株式会社711万円
4位ウエルシアホールディングス株式会社709万円
5位株式会社ココカラファイン682万円
6位株式会社ファルコホールディングス657万円
7位株式会社メディカルシステムネットワーク631万円
8位株式会社キリン堂ホールディングス579万円
9位ファーマライズホールディングス株式会社575万円
10位日本調剤株式会社557万円

ご覧の通り、上位のドラッグストアは、知名度も高く全国チェーン展開を行っている企業で占められて
います。

特に全国にチェーン展開しているドラッグストアは、慢性的な人手不足の場合が多く、高い年収を提示して薬剤師を採用する必要があり、給与の水準は調剤薬局や病院の薬局に比べて高めの傾向です。

ここで注意したいことは、同じ企業内でも店舗の所在地や年齢・キャリアによって年収が変わるということです。

たとえば、1位のマツモトキヨシの場合、勤務エリアや年齢・キャリアによって、年棒475~700万円と差があります。

参考:全国のマツモトキヨシグループ 薬剤師 採用情報

勤務地の選択によって年収に大きく差が出やすいことを知っておきましょう。

1-4.【大手調剤薬局】薬剤師年収ランキング

次は大手調剤薬局のランキングです。

薬剤師転職業界大手のエムスリー社が運営する薬剤師向けサイト「薬キャリPlus」が公表している調剤薬局売上ランキングのトップ10企業を平均年収で比較しました。

順位企業名平均年収
1位株式会社シップヘルスケアホールディングス755万円
2位株式会社スズケン635万円
3位株式会社アインホールディングス631万円
4位株式会社ファーマライズホールディングス625万円
5位東邦ホールディングス株式会社622万円
6位日本調剤株式会社558万円
7位株式会社メディカルシステムネットワーク557万円
8位株式会社トーカイ501万円
9位クオール株式会社477万円
10位総合メディカル株式会社448万円

売上高ランキングでは10位の株式会社シップヘルスケアホールディングスが年収では1位となりました。

売上高1位の株式会社アインホールディングスは、年収ランキングでは3位です。

1位と10位では、年収差が300万円にもなります。

ただし、気を付けたいことは、このランキングは企業に勤める従業員全体の平均年収であるため、薬剤師のみの平均年収であると断定できない点です。

尚、売上高を含めた大手調剤薬局の総合的な評価について知りたい場合、以下の記事をおすすめします。

併せてお読みください。

大手調剤薬局ランキング完全版|企業規模と社員評価のすべて

1-5.【都道府県別】薬剤師年収ランキング

最後に都道府県別の薬剤師年収ランキングを見てみましょう。

順位都道府県名平均年収
1位栃木県624万円
2位福島県608万円
3位三重県597万円
4位広島県591万円
5位香川県584万円
6位兵庫県581万円
7位静岡県578万円
8位北海道574万円
9位島根県570万円
10位京都府569万円
11位岐阜県566万円
12位鹿児島県565万円
13位沖縄県564万円
14位岩手県563万円
15位福岡県561万円
16位宮崎県560万円
17位滋賀県559万円
18位山梨県556万円
19位群馬県552万円
20位富山県551万円
21位神奈川県550万円
22位熊本県549万円
23位高知県549万円
24位大阪府545万円
25位佐賀県544万円

全都道府県の薬剤師平均年収(2019年)は544万円ですので、ここまでが全国平均を上回っているエリアです。

◎全国平均を下回っている都道府県

26位愛知県537万円
27位山形県528万円
28位長野県526万円
29位奈良県524万円
30位新潟県524万円
31位千葉県519万円
32位茨城県518万円
33位東京都518万円
34位青森県517万円
35位和歌山県505万円
36位鳥取県502万円

◎平均年収500万円未満の都道府県

37位長崎県498万円
38位石川県497万円
39位福井県497万円
40位埼玉県495万円
41位岡山県485万円
42位愛媛県482万円
43位徳島県479万円
44位秋田県475万円
45位宮城県466万円
46位大分県423万円
47位山口県416万円

この表からわかることは「都市部より地方のほうが年収が高い」傾向があるということです。

薬剤師は一般的な職業と逆で、東京などの都市部よりも地方の年収が高い傾向にあります。

その理由として、都市部は薬剤師が過剰供給になっているのに対して、地方では薬剤師が不足しているからです。

さらに、エリアごとに傾向は変わります。

例えば、東海エリアや九州エリアでは比較的年収が高いですが、四国エリア、東北エリアは低い傾向です。

隣接している県で年収額の差が大きく開いているエリアもあるため、年収アップを考えた場合、働く場所が大きく影響することがわかります。

2.薬剤師が年収をアップさせる3つの方法

薬剤師が年収を上げる方法は以下の3つです。

  1. 資格を取得しキャリアアップする
  2. 時給3,000円以上の高額派遣で働く
  3. 転職エージェントを活用し、給与が良い職場へ転職をする

ひとつずつ見ていきましょう。

2-1.資格を取得しキャリアアップする

ひとつ目の年収アップの方法は、資格を取得しキャリアアップすることです。

これは、資格を取得することで役職に就きやすくなり、昇進に伴って年収もアップするためと言えます。

薬剤師のキャリアップに有利になる資格はさまざまありますが、おすすめは「認定薬剤師」「専門薬剤師」です。

認定薬剤師例/がん薬物療法認定薬剤師、プライマリ・ケア認定薬剤師、外来がん治療認定薬剤師、 研修認定薬剤師、救急認定薬剤師等

認定薬剤師制度による一定期間の研修と実技から必要な単位を取得することで最新の知識や技術があると評価され資格として認定されます

専門薬剤師例/がん専門薬剤師、がん指導薬剤師、感染制御専門薬剤師、HIV感染症専門薬剤師、 医薬品情報専門薬剤師、精神科専門薬剤師等

日本病院薬剤師会をはじめとする各団体から認定を受けた薬剤師であり、取得することで特定の専門分野において、薬物療法などに関する十分な知識と技術を有することが証明されます。

資格取得によって、患者を薬物療法の面からサポートできるようになり、医師や看護師を含む医療チームの一員として必要不可欠な薬剤師として認識されます。

ただし、資格取得のためには研修を受講するなど勉強する必要があり、取得までに一定の時間がかかるので、今すぐに年収アップしたい方には不向きです。

2-2.時給3,000円以上の高額派遣で働く

時給3,000円以上の高額派遣で働くことで、薬剤師の平均年収を超える年収を手にすることができます。

薬剤師の派遣時給の相場は2,500~2,800円程度と言われていて、職場や地域によっては、時給3,500円といった高額派遣もあります。

ここで簡単な年収の計算をしてみましょう。

派遣時給3,000円、フルタイム勤務(1日:8時間、1か月:週5日×4週)で年収を計算してみると

3,000(円)×8(時間)×20(日)×12(ヶ月)=576万円(年収)

となります。

薬剤師(正社員)の平均年収は、「平成30年賃金構造基本統計調査」によると543.5万円なので、正社員の平均年収を超えることになります。

パートや派遣なども含めた薬剤師全体の平均年収も約530万円程度ですから、時給3,000円以上の派遣で働けば年収アップできることは確実と言えるでしょう。

しかし、派遣で働く薬剤師にはデメリットもあるので注意が必要です。

  • キャリアアップが望めない
  • 派遣募集をしている職場は多忙な職場が多い
  • 契約期間が決まっている(長く働けない)
  • 派遣薬剤師に対して風当たりの強い職場もある
  • ボーナス・退職金が出ない

派遣薬剤師は残業がほとんどなく、正社員と比べて休暇も取得しやすいため、子育てと両立したい女性などにはメリットが多いです。

しかし、将来を見据えたキャリアップを目指す場合には避けたほうが良いでしょう。

実は、薬剤師が年収アップするために一番おすすめできる方法は、「転職エージェントを活用して給料の良い職場に転職をすること」です。

補足:転職エージェントとは

    一般的な求人サイトと異なり、求職者一人に対してキャリアコンサルタントが担当し、転職活動をサポートしてくれるサービスです。求人の紹介から、面接対策まで、転職活動を総合的に支援してくれます。

次章では、転職エージェントの活用についてくわしく解説します。

2-3.転職エージェントを活用し、給料が良い職場へ転職をする

年収アップのための転職を成功させる最大のポイントは転職エージェントを利用することです。

転職エージェントを利用すると、以下のようなメリットがあります。

  • 転職活動に必要なサポートを全て無料で受けられる
  • 自分のキャリアを客観的に見つめ直すことができる
  • 表には出ていない非公開求人を探してきてくれる
  • 面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別途プッシュしてくれる
  • 面倒な手続きや調整を代理で行ってくれるので手間が減る

転職エージェントはあなたの悩みや希望をヒアリングして、適切な求人を紹介してくれます。

もちろん、転職そのものに悩んでいる段階でも利用が可能です。

また、「残業の少ない職場がいい」「激務の職場は避けたい」といった悩みにも、丁寧に対応してくれるでしょう。

次の章では、数ある転職エージェントの中から、薬剤師の転職におすすめの会社を厳選して紹介します。

3. 薬剤師が年収アップするために利用したい転職エージェント5選

年収アップを目指す薬剤師の方におすすめの転職エージェントを5つ選びました。

下記は、200名の口コミの結果から採点した薬剤師転職エージェントの総合ランキングです。

 求人数・質提案力サポート力
薬キャリ
4.1

4.3

4.1
マイナビ薬剤師
4.2

4.2

3.7
ファルマスタッフ
3.9

3.8

4.1
ファーマキャリア
4.2

3.4

4.1

リクナビ薬剤師


4.2

3.9

3.4

転職エージェントは、担当するキャリアアドバイザーの相性や質が重要ですから、数社登録して面談をしてみて、一番良いと思ったところを活用することをおすすめします。

面談を受けて、最終的に転職をしないことに決めても全く問題ないので、まずは気軽な気持ちで一歩を踏み出してみましょう。

それでは、ひとつずつご紹介します。

3-1.薬キャリ|求人数が多く、交渉力が強い転職エージェント

薬キャリ

『薬キャリ』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。

また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、転職人気の高い就業先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。

業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。

公式サイト:
https://agent.m3career.com/

当サイトでは薬キャリのコンサルタントにインタビューを行いました!

薬キャリの強みコロナ禍における薬剤師の転職事情をお話いただいたので、転職を検討している方はぜひご覧ください。

こちらをタップ ▼
薬剤師の人生を照らす転職を――薬剤師満足度No1『薬キャリ』のコンサルタントによる「求職者ファースト」の転職支援とは

3-2.マイナビ薬剤師|豊富な求人数と面談の安定感

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、6万3,000件以上の求人を掲載しています。

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点にも特徴があります。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/

3-3.ファルマスタッフ |20代正社員薬剤師から高評価&派遣も対応

ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

調剤薬局の求人は、数・量ともに業界No.1を誇ります。薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。

また、派遣求人の数を業界で最も多く保有している点も特徴です。

さらに、20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力であると言えます。

薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

3-4.ファーマキャリア |希望に沿った好条件求人を提案

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。

求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。

また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。

一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

公式サイト:
https://pharmacareer.jp

3-5.リクナビ薬剤師|優秀なコンサルタント・ドラッグストア求人1位

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトです。

サービスの規模も大きく、数多くの転職実績があります。

ドラッグストアの求人や、高収入の求人が多い点も特徴です。

また「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富であり、特に優秀なコンサルタントがいるという点も大きな強みです。

公式サイト:
https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

4. 転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント

この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。

  1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
  2. 転職時期は最短可能日程で答える
  3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる
  4. 経歴やスキルに嘘をつかない
  5. 推薦文は必ず確認する
  6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
  7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。

Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく

転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。

「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。

スクリーンショット 2015-10-18 20.29.18

例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。

更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。

Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える

キャリアコンサルタントも売上目標があり日々追われています。

コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。

※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。

Point-3. 担当コンサルタントをシビアな目でみる

担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。

担当変更はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。

担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。

担当変更メール文面例

いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、

転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない

登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。

コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。

この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。

Point-5. 推薦文は必ず確認する

ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではないコンサルタントの場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。

そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない

数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいものです。

優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWorkを利用して裏をとるようにしましょう。

以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。

上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

5. 【図解】転職エージェント利用の流れ

ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう

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Step 1. まずは公式ページから登録する

それぞれの公式ページから登録を行います。

登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください

例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。

正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。

Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る

登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。

事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。

  • 転職希望時期は?
  • 希望する職種や業界は?
  • 希望年収は?

10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。

※最初からアポイント調整に入る場合もあります。

Step 3. キャリアカウンセリング

あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(日程・場所の都合が合わなければ電話面談になります。)

初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。

  • あなたのキャリアの棚卸
  • PRポイントの整理
  • 転職するべきかどうか
  • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
  • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
  • 転職についての要望の深堀

キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。

担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。

Step 4. 求人紹介を受ける

あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。

思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。

それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します

Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削

応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。

場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。

最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。

Step 6. 紹介された求人に応募する

選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。

自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。

Step 7. 面接対策を受ける

応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。

あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。

Step 8. 企業との面接を行う

面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。

対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。

面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。

Step 9. 内定と退職サポート

内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。

また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!

6.さいごに

この記事では、薬剤師の年収を様々な角度からランキング形式でご紹介しました。

薬剤師の年収は、働く職場やエリアによって格差が大きく、どこに勤めるかで年収が大きく変わることをご理解いただけたのではないでしょうか。

年収アップのために、資格取得したり、高額派遣で働いたりすることも可能ですが、将来を見据えて確実に年収アップしたいのであれば、転職エージェントの利用をおすすめします。

ぜひ下記の転職エージェントに登録し、相談してみてください。

あなたの転職活動がうまくいくよう、心から願っています。