「第二新卒の面接って何を聞かれるんだろう」
「質問に上手く答えられなかったら、どうしよう…」
と考えていませんか。
結論、第二新卒の面接では基本的なビジネスマナーに加え、新しい仕事への熱意や前職の退職理由を重点的に見られています。
特に退職理由はネガティブな内容になりやすく、志望動機と合わせて事前に対策を練ることが重要です。
そこでこの記事では、転職のプロとして多くの第二新卒を転職成功に導いた私が、面接での採用担当者のチェックポイントや、退職理由、志望動機の伝え方についてお伝えします。
- 第二新卒の面接で必ず聞かれる質問と答え方のポイント!【ポジティブ変換が鍵】
- 第二新卒によくある転職理由とポジティブな伝え方
- 第二新卒の面接で好印象の「志望動機」例文
- 第二新卒が面接で好印象を与えるために押さえるべきポイント
- 第二新卒が面接で聞かれやすいその他の質問
この記事を読めば、第二新卒が面接で押さえるべきポイントが分かり、理想のキャリアに近づきます。
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目次
1.第二新卒の面接で必ず聞かれる質問と答え方のポイント!【ポジティブ変換が鍵】
第二新卒で転職する際、多くのかたが「退職理由を聞かれたらどうすれば良いのだろう…」と不安に感じられていると思います。実際に、「退職理由」と「志望動機」は面接の際に必ずに深掘りされる質問です。
この章では、第二新卒の転職面接でそれらを聞かれたときの答え方のポイントをお伝えします。
ぜひチェックしてみてください。
1-1.ネガティブな退職理由はそのまま伝えない
まず、ネガティブな退職理由はそのまま伝えないことはとても重要です。
第二新卒の面接では、「せっかく入社してもまたすぐに辞めてしまわないか」「入社したらどのように働いてくれそうか」の2点をチェックされています。
転職を考えている時点で、入社した会社に何かしらの不満があったであろうことは、採用担当者は理解しています。退職理由を聞くのは、何か出来事が起きた際の、その人の考え方や行動を知りたいからです。
このため、退職理由となった不満をポジティブに変換しながら、「自身で改善・解決するために起こした行動」「自身が組織の欠点を補う当事者としての自覚や能力を持っていること」を伝えることが重要です。
転職理由に嘘をつくことはNG!
面接官から高評価を得たいと思い、転職理由に嘘をつこうとする人は多いです。
うその理由が評価されて内定に繋がったとしても、本来の転職理由と同じ状況が再び起きてしまえば、再度退職を余儀なくされる可能性があります。
このため、伝え方に気を付けながら、転職に至った理由はうそをつかずに答えるようにしましょう。
1-2.退職理由と志望動機に一貫性を持たせる
退職理由を伝える際に、志望理由と一貫性を持たせることがとても重要です。
なぜなら、転職はご自身のキャリアプランを達成するため、理想と現実のギャップを埋めるための手段の一つであり、今の職場から逃げるためのものではないからです。
このため、「自分が理想とするキャリアプラン(や働き方)が現職ではかなわなかったから、それを叶えるために転職活動をしている」という導線をつくることで、自然とポジティブな転職理由になります。
1-3.どのような活躍ができるかを示す
志望動機を話す際は、現在の仕事と応募先企業の接点を見つけ、どのような活躍ができるを示すことが重要です。
面接官は、「現職での経験を、入社後にどのように活かし、貢献するつもりなのか」を知りたいと思っています。
- 「現職での経験を活かし、貴社では〇〇な視点でお客様に貢献していきたい」
- 「現職で学んだことを活かし、さらに幅広い知識と経験を身に付けながら、貴社に貢献したい」
上記のように、ご自身のこれまでの経験と志望動機を関連させて伝えることで、前向きな姿勢と熱意を表現することができるでしょう。
退職理由と志望動機について厳しく突っ込まれることもありますが、出来る限り自信を持ち明るく答えることで、採用担当者にプラスの印象を与えられます。
2.第二新卒によくある転職理由とポジティブな伝え方
この章では、第二新卒の面接において退職理由をポジティブな良い印象で伝える例文をお伝えします。しっかりと対策をすれば面接を乗り切ることは可能ですので、ぜひチェックしてみてください。
ご自身に当てはまるところからご覧ください。
2-1.人間関係が悪かった
前職の人間関係に不満があった場合は、なるべくその理由を伝えず、他の言葉や理由で言い換えることをおすすめします。
なぜなら、「人間関係が悪かった」「一緒に働く人に不満があった」とストレートに伝えてしまうことで、会社側があなたの協調性や人間性に疑問を持つリスクが大きいためです。
このような場合は、以下のようにチームワークや周囲と連携をとりながら仕事を進める環境で働きたいという転職理由に言い換えてみましょう。
人間関係が悪かったことの言い換え方の例
2-2.残業や休日出勤が多くて体力的につらかった
勤務時間の超過や休日出勤の多さなど、労働環境が問題で退職する場合、「仕事の効率化を行い生産性を高める」「自己研磨をし、結果として貴社に貢献できると考えている」この2点をアピールしましょう。
新しい仕事への意欲と仕事のクオリティーを上げるために努力する点を伝えることが大切です。
尚、転職理由の確認は、「入社直後に同じ理由で辞めないか」を確認する目的であるため、時間外労働や休日出勤の過多など、前職場の問題と客観的に判断できるものはそのまま伝えても構いません。
むしろ、「残業100時間でした」と伝えて不採用となる場合、その職場も残業量が多い可能性が高いです。
残業や休日出勤の多さの不満をポジティブに言い換える例
前職では、月の残業時間が100時間を超え、急な休日出勤も多い環境でした。このため業務の効率化をはかったり、自己研磨を重ねたりといった、スキルアップにあてる時間が取れない状況が続いていました。
ただ仕事をこなすのではなく、余暇時間なども利用して自らを高め、貴社や顧客により一層の価値を提供できるようなビジネスマンになりたいと考え、退職を決意いたしました。
2-3.会社の業務や入社後の配属先が希望とは異なっていた
仕事内容に不満があった場合、「応募先の業務をやりたいと感じた理由」「現職での経験を活かし貴社に貢献する」の2点をアピールすることが理想です。
しかし、伝え方によっては「自分の意に沿わないことを嫌がる人」「適応力がない」と捉えられる可能性もあるため、現職で得た経験に加え、任せられたことをやり遂げる人であることを伝えるようにしましょう。
例えば、「希望していた配属先と異なり、やりたい仕事ではなかった」という不満があり退職した場合は、次のように言い換えることができます。
やりたい仕事ではなかったことへの不満を言い換える例
現職の経理の仕事は、社会人として入社した当初の私の希望の働き方である「お客様の声を直接聞きながら、チームワークを持って仕事がしたい」という希望とは異なるものでした。しかし、初めての配属であることや、学びや成長があると信じて、まず1年半取り組みました。
実際に取り組んでみて、顧客満足度を向上させるためにも、間接部門での仕事は大きな土台であり、その仕事があるからこそ顧客に良いものが提供できることなど、多くの学びを得ました。その結果、あらためて入社当初に感じていた営業の仕事がしたいと考え、貴社への入社を希望しています。現職で得た経験を活かしながら、お客様はもちろん社内のかたとの信頼関係の構築を大切にしながら、売上目標を達成と貴社への貢献をしていきます。
2-4.仕事の能力が足りず、ついていけなかった
仕事の能力が足りずに苦しかったなど、実力とのギャップに苦しんだ結果転職をする場合、「ご自身が経験してきた業務」や「仕事をするうえで大切にしていたことや自分の強み」をアピールしましょう。
仕事が大変さや出来ないことの多さが理由で転職をすることになっても、ビジネスマンとして人のお役に立ちたい、社会に貢献したいなど、希望を持って社会人になったはずです。
現職で「私には能力が足りない」「今の職場が向いていない」と感じた理由は人それぞれですが、その中で学んだことや仕事をするうえで大事にしていたことは必ずあります。
このため、面接では自分がやってきたことに誇りを持ち、堂々と伝えるようにしましょう。
仕事の能力が足りなかったことをポジティブに言い換える例
前職では不動産会社の営業事務として2年間勤務しました。社内でのやり取りやお客様からの問い合わせの際に、積極的にお声掛けをしながら小さな変化に気付くことなど、人に寄り添うことを大切にしながら仕事をしてまいりました。日々、人のお役に立てていることに喜びを感じながら働いていたものの、業務の幅が広いために力不足を感じることも多くありました。
このため、現職で培った傾聴力とコミュニケーション力を活かして貴社の総務事務の仕事がしたいと考え、入社を希望しています。一緒に仕事をする人と同じ目線に立って考え問題解決を目指すなど、対話を通じて人と向き合うことを大切にしながら、貴社へ貢献していきます。
3.第二新卒の面接で好印象の「志望動機」例文
この章では、第二新卒の面接で答えたい志望動機の例文をお伝えします。退職理由と合わせてしっかりと対策をし、面接の際にぜひ活かしてください。
それでは、ご紹介します。
3-1.同じ職種での転職
同じ職種で転職をする場合、「短い期間で学んだことを転職先で活かしたい」旨を伝えると良いでしょう。
第二新卒での転職者は社会人経験が短いため、やる気やポテンシャルで判断されるケースも多いですが、自身の強みや学んだ事はしっかりアピールすることが重要です。
現職での得た経験を転職先の仕事に活かしたい
大学時代に環境学を専攻しており、当時から環境ビジネスに魅力を感じておりました。主に新規顧客を対象としたBtoBの営業職に2年間従事しましたが、将来的にはグローバルな環境で仕事がしたいと考えておりましたところ、今回、貴社の海外営業求人を拝見し、新たなチャレンジをするために転職を決意致しました。
営業としての経験は浅いですが、常に目標を持ちやりきる粘り強い営業力を強みとして、リピート獲得率において営業部内トップの成績を上げることができました。海外営業の職務は未経験ですが、現職で得た「目標を立ててやりきる力」と「継続的な顧客との関係構築」をベースに、貴社に貢献したいと考えています。
3-2.異業種からの未経験転職
異業種からの未経験転職の場合、現職の職務経験を新しい仕事に活かしたいという気持ちや姿勢をアピールすることが特に重要です。
仕事をする際に大事にすべきことなどで現職との共通点があった場合は、それらをきっかけに志望動機を膨らませていくと良いでしょう。
現職の仕事で得た仕事での視点を転職先の仕事に活かしたい
現職では人と接する仕事がしたいという気持ちからレストランの接客の仕事に従事してきました。これまでは店に訪れるお客様が喜んでくださるような接客をすることが大事に仕事をしていましたが、人と接することへの物足りなさを感じており、介護職に活躍の場を移すことで、継続的に深く人に関わりサポートをする仕事がしたいと思うようになりました。
レストランの仕事で培った「どうすれば喜んでいただけるか」の観点を利用者様の生活介助に活かし、これまで以上の責任感や心配り、思いやりを身に付け、利用者様や一緒に働くスタッフのかたの気持ちが明るくなるような仕事をする人材になりたいと考えております。
3-3.退職後にブランクがある場合
新卒で入社した会社を退職して、ブランクがあるかたもいらっしゃるでしょう。結論として、一番大事なのは「ブランク中に何をしていたか」です。例えば自己研鑽をしていたなら、それを伝えるようにします。
ブランク期間中の活動が次の仕事に生きるなら、前職の経験と合わせて、志望理由に一貫性をもたせると良いでしょう。また、新しい仕事に対するやる気と将来のビジョンをしっかりと伝えることも重要です。
前職で得た力を活かして仕事をしながらスーパーバイザーを目指したい
貴社が掲げている「その土地で採れた食材をその土地ならではの調理法で食卓に届ける」というコンセプトにとても共感しています。
前職の大手ディスカウントストアを一身上の都合で退職した後、約1ヶ月間の農業のインターンシップに参加していました。その経験から、仕事を通じてより生活に身近な「食」という領域に携わり、地域の方を支える役割がしたいと考えております。
今回、貴社の販売店長候補職の求人を拝見しまして、「ぜひ新しい環境で挑戦してみたい」と感じ、貴社への入社を希望いたしました。
新卒で入社後1年半、販売スタッフとして店舗の売上目標の達成や在庫管理に携わったのち、退職までの1年間は、店長として店舗全体の売上管理や本部との連携、従業員管理に携わっておりました。前職で培ったチームを束ねて成果を出す力を活かして、将来的には地域全体の「食」を取りまとめるスーパーバイザーとして活躍したいです。
4.第二新卒が面接で好印象を与えるために押さえるべきポイント
第二新卒が面接で好印象を与えるために押さえるべきポイントを紹介します。
面接で話す内容は確かに重要ですが、それ以上に「面接官の目を見てハキハキと回答する」「回答内容をできるだけシンプルにまとめる」というような、姿勢や話し方も大切です。
Point1.面接官の目を見てハキハキと回答する
面接官の目を見てハキハキと回答することは、第二新卒が面接を受ける際に非常に重要と言えます。
第二新卒に一番求められるのは、やる気とポテンシャルです。第二新卒はそもそも社会人経験が浅いため、目立った実績やアピールポイントを持つ人の方が少ないからです。
よって採用担当者は、応募者がどれだけ自社に入社したいのか、入社後にどこまでの成長を見込めるかをチェックしています。
面接の回答内容がしっかりしていれば、あとは面接官に届くようにハキハキと回答することが大切です。やる気とポテンシャルがあることを姿勢からもアピールしましょう。
Point2.回答内容をできるだけシンプルにまとめる
回答内容をできるだけシンプルにまとめることも、第二新卒が面接で好印象を与えるためには重要です。これには、以下のような理由があります。
回答内容をシンプルにまとめる2つの理由
- 社会人基礎力が高いことを示すため
伝えたいことを整理し、適切な順序で話すことが大切。高いコミュニケーション力や論理的思考力を持ち合わせていることが伝わる - 失敗を防ぐため
一度に多くを話そうとすると、回答内容が散らかってしまいがち。上手く話せないことで自信を失ってしまうことも
アピールのために長く話そうとするかたもいらっしゃいますが、面接慣れしていないことで上手く伝えられず、話しているうちに内容が質問の回答以外の方向にいってしまうなど、リスクが高いです。
シンプルに短い内容で回答しても、詳しく聞きたいことがあれば採用担当者が重ねて質問をしてくれるケースが多いため、心配しすぎず自信を持って伝えられる内容に絞り込んで伝えるようにしましょう。
5.第二新卒が面接で聞かれやすいその他の質問
この章では、第二新卒が面接で聞かれやすいその他の質問を紹介します。退職理由や志望動機と合わせて押さえておきましょう。
- Q1.自己紹介をしてください
- Q2.新卒の就職活動は、希望通りの会社に入社できましたか?
- Q3.仕事をするうえでどのようなことを大切にしていますか?
- Q4.現職で一番辛かった仕事は何ですか?
- Q5.ご自身の長所や短所を教えてください
早速見ていきましょう。
Q1.自己紹介をしてください
面接場所に入室し、挨拶や雑談を交わしたのち、簡単な自己紹介を求められます。
ここではあまり長く喋りすぎないように意識しておきましょう。おおむね1~2分程度が目安であり、端的に下記の要素を伝えることが大切です。
自己紹介で伝えるべきこと
- 名前、学歴・経歴を端的に述べる
- 志望動機やキャリアビジョンを簡潔に伝える
- 「本日はよろしくお願いします」の一言を添える
自己紹介の話し方や振る舞いは、第一印象を大きく左右します。話す内容に加えて「表情を明るくする」「姿勢を正す」ことを意識し、ハキハキとした声で話すよう心がけましょう。
なお、はじめに会社と業務内容の説明が簡単に行われ、次に「自己紹介から質疑応答」へと進められるケースもあります。
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Q2.新卒の就職活動は、希望通りの会社に入社できましたか?
この質問では、「素直さ」や「仕事への向き合い方」を確認しています。
新卒で入った会社は最初から辞めるつもりだったのか、また自社に入社後に再度短期間で転職しないかを懸念しており、どのような軸で仕事を選んでいるのか一貫性を持たせることが重要です。
「新卒の就職活動は希望通りでしたか?」
- 新卒で希望通りの会社に入社した場合…
「社会に出て自分が本当に望むことが分かり、学んだことを活かして御社で仕事がしたい」 - 希望通りの会社でなかった場合…
「新卒のときから応募先企業や業界を志望していた。現職で得た経験と強みを活かして御社で活躍したい」
どちらの状態であっても、企業への思いや自分のポテンシャル、短い職務経験から得た強みを活かして活躍したいことを伝えましょう。
希望通りの企業に入社した場合
営業事務の仕事で学んだ、社内外の方とのコミュニケーション力や、傾聴力を活かして、御社の営業の仕事でも活躍したいです。
希望通りの企業に入社できなかった場合
現職で得た主体性と計画的に仕事を進める力を活かして、御社に貢献していきたいです。
Q3.仕事をするうえでどのようなことを大切にしていますか?
この質問で採用担当者は、応募者の「仕事に対するスタンス」や「やりがいを感じるとき」を知ろうとしています。前向きに取り組んでいることや、社会人として得た自分の仕事観やこだわりを実際のエピソードを交えて伝えることがポイントです。
また、自分の軸を持ちながらも、周囲と協調性をもって仕事を進めている点を伝えると、さらに好印象となります。
結果、資料が探しやすくなったと喜ばれただけでなく、社内のメンバーの時間も創出され、コスト削減の観点からも社内に貢献したと考えております。主体的に動くことで私自身も仕事を楽しめる感覚があるため、これからも主体性を大事に仕事をしていきたいです。
Q4.現職で一番辛かった仕事は何ですか?
この質問では「応募者の課題解決能力や業務遂行力」「ストレス耐性」をチェックされています。このため、辛かった仕事やエピソードに加え、解決のためにどのように行動したのかを答えることが大切です。
また、ストレス耐性は大変なトラブルやミスを乗り越えた経験で培われるものです。自分なりの乗り越え方=ストレスの対処方法を言語化しておきましょう。
結果がすべてであることを身をもって感じた私は、トップセールスの先輩社員に同行させていただいたり、休日返上で営業活動や勉強に取り組んだりした結果、部署内でトップの成績を取ることができました。今後も、自分に何が必要かを都度考え、行動力をもって現状を突破していきます。
Q5.ご自身の長所や短所を教えてください
この質問では、応募者の性格や、自分をどのように客観視しているか、職場に馴染めそうか、入社したらどのように活躍しそうか、を確認されています。仕事に活かせる長所であれば何でもかまいません。
仕事に活かせる長所
- 優しい
- 明るい
- 協調性がある
- 傾聴力がある
- 度胸がある
- 冷静沈着
- 分析をして行動に落とし込める
- 課題解決力が高い
- 行動力がある
- コミュニケーションが得意
ご自身が純粋に長所だと感じるポイントを、エピソードと合わせて伝えるようにしましょう。転職先の仕事や理念にマッチするような回答が出来ると、採用担当者に響きやすくなります。
逆に、短所を答えるときは、言い換えれば強みになることを話しましょう。「人と話すのが苦手」「協調性がない」「時間を守れない」「嘘をつく」など、ネガティブしかない短所は避けることが賢明です。
私の長所は、真面目で几帳面なところです。時間を守ることはもちろん、ご契約や作業内容を正確に把握し、周りの方のサポートもありますが、大きなミスをすることなく仕事して参りました。金融機関はミスが許されない世界であるため、自身の几帳面さは大きな長所であると感じています。一方で、真面目すぎるがゆえに、神経質になって仕事が遅くなってしまう点は短所と感じています。
(補足)転職エージェントのコンサルタントに相談することもおすすめ
第二新卒として転職したいなら、第二新卒の転職に特化した転職エージェントの活用もおすすめです。
転職エージェントを活用することで、面接対策はもちろん、書類作成や選ぶべき転職先など、多くの面で相談・活用することができます。
また、自身の希望に合わせた求人を紹介してもらえたり、初めての転職に必要なフォローを受けられたりと、転職活動成功に近づきやすくなるでしょう。
おすすめの第二新卒向け転職エージェント
「転職エージェントに登録したいけれど、どこに登録したらよいのか分からない…」という場合は『マイナビジョブ20’s』『キャリアスタート』などの転職エージェントがおすすめです。
『転職エージェントおすすめランキング|500人の評判比較!』では、当サイトが独自に取得したアンケートから、利用者満足度の高い転職エージェントを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
さいごに
第二新卒の転職面接で押さえるべきポイントについてお話しました。
第二新卒の面接では退職理由と志望動機の答え方が鍵であり、現在の仕事と応募先企業の接点を見つけ、どのように活躍したいかを伝えることが重要です。
特に退職理由はネガティブな内容のままではなく、志望理由と一貫性を持たせてポジティブに伝えるようにしましょう。
また、転職活動の際は『マイナビジョブ20’s』『キャリアスタート』などの第二新卒向け転職エージェントの活用もおすすめです。登録・相談することで、転職のプロから選考対策を受けることができます。
転職エージェントへの登録・相談は無料です。面接を突破するためにも、ぜひ活用してみてください。
あなたの転職が成功し、未来が明るいものになるよう願っています。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。
前職では上司からの指示に従うことが絶対とされており、個人の自発的な課題発見に基づき、チームで解決することで成果を挙げるのが困難な環境でした。このため、先輩と一緒に、チームで仕事をすることのメリットを文書化し、上司に提出伝えましたが、受け取ってもらうことすらできませんでした。
貴社は、目標を達成するために必要なことの一つとして、チームで仕事をすることの重要性を掲げられており、かつ私が現職で培ってきた営業の経験を活かせると考えています。現職の経験をもとに主体的に意見を発言しながら努力を続け、貴社に貢献したいです。