50代薬剤師は転職できる?求人の正しい探し方&おすすめ転職先を徹底解説

50代で転職を考えていても

「50代だと転職は難しいのだろうか」
「そもそも50代になって転職できるのだろうか」

という不安があると思います。

結論から申し上げると、50代であっても転職することは可能ですが、30~40代と比べて不利となりやすいです。

このため、ポイントを押さえ、適切な方法で転職活動を行う必要があります。

そこで、この記事では転職のプロとして薬剤師の転職をサポートしてきた筆者が「50代薬剤師のおすすめ転職先」「転職をする上で重要なポイント」を紹介していきます。

  1.  薬剤師は50代でも転職可能!
  2. 50代薬剤師転職が厳しいと言われる理由
  3. 50代薬剤師が採用されやすい求人を見つけるにはコツがある
  4. 50代の薬剤師の転職難易度は希望する転職先によって異なる
  5. 50代薬剤師|転職成功のための3つのポイント
  6. 50代薬剤師の転職をサポートしてくれるおすすめ転職サイト4選
  7. 50代薬剤師が転職で年収アップするためにおすすめの方法3選
  8.  【FAQ】50代薬剤師が気になる疑問まとめ

この記事を読めば、転職活動への不安が解消されるでしょう

<2020年10月:薬剤師転職の最新情報>

コロナ禍による不況で、総求人数は減り、転職の難易度は日を追うごとに高まっています。転職を考えているならば、早めに行動に移すべきです。

特に好条件の求人であるほど、競争が激しくなります。ライバルに差をつけるためにも、転職のプロの力を借りて、しっかりと対策を行いましょう。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『薬キャリ』『マイナビ薬剤師』など)に登録する
  2. それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

未だかつて誰も経験したことのない事態だからこそ、周囲よりもいち早く行動を開始し、戦略的に転職活動を行っていくことが重要です。

1. 薬剤師は50代でも転職可能!

結論、薬剤師資格を持っているのであれば、年齢問わず転職は可能です

特に管理薬剤師など経験が求められる求人は、若手よりもキャリアを重ねている方が有利であるためです。

実際に有効求人倍率を比較すると、薬剤師や看護師などは約4.5倍であり、全体が約1.4倍であることと比較すると、3倍以上の数値となっています。

出典:厚生労働省「職業別一般職業紹介状況」

これを踏まえて、50代でも薬剤師が転職しやすい理由は以下2点です。

  1. 資格が求められる薬剤師はまず人数が少ない
  2. 薬剤師が足りていない職場はまだまだある

それぞれ詳しく説明していきます。

1-1. 資格が求められる薬剤師はまず人数が少ない

多くの薬局は人手不足の状態にあり、CBニュースの調査によると、「薬剤師の採用に困っていない」という薬局は、全体のわずか24%しかありません。

当社で独自に行った薬剤師へのアンケートでは、このような意見も寄せられています。

口コミ・評判

匿名(50歳)
第一志望の会社に転職することができました。
お給料も上がり、人間関係も問題なく快適な職場環境です。
これまでの経験をフルに活かせるので、毎日が充実しています。

出典:アンケート

このように、資格自体に高い価値がある薬剤師は、50代で転職し成功する人がいるのです。

1-2. 薬剤師が足りていない職場はまだまだある

薬剤師が資格を活かして働くことができる場所はとても多い上に、人手不足が続いています。

特に薬剤師の不足が問題となっているのは主に次の3つの業界です。

  • ドラッグストア(出店数に薬剤師の数が追い付いていない)
  • 調剤薬局(登録販売者で代替が利かず、需要が継続して高い)
  • 病院(高齢化により調剤が必要な患者が増え、薬剤師が足りていない)

この3つだけで、薬剤師の就職先の74%を占めます。

このように、薬剤師を必要としている業界、現場は数多く存在するのです。

そのため、50代以上でも募集対象から外れることは他業種に比べ少ないでしょう。

しかし、年齢ゆえに転職が厳しくなりやすいのは事実です。

そこで、次章では50代の薬剤師転職が厳しいと言われやすい理由について紹介していきます。

2. 50代薬剤師転職が厳しいと言われる理由

世間一般では「50代からの転職は厳しい」と言われています。

下記2点が50代の薬剤師転職を厳しくする主な理由です。

  1. 勤続年数の短さ
  2. 体力的な厳しさ

それぞれ紹介していきます。

2-1. 勤続年数の短さ

50代薬剤師の転職が厳しいと言われる理由のひとつとして、勤続年数の短さが挙げられます。

各企業のほとんどは、定年を60歳~65歳と定めているため、50代の薬剤師が転職して働くことができるのは最長で15年です。

しかし、入社時の年齢と定年年齢によっては数年となってしまうのです。

このため各企業や病院は、同じ研修・教育をするのであれば、働く期間が長くなる可能性が高い、若い薬剤師を採りたがります。

また、50代の経験豊富な薬剤師は一般的に人件費が多くかかりやすく、年齢の問題に加味して積極的に採用するのは難しいと感じる企業が多いのが現状です。

2-2. 体力的な厳しさ

薬剤師に限らずですが、50代はどうしても40代・30代と比べると体力面で劣りやすいでしょう。

前章で述べた通り、薬剤師はどの現場でも人手不足であり、確かに売り手市場です。

しかし、それは一方で薬剤師一人あたりに割り当てられる仕事の量が非常に多いことにもなります。

少子高齢化が進む現代ではかかりつけ薬剤師や在宅医療など、薬剤師に求められる役割や仕事が多様化し、増えています。

また、調剤薬局では18時に閉店しても業務終了は19~20時、残業時間は月30時間を超えるなど、長時間労働となる職場は多いです。

他にも、一部のドラッグストアでは、薬剤師不足で思うように休みがとれないということもあります

当社独自でアンケートをお願いしたところ、以下のような回答が寄せられました。

口コミ・評判

匿名(50歳)
新しい勤務先は、採用時の話とは少し違っていて、勤務時間が不規則でした。
薬剤師の数が不足しているようで、ほかの人が有給休暇を取得するとすぐに呼び出しがかかり、新参者は断りにくい状況です。
給料が上がったことには満足していますがが家族との時間が取れないことが多々あり、その点は不満です。

出典:アンケート

このように、長時間労働を余儀なくされる側面があるため、50代の薬剤師はより若い薬剤師と比べて体力面で敬遠される場合があります。

以上の2つの要因が、50代薬剤師の転職が厳しいと言われる理由です。

次章では、これらの要素があっても、採用されやすい求人を見つけるコツについて解説します。

3. 50代薬剤師が採用されやすい求人を見つけるにはコツがある

厳しいと言われがちな50代の薬剤師転職ですが、採用されやすい求人の探し方にはコツがあります。

主に下記2点です。

  1. 求人に「50代活躍中」「50代歓迎」などの文言がある
  2. 求人先の定年年齢が高い

それでは、順番にご紹介します。

3-1. 求人に「50代活躍中」「50代歓迎」などの文言がある

50代薬剤師が採用されやすい求人の特徴として「50代の薬剤師活躍中」「50代の薬剤師歓迎」などの文言があるケースがあります。

「活躍中」「歓迎」の文言が入っている求人は、50代の方が応募したときに採用される可能性が比較的高いと言えるでしょう。

反対にこれらの文言がない求人は、若い薬剤師を採用したいと考えている可能性が高く、おすすめできません。

もし採用されたとしても、入社後に「厳しかった…」と感じる可能性も高いため、できるだけ上記文言が入っている求人に応募すると良いでしょう。

3-2. 求人先の定年年齢が高い

定年年齢が高い求人は、採用される可能性が高くなりやすいと言えます。

採用する側も基本的には長く働いてほしいと思っていますが、定年が60歳と65歳の場合では、働ける年数に最大5年の差が生じるのです。

また、せっかく仕事に慣れても、定年を迎えたタイミングで働き続けたい場合、60代になってから再び転職活動をしなくてはなりません。

このため、求人先の定年を事前に調べ、定年年齢が高い企業に応募することは、採用する側と求職者の両方にメリットがあると言えるでしょう。

50代薬剤師が採用されやすい求人を探すコツをお分かりいただけたところで、次章では具体的な転職先についてお話していきます。

4. 50代の薬剤師の転職難易度は希望する転職先によって異なる

50代薬剤師が転職をする場合、希望の転職先よって転職の難易度や傾向が異なります

  1. 調剤薬局
  2. ドラッグストア
  3. 医薬品卸業者
  4. 病院

おすすめの転職先を順番にご説明しますので、ぜひチェックしてみてください。

4-1. 調剤薬局

調剤薬局(調剤併設ドラッグストアを含む)へ転職は比較的容易であり、希望する場合は調剤経験を重視されます

それまでに調剤経験があると即戦力になりやすく、年収や労働条件の交渉を有利に進めやすいでしょう。

また、管理薬剤師やエリアマネージャーの経験があると、管理職としての転職が可能です。

しかし、一言で管理薬剤師と言っても、病院などの他業種で薬剤師として勤務していた場合は、一般薬剤師からスタートするため必要でしょう。

これは、薬局の業態や業務内容を含めた全体を理解して初めて、管理職としての役割が務まるためです。

4-2. ドラッグストア

ドラッグストアへの転職は、調剤薬局と同様に転職がしやすいでしょう。

未経験での採用活動を行っている企業も多く、これまでのキャリアに関係なくチャレンジがしやすいです。

これまでの経験から、臨機応変なお客さまへの対応力は若い世代よりも秀でている可能性があります。

ただし、50代でドラッグストア転職を目指す場合、「これまでの自分の経験が100%正しいとは限らない」という前提を持つことは重要でしょう。

若い世代との違いを認め、新たに何でも吸収しながら積極的に取り組むという姿勢が大切です。

4-3. 医薬品卸業者

医薬品卸売業とは、医薬品卸の管理薬剤師として物流に関わる仕事です。

主な仕事内容は、薬の品質管理や薬に関する資料作成、配属先によっては薬についての問合せ回答をすることもあるでしょう。

これらの業務を行うには薬に関する豊富な知識が必要であり、薬剤師のキャリアが長い方に最適な職場であり、チャレンジしやすいと言えます。

薬剤師としてあまり一般的な仕事ではありませんが、残業の少なさや体力的な負担の少なさなどの点においてメリットがある仕事です。

4-4. 病院

50代薬剤師が病院への転職を希望する場合、正直なところ大病院や急性期病院は非常に厳しく、年齢により不採用となる可能性が高いです。

これは、病院薬剤師の年収が低い傾向にあることが大きな原因であり、若い世代の方が給与の低さを受け入れやすいためと言えます。

また、病院は夜勤や当直があるため、体力面においても若い薬剤師が好まれやすいのです。

50代を過ぎてから、どうしても病院薬剤師として転職したいと考えた場合、慢性期病院や精神科病院、中小病院の求人に応募することで、病院薬剤師として転職できる可能性が高まります。

特に急性期病院とくらべて慢性期病院は応募がしやすいため、病院未経験の薬剤師が50代で入職を希望した際に受け入れられる可能性はあるでしょう。

50代薬剤師が転職をする際に、転職先別の難易度についてお話ししましたが、ご自身の転職希望先と合わせてイメージは湧きましたでしょうか。

次章では、具体的に転職活動を成功させるためには必要となる3つのポイントについて、お話します。

5. 50代薬剤師|転職成功のための3つのポイント

結論から申し上げると、個人で転職活動を行うよりも、転職活動のプロにアドバイスを求めるのが一番効率的です。

  1. 今までの経験や自身の強みを振り返る
  2. 一人で判断しないほうがいい
  3. 不安な点は専門の転職サイトに相談する

順番に見ていきましょう。

5-1. 今までの経験や自身の強みを振り返る

転職活動を始める前に、これまでのキャリアや経験、自身の強みを振り返ることがおすすめです。

先述の通り、薬剤師の50代からの転職は「専門職ゆえに同年代の中では有利であるが、体力面や勤続可能な年数から見て厳しくなりやすい」と言えます。

しかし、「指導薬剤師」「在宅療養支援認定薬剤師」などの認定薬剤師の資格があれば、体力面などで不安があっても、他の薬剤師転職希望者と大きく差をつけることができるでしょう。

また、資格以外でも、コミュニケーションスキルや勤続経験による危険察知能力など、経験を積んだことによる目に見えないスキルがあります。

自分がどのようなスキルや知識を持っているのか分析し、それを採用担当にアピールすることが重要です。

5-2. 一人で判断しないほうがいい

転職を成功させるためには、一人で判断するのではなく、他人の目を借りて客観的に自身がどう見えるかを確認することが重要です。

自分自身で長所だと思っている点をどのように生かすと効果的か、希望先のニーズに合っているかを一人で判断するなかなか難しいでしょう。

また、自分自身が短所だと思っていても、採用側から見ると魅力的な長所である可能性もあります。

そのため、自分一人で判断するのではなく、実際に働いている人や現場で求められるスキルに詳しい人に協力してもらい、自分の希望と能力にマッチした転職先を探すことが望ましいです。

5-3. 不安な点は専門の転職サイトに相談する

そうは言っても、詳しい人や相談できる人が周りにいない、相談は出来ても不安が大きいという場合もあるでしょう。

この場合は、薬剤師専門の転職サイトに登録をし、コンサルタントの力を借りることがおすすめです。

コンサルタントは、現場で求められているスキルについてや、就業先の雰囲気や志向など、募集要項だけではわからないところについての知識が大変豊富です。

実際に、薬剤師として働いている知人に話を聞くと、知人の職場のことはよくわかりますが、同業種のほかの職場の実態が聞いた1店舗と同じとは限りません。

一方で、転職サイトを利用すると、職場の雰囲気や実際の業務内容について、就業先ごとに詳しい情報を知ることができるため、希望に合った求人を見つけやすくなります。

そこで次章では、50代薬剤師の転職をサポートしてくれる転職サイトをご紹介します。

6. 50代薬剤師の転職をサポートしてくれるおすすめ転職サイト4選

50代薬剤師の転職をサポートしてくれる転職サイトとしておすすめなのは以下の4社です。

転職サイトには相性がありますので、下記4社の中から2社ほどに登録し、実際にコンサルタントから話を聞いてみると良いでしょう。

それでは、ご紹介します。

6-1. 薬キャリ|実績豊富で満足度95%

薬キャリ

『薬キャリ』は、SONYグループが分社してできた薬剤師転職支援サイトです。

15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていたこともあり、病院や医療施設などにおいて圧倒的な知名度を誇ります。

その特徴は何と言ってもオールマイティさです。

また、転職人気の高い病院薬剤師(業界1位)や、調剤薬局(業界3位)以外にも、企業薬剤師求人数も業界1位と様々な職種に強い転職サイトです。

病院とのコネクションが強く、業界や転職の裏事情にも強いと評判です。

さらに、『200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職おすすめランキング』によると、転職サポートが抜群にスピーディな事が分かりました。

転職できるまでのフォローが丁寧という口コミも多く、希望店舗の内情をしっかりヒアリングしてみることをおすすめします。

口コミ・評判

匿名(20代後半)
調剤薬局→ドラッグストア
初めての転職で薬剤師転職に強いと評判のサイトに登録したが、電話やメールが遅くて不安になり、ネットの評判が良かった薬キャリに登録しました。
登録後、すぐに電話と求人を頂け、その後の対応も大変スピーディでした。転職しようと考えていた求人をいくつか伝えると、「◯◯は職場環境が厳しいのでおすすめしない」と内情も教えて頂けました。
なにより担当の方が親身に対応してくれたのでスムーズに転職することができました。

公式サイトを見る
https://pcareer.m3.com/

6-2. マイナビ薬剤師|親身なサポート体制に高評価

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、6万3,000件以上の求人を掲載しています。

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点にも特徴があります。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/

6-3. ファーマキャリア|好条件求人をオーダーメイドで提案

『ファーマキャリア』は、オーダーメイド求人が魅力の転職サイトです。あなたの希望に合わせた好条件求人を、キャリアコンサルタントが厳選して提案してくれます。

求人の数よりも質を重視したい方におすすめです。

また、優秀なキャリアコンサルタントが担当してくれる点も特徴的です。

一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しています。

公式サイト:
https://pharmacareer.jp

6-4. ファルマスタッフ|調剤薬局と派遣の求人が豊富

ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

調剤薬局の求人は、数・量ともに業界No.1を誇ります。薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。

また、派遣求人の数を業界で最も多く保有している点も特徴です。

さらに、20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力であると言えます。

薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

7. 50代薬剤師が転職で年収アップするためにおすすめの方法3選

多くの50代薬剤師が転職の際に気にするポイントのひとつは、年収です。

ここでは、50代薬剤師が転職と同時に年収をアップするためにおすすめの方法とご紹介します。

  1. 急募の管理薬剤師求人に応募する
  2. 年収が高水準であるドラックストアへ転職する
  3. 長期的に勤務する前提で仕事を探す

お読みいただき、ぜひ検討してみてください。

7-1. 急募の管理薬剤師求人に応募する

年収アップにおすすめする方法の1つ目は、急募の管理薬剤師求人に応募することです。

50代薬剤師はキャリアを積んできた場合が多く、管理薬剤師としての転職が大いに可能となります。

また、管理薬剤師は年間を通じて募集がありますが、その中でも特に「急募」の管理薬剤師求人は高給与が期待できるでしょう。

これは、管理薬剤師が1店舗に1人必要であること、新規出店や急な退職による穴埋めが必要など、高い給与を出しても急いで採用したいという企業側の意図があります。

中には年収700万円を超える求人もあり、年収面でさらに高みを目指したいという方におすすめです。

7-2. 年収が高水準であるドラックストアへ転職する

次におすすめする方法は、全体的に高年収であるドラッグストアへの転職です。

ドラッグストアの40代平均年収は他の業種と比べて高い水準であり、年収アップが期待できるでしょう。

これは、ドラッグストアが慢性的な人手不足に加え、薬以外の日用品等も多く取り扱っていることで、診療報酬改定の影響を受けづらく、経営が安定しやすいためです。

そのため、調剤薬局や病院勤務の方は、転職するだけで年収アップが見込めると言えます。

未経験採用をしているドラッグストアも多く、転職先のひとつとして検討すると良いでしょう。

7-3. 長期的に勤務する前提で仕事を探す

最後におすすめする方法は、長期的に勤務する前提で仕事を探すことです。

これは50代に限らず、どの年代でも共通して言えますが、長く勤務することで年収が上がりやすくなることは事実と言えます。

中には管理薬剤師として10年以上同じ職場で業務をしたことで、年収700万円以上を得ている人もいます。

管理体制や給与体系がしっかりしている会社に長く勤めることで、長期的な年収アップが見込めるでしょう。

8. 【FAQ】50代薬剤師が気になる疑問まとめ

この章では薬剤師の転職で気になるポイントをFAQ形式で紹介していきます。

以上の3点について回答していきます。

Q1. 年収はどのように変化しますか?

その人のスキルによります。

人事院の平成30年度の所得実態調査によると50代薬剤師の平均月収は45万円前後です。

ボーナスを春夏2か月分が2回と仮定すると、年収は700万円ほどが平均でしょう。

他業種では50代の年収の平均は約550万円ほどなので、比較的高い年収が見込めるとは思います。

ただ、同調査によると、病院勤務の薬剤師はほかの勤務先よりも給与が低い傾向にあり、注意が必要です。

出典:人事院「職種別民間給与実態調査」

Q2. 売り手市場はいつまで続きますか?転職は今考えるべきですか?

高齢化による医療関係の需要は継続的に増加するために、しばらくは売り手市場が続くとは思われます。

しかし、日本はOECD加盟国の中でもトップクラスに薬剤師・薬学部卒業生が多く、将来的に薬剤師の数が飽和するともいわれています。

出典:日医総研「医療関連データの国際比較」

薬剤師の数が飽和すれば、有効求人倍率も下がります。

50代は年齢面でも不利になることが考えられるので、もし転職を決意したなら、なるべく早めに転職サイトなどに相談することをお勧めします。

Q3. 未経験やブランクがある人でも薬剤師を始めることはできますか?

資格さえあれば可能です。

実際に以下求人票にも『※ドラッグストア業界未経験』とあるように、未経験の薬剤師も一部の企業では積極的に採用しています。

出典:マイナビ薬剤師

このように、未経験や、大きなブランクがあったとしても就業できるチャンスは十分あります。

9. 関連記事まとめ

薬剤師の転職に関する記事をまとめました。

以下の記事も併せて読むことで、薬剤師の転職に対する理解を深めることができます。

薬剤師の転職必須知識
50代の薬剤師転職

10. さいごに

50代薬剤師の転職事情やポイントについてお話してきました。

50代の薬剤師転職は厳しくなりやすいですが、ポイントを抑えることでスムーズに転職活動ができる可能性はあります。

また、転職活動時に「職場の雰囲気」「勤務先の意向・志向」など、考慮すべき点はたくさんあるでしょう。

自分の希望に沿った求人を効率よく探すためにも、以下のような転職サイトを閲覧し、広く求人情報を集めることがお勧めです。

あなたが最高の転職をできるように、陰ながら応援しております。