薬剤師を辞めたい!辛い・しんどい毎日から抜け出すための全知識

薬剤師

「薬剤師を辞めたい」と悩んでいませんか。

薬剤師の働きやすさは職場によって様々で、人間関係がギスギスしていたり、毎日夜遅くまで残業が続いたりしていれば「辞めて別の職場に行こう」と考えたくもなりますよね。

まず前提として、限界な状態で無理をし続けるのはやめておくべきです。精神的にまいってしまい、いざ転職活動をしようとしても、体調を崩して上手くいかなくなることもあります。そういった場合は、いきなり退職届を出すまではいかなくても、次の職場を探す準備から始めてみることをおすすめします。

ただ、辞めたい理由によっては、勢いのままに転職しない方が良いこともあります。きちんと辞めたいと思う理由を見極めて、それに合わせて最善の選択をしましょう。

この記事を執筆するにあたり、まず転職経験のある薬剤師さん73人を対象に取材調査を行い、転職に至るまでのリアルな経緯などを伺いました。

  1. 薬剤師の辞めたい理由ランキングTOP5
  2. 薬剤師を辞めたいと感じた時に試してほしいたった一つのこと
  3. 薬剤師の辞め時・タイミング4選
  4. 薬剤師を辞めたいと思ったら、まずは登録しておきたい転職サイト

すべて読めば、薬剤師を辞めたいという悩みを解消できるでしょう。

1.薬剤師の辞めたい理由ランキングTOP5

当サイトで薬剤師73人を対象に、「一番辞めたいと思った瞬間はどんな時ですか?」と質問し、結果を分類したうえでランキング形式にまとめました。

薬剤師辞める理由

実際に上記の理由で職場を辞めた薬剤師さんの口コミを紹介していきます。

1位.労働環境の悪さ

今回のアンケート調査で最多の理由は「労働環境の悪さ」についてでした。

薬剤師の職場は、総じて人手不足の環境が多いようです。それゆえ「残業時間が長くなる」「一人当たりの業務負担が大きすぎる」といった理由で退職を決意された方の意見が散見されました。

薬剤師が1名しかおらず休めない

口コミ・評判

調剤薬局勤務(30代前半)

以前は薬剤師1名と事務2名の小さな薬局に勤務していました。薬剤師が1名しかいない為、休暇がとりにくい事に不満を抱えていました。

もし自分が急に体調を崩して出勤ができなくなった場合を考えると不安でした。

薬に関わる仕事の全てを一人でこなさなければならない為仕事の量が非常に多く、残業時間が30時間を超えてしまうこともしばしばありました。少しでも労働環境が楽になればと考えて転職しました。

医療機関に合わせなければならない

口コミ・評判

調剤薬局勤務(20代後半)
退職を決めたのは、処方箋応需先の医療機関が営業を終了する時間が多く、夜遅くまで帰れない日が続いたからです。そのうえ、残業代もきちんと払われなかったため、続けるのがしんどくなりました。

キツさと給料が割に合わない

口コミ・評判

調剤薬局勤務(30代前半)
残業が多くて体力がきつかった。たくさん働いているにも関わらずお給料は少なく納得できるものではなかった。1日の平均処方箋枚数が300枚程度で調剤、服薬指導、薬歴入力を行うだけで手いっぱいだった。前職では薬歴の締め切りがあって、月末には大量の薬歴を完成しなければならなかった。上司には薬歴をチェックされその内容について指導されることもあった。毎日数をこなすだけで精一杯だったのに上司の理解があまりないように感じた。

地方や元々人数の少ない個人の薬局では、薬剤師が数人しかいないことも少なくありません。残業が日常化している職場も多いです。

人手不足に伴うしわ寄せは、様々な問題に波及します。人間関係を悪化させたり、給料に対する業務量を明らかに超過したりと、次々に職場に対する不満が生じ、これらの不満が積み重なった果てに退職を決意する方が多いようです。

2位.人間関係の悪さ

労働環境に次いで、人間関係の悪さも薬剤師の退職の決め手となる理由です。

パワハラ体質の職場

口コミ・評判

ドラッグストア勤務(20代後半)
退職の理由は、職場環境と人間関係に悩んだことです。真面目に仕事をしてても上司にパワハラを受け、同僚に助けを求めても見て見ぬふりをされ続けたことで身も心も疲れ切ってしまいました。日々上司に罵倒され、大勢の見ている前で人格否定のようなことも言われ続けました。私の意見は聞いてもらえず同僚に助けをもとめても「力になるよ」という言葉だけで何もしてもらえず、ずっと一人で耐えるしかありませんでした。毎朝気もち悪くなったり腹痛を起こしたと心身ともに削られていってました。

会話が一切なく、職場の雰囲気が良くない

口コミ・評判

ドラッグストア勤務(30代前半)
辞めた理由は、職場の人間関係に疲れ切っていたこと、ほぼお客様を含め会話がなかったことです。職場の雰囲気も良くありませんでした。

薬局やドラッグストアは職場の人数もそう多くなく、閉鎖的な環境です。合わない社員が1人いるだけで出勤が億劫になってしまっても無理はありません。特に人間関係の問題は、個人の努力では解決できないものなので、環境を変えるくらいしか対策がないのが現実です。

3位.仕事内容に対する不満

現職の仕事内容に対する不満も、辞める理由として多くあげられました。

ただこれは「将来のために他の業務も経験したい」「知識が落ちていかないようにしたい」など、前向きな退職理由であることが多いようです。

扱う処方箋が限られていて知識が落ちていくのを感じた

口コミ・評判

調剤薬局勤務(30代前半)
精神科のみの門前薬局で、明らかに知識が落ちていくのを感じ転職しました。また、人間関係も悪く、将来が明るくないと判断し転職しました。

キャリアアップをするための退職

口コミ・評判

病院薬剤師(20代後半)
退職したのは、キャリアアップのためです。前職が市中病院であり、オールラウンダーを育成する方針だったため、専門的で高度な技術が学べる病院に転職しようと考えました。

門前薬局勤務の場合、処方箋の種類がどうしても限定されるため「知識が偏るのが不安」「もっと色んな処方箋を扱う現場で働きたい」という考えに至る方が多いようです。

また、職場ならではの理由として、ドラッグストア薬剤師は「レジの販売業務がほとんどで、もっと薬剤師としての業務にあたりたい」という方の意見も散見されました。

4位.給与・待遇に対する不満

業務負担が増える一方で、待遇が一切変わらないことにより、給与の不満で退職する方も少なくありません。

昇給がほとんどない

口コミ・評判

調剤薬局勤務(男性・20代後半)
業務内容については特に不満はなくむしろ楽しく業務を行なっていましたが、「ハードな勤務時間」と「昇給がほとんどないこと」など、いわゆる待遇面での不満が主な理由で退職しました。

勤め先の福利厚生が不十分

口コミ・評判

調剤薬局勤務(30代後半)
辞めた理由は、有給休暇制度や退職金制度がなくて、将来に不安を感じたからです。有給休暇がとれて、退職金制度のある会社に転職しました。

特に多かったのが昇給制度に対する理由です。どれだけ長く働き続けても、給与はほとんど変わらず、業務量や責任ばかり増えていくのであれば、給与水準の高い他の職場に移ろうと考えるのは実に自然なことです。

なお薬剤師の給与は、就業先によってやや違いがあり、ドラッグストアや大手運営の調剤薬局では高めの傾向があるようです。給与については『薬剤師の平均年収はいくら?年収が高い職場の特徴』で詳しく解説しています。

5位.経営方針の変化

調剤薬局やドラッグストアならではの理由として、事業拡大・縮小などによる方針・運営体制の変化があり、それが合わずに辞めたという声も散見されました。

事業規模の縮小があった

口コミ・評判

ドラッグストア勤務(20代後半)
前職が事業規模を縮小して雇用が不安定になったため、今後末永く働ける職場を目指して転職を決意しました。

事業合併の影響

口コミ・評判

調剤薬局勤務(20代後半)
M&Aで傘下に入った薬局で働くことになったのですが、その地域で慢性的な人手不足であり、残業時間などの負担がかかってる上に上司に業務内容、人員改善提案もまともに聞いてもらえず現状のままでした。さらに年間休日もそんなに多いわけではなく現状自分では解決できないと判断しました。

ドラッグストアは、大手企業の経営統合などにより運営方針がガラリと変わることも珍しくありません。

また、調剤薬局は大手の調剤薬局が業界を占めるのではなく、中小調剤薬局が無数にある珍しい業界ですが、今後、大手調剤薬局を中心に統廃合が進むと考えられています。

このような変化は働きやすさに直結する部分ですが、自分ではどうすることもできないので、辞めるという選択を下す方が多いようです。

補足:その他の「辞めたい理由」

今回の調査で集まったその他の理由も、ピックアップして紹介します。

プレッシャーに耐えられず辛い・向いてないという悩み(特に20代後半に多い)

口コミ・評判

調剤薬局勤務(20代後半)
大きな調剤過誤を起こしてしまい、自信が無くなった。忙しい薬局で、忙しさに耐えられなくなった。調剤は向いていないと思った。

以下の特徴の方は、薬剤師に向いていないと言われやすいです。

  • ルーズな人
    …薬剤師は細かい作業が多い職業。一回の調剤ミスで仕事が続けられなくなってしまうこともある。
  • 真面目すぎる人
    …ミスに対するプレッシャーを人一倍感じてしまい、多くのストレスを抱えてしまう可能性がある。
  • 要領が悪い
    …少人数の職場ではテキパキとした対応が求められる。要領が悪く、些細なミスを繰り返すような人は、うまく仕事をこなせないこともある。

補足:向き不向きは職場環境次第

向き不向きを判断する際は、職場環境にも目を向けてみてください。

薬剤師の仕事がうまくこなせるかどうかは、職場環境次第で大きく左右されるからです。

人間関係が良好な職場であれば、何かミスがあったとしても、チーム間で連携対応できたり、的確に指導してくれたりするでしょう。

一方、人間関係が悪く殺伐とした職場の場合、些細なミスを過剰に叱責されたり、指導もなく放置されたりすることもあります。

「自分は薬剤師に向いてない」といきなり判断せず、まずは環境に問題がないかも考えてみましょう。

いくつかの悩みの積み重ね

辞めたい理由は必ずしも一つではなく、むしろいくつかの悩みが積み重なった結果、「もう無理」と判断して辞めるという方も多いです。

口コミ・評判

調剤薬局勤務(20代後半)
辞めた理由はとにかくたくさんあります。
新入社員として入社し勤務していたが、忙しくなると管理薬剤師の人と2番手のベテラン社員の態度が悪くなり、店舗内の空気が悪くなることが頻発しており、大変苦痛であったこと。
また途中から残業込みのシフトに切り替わり、ただでさえ勤務時間が多くなる上に、更にそのシフトでは帰ることが出来ず、毎日13時間ほど拘束されており疲労もピークに達していたこと。
加えて新卒入社であり、総合病院門前を希望していたが、実際は耳鼻科と整形の門前で知識の偏りに焦りを感じたためです。

日々いろいろなことに我慢しながら仕事を続けていても、少しずつストレスは蓄積されていき、それが限界まで達したタイミングで退職を決意されるようです。

さてここまでは、薬剤師を辞めたいと感じる主な理由を紹介しました。

あなたが辞めたいと思う理由が、上記のどれに当てはまるか、一度しっかり確認しておきましょう。

それを踏まえて、次の章からは、「薬剤師を辞めたいと感じた時にまずやるべきこと」を紹介していきます。

2. 薬剤師を辞めたいと感じた時に試してほしいたった一つのこと

今の職場を辞めたいと悩んでいる方には、まず辞めるまでにやってみる「改善アクション」を10個リストアップしてみることをおすすめします。

改善アクションの提案

改善アクションとは

今抱えている悩みに対して取るべき行動のこと。

一例ですが、人手不足の状況にあるなら、

  • アクション1.人材の採用を店舗責任者に直接掛け合ってみる
  • アクション2.調剤助手(薬剤師の指示をもとに処方箋を出す補佐スタッフ)の採用を提案してみる
  • アクション3.自動調剤システムの導入を提案してみる

のようなものがあげられます。

自分の行動次第で改善できることはないかを探し、(たとえ環境的な問題であっても)まずは自分で改善しようと試みるのがおすすめです。

今抱えている悩みは自分ではどうしようもない、と思われるかもしれませんが、重要なのは「改善アクションをリストアップして行動に移すプロセス」です。リストアップ→行動に移すだけで3つのメリットがあります。

メリット1.転職先の面接で「辞めた理由」を好印象に伝えられる

辞めた後の転職活動では、ほぼ100%「前職を辞めた理由」を聞かれます。

その際にただ単に前職の不満を述べるのではなく、「こういうこと試みたが、組織体制上、改善は見込めなかったので辞めました」という伝え方にするだけで、採用担当者の印象は間違いなく変わります。

対して、ネガティブな理由をそのまま口にすると、採用担当者からの印象は悪くなります。

メリット2.改善すれば辞めずに済む

上記で、人手不足対策の改善アクション例をあげましたが、この結果人員が充足し、業務負担が減ったのであれば辞めずに済みます。

一般的に転職回数は少ない方が採用でも有利なので、できれば辞めないに越したことはありません。

また「いつ辞めてもいい」という気楽なスタンスで仕事ができるようになり、改善策をリスト化して上からこなしていく中で、前向きに職場改善に取り組めるようになることもあります。

メリット3.アクションが思いつかないなら「辞め時」と判断できる

現状の悩みに対して、改善アクションが全く思いつかないなら、それは「辞め時」と判断して構いません。

自力で改善できない悩み(環境・職場制度の問題)なら、いつまで経っても働き方は変わりませんし、長時間労働や人間関係の問題なら、体調やメンタルに不調をきたす可能性もあるからです。

この判断のためにも、改善アクションのリスト化が重要なのです。

なお、先ほどネガティブな理由をそのまま口にすると採用担当者から悪印象と説明しましたが、客観的に見て著しく悪い環境なら、そのまま伝えて構いません。

そのまま伝えて問題ない例

  • パワハラ、セクハラが横行
  • 残業が毎日2~3時間続いていた
  • 会社が法的に問題のある行動を取っていた

3. 薬剤師の辞め時・タイミング4選

前章では「改善アクションが全く思いつかないなら辞め時と判断できる」とお伝えしましたが、それ以外にも「辞めた方がベスト」と言える条件はあります。

具体的に解説します。

辞め時①.転職すべきか悩んでいる状態が6カ月以上続いている

悩んでいる状態が6カ月以上続いているなら、転職をおすすめします。

職場での不満・悩みが理由で転職をする際、まずその不満・悩みが「一時的なものかどうか」で考える必要がありますが、目安として6カ月以上続くなら、解決の見込みはないと判断できるからです。

例えば、人手不足で残業時間が増え、薬剤師の負担が増大しているとしても、冬場の繁忙期(季節性インフルエンザの流行などによる患者の急増)など一時的なものであれば、6カ月以上続くことはまずありません。

これに対して、いつまで経っても今の状態が続くようなら、「人員を増やすつもりがない」「労働環境を改善する予定がない」など、職場に改善の見込みはないと言えます。

今の不満・悩みを明確にし、それがが6カ月以上続いているかを一つの目安として判断しましょう。

辞め時②.薬剤師として働くうえで、体調やメンタルの不調が生じている

体調やメンタルに異変が生じている場合は、速やかに転職するのがおすすめです。

要注意なストレス症状

  • 気分が沈む、憂うつ
  • 何をするのにも元気が出ない
  • イライラする、怒りっぽい
  • 理由もないのに、不安な気持ちになる
  • 気持ちが落ち着かない
  • 胸がどきどきする、息苦しい
  • 何度も確かめないと気がすまない
  • 周りに誰もいないのに、人の声が聞こえてくる
  • 誰かが自分の悪口を言っている
  • 何も食べたくない、食事がおいしくない
  • なかなか寝つけない、熟睡できない
  • 夜中に何度も目が覚める

実はこれは、心の病気の初期症状と言われている症状です。(参考:厚生労働省『こころの病気の初期サインに気づく』)

この状態を放置し、無理をして働き続けるのは非常に危険です。心身の状態が悪化してしまえば、身体を壊して薬局を辞めることになったり、再就職が難しくなったりと、あなたの人生・キャリアにマイナスな影響を与えます。

辞め時③.残業時間が月40時間以上

月40時間以上残業する状態が続くようなら、転職をおすすめします。かなりハードな環境と言えるからです。

事実、薬剤師のワークライフバランスについての研究調査では、薬剤師の約8割は週平均残業時間10h未満(つまり月40h未満)という結果でした。(参考:薬剤師のワーク・ライフ・バランスに関するアンケート調査

言い換えると、月40h以上の残業をしている薬剤師はかなり少数派、客観的に見てもかなり残業が多い職場と言えます。

月40時間以上残業している=1日2時間以上の残業が毎日ある、という方は、転職を前向きに検討してみてください。

辞め時④.職場に相談できる人が誰もいない

職場に相談できる人が誰もいないなら、転職を前向きに検討しても良いでしょう。

職場に何でも話せる人がいるかは意外と重要で、そういった存在が一人でもいれば労働環境が多少きつくても乗り越えられたりするものです。

しかし気を許せるような人がいないなら、悩み事も相談できず、フラストレーションは溜まる一方になってしまいます。というよりそういった職場は、人間関係の悪い殺伐とした環境になりがちです。

4.辞めたいと思ったら、薬剤師転職のプロに相談するのもおすすめ

不満はあるものの転職に踏み出せないという方は、一度転職サイトのキャリアアドバイザーに相談してみるのもおすすめです。

転職サイトは、求人探しから選考対策まで転職活動をトータルでサポートしてくれる人材サービスです。

「数ヶ月後の転職を考えている」「転職はまだ先だけどとりあえず情報を集めたい」という段階でも利用できます。

転職サイトを利用するメリット

  • 求人数・質
    …ネットに載せたら応募者が殺到してしまう「非公開求人」を紹介してもらえる
  • 内部情報
    …働かないとわからない「人間関係」「職場環境」などの内部事情を教えてくれる
  • テクニック(アドバイス)
    …履歴書・職務経歴書の作成(添削)など、採用されるためポイントを教えてくれる

「薬剤師を辞めたいがこの先が不安」「転職すべきか判断できない」という方は、一度プロの意見を聞いてみることをおすすめします。

転職サイトの担当者は「こういう理由で辞めた人は、こんな職場を選んだ」といった情報を熟知しており、一人ひとりにあったキャリアを具体的にアドバイスしてくれるでしょう。

次章では、数ある転職サイトから、転職に成功した薬剤師の利用満足度が高いものを厳選して紹介します。

登録から利用まですべて無料で行えるので、転職活動の準備に不安のある方は、利用を検討してみてください。

補足:労働環境に関する問題は外部の相談機関を使うのもおすすめ

すぐに転職するつもりはないという方は、行政の相談機関の活用もおすすめです。

厚生労働省の相談機関では、労働環境からハラスメントの悩みまで聞いてもらえます。

  • 労働条件相談ほっとライン
    …労働基準法などに関して無料で電話相談できる
  • こころほっとライン
    …労働者等からのメンタルヘルスや過重労働による健康障害に関する相談を受け付けている

参考:厚生労働省

まずは一人で悩まず、こういった外部機関を積極的に活用するのも一つの方法です。

カウンセリングを受けるのも有効な対策

本格的にメンタルの不調を感じるなら、カウンセリングを受ける手段もあります。

専門家であるカウンセラーに話してみることで、気分がすっきりするでしょう。メンタルの状態に合わせて、適切な対処をしてくれるため、精神的に不安定な状態から早期に脱することも期待できます。

5. 薬剤師を辞めたいと思ったら、まずは登録しておきたい転職サイト

数ある転職サイトの中から、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い薬剤師向け転職サイト」をピックアップしました。

転職サイト選定基準
  1. 求人の数
    …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
  2. 利用者満足度(提案&サポート力)
    …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアコンサルタントに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。

転職サイト求人数|総合満足度
1位.
薬キャリ
10,000件|◎4.3
薬剤師さんからの利用満足度No1の転職サイト。求人の質の高さや、丁寧なキャリアヒアリングが高評価
2位.
ファルマスタッフ
61,000件|○3.9
調剤薬局の求人数・量ともに業界トップクラスの転職サイト。20年以上に渡る転職支援実績があり、サポート力も高い
3位.
マイナビ薬剤師
63,000件|○3.8
マイナビグループのネットワークを活かした圧倒的な求人数が魅力の転職サイト。地方在住の方もおすすめ

※この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『薬剤師500人が選ぶ転職サイトおすすめ比較!口コミ評判&求人数ランキング』を参考にしてください。

1位.薬キャリ | 総合満足度No1、実績豊富で利用者満足度95%

『薬キャリ』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。

運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。

また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。

業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。

公式サイト:
https://agent.m3career.com/

当サイトでは薬キャリのコンサルタントにインタビューを行いました!

薬キャリの強みコロナ禍における薬剤師の転職事情をお話いただいたので、転職を検討している方はぜひご覧ください。

こちらをタップ ▼
薬剤師の人生を照らす転職を――薬剤師満足度No1『薬キャリ』のコンサルタントによる「求職者ファースト」の転職支援とは

2位.ファルマスタッフ | 調剤薬局と派遣の求人が豊富

ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスであるため、薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。

また、派遣求人の数を業界で最も多く保有している点も特徴です。

さらに、20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力であると言えます。

薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。

公式サイト:
https://www.38-8931.com/

3位.マイナビ薬剤師 | 親身なサポート体制に高評価

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、6万件以上の求人を掲載しています。

また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。

親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。

公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/

補足:薬剤師の仕事そのものを辞めたいなら「全職種対応の転職エージェント」に相談しよう

上記は薬剤師向けのサービスですが、中には「薬剤師の仕事そのものを辞めたい」という方もいるかもしれません。そういった方は、「全職種対応の転職エージェント」を活用しましょう。

例えば、全職種対応の転職エージェントのうち、求人数が業界No1のリクルートエージェントなどは、転職先の選択肢をグッと増やせます。「薬剤師を辞めたいけど、どんな仕事が合ってるか分からない」という方は相談してみるのもおすすめです。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、求人数No.1の総合転職エージェントです。

公開求人は12万件以上、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると20万以上の求人を扱っています。

業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

ただ、コンサルタントに一部ネガティブな口コミもありましたので(※大手なので担当差が大きい)、不安な場合は求人数No.2の『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。

公式サイト:
https://r-agent.com/

<補足:リクルートが運営している関連サービス>

さいごに

薬剤師を辞めたいと悩む方に向けて、辞めるべきかどうか、正しく判断するための知識を解説しました。

今はつらい時期かもしれませんが、きっと今の皆さんの経験や知見が生きる場面が訪れることと思います。

そのためにも、自分の可能性を狭く考えないようにして、ご自身の新たな道を探してみるのも良いのではないでしょうか。

転職を前向きに考えている方は『薬剤師転職の悩みに対するプロ視点アドバイスと失敗しないための注意点』の記事を参考に、一歩踏み出してみてください。

あなたの今後の人生がより明るいものであることを祈っています。