「病院薬剤師に転職したい」「病院薬剤師への転職方法が知りたい」と考えていませんか。
病院は転職難易度がやや高く、かつ転職後の満足度が下がりやすい特徴があります。
というのも、他の就業先よりも働き方がハードになりやすく、年収も低めの傾向にあるからです。
病院へのキャリアチェンジを検討している方は、まずは転職事情をよく理解した上で、正しく職場選びをしましょう。
この記事では、転職コンサルタントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた私が、病院薬剤師への転職のコツを紹介します。
- 前提:病院薬剤師の転職難易度は高い
- 病院薬剤師への転職における3つの魅力
- 病院薬剤師の転職を成功に導く6つの秘策
- 働きやすい病院の見極め方
- 病院薬剤師に転職する際に確認すべきこと
- 病院薬剤師へ転職したい方におすすめの転職サイト
この記事を読めば、病院薬剤師への転職について理解が進み、満足のいく転職をすることができるでしょう。
編集部が実施した薬剤師500名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。
キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての薬剤師におすすめの相談先です。
左右にスクロールできます。
おすすめ転職サイト | 口コミ満足度 | 求人数 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
|
約6.0万件 |
|
|
|
約5.1万件 |
|
|
|
約4.6万件 |
|
〔求人数〕2024年5月7日時点
目次
1. 前提:病院薬剤師の転職難易度は高い
病院薬剤師への転職難易度は高めであると言えます。理由は以下の5つです。
1-1. 病院薬剤師は求人数が少ない
1つ目に、病院薬剤師は調剤薬局やドラッグストアと比較して求人数が非常に少ないことが挙げられます。
職場別に求人数を比較すると、調剤薬局は9.8万件もの求人があるのに対し、病院の求人は0.9万件と非常に少ないことが分かります。
※数値は薬キャリエージェント・ファルマスタッフ・マイナビ薬剤師の求人数を合計して求めたものです。
特に地方で求人を探す場合は、病院自体が少ないので、薬剤師を募集している病院がないこともあります。
調剤薬局やドラッグストアに比べて、職場の選択肢が少なく希望に合った求人が見つかりにくくなっています。
1-2. 業務内容が幅広く慣れるまでに時間がかかる
病院薬剤師は、薬局やドラッグストア勤務と比較して業務内容が幅広いため、未経験者の転職難易度は高めです。
病院薬剤師は、調剤業務以外にも薬剤管理指導や救急救命業務、チーム医療への参加など非常に幅広い業務を行います。
病院薬剤師の業務内容
- 調剤・製剤
- 医薬品管理
- 薬剤管理指導
- 病棟カンファレンスへの参加
- 救急救命業務
- 治験業務
- チーム医療への参加
特に急性期病院では、救急救命業務など患者の命を左右する業務を行うため、迅速な判断や対応が求められます。
仮に転職できたとしても、慣れるまでに時間がかかり大きな負担になります。
関連記事:【比較】病院薬剤師と薬局薬剤師の違いは?役割や年収&メリット・デメリットを調査
1-3. 夜勤がある病院では体力的に大きな負担となる
救急外来などを行う急性期病院など、病院によっては夜勤があり、体力的に大きな負担となることがあります。
夜勤があると、就業時間が不規則で家庭との両立が難しいというデメリットもあります。
夜勤がある病院へ転職する場合、夜勤に慣れておらず体力的に大きな負担となる、プライベートの時間が取りにくくなることが考えられます。
1-4. 年収が下がるケースが多い
病院薬剤師へ転職する場合は、年収が今よりも大きく下がることを前提に転職活動を進めましょう。
病院薬剤師の平均年収は558万円で、薬剤師全体の平均年収の562万円と比較すると年収は低めです。(参考:医療経済実態調査・賃金構造基本調査)
さらに、業務内容が多岐に渡る病院薬剤師では、調剤業務のみの経験では評価されにくいので未経験者が高待遇で転職するのは難しいです。
長時間労働や夜勤も多く体力的にもハードな病院薬剤師ですが、高年収は見込めず年収面の不満から転職する人も少なくありません。
給料面の不満で転職を後悔することのないよう、年収の大幅ダウンを受け入れてから転職しましょう。
1-5. 働き方がハードになりやすい
夜勤や残業の多い病院薬剤師は、働き方がハードになりやすいと言えます。
病院薬剤師は人手不足に陥っているところが多く、激務になりやすいからです。
特に地方に行くほど、病院薬剤師不足が深刻化していると言われています。(参考:病院における薬剤師の働き方の実態を踏まえた 生産性の向上と薬剤師業務のあり方に関する研究)
常に人員不足となっている病院では、研修が出来るほど薬剤師が在籍していないため、十分な研修がないまま働くことになる場合があります。
2. 病院薬剤師への転職における3つの魅力
病院薬剤師は転職難易度が高いことをご説明しましたが、病院薬剤師ならではの魅力もあります。
2-1. 様々な薬の知識や経験が身に付く
病院では最新の医療技術や幅広い症例を扱っており、他の職場よりも多くの薬剤に関する知識や経験が身につけられます。
注射剤調剤など、薬局では扱わない薬剤の調剤を行ったり、チーム医療に参加する病院薬剤師は、最先端の幅広い知識が身につきます。
薬剤師として、より薬剤の知識を身につけたい、最先端の医療に携わりたい方におすすめの職場です。
2-2. 患者がより身近で病状の回復を感じられる
病院薬剤師は患者との距離が近く、回復していく姿を見ることができます。
実際に患者が回復し、感謝されたときにやりがいを感じるという声がありました。
調剤薬局では、病院を受診して薬を受け取りに来る一度しか患者さんと接する機会はありません。
一方、病院では入院患者や通院患者などと長期的に接するため、より患者さんを身近に感じることができます。
2-3. 前職の経験を活かしやすい
幅広い知識が求められる病院薬剤師は、薬剤師としての経験を活かしやすいです。
病院では、薬剤の専門家として医師に処方の提案を行ったり、医師や看護師の相談に乗る機会があります。
自身の知識や経験を最大限活かすことが出来るので、やりがいを感じやすい業務です。
3. 病院薬剤師の転職を成功に導く6つの秘策
病院薬剤師の転職では、以下の6つの点を全て押さえることで、成功率がグッと高まります。
- ポイント1.転職の軸を明確にする
- ポイント2. 未経験者は慢性期病院への転職がおすすめ
- ポイント3.急ぎでないなら「冬から春先」に転職する
- ポイント4.複数の転職サイトを使って求人をできるだけ多く集める
- ポイント5.転職活動期間は長期化前提でスケジュールを立てる
- ポイント6.条件以外に「病院の雰囲気」も入念にチェック
それぞれ詳しく解説します。
ポイント1.転職の軸を明確にする
まずは転職の軸を明確にすることから始めましょう。
転職の軸とは、「今回の転職で一番実現したい譲れない点」のことです。これだけは必ず実現したい条件No1を決めておきましょう。
この転職の軸がないと、「この病院もいいな…こっちもいいかも」となってしまい、いつの間にか当初の目的とずれてしまうことがあります。
また、できれば「これは妥協しても良いと思える点」も考えておくと好ましいです。
今の職場の不満をあげてみるのもおすすめ
転職の軸を明確にするために、今の職場の不満をあげてみるのもおすすめです。そうすると、自分が何を望んでいるのかが分かってきます。
もちろん結婚などライフステージの変化が理由の場合、この段階は飛ばして構いませんが、現職に対しての不満が理由の場合は、その理由をはっきりさせる必要があります。
このように転職したいと思った理由を具体的にすれば、病院探しの指針がはっきりします。この方の場合は、以下のような軸で仕事を探すと良いでしょう。
転職先探しの指針
- オールラウンダーを育成する方針の病院ではなく、専門的な技術を扱う病院で働く
- 薬剤師の業務範囲が狭く深い方が良い
- 多少労働条件が悪くなっても妥協する。目安は年収-10%までなら許容範囲
不満の内容が曖昧なままだと、気づかないうちに同じような職場に転職する可能性があります。
転職に失敗する人ほど、転職理由が曖昧なことが多いです。
ポイント2. 未経験者は慢性期病院への転職がおすすめ
未経験で病院薬剤師へ転職したい場合は、慢性期病院への転職がおすすめです。
慢性期病院は、容体が安定している患者に継続的に治療を行う病院なので、比較的落ち着いて業務を行うことができます。
一方の急性期病院は救急患者の対応や急変しやすい患者の治療を行うため、常に忙しく未経験者への研修が十分に行われない場合があるのです。
実際に、マニュアルや、仕事を自分のペースで行える点を重視して慢性期病院へ転職した方がいました。
急性期病院と比べて落ち着いており、未経験者にもマニュアルや研修などで、指導をしてくれる慢性期病院は、未経験者にもおすすめの職場と言えます。
ポイント3.急ぎでないなら「冬から春先」に転職する
医療系職種の有効求人倍率は、「冬から春先」の時期にグッと高まります。
背景として、この時期は以下のような理由から人材の採用が積極的に行われからです。
- 3月末で定年退社、契約終了という形で退職する人が多く、多くの薬局で人員確保に迫られている
- 新年度がスタートする前に転職しようという人が多くなる
- 12月ボーナスをもらった後に退職する人も多い
転職を行うならば年度末の時期は特にチャンスであると理解しておきましょう。
金銭的なことを考えると、極力ボーナスを受け取った後に退職するのが望ましいです。
一般的な薬局・企業の冬ボーナス支給時期は12月頃なので、この時期まではしっかりと在籍しておき、支給後(1月~3月)に転職するという流れが理想です。
年末頃から、病院の求人を探し始め1月中に選考を受け始めると、スムーズに転職することができるでしょう。
関連記事:
薬剤師転職にベストな時期っていつ?採用に有利なタイミング・スケジュール
ポイント4.複数の転職サイトを使って求人をできるだけ多く集める
病院の求人は、複数の転職サイトを使って求人をできるだけ多く集めましょう。
複数のサイトを使う理由は、「薬剤師 × 病院」の求人がそれだけ見つかりにくいからです。
薬局と比べるとかなり少なく、応募先を見つけること自体ハードルが高いです。「通いやすいか」「応募条件を満たしているか」など細かい条件で検索していくと、数件しか見つからないこともあるでしょう。
転職サイト『ファルマスタッフ』の求人を調べると、薬局求人は33,000件あるのに対し、病院求人はわずか3,000件ほどしかありませんでした。(2022/09 求人数調査)
およそ10倍も数が違うので、端的に言い換えると、自分の希望条件に合った企業求人を見つけるのは、薬局の求人を見つけることの10倍難しいと言えます。
だからこそ、複数のサイトを使ってできるだけ多くの情報を得られるようにしておきましょう。
ポイント5.転職活動期間は長期化前提でスケジュールを立てる
企業への転職活動は、ある程度長期化すること前提でスケジュールを立てましょう。具体的には、余裕を持って「半年くらいかかる」と思っておいた方が良いです。
一般的に、転職の期間目安は3~6ヶ月ほどと言われています。
採用ニーズの高い企業・業界であれば1~2ヶ月で決まることも珍しくありませんが、前述の通り、病院は求人数自体がかなり少ないので、「なかなか希望にぴったりの求人がない」という可能性もあります。
スケジュールを甘く見積もってしまうと、「早く決めなければ」と焦ってしまい、条件を妥協して転職の軸がぶれてしまうことも考えられます。
できるだけ職歴に空白期間を作らないためにも、在職中から少しずつ求人探しを始めておき、次の職場が決まってから退職するという流れがベストです。
ポイント6.条件以外に「病院の雰囲気」も入念にチェック
求人情報に記載された条件以外に、病院の雰囲気もチェックしておきましょう。
面談時に職場を見学できる場合は、人間関係を確認しておくことをおすすめします。
医師や看護師ともコミュニケーションを取る病院薬剤師は、より人間関係に悩みやすいです。
病院勤務の場合は、同僚の薬剤師だけでなく一緒に働く医師や薬剤師の人柄や、病院全体の雰囲気も確認しましょう。ただそうはいっても「どこを見れば良いの?」と思う方も多いはずなので、次章では病院見学時のチェック観点を解説します。
4. 働きやすい病院の見極め方
病院へ転職しようと考えている薬剤師の方に向けて、働きやすい病院を見極める際のポイントをお伝えします。
人間関係が良好で、教育制度が整えられている職場は、働きやすい病院と言えるでしょう。
ポイントによっては、職場見学だけでは分からないこともあるので、転職サイトの担当者や面接の際に質問してみることをおすすめします。
4-1. 職場が整理整頓されており、明るい雰囲気である
1つ目に、職場が整理整頓されているか確認しましょう。
薬剤が整理されて保管されているか、病院内は掃除が行き届いているかなど、薬局内だけでなく病院内の環境も確認します。
激務の職場では、働いている人に心の余裕が生まれず、整理整頓ができていない場合があります。
職場の綺麗さは働く人の精神状態に影響を与えやすいので、ぜひチェックしてみてください。
4-2. スタッフの年齢層を見て若手が活躍していると判断できる
現場で働くスタッフの年齢層も、大まかにチェックしておきましょう。
その中で若手が活躍できているなら、新人研修や中途採用者向けの研修制度などが整っている可能性が高いです。
もちろん、新人研修や中途採用者向けの研修制度があるか、仕事を教えてくれる上司はいるのかなど、教育制度について質問することもおすすめですが、スタッフの年齢層でおおよそ検討がつきます。
人手不足が深刻化している病院では、研修をしている余裕がなく自力で業務に慣れるしかない場合がありますので注意しましょう。特に経験豊富なベテランだけで現場を回している環境では、なかなか手取り足取り教えてくれることもないので、かなり大変です。
特に病院勤務が未経験の方は、どのような教育制度があるのか、中途採用者の割合などを聞き、仕事を覚えやすい環境であるか確認しましょう。
4-3. 職場内でほどよく雑談がある
ほどよい雑談ができる職場は、分からないことがあっても質問しやすく人間関係にも悩みにくいです。
実際に、上司と話しやすい環境であると感じて転職先を選んだ方がいました。
人間関係が良好な職場は激務でも協力し合うことができ、中途採用者を積極的に気にかけてくれるので職場に馴染みやすく、長く働ける職場と言えます。
5. 病院薬剤師に転職する際に確認すべきこと
病院薬剤師に転職する際には、転職先について3つのポイントを確認してから転職しましょう。
5-1. 夜勤制度があるのか確認する
体力的に続けられなくなることがないように、必ず病院の夜勤制度を確認しましょう。
夜勤の有無や夜勤の労働時間、月に何回くらい夜勤があるのかなどを確認して、働き続けられる条件であるのか考えましょう。
特に、急性期病院では夜勤があることが多いので確認が必要です。
5-2. 昇給制度があるのか確認する
役職ごとの年収や定期昇給があるのかなど、病院の昇給制度も確認しましょう。
民間の病院では、定期昇給がないこともあるため「初任給の高さに惹かれて転職したのにその後の給料が上がらない」というような後悔をしてしまうことがあります。
求人情報に経験年収や能力に応じて昇給することが記載されているか、新卒薬剤師と途中入社の薬剤師では年収に変化がみられるかなどを確認することがおすすめです。
5-3. 外来の処方箋も扱うのか確認する
激務になると考えられる外来の処方箋も扱っている病院であるのか確認しましょう。
病院薬剤師は基本的に、院内の患者の調剤や薬剤管理指導を行いますが病院によっては外来処方も扱うところがあります。
外来処方を扱う病院では、利用者が多すぎて激務となることや、本来自分が希望していた病院薬剤師としての業務ができないことが考えられます。
実際に、外来の処方箋ばかり扱って病棟活動ができないことに不満を持ち、転職を決断した方がいました。
患者とより深く関わりたい、チーム医療に携わりたいなど病院薬剤師ならではの業務を希望する人は、院内処方のみを扱う職場がおすすめです。
6. 病院薬剤師へ転職したい方におすすめの転職サイト
最後に、病院薬剤師へ転職したい方におすすめの転職サイトをご紹介します。
数ある転職サイトの中から、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い薬剤師向け転職サイト」をピックアップしました。
転職サイト選定基準
- 求人の数
…総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい - 利用者満足度(提案&サポート力)
…利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアコンサルタントに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる
利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。
転職サイト | 求人数|総合満足度 |
1位. 薬キャリエージェント |
約60,000件|◎4.3 薬剤師さんからの利用満足度No1の転職サイト。(※エムスリーキャリア調べ)求人の質の高さや、丁寧なキャリアヒアリングが高評価 |
2位. ファルマスタッフ |
約51,000件|○3.9 調剤薬局の求人数・量ともに業界トップクラスの転職サイト。20年以上に渡る転職支援実績があり、サポート力も高い |
3位. マイナビ薬剤師 |
約46,000件|○3.8 マイナビグループのネットワークを活かした圧倒的な求人数が魅力の転職サイト。地方在住の方もおすすめ |
※求人数:2024年5月7日更新
※この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『薬剤師500人が選ぶ転職サイトおすすめ比較!口コミ評判&求人数ランキング』を参考にしてください。
1位.薬キャリエージェント | 総合満足度No1、実績豊富で利用者満足度95%(※エムスリーキャリア調べ)
『薬キャリエージェント』は、総合満足度No1の薬剤師転職サイトです。
(※薬剤師ポータルサイトにて19社中、年間登録者数No.1(2015年3月エムスリーキャリア調べ)
運営会社のエムスリーキャリアは、15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていることもあり、サポート力や薬剤師転職ノウハウには信頼があります。
また、病院や医療施設などに強いコネクションを築いており、人気の高い転職先である調剤薬局や病院の求人数は業界1位、(※エムスリーキャリア調べ)調剤薬局では業界3位と、他サービスを圧倒する求人数・質を誇ります。
業種・年齢・地域問わず、転職を考えるすべての薬剤師におすすめです。
公式サイト:
https://agent.m3career.com/
2位.ファルマスタッフ | 調剤薬局と派遣の求人が豊富
『ファルマスタッフ』は、大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。
特に調剤薬局の求人は、数・量ともに業界トップクラスです。薬局への転職を検討している方は、登録必須の転職サイトと言えるでしょう。正社員求人だけでなく、派遣求人も多く扱っています。
20年以上にわたる転職支援実績があり、蓄積されたノウハウを得られる点も大きな魅力です。
薬剤師転職では、どういった点をアピールすればよいのか、調剤薬局への転職を成功させるにはどのように準備しておけば良いのか、など具体的な方法を知ることができるでしょう。
公式サイト:
https://www.38-8931.com/
3位.マイナビ薬剤師 | 親身なサポート体制に高評価
『マイナビ薬剤師』は、転職業界大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職サイトです。
マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅しており、54,673件の求人を掲載しています。
また、転職サポート力に定評があり、応募者との「面談」に力を入れているという点も特徴的です。
親身にアドバイスをしてくれるため、はじめての方でも安心して転職活動を進められるでしょう。
全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方にもおすすめです。
公式サイト:
https://pharma.mynavi.jp/
さいごに
病院薬剤師への転職についてご説明しました。
業務内容が幅広く、求人が少ないため、転職難易度が高い職場ではありますが、コツをおさえると自分の希望の病院へ後悔のない転職をすることができます。
あなたの未来が明るくなることを祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。