病院薬剤師に転職する5つのコツとおすすめ転職サイト5選

病院薬剤師 転職

「調剤薬局やドラッグストアから病院薬剤師に転職できるの?」と悩んでいませんか?

薬剤師転職のなかで、病院薬剤師は大変人気が高い一方で、「なかなか希望の病院に転職できない」「転職できたが、想像以上にブラックな環境だった」と後悔する人はとても多いのです。

結論から申し上げますと、病院薬剤師への転職は大変難しいですが、無理ではありません。

このページでは、転職コンサルタントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた知見と経験をもとに、病院薬剤師の転職についてご紹介します。

  1. 病院薬剤師、3つの人気の秘密
  2. 病院薬剤師、3つの転職が難しい理由
  3. 病院薬剤師として転職するコツ5選
  4. 病院薬剤師の転職に強く、必ず登録すべき転職サイト5選

このページを読めば、病院薬剤師の転職について理解が進み、「人気の病院薬剤師に転職するコツ」「病院薬剤師転職に便利なサイト」がわかるでしょう。

<2019年9月:薬剤師転職の最新情報>

9月は、転職活動を開始するには最高のタイミングです。

なぜなら、下期の経営計画を支えるために、中途採用の求人数が増えるからです。

ただ、その分ライバルも増えるので、以下の簡単なステップで早めに転職を開始しましょう。

  1. このページを見ながら、複数の転職サイト(『薬キャリ』『マイナビ薬剤師』など)に登録する
  2. それぞれの担当者から連絡が来たら、面談または電話で簡単に状況を伝えアドバイスをもらう
  3. 一番相性の良さそうな担当者だったところで、本格的にサポートを受ける

※登録後、転職エージェントからの連絡に細目に対応することがポイントです。そうすることで、優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が劇的に上がり、転職活動を円滑に進められるでしょう。

1. 病院薬剤師、3つの人気の秘密

口コミ・評判

M.K さん(29歳)
新卒ではドラッグストアに就職しましたが、近々、病院薬剤師に転職したいと考えています。

上記の通り、私の元に相談にくる転職希望者の多くが、病院薬剤師を希望されます。

理由は人それぞれだと思いますが、代表的な人気の秘密をご紹介します。

1-1. 専門性を磨くことができる

なんといっても、一番の理由は「専門性」です。ドラッグストアや調剤薬局では決められた薬の調剤が主な業務になりますが、病院では抗がん剤などの薬物療法において高い専門性が求められます。

もちろん、一朝一夕で身につくものではありませんが、長らく勤める過程で、特定の分野における専門性を身につけることができるでしょう。

1-2. 臨床経験が積める

専門性と同じく、多くの病院希望の薬剤師が挙げる理由は「臨床経験」です。

自身が担当する患者の方への投薬治療は、ドラッグストアや調剤薬局では絶対できない経験です。

小中規模の病院だと、入職して半年程度で患者を担当することもあります。

積めば積むほど自身のキャリアに厚みが出る「臨床経験」は病院薬剤師の大きな魅力です。

1-3. チーム医療に携わることができる

3つめの理由は「チーム医療」です。特にドラッグストアや調剤薬局では、「調剤」や「薬剤師としての専門性」を発揮することは可能ですが、チームで仕事を進めていく雰囲気はありません。

病院だと医者や看護師と協力しながら、投薬治療やカンファレンスへの参加など、チームで医療に携わることができます。

2. 病院薬剤師、3つの転職が難しい理由

口コミ・評判

S.I さん(27歳)
病院薬剤師への転職は難しいと聞きます…。本当でしょうか?

1章のように、就職人気の高い病院薬剤師ですが、一方で転職難易度が高いことでも有名です。

この章では病院薬剤師への転職が難しい理由をご紹介します。

2-1. 新卒文化が強い

初めに挙げられる理由は「新卒文化」です。

病院薬剤師としての転職は、ドラッグストアや調剤薬局と比較して中途採用文化が定着していないのです。

特に国公立病院は、ほぼ全て新卒採用で、かつ母体大学卒業生で占められているといって過言ではありません。

結果、中途採用の難易度が高まってしまっているのです。

2-2. 欠員補充採用がほとんど

二つ目の理由は「欠員補充採用」です。

上記の通り新卒採用文化が強いことから、定期的な中途採用を行っている病院は稀です。

そのため、中途採用を募集する際には、突発的な理由で欠員が出た時に限られます。

転職者側からすると、転職希望の病院があったとしても、いつ発生するかわからない欠員補充を待つしか無く、転職難易度は高いと言えるでしょう。

2-3. 応募が殺到する

三つ目の理由は「殺到する応募数」です。当たり前のことながら、「人気が高い病院」が「欠員補充=1〜2名採用」を募集すると、多くの転職希望薬剤師が殺到します。

倍率は数倍〜数百倍になるケースも。

もし、どうしても就職したい病院があったとしても、合格する可能性は極めて低いと言えるでしょう。

3. 病院薬剤師として転職するコツ5選

口コミ・評判

R.N さん(30歳)
病院転職が難しい事は分かりましたが、どうしても転職したいと考えています。何か方法はありませんか?

2章でお伝えした通り人気の高い病院薬剤師ですが、どうすれば希望に近い転職を実現する事ができるのでしょうか?

この章では、難易度の高い病院薬剤師への転職を実現するコツやノウハウについて解説します。

病院薬剤師として転職するノウハウ5選

  • 中小」「民間」病院に絞る
  • 「慢性期病院」で手を打つ
  • 給与や福利厚生に目をつぶる
  • 転職サイトに登録し、1〜3月は毎日チェックを
  • 転職コンサルタントに相談し、欠員補充を逃さない

3-1. 「中小」「民間」病院に絞る

初めに大事な事は、「大手」「国公立」病院への転職を諦める事です。

正直に申し上げて、現状の薬剤師転職市場で「大手」「国公立」病院への転職は空きポストが無く、難易度は極めて高い状況です。

「中小」「民間」でも十分に薬剤師としての専門性を高める事は可能ですし、臨床経験はより一層積めるでしょう。

まず、自身の転職ハードルを一段下げる事をおすすめします。

3-2. 「慢性期病院」で手を打つ

2つ目のコツは、「急性期病院」でなく「慢性期病院」で手を打つ事です。

急性期病院では、より薬剤師としての専門性を高める事ができますが、人気の高さとポストの少なさから、転職市場に出ている求人数は10%未満だと言われています。

多くの薬剤師が急性期希望ですが、私は「絶対に、急性期病院希望なのか?」と再度考えるようお伝えしています。

絶対でなければ待遇の良い慢性期病院をご紹介しますが、「絶対に、急性期病院希望」という方には、下記ノウハウを参考にして下さい。

3-3. 給与や福利厚生に目をつぶる

どうしても「急性期病院」への転職を希望されるのであれば、給与や福利厚生には目をつぶりましょう

急性期病院での薬剤師は大変やりがいのある仕事ですが、ドラッグストアや調剤薬局と比較すると給与や福利厚生面で見劣りするケースがほとんどです。

「やりがい&専門性」か「給与&福利厚生」か自分の中で優先順位を整理しましょう。

二兎追うものは一兎も得ずのことわざ通り、改めてあなた自身の仕事やキャリアに必要なものを自己分析する事をおすすめします。

3-4. 転職サイトに登録し、1〜3月は毎日チェックを

2章で「病院薬剤師の採用は、欠員補充がほとんど」とお伝えしましたが、実は欠員補充が出るタイミングは1〜3月がほとんどです。

理由は2点あり、「新卒学生が国家試験に落ちてしまった」「配偶者の転勤が決まり、急遽3月末で退職することになった」事で病院薬剤師の空きポストができるのです。

もちろん必ず募集がある訳ではありませんが、欠員募集の確率が高い1〜3月を逃す手はありません。

大手転職サイトには募集告知がされますので、毎日確認しましょう。

3-5. 転職コンサルタントに相談し、欠員補充を逃さない

上記で「毎日確認しましょう」とお伝えしましたが、現職で忙しく働いている薬剤師の皆さんからすると「重要性は分かるが、毎日確認するほど暇じゃない…」という意見が正直なところだと思います。

その時は信頼できる転職コンサルタントに相談する事をおすすめします。

転職コンサルタントは、薬剤師欠員が出た際に病院からまず相談を受ける存在です。

あなたの転職希望を明確に伝えておけば、「希望病院の欠員補充採用」の情報を逐一教えてくれます。

薬剤師の転職サイト登録数は平均2.7件です。

転職コンサルタントへの相談が不安な方は、『薬剤師のための転職エージェント全知識|1から理解し徹底活用!』を参考にして下さい。

4. 病院薬剤師の転職に強く、必ず登録すべき転職サイト5選

口コミ・評判

M.Y さん(30歳)
欠員補充が転職のポイントですね!それではどこの転職サイトに登録すると良いでしょうか?

ご説明した通り、病院薬剤師の募集は欠員補充が中心なので、空きポストの確認と転職コンサルタントによるサポートが重要です。

転職サイトを選ぶ際に大事な要素は「病院求人数の多さ」「転職コンサルタントによるサポート体制」の2点です。

以下、病院薬剤師の転職に強いサイトを5つピックアップしました。

 求人数サポート提案力特徴
薬キャリ◎ ◎ 抜群にスピーディで丁寧な転職サポートが強み。
マイナビ薬剤師◎ 全国主要都市で面談を実施。面接が不安な人におすすめ。
ファーマキャリア希望に沿った好条件求人を提案。コンサルタントが優秀
ファルマスタッフ総求人数は業界トップクラス。調剤薬局求人に強み。

リクナビ薬剤師

大手故に求人やコンサルタントの質が安定している

 

転職エージェントは、担当するキャリアアドバイザーの相性や質が重要ですから、数社登録して面談をしてみて、一番良いと思ったところを活用することをおすすめします

どこに登録すればいいかわからない方は 、病院求人が1位で口コミ評判が高い『薬キャリ』と、病院求人2位・総求人数No.1の『ファルマスタッフ』を同時に登録して、2社とも試しに面談を受けてみるとスムーズに転職活動が進むでしょう。

面談を受けて、最終的に転職をしないことに決めても全く問題ないので、まずは気軽な気持ちで一歩を踏み出してみて下さい。

登録自体は3分程度です。

もちろん完全無料で費用等は一切かかりません。

【注意】登録する際は、薬剤師転職エージェントサービスなのかしっかり確認しましょう!

転職エージェントサービスの各公式ページは下記の通りですので、登録前にご参考ください。

4-1. 薬キャリ|病院求人No.1 スピーディで丁寧な転職サポート

薬キャリ

『薬キャリ』は、SONYグループが分社してできた薬剤師転職支援サイトです。

15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていたこともあり、病院や医療施設などにおいて圧倒的な知名度を誇ります。

その特徴は何と言ってもオールマイティさです。

また、転職人気の高い病院薬剤師(業界1位)や、調剤薬局(業界3位)以外にも、企業薬剤師求人数も業界1位と様々な職種に強い転職サイトです。

病院とのコネクションが強く、業界や転職の裏事情にも強いと評判です。

さらに、200人の口コミ比較でわかった薬剤師転職おすすめランキングによると、転職サポートが抜群にスピーディな事が分かりました。

転職できるまでのフォローが丁寧という口コミも多く、希望店舗の内情をしっかりヒアリングしてみることをおすすめします。

口コミ・評判
T. K. さん(20代後半)
調剤薬局→ドラッグストア
初めての転職で薬剤師転職に強いと評判のサイトに登録したが、電話やメールが遅くて不安になり、ネットの評判が良かった薬キャリに登録しました。
登録後、すぐに電話と求人を頂け、その後の対応も大変スピーディでした。転職しようと考えていた求人をいくつか伝えると、「◯◯は職場環境が厳しいのでおすすめしない」と内情も教えて頂けました。
なにより担当の方が親身に対応してくれたのでスムーズに転職することができました。

4-2. マイナビ薬剤師|面談でのサポート力が高い

マイナビ薬剤師

『マイナビ薬剤師』は、リクルートと並ぶ転職業界最大手のマイナビグループが運営する薬剤師専門の転職支援サービスです。

マイナビグループの知名度と営業力を活かして全国の求人情報を網羅し、豊富な求人数を抱えているのも特徴です。

マイナビ薬剤師は応募者との「面談」に力を入れており、親身にアドバイスをしてくれる事で有名です。

全国の主要都市に支店を持っており、地方在住の薬剤師の方でもおすすめできます。

4-3. ファーマキャリア|希望に沿った好条件求人を提案

『ファーマキャリア』は、薬剤師専門の転職エージェントで、希望に合わせた好条件求人をオーダーメイドで提案してくれることが特徴です。

求人数は全部で約25,000件ほどあり、電話対応可なのでいつでも気軽に相談できます。

ファーマキャリアには、優秀なコンサルタントが揃っており、一人ひとりがより満足のいく転職を実現するために、非常に親身なサポートを実施しているので、ぜひ登録しておきましょう。

4-4. ファルマスタッフ|派遣求人に強い

『ファルマスタッフ』は大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。

もともと、出身母体である調剤薬局を中心に扱っていた転職サイトですが、そのネームバリューで病院・ドラッグストアなどでも求人を多く掲載しており、「求人の質・量」は業界トップクラスという評価です。

また口コミ評判によると、面接が不安な転職者向けの面接同行サービスも高い評価を受けています。

面接が不安な方は、登録しておいて損は無い転職サイトだと言えるでしょう。

4-5. リクナビ薬剤師|コンサルタントが優秀

リクナビ薬剤師

『リクナビ薬剤師』は、人材紹介最大手のリクルートが運営する薬剤師を専門に扱ったサイトで、高い評判と多くの転職実績があります。

ドラッグストア求人・高収入求人で業界1位と、大手とのコネクションが強いリクナビ薬剤師ですが、強みは何と言っても「日本一の人材紹介会社」としてのノウハウが豊富で優秀なコンサルタント

求人紹介だけでなく、希望の求人店舗から欠員補充採用があった際に、いち早く連絡をもらう事ができます。

特に初めて転職する方は、『リクナビ薬剤師』の転職エージェントに相談して損はないでしょう。

ネット上での登録の後、必ず対面での面談を申し込む事をおすすめします。

さいごに

病院薬剤師の転職について、コツやノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

病院薬剤師は人気が高い職場ですが、人気であるからこそ転職が難しいと言えます。

ポイントは中小民間などの条件に目をつぶる求人数の多い転職サイトに登録する欠員補充情報を転職コンサルタントから得るの3点です。

これだけで病院薬剤師の転職可能性がぐっと高まります。

ぜひ、転職成功に向けてトライしてみる事をおすすめします!

病院薬剤師の求人数が多く、必ず登録しておくべき転職サイト5選

※薬剤師が転職するときの注意点

薬剤師は転職率が高く、「年収アップ」などの理由で転職する人が多い業界ですが、口コミの通り、職場雰囲気の悪さや長時間労働に後悔するケースが多いのも事実です。

『薬剤師の転職で失敗しない!体験談と転職ノウハウの全てを』見て、後悔しない転職を実現してください。

特に初めて転職する人は、職場雰囲気のヒアリングや面接対策などのため、転職エージェントを活用することをおすすめします。
『薬剤師のための転職エージェント全知識|1から理解し徹底活用!』を参考にすると良いでしょう。

転職活動は、将来のキャリアや待遇などに検討すべきことが多く、すぐに決められるものではないので、しっかり考えた上で、次の一歩を踏み出してくださいね。

あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。