【薬剤師】単発派遣で働きたい!事前に知っておくべき全知識&派遣求人探しにおすすめのサイト

  • 「単発薬剤師という働き方について知りたい」
  • 「求人はどのように見つけるのだろう」

と考えていませんか。

薬剤師が専門資格を活かして単発で働くこと自体は可能です。

ただし派遣法で定められている「単発で働ける薬剤師の条件」や、「単発派遣のメリット・デメリット」を、事前に正しく把握しておく必要があります。

そこでこの記事では、転職コンサルタントとして数多くの薬剤師転職をアドバイスしてきた知見と経験をもとに、以下の流れで「単発薬剤師の働き方」についてご紹介します。

(目次)

  1. 薬剤師の単発・スポット派遣とは?
  2. 新型コロナウイルスの影響【単発薬剤師求人は大幅に減少】
  3. 単発薬剤師として働くメリット
  4. 単発薬剤師として働くデメリット
  5. 単発薬剤師の適性【向いてる人・向いてない人】
  6. 単発薬剤師求人の見つけ方のコツ
  7. 単発派遣を探すなら必ず登録しておくべき転職サイト

すべて読めば、単発薬剤師について理解が進み、求人探しの第一歩を踏み出せるでしょう。

1.薬剤師の単発・スポット派遣とは?

単発・スポット派遣とは、ごく短期間の就労契約を結ぶ雇用形態です。

数ヶ月ごとに更新する一般的な派遣契約とは異なり、たいていの場合、最短1日~数週間の短期間の契約を結びます。

具体的には「30日以内かつ週20時間未満の勤務」の条件の場合、単発派遣に該当します。

1日の就労だけでなく「週1日」「月に数日」の場合も、「単発派遣」と表記されることも少なくありません。

薬剤師の単発求人は「単発派遣」がほとんど

薬剤師が単発で働く場合、派遣会社に登録し、「派遣社員」として働くことが一般的です。

アルバイト・パートの求人はほとんどありません。

企業にとって数日勤務の薬剤師を募るために、求人広告を出したり、面接をしたりするのは多大なコストとなるからです。

そのため、急遽人材が必要となった企業は、派遣会社を経由して人材を募集します。

一見、柔軟で自由な働き方のような単発派遣ですが、以下の2点は必ず知っておかなければなりません。

  1. 単発派遣は原則禁止
  2. 単発派遣に就労可能な条件

それぞれ詳しく解説します。

1-1.単発派遣は原則禁止

2012年の労働派遣法の改正に伴い、単発派遣や日雇いなど短期間での労働契約は原則として禁止されています。

日雇派遣(日々又は30日以内の期間を定めて雇用する労働者派遣)の原則禁止(適正な雇用管理に支障を及ぼすおそれがないと認められる業務の場合、雇用機会の確保が特に困難な場合等は例外) 出典:厚生労働省

端的に言うと、30日以内の短期間の派遣労働契約は原則として禁止となったのです。

ただしいくつかの例外が設けられています。

1-2.単発派遣に就労可能な条件

原則として禁止されている単発派遣ですが、以下の条件を一つでも満たす方は、例外として単発派遣の契約が認められています。

単発派遣が認められる条件

  • 60歳以上の方
  • 雇用保険の適用を受けない学生
  • 本業の年収が500万以上の方
  • 主たる生計者でなく、世帯年収が500万以上の方

上記に該当する方は、単発薬剤師として働くことが可能です。

本業が500万円以上でかつ副業として単発派遣を考えている方や、配偶者の収入が500万円以上の主婦(夫)の方などが該当します。

2.新型コロナウイルスの影響【単発薬剤師求人は大幅に減少】

新型コロナウイルスによる影響は、薬剤師の求人にも及んでいます。

事実、『アプロドットコム』に掲載されている単発求人は、2021年7月時点でわずか7件しかありません。

また、SNS上でも、単発派遣求人が減っているという口コミが多く見られました。

薬剤師の単発案件は見つからない

口コミ・評判

匿名
都内の派遣求人、単発短期は消滅した感ある。

出典:Twitter

全国で0件、求人が全くない

口コミ・評判

匿名

薬剤師の単発派遣、今全国で0件。コロナでだいぶ減ったらしい。派遣自体もかなり減ってるっぽいな。暫くは復活しそうにないとのこと。

出典:Twitter

新型コロナウイルスの感染拡大と外出自粛により、薬剤師の就業先には以下のような影響が及んでいます。

コロナウイルスの感染拡大が薬剤師業界に与える影響

  1. 薬局や病院の利用者数が減る
  2. 結果として薬局の需要も減少。
  3. 薬局薬剤師の求人ニーズが低下
  4. 人件費カットのため、派遣薬剤師のニーズもなくなる

需要と供給のバランスが大幅に崩れている状況の中で、もっともコストカットの対象となりやすい単発派遣求人は、いまやほとんど見つけることができないというのが現実です。

とはいえ、今後新型コロナウイルスの感染拡大が収束に向かうことになった際は、単発派遣のニーズも回復していくでしょう。

その際に好条件求人の情報をいち早くキャッチアップするためにも、単発派遣を検討している方は、複数の薬剤師向け転職サイトに登録しておくことを強く推奨します。

※単発薬剤師として働きたいという方は『単発派遣を探すなら必ず登録しておくべき転職サイト』を参考にしてください。

次の章からは単発薬剤師のメリット・デメリットを順に解説していきます。

3.単発薬剤師として働くメリット

単発薬剤師として働くメリットは以下の通りです。

  1. 時給が高い
  2. 好きな時に働ける
  3. 人間関係の煩わしさに悩むことがない
  4. 経験を積める

それぞれ詳しく見てみましょう。

3-1.時給が高い

単発薬剤師として働く最大のメリットは、時給が高い点です。

担当業務によって異なりますが、単発派遣求人は時給3,000円を超えるものも多く、短時間で効率よく稼ぐことができます。(※ただし2020年時点、新型コロナウイルスの影響により薬剤師人材のニーズは減少しており、単発派遣求人を見つけるのは困難な状況となっています。)

関連記事:派遣薬剤師の平均年収と高年収求人を探すための全知識

単発派遣薬剤師の時給が高い理由は以下の通りです。

  1. 採用コストが低い
  2. 即戦力の人材を採用できる
  3. 早急に人員を確保できる

それぞれ詳しく見てみましょう。

理由1. 採用コストが低い

単発派遣の時給が高い最大の理由は、採用コストが低いからです。

人材を採用する場合、「求人募集(広告費)」「履歴書の確認」「応募者への合否・面接案内連絡」「面接」「職場見学」「内定出し」「条件交渉」など、採用担当者は多くの手間とコストをかける必要があります。

正社員採用だけでなく、アルバイト採用でも同様です。

単発求人を出す場合は、多少時給を高く設定してでも、派遣会社を通して採用した方が、結果的にコストを低く抑えられます。

理由2. 即戦力の人材を採用できる

もう一つの理由は、即戦力の人材を採用できるからです。

登録している薬剤師スタッフの能力を正確に把握している派遣会社を通して採用することで、技能面でのミスマッチを防ぐことができます。

理由3. 早急に人員を確保できる

早急に人員を確保できる点も、時給が高い理由の一つです。

小さな薬局や、交通の便が良くない立地の薬局などで急に薬剤師が辞めてしまうと、後任の薬剤師を確保するのも一苦労です。

複数店舗を持つ薬局だと、他店舗から人を回してもらう事が可能ですが、単独の薬局ではそれも困難でしょう。

そこで、業務に支障がでないように、いち早く優秀な人材を集め、カバーする必要があります。

そのために、多少高時給に設定してでも、単発・短期の派遣薬剤師の募集を行うのです。

関連記事:派遣薬剤師の時給と高時給派遣求人の失敗しない探し方

3-2.好きな時に働ける

単発求人は、時間や勤務日を固定されることはありません。

自分の都合・スケジュールに合わせて勤務を調整できる点は大きなメリットでしょう。

  • 「固定シフトでは働きづらい」
  • 「時間ができた時にだけ柔軟に働きたい」

という方におすすめの働き方です。

3-3.人間関係の煩わしさに悩むことがない

単発派遣は決まった場所で働き続けるわけではないため、人間関係の煩わしさに悩むことがありません。

仮に性格的に合わない人がいたとしても、人間関係の悩みやトラブルにつながることはほぼ皆無と言っていいでしょう。

職場の人間関係が面倒だと感じている人におすすめです。

3-4.経験を積める

様々な職場で働く単発派遣を通して、多様な経験を積める点も大きなメリットです。

本業とは異なる環境で働くことで、経験値を高められます。

例えば、調剤ミスを防ぐための最新散剤監査システムを導入している店舗で働いたり、様々なメーカーのレセプトコンピュータを使用したりといった経験は、一つの就業先で働いている限り、得づらいでしょう。

好奇心の強い薬剤師にとって、あらゆる環境で働ける点で、単発派遣は魅力的な働き方と言えるでしょう。

4.単発薬剤師として働くデメリット

単発薬剤師として働くデメリットは以下の通りです。

  1. 経験・スキルが必須
  2. 求人の選択肢が少ない
  3. 同じ場所で長く働けない
  4. スキルアップしづらい

それぞれ詳しく見てみましょう。

4-1.経験・スキルが必須

単発薬剤師として働くうえでは、経験やスキルが必須となります。

研修や教育制度は基本的になく、即戦力として活躍することが求められます。

そのため、薬剤師としての経験が浅い方や、ブランクが長い方が単発求人に応募するのは、控えておいた方がよいでしょう。

4-2.求人の選択肢が少ない

単発薬剤師は、求人の選択肢が少ない点もデメリットです。

通常の派遣やアルバイト・パートと比較すると、求人を見つけるのは非常に難度が高くなります。

また見つけられたとしても、業務内容が未経験のものだったり、就労条件が合わなかったりすることもあります。

希望条件にすべて合致する求人を見つけるのはかなり難しいでしょう。

このデメリットを回避するためには、できるかぎり保有求人数が多い転職サイトを利用する必要があります。

4-3.同じ場所で長く働けない

同じ場所で長く働けない点も、デメリットと言えるでしょう。

仮に理想的な職場環境だったとしても、最短1日~数日で勤務終了となります。

もしも長く働きたいという場合や、アルバイトやパートなどの直接雇用、あるいは紹介予定派遣(直接雇用前提の派遣)を選択することをおすすめします。

4-4.スキルアップしづらい

単発薬剤師は、様々な就業先で多様な経験を積めるメリットがありましたが、その反面、あらかじめ決められた範囲の業務しか携われないという側面もあります。

そのため、スキルアップにつなげるのは難しいというデメリットも考えられるでしょう。

単調な仕事で高時給を稼ぎたいという方には、理想的な働き方かもしれません。

しかし将来を見据えてスキルアップを考えている方には不向きと言えるでしょう。

5.単発薬剤師の適性【向いてる人・向いてない人】

単発薬剤師の適性を、以下の観点で見ていきましょう。

  1. 単発薬剤師に向いている人
  2. 単発薬剤師に向いてない人

具体的に解説します。

5-1.単発薬剤師に向いている人

単発薬剤師に向いている人の特徴は以下の通りです。

  • 休日にも稼ぎたい人
  • 子育て中の人
  • 様々な経験を積みたい人

上記に当てはまる方は、薬剤師向けの転職サイトを利用することで、自分に合った単発求人を見つけられるでしょう。

5-2.単発薬剤師に向いてない人

単発薬剤師に向いてない人の特徴は以下の通りです。

  • 復職先を探している人
  • 安定して働きたい人
  • 一つのことを集中して突き詰めていきたい人
  • 責任のある仕事をやりたい人

上記に当てはまる方は、単発以外の働き方を選択した方が良いでしょう。

就業までのハードルが高くなったり、働き方そのものが合わなかったりすることがあります。

特にコロナウイルスによる影響で、派遣求人数が減少している昨今は、正規雇用や直接雇用での就労を検討することをおすすめします。

以下は当サイトの薬剤師向け記事をまとめたものになります。気になる記事があればぜひ参考にしてください。

6.単発薬剤師求人の見つけ方のコツ

単発薬剤師求人の見つけ方のコツは以下の通りです。

  1. 単発案件を多く保有する派遣会社に登録する
  2. 複数の派遣会社に登録する

それぞれ詳しく見てみましょう。

6-1.単発案件を多く保有する派遣会社に登録する

まずは、単発案件を多く保有する派遣会社に登録しましょう。

選択肢の数が多いほど、希望の求人を見つけられる可能性が高まります。

転職サイトはそれぞれ強みが異なるため、漠然と選んでしまうのは好ましくありません。

転職サイト選びを間違えてしまうと、好条件求人の情報をキャッチアップできなくなる可能性もあります。

そこで当サイトでは、数ある転職サイトの中から、単発求人の紹介に強みのあるサイトを厳選しました。

単発薬剤師として働きたいという方は『単発派遣を探すなら必ず登録しておくべき転職サイト』を参考にしてください。

6-2.複数の派遣会社に登録する

単発派遣求人を効率よく見つけるならば、複数の派遣会社に登録しておくこともおすすめします。

複数登録することで以下のメリットがあるためです。

  • 求人の選択肢が増える
  • 担当者との相性を見極められる

2~3社の派遣会社に相談し、対応に満足できた派遣会社を利用しましょう。

補足:単発薬剤師が初めてであれば、高時給派遣を避ける

もしあなたが薬剤師派遣に未経験なのであれば、初めは「単発の高時給求人」を避けた方が良いでしょう。

単発高時給派遣求人の多くは緊急度が高く、かつ一人で業務に当たるケースが多いため、「慣れない業務につらい…」「思っていた以上に業務量が多く失敗した…」と後悔する方も少なくないようです。

7.単発派遣を探すなら必ず登録しておくべき転職サイト

単発派遣求人を探す際は、転職サイトの利用がおすすめです。

特に、専任のキャリアコンサルタントが担当してくれるサポート付きの転職サイトであれば、薬剤師転職のプロが、あなたの希望条件にぴったりの求人を提案してくれます。

自ら膨大な求人を見極めながら、手間をかけて探す必要はないため、効率よく条件の合った就業先が見つかるでしょう。

派遣求人を保有する薬剤師向け転職サイトの中から、以下の3点を基準に、「総合評価の高い転職サイト」をピックアップしました。

総合評価を導き出す3つの基準

  1. 派遣求人の質・量:派遣求人の量や質は十分かどうか
  2. 提案力:求職者のニーズにぴったりの提案をしてくれるかどうか
  3. サポート力:コンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか

さらに、当サイトが薬剤師500人を対象に行った独自アンケートの調査結果を加味し、利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下の通りとなりました。

転職サイト 派遣求人の質・量 提案力 サポート力
1位.薬キャリエージェント
4.1

4.3

4.1
2位.ファルマスタッフ
4.2

4.2

3.7
3位.お仕事ラボ
3.9

3.8

4.1
4位.アプロドットコム
4.2

3.4

4.1
5位.ファルメイト
4.2

3.9

3.4

どこに登録すればいいかわからない方は 、口コミ評判が高く求人の幅が広い『薬キャリエージェント』と、転職エージェントのノウハウに評判が集まっている『ファルマスタッフ』を同時に登録して、2社とも試しに面談を受けてみるとスムーズに転職活動が進むでしょう。

7-1. 薬キャリエージェント|スピーディで丁寧な就業サポート

薬キャリエージェント_LP

『薬キャリエージェント』は、人気な薬剤師転職支援サイトです。15年以上前から医療業界に特化したビジネスを行っていたこともあり、病院や医療施設などにおいて圧倒的な知名度を誇ります。

その特徴は何と言ってもオールマイティさ。転職人気の高い病院薬剤師(業界1位)や、調剤薬局(業界3位)以外にも、企業薬剤師求人数も業界1位(※エムスリーキャリア調べ)様々な職種に強い転職サイトです。病院とのコネクションが強く、業界や転職の裏事情にも強いと評判です。

また、何よりも「親会社が調剤薬局で無い」ことが一番のメリット。ほとんどの派遣薬剤師の勤め先は調剤薬局になりますが、特定薬局の求人を強くプッシュされる事もありません。就業サポートが抜群にスピーディとも評判ですので、希望店舗の内情をしっかりヒアリングしてみてはいかがでしょうか?

7-2. ファルマスタッフ|派遣求人で業界最大級 高額求人も多い

『ファルマスタッフ』は大手調剤薬局チェーンの日本調剤グループが運営する薬剤師転職支援サービスです。もともと、出身母体である調剤薬局を中心に扱っていた転職サイトですが、そのネームバリューで病院・ドラッグストアなどでも求人を多く掲載しており、「求人の質・量」は業界トップという評価です。

薬剤師転職求人・派遣求人ともに業界1位です。業界トップだからこそ「好条件求人」が多く集まり、「派遣先への交渉」もしっかりと行える事は大きな魅力です。

また口コミ評判によると、面接が不安な方向けの面接同行サービスも高い評価を受けています。薬剤師派遣としての働き方を考えている人は、必ず登録しておく事をおすすめします。

7-3. お仕事ラボ|マッチング精度が高く、満足度90%以上

お仕事ラボは、薬剤師特化の選任コンサルタントが転職をサポートしてくれる転職サイトです。

派遣やパートなど、具体的な要望が固まってない段階でも、ライフスタイルに即した働き方を提案してもらえるので、気軽な気持ちで相談しにいけることが特徴です。

また、利用者からの評判だと、満足度は90%、定着率も95.6%と高水準なので、ぜひ利用してみることをおすすめします。

公式サイト
https://www.oshigoto-lab.com/

7-4. アプロドットコム|派遣求人No.2 独立系 希望求人を紹介

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『アプロドットコム』は1998年に設立された薬剤師転職支援サービスです。

独立系の転職サイトとしてスタートしたので調剤薬局などの後ろ盾が無く、「転職希望者のニーズを徹底的に聞いて求人を探す」事をモットーに成長してきました。「XX駅の近くで」と要望があった時は、XX駅周辺の薬局に全てコンタクトを取って求人を探す姿勢が高評価を受けています。

独立系ですので、特定の求人を強くおすすめされる事もありません。今の職場に満足しておらず、フラットに次の働き方を考えている人は、必ず登録しておきましょう。

7-5. ファルメイト|高時給派遣に特化

スクリーンショット 2016-03-13 12.52.05

『ファルメイト』は関東・関西圏に絞った派遣求人を行っており、「高時給派遣」に特化している珍しい転職サイトです。

関東エリアでは2,800円以上、関西エリアでは2,700円以上を最低保証しているため、派遣求人数自体は少ないのですが、「高時給で働きたい!」という派遣薬剤師の方には打ってつけと言えるでしょう。

大都市での高時給派遣は数が少ないので、関東・関西エリアの薬剤師はぜひ『ファルメイト』への登録をおすすめします。


関連記事:派遣薬剤師におすすめの転職サイトランキング7選|300人の口コミ評判

8.【FAQ】単発薬剤師に関するよくある質問

単発薬剤師に関するよくある質問をまとめました。

気になることは解消しておきましょう。

Q1.単発派遣薬剤師の業務内容はどのようなものなのでしょうか。

主に「調剤」「服薬指導」「薬の販売」を行います。

単発派遣薬剤師の業務内容が、一般的な薬剤師と大きく変わることはありません。

勤務先はたいていの場合、調剤薬局、あるいは調剤薬局を併設したドラッグストアとなります。

Q2.「派遣」と「アルバイト・パート」との違いは何ですか?

「派遣」と「アルバイト・パート」では雇用主が大きく異なります。

アルバイトやパートの場合、スタッフの雇用主は就業先の企業ですが、派遣の場合は登録した派遣会社になります。

そのため保険の加入や給与の支払いなどを実施するのは派遣会社です。

また、雇用上の契約日数や就労時間が以下のように異なります。

  • 単発派遣:30日以内かつ週20時間未満
  • 派遣:31日以上かつ週20時間以上
  • アルバイト・パート:定めなし

Q3.単発派遣の場合、保険や福利厚生はどのような扱いになりますか?

単発派遣は就労時間が短いため、社会保険の加入や福利厚生が利用が可能なケースはほとんどありません。

社会保険や福利厚生を重視する方は、長期契約の派遣や、アルバイト・パート、正規雇用での就労を検討してください。

Q4.ヤクジョブを使って単発求人を探すことはできますか?

ヤクジョブはもともと単発派遣の領域で有力サービスでしたが、2019年3月31日をもって、単発・スポット派遣求人の扱いを終了しています。

ヤクジョブでは単発派遣を探すことができないので注意しておきましょう。

さいごに

単発薬剤師について解説しました。

薬剤師は専門スキルをうまく活かすことで、短時間で効率的に収入を得ることができます。

ただし、求人探しが最大の難所であるので、適切に転職サイトを選び、根気よく仕事を探していきましょう。

ぜひ本記事で紹介したサービスを活用してみてください。

この記事があなたのキャリアに役立つことを祈っています。