【2026年版】化学メーカーの年収ランキング!総合化学・合成繊維・電子材料など32社を比較、非上場大手も

化学メーカーの年収ランキングで比べられる、年収と規模・電子材料や塗料の会社・持株会社の数字・平均年齢と勤続年数の4つの見方

転職するなら、いまより年収の高い会社へ移りたい。そう考えると、候補の化学メーカーが業界の中でどんな位置にあるのかが気になるところです。そこでこの記事では、信越化学工業や住友化学など化学メーカー32社を平均年収の高い順に並べ、平均年齢・平均勤続年数・従業員数も同じ表で比べられるようにしました。あわせて、表に入らない持株会社の傘下の事業会社や外資系を含む、7つの分類別の大手一覧を載せています。平均の数字を自分の年収と比べるときの注意、化学メーカーの主な職種、経歴に合った転職エージェントも紹介します。

化学メーカーの年収ランキング

主要な化学メーカー32社の平均年収・平均年齢・平均勤続年数・従業員数をまとめました。

掲載している平均年収は、各社が有価証券報告書に載せた平均年間給与です。報告書を出した会社1社(提出会社。子会社は含みません)の、職種を分けない全従業員の平均で、賞与と、残業代などの手当(基準外賃金)が含まれます。

三菱ケミカルグループ、レゾナック・ホールディングス、日本ペイントホールディングスは持株会社です。三菱ケミカルグループの報告書には事業会社の三菱ケミカルの数字が載っていたため、三菱ケミカルを表に入れました。レゾナックと日本ペイントは、持株会社の報告書に事業会社の数字が無いため、表に入れていません。

社名 分類 平均年収 平均年齢 平均勤続年数 従業員数
栗田工業 水処理 1,002万円 43.3歳 16.9年 1,677人
住友化学 総合化学 959万円 42.4歳 16.7年 6,465人
積水化学工業 電子材料・機能性材料 946万円 44.2歳 15.9年 3,156人
高砂香料工業 香料 908万円 42.1歳 18.1年 1,087人
三菱ガス化学 電子材料・機能性材料 908万円 41.0歳 17.5年 2,562人
信越化学工業 電子材料・機能性材料 899万円 40.8歳 18.8年 4,059人
帝人 合成繊維 890万円 46.8歳 22.5年 2,749人
三菱ケミカル 総合化学 885万円 45.0歳 20.8年 15,002人
JSR 電子材料・機能性材料 880万円 41.2歳 14.6年 1,519人
関西ペイント 塗料・インキ 879万円 42.1歳 18.4年 1,536人
三井化学 総合化学 872万円 40.0歳 15.1年 5,198人
日産化学 電子材料・機能性材料 871万円 40.8歳 15.9年 2,107人
ダイセル 電子材料・機能性材料 866万円 41.9歳 15.3年 2,533人
日本触媒 電子材料・機能性材料 859万円 39.4歳 16.6年 2,573人
旭化成 総合化学 848万円 41.9歳 17.1年 8,233人
日油 電子材料・機能性材料 844万円 42.9歳 17.5年 1,976人
日東電工 電子材料・機能性材料 844万円 41.0歳 15.5年 6,813人
東レ 合成繊維 838万円 40.8歳 17.4年 7,027人
東ソー 総合化学 829万円 38.5歳 13.8年 4,002人
カネカ 電子材料・機能性材料 824万円 41.3歳 16.8年 3,485人
三洋化成工業 電子材料・機能性材料 822万円 42.9歳 18.6年 1,267人
住友ベークライト 電子材料・機能性材料 817万円 46.7歳 22.0年 1,684人
クラレ 合成繊維 809万円 42.2歳 17.8年 4,715人
DIC 塗料・インキ 799万円 44.3歳 18.3年 3,880人
日本化薬 電子材料・機能性材料 798万円 41.0歳 14.8年 2,366人
UBE 電子材料・機能性材料 775万円 43.4歳 15.3年 2,778人
長谷川香料 香料 760万円 44.4歳 17.4年 1,154人
クレハ 電子材料・機能性材料 742万円 43.6歳 19.8年 1,631人
横浜ゴム ゴム・タイヤ 693万円 41.1歳 17.4年 5,559人
東洋紡 合成繊維 685万円 40.1歳 14.2年 2,885人
住友ゴム工業 ゴム・タイヤ 668万円 40.2歳 14.4年 7,675人
ユニチカ 合成繊維 586万円 44.1歳 22.0年 847人

※数字は各社の最新の有価証券報告書の提出会社(単体)のデータ(基準日は2026年3月31日。クラレ・DIC・住友ゴム工業・横浜ゴムは2025年12月31日、長谷川香料は2025年9月30日)。三菱ケミカルは、三菱ケミカルグループの有価証券報告書にある最大人員会社の数字です。

32社の平均年収の平均は831.3万円、真ん中は16位の日油(843.8万円)と17位の日東電工(843.7万円)の間です。ただし同じ業界内でも会社ごとの差は大きく、1位の栗田工業(1,001.7万円)と32位のユニチカ(585.8万円)では415.9万円の開きがあります。

表の分類は、この記事で次の7つに分けました。総合化学は石油化学から機能材料まで幅広く手がける会社、合成繊維は繊維を土台に高機能素材も作る会社です。電子材料・機能性材料は、半導体材料や樹脂、テープなどの機能性の化学品の会社です。ほかに、塗料・インキ、ゴム・タイヤ、香料、水処理があります。

総合化学の5社は住友化学(958.5万円)から東ソー(828.8万円)まで、800万〜900万円台に収まります。一方、ゴムの2社(横浜ゴム 692.8万円、住友ゴム工業 667.8万円)はともに600万円台です。

合成繊維の5社では、帝人(7位、890.2万円)が上位に入り、東レ(18位、838.4万円)は真ん中より下です。東洋紡(30位、685.4万円)とユニチカ(32位、585.8万円)は下位に並びます。

平均年収は年齢構成で動くため、平均年齢の近い会社どうしで並べると比べやすくなります。年齢と勤続年数の見方は、あとのポイントの章で説明します。

化学メーカーの種類と大手企業一覧

化学産業は、製油所で原油から精製したナフサを、エチレン生産設備で熱分解し、エチレンやプロピレンなどの基礎化学品を作るところから始まります。そこからポリエチレンや合成ゴムなどの誘導品を作ります。誘導品は、自動車や半導体、医薬品、食品など幅広い産業の素材になります。

ここでは7つの分類を、総合化学、合成繊維、電子材料・機能性材料、塗料・ゴム・香料・水処理の4つの見出しにまとめて紹介します。分類別の大手企業の一覧は次のとおりです。

分類 社名 上場か非上場か 親会社
総合化学 住友化学 上場 親会社なし
総合化学 三井化学 上場 親会社なし
総合化学 旭化成 上場 親会社なし
総合化学 東ソー 上場 親会社なし
総合化学 三菱ケミカル 非上場 三菱ケミカルグループ(上場)が議決権の100%(直接出資)。三菱ケミカルグループは親会社なし
総合化学 レゾナック 非上場 レゾナック・ホールディングス(上場)が議決権の100%。2023年1月の持株会社体制への移行で、昭和電工マテリアルズ(旧日立化成)が商号をレゾナックに変更した事業会社
合成繊維 東レ 上場 親会社なし
合成繊維 帝人 上場 親会社なし
合成繊維 クラレ 上場 親会社なし
合成繊維 東洋紡 上場 親会社なし
合成繊維 ユニチカ 上場 地域経済活性化支援機構(REVIC)が議決権の66.7%(親会社)
電子材料・機能性材料 信越化学工業 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 JSR 非上場 2024年6月に上場廃止。JIC PE共同投資ファンド1号投資事業有限責任組合が議決権の93.0%、JIC PEファンド1号投資事業有限責任組合が7.0%(産業革新投資機構(JIC)グループのファンド。有価証券報告書は提出している)
電子材料・機能性材料 日東電工 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 積水化学工業 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 日産化学 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 日本触媒 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 ダイセル 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 日油 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 三菱ガス化学 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 カネカ 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 クレハ 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 三洋化成工業 上場 親会社なし。豊田通商が議決権の19.3%、東レが17.2%(その他の関係会社)
電子材料・機能性材料 日本化薬 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 UBE 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 住友ベークライト 上場 親会社なし
電子材料・機能性材料 スリーエム ジャパン 非上場 スリーエム ジャパン イノベーション株式会社の100%子会社(2020年8月の組織再編で販売・マーケティング業務を承継して現社名)。米国3Mのグループ会社
塗料・インキ 関西ペイント 上場 親会社なし
塗料・インキ DIC 上場 親会社なし
塗料・インキ 日本ペイント 非上場 日本ペイントホールディングス(上場)が議決権の100%。日本ペイントホールディングスの親会社は Nipsea International Limited(議決権の55.5%)
ゴム・タイヤ 住友ゴム工業 上場 親会社なし。住友電気工業が議決権の29.0%(その他の関係会社)
ゴム・タイヤ 横浜ゴム 上場 親会社なし
香料 高砂香料工業 上場 親会社なし
香料 長谷川香料 上場 親会社なし
水処理 栗田工業 上場 親会社なし

この一覧には、ランキングの表に入らない会社も含めています。持株会社の傘下の事業会社のレゾナックと日本ペイント、非上場のスリーエム ジャパンです。

分類別の一覧に載せていない化学メーカーと、社名が変わる前の会社は次のとおりです。

総合化学メーカー

総合化学メーカーは、石油化学の基礎化学品から機能材料、農業化学、医薬品まで幅広く手がける事業の形をとっています。有価証券報告書(2026年3月期)による主な事業は次のとおりです。

住友化学は農薬や医薬品を含む5分野、三井化学は世界トップシェアのメガネレンズ材料を含む4分野、旭化成はマテリアル・住宅・ヘルスケアの3領域を展開しています。

三菱ケミカルは持株会社の三菱ケミカルグループの傘下で、化学製品の製造・販売を行います。レゾナック(旧 昭和電工マテリアルズ。その前は日立化成)は持株会社のレゾナック・ホールディングスのもとで、半導体の前工程・後工程材料を扱います。石油化学事業は2025年1月に子会社のクラサスケミカルが承継しました。東ソーは基礎化学品のほか石英ガラスなどの機能商品を手がけています。

合成繊維メーカー

合成繊維メーカーは、繊維を土台に素材の幅を広げた会社で、炭素繊維やアラミド繊維、高機能フィルムを手がける会社もあります。

東レは炭素繊維複合材料や機能化成品、水処理膜を展開しています。帝人はアラミド繊維や炭素繊維、ヘルスケアが主力です。クラレはEVOH樹脂(エバール)やポバール樹脂・フィルムを手がけています。東洋紡は包装用フィルムやライフサイエンス、ユニチカはナイロンフィルムなどの高分子事業や機能資材を主に手がけています。

電子材料・機能性材料メーカー

半導体やディスプレイ向け材料など、特定用途に絞った機能性製品を手がける分野です。

信越化学工業は半導体シリコンや塩ビ樹脂を手がけます。JSR(旧 日本合成ゴム)はフォトレジストなど半導体材料が中核です(2025年・2026年にライフサイエンス事業の一部を譲渡)。日東電工は光学フィルムやテープ、積水化学工業は高機能プラスチックスを扱い、2025年にペロブスカイト太陽電池の新会社を設立しました。

日産化学は半導体材料や農薬、日本触媒は高吸水性樹脂、ダイセルはインフレータや承継したエンジニアリングプラスチック、日油は界面活性剤を扱います。三菱ガス化学は、半導体パッケージ用のBT材料の増強工事をタイで終えています。このほか、カネカ、クレハ、住友ベークライト、日本化薬、UBE(旧 宇部興産)、三洋化成工業、スリーエム ジャパンなどがあります。

塗料・ゴム・香料・水処理のメーカー

特定産業向けの専門素材を手がけるメーカーです。

日本ペイントは持株会社体制で海外の比重が大きく、関西ペイントは塗料の製造販売が主な事業です。DIC(旧 大日本インキ化学工業)はインキや顔料を展開しています。横浜ゴムと住友ゴム工業はタイヤが中心で、香料では高砂香料工業と長谷川香料が食品用・化粧品用香料を製造しています。

栗田工業は、電子市場と一般水処理市場に向けて、水処理薬品・装置の製造・販売やメンテナンスを行っています。

化学メーカーの年収ランキングを見るときのポイント

化学メーカーの年収ランキングを比較する際は、公開されている数字の前提を知っておくと読み違えません。

総合職と全社員の平均年収の違い

有価証券報告書に記載されている平均年収(平均年間給与)は、職種を分けない提出会社の全従業員の平均であり、賞与や時間外手当などの基準外賃金を含みます。

製造業である化学メーカーは、会社によって職種ごとの人数比率や年齢構成が異なります。そのため、平均年収をそのまま会社どうしで比べるには限りがあります。また、これは全従業員の平均なので、職種ごとの年収はこの数字と違います。

なお、決算期の違いによって会社ごとに基準日がずれる点にも注意が必要です。多くの化学メーカーは3月決算ですが、クラレ、DIC、住友ゴム工業、横浜ゴムは12月決算、長谷川香料は9月決算となっており、業績が反映される時期が異なります。

持株会社の平均年収

持株会社の有価証券報告書に記載されている提出会社(単体)の数字は、グループを統括する少人数の従業員の平均であり、グループ全体の社員の姿とは別物です。

三菱ケミカルグループの提出会社は27人(すべて子会社からの出向者)で、平均年収は1,188.9万円です。レゾナック・ホールディングスは346人(平均年収1,131.9万円)、日本ペイントホールディングスは49人(平均年収1,044.5万円)にとどまります。この3社の単体の平均年収はランキング1位の栗田工業(1,001.7万円)を上回ります。基準日は、三菱ケミカルグループが2026年3月31日、レゾナック・ホールディングスと日本ペイントホールディングスが2025年12月31日です。

また、事業会社でも単体とグループ(連結)の従業員数は大きく異なります。住友化学は単体6,465人に対し連結27,491人、旭化成は単体8,233人に対し連結47,895人、東レは単体7,027人に対し連結46,294人です。有価証券報告書の数字がどの範囲を指しているかを意識して見る必要があります。

平均年齢と勤続年数

平均年収を比較する際は、平均年齢と勤続年数も併せて確認することが欠かせません。平均年収は社員の年齢構成が変わるだけでも上下するため、平均値の変動が一人ひとりの年収の変化を意味するとは限らないためです。三菱ケミカルグループの有価証券報告書でも、平均年収の上昇要因を持株会社と事業会社の機能再編による従業員構成の変化と説明しています。

本記事で比較した32社の平均年齢は38.5歳(東ソー)から46.8歳(帝人)まで幅があります。たとえば三井化学(40.0歳)や日本触媒(39.4歳)は40歳前後、帝人(46.8歳)や住友ベークライト(46.7歳)は46歳台で、前提が異なります。会社どうしを比べるときは、平均年齢の近い会社で並べます。なお、平均勤続年数が20年を超える企業には帝人(22.5年)、住友ベークライト(22.0年)、ユニチカ(22.0年)、三菱ケミカル(20.8年)があります。

化学メーカーの年収と業界の平均

個別の会社だけでなく、製造業全体における化学メーカーの立ち位置を把握しておくことも役立ちます。

賃金構造基本統計調査(令和7年)によると、医薬品・化粧品なども含む産業中分類「化学工業」の年収の目安は、企業規模計(10人以上)で約681万円です。従業員1,000人以上では約805万円です。この目安は月の給与の12か月分に年間賞与を足したもので、数え方が表の平均年収と違うため、直接は比べられません。製造業の中分類では、企業規模計で最も高く、1,000人以上でも鉄鋼業に次いで2番目です。化学メーカーは業界全体として見ても、給与水準が高い産業といえます。

化学メーカーの主な職種

化学メーカーのモノづくりは、研究所で見つかった素材の種をプラントで量産し、確かな品質で顧客へ届けるバトンリレーで進みます。職種の名称や範囲は会社ごとに異なりますが、技術系は研究から開発、量産、品質管理へと進む流れに沿って分かれています。主な4つの職種とその役割を見ていきましょう。

研究開発

研究開発は大きく「基礎研究」と「開発研究」に分かれます。基礎研究は、次世代を見据えた基盤技術や新しい材料の開発、製品機能に影響するプロセス開発などを担う仕事です。一方の開発研究は、事業戦略に基づいて新製品の開発や既存製品の改良を行い、顧客への用途提案まで手がけます。

三井化学では、採用実績の業界として化学のほかに半導体や電機などを挙げています。

生産技術・製造

生産技術(プロセスエンジニア)は、研究の成果をプラントで実現するためのプロセス開発やスケールアップを検討し、研究開発と工場の間に立つ仕事です。化学工学をはじめ幅広い知識が求められます。

製造の現場では、プラントの運転管理を通じて操業効率化や温室効果ガスの削減に取り組みます。設備の面では、機械・電気・計装制御などの設備エンジニアが新設・改造や保全計画を担います。また、カネカが「安全はすべてに優先」と位置づけるように、労働災害や事故を防ぐ環境安全の管理も欠かせません。

品質管理・品質保証

品質管理は、製品が要求を満たしているかを検査や工程管理で監視・改善する仕事です。品質保証はより広く、材料調達から製造、出荷、販売後までの各工程で連携し、顧客の使い方や法規制を考慮して品質を保証します。

三井化学の品質保証では、基準策定から工程調査、納品先へのヒアリングやトラブル対応まで担います。この職種で採用した人の前の業界には、医薬品、自動車部品、電機などが挙がっています。

営業

三井化学の営業・マーケティング・企画は、製品の販売だけでなく、マーケティングや事業企画まで担います。顧客のニーズを掴み、研究者や生産技術者とともに提案をつくります。三井化学の採用実績にも電機、専門商社、コンサルティングなどが並びます。

また、顧客の設備や用途に合わせて技術面から検討・提案を行う技術サービス(カネカなど)もあります。

化学メーカーへの転職で使う転職エージェント

化学メーカーへの転職では、自身の立場や経験に合わせた転職エージェントを選ぶことが大切です。ほかの業界から移る人、化学メーカー内で会社や分野を変える人・技術職の人、管理職や専門職の人それぞれに合う1社を紹介します。3社とも利用は無料です。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界や職種を限らない総合型で、ほかのメーカーや商社、ITなどから化学メーカーへ移る人に適しています。求人は業界「化学業界 素材 化成品」、職種「化学/素材専門職」の「化学」、営業の「化学/素材営業」などの区分で探せます。各業界に詳しいキャリアアドバイザーが希望やスキルに合わせ、非公開求人を含めて紹介します。

面談は対面か電話で、土日や平日の夜も調整できます。書類添削や企業ごとの面接対策、日程調整、内定後の年収交渉や入社日の調整まで代行します。転職を勧めない場合もあり、相談だけでも利用可能です。なお、求人の状況によっては面談が難しい場合があります。

doda

dodaは、化学メーカーの中で会社や分野を変える人や、研究開発・生産技術・品質保証などの技術職の人に適したエージェントです。求人は業種「メーカー(素材・化学・食品・化粧品・その他)」の中の、「総合化学メーカー」「石油化学メーカー」などの区分で探せます。職種も「技術職(化学・素材・化粧品・トイレタリー)」や「原料・素材・化学製品営業」で探せます。エンジニア向けの専門サイトもあり、専任アドバイザーが在籍します。

担当は専任のキャリアアドバイザーと企業の採用プロジェクト担当の2種類で、LINEでもやり取りできます。書類添削や模擬面接、日程調整、円満退職の助言まで支援します。氏名などを非公開にしてオファーを待てる無料のスカウトサービスもあり、今の仕事を続ける相談も可能です。なお、登録からカウンセリングまで2週間ほどかかることがあります。

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、管理職や専門職として化学メーカーに移る人に合うハイクラス特化の転職エージェントです。求人は業種「化学」で探せ、専用ページ「化学・素材」が用意されています。ケミカルディビジョンに所属する化学・素材メーカー専門のコンサルタントが在籍し、業界に精通したサポートを受けられます。

面談はWebか電話で受けられ、5年先・10年先のキャリアを考えて非公開求人を紹介します。複数の専門コンサルタントが連携し、レジュメの添削から面接対策、日程調整、条件交渉、入社日の調整、円満退社の助言、入社後のフォローまで行います。なお、経験や希望によっては紹介できる求人が無く、支援が難しい場合があります。

まとめ

本記事で取り上げた化学メーカー32社の平均年収は、585.8万円(ユニチカ)から1,001.7万円(栗田工業)まで幅広く分かれました。真ん中は日油(843.8万円)と日東電工(843.7万円)の間でした。化学メーカーは総じて高水準ですが、会社ごとの差は大きく、ゴムの2社は600万円台です。

なお、公開されている平均年収を見るときは注意が必要です。持株会社の数字は本社の少人数の平均であり事業会社の社員の年収とは異なるほか、提出会社全体の平均には職種を問わず賞与や基準外賃金が含まれています。

自身の経験や職種でどのくらいの年収になるかは、転職エージェントに聞くと分かります。ほかの業界から移るならリクルートエージェント、化学メーカーの中で移る人や技術職の人はdoda、管理職や専門職ならJACリクルートメントが合います。納得のいく転職活動を進めてください。