「中途採用で、信越化学工業に転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、信越化学工業への転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、信越化学工業への転職についてご紹介します。
- まとめ|信越化学工業の特徴と転職のポイント
- 信越化学工業の企業情報
- 信越化学工業の採用情報
- 信越化学工業の求人情報
- 信越化学工業に関する口コミまとめ
- 信越化学工業への転職を成功に導くたった1つのコツ
- 信越化学工業転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが信越化学工業へ転職すべきか判断できるとともに、信越化学工業への転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|信越化学工業の特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「信越化学工業に転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
信越化学工業の特徴
- 国内大手化学メーカーで、塩化ビニル樹脂・シリコンウエハでは世界トップシェアを誇る
- 海外売上比率が7割を超えるグローバル企業
- 平均給与は800万円台と高水準だが、若手社員の給与水準は低い
- 平均残業時間は40~50時間と同業他社よりやや多い
- 強いトップダウン経営のもと、真面目な社員が多く、質素倹約を大切にしている
信越化学工業への転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. 信越化学工業の企業情報
社名 | 信越化学工業株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町二丁目6番1号 |
代表者 | 代表取締役社長 森俊三 |
設立 | 1926年9月16日 |
資本金 | 1,194億19百万円(2014年3月31日現在) |
売上 | 連結:1兆1658億19百万円(2014年3月期) |
従業員 | 連結:17892名(2014年3月31日) |
事業内容 | 有機・無機化学品、電子材料、機能材料 |
2-1. 事業内容
1926年に設立された信越化学工業は、国内大手の化学メーカーで、長野県で設立されましたが、現在は東京都に本社を置く企業です。
様々な化学製品を手掛けていますが、中でも塩化ビニル樹脂とICの基板となるシリコンウエハの分野では世界トップシェアを獲得しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
信越化学工業では、「塩化ビニル樹脂」「半導体シリコン」「シリコーンを」主力3事業とし、さらに合成石英、レア・アースマグネット、セルロース誘導体等新規事業にも取り組んでいます。
これら各事業についてバランスの取れた経営を進めることで、技術、製造コスト、品質、安定供給など、事業のあらゆる面において差別化を図り、世界トップの製品づくりに向けて、技術革新や積極的な設備投資等に今後も注力していく方針です。
2-3. グローバル展開
信越化学工業は、売上比率の7割強を海外が占める超グローバル企業です。世界トップシェアを誇る塩化ビニル樹脂は子会社である米シンテック社が世界最大の生産能力を誇るなど、製造拠点も世界各地に設立しています。
転職を機にグローバルに活躍する環境へ挑戦したいという人にとっても、チャンスの多い企業と言えるでしょう。
信越化学工業企業HP:https://www.shinetsu.co.jp
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 信越化学工業の採用情報
業界大手の化学メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、信越化学工業の採用情報についてお伝えします。
3-1. 信越化学工業の採用職種
信越化学工業では現時点では採用HP上での中途採用を実施していないので、新卒採用時の募集職種を紹介します。
一般的な化学メーカーと同様、事務系では営業・管理部門等のスタッフ職、技術系では研究開発・生産技術・プラントエンジニアリング・機器開発職で採用を行っています。
各職種の詳細を知りたい場合は採用HPで詳しく紹介しているので、参考にしてください。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 450万~650万円
社員の平均年収 : 843万円(平均年齢42.4歳)
信越化学工業の給与は、三井化学、住友化学といった上位化学メーカーと比較すると同水準の給与平均ですが、化学メーカー全体と比較すると高水準といえます。
ただし管理職前の若手の給与水準が低いという口コミ等も多数あり、待遇面への評価は平均給与の割に高くありません。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:40〜50時間
信越化学工業の平均残業時間は【40〜50時間程度】です。同業界の三井化学、住友化学等と比較して残業時間は多いといえます。
ただし特にメーカーは部署等により大きく労働環境は異なるため、転職を検討する際には事前にコンサルタント等にしっかりと確認することをおすすめします。
3-4. 採用基準
新卒採用時の基準となりますが、信越化学工業では、技術職では「専門性」「科学的思考能力」「独創性」を求め、事務職には「対人関係能力」「行動力」「論理的思考力」を必要としています。
加えて中途採用においては、前職までの経験に裏付けられた実務スキルが必要になりますが、実際に転職面接等でアピールする際には、上記選考基準を念頭においてしっかりと事前準備しておくことが重要です。
※信越化学工業の採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:信越化学工業・募集職種・信越化学工業の中途採用基準
4. 信越化学工業の求人情報
信越化学工業への転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、信越化学工業の求人情報をご紹介します。大手転職エージェント『doda』を使って調べると、以下のような特徴があることが分かりました。
4-1. 事務系職種では中途採用求人なし
dodaで検索すると、事務系職種では中途採用求人は出ていませんでしたが、上記には参考情報として新卒採用時の募集職種の業務内容を紹介しています。
事務系では営業・スタッフ職へ配属となります。営業職では、他業種メーカーの営業職と比較して、市場調査や生産計画、販売戦略の策定といったマーケティング職も兼務します。
また、同社では事務系社員が経理の基礎知識を習得することを重要視しており、新卒採用では全事務系社員が一年間の経理部での研修を経験します。実際に経理部門での海外赴任も多いようです。
4-2.技術系職種ではエンジニア職での求人あり
dodaで確認すると、技術系職種では開発職、システムエンジニア職の求人が見つかりました。
開発職では、同社シリコーンを用いた化粧品の処方開発業務の求人です。同社はシリコーン事業拠点を韓国、中国、フランス、アメリカ等にも設けているため、海外出張・赴任の可能性もありビジネスレベルの英語力も必要となります。SE職については、同社グループ会社へ出向し、海外含む信越化学工業全体のシステム担当として様々な案件を担当します。実務経験とともに英語力も必要要件です。
想定年収は450万~650万円と平均的な年収ですが、中途採用では交渉次第で年収アップの可能性も十分にあるため、ぜひ交渉することをおすすめします。
5. 信越化学工業に関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、信越化学工業の口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
信越化学工業に関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度は、企業全体では平均的な評価ですが、同給与水準の化学メーカーと比較すると低い評価です。
平均給与は高水準ですが、口コミを見ると管理職以上が給与平均を押し上げていて、若手の給与水準、伸び幅が低いという意見が多くあり、不満に繋がっています。また、化学メーカートップクラスの好業績ですが、社員へ還元されていないと感じている口コミが多く見られます。
福利厚生については、同規模他社と比較して充実していないという意見が複数ありました。特に住宅関連への不満が多く、社宅・寮は郊外で古く、また借上げの場合も月1万円補助のみのようで、東京に本社のある企業としては社員は辛いようです。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長については企業全体、同業他社どちらと比較してもまずまずの高評価です。
少数精鋭で、特に若手の人数がどの部署でも少ないため裁量の大きい仕事を任され、成長につながるという意見が多くありました。また、海外比率が高いこともあり多くの部署で海外案件に携わる機会も多く、グローバルビジネスの面でも成長機会を得られやすいようです。
育成環境については、基礎研修はあるものの基本はOJTで自ら学び取るというスタイルのようです。ただし手取り足取りという風土ではないので、自ら積極的に学びにいくタイプでなければ難しいという意見も複数ありました。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気については全体的に評価の低い化学メーカーの中でも低水準の評価です。
会長の権限が強くトップダウン経営が根付いているという口コミが多数あり、特に売上に直結する製造・営業部門では締め付けが強いと不満を持つ社員も多いようです。社員は全体的に勤勉で真面目な人が多く、高学歴で優秀な社員が近年増えているという意見も複数ありました。
また、好業績が続いていますが、基本的には質素倹約が良しとされ、社員へのボーナス等での還元は少ないようです。不満として声をあげる社員はあまりいないようですが、若手の意見では不満点として挙げている口コミも多く見られ、企業風土を低評価にしている要因となっています。
※信越化学工業を志望する人におすすめな他の企業は?
信越化学工業が気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 三井化学株式会社
- 住友化学株式会社
- 積水化学工業株式会社
- 三菱ケミカル株式会社
6. 信越化学工業への転職を成功に導くたった1つのコツ
信越化学工業に転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
信越化学工業への転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、信越化学工業の非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 信越化学工業転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
信越化学工業への転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
信越化学工業志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 信越化学工業に関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 信越化学工業以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
信越化学工業へ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
信越化学工業での働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
信越化学工業への転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・信越化学工業転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
信越化学工業転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。