「中途採用で、三菱ケミカルに転職しようかな」と考えていませんか?
いざ転職したいと情報を探してみても、企業HPにはいい面しか書いていない上に、口コミサイトを見ても情報量が膨大で整理できず、本当に転職すべきなのだろうかと思ってしまうことでしょう。
加えて、これらのサイトでは教えてくれませんが、三菱ケミカルへの転職を成功するためのたった1つのコツも存在します。
このページでは、転職エージェントとして数多くの転職をアドバイスしてきた知見や経験をもとに、三菱ケミカルへの転職についてご紹介します。
- まとめ|三菱ケミカルの特徴と転職のポイント
- 三菱ケミカルの企業情報
- 三菱ケミカルの採用情報
- 三菱ケミカルの求人情報
- 三菱ケミカルに関する口コミまとめ
- 三菱ケミカルへの転職を成功に導くたった1つのコツ
- 三菱ケミカル転職で必ず登録すべき転職サイト4選
- 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
すべて読んでいただければ、あなたが三菱ケミカルへ転職すべきか判断できるとともに、三菱ケミカルへの転職成功確率も劇的に上げることができるでしょう。
目次
1. まとめ|三菱ケミカルの特徴と転職のポイント
次章以降で詳しく説明しますが、まず最初に「三菱ケミカルに転職する前に知っておくべきこと」の要点だけをまとめました。
三菱ケミカルの特徴
- 「三菱化学」「三菱樹脂」「三菱レイヨン」の3社が合併し誕生した化学メーカー
- 国内最大規模で、今後は海外進出へ注力していく方針
- 平均給与は600万円台で、他大手化学メーカーよりは若干低い給与水準
- 平均残業時間は30~40時間と業界平均並み
- 非常に保守的な風土で、合併により社員間の意識も異なるため風通しは良くない
三菱ケミカルへの転職のポイント
- 事務系・技術系ともに、専門職ポジションでの採用がほとんど
- 専門職は非公開求人も多く、転職エージェントを使って転職活動を進めよう
2. 三菱ケミカルの企業情報
社名 | 三菱ケミカル株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目1番1号 パレスビル |
代表者 | 代表取締役社長 越智仁 |
設立 | 2017年4月1日 |
資本金 | 532億2900万円 |
売上 | 2兆7,751億円(2016年度、統合前3社単純合算) |
従業員 | 4,1591人(連結、2016年度、統合前3社単純合算) |
事業内容 | 機能性素材等の製造・販売 |
2-1. 事業内容
2017年に設立された三菱ケミカルは、「三菱化学」「三菱樹脂」「三菱レイヨン」の3社が合併し誕生した、国内最大の総合化学メーカーです。
事業領域は化学製品全般に渡るため非常に幅広く、自動車・航空機から食品・衣料品まで、様々な製品に素材を提供しています。
2-2. トップメッセージと事業計画
三菱ケミカルでは、合併による事業基盤の強化を最大限活かして新たな事業を構築しながら、社会に貢献出来る価値を創造していきたいとメッセージしてます。
具体的には合併によりそれまで3社計56あったビジネスユニットを26ユニット、10事業部門へ再編し、より効率的で強固な経営基盤を構築する考えです。また、ICTやIoT、AIといった情報技術の活用も進め、新市場の開拓にも注力する方針です。
2-3. グローバル展開
持株会社である三菱ケミカルホールディングスとして、世界各地に約500拠点の連結子会社を設立していて、主要事業会社である三菱ケミカルもグローバル展開を積極的に進めています。
合併後、米州、欧州、中国、アジア・パシフィックそれぞれのエリアに地域統括会社を設立し、海外事業のさらなる強化をはかる方針です。
三菱ケミカル企業HP:https://www.m-chemical.co.jp/index.html
見るべきポイント 事業概要 自分が希望する事業以外に、会社の主力となる事業をチェックします。希望事業以外に異動するケースもあり、本当にその企業で働きたいかしっかり考えましょう。 採用情報 「求める人物像」をチェックして、あなたに合うかを考えましょう。 会社理念・社長メッセージ 会社がどこへ向かっているのかをチェックします。
会社理念があなたの考えと違うのなら、どれほど好条件求人でも転職は避けましょう。
3. 三菱ケミカルの採用情報
業界大手の化学メーカーなのですね。どんな待遇で転職する事ができるのでしょうか?
3章では、三菱ケミカルの採用情報についてお伝えします。
3-1. 三菱ケミカルの採用職種
三菱ケミカルでは、技術系・事務系ともに多くの職種で中途採用を行っています。
詳細は企業採用HPから確認でき、現在希望職種で求人がない場合にもキャリア登録を事前にしておくことが出来るので、転職を検討している方は、一度チェックすることをおすすめします。
3-2. 平均年収
転職時の平均年収 : 430万~750万円
社員の平均年収 : 628万円(平均年齢37.2歳)
(非上場企業のため、口コミ等による参考値)
三菱ケミカルの給与は、競合の旭化成や東レといった他大手化学メーカーと比較すると、やや低水準ですが、化学メーカー全般では平均的な給与です。
基本的には年功序列で昇給、降格もほぼないため、長期就労を前提とする場合には安定性には長けているといえます。
3-3. 労働環境
平均残業時間 月:30〜40時間
三菱ケミカルの平均残業時間は【30〜40時間程度】です。同業界の東レ、旭化成等と比較すると平均的な残業時間といえます。
ただし、シフト制かつ突発的な対応の多い製造系職種などは残業が多いという口コミも多く、部署によって大きく残業時間等は異なるので、転職を検討する際には事前にコンサルタント等へ確認しておくことをおすすめします。
3-4. 中途採用メッセージ
新卒採用と共通のメッセージになりますが、三菱ケミカルでは「多様な価値観を理解し、自ら課題を見つけ、周囲を巻き込みながら、挑戦し続ける人」を採用したいとメッセージしています。
「グローバルな視点」「課題発見・解決力」「リーダーシップ」「積極性」は近年多くの企業で重要視されている点ですが、中途採用においてはこれらの要素に即戦力となる専門性、そして上記求める人材像に足りる人材であることをアピールするための具体的な職務経験を伝えられることが重要となります。
※三菱ケミカルの採用情報をもっと知りたい人は…
下記サイトを参考にして下さい。
- 企業採用HP:三菱ケミカル・募集職種・三菱ケミカルの中途採用メッセージ
4. 三菱ケミカルの求人情報
三菱ケミカルへの転職を検討しています。どんな求人がありますか?
ここから、三菱ケミカルの求人情報をご紹介します。大手転職エージェント『doda』を使って調べると、以下のような特徴があることがわかりました。
4-1. 事務系職種では営業・知財等で求人あり
dodaで検索すると、事務系職種の中途採用求人は多くはありませんが、営業職、知的財産職での求人が見つかりました。
知的財産職では業務経験必須であることはもちろん、営業職でも専門性の高い商材を取り扱うこともあり、同業界での営業職、技術職等の経験があることが必要要件となっています。
想定年収は430万~750万と幅広く設定されており、交渉次第で年収アップの可能性も十分にあるでしょう。
4-2.技術系職種では開発職、生産職等多数の求人あり
dodaで検索すると、技術系職種では各事業部開発職や、製造技術職など多くの中途採用求人が見つかりました。
基本的には各分野の専攻をしていたことが必要要件となり、同業務経験が必須となっている求人は多くはありません。
想定年収は430万~750万円と事務系同様幅広く設定されているため、前職の経験等をアピールして積極的に交渉することをおすすめします。
5. 三菱ケミカルに関する口コミまとめ
内部情報を知りたくて口コミサイトを見ましたが、三菱ケミカルの口コミが多すぎて、結局どうなのかよくわかりません。
三菱ケミカルに関する口コミや内部情報を、シンプルに3つの軸で整理してまとめました。
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給与・福利厚生(待遇) |
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仕事のやりがい・成長 |
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人間関係・社員の雰囲気 |
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その他 |
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5-1. 給与・福利厚生(待遇)
給与への満足度は、まずまずの評価ですが、他化学メーカーと比較すると平均的な評価です。
給与制度は年功序列が基本で、定年まで勤めあげるつもりであれば、安定性には長けているという意見でした。ただし、賞与は会社業績次第で上下する場合もあるようです。日系大手企業の典型らしく若手の給与は低く抑えられており、30代半ばまでは残業をしなければ厳しい水準という意見も複数ありました。
福利厚生については、諸手当、その他制度も同規模他社と同程度には整備されているようですが、他大手化学メーカーと比較すると充実していないという意見も多々ありました。
5-2. 仕事のやりがい・成長
仕事のやりがい・成長については可もなく不可もなくというところで、化学メーカーとしてはやや低評価です。
やりがいについては、技術職は人数も多く業務が細分化されていることもあって、忙しさはあるもののルーティン業務も多く、やりがいを感じる機会は乏しいという意見が複数ありました。一方事務系各職種は、人数が少ないこともあって個人の裁量が大きく、スキルアップも含めやりがいにつながっているようです。
研修制度等は大企業らしく、必須・任意ともにある程度充実しているようですが、大企業で部署も多いため、配属先によってスキルアップへの考え方も違い、受講頻度にも差が出ているという意見が多くありました。
5-3. 人間関係・社員の雰囲気
会社の雰囲気についてはかなり低評価ですが、化学メーカー内では平均的な評価です。
やはり三菱系企業ということもあり、年功序列で保守的と典型的な日系大企業の風土だと感じている意見が多くありました。若手の意見はなかなか通りずらく、特に変化を伴う提案へはネガティブなベテランが多いようです。
また、多くの合併を経ていますが、効率化を目指しているものの、実際は業務内容、ポジションが重複している社員が事業部内に多数発生することとなり、結果としてさらなる意思決定の遅さを招いているという声も多数あります。
※三菱ケミカルを志望する人におすすめな他の企業は?
三菱ケミカルが気になっているのであれば、下記のような企業も転職検討することをおすすめします。
- 東レ株式会社
- 旭化成株式会社
- 三井化学株式会社
- 住友化学株式会社
6. 三菱ケミカルへの転職を成功に導くたった1つのコツ
三菱ケミカルに転職することを決めました!転職成功するためのコツがあれば教えて下さい。
三菱ケミカルへの転職成功のコツは、転職エージェントを活用するという1つに尽きます。転職エージェントを使うべき理由は下記の3点です。
- 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
- 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
- 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
理由1. 独自の非公開求人をもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
非公開求人とは
事業戦略上などで表立って募集できないが、こっそり人を採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
給与やポジションなどがハイグレードであるケースが多い。
大手の転職エージェントであれば、三菱ケミカルの非公開求人を保有している可能性があります。
さらに、非公開求人の募集がなかったとしても、あなたのスキルが高ければ「こんな人がいるのですが、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に営業するケースも多々あります。
公式ホームページや転職サイトを見て「特に転職したい求人がない」と思ったとしても、諦めずにエージェントに相談して非公開求人を探すことを推奨します。
理由2. 業界/企業に特化した対策(職務経歴書・面接など)が可能
転職エージェントは今までの多くの転職希望者を採用企業へ転職させており、大手企業志望であればあるほど、内部の選考を熟知して突破するノウハウを蓄積しています。
具体的には、過去どのような人が受かって、落ちたのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを、大手の転職エージェントであれば持ち合わせています。
そのデータをもとにした模擬面接や、志望動機や質問に対する回答をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあるため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
※面接では伝えきれないあなたの魅力を、人事に別ルートで営業してくれる
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を、人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で思うように話せず、本来落ちていたところを、エージェントの営業力で面接を通過にすることは日常的に起きています。
正しいエージェントを選べば、その点で圧倒的に有利に転職活動を進めることができます。
逆を言えば、交渉力の低いエージェントを選んでしまうと足手まといになることすらありますので、エージェント選びはしっかり行いましょう。
理由3. 年収アップなど待遇の交渉もお願いできる
年収の交渉は個人だと非常にしにくく、「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」と交渉の余地すらないことがほとんどです。なぜなら、個人経由での応募は最終面接の場で入社同意書を書かされることがほとんどだからです。
転職エージェント経由であれば、最終的な回答は、面接後にエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことが可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
7. 三菱ケミカル転職で必ず登録すべき転職エージェント4選
三菱ケミカルへの転職で活用すべき転職エージェントがあれば教えて下さい!
三菱ケミカル志望のあなたのために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
- 三菱ケミカルに関する求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
- 三菱ケミカル以外の求人も提案できる力と求人データベースがあるか
- 転職をサポートできるノウハウが社内にあるか
具体的におすすめな転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は3分程度、完全無料で費用等は一切かかりません)
登録必須度 | 特徴 | |
リクルートエージェント | すべての方に◎ | 業界最大手で求人数・ノウハウ共に信頼できる。大企業への転職実績多数。 |
doda | すべての方に◎ | 業界No.2。リクルート同様、豊富な実績とノウハウが期待。 |
パソナキャリア | 初めて転職は◎ | サポートが丁寧。派遣事業での結びつきも強く、非公開求人も期待できる。 |
JACリクルートメント | 外資・技術系は◎ | スペシャリスト採用で実績No.1。キャリアに自信があれば、強力な味方に。 |
上記から、『リクルートエージェント』『doda』の2社は必ず登録しつつ、あなたのキャリアによって下記のようにプラスして登録することをおすすめします。
- 転職が初めての場合は、『パソナキャリア』をプラスして登録
- グローバルポジション、スペシャリストの場合は、『JACリクルートメント』をプラスして登録
それでは、各社の特徴をご紹介します。
※注意事項
求人の有無については、各エージェントごとに、職種や時期、募集人数といった要因により変わってきます。
そのため、「このエージェントに登録すれば確実に求人情報をキャッチできる」ということを言い切ることは難しいので、志望度が高い方は出来ればすべてのエージェントに登録し、求人情報を逃さないようにしましょう。
7-1. リクルートエージェント|求人数No.1・コンサルタントが優秀
『リクルートエージェント』は、案件総数・内定決定数ともにNo.1の国内最大手の総合転職エージェントです。
担当者によってサービスに差があると言われますが、口コミ調査ではどの指標も総じてトップレベルで、第二新卒案件からハイキャリア層まで幅広いユーザーからの支持を集めています。
業界最大手なので、大企業への多数の転職実績もあり、下記の2つの大きなメリットがあります。
- 内部に圧倒的なノウハウの蓄積
- 信頼による非公開求人の獲得
三菱ケミカルへ転職したいのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェントでしょう。
リクルートエージェント公式サイト:https://r-agent.com/
7-2. doda|求人数No.2・転職サポートが評判
『doda』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内規模No.2の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにNo.1では無いものの、総じて「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
合わせて、職務経歴書・面接対策といった実践的なサポートが素晴らしいと評判です。
リクルートの担当者がいまいちだった場合に備え、必ず登録しましょう。
doda公式サイト:https://doda.jp/
※dodaは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-3. パソナキャリア|最高評価のサポート体制
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローには定評があり、初めての転職に不安がある方には特におすすめです。
実際に、我々が500人を対象にした転職エージェントの評判に関するアンケートでも、サポート体制の評価はNo.1と親身な転職者サポートを実現しているようです。
具体的には、下記のような口コミが多数見受けられました。
- 親身に転職相談にのってくれる
- 誰に対しても履歴書・職務経歴書添削・面接対策などのサポート体制が丁寧
- 電話・メールのレスポンスが速く安心できる
求人数では業界最大手の『リクルートエージェント』や『doda』には劣るものの、手厚いサポート・フォローで高い評価を受けているので、リクルートエージェント・dodaと併用登録して転職活動を進めるのがベストな選択だと言えるでしょう。
パソナキャリア公式サイト:https://www.pasonacareer.jp/
※パソナは派遣もサービスとして扱っており、正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…という事例も時々ありますから、登録先には十分に注意しましょう。
7-4. JACリクルートメント|ハイキャリア転職で実績No.1
『JACリクルートメント』は、外資系・国内企業のグローバルポジションについては国内実績No.1で、ハイキャリア案件については間違いなく質・量・サービス共にトップレベルといえるでしょう。
特にグローバルポジションの役職や技術系のスペシャリスト求人に関して強みを発揮します。
アドバイザーの提案力も高く、希望求人以外にも幅広い質の高い提案をしてくれると好評なので、キャリアやスキルに自信のある方は、活用することを間違いなくおすすめできます。
JACリクルートメント公式サイト:https://www.jac-recruitment.jp/
8. 転職エージェントを使いこなすためのポイント8選
業界の裏事情など、知っておけば転職エージェントを最大限活用できるテクニックを8つ紹介します。
8-1. エージェントに登録後は、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職エージェントは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最後にコンタクトを取った日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上の営業」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
※最近は「最終ログイン日」だけで見ている場合もあります。
8-2. とりあえず「良いところがあればすぐにでも」と言っておく
キャリアアドバイザーも売上目標があり日々追われています。担当者とのファーストコンタクトでは「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良いところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
8-3. 合わなければ勇気をもって担当変更する
担当のアドバイザーに情を移してはいけません。担当変更は実はさほど大した問題ではないため、性格が合わなかったり、知識に不満があれば変えてもらいましょう。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。
現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいアドバイザーの方と一度お話をしたく考えております。大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
8-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては申し出をしない限りは情報が残ります。エージェント内でよく話題にあがるのが、3年前の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・という話です。
この場合、虚偽報告を行う危険な人材として紹介する案件を限るなどの判断がくだされます。
8-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のキャリアアドバイザーはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きますが、あまり優秀ではない担当者の場合は経歴をそのまま写すだけなどひどいケースがあります。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
今までみた中でもっともひどかった推薦文(参考)
「業務内容を把握している現場の方の目でご判断頂くことが一番です。スキル面については掘り下げてお聞き下さい。」
書いてあることは間違いではないですが、応募者からすると転職エージェントを使う意味がないですよね。しっかりプッシュしてもらいましょう。
8-6. 同じ案件に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・エージェント両者に不信感を与え、場合によっては破談となり、企業に再度応募することはもちろん、その転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなるでしょう。
8-7. 内定が出たら、他のエージェントに話を聞きに行ってみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、正直に内定を持っていることを伝えた上で別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
そうすることで、もっとあなたのキャリアにふさわしい案件が発見できたり、内定を持って余裕のある状態で冷静な判断ができます。
この行動によって結果的に内定を辞退したとしても、転職エージェントにはしっかりと謝罪をしなければなりませんが、法的なペナルティーはありません。
内定を辞退するのは大変心苦しいことですし、転職エージェントとしてされると非常に腹がたつのですが、ご自身のキャリアに対して妥協せずに意思決定をするために有効なテクニックです。
8-8. 丁寧に、マナーを守って対応する
時々、横柄な態度を取る方がいますが、そういった方には優良案件は紹介しません。
大手の転職エージェントであれば、1人のアドバイザーは多ければ100人以上の応募者を一度に担当しますので、転職市場や時期も大事ですが、個人的な感情もふまえて力の入れ具合が変わります。
感謝を伝え、丁寧にマナーを守って対応しましょう。
さいごに
三菱ケミカルでの働き方や転職についてノウハウをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
三菱ケミカルへの転職は年収・働きやすさ両面でメリットが大きい事が分かりましたが、職場によっては激務で人間関係で失敗する人もいるという問題点もあります。
ポイントは高年収で良い職場を探すコツを知る・三菱ケミカル転職に強い転職サイトに複数登録するの2点。これだけで満足いく転職可能性を高める事ができます。転職成功に向けてトライする事をおすすめします。
三菱ケミカル転職に強く、必ず登録すべき転職サイト4選
あなたが最高の転職をできることを陰ながら祈っております。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。