CareerTheory編集部

産業保健師への転職を成功させるには?経験必須?転職のプロが不安を解消!

産業保健師への転職を成功させるために、転職のプロが解説

保健師への転職を考えつつも

  • 「倍率が高そうだけど、どうやって転職すれば良いのだろう」
  • 「経験不足から職場に貢献できるか不安」

と心配になりますよね。

産業保健師は倍率が高いため、転職に対する自信を無くしてしまう場合がほとんどです。

しかし産業保健師は、将来性のある職種なので、余裕を持って転職活動を進めていきましょう。

本記事では、産業保健師の転職事情や求められるスキル、おすすめ転職サイトについて詳しく紹介していきます。

すべて読めば、産業保健師への転職方法を理解し、前向きに転職活動を始められるようになります。ぜひ最後までご覧ください。

【産業保健師へ転職】難易度が高い2つの理由

産業保健師転職が困難な理由

産業保健師へ転職する難易度が高い理由として、以下の2つが挙げられます。

さっそく順番に見ていきましょう。

求人募集が少なく高倍率

産業保健師への転職は、そもそもの求人数が少なく、高倍率という特徴があります。なぜなら産業保健師は、働きやすさから人気がある職種だからです。

実際に、マイナビ看護師に掲載された産業保健師の求人数は、2023年10月現在で36件(非公開求人は除く)と少ないことが分かります。

また、一つの企業で働く産業保健師は1〜2名が相場となるため、募集が短期間で埋まってしまうのも懸念点です。

転職活動の長期化が予想されるため、産業保健師として企業に転職したい方は、多くの求人をチェックして対策を立てる必要があります。

経験値の多さが採用に直結する

産業保健師は、経験値の多さが採用に直結しやすい職種です。キャリアが浅い方や未経験の方が転職するのは厳しいでしょう。なぜなら、企業に勤める保健師は1〜2名であり、基本的に全ての業務を一人で対応しなければならないからです。

また、未経験者への教育体制がほとんどないのも懸念点の一つです。キャリアが浅い方や未経験の方には、転職が厳しくなるため、まずは保健師や看護師として経験を積むと良いでしょう。

産業保健師の転職に有利な経験

産業保健師に有利な経験

次に、産業保健師への転職に有利な経験を2つ紹介します。

それでは順番に解説していきます。

看護師としての3年以上の臨床経験

産業保健師への転職には、看護師として3年以上の臨床経験があると選考に有利です。産業保健師の仕事は、病気や怪我の予防であるため、企業で実際に治療をおこなう機会は少ないでしょう。

しかし工場に勤める産業保健師の場合は、応急処置をおこなう頻度が高い傾向にあります。

また、看護師として配属されている科によって、専門知識が異なります。ご自身がどのような場面で臨床経験を活かせるのか、選考時には下記のようにアピールすると良いでしょう。

臨床経験のアピール方法

  • 外科→怪我の応急処置(パソコン作業による腱鞘炎、工場での事故対応など)
  • 内科・糖尿病内科→高血圧・糖尿病の方への健康指導
  • 精神科→社員のメンタルヘルスケア

行政保健師としての特定保健指導の経験

産業保健師は社員の健康相談に乗ることが多いため、行政保健師として特定保健指導の経験があると、選考に有利です。

特定保健指導とは

    • 特定健診(生活習慣病予防のための検診)の結果から、生活習慣病の発症リスクが高いほうを対象に、保健師や管理栄養士などがおこなうサポートのこと。
    バランスの取れた食生活や適度な運動習慣などを取り入れ、生活習慣病の予防を目指す。

行政保健師として働いた経験のある方は、積極的に選考でアピールしましょう。

産業保健師の転職に有利な資格

産業保健師に有利な資格

続いて、産業保健師への転職に有利な資格を2種類紹介します。

産業保健師の転職に有利な資格

ここから詳しく説明していきます。

第一種衛生管理者

第一種衛生管理者の資格を取得している場合、得意分野や専門知識のアピールにつながるでしょう。仕事場の衛生面全般の管理を担当できる国家資格であるため、 産業保健師として求められるスキルに近いといえます。

なお、保健師の資格を取得している場合は、申請手続きのみで第一種衛生管理者の資格を取得できます。試験を受ける必要がないため、申請しておいて損はないでしょう。

産業カウンセラー

産業保健師として転職する際は、産業カウンセラーの資格を取得しておくのも良いでしょう。

産業カウンセラーは、従業員が抱える精神的な問題を、心理学の視点から援助する仕事です。産業保健師としても、社員の健康状態を把握するうえで、カウンセラーの経験を活かせるでしょう。

メンタルケアの分野に興味がある方は、ぜひ産業カウンセラーの資格取得を検討してみてください。

産業保健師の転職に有利なスキル

産業保健師に有利なスキル

産業保健師への転職に有利なスキルとして、以下の4つが挙げられます。

それでは一つずつ確認していきましょう。

データ分析能力

産業保健師に転職するには、パソコンを使ったデータ分析能力が必要です。なぜなら産業保健師は、健康診断の結果ストレスチェック評価健康施策アンケートのデータなどを扱うからです。

社員一人ひとりのデータをExcelにまとめたり、経年での分析・調査をしたりなど、統計的な知識が求められます。産業保健師に転職する際は、ご自身のパソコンスキルを棚卸ししておきましょう。

マネジメント能力

産業保健師として業務を円滑に進めるためには、マネジメント能力が求められます。一つの職場に従事する人数が少ない産業保健師は、ご自身で業務を管理し、課題を解決するスキルがあると安心です。

また、業務に対する改善策を管理職に提案する際は、管理職の立場から見たマネジメント事情を理解するスキルも求められます。

産業保健師は、さまざまな役職の社員と関わるため、相手目線を重視した行動や提案ができたほうが働きやすいと感じるでしょう。

コミュニケーション能力

産業保健師として貢献するためには、コミュニケーション能力も求められます。同僚の保健師や産業医と連携をとったり、社員のカウンセリングをおこなったりと、さまざまな人と関わるからです。

勤める企業によって差はありますが、人事労務担当者と関わることも多くなるでしょう。産業保健師は勤め先の従業員と幅広く関わるため、専門知識に限らず、円滑なコミュニケーションをとる力が求められます。

補足:英語力|外資系企業に挑戦できる

産業保健師は英語力があると、外資系企業に挑戦できる魅力があります。

英語力があることで、外国人の社員に対してカウンセリングをおこなったり、経営層とのミーティングに参加したりと、仕事の幅を広げられます。

日系企業へ転職したとしても、海外駐在員がいる職場なら、英語での健康サポートや、外国人労働者のフォローなどを担当できるでしょう。英語力があることで、一般的な産業保健師よりも一歩リードした転職活動ができるのです。

なお、産業保健師として求められるスキルについては、下記の記事も参考にしてみてください。

産業保健師に転職するメリット5つ

産業保健師に転職するメリット

ここからは、産業保健師に転職するメリットを5つ紹介します。

それぞれ説明していきます。

肉体労働が少ない

産業保健師は病院よりもデスクワークが多いため、肉体的な負担が少なくなります。看護師は立ち仕事力仕事が多く、肉体的にきついと感じる場面が発生しやすい働き方です。

下記の口コミでは、デスクワークが多い産業保健師の働き方が嬉しいと感じているようです。

口コミ・評判

疲れが溜まりにくい
I・K さん(31歳)
正直看護師の立ち仕事はきついと思っていましたが、産業保健師として転職してからは座り仕事が多いので、疲れが溜まりにくいです。そこは嬉しいですね。

残業・夜勤がほぼない

産業保健師は企業の営業時間に合わせて働くため、残業や夜勤が発生しにくいメリットがあります。基本的には9時前後に出社し、休憩を1時間ほど挟み、18時頃に退勤する働き方となります。

加えて、土日祝日が休みになるため、仕事とプライベートとのスケジュール管理が容易になるでしょう。

下記では「カレンダー通りに休める産業保健師の働き方が嬉しい」という口コミを紹介しています。

口コミ・評判

仕事とプライベートのバランスを取りやすい
I・K さん(31歳)

一般病院から企業へ転職して一番よかったと感じたのが、カレンダー通りのお休みを確実に取れること。

予定も立てやすく、周りがお休みなのに働く…ということがほとんどなくなりました。

あとは残業もなく、だいたい決まった時間に帰れるので、仕事後の時間も飲み会や習い事に使えるようになって、仕事とプライベートのバランスがすごく取れています。

相手の顔を見ながら働ける

産業看護師は、サポートをする相手の顔を見ながら働けるメリットがあります。看護師や行政保健師は、幅広い世代に保健サポートをおこなうため、一人ひとりと密接な関係を築く機会がめったにありません。

しかし、産業保健師は社員のメンタルヘルスカウンセリングなどを通して、一人ひとりと深く関わっていくため充実感を感じられるでしょう。

実際に、下記の口コミでは、産業保健師としての携わり方にやりがいを感じていると分かります。

口コミ・評判

患者さんの笑顔にやりがいを感じる
匿名 さん

産業保健師として働きもうすぐ丸3年になるの早い。

病院にいたから尚更予防に携われることにやりがいを感じる。

笑顔でのいい報告もとても嬉しい。皆それぞれその人なりの健康でいてほしい。その力に少しでもなれる為には自分も心身共に健康でいなきゃと思う。

医療ミスのプレッシャーが少ない

産業保健師は看護師に比べて、医療処置の頻度が少なく、医療ミスのプレッシャーに追われることがありません。

下記の口コミでは、病院から企業に転職した方の多くが、気持ちが楽になったと回答しています。

口コミ・評判

プレッシャーを感じなくなった
Y・O さん(28歳)

以前病棟看護師をしていた時に、大きめのインシデントを起こし、そこからミスが怖いとずっと思っていました。

何度も看護師をやめたい、自分には向かない、と考えながら仕事をしていました。そんな中で誘ってもらえた、今の仕事。

医療処置というよりは、健康管理の仕事が多く、前の職場で感じていた「間違ったらどうしよう」というプレッシャーを今はほとんど感じません

給料や福利厚生が恵まれているケースが多い

産業保健師への転職を機に、給料や福利厚生が良くなる可能性が高いのもメリットといえます。なぜなら、専門の保健師を採用する企業は、規模が大きい傾向があるからです。

産業保健師の給料は、年功序列で上がっていくのではなく、保健師の経験にともなって金額が決まります。

また大企業の福利厚生は、家賃補助財形貯蓄制度レジャー補助などが完備されている場合が考えられるでしょう。給与や福利厚生の条件は企業ごとに異なるため、入社前の確認が大切です。

なお、下記では「産業保健師へ転職して、生活の質が好転した」という口コミを紹介しています。

口コミ・評判

生活の質が向上した
O・S さん(34歳)

産業保健師として働いていますが、待遇でいうと病院よりいい印象です。

大手企業で、そこの社員さんと同じ水準の福利厚生を受けられるのが嬉しい。

給料は若干上がり、それに加えて、家賃補助レジャーなどの補助もある。生活の質は間違いなく上がりましたね。

産業保健師へ転職するメリットの詳細は、下記の記事でも紹介しています。

辛い?産業保健師に転職するデメリット3つ

産業保健師に転職するデメリット

続いて、産業保健師が企業で働くデメリットを3つ紹介します。

順番に見ていきましょう。

1つの企業に在籍する人数が少ない

産業保健師のデメリットは、1つの企業に在籍できる人数が少数であることです。企業の医務室は1〜2名体制が多く、何かあった時に相談できる人がいない可能性が高くなってしまいます。

職場で疑問や問題が発生したとき、自身で解決する場面が多いようです。全ての処置や判断を一人でするケースが考えられるため、プレッシャーに感じてしまうでしょう。

また、病院勤務とは異なり、チームメンバーや患者さんが固定化されるため、仕事中の刺激が少なくなります。仕事のマンネリ化を防ぐには、ご自身で課題を見つけたり、別の部署と関わったりなどのアクションを意識しましょう。

パソコンスキルが求められる

企業で産業保健師として働く場合、ビジネスマナーに加えて、パソコンスキルが求められます。

診断結果をデータ管理する業務が多いため、必然的にパソコンを使う機会が増えます。Excelを中心に、パソコンを使いこなせる必要があります。産業保健師の働き方はデスクワークが大半を占めるため、パソコンスキルが必要になる機会が増えることを覚えておきましょう。

医療現場への復帰に時間がかかる

看護師から産業保健師へ転職する方は、将来再び看護師に戻ったときに、勘を取り戻すのに苦労するでしょう。なぜなら、産業保健師として企業で働く場合、医療処置をする機会が看護師よりも減ってしまうからです。

万が一、病院勤務に戻ることになった場合は、完全に復帰するまでに時間がかかってしまいます。仕事を変えることでブランクが発生し、現場感覚を忘れてしまうリスクがあると理解しておきましょう。

産業保健師へ転職するデメリットについては、下記の記事も参考にしてみてください。

未経験者必見!産業保健師に転職するためのポイント6つ

産業保健師に転職するポイント

産業保健師を目指すために、転職で大切なポイントを6つ紹介します。

それでは見ていきましょう。

正規雇用にこだわりすぎない

企業に産業保健師として転職したい場合は、正規雇用にこだわりすぎないことも一つのポイントです。

産業保健師の求人には、期間限定の契約社員など非正規での求人も少なからずあります。まずは非正規として経験を積んでおくことで、正規雇用の選考を有利に進められるようになります。

また非正規雇用は、雇用期間や勤務時間の融通が利きやすいメリットがあります。すきま時間を活用して、資格取得や転職活動にチャレンジする機会を設けましょう。

企業で働く看護師と接点を持つ

正規雇用で産業保健師として転職したい場合は、企業で働く他の看護師と接点を持っておくのがポイントです。非正規で採用されたあと、業界内に接点ができたり実績を評価されたりすることで、正規雇用の誘いが来るチャンスがあるでしょう。

実際に、派遣社員として就任したあと、正社員として採用されたという口コミがありました。

口コミ・評判

企業で働く看護師と接点を持つことが大切
Y・O さん(32歳)

私は現在企業の産業保健師として働いていますが、最初は契約社員でした。そこから、産業保健師との接点をいくつか作り、そのおかげで誘いを受け、正社員として働けています。

今もたまに看護師を紹介してほしいという話を受けることがあり、いかに企業で働く看護師と接点を持つかがすごく大切だなと感じています。

上記のようなケースもあるため、正規雇用にこだわりすぎない方が、企業で働くチャンスが増えるでしょう。

ネットワークを駆使して求人情報を集める

産業保健師として転職するには、求人情報を得るために、アンテナをあらゆる方向に張りめぐらせることが大切です。

例えば、ハローワーク転職サイトを利用したり、母校の教員に相談したりする方法が挙げられます。

なお、求人に応募する際はチャンスを逃さないようにしましょう。突発的に募集がかかり、次の人がすぐに決まるケースが多いからです。

また、産業保健師への転職は長期化する可能性があります。転職先が確定するまでは、容易に今の職場を退職しないように注意しましょう。

保健所・病院とは求められる人材が異なる

企業で求められる人材は、保健所や病院とは異なることを理解しておく必要があります。産業保健師として転職するため「なぜその会社に入りたいのか」「なぜその業務をしたいのか」など、選考時に入社への熱意を把握しておきましょう。

事前に企業のホームページをチェックしたり、面接の練習をしたりして、入念な準備を進めましょう。

選考では即戦力になることをアピールする

転職時の選考では、即戦力となる経験やスキルがあることをアピールしましょう。なぜなら、一つの企業に勤める産業保健師は1〜2名であるため、一人で業務を担当する必要があるからです。

また、新しく雇った保健師を教育する制度が整っていない傾向があります。今までの経験やスキルを活かして、どのように企業に貢献できるのかを棚卸ししておきましょう。

転職サイトのサポートを活用する

産業保健師の求人情報を得るためにも、転職サイトのサポートを活用しましょう。企業に勤める産業保健師の求人は、転職サイトが非公開求人として保有している可能性が高いからです。

また以下のように、転職サイトは選考の手続き代行や面接対策などのサポート体制が充実しています。転職に不安がある方の心強い味方となってくれるでしょう。

加えて転職サイトでは、求人情報をすぐに教えてもらえるメリットがあります。ハローワークや知人からの紹介、転職サイトを併用することで、転職のための情報が増えるでしょう。

産業保健師の求人探しにおすすめの転職サイト

産業保健師への転職におすすめのサイト

数ある産業保健師向けの転職サイトの中から、以下の3点を基準に、「総合評価の高い転職サイト」を紹介します。

転職サイト選定の3つの基準

  • 求人の質・量:保健師の求人の量や質は十分かどうか
  • 提案力:求職者のニーズにぴったりの提案をしてくれるかどう
  • サポート力:手厚いサポートを受けられるかどうか

利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、産業保健師におすすめの転職サイトは、以下のようになりました。

好条件求人を集めることを考えて、すべて登録することをおすすめします。
←左右にスクロールできます→

転職サイト公開求人数 | 利用満足度
1位
看護roo!
約3万5,000件 | ★★★★☆4.3
保健師・看護師の満足度No.1
2位
APOPLUS
2,568件 | ★★★★☆4.2
保健師・看護師の転職に特化した転職サイト
3位
M.STAGE
非公開 | ★★★★☆4.2
産業保健サービスのノウハウ満載

看護roo!

看護roo!

看護roo!』は、数ある看護系転職サイトの中でも利用満足度No.1で、豊富な求人をそろえています。いかに多くの求人を見つけるかが鍵となる保健師の転職において、選択肢を増やすことは何より重要となります。

したがって、理想の職場に転職したいという方は、ぜひ登録しておくことをおすすめします。

また『看護roo!』は選考対策も充実しているという点も特徴的です。面接に同席までしてくれるなどサポートの手厚さも特徴で、はじめて転職を試みるという方にもおすすめです。
←左右にスクロールできます→

運営会社株式会社クイック
対象地域主要都市圏
オフィス全国4箇所(東京・大阪・名古屋・横浜)
公開求人数約35,000件
公式ページhttps://kango-roo.com/

APOPLUS

APOPLUS』は保健師・看護師の転職に特化した転職サイトです。医療機関だけでなく企業の求人情報も業界トップクラスの数を取り扱っており、高い転職成功率を誇っています。

また、業界で唯一企業転職希望者への専門チームを持っており、現場に精通したスタッフがヒアリングから応募、面接、就業までを強力にバックアップしてくれます。個別相談会産業保健師セミナーも開催されているため、産業保健師への転職の心強い味方となってくれるでしょう。
←左右にスクロールできます→

運営会社クオールホールディングス株式会社
対象地域全国
オフィス全国10箇所
公開求人数2,568件
公式ページhttps://www.kan54.jp/

M.STAGE

M.STAGE』は産業保健のサポートをおこなっているサービスです。扱っている求人は、M.STAGEが企業から直接委託された案件であり、多彩な産業医・保健師の求人が紹介されています。

未経験OKの求人もあり、経験豊富な現役保健師がサポートしてくれるため初めての方でも安心です。

また、就職後も経験が浅い方や、より高度な産業保健活動を目指している方に向けて、研修会も開催されているため利用してみると良いでしょう。
←左右にスクロールできます→

運営会社株式会社エムステージ
対象地域全国
オフィス東京
公開求人数非公開
公式ページhttps://sangyohokensupport.jp/medical

産業保健師に転職するためによくある質問

産業保健師への転職に関する質問

続いて、産業保健師に関する質問を紹介します。

順番に回答していきます。

産業保健師とはどんな仕事ですか?

産業保健師とは企業で社員の健康管理をおこなうプロであり、社員の心身の健康が損なわれないように「予防」することを第一としています。
具体的な産業保健師の仕事の内容は以下のとおりです。

産業保健師の仕事内容

  • 健康診断の実施
  • 職場環境の改善
  • 衛生委員会の実施
  • 健康イベントの開催
  • 社員の働き方の調査
  • 社員のカウンセリング
  • 社員の体調不良・怪我にへの対応

またメンタルケア休復職支援などさまざまな業務において、社員の身近な存在として、産業医や人事との橋渡しをする役割も担っています。

産業保健師の給料はどのくらいですか?

厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、保健師の平均年収は約481万円月収は約33万円と発表されています。
←左右にスクロールできます→

①きまって支給する現金給与額②年間賞与
その他特別給与額
平均年収
(①×12+②)
保健師全体33万3,800円80万7,200円481万2,800円

ただし、年収は勤める企業によって大きく異なり、大企業に勤める場合の年収は大幅に上がるでしょう。

一方、中小企業で働く場合や非正規雇用の場合は、看護師や行政保健師よりも年収が下がる傾向があります。

しかし、産業保健師は実績に応じて給与がもらえます年収を増やしたい方は、スキルや実績を積み上げることに挑戦しましょう。産業保健師の給料は、勤め先によって看護師や行政保健師に比べて、高収入にも低収入にもなりえる職種です。

新卒・未経験で産業保健師になるのは可能ですか?

新卒・未経験から産業保健師になるのは厳しいのが現状です。なぜなら、未経験歓迎の求人が少なく、倍率が高いからです。

また、正規雇用の求人がないことも挙げられます。

しかし新卒・未経験だったとしても、資格や経験を身に付けておくことで、選考時に有利になれます。スキルや実績は給与アップにもつながるため、余裕を持って転職の準備をしておきましょう。

産業保健師への転職に将来性はありますか?

産業保健師への転職は、将来性があるといえます。なぜなら新型コロナウイルスの影響によって、産業保健師に求められる業務が増加したからです。

なかでも社員のメンタルヘルスケアや、休復職者への対応業務が増加したといわれています。リモートワークの導入によるコミュニケーションの減少や、成果主義への移行が原因といわれているようです。

産業保健師は、社員の健康課題を解決する人材として、今後もニーズが高まっていくでしょう。

さいごに

産業保健師に転職する準備まとめ

本記事では、産業保健師への転職に必要な資格やスキル、ポイントなどを紹介しました。

産業保健師への転職は難易度が高いですが、ポイントを押さえて対策を立てることで、納得のいく転職につなげられます。

なお、今回紹介した転職サイトを以下にまとめているので、まずは気になるサービスへの無料登録から始めてみましょう。
←左右にスクロールできます→

転職サイト公開求人数 | 利用満足度
1位
看護roo!
約3万5,000件 | ★★★★☆4.3
保健師・看護師の満足度No.1
2位
APOPLUS
2,568件 | ★★★★☆4.2
保健師・看護師の転職に特化した転職サイト
3位
M.STAGE
非公開 | ★★★★☆4.2
産業保健サービスのノウハウ満載

※求人数:2023年10月更新

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仕事についていけなくても退職はNG!原因や対処法について徹底解説

  • 「仕事についていけなくて不安」
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など、仕事について悩んでいませんか。

結論から言うと、「仕事についていけない」という悩みは時間の経過と共に解決することがほとんどです。

そして現状の課題を正しく認識して、改善を試みれば、その期間を短くすることも可能です。

一度落ち着いて課題を捉え、適切に対処しましょう。

この記事では、キャリアコンサルトとして多くの仕事の悩みを解決してきた私が「仕事についていけない」と悩むあなたに解決方法をご紹介します。

この記事を読むとわかること

  • 仕事についていけない原因
  • 仕事についていけないときの対処法
  • 辞めるのをおすすめしない理由

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【訪問看護の転職】志望動機の書き方・答え方のポイントを例文付きで解説

訪問看護への転職するための書き方・答え方のアイキャッチ画像

訪問看護への転職活動をしていながらも、

「志望動機はどのように書いたらいいのだろう」
「正直に給料がいいからとか書けないし、何を書くべきかわからない」

と困っていませんか。

志望動機は、「あなたがなぜ応募先の施設で働きたいのか」や「なぜ訪問看護師として働きたいのか」を伝えるための重要な項目です。志望度の高さがきちんと伝われば、採用されやすくなります。

書くべきことがわからない方は、以下の手順に沿って考えれば、魅力的な志望動機を作り上げることができます。

  • ステップ1.訪問看護に興味を持ち、働きたいと思った理由を明確にする
  • ステップ2.応募先施設や医療機関の魅力に感じた点を言語化する
  • ステップ3.経験や実績を踏まえて、どのように活躍できるかを考える

この記事では、転職のプロとして数多くの選考書類を添削してきた私が、訪問看護へ転職するときの志望動機の書き方を例文付きで解説します。

すべて読めば、書類選考・面接を突破できる志望動機が書けるようになるでしょう。5分で読めるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

1.訪問看護へ転職するときの志望動機で面接官が見きわめているポイント

訪問看護への志望動機の説明

まずは志望動機を書くために、志望動機を書く目的・意味を理解しましょう。

施設の面接官は、応募者の志望動機から以下を知りたいと考えています。

口コミ・評判

面接官
「なぜウチの施設/病院に応募したのだろうか」
「なぜ他の施設/病院ではなくてウチなんだろうか」
「入職後はどんな仕事がしたいと思っているのだろうか」
「どんな価値観・考え方をする人なんだろうか」
「(未経験の場合は)なぜ訪問看護師に転職しようと思ったのだろうか」

そして、応募者の志望動機から、以下の点で選考通過の可否を判断しています。

  • 熱意や意欲は高いかどうか
  • 業務内容やサービスを正しく理解してくれているか
  • 応募者のやりたい仕事や理想の働き方が施設(医療機関)で実現できるか
  • 応募者の考え方や価値観が施設(医療機関)とマッチしているか

面接官は「なぜ転職したいと思ったのか」を把握して、双方にとってミスマッチが生じないかを見きわめています。

したがって、選考を通過するためには、以下を伝えるのがおすすめです。

志望動機で伝えるべきこと

  • 熱意や意欲の高さを伝える
  • 事業やサービスを正しく理解している
  • キャリアビジョンや理想の働き方を明確
  • 応募先とマッチしている

志望動機は、面接官が知りたいのは何を意識しましょう。

2.訪問看護へ転職するときの志望動機の考え方3ステップ

訪問看護に転職するための志望動機の作り方

志望動機として何を書けばいいかわからない方は、以下の3ステップで書けるようになります。

志望動機で大切なのは情報収集です。それぞれ見ていきましょう。

ステップ1.訪問看護に興味を持ち、働きたいと思った理由を明確にする

はじめに、なぜ訪問看護に興味を持って働きたいと思ったのか、理由やきっかけを明確にしましょう。訪問看護ならではの理由があれば、長く働いてくれそうだと印象がよくなります。

以下のように、自身の経験と結びつけて伝えるのがおすすめです。

訪問看護の仕事を選んだきっかけ・理由の例

  • 家族が訪問看護を利用した経験から、訪問看護の仕事に興味を持った
  • 日本の訪問看護の問題を知るうちに、自分が力になりたいと思った
  • 病棟での経験を別の形で活かしたいと思った

ステップ2.応募先の施設や医療機関の魅力に感じた点を言語化する

次に、応募先の施設や医療機関の魅力に感じた点を言語化し、その職場だからこそ入職したい理由をアピールしましょう。

応募先の魅力を具体的に伝えることで、志望度の高さを伝えられます。

この企業だからこそ入社したい理由
貴施設であれば、自分が目指す■■という働き方ができると思いました。

応募先の魅力を見つけるには、以下の方法で情報収集するのがおすすめです。

情報収集の手段見極めポイント
求人情報を読み込む
  • 事業内容
  • 必要なスキル、経験
  • 求められる人物像
利用者向けの情報をインターネットで検索する
  • 対象利用者や提供サービス
  • ステーションの環境、具体的な仕事のイメージ
  • 事業所の規模、提供サービス

待遇がいいことや家から近いのような条件よりも、事業内容や各行政の方針の魅力に感じた点を書くようにしましょう。

ステップ3.経験や実績を踏まえて、どのように活躍できるかを考える

経験や実績、キャリアビジョンから採用された場合のメリットを伝えましょう。

訪問看護師のキャリアビジョンを伝えると、将来を見据えているため評価が上がります。

訪問看護師の転職は「看護師としてのスキル」を伝えるのが重要

訪問看護師の転職は人間性だけでなく、看護師のスキルも重視されます。理由は患者の自宅に訪問して対処法を判断するなど、対応力が重要だからです。

したがって、人柄が良く看護師のスキルがあるかが重要です。評価されやすい人柄の例を一覧にしたので、ぜひ確認しておきましょう。

訪問看護業界の転職で評価されやすい「看護師としてのスキル」の例

  • 5年以上の臨床経験
  • 臨機応変に対応してきた診療科での経験
  • 総合診療内科や消化器内科など高齢者の複合疾患に対応した経験
  • 病棟勤務でのリーダー経験

人柄や人間性を示すエピソードを盛り込むと、魅力的な応募書類ができあがります。

3.訪問看護へ転職の志望動機【志望先別に紹介】

訪問看護の志望動機を志望別に紹介

第3章では、志望動機の例文を紹介します。例文を参考にすれば、熱意が伝わる志望動機を作れるでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

3-1.訪問看護ステーション

患者さんと向き合って看護をしたい

口コミ・評判

ICUで2年間勤務していました。最先端の医療技術と共に多くの症例を診てきましたが、患者様が短期間で入れ替わることや時間をかけて向き合う対応が難しい点が悩みでした。
今回、貴社の訪問看護師として働きたいと感じたのは、患者様やご家族にしっかりと向き合い、心を込めたケアをすることを最優先にされている施設だと感じたためです。
多角的に瞬時の判断が求められていたICUでの経験も、患者さんに最適なケアをする上で活かせると考えています。

ステーションの立ち上げに貢献したい

口コミ・評判

これまでの様々な病院や施設での経験を活かし、訪問看護ステーションの立ち上げに携わりたく応募させていただきました。
昨今の病床不足の問題や、高齢化社会が進むにつれて、在宅での療養を希望する方やそのニーズはますます増えると考えています。
多くの経験を積む中で、在宅療養でその人らしさを大事にした看護をしながら、ご家族の負担や不安も減らせるような、訪問看護ステーションを目指し尽力していきます。

3-2.病院

患者さんがリラックスできる看護をしたい

口コミ・評判

看護師として5年間地元のクリニックに勤務していました。長期かつ定期的に通院されている患者様も多く、季節やその日によって体調が変わる患者様もいらっしゃいました。
長くクリニックにいらしている患者様は、私のことを憶えてくださり、声をかけられることもありましたが、どうしてもクリニック看護師という職業がら、1人の患者様にじっくり向き合う時間が取れないことが悩みでした。
訪問看護は、患者様がご自身の空間でリラックスしながら、長期的な看護に携われるため魅力に感じています。

地域に密着して高齢者を支えたい

口コミ・評判

慢性期病院で9年間働いていましたが、入院治療をおこなっていた多くの患者様が在宅での治療を希望されていました。
住み慣れた自宅に戻って生活がしたいと感じることは自然だなと感じ、在宅診療に興味を持つようになりました。
貴院は地域包括ケアの中心的役割を果たされており、患者様ご本人はもちろん、ご家族も安心できるサービスを提供できると感じています。
高齢化社会が進む中で、訪問看護師として愛着ある地元で在宅医療に貢献していきたいです。

4.採用通過率アップ!履歴書の志望動機を魅力的にする5つのポイント

採用率が上がる志望動機のポイント

未経験から訪問看護業界へのキャリアチェンジの場合、「なぜ訪問看護師に転職しようと思ったのだろう」と考えます。

採用の担当者が納得するには、5つのポイントを入れた志望動機を伝えましょう。

順番にご紹介します。

4-1.訪問看護を取り巻く現状や将来性を調べておく

訪問看護を取り巻く現状や将来性などを調べておきましょう。訪問看護の情報に詳しいのは、アピールポイントになるからです。

例えば訪問看護で問題となっていることや将来の課題などを把握していると、志望動機につながって面接で質問されても返答できます。

4-2.訪問看護師になった場合の目標を伝える

「どのような訪問看護師を目指すか」など、目標やキャリアビジョンを伝えましょう。訪問看護師として働く熱意・モチベーションがあって長く働ける人材と判断されるからです。

目標やキャリアビジョンの伝え方は以下のとおりです

具体例

  • 利用者・家族の立場に寄り添った訪問看護サービスを提供したい
  • さまざまな仕事を経験し、訪問看護の課題解決に貢献できる人材になりたい
  • 「あなたでよかった」と言ってもらえる訪問看護師になりたい
  • 訪問看護認定看護師の資格取得を目指したい

業務量が多い職場もあるため、すぐ辞めるのではと考える方もいます。

実際に日本看護協会が過去に調査した「訪問看護の伸び悩みに関するデータ」を見てみると、訪問看護師の離職率は、病院に勤める看護師よりも離職率が高いです。

モチベーションとビジョンがあって、訪問看護師に転職しても長く働けることをアピールしましょう。

4-3.看護師職種の経験を活かし、向上心や学ぶ姿勢を伝える

看護師から訪問看護師に転職する場合、経験を活かして謙虚に学べる点を伝えましょう。看護師の経験は、採用試験で評価される可能性があります。

しかし訪問看護は未経験から始めるため、人間性やコミュニケーションスキルに問題がないことをアピールしましょう。

4-4.志望動機に書く経験・エピソードは具体的に

訪問看護師の方が別の職場で働きたい場合は、経験だけでなくエピソードも伝えましょう。理由はどのような考えや気持ちで仕事に取り組んでいたのか、仕事観や人柄がわかるからです。

NG例
訪問看護ステーションで働き、自分なりにいろいろと考えて仕事に取り組みました。
OK例
訪問看護ステーションで5年間働いてきました。
老年期の患者様は精神的なケアも欠かせないことが多く、対応に悩むことも多々ありましたが、利用者様の若い頃や、家族の写真を部屋に飾るなど、必要な処置をするだけでなく、利用者様の元気が出るための工夫をするよう心がけました。

また前職が医療業界でない場合や看護師の場合などで志望動機の書き方が異なります。

以下の表で、前職で伝えたほうがいい点をまとめたのでぜひ参考にしましょう。

前職アピールポイント
医療業界が未経験前職と訪問看護師の結びつき・仕事で得たこと
病院に勤務する看護師患者とコミュニケーションを取れるための工夫
訪問看護師経験・仕事に取り組んでいたときの気持ち

志望動機と転職理由を混同しない

志望動機と転職理由を混同しないようにしましょう。

志望動機転職理由
その施設に応募(志望)した理由や背景転職を決めた理由や、前職を辞めた理由

もちろん、以下のように志望動機のなかに転職理由を含めることは可能です。

具体例

外来看護師として働く中で、その場で必要な看護をするだけでなく、多角的に利用者のケアに携わりたいと思いました。(転職理由)

そこで、医師や看護師、理学療法士、作業療法士との連携が強い貴施設であれば、望む働き方ができると考えこの度応募いたしました。(志望動機)

志望動機や転職理由が理にかなっているか不安になったら、このあと紹介する転職エージェントに相談してみましょう。

4-5.内容と読みやすさを意識する

志望動機は、以下のポイントを参考に読みやすさも意識しましょう。

読みやすくするポイント

  • 行間をほどよく空ける
  • 文字は小さすぎないようにする
  • 改行を入れる
  • きれいな字で記入する

志望動機の内容が良くても、読みにくいと思われると印象が悪くなります。

採用の担当者は多くの書類に目を通すため、見た目がいい書類になるように意識しましょう。

文字の量は記入欄の8割が目安

履歴書の志望動機の文字量は200~300文字、もしくは記入欄の8割を目指しましょう。理由は文字量が少なすぎる・多すぎるのは、印象が良くないからです。

少なすぎるのは熱意が伝わらない一方で、多すぎるのは読みにくい印象を与えます。志望動機を書いたら、内容だけでなく量も適切か転職エージェントに添削してもらいましょう。

思いつかないときは転職サイトのコンサルタントに相談する

訪問看護師になるために、志望動機や面接対策をしたい方は看護師専門の転職サイトに登録しましょう。

コンサルタントは多くの志望動機や面接対策をしてきたので、利用者にあった志望動機や職務経歴書を添削してくれます。

利用は無料なので、ぜひコンサルタントから添削を受けてみてください。

5.【訪問看護へ転職】面接で志望動機を伝えるコツ

安心できる面接で志望動機を伝えるコツ

志望動機は履歴書に記載しますが、採用面接のときも尋ねられます。

したがって、以下の点を意識して面接に臨みましょう。

それぞれ詳しく解説します。

5-1.履歴書の内容を具体的に話す

面接で志望動機を伝えるときは、履歴書に書かれた内容よりも具体的にしましょう。履歴書の記入欄は量が限られているので、志望動機の深いところまでは書けません。

したがって、履歴書は要点を書いて面接で詳細を伝えるのがおすすめです。

もし履歴書と違う内容を話すと、「本当の志望動機は何か?」と採用の担当者を困惑させます。転職エージェントも交えて、履歴書の作成と面接対策に力を入れましょう。

5-2.丸暗記せず、面接官の意図を汲みながら答える

面接で聞かれた質問に対しては、暗記せずその場で考えて答えましょう。理由は、質問に対する返答の内容に食い違いが生じるからです。

面接は、面接官との対話をする場所だと心得ておきましょう。

6.訪問看護へ転職するときの志望動機【NGパターン】

訪問看護への転職でダメな志望動機

志望動機を書くときの注意点も確認しておくことで、内容の質が高まるでしょう。

注意点は以下の3点です。

それぞれ詳しく解説します。

6-1.志望動機が漠然

漠然とした志望動機は避けましょう。理由は、他の企業への履歴書を使い回していると認識されるからです。

NG例

  • 貴施設の施設理念・運営方針に共感しました。
  • 貴施設の事業内容に興味を持ちました

例えば応募先で共感した点があるなら、具体的に書きましょう。

具体的で説得力のある例

「心豊かな生活と尊厳をもった生活支援」という施設理念に共感し、利用者一人ひとりが自由に表現できる生活を支援という考え方が、自身の訪問看護観と一致していると感じたため、この度志望いたしました。

6-2.学びたいだけのアピールをする

熱意を伝えたいために、学びたいとアピールをするのも避けましょう。理由は、受け身な印象になりやすく主体性がない人だと思われるからです。

NG例

  • 貴施設で成長させてほしい
  • 自分を育ててほしい
  • 研修制度が充実している
  • 未経験OKだったので

患者のために貢献できること、前向きな姿勢を伝えましょう。

具体的で説得力のある例

  • 前職で培った、コミュニケーションスキル経験を生かして業務に貢献したい
  • 経験に固執せず、積極的に吸収していきたい
  • 自分の経験やスキル、知識を積極的に共有してステーション全体の作業効率の向上に貢献したい

6-3.給料や福利厚生ばかり言及する

給料や福利厚生を志望動機にするのも避けましょう。理由は条件さえ良ければすぐに転職する、仕事への意欲が低いと思われるからです。

NG例

  • 貴施設の福利厚生が充実している
  • プライベートの時間が確保しやすい
  • 給料が良くて残業も少ない

給料や福利厚生は、志望動機ではなく退職理由を聞かれたら話しましょう。

7.【訪問看護へ転職】よくある3つの質問

訪問看護への転職でよくある質問を紹介

最後に、訪問看護師の志望動機の書き方や答え方でよくある質問に回答します。ぜひ、参考にしましょう。

それぞれ詳しく解説します。

7-1.臨床経験が浅くても、訪問看護に転職できるか

志望動機や訪問看護師へのビジョンが応募先とマッチングすれば、臨床経験が浅くても転職できます。

また公益社団法人日本看護協会の「2020年度「ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析」 結果」によると、病院勤務の看護師よりも訪問看護師の有効求人倍率が高いため、売り手市場の職種です。

職種別看護師の求人率のグラフ

ぜひ、本記事を参考に転職の準備をしましょう。

7-2.看護師の現場から空白期間があっても、訪問看護に転職できるか

転職できます。空白期間があった状態で訪問看護師に転職した事例を紹介するため、ぜひ参考にしましょう。

前職急性期の脳外科と呼吸器外科の病棟で7年勤務
空白期間出産と子育てによる9年
空白期間にやったこと車の運転スキルを身に付ける
訪問看護師に転職した理由
  • 転職して数カ月は関係を築きやすい利用者を担当
  • 前職の経験から仕事に早く慣れることができた
  • 訪問看護は明るい人が多い

 

前職
  • 中規模病院と大学病院のHCUに計4年
  • 保健師を2年
  • 外来透析室に2年
空白期間出産と家族の海外転勤で5年
空白期間にやったこと訪問看護師の採用説明会に参加するなど、情報収集
訪問看護師に転職した理由
  • 最初はブランクを感じてたいへんだった
  • ブランクがあり、かつ新人でもあるので学ぶ姿勢が大事
  • 技術と知識はあとから付いてくる

7-3.正社員とパートでの訪問看護師の違いは

施設で異なるものの、正社員とパートの訪問看護師の違いは以下のとおりです。

正社員パート
平均時給1,400円前後1,492円
ボーナスありあり
労働時間フルタイム半日や夜勤、指定する時間など
オンコール当番ありなし
その他業務で書類の作成が多くなる複数のパートで同じ患者を診る

また Career Theoryでは、正社員の訪問看護師を解説したページもあるためぜひ一読してみましょう。

8.さいごに

【まとめ】経験やきっかけから志望動機を作る

訪問看護師転職の志望動機は、以下の手順を理解すると質が高くなります。

履歴書の志望動機の正しい書き方

  • ステップ1.訪問看護に興味を持ち、働きたいと思った理由を明確にする
  • ステップ2.応募先施設や医療機関の魅力に感じた点を言語化する
  • ステップ3.経験や実績を踏まえて、どのように活躍できるかを考える

ポイントは自身の経験やきっかけから訪問看護師を目指した理由と、なぜこの職場で働きたいのかを伝えることです。

あなたの転職の成功を願っています。

【産業保健師】未経験者の転職攻略法とおすすめの求人サイト

【産業保健師】未経験者の転職攻略法とおすすめの求人サイトのアイキャッチ画像

未経験から産業保健師の転職は難しいって聞いたけど、実際どうなの?
産業保健師に転職するにはどうすればよいのだろう

未経験から産業保健師への採用は難しいと言われています。理由は産業保健師の求人が少なく、経験者が優遇されるからです。

しかし、必ずしも未経験で産業保健師になれないわけではありません。入念に対策をすれば、未経験から産業保健師に転職することは十分に可能です。

この記事では保健師の転職をサポートしてきた私が、未経験から産業保健師に転職する方法を解説します。

未経験から産業保健師に転職するコツがわかるので、ぜひ最後まで読んでみましょう。

1.未経験で産業保健師として採用されるのは厳しい

未経験から産業保健師の採用が難しい理由

未経験から産業保健師になるのが難しいのは、以下の3つの理由があるからです。

それぞれ見ていきましょう。

1-1.未経験歓迎の求人はわずか

産業保健師で未経験歓迎の求人は多くありません。

実際にマイナビ看護師の求人を集計すると、産業保健師の求人32件のうち、未経験歓迎は2件だけでした。

産業保健師の求人での実務経験有無に関するグラフ

※求人数:2023年10月更新

出典:マイナビ看護師

したがって求人が少ないなか、ほとんどの企業が経験者を求めているのがわかります。

1-2.パートや派遣がほとんどで正規雇用は難しい

未経験から正規雇用の産業保健師になるのは難しいです。

実際にグラフをみると、正規雇用で未経験を募集している求人が皆無なのがわかります。

産業保健師の求人での実務経験有無に関するグラフ

※求人数:2023年10月更新

出典:マイナビ看護師

未経験で産業保健師になるには、パートや派遣などの非正規雇用から始めるのが現実です。

1-3.募集は1~2名が多く倍率が高い

産業保健師の求人の多くが1〜2名の募集であるため、倍率が高いです。また知人の紹介で採用する場合もあることから、人脈を作ったほう方がいいでしょう。

なかには前任の産業保健師が休職・離職したため、人員の補充で募集することもあります。

日ごろから求人をチェックし、対策を立てることが必要です。

ここまでのまとめ

未経験から産業保健師に転職するのは、以下の理由で厳しいです。

  • 未経験歓迎の求人はわずか
  • パートや派遣がほとんどで正規雇用は難しい
  • 募集は1~2名が多く倍率が高い

未経験でも転職するには産業保健の勉強をして、スキルや資格を身に付けるのが重要です。

2.未経験から産業保健師への転職でおすすめの資格4選

未経験から産業保健師の転職でおすすめの資格

未経験から産業保健師への転職では、以下の4つの資格がおすすめです。

未経験者は武器になる資格があると、履歴書が通りやすくなります。

産業保健の知識を深めるためにも、取得を検討しましょう。

2-1.第一種衛生管理者(国家資格)

第一種衛生管理者は、労働環境の衛生面の改善や疾病の予防処置など、事業場の衛生管理をします。

産業保健師と業務内容が似ていて第一種衛生管理者を取得するのは、転職活動で評価されるでしょう。

保健師の資格がある場合、申請するだけで資格を取得できるためおすすめです。

詳しくはこちら≫労働管理教育センター

2-2.産業カウンセラー

産業カウンセラーは、自力でメンタルヘルスの問題を解決できるように援助する職業です。

産業保健師はメンタルヘルスケアに関する業務もおこなうため、産業カウンセラーの資格があると転職活動で評価されるでしょう。

なお、資格の取得や年会費は、以下のとおりです。

  • 養成講座:297,000円(税込)
  • 受験料:32,400円
  • 登録料(入会金):7,000円
  • 年会費:10,000円

取得して5年が経つと、更新が必要になるため注意しましょう。

詳しくはこちら≫一般社団法人 日本産業カウンセラー協会

2-3.公衆衛生士

公衆衛生士は感染症や疫病の予防、蔓延防止のアドバイスで公衆衛生の普及をする職業です。

コロナ禍では、産業保健師が企業での蔓延防止を講じるなど大きな役割を果たしました。

したがって公衆衛生士の資格は、感染症に関する知識が身につくので転職で評価されるでしょう。

公衆衛生士も、資格を取得して5年後に更新する必要があります。

  • 受験料:9,350円(税込)
  • 登録手数料(任意、更新5年):16,500 円(税込)

詳しくはこちら≫NPO 先端医療福祉開発研究会

2-4.MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

MOSはWordやExcelなど、officeのスキルを証明する民間資格です。

産業保健師は事務作業も多いので、MOSを取得すれば効率的に作業できます。パソコンに苦手意識がある方でも、取得できるためおすすめです。

科目数受験料
1科目10,780円
2科目21,560円
3科目32,340円

詳しくはこちら≫マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

3.未経験から産業保健師になるのに必要な経験・スキル

未経験から産業保健師になるのに必要な経験とスキル

未経験から産業保健師になるには、下記の経験やスキルがあると評価されます。

それぞれ説明していきます。

3-1.行政保健師として特定保健指導を行った経験

特定保健指導とは、生活習慣病予防の検診で、発症リスクが高い方へ保健師がサポートすることです。

産業保健師は従業員の生活習慣病の予防をサポートするため、行政保健師で行った特定保健指導の経験が評価されます。

したがって産業保健師は未経験でも、特定保健指導の経験をアピールしましょう。

3-2.看護師になって3年以上の臨床経験

求人票には、3年以上の看護師の経験を記載している場合もあります。

理由は、工場に勤める産業保健師だと応急処置もするからです。

他にも配属された診療科の経験は、以下の項目で産業保健師の業務に活かせます。

診療科業務に活かせる項目
内科・糖尿病内科高血圧・糖尿病の方への健康指導
外科怪我の応急処置(パソコン作業による腱鞘炎、工場の事故対応など)
精神科社員のメンタルヘルスケア

転職活動ではどの場面で臨床経験を活かせるか、具体的にアピールしましょう。

3-3.コミュニケーション能力

産業保健師もコミュニケーション能力が重視されます。

理由は従業員だけでなく、同僚の産業医や人事・労務担当者と関わることが多いからです。

多様な役職の人にも関わるため、分かりやすく伝える力が求められます。

3-4.パソコンを使ったデータ分析能力

産業保健師には、パソコンを使ってデータを分析する能力が求められます。

なぜなら健康診断やストレスチェック評価、健康施策アンケートのデータを扱うからです。社員のデータを分析することや、健康施策の効果を調べるなど統計の知識が役に立ちます。

したがって、Excelを用いたデータ分析のスキルや統計学の知識があるといいでしょう。

3-5.マネジメント能力

産業保健師にも、マネジメント能力が求められます。

なぜなら、業務上の課題解決と進捗管理が重要だからです。また管理職に職場環境の改善を提案する時は、管理職の立場を理解しておくと提案が承認されやすくなるでしょう。

様々な役職の社員に関わるため、相手の事情を考慮できると働きやすいです。

3-6.情報収集能力

産業保健師は自ら情報収集をして、知識を増やすのが重要です。

なぜなら産業保健師は職場に1〜2人しかいなく、情報が入りにくい環境だからです。情報を入手しなくなると、最新情報がわからなく視野が狭くなります。

新型コロナウイルスが蔓延したときは、感染状況や治療ガイドラインの改正や法令など、状況を把握することが求められました。

したがって学会やセミナーで産業保健師の知り合いを作るなど、自発的に情報を入手していきましょう。

4.未経験から産業保健師になるための求人の探し方【4選】

未経験から産業保健師になるための求人の探し方

未経験から産業保健師になるために、以下のポイントをおさえて求人を探しましょう。

それぞれ説明します。

4-1.保健師が多く、規模の大きい企業の求人を探す

保健師が多く、規模の大きい企業の求人を探しましょう。

同僚の保健師がいるため、教育体制が整っているからです。他の保健師がいると、安心して初めての業務をこなせます。

したがって転職活動のとき時は、教育体制がどうなっているのか担当者に質問しましょう。

4-2.正社員職種、仕事にこだわりすぎない

正社員や仕事内容など、こだわりすぎないのもポイントです。

期間が決まった非正規の産業保健師を経験すれば、正規雇用の採用で有利になります

実績を評価されて業界でつながりができると、正規雇用への可能性も広がるでしょう。

企業勤務する看護師と接点を持つことが大切

口コミ・評判

Y・O さん(32歳)
私は現在企業の産業保健師として働いていますが、最初は契約社員でした。
そこから、産業保健師との接点をいくつか作り、そのおかげで誘いを受け、正社員として働けています。
今もたまに看護師を紹介してほしいという話を受けることがあり、いかに企業で働く看護師と接点を持つかがすごく大切だなと感じています。

出典:アンケート

4-3.eナースセンター・大学・人脈などネットワークを駆使して求人を集める

以下のネットワークを駆使して、求人情報を得るようにしましょう。

  • 企業で働いている保健師とつながり、情報を得る
  • 企業で働く保健師の知人・卒業生がいるか、母校の教員に相談する
  • eナースセンターや産業保健総合支援センターの支援を受ける
  • ハローワークに登録して情報を得る
  • 転職サイトのサポートを活用する

eナースセンターや産業保健総合支援センターでは、産業保健に関する情報を入手したり研修を受けたりできます。

未経験で産業保健の勉強をしたい方は、ぜひ利用してみましょう。

eナースセンター

各都道府県の公益社団法人看護協会が運営しており、看護職をサポートするための様々な事業を行う。無料で職業紹介や研修を受けることができ、地元の情報を集めたい方におすすめ。
詳しくはこちら≫eナースセンター

産業保健総合支援センター(さんぽセンター)

産業医や産業保健師などの支援や、事業者への健康管理の啓発を行うことを目的とし、全国47都道府県に設置されているサポートセンター。産業保健に関する相談や研修、情報の提供などを行う。
詳しくはこちら≫労働者健康安全機構(JOHAS)

4-4.転職サイトのサポートを活用する

求人情報を得るために、転職サイトの活用をおすすめします。

理由は、非公開の求人を保有しているからです。また選考の手続きや面接対策などのサポートも充実しているため、転職活動が不安な方に心強い味方となるでしょう。

多くの求人に触れるために、複数の転職サイトの併用をおすすめします。

5.【求人が見つかる!】未経験者向けおすすめ転職サイト3選

未経からら産業保健師の転職でおすすめの資格

求人の質や量、提案力・サポート力から、未経験におすすめのサイトは以下の3つです。

それぞれ説明します。

5-1.MCナースネット

MCナースネットのサイト画像

MCナースネット』は看護師・保健師向けの転職サイトです。

未経験歓迎の求人を多く保有しており、産業保健師の求人に関する特集も行っています。また単発・派遣の求人も多く、転職活動をしながら単発の仕事をすることも可能です。

産業保健師の転職は長期化しやすいため、おすすめの転職サイトです。

運営会社株式会社 メディカル・コンシェルジュ
対象地域全国
オフィス全国25箇所
公開求人数約1万5,000件
公式ページhttps://mc-nurse.net/

5-2.APOPLUS

APOLUSのサイト画像
APOPLUS』は保健師・看護師の転職に特化した転職サイトです。

医療機関だけでなく企業の求人情報も多く、高い転職の成功率を誇っています。

産業保健師の転職に関する専門チームがあり、ヒアリングから応募、面接、就業までバックアップしてくれます。

個別相談会や産業保健師セミナーも開催されているため、心強い味方となるでしょう。

運営会社クオールホールディングス株式会社
対象地域全国
オフィス全国10箇所
公開求人数約630件
公式ページhttps://www.kan54.jp/

5-3.M.STAGE

M.STAGEのサイト画像

M.STAGE』は産業保健のサポートを行っているサービスです。

扱う求人が企業から委託されたもので、多くの産業医と保健師の求人が紹介されています。また未経験歓迎の求人もあり、現役の保健師が転職をサポートします。

就職して間もない方や、産業保健活動をしたい方への研修会もあるため利用してみましょう。

運営会社株式会社エムステージ
対象地域全国
オフィス東京
公開求人数非公開
公式ページhttps://sangyohokensupport.jp/medical

6.経験やスキルをアピールして、未経験から産業保健師になろう

未経験から産業保健師への転職のまとめ

この記事では、未経験から産業保健師に転職する方法を紹介しました。

未経験から産業保健師への転職は狭き門なため、求められている経験・スキルをアピールすることが大切です。

転職サイトは求人や転職ノウハウなどを持っているため、ぜひ活用しましょう。

あなたの転職が上手くいくことを願っています。

みらいキャリアってどんなサービス?特徴や利用のメリット・デメリットをプロ視点で解説

「みらいキャリアってどんなサービス?」「登録しようか迷う」とお考えですね。

みらいキャリアは、愛知・東海エリアの製造業に特化した転職エージェントです。

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この記事では、数多くの転職支援をしてきた私が、みらいキャリアのサービス特徴をご紹介します。

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看護師から養護教諭に転職 | 給料はどうなるのか徹底解説!

看護師から養護教諭へ転職する際のお金事情を解説

看護師から養護教諭への転職を検討するとき

  • 「養護教諭の給料っていくら?」
  • 「看護師から転職して損しないか心配」

と不安になりますよね。

結論、養護教諭は、病院勤務よりも手取りが下がる傾向があるようです

しかし、昇給制度が明確な点や、休暇を取得しやすい点などのメリットもあります。ご自身が活き活きと働ける職場か、一緒に確認していきましょう。

本記事では、公的機関の調査をもとに、養護教諭の看護師の給料について詳しく解説します。

養護教諭の看護師の給料について理解が深まり、今後の転職活動を成功に導けるように、ぜひご覧ください。

看護師723名が選んだ人気の転職サイト

編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。

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養護教諭と看護師の給料・年収の違い

看護師と養護教諭の給料の違い

養護教諭と看護師の平均給料・年収は、職種別職員の平均給与額で養護教諭の方が高いと報告されています。

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看護師養護教諭
平均月収33.8万円40.9万円
平均年収492万円669.1万円

※令和二年地方公務員給与の実態「職種別職員の平均給与額」小中学校教育職を参考
※養護教諭の年収は平均給与×12+勤勉手当75.5万円、期末手当102.8万円で計算

しかし、看護師から養護教諭に転職すると、手取り収入は少なくなってしまう場合がほとんどです。

なぜなら上記の金額は、全ての教職員を対象にしたデータであり、ベテラン職員や校長なども含んだ金額だからです。

基本的に教職員の給与は、勤務年数や年齢によって上がっていくため、未経験からのキャリアチェンジでは上記の給料は適用されません。10年、20年と長く勤めて、少しずつ昇給していく必要があります。

実際に、東京都公立学校の養護教諭の採用要項を見ると、モデル給与として40万円以上の月収が提示されていました。

東京都養護教諭の募集要項

令和3年度 東京都公立学校臨時的任用教職員採用候補者選考実施要項より引用

しかし「大学卒業後、17年以上の正規教員歴がある場合」という条件もあるようです。

また養護教諭は、臨時職員として働きながら採用試験を目指すケースもありますが、倍率が高いため、給与水準が低くなるのが懸念点です。

なお、職種別職員の平均給与額では、新卒教員(大卒)の初任給平均額が19.7〜21.6万円の幅に収まっていると発表されています。

養護教諭の給料に差が出る条件と金額

養護教諭へ転職|給料に差が出る条件

次に、養護教諭の給料に差が出る条件と金額について以下の流れで紹介します。

養護教諭の給料に差が出る条件

1つずつ解説していきます。

雇用条件

養護教諭は、雇用条件によって給料に差が出てくる職種の一つです。

総務省の令和2年 年地方公務員給与実態調査結果等の概要では、各雇用条件の平均年収が以下のように報告されています。
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正規採用臨時教員
平均月収30~40万円20~25万円
平均年収600万円以上300万円前後

養護教諭の臨時教員は、常勤教諭の代役であり、給与は時給換算です。働く期間も定まっていないため、大幅な収入アップは見込めない可能性があります。

また、手当の加算もないため、収入アップを検討している方は正規採用の養護教諭に転職しましょう。

学校の種類

養護教諭の給料は、勤務先の学校の種類によって異なります。

総務省の令和2年 年地方公務員給与実態調査結果等の概要によると、小学校・中学校勤務年収にほとんど差がありません。

しかし、高等学校勤務の場合は、小・中学校勤務よりも48万円ほど高くなるようです。

高校の教師の収入がもっとも高くなるため、養護教諭として収入を上げたい場合は、高校勤務の働き方を検討しましょう。

都道府県・エリア

養護教諭の給料は、各都府道府県やお住まいのエリアでも変動してきます。

養護教諭などの教員は、地方公務員に分類される職種であり、地域ごとに収入を考慮して給与額が決定されているからです。

求人ボックス給与ナビによると、2023年10月12日時点で養護教諭の平均年収は、下記のように発表されています。
←左右にスクロールできます→

関東近畿その他
1位埼玉県:377万円
(時給:1,099円)
大阪府:354万円
(時給:1,071円)
福岡県:345万円
(時給:941円)
2位千葉県:371万円
(時給:1,100円)
兵庫県:311万円
(時給:1,093円)
岡山県:339万円
(時給:–円)
3位東京都:353万円
(時給:1,091円)
広島県:336万円
(時給:–円)
4位神奈川県:350万円
(時給:1,100円)
北海道:305万円
(時給:961円)
5位茨城県:296万円
(時給:1,101円)
福井県:–円
(時給:1,126円)

上記のように、養護教諭は都道府県によって給与の違いが生じているようです。埼玉県と茨城県の差額は82万円、福岡県と北海道の差額は40万円となっています。

看護師から養護教諭に転職する5つのメリット

看護師から養護教諭になるメリット

次に、看護師から養護教諭に転職するメリットを5つ紹介します。

ここから順番に確認していきましょう。

休日や休暇を取りやすい

養護教諭は看護師と比べて、休日や休暇が多く設けられている傾向があります。

特に規模が小さい病院に勤めている看護師の方なら、業務内容に対する人員の不足に悩まされる場面もあるでしょう。

休暇の取得によって、他の社員に対する仕事の負担が大きくなりやすいのも、看護師のデメリットといえます。

しかし、養護教諭は土日・祝日を休みと固定している職場が多く、長期休暇も設けられています。産休や育休なども取りやすく、安心して勤務できるのが魅力です。

休日のリフレッシュを優先して転職先を探している看護師は、ぜひ養護教諭への転職を視野に入れてみてください。

一定の生活リズムを保てる

養護教諭は、病院勤務の看護師と比べて生活リズムを保ちやすいのもメリットの一つです。

看護師の働き方は、夜勤や休日出勤など、シフト制のスケジュールによって生活リズムが定まらない傾向があります。

しかし養護教諭は、基本的に朝出勤して夕方退勤するため、一定の生活リズムを保ちながら働けます。

スケジュール管理に悩む看護師にとっては、魅力的な職場といえるでしょう。

昇給が明確に定められている

養護教諭の給与は地方公務員法で明確に定められています。

「号級」という形でポジションと給与が決まっており、毎年4月に基本給がアップする仕組みです。

一方、病院看護師は、職場によって昇給の基準が不明確な場合があります。何年働いても一向に給料が上がらず、不満を感じている方も多いようです。

なお、看護師として給料を上げたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

命に携わる緊張感がほとんどない

養護教諭の仕事内容では、看護する方の命に携わる場面がほとんどありません。

病院勤めの看護師は、患者の命に直接関わる業務が多く、プレッシャーがかかる仕事内容といえます。

実際に、病院勤めだった看護師が、転職先として養護教諭を選ぶ傾向もあるようです。命と向き合う緊張感を解消したい方は、養護教諭への転職をおすすめます。

看護師免許が選考で有利になる

看護師から養護教諭に転職する場合、採用ニーズが高く、転職に有利になる傾向があります。

例えば、大阪府では養護教諭の採用試験において、看護師免許保有者は一次選考で10点加点されるようです。

大阪府教員採用試験

令和4年度大阪府公立学校教員採用選考テスト受験案内より引用

児童・生徒のケガや、病気の手当など専門性が必要な養護教諭は、看護師免許保有者の採用ニーズが高い仕事です。

看護師免許を持っている人材は評価が高く、採用で優遇されるといえます。

しかし、看護師免許手当は存在しないため、収入アップは見込めない点に注意しましょう。

看護師から養護教諭に転職する手順

看護師から養護教諭に転職する手順

ここからは、看護師から養護教諭に転職する手順を紹介します。

それでは、1つずつ詳しく紹介していきます。

看護師資格を保有している場合

すでに看護師免許を保有している方は、教員養成機関を利用して養護教諭免許を取得しましょう。

教員養成機関は、文部科学大臣に指定された機関であり、卒業すると免許を取得できます。

なお、看護師として一定の就業経験がある場合は、必要な取得単位が軽減されるケースもあるようです。

免許取得後は、入職を希望する学校の教員採用試験に合格する必要があります。

特に、公立学校の養護教諭は人気が高く、少子化の影響で採用人数も年々減少しているようです。万全の対策で試験に挑みましょう。

養護教諭2種免許状を保有している場合

養護教諭2種免許状を取得している方は、養護教諭1種免許状も目指すのが望ましいです。

結論、養護教諭1種免許状も養護教諭2種免許状も、内容としては大きな差はありません。

しかし、養護教諭として働くために控えている教員採用試験の突破を考慮すると、養護教諭2種免許状のみでは知識面で不利な状況です。

つまり、免許取得に加えて、採用試験に合格できる水準まで学習しておく必要があります。

長期休暇や有給を利用して、養護教諭1種免許状に切り替えるのも一つの方法です。時間に余裕がある方は、教員採用試験突破を目標にして、長期的に学習に取り組んでみましょう。

ただし「少しでも早く養護教諭になりたい」「年収アップしたい」と感じる方は、試験よりも転職サイトを使った就活を優先することをおすすめします。

看護師資格のみでの転職も可能

養護教諭への転職は、看護師資格のみでもできる場合があります。養護教諭は仕事内容においても、医療の知識が必要とされるからです。

特に、救急処置への対応は、一定の経験を踏んだ状態で取り組むのが理想とされています。病院勤務をしていた看護師なら、日常的に経験できている点で、選考時に評価される可能性があるのです。

特に、私立学校のなかには、スキルや経験を重視して人材を採用している学校もあります。「教員採用試験を突破できるか不安」「時間がなくて、養護教諭の免許取得が厳しい」という方は、私立学校への転職を検討しましょう。

看護師から養護教諭への転職におすすめのサイト3つ

看護師から養護教諭|転職におすすめのサイト

続いて、看護師から養護教諭への転職に利用したいサイトを3つ紹介します。どのサイトも無料で利用できるため、気軽に転職活動を始めてみましょう。

数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

転職サイト選定基準

  1. 求人数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
  2. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。

転職サイト求人数|総合満足度
1位
看護roo!
55,907件|◎4.3
利用者満足度96.3%、看護師さんからの人気No1の転職サイト。細かい条件で求人が探しやすく、面接対策&サポートも手厚い。
2位
レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
135,763件|○3.8
総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる
3位
マイナビ看護師
60,875件|◎4.1
求職者のペースに合わせたサポートが強み。全国22箇所に相談会場があり、地方在住者も来社相談しやすい

※求人数2022年8月更新

この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

1位.看護roo! | 看護師さん利用者満足度No.1

看護roo

看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。

登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。

看護roo!の特徴

  • 利用者満足度96.3%
  • 公開求人55,907件+非公開求人も多数
  • 面接同行や選考対策など手厚いサポート

さらに、細かい条件を組み合わせて仕事探しができるため、希望にぴったりの求人を見つけやすくなるでしょう。

看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。

信頼と実績も十分で、面接時に希望者には専任の女性スタッフが同行してくれるなど、きめ細かいサポートが魅力といえます

こんな看護師さんにおすすめ

  • みんなが使っていて、実績豊富な人気のサイトを利用したい
  • 給与や条件、人間関係などが良い職場情報を知りたい
  • はじめての転職で不安なのでプロに相談したい

看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。

2位.レバウェル看護(旧 看護のお仕事) | 求人多数で選択肢の幅が広い!

レバウェル看護

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており現場のリアルな情報を提供しています。

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴

  • 累計利用者数40万人以上
  • 友だちに勧めたい転職サイトランキングNo.1
  • 総求人数は135,763件と転職サイトトップレベル

「人間関係や施設の雰囲気はどうか」「子育て中の看護師が働きやすい環境か」などの情報を踏まえて、最適な提案をしてもらえるのもポイントです。

また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます

こんな看護師さんにおすすめ

  • できるだけたくさん求人が見たい
  • 職場の雰囲気や内部情報を知りたい
  • 気軽に求人探しがしたい

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の詳細は、下記の記事も参考にしてみてください。

3位.マイナビ看護師|ペースに合わせて転職できる

マイナビ看護師』は、大手人材企業マイナビが運営する定番の転職サイトです。
数週間で内定を目指す「スピード転職」や、数ヶ月に渡ってゆっくりと職場を探す「じっくり転職」など、求職者の都合に合わせたスピード感でのサポートをしてくれます。

マイナビ看護師の特徴

  • 看護師認知度5年連続No1の定番転職サイト
  • 求人数は6万件以上
  • 大手マイナビならではの情報ネットワークも強み

加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。

こんな看護師さんにおすすめ

  • なるべく早く次の仕事を見つけたい
  • 数ヶ月かけて余裕を持って転職活動したい

なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

看護師から養護教諭への転職についてよくある質問

看護師から養護教諭へ転職するための質問

最後に、看護師から養護教諭に転職するうえでよくある質問に回答します。

看護師としてゆるく働ける職種は何ですか?

看護師のスキルや実績を活かしてゆるく働くなら、以下の職種がおすすめです。

看護師としてゆるく働ける職種

  • 保育園
  • 訪問看看護
  • 検診センター
  • コールセンター
  • 介護・福祉施設

病院以外の施設なら、夜勤や休日出勤を控えて、ゆるく働けるでしょう。

しかし、看護師ではない職員と連携したり、医療器具を使用しなかったりと、仕事内容に慣れるまで時間がかかる可能性があります。

ご自身の適性性格強みなどを考慮して、慎重に転職先を選びましょう。

養護教諭として大学で働くのも可能ですか?

養護教諭の設置が絶対でない専門学校や、公立ではない大学の保健室で働いているのは、学校保健師です。養護教諭の免許がない方でも、保健師免許があれば就業できます。

また、学校保健師の代わりに「学校看護師」を設置している学校もあるようです。学校看護師は、看護師免許のみで就業できます。

養護教諭と保健師ではどちらがおすすめですか?

給料面では、養護教諭よりも保健師のほうが高い傾向があります。

養護教諭は看護師と比べて全体の人数が少なく、学校以外の施設での採用がありません。看護師のように施設による収入の格差が少ないのも、平均年収が高水準となる理由です。

また保健師は看護師資格に加えて、保健師の資格が必要であり、養護教諭より働く場所が多岐にわたります。

しかし、保健師は看護師と同じく夜勤が発生する可能性があります。職場によっては夜勤手当が支給されるので、年収が高くなるでしょう。

スキルアップや収入アップを目指すなら保健師、生活リズムや確実な昇給を優先するなら養護教諭に転職するのがおすすめです。

さいごに

養護教諭に転職しよう

本記事では、養護教諭の給料事情や転職方法、おすすめの転職サイトについて紹介しました。

養護教諭の平均給与は、病院勤務の看護師よりも手取りが下がってしまいます。

しかし、医療の現場で働くのに疲れた方や、プライベートを重視して働きたい方確実なステップアップを目指す方にはおすすめの職種です。

転職を視野に入れている場合は、本記事を参考にして、養護教諭を検討してみてはいかがでしょうか。

もし、ご自身で決断できない場合は、転職サイトの無料相談を活用してみてください。あなたの暮らしが、より良いものになるよう願っています。

大卒看護師の年収は低い?気になる給与事情と看護師のメリットデメリット

大卒看護師のメリットとは?給料アップの転職について解説

 

大卒で看護師を目指すとき

  • 「大卒看護師の年収ってどのくらいなんだろう?」
  • 「大卒で看護師を目指して後悔しないか不安」

と悩みますよね。

看護師の給料事情を詳しく知らない状態であると、のちに転職を視野に入れ始めるのではないかと考えると、就職に踏み込めないでしょう

本記事では、大卒看護師が増加している背景に触れつつ、年収や給料事情について詳しく解説していきます。

最後まで読めば、大卒看護師のお金事情について理解し、給料アップに向けて最適な選択をできるようになります。ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読むとわかること

  • 大卒看護師の給与事情
  • 大卒で看護師になるメリット・デメリット
  • 大卒看護師が働くうえで大事なこと
  • 大卒看護師が給与アップする方法
  • 大卒看護師におすすめの転職サイト

続きを読む

名古屋の就活エージェントおすすめTOP5|名古屋開催の就活イベントから逆求人型アプリまで紹介

就活エージェント 名古屋

名古屋に住んでいる就活生の中には、

  • 名古屋で評判の良い就活エージェントはどれだろう
  • 名古屋で優良企業を探すためにはどうしたらいいだろう

と迷っている方も多いでしょう。
名古屋で転職活動するなら、『名古屋に拠点』があるエージェントを必ず選ぶようにしましょう。

拠点がないと、名古屋の就活事情に対する知識が浅い可能性があり、欲しい情報が手に入らない可能性があるためです。

そこでこのページでは、元就活エージェントの私が『名古屋で評判の良いおすすめの就活エージェント』を紹介します。

続きを読む

看護師転職におすすめの相談先6選!気軽に仕事の悩みを話せる場所を紹介

「看護師の転職を相談できるサービスはある?」

「転職の不安や悩みを気軽に相談したい!」

今の職場の人間関係や仕事内容にストレスを感じていて、他の職場や異業種に転職したいと考えている方もいるでしょう。

しかし転職に慣れていないと、何から始めたらいいのか、どうすれば失敗しないのかがわからず不安になりますよね。

そんなときは、転職のプロに気軽に相談できる相談窓口の利用がおすすめです。転職希望者を長年サポートしている相談窓口であれば、看護師の転職に関する不安や悩みを解消し、自分に合った求人を紹介してくれます。

看護師におすすめ!転職の相談先特徴・メリット
転職サイトの担当者
(一番おすすめ!!)
転職支援歴のあるプロに相談でき、必要であればすぐにでも転職活動を始められる
転職サイトが開催する相談会転職のプロから直接話を聞ける
公的機関の相談窓口公的機関なので信頼できるうえ、強く転職を勧められにくい
有料相談サービスのカウンセリング相談員から適切なアドバイスがもらえる
身近な相談相手をつくるまずは話を聞いてもらうだけで解決することもある

ただし、看護師におすすめの転職の相談窓口には、それぞれのサービス内容や特徴が異なるので、自分の状況や目的に合ったものを正しく選択する必要があるでしょう。

そこで本記事では、看護師におすすめしたい相談窓口を厳選し、それぞれのサービス内容や利用するメリットなどを詳しく紹介します。転職の相談窓口には、無料で気軽に参加できるものから、転職のプロに直接相談しながら転職活動をおこなえるものまでさまざまなので、一つひとつ詳しく解説します。

この記事を読むとわかること

  • 看護師におすすめの転職サイト・相談窓口
  • 看護師転職サイトに相談する3つのメリット
  • 看護師の転職に関するよくある悩み・相談

看護師の悩みや不安を熟知した転職のプロに相談することで、自分の希望に合った求人やお仕事をスムーズに見つけられるでしょう。

注:看護師におすすめの転職サイトについてより詳しく知りたい方は、「看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング」でご紹介しています。
看護師723名が選んだ人気の転職サイト

編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。

左右にスクロールできます。

おすすめ転職サイト口コミ満足度公開求人数おすすめポイント
1位:看護roo!
(看護ルー)

4.3点

約5.9万件
  • 利用者満足度No. 1(編集部調べ)
  • 面接対策・サポートも手厚い定番の転職サイト

2位:マイナビ看護師

4.2点

約4.6万件
  • 全国に拠点があり地方にも強い
  • 初めての転職から企業転職まで抜群の支援
レバウェル看護(旧・看護のお仕事) ロゴ3位:レバウェル看護
(旧・看護のお仕事)

4.0点

約14.1万件
  • 圧倒的公開求人数を誇る大手サイト
  • 取材に基づくリアルな施設情報を教えてくれる

〔求人数〕2023年1月5日時点

相談先1.看護師転職サイト|完全無料でキャリアアドバイザーに相談しながら転職できる

相談先1.看護師転職サイト

看護師の転職を考えている方は、まずは看護師転職サイトのキャリアアドバイザーに相談することをおすすめします。

完全無料で使えるサービスで、登録するとキャリアアドバイザーと呼ばれる転職のプロが担当者になり、相談しながら転職活動を進められます。

「転職サイト=転職すると決めた人が使うもの」と認識している方も多いですが、実はそうではありません。

「まだ転職するか迷っている」「とりあえず話を聞いてもらって、転職すべきかアドバイスしてもらいたい」という方でも利用可能です。

実際に大手看護師転職サイト『レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』の公式サイトでは、以下のような表記がありました。

Q.転職する予定はまだないのですが、情報収集のために申し込んでも大丈夫ですか?

A.もちろん大丈夫です。転職時期が決まっていない、転職するかどうかもまだ迷っているという方でもお気軽にご登録ください。

キャリアアドバイザーは親身に相談に乗ってくれ、必要に応じてあなたにぴったりの求人を紹介してくれます。

看護師転職サイトを実際に利用した人の評判・口コミ

実際、当サイトが行った調査でも、相談して良かったという声が散見されました。

口コミ・評判

匿名 さん(20代・正社員)
評価:★★★★★5(マイナビ看護師に相談)
最初から最後まで1人の担当者がついてくれます。遠くへ行かなくても担当者が近くのオフィスやカフェまで来て面談してくれる親切さも嬉しかったです。初めての転職で何も分からなかった私に、細かい所まで要望を取り入れて病院を紹介してくださいました。決して押し付ける感じではなく、相談に乗って導いてくれている感じが良かったです。

口コミ・評判

匿名 さん(30代・正社員)
評価:★★★★★5(看護roo!に相談)
私の想いに寄り添って下さり、すごく悩んでいたのですが、たくさん相談にも乗って下さって、お友だち程フランクではないけど、よそよそしい感じもなく、気軽になんでも相談できる環境を作って下さったのでよかったです。コロナウイルスの関係で出ている求人情報が限られている中で、私の性格や雰囲気を見て、適切なアドバイスと求人を探して下さいました。

口コミ・評判

匿名 さん(30代・正社員)
評価:★★★★☆4(看護roo!に相談)
仕事のことだけではなくライフスタイルの面からも仕事探しをサポートしてくれて、悩み相談にも親身に乗ってくれてありがたかった。特にお金のことや仕事のことは周りの人には相談しにくく、職場の人に相談すると引き止められやすかったので第三者の視点から見てもらえるのがとても嬉しかった。
必ずしも転職を推奨するのではないスタイルもありがたく、なんとなく良いところが見つかったら良いなと思う程度の自分でもこころよく求人を探してくれて嬉しかった。

このように転職サイトはノウハウを熟知しており、転職のプロとして今の悩みにフィットしたアドバイスをしてくれるため、悩んでいる今のあなたにぴったりの相談先です。

転職相談したい看護師におすすめの転職サイト3選

当サイトが看護師723人に行った調査から、特に相談先として好評だったサービスを厳選しました。ぜひ相談先選びの参考にしてください。

看護roo!|利用者数No.1で看護師から最も選ばれている転職サイト

看護roo

看護roo!』は、転職経験のある看護師さんから最も選ばれている、人気No1の看護師転職サイトです。

登録者のみが閲覧・応募できる非公開求人も多数保有しています。

看護roo!の特徴

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看護roo!』は、30年以上に渡る転職支援実績のある株式会社クイック(東証一部上場企業)が運営するサービスです。

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こんな看護師さんにおすすめ

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レバウェル看護(旧 看護のお仕事)|求人数13万件以上で選択肢の幅が広い!

レバウェル看護

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)』は、求人数がトップレベルの転職サイトです。キャリアアドバイザーが、病院や施設を訪問して直接取材を行っており現場のリアルな情報を提供しています。

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)の特徴

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また、LINEで「新着求人情報が届く」「担当のキャリアアドバイザーに相談できる」など、気軽に転職活動ができる点も魅力的といえます

こんな看護師さんにおすすめ

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マイナビ看護師|大手企業が運営しており自分のペースで転職できる

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加えて、面接の日程調整なども、キャリアアドバイザーが代行してくれるサービスも提供しています。自分のペースで転職活動を進めるのに最適な転職サイトといえるでしょう。

こんな看護師さんにおすすめ

  • なるべく早く次の仕事を見つけたい
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看護師におすすめの転職サイトについてより詳しく知りたい方は『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』の記事をご覧ください。

相談先2.転職相談会|転職するか決まってない人でもキャリアに関する情報収集ができる

相談先2.転職相談会

転職サイトの中には、無料相談会を随時開催しているサイトもあります。転職するとまだ決まっていない方でも気軽に相談できます。

転職相談会に参加して、キャリアに関する情報収集を行うのもおすすめです。大手サイトでは以下の3社が定期的に相談会を開催しているようです。

それぞれ詳しく紹介していくので、興味のある方は参加してみてください。

マイナビ看護師(相談会)|参加無料で自分の状況に合った相談会を選べる

マイナビ看護師相談会

出典:マイナビ看護師

マイナビ看護師』 では転職を考える看護師のための相談会を多く行っています。

以下のように様々な相談会が開かれているため、自分の目的に合うものに参加してみましょう。

  • 看護師さんのためのWEB相談会
  • 看護師のための休日転職相談会
  • 年収アップ転職相談会
  • はじめて転職相談会
  • 情報収集から始める個別相談会
  • 男性看護師のための転職相談会
  • Uターン・Iターン転職相談会

キャリアに関する相談もでき、参加は全て無料なので、転職すべきか迷っている方にもおすすめです。

ナースパワー|地域別に全国各地で開催!個別相談できる

ナースパワー相談会

出典:ナースパワー

ナースパワー』では、看護師のための出張登録相談会を開催しています。

専門のコーディネーターが一人ひとりに合った仕事探しのサポートをしてくれます。

地域別に全国各地で開催されており、個別対応をしてもらうことができるため、直接会ってゆっくり話したい方におすすめです。

無料で相談できるため、気軽に参加してみてください。

APOPLUS|転職だけでなく現職での困りごとも気軽に相談できる

 

APOLPLUS』では、保健師・看護師の方を対象に専門のキャリアコーディネーターが様々な疑問・質問に答える個別相談会を実施しています。

転職の相談はもちろん、今後のキャリアについての相談や現職場での困りごとなど、様々な悩みを相談できます。

「保健師・看護師専門コンサルタントによる個別相談会」や「産業保健師について学べるセミナー」などが開催されているので、ぜひ参加してみてください。

相談先3.公的機関の相談窓口|履歴書や面接などの就職に関する悩みを相談できる

相談先3.公的機関の相談窓口

転職について相談したい場合は、「eナースセンター」「ハローワーク」など公的機関に相談することもできます。

それぞれ紹介します。

eナースセンター|47都道府県にあり、地方在住でも利用しやすい

看護系職種の職業紹介サイト『eナースセンター』では、転職の相談をすることができます。

47都道府県にあるため、地方に住んでいて転職サイトを利用しづらいという方には大きな助けとなるでしょう。

公益社団法人である日本看護協会が運営しているサイトのため、信頼の高さも魅力的です。

転職サイトのような専任の担当者がつくことはありませんが、「営業の連絡がこないので、マイペースに転職活動を進められる」という点はメリットとなり得るでしょう。

eナースセンター公式サイト:
https://www.nurse-center.net/nccs/

補足:日本看護協会が運営するその他のサービス

eナースセンターで転職の相談をしつつ、以下のサイトを利用して情報収集をしてみましょう。

ハローワーク|転職にコストをかけたくない人や地方の求人を探している人におすすめ

ハローワークの相談窓口では、キャリアカウンセリングを受けることができます。

自分に向いている仕事が分からない場合や、履歴書や面接に不安がある場合など、就職に関する相談ができます。

ハローワークは地方の求人を多く扱っているため、地方の求人がなかなか見つからない時に活用してみるとよいでしょう。

ハローワークの悪質な求人に注意

ハローワークでは企業が無料で求人を掲載することができます。そのため採用にあまりコストをかけられない、もしくはかけたくない事業所の求人も混在しています。したがって、ハローワークはあくまで補助的な役割として活用することをおすすめします。

相談先4.有料相談サービス|優良だからこそのサポートの手厚さが魅力

相談先4.有料相談サービス

有料相談サービスというのも一つの手です。

お金がかかるため気軽に相談できないかもしれませんが、無理に転職先を紹介されることがなく、勤務時の悩みなども聞いてもらうことができるでしょう。

看護職キャリアサポート|キャリアカウンセラーが悩み・不安に寄り添い解決策を提供

看護職キャリアサポート』は、看護師が長く働き続けるための支援サービスを提供しています。

看護師としての臨床と基礎教育経験があり、キャリアカウンセリングの技術をもつカウンセラーが看護師一人ひとりの悩みに寄り添い解決策を一緒に考えてくれます。

カウンセリングサービスの利用料金は以下の通りです。

  • 対面(1時間):10,000円
  • 電話(1時間):10,000円
  • メール(3往復):5,000円

看護職キャリアサポート公式サイト:
https://www.nurse-cs.com/

相談先5.看護学校の同級生や転職経験のある知人|自分の性格を理解しているため的確なアドバイスがもらえる

相談先5.看護学校の同級生や転職経験のある知人

看護学校の同級生や転職経験のある知人に相談してみることもおすすめです。

身近な人に相談することには以下のようなメリットがあります。

  • 自分の性格やライフスタイルをよく理解してくれている
  • 企業側の事情がないためアドバイスを信頼できる
  • おすすめの転職サイトを教えてもらえる
  • 口コミで転職先を紹介してもらえる可能性がある

転職サイトや相談窓口などを利用する場合も、自分に入ってくる情報が偏らないように信頼のおける人の意見を聞いてみましょう。

相談先6.職場の同僚や先輩|話を聞いてもらうだけで考えがクリアに

相談先6.職場の同僚や先輩

職場の同僚や先輩に相談してみるのも良いでしょう。話を聞いてもらうだけで考えがクリアになることもあります。

ただし、職場の人に転職をしようか悩んでいることを知られてしまうと、引き止められたり、いなくなることが前提の付き合いとなって人間関係がぎくしゃくしたりする可能性があります。

本当に自分のことを思ってアドバイスをしてくれる人かどうか、見極めることが欠かせません。

そのため、転職をしようと考えている方は以下のポイントをおさえて円満に退職できるように注意しましょう。

  • 転職を決める時まで職場には一切言わない
  • 最初は信頼できる上司と2人になったタイミングで伝える

【必見】看護師転職サイトに相談するメリット3つ

看護師転職サイトに相談する3つのメリット

ここまで6つの相談先を紹介してきましたが、そのなかでも1番おすすめなのは看護師転職サイトです。

それでは一つずつ解説していきます。

キャリアアドバイザーに自分に合う希望の求人を紹介してもらえる

看護師転職サイトを利用すれば、キャリアアドバイザーがあなたにあった求人を紹介してくれます。

実際にサイトを利用した際は、初回のヒアリングで興味のある職場や希望する条件を、すべてキャリアアドバイザーに伝えてみてください。あなたにマッチする求人を厳選して紹介してもらえるはずです。

転職サイト利用者の声をみてみると、希望通りの求人を紹介してもらえたとの声がありました。

口コミ・評判

Nさん・30代後半

もともと希望の条件が高かったのか、ネットで見たりハローワークを使っても希望の転職先が見つかりませんでした。
そんな中で、転職サイトを使うと条件のいい求人をどんどん紹介してくれました。
給料を上げたいと思ったのが転職のきっかけでしたが、月収は4万円上がり、通勤時間も短くなりました。

膨大にある求人情報のなかから、自分の希望にあう転職先をみつけだすのはたいへんな作業です。効率的に求人を探すためにも、看護師転職サイトを積極的に活用するとよいでしょう。

求人票だけではわからない職場の内部情報を教えてもらえる

職場の内部事情が知れるのも、転職サイトの利用者特権といえるでしょう。

キャリアアドバイザーは病院の人事や採用担当者と接点があったり、直接取材をしたりしているケースが多いため、職場のリアルな情報を握っている方ばかりです。

そういった方たちのサポートを受ければ、求人票だけでは読み取れない内部情報を詳しく教えてもらえるでしょう。

〈教えてもらえる職場の内部事情例〉

  • 患者の様子
  • 医師の性格
  • 職場の雰囲気
  • 上層部の人柄
  • 転職先の人間関係

以下は、転職サイトを利用した方の実際の声です。

口コミ・評判

匿名さん・30代前半

転職サイトには掲載されていないが、個人的にリサーチし気になっている求人を伝えたら、コンタクトをとってくれた。
また、転職サイト目線で良い求人か、あまりオススメできない求人か教えてくれた。職場のホームページには掲載されていない、情報(職場の雰囲気、評判)を教えてくれた。

「思っていたのと違った…」という転職後のミスマッチを防ぐためには、しっかりとした情報収集が欠かせません。看護師転職サイトを上手に活用し、職場の内部情報を把握したうえで転職先を選びましょう。

応募書類の書き方や面接のアドバイスをもらえ、採用率を高められる

転職サイトのサービスには、応募書類の添削や面接対策も含まれています。

採用の合否を分けるのは、書類や面接の内容にかかっていると言っても過言ではありません。そのため対策は一人でおこなわず、転職のプロからのサポートを受けたほうがよいでしょう。これまでの支援実績・データをもとに適切なアドバイスをもらえるため、採用確率を高められます。

以下は、転職サイトの手厚いサポートに満足された利用者の声です。

口コミ・評判

匿名さん・40代前半

担当者のサポートは、細かく、履歴書や職務経歴書の添削、面接で聞かれるであろう質問、回答方法、前職を辞めるに至った経緯など、私の話を聞いてまとめてくれました。おかげですぐに内定をいただけました。

転職サイトによっては本番さながらの模擬面接をしてくれる会社も多いです。改善すべき点や伝え方のコツを直接フィードバックしてもらえるのは、面接経験の少ない人にとって大きなメリットといえるでしょう。

なお、キャリアアドバイザーのアドバイスを最大限活かすためには、最低限の知識を身につけるのも大切な作業です。以下の記事では応募書類の書き方や面接対策の基礎知識が学べるので、ぜひ参考にしてみてください。

看護師の転職に関するよくある悩み相談と回答

看護師の転職に関するよくある悩み相談

ここからは看護師の転職に関する悩みに答えていきます。

それぞれお話していきます。

転職相談の適切なタイミングはいつですか?

転職を考えはじめたタイミングで相談するとよいでしょう。

早い段階で専門機関の方からのアドバイスを受けると、効果的な転職方法やスキル・経験に適した転職先を教えてもらえるため、時間と労力をムダにせずに転職活動を進められます。

先述しましたが、相談先としてもっともおすすめなのは転職サイトです。転職サイトを利用すれば志願先への推薦や書類選考・面接対策などのサービスが受けられるため、転職の成功率を高められるでしょう。

転職サイトの具体的なサポート内容は以下の記事にまとめているので、ぜひ合わせて読んでみてください。

看護師が転職しやすい時期はありますか?

看護師が転職をするのに最適な時期は、12月~3月です。この期間は年間を通して看護師求人が最も多い時期であり、看護師の採用ニーズも高まるからです。

反対に4月~6月は求人数が少なく、仕事を探す看護師が多いため避けたほうが良いでしょう。

最適な転職時期については、『看護師転職の時期は「3か月前から始める」のがベストな理由|転職活動はいつから始めるべきかのタイミングを図解』で紹介しています。

看護師は何年働いてから転職するのがベストですか?

看護師の転職にベストなタイミングは、入職後5年目以降です。

入職して5年以上たつと実務経験が評価されやすくキャリアアップしやすいため、長期的に転職を考えている方は一つの目安にすると良いでしょう。

詳しくは『看護師5年目は転職のチャンス?失敗しないコツと注意点を徹底解説』の記事を参考にしてください。

病院以外で看護師資格を活かせる職種はありますか?

看護師は病院以外でも活躍の場が多くあります。

  • 一般のクリニック
  • 健診センター(労働衛生機関)
  • 保育園
  • 大学の保健室
  • 訪問看護ステーション

また、企業に転職したい場合は以下のような選択肢があります。

  • 産業看護師
  • 治験コーディネーター(CRC)
  • 臨床開発モニター(CRA)
  • 品質管理者(QC)
  • クリニカルコーディネーター

上記のような職種については『病院以外に転職したい看護師に人気の職場一覧【夜勤なし&高収入も可】』で詳しく解説しています。

看護師がつらくてもう辞めたい…どうしたらいいですか?

看護師は体力面と精神面共に負担が大きい仕事であるため、「頑張ろうとは思っているけど、もう限界寸前」と疲弊してしまうことがあります。

実際に以下のような理由から、看護師を辞めようと考える方は多いです。

  • 女性同士特有の人間関係の悪さ
  • 労働環境(残業・夜勤)が合っていない
  • ミスや失敗を繰り返してしまう
  • 患者さんから心無い言葉を浴びせられる

まず前提として、精神面の健康を大切にし、限界の状態で無理をし続けるのはやめましょう。

特に、以下のようなケースではなるべく早く今の職場を辞めた方が良いかもしれません。

  • 体調やメンタルに異変が生じている
  • 職場環境が客観的に見て著しく悪い
  • パワハラが横行している

ただ辞めたい理由によっては、勢いのままに転職しない方が良いこともあります。

きちんと辞めたいと思う理由を整理することで、次のステップを前向きに踏み出すことができるため、一人で悩まずに身近な人に相談してみましょう。

看護師100人に聞いた「辞めたい」理由ランキング!しんどい・辛い毎日から抜け出すための全知識』では、看護師100人を対象にしたアンケートをもとに、よくあるお悩みやその解決について解説しています。

転職回数が多いのはマイナス評価につながりますか?

転職回数が多いと「何か問題があるのでは?」と思われ、採用担当者の目が厳しくなりやすいです。しかし必ずしもマイナス評価につながるわけではありません。

以下のような実績や理由、想いなどがあれば、良い印象に変えられる可能性があるからです。

  • 共感を得られる転職理由がある
  • 3〜5年の長期勤務の経歴がある
  • 転職先の業務について専門的な知識がある
  • 今後のキャリアビジョンが明確である

例えば、今後のキャリアビジョンが明確な場合「新たなチャレンジに向かって前向きに取り組める人」という印象を採用担当者に与えられます。

最新のスキルや知識を常に習得する必要がある医療現場において、積極的に行動できる人は重宝される存在です。転職回数が多くても、それを払拭する印象を与えられるでしょう。

以下の記事では、転職回数が多いときの面接対策について詳しく解説しています。採用通過率をあげたい人は、ぜひあわせて読んでみてください。

看護師の転職はプロに相談しよう!自分に合った希望の仕事が見つかる

看護師転職におすすめの相談先まとめ

看護師の転職を相談できるサービスについて紹介してきましたが、いかがでしたか?

「転職をすべきかどうか」「転職先をどのように選べば良いか」など、転職では考えなければならないことが多くあります。

1人で悩まず、信頼できる人に相談してより良いキャリアを築いていきましょう。

あなたが充実したキャリアを歩んでいけることを願っています。

就活エージェントに複数登録すべき理由と4つの注意点

就活エージェント 複数

就活エージェントの利用を考えつつも、

複数登録した方が良いの?
何社くらい掛け持ちすべき?

と悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、就活エージェントは2~3社同時に複数利用することをおすすめします。

ただ、エージェントを複数利用すると「連絡の手間などが増えてしまい、逆に就活に悪影響を及ぼすのでは…?」と不安に感じる人も多いでしょう。

そこでこの記事では、元就活エージェントである私が、就活エージェントを複数登録するメリットと注意点について下記の流れで説明します。

続きを読む

22卒就活生で内定がない私はやばい?|内定を獲得できない人の特徴を徹底解説

22卒 就活 やばい

「22卒就活生で、内定がゼロなのはやばい?」

と焦ってはいませんか?

事実、4月時点で全体の4割近くの就活生が内定を持っており、現時点で内定を獲得していない就活生は出遅れていると言えます。

ただ、現時点で内定が獲得できていないからといって、絶望する必要はなく、しかるべき対策を行えば、内定を獲得できる可能性は十分にあります。

そこで今回は「内定がない自分ってやばいの?」と焦っている22卒就活生向けに、従業員数10万人超の日系大手の新卒採用を担当する私が、22卒就活生の現状と内定がない人の特徴・対策方法まで徹底解説します。

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看護師が転職後すぐに辞めるリスクを紹介!早期退職したいときの対処法も解説

「転職したばかりだけどもう辞めたい…」「転職して1か月で辞めるのはアリ?」と悩んでいませんか。

結論から言うと、転職後にすぐ辞めることは十分できます。むしろ、明らかに合わない職場なら、見切りをつけるのは早い方が良いこともあります。

1年後・3年後もその職場に居続けられるかを想像してみて、「絶対に無理そう」と思うのであれば、すぐ辞めるというのも悪い選択ではありません。

しかし、入職直後というのは、まだその職場の表面的な部分しか見えていないことも多いはずです。そのため、最低でも3か月は働いてみた上での判断を推奨します。

この記事では、転職のプロとして数多くのキャリアチェンジを支援してきた私が、早期離職のリスクを紹介しながら、すぐ辞めるべきかの判断軸を解説していきます。

すべて読めば、転職後の早期離職のリスクと、いま取るべき行動が分かります。

この記事を読むとわかること

  • 看護師が転職後にすぐ辞めたいと思う理由
  • 看護師が転職後すぐに辞めるリスク
  • 看護師が転職後すぐに辞めたいと思ったときの対処法
  • 看護師が転職後すぐに辞めてもいいケース
  • 看護師が転職後すぐに辞めたいときにおすすめの転職サイト

看護師が転職後にすぐ辞めたいと思う3つの理由

看護師が転職後にすぐ辞めたいと思う理由

転職後すぐ辞めた看護師さんが、どのような理由・原因で退職したのか、実際の体験談を紹介します。

看護師さんの実際の意見をまじえながら、詳しく解説します。

人間関係や雰囲気が悪い職場だった

人間関係の悪さは、転職直後に辞めたいと思うに至る理由の一つです。

人間関係を事前に把握することは容易ではありません。面接時に職場を見た限りでは働きやすそうだったが、実際に入職してみると全然違ったというのはよくあるパターンです。

口コミ・評判

匿名
転職したばかりでしたが、すぐに辞めました。一番しんどかったのは人間関係です。新人ということもあり、同じ失敗を何度かしてしまい先輩に「何度同じことを言わせるんだ」と怒られる日々でした。他のスタッフも私が失敗するのを「またこんな失敗したらしい」と裏で笑い話にしていたようです。失敗が続き、味方もおらず疲弊していたこともあり、すべての人間関係が嫌になり退職してしまいました。

人間関係の問題は、どのような形態の病院・施設でも起こりやすいものです。

  • 大規模な病院
    …派閥がある、忙しすぎてギスギスしている、ハラスメント
  • 小規模な病院・クリニック
    …苦手な人と毎日顔を合わせる、閉鎖環境ゆえの陰口、陰湿ないじめなど

こういった職場環境を事前に知るのは、現実的に不可能と言えるでしょう。

事前に聞いていた労働条件と違った

事前に聞いていた勤務条件や待遇が、実際と異なっているという理由も珍しくないようです。

口コミ・評判

匿名
めったに退職者がおられず、なかなか募集枠が空かないということでした。また、長年勤続される人が殆どで、それだけとても働きやすい環境であるとのことでしたが、入職してみると、十数人単位で次々とスタッフが辞めていく、入れ替わりの激しい職場で大変でした。ワークライフバランスが取りやすいと聞いていましたが、実態としては毎日残業だらけ、休憩返上とかなりブラックなクリニックでした。

せっかく転職しても、前職より条件が悪くなってしまったら辞めたいと思うのは当然ですよね。

「面接時に気になることを聞けなかった」など遠慮してしまったことが原因であることもありますが、中には施設側が虚偽の内容を伝えていた・転職サイトの担当者が情報を勘違いしていたなど、回避するのが難しいケースも少なくありません。

なお、ハローワーク経由での転職では求人情報と職場の実態が違うという事態に陥りやすいので注意が必要です。実際にハローワークでは求人票の内容と労働条件が異なるという報告が頻繁に寄せられており、更にその報告件数は医療・福祉業界が最多です。

こういった背景から、ハローワークの利用は極力推奨できません。

仕事についていけなかった

転職先の仕事についていけなかったという理由で、退職を考えた方もいるようです。

口コミ・評判

匿名
退職を決めたのは、自分の知識や技術が伴わず、失敗があまりにも続いたからです。いつも先輩の目が気になり、簡単なことでも失敗してしまうようになり、悪循環に陥ってしまいました。精神的にも辛く看護師としての責任に耐えられずに辞めたいという気持ちになってしまいました。

キャリアが浅い人ほど、「自分のスキル以上のことを求められる」という悩みが多いようです。

またある程度キャリアを積んでいたとしても、これまでと全く違う環境に移ったら、右も左も分からないのは当然です。

事前に研修や説明がしっかり行われる仕組みが整っている施設であれば問題ありませんが、中には説明もそこそこに「仕事は現場で慣れるもの」という方針の施設もあります。

看護師が転職後すぐに辞める3つのリスク

看護師が転職後すぐに辞めるリスク
結論として、2週間前に退職の申告をすれば、転職して間もない場合でも会社を辞められます。

事実、民法627条1項には「雇用は解約申入の後2週間を経過したるに因りて終了する」と明記されています。

ただし、転職後の早期退職はこれから解説する3つのリスクを伴うため注意してください。

退職を決断する際は、それらのリスクを理解したうえで慎重におこないましょう。

短期間で辞めても職歴は履歴書に書く必要がある

転職後にすぐ辞めたとしても、その期間は職歴となるので、次に転職活動する際はその間もしっかりと履歴書に書く必要があります。

「書かなければバレないのでは?」と思ってしまいがちですが、極力おすすめできません。

正規雇用なら社会保険に加入しているはずです。社会保険は加入履歴が残るため、保険や年金に関する書類を提出した際などに、バレる可能性があります。(※パートでも、シフトによっては社会保険加入が必須なこともある)

社会保険手続き前のかなり早いタイミング(2週間未満)で離職した場合は、記録に残らないこともありますが、それでもやはりおすすめしません。もし仮に隠していたことが発覚すると、採用取り消しになる可能性もあるからです。

転職の面接では辞めた理由を詳しく聞かれる

看護師の面接では「前職を辞めた理由」を必ず聞かれます。

看護師の採用・教育には非常にお金がかかるため、病院の採用担当者は、候補者のスキルだけでなく「この人はすぐに辞めたりしないだろうか」という点もじっくり見極めています。

もしすぐ辞めた理由が「職の労働条件が事前に聞いていたものとあまりにも違った」など、面接官が「それなら仕方ない」と思うようなものであれば懸念はありません。

しかし「人間関係が悪い」などどの職場でも起こりうる原因であれば、採用しても同じ理由で辞めてしまうのではないかと思われてしまいます。

辞め癖がつきやすくなる

短期間で複数の職場を転々とするのは避けたほうがよいでしょう。早期退職を繰り返すと辞め癖がつきやすくなる可能性があるからです。

転職後にすぐに辞めてしまう癖がつくと、ちょっと仕事で嫌なことがあると転職の道を選択するようになり、看護師としての成長やキャリア形成に悪影響を及ぼしてしまいます。

不満を感じたらすぐに転職を検討するのではなく「改善策はないか?」「上司に相談して改善してもらえないか?」など、問題と向き合う努力をしてみましょう。

看護師が転職後すぐに辞めたいと思ったときの対処法5つ

看護師が転職後すぐに辞めたいと思ったときの5つの対処法
この章では、転職後すぐに辞めたいと思ったときの対処法を紹介します。せっかく入職した職場をすぐ辞めないためにも、以下の内容をまず試してみてください。

それではご紹介します。

期限を決めて働く

まずは「3か月だけ続けてみる」と期限を決めて、その日までは働いてみるという心持ちで仕事に行ってみてください。

そもそも人間は誰であれ、新しい環境に適応することを苦手としています。慣れない業務や人間関係に適応するためには膨大なエネルギーを消費し、時期によって「向いてない」「辞めてしまおうか」といった考えも頭に浮かんでくるものです。

実際に、これまでと異なる環境への適応過程を示した「異文化適応曲線(リスガードのU字曲線)」では、新しい環境に少し慣れた頃に、適応レベルがグッと下がる(=その環境自体がストレスとなる)ことが分かっています。

リスガードのU字曲線

入職後しばらくすると、適応レベルがグッと下がる(=新しい環境の悪い面が見えてきたり、疲れが蓄積したりしてストレス反応が起きる)

健康ポータルハピルス「新しい職場のストレスの正体をつかむ」より引用

■ハネムーン期
新しい環境への期待・刺激

■カルチャーショック
新しい環境の刺激がストレスに転じる

■適応・回復
時間が経つにつれて、その環境に慣れていく

このストレス反応(カルチャーショック期)は、入職直後というより、1~2か月経った頃にやってきます。いわゆる「5月病」もこのメカニズムによって生じるものです。

そのため、目安として最初の3か月目くらいまでに判断してしまうのは早計と言えるでしょう。

もし「毎朝出勤するのも苦痛」というレベルでない限りは、「3か月とりあえず続ける」と期限を決めて、それから辞めるかどうかを判断してみてください。

仕事に限らず、辛いと感じることでも終わりがあると思えば頑張れるという人はとても多いです。自分で決めた期間を頑張って乗り越えれば自信につながりますし、その間に多くの収穫があるでしょう。

決めた期間を頑張ってみても、どうしても辛くてこれ以上続けることが難しいと感じたなら、改めて退職を検討してみてください。もし迷うようであれば、無理して退職を決めるのではなく、再度期間を決めて頑張ってみる、ということも一つの手段です。

ストレスを溜め込まない癖づけをする

仕事が辛い中で職場を続けるためには、ストレスを溜め込まない癖づけが大切です。

新しい仕事を始めた直後は、仕事を覚えることに加え、職場環境や人間関係に慣れることも仕事の一つです。知らず知らずのうちに無理がたたってしまうと、辞めたいと感じやすくなってしまいます。

ストレスや疲れを溜めないためのコツ

  • 規則正しい生活を心がける
  • 家族や友人とコミュニケーションを取る
  • お風呂にしっかり浸かり、十分な睡眠をとる
  • 自分に合ったストレス解消法を見つける(運動・外出・旅行・映画鑑賞など)

また、入職直後はできないことが多くて当たり前です。早く仕事を覚えようという姿勢は大切ですが、できていないことに目を向けて自信を失っていては、本末転倒です。

仕事ができない、慣れないことにストレスを感じる人は「最初はできなくて当たり前」「8割できていれば良い」と捉え、心に余裕を持たせて働くことをおすすめします。

以下の記事では、ストレスとの付き合い方や対処法についてさらに詳しく解説しています。ストレスを解消したい…という人はぜひ合わせて読んでみてください。

同僚とコミュニケーションを取ってみる

せっかく入職した職場ですから、同僚とコミュニケーションを取ってみると良いでしょう。

一緒に働く人と積極的にコミュニケーションを取ることで、業務が円滑に進みやすくなり、仕事を教えてもらいやすく、孤独感を感じにくくなります。

何を話したら良いかわからないという方は、まず「今日は忙しいですね」くらいで構いません。話しかけるハードルが高いのであれば、自分から挨拶をするだけでも良いでしょう。

良好な関係を築きたいという意思を示す意味でも、積極的に自分から声をかけてみてください。

また、人間関係を円滑に構築するためにはいくつかコツがあります。心理学をもとにしたテクニックを以下にまとめましたので、参考にしてみてください。

円満な人間関係を築く心理学的テクニック

1.相手との共通点を見つける

人は共通点を持つ相手に親近感を覚えます(類似性の法則)。

相手の話に耳を傾けて、自分と共通する部分があれば、積極的に自己開示してみると良いでしょう。

2.周囲に自分から話しかける

人は好意を示してもらった相手に好意を持つと言われています(好意の返報性)。

良好な関係を築きたいという意思を示す意味でも、積極的に自分から話しかけてみると良いでしょう。

3.ポジティブな感情を表情に出す

自分は好意的に接しているつもりでも、表情に出ていなければうまく伝わらず、良好な関係が築けないケースもあります。

例えば「嬉しい」と言っているのに表情が曇っている場合、受け手は視覚情報=表情を重視して「嬉しくないのでは」と捉えてしまいます(メラビアンの法則)

4.人間関係はある程度のところで割り切る

必要以上に周囲と仲良くしようと考えず、「仕事上で必要不可欠なやり取りができればOK」くらい割り切って考えるのも大切です。「自分ではコントロールできないものに一喜一憂しない」という考え方で、アドラー心理学では課題の分離と言われています。

苦手な人が居たとしても、他人の行動は変えられません。無理になんとかしようとせず、自分のペースを乱されないようにある程度距離を取って、最低限のやり取りで仕事に集中してみましょう。

もっと詳しく知りたい方は『看護師の人間関係の悩みに効果抜群!心理学にもとづく6つの改善策』も参考にしてください。

悩みがあれば素直に上司に相談する

仕事を続けるなかで、悩みが生じているなら、上司に伝えてみても良いでしょう。自分が考えていることをきちんと伝えるのは、仕事を続けていくうえでとても重要です。

悩み相談の例

  • 業務が辛いと感じることについての相談
  • ◯◯の業務についてアドバイスが欲しい

このように、毎日の仕事の中で気になる点があれば、確認やアドバイスを求めてみることがおすすめです。

上司が忙しく、新人を気にかける事ができていないというケースもあります。そういう場合は、自分から動いてみることで改善することもありますよ。

異動をして働く環境を変える

転職後すぐに辞めたいと思ったときは、いきなり退職するのではなく、まずは異動を検討しましょう。

同じ職場内でも働く部署が変われば、今の職場での問題が解決される可能性が十分にあります。例えば良好な人間関係を再構築できたり、十分なサポートを受けながら仕事ができたりするなど…。また、異動であれば履歴書に早期退職の傷を残す心配がありません。

部署の変更を希望する場合、まずは直属の上司に相談するのが好ましいです。そうすれば、上司から人事に話が進んでいくでしょう。

看護師が転職後すぐに辞めてもいい3つのケース

看護師が転職後すぐに辞めてもいいケース
ここでは、看護師が転職後にすぐに辞めてもいいケースを紹介します。

それぞれ順番に見ていきましょう。

悪質な労働環境

悪質な労働環境で働いている場合は、積極的に転職を検討しましょう。過度な疲労やストレスにより心身の健康に悪影響をおよぼすおそれがあります。

具体的には以下の状況で働いているなら、職場の変更をしたほうがよいかもしれません。

  • 有給休暇がもらえない
  • 忙しすぎて十分な休憩がとれない
  • 人手不足で時間外労働を強いられる
  • 指導なしに高度な仕事を求められる

職場環境の改善を試みても状況が変わらない場合は、自分の身を守るためにも転職という手段を検討しましょう。

転職前に聞いた条件・仕事内容と違う

転職前に聞いていた情報と現状が異なる場合も、正当な転職理由の1つです。

求人先のなかには、入社させるために、てきとうな情報や嘘の情報を伝える会社も少なくありません。もちろんそれは相手側に非があり、聞いていた話と違うようであれば仕事を辞める理由に該当するでしょう。

〈看護業界でよくある条件の不一致内容〉

  • 異なる部署に配属させられた
  • 範囲外の医療行為をさせられている
  • 提示された給料と実際の給料が大幅に異なる
  • 固定のシフトと聞いたが不規則勤務をさせられている
  • 研修を受けられると聞いたがその機会がまったくない

条件の不一致があると、仕事への満足度が下がったり、職場への不信感が募ったりしてモチベーションを維持するのが難しいはずです。

妥協したまま働く必要はないので、まずは上司に「当初の話と違う点」を伝えてみてください。それでも解決しないときは、転職を視野に入れるとよいでしょう。

いじめやパワーハラスメントを受けている

陰口を言われ続けたり、上司から侮辱的な発言を投げられたりするなど、職場でいじめやパワーハラスメントがある場合は、転職後すぐであっても転職を検討しましょう。

我慢して仕事を続けるとストレスが原因で、うつ病や不安障害、不眠などの精神的な健康問題を引き起こすおそれがあります。心の病気にかかってしまうと回復までに時間がかかってしまうほか、症状によっては働けなくなるケースもあるため注意が必要です。

上の者に相談をしても改善の見込みがなければ、自分の身を守るための転職を考えましょう。

看護師が転職後すぐに辞める失敗を防ぐ4つのポイント

看護師が転職後すぐに辞める失敗を防ぐポイント
この章では、転職後にすぐに辞める失敗を防ぐ方法を解説していきます。

それでは一つずつ紹介していきます。

なぜ転職に失敗したのか、原因を振り返る

どうしても転職をするという場合には、なぜ転職に失敗したのかを振り返る必要があります。

  • 原因が分かっていないと再び職場選びで失敗してしまうから
  • 転職活動では、必ず退職理由の説明を求められるから

よって、まずは「なぜ辞めたくなったのか」「どんな環境なら続けられるのか」を明確に言語化する必要があります。

ただ、入職してすぐだとなかなか客観的に職場を見られないと思いますので、前章でお伝えした通り「まずは3か月」続けてみて、その中で「自分は○○の部分がどうしても合わない」と言葉にしていくことをおすすめします。

職場見学でイメージをつかむ

転職活動において、職場見学は必ずおこなったほうがよいです。

なぜなら職場の雰囲気や仕事のやりやすさ、人間関係、業務量など、求人情報を見ているだけでは分からないことがたくさんあるためです。

職場見学時のチェックポイント

  • 病院内はきれいな状態か
  • 整理整頓ができている環境か
  • スタッフの年代はバランスが良いか
  • スタッフ同士の適度な雑談はあるか
  • スタッフが明るく挨拶をしてくれるか
  • スタッフの身だしなみはきちんと整っているか

職場見学を希望する際は電話で確認するのがベターです。働く現場を見たい旨を伝えて、調整してもらえるか確認してみましょう。

ただ注意点として、近年は感染症対策の一環で、職場見学ができないというケースも増えています。そこで、看護師が病院の評判を投稿している口コミサイトを活用して情報を得ることも欠かせません。

例えば『ナスコミ』や『ナース専科』、『medico』は、実際にその病院で働いた方が「人間関係」や「労働の実態」などのリアルな評価を投稿しているサイトです。

匿名サイトなので悪い評価に偏るという側面はありますが、気になる病院があれば検索しておくのもよいでしょう。

自己評価をおこなう

次の職場での早期退職のリスクを下げたいと考えているなら、自己評価をおこない、自分の強みやスキルなどを見つめなおしましょう。

新しい職場で活かせる持ち味を再発見できるため、自分にあった転職先を選べるようになります。

具体例な評価ポイント

  • 自分の強みはなにか?
  • なにを得意としているか?
  • どのような成果を達成したか?
  • これまでにどのような貢献をしたか?
  • どのようなスキルや経験・知識を得たか?

自己評価する際は、転職エージェントのキャリアアドバイザーと一緒におこなうのも効果的です。自分では気づけない強みを教えてもらえたり、あなたの経歴やスキルを最大限活かせる転職先を提案してもらえたりするでしょう。

そのほか「キャリアアドバイザーに頼るメリット」を以下の記事で解説しているので、ぜひあわせて読んでみてください。

看護師向けの転職サイトを活用する

次の転職活動にのぞむときは、極力自分ひとりでおこなわないほうがよいでしょう。客観的な視点が欠如したまま仕事を探すと、同じような失敗を繰り返してしまう可能性が高いからです。

ハローワークやナースセンターなどの公的機関の利用もよいですが、一番おすすめなのはキャリアアドバイザーが在籍している看護師向けの転職サイトの活用です。

キャリアアドバイザーは看護師転職支援のプロで、あなたの希望条件をヒアリングしたうえで最適な職場・求人を紹介してくれます。

また、転職サイトに登録すると、非公開求人を紹介してもらえる可能性があるため、より条件のいい職場に転職できる確率が高くなるでしょう。

非公開求人とは…

    インターネット上では一般公開されていない求人。条件がよく人気になりやすい求人や高収入の求人、管理職のポストが約束された求人など、好条件の求人が多いのが特徴。

「同じような失敗を繰り返したくない…」「今よりも待遇がよい職場で働きたい…」と考えているなら、看護師転職サイトの利用をおすすめします。

看護師が転職後すぐに辞めたいときにおすすめの転職サイト

看護師が転職後すぐに辞めたいときにおすすめの転職サイト
最後に、看護師が転職後すぐに辞めたいときにおすすめの転職サイトを紹介します。

それぞれ詳しくみていきましょう。

看護roo!|豊富な求人数と手厚い転職サポートが評判

看護roo!

看護roo!は株式会社クイックが運営する転職サイトです。転職支援の実績は30年以上、安心してサポートを任せられるでしょう。

保有している求人案件も豊富で、約3万件以上の公開求人があります。※2023年10月時点

在籍しているキャリアドバイザーの質も高く、各施設の内部情報の提供はもちろん、求人者のニーズに合わせたサポートをおこなってくれます。

看護roo!は、各施設の詳しい内部情報を知りたい人や、きめ細やかなサポートをしてほしい人などにおすすめの看護師転職サイトです。

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)|求人施設の事情に詳しい定番のサイト

レバウェル看護

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する転職サイトです。

約13万件の求人を保有していて、他の看護師転職サイトと比較しても圧倒的な案件数を誇っています。※2023年10月時点

サポート面に対する評価も高く「求人票ではわからない内部情報を教えてもらえた」「前職と同じ水準で働ける職場を紹介してもらえた」などの声がありました。

圧倒的な求人数と充実したサポート体制があるレバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、できるだけ多くの求人を比較検討したい人や、内部情報をふまえた求人を提案してほしい人におすすめの看護師転職サイトです。

マイナビ看護師|医療施設・病院以外の珍しい求人にも強い

マイナビ看護師

マイナビ看護師は、大手人材企業である株式会社マイナビが運営する転職サイトです。

保有する求人数は約5万件※2023年10月時点)。保育施設や資格を活かせる一般企業、治験関連企業など病院以外の案件も多数保有しているため、思わぬ求人と出会えるかもしれません。

手厚いサポートを受けられるのもマイナビ看護師の特徴の一つです。全国17箇所にある相談会場では、対面で転職の相談ができるため、不安点や疑問点をその場で解消できるでしょう。

マイナビ看護師は、担当者に直接転職の相談をしたい人や、転職先の選択肢を増やしたい人におすすめの転職サイトです。

看護師が転職後すぐに辞めるリスク・対処法まとめ

看護師が転職後すぐに辞めるリスク・対処法まとめ

転職したばかりですぐ辞めたくなってしまい辛い時期かと思います。

もちろんすぐに辞めることはできますが、この経験を次の転職に活かすためにもまずは3か月だけ続けてみて、それでも無理そうなら転職を検討することをおすすめします。

ただ、「事前に聞いていた内容と実態全く違った」など、100%職場側に非がある場合は、選考にもそれほど悪影響はないので、潔くすぐ辞めてしまうのも一つの方法です。転職活動については、『【決定版】看護師転職の方法・手順を徹底解説』を参考にしてください。

この記事があなたのキャリアに役立つことを祈っています。

看護師の転職面接の服装はスーツにするべき?好印象を与える身だしなみを紹介

看護師 転職 面接 服装

「看護師の転職面接、何を着ていこう…」
「スーツがない場合、どうしたらいいのかな」

看護師の転職面接で、どのような服装にすべきか悩んでいませんか?

結論からいうと、看護師の転職面接での服装は、上下セットのスーツがおすすめです。

もしスーツがない場合、ジャケットとパンツ、白ブラウスを合わせたオフィスカジュアルな服装だとよいでしょう。

この記事では、看護師の転職面接でスーツがおすすめな理由や注意点、NGな服装についてなどを紹介しています。どのような格好にするかも合否に関係する大切な要素なので、ぜひ服装選びの参考にしてみてください!

この記事を読むとわかること

  • 看護師の転職面接の服装はスーツが王道!
  • 看護師の転職面接における服装のポイント4選
  • 看護師の転職でスーツがないときの対処法
  • 看護師の転職面接でNGな服装ポイント
  • 看護師の転職面接における身だしなみチェック項目【服装と合わせて確認】
  • 看護師の転職面接における服装に関するよくある質問
  • 看護師向けのおすすめ転職エージェント3選

看護師の転職面接の服装はスーツが王道!

転職面接はスーツが王道

相手に誠実な印象を与えるためにはスーツの着用がよいといえるでしょう。

必ず着用しなければならないといったルールはありませんが、スーツは転職面接のようなフォーマルな場面に最もふさわしい服装です

面接は第一印象がとても大切。清潔感がない服装やTPOにふさわしくない格好で面接にのぞむと、見た目が原因で不採用にされるケースは少なくありません。

最初の印象だけで面接に落とされないためにも、清潔感のあるスーツを着用するようにしましょう。

看護師の転職面接における服装のポイント4選

転職面接におけるポイント

看護師の転職面接では、以下4つのポイントを意識して臨みましょう。

それぞれ具体的に解説していきます。

上下セットのスーツを準備する

これから服装を揃えるという方は、上下セットのスーツを準備しましょう。

GUスーツ

出典:GU『テーラードジャケット』『テーパードアンクルパンツ

看護師という職業柄、普段スーツを着る機会は少ないと思いますが、転職を成功させるためには必須アイテムです。

身だしなみは、面接通過の成否を左右するとともに、入職する際の印象にも影響します。

ただ身だしなみで差をつけるのは難しいので、服装は「減点がないこと」を念頭に置いて用意すると良いでしょう。スーツは減点ポイントが少なく、すべての面接官に良い印象を与えやすい万能アイテムといえます。

スーツの柄は無地がおすすめ

面接では黒・ネイビー・グレーのビジネススーツを着用し、柄がない無地のものを選ぶようにしましょう。

20代までであれば、リクルートスーツを着用しても問題ありません。

そもそもリクルートスーツに定義や年齢的な制限はなく、その多くは黒の無地でフレッシュな印象を与えるようなデザインで作られているため、良い印象を与えやすいのです。

ただし、30代以上の方が着用すると、年齢の割に頼りなさそうな印象や、違和感を与えることもあるため、注意が必要です。

トップスは白のワイシャツまたはブラウス

トップスは、白のワイシャツまたはブラウスを着用するようにしましょう。

シャツ&ブラウス

出典:H&M『ストレッチシャツ』、GU『エアリー2WAYブラウス(長袖)

迷う場合は、白のワイシャツを選ぶと良いでしょう。ワイシャツの場合、事前にアイロンをかけ、襟や袖もきれいにしておくと、より一層きっちりとした印象を与えられます。

白のブラウスは、その多くがワイシャツよりも手入れが楽であり、シワになりにくい点が特徴です。

ワイシャツよりも手入れが少なく済むため時間の節約となり、仕事をしながら転職活動をする看護師さんに重宝されるアイテムといえます。

レーヨンやポリエステル入りの白系のシンプルなデザインのブラウスは「清潔感」「信頼感」のイメージも与えやすいでしょう。

Vネック・ラウンドネックいずれもOK

ブラウスを着用する場合「Vネック」もしくは「ラウンドネック」どちらのタイプを選んでもOKです

胸が開きすぎているものや、袖や襟がひらひらしているものは面接に好ましくないので、オフィスカジュアル向けのシンプルなものを選択しましょう。

秋冬の寒い時期であれば、シンプルな無地のニットを着用しても問題ありません。

スカートよりもパンツスタイルがおすすめ

スカートとパンツスタイルで迷う方には、パンツスタイルをおすすめしています。

どちらを着用してもよいですが、スカートは丈や形、ストッキングなど、悩みが増えがちです。一方でパンツスーツの場合は、選択肢がそれほど多くなく、パンプスにも合わせやすいものが多くあります。

活発で仕事ができそうな印象を与えやすい点もメリットといえるでしょう。

スカートなら、膝丈を選ぶ

スカートを選択する場合は、基本的に膝丈を選びましょう。長すぎ、短すぎはNGです。

スーツスカート

出典:ORIHIKA『黒シャドーストライプ スカート』、セシール『ストレッチタイトスカート

タイトスカートや台形スカートだと、上品で落ち着いた印象を与えられます。

フレアスカートでもよいですが、ものによっては華やかになりすぎる可能性があるため、注意しましょう。

夏はジャケット(スーツの上着)、冬は普段使いのコートを羽織る

面接官にしっかりとした印象を与えるためにも夏はジャケット(スーツの上着)、冬はコートを羽織りましょう。

それぞれの着用ポイントを下記の表にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

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色や見た目着用するタイミング
ジャケット
(スーツの上着)
落ち着いた色味面接会場に着いたら羽織る
コートスーツに合わせた色味
装飾がないもの
面接会場に着いたらコートを脱ぎ、きれいに畳んで腕にかける

派手な色や装飾の付いたコートは、TPOをわきまえていないと判断される可能性があります。マイナスな印象を与えないようにするためにも、スーツに合わせた落ち着いた色のコートを着用しましょう。

なお、中に着用しているワイシャツやブラウスが汗ばんでしまいそうなときは、面接会場に着くまではジャケットやコートを脱いでいても構いません。会場となる建物に入る前には必ず羽織り、身だしなみを最後にしっかりと整えてから中に入りましょう。

看護師の転職で面接用スーツがないときの対処法

転職でスーツがないときの対処法

急に面接が決まり、スーツの準備が間に合わないといった方もいらっしゃるでしょう。そのようなときは、ジャケットとパンツスタイルを組み合わせましょう。

スーツに準ずる格好であり、黒や紺、グレーなどで統一されたジャケットとパンツにインナーを合わせれば、きちっとした大人な女性を演出できます。経験に長けた大人な雰囲気を伝えたい場合は、ライトグレーや明るめのベージュの色を選択してもよいでしょう。

以下の3点を組み合わせるとフォーマルな服装に近づきます。

  • ジャケット
  • 白のインナー(ワイシャツまたはブラウス)
  • スラックスまたはぴったりめのテーパードパンツ

ジャケット&パンツ

出典:GU『ノーカラージャケット』『ドレープタックテーパードパンツ

もし30代以上でリクルートスーツしかもっておらず、すぐにスーツの購入が難しい方は、このジャケットとパンツスタイルに切り替えたほうがむしろよいかもしれません。リクルートスーツよりも年相応に仕事ができる印象を与えられます。

これらはスーツの専門店や売場でなくても、GUやユニクロ、H&Mなどの量販店でも購入できるので、すぐに対応できるでしょう。

看護師の転職面接でNGな服装ポイント

転職面接における服装のポイント

看護師の転職面接ではNGとされる服装があり、下記の表にそのポイントをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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服装関係アイテム関係その他
  • 膝よりも短いスカート
  • ダメージジーンズ
  • パーティ用のドレス
  • フリルがついた派手なシャツ
  • 胸元が開いている服
  • エナメルのようなカジュアルな生地
  • つま先が尖っている靴
  • 華美で小さいバッグ
  • 6cm以上のヒール
  • タバコや香水などの匂い
  • ホコリや動物の毛がついている
  • まとまっていない髪の毛
  • アレンジした髪型
  • メイクが濃い

看護師の転職面接では服装の指定がない病院も多いのですが、どのような格好でも良いというわけではありません。

面接官にマイナスな印象を与えないためにも「清潔感」「TPOをわきまえた服装」を意識しましょう。

看護師の転職面接における身だしなみチェック項目【服装と合わせて確認】

転職面接の身だしなみチェック項目

服装を整えたからこそ、細部を抜かりなくチェックしておくことは大切です。以下のポイントも押さえて、転職面接を乗り切りましょう。

それでは、ご紹介します。

靴|3~5cmの黒のパンプス

靴は、3~5cmの黒のパンプスを選びましょう。ヒールがない靴や、6cm以上のヒールは好まれません。

素材は本革や合成皮革、スエードが最適で、エナメルなどのカジュアルな生地や、サンダル、つま先の出た靴はNGです。服装の色がライトグレーやネイビー、ベージュなどの場合、靴はアイボリーやベージュなどの色を選んでも良いでしょう。

傷や汚れがないか、ヒールの金属部分がむき出しになっていないかもチェックしておいてください。

なお、先の尖ったポインテッドトゥや四角くカットされたスクエアトゥのパンプスを選ぶと、活発な印象を与えやすいです。

カバン|A4の書類が入るサイズ

面接に持っていく鞄は、A4の書類が入るサイズのものがベストです。

これは、面接時に病院についての資料などを渡されることがあり、資料を折りたたんで鞄に入れることを避けるためです。

どうしてもA4サイズの鞄がないという場合、書類は封筒などに入れて別に持ち歩くようにしましょう。

カバンの色は基本的に黒をおすすめしますが、シンプルでビジネス向きのものであれば、茶色やベージュなどでも構いません。

髪型・メイク|髪は結び、ナチュラルメイクで清潔感を出す

髪は結び、ナチュラルメイクで清潔感を出すと、面接時の印象がよくなります。

髪が長い方は一つにまとめて、すっきりとした印象にすると良いです。前髪が目にかかったり、顔回りの髪の毛が垂れていたりすると、暗い印象を与えてしまうでしょう。

面接官は、候補者が入職したときに患者さんにどのような印象を与えるかを含めてチェックしています。

面接だからきっちりとした格好を心がけるのはもちろんですが、ご自身が看護師としてどのような印象をもたれるのかも意識しておくとよいでしょう。

爪|短く切り揃えて何も塗らない

爪は短く切り、マニキュアは塗らないようにしましょう。

在職中の方でネイルをしている人は少ないですが、前職を既に退職していた場合も、ネイルやマニキュアは控えておいた方が無難です。

マイナスな印象となるだけですので、避けることがおすすめです。

アクセサリー|基本的に着用しない

フォーマルな場である面接にはアクセサリーは基本的に不要です。

ただしシンプルなデザインの腕時計であれば着用して構いません。

もしVネックのブラウスなどにネックレスをつけたい場合は、華美なものを避け、極力シンプルで控えめなものを選びましょう。

看護師の転職面接における服装に関するよくある質問

看護師の転職面接における服装に関するよくある質問

ここでは看護師の転職面接における服装について、よくある質問をまとめてみました。

それぞれ詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Q1.「私服で来てください」と言われた場合、ラフな格好でOKですか?

ラフな格好で面接にのぞむのはNGです。

病院によっては「TPOを考えられる人か」「マナーをわきまえているか」を判断するために、面接時の服装を私服にしているところもあります。そのためジーンズやTシャツなどラフすぎる格好は絶対に避けましょう。

迷う場合は、スーツやジャケット&パンツスタイルを選べば、間違いありません。

Q2.看護師のパート面接もスーツで行くべきですか?

スーツが好ましいです。

ですがスーツを持ち合わせていない場合、ジャケットとパンツスタイルでも構いません。

その際は落ち着いた配色の服装になるようにしましょう。

Q3.看護師の復職面談におけるおすすめの服装を教えてください。

復職面談とは、心身の不調や疾患により休職している方が、復職する前に産業医や上司と話し合いをおこなう面談です。

転職面接ほどフォーマルではありませんが、復職面談の際も上下セットのスーツがおすすめです。

もしスーツがない場合は、ジャケットとパンツ、ブラウスを合わせたオフィスカジュアルな服装を選びましょう。

Q4.40代・50代の方が服装で注意すべきポイントはありますか?

40代・50代の方であっても、転職面接では上下セットのスーツがおすすめです。

リクルートスーツでも問題ありませんが、事前にサイズが合っているか確認しましょう。年齢を重ねる中で体型が変化している可能性があるためです。

Q5.男性の服装で気を付けるべきポイントはありますか?

男性の方であれば、黒や紺、グレーで無地なスーツを着用しましょう。

以下に面接時の服装で大事なポイントをまとめたので、参考にしてみてください。
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ワイシャツ
  • 落ち着いた色のシャツか(白か青)
  • ボタンダウンではないシャツか(ボタンダウンはカジュアルな印象を与えてしまう)
  • 袖口のボタンはしっかり留めているか
ネクタイ
  • 落ち着いた色味のネクタイか(青やえんじ)
靴・靴下
  • 派手な色の靴ではないか(黒や焦茶色)
  • 靴下に穴が空いていないか
髪型・ひげ
  • 耳と眉毛が出ているか
  • 眉毛はきれいに整っているか
  • 髭はきれいに剃っているか

男性の方も清潔感とTPOをわきまえた服装を意識しましょう。

Q6.看護師の転職面接で聞かれる質問を教えてください。

転職の面接では、自己紹介や志望動機、退職理由だけでなく、次のような内容についても質問されることがあります。
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質問注意点・確認すべき点
あなたの看護観を教えてください。
  • どのような看護師を目指しているのか
  • 応募先の病院が掲げる理念とマッチしているか
インシデントの経験はありますか?
  • どのような事態に、どうやって対処したのか
  • また、予防するために取り組んだことは何か
患者との印象的なエピソードを教えてください。
  • なぜ印象的だったのか
  • どういう学びを得たのか
業務に関するスキルや能力をアピールしてください。応募する病院の施設形態や希望する配属先、業務内容を理解・把握したうえで回答できているか

下記の記事でも、看護師の転職面接で聞かれる質問集をまとめています。

面接官が見ているポイントも解説しているので、詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてください。

Q7.面接の服装に問題がないかチェックしてほしいのですが……

面接での服装は、面接官に大きな印象を与え、その印象によって合否が変わることも多くあります。

服装をチェックしてほしいという方は、転職エージェントに登録し相談してみましょう。

服装だけでなく面接時のマナーも含めたアドバイス、面接の練習や対策など、さまざまなサポートを受けられます。

看護師向けのおすすめ転職エージェント3選

おすすめの転職エージェント

看護師へ転職するのに不安がある方は、次の転職エージェントに会員登録してみましょう。

  1. 医療ワーカー
  2. レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
  3. ナースではたらこ

それぞれの特徴やおすすめポイントを紹介していきます。

医療ワーカー

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医療ワーカーは、面接のサポートだけでなく、履歴書・職務経歴書の書き方サポートや入社後のフォローなどもおこなってくれる転職エージェントです。

面接での身だしなみコラムでは、イラストに沿って注意点が紹介されているので、本番前でも簡単に見直しができます。

身だしなみコラム以外にも、転職活動に役立つ次のようなサービスを無料で利用できるのもポイントです。

  • 看護師国家試験の解答速報
  • 面接先施設の口コミが無料で聴ける
  • 面接前にチェックしたい質問集

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    人間関係や施設環境、給料面などに悩みがある方は、よりイメージしやすくなるでしょう。

    レバウェル看護(旧 看護のお仕事)

    レバウェル看護

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    模擬面接のサービスも提供しているので、転職活動が初めての方でも安心できるでしょう。

    また模擬面接以外にも、下記4つのカテゴリに分けられた面接コラムを無料で利用できます。

    • 面接時の服装・髪型、OKなもの、NGなもの
    • どんな質問がされるの?想定質問集
    • これだけは気を付けて!面接で失敗しないポイント
    • 知っておきたい面接に関するQ&A

      すべてのコラムでは、忙しい方でも読めるように要点をまとめて5分以内に読める構成になっています。

      キャリアアドバイザーとのやり取りもLINE上でできるので、手間を省いてスムーズに転職活動を進めたい方におすすめです。

      ナースではたらこ

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      ナースではたらこは、2023年のオリコン顧客満足度調査において、顧客満足度No.1(※)を獲得した転職エージェントです。※2019年9月~ディップ株式会社調査

      他の転職エージェント同様、転職の面接に役立つコラムを運営しており、よく聞かれる質問や面接でのマナーなどをまとめています。
      下記に公開しているコラム例を挙げているので、気になる方はぜひご覧ください。

      • 看護師の面接で聞かれる7つの質問|逆質問の答え方や事前準備のポイントも解説
      • 第一印象で差をつける!看護師さんのための面接の服装・身だしなみ
      • 看護師さんのための面接の流れとマナー
      • 【例文あり】看護観とは?面接での回答の組み立て方や、考え方のポイントを解説

        ナースではたらこでは、ブランクがある看護師さんの復職サポートもおこなっています。

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        また、本記事で紹介した転職エージェント以外のおすすめエージェントを、下記の記事でも紹介しています。

        自分にピッタリな転職エージェントを見つけたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

        看護師が転職面談で注意すべき服装のまとめ

        看護師が転職面接で注意すべきこと

        看護師の転職面接時の服装についてお伝えしました。

        服装は面接官に与える印象が大きいため、スーツを着用して清潔感のあるTPOに合わせた格好が大切です。

        服装や面接で与える印象に不安があるという方は、面接対策が手厚い『医療ワーカー』や『レバウェル看護』などの転職エージェントを利用してみてください。

        担当者との相性や、あなたの求める求人によって合う合わないなども出てくるかと思いますので、転職エージェントの中から2~3つ登録し、比較しながら利用してみましょう。

        保育園看護師の仕事とは?必要な経験や求人情報までを徹底解説

        保育園看護師の魅力

        「保育園看護師をやってみたい」
        「保育園で何をするの?どういう業務?」
        と考えていませんか。

        保育園看護師は、園児が体調を崩した際の対応や怪我や病気の予防、保育士の補助などをおこなう重要な存在です。

        厚生労働省は保育園に看護師を配置することを推奨しており、保育園看護師の需要は大きく伸びています。

        この記事では、保育園看護師の役割や仕事内容についてどこよりもわかりやすく解説します。

        この記事を読むとわかること

        • 保育園看護師の仕事内容
        • 保育園看護師と保育士の違い
        • 保育園看護師の1日の流れ
        • 保育園看護師の魅力
        • 保育園看護師になる方法

        すべて読めば、保育園看護師の仕事内容や働き方をリアルにイメージできるでしょう。

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        1. 保育園に看護師がいる理由とは?

        保育園に看護師がいる理由

        厚生労働省は、保育園にできるだけ看護師を配置するように促しています。

        背景には、保育士不足や待機児童の増加などさまざまな理由があります。

        また、成長過程にある子どもの心配ごとは、尽きることがありません。

        そのためケガや病気、アレルギーや感染症などの相談もできる看護師がいたら、保護者も安心です。

        以上のことからも、保育園での看護師の需要は、今後も増えていくと思われます。

        2. 保育園看護師として働く実態は?

        保育園看護師として働く実態

        保育園で働く看護師はどう働くのか、実態について以下の2点を紹介します。

        保育園看護師として働くことを考えている人は、ぜひ参考にしましょう。

        保育園での看護師の配置基準はどうなってる?

        保育士は児童福祉法で配置基準が定められています。

        一方で看護師については、公立保育園の場合「配置したほうが望ましい」と配置を促すにとどまっているのが現状です

        対して、私立保育園の場合は看護師の配置が義務付けられているため、保育園の規模に関わらず、看護師が在籍しています。

        保育園の看護師は何歳児を担当する?

        「保育園看護師は、一人だけなら保育士としてみなしてよい」とのルールがあり、看護師も保育士と同様にクラスを担当します。

        その場合は、特に医療的な配慮が必要な0〜1歳児を担当することが多いようです。

        保育園看護師には幅広い看護の知識、特に感染症予防や衛生管理、子どもの精神的なケアなどが求められます。

        小児科の勤務経験は優遇されますが必須ではなく、看護師としての基本的な知識が身についていれば十分でしょう。

        3. 保育園看護師(ナース)の仕事内容|保育士との違い

        保育園看護師の仕事内容と保育士との違い

        保育園看護師の仕事内容は、病棟勤務とはまったく異なり、園児への対応が中心となります。

        こちらでは、保育園看護師のさまざまな業務内容を、紹介します。

        3-1. 体調を崩した園児への対応

        保育園看護師の最も重要な仕事は、体調を崩した園児への対応です。

        保育園には医師が常駐していないため、園児への初期対応は看護師がおこなわなければならないからです。

        園児が体調を崩したり怪我をした場合は、病院へ連れていくか判断をして保護者に状況報告をおこないます。

        特に、熱中症や骨折など、緊急の場合は救急車を呼ぶ、病院へ行くなど、迅速な判断が求められます。

        このような対応は、看護師が中心となっておこなう重要な業務です。

        3-2.園児の健康管理

        園児が体調を崩したり、怪我をすることのないよう、日頃から健康管理をおこなうことも重要な業務のひとつです。

        園内の衛生環境や遊具の定期的な確認をおこない、病気・怪我予防をおこないます。

        園児には、手洗い・うがいなどの衛生指導をおこない、職員や保護者にはインフルエンザやノロウイルスなどの感染症予防策を伝えます。

        最近では乳幼児の感染しやすいRSウイルスが幼児の間で大流行するなど、感染症は季節や年によりさまざまなものが流行り、それぞれの感染症に合わせた対策が必要です。

        保育園看護師は、施設内感染を起こさないように、注意が必要な感染症の情報収集や対策を考えることが求められます。

        3-3. 保健だよりの作成

        保健指導や、検診日程を知らせる保健だよりの作成も、保育園看護師の役割です。

        保健だよりは、保護者が園内の様子を知ることのできる重要なものです。

        インフルエンザや食中毒など、季節に応じた病気の予防策を周知することで、家庭でも体調管理をおこなってもらいます。

        また、園内で流行っている病気や園児の様子を伝えることで、保護者が安心して子供を通園させることができます。

        3-4. 保育士の補助

        多くの保育園では、看護師業務だけでなく、保育士の補助もおこないます。

        現在、保育士の人材不足により、保育園看護師1人を保育士としてカウントができます。

        乳児4人以上を入所させる保育所に係る保育士の数の算定について、当分の間、当該保育所に勤務する保健師または看護師に加え、当該保育所に勤務する准看護師についても、1人に限って、保育士とみなすことができる。

        (参考: 保育所等における准看護師の配置に係る特例について

        保育士の人材が不足している保育園では、保育業務を中心と考えて看護師を採用することが多いです。

        子供と信頼関係を築くことで、些細な体調の変化にも気がつくことができるようになるので、保育士の補助は看護師の重要な業務の1つです。

        4. 保育園看護師の1日のスケジュール

        保育園看護師1日のスケジュール

        保育園看護師の具体的な1日のスケジュールは以下のとおりです。(例)

        保育園看護師の1日(例)
        8:00【業務開始】
        ・出勤・園児の受け入れ
        ・欠席者の情報収集
        9:30【各種確認・対応】
        ・連絡帳の確認
        ・内服薬の確認・検温・検診チェック
        11:00【園児の給食確認】
        ・アレルギー・内服薬のある園児の食事チェック
        ・園児に内服薬を飲ませる
        12:00【休憩】
        13:00【保育士の補助】
        ・昼寝の手伝い
        13:45【保健日誌の記入】
        ・欠席や体調不良の園児情報を記入
        15:00【保育士の補助】
        ・おやつの手伝い
        ・園児のお迎えへの対応
        17:00【業務終了】

        保育園看護師の業務は、保育園の開園時間内でおこなわれるため基本的にスケジュールどおりに休憩や退勤ができます。

        看護師業務が落ち着いている時間は園児の受け入れや昼寝の手伝いなど、保育士の補助をおこないます。

        体調不良や急患の園児がいない限り、基本的に休憩は1時間しっかりと取れることが多いです。

        5. 保育園看護師の3つの魅力

        保育園看護師の魅力

        保育園看護師は、1人で業務をおこなう大変な仕事と思われがちですが、さまざまな保育園勤務ならではの魅力があります。

        5-1. カレンダーどおりに休めて残業もほとんどない

        保育園は日祝は休みであるところが多いので、カレンダーどおりに休みが取りやすいことが大きな魅力といえます。

        病棟看護師は休日関係なく勤務があったり勤務時間が日によって違うことも多いですが、保育園では、勤務時間は固定されておりや祝日出勤がほとんどありません。

        また、園児を病院に連れていくなど、緊急の場合を除いて残業が発生する心配が少ないです。

        夏季・冬季休暇もしっかりと取れるためプライベートの時間を大切にしたい人におすすめです。

        5-2. 医療行為がない

        保育園では、医療機関と違い医療行為をおこなう機会は少なくなります。

        病棟勤務のように、ナースコールに追われたり、患者の急変に神経をとがらせたりといった精神的な負担もありません。

        したがって、保育園看護師の仕事は、子どもや職員の健康管理や保健情報の提供などが主になります。

        医療行為に自信がない方やブランクがある方も、保育園なら安心して働けるでしょう。

        5-3. 看護師の知識を活かしやすい

        保育園では、医師が常駐せず看護師を1人だけ配置することが多いため、自分の経験や知識を活かしやすいです。

        保育園看護師には小児医療やアレルギーなど幅広い知識が求められます。

        看護師としての経験や洞察力を活かして、園児の体調不良にいち早く気がつくことができたり、健康管理や衛生指導により、体調をくずして欠席する園児が減ったときにやりがいを感じることができます。

        基本的に1人で業務をおこなうため責任も大きいですが、その分、自分の存在価値も感じやすくなります。

         5-4. 園児に癒される

        保育園勤務ならではの魅力として、園児に癒されることが挙げられます。

        子供の何気ない言動や行動は本当に無邪気で可愛いですよね。

        実際に、保育園で勤務している方は園児の笑顔や無邪気さに癒されているようです。

        口コミ・評判

        保育園勤務
        一日のうちに何回か全クラス回るんだけど、笑顔で手振ってくれたり、ハグしにきてくれたり、またきてねー!っていってくれたりで、幸せがとまらない

        引用:Twitter

        園児が自分に懐いてくれると、やりがいを感じられます。

        他にも、自分の関わった園児が成長してできることが増えたり卒園していく姿を見たときに、やりがいを感じるようです。

        6. 保育園看護師の懸念点

        保育園看護師の懸念点

        前章では、保育園看護師の魅力をいくつかご紹介しました。

        ただ、保育園に配置される看護師は1人だけであることが多く、ストレスやつらい点も多々あるようです。

        こちらでは、保育園看護師ならではの懸念点を紹介します。

        6-1. 1人で業務をおこなうため責任が重い

        保育園看護師は基本的に園に1人だけ配置されるため、自分1人での判断に責任を感じることがあります。

        例えば、園児が急に倒れたとき、保育園では初期対応や病院に連れて行くべきかの判断などを看護師1人でおこなわなければなりません。

        園児への対応に悩んでも相談できなかったり、保護者からクレームを言われた場合、1人で責任を抱え込んでしまうことも考えられます。

        また、保育士に近い仕事を任される園では、保育士資格を持っていないなか園児の対応を求められるため、初めての方には難しく感じるかもしれません。

        6-2. 看護師以外の仕事が多い

        看護師以外の仕事が多いことに不満を持ってしまうこともあります。

        乳児が4人以上いる保育所では、看護師を1人に限って保育士としてカウントできるため、保育士に近い仕事を任せることが多いです。

        2章で紹介した保育園看護師の1日のスケジュールからもわかるとおり、看護師業務がない時間は、保育士のサポートをおこないます。

        看護師として入職したのに、知識や経験が必要ない業務ばかり任されることに不満を持ってしまうかもしれません。

        また、看護師業務と保育士に近い業務の両方をおこなうことに、負担を感じてしまう方もいます。

        6-3. 年収が低い

        保育園看護師は夜勤や残業がない分、年収が看護師平均より低いです。

        私立保育園看護師の平均年収を、看護師の平均年収で比較すると、看護師平均より約80万円低いことがわかりました。

        看護師の平均年収

        (参考:令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の 経営実態調査集計結果<速報値>【修正版】 令和元年賃金構造基本統計調査の概況 

        保育園勤務では、残業や夜勤がなく、手当が出ないため病棟勤務に比べて給料は低いです。

        また、経験年数に応じてリーダーや管理職を任されるようになる病棟勤務と比べて、保育園看護師は役職がない場合が多いため、昇進の機会が少なく昇給もあまり見込めません。

        保育園看護師の年収について気になる方は、以下の関連記事をお読みください。

        6-4. 保育士との人間関係に悩みやすい

        保育園看護師は、保育士との人間関係に悩みやすいです。

        職種が違うため、お互いの仕事内容を理解しづらいからです。

        例えば、保育士側は看護師に、衛生管理や怪我の予防よりも人手の足りない保育士のサポートを期待することが多いです。

        しかし、看護師側は看護師としての業務も重要だと考えており、意見が合わないことがあります。

        そのため「あの看護師は保育の仕事をしない、本当に使えない」など、陰口をいわれるケースも考えられます。

        複数人いる保育士に対して、看護師は1人しかいないため劣勢になることが多く人間関係に悩みやすくなってしまいます。

        また、看護師として園内の衛生管理について意見を述べても聞き入れてくれない保育士がいる場合もあります。

        どちらも、保育のプロ、看護のプロであるため相手の意見を受け入れずらく、人間関係が悪化しやすいです。

        保育園看護師の魅力・懸念点まとめ

        保育園看護師の魅力や懸念点を紹介しました。

        魅力
        • カレンダーどおりに働けてプライベートの時間を確保しやすい
        • 看護師の知識を活かしやすい
        • 園児に癒される
        懸念点
        • 1人で業務をおこなうことで、やりがいを感じやすいが責任も重い
        • 看護師以外の仕事が多い
        • 年収が低い
        • 保育士との人間関係に悩みやすい

        魅力・懸念点をふまえたうえで、次章では、保育園看護師になりたい方にむけて必要な知識やスキルを紹介します。

        7. 保育園看護師になるには

        保育園看護師になるには

        近年、保育園看護師は、「残業や休日出勤がない」「自分のペースで働ける」などの理由で人気が高い職場です。

        しかし、看護師を1人だけ配置する施設が多いため求人数が少なく、転職難易度が高いのが現状です。

        こちらでは、保育園看護師になるために必要な知識や転職のコツを紹介していきます。

        保育士の資格は必要ない

        保育園看護師には、看護師資格のみ必要で、保育士や幼稚園教諭の資格は必要ありません。

        また、准看護師でも採用可としている施設もあります。

        必須ではありませんが、小児科病棟での勤務や保育・育児の経験があると即戦力としてみなされるため有利となります。

        また、1人で業務をおこなうことが多いので迅速な対応や判断ができる経験の長い看護師のほうが向いているでしょう。

        准看護師でも働ける

        ほとんどの保育園が、准看護師の資格でも働けます。

        2015年の制度改正で「2015年4月1日以後、当該保育所に係る保育士数の算定について、保健師または看護師に加え、准看護師についても保育士とみなすことができる」となっており、看護師だけでなく准看護師も保育士とみなされるようになりました。

        (参考: 厚生労働省「保育所等における准看看護師の配置に係る特例についての通知」

        以上のように、准看護師も保育士としてみなすことができるようになったため、保育園の求人では、看護師・准看護師どちらも保育園看護師として募集しています 

        保育園看護師に求められる知識やスキル

        保育園看護師には、看護師資格以外に必要な資格はありませんが園児の初期対応をするうえで、さまざまな知識が求められます。

        保育園看護師に求められる知識やスキルは主に以下の3つが挙げられます。

        • 小児医療の知識
        • アレルギーの知識
        • 子供とのコミュニケーション能力

        園児が体調を崩した場合や怪我をした場合の初期対応をおこなうため、迅速に正しい判断ができるよう、小児医療の知識は欠かせません。

        また、アレルギーを持つ園児も多いためアレルギーの知識も必要です。厚生労働省が発表したガイドラインによると、保育園看護師は専門性を活かしてアレルギーへの対応をおこなうことが求められています。

        具体的には、保護者からの情報をもとにアレルギーを持つ子供の健康状態を観察することや、アレルギー反応が起きた場合に迅速な対応が取れるよう、かかりつけ医や近隣の病院と連携をとっておくことが求められます。

        他には、園児の体調変化にいち早く気が付くために、日頃から園児と信頼関係を築く必要があります。

        保育のプロである保育士を参考に、園児と積極的にコミュニケーションを取って、親しみやすい看護師を目指しましょう。

        初めてでも安心!保育園看護師の求人探しは転職サイトがおすすめ

        求人が少ない保育園看護師に転職する場合は、転職サイトを使うのがおすすめです。

        転職サイトは求人数が多く、一般には公開されていない条件の良い非公開求人もあるからです。

        また、担当者に聞くと職場の内情を教えてくれることもあります。

        転職サイトはたくさんあるうえに、それぞれ求人数やサービスが異なるため、おすすめの転職サイトは次章で詳しく紹介します。

        8. 保育園看護師の求人探しにおすすめの転職サイト3選

        保育園看護師の求人を探せる転職サイト

        こちらでは、看護師さんからの評価が高い3つの転職サイトを紹介します。

        数ある転職サイトのなかから、以下を基準に、「利用者からの満足度の高い看護師向け転職サイト」をピックアップしました。

        転職サイト選定基準

        1. 求人数 …総求人数が多いほど、理想にぴったりの求人を見つけやすい
        2. 利用者満足度(提案&サポート力) …利用者の口コミをもとにサービスの質を評価。優秀なキャリアアドバイザーに担当してもらえれば、理想の職場を提案&手厚いサポートが期待できる

        利用者の総合評価順にランキング形式でまとめると、おすすめの転職サイトは、以下のとおりとなりました。

        転職サイト求人数|総合満足度
        1位
        看護roo!
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        レバウェル看護(旧 看護のお仕事)
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        総求人数トップレベル!累計40万人以上の利用者がいる転職サイト。LINEで最新の求人情報が得られるなど、気軽に転職活動ができる
        3位
        マイナビ看護師
        60,875件|◎4.1
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        ※求人数2022年8月更新

        この記事では3サイトに厳選しています。より詳しく知りたい方は、『看護師723人が選ぶ転職サイトおすすめランキング』を参考にしてください。

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        看護roo!の詳しい情報は、下記の記事でもご覧になれます。

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        なお、マイナビ看護師の詳細は、下記の記事でも確認できます。またおすすめの転職サイトについて、より詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。

        さらに詳しく知りたい方には、以下の関連記事も参考になりますよ。

        9. まとめ

        保育園看護師はやりがいある仕事

        保育園看護師の役割や魅力・懸念点について解説しました。

        保育園看護師は、1人で判断をして業務をおこなう、園児に癒されるなど、やりがいを感じられる仕事なので、転職先としてはおすすめできる職業です。

        この記事が、あなたのキャリアに役立つことを願っています。

        看護師は将来性のある仕事!今後も必要とされる理由や活躍の場を徹底解説

        看護師 将来性

        「看護師の将来性は大丈夫?」
        「看護師という職業は必要なくなる?」

        結論からいうと、看護師は男女問わず将来性のある仕事です。特に、少子高齢化の日本では、看護師の需要は今後も増加します。

        看護師に将来性がある理由

        加えて、看護師の活躍できる現場が病院以外に広がっている点も、看護師の将来性がある理由として挙げられます。

        「病院で一生働きたくない…」と思っている人にとっても、朗報ではないでしょうか。

        本記事では、日本看護協会や厚生労働省の調査、独自アンケートをもとに、看護師の将来性について解説していきます。

        すべて読めば、看護師として安心して働ける未来を想像できるでしょう。

        この記事を読むとわかること

        看護師723名が選んだ人気の転職サイト

        編集部が実施した看護師723名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い転職サイトベスト3は、下記の3つ。

        キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての看護師におすすめの相談先です。

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        おすすめ転職サイト口コミ満足度公開求人数おすすめポイント
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        結論:看護師の仕事は将来性アリ!【公的機関の予測】

        看護師は将来性ある仕事

        結論から言うと、看護師は将来性のある職業です。

        公的機関の予想に基づく3つの理由を紹介します。

        2025年に最大27万人の看護師が不足と予測

        2025年には、最大で27万人の看護師が不足すると予測されています。

        厚生労働省の推計によると2025年には、200万人前後の看護師が必要になるとされています。

        同推計によると、2025年の看護職員数は175万人~182万人とされており、6万~27万人の看護師が不足するとされているのです。

        看護師不足予想

        ※シナリオA,B,Cは1カ月当たりの残業時間、1年あたりの有給所得日数によって変動。
        シナリオA:残業時間10時間以内、年間有給取得数5日以上の場合
        シナリオB:残業時間10時間以内、年間有給取得数10日以上の場合
        シナリオC:残業時間0時間、年間有給取得数20日以上の場合

        参考:医療従事者の需給に関する検討会 看護職員需給分科会 中間とりまとめ(案) 令和元年9月30日(月)

        ワークライフバランスの実現度合いによって、不足する数値に幅はありますが、いずれにせよ数万人単位での看護師不足が予想されているのです。

        このように、看護師の需要は非常に高いことが予想され、将来性がある職業であると言えます。

        原因は少子高齢化による需給バランスの変化

        看護師の需要が高いことは、日本が超少子高齢化社会に突入していることが原因となっています。

        実際に年齢別の人口推移の予想によると、65歳以上の人口は増え続けるのに対し、それ以外の人口は減少の一途をたどっています。

        少子高齢化_人口推移

        出典:公益財団法人 生命保険文化センター

        看護ニーズの高い高齢者層が増え、看護を供給する若い世代の人口は減り、看護師の需要が高まることは明らかです。

        【補足】男女比の偏りも看護師不足の理由

        また、看護人材が不足しやすい原因としては、男女比が著しく偏っていることも挙げられます。

        というのも、看護師は女性の割合が非常に大きい職業なので、結婚や出産、育児などでの退職が多く人材の定着率が低いのです。

        実際に看護師の退職理由で一番多いのは、「結婚・妊娠・出産・育児、介護等の家庭事情による退職」です。

        参考:「看護職のワーク・ライフ・バランス(WLB)インデックス調査

        政府としても、看護人材の不足を解消するために、看護師の復職を支援し、離職率を下げるために様々な取り組みを行っています。

        厚生労働省も看護師不足対策に力を入れている

        実際に厚生労働省は、看護職員の不足に対処し看護職員を確保するために、次のような施策に取り組んでいます。
        施策施策内容
        復職支援
        離職防止・定着促進
        養成促進
        財政支援

        平成29年度の予算は1,628億円(介護分724億円、医療分904億円)で、
        病院の設備支援、在宅医療の推進、医療従事者の確保・養成に充てられます。

        参考:看護職員確保対策(厚生労働省)

        給付金や労働環境の改善を通じて、医療従事者を育成し、定着率を上げていこうとする姿勢が伝わります。

        このように、日本の看護師不足は国家的に認識されており、対策が講じられている重要な課題なのです。

        看護師の活躍の場が病院だけでないのも将来性がある理由の一つ

        看護師が活躍するのは病院だけではない

        看護師に将来性がある理由として、活躍の場が病院以外にも広がっていることがあげられます。

        実際に、転職サイトの求人を見てみると、「病院」の求人以上に、「施設」「訪問看護ステーション」の求人の方が豊富なケースもあるのです。

        マイナビ看護師の病院求人数

        出典:マイナビ看護師

        特に少子高齢化に伴い、医療を必要とする高齢者の増加、在宅医療を推進する国の方針もあって、訪問看護や介護福祉施設での看護師のニーズが高まっています。この記事では、次の3つの看護師の活躍の場を紹介します。

        訪問看護ステーションは在宅での医療を提供するサービス

        訪問看護ステーションとは、利用者の自宅や施設を訪問して、在宅での医療を提供するサービスです。

        利用者のケア、医療機器の管理、入浴の介助、家族のサポートなど、様々なかかわり方があります。

        訪問看護ステーションに勤務する看護職員の人数は年々増加傾向にあり、2018年の調査によると、訪問看護ステーションに努める看護師は51,740名となっています。

        訪問介護ステーション従事者数

        出典:訪問看護アクションプラン2025
        参考:平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)

        在宅医療が推進され、医療・看護ニーズが高まる中、訪問看護は今後ますます必要とされるサービスです。

        実際に、日本看護協会は、地域における看護機能の強化のために、訪問介護ステーションの拡充を図っています。

        訪問看護ステーションは、暮らしの場で24時間365日ケアを継続する看護の拠点として重要であり、その拡充を図る。各地域に機能強化型訪問看護ステーションを設置し、地域の訪問看護ステーションのネットワークを強化する。

        引用:日本看護協会 看護の将来ビジョン

        子どもが小さくても訪問看護師として常勤で働くことができた

        口コミ・評判

        50代/女性
        病院(500床以上)→(中略)→訪問看護ステーション
        訪問看護師になったことで、子供が小さくて夜勤や休日勤務ができなくても常勤で働くことができました。やりがいも見つけ、下の子を保育園に預けながら認定教育を受けることもできました。これまでのいろいろな職場での経験がすべて訪問看護に活かされていると感じています。

        出典:ナースストリート

        介護保険施設では入居している高齢者のケアをおこなう

        介護保険施設とは介護保険サービスで利用できる居住型の介護施設で、次の3種類があります。

        • 特別養護老人ホーム(特養):中重度の要介護者が生活する介護施設
        • 介護老人保健施設(老健):リハビリを主に提供する
        • 介護療養型医療施設(療養病床):長期的に入院して療養する

        いずれも高齢者を対象とした施設で、看取りを見据えた人生の最後までのサポートを行います。主な仕事内容としては次のようなものになります。

        介護施設での看護師の仕事内容

        • 入居者の健康管理(バイタルチェック、体調確認など)
        • 医療行為(点滴、インスリン注射、痰の吸引など)
        • 服薬管理
        • 入居者の日常生活のサポート
        • 施設の感染症対策
        • 他の職種スタッフとの連携調整

        2018年の調査によると、これらの介護保険施設で働く看護師は89,270名です。

        特に特別養護老人ホームの就業者数の推移を見ると、近年非常に増加傾向である事が分かります。

        特養_就業者数推移

        出典:看護職のキャリアと働き方支援サイト(厚生労働省)
        参考:平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)

        少子高齢化にともない、今後ますます看護・医療のニーズは高まり、そして複雑化していきます。介護保険施設における看護師のニーズも高く、非常に将来性のある職種だと言えるでしょう。

        大学病院を退職後、経験と知識を活かして特養で活躍

        口コミ・評判

        60代/女性
        病院(300~399床)→(中略)→居住系介護施設
        看護学校の卒後から大学病院で勤務していましたが、子育てを優先したかった為、出産を機に退職しました。子育てが落ち着いた頃に大学病院への復帰を望みましたが、叶いませんでした。悩んでいた時、かつての上司の紹介で特養での仕事を始めました。働き始めて、大学病院での経験と知識を活かして働けるということを実感しました。

        社会福祉施設では入所している子どもや高齢者、障害者などのケアをおこなう

        社会福祉施設とは、子どもから高齢者、障がい者、生活困窮者などに、社会生活を営むうえで必要なサービスを提供する施設です。

        大きく分けると次のような施設があります

        • 老人福祉施設
        • 障がい者支援施設
        • 保健施設
        • 婦人保護施設
        • 児童福祉説

        こちらも近年就業者数が増加傾向にあり、2018年の調査では53,221名にまで達しています。看護師の働く場としての需要が非常に大きいことが分かります。

        社会福祉施設就業者数

        出典:厚生労働省 社会福祉施設等調査

        病院以外での看護師の活躍の場についてさらに詳しく知りたい方は「病院以外で看護師に人気の職場一覧」という記事も参考にしてみてください。

        看護師の仕事がAIに代替されないのも将来性がある要因

        看護師の仕事はAI時代も将来性あり

        看護の仕事は、AI(人工知能)には代替できない仕事です。

        というのも、看護師は人と人との密な関わりが重要で、高いコミュニケーション能力が必要な職業です。

        医療の現場にもAIが導入され、看護業務の効率化は見込まれていますが、看護師が不要になることはないでしょう。

        看護師の仕事がAIに代替されない2つの理由

        看護師はAIに代替されることはない仕事だと考えられます。

        これには、「人とのコミュニケーションが非常に重要な職業」「今後ますます複雑な能力を求められる」という、2つの理由があります。

        人とのコミュニケーションが非常に重要な職業

        看護師は人とのコミュニケーションが非常に重要な職業なので、AIによって代替することができない業務がたくさんあります。

        例えば、患者さんの痛みに寄り添う事、家族のサポートも看護師の仕事ですが、AIに代替されることはないでしょう。まして、グリーフケア(大切な人との死別を経験した人に寄り添い援助すること)などは、なおさらAIでは替えが利きません。

        今後ますます複雑な能力を求められる職業

        さらに、看護師は今後ますます複雑な能力を求められる職業でもあります。

        というのも、日本看護協会は2025年に向けて「地域包括ケアシステム」という看護ビジョンを掲げています。これは療養する高齢者だけでなく、子どもを育てる人々、子ども、障がいのある人々などすべての生活を地域で支えるという方針です。

        地域包括システムケアのイメージ

        出典:東武練馬中央病院

        このシステムにおいて、看護師は「医療」と「生活」の両方の視点を持ち、患者・住民の状態に合わせて、様々な職種や機関と連携したケアを提供する立場にあります。

        すなわち、看護師は人々の生活に密着した非常に高度なコミュニケーション能力が求められる職業なのです。(参考:日本看護協会 看護の将来ビジョン

        ただ、AIが看護に全く関係がないかというと、そんなことはありません。

        AIは医療の現場をアシストする存在になる

        AI技術により、看護業務の効率化がなされると考えられています。

        実際に、申し送り(仕事を引き継ぐときに、必要な情報を後任者に伝える事)や看護記録などの単純作業が、AI活用によって58%削減できたというケースもあるのです。

        本実証は、「①誤嚥性肺炎のハイリスク患者の早期抽出」、並びに「②発話情報の分類・構造化技術による看護記録の質の向上と効率化の両立」で、それぞれにおいて効果を確認しました。①では、誤嚥性肺炎のハイリスク患者を87%の精度で抽出し、②では、看護記録業務の58%削減を実現しました。

        出典:Kitahara Medical Strategies International『医療法人社団KNIとNEC、 デジタルホスピタルの実現に向けたAI活用の実証効果を確認

        AIによるアシストで、患者さんに寄り添うという看護本来の役割により一層集中することができるのです。

        他職種との比較しても看護師は将来性がある

        看護師の将来性を他職種と比較

        看護師は他の職種と比較しても将来性のある職業です。

        看護師の将来性について現状の有効求人倍率をもとに、他の職種との比較を紹介します。

        有効求人倍率とは
        求職者一人に対して、何人分の求人があったのかを示すもの。例:有効求人倍率が2倍ならば、一人に対して求人が2つある状態を示す。

        ※有効求人倍率が高いからと言って、必ずしも将来性があるというわけではありません。あくまでもその職業に対しどの程度のニーズがあったのかという参考にとどめてください。

        看護師の有効求人倍率は全職種と比較しても高い水準で推移している

        全職種の有効求人倍率の比較

        参考:e-Stat 一般職業紹介状況(職業安定業務統計)

        看護師の有効求人倍率を確認すると、2020年にかけて緩やかに倍率は落ちていますが、常に2.0倍以上と非常に高い水準を保っています

        全職業の有効求人倍率が1.0倍前後という事から見ても、水準の高さがうかがえることでしょう。

        営業職、事務職などの職業と比較しても看護師の有効求人倍率は高い

        有効求人倍率の比較【他職種】

        参考:e-Stat 一般職業紹介状況(職業安定業務統計)

        さらに、営業職、事務職などの人気の高い職種と比較してみても、看護師はニーズの高い職業である事が分かります。

        医療・介護業界と比較すると看護師の有効求人倍率は低い

        有効求人倍率の比較【医療介護業界】

        参考:e-Stat 一般職業紹介状況(職業安定業務統計)

        一方で、医療業界の中で比較をしてみると、医師や薬剤師、介護サービスと比較すると、比較的に倍率は低くなっています。

        看護師が相対的に低く見えてしまいますが、医療・介護業界全体が高い有効求人倍率を示しているということです。

        このように、有効求人倍率の高さからも、医療・介護業界のニーズの高さがうかがえます。

        看護師は今後も必要とされる将来性の高い仕事である

        将来性を信じて看護師を目指す

        ここまで、看護師の将来性について、厚生労働所の推計、看護協会の発表をもとに解説してきました。

        • 少子高齢化による看護ニーズの増大
        • 病院以外の活躍の場の広がり
        • AI時代でもニーズの高い職業である

        という理由から、看護師は将来性のある職業と言えるでしょう。

        また、もし看護師になろうか悩まれているようでしたら、次のような記事も読んでみることをおすすめします。

        関連記事:
        看護師のやりがいを感じる瞬間ってどんな時?
        看護師の仕事の大変なことって?

        この記事を読んでいただいたあなたが、より良い進路の選択をできるようお祈りしています。

        マイナビ保育士の評判について解説!保育士100人の口コミをもとに徹底分析

        マイナビ保育士の評判とは?

        転職サイトを利用する際

        • 「マイナビ保育士が気になっているけど、評判はいいの?」
        • 「転職サイトを使いこなせる自信がない」

        と気になりますよね。

        マイナビ保育士を実際に利用した方の評判を知ったうえで、どの転職サイトがぴったりなのかをご検討ください。

        本記事では、100人の現役保育士を対象に実施したアンケート結果をもとに、マイナビ保育士の評判について徹底解説していきます。

        この記事を読めば、マイナビ保育士の評判について理解が深まり、利用すべきかどうかを判断できるようになります。ぜひ最後までご覧ください。

        マイナビ保育士の評判と特徴

        マイナビ保育士の評判と特徴

        マイナビ保育士は、人材業界大手である株式会社マイナビが運営する、保育士に特化した転職サイトです。首都圏から地方まで全12拠点での支援を実施し、首都圏に限らず、地方への転職にも魅力があります。

        また、長年の支援実績に基づいたサポート体制に定評があり、初めて転職する保育士の方でも安心して利用できるでしょう。

        下記にマイナビ保育士に関する詳細をまとめているので、参考にしてみてください。

        運営会社株式会社マイナビ
        公開求人数約15,000件(2023年10月時点)
        面談会場
        • 東京会場(銀座オフィス)
        • 東京会場(新宿オフィス)
        • さいたま会場(埼玉支店)
        • 横浜会場(神奈川支店)
        • 名古屋会場(名古屋支店)
        • 大阪会場(大阪支店)
        • 神戸会場(兵庫支店)
        • 広島会場(広島支店)

        なおマイナビ保育士の評判について、100名の保育士にアンケート調査をしたところ、下記の結果となりました。

        ※保育士転職サイト15社を対象にしたランキングとなっています。

        順位評判・コメント
        総合評価2位/15社
        • もっとも満足度が高い転職サイトだと感じた
        • 保育士として転職を希望する方にぴったり
        求人数4位/15社
        • 求人数・求人の質ともに満足している
        • 希望条件に合った求人を紹介してもらえた
        サポート体制2位/15社
        • 転職へのサポートを丁寧におこなってくれる
        • 転職後もアフターフォローをしてくれる
        担当者の優秀さ1位/15社
        • エージェントとの相談で将来像を明確にできた
        • 大企業ならではのノウハウに基づいたサポートで安心

        また、アンケートの結果の53%が「一度は登録したことがある」という回答があったことから、保育士の転職に最適なサービスだといえるでしょう。

        マイナビ保育士のメリット4つ

        マイナビ保育士のメリット

        マイナビ保育士のメリットを以下の順に解説していきます。

        各メリットに関する評判とあわせて見ていきましょう。

        日本全国の求人数を多く取り扱っている

        マイナビ保育士は、日本全国の求人数を取り扱っている魅力があります。実際、2023年10月現在、15,000件以上の求人数を保有しています。

        「希望のエリアに沿った求人が見つからない」という経験がある方でも、ご自身のスキルや条件にマッチした職場と出会える確率が高まるでしょう。

        当サイトのアンケートには「求人の豊富さに満足した」という口コミが多く寄せられていました。

        口コミ・評判

        人間関係が最悪だった
        33歳 幼稚園勤務 年収250〜299万円
        評価:★★★★★5
        マイナビ保育士は求人数が多く、質も高い求人を紹介してくれました。
        実際自分に合う求人を見つけられたので、マイナビ保育士を利用してよかったと思います。

        地方への転職に悩んでいる方は、マイナビ保育士へ一度登録してみるのをおすすめします。

        優秀なエージェントが多く在籍している

        マイナビ保育士には、優秀なエージェントが多く在籍しているメリットもあります。

        なぜなら、株式会社マイナビを含めた大手企業が求めるエージェントは、選考のハードルが高いからです。必然と優秀な人材が集まる傾向になるのです。

        特にマイナビ保育士は、優秀な担当者が多いという評判が集まっているようです。実際に、当サイトで実施したアンケートでは、下記の口コミが寄せられていました。

        口コミ・評判

        コンサルタントのサポートが忘れられない
        23歳 保育園勤務 年収350〜399万円
        評価:★★★★★5
        ブランクがあり不安な気持ちでしたが、コンサルタントがベテランの方でしっかりと話を聞いてくれたので不安が消えました。
        履歴書の書き方や面接などの対策をしてくれて、丁寧にサポートしてくれたので安心できました。
        就業先の雰囲気など内部事情にも詳しくて、働いた時のイメージができたのでホっとしました。
        手厚いサポートが忘れられません。

        優秀なエージェントにアドバイスをもらうことでスムーズに転職活動を進められ、内定確率も高まります。転職に不安を感じている方は、ぜひ利用してみてください。

        保育士の転職に関する情報が充実している

        マイナビ保育士では、保育士の転職に関する情報が豊富であることもメリットの一つです。定期的に転職フェアを開催し、求人サイトでは公開されていない保育園に関する最新情報を知れる魅力があります。

        実際に、現役の保育士や採用担当者と会話できるので、転職先の内部情報を詳しく知れるのです。下記のように「転職フェアの開催がありがたかった」という評判が寄せられています。

        口コミ・評判

        多くの園の実際の話を聞けて良かった
        33歳 保育園勤務 年収250〜299万円
        評価:★★★★☆4
        マイナビ保育士は、担当者の方がしっかりとしていて、自分の要望とか意見をしっかり汲んでくれて求人を紹介していただきました。
        とてもびっくりしましたし、登録してよかったなと感じました
        あと、転職フェアで多くの園の実態を聞けたのはよかったと思います。

        なお、転職フェアでは毎回約12社の施設が参加しているので、一度会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?

        アフターフォローを含めたサポートが整っている

        マイナビ保育士は、アフターフォローを含むサポート体制が整っているのもメリットといえます。「一人で転職活動を進めることに自信がない」という方でも安心して、利用できるでしょう。

        内定後の退職交渉や引継ぎのアドバイスなど、転職活動終了後の支援にも対応しているのです。実際に「基本的なサービスだけでなく、アフターフォローまでの一貫したサービスに満足できた」という評判が集まっています。

        口コミ・評判

        転職後までの徹底サポートで満足度が高い
        30歳 幼稚園勤務 年収250〜299万円
        評価:★★★★★5
        マイナビ保育士では、登録するとキャリアアドバイザーがついてくれて転職活動をサポートしてくれます。
        エージェントは、親身になってくれて、これからのキャリアについてアドバイスしてくれたり、それぞれに合うような求人を紹介してくれたりしました。
        転職後のアフターフォローもおこなってますので、マイナビ保育士でよかったと思います。

        口コミ・評判

        丁寧な対応によって安心して転職できた
        34歳 保育園勤務 年収250〜299万円
        評価:★★★★☆4
        マイナビ保育士は、やはりコンサルタントの方の丁寧な対応がよかったと感じました。
        こちらが「どういう職場に転職したいと思っているか」をしっかり聞いたうえで提案をしてもらえたので、初めての転職でも安心して利用できました。
        どういう風に転職活動をするのかも教えてもらえたので、最初から最後まで安心できました。

        転職サポートは求職者の入社が決定し、企業からサービスへお金が支払われた時点でサポートが終了する場合がほとんどです。

        しかしマイナビ保育士は、転職後のアフターフォローまで実施していますので、ホスピタリティに長けたサービスだといえるでしょう。

        マイナビ保育士のデメリット5つ

        マイナビ保育士のデメリット

        続いて、マイナビ保育士のデメリットを5つ確認していきましょう。

        メリットと同様に、実際の評判とあわせて解説していきます。

        地方向けの求人数が少ない

        マイナビ保育士のデメリットとして、地方向けの求人数が少ないということが挙げられます。全国各地の求人を取り扱っているのですが、地方に比べて首都圏の割合の方が高い傾向があるようです。

        実際に、地方向けの求人数について下記のような口コミも寄せられています。

        口コミ・評判

        田舎だからか、求人が少ない
        26歳 幼稚園 250万〜299万円
        評価:★★☆☆☆2
        マイナビ保育を利用させていただきました。
        私が探している地域の求人数は少なく、なかなか希望の求人がありませんでした。
        (他の地域なら求人数は多かったのかもしれません)
        担当サポートについては、可もなく不可もなくという印象でした。
        次回転職活動をする場合は、もっと地域に密着した求人サイトを利用すると思います。

        当サイトで、全国の求人割合を実際に調査してみたところ、各保育士転職サイト全体においても地方の案件が少ないとわかりました。

        マイナビ保育士求人数

        上記グラフを見ると、保育士ワーカーを除いて、どのサイトでも地方求人は全体の半分以下と少ないことがわかります。一つの転職エージェントにおける地方求人の豊富さを求めている方は注意しましょう。

        内定を急かされることもある

        マイナビ保育士では、担当者から内定を強要される傾向があります。

        なぜなら転職サイトは、成果報酬型のビジネスモデルが採用されているからです。求職者の内定が決まったタイミングで、転職サイトに報酬が支払われます。

        エージェント自身の成果を上げるために、求職者が内定を承諾してもらうことに焦ってしまう方が一部いるようです。

        実際に、転職先を悩んでいる求職者に対して、内定先を決めるように催促されたという不満が寄せられていました。

        口コミ・評判

        じっくり考える時間を与えてくれなかった
        30歳 保育園勤務 年収200〜249万円
        評価:★★★☆☆3
        登録した瞬間、すぐに電話がかかってきて対応がとても早かった。
        ただ、内定が決まった後、じっくり考えさせてくれる…というより、早く決めて欲しそうな感じがしたのが、不満だったポイントです。
        焦らされるのが嫌で、最終的にはこちらのサイトで転職先は決めませんでした

        口コミ・評判

        よく吟味して決められなかった
        32歳 幼稚園勤務 年収250〜299万円
        評価:★★★☆☆3
        登録した瞬間に、電話が来て迅速な対応をしてくれた。
        しかし自分自身、どんな求人があるのか少し覗いてみたかっただけだったので、少しプレッシャーを感じた
        また早く内定を決めてほしそうな感じもあり、いろんな園を紹介するのではなく「ズバリここはどうでしょう」という進め方だった。
        こちら的には、よく吟味したかったがそれが叶わず、結局サイトを利用せずに園と直接契約をした

        上記のような担当者だったとしても、早急に承諾する義務はありません。自分のペースでゆっくり転職活動を進めましょう。

        電話がしつこく感じるケースもある

        マイナビ保育士を利用するうえでは、担当者からの電話をしつこいと感じることもあるようです。

        転職サイトに登録すると、ヒアリングのために担当者から電話やメールが届きます。マイナビ保育士は、電話で連絡することが多いようです。

        加えて、求人が見つかったタイミングや面接の日程調整、内定後の確認などでも電話がかかってくるでしょう。メールでやり取りするよりもヒアリングの時間を短縮できますが「電話がくると緊張する」「電話の回数が多い」などの評判も見つかっています。

        電話連絡がしつこく感じる場合は、マイナビ保育士に連絡して、電話の頻度を控えてもらいましょう。

        アドバイザーの質が低いこともある

        マイナビ保育士に限らず、転職サイトのアドバイザーの質にはバラつきがありまます。ヒヤリングの態度に不満を感じる場合もあるかもしれません。

        例えばミスマッチの求人を紹介されたりじっくり相談に乗ってもらえなかったりなどが挙げられます。

        担当者との相性に不満を感じた場合は、マイナビ保育士に問い合わせて、担当の変更をお願いするとよいでしょう。

        短期間働きたい人向けの求人が少ない

        マイナビ保育士は、短期間・短時間の雇用条件を求めている方にはおすすめできないです。

        求人を検索するうえで、短期や短時間・時短のキーワードで選択しても、フルタイム正社員に該当する求人がヒットするようです。家庭と仕事を両立させたい方にとっては不満を感じる場合もあるでしょう。

        マイナビ保育士で短期の求人を探す場合は、検索結果のみで決定するのはおすすめできません。担当のアドバイザーに相談して、ご自身のライフスタイルに合った求人を紹介してもらいましょう。

        マイナビ保育士の利用がおすすめな人とは?

        マイナビ保育士をおすすめする人

        マイナビ保育士は、以下の項目に当てはまる方に利用することをおすすめします。

        それでは詳しく説明していきます。

        初めて転職する保育士

        マイナビ保育士は初めて転職活動を始める保育士におすすめの転職サイトです。なぜなら大手転職サイトである安心感があるからです。

        マイナビ保育士は職業紹介有料事業者認定制度における優良業者の認定や、プライバシーマークの取得を達成しています。サービスの質や情報の取り扱いにおいても、安心して転職活動を進められるでしょう。

        転職サイトに個人情報を登録するのに抵抗がある保育士の方は、ぜひマイナビ保育士を利用してみてください。

        職場の人間関係が気になる保育士

        マイナビ保育士は、職場の人間関係を重視して転職したい保育士にもおすすめです。

        転職先の人間関係は、入社後にしか把握できないので、転職前に不安を感じてしまう要素の一つといえます。

        しかしマイナビ保育士で扱う求人は、アドバイザーが直接企業に訪問したうえで、情報収集をしています。職員の人柄や職場の雰囲気など、求人紹介のページには公開されていない施設の詳しい情報を教えてもらえるでしょう。

        マイナビ保育士は入職前後のギャップを防ぎ、後悔のない転職につなげたい方でも安心して相談できるサイトです。

        多くの求人をまとめて見たい保育士

        マイナビ保育士は複数の求人をまとめてチェックしたい保育士にも最適なサイトです。

        15,000件以上の公開求人を保有しているため、視野を広げて転職活動に取り組める魅力があります。一つひとつの求人の質も高く、登録することで非公開求人への応募もできるようになります。

        転職サイトをつかうなかで、豊富な求人から転職先を比較検討したい方は、ぜひマイナビ保育士へ登録してみてください。

        サポートを受けながら転職したい保育士

        マイナビ保育士は、サポートを受けながら転職活動に取り組みたい保育士にも最適です。なぜなら、入社するための準備まで代行してくれるからです。

        アドバイザーが面談をとおして求職者の強みを引き出し、キャリアプランの形成をサポートします。履歴書添削面接対策雇用条件の交渉などにも対応しています。

        さらに入職後のサポートも受けられるので、入社するまで安心して転職活動に取り組めるでしょう。「転職するために何から始めればいいかわからない」という方は、ぜひマイナビ保育士を利用してみてください。

        マイナビ保育士をフル活用する6つのポイント

        マイナビ保育士を活用するポイント

        ここからは、マイナビ保育士を効果的に利用するポイントを6つ紹介します。

        自身の求める希望条件を明確にする

        マイナビ保育士を含む転職サイトを利用する際は、希望条件を明確にしておくとよいでしょう。なぜなら担当者は、希望条件をもとに求人紹介をしていくからです。

        転職をとおして現状を解決するためにも、収入人間関係福利厚生などの要素が挙げられるでしょう。

        転職において譲れない希望条件をアドバイザーに伝えることが重要です。面談をおこなう前にリストアップしておくのをおすすめします。

        転職先に求める条件を事前にリストアップし、スムーズな求人紹介・応募を進められるように準備しておきましょう。

        紹介された求人の評判を確認する

        マイナビ保育士で紹介された求人は、ご自身にマッチしているかをよく確認しましょう。確認せず選考に進んだ場合、入社後に転職失敗が発覚する可能性があるからです。

        アドバイザーは求職者の希望を汲み取って求人を提案してくれますが、100%求職者の考えにマッチしているとは限りません。あくまでも第三者の視点で求人を厳選しているので、応募前には確認しましょう。

        「重視している雇用条件は満たされているか」「妥協できる雇用条件はないか」などをチェックして転職成功につなげましょう。

        気になる求人はできるだけ早めに応募する

        マイナビ保育士に限らず、転職サイトを活用した求人への応募は、早めにおこないましょう

        理由としては、アドバイザーの方は複数の求職者を担当しているケースがあるからです。提案してもらった求人情報が、他の求職者にも紹介されている可能性も考えられます。

        「応募するのは別日にしよう」と後回しにしたことで、選考へ進むチャンスを逃してしまうので注意が必要です。転職サイトで気になる求人には、なるべく早めに応募しましょう。

        推薦文のチェックをお願いする

        転職先の書類選考のときには、推薦文の内容に不備がないかを確認してもらいましょう。

        マイナビ保育士を含む転職サイトでは、担当者が求職者に関する推薦文を200字〜1000字ほどで作成します。「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。

        求職者の魅力が伝わる推薦書を作成してもらえるのは心強いですが、選考の通過率が悪い場合は、推薦書に問題があると考えられます。

        推薦書は書類選考の前に確認し、担当者との間に相違がないかをチェックしましょう。

        担当者と密に連絡を取る

        マイナビ保育士を利用する際は、担当者と密に連絡を取って転職活動を進めるのをおすすめします。なぜなら、連絡が途絶えることでサポートが終了するケースがあるからです。

        また、担当者からの連絡に対してレスポンスが遅い場合も、求人紹介が途絶えてしまう可能性があります。「求人へ応募する優先順位が低い」「この人は転職活動をしていない」と判断されてしまい、サポートも後回しになってしまうでしょう。

        「転職先を探している」「継続してサイトを利用している」という姿勢をアピールするためにも、週1〜2回を目安に担当者とやり取りをしましょう。

        他の転職サービスも一緒に活用する

        マイナビ保育士を活用して転職先を探す際は、他の転職サービスとの併用をおすすめします。なぜなら希望条件に沿った求人数が、1社の登録では満足できない可能性があるからです。

        特に地方の求人を探している場合は、1社の転職サイトでは物足りなく感じるでしょう。目安としては2〜3社の転職サイトに登録しておくと安心といえます。

        マイナビ保育士を含めた複数のサイトに登録して、効率よくご自身にあった求人を探しましょう。

        なお、保育士におすすめの転職サイトについては、下記の記事も参考にしてみてください。

        マイナビ保育士とあわせて利用したい転職エージェント

        マイナビ保育士と利用したい転職エージェント

        続いて、マイナビ保育士とあわせて利用すべき転職サイトを紹介していきます。

        当サイトで実施した100人の現役保育士さんからのアンケート結果をもとに、以下の基準で評価して、おすすめの転職サイトを厳選しました。

        選定基準

        • 求人数・質
          …保育業界の求人の量や質は十分かどうか
        • 提案力
          …求職者のニーズにぴったりの提案をしてくれるかどうか
        • サポート力
          …コンサルタントからの手厚いサポートを受けられるかどうか

        上記の基準に合致していて、利用者の総合満足度が高かった『おすすめの転職エージェント』は以下の3社です。

        総合順位公開求人数 | 総合評価
        1位.
        保育士ワーカー
        約3.8万件 | ★★★★☆4.4
        業界No.1の求人数を誇る
         2位.
        保育士バンク
        約4.5万件 | ★★★★☆4.0
        求人数の多さはピカイチ
        3位.
        ジョブメドレー保育
        約2万件 | ★★★☆☆3.4
        保育士の方の利用者満足度96%

        1位.保育士ワーカー|業界最大級の求人数

        保育士ワーカー

        保育士ワーカー』は、業界最大級の求人数を誇る保育士特化型の転職サイトです。

        公開求人だけで約3.8万件と業界トップクラスの求人数である点が、最大の魅力といえます。

        また、アンケート結果を見てみると、転職経験のある保育士さんの過半数が、一度は利用を経験したことがあると回答していました。

        どのサイトに登録するか迷っている方は、保育士のなかで人気が高い同サービスに登録してみるとよいでしょう。

        保育士ワーカーの評判については、下記の記事もご覧ください。

        2位.保育士バンク!|保育士転職サイトにおけるランキング6部門でNo.1

        保育士バンク

        保育士バンク!』は、国内最大級の保育士求人を保有する転職サイトです。

        日本マーケティングリサーチ機構が調査した結果、「保育士がおすすめするNo.1」「認知度No.1」など6部門でNo.1を獲得した実績があります。

        実際、アンケート結果を見てみても、「求人数が豊富で、友人にもおすすめしたいと感じた」などの声が複数寄せられていました。

        求人保有数が3万件以上と業界最大級であるだけでなく、サポートにも定評があるため、転職するなら、一度は検討しておきたいサービスだといえるでしょう。

        3位. ジョブメドレー保育|保育士の方の利用者満足度96%

        ジョブメドレー保育

        ジョブメドレー保育』は、保育士特化型の利用者満足度が高い転職サービスです。

        都心だけでなく全国の求人情報を豊富に扱っているので、地方の人でも安心して利用することで利用者から好評を得ています。

        また、ジョブメドレー保育は、担当者が必要なときだけサポートしてくれるというスタイルをとっているため、しつこい電話などに悩まされる必要はありません。

        地方在住の方、あるいはゆっくり転職活動していきたい方は、是非登録してみましょう。

        さらに、保育士特化型の転職サイトについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご参照ください。

        マイナビ保育士を効果的に利用するための注意点

        マイナビ保育士の注意点

        マイナビ保育士は、以下の注意点を意識して利用しましょう。

        それでは、一つずつ詳しく解説していきます。

        転職活動のペースは乱さない

        マイナビ保育士を利用する際は、ご自身のペースで転職活動を進めるようにしましょう。

        担当者によっては、早く転職先を決めるように急かされたり、しつこく電話をしてきたりといった場合が考えられます。なぜなら転職サイトは、求職者の転職成功が売上につながっているからです。

        しかし焦って転職先を決めた場合、職場とのミスマッチが起こりやすく、再び転職を考えることになるでしょう。

        転職失敗を繰り返さないためにも、担当者と適度にコミュニケーションを取りながら、軸を持って転職活動を進めることが大切です。

        ウソの経歴やスキルを利用しない

        マイナビ保育士に限らず、転職サイトに登録する情報は偽らないようにして利用しましょう。

        経歴やスキルに嘘の情報があった場合、転職サイト側は虚偽報告をする人材と判断し、紹介する案件を絞るなどの対応をおこないます。最悪の場合、サポートを中止されるもあるでしょう。

        また、サイト上での登録情報や一連のやり取りは、申し出をしない限り情報が引き継がれていきます。「去年と今回とで登録情報登録情報が違う」という事態も考えられるため、登録情報を偽らないようにしましょう。

        サポート力に不満を感じても我慢しない

        マイナビ保育士のサポートに対して不満を感じた場合は、担当者を変更するように申請するのをおすすめします。

        「担当者の電話の態度が悪い」「質問に対するレスポンスが遅い」など、転職活動が不利になる対応については、我慢せずに対策をおこないましょう。ストレスを抱えてしまったり、計画どおりに転職できなかったりなどのリスクが考えられるからです。

        万が一「担当者を変更したいけど、どう伝えたらいいかわからない」という方は、下記の文面を参考にして、申請のメールを作成しましょう。

        担当変更メール文面例

          • いつもお世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。

        現在、ご担当者の○○様にはたいへん丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。

        もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。

        お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

        複数の転職サービスから同じ案件に応募しない

        数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。

        企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。

        企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。

        紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査

        マイナビ保育士の評判を『OpenWork』で調査

        マイナビ保育士も売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。

        優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。

        口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想できます

        上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。

        マイナビ保育士を利用する一連の流れ

        マイナビ保育士を利用する流れ

        続いて、マイナビ保育士で転職活動を始めるためにも、登録から利用開始までの流れを確認していきます。

        まずは公式ページから登録する

        マイナビ保育士の公式ページから登録をおこないます。登録する際は『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかをよく確認してください。

        例えば「パソナ」と検索すると、パソナの派遣登録サイトが出てくるように、まぎらわしいサービスが複数あるため注意しましょう。

        担当コンサルタントから連絡が来る

        登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。転職希望時期希望の職種年収などを質問されるようです。

        10分ほどのヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整をおこないます。最初からアポイント調整に入る場合もあるようです。

        キャリアカウンセリング

        初回面談であるキャリアカウンセリングでは、マイナビ保育士のオフィスに訪問することもあれば、担当者が近くまで来てくれることもあります。

        近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられているようです。初回面談では、下記のようなテーマがメインになります。

        • あなたのキャリアの棚卸
        • PRポイントの整理
        • 転職するべきかどうか
        • 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
        • どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
        • 転職についての要望の深堀

        キャリアカウンセリングをとおして気づきを得たり、考えがまとまったりする可能性があるため、後悔のない転職につなげられるでしょう。

        求人紹介を受ける

        キャリアカウンセリングの内容から、希望に合いそうな求人を5〜20件ほど紹介してもらえます。今まで知ることのなかった大手企業や中小企業に出会えるでしょう。

        マイナビ保育士のみが扱っている独占求人や非公開求人もあるので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることをおすすめします。

        履歴書・職務経歴書の添削

        応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいましょう。担当者によっては面談を設定してくれたり、何度も添削をおこなったりしてくれます。

        手厚いサポートをとおして、唯一無二の職務経歴書をエージェントと一緒に作りましょう。

        紹介された求人に応募する

        選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。ご自身では伝えられない強みや自己PRを、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。

        マイナビ保育士を経由することで推薦文を作成してもらえるのは嬉しいポイントといえるでしょう。企業への手続きも代行してくれるため、効率よく転職活動うを進められるのも魅力の一つです。

        面接対策を受ける

        実際に企業の面接を受ける前に、面接対策をおこないます。応募する企業の面接担当者がどのような質問をして、どのような人材を求めているのかなどを担当者と相談しましょう。

        現時点で身につけているスキルをいかして、何をPRするべきなのかなどのポイントについてアドバイスをもらうのも効果的です。

        担当者にお願いすれば、模擬面接を実施してもらえるケースもあるため、積極的にサイトを活用していきましょう。

        企業との面接をおこなう

        面接対策ができたら、実際に企業の面接に挑みます。面接のスケジュール調整は、担当者が調整してくれるようです。

        万が一、面接に落ちてしまった場合は、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けている傾向があります。フィードバックをいかして、次の面接に向けて準備を始めましょう。

        内定と退職サポート

        内定が出たあとは、担当コンサルタントが給料交渉入社日の調整を責任を持っておこなってくれます。

        また、退職手続きについて不安な場合でも、円滑に退職を進めるノウハウを、担当者の方に相談できます。円満退職を実現するためにも、転職サイトを活用して準備を進めましょう。

        退会手続きをする

        転職先の内定がもらえたタイミングで、転職サイトを退会しましょう。転職サイトに入会し続けていた場合、アカウントを見つけた転職先の人事担当者に勘違いされてしまう可能性があるからです。

        マイナビ保育士を含める転職サイトには、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックできる機能があります。「入社したばかりなのに、転職しようとしている」と疑いをかけられるかもしれません。

        なお、マイナビ保育士を退会する際は、担当者に退会する旨を伝えるか、公式サイトから電話またはメールで、退会すると伝えしましょう。

        マイナビ保育士の評判に関する質問&回答

        マイナビ保育士の評判に関する質問

        最後に、マイナビ保育士の評判に関する質問を紹介します。

        事前に質問事項を押さえて、スムーズにサイトを利用できるようになりましょう。

        転職フェアの参加方法を教えてください

        転職フェアへの参加するためには、マイナビ保育士の転職フェアサイトで予約する必要があります。開催予定日に当日の会場へ向かえば、フェアへ参加できます。

        なお、転職フェアへの参加は、公式サイトでの登録を終えている場合があるので、まずは気軽に登録してみましょう。

        マイナビ保育士は新卒でも利用できますか?

        マイナビ保育士は、新卒でも利用できる転職サイトです。2023年10月現在、新卒応募歓迎の求人数は約2,000件以上見つかっています。

        また、登録することで非公開求人を紹介してもらえるため、転職先の選択肢をさらに増やせるでしょう。公式サイト求人検索でも「新卒OK」の項目があるため、まずは求人のチェックから始めてみましょう。

        マイナビ保育士を活用して異業種への転職も可能ですか?

        2023年10月現在、マイナビ保育士で掲載されている保育士求人は下記のとおりです。

        • 認可保育園
        • 認証保育園・認定保育園
        • 院内保育所
        • 企業内保育所
        • 病後児保育
        • その他認可外保育所
        • 幼稚園
        • こども園
        • 学童施設
        • 障がい児施設
        • プリスクール・幼児教室
        • 企業主導型保育事業
        • 放課後等デイサービス
        • 児童発達支援
        • 児童養護施設

        マイナビ保育士は、保育士の求人に特化したサイトですので、異業種への転職は時間がかかるでしょう。

        異業種への転職を視野に入れている方は、別の転職サイトと併用して、求人を探してみてください。

        さいごに

        マイナビ保育士の評判に関するまとめ

        今回は、マイナビ保育士の評判や、実際にサイトを利用するためのポイントについて解説してきました。

        保育業界への転職を検討する方におすすめできるサービスなので、まずは一度無料相談のために登録してみるとよいでしょう。

        ただし、地方転職を希望される方は、マイナビ保育士のみでは物足りなく感じてしまう可能性が高いため、下記の転職サイトをあわせて登録しましょう。

        総合順位公開求人数 | 総合評価
        1位.
        保育士ワーカー
        約3.8万件 | ★★★★☆4.4
        業界No.1の求人数を誇る
         2位.
        保育士バンク
        約4.5万件 | ★★★★☆4.0
        求人数の多さはピカイチ
        3位.
        ジョブメドレー保育
        約2万件 | ★★★☆☆3.4
        保育士の方の利用者満足度96%

        あなたの転職成功を陰ながら祈っております。

        福岡の就活エージェントおすすめTOP5|福岡開催の就活イベントから逆求人型アプリまで紹介

        福岡に住んでいる就活生の中には、

        • 福岡で評判の良い就活エージェントはどれだろう
        • 福岡で優良企業を探すためにはどうしたらいいだろう

        と迷っている方も多いでしょう。
        福岡で転職活動するなら、『福岡に拠点』があるエージェントを必ず選ぶようにしましょう。

        拠点がないと、福岡の就活事情に対する知識が浅い可能性があり、欲しい情報が手に入らない可能性があるためです。

        そこでこのページでは、元就活エージェントの私が『福岡で評判の良いおすすめの就活エージェント』を紹介します。

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        保育士ワーカーの評判は?保育士100人のアンケート結果をもとに転職のプロが徹底分析

        「保育士ワーカーの評判は良いの?」
        と気になってはいませんか。

        結論、保育士ワーカーは、業界最大級の求人数が魅力なのはもちろんのこと、内定までの徹底したサポート体制に関しても、高評価を得ているサービスです。

        ただ、「入職後になるとサポートが手薄になる…」など気になる内容の口コミも一部散見されました。

        そこでこの記事では、元転職エージェントである私が、当サイトで実施した100人の現役保育士さんからのアンケート結果をもとに、保育士ワーカーの評判を徹底解説していきます。

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        幼稚園教諭におすすめの転職サイト・エージェントランキング

        「幼稚園教諭におすすめの転職サイトってどれが良いの?」

        と悩んでいませんか?

        幼稚園教諭の求人を扱う転職サイトは、数多く存在しますが、「とりあえず有名だから…」という安易な理由で選んでしまうと、自分に合った職場を見つけられない可能性が高いです。

        そこでこの記事では、転職のプロである私が、求人数・サポート力・情報量の3つの軸をもとに「幼稚園教諭におすすめの転職サイト」を厳選してご紹介します。

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        ヒトシア保育(旧:保育ひろば)の評判は?転職のプロが保育士100人の口コミをもとに徹底分析

        「ヒトシア保育(旧:ヒトシア保育)の評判は良いの?」と気になってはいませんか。

        結論、同サービスは、内定までのスピードが1~2週間と早いという点では、今すぐ転職をしたい人から良い評価を受けている転職サイトです。

        ただ、求人数が業界No.1サービスの2~3%しかないという決定的な欠点があるため、1社のみでの登録はおすすめできません。

        そこでこの記事では元転職エージェントである私が、当サイトで実施した100人の現役保育士さんからのアンケート結果をもとに、利用する前に知っておきたいヒトシア保育の評判について徹底解説していきます。

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