「栄養士をすぐに辞めたい!」
「栄養士からの転職をスムーズにできる方法はある?」
栄養士として就職したはいいものの、勤務時間が長さや職場での人間関係などの理由で転職を検討している方も多いでしょう。
しかし、栄養士から他の職業に転職することは人生の大きな選択となるので、自分の目的に合った次の仕事がスムーズに見つかるか不安になりますよね。
後悔のない決断をするには栄養士を辞めたくなった理由ととことん向き合い、自分にあった最善の道をみつける必要があります。
- 現在の職場で改善できることを探す
- 今後の目標を見据えて転職のプロに相談する
- 栄養士以外の仕事も検討してみる
転職には多くの時間や労力を必要とするため、現在の職場で改善できるポイントを自分自身で探すことも大切です。また、栄養士から他の分野に未経験で転職するには、適切な転職エージェントを見つけることも重要でしょう。
そこで本記事では、転職のプロとして数多くの転職をサポートしてきた私が、栄養士を辞めたいと感じた際に確認しておくべきポイントを紹介します。
この記事を読むとわかること
- 栄養士を辞めたいと思うよくある理由
- 栄養士を辞めたいと思った時の対処法
- 栄養士からの未経験転職を成功させるコツ
- 栄養士からの転職におすすめエージェント12選
栄養士が仕事を辞めたい理由を深掘りし、スムーズに転職するための情報を詰め込んだので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
1. 栄養士を辞めたい人のよくある転職理由とは
せっかく栄養士として就職したものの、以下のような理由から辞めたいと思う方が多くいらっしゃいます。
ここで、実際に悩んでいる方の口コミを交えながら一つずつ見ていきましょう。
1-1. 仕事の量が多い|人手不足でハードワーク
いざ栄養士として働いてみると、仕事の種類や量が多いハードな環境に疲れてしまう人が多いです。
慢性的に人手不足の業界であることがハードワークの原因の1つで、職場によっては栄養士が自分一人の場合もあるでしょう。
そんな場合は特に求められる仕事量が多い上に、仲間がいない孤独感もストレスの原因です。
「仕事量が半端なく給料も低い」という評判も
出典:Twitter
「仕事量に対して地位や価値が低い」という悪い意見も
出典:Twitter
他にも、以下のような要因が重なり、栄養士を辞めたいと思う方が多くいます。
- 早番や遅番が多い
- 休日出勤
- 時間外労働
- 急な調理マシンの故障対応
このように様々な業務をこなす必要があり、1日中忙しい時間が続いてしまうという実情があります。
結果として、もっと体力的・精神的に楽に働ける職場を探して転職してしまうのです。
また、結婚・出産を機に家庭と両立しやすい仕事に転職しようとする方もいます。
1-2. 職場の人間関係でのトラブル・悩み|お局的な人や陰湿な空気がある
次に多い理由は、職場の人間関係への悩みです。
具体的には、以下のようなトラブルがあります。
- 嫌味を言う人がいる
- お局的な人がいる
- グループが形成されている
- 陰湿な空気がある
- チーフが頻繁に変わる
中でも新卒で栄養士になった方は、年上の方に気を遣ってしまい、上手く立ちまわれないこともあるでしょう。
しかし栄養士に限らず、どんな仕事でも人間関係の悩みはつきものです。
すぐに栄養士を辞めてしまうのではなく、現在の職場で何か対処できる方法はないか探してみましょう。
1-3. 理想としていた仕事とのギャップがある|実際は栄養指導や事務作業ばかり
栄養士は仕事の種類が多く、職場によってその業務内容も様々です。
料理や献立調整などの仕事をすると思って就職しても、実際は栄養指導や他の事務作業ばかり、という場合があります。
「理想と現実のギャップを感じる」との口コミも
出典:Twitter
業務内容に記載のない業務を任されることもある
出典:Twitter
このような場合、自分の理想の業務に携われる職場に転職しようと考える方が多いのです。
1-4. 労働時間の割に給料が安い|平均年収は約400万円と割安
栄養士はハードな仕事にも関わらず、それに見合う給与が貰えないと不満を持つ方が多いです。
「国家資格なのに給料低い」もっと評価されるべきという口コミも
もっともっと評価されて給料貰うべき。国家資格持ちは公務員みたいに安定保証されるべきだと思う
出典:Twitter
命に関わる責任の重い仕事の割に給料が低い
出典:Twitter
栄養士の平均年収は約400万円で、他業界・他業種と比べると低水準であると分かります。
出典:「2021年版 職種別モデル年収平均ランキング」
マイナビ転職
正社員であっても、他の業種や職種から比べると年収は低いので、栄養士の仕事にこだわりがない方は転職することも選択肢としておすすめしています。
2. 【すぐ実践】栄養士を辞めたいと思った時の対処・解決方法
実際に栄養士を辞めたいと思ったら、以下のステップで対処していきましょう。
では、詳しく解説していきます。
後悔しない決断をする為に現在の職場を辞めたいと思っている方は、以下の記事を参考にしながら「本当に栄養士を辞めるべきなのか」を考えてみましょう。
「辞めたい」と思った時にすべきことや、気を付けるべきことが分かりあmす。
2-1. 現在の職場でできる方法|人間関係の改善で解決することも
せっかく栄養士として働けているのですから、現在の職場でできる対処法を試してみましょう。
具体的には、以下のような方法があります。
- 連絡や指示の方法を変える
- 女性同士のコミュニケーション、聞き役に徹する
- 資格を取って仕事の幅を増やす
- 人事に相談する
正直、働いている限り人間関係の悩みはつきもので、転職をしても人間関係で悩む可能性は十分にあります。
ですのですぐに現職を辞めてしまうのではなく、女性同士のコミュニケーションでは聞き役に徹するなど、立ち回り方を工夫してみてください。
また、体制が整っている職場であれば、人事など職場の人間関係に関して相談できる窓口を頼ってみると良いでしょう。
一方、現在の仕事内容に不満がある場合は、自分で仕事の幅を広げることで解決できる場合があります。
例えば調理師や管理栄養士の資格を取得することができれば、現在とは違う職務に携われる可能性が高まり、職場での裁量も大きくなるでしょう。
2-2. 栄養士として転職する方法|資格を活かして職場を変える
現在の職場ではどうしても悩みや不満を解消することができない場合は、栄養士の資格を生かした転職がおすすめです。
なぜなら、栄養士を辞めて未経験分野に転職するよりも転職の難易度が低いからです。
栄養士として転職できる職場には、以下のような例が挙げられます。
- 公的機関
- 民間病院
- 老人ホーム・介護施設
- 飲食店・給食サービス会社
- 保育園・児童施設
- スポーツ関連施設・企業
栄養士の仕事内容は職場によって非常に異なりますので、栄養士を辞めなくても職場を変えるだけで悩みが解決する可能性は高いです。
例えば、現在の給食委託会社では調理の仕事ばかりだったとしても、スポーツ関連施設では栄養指導の仕事が多い、という場合もあります。
栄養士としての転職をする場合は、以下の記事で紹介しているおすすめの転職エージェントを参考にして下さい。
栄養士→栄養士の転職を考えている方へ
この記事では主に、栄養士から未経験分野への転職におすすめのエージェントを紹介していきます。
栄養士の資格を生かした転職をお考えの方は、以下の記事を参考にして下さい。
2-3. 別の職種の仕事に挑戦する|未経験OKの分野を探す
上記の対処法では悩みや不満を解決できない場合は、栄養士を辞めて異業界・異業種に転職することも可能です。
栄養士を辞めた方のよくある転職先は以下の通りです。
- 事務
- 営業
- 食品関係
- 教育関係
- 美容関係
事務・営業であれば未経験OKの求人が多く、未経験転職に挑戦しやすい分野とも言えます。
また、食品関係や美容関係は食や栄養に関する知識が活かせる職場が多いので、比較的転職しやすいでしょう。
特に20代であれば、未経験分野への転職もしやすいので、栄養士を辞めると決心したら早めに行動するようにしましょう。
次章では、栄養士からの未経験転職を成功させる方法をご紹介していきます。
3. 栄養士からの未経験転職を成功させる4つのコツ
本章では、栄養士からの未経験転職を成功させる4つのコツを解説します。
では、それぞれ見ていきましょう。
3-1. 現職を続けながら転職活動する|転職先を妥協しないことが重要
転職を納得の行くものにする為には、現在の仕事を辞めないことが重要です。
特に未経験転職の場合、なかなか転職先が見つからない場合や自分に合っている業界や業種を見極められない場合があります。
その結果、転職活動の期間が長引いてしまい、焦りから転職先を妥協して決めてしまう可能性が高いです。
妥協して転職すると、新しい仕事に対してもすぐ不満が募ってしまう可能性があります。
ですので、仕事は辞めずに安定した収入を得ながら転職活動を進めていきましょう。
3-2. 思い立ったらすぐに行動する|柔軟な若い世代を求められている
先述の通り、未経験転職に挑戦するなら20代の間に転職することが望ましいです。
企業にとって未経験転職者はほとんど新卒採用の学生と変わりありません。
ですので、企業は採用後の研修といった時間や費用を考えると、「長く働いてくれそう」「物覚えが速そう」「扱いやすい」という印象のある若い世代の未経験者を採用しようとします。
また、企業は中途採用者には即戦力として働ける能力を期待しています。
ですので、年齢が上がるにつれて「マネジメント経験」「(入社後に使える)専門スキル」など、転職者に求めるスキルや経験も高水準になって行くのです。
3-3. 今後のキャリアを考える|適切な転職のステップを踏む
企業に応募する前に、今後のキャリアについてじっくり考えるようにしましょう。
転職は時間も費用もかかるものなので、自分が望む人生に必要な場合のみ行うことをおすすめしています。
また、転職活動では志望動機に加えて以下のような質問をされると予想されます。
- どうして前の仕事を辞めたいと思ったのか
- 今後どんなキャリアを歩んでいきたいか
- 転職しか悩み・不安を解消する方法はなかったのか
- どうしてその業界・業種を志望するのか
これらの質問に対して、説得力のある回答をする為にも今後のキャリアを具体的に描くことが大事なのです。
しかし、未経験分野への転職を検討している場合、表面的な情報に踊らされ、自分に合っている業界や業種を上手く見極められない可能性があります。
このような場合は、次に紹介するステップを踏んで客観的かつ正確なキャリアの棚卸しをしていきましょう。
3-4. 転職のプロに相談する|面倒な手続きをすべて代行してくれる
未経験分野への転職は、転職エージェントなどのプロに頼るようにしましょう。
先述の通り、自分が働いたことの無い業界・業種への転職を、勝手なイメージだけで進めてしまうのは非常に危険だからです。
また、働きながら転職活動を行っていると、転職活動に割ける時間が足りないと感じる方が非常に多くいらっしゃいます。
限られた時間の中で効率的に転職活動を進めるには、面倒な手続きを全て代行してくれる転職エージェントの利用がおすすめです。
次章では、栄養士を辞めて未経験分野へ転職する際におすすめの転職エージェントを紹介していきます。
4. 【必見】栄養士からの転職におすすめエージェント12選
栄養士を辞めて未経験分野への転職を考えている場合、以下の軸に照らし合わせてエージェントを選ぶようにしましょう。
未経験転職のエージェントを選ぶ3ポイント
- 求人の質・量…優良案件が多く、未経験OKの求人数も十分にある
- 提案力…求職者のキャリアや長所を踏まえ、適切な求人を紹介してもらえる
- サポート…面接・書類対策など、選考対策を丁寧に行ってくれる
とはいえ、転職エージェントでそれぞれ特徴も求人の傾向も異なります。
また、転職エージェントはすべて無料で利用できる上、結局転職しなくても大丈夫です。
ですので、以下で紹介する9社の中で興味のあるエージェントが見つかったら、2・3社同時に登録しておきましょう。
栄養士→栄養士の転職を考えている方へ
この記事では主に、栄養士から未経験分野への転職におすすめのエージェントを紹介していきます。
栄養士の資格を生かした転職をお考えの方は、以下の記事を参考にして下さい。
転職エージェント | 総合評価 | コメント |
栄養士人材バンク | ★★★★☆ (4.4点) |
管理栄養士・栄養士に特化した転職エージェントであり、希少な求人を取り揃えています。専門のスタッフが施設の方針や雰囲気まで教えてくれます。 |
レバウェル栄養士 | ★★★★☆ (4.3点) |
スタッフが希望する勤務条件や給料をしっかりとヒアリングし、適した企業を紹介してくれます。 |
クラッチ栄養士 | ★★★★☆ (4.2点) |
やりとりをLINE上で行えるため、煩雑な対応が苦手な方におすすめです。 |
マイナビエージェント | ★★★★☆ (4.2点) |
特に20代や第二新卒からの評判が高く、熱心なコンサルタントによるサポート体制が魅力です。30代以上の方もご利用いただけます。 |
doda | ★★★★☆ (4.1点) |
都心から地方まで幅広く求人を取り揃えています。30代以上の方でもご利用いただけます。 |
リクルートエージェント | ★★★★☆ (4.0点) |
老舗の総合転職エージェントで、保有する求人数が他社に比べ圧倒的に多いことが強みです。30代以上でも利用可能です。 |
パソナキャリア | ★★★☆☆ (3.9点) |
サポートの手厚さに定評があり、慣れない転職に不安がある方には特におすすめです。全ての年代におすすめです。 |
DYM就職 | ★★★☆☆ (3.8点) |
CMで話題急上昇、幅広い取引実績を誇る注目の転職エージェント。特に第二新卒など20代の若手におすすめです。 |
就職shop | ★★★☆☆ (3.6点) |
リクルートが運営する、未経験転職に特化した転職エージェントです。社会経験の少ない20代向けです。 |
type転職エージェント | ★★★☆☆ (3.3点) |
他社と比べ求人数は少ないものの、一人ひとりに時間を割いて独自の提案をしてくれます。 |
リクらく | ★★★☆☆ (3.2点) |
未経験転職に力を入れており、内定率は94%を誇ります。正社員を目指す20代におすすめです。 |
ハタラクティブ | ★★★☆☆ (3.1点) |
第二新卒・既卒の転職支援実績No.1の転職エージェント。第二新卒ではじめての転職なら登録必須。30代でもご利用いただけます。 |
では、詳しく見ていきます。
栄養士人材バンク|管理栄養士・栄養士に特化!希少性の高い求人あり
『栄養士人材バンク』は、管理栄養士・栄養士に特化した転職エージェントです。
運営会社のエス・エム・エスには、医療・介護・福祉業界の幅広い分野で転職を支援してきた実績があります。
栄養士をはじめとして、医療職・コメディカルや介護職など多様な職種のキャリア支援を得意としていて、病院・クリニックなどの医療機関、介護・福祉施設、保育園、給食委託会社などとのつながりも強いため、希少性の高い豊富な求人情報を保有しています。
管理栄養士・栄養士の転職支援を専門に行なっているキャリアパートナーが、労働条件だけではなく、施設の方針や雰囲気、今後のキャリアを考慮した転職先を一緒に探してくれるなど、手厚いサポートを受けられることも魅力のひとつです。
また、同社は会員数10万人を超える管理栄養士・栄養士のコミュニティサイト『エイチエ』も運営していて、栄養士同士の情報共有や、業務に関する質疑応答が盛んに行われています。
このように、栄養士業界に深く入り込み実績を上げている転職エージェントはまだまだ少ないため、まず最初に登録すべきエージェントと言えます。
※コミュニティサイト「エイチエ」への会員登録と、『栄養士人材バンク』への登録は別です。「エイチエ」は管理栄養士・栄養士・養成学校生のみ利用できます。
レバウェル栄養士|専門アドバイザーが応募から就業までフルサポート
『レバウェル栄養士』は、栄養士・管理栄養士に特化して転職エージェントです。
専門のアドバイザーが応募から実際に仕事に就くまでフルサポートしてくれるので、転職に不安を抱えている方でも安心して利用できます。
希望する勤務条件や給与などをしっかりとヒアリングし、あなたにぴったりの企業を紹介してくれるでしょう。
企業ページだけではわからない職場の雰囲気も教えてもらえるので、働き始めた後のギャップに苦しむこともありません。
登録は5つの内容を入力するだけなので30秒もあれば完了します。
栄養士・管理栄養士としての転職を成功させたい方は、ぜひ『レバウェル栄養士』の活用を検討してみてください。
クラッチ栄養士|担当とLINEでやりとりできるので相談しやすい
『クラッチ栄養士』は、管理栄養士・栄養士に特化した転職エージェントで、調理師や資格取得見込みの学生にも対応している転職サービスです。
完全無料で利用できるのはもちろんのこと、まずは相談だけしたいという人にも対応してもらえるのが魅力と言えます。
また『クラッチ栄養士』では担当アドバイザー(転職エージェント)とのやり取りをLINE上で行うこともでき、電話・メールでの煩雑なやり取りを避けたい人にぴったりのサポートを提供してくれます。
医療施設(病院・クリニック)・介護福祉施設・保育園・給食委託会社・一般企業の求人を取り扱っていて、会員登録することで一般に公開されていないレアな非公開求人の紹介を受けられる可能性があるのもメリットです。
「転職エージェントを利用したいけれども、仕事が忙しいしやり取りが煩わしいのは嫌だなあ」という人は、ぜひこの『クラッチ栄養士』に相談してみましょう。
マイナビエージェント|初めての転職を徹底サポート!20代実績No.1
『マイナビ IT AGENT』は、丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
求人数だけではリクルートやdodaといった大手ほどではありませんが、首都圏の20代に焦点を当てれば1番の満足度(4.2/5.0点)を誇ります。
そのため、求人数が豊富な大手(例えば、『リクルートエージェント』や『dodaエージェント』など)と併用することをおすすめします。
doda|顧客満足度No1で幅広い年代やエリアの転職者を支援
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
リクルートエージェント|約62万件以上の求人保有!業界最大の転職支援実績
『リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。
公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる「非公開求人」を合わせると約62万件以上の求人を扱っています(2023年4月7日時点)。
業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。
転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
◆補足:リクルートが運営している関連サービス
- リクルートダイレクトスカウト(年収700万円ある人向け)
- リクルートエージェントIT(エンジニア向け)
パソナキャリア|慣れない転職の手厚いサポート・フォローに定評
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナ社は大手人材派遣会社として数多くの企業との取引実績を有しており、業種・規模を問わず多くの企業とのパートナーシップが実現する求人数の充実ぶりには目を見張るものがあります。
Career Theory編集部が転職エージェント利用経験者を対象に行ったアンケート調査では、求人の量や質だけでなく、その手厚いサポートを高く評価する声が多く寄せらました。
親身・丁寧な対応やアドバイスを受けられるのはもちろんのこと、たとえば若年層のキャリアプランや女性のライフプランに関連した悩みのように、転職の枠を超えて、求職者がそれぞれ抱えるキャリア全般の悩みにも深く寄り添ってもらえたと好評です。
『パソナキャリア』はどの求職者層にもおすすめできる大手総合系転職エージェントの1つですが、特に現年収500万円以上の人であれば豊富な選択肢と有用な提案を受けることができるでしょう。
さらに、東名阪(東京・名古屋・大阪)エリアでは特に求人数が充実しているため、同エリアでの転職を志望する人にはより一層おすすめの転職エージェントです。
『パソナキャリア』には高い年収を得ているハイクラス・ハイキャリア層の転職支援に特化した『パソナキャリア(ハイクラス)』があります。
取扱い求人約1.5万件(2022年8月時点)の約半数は年収800万円以上のハイクラス求人で、ハイクラス層の転職に特化した専任のコンサルタントがキャリアアップを力強くサポートしてくれます。
『パソナキャリア』が抱えるエージェントは腕利き揃いで、同じくハイキャリア向けのスカウト型転職サイト『リクルートダイレクトスカウト』のエージェント・ヘッドハンターランキングでは決定人数部門で1位(2020年)と、高い実績を有しています。
既に600万円程度の年収を得ている人がさらなるキャリアアップを目指すなら、あなたのニーズにより深く寄り添ってくれる『パソナキャリア(ハイクラス)』を利用しましょう。
DYM就職|第二新卒・フリーター・未経験の就職に特化
『DYM就職』は、第二新卒・フリーター・未経験の就職に特化した転職エージェントです。
上場企業、トップベンチャー企業などの中から、最適な求人を紹介してくれることで好評を得ています。面接、書類作成、服装などの指導が丁寧なので、未経験の方でも、安心して就活に臨むことができるでしょう。
DYM就職公式サイト:
https://talk.dshu.jp
就職shop|書類選考なしで面接OK!未経験向けの職種が豊富
『就職Shop』は、大手人材会社リクルートが運営する「未経験から正社員」に特化した転職エージェントです。
書類選考なしで面接ができる企業が多く、未経験向けの職種の豊富さが就職shopの特徴となっています。
このことから、「書類選考の時点で落ちてしまう方」や「自身のキャリアに自信がない方」に是非利用してほしいサービスです。
就職shop公式サイト:
https://ss-shop.jp
type転職エージェント|首都圏とIT業界に強い
『type転職エージェント』は、20代後半~30代前半を中心に実績が豊富な総合転職エージェントです。
サポート範囲は、一都三県のみですが、未経験OKの案件を多く保有しているため、職歴に自信がない方も気軽に相談してみましょう。
また、女性の求職者に特化した『type女性の転職エージェント』を運営しており、20代30代を中心に高い満足度評価を得ているので、女性にもおすすめです。
公式サイト:
https://type.career-agent.jp
リクらく|サポートが丁寧でミスマッチが少ない
『リクらく』は、未経験業界への転職支援実績の多い、20代専用の就職・転職エージェントです。
2015年創業のベンチャー企業である、株式会社リクルートネットが運営するサービスであり、他サービスに比べて知名度は高くありません。
その分、10年以上のキャリアを持つベテラン転職エージェントが、転職希望者1人1人に対して念入りなカウンセリングを行っています。
そのため、未経験業界への転職を希望する場合も、ミスマッチが起きづらく安心して転職活動を進められることができます。
これまで働いた経験が無い方、短期離職後の方にとって、おすすめできる転職エージェントです。
リクらく公式サイト:
ハタラクティブ|第二新卒特化型として最大手!2,300件以上の案件保有
『ハタラクティブ』は、第二新卒や既卒など若年層をターゲットにした特化型転職エージェントで、第二新卒特化型としては最大手です。
2,300件以上の案件に加え、キャリア相談、職務経歴書や面接対策について徹底したサポートで、書類審査通過率91.4%、内定率80.4%という非常に優れた実績です。
いまの経歴に自信のない方でも、違う職種で新たに挑戦したい、これから正社員に挑戦してみたいとお考えの方には非常におすすめできるエージェントです。
公式サイト:
https://hataractive.jp/
また、求人数を多く見たい場合は、『リクルートエージェント(約50万件)』を併せて利用することをおすすめします。
5転職エージェントをより効果的に利用する7ポイント
この章では、転職エージェントをより効果的に利用するためのポイントを7つお伝えします。
- スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
- 転職時期は最短可能日程で答える
- 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
- 経歴やスキルに嘘をつかない
- 推薦文は必ず確認する
- 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
- 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
せっかく良い転職サービスを選んでも、上手に活用できなければもったいないので必ずチェックしましょう。
Point-1. スカウトを利用した場合、2週間に1回くらい連絡を入れておく
転職サイトは、企業から依頼を受けるとデータベースの中から条件を絞り応募者を探していくのですが、この時の表示順番が「更新日」(=最終接触日)なのです。
「更新日が古い=もうすでに転職を決めた可能性が高い」と判断されるので、連絡を怠っていると後回しにされ、いずれ案件紹介メールが届かなくなります。
例えば、上記は「年齢30歳以下、転職回数1回以下、勤続年数2年以上、TOEIC780以上」で検索した結果ですが、実務的な処理としては、更新日が新しい順番に20人ずつメールを送って反応をみて、応募者がいなければ次の20人へ、といったように送信していきます。
更新日が古いと、いくら条件が良くても機械的に後回しになってしまう場合があるのです。
Point-2. 転職時期は最短可能日程で答える
コンサルタントとのファーストコンタクトで必ず「転職時期はいつ頃をお考えですか?」と聞かれるので、この時には「いいところがあればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすればあなたはすぐに売上に繋がると考え、優先順位をあげて対応してくれることでしょう。
※もちろん現職での退職手続きや引継ぎがあるはずなので、その点は伝えておきましょう。
Point-3. 相性が合わなければ担当コンサルタントの変更を申し出る
担当コンサルタントに情をうつしてはいけません。
担当変更がどうしてもしづらい場合は他社を当たりましょう。
担当変更メール文面例
いつも大変お世話になっております。現在転職の支援をして頂いている○○と申します。現在、ご担当者の○○様には大変丁寧にご対応頂いており感謝をしておりますが、
転職活動が初めてで不安が大きく、他の方のご意見も是非お伺いしたいです。
もし可能であれば、他のコンサルタントの方と一度お話をしたく考えております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
Point-4. 経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについては、申し出をしない限りは情報が残ります。
コンサルタントでよく話題にあがるのが、「去年の登録情報と今回とで登録情報が違うよ・・・」という話です。
この場合、虚偽報告を行うリスキーな人材として、紹介する案件を絞るなどの判断がくだされます。
Point-5. 推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当コンサルタントはあなたを200字〜1000字で紹介する推薦文を書きます。
そこで「面接時に相違があると困るのと、客観的に今一度自分を見直したいため、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」と一声かけましょう。
Point-6. 同じ案件に複数の転職サービスから応募しない
数社の転職サービスを使っている場合、同じ案件には複数の転職サービス経由で応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職サイトからも応募があるんだけど」と担当に連絡がいってしまいます。
企業・担当コンサルタント両者に不信感を与え、場合によっては破談となるリスクさえあります。
Point-7. 紹介された会社の実態を口コミサイト『OpenWork』で調査
転職エージェントも売上がかかっていますから、なんとかしてあなたに転職を決めてもらいたいと考えています。
優良なコンサルタントであれば都合の悪いことを隠したりすることは少ないでしょうが、自衛のために口コミサイトの『OpenWork』を利用して裏をとるようにしましょう。
以下のような口コミが大量に集まっているので、その情報をもとに、社風や雰囲気をあらかじめ予想することができます。
上場企業であればほぼ全ての企業についての口コミが集まっていますので、ぜひ利用してください。
6【図解】転職エージェント利用の流れ
ここまで、転職が有利に進む転職サービスと、その活用ポイントをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
転職エージェントに登録したあとは、特に準備は必要とせず、気軽に身をゆだねれば良いのですが、初めて使う方は不安も多いかと思いますので、登録後何が起こるのかをざっくり把握しておきましょう。
Step 1. まずは公式ページから登録する
それぞれの公式ページから登録を行います。
登録する際は、『転職サービス』なのか『派遣サービス』なのかを確認するようにしてください。
例えば、「パソナ」と検索するとパソナの派遣登録サイトが出てくるように、紛らわしいサービスが複数あるため、登録前にしっかりと確認しましょう。
正社員転職を目指していたのに、知らずのうちに派遣社員の面接を受けていた…ということがないように、十分に注意しましょう。
Step 2. 担当コンサルタントから連絡が来る
登録すると、担当から数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
事前に準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
10分ほどの最低限のヒアリングを受けた後、キャリアカウンセリングのアポイント調整を行います。
※最初からアポイント調整に入る場合もあります。
Step 3. キャリアカウンセリング
あなたが転職エージェントのオフィスに訪問することもあれば、担当コンサルタントが近くまで来てくれることもあります。(近年はコロナの影響により、オンライン面談も積極的に取り入れられています。)
初回面談での話題で多いのは下記のようなテーマです。
- あなたのキャリアの棚卸
- PRポイントの整理
- 転職するべきかどうか
- 転職するとしたらどのような企業に内定をもらえそうか
- どのように職務経歴書を書いたら通過しやすくなるか
- 転職についての要望の深堀
キャリアカウンセリングで気づくことも多く、なるべく多くのコンサルタントに意見をもらえば、考えがまとまっていき、後悔ない転職をすることができるでしょう。
担当コンサルタントとは長い付き合いとなるため、できれば拠点に足を運ぶようにしましょう。
Step 4. 求人紹介を受ける
あなたの希望に合いそうな求人を5件~20件ほど紹介してもらえます。
思ってもないような大手もあれば、今まで知ることのなかった魅力的な中小企業もあるでしょう。
それぞれのエージェントしか扱っていない独占求人もありますので、複数社のエージェントから求人紹介を受けることを推奨します。
Step 5. 履歴書・職務経歴書の添削
応募する企業を決めたら、職務経歴書や履歴書といった選考書類を添削してもらいます。
場合によってはこのためだけに面談を設定してくれたり、何度も書き直しを行ったりしてくれます。
最高の職務経歴書をエージェントと一緒に作り上げていきましょう。
Step 6. 紹介された求人に応募する
選考書類が完成したら、担当コンサルタントが最後に推薦文を添えて企業に応募します。
自分ではなかなか伝えられないあなたの魅力を、担当コンサルタントが企業に伝えてくれます。
求人サイトを使って自力で応募すると、推薦文はもちろん誰も書いてくれませんし、企業への手続きも全部自分でしなければならないため、それに比べると転職エージェント経由は圧倒的に有利です。
Step 7. 面接対策を受ける
応募している企業の面接担当者がどのような質問をして、どのようなタイプの方を好むのか、今持っているスキルのなかで何をPRするべきなのかといったポイントのアドバイスを貰います。
あなたが希望すれば模擬面接を実施してもらえるケースも多いです。
Step 8. 企業との面接を行う
面接の日時設定は担当コンサルタントが全て行ってくれます。
対策してもらったことをフル活用して、力を出し切りましょう。
面接に落ちてしまった場合には、多くの場合、担当コンサルタントが人事担当者からフィードバックを受けているため、次の面接に生かすことができます。
Step 9. 内定と退職サポート
内定が出た後は、担当コンサルタントが給料交渉や入社日の調整を責任を持って行ってくれます。
また、退職手続きについて不安な場合も、上司にどのように報告するかなど転職エージェントであればノウハウを必ず持っていますので、頼ってしまいましょう!
Step 10.退会手続きをする
転職先の内定がもらえたら、転職サイトを退会するのが無難です。
万が一転職後も転職サイトに入会し続けていたら、転職先の人事担当者に見つかってしまうかもしれません。
転職サイトを利用している会社は、転職サイトに登録している人材を「スカウト」機能でチェックしています。
転職先の人事担当者が「スカウト」機能であなたの情報を見つけた場合、「入ったばかりなのに、もう転職しようとしている」と、無用な疑いをかけられるかもしれません。
7. 【FAQ】栄養士を辞めたい人によくある質問・回答
本章では、栄養士を辞めたいという方からよく戴く以下の質問に回答していきます。
では、詳しく見ていきましょう。
Q1. 今の職場を円満に辞めるにはどんな方法がありますか?
円満に職場を去るには、以下のポイントを押さえるようにしましょう。
- 1か月前に退職の意思を伝える
- 引継ぎをしっかり行う
- 引き止めに合っても納得してもらえるように自己分析をする
- 退職日を決定する
退職希望時期より前に余裕をもって上司に報告したり、引継ぎをしっかり行ったりすることは社会人としての常識です。
どんなに転職を急いでいても、これらのポイントは確実に押さえるようにしましょう。
また、引き止められた場合、納得してもらえるように説得力のある退職理由を伝える必要があります。
希望するキャリアや人生設計をもとに、具体的に今後の展望を語れるようにしておくと良いでしょう。
説得力のある退職理由は徹底した自己分析で導きだすことができますので、不安なら転職エージェントのコンサルタントに相談してみてください。
Q2. 新卒1~3年以内に辞めると転職に響きますか?
退職理由・転職希望理由が明確であればほとんど問題ありません。
確かに1年未満で仕事を辞めていると、転職面接で心証が悪くなる可能性は高いです。
なぜなら、
「転職してきてもすぐに辞めてしまうのではないか」
「根性がない人なのかもしれない」
「職場でトラブルを起こしやすい人なのでは」
などと、思われやすいからです。
一方で、転職は選択肢が多い20代の方が成功しやすいという面もあります。
ですので、体力的・精神的に追い詰められている場合やどうしても別にやりたい仕事がある場合は、思い立ったらすぐに転職活動するべきです。
Q3. 私は栄養士に向いてないのでしょうか?
栄養士に向いていない人の特徴は以下の通りです。
栄養士に向いていない人
- 自分の栄養管理ができていない
- コミュニケーションが苦手
- 想像力がない
- 栄養や食への関心が薄い
- 調理が苦手
- メンタルが弱い
これらは一例に過ぎませんが、特に多く当てはまる方は栄養士が向いていないといえるでしょう。
特に、食や栄養への関心が薄く、仕事自体があまり好きではない人は栄養士は向いていないです。
しかし、「自分自身の栄養管理」や「調理が苦手」といった欠点であれば、努力や場数を踏むことで改善することができます。
少しでも「栄養士の仕事が好き」と思えているなら、根気強く働きつづけることも大切です。
8. 栄養士を辞めたいを考えている人におすすめの関連記事
本章では、栄養士を辞めたいと思っている方にぜひ読んでほしい関連記事をご紹介します。
転職全般について | |
女性の転職について |
9. 栄養士を辞めたいと思った時は、現職の改善や正しい転職のステップを踏もう!
ここまで、栄養士を辞めたい方に知っておいてほしいポイントを解説してきましたが、いかがでしたか?
栄養士を辞めたい理由は人それぞれですが、すぐに辞めてしまうのではなく、慎重に判断するようにしましょう。
それでも栄養士を辞めて転職したいという方は、この記事で紹介した以下の転職エージェントに2・3社登録して転職活動を進めてください。
- 栄養士人材バンク
https://ejb.eichie.jp/ - レバウェル栄養士
https://eiyoushi-oshigoto.jp/lp/1/ - クラッチ栄養士
https://dietitian.clutch-communication.jp/lp/form/3/index.html? - マイナビエージェント
https://mynavi-agent.jp
- doda
https://doda.jp - リクルートエージェント
https://r-agent.com - パソナキャリア
https://pasonacareer.jp - DYM就職
https://talk.dshu.jp/
- 就職shop
https://www.ss-shop.jp/
- type転職エージェント
https://type.career-agent.jp
- リクらく
https://rikuraku.net
- ハタラクティブ
https://hataractive.jp
あなたの転職活動が上手く行くことを心から祈っています。
現役の転職コンサルタント集団。大手人材会社に在籍しているメンバーが多いため、執筆内容に制約がかからないように『匿名性』とし、裏事情やノウハウを包み隠さずにご紹介しています。