
「何社受けても選考に通らない..」「ずっと転職できないのでは?」など転職がなかなかうまくいかないと焦りや不安は生まれますよね。
転職がなかなかうまくいかない方は、転職活動の進め方に何か間違いがある方が多く、それさえ解決すれば転職の成功率がグッと高まります。
転職エージェントとして長年働いてきた経験から、以下の流れで、「転職がうまくいかない」と悩む方へうまくいくためのコツを伝授していきます。
- 転職がなかなかうまくいかないのはなんで?うまくいかない12の原因
- 「転職準備」が悪いから転職がうまくいかない3つのケース
- 「求人への応募」が悪いから転職がうまくいかない2つのケース
- 「選考書類」が悪いから転職がうまくいかない3つのケース
- 「面接」が悪いから転職がうまくいかない4つのケース
- 「転職がうまくいかない」を打破する転職エージェント5選
- 転職がうまくいかないあなたへ伝えたい3つのこと
すべて読めば、今の状況を打破して転職活動の成功にグッと近づくでしょう。
1. 転職がなかなかうまくいかないのはなんで?うまくいかない12の原因
なかなか転職がうまくいかず、「自分は本当に大丈夫なの?」と不安に思っている方もいるかもしれません。
しかしながら、あっさり内定を勝ち取る人は一部のみで、みんな苦労しながら転職活動をしています。
1-1. みんな、苦労しながら転職活動をしている
例えば、「マイナビのアンケート」では8割以上の方が転職活動中に精神的な辛さを感じる(感じた)など、みんな苦労して転職活動をしています。
一方で、下記は「リクナビNEXT」による転職者に何社応募したのかを聞いたアンケートの結果で、およそ半数の方が応募10社以上、面接5社以上を経てようやく転職が決まったという結果が出ました。
また、50社以上応募して決まった人が9%、20社以上の面接を受けて決まった人が4%もおり、苦労して転職活動をしている人は少なくありません。
私が以前お会いした求職者の方の中には、179社に応募、16社の面接を受けてようやく決まったという方もいます。
「うまくいかない」と焦る気持ちは良くわかりますが、苦労しているのはあなただけではないですし、あなたに合う会社は絶対にあるはずなので、諦めずに頑張って行きましょう!
うまくいかなくても自信をなくさないで!
企業は空いたポジションを埋めるために中途採用者を求めているケースが多いです。
そして、「どんな人が欲しいか」は前任者によっても左右されるので、スキルの高い人が決まって採用される..というわけではありません。
そのため、なかなか内定が出ない=あなたはどこにも通用しないという訳ではないので、自信をなくす必要もありません。
1-2. でも転職がうまくいかない理由は必ずあるはず|12の原因
しかし、転職がうまくいかないのには何か理由があるはずで、そこが間違えていると、いつまで経っても転職は決まりません。
原因を見つけ、きちんと対策して行くためにも、下記に転職がうまくいかないときに考えられる全ての理由を挙げてみました。
転職のステージ | 転職がうまくいかない原因 |
①「転職準備」 |
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②「求人への応募」 |
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③「選考書類」 |
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④「面接」 |
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これら1つでも欠けていると、うまく行く可能性はガクッと落ちます。
このページで徹底的に対策まで紹介するので、しっかり読んで対策しましょう。
1-3. 一番確実な打開策はプロに相談すること
上記のポイントを1つずつ対策するにしても、数が多いし、何をどうすればいいかわからなくなっている方も多いと思います。
そういった方は、転職のプロである「転職エージェント」に相談してみましょう。
転職エージェントとは
転職エージェントとは、登録をすると完全無料で転職相談に乗ってくれて、企業の求人紹介から面接のセッティング、選考の対策まで転職活動全般をサポートしてくれるサービスです。
あなたの今の転職状況を相談すれば、何がいけないのか、何をすれば転職を決められるのかを無料で教えてもらえるので、転職の成功率がグッと高まります。
まだ登録してない方は「6. 「転職がうまくいかない」を打破する転職エージェント3選」で紹介する、『リクルートエージェント』などの大手転職エージェントに登録して相談してみるのが最も確実で手軽な打開策です。
それでは、転職がうまくいかない理由を転職のステージ別に紹介していくので、まずは自分でなんとかしたい方はチェックしていきましょう。
2.「転職準備」が悪いから転職がうまくいかない3つのケース
まず、しっかりと準備ができていないから転職がうまくいっていないケースです。
実際に、準備が悪いせいで、企業側とのミスマッチが起き、それが最終的に面接など、転職活動後半まで響くケースも多いです。
特に準備不足で起こりがちな3つのケースについて紹介していくので、チェックしていきましょう。
- 自己分析が不足している
- 自分の市場価値を正しく評価できていない
- ポジティブに語れるようになっていない
2-1. 自己分析が不足している
転職は就職活動とは違い即戦力が求められます。
あなたは何ができるのか、何を成し遂げたのか、それを生かして転職先の企業にどう貢献できるのかを考えられていないと転職はうまく行きにくくなります。
下記のように、自己分析の不足は転職活動のあらゆるステージで悪影響を与えます。
- 応募する企業が、あなたのスキルや経験に合わない
- 能力や経験を表す具体的なエピソードを話せない
- 根拠を持った志望動機が語れない
そのため、今までのキャリアをきちんと振り返り、何ができるのか、エピソードを交えてまとめておくことが必要です。
きちんと自己分析するためには?
転職エージェントに相談すれば、キャリア相談の中で、こういったポイントを引き出してもらえます。
ただし、自分で活動したい方のために、シートを埋めるだけで、転職に必要な自己分析ができるためのツールを用意しました。
すべての自己分析のポイントをまとめた下記シートは1~2時間程度で埋められますので、休日に試してみてください。
(画像をクリックすればpdfが開きますので、印刷してお使いください)
シートを埋めていく中でわからないことがあれば、自己分析のすべてのステップを解説した「プロ直伝!転職成功に導く自己分析4ステップ」を参考にしてみてください。
注意:「資格があるから大丈夫」と思わないこと!
大型免許や医師など、資格がなければ仕事にならない職種を除いて、資格を持っていればそれだけで転職できるというのは間違いです。
転職は即戦力を求めていることが多く、資格を持っているというよりもいかに経験があるかが見られます。
アピールポイントの一つにはなりますが、あなたには何ができるのか、経験ベースで話ができるといいです。
2-2. 自分の市場価値を正しく評価できていない
先ほどと少し似ていますが、「どうせ転職するなら年収◯◯円欲しい」「〇〇の役職に就きたい」など、あなたの実力以上の目標を持ち、求人を絞ってしまっていると転職が決まりにくくなります。
特に、転職前に実力以上に評価されていたり、高い給与をもらっているとここでつまづきやすいです。
どんなに実力に自信があっても、自分を客観的に評価して、動くことが転職活動では必要です。
転職エージェントを使えば、あなたという人物をしっかりみて評価・アドバイスしてくれますが、個人でチェックしたい場合は上記自己分析シートを使い、客観的に自分を評価することを意識しましょう。
2-3. ポジティブに語れるようになっていない
自己分析などでまとめたあなたの話をするときに、ネガティブな発言・表現をしてしまうと一気に通過率は下がります。
特に転職理由などはネガティブになりがちですが、採用側の印象は良くありません。下記のようになるべくポジティブに伝えましょう。
- ×:個人の営業ノルマがキツイ
- ◯:チームで成果を上げる環境の方が活躍できる
この他にも転職の面接などでは、ネガティブな発言はなるべく避けるべきです。
今ネガティブに語ってしまっていることがあれば、前向きに伝えられないか見直してみましょう。
3「求人への応募」が悪いから転職がうまくいかない2つのケース
いざ、求人に応募するときも、下記のようなポイントで問題があるケースは存在します。
- 応募の数が少ない
- 自分に合った企業/求人に応募できていない
3-1. 応募の数が少ない
そもそも応募数が少ないと転職はなかなか決まりません。
未経験の業界に飛び込む場合、30代を過ぎた場合など、ライバルが多く、狙える求人が少ないケースは100社の選考を受けても1社も面接にたどり着かないケースも存在します。
そこで、確実に内定を出すためにもとにかく多くの求人に応募して面接まで辿りつくことが重要です。
なかなか内定が出ない方は週20件に応募することをまずは目標にしてみてください。
応募の数を増やすために
応募の数を増やすために、下記の2つのポイントを意識してみましょう。
- より多くの媒体を使って1つでも多く求人をチェックする
- 譲れるポイント、絶対に譲れないポイントを明確にしておく
まずは、より多くの媒体を使って、求人を探せば、希望に合う求人を見つけやすくなります。
後ほど紹介する転職エージェントに登録すれば、あなたの条件に合う求人を毎日のようにガンガン紹介してくれますし、それでも足りないという方は担当者を付けずに自分でどんどん求人を探す「転職サイト」を使ってみましょう。
また、「絶対に譲れないポイント」「譲ってもいいポイント」を明確にしておけば、応募のチャンスを逃しにくくなります。
3-2. 自分に合った企業/求人に応募できていない
応募は結構してるけど..という方の中には、「自分に合った」求人に応募できていないというケースもあります。
「企業が求めるスキルや経験を持っていない」など、ミスマッチのある求人に応募してもなかなか決まりません。
先ほどの自己分析なども踏まえ、あなたに合った求人に応募する必要があります。
逆にハイスペックすぎて「すぐに辞めるのでは..」「会社の和を乱すのでは..」という理由で落ちることもあるので、あなたに合った会社選びは重要です。
自分に合った企業/求人に応募するために
あなたが何をしたいかだけでなく、企業がどんな人を求めているのか、それに対してあなたはどのように活躍できるかイメージした上で応募することが大切です。
数も大切ですが、現実性のある求人であることも意識しましょう。
転職エージェントであれば、あなたの希望だけでなくスキルなども考慮した求人を紹介してもらえるので、このポイントが不安なら転職エージェントを使いましょう。
ワンポイント:大企業にこだわりすぎない
「転職するなら大企業」と大企業にこだわりすぎている方もいるかもしれませんが、もったいないです。
今は、大企業でもどうなるかわからない時代。大企業だけで選ぶのではなく、視野を広げて、あなたがより活躍・成長できる環境に身を投じる方が将来のためになります。
4.「選考書類」が悪いから転職がうまくいかない3つのケース
職務経歴書・履歴書などの選考書類問題があるせいで転職がうまくいかないこともあります。
具体的には下記の2つで、この章で紹介していきます。
- 企業・ポジションに合わせた自己PRが書けていない
- 企業・ポジションに合わせた志望動機が書けていない
- 丁寧に、読みやすく作成できていない
4-1. 企業・ポジションに合わせた自己PRが書けていない
職務経歴書では自己PRを書くことになりますが、これらが企業のニーズに合致していないと、通りにくくなりますし、通ったとしても面接などで、落とされてしまいます。
例えば、PC業務が中心の一般事務職に応募される方が、前職の販売職で鍛えた「フットワーク」をアピールするなど、意外に出来ていない応募者が多いです。
企業に合わせた自己PRを書くために
基本的に、転職エージェント経由の応募であれば、職務経歴書の添削・アドバイスをしてもらえるので、1度今の応募書類にまずいポイントはないか相談するのがベストです。
しかし、自分で解決をしたい場合は、下記の5つの流れで自己PRを書ければ企業に響くものになります。
- PRタイトル
- 仕事内容
- 結果・成果
- 得た強み
- 企業に貢献できる事
これらの観点で書けていないという方は、「転職成功する職務経歴書の自己PR|誰でも書ける6ステップ」の記事に職務経歴書における自己PRの書き方のポイントがまとまっているので、これをベースに見直してみましょう!
4-2. 企業・ポジションに合わせた志望動機が書けていない
志望動機が的外れだったり、熱意を伝えられないと、採用にはなかなか結びつきません。
見る人が見れば使いまわしたということもバレるので、なるべく企業に合わせて作り込んでいきましょう。
企業に合わせた志望動機を作るために
企業のホームページなどはチェックした上で、下記要素をしっかりと盛り込み企業に合わせた志望動機を作りこんでいきましょう。
- 応募企業に惹かれている理由
- 事業・ポジションに惹かれている理由
- 応募企業・事業・ポジションに貢献できる根拠
正直、できていないなと思う方は「職務経歴書で完璧な転職の志望動機を考える3ステップ」のページで、上記要素を盛り込んだ受かる志望動機の書き方を伝授していますのでチェックしましょう。
4-3. 丁寧に、読みやすく作成できていない
また、内容が良くても、読み手の好感度をあげるような書類になっていない可能性もあります。
- 文章が読みにくい
- 手書きの履歴書の字が雑・汚い
こういった書類を提出すると、あなたの魅力が伝わらなかったり、人事にマイナスの影響を与えることもあります。
丁寧に、読みやすく作成するために
特に手書きの履歴書は丁寧に書くこと、また読みやすい職務経歴書になるように下記のポイントを気をつけていきましょう。
- 文字数は300字まで
- 表現は平易かつ具体的に
- 「~だが」「しかし~」など、逆説の接続詞を多用しない
- ですます調で統一されている
不安な方は転職エージェントに1度チェックしてもらうことをおすすめします。
5.「面接」が悪いから転職がうまくいかない4つのケース
面接になかなか通らないという方は、自己分析が不足しているということのほかに下記のような課題がある可能性が高いです。
- 基本的なマナーができていない
- 自信のなさがにじみ出ている
- 面接の対策が不足している
- 失敗した振り返りができていない
5-1. 基本的なマナーができていない
面接の際に下記のような基本的なポイントが1つでもできていないと、面接官にマイナスの印象を与えている可能性があります。
上記26項目をチェックし、できていない箇所があれば直して、次回からの面接に臨みましょう。
「これってどういうこと?」「何を直せばいいの?」などの疑問点があれば「転職のプロ直伝!合否の55%を決める転職面接マナー26選」に上記26項目が詳しくまとまっているのでチェックしてみてください。
5-2. 自信のなさがにじみ出ている
なかなか転職がうまくいかないという方にありがちなのが、選考に落ちすぎて自信を失い、それが面接官に伝わってしまうということです。
こうなってはますます選考に通りにくくなります。
面接の際は、企業に自分を売り込むつもりで、無理をしてでも自信満々に振る舞うことを意識しましょう。
少しでも自信をつけるために
私が、自信を無くした人によくするアドバイスは、「自分のやってきたことを整理して、それを思い返して欲しい」ということ。
自己分析をする中で、大小はあれど、キャリアの中で成功体験や強みが発揮できたシーンが出てきたと思います。それを思い出して「あなたも輝ける場所がある」ということを胸に、もう少し頑張ってみましょう!
また、面接の前の日はお風呂や寝る前などで、選考先の企業でバリバリ活躍している姿をイメージすることも有効です。
5-3. 面接の対策・準備が不足している
シンプルに対策が不足しているケースです。
想定される質問や、さらにそこから深掘りされる質問に対してどう答えるか、質問の意図を考え、言えるようになっていないとライバルに差をつけられてしまいます。
そのため、面接まで行くけど..という方は特に、面接の練習・対策を行いましょう。
有効な面接対策をするために
転職エージェントでは、無料で模擬面接を行ってくれます。そのため、1度受けてみると、フィードバックももらえ、あなたの面接の課題が浮き彫りになります。
それでも自分で対策をしたいという方は、まずは下記の99の想定質問に全て答えられるようにシートを埋めましょう。
埋めて行く中で、疑問点があれば「プロ直伝!転職時の面接質問への本質的な対策と99の質問例」の記事にそれぞれどう答えるべきかをまとめたので、参考にしながら埋めましょう。
ただし、大切なのは、きちんと語れること。口下手で不安な方は、何度も音読し、スラスラ語れるように練習しましょう。
5-4. 失敗した振り返りができていない
また落ちたか..と落ちた事実にだけ目を向けて、「なぜ落ちたのか」考えられていないと、同じ失敗をしてしまう可能性もあります。
面接で落ちた場合は、きちんと面接を振り返り「あそこではああ答えるべきだった」と他社の選考に活かせるようにしておきましょう。
振り返りをきちんとするために
手帳などを用意して、面接の直後に、反省すべきポイントや聞かれた事をまとめ、他社の面接前などに読み返すと同じ失敗をしにくくなります。
ちなみに、転職エージェント経由で選考を受けた場合は、落ちたときに何がまずかったのか聞けば教えてくれることがあります。
落ちた理由を聞きたい方は転職エージェント経由の選考を意識しましょう。
6. 「転職がうまくいかない」を打破する転職エージェント3選
ここまでをまとめると、転職がなかなかうまくいかないのには12の理由があり、転職エージェントを活用すれば、その大半をクリアできるということです。
また、今の悩んでいる状況を無料で相談できるので、一度相談するだけでも気持ちが楽になります。
転職エージェントを使った人の声
登録すると、担当の方から電話があり、早速面談に。それまでの転職活動の状況などを伝えると、親身になってくれ、職務経歴書も見てくれました。
その中で「私のやってきたことを上手に伝えられていない」などのアドバイスをいただき、さらにいい条件の求人を紹介してくれました。
何がいけないかわかっただけでなく、その後も担当のIさんが密に連絡をくれ、二人三脚で勧められた感じがして1人で悩んでいた頃よりも転職活動が辛くなくなりました。
理容開始後2ヶ月で転職が決まりましたが、転職エージェントを利用して、転職活動が良い方向に動いた気がします。
このように、「転職で行き詰まったときに頼りになった」という声は非常に多いです。
6-1. 転職エージェントがしてくれることまとめ
ここで、改めて転職エージェントがしてくれることをまとめました。
転職のステージ | 転職エージェントがしてくれること |
①転職準備 | キャリア面談で、あなたの現在・過去・未来をプロ目線で棚卸しして、ベストな方向に導いてくれる |
②求人への応募 | あなたの希望や経験に合わせた求人(非公開案件含む)をガンガン紹介してくれ、応募手続きもしてくれる |
③選考書類作成 | 職務経歴書や履歴書の作成をサポートしたり添削してくれる |
④面接 | 模擬面接などの対策をしてくれ、面接の日程調整もしてくれる |
この他にも内定を勝ち取った場合に下記のような面倒な手続きを全て代行してくれます。
- 配属先の交渉
- 給与・ポジションの交渉
- 雇用契約書の確認
- 入社関連手続き
完全無料なので、転職がうまくいかない方は必ず登録すべきサービスなのです。
6-2. おすすめの転職エージェント5選
転職エージェントは山ほどありますが、下記の観点で、今の状況を打破する転職エージェントをピックアップしました。
- 保有求人数|とにかくたくさんの求人の中から良質な求人を数多く見つけるために
- サポートの手厚さ|面接対策など、あなたの弱点をしっかりサポートしてもらうために
おすすめは下記の5社で、どれも完全無料のサービスなので、できる限りたくさん登録し、担当者との相性・紹介してくれる求人の質、量を比べながら頼るところを決めていきましょう。
- リクルートエージェント|求人豊富の大手
https://r-agent.com/ - キャリアカーバー|年収600万円以上限定
https://careercarver.jp - dodaエージェント|業界最大級。20代30代なら登録必須
http://doda.jp/ - マイナビエージェント|サポート充実で満足度No.1
https://mynavi-agent.jp/ - パソナキャリア|首都圏に強くサポートが定評
http://pasonacareer.jp/
では、一つずつご紹介していきます。
リクルートエージェント|大手だが担当に差がある
リクルートエージェントは、求人数No.1の総合転職エージェントであり、コロナ禍で求人数が減っている今、必ず登録すべき1社です。
ただ、1社だけだと十分な求人数には満たないので、No.2の『dodaエージェント』をはじめとした他の転職エージェントも同時登録しておくことをおすすめします。
また、コンサルタントに一部ネガティブな口コミもありましたので(※大手なので担当差が大きい)、不安な場合は、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビエージェント』を併用すると良いでしょう。
公式サイト:
https://r-agent.com/
※年収700万円以上での転職を目指すなら『キャリアカーバー(byリクルート)』がおすすめ
Point:転職エージェントは必ず3社登録しよう
コロナ禍で求人数が減っている今、たった1社の転職エージェントでは良い求人を集めることができません。
最初の登録は、少しだけ面倒かもしれませんが、可能な限りたくさん登録することが、転職成功への最初の一歩です。
例えば、総求人数No.2の『doda』、サポート満足度が高い『マイナビエージェント』など、最低でも3社登録することをおすすめします。
キャリアカーバー|年収600万円以上限定
『キャリアカーバー(by リクルート)』は国内最大手のリクルートが運営する、ハイクラス・エグゼクティブ向けの転職支援サービスです。
レベルの高いコンサルタント(ヘッドハンター)を自ら選んで相談をすることもできれば、レジュメを登録して好条件のスカウトも待つこともできます。
また、年収800万円以上の求人は約28,000件(2020年5月時点)と、高年収を狙う方であればすべての方におすすめできる転職サービスです。
気になる方は、ぜひ一度登録してみることをおすすめします。
公式サイト:
https://careercarver.jp/
doda|業界最大級。20代30代なら登録必須
『dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級の転職エージェントです。
提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者の当たり外れが少ないエージェントだと言われています。
首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、『全ての人におすすめできる転職エージェント』と言えます。
dodaエージェント公式サイト:
http://doda.jp/
マイナビエージェント|サポート充実で満足度No.1
丁寧なサポートがウリの20代向け転職エージェントです。
ただ、コロナによって若年層向けの求人数が大きく減ってしまったことから、口コミ評判もネガティブな内容が増えてきています(2020年12月現在)
そのため、いま利用するならば、求人数が豊富な大手(例えば、リクルートエージェントやdodaエージェントなど)を優先したほうが賢い選択かもしれません。
公式サイト:
https://mynavi-agent.jp/
パソナキャリア|首都圏特化でサポート充実
『パソナキャリア』は、手厚いサポート・フォローに定評があり、慣れない転職に不安がある方に特におすすめです。
運営元のパソナは人材派遣領域で業界最大手の企業であり、16,000社以上と取引実績があるため、求人数も充実しています。また、年収700万円以上の非公開求人を多く取り扱う『ハイクラス向けサービス』など、サービス内容も多岐にわたります。
そしてなにより、パソナの社風自体が「利益よりも社会貢献」を重要視しているため、「親身な転職者サポート」を実現しているようで、その結果として「アンケート満足度No.2」とリクルートエージェントに次ぐ実績を誇っています。
そのため、転職活動をするのであれば、まず登録すべき転職エージェントの1社です。
公式サイト:
https://pasonacareer.jp
6-3. 登録後はどうすればいいの?
上記URLから登録すると、転職エージェントから数日以内に電話かメールで連絡が入ります。
準備などをする必要は全くありませんが、ざっくり下記のようなことを聞かれます。
- 転職希望時期は?
- 希望する職種や業界は?
- 希望年収は?
その際、面談の調整などをして、下記のようにサービスが進んでいきます。
7. 転職がうまくいかないあなたへ伝えたい3つのこと
上記を元にまずは転職エージェントに相談するのがおすすめです。
しかし、自分で転職を進めるという方は、転職活動を乗り切るために、下記のポイントを頭に入れておいてください。
- 転職すること自体を目標にしないようにすること
- 心が折れないように息抜きしながら転職活動をすること
- 必ずしも正社員としての採用にこだわる必要はないこと
7-1. 転職すること自体を目標にしないようにすること
転職を決意した理由が「収入を増やしたい」「キャリアアップ」などだった方も、転職がなかなかうまくいかないと、それを忘れて「どこでもいいから..」と徐々に「転職すること」を目標にしてしまう傾向があります。
まだ退職する旨を今の職場に伝えていない方は、今の職場に残ることも考えて、妥協して転職してしまうということは避けましょう。
そのため、なるべく転職先を見つけるまで、今の職場に「辞める」と言わないことも重要です。
7-2. 心が折れないように息抜きしながら転職活動をすること
焦る気持ちのあまり、転職ばかりを考えてしまうと、長期化した転職活動を乗り切れません。
そのため、スポーツ・飲み会・読書など適度に息抜きをしながら転職活動を進めて行くことをおすすめしたいです。
疲れたら少し休むことも意識しましょう。
転職活動に楽しみを見出せるとなおさらいい
転職活動自体にも何かしらの楽しみを見出せるとより良いです。
私が以前担当した方の中に、カレーが大好物という方がいましたが、面接の度にその企業の近くにあるカレー屋を探して、帰りに食べに行くというのを楽しみに頑張っていました。
7-3. 必ずしも正社員としての採用にこだわる必要はないこと
正社員として転職したい方は多いと思いますが、数百社応募してなかなかうまくいかないという方、退職済みで金銭面が不安という方は正社員以外の道も考えましょう。
例えば「紹介予定派遣」という派遣期間の終了後に直接雇用を結ぶことを前提とした雇用形態もあります。
紹介予定派遣であれば、なかなか正社員でうまくいかないという方にもチャンスはありますし、派遣期間であなた自身も企業を見極めることができます。
どんな求人があるの?
「リクナビ派遣」などで、どんな求人があるかチェックできるので、正社員への転職がうまくいかず悩んでいる方はチェックしてみましょう。
リクナビ派遣公式サイト:https://haken.rikunabi.com/
8. まとめ
なかなか転職がうまくいかないという方に向けて、原因や対処法を紹介してきましたが、いかがでしたか?
転職がうまくいかない原因を見つけ、すべて振り返り、できていないところは直して行きましょう。
また、その際に役立つサービスが、「転職エージェント」です。
うまくいかないと悩む今、相談すれば、何がいけないのか、どうすればいいのかアドバイスをしてくれ、転職の成功率がグッと高まります。
おすすめは下記の5社で、全て完全無料ですので、登録し、担当者に話を聞いてみましょう。
- リクルートエージェント|求人豊富の大手
https://r-agent.com/ - キャリアカーバー|年収600万円以上限定
https://careercarver.jp - dodaエージェント|業界最大級。20代30代なら登録必須
http://doda.jp/ - マイナビエージェント|サポート充実で満足度No.1
https://mynavi-agent.jp/ - パソナキャリア|首都圏に強くサポートが定評
http://pasonacareer.jp/
このページがあなたの転職活動のお役に立てることを心から祈っています。
ややブランクありの状態だったことや、40歳を超えていることから、大分苦労しました。
でも、「毎日転職のことを1つ以上する」「週に30社応募する」などを決めて、とにかく数で勝負しました。
200社近く応募して、ようやく私の希望通りで、かつ経験を活かせる企業に1社内定。
これから転職する人に伝えたいことは、かならず合う企業はどこかあること、それを見つけるために行動量を増やすことが大切だということです。