CareerTheory編集部

経験が浅い看護師の志望動機の書き方と例文│魅力的な人材に見える志望動機とは

経験が浅い看護師の志望動機と例文

看護師の経験が浅いから、志望動機を書けない

経験の浅い看護師が転職活動を始めるとき、履歴書の志望動機をどう書けばいいか悩むでしょう。

しかし、悩む必要はありません。

なぜなら、志望動機で書く内容が決まっているからです。

この記事では、現役看護師の筆者が転職活動を始める経験の浅い看護師向けに、志望動機の書き方などを解説していきます。

この記事を読むとわかること

  • 志望動機で書くうえで重要なこと
  • 志望動機を書くときのコツ
  • 経験が浅い看護師の参考になる志望動機
  • 経験が浅い看護師におすすめの転職エージェント

この記事を読めば採用される志望動機を書けて、転職活動が成功するでしょう。

転職を成功させたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

1.志望動機を書くうえで、経験の豊富さは重要ではない

志望動機で重要なのは

臨床での経験を十分にアピールできない

経験の浅い看護師が志望動機で悩むのは当たり前です。

しかし、志望動機を書くのに豊富な経験は重要ではありません。

なぜなら過去ではなく、「自分はなぜ転職先で働きたいのか」のような未来を書くのが志望動機だからです。

実際に病院の採用担当者は、志望動機で以下を知りたいと考えています。

  • なぜ他ではなくうちの病院で働きたいのか
  • 長く続けてくれそうなモチベーションはあるか
  • 応募者が理想とする看護や働き方が実現できるか
  • 病院の理念や環境と応募者の考えが合うか

つまり、スキルや経験をアピールするよりも、どうしても転職先で働きたいのを伝える方が大切です。

もちろん、志望先で活かせるスキルや経験があるのは理想的でしょう。

しかし、転職先で働きたい熱意を感じさせる文章にするには以下を伝えるほうが重要です。

  • 自分の今後のキャリア
  • やりたい看護が職場といかにマッチしているか
  • 長く働くモチベーション

スキルや経験の少なさに引け目を感じますが、志望動機を書くときに気にする必要はありません。

志望動機を書く目的や意味を理解しておけば、誰でもいい文章を書くことが可能です。

2.志望動機を書くときの6つのコツ

志望動機の書く時のコツ

志望動機の方向性がわかったところで、志望動機を書くときのコツを紹介します。

具体的には以下の6つです。

それぞれ詳しく紹介していきましょう。

2-1. 情報収集を徹底しておこなう

はじめに、志望先の情報収集を徹底しておこなうのが大切です。

なぜなら、志望先の情報がないまま、志望動機を書くと表面的で具体性に欠ける文章になるからです。

たとえば「貴院の理念に共感し、志望いたしました」のような文章はどの病院でも書ける文章で、応募者の考えやこの病院で働きたい熱意は伝わりません。

採用者側からすれば、「本当にうちで働きたいのか」「うちの病院のことをきちんと調べて応募したのか」と思われてしまいます。

したがって、求人情報に記載された待遇や募集要項だけでなく、病院の理念や看護師像など詳細を調べておきましょう。
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志望動機を書くために必要な情報 情報源
病院の理念・基本方針 病院HP
病院の特色

  • 病床数
  • 対象としている患者・疾患・地域
  • 救急体制
  • 力を入れている部門や治療法
病院HPやインターンシップ・病院見学で確認。
看護体制

  • 求める看護師像
  • 看護配置
  • 教育・研修制度
  • キャリア形成
看護部HPやインターンシップ・病院見学にて確認。

求める看護師像は、教育体制や看護部長の挨拶文から読み取れる。

2-2. 退職理由を書く

「退職理由を書くのは、ネガティブな印象を与えてしまうため評価が下がるのでは」と考えるでしょう。

しかし評価が下がる原因は、退職したことではなく退職理由にあります。

たとえば「人間関係や残業の多さで退職した」と伝えた場合、真実でもマイナスな評価になりやすいです。

なぜなら、退職理由を同僚や会社の責任にしているからです。

したがって、看護師の経験が浅くても転職をしたいのであればポジティブな理由を書きましょう。

たとえば「貴院の救急病棟で、緊迫した患者さんを救いたい」のような内容です。

採用担当者は、短期で転職をする人に対して「採用しても、またすぐに退職するのではないか」と考えてしまいます。

しかし前職を辞めた理由や今後どうしたいかを前向きに伝えると、不安から期待へ変わるため退職理由の伝え方は工夫が必要です。

2-3. 意欲を前面にアピールしていく

志望動機はスキルや経験のアピールの場ではなく、志望先への熱意を伝えるのが大切です。

したがって、就職できたら何をどう頑張りたいのかを具体的にアピールしましょう。
アピールできる例としては、以下のとおりです。

  • 今の自分が出来ること
  • 目標に対してどの段階にいるのか
  • やりたいことを実現するためにおこなっていること

意欲のアピールに加えて、就職したあとに活躍している姿を病院側が想像できているかがポイントです。

志望先でやりたいこと、頑張りたいことを具体的に書いて、他の人との差別化をしていきましょう。

〈悪い例〉

現在は急性期病棟に勤務しているため救急外来の勤務はありませんが、3次救急のある貴院でスペシャリストになるべくスキルを磨いていきたいと思います。
……意欲のアピールはしていますが、誰にでもいえそうな内容になっています。

〈良い例〉

3次救急のある貴院でスキルを磨き、救急看護のスペシャリストになりたいと考えています。
現在は急性期病棟で看護の基礎を固めながら、日本救急看護学会のセミナーに参加し、救急時の対応やフィジカルアセスメントを学ぶなど日々自己研鑽に励んでいます。
……転職先で働きたい意欲だけでなく、あなたが目標に向かって努力する力がある人材なのが伝わります。

 

2-4. 志望先の魅力に感じる点・共感できる点を書く

志望動機には調べた病院の情報から、魅力に感じている点や共感できる点を書きましょう。

具体的には、以下の箇所から探すのがおすすめです。

  • 病院の理念や方針
  • 目指す看護部のモデル
  • 教育体制

病院側は、自分たちの考え方や方針に合った人材の採用を考えています。

したがって「理念や教育体制に共感して魅力を感じている」のように、病院側と考えがマッチ点を志望動機に書きたいところです。

しかしホームページに書いてあるような、調べればすぐわかる情報を丸写ししてはいけません。

なぜ他ではなくうちで働きたいのか、病院側が納得できる文章を書くのが大切です。

そのためには自身の経験や看護観など、具体的なエピソードを書くのがいいでしょう。

例)

私は、看護部の理念である「患者さんの主体性を尊重し発揮できるような医療を提供する」に共感し、貴院を志望しました。

きっかけは、学生時代に実習で脳梗塞後の患者さんを受け持ったことです。

その際にADLが少しでも回復するように、患者さんの「コツコツ努力できる強み」を引き出して援助する看護師の姿がありました。

そこで私も患者さんのできることを尊重して、その人らしさを発揮できる看護をしたいと考えました。

貴院のインターンシップに参加した際も、スタッフ1人1人が「どうしたら患者さんが主体的に治療に取り組めるか」「患者さんの強みはなにか」を話し合う姿を拝見しています。

そのような経験もあって、私も貴院の一員になりたいと思い志望いたしました。

2-5. 「学びたい」だけはNG!職場に貢献する気持ちがあるのを忘れずに書く

経験の浅い看護師の志望動機で注意しなければいけないのは、学習意欲を全面に出してしまう点です。

やる気や向上心が伝わってよさそうですが、むしろ逆効果といえます。

なぜなら受け身な印象を与えてしまい、学びたいだけの人を採用するメリットがないからです。

たとえば、子供を見てくれるベビーシッターを見つけるときを想像してみましょう。

「お子さんのお守りを通して、保育を学びたいです!」と話すベビーシッターよりも、

「シッター歴は浅いですが子供向けの英語教育の経験があるので、楽しく英語を教えられます!」のほうが好印象です。

このように、「学びたい」をアピールするのは何も好印象を与えません。

病院側にメリットがない内容は避けたほうが賢明です。

2-6. 経験・スキルがあればさらに説得力が増す

志望先の病院に貢献できるスキルがあれば、アピールしましょう。

志望動機に説得力が増して、他の応募者との差別化ができます。

看護師の経験が浅いと自信を持って書けないところですが、実は病院にとって価値のある経験やスキルの可能性があります。

強みや志望先で活かせそうなスキルを見つけるために、スキルや経験の棚卸しをしてみるのがおすすめです。
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看護師の業務経験・スキル その他の業務経験 看護師としての考え方
  • 勤務経験のある病棟と年数
  • どの経過にある患者さんか(急性期・慢性期など)
  • 担当したことのある疾患
  • 患者さんの年齢層
  • 患者さん・ご家族とどんな関わりをしてきたか
  • 習得した医療行為・看護技術
  • 病棟の係や委員会の経験
    例)・褥瘡対策チームに加わり、患者さんの皮膚トラブルに対応していた。
  • 医療安全委員会に所属し、安全対策の啓蒙していた
  • リーダーやプリセプター経験の有無
  • 他職種との連携
  • 看護師を目指した理由
  • どんな看護師になりたいか
  • 仕事をしていく上で大切にしていること
  • やりがいを感じたエピソード
  • 辛かったことと乗り越え方

3.経験が浅い看護師の志望動機の例文【7選】

志望動機の例文

志望動機を書くコツを紹介してきたところで、経験が浅い看護師の志望動機の例を紹介しましょう。

志望動機は、何が決め手になったのかを書くのがポイントです。例として、以下の7つが考えられます。

自分の状況や考えに合った例文を参考に、志望先の病院に合わせた志望動機を書いてみてください。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

3-1. スキルアップを軸にした場合

今後のキャリア形成を考えて転職する場合は、スキルアップをして目指す姿を志望動機に書くといいでしょう。

口コミ・評判

〈例1:さまざまな疾患に対応出来るジェネラリストになりたい〉

大学病院の消化器外科に2年半勤務し、専門的な医療を学んできました。

仕事を続けていくなかで、看護師としてより幅広い疾患に対応出来るジェネラリストになりたいと考えるようになり、地域の医療全般を担う貴院を志望いたしました。

知識・技術ともに未熟な面はありますが、大学病院で培った学習し続ける姿勢を大切にしながら、現場で第一線で活躍し続ける看護師を目指すべくスキルアップしていきたいです。

口コミ・評判

〈例2:小児看護のスペシャリストになりたい〉

総合病院の小児科病棟に3年勤務していましたが、高度な治療を要する重症例の患児は転院になることもあり、そのたびに「もっと自分にできることはないのか。」と悔しい思いを抱きました。

将来は、救急から在宅まで子どもの健康を幅広く支える小児プライマリケア認定看護師を目指したいと考えております。

そこで、小児救急をはじめ高度で専門性に特化した医療を提供している貴院ならば、小児看護のスペシャリストとしてスキルアップしていけると考え、志望いたしました。

臨床経験が浅く看護師として未熟ですが、患者さんとご家族により専門性の高い医療を提供出来るよう業務や研修・自己学習を通じて積極的に学んでいきたいです。

3-2. 病院の特色を軸にした場合

志望動機に病院の特色を書くのであれば、どのような特色があって、なぜ魅力を感じているかを書くといいでしょう。

口コミ・評判

〈例1:慢性期に特化した病院に転職〉

現在の勤務先である総合病院の外科では、急性期の患者さんを多く受け入れています。

日々の業務のなかで、急性期を脱した後も高度な医療を必要とする患者さんも多く、長期的な入院を必要とする慢性期の患者さんへの看護にも興味を持ちました。

貴院は、地域でも数少ない慢性期医療の担い手であると伺っています。

そこで、質の高い医療と安全で安楽な療養生活を提供できる看護師になれる環境があると考え、貴院を志望いたしました。

口コミ・評判

〈例2:急性期~在宅まで地域密着型の病院に転職〉

現在勤務している大学病院では、在院日数が10日と短く、退院後に在宅療養や慢性期・回復期病院へ転院する患者さんも多くいます。

変化の激しい急性期を脱して、無事退院した患者さんがその後をどう過ごしているのか思うことがあり、退院後の生活や人生を見据えた支援を継続的にしたいと考えました。

貴院を志望したのは、急性期から慢性期、地域と連携して訪問看護や福祉にも力を入れているのと、患者さんに病院から日常生活に戻ったのを見据えた看護を実践できると思ったからです。

看護師の経験が浅くて未熟な面もありますが、急性期で培った「患者さんの小さな変化に気付く観察力」を活かしたいと考えています。

3-3. 提供している医療に魅力を感じた場合

提供している医療に魅力を感じた志望動機を書く場合、力を入れている事業や強み、やりたい看護がマッチしている点を伝えていきましょう。

口コミ・評判

〈例1:3次救急指定の病院へ転職〉

現在、急性期病棟に勤務しており、救急外来から入院してくる患者さんを担当する機会があります。

このような患者さんと接するなかで、緊急時の迅速かつ的確な処置が救命につながることを強く実感して、救急医療の現場で働いてみたいと思いました。

貴院を志望したのは、3次救急にも指定されて救急受け入れ件数も地域随一のため、救急医療のスペシャリストを目指せると考えたからです。

看護師としてのスキルは未熟ですが、体力と簡単には諦めない根気強さには自信があります。

幅広い知識と迅速な判断、正確な技術が要求に応えられるように、救急医療の現場を支えるスタッフとなるためにも日々自己研鑽に励んでいきたいと考えています。

口コミ・評判

〈例2:脳卒中センターのある病院へ転職〉

現在、脳神経外科に勤務しており、脳卒中の患者さんへの発症初期の的確な対応が予後を左右するのを痛感しています。したがって、脳卒中への初期対応を専門的に学び、1人でも多くの患者さんを救いたい想いが強くなりました。

貴院を志望したのは、脳卒中センターがあって、複数の診療科が協同して脳卒中への集中ケアをおこなっていることから、専門性の高いケアを提供可能な看護師になれると考えたからです。

脳神経は奥が深くて勉強不足だと感じますが、1日でも早くスタッフの一員として活躍できるように、院内外の研修にも参加して理解を深めていきたいと思っています。

3-4. 過去の経験がきっかけの場合

志望先に興味を持つきっかけとなった経験を書く場合、具体的なエピソードを交えると説得力のある文章ができます。

口コミ・評判

〈例1:がん看護の経験から緩和ケア病棟を目指す〉

総合病院の内科で2年勤務しており、がん患者さんの看取りを経験しました。

その際に、その人らしく生活したい願いを病棟では十分に叶えられないことがあって、悔しい想いをするのも少なくありませんでした。

貴院を志望したのは、自宅退院支援や精神面のケアにも力を入れているのと、「その人らしさ」を大切にしている緩和ケア部門ならば、患者さんとご家族がその人らしく過ごすサポートができると考えたからです。

看護師としての経験も浅くて人間として未熟な面もありますが、患者さんとご家族に寄り添う看護を提供したい想いは誰にも負けません。

1日でも早くスタッフの一員として活躍できるよう、日々努力を重ねていきます。

口コミ・評判

〈例2:一般科から精神科を目指す〉

総合病院の内科病棟に2年勤務していましたが、認知症や精神疾患を合併した患者さんとの関わりに難しさを感じる場面がありました。

また患者さんも、想いや病状をうまく伝えられず、もどかしい想いや生きづらさを感じていました。

そこで、看護師として患者さんの想いをくみ取るためには精神科看護のスキルが不可欠だと考え、専門病院である貴院を志望いたしました。

まだ看護師としては未熟ですが、いずれは精神・身体両方を診られる看護師を目指しており、内科を併設している貴院ならば私の理想に近づけると考えています。

3-5. 通勤しやすいを軸にした場合

通勤しやすい点を志望動機にする場合、通勤時間を強調しないようにしましょう。

採用する側が「うちよりも通いやすい病院に行ってしまうのでは」と考えるからです。

通勤だけでなく、病院の特色や方針などにも魅力を感じている点も書くとよいでしょう。

口コミ・評判

〈例1:地元に戻って実家の近くの病院に転職〉

看護学校卒業後、附属病院に1年間勤務していましたが一身上の都合で実家に戻ることになりました。

貴院は、実家から近くてお世話になったことがあります。したがって、私や地域の住民にとって身近な病院であるとともに医療を支える存在です。

そこでお世話になったことがある貴院で、地域の医療に貢献したいと思い志望いたしました。

経験が浅く未熟ですが、小さな子どもからお年寄りまで、地域の住民の健康を支えられて幅広い分野で活躍できる看護師になりたいと考えています。

3-6. 理想とする看護が軸の場合

理想とする看護を書く場合、なぜ理想の看護が実現できると考えたのかを具体的に書きましょう。

口コミ・評判

〈例1:個別性を重視した看護を提供したい〉)

看護学生時代から、患者さんの個別性を重視した看護を提供出来るようになりたいと思っておりました。

ただ現在の職場の急性期病棟では、病状の変化が激しいことや業務量の多さから、患者さんと向き合って個を尊重する看護をできずにいます。

そんな折に、貴院のインターンシップに参加して病棟カンファレンスや業務の様子から、スタッフ1人1人が患者さんに合わせたケアの方法や、強みを生かした看護を実践していると強く感じました。

したがって貴院ならば、自身の理想とする看護が実践できると感じています。

まだまだ経験が浅くスキルも未熟ですが、日々の業務や自己学習で積極的に学び、一日でも早くスタッフの皆さんのような看護を実践できるようになりたいと思っています。

3-7. 病院の研修制度に魅力を感じた場合

看護体制や病院の研修制度を書く場合、研修制度を利用してどう活躍したいかまで書くようにしましょう。

口コミ・評判

〈例1:パートナーシップナーシング(PNS)を導入している〉

先輩スタッフとペアになることで多くの学びを吸収でき、業務の効率化やインシデントの減少の効果もあるPNS制度に魅力を感じ、貴院を志望いたしました。

経験が浅く、ペアのスタッフから学んでフォローしてもらったりするのも多いと思います。

しかし将来的には、ペアとなった後輩スタッフに多くの学びを与えられ、PNSの特徴である相互補完の効果を発揮できる看護師になりたいと考えています。

口コミ・評判

〈例2:資格取得支援制度がある〉

貴院の資格取得支援制度を魅力に感じたため、志望いたしました。

現在は内科病棟に勤務し、高齢者の皮膚トラブルへのケアをする機会が多くあります。

また委員会でも褥瘡対策をしており、委員会活動や研修を通してより専門的なスキルを身につけたいと思うようになりました。

いずれは皮膚・排泄ケア認定看護師として、病院で頼りにされる存在になりたいと考えています。

専門・認定看護師が活躍しており、ロールモデルが身近にいる貴院で日々自己研鑽しながら働いていきたいです。

4.経験が浅い看護師におすすめの転職エージェント【3選】

おすすめの転職エージェント

志望動機を書くコツやお手本がわかったところで、あとは実際に志望動機を書いて転職活動を開始するだけです。

転職活動は、転職エージェントを利用するのをおすすめします。

なぜなら、志望動機のフィードバックをしたり転職先の情報を知っていたりと、転職が成功するノウハウを熟知しているからです。

おすすめは、以下の3つの転職エージェントです。

1つずつ詳しく紹介していきます。

4-1. 看護roo!(看護ルー)

看護roo

看護roo!』は、利用者の満足度が96%の転職エージェントです。

有効求人の数も4万件を超えており、経験が浅くとも転職できる求人を探すには十分な求人数でしょう。

実際、キャリアセオリーでおこなったアンケートでも、求人の質や量、サポート力がトップクラスでした。

また掲示板のサービスもあって、転職の悩み相談もできるため、転職がうまくいく情報をエージェント以外からも知ることができます。

多くの口コミも投稿されているので、ぜひ参考にしてみてください。

口コミ・評判

〈教育システムがキチンとしている所を紹介〉

キャリアが浅い状態で転職を考えていたので、採用してもらえるか心配でした。

もし、採用してもらえても臨床経験が2年未満だったのでちゃんと教えてもらえるかも心配で不安だらけでした。

担当さんに正直に自分の思いを相談したら、キャリアが浅くても大丈夫と励ましてもらい、教育システムがきちんとしているところを重点的に探してもらえました。

採用後、ちゃんと色んなことを教えてもらえたし、おかげさまで自信がつきました。無理せず自分らしく仕事ができて満足しています。

口コミ・評判

〈看護師のキャリアが1年でも紹介〉

看護師のキャリアが1年だったので、新人をフォローしてくれたり、研修が充実している病院など条件のいい案件を紹介してもらいました。

履歴書や職務経歴書の添削は特になかったです。連絡はメールや電話で迅速にいただきました。

4-2. レバウェル看護(旧・看護のお仕事)

レバウェル看護

レバウェル看護』は、公開求人数が1番多い転職エージェントです。

公開求人数が14万以上で、主要な看護師の転職サイト16サービスのなかで1番多く抱えています。

実際、キャリアセオリーでおこなったアンケートでも、求人の質と量が1位であり、サポート力もトップクラスです。

また、お役立ち情報には、経験が浅い看護師さん向けの記事も掲載しています。

看護roo!に続いて、レバウェル看護も利用して転職できた口コミがあったため、登録すべき転職エージェントでしょう。

口コミ・評判

〈入職2ヶ月後の転職でも親切な対応をしてくれました〉

はじめて勤めた大学病院を2ヶ月で辞めてしまい、今後採用されることなんてないとあきらめていたのですが、こんな私にも担当者の方が親身になって病院以外の勤務先を紹介してくださいました。

仕事を探す以外にも優しいお声がけがあり、精神的にもサポートしてもらえました。レバウェル看護には大変感謝しております。

口コミ・評判

〈私に合った職場への転職ができた!現在とても幸せです!〉

私は、大学(看護学専攻)卒業後にそのままその大学の付属病院に就職しました。就職先は急性期で術後のほうが多く、忙しい科でした。

ある時期から「あなたはここには向いてない」「もっとのんびりしたところがいいんじゃない」などと師長から言われ、私だけ受け持ちも付けてもらえなくなりました。

それからは、3か月に1回設定されている師長との面談でも年度末に辞める方向で話が進められ、結局、1年で大学病院を退職してしまいました。

電話の応対などがとても感じの良かった看護のお仕事で履歴書の書き方などアドバイスをもらいながら就活をしました。

1か月ほどで再就職が決まり、有料老人ホームに行くことになりました。疾患をメインで見る病院と違い、ホームでは個人を見るので、入居者と深く関われて楽しいです。

それから5年ほど経ちますが、自分に合った職場に転職できてよかったと思います。

4-3. マイナビ看護師

マイナビ看護師

マイナビ看護師』は、マイナビ転職で有名なマイナビ株式会社が運営しています。

看護roo!やレバウェル看護に比べて、病院以外の施設の求人が多いのが特徴です。

マイナビ転職の転職支援サービスの実績もあるため、転職のノウハウは豊富だといえます。

実際に、転職を希望する看護師には「看護師転職サポートブック」が配布され、役に立つと好評です。

また、口コミにも「経験が浅くても転職できた」との声があります。

したがって、病院以外での転職を希望している方におすすめの転職エージェントです。

口コミ・評判

〈就職して短期間で退職して不安でしたが、転職できました〉

就職して短期間で退職し、不安を伴いながらの転職活動でしたが、担当の方のサポートがあり無事次の職場を見つけることができました。

迅速・丁寧な対応をしていただき本当に感謝しています。ありがとうございました。

専門・認定看護師が活躍しており、ロールモデルが身近にいる貴院で日々自己研鑽しながら働いていきたいです。

口コミ・評判

〈前の職場で入職してすぐ退職し、色々と不安ななか転職できました〉

前の職場で入職してすぐ退職し、色々と不安ななか大変丁寧に対応して頂きました。

細かいことにもアドバイスがもらえて、とても安心しました。ありがとうございました。

5.まとめ

スキル・経験より熱意を伝えよう

この記事では、経験が浅い看護師の志望動機の書き方とその例文を解説しました。

看護師の経験が浅い状態で志望動機を書き始めると、経験の浅さにネックを感じる人も多いでしょう。

しかし、志望動機を書くうえで大切なのは、スキル・経験のアピールではなく「他ではなく転職先で働きたい熱意」を伝えることです。

志望先への想いが込められた志望動機が書ければ、採用の担当者に魅力的な人材なのかが伝わります。

志望動機の書き方に悩んだら、この記事を参考にすれば問題ありません。

あなたの転職活動が成功するのを祈っています。

 

新たな可能性を切り開き異業種転職も――ハイクラス人材がリクルートダイレクトスカウトに登録すべき理由

『リクルートダイレクトスカウト』はヘッドハンターや企業から直接スカウトを受けられるサービスで、年収800~2000万円の“ハイクラス転職”に強いことが特徴です。2021年8月に前身の『CAREER CARVER』からサービス名称を変更しました。

今回は、サービスを統括するプロデューサーの藤原暢夫さんに、ハイクラス人材こそサービスを活用するべき理由について、お話を伺いました。

藤原暢夫さん
『リクルートダイレクトスカウト』プロデューサー2011年リクルートに入社。HRメディア新規開拓営業、HRメディア商品企画、人材紹介領域の事業企画・プロダクト担当を経て、20年より『リクルートエージェント』『リクナビ就職エージェント』『リクナビ』HR Tech』などのプロダクト責任者。2021年4月より現職。仕事で実現したいことは、テクノロジーの利便性と人肌感を融合させたサービスを創ること”

リクルートダイレクトスカウト:
https://directscout.recruit.co.jp/

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パナソニックの人事に聞いた!中途採用のウラガワ 大手の安定感を求めた転職は入社後の活躍に黄信号?

2023年10月に「パナソニック ホールディングス」に名称を変え、カンパニー制から持株会社制に移行するパナソニック。

大きな変革期を迎えているパナソニックは、新体制において以下の通りに8つの事業会社とグループ会社に再編されます。

パナソニックホールディングス株式会社の事業再編

パナソニックと言えば家電メーカーのイメージが強いかもしれませんが、上記の通り多岐にわたるビジネスモデルを展開しています。

とりわけ、現在はエナジー事業領域であるEV(電気自動車)用新型電池の開発に投資を集中。米国のEVメーカー・テスラ向けに開発した大容量の新型リチウムイオン車載電池「4680の生産を目指し、体制を強化しています。

米国のEVメーカー・テスラ向けに開発した大容量の新型リチウムイオン車載電池「4680」

パナソニックは、2019年から21年にかけて3カ年計画で経営体質の強化を目標にさまざまな施策を講じてきました。

製品単品のみの訴求ではなく、サービスそのものを価値として提案する「コト訴求」に舵を切っています。

海外メーカーの台頭など、競争が激化する中で勝ち残るために変化を選んだパナソニック。

市場で成長を続けるうえで、「人材の確保が何よりも重要」と、採用部キャリア採用課長 の安達暁(あだち・ あきら)氏は言います

一方で、「大手の安定感だけを求めた転職では入社後の活躍に懸念が残る」と警鐘を鳴らします。

2000年代に入り、キャリア採用を積極的に進めてきたパナソニックが採用活動において抱える課題感や、中途採用で求める人材とはどんなものなのでしょうか。

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1970年生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒。1993年リクルート人材センター(現リクルート)に入社。3万人超の転職希望者と接点を持ち、2000人超の転職に携わる。入社1年目にして営業成績1位、全社MVPを受賞以来、受賞歴は30回超。
2017年3月に株式会社morich設立。エグゼクティブ層の採用支援を中心に、転職・中途採用支援ではカバーしきれない企業の課題解決に向けたソリューションを幅広く提案、外部パートナー企業とのアライアンス推進など、活動領域も広げている。

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(聞き手:北川聖恵、フリーランスライター。毎日新聞記者、海外の出版社での編集を経てフリーに。
『日経クロストレンド』『日経クロスウーマン』を始めとした多様な媒体でビジネス、教育など幅広い分野でのインタビュー記事を手掛ける)

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組み込みエンジニアの需要や将来性は?

などと不安を感じていませんか。

組み込みエンジニアは若手人材の需要が高く、将来性のある仕事です。転職するには、求められるスキルや経験を十分身につける必要があります

本記事では、キャリアアドバイザーとして多くのIT人材へ転職支援を行ってきた私が、組み込みエンジニアの転職市場の現状転職に必要なスキルについてご紹介します。

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45歳の転職はむしろ現実的!キャリアの節目で転職を成功させる秘訣

45歳の転職はむしろ現実的!キャリアの節目で転職を成功させる秘訣

45歳は転職するべきではない?」「35歳限界説は事実?」「ブランクのある女性の再就職は厳しい?」などの不安を持っている人は多いです。

ですが、45歳にこそ転職活動をすることをおすすめします。

キャリアを積んできた人にとっても、子育てなどでブランクがある人にとっても、45歳はキャリアの節目となり、収入アップを狙って転職している人も多くいます。

また、人材紹介市場にも景気回復の兆しが見え、特に中年層への転職紹介が活性化していることも追い風になります。

45歳の転職は、20代や30代の転職に比べると慎重に検討すべきなので、悩んでしまうのは仕方ありません。ですが、モヤモヤしながら46歳、47歳、、50歳になれば、いざ「転職しよう!」と思い立ったときにはもう希望条件に合う転職先は見つからないかもしれません。

この記事では、客観的なデータなどを基にした現実をお見せしながら、45歳のあなたが転職(再就職)に失敗しないためのノウハウを解説していきます。

希望どおりの転職を実現したい人は、是非、参考にしてください。

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通関士の転職完全ガイド |未経験でも転職できる?プロが教えるコツとは

「通関士から転職したい」
「未経験でも通関士に転職できるの?」

と考えていませんか。

通関士は、輸出入に関する管理や審査のプロフェッショナルです。

貿易にかかわる唯一の国家資格であり、輸出入が盛んな日本では重宝される仕事でもあるため、転職先には困りません。

未経験の人でも通関士の資格を持っていれば転職できます。

しかし通関士の資格は合格率10%前後の難関試験となるため、十分な準備が必要になるでしょう。

この記事では、転職のプロとして多くの通関士転職をサポートしてきた私が、通関士の転職理由や通関士の経験を活かせる転職先を紹介します。

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リクルートエージェントは転職に使うべき?口コミ評判とサービス・使い方を徹底解説

リクルートエージェントについて気になりつつも、

  • 本当に登録すべきだろうか?」
  • 「評判はどうなのかな…」

と、気になっていませんか。

私は転職コンサルタントとして長く働いていますが、既存のネット上にある情報は「素人」が片手間に書いていて誤りが多いと感じています。

また、評判もアンケートをしている層に偏りがある印象を受けるので、うのみにしてしまっては危険です。

そこでこのページでは、リクルートエージェント利用経験のある、幅広い「年齢」「業種」「年収帯」の方500名へのアンケート結果を踏まえ、「リクルートエージェントの評判」を徹底解説します。

さらに、登録から内定を得るまでの全フェーズにおける、「リクルートエージェント活用のポイント」も余すことなくご紹介していきます。

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マイナビAGENTは利用すべき?500人の評判とその真偽を検証した結果

マイナビエージェント 評判

『マイナビAGENT』に本当に登録すべきなのか、信用できる評判を見てから決めたいですよね。

私は転職エージェントとして長く働いておりますが、既存にネット上にある情報は「素人」が片手間に書いていて誤りが多い上に、評判もアンケートをしている層に偏りがある印象を受けるので、うのみにしてしまっては危険と感じております。

そこで、このページでは『マイナビAGENT』について、幅広い「年齢」「性別」「年収」「業界」の人たち計500人以上からアンケート調査し、信用できる評判・口コミを集めました。
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パイロットへの転職完全ガイド | プロが教える絶対に後悔しないための全ポイント

パイロットへの転職完全ガイド。プロが教える絶対に後悔しないための全ポイント

パイロットに転職したい
未経験でも転職できるの?

と考えていませんか。

養成コースのある大学に入ったり、関連企業を選んだりすると、転職をきっかけにパイロットになることができます

近年、パイロットの平均年齢が上がっており、2030年にはパイロット労働人口が激減するといわれています。

そのためパイロットへの転職は引く手あまたです。

しかしパイロットへの転職を成功させるには、多くの乗客乗員の命を背負いながら長時間のフライトを安全に運行するという、体力・メンタル両方の強さが必要となります。

そこでこの記事では、転職のプロとして多くのパイロット転職をサポートしてきた私が、パイロットの転職理由や職種ごとの有利な転職先を紹介します。

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20代におすすめの転職サイトランキング|500人の評判を元にプロが解説

20代転職サイト アイキャッチ

「20代におすすめの転職サイトはどこ?」
「転職は初めてで不安」
と思っていませんか。

20代で転職をする場合は、大手の転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントは、求人紹介や選考対策、会社とのやりとりまで手厚いサポートをしてくれるからです。

また、大手企業ほど質の高い求人を数多く保有しているので安心して利用することができます。

この記事では、転職のプロとして20代の転職を数多くサポートしてきた私が、500人へ行った調査をもとに、20代におすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。

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【完全保存版】ITコンサルタントの転職ガイド | プロが教える絶対に後悔しないための全ポイント

【完全保存版】ITコンサルタントの転職ガイド | プロが教える絶対に後悔しないための全ポイント

「ITコンサルタントに転職したい」
「未経験でも転職できるの?」

と考えていませんか。

ITコンサルタントはITエンジニアの最終目標ともいわれており、IT化が進む現代ではコンサル業界でもニーズが高い仕事です。

SEから転職する職業として圧倒的に多い職種とも言えるでしょう。

未経験からでもITコンサルタントへ転職できる可能性はありますが、SEから転職する人との知識や経験の差を埋める努力は必要です。

そこでこの記事では、キャリアアドバイザーとして多くのITコンサルタント転職をサポートしてきた私が、ITコンサルタントへの転職理由や職種ごとの有利な転職先を紹介します。

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警察官の年収はどれくらい?収入アップの方法も徹底解説

「警察官の平均年収ってどのくらい?」
「他の仕事と比べてどうなんだろう」

とお考えでしょうか。

結論から言うと、警察官の平均年収は約691万円です。

警察官の年収は高めですが、危険を伴う仕事が多く、緊急の呼び出しや夜間勤務などもあるため「ハードな仕事の割に年収が低い」と感じる方も多いでしょう。

この記事では、厚生労働省などの公的調査をベースに、警察官の平均年収や収入アップの方法ついて解説します。警察官の年収は周りと比べて高いのか低いのか、気になるところを見ていきましょう。

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第二新卒の面接で聞かれる質問とは?好印象につなげるコツを徹底解説

第二新卒の面接対策でよく聞かれる質問や回答例を紹介

第二新卒の方が転職に向けて準備をする際

  • 「面接で何について質問されるのかわからない」
  • 「面接官に好印象を与えられる自信がない」

と不安になっていませんか。

第二新卒の面接を通過するためにも、どのような回答が好印象につながるのかを把握しておくことが大切です。

本記事では、第二新卒の面接でよく聞かれる質問と回答例を徹底解説していきます。

記事を読み終えるころには、面接で聞かれる質問や回答を理解し、安心して面接に臨めるようになります。第二新卒での転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

20代におすすめの転職エージェントBEST 3

編集部が実施した転職経験者500名へのアンケート調査に基づくサポート力や求人の数・質への満足度が高い20代向け転職エージェント・転職サイトベスト3は、下記の3つ。

キャリア・転職に悩んでいたり、今の仕事・職場から離れようかなと考えていたりするすべての20代・第二新卒者におすすめの相談先です。

左右にスクロールできます。

おすすめ転職サイト 口コミ満足度 公開求人数 おすすめポイント

リクルートエージェント ロゴ1位:リクルートエージェント

4.3点

約34.8万件

(+非公開求人約27.4万件)

  • 編集部が全世代・業種におすすめする転職エージェント
  • 合計約59万件の圧倒的求人数!
  • 各業界専門のアドバイザーが提供する抜群のサポート

マイナビジョブ20s ロゴ2位:マイナビジョブ20s

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約4,100件

(すべて20代対象の求人)

  • 大手マイナビ運営の20代・第二新卒専門転職エージェント
  • 全求人が20代対象で気兼ねなく応募可
  • 20代・若手ならでは悩みもしっかり聞いてくれる

doda ロゴ3位:dodaエージェント

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約18.4万件

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第二新卒の面接は新卒・中途採用とココが違う

第二新卒・新卒・中途の面接の違い

まずは、第二新卒の面接と新卒・中途採用の面接の違いを紹介します。

それでは順番に確認していきましょう。

第二新卒の面接は「経験」「ポテンシャル」が重視される

第二新卒の面接では、前職で経験したことや、ポテンシャルが重要視される傾向にあります。「前職で培ったスキルや経験を、転職先でどのように活かせるか」という内容を軸に、面接対策を進めるとよいでしょう。

また、新卒採用と同様に「新しい職場で、どのように貢献したいか」という熱量ややる気をアピールするのもポイントです。前職の経験やスキルを振り返り、転職後に取り組みたいことを面接で伝えられるようにしましょう。

新卒の面接は「学生時代の経験」「やる気」が重視される

新卒採用では、学生時代の経験や、仕事に対するやる気などが重要視されます。

「将来的に自社で活躍してくれそうかどうか」がチェックされるため、「就職後どのように貢献するか」という熱意を含めて回答すると効果的です。

中途採用の面接は「即戦力になるか」が重視される

中途採用の面接では「自社の即戦力になるか」がチェックされます。ポテンシャルや将来性などは、比較的評価されにくいようです。

前職での経験やスキルが重視されるため、担当した職種プロジェクトの内容資格の取得などをアピールしましょう。「どのような結果を残してきたか」や「今後どのように貢献したいか」などを含めて回答することで、説得力を高められます。

注意点として学生時代の経験は、第二新卒や中途などの採用では重視されにくいため、アピールの不足がないように準備を進めましょう。

第二新卒の面接でチェックされる4つのポイント

第二新卒の面接で確認される内容

第二新卒の面接で好印象につながるポイントとして、以下の4つをチェックされる傾向があります。

それぞれ順に解説していきます。

服装は整っているか

第二新卒の面接では、身だしなみをチェックされていることを覚えておきましょう。

実績やスキルによって差異が生まれにくいため、社会人として適切な振る舞いができるかが注目される傾向があります。スーツに限らず、私服での参加を許可している企業もあるため、面接予定日までに確認しておきましょう。

なお、オフィスカジュアルに該当する服装としては、以下のアイテムを参考にしてみてください。
←左右にスクロールできます→

トップス
  • シャツ
  • ブラウス
  • ジャケット
  • カーディガン
ボトムス
  • ひざ丈〜ひざ下のスカート
  • センターライン入りのパンツ
シューズ
  • 革靴
  • パンプス
  • ローファー

特にパーカーやジーンズ、スニーカーなどは面接にふさわしくないため、避けるのが無難です。清潔感フィット感を大切にし、誰に対しても不快感を与えない身だしなみを心がけましょう。

熱意や向上心があるか

第二新卒の面接では、熱意や向上心の有無もチェックされやすいです。

面接官は、あなたを「前の会社を短期間で辞めた人」として見ているため「仕事に対するモチベーションが低いのではないか?」と思っている可能性があります。働く気があることや、転職先で活躍したい旨を面接官に伝えましょう。

「仕事を通して成長する見込みがある」「自社で将来的に活躍してくれそう」と判断してもらえるようなアピールが大切です。

早期退職をしてしまわないか

第二新卒の面接では「早期離職のリスクがあるか」についてもチェックされています。企業側としては、将来性を期待できる人材を長期的に確保したいと考えているからです。

新人社員の教育や研修は、勤務時間を割いて実施するため、企業側に負担がかかる傾向があります。

もし早期離職してしまうと、新たに求人募集をかける必要があり、採用コスト教育コストがかかってしまいます。長期的に働ける根拠や、働き続けていきたい想いを面接で伝えましょう。

ビジネスマナーが身についているか

第二新卒の面接では、社会人としての基礎が身についているかもチェックされます。

ポテンシャル採用の傾向に加えて、社会人経験を積んだ人や就職活動を経験している人を求められるため、新卒面接とは異なることを覚えておきましょう。

なお、最低限押さえておきたいようなポイントは下記のとおりです。

面接でチェックされるビジネスマナー

  • あいさつができるか
  • 相づちを適度に打てるか
  • 相手の目を見て話せるか
  • 敬語を正しく使えているか
  • 入退室のマナーは問題ないか
  • 姿勢よく椅子に座っていられるか

これらをマスターして、面接時の好印象につなげましょう。

第二新卒の面接でよく聞かれる質問と回答例

第二新卒面接の質問と回答例

次に、第二新卒の面接でよく聞かれる質問と回答例を紹介していきます。

ここから一つずつ見ていきましょう。

自己紹介・自己PRをお願いします

第二新卒に限らず、採用面接では、簡単な自己紹介や自己PRを求められることがほとんどです。確実に答えられるように準備をしていきましょう。

自己紹介や自己PRは、以下の流れを意識して話して簡潔にまとめることをおすすめします。

自己紹介・自己PRをまとめる要素

  • 名前
  • 学歴(卒業した大学名・学部名など)
  • 職歴(前職の会社名・配属部署・事業内容など)
  • 自己PR(※求められた場合)
  • 締めの言葉

なお、下記では営業部から同業種の営業部へ転職する場合の例文を紹介します。

【回答例】※ カッコ内は自己PRを求められた場合にのみ述べる

    • ○○○○と申します。○○大学○○学部を卒業後、新卒で□□株式会社に入社いたしました。

□□はウォーターサーバーを製造・販売している会社です。私は営業部に配属され、2年半法人営業を担当しておりました。

(私の強みは、地道な努力を継続できることだと思っております。入社初年度はなかなか成果をあげられず、売上成績も同期のなかで最下位レベルでした。

しかし、毎朝の顧客リストアップ、月に3冊の読書、先輩社員との営業ロールプレイングなどを繰り返し続けることで、2年目には前年比400%の売上を達成できました。)

この経験を活かし、御社でも法人営業として貢献できるよう精いっぱい努めてまいります。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。

上記のように、自己紹介や自己PRは、1〜2分程度でシンプルにまとめて回答できるようにしましょう。

なぜ前職を退職したのですか?

第二新卒の面接では、なぜ新卒で入社した会社を退職したのかを答えられるようにしておきましょう。面接官は、第二新卒者に対して「早期離職してしまうのではないか」という不安を抱いているからです。

「真っ当な理由があって前職を辞めており、転職先では長く働き続けたい」という姿勢を面接官に伝えましょう。

下記では、企業選びを見なおすために転職する旨を回答した例文を紹介しています。

【回答例】

    • 新卒時は「とにかく大手企業に入りたい」という思いで就活をおこない、ネームバリューや知名度だけで就職先を選びました。

営業部署に配属され、個人向け営業を担当しておりましたが、どうしても自社商品に愛着を持つことができませんでした。営業の仕事自体にやりがいは感じていましたが「お客様を騙しているような感覚」が拭えず、この度退職を決意いたしました。

今回の就職活動では、企業の知名度ではなく「何を扱っている会社なのか」「どのような商品やサービスを提供している会社なのか」を重視して企業選びをおこなっております。

自分が本当によいと思える商品、愛着を持てる商品を、より多くのお客様に届けていきたい所存です。

御社の○○は、私自身も実際に利用したことがあり、非常に感銘を受けた商品でもあります。こうした商品であれば自分自身が愛着を抱き、営業としてもお客様に対して心から薦めることができるものと考えました。

○○をさらに世の中に広め、同時に御社の売上にも貢献できたらと思っております。

なお、早期離職した理由として「残業が多すぎた」「人間関係が悪かった」と伝えるのはおすすめしません。面接官にネガティブな印象をもたれてしまうからです。

下記のようなポジティブな退職理由を伝えるように意識しましょう。

面接官からポジティブなイメージをもたれやすい転職動機の例

  • 他にやりたいことが見つかった
  • 公正な評価制度がある会社で働きたい
  • 仕事で重視したいポイントが見つかった
  • 業務の幅を広げ、自分のスキルを高めたい
  • 自分の能力を最大限に活かせる環境で働きたい

また、退職理由は志望動機にもつながる内容ですので、入念に準備しておきましょう。

前職で学んだことを教えてください

第二新卒の面接では、前職で学んだことについて質問をされるケースも多いです。以下のような流れを意識して、面接官に伝える内容を考えましょう。

前職で学んだことの回答に含める内容

  • 前職の業務内容
  • 業務をとおして学んだこと
  • エピソード(どうやって学んだのか)
  • 締めの言葉(学んだことを御社でも活かしていきたい)

下記では、法人営業を担当していた方の回答例を紹介しています。人によって前職の業務内容はさまざまですので、一つの回答パターンとして参考にしてみてください。

【回答例】

    • 前職では2年間法人営業を担当しました。そのなかで学んだことは、「相手目線で考えることの大切さ」です。

入社当初は、一方的に商品のメリットばかりをアプローチしていましたが、なかなか成果は上がりませんでした。

そこで、クライアント目線でコミュニケーションをおこなうように意識してみたところ、徐々に契約を取れるようになっていき、2年目には同期トップの営業成績を達成しました。

「クライアントはどのような状況に置かれているのか」「クライアントが本当に求めていることは何か」を考えることが、信頼関係構築への第一歩だと感じております。御社でも「まず相手目線で考えること」を徹底しながら、お客様との信頼関係を築いていきたいと思います。

第二新卒の面接では、前職で学んだことに加えて、転職先で成長する姿勢や意気込みをアピールするようにして、面接官に伝えてみましょう。

前職で苦手・つらいと感じた仕事は何ですか?

第二新卒の面接では、前職で経験した苦手業務や、つらかったエピソードについて質問されるケースもあるでしょう。企業側としては、応募者の課題解決能力や、業務内容とのミスマッチを避けるために確認したいという意図があるからです。

回答する際は、「解決するためにどのような行動をとったのか」「業務を遂行できたのか」をあわせて伝える必要があります。苦手な業務やつらかった業務のみを回答してしまわないように注意しましょう。

「任された業務は、誠意を持って対応していく」という姿勢とあわせて、アピールするのもポイントの一つです。

下記では、チームの先頭に立つリーダーシップに自信がない方を想定した回答例を紹介しています。

【回答例】

    • 私はリーダーシップを発揮することに苦手意識があります。チームの先頭に立ち、強く意見を発信することへのプレッシャーや緊張感を強く感じてしまうからです。

また、前職のプロジェクトを進めていくなかでも、サポートの立場としてリーダーを支える場面が多くありました。

私は、チームをまとめ上げる強いリーダーシップではなく、チームメンバー一人ひとりを支援しながら可能性を引き出すサーバント型リーダーシップを高めることに努めました。

自分にあったリーダーシップを発揮する方法を考え直して磨くことで、単なるサポート役から脱却できました。私の適性と経験を活かして、御社に貢献したいと考えています。

上記のように実体験を加えることで、より説得力のある回答につながり、好印象を与えられます。

新卒の就職活動では希望の企業に入社できましたか?

第二新卒の面接では、新卒時に希望していた企業に入社できたかを質問されることもあります。

採用担当者が応募者の価値観や、仕事の向き合い方などをチェックしています。あくまでも、希望どおりの企業に入社していたか否かではないことを押さえておきましょう。

希望どおりの企業に入社していた方は社会人経験を通じて本当にやりたいことが明確になり、御社で実現したい」といった旨を伝えてみてください。「新卒入社前と後で価値観がどう変わったのか」を話すことで、面接官も応募者の人物像を理解できるようになります。

一方、希望どおりの企業に入社できなかった方は「真剣に仕事に取り組み、さまざまな知識やスキルを身につけた」という旨を伝えるとよいでしょう。業務に取り組む姿勢や誠実さを評価してもらえるため、好印象につながります。

下記において、営業職から設計・研究職への転職を想定した回答例を紹介しています。

【回答例】

    • 新卒では希望していた企業に入社できませんでしたが、日々の業務をこなしていくなかで、営業スキルやビジネスマナーを身につけられました。

しかし、新卒当初の「救命ロボットを作る」という夢を捨てきれなかったため、御社で電子工学を扱う仕事に携わりたいと思い、転職を決意いたしました。

採用された際には、前職で培った営業スキルを活かして、既存製品の売上アップにも努め、幅広く貢献したいと考えております。

もともと志望していた業界や企業へ再挑戦する姿勢を示すことで、面接官にも熱意や意欲が伝わるでしょう。

仕事をするうえで大切にしていることはありますか?

第二新卒の面接では、仕事をするうえで大切にしていることを質問される場合も考えられます。業務において、あなたが心がけていることを端的に伝えましょう。

企業側は、応募者の人間性や価値観、性格などを理解するという意図があります。回答する際は、大切にしている理由やエピソードを一緒に伝えられるとよいでしょう。

下記では、チームワークを大切にして業務を遂行している旨を想定した回答例を紹介しています。

【回答例】

    • 私が仕事をするうえで大切にしていることは、チームワークです。学生時代は「社会人は自分の力だけで結果を出していくものだ」と思い込んでいました。

しかし、実際に社会人になってみて、一人で完結する仕事は存在しないことを知りました。同僚や上司、場合によっては社外の人と協力し、チーム一丸となって仕事を進めていくことが大切だと感じております。

積極的にコミュニケーションを取り、良好な人間関係を築くように心がけています。御社でも、協調性やチームワークを意識しながら、チーム全体で大きな成果を上げていきたいです。

上記では、仕事をするうえで大切にしていることから、アピールにつなげる内容になっています。大切にしていることを言い換えて、得意をアピールするのも一つの手段といえます。

前職と違って◯◯の仕事もありますが問題ないですか?

第二新卒の面接では、新卒時に希望していた企業に入社できたかを質問されることもあります。

質問の意図としては「転職先への適性を見極めたい」「やる気や成長意欲を確かめたい」という内容が考えられます。転職に自信がない態度を見せると、面接官にマイナスなイメージを抱かせてしまうため注意しましょう。

また「なんでもやります!」という回答も避けたほうがよいでしょう。「就職できればどこでもいい」「転職先にこだわりがない」という印象を与えてしまうからです。
本気で入社を考えている場合は、前向きな回答をするのが大切です。「どのようなスキルが必要か」「事前にどのような勉強をする必要があるのか」などの質問をすると、さらに好印象を与えられるでしょう。

下記の回答例を参考にして、面接の準備を進めましょう。

【回答例】

    • 未経験の職種ではありますが、チャレンジしたいと考えています。

可能な限り早く御社の戦力になりたいですので、事前に身につけておくべきスキルや役に立つ書籍、セミナーなどがありましたら、ご教示いただけると幸いです。

上記のように、学ぶ姿勢や将来性をアピールしつつ、意欲的に働きたいという意思を伝えましょう。
面接で転職理由を回答する方法については、以下の記事も参考にしてみてください。

転職して◯年後は事はどうなっていたいですか?

第二新卒の面接では、5年後や10年後に達成していたいキャリアプランについて質問されることもあります。質問の意図としては「長く働き続ける意思があるのか」が挙げられます。

将来的に任されそうな仕事を想定し、目標を設定した理由も一緒に面接官に伝えるのが効果的です。長期的に働いていく姿勢をアピールしましょう。

なお下記では、5年後の将来設計に関する質問に対して、営業部のリーダーに努めることを想定した回答例を紹介しています。

【回答例】

    • 5年後には、営業部のチーフとして営業部を引っ張っていけるリーダーになり、活躍していたいと考えています。

入社後まずは、実戦での経験を積みながら営業のノウハウを身に付けて、すぐに独り立ちできるように努力します。そのあとは、新人の育成やチームの運営などを任されるようになっていると考えます。

管理業務だけではなく、現場にも出て高い営業成績をあげつつ、チームの管理業務にも力を入れたいと考えています。

第二新卒の面接で好印象を与える逆質問3選

第二新卒の面接で好印象を与える質問

第二新卒に限らず、採用面接では「何か聞いておきたいことはありますか?」と入社意欲の高さをチェックされることもあります。

ここからは、採用担当者に好印象を与える逆質問3つを確認していきましょう。

御社で活躍している方の特徴を教えてください

第二新卒の面接で好印象を与えるなら、希望する転職先で活躍している社員の特徴について触れるとよいでしょう。

なぜなら「御社に貢献できる人材になりたい」「前線で活躍していきたい」という前向きな姿勢をアピールできるからです。面接官としても、あなたの入社意欲や向上心を再認識しやすくなるでしょう。

加えて、あなたの性格と会社の方向性がマッチしているかも確かめられます。「面接官が答える人物像と、今のあなたに親和性があるか」「将来なりたい人材像・キャリアにつながるか」を確認しましょう。

◯◯さんの一日の仕事の流れを教えてください

配属先部門の社員が面接官だった場合は「○○さんの一日の仕事の流れを教えてください」と質問してみましょう。

人事部門や役員クラスの社員に質問することで、転職先のマネジメントがどのくらい行き届いているかを確認できるからです。社員の名前を指定できない場合は「現場で働く方」や「営業部で働いている方」と言い換えて質問するとよいでしょう。

入社後のイメージを確認する逆質問は「御社で働きたい」という熱意が伝わり、面接官に好印象を与えられます。また、事前に一日の仕事の流れを把握しておくことで、就職後のミスマッチを防止するのにもつながるでしょう。

今後どのような事業に力を入れていく予定ですか?

第二新卒の面接では、希望する転職先が、今後どのような事業に力を入れていくのかを質問しましょう。経営戦略や事業戦略に触れることで「業界に関して興味関心を持っている」という印象を与えられるからです。

特に、役員クラスが出席する最終面接で質問をすると効果的です。入社後に役員クラスの方と直接話す機会も少ないため、会社の戦略を聞いておきましょう。入社意欲のアピールにもつながります。「○○の理由で、○○事業に注力していく予定」「○年以内に○○への進出を目指す」と具体的な回答の場合は、経営戦略が明確な企業といえます。

ただし、漠然とした回答をしてくる企業もあるため注意が必要です。

例えば「お客様に貢献し、事業の幅を広げていきたいと思っている」「いずれは海外進出も考えている」などが挙げられます。事業戦略が曖昧であり、将来性が高いとは言い切れないでしょう。

第二新卒の面接に通らないケースとは?

第二新卒で面接に通過できないケース

ここからは、第二新卒の面接にとおらないケースを紹介します。

順番に詳しく解説していきます。

嘘の実績・スキルをアピールする

第二新卒に限らず、採用面接では実績やスキルなどを偽って、面接官に伝えないようにしましょう。嘘の経歴や資格、スキルなどを伝えた場合、今後の転職活動に悪影響が生まれるからです。

加えて履歴書を詐称していた場合は、仮に企業から内定をもらえたとしても、採用を取り消されてしまうでしょう。条件がマッチした転職先を見つけた際は「何としても選考を通過したい」という考えが強くなってしまうのも当然です。

しかし、担当者や企業に嘘の情報を伝えるのは、詐欺行為と同じ行為として処理されます。転職失敗リスクが高まるため、面接官に偽った情報を伝えるのは避けましょう。

自信が無さそうな雰囲気をしている

第二新卒を含む面接の場面では、自信が無さげな印象を面接官に与えないように心がけましょう。

たとえば、落ち着きがなかったり、目線を外して回答したりといった行動が挙げられます。面接官としても「仕事をする時も落ち着きがないのではないか」「本当に採用して問題ないのか」と不安に感じてしまうでしょう。

自信をつけて面接に臨むためには、以下の内容を参考にして、予行練習をおこなうと効果的です。

面接時に注意すべきポイント

  • 回答する際は落ち着いた態度でゆっくりと話す
  • 面接でよく聞かれる質問の回答を用意しておく
  • 背筋を伸ばして胸を張った姿勢・手をひざの上に置いて着席する

上記の練習方法を実践する際は、友人や家族とにチェックしてもらいながらおこなうと効果的です。無意識にしてしまう癖や仕草を客観的に確認することで、一人で練習するよりも効率よく面接の準備を進められます。

調べれば分かる情報について逆質問している

第二新卒を含む面接の逆質問では、調べれば分かる情報について質問しないように注意しましょう。以下のような質問は避けることをおすすめします。

面接で避けたい逆質問

  • 御社の企業理念を教えてください
  • 御社の売上高はどのくらいでしょうか?
  • どのような商品・サービスを取り扱っていますか?

上記のような情報は、企業の公式ホームページで公開されている場合がほとんどです。面接官としても「企業研究が足りていない」「入社意欲が低いのではないか」という印象を抱いてしまうでしょう。

面接の逆質問では、目の前の面接官にしか聞けない一歩踏み込んだ質問ができるように質問内容を考えておきましょう。

第二新卒の面接|オンラインでの注意事項

第二新卒のオンライン面接の注意事項

近年では、新型コロナウイルスの影響もあり、オンライン面接を実施する企業も増えつつあります。オンライン面接に挑む際は、以下のことに注意しましょう。

通信環境を確認しておく

オンライン面接の準備では、通信環境を確認しておくことが大切です。接続が途切れていないかを確認しましょう。

特に電話回線を利用するのではなく、光回線Wi-Fi接続などの利用をおすすめします。なぜなら通信トラブルが起こる傾向があるからです。

万が一、通信速度に懸念があり対処できない場合は、ゆっくりと話すことを意識してみましょう。面接官側のパソコン上で発言が途切れてしまうことを軽減できます。

スーツは上下着用しておく

オンライン面接の場面でも、スーツは上下着用しておきましょう。なぜなら、予期せぬ事態で下半身が移り込む可能性があるからです。

パソコンやWebカメラを落としてしまったり、カメラを切り忘れてしまったりと、映るべきでないものが映り込んでしまうリスクが考えられます。面接官に見える範囲は上半身だけですが、上下ともに見られても支障のない服装を着用しておきましょう。

中途半端な服装は、いい加減な対応をしていると判断され、面接での評価も下がってしまいます。オンライン面接は、対面での面接と同じように、上下ともに身だしなみを整えて挑みましょう。

背景をシンプルにしておく

オンライン面接をおこなう部屋の背景は、なるべく装飾を取り除いてシンプルにしておきましょう。なぜなら背景が整っていない場合、面接官にだらしない印象を与えてしまう懸念があるからです。

仮に背景が映らないようにカメラの角度を調節できたとしても、表情が暗く映ってしまう可能性があります。バーチャル背景やぼかし機能を使用した場合は、フェイスラインやシルエットが不明瞭になってしまうでしょう。

オンライン面接をおこなう際は、なるべくシンプルな背景を用意したり、背後に物が映り込まない場所を確保したりしておきましょう。

5分前には準備を済ませておく

オンライン面接の準備は、5分前までに済ませておくのが大切です。マイクはオフになっていないか、入力音量は適切かなどをチェックしましょう。

またオンライン面接では、お互いに声が聴きとりやすいようにイヤホンを使用するのが理想です。

さらに、カメラと自身の顔が水平に向かい合うようにしておく必要もあります。デスクを使ってオンライン面接を実施する際は、正面から顔に光が当たるようにしておきましょう。

スマートフォンはマナーモードにしておく

オンライン面接をおこなう前に、スマートフォンはマナーモードや電源オフにしておきましょう。

仮にマナーモードに設定する場合は、なるべくパソコンから離れた場所に置くことが望ましいです。パソコンと同じデスクや周辺に置いておくことでバイブレーター音が入り込んでしまう可能性があるからです。

面接中にスマートフォンの音が入り込んでしまう不安がある方は、電源をオフにするのが無難といえるでしょう。

同居している人に面接の予定を伝えておく

面接をオンラインで実施する際は、同居している人に予定を伝えておきましょう。なぜなら、面接をしている部屋で人の出入りが発生した場合、面接を中断することになるからです。

ペースが乱れてしまったり、予定終了時刻をオーバーしてしまったりなどの事態が想定されます。面接官にもマイナスな印象を与えてしまうでしょう。

同居している人がいる方は、事前に面接予定を伝えておき、部屋への出入りを遠慮してもらうようお願いしておきましょう。

第二新卒の転職|周りと差をつける方法4つ

第二新卒の転職で差をつける方法

第二新卒の選考を有利に進めるためにも、周りと差をつけた転職活動をおこなう方法4つを紹介します。

転職の目的や条件を明確にしておく

第二新卒の方は、転職する目的や条件を明確にしておきましょう。なぜなら、転職したい理由と向き合い、解消できる転職先を探す必要があるからです。

「なぜ転職しようと考えたのか」「転職して将来的にどうなりたいのか」などを分析してみましょう。転職を決意した要因を振り返り、あなたの性格や適正にマッチした転職先の条件を絞り込むことで、転職成功を実現しやすくなります。

スケジュールに余裕を持たせて転職活動する

転職のためにどのくらいの時間が必要なのかを確認しておきましょう。現在の勤務先を退職して、転職先に入社するまでに時間を要するからです。

また、転職のために資格取得や講座の受講を検討している方なら、試験日や受講日が決まっていることにも注意しましょう。選考までには完了できるように逆算して、計画的に準備を進めるのをおすすめします。

転職する業界・企業について入念に研究する

転職する企業や業界について、入念に調べておくのも転職成功のための手段です。企業のホームページを確認し、どの内容に魅力を感じたのかを志望動機や面接に盛り込みましょう。

選考では入職したい熱意ややる気を伝える必要があるため、具体性が乏しいアピールだと、採用担当者には刺さりにくいといえます。転職先に関する情報を入念に調べ、採用担当者へのアピールや、唯一無二の志望動機の作成につなげましょう。

サポートの質が高い転職エージェントを活用する

第二新卒の方が転職する際は、転職エージェントの利用をおすすめします。なぜなら個人でおこなう転職活動よりも、円滑に進められるからです。

転職エージェントごとに非公開求人を所有していたり、各業界のリアルな情報を知れたりするメリットがあります。

転職のための準備をサポートしてもらえるメリットもあり、履歴書添削面接対策アフターフォローまで担当してもらえます。転職希望の企業に対して、日程調整や交渉代行をしてくれるのもうれしいポイントです。

なお、転職エージェントを利用するか悩んでいる方は、無料相談の利用から始めてみるとよいでしょう。

第二新卒の面接対策に強い転職エージェントについては、下記の記事もご覧ください。

第二新卒の面接対策におすすめの転職エージェント3選

第二新卒におすすめの転職エージェント

続いて、第二新卒の面接対策におすすめな転職エージェントを3つ紹介します。

ここから順番に確認していきましょう。

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェント』は、求人数No.1の総合転職エージェントです。

公開求人は約37万件、登録者のみ閲覧できる非公開求人を合わせると、約62万件以上の求人を扱っています(2023年10月20日時点)。

業界最大の転職支援実績があり(厚労省「人材サービス総合サイト」より2019年実績)、サポートも充実しているので、転職を検討しているなら必ず登録すべき1社です。

転職成功率を上げるには、『dodaエージェント』や、サポートへの評判が高い『パソナキャリア』や『マイナビAGENT』を併用するとよいでしょう。

リクルートエージェントの詳しい情報については、下記の記事もご覧ください。

マイナビジョブ20’s

マイナビジョブ20s

マイナビジョブ20’s』は、第二新卒に該当する20代の方に向けた求人を数多く保有してる転職エージェントです。

公開している求人の多くが、未経験者の育成を積極的におこなっている企業であり、第二新卒や既卒の方への支援に特化しています。

また、キャリアアドバイザーによるセミナーなどのイベントを開催しているのも特徴の一つです。新宿名古屋大阪神戸の4ヶ所で開催しており、1対1の面談形式でカウンセリングを受けられます。

「 自分のスキルや経験に自信がない」「効率よく就活を進めたい」という方は、ぜひ活用してみてください。

マイナビジョブ20’sの詳しい情報については、下記の記事もご覧ください。

dodaエージェント

dodaagent

dodaエージェント』は、パーソルキャリア(旧:インテリジェンス)が運営する国内最大級、顧客満足度No.1(2022~2024年 オリコン顧客満足度®調査 転職エージェント20代 第1位)を誇る転職エージェントです。

提案力・求人数ともにトップレベルで、かつ「悪い口コミ」も見当たらず、担当者のあたり外れが少ないエージェントだと言われています。

首都圏の20代30代にはもちろん強く、他にも地方での転職や、高齢での転職など、他の転職エージェントで断られるような場合でも、dodaであれば案件が見つかるとの口コミが見受けられたので、すべての人におすすめできる転職エージェントと言えます。

dodaエージェントの詳しい情報については、下記の記事もご覧ください。

第二新卒の面接についてよくある質問

第二新卒の面接に関する質問

最後に、第二新卒の面接についてよくある質問に回答していきます。

面接会場には何分前に到着するべきですか?

集合時間の5〜10分前に到着するようにしましょう。早過ぎる到着は、企業側で待機場所を確保しなければならなくなるため注意する必要があります。

仮に、やむを得ず遅れてしまう場合は、必ず電話で連絡を入れるのも大切です。到着予想時刻も伝えておきましょう。

面接後にお礼メールは必要ですか?

面接後のお礼メールは必須ではありませんが、送っておくことをおすすめします「丁寧な印象を与えられる」「やる気や熱意を伝えられる」というメリットがあるからです。

お礼メールを送ることは面接の合否に大きな影響はありませんが、少なからず採用担当者に好印象を与えられるため、送っておくのが無難といえるでしょう。貴重な時間を頂いたことへの感謝の気持ちをメールで伝えてみてください。

圧迫面接を受けたらどうしたらいいですか?

圧迫面接に出くわした場合は、面接官の受け答えを軽く受け流すのをおすすめします。

「短期間で仕事を辞めるなんてありえない!」「どうせやる気がないんでしょ?」といった発言には注意しましょう。

圧迫面接を受けた企業については、ブラック企業の可能性が高いといえます。面接後は気持ちを切り替えて、別の企業の面接へ視野を向けて転職活動を再開しましょう。

さいごに

第二新卒の面接準備を始めよう

本記事では、第二新卒の面接でよく聞かれる質問や回答例、逆質問のポイントなどを解説しました。

第二新卒の面接は、新卒採用と中途採用の中間的な要素を含んでいることが特徴です。前職での経験やスキルを踏まえて、転職先に対する入社の熱意をアピールすることを意識しましょう。

ぜひ本記事を参考にしながら、面接でどのように回答するべきなのかについて、まとめてみてください。

万が一、一人で面接の準備を進めるのが不安な場合は、転職エージェントを活用してみましょう。

皆さんの転職活動が成功することを心から願っております。

公認会計士の年収はどれくらい?年収アップを叶えるコツとは

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自分の職場は相場より低いのかな
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厚生労働省の調査によると、公認会計士の平均年収は945万円です厚生労働省:令和2年度賃金構造基本統計調査,2021.。他の職種に比べて高い傾向にありますが、年代や経験年数によって異なります。

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保健師とは?勤務先別の仕事内容や魅力についてわかりやすく解説

保健師

コロナウイルスの影響により、「保健師」という職業をニュースで目にすることが増えました。

特に日本自治体労働組合総連合が発表した調査によると、コロナウイルス第5波の影響により、6割以上で保健師が時間外労働をしていたことが発表され、多くのメディアで取り上げられました日本自治体労働組合総連合:「過労死ライン」を超える働き方の実態調査の結果公表について 自治労連が記者会見,2023年10月10日付.)。

また、過労死ラインとされる月100時間を大幅に超え、298時間の時間外労働をした保健師もいたといいます。

このようなニュースにより保健師の人材不足問題が浮き彫りとなりました。

このような状況の中で、保健師について深く理解している方は少ないのではないでしょうか?

今回は、私たちの健康を支える職業である「保健師」について詳しくご紹介します。

また、看護師から保健師へキャリアチェンジをご検討されている方へ向けて、保健師のやりがいや職場環境についてもご紹介します。

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暮らしと自然が調和したまち 室蘭市は製造業や医療職の就職先が充実

室蘭市のチキウ岬

コロナ禍でリモートワークが進む中で地方移住を検討する人も多いのではないでしょうか。東京圏からの移住者に対しては国が支援をしていますが、自治体も各自の支援策を展開しています。

そこで東京圏以外からの移住者も活用できる地方自治体の魅力的な取り組みをご紹介、地方移住を検討しているが地域を決め切れていない人や、今はまだ地方移住に具体的な興味を抱いていない人にも参考になる情報をお届けします。今回は、『室蘭市(北海道)』です。

(聞き手:北川聖恵、フリーランスライター。毎日新聞記者、海外の出版社での編集を経てフリーに。『日経クロストレンド』『日経クロスウーマン』を始めとした多様な媒体でビジネス、教育など幅広い分野でのインタビュー記事を手掛ける)

今回ご紹介する室蘭市(北海道)の移住支援事業の詳しいお話やまちの魅力について、室蘭市企画課主任の川口陽海氏に伺いました。

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