「警察官の平均年収ってどのくらい?」
「他の仕事と比べてどうなんだろう」
とお考えでしょうか。
結論から言うと、警察官の平均年収は約691万円です。
警察官の年収は高めですが、危険を伴う仕事が多く、緊急の呼び出しや夜間勤務などもあるため「ハードな仕事の割に年収が低い」と感じる方も多いでしょう。
この記事では、厚生労働省などの公的調査をベースに、警察官の平均年収や収入アップの方法ついて解説します。警察官の年収は周りと比べて高いのか低いのか、気になるところを見ていきましょう。
- 【全国平均691万円】警察官の年収相場を徹底分析
- 警察官の年収が高いとも低いとも言われる理由
- 警察官が年収をアップさせる方法
- 警察官が年収1,000万円を実現するには
- 警察官から高年収の仕事へ転職したいときのポイント3選
- 年収アップを目指すなら転職エージェントを使うべき
- 警察官の年収に関するQ&A
すべて読めば、警察官のお金にまつわる疑問がすべて解決できます。
それでは、警察官の平均年収や収入を上げる方法について詳しく見ていきましょう。
目次
1. 【全国平均691万円】警察官の年収相場を徹底分析
2021年の警察官の平均年収は約691万円です。一般企業に勤める正社員の平均年収は約496万円、国家公務員の平均年収は約624万円のため、他の職業に比べると警察官は年収が高めとなります(出典:総務省:令和3年地方公務員給与実態調査結果等の概要、2021.総務省:令和3年国家公務員給与等実態調査の結果,2021.国税庁:令和2年分民間給与実態統計調査,2020.)。
しかし、警察官の年収は学歴や年功、階級によって変わるため、一概に高年収とは言えません。
そこで本章では、警察官の年収相場をいくつかの区分に分けて、細かく分析していきます。
1-1. 【経験年数別】警察官年収相場
警察官は年功により、長く働き続けるほど給与が上がります。
以下は、警察官の平均年収を勤続年数別に表したグラフです。
〔出典〕総務省:令和2年地方公務員給与実態調査結果,2020.
グラフを見ると、勤続年数5年の時点で年収約450万円以上、20年を超える頃には700万円以上の年収が見込めます。
特に勤続年数20年あたりまでの上昇率が高く、5年ごとに70万円前後年収が上昇していることが分かります。
もちろん、警察官の年収は個人によって差がありますが、若いうちからベテランまで、高い年収を見込める職業と考えて良いでしょう。
1-2. 【学歴別】警察官年収相場
警察官は、学歴によって年収が変わります。
以下の表は、令和2年4月1日地方公務員給与実態調査結果より簡易計算のもと、学歴別に見た警察官の平均年収を表しています。
大学卒 | 短大卒 | 高校卒 | 中学卒 | |
平均年収 | 648万円 | 642万円 | 659万円 | 639万円 |
〔出典〕総務省:令和2年地方公務員給与実態調査結果,2020.
数値だけ見ると、警察官の平均年収は高卒が最も高く、次いで大卒、最も低いのは中卒であることが分かります。
しかし、勤続1年未満の大卒の平均月給は約21.5万円、高卒の平均月給は約18.3万円で、大卒のほうが基本給料が高めです(出典:総務省:令和2年地方公務員給与実態調査結果,2020.)。
高卒は大卒よりも4年早く就職できることからキャリアを積みやすく、長い目で見ると平均年収が高くなる傾向にあるからです。
また、中卒と高卒の平均年収の差は約20万円程度であるため、総合的に見ると学歴による警察官の年収差には大きな違いはないと言えます。
1-3. 【階級別】警察官年収ランキング
警察官には階級があり、ランクが上がるにつれて年収が上がります。
巡査からはじまり、最も階級の高い署長クラスになると平均年収も大きく上昇します。
以下は、東京都に勤める警察官の平均年収を、階級別にランキング形式で見た表です。年収は年功によっても大きく差が出るため、最低額と最高額を算出しています。
階級 | 最低年収 | 最高年収 |
署長 | 958万円 | 987万円 |
副署長 | 632万円 | 902万円 |
警視 | 588万円 | 876万円 |
警部 | 527万円 | 848万円 |
警部補 | 490万円 | 828万円 |
巡査部長 | 452万円 | 781万円 |
巡査長 | 440万円 | 736万円 |
巡査 | 393万円 | 669万円 |
表を見ると、最も階級の低い巡査クラスでも勤続年数次第では700万円近くの年収を見込めることが分かります。
警部クラスでは800万円以上、署長クラスになると年収が大きく上がり、1,000万円近くの年収が目指せそうです。
階級は昇任試験を合格することで上げることができます。大卒の場合は採用後2年、高卒の場合は採用後4年で最初の昇任試験に挑戦できます。
階級別の観点から見ても、警察官の年収は高い水準を誇っていると考えて良いでしょう。
2. 警察官の年収が高いとも低いとも言われる理由
本章では、警察官の年収について、「低い」または「高い」と言われている理由を解説していきます。
警察官は他の職業よりも高収入を得られることを紹介しましたが、仕事内容がハードなことから、「収入に見合わない」と考える警察官は多く見られます。
一方で、公務員のなかでも年収が高いため、魅力的な職業とも言われているようです。
警察官の年収は「高い」のか「低い」のか、それぞれの観点から見ていきましょう。
2-1. 警察官の年収が低いと言われる理由
平均以上の年収を得ているにもかかわらず、警察官に不満を抱く人が多いのには以下の理由が挙げられます。
理由1. 危険な仕事が多い
警察官は、交通指導取締りや災害救助、犯人の逮捕など、怪我や命の危険を伴う仕事が多い職業です。
例えば、極寒や猛暑の中で交通整理をしたり、災害時は不眠で人命救助にあたらなけらばないこともあります。
殺人現場では遺体と向き合うこともあるためショッキングな出来事も多く、精神的にも負荷がかかる職業とも言えます。
また、警察学校の頃から特別な訓練や高い身体能力が求められ、巡査の時点で転職を考える警察官も多いようです。
年収が高いというメリットはありますが、その分危険な仕事を日々こなす必要があるため、「仕事内容と給与が見合わない」と考える警察官は多いのです。
理由2. 勤務時間が不規則
警察官は、他の職業のように「朝8時から夕方17時まで勤務」といった決まった勤務時間が定められていません。
警察官の勤務時間は、3日間のうち38時間勤務となっており、ローテーションで組まれます。そのため、連続で24時間勤務することもあります。
部署によっては、2週間ほど署に泊まり込みになることもあり、休日や非番のときでも、突然の呼び出しで出勤しなければならないこともあるのです。
このように、警察官は不規則な勤務時間のなかで活動しなければならず、「体力や精神への負担が大きい割には年収が低い」と考える警察官が多いのでしょう。
2-2. 警察官の年収が高いと言われる理由
年収が「低い」といわれる一方で、警察官の年収が「高い」ともいわれる理由を見ていきましょう。
理由1. 一般企業や他の公務員より給料が高い
1章でも述べたように、警察官の平均年収は他の職業の平均年収よりも上回っています。
警察官は基本給料以外にも各種手当が豊富で、一般公務員に支払われる地域手当や供養手当のほかにも交通整理手当や警ら手当、捜査等業務手当、爆発物等処理手当といった特殊勤務手当が支給されます。
退職金については、勤続10年以上の平均定年退職金が1,000万円以上、25年以上になると2,000万円以上の金額が支払われるため、退職後のフォローアップも充実しているのです。
勤続11年以上 | 勤続25年以上 | 自己都合などの退職 | |
平均退職金 | 約1,122万円 | 約2,228万円 | 約296万円 |
〔出典〕総務省:令和2地方公務員給与実態調査結果,2020.
警察官の年収は各種手当や退職金による相乗効果もあることから、他の職業よりも高い年収が見込める職業です。
ただし、警察官を目指すには厳しい警察学校を卒業する必要があり就職難易度は高めです。また、就任後もハードな仕事をこなす必要があることから、高い年収は厳しい環境による裏返しと考えて良いでしょう。
理由2. 公務員のため安定している
警察官は、雇用形態が「公務員」であるため、一般企業に勤める会社員よりも比較的安定した職業です。
年間20日の有給休暇をはじめ、各警察署に完備された単身寮や、家族4人までの住宅制度、結婚や出産時には給付金が支給されるなど、公務員ならではの福利厚生が充実しています。
また、警察官は他の公務員と同じく年功によって給与が上がるため、年齢を重ねるごとに安定して年収アップが見込めるのも大きな魅力です。
民間企業のように、業績の悪化による減給やリストラ、倒産の危険性がないことも、安定した特徴と言えるでしょう。
公務員という安定した立ち位置から見ると、警察官は他の職業よりも魅力的だと考える方が多いのです。
3. 警察官が年収をアップさせる方法
警察官が年収をアップさせるには、以下の3つの方法が挙げられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
方法① 勤続年数を伸ばして号給を上げる
警察官は他の公務員と同じく、勤続年数に応じて毎年給料が増える職業です。
警察官には「号給」があり、1年勤務するごとに号給が4つ上がります。号給は階級ごとに定められており、各階級による号給で基本給が決まります。
以下は、東京都の公安職給料表をもとに、号給・階級ごとの基本給料額を記した表です。
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階級 | 巡査 | 巡査長 | 巡査部長 | 警部補 | 警部 |
9号 | 17万8,300円 | 21万1,200円 | 21万6,500円 | 24万0,100円 | 26万4,100円 |
10号 | 18万0,000円 | 21万3,000円 | 21万8,300円 | 24万2,000円 | 26万6,200円 |
11号 | 18万1,700円 | 21万4,800円 | 22万0,100円 | 24万3,900円 | 26万8,300円 |
12号 | 18万3,400円 | 21万6,600円 | 22万1,900円 | 24万5,800円 | 27万0,400円 |
13号 | 18万5,200円 | 21万8,300円 | 22万3,700円 | 24万7,800円 | 27万2,500円 |
号給は年功によって上昇しますが、各階級によって上限が定められています。号給の上限は階級が上がるほど増えていきますので、さらに昇給したい場合は階級を上げる必要があるのです。
ただし、場合によっては階級が上にもかかわらず、階級が下の警察官よりも給与が低いことがあり得ます。これは勤続年数による号給で「若い警部補よりもベテランの巡査部長のほうが給与が高い」という逆転現象が起こるのです。
つまり警察官は、勤続年数を伸ばすだけでも十分な年収アップが見込める職業だと言えます。
方法② 昇任試験に合格して階級を上げる
警察官には9つの階級があり、下から順に巡査、巡査部長、警部補、警部、警視、警視正、警視長、警視監、警視総監の階級があります。
また、正式な階級ではないものの、巡査と巡査部長の間には巡査長という役職もあります。
先述の章でも述べた通り、警察官は階級によって年収が大きく変わる職業です。階級は昇任試験に合格することで上げることができます。
試験の内容は、憲法や刑法に関する筆記試験と、逮捕術などの実務に関する術科試験です。階級によって内容は細かく変わり、試験の難易度は高いことで有名です。
昇任試験に合格するにはそれなりの努力が必要ですが、年収に大きく関わるため挑戦する価値はあります。また、階級が上がれば号給の上限も上がるため、年収アップを目指すのであれば昇任試験を受けて損はないでしょう。
方法③ キャリア組として警察官になる
年収を上げる3つ目の方法は、キャリア組として警察庁に就職するという選択肢です。
「キャリア組」とは、国家公務員として警察庁に勤務する警察官のことで、地方警察官は「ノンキャリア組」と呼ばれています。
キャリア組として就職するには、国家公務員の1種試験に合格し、さらに面接などを経て警察庁に採用される必要があります。
警視庁の採用予定人数は毎年10名前後で、人気官庁なので希望者は多く、就職難易度は非常に高いことで有名です。
キャリア組として警察庁に採用されると、初任から「警部補」の階級が与えられるため、地方警察官よりも高い年収が見込めます。
また、「準キャリア組」と呼ばれる出世コースもあり、国家公務員一般職試験に合格し、警察庁に採用されることで準キャリアになれます。
準キャリア組は「巡査部長」からのスタートとなるため、こちらも高めの年収が期待できるでしょう。
「キャリア組」や「準キャリア組」は地方警察官よりも就職倍率が高い難関職業ですが、より高年収を目指すのであれば、視野に入れてみてはいかがでしょうか。
4. 警察官が年収1,000万円を実現するには
警察官は平均年収の高い職業のため、「1,000万円を目指したい」と考える方もいるかもしれません。
結論として、警察官で年収1,000万円をもらう人はいますが、達成するのはかなり難しいでしょう。
ただし、警察官で年収1,000万円は決して不可能ではありません。本章では、年収1,000万円を目指す方法について解説していきます。
4-1. 警察官で年収1,000万円は警視総監レベル
警察官で年収1,000万円に最も近い階級は、「警視総監」です(出典:東京都人事委員会:東京都職員給料表,2022.)。
警視総監は9つの階級のなかで最高ランクの役職であり、警視庁のトップとして事務を統括し、警察職員の監督を担っています。
警視総監は警視庁のトップのため、全国で見ても定員は1名のみです。また、地方警察官からの出世コースでは厳しく、キャリア組でない限り警視総監を目指すのは難しいと言われています。
ただし、階級と号給によっては警視総監でなくても年収1,000万円に近い金額を目指すことは可能です。次項では、警視総監以外で年収1,000万円を目指す方法について紹介します。
4-2. 警視総監以外で年収1,000万円を目指す方法
警察官で年収1,000万円を目指すのは難しいことを解説しましたが、警察官には号給による昇給があるため、階級によっては警視総監でなくとも1,000万円近くの年収を目指すことはできます。
以下の表は、号給101~105号までの各階級の推定年収を表しています。
階級 | 警部 | 警視 | 副署長 |
101号 | 約851万円 | 約900万円 | 約935万円 |
102号 | 約852万円 | 約901万円 | 約935万円 |
103号 | 約853万円 | 約902万円 | 約936万円 |
104号 | 約853万円 | 約903万円 | 約938万円 |
105号 | 約855万円 | 約903万円 | 約938万円 |
号給101を超える時点では、警視以上の階級で900万円を上回る年収が期待できることが分かります。
警視を目指すにはキャリア組として就職するのが一番の近道ですが、地方警察官でも警視まで昇格することは可能です。
号給は1年勤続するごとに4つ上がるため、号給100以上を達成するには最低でも25年の勤続年数が必要になります。
「警視総監を目指すのは難しい」という方は、年収900万円近くが見込める警部、または警視以上の階級を目指してみてはいかがでしょうか。
5. 警察官から高年収の仕事へ転職したいときのポイント3選
令和元年度の地方公務員退職状況等調査によると、警察官の普通退職者は全国で2,960人、そのうち25歳未満の退職者は51%の1,509人です(出典:総務省:令和元年度地方公務員の退職状況等調査,2019)。
平均年収の高い警察官ですが、仕事内容や環境などのミスマッチから異業種への転職を検討する警察官は多く見られます。
本章では、警察官が他の職業へ転職する場合に知っておきたいポイントを紹介していきます。
5-1. 異業種へ転職する際の注意点
ここでは、警察官から異業種へ転職する際に注意すべきポイントを紹介します。警察官を辞める際に後悔しないよう、事前知識として抑えておきましょう。
注意点①:年収が下がる可能性が高い
警察官の平均年収は691万円と高い水準ですが、正社員の平均年収は496万円と、警察官よりもかなり低めです。警察官を辞めて民間企業に勤めるとなると、今まで以上の年収を見込める可能性は低いでしょう(出典:総務省:令和3年地方公務員給与実態調査結果等の概要,2021.国税庁:令和2年分 民間給与実態統計調査,2020.)。
転職先の企業で高収入を目指す場合は、それなりの実績やキャリアを積む必要があります。年功で給与が上がる公務員とは違い、民間企業では仕事に対する成果が評価されてようやく昇給につながるのです。
最近では、副業を容認している民間企業も多く見られます。警察官では禁止されていた副業を始めることで、年収を上積みすることを視野に入れても良いでしょう。
注意点②:ビジネススキルを身に付ける必要がある
民間企業は営利を追求する組織のため、警察官として働いてきた人にとっては雰囲気にギャップを感じる可能性があります。
ビジネスマナーや人間関係、仕事に必要なスキルなど、元警察官にとっては働き方が大きく変わるため、最初は戸惑うようなシーンがあるかもしれません。
警察官時代は優秀だったような人でも、民間企業ではゼロからのスタートとなります。仕事への目的や考え方の違いで馴染めないと感じる場合もあるでしょう。
注意点③:公務員の安定性を失う
公務員である警察官は高い年収だけでなく、雇用の安定性や福利厚生の充実など、さまざまな恩恵を得ています。
民間企業では、経営の悪化による減給やリストラ、倒産など、あらゆる環境にさらされながら勤める必要があります。そのため、公務員への転職を目指すサラリーマンも少なくありません。
警察官は厳しい警察学校や試験を経てようやくなれる職業です。警察官からの転職は、自ら安定した環境から離れるリスクだということは覚えておきましょう。
5-2. 警察官におすすめの転職先
ここでは、警察官での経験を生かせる職業や、転職に有利な職業をいくつか紹介します。
おすすめの職業①:警備員
警備員は、警察官時代の経験を生かせる職業の1つです。
交通整備や施設警備、身辺警備など仕事内容はさまざまですが、安全を守ることや不審者への対応など警察官と似た部分が多く、馴染みやすい職業と言えます。
また、元警察官というキャリアが信頼性を生み、採用に有利に働く可能性も高いでしょう。
年収についてはあまり高くありませんが、「警察官で培ったスキルを活かしたい」という方におすすめの職業です。
おすすめの職業②:営業職
元警察官におすすめの職業として営業職が挙げられます。
営業職は体力やコミュニケーション力が求められる職業で、厳しい訓練や上下関係の中で働く警察官と似ている点があります。
また、営業職には成果報酬型を採用する企業が多く、基本給に加えて営業実績に応じた給与が支払われるため、警察官と同等の年収を得られる可能性は十分あるのです。
体力のある元警察官にとって、インセンティブ制の営業職は実力が給与に反映される魅力的な職業だと言えるでしょう。
おすすめの職業③:トラックドライバー
警察官の転職先として、トラックドライバーも人気の職業です。
トラックドライバーは積み荷の上げ下ろしや長時間運転など、体力が求められる仕事です。警察学校時代から厳しい訓練を受けてきた警察官にとって馴染みやすい職業と言えます。
また、運転中は人間関係に縛られることも少ないため、ストレスを感じにくいのも大きな魅力です。
ただし、年収はあまり期待できないため、高収入を得たい場合は副業を視野に入れるなど、働き方を考える必要があるでしょう。
おすすめの職業④:事務・経理
警察官時代にデスクワークを担当していた人であれば、事務や経理の仕事がおすすめです。
警務課や総務課で事務仕事の経験がある人は、書類の作成やPC操作などのスキルを事務や経理の仕事に活かせます。
特に中小企業では経理職の人材が不足しており、日商簿記などの資格があれば採用も有利に働くため狙い目です。
体力に自信がなく警察官を辞めてしまった人は、事務や経理であればデスクワークのため続けられる可能性が高いのもおすすめポイントと言えます。
5-3. 警察官から異業種への転職を成功させるには?
警察官からの転職を検討している人は、以下のポイントを把握しておきましょう。
(1). 就きたい職業を明確化する
自分に合った転職先を見つけるには、しっかりと自己分析を行うことが大切です。
警察官を辞める理由や将来やりたい仕事、自分の適性などを見定めると、志望する業界をある程度絞ることができます。
業界を絞れば、必要な資格やスキル、面接対策なども明確化できるため、転職活動の負担を大幅に減らせます。
転職先も同じ理由で「自分に合っていなかった」といった結果にならないよう、得意な業務や苦手な業務をリストアップし、自己分析を進めていきましょう。
(2). 就職に有利な資格を取得する
転職を成功させるポイントとして、資格の取得が挙げられます。
元警察官というキャリアは選考である程度有利に働く可能性はありますが、多くの企業が求めているのは「即戦力」です。
資格を取得しているだけで特定の業務ができることをアピールできますし、求人の中には特定の資格がないと応募できないものもあります。
外資系の企業であればTOEIC、経理であれば日商簿記など、就きたい業界・業種に合わせて資格の取得を目指すのがおすすめです。
(3). 転職エージェントを利用する
警察官から異業種へ転職する際は、転職エージェントを利用することを強くおすすめします。
転職エージェントは無料で利用でき、プロのアドバイザーが付くことで企業選びから選考、入社までをしっかりサポートしてくれるのが特徴です。
また、自己分析や業界の絞り方、書類作成や面接対策など、転職に必要なサポートが充実しており、業務に追われやすい警察官でも自分に合ったペースで転職活動を進められます。
転職エージェントについては、次の章で詳しく解説します。ぜひ有効活用していきましょう。
6. 年収アップを目指すなら転職エージェントを使うべき
警察官から異業種への転職を考えている人は、転職エージェントを利用することをおすすめします。
本章では、おすすめの転職エージェントや選ぶ際のポイントなどを紹介します。
6-1. 警察官におすすめの転職エージェントベスト3
Career Theory編集部が統計500人の口コミを調査し作成した、転職エージェント満足度ランキングのベスト3を紹介します。
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公開求人数 3.5万件 |
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※ Career Theory編集部による口コミ調査に基づいて作成
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6-2. 警察官が転職エージェント選びで気を付けるポイントは?
警察官が転職エージェントを選ぶ際に、気を付けるべきポイントは以下の3点です。
point 1. 所有求人数が多いかどうか
求人数は、自分に合った企業を見つけるために選択肢の幅を広げる大切な要素です。求人数が多ければ、条件に合った企業へと絞り込みやすくなります。
また、求人数が豊富な転職エージェントであれば、「独占求人」や「非公開求人」の所有数も多くなり、おすすめの企業を紹介される可能性が高まります。
「転職を失敗したくない」「理想の求人を見つけたい」という方は、求人数を多く所有する転職エージェントを選びましょう。
point 2. サポートが充実しているかどうか
公務員である警察官にとって、民間企業への転職は新たな挑戦となります。
ビジネス経験の浅いうちは、求人の探し方や職務経歴書の書き方、面接対策、企業交渉など、転職活動のノウハウについて戸惑うことは多いでしょう。
転職活動をスムーズに進めるためにも、サポート体制の充実した転職エージェントを選ぶのがおすすめです。
担当アドバイザーの対応は丁寧かどうか、セミナーや専用ツールは導入しているかなど、口コミや評判などを指標に、自分に合った転職エージェントを探してみましょう。
point 3. 「総合型」と「特化型」の違いを理解しておく
転職エージェントには大きく分けて、「総合型」と「特化型」の2タイプがあります。
「総合型」は、さまざまな業界・職種の求人を幅広く扱っており、多くの選択肢の中から理想に近い求人を探し出せるのが特徴です。
業界間の比較がしやすく、コンサルタントの質も高い傾向にあるため、異業種への転職や志望業界が決まっていないという警察官にとっては利用しやすいタイプと言えます。
「特化型」は、業界や職種に特化しており、企業との信頼関係が厚いため、より深い情報を提供することができる専門性の高い転職エージェントです。
所有求人のリアルな情報を得られるほか、各企業への対策も充実しているのが大きな魅力です。ある程度志望職種が決まっている人におすすめのタイプとなります。
「自分に合った企業をこれから見つけたい」という人は総合型を、「就きたい職業が決まっている」という人は、資格やスキルに応じて特化型の利用を検討してみましょう。
総合型転職エージェントの例 | 特化型転職エージェントの例 |
リクルートエージェント | 経理エージェント |
doda | 株式会社hape |
マイナビエージェント | レバウェル介護(旧:きらケア) |
6-3. 転職エージェントと求人サイトの違いは?
転職活動で利用できるサービスには、転職エージェントのほかにも「求人サイト」があります。
それぞれの違いは、転職の進め方やサポートの充実度です。転職エージェントは、担当のアドバイザーが付くことで転職活動を進めていきますが、求人サイトではすべて自分一人で行う必要があります。
転職エージェント | 転職サイト | |
気軽さ | △
登録・相談のハードルが高いと感じる人も |
◎
自分で求人を検索するだけなので気楽 |
得られる情報 | ◎
職場の内部情報なども教えてくれる |
△
求人票の情報だけ |
求人の選択肢 | ◯
豊富(非公開求人や独占求人があることも) |
◯
豊富(サイトによっては少ないので注意) |
転職アドバイス | ◎
転職のプロからのアドバイスが得られる |
×
なし |
選考対策 | ◎
履歴書・職務経歴書の書き方や面接の答え方 |
×
なし |
転職成功率 | ◎
選考対策を入念に行うことができるので、採用率アップ |
◯
上手く活用できればスムーズに決まる |
年収アップ率 | ◎
年収交渉をしてくれるので良い待遇で転職しやすい |
△
自分で交渉できれば問題ない |
求人サイトは担当アドバイザーなどのサポートが無いため、転職のノウハウや進め方が分からない場合でも、自分で解決しなければなりません。
転職活動に慣れている人であれば問題ありませんが、一人での転職活動では客観的な意見が得られず、公務員として働いてきた警察官にとってはハードルが高く感じる可能性があります。
そのため、「転職活動をゼロから始めるのには不安がある」という方は、転職エージェントを利用することを強くおすすめします。
(1). 転職エージェントとは
転職エージェントとは、無料で利用・登録できるのが大きな特徴で、案件や求人探し、書類の書き方や面接対策まで、幅広くサポートしてくれる『人材紹介サービス』です。
登録時に担当アドバイザーが付き、あなたの転職理由や希望条件、ご自身に合った働き方などをしっかりとヒアリングした上で、保有する求人からマッチした案件・求人を提案してくれます。
応募したい企業が決まると、選考書類の作成や面接対策もサポートしてくれるため、警察官でも安心して転職活動を進められます。
転職エージェントが無料で利用できるのは、企業からの報酬制によって人材を紹介するシステムだからです。
転職希望者に求人を紹介し、採用が決まった時点で企業から成功報酬として手数料が発生します。転職エージェントはその手数料で利益を得ているため、利用者は無料で利用できるのです。
転職エージェントは、「手数料を払ってでも優秀な人材が欲しい」という企業と、「自分に合った理想の職場に転職したい」という転職者をマッチングさせるサービスとなっています。
(2). 警察官が転職エージェントを利用するメリット
警察官が転職エージェントを利用するメリットは以下の3点です。
メリット1:希望条件に合った求人を提案してくれる
転職エージェントに登録すると、担当スタッフが非公開求人を含む多数の求人の中から、あなたに合った転職先を探し出してくれます。
高年収といった待遇の良い求人の場合、多くの企業では応募が殺到してしまうようなリスクを避けるために非公開としています。転職エージェントを利用すれば、そういった非公開の求人を紹介してくれるメリットもあるのです。
忙しい警察官にとって、代わりに求人を探してくれる転職エージェントは大きな助けとなるでしょう。
メリット2:企業とのやりとりを代行してくれる
転職エージェントは、転職希望者の代わりに企業とのやりとりを代行してくれるため、警察官として働きながらでもスムーズに転職活動ができます。
転職エージェントが代行してくれるやり取り
- 各企業への応募
- 面接の日程調整
- 採用担当者への連絡
警察官はまとまった時間が取りにくく、在職中に転職活動を行うとなると、細かいスケジューリングは困難となります。
複数社に応募している場合、それぞれの応募先と並行して連絡を取り合う必要があり、スケジューリングが不十分だとダブルブッキングなどのトラブルも発生しかねません。
転職活動に関する煩雑なやり取りを代行して行ってくれるのは、大きなメリットと言えます。
メリット3:応募書類や面接対策などのサポートが充実
転職エージェントを利用すると、選考に必要な応募書類の添削や面接対策などを受けられるため、有利に転職活動を進められます。
担当アドバイザーがヒアリングを通してあなたの経歴や人柄を把握し、伝え方のコツも教えてくれるので、誰でも魅力的な応募書類を作成できます。
面接対策では、企業が重視するポイントや採用担当者が好む人物像などをあらかじめ教えてくれることもあるため、他の候補者よりも圧倒的に採用確率を高めることが可能です。
手厚いサポート体制は、転職経験がない警察官でも安心して転職活動を進められるメリットの1つと言えます。
7. 警察官の年収に関するQ&A
最後に、警察官の年収に関するよくある質問について回答していきます。
Q1. 警察官の新卒年収はどれくらいですか?
大卒警察官の就任後1年目の年収は約354万円、高卒の場合は約301万円です。全業界の新卒の平均年収はおおよそ200~250万円となっているため、警察官の新卒年収は他の業界よりも上回っています(出典:総務省:令和2年度地方公務員給与実態調査結果,2021.厚生労働省:令和2年賃金構造基本統計調査の概況,2021.)。
Q2.警察官の年収は男女で差はありますか?
警察官は公務員のため、男女による年収の差はありません。女性警察官でも、通常の警察官と同じように年功や階級で年収アップが見込めます。
また、警視庁は女性警察官の活躍を推進する『女性活躍推進プロジェクト』を設置しており、女性の積極採用や育児休暇の取得率を高めるような施策を実施しています。
令和7年度までには、女性警察官の割合が12%以上になるよう、採用の拡大を図っているようです(出典:警視庁:採用の拡大,2021.)。
Q3. 最も年収が高い地域はどこですか?
警察官の平均月給は、東京都や大阪府といった都心部になるほど高くなる傾向にあります。基本月給が最も高い東京都は約39.5万円、最も低い青森県は約31.3万円と、約8万円の差があり、年収に換算すると約100万円近くの幅があります(出典:総務省:令和2年度地方公務員給与実態調査結果,2021.)。
これは、都心部は地方よりも事故や事件が多く、各種勤務手当が多く支給されるためです。
以下は、警察官の平均基本月給を各都道府県別にランキング形式で表しています。
都道府県 | 平均基本月給 |
東 京 | 395,752 |
大 阪 | 381,412 |
愛 知 | 378,766 |
神 奈 川 | 377,494 |
京 都 | 372,122 |
兵 庫 | 371,461 |
埼 玉 | 370,670 |
滋 賀 | 366,020 |
千 葉 | 365,578 |
広 島 | 361,526 |
三 重 | 357,737 |
静 岡 | 357,303 |
茨 城 | 354,356 |
福 岡 | 353,690 |
岐 阜 | 350,651 |
栃 木 | 348,546 |
奈 良 | 348,156 |
宮 城 | 347,680 |
香 川 | 346,393 |
岡 山 | 345,276 |
和 歌 山 | 342,885 |
長 野 | 342,594 |
群 馬 | 341,424 |
長 崎 | 341,014 |
沖 縄 | 338,884 |
大 分 | 338,613 |
愛 媛 | 338,524 |
山 梨 | 338,392 |
島 根 | 336,728 |
徳 島 | 336,396 |
山 形 | 335,781 |
福 島 | 335,698 |
山 口 | 335,137 |
北 海 道 | 333,675 |
富 山 | 332,820 |
新 潟 | 332,547 |
福 井 | 331,709 |
岩 手 | 331,095 |
高 知 | 330,791 |
鳥 取 | 330,391 |
熊 本 | 330,143 |
秋 田 | 329,114 |
石 川 | 328,709 |
佐 賀 | 327,521 |
宮 崎 | 325,547 |
鹿 児 島 | 325,280 |
青 森 | 313,959 |
Q4. 警察官の将来性が心配です。
警察官は、国の治安を維持し、社会的秩序を守る極めて重要な役割を担う職業であるため、決してなくなることはありません。民間の企業のようにリストラや倒産のリスクがなく、勤続年数に応じて確実に給与が上がるため、将来安定した職業であると言えます。
最近では、スマホやPCを使ったサイバーテロが増加しているほか、大麻やドラッグの検挙数も増えており、警察官の需要は高まりつつあります。
人口減少に伴い、採用人数の枠は小さくなることが予測されますが、現職の警察官の安定性は、公務員という立場からほぼ保証されていると言って良いでしょう。
8. 【まとめ】
警察官の年収事情や、年収アップの方法について解説しました。
警察官の平均年収は約691万円で、正社員の平均年収496万円や国家公務員の平均年収624万円に比べるとかなり高めです。
また、勤続1年未満から年収350万円以上を見込めるため、「若いうちから稼ぎたい」という人には最適な職業とも言えます。
ただし、警察官は就職難易度が高く、就任後もハードな仕事内容が多いことから、転職を検討する警察官も多いようです。
転職する際は、専任のアドバイザーが手厚くサポートし、希望条件の求人を代わりに探してくれる転職エージェントを利用することをおすすめします。
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